JP2004023981A - 降圧型dc/dcコンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な回路構成で、トランスのコアを小さくできる降圧型DC/DCコンバータを得る。
【解決手段】入力のグランドラインと出力のグランドラインを共通とし、絶縁型DC/DCコンバータ部3の入力端子を入力、前記絶縁型DC/DCコンバータ部の出力のどちらか一方の端子を出力として構成した降圧型DC/DCコンバータにおいて、前記絶縁型DC/DCコンバータ部3の出力のもう一方の端子と入力を接続し、さらに入力電圧から決められた電圧だけ減算されて出力されるように絶縁型DC/DCコンバータ部3を動作させる降圧型DC/DCコンバータとする。
【選択図】 図1
【解決手段】入力のグランドラインと出力のグランドラインを共通とし、絶縁型DC/DCコンバータ部3の入力端子を入力、前記絶縁型DC/DCコンバータ部の出力のどちらか一方の端子を出力として構成した降圧型DC/DCコンバータにおいて、前記絶縁型DC/DCコンバータ部3の出力のもう一方の端子と入力を接続し、さらに入力電圧から決められた電圧だけ減算されて出力されるように絶縁型DC/DCコンバータ部3を動作させる降圧型DC/DCコンバータとする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出力電圧に対して入力電圧が高い分だけ降圧する絶縁型コンバータを用いた降圧型DC/DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、非絶縁型で、降圧型DC/DCコンバータの説明図である。一般的に降圧型コンバータは様々な構成が考えられるが、図4は、代表的な降圧型チョッパー回路の例である。スイッチング回路5をONにすることにより、一度出力する電力をチョークコイルに磁場の形で貯蔵し、スイッチング回路をOFFにすることにより、必要な電力を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のDC/DCコンバータでは、エネルギの変換に用いるチョークコイルもしくはトランスには出力する電力全てが通過するようになっており、チョークコイルもしくはトランスなどのコアは、全電力に対応した大きなコアを選択する必要があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、簡単な回路構成で、トランスのコアを小さくできる降圧型DC/DCコンバータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入力する電圧が出力する電圧に対して高い分だけコイルもしくはトランスを通過させる構成にすることにより、コイルもしくはトランスのコアの大きさを必要最小限にした降圧型DC/DCコンバータを提供するものであり、入力端子と出力端子を直接接続して入力と出力が同電位となるように構成することにより、入力電圧が出力電圧に必要とされる電圧と等しい場合にはスイッチング制御を行わなくても出力電圧は所望の電圧になるために損失が全くなくなり、さらに入力電圧が出力電圧に必要とされる電圧よりも高くなった場合には高い分だけを出力に電圧が減算されるように絶縁型DC/DCコンバータを介して入力端子と出力端子が接続されることを特徴とする降圧型DC/DCコンバータである。
【0006】
また、本発明は、フォワード型コンバータのトランスの二次側コイルのどちらかの端子に入力端子を整流器を介して接続して出力電圧に必要とされている電圧に対して電圧が高い分だけをフォワード型コンバータの制御によって減算することを特徴とする降圧型DC/DCコンバータである。
【0007】
さらに、本発明は、フライバック型コンバータのトランスの二次側コイルのどちらかの端子に入力端子を直接接続して出力電圧に必要とされている電圧に対して電圧が高い分だけをフライバック型コンバータの制御によって減算することを特徴とする降圧型DC/DCコンバータである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による降圧型DC/DCコンバータについて、以下に説明する。
【0009】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による降圧型DC/DCコンバータの説明図である。図1中の入力端子1と出力端子2は、直接接続されており、入力電圧が出力したい電圧と等しい場合は、絶縁型DC/DCコンバータ部3は全く制御を行わず待機するために、消費電力を最小限に抑えることが可能となる。入力電圧が出力したい電圧よりも高い場合では、絶縁型DC/DCコンバータ部3は入力電圧が出力したい電圧に高い分だけを出力すればよいので、絶縁型DC/DCコンバータ部3が変換する電力は最小限となり、トランスのコアを小さくすることが可能となる。
【0010】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2による降圧型DC/DCコンバータの説明図である。前記実施の形態1による絶縁型DC/DCコンバータ部として、フォワード型コンバータを用いた例である。入力電圧が出力したい電圧と等しい場合は、スイッチング回路5は全く動作せず、スイッチング回路5による損失が生じない構成となっている。
【0011】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3による降圧型DC/DCコンバータの説明図である。前記実施の形態1による絶縁型DC/DCコンバータ部として、フライバック型コンバータを用いた例である。入力電圧が出力したい電圧と等しい場合はスイッチング回路5は全く動作せず、スイッチング回路5による損失が生じない構成となっている。フライバック型コンバータ内には、ダイオード6が存在するために絶縁型DC/DCコンバータ部の出力端子に何も介さずに直接接続することができる。フライバック型コンバータは、電圧の設定が容易であるので、出力電力の小さい応用では、回路構成が簡単で小型化が容易になる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な回路構成で、トランスのコアを小さくできる降圧型DC/DCコンバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【図2】本発明の実施の形態2による降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【図3】本発明の実施の形態3による降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【図4】従来の降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【符号の説明】
1 入力端子
2 出力端子
3 絶縁型DC−DCコンバータ部
4a トランス
4b トランス
5 スイッチング回路
6 ダイオード
7 チョークコイル
8 コンデンサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、出力電圧に対して入力電圧が高い分だけ降圧する絶縁型コンバータを用いた降圧型DC/DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、非絶縁型で、降圧型DC/DCコンバータの説明図である。一般的に降圧型コンバータは様々な構成が考えられるが、図4は、代表的な降圧型チョッパー回路の例である。スイッチング回路5をONにすることにより、一度出力する電力をチョークコイルに磁場の形で貯蔵し、スイッチング回路をOFFにすることにより、必要な電力を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のDC/DCコンバータでは、エネルギの変換に用いるチョークコイルもしくはトランスには出力する電力全てが通過するようになっており、チョークコイルもしくはトランスなどのコアは、全電力に対応した大きなコアを選択する必要があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、簡単な回路構成で、トランスのコアを小さくできる降圧型DC/DCコンバータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入力する電圧が出力する電圧に対して高い分だけコイルもしくはトランスを通過させる構成にすることにより、コイルもしくはトランスのコアの大きさを必要最小限にした降圧型DC/DCコンバータを提供するものであり、入力端子と出力端子を直接接続して入力と出力が同電位となるように構成することにより、入力電圧が出力電圧に必要とされる電圧と等しい場合にはスイッチング制御を行わなくても出力電圧は所望の電圧になるために損失が全くなくなり、さらに入力電圧が出力電圧に必要とされる電圧よりも高くなった場合には高い分だけを出力に電圧が減算されるように絶縁型DC/DCコンバータを介して入力端子と出力端子が接続されることを特徴とする降圧型DC/DCコンバータである。
【0006】
また、本発明は、フォワード型コンバータのトランスの二次側コイルのどちらかの端子に入力端子を整流器を介して接続して出力電圧に必要とされている電圧に対して電圧が高い分だけをフォワード型コンバータの制御によって減算することを特徴とする降圧型DC/DCコンバータである。
【0007】
さらに、本発明は、フライバック型コンバータのトランスの二次側コイルのどちらかの端子に入力端子を直接接続して出力電圧に必要とされている電圧に対して電圧が高い分だけをフライバック型コンバータの制御によって減算することを特徴とする降圧型DC/DCコンバータである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による降圧型DC/DCコンバータについて、以下に説明する。
【0009】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による降圧型DC/DCコンバータの説明図である。図1中の入力端子1と出力端子2は、直接接続されており、入力電圧が出力したい電圧と等しい場合は、絶縁型DC/DCコンバータ部3は全く制御を行わず待機するために、消費電力を最小限に抑えることが可能となる。入力電圧が出力したい電圧よりも高い場合では、絶縁型DC/DCコンバータ部3は入力電圧が出力したい電圧に高い分だけを出力すればよいので、絶縁型DC/DCコンバータ部3が変換する電力は最小限となり、トランスのコアを小さくすることが可能となる。
【0010】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2による降圧型DC/DCコンバータの説明図である。前記実施の形態1による絶縁型DC/DCコンバータ部として、フォワード型コンバータを用いた例である。入力電圧が出力したい電圧と等しい場合は、スイッチング回路5は全く動作せず、スイッチング回路5による損失が生じない構成となっている。
【0011】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3による降圧型DC/DCコンバータの説明図である。前記実施の形態1による絶縁型DC/DCコンバータ部として、フライバック型コンバータを用いた例である。入力電圧が出力したい電圧と等しい場合はスイッチング回路5は全く動作せず、スイッチング回路5による損失が生じない構成となっている。フライバック型コンバータ内には、ダイオード6が存在するために絶縁型DC/DCコンバータ部の出力端子に何も介さずに直接接続することができる。フライバック型コンバータは、電圧の設定が容易であるので、出力電力の小さい応用では、回路構成が簡単で小型化が容易になる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な回路構成で、トランスのコアを小さくできる降圧型DC/DCコンバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【図2】本発明の実施の形態2による降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【図3】本発明の実施の形態3による降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【図4】従来の降圧型DC/DCコンバータの説明図。
【符号の説明】
1 入力端子
2 出力端子
3 絶縁型DC−DCコンバータ部
4a トランス
4b トランス
5 スイッチング回路
6 ダイオード
7 チョークコイル
8 コンデンサ
Claims (3)
- 入力のグランドラインと出力のグランドラインを共通とし、絶縁型DC/DCコンバータ部の入力端子を入力、前記絶縁型DC/DCコンバータの出力のどちらか一方の端子を出力として構成した降圧型DC/DCコンバータにおいて、前記絶縁型DC/DCコンバータ部の出力のもう一方の端子と入力を接続し、前記入力電圧から決められた電圧だけ減算されて出力されるように絶縁型DC/DCコンバータ部を動作させることを特徴とする降圧型DC/DCコンバータ。
- 請求項1に記載の降圧型DC/DCコンバータにおいて、絶縁型DC/DCコンバータ部がフォワード型コンバータであり、前記フォワード型コンバータの入力端子と出力端子を整流器を介して接続したことを特徴とする降圧型DC/DCコンバータ。
- 請求項1に記載の降圧型DC/DCコンバータにおいて、絶縁型DC/DCコンバータ部がフライバック型コンバータであり、前記フライバック型コンバータの入力端子と出力端子を直接接続したことを特徴とする降圧型DC/DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179988A JP2004023981A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 降圧型dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179988A JP2004023981A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 降圧型dc/dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004023981A true JP2004023981A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31177250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002179988A Pending JP2004023981A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 降圧型dc/dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004023981A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1742320A3 (en) * | 2005-07-08 | 2009-11-18 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | DC power source |
JP2015027196A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 新電元工業株式会社 | 双方向dc/dcコンバータ装置 |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002179988A patent/JP2004023981A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1742320A3 (en) * | 2005-07-08 | 2009-11-18 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | DC power source |
JP2015027196A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 新電元工業株式会社 | 双方向dc/dcコンバータ装置 |
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