JP2004023148A - 音出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音出力装置において、所定の場所への取付作業の簡素化及び迅速化を達成する。
【解決手段】第1スピーカ10及び第2スピーカ20を備える音出力装置1において、第1スピーカ10は、第1係止手段12a及び第1端子11aを有し、第2スピーカ20は、第1係止手段12aに係止して第1スピーカ10と第2スピーカ20との一体化を実現させる第2係止手段21aと、第1端子11aに接続して第1スピーカ10と第2スピーカ20との電気的な接続を実現させる第2端子21bと、を有する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自家用車等の車内に装備されるオーディオ装置の出力音の音質を向上させる目的で、低音用のスピーカ(以下、「ウーファ」という)及び高音用のスピーカ(以下、「ツィータ」という)からなる音出力装置が提案され、実用化されている。
【0003】
図7は、ウーファ及びツィータから構成される音出力装置の従来の構造を示したものである。ウーファ100及びツィータ200を自動車のドア300に取り付ける際には、図7に示すように、自動車のドア300にウーファ取付用の孔310及びツィータ取付用の孔320を別々に穿設し、これら孔310、320にウーファ100及びツィータ200を各々配置してネジ400で固定していた。この際、図7に示すように、ウーファ100とツィータ200とを電気的に接続するためにリード線500を用いて配線を行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、音質の向上のためにツィータ200を複数個設ける場合には、ツィータ200の数に合わせて孔320を複数個穿設する必要があり、かかる孔穿設作業に多くの労力と時間を要していた。また、穿設した複数の孔310、320にウーファ100及びツィータ200を各々配置してネジ500で固定する作業に要する労力や時間も、孔の個数に比例して増大していた。さらに、ウーファ100とツィータ200とを電気的に接続するための配線作業も煩雑であった。このため、音出力装置の取付作業にはきわめて多大な労力と時間を要することとなっており、かかる取付作業の簡素化及び迅速化が求められていた。
【0005】
本発明の課題は、音出力装置において、所定の場所への取付作業の簡素化及び迅速化を達成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
第1スピーカと、1又は2以上の第2スピーカと、を備える音出力装置において、
前記第1スピーカは、
第1係止手段と、
第1端子と、を有し、
前記第2スピーカは、
前記第1係止手段に係止して前記第1スピーカと前記第2スピーカとの一体化を実現させる第2係止手段と、
前記第1端子に接続して前記第1スピーカと前記第2スピーカとの電気的な接続を実現させる第2端子と、を有する
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の音出力装置において、
前記第1係止手段は、
係止用溝であり、
前記第2係止手段は、
前記係止用溝に嵌合・係止する係止用突起である
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態に係る音出力装置について詳細に説明する。
【0009】
[第1実施の形態]
本実施の形態に係る音出力装置1は、ウーファ10とツィータ20とを1個ずつ備えるものである。図1は、本実施の形態に係る音出力装置1の構成を説明するための斜視図である。また、図2は、本実施の形態に係る音出力装置1を自動車のドアに取り付けた状態を示す側断面図である。
【0010】
本発明の第1スピーカであるウーファ10は、比較的大径の円形状を呈する低音用スピーカである。ウーファ10は、図1及び図2に示すように、周縁に設けられたウーファフレーム11と、ウーファフレーム11の略中央に設けられ所定の電気信号を受けて振動するコイル12と、音を出力する部分であるウーファコーン13と、を有している。
【0011】
コイル12には、後述するツィータ20の係止用突起21aを嵌合・係止させる係止用溝12aが設けられている。係止用溝12aは、係止用突起21aを嵌合・係止させることによってウーファ10とツィータ20との一体化を実現させる本発明の第1係止手段である。
【0012】
ウーファフレーム11には、後述するツィータ20のツィータ側端子21bを接続させるウーファ側端子11aが設けられている。ウーファ側端子11aは、ツィータ側端子21bを接続させることによってウーファ10とツィータ20との電気的な接続を実現させる本発明の第1端子である。
【0013】
なお、ウーファ側端子11aは、図2に示すように、後述するツィータ側端子21bが嵌合・係止可能な凹状を呈している。このため、ウーファ10とツィータ20との電気的な接続を実現させる第1端子としての機能を果たすとともに、ウーファ10とツィータ20との一体化を実現させる第1係止手段としての機能をも果たす。
【0014】
本発明の第2スピーカであるツィータ20は、比較的小径の略円形状を呈する高音用スピーカである。ツィータ20は、図1及び図2に示すように、周縁に設けられたツィータフレーム21と、音を出力する部分であるツィータコーン22と、を有している。
【0015】
ツィータフレーム21には、前記したウーファ10の係止用溝12aに嵌合・係止される係止用突起21aが設けられている。係止用突起21aは、係止用溝12aに嵌合・係止されることによってウーファ10とツィータ20との一体化を実現させる本発明の第2係止手段である。
【0016】
また、ツィータフレーム21には、前記したウーファ側端子11aに接続されるツィータ側端子21bが設けられている。ツィータ側端子21bは、ウーファ側端子11aと接続されることによってウーファ10とツィータ20との電気的な接続を実現させる本発明の第2端子である。
【0017】
なお、ツィータ側端子21bは、図2に示すように、前記したウーファ側端子11bに嵌合・係止する凸状を呈している。このため、ウーファ10とツィータ20との電気的な接続を実現させる第2端子としての機能を果たすとともに、ウーファ10とツィータ20との一体化を実現させる第2係止手段としての機能をも果たす。
【0018】
次に、本実施の形態に係る音出力装置1を自動車のドア30に固定する方法について説明する。音出力装置1を自動車のドア30に固定する際には、まず、ドア30にウーファ10取付用の孔31を穿設する。次いで、係止用溝12aに係止用突起21aを嵌合・係止させてウーファ10とツィータ20とを一体化させるとともに、第1端子11aに第2端子21bを接続してウーファ10とツィータ20とを電気的に接続する。続いて、孔31にウーファ10を配置し、図示されていないネジでウーファ10をドア30に固定する。
【0019】
本実施の形態に係る音出力装置1においては、ウーファ10が係止用溝12aを有し、ツィータ20が係止用突起21aを有しているため、係止用溝12aに係止用突起21aを嵌合・係止させることによってウーファ10とツィータ20との一体化を実現させることができる。
【0020】
従って、本実施の形態に係る音出力装置1を自動車のドア30に取り付ける際には、ツィータ20を固定するための孔を穿設する必要がないので、孔穿設作業及び固定作業に要する労力及び時間を格段に節減することができる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0021】
また、本実施の形態に係る音出力装置1においては、ウーファ10がウーファ側端子11aを有し、ツィータ20がツィータ側端子21bを有しているため、ウーファ側端子11aにツィータ側端子21bを接続することによってウーファ10とツィータ20との電気的な接続を実現させることができる。従って、ウーファ10とツィータ20とを電気的に接続するための配線作業が不要となる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0022】
なお、図3に示すように、ウーファ10のウーファフレーム11とコイル12との間にブリッジ14を設け、このブリッジ14の表面にウーファ側端子14aを設けることもできる。
【0023】
[第2実施の形態]
本実施の形態に係る音出力装置2は、同軸型スピーカ40と、小径の第2ツィータ50と、を備えるものである。図4は、本実施の形態に係る音出力装置2の構成を説明するための一部側断面図である。
【0024】
本発明の第1スピーカである同軸型スピーカ40は、低音を出力するウーファ部41と、このウーファ部の中央に設けられたシャフト42を介して取り付けられた高音を出力するツィータ部43と、を備えている。ウーファ部41は、周縁に設けられたウーファフレーム部41aと、音を出力する部分であるウーファコーン部41bと、を有している。
【0025】
ウーファフレーム部41aには、後述する第2ツィータ50の係止用突起51aを嵌合・係止させる係止用溝41cが設けられている。係止用溝41cは、係止用突起51aを嵌合・係止させることによって同軸型スピーカ40と第2ツィータ50との一体化を実現させる本発明の第1係止手段である。
【0026】
ツィータ部43の周縁の一部には、後述する第2ツィータ側端子51bを接続させる同軸型スピーカ側端子43aが設けられている。同軸型スピーカ側端子43aは、第2ツィータ側端子51bと接続させることによって同軸型スピーカ40と第2ツィータ50との電気的な接続を実現させる本発明の第1端子である。
【0027】
本発明の第2スピーカである第2ツィータ50は、比較的小径の略円形状を呈する高音用スピーカである。第2ツィータ50は、図4に示すように、周縁に設けられたツィータフレーム51と、音を出力する部分であるツィータコーン52と、を有している。
【0028】
ツィータフレーム51には、前記した同軸型スピーカ40の係止用溝41cに嵌合・係止される係止用突起51aが設けられている。係止用突起51aは、係止用溝41cに嵌合・係止されることによって同軸型スピーカ40と第2ツィータ50との一体化を実現させる本発明の第2係止手段である。
【0029】
また、ツィータフレーム51には、前記した同軸型スピーカ側端子43aに接続される第2ツィータ側端子51bが設けられている。第2ツィータ側端子51bは、同軸型スピーカ側端子43aに接続されることによって同軸型スピーカ40と第2ツィータ50との電気的な接続を実現させる本発明の第2端子である。
【0030】
本実施の形態に係る音出力装置2においては、同軸型スピーカ40が係止用溝41cを有し、第2ツィータ50が係止用突起51aを有するので、係止用溝41cに係止用突起51aを嵌合・係止させることによって、同軸型スピーカ40と第2ツィータ50との一体化を実現させることができる。
【0031】
従って、本実施の形態に係る音出力装置2を自動車のドア等に取り付ける際には、第2ツィータ50を固定するための孔を穿設する必要がないので、孔穿設作業及び固定作業に要する労力及び時間を格段に節減することができる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0032】
また、本実施の形態に係る音出力装置2においては、同軸型スピーカ40が同軸型スピーカ側端子43aを有し、第2ツィータ50が第2ツィータ側端子51bを有するので、同軸型スピーカ側端子43aに第2ツィータ側端子51bを接続することによって、同軸型スピーカ40と第2ツィータ50との電気的な接続を実現させることができる。従って、同軸型スピーカ40と第2ツィータ50とを電気的に接続するための配線作業が不要となる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0033】
[第3実施の形態]
本実施の形態に係る音出力装置3は、同軸型スピーカ60と、小型ツィータ71を2個備えた枠状ツィータ70と、を備えるものである。図5は、本実施の形態に係る音出力装置3の構成を説明するための斜視図である。
【0034】
本発明の第1スピーカである同軸型スピーカ60は、第2実施の形態に係る音出力装置2に備えられる同軸型スピーカ40と実質的に同一の構造を有し、低音を出力するウーファ部61と、このウーファ部61の中央に設けられたシャフト62を介して取り付けられた高音を出力するツィータ部63と、を備えている。ウーファ部61は、周縁に設けられたウーファフレーム部61aと、音を出力する部分であるウーファコーン部61bと、を有している。
【0035】
ウーファフレーム部61aには、枠状ツィータ70の枠部72に設けられた図示されていない係止用突起を嵌合・係止させる係止用溝61cが設けられている。係止用溝61cは、係止用突起を嵌合・係止させることによって同軸型スピーカ60と枠状ツィータ70との一体化を実現させる本発明の第1係止手段である。
【0036】
ツィータ部63の周縁の一部には、後述する枠状ツィータ側端子72aを接続する同軸型スピーカ側端子63aが設けられている。同軸型スピーカ側端子63aは、枠状ツィータ側端子72aを接続させることにより同軸型スピーカ60と枠状ツィータ70との電気的な接続を実現させる本発明の第1端子である。
【0037】
本発明の第2スピーカである枠状ツィータ70は、円形枠状を呈する高音用スピーカであり、2個の小型ツィータ71と、同軸型スピーカ60のウーファ部61のウーファフレーム61aと略同径の枠部72と、を有している。
【0038】
枠部72には、前記した同軸型スピーカ60の係止用溝61cに嵌合・係止される図示されていない係止用突起が設けられている。係止用突起は、係止用溝61cに嵌合・係止されることによって同軸型スピーカ60と枠状ツィータ70との一体化を実現させる本発明の第2係止手段である。
【0039】
また、枠部72には、前記した同軸型スピーカ側端子63aに接続される枠状ツィータ側端子72aが設けられている。枠状ツィータ側端子72aは、同軸型スピーカ側端子63aと接続されることによって同軸型スピーカ60と枠状ツィータ70との電気的な接続を実現させる本発明の第2端子である。
【0040】
なお、枠状ツィータ側端子72aと2個の小型ツィータ71とは、枠部72内に設けられた図示されていないリード線によって、電気的に接続されている。従って、枠状ツィータ側端子72aを同軸型スピーカ側端子63aに接続することによって、同軸型スピーカ60と小型スピーカ71とが電気的に接続されることとなる。
【0041】
本実施の形態に係る音出力装置3においては、同軸型スピーカ60が係止用溝61cを有し、枠状ツィータ70が図示されていない係止用突起を有するので、係止用溝61cに係止用突起を嵌合・係止させることによって、同軸型スピーカ60と枠状ツィータ70との一体化を実現させることができる。
【0042】
従って、本実施の形態に係る音出力装置3を自動車のドア等に取り付ける際には、小型のツィータ71を固定するための孔を穿設する必要がないので、孔穿設作業及び固定作業に要する労力及び時間を格段に節減することができる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0043】
また、本実施の形態に係る音出力装置3においては、同軸型スピーカ60が同軸型スピーカ側端子63aを有し、枠状ツィータ70が枠状ツィータ側端子72aを有するので、同軸型スピーカ側端子63aに枠状ツィータ側端子72aを接続することによって同軸型スピーカ60と枠状ツィータ70との電気的な接続を実現させることができる。従って、同軸型スピーカ60と枠状ツィータ70とを電気的に接続するための配線作業が不要となる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0044】
[第4実施の形態]
本実施の形態に係る音出力装置4は、同軸型スピーカと、この同軸型ウーファの前面を覆う枠状部材80と、第2ツィータ90と、を備えるものである。図6(a)及び(b)は、本実施の形態に係る音出力装置4の構成を説明するための斜視図及び側断面図である。
【0045】
本発明の第1スピーカである同軸型スピーカは、第2及び第3実施の形態に係る音出力装置2、3に備えられる同軸型スピーカ40、60と実質的に同一の構造を有するものであるので、図示を省略している。この同軸型スピーカは、同軸型スピーカ40、60と同様に、第1係止手段としての係止用溝と、第1端子としての同軸型スピーカ側端子と、を有している。
【0046】
同軸型スピーカの係止用溝(第1係止手段)は、後述する枠状部材80の図示されていない係止用突起を嵌合・係止させるものである。なお、後述するように、同軸型スピーカの係止用溝には枠状部材80の係止用突起が嵌合・係止し、枠状部材80の係止用溝81aには、第2ツィータ90の係止用突起91aが嵌合・係止するため、結果的に、枠状部材80を介して、同軸型スピーカと第2ツィータ90との一体化が実現される。
【0047】
同軸型スピーカの同軸型スピーカ側端子(第1端子)は、後述する枠状部材80の図示されていない枠状部材第1端子を接続させるものである。なお、後述するように、同軸型スピーカ側端子には枠状部材80の枠状部材第1端子が接続され、枠状部材80の枠状部材第2端子81bには、第2ツィータ90の第2ツィータ側端子91bが接続されるため、結果的に、枠状部材80を介して、同軸型スピーカと第2ツィータ90との電気的な接続が実現される。
【0048】
枠状部材80は、円形枠状を呈する部材であり、同軸型スピーカのウーファ部のウーファフレームと略同径の枠部81を有している。枠部81は、前記した同軸型スピーカの係止用溝に嵌合・係止する図示されていない係止用突起と、後述する第2ツィータ90のツィータフレーム91に設けられた係止用突起91aを嵌合・係止させる係止用溝81aと、を備えている。
【0049】
従って、同軸型スピーカの係止用溝に枠状部材80の係止用突起を嵌合・係止させるとともに、枠状部材80の係止用溝81aに第2ツィータ90の係止用突起91aを嵌合・係止させることにより、枠状部材80を介して、同軸型スピーカと第2ツィータ90との一体化が実現される。
【0050】
また、枠状部材80の枠部81には、前記した同軸型スピーカの同軸型スピーカ側端子を接続する図示されていない枠状部材第1端子と、後述する第2ツィータ側端子91bを接続する枠状部材第2端子81bが設けられている。そして、これら枠状部材第1端子と枠状部材第2端子81bとは、枠状部材80内に設けられたリード線によって電気的に接続されている。
【0051】
従って、同軸型スピーカの同軸型スピーカ側端子に枠状部材80の枠状部材第1端子を接続するともに、枠状部材80の枠状部材第2端子81bに第2ツィータ90の第2ツィータ側端子91bを接続することにより、枠状部材80を介して、同軸型スピーカと第2ツィータ90との電気的な接続が実現される。
【0052】
本発明の第2スピーカである第2ツィータ90は、比較的小径の略円形状を呈する高音用スピーカであり、第2実施の形態に係る音出力装置2の第2ツィータ50と実質的に同一の構造を有している。第2ツィータ90は、図6(a)、(b)に示すように、周縁に設けられたツィータフレーム91と、音を出力する部分であるツィータコーン92と、を有している。
【0053】
ツィータフレーム91には、前記した枠状部材80の係止用溝81aに嵌合・係止される係止用突起91aが設けられている。係止用突起91aは、枠状部材80を介して同軸型スピーカと第2ツィータ90との一体化を実現させる本発明の第2係止手段である。
【0054】
また、ツィータフレーム91には、前記した枠状部材第2端子81bに接続される第2ツィータ側端子91bが設けられている。第2ツィータ側端子91bは、枠状部材第2端子81bと接続されることにより、枠状部材80を介して同軸型スピーカと第2ツィータ90との電気的な接続を実現させる本発明の第2端子である。
【0055】
本実施の形態に係る音出力装置4においては、同軸型スピーカが係止用溝を有し、第2ツィータ90が係止用突起91aを有しており、かつ、枠状部材80が係止用突起および係止用溝81aを有している。このため、同軸型スピーカの係止用溝に枠状部材80の係止用突起を嵌合・係止させるとともに、枠状部材80の係止用溝81aに第2ツィータ90の係止用突起91aを嵌合・係止させることによって、枠状部材80を介して、同軸型スピーカと第2ツィータ90との一体化を実現させることができる。
【0056】
従って、本実施の形態に係る音出力装置4を自動車のドア等に取り付ける際には、第2ツィータ90を固定するための孔を穿設する必要がないので、孔穿設作業及び固定作業に要する労力及び時間を格段に節減することができる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0057】
また、本実施の形態に係る音出力装置4においては、同軸型スピーカが同軸型スピーカ側端子を有し、第2ツィータ90が第2ツィータ側端子91bを有しており、かつ、枠状部材80が枠状部材第1端子および枠状部材第2端子81bを有している。
【0058】
このため、同軸型スピーカの同軸型スピーカ側端子に枠状部材80の枠状部材第1端子を接続するとともに、枠状部材80の枠状部材第2端子81bに第2ツィータ90の第2ツィータ側端子91bを接続することにより、枠状部材80を介して、同軸型スピーカと第2ツィータ90との電気的な接続を実現させることができる。従って、同軸型スピーカと第2ツィータ90とを電気的に接続するための配線作業が不要となる。この結果、取付作業全体の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【0059】
なお、以上の実施の形態においては、第1スピーカ(ウーファ10、同軸型スピーカ40、60)に設けられる第1係止手段として係止用溝を採用し、第2スピーカ(ツィータ20、第2ツィータ50、90、枠状ツィータ70)に設けられる第2係止手段として係止用突起を採用したが、第1スピーカに設けられる第1係止手段として係止用突起を採用し、第2スピーカに設けられる第2係止手段として係止用溝を採用することもできる。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、音出力装置において、所定の場所への取付作業の簡素化及び迅速化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る音出力装置の構成を説明するための斜視図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る音出力装置を自動車のドアに取り付けた状態を示す側断面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る音出力装置において第1端子の位置を変更した状態を示す側断面図である。
【図4】本発明の第2実施の形態に係る音出力装置の構成を説明するための一部側断面図である。
【図5】本発明の第3実施の形態に係る音出力装置の構成を説明するための斜視図である。
【図6】(a)は、本発明の第4実施の形態に係る音出力装置の構成を説明するための斜視図であり、(b)は、本発明の第4実施の形態に係る音出力装置の構成を説明するための側断面図である。
【図7】ウーファ及びツィータから構成される従来の音出力装置の構造を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1〜4    音出力装置
10     ウーファ
11    ウーファフレーム
11a  ウーファ側端子
12    コイル
12a  係止用溝
13    ウーファコーン
14    ブリッジ
14a  ウーファ側端子
20     ツィータ
21    ツィータフレーム
21a  係止用突起
21b  ツィータ側端子
22    ツィータコーン
30     自動車のドア
31    ウーファ取付用の孔
40     同軸型スピーカ
41    ウーファ部
41a  ウーファフレーム部
41b  ウーファコーン部
41c  係止用溝
42    シャフト
43    ツィータ部
43a  同軸型スピーカ側端子
50     第2ツィータ
51    ツィータフレーム
51a  係止用突起
51b  第2ツィータ側端子
52    ツィータコーン
60     同軸型スピーカ
61    ウーファ部
61a  ウーファフレーム部
61b  ウーファコーン部
61c  係止用溝
62    シャフト
63    ツィータ部
63a  同軸型スピーカ側端子
70     枠状ツィータ
71    小型ツィータ
72    枠部
72a  枠状ツィータ側端子
80     枠状部材
81    枠部
81a  係止用溝
81b  枠状部材第2端子
90     第2ツィータ
91    ツィータフレーム
91a  係止用突起
91b  第2ツィータ側端子
92    ツィータコーン
100     ウーファ
200     ツィータ
300     自動車のドア
310    ウーファ取付用の孔
320    ツィータ取付用の孔
400     ネジ
500     リード線

Claims (2)

  1. 第1スピーカと、1又は2以上の第2スピーカと、を備える音出力装置において、
    前記第1スピーカは、
    第1係止手段と、
    第1端子と、を有し、
    前記第2スピーカは、
    前記第1係止手段に係止して前記第1スピーカと前記第2スピーカとの一体化を実現させる第2係止手段と、
    前記第1端子に接続して前記第1スピーカと前記第2スピーカとの電気的な接続を実現させる第2端子と、を有する
    ことを特徴とする音出力装置。
  2. 前記第1係止手段は、
    係止用溝であり、
    前記第2係止手段は、
    前記係止用溝に嵌合・係止する係止用突起である
    ことを特徴とする請求項1記載の音出力装置。
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