JP2004021471A - 指紋照合装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】指紋センサーに指が置かれたことを確実に検出でき、指が置かれたときと置かれていないときを判別して正しい動作を行うことができる指紋照合装置を得る。
【解決手段】指紋を検出する指紋センサー1を覆うように設けた蓋20と、蓋の開閉の状態を検出する検出手段(リードスイッチ25)とを備え、検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、通常の指紋照合の動作とは別の特定の動作をする。例えば内部回路に電源供給する電源回路を省電力モードに切り替える。
【選択図】 図1
【解決手段】指紋を検出する指紋センサー1を覆うように設けた蓋20と、蓋の開閉の状態を検出する検出手段(リードスイッチ25)とを備え、検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、通常の指紋照合の動作とは別の特定の動作をする。例えば内部回路に電源供給する電源回路を省電力モードに切り替える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、指紋センサーを備えて指紋照合動作を行う指紋照合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の指紋照合装置は、図4に示すように、指置き判定回路4とタイマー6および7により、指が置かれていない状態のときに一定時間毎にキャリブレーション回路8や背景画像取得回路9を起動していた。また、電源回路12は電源スイッチ13が投入されると常に全電力の状態で電源を供給していた。
【0003】
すなわち、指紋センサー1で検出した画像は、画像取込回路2でテンポラリフレーム3に取込まれ、テンポラリフレーム3からの入力画像に基づいて指置き判定回路4から出力される指置き信号は、指紋センサー1に指が置かれていなければ、ローであり、インバータ5を介して出力される指置き無し信号はハイとなる。この指置き無し信号に基づいて第1のタイマー6と第2のタイマー7が起動し、第1のタイマー6の起動信号に基づいてその設定時間の間キャリブレーション回路8が起動し、テンポラリフレーム3の画像の濃淡から指紋センサー1のセル毎の感度バラツキを判定して、指紋センサー1のセル毎の感度を補正し均等な画像が得られるように感度調整信号を指紋センサー1に出力する。また、同時に第2のタイマー7が起動し、第2のタイマー7の起動信号に基づいてその設定時間の間背景画像取得回路9が起動し、テンポラリフレーム3の画像を背景画像として背景画像フレーム10に転送する。
【0004】
指紋センサー1に指が置かれると、指紋センサー1で検出した指紋画像は、画像取込回路2でテンポラリフレーム3に取込まれる。指置き検出回路4は、テンポラリフレーム3の画像と背景画像フレーム10の画像の差分から、指が置かれたことを検出し、指紋照合回路11に検出信号を出力する。指紋照合回路11は、テンポラリフレーム3の画像を処理し、特徴データを生成し、あらかじめ登録されている指紋データと照合することで、照合判定信号を出力する。また、電源スイッチ13が投入されると、電源回路12は、常に全電力の状態で図4に示す各回路に電源を供給していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の指紋照合装置に置いては、指紋センサー1に指が置かれていない状態はタイマー6及び7の設定時間に依存する為、その間に使用者が指置きすると、不正な状態でキャリブレーションがかかり、取込み画像が著しく乱され、正しく指紋照合できなくなる。また、同様に、背景画像として指置き状態の画像が取込まれ、指置き判定ができなくなる。更に、使用していないときでも、全電力を供給する必要があり、発熱や装置寿命を縮める結果となった。
【0006】
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、指紋センサーに指が置かれたことを確実に検出でき、指が置かれたときと置かれていないときを判別して正しい動作を行うことができる指紋照合装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る指紋照合装置は、指紋を検出する指紋センサーを覆うように設けた蓋と、前記蓋の開閉の状態を検出する検出手段とを備え、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、通常の指紋照合の動作とは別の特定の動作をするようにしたものである。
【0008】
また、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、内部回路に電源供給する電源回路を省電力モードに切り替えることを特徴とするものである。
【0009】
また、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、前記指紋センサーのセル毎の感度を補正するキャリブレーション回路を動作させることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、指置き判定の為の背景画像を取得する背景画像取得回路を動作させることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明に係る指紋照合装置を説明するための蓋の横断面である。図1に示すように、蓋20は、指置き21を完全に覆うように取付けられ、指置き21と指紋センサー1を収納したべース22とヒンジ23で勘合され、開閉可能な構造になっている。蓋20に実装したマグネット24とべース22に実装したリードスイッチ25とは、対向する位置にあり、蓋20を閉めるとリードスイッチ25がONになり、蓋20を開けるとOFFになることで、蓋20の開閉状態を検出する。このため、蓋20が閉まっているときは指紋センサー1の指置き21に絶対に指を置くことができないようになされている。この発明の各実施の形態は、図1に示す構成の蓋を有する。
【0012】
実施の形態1.
図2は、この発明の実施の形態1に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。図2において、図4に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図2に示す装置においては、図1に示す蓋20が閉められリードスイッチ25がONすると、電源回路12がリードスイッチ25からの省電力切替信号に基づいて省電力状態に入り、指置き判定回路4、指紋照合回路11等の常用回路電源はOFFし、その他の省電力回路だけに電源を供給するようになされている。その他の構成は、従来例と同様に動作する。
【0013】
従って、実施の形態1によれば、確実に指が置かれていない状態を認識できるので、センサーの特定の制御機能等を確実に動作させることができ、指が置かれていないときは確実に省電力効果を営むことができる。
【0014】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。図3において、図4に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図3に示す装置において、新たな符号として、14と15は、蓋20が閉められているときのリードスイッチ25からのON信号に基づいて起動する第3と第4のスイッチを示し、第3のスイッチ14からの起動信号に基づいてキャブレーション回路8が起動し、第4のスイッチ15からの起動信号に基づいて背景画像取得回路9が起動する。
【0015】
次に、図3に示す装置の動作について説明する。図1に示す蓋20が閉められ、確実に指が置かれていない状態で、指紋センサー1で検出した画像は、画像取込回路2を経てテンポラリフレーム3に取込まれる。蓋20が閉められリードスイッチ25がONすると、第3のタイマー14が起動し、所定の間隔でキャリブレーション回路8を起動する。キャリブレーション回路8が起動すると、当該回路は、テンポラリフレーム3の画像の濃淡から指紋センサー1のセル毎の感度バラツキを判定して、指紋センサー1のセル毎の感度を補正し均等な画像が得られるように調整する。
【0016】
また、蓋20が閉められリードスイッチ25がONすると、同時に第4のタイマー15が起動し、所定の間隔で背景画像取得回路9を起動する。背景画像取得回路9が起動すると、当該回路は、テンポラリフレーム3の画像を背景画像として背景画像フレームに転送する。
【0017】
使用者が蓋20を開けると、リードスイッチ25がOFFし、第3のタイマー14は即座にリセットされ、キャリブレーション回路8は動作を中断する。同時に、第4のタイマー15も即座にリセットされ、背景画像取得回路9は動作を中断する。
【0018】
使用者が指紋センサー1に指を当てると、指紋センサー1で検出した指紋画像は、画像取込回路2を経てテンポラリフレーム3に取込まれる。指置き判定回路4は、テンポラリフレーム3の画像と背景画像フレーム10の画像の差分から、指が置かれたことを検出し、指紋照合回路11に検出信号を出力する。指紋照合回路11は、テンポラリフレーム3の画像を処理し、特徴データを生成し、あらかじめ登録されている指紋データと照合することで、照合判定信号を出力する。
【0019】
従って、実施の形態2によれば、指が置かれていないことを確実に認識できるので、指置き状態で誤ってキャリブレーション機能を動作させる事を防ぐことができると共に、指置き状態で不正な背景画像を取込むことを防ぐことができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、蓋が閉の状態であることを検出することで、確実に指が置かれていない状態を認識できるので、センサーの特定の制御機能等を確実に動作させることができ、指が置かれたときと置かれていないときを判別して正しい動作を行うことができる。
【0021】
また、蓋が閉の状態、即ち未使用状態であることを認識できるので、使用者に違和感を与えることなく、確実に省電力状態にすることができる。
【0022】
また、従来は指が置かれないであろう瞬間をぬって紺キャブレーション機能を実施していたが、蓋が閉の状態、即ち指が置かれていないことを確実に認識できるので、指置き状態で誤ってキャリブレーション機能を動作させる事を防ぐことができる。
【0023】
さらに、蓋が閉の状態、即ち指が置かれていないことを確実に認識できるので、指置き状態で不正な背景画像を取込む事を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る指紋照合装置を説明するための蓋の横断面である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態2に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来例に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 指紋センサー、2 画像取込回路、3 テンポラリフレーム、4 指置き判定回路、5 インバータ、6 第1のタイマー、7 第2のタイマー、8 キャリブレーション回路、9 背景画像取得回路、10 背景画像フレーム、11指紋照合回路、12 電源回路、13 電源スイッチ、14 第3のタイマー、15 第4のタイマー、20 蓋、21 指置き、22 ベース、23 ヒンジ、24 マグネット、25 リードスイッチ。
【発明の属する技術分野】
この発明は、指紋センサーを備えて指紋照合動作を行う指紋照合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の指紋照合装置は、図4に示すように、指置き判定回路4とタイマー6および7により、指が置かれていない状態のときに一定時間毎にキャリブレーション回路8や背景画像取得回路9を起動していた。また、電源回路12は電源スイッチ13が投入されると常に全電力の状態で電源を供給していた。
【0003】
すなわち、指紋センサー1で検出した画像は、画像取込回路2でテンポラリフレーム3に取込まれ、テンポラリフレーム3からの入力画像に基づいて指置き判定回路4から出力される指置き信号は、指紋センサー1に指が置かれていなければ、ローであり、インバータ5を介して出力される指置き無し信号はハイとなる。この指置き無し信号に基づいて第1のタイマー6と第2のタイマー7が起動し、第1のタイマー6の起動信号に基づいてその設定時間の間キャリブレーション回路8が起動し、テンポラリフレーム3の画像の濃淡から指紋センサー1のセル毎の感度バラツキを判定して、指紋センサー1のセル毎の感度を補正し均等な画像が得られるように感度調整信号を指紋センサー1に出力する。また、同時に第2のタイマー7が起動し、第2のタイマー7の起動信号に基づいてその設定時間の間背景画像取得回路9が起動し、テンポラリフレーム3の画像を背景画像として背景画像フレーム10に転送する。
【0004】
指紋センサー1に指が置かれると、指紋センサー1で検出した指紋画像は、画像取込回路2でテンポラリフレーム3に取込まれる。指置き検出回路4は、テンポラリフレーム3の画像と背景画像フレーム10の画像の差分から、指が置かれたことを検出し、指紋照合回路11に検出信号を出力する。指紋照合回路11は、テンポラリフレーム3の画像を処理し、特徴データを生成し、あらかじめ登録されている指紋データと照合することで、照合判定信号を出力する。また、電源スイッチ13が投入されると、電源回路12は、常に全電力の状態で図4に示す各回路に電源を供給していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の指紋照合装置に置いては、指紋センサー1に指が置かれていない状態はタイマー6及び7の設定時間に依存する為、その間に使用者が指置きすると、不正な状態でキャリブレーションがかかり、取込み画像が著しく乱され、正しく指紋照合できなくなる。また、同様に、背景画像として指置き状態の画像が取込まれ、指置き判定ができなくなる。更に、使用していないときでも、全電力を供給する必要があり、発熱や装置寿命を縮める結果となった。
【0006】
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、指紋センサーに指が置かれたことを確実に検出でき、指が置かれたときと置かれていないときを判別して正しい動作を行うことができる指紋照合装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る指紋照合装置は、指紋を検出する指紋センサーを覆うように設けた蓋と、前記蓋の開閉の状態を検出する検出手段とを備え、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、通常の指紋照合の動作とは別の特定の動作をするようにしたものである。
【0008】
また、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、内部回路に電源供給する電源回路を省電力モードに切り替えることを特徴とするものである。
【0009】
また、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、前記指紋センサーのセル毎の感度を補正するキャリブレーション回路を動作させることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、指置き判定の為の背景画像を取得する背景画像取得回路を動作させることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明に係る指紋照合装置を説明するための蓋の横断面である。図1に示すように、蓋20は、指置き21を完全に覆うように取付けられ、指置き21と指紋センサー1を収納したべース22とヒンジ23で勘合され、開閉可能な構造になっている。蓋20に実装したマグネット24とべース22に実装したリードスイッチ25とは、対向する位置にあり、蓋20を閉めるとリードスイッチ25がONになり、蓋20を開けるとOFFになることで、蓋20の開閉状態を検出する。このため、蓋20が閉まっているときは指紋センサー1の指置き21に絶対に指を置くことができないようになされている。この発明の各実施の形態は、図1に示す構成の蓋を有する。
【0012】
実施の形態1.
図2は、この発明の実施の形態1に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。図2において、図4に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図2に示す装置においては、図1に示す蓋20が閉められリードスイッチ25がONすると、電源回路12がリードスイッチ25からの省電力切替信号に基づいて省電力状態に入り、指置き判定回路4、指紋照合回路11等の常用回路電源はOFFし、その他の省電力回路だけに電源を供給するようになされている。その他の構成は、従来例と同様に動作する。
【0013】
従って、実施の形態1によれば、確実に指が置かれていない状態を認識できるので、センサーの特定の制御機能等を確実に動作させることができ、指が置かれていないときは確実に省電力効果を営むことができる。
【0014】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。図3において、図4に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図3に示す装置において、新たな符号として、14と15は、蓋20が閉められているときのリードスイッチ25からのON信号に基づいて起動する第3と第4のスイッチを示し、第3のスイッチ14からの起動信号に基づいてキャブレーション回路8が起動し、第4のスイッチ15からの起動信号に基づいて背景画像取得回路9が起動する。
【0015】
次に、図3に示す装置の動作について説明する。図1に示す蓋20が閉められ、確実に指が置かれていない状態で、指紋センサー1で検出した画像は、画像取込回路2を経てテンポラリフレーム3に取込まれる。蓋20が閉められリードスイッチ25がONすると、第3のタイマー14が起動し、所定の間隔でキャリブレーション回路8を起動する。キャリブレーション回路8が起動すると、当該回路は、テンポラリフレーム3の画像の濃淡から指紋センサー1のセル毎の感度バラツキを判定して、指紋センサー1のセル毎の感度を補正し均等な画像が得られるように調整する。
【0016】
また、蓋20が閉められリードスイッチ25がONすると、同時に第4のタイマー15が起動し、所定の間隔で背景画像取得回路9を起動する。背景画像取得回路9が起動すると、当該回路は、テンポラリフレーム3の画像を背景画像として背景画像フレームに転送する。
【0017】
使用者が蓋20を開けると、リードスイッチ25がOFFし、第3のタイマー14は即座にリセットされ、キャリブレーション回路8は動作を中断する。同時に、第4のタイマー15も即座にリセットされ、背景画像取得回路9は動作を中断する。
【0018】
使用者が指紋センサー1に指を当てると、指紋センサー1で検出した指紋画像は、画像取込回路2を経てテンポラリフレーム3に取込まれる。指置き判定回路4は、テンポラリフレーム3の画像と背景画像フレーム10の画像の差分から、指が置かれたことを検出し、指紋照合回路11に検出信号を出力する。指紋照合回路11は、テンポラリフレーム3の画像を処理し、特徴データを生成し、あらかじめ登録されている指紋データと照合することで、照合判定信号を出力する。
【0019】
従って、実施の形態2によれば、指が置かれていないことを確実に認識できるので、指置き状態で誤ってキャリブレーション機能を動作させる事を防ぐことができると共に、指置き状態で不正な背景画像を取込むことを防ぐことができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、蓋が閉の状態であることを検出することで、確実に指が置かれていない状態を認識できるので、センサーの特定の制御機能等を確実に動作させることができ、指が置かれたときと置かれていないときを判別して正しい動作を行うことができる。
【0021】
また、蓋が閉の状態、即ち未使用状態であることを認識できるので、使用者に違和感を与えることなく、確実に省電力状態にすることができる。
【0022】
また、従来は指が置かれないであろう瞬間をぬって紺キャブレーション機能を実施していたが、蓋が閉の状態、即ち指が置かれていないことを確実に認識できるので、指置き状態で誤ってキャリブレーション機能を動作させる事を防ぐことができる。
【0023】
さらに、蓋が閉の状態、即ち指が置かれていないことを確実に認識できるので、指置き状態で不正な背景画像を取込む事を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る指紋照合装置を説明するための蓋の横断面である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態2に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来例に係る指紋照合装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 指紋センサー、2 画像取込回路、3 テンポラリフレーム、4 指置き判定回路、5 インバータ、6 第1のタイマー、7 第2のタイマー、8 キャリブレーション回路、9 背景画像取得回路、10 背景画像フレーム、11指紋照合回路、12 電源回路、13 電源スイッチ、14 第3のタイマー、15 第4のタイマー、20 蓋、21 指置き、22 ベース、23 ヒンジ、24 マグネット、25 リードスイッチ。
Claims (4)
- 指紋を検出する指紋センサーを覆うように設けた蓋と、
前記蓋の開閉の状態を検出する検出手段と
を備え、
前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、通常の指紋照合の動作とは別の特定の動作をするようにした
ことを特徴とする指紋照合装置。 - 請求項1に記載の指紋照合装置において、
前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、内部回路に電源供給する電源回路を省電力モードに切り替える
ことを特徴とする指紋照合装置。 - 請求項1に記載の指紋照合装置において、
前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、前記指紋センサーのセル毎の感度を補正するキャリブレーション回路を動作させる
ことを特徴とする指紋照合装置。 - 請求項1に記載の指紋照合装置において、
前記検出手段による蓋の閉状態検出信号に基づいて、指置き判定の為の背景画像を取得する背景画像取得回路を動作させる
ことを特徴とする指紋照合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173779A JP2004021471A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 指紋照合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173779A JP2004021471A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 指紋照合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004021471A true JP2004021471A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31172922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002173779A Pending JP2004021471A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 指紋照合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004021471A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010102718A (ja) * | 2009-11-27 | 2010-05-06 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
US8131025B2 (en) | 2006-08-24 | 2012-03-06 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Fingerprint detection apparatus |
JP2012203887A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Fujitsu Ltd | 電子装置及びキャリブレーション制御プログラム |
-
2002
- 2002-06-14 JP JP2002173779A patent/JP2004021471A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8131025B2 (en) | 2006-08-24 | 2012-03-06 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Fingerprint detection apparatus |
JP2010102718A (ja) * | 2009-11-27 | 2010-05-06 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
JP2012203887A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Fujitsu Ltd | 電子装置及びキャリブレーション制御プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
|
A02 | Decision of refusal |
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