JP2004021427A - ステレオ視による三次元情報抽出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステレオ視により三次元情報を抽出する際、同一センサで複数回の撮影を行わずに三次元情報を抽出することができ、また抽出に使用するパラメータ設定の自動化を容易に行えるようにする。
【解決手段】パラメータ設定手段7からは、SARセンサでの収集位置A1と観測エリア3の距離、光学センサでの収集位置13と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置A1と光学センサでの収集位置B2の距離等の各種観測パラメータと、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点の対応情報をオペレータが手動入力する。画像処理手段8では、2枚の画像4、5中の複数の特徴点について、パラメータ設定手段7から与えられた情報を元にした三角関数演算を行い、2枚の二次元画像4、5中の特徴点の三次元情報を抽出する。
【選択図】 図4
【解決手段】パラメータ設定手段7からは、SARセンサでの収集位置A1と観測エリア3の距離、光学センサでの収集位置13と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置A1と光学センサでの収集位置B2の距離等の各種観測パラメータと、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点の対応情報をオペレータが手動入力する。画像処理手段8では、2枚の画像4、5中の複数の特徴点について、パラメータ設定手段7から与えられた情報を元にした三角関数演算を行い、2枚の二次元画像4、5中の特徴点の三次元情報を抽出する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の二次元画像から三次元情報を抽出するステレオ視による三次元情報抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、航空機等に搭載した複数のセンサで取得した二次元画像から、画像中の構造物の高さや標高データ等の高度情報を抽出し三次元情報を取得するために、図5に示すような装置が用いられている。
図5において、1はSAR(Synthetic Aperture Radar)センサでの収集位置A、13はSARセンサでの収集位置C、3は観測エリア、4は収集位置AからのSAR画像、14は収集位置CからのSAR画像、7はパラメータ設定手段、8は画像処理手段、9は観測エリアの三次元情報である。
【0003】
上記装置において、三次元情報は、2枚のSAR画像を用いて数値計算を行うことにより抽出される。図5において、収集位置AからのSAR画像4と、収集位置CからのSAR画像14を、画像処理手段8に入力する。また、パラメータ設定手段7からは、SARセンサでの収集位置A1と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置C13と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置A1とSARセンサでの収集位置B13の距離等の各種観測パラメータと、2枚のSAR画像4、14中に存在する複数の特徴点の対応情報を入力する。画像処理手段8では、2枚のSAR画像4、14中の複数の特徴点について、パラメータ設定手段7から与えられた情報を元にした三角関数演算を行い、2枚のSAR画像4、14中の特徴点の三次元情報を抽出する。このようにしてステレオ視により三次元情報を抽出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のステレオ視による三次元情報抽出装置は以上のように構成されているので、同一センサより得られた画像からしか三次元情報が抽出できないという問題点があった。このため、航空機等で三次元情報を得るためには、同一地域を複数回飛行する必要があった。
また、パラメータ設定時には、オペレータが複数の画像を比較しながら、各画像中の特徴点の対応情報を入力しなければならず、パラメータ設定の自動化が困難であるという問題点があった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ステレオ視により三次元情報を抽出する際、同一センサで複数回の撮影を行わずに三次元情報を抽出することができ、また抽出に使用するパラメータの自動化が容易に行えることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、同一観測エリアを異なる収集位置から観測して得た複数の二次元画像を用い、ステレオ視による三次元情報を抽出する装置において、上記二次元画像としてSAR画像と光学センサ画像を入力され、これらに関する各種観測パラメータと両画像に存在する複数の特徴点の対応情報を与えるパラメータ設定手段と、このパラメータ設定手段から与えられた情報に基づき、ステレオ視による所要の三次元情報を得られるように、上記SAR画像と光学センサ画像の複数の特徴点について三角関数演算を行う画像処理手段とを備えている。
【0007】
また、この発明は、上記光学センサ画像の光学レンズによる歪を光学画像歪補正手段により補正して上記パラメータ設定手段に入力するようにしている。
【0008】
また、この発明は、上記SAR画像と光学センサ画像の輝度を輝度補正手段により補正して上記パラメータ設定手段に入力するようにしている。
【0009】
また、この発明は、上記SAR画像と光学センサ画像の特徴点を抽出し、輪郭線を出力するエッジ検出手段を介して上記SAR画像と光学センサ画像を上記パラメータ設定手段に入力するようにしている。
【0010】
さらに、この発明は、上記エッジ検出手段と上記パラメータ設定手段との間に輪郭線を比較して形状を認識するパターン照合手段を挿入している。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を示す図1について説明する。図1において、1はSARセンサでの収集位置A、2は光学センサでの収集位置B、3は観測エリア、4は収集位置AからのSAR画像、5は収集位置Bからの光学センサ画像、6は光学画像歪補正手段、7はパラメータ設定手段、8は画像処理手段、9は観測エリアの三次元情報である。
【0012】
次に動作について説明する。図1において、収集位置Bからの光学センサ画像5に含まれる光学レンズにより生じた歪を補正する光学画像歪補正手段6に入力する。収集位置AからのSAR画像4と、光学レンズによる歪を補正した収集位置Bからの光学センサ画像5を、パラメータ設定手段7に入力する。また、パラメータ設定手段7からは、SARセンサでの収集位置A1と観測エリア3の距離、光学センサでの収集位置13と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置A1と光学センサでの収集位置B2の距離等の各種観測パラメータと、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点の対応情報をオペレータが手動入力する。画像処理手段8では、2枚の画像4、5中の複数の特徴点について、パラメータ設定手段7から与えられた情報を元にした三角関数演算を行い、2枚の二次元画像4、5中の特徴点の三次元情報を抽出する。このようにしてステレオ視により三次元情報を抽出することができる。
【0013】
なお、上記パラメータ設定手段7は、画像収集時の観測条件等のパラメータ(SAR画像であれば、目標までの距離、分解能等、光学画像であれば焦点位置、焦点距離等)を保持すると共に、複数の画像間で同一位置と推定される座標位置の対応情報を保存する機能を有するものであればよく、計算機及びソフトウエアで構成できる。
【0014】
また、画像処理手段8はソフトウエアで構成され、ステレオ視の計算で必要なセンサ間の距離、焦点距離等は、画像収集時の観測条件から与えられ、視差については複数の画像間で同一位置と推定される座標位置の対応情報から与えられる。
【0015】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、収集位置AからのSAR画像4と光学レンズによる歪を補正した収集位置Bからの光学センサ画像5をパラメータ設定手段7に直接入力していたが、図2のように、実施の形態1に示すパラメータ設定手段7の前段に画像の輝度を変更する輝度補正手段10を挿入することにより、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点の対応情報をオペレータが入力する際の負担を低減することができる。
【0016】
実施の形態3.
また、図3のように、実施の形態2に示す輝度補正手段10の後段に、画像中の特徴点を検出し輪郭線を出力するエッジ検出手段11を挿入することにより、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点を直線で結んだ輪郭線を得ることができ、オペレータが入力する際の負担を低減することができる。
【0017】
実施の形態4.
また、図4のように、実施の形態3に示すエッジ検出手段11とパラメータ設定手段7との間に輪郭線の比較を行い形状を認識するパターン照合手段12を挿入して、パターン照合手段12において複数画像中のエッジ情報について相関値計算を行い、相関値が閾値より高ければ同一物と認識し、座標位置の対応情報を抽出するようにすれば、オペレータによる位置指定を行なう必要がなくなり、オペレータによる入力を行わずに三次元情報を抽出することができる。
【0018】
【発明の効果】
この発明は、同一観測エリアを異なる収集位置から観測して得た複数の二次元画像を用い、ステレオ視による三次元情報を抽出する装置において、上記二次元画像としてSAR画像と光学センサ画像を入力され、これらに関する各種観測パラメータと両画像に存在する複数の特徴点の対応情報を与えるパラメータ設定手段と、このパラメータ設定手段から与えられた情報に基づき、ステレオ視による所要の三次元情報を得られるように、上記SAR画像と光学センサ画像の複数の特徴点について三角関数演算を行う画像処理手段とを備えているので、SAR画像と光学センサ画像を用いてステレオ視により三次元情報を抽出でき、同一センサで複数回の撮影を行わずに三次元情報を抽出することができる。
【0019】
また,この発明によれば、光学画像歪補正手段や輝度補正手段、エッジ検出手段を介してSAR画像と光学センサ画像をパラメータ設定手段に入力しているので、オペレータがパラメータを入力する際の負担を軽減することができる。
【0020】
さらに、エッジ検出手段とパラメータ設定手段との間に輪郭線を比較して形状を認識するパターン照合手段を挿入しているので、抽出に使用するパラメータの自動設定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態2を示すブロック構成図である。
【図3】この発明の実施の形態3を示すブロック構成図である。
【図4】この発明の実施の形態4を示すブロック構成図である。
【図5】従来装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 SARセンサでの収集位置A
2 光学センサでの収集位置B
3 観測エリア
4 収集位置AからのSAR画像
5 収集位置Bからの光学センサ画像
6 光学画像歪補正手段
7 パラメータ設定手段
8 画像処理手段
9 観測エリアの三次元情報
10 輝度補正手段
11 エッジ検出手段
12 パターン照合手段
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の二次元画像から三次元情報を抽出するステレオ視による三次元情報抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、航空機等に搭載した複数のセンサで取得した二次元画像から、画像中の構造物の高さや標高データ等の高度情報を抽出し三次元情報を取得するために、図5に示すような装置が用いられている。
図5において、1はSAR(Synthetic Aperture Radar)センサでの収集位置A、13はSARセンサでの収集位置C、3は観測エリア、4は収集位置AからのSAR画像、14は収集位置CからのSAR画像、7はパラメータ設定手段、8は画像処理手段、9は観測エリアの三次元情報である。
【0003】
上記装置において、三次元情報は、2枚のSAR画像を用いて数値計算を行うことにより抽出される。図5において、収集位置AからのSAR画像4と、収集位置CからのSAR画像14を、画像処理手段8に入力する。また、パラメータ設定手段7からは、SARセンサでの収集位置A1と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置C13と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置A1とSARセンサでの収集位置B13の距離等の各種観測パラメータと、2枚のSAR画像4、14中に存在する複数の特徴点の対応情報を入力する。画像処理手段8では、2枚のSAR画像4、14中の複数の特徴点について、パラメータ設定手段7から与えられた情報を元にした三角関数演算を行い、2枚のSAR画像4、14中の特徴点の三次元情報を抽出する。このようにしてステレオ視により三次元情報を抽出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のステレオ視による三次元情報抽出装置は以上のように構成されているので、同一センサより得られた画像からしか三次元情報が抽出できないという問題点があった。このため、航空機等で三次元情報を得るためには、同一地域を複数回飛行する必要があった。
また、パラメータ設定時には、オペレータが複数の画像を比較しながら、各画像中の特徴点の対応情報を入力しなければならず、パラメータ設定の自動化が困難であるという問題点があった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ステレオ視により三次元情報を抽出する際、同一センサで複数回の撮影を行わずに三次元情報を抽出することができ、また抽出に使用するパラメータの自動化が容易に行えることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、同一観測エリアを異なる収集位置から観測して得た複数の二次元画像を用い、ステレオ視による三次元情報を抽出する装置において、上記二次元画像としてSAR画像と光学センサ画像を入力され、これらに関する各種観測パラメータと両画像に存在する複数の特徴点の対応情報を与えるパラメータ設定手段と、このパラメータ設定手段から与えられた情報に基づき、ステレオ視による所要の三次元情報を得られるように、上記SAR画像と光学センサ画像の複数の特徴点について三角関数演算を行う画像処理手段とを備えている。
【0007】
また、この発明は、上記光学センサ画像の光学レンズによる歪を光学画像歪補正手段により補正して上記パラメータ設定手段に入力するようにしている。
【0008】
また、この発明は、上記SAR画像と光学センサ画像の輝度を輝度補正手段により補正して上記パラメータ設定手段に入力するようにしている。
【0009】
また、この発明は、上記SAR画像と光学センサ画像の特徴点を抽出し、輪郭線を出力するエッジ検出手段を介して上記SAR画像と光学センサ画像を上記パラメータ設定手段に入力するようにしている。
【0010】
さらに、この発明は、上記エッジ検出手段と上記パラメータ設定手段との間に輪郭線を比較して形状を認識するパターン照合手段を挿入している。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を示す図1について説明する。図1において、1はSARセンサでの収集位置A、2は光学センサでの収集位置B、3は観測エリア、4は収集位置AからのSAR画像、5は収集位置Bからの光学センサ画像、6は光学画像歪補正手段、7はパラメータ設定手段、8は画像処理手段、9は観測エリアの三次元情報である。
【0012】
次に動作について説明する。図1において、収集位置Bからの光学センサ画像5に含まれる光学レンズにより生じた歪を補正する光学画像歪補正手段6に入力する。収集位置AからのSAR画像4と、光学レンズによる歪を補正した収集位置Bからの光学センサ画像5を、パラメータ設定手段7に入力する。また、パラメータ設定手段7からは、SARセンサでの収集位置A1と観測エリア3の距離、光学センサでの収集位置13と観測エリア3の距離、SARセンサでの収集位置A1と光学センサでの収集位置B2の距離等の各種観測パラメータと、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点の対応情報をオペレータが手動入力する。画像処理手段8では、2枚の画像4、5中の複数の特徴点について、パラメータ設定手段7から与えられた情報を元にした三角関数演算を行い、2枚の二次元画像4、5中の特徴点の三次元情報を抽出する。このようにしてステレオ視により三次元情報を抽出することができる。
【0013】
なお、上記パラメータ設定手段7は、画像収集時の観測条件等のパラメータ(SAR画像であれば、目標までの距離、分解能等、光学画像であれば焦点位置、焦点距離等)を保持すると共に、複数の画像間で同一位置と推定される座標位置の対応情報を保存する機能を有するものであればよく、計算機及びソフトウエアで構成できる。
【0014】
また、画像処理手段8はソフトウエアで構成され、ステレオ視の計算で必要なセンサ間の距離、焦点距離等は、画像収集時の観測条件から与えられ、視差については複数の画像間で同一位置と推定される座標位置の対応情報から与えられる。
【0015】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、収集位置AからのSAR画像4と光学レンズによる歪を補正した収集位置Bからの光学センサ画像5をパラメータ設定手段7に直接入力していたが、図2のように、実施の形態1に示すパラメータ設定手段7の前段に画像の輝度を変更する輝度補正手段10を挿入することにより、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点の対応情報をオペレータが入力する際の負担を低減することができる。
【0016】
実施の形態3.
また、図3のように、実施の形態2に示す輝度補正手段10の後段に、画像中の特徴点を検出し輪郭線を出力するエッジ検出手段11を挿入することにより、収集位置AからのSAR画像4と収集位置Bからの光学センサ画像5中に存在する複数の特徴点を直線で結んだ輪郭線を得ることができ、オペレータが入力する際の負担を低減することができる。
【0017】
実施の形態4.
また、図4のように、実施の形態3に示すエッジ検出手段11とパラメータ設定手段7との間に輪郭線の比較を行い形状を認識するパターン照合手段12を挿入して、パターン照合手段12において複数画像中のエッジ情報について相関値計算を行い、相関値が閾値より高ければ同一物と認識し、座標位置の対応情報を抽出するようにすれば、オペレータによる位置指定を行なう必要がなくなり、オペレータによる入力を行わずに三次元情報を抽出することができる。
【0018】
【発明の効果】
この発明は、同一観測エリアを異なる収集位置から観測して得た複数の二次元画像を用い、ステレオ視による三次元情報を抽出する装置において、上記二次元画像としてSAR画像と光学センサ画像を入力され、これらに関する各種観測パラメータと両画像に存在する複数の特徴点の対応情報を与えるパラメータ設定手段と、このパラメータ設定手段から与えられた情報に基づき、ステレオ視による所要の三次元情報を得られるように、上記SAR画像と光学センサ画像の複数の特徴点について三角関数演算を行う画像処理手段とを備えているので、SAR画像と光学センサ画像を用いてステレオ視により三次元情報を抽出でき、同一センサで複数回の撮影を行わずに三次元情報を抽出することができる。
【0019】
また,この発明によれば、光学画像歪補正手段や輝度補正手段、エッジ検出手段を介してSAR画像と光学センサ画像をパラメータ設定手段に入力しているので、オペレータがパラメータを入力する際の負担を軽減することができる。
【0020】
さらに、エッジ検出手段とパラメータ設定手段との間に輪郭線を比較して形状を認識するパターン照合手段を挿入しているので、抽出に使用するパラメータの自動設定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態2を示すブロック構成図である。
【図3】この発明の実施の形態3を示すブロック構成図である。
【図4】この発明の実施の形態4を示すブロック構成図である。
【図5】従来装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 SARセンサでの収集位置A
2 光学センサでの収集位置B
3 観測エリア
4 収集位置AからのSAR画像
5 収集位置Bからの光学センサ画像
6 光学画像歪補正手段
7 パラメータ設定手段
8 画像処理手段
9 観測エリアの三次元情報
10 輝度補正手段
11 エッジ検出手段
12 パターン照合手段
Claims (5)
- 同一観測エリアを異なる収集位置から観測して得た複数の二次元画像を用い、ステレオ視による三次元情報を抽出する装置において、
上記二次元画像としてSAR画像と光学センサ画像を入力され、これらに関する各種観測パラメータと両画像に存在する複数の特徴点の対応情報を与えるパラメータ設定手段と、
このパラメータ設定手段から与えられた情報に基づき、ステレオ視による所要の三次元情報を得られるように、上記SAR画像と光学センサ画像の複数の特徴点について三角関数演算を行う画像処理手段とを
備えたことを特徴とするステレオ視による三次元情報抽出装置。 - 上記光学センサ画像の光学レンズによる歪を光学画像歪補正手段により補正して上記パラメータ設定手段に入力するようにしたことを特徴とする請求項1記載のステレオ視による三次元情報抽出装置。
- 上記SAR画像と光学センサ画像の輝度を輝度補正手段により補正して上記パラメータ設定手段に入力するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のステレオ視による三次元情報抽出装置。
- 上記SAR画像と光学センサ画像の特徴点を抽出し、輪郭線を出力するエッジ検出手段を介して上記SAR画像と光学センサ画像をパラメータ設定手段に入力するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のステレオ視による三次元情報抽出装置。
- 上記エッジ検出手段と上記パラメータ設定手段との間に輪郭線を比較して形状を認識するパターン照合手段を挿入したことを特徴とする請求項4記載のステレオ視による三次元情報抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173211A JP2004021427A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | ステレオ視による三次元情報抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173211A JP2004021427A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | ステレオ視による三次元情報抽出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004021427A true JP2004021427A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31172564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002173211A Pending JP2004021427A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | ステレオ視による三次元情報抽出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004021427A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009025234A1 (ja) * | 2007-08-17 | 2009-02-26 | Pasco Corporation | 地物情報判読用画像生成方法およびプログラム |
JP2015114147A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 三菱電機株式会社 | 画像合成装置及び画像合成方法 |
JP2016057092A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | Sar図からの立体地形図形成方法 |
-
2002
- 2002-06-13 JP JP2002173211A patent/JP2004021427A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009025234A1 (ja) * | 2007-08-17 | 2009-02-26 | Pasco Corporation | 地物情報判読用画像生成方法およびプログラム |
JP2009047516A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Pasuko:Kk | 地物情報判読用画像生成方法およびプログラム |
US8493264B2 (en) | 2007-08-17 | 2013-07-23 | Pasco Corporation | Terrestrial object information judging image producing method and program |
JP2015114147A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 三菱電機株式会社 | 画像合成装置及び画像合成方法 |
JP2016057092A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | Sar図からの立体地形図形成方法 |
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