JPH09231370A - 画像情報入力装置 - Google Patents

画像情報入力装置

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JPH09231370A
JPH09231370A JP8057058A JP5705896A JPH09231370A JP H09231370 A JPH09231370 A JP H09231370A JP 8057058 A JP8057058 A JP 8057058A JP 5705896 A JP5705896 A JP 5705896A JP H09231370 A JPH09231370 A JP H09231370A
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JP8057058A
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Katsumi Iijima
克己 飯島
Katsuhiko Mori
克彦 森
Motohiro Ishikawa
基博 石川
Sunao Kurahashi
直 倉橋
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Canon Inc
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Publication of JPH09231370A publication Critical patent/JPH09231370A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体を目的とする画像形態に変換するため
の処理に柔軟に対応可能な奥行き情報を得ることができ
る画像情報入力装置を提供する。 【解決手段】 奥行き情報抽出処理では、複数視点から
撮像された被写体像を処理し、その処理によって奥行き
情報を不等間隔のボクセル空間上に求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の位置から撮
像した被写体像に基づきその被写体の奥行き情報を抽出
する画像情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物体の三次元形状を求める技術と
しては、大別して受動的手法と能動的手法とがある。
【0003】受動的手法の代表的なものとして、2台の
カメラを用いて三角測量を行うステレオ画像法があり、
このステレオ画像法では、左右の画像から同じものが写
し出されている場所を探索し、その場所を示す位置のず
れ量から被写体の三次元位置を計測する。
【0004】これに対し、能動的手法の代表的なものと
しては、被写体に対し所定位置から光を投影し、被写体
からの反射光がその所定位置に戻るまでの時間を計測
し、その計測した時間から被写体までの距離を求める手
法があり、この手法は光レーダ型のレンジファインダー
などに適用されている。
【0005】また、被写体に対しスリット状の光パター
ンを投影し、その被写体に写るパターン形状の変位から
その被写体の三次元形状を測定するスリット光投影法な
どがある。
【0006】これらの方法で得られた被写体の三次元デ
ータから被写体を任意の視点から見た場合における被写
体像を生成し、その被写体上を2次元のディスプレイな
どに表示するなど、上述の物体の三次元形状を求める技
術は、画像処理分野で広く用いられている。
【0007】近年、パーソナルコンピュータの普及およ
びその急速な性能向上に伴い、パーソナルコンピュータ
によって、電子カメラで撮像した画像を取り込み、その
画像編集を行うことが可能なアプリケーションソフトが
出現している。例えば、電子カメラで風景を複数の画像
に分けて撮影するとすると、この複数の画像はパーソナ
ルコンピュータに取り込まれ、パーソナルコンピュータ
では、アプリケーションソフトを起動することによっ
て、その取り込まれた画像に対しその画像の編集などの
処理を施すなど、取り込まれた画像をある限定された範
囲で処理することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のステレ
オ画像法においては、カメラが設置されている特定位置
からの距離情報算出が主目的であり、被写体の立体形状
そのものを直接計測することを目的としていない。
【0009】また、能動的手法では、被写体に対する投
影を、レーザ光などを被写体に照射することによって行
うから、その利用において煩雑な作業が必要である。
【0010】さらに、受動的手法、能動的手法のいずれ
かを、ある物体をその周囲を移動しながら撮像するよう
な動的な撮像方式に適用することにより、その物体に対
する奥行き情報を抽出する方法があるが、その方法によ
っては、画像処理に柔軟に対応可能な奥行き情報を抽出
することはできない。
【0011】さらに、処理された画像は2次元ディスプ
レイまたは紙などに出力されることが多く、またその画
像形態は自然画である場合、被写体を輪郭線で表す線画
である場合などの各種形態の場合からなる。すなわち、
上述の手法などで得られた距離情報などに基づき被写体
形状を2次元ディスプレイまたは紙などに忠実に出力す
ることに主眼がおかれているから、一般的には、被写体
の三次元データを様々な側面から加工するための画像処
理に柔軟に対応可能な奥行き情報の抽出は行われておら
ず、柔軟に対応可能な奥行き情報が必要とされる画像形
態へ被写体を変換することは行われていない。
【0012】一方、電子カメラで撮像した画像を取り込
み、その画像編集を行うことが可能なアプリケーション
ソフトは出現しているが、アプリケーションソフトで
は、被写体の三次元データを様々な側面から加工するた
めの画像処理に柔軟に対応可能な奥行き情報が得られな
いから、その取り込まれた画像に対する処理内容が制限
され、被写体を目的とする画像形態に変換することはで
きない。
【0013】本発明の目的は、被写体を目的とする画像
形態に変換するための処理に柔軟に対応可能な奥行き情
報を得ることができる画像情報入力装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも1つの光学系を介して被写体を撮像し、その
被写体像を出力する撮像手段と、前記撮像手段で任意の
位置から撮像した被写体像に基づきその被写体の奥行き
情報を抽出する奥行き情報抽出手段を備える画像情報入
力装置において、前記奥行き情報抽出手段は、複数視点
から撮像された被写体像を処理し、その処理によって前
記奥行き情報を不等間隔のボクセル空間上に得ることを
特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像情報入力装置において、前記不等間隔のボクセル空間
は、直交座標系、極座標系、円筒座標系のいづれかで表
される空間からなることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像情報入力装置において、前記不等間隔のボクセル空間
は、その原点がパッド内に設けられ、前記パッドから離
れるに従い間隔が狭くなることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像情報入力装置において、前記不等間隔のボクセル空間
は、各視点から見た際にその間隔が適応的に変換するこ
とを特徴とする請求項1記載の画像情報入力装置。
【0018】請求項5記載の発明は、請求4記載の画像
情報入力装置において、前記間隔が適応的に変化する不
等間隔のボクセル空間とは、その原点がパッド内に設け
られ、各視点から前記パッドまでの距離に応じて変化す
る空間からなることを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像情報入力装置において、前記各視点から前記パッドま
での距離に応じて変化するボクセル空間は、前記撮像手
段から離れるに従い間隔が広くなることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0021】(実施の第1形態)図1は本発明の画像情
報入力装置の実施の第1形態の構成を示すブロック図で
ある。
【0022】画像情報入力装置は、図1に示すように、
被写体を撮像するカメラヘッド1を備える。本例では、
カメラヘッド1は、背面3を背景とする検出物(被写
体)2を撮像する。
【0023】カメラヘッド1は、左右に設けられている
撮像レンズ100L,100Rと、撮像レンズ100L
と撮像レンズ100Rとの間に配置されている照明部2
00とを有する。
【0024】撮像レンズ100Lは装置側からみて左側
に、撮像レンズ100Rは装置側からみて右側にそれぞ
れ配置されている。撮像レンズ100Lによる撮像範囲
は、図中の10Lで表される範囲からなり、撮像レンズ
100Rによる撮像範囲は、図中の10Rで表される範
囲からなる。カメラヘッド1は、各撮像レンズ100
L,100Rを介して捕らえられた被写体をCCDから
なる撮像素子(図示せず)に結像し、CCDは被写体像
を光電変換によって対応する電気信号に変換し、この電
気信号はアナログ・デジタル変換によってデジタル信号
の画像データに変換される。
【0025】カメラヘッド1の姿勢および位置は、カメ
ラ姿勢位置検知部4で検知される。カメラ姿勢位置検知
部4は、ジャイロなどのセンサからの検出信号に基づき
角度情報を算出する手段と、背面3から得られる情報に
基づき画像処理を行うことによって姿勢位置情報を算出
する手段とを有し、これらの手段によってカメラヘッド
1の姿勢、位置を検出する。本実施の形態では、カメラ
ヘッド1はA0−An間の位置を撮像位置として移動さ
れ、そのカメラヘッド1の位置はカメラ姿勢位置検知部
4で検知される。
【0026】カメラヘッド1で得られた画像データおよ
びそれに対応するカメラ姿勢位置検知部4で得られた姿
勢位置情報は、各画像メモリ5a,5bの一方に対応付
けられて格納される。画像メモリ5a,5bに格納され
た画像データおよびそれに対応する姿勢位置情報は、奥
行き情報演算部6に与えられる。
【0027】奥行き情報演算部6は、画像データとそれ
に対応する姿勢位置情報に基づき演算を行い、この演算
によって被写体の立体形状を規定する3次元画像データ
(奥行き情報)を算出する。
【0028】この算出された3次元画像データは2次元
画像データ演算部7に与えらえ、2次元画像データ演算
部7は、3次元画像データに基づき使用者が指定する画
像形態および指定された視点から見ることを条件に被写
体の2次元画像データを算出する。この算出された被写
体の2次元画像データからは、使用者が指定する画像形
態でかつ指定された視点から見た2次元画像が得られる
ことになる。この画像形態の指定および視点の指定は操
作手段11から行われ、この視点は任意の位置に指定す
ることが可能である。
【0029】2次元画像データ演算部7は、カメラヘッ
ド1、カメラ姿勢位置検知部4、各画像メモリ5a,5
b、奥行き情報演算部6と共働して画像情報入力装置を
構成する。
【0030】2次元画像データ演算部7で算出された2
次元画像データは、操作手段11、データ合成手段10
00またはプリンタ9に供給される。
【0031】データ合成手段1000は、操作手段11
の指示に基づき文章データ作成手段1001が作成した
文章に供給された2次元画像データが示す画像をはめ込
むための合成処理を行い、その合成処理の結果は操作手
段11を介してモニタ8に表示される。
【0032】プリンタ9は操作手段11に指示に基づき
供給された2次元画像データが示す画像を印刷するとと
もに、操作手段11を介して供給された画像合成文章を
印刷する。
【0033】操作手段11は、上述した条件などの設定
を行うとともに、データ合成手段1000およびプリン
タ9への指示、供給された2次元画像データが示す画
像、供給された画像合成文章のモニタ8への表示などを
行う。
【0034】本画像情報入力装置による撮影動作につい
て説明する。
【0035】まず、カメラヘッド1が、その初期位置と
して例えばA0の位置において検出物2に向けられる。
次いで、使用者によってレリーズボタン(図示せず)が
操作され、位置A0において検出物2の撮影が行われ
る。
【0036】位置A0における撮影が終了すると、カメ
ラヘッド1は検出物2を中心に順次位置A0から位置A
nに向けて所定の移量角度量で円弧上を移動される。カ
メラ姿勢位置検知部4がカメラヘッド1の所定角度量の
移動を検出すると、次の撮影が行われ、以降順に位置A
nまでの撮影が行われる。例えば、A0〜An間が18
0度で3度の移動ピッチで撮影が順に行われると、60
個の画像データが得られることになる。
【0037】この移動角度量の設定は、カメラ姿勢位置
検知部4のジャイロなどのセンサの検知性能および求め
たい奥行き情報の分解能から決定される。例えば、ジャ
イロの検出能力が90度/secであるとき、移動角度
量として3度/フレーム速度に設定される。
【0038】この撮影中、画像データとその撮影位置お
よび方向に対する変位量とは、対応付けて画像メモリ5
a,5bに格納される。また、カメラヘッド1の位置お
よび方向の少なくとも一方が所定より大きく移動する
と、警告手段(図示せず)から警告が発せられる。さら
に、検出物2の奥行き情報の演算に対し十分な画像デー
タが得られると、撮影終了報知手段(図示せず)で十分
な画像データが得られた旨が使用者に通知され、使用者
はその通知に基づき撮影を終了する。
【0039】撮影が終了すると、画像メモリ5a,5b
に格納された画像データおよびそれに対応する姿勢位置
情報は奥行き情報演算部6に与えら、奥行き情報演算部
6は、画像データとそれに対応する姿勢位置情報に基づ
き演算を行い、この演算によって被写体の立体形状を規
定する3次元画像データ(奥行き情報)が算出される。
【0040】この算出された3次元画像データは2次元
画像データ演算部7に与えらえ、2次元画像データ演算
部7は、3次元画像データに基づき使用者が指定する画
像形態および指定された視点から見ることを条件に被写
体の2次元画像データを算出する。この算出された被写
体の2次元画像データからは、使用者が指定する画像形
態でかつ指定された視点から見た2次元画像が得られ、
この得られた2次元画像はモニタ8に表示される。この
画像形態および視点の変更が操作手段11から行われる
と、変更した画像形態でかつ視点から見た2次元画像が
得られる。
【0041】次に、画像情報入力装置の詳細な構成につ
いて図2ないし図4を参照しながら説明する。図2およ
び図3は図1の画像情報入力装置の詳細な構成を示すブ
ロック図、図4は図2のシステムコントローラの構成を
示すブロック図である。
【0042】カメラヘッド1は、図2および図3に示す
ように、左右撮像レンズ100L,100Rに対しほぼ
対象に構成されている。
【0043】撮像レンズ100Lは、図2に示すよう
に、ズーム機構(図示せず)およびオートフォーカス機
構(図示せず)を有し、ズーム機構はズーム制御部10
6Lで、オートフォーカス機構はフォーカス制御部10
7Lでそれぞれ駆動、制御される。
【0044】撮像レンズ100Lの後方には光量を調節
するための絞り101Lが配置され、絞り101Lの絞
り量は絞り制御部108Lで駆動、制御される。
【0045】光量が調節された被写体像はイメージセン
サ(CCD)102Lに結像され、イメージセンサ10
2Lは光電変換によって被写体像を対応する電気信号に
変換する。イメージセンサ102Lはイメージセンサド
ライバ120Lで駆動、制御される。
【0046】イメージセンサ102Lの電気信号はA/
D変換部103Lでデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号は各メモリ83,85に格納される。
【0047】撮像レンズ100Rは、撮像レンズ100
Lと同様に、ズーム機構(図示せず)およびオートフォ
ーカス機構(図示せず)を有し、ズーム機構はズーム制
御部106Rで、オートフォーカス機構はフォーカス制
御部107Rでそれぞれ駆動、制御される。
【0048】撮像レンズ100Rの後方には光量を調節
するための絞り101Rが配置され、絞り101Rの絞
り量は絞り制御部108Rで駆動、制御される。
【0049】光量が調節された被写体像はイメージセン
サ(CCD)102Rに結像され、イメージセンサ10
2Rは光電変換によって被写体像を対応する電気信号に
変換する。イメージセンサ102Rはイメージセンサド
ライバ120Rで駆動、制御される。
【0050】イメージセンサ102Rの電気信号はA/
D変換部103Rでデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号は各メモリ73,75に格納される。
【0051】ズーム制御部106L、フォーカス制御部
107L、絞り制御部108L、イメージセンサドライ
バ120L、ズーム制御部106R、フォーカス制御部
107R、絞り制御部108R、イメージセンサドライ
バ120Rにはシステムコントローラ210から制御内
容を示す指示が与えられる。
【0052】システムコントローラ210は、照明20
0を駆動制御するとともに、カメラ姿勢位置検知部4か
ら姿勢位置情報を監視し、上述した警告音を発するため
の発音体97の駆動を制御する。発音体97は、警告音
とともに、システムコントローラ210からの指示に基
づき撮影終了通知の旨を示す撮影終了通知音を発する。
発音体97は、上述の警告手段と撮影終了報知手段とを
構成する。
【0053】各メモリ83、85に格納されている画像
データは、図3に示すように、映像信号処理部104L
およびオーバラップ検出部92に与えられる。
【0054】映像信号処理部104Lは、各メモリ8
3,85のデジタル信号を適正な形態の輝度信号および
色信号に変換するための変換処理を行う。映像信号処理
部104Lの輝度信号および色信号は、被写体分離部1
05Lおよび表示部240に与えられる。
【0055】被写体分離部105Lは、映像信号処理部
104Lの輝度信号および色信号から奥行き情報の計測
対象となる主被写体とその背景とを分離する。この分離
方法としては、例えば、予め背面の映像を撮像し、その
画像をメモリに保持した後に、計測対象となる主被写体
をその背景とともに撮像し、撮像した映像と予めメモリ
に格納している背面の映像とのマッチングおよび差分処
理を施し、背面領域を分離する方法が用いられる。この
方法に代えて、色またはテクスチャの情報に基づき主被
写体とその背景とを分離する方法を用いることもでき
る。なお、本実施の形態では、主被写体として検出物2
が背面3から分離される。
【0056】被写体分離部105Lで背景と分離された
主被写体の画像は、画像処理部220および合焦検出部
270に与えられる。
【0057】同様に、各メモリ73、75に格納されて
いる画像データは、映像信号処理部104Rおよびオー
バラップ検出部92に与えられる。
【0058】映像信号処理部104Rは、各メモリ7
3,75のデジタル信号を適正な形態の輝度信号および
色信号に変換するための変換処理を行う。映像信号処理
部104Rの輝度信号および色信号は、被写体分離部1
05Rおよび表示部240に与えられる。
【0059】被写体分離部105Rは、映像信号処理部
104Rの輝度信号および色信号から奥行き情報の計測
対象となる主被写体とその背景とを分離する。この分離
方法としては、上述した方法と同じ方法である。
【0060】被写体分離部105Rで背景と分離された
主被写体の画像データは、画像処理部220および合焦
検出部270に与えられる。
【0061】オーバーラップ検出部92は、各撮像レン
ズ100L,100Rで捕らえられた各画像データに基
づき各撮像レンズ100L,100Rで捕らえられた被
写体の重りの程度を検出し、その検出結果情報はシステ
ムコントローラ210(図2に示す)に与えられる。
【0062】画像処理部220は、各撮像レンズ100
L,100Rで捕らえられた各主被写体の画像データに
基づき被写体の奥行き情報を抽出するとともに、その抽
出した各撮像地点における被写体の奥行き情報をカメラ
姿勢位置検知部4から得られる姿勢位置情報に基づき統
合し、出力する。この奥行き情報の抽出およびその統合
については後述する。なお、この画像処理部220に
は、図1に示す、画像メモリ5a,5b、奥行き情報演
算部6、2次元画像データ演算部7が含まれている。画
像処理部220で抽出された奥行き情報は、記録部25
0に記録される。
【0063】表示部240は、各撮像レンズ100L,
100Rで捕らえられた被写体画像を表示する。
【0064】合焦検出部270は、各主被写体の画像デ
ータに基づき演算を行い、その演算によって各撮像レン
ズ100L,100Rにおける焦点距離情報を求める。
この求められた各撮像レンズ100L,100Rにおけ
る焦点距離情報は、システムコントローラ210に与え
られる。
【0065】システムコントローラ210には、オーバ
ラップ検出部92、映像信号処理部104L,104
R、被写体分離部105L,105R、画像処理部22
0、れリーズボタン230、合焦検出部270および外
部入力I/F760が接続され、これらのブロック間の
情報の転送制御、動作制御を行う。
【0066】外部入力I/F760はコンピュータなど
の外部装置に接続され、外部装置からの設定指示が外部
入力I/F760を介してシステムコントローラ210
に与えられる。
【0067】システムコントローラ210は、図4に示
すように、マイクロコンピュータ900、メモリ91
0、および画像演算処理部920から構成されている。
【0068】次に、本画像情報入力装置における奥行き
情報の抽出動作について図を参照しながら説明する。
【0069】まず、画像処理部220(図3に示す)に
おける奥行き情報の抽出処理について詳細に説明する。
【0070】画像処理部220は、各撮像レンズ100
L,100Rで捕らえられた各主被写体の撮像時の各パ
ラメータに基づき各主被写体に対する奥行き情報の抽出
処理(奥行き情報抽出処理#1という)と、奥行き情報
の計測対象となる各主被写体の輝度信号および色信号に
基づき視差を求め、この求められた視差から奥行き情報
を抽出する抽出処理(奥行き情報抽出処理#2という)
とを行い、処理#1による奥行き情報と処理#2による
奥行き情報とを組み合わせて全体の奥行き情報を求め
る。
【0071】また、焦点距離の設定は、距離情報に基づ
き設定される。この焦点距離と距離情報との関係は次の
(1)式で表される。
【0072】
【数1】 なお、rは距離、bは基線長、dは視差、fは焦点距離
をそれぞれ表す。
【0073】ここで、視差により決定される距離分解能
をパラメータとすると、次の(2),(3)式から焦点
距離fが算出される。
【0074】
【数2】
【0075】
【数3】 よって、外部入力I/F760を介してコンピュータな
どから分解能を設定し、この分解能の値に基づき焦点距
離fを設定することも可能である。
【0076】次に、奥行き情報抽出処理#1について図
5ないし図9を参照しながら説明する。図5は極座標ボ
クセル空間を用いた奥行き情報抽出処理を概念的に示す
図、図6は1視点の輪郭画像から奥行き情報を抽出する
手法を概念的に示す図、図7は多視点の輪郭画像から奥
行き情報を抽出する手法を概念的に示す図、図8は等間
隔のボクセル空間における誤差を表す図、図9は不等間
隔のボクセル空間を表す図である。
【0077】奥行き情報抽出処理#1には、不等間隔の
ボクセル空間座標系において、背景と分離された主被写
体の画像から奥行き情報を抽出する手法が用いられる。
この手法では、まず、被写体分離部105L,105R
で、映像信号処理部104L,104Rの輝度信号およ
び色信号から奥行き情報の計測対象となる主被写体とそ
の背景とが分離される。この分離処理によって、図5に
示すように、カメラヘッド1の撮像基準点を示す主点1
110で撮像された画像は背景1102と被写体110
1とが分離された背景分離画像1100になる。この分
離方法は上述した方法であり、分離後の主被写体には奥
行き計測対象の被写体であることを示すフラグ「1」
が、背景1102にはフラグ「0」がそれぞれセットさ
れ、これによって背景分離画像1100が得られる。こ
の背景1102と分離された被写体1101の輪郭から
は主点1110を通る複数の線分1130〜1134が
極座標で表される不等間隔のボクセル空間1120を横
切るように伸ばされ、各線分1130〜1134によっ
てボクセル空間1120が切られる。このボクセル空間
1120を切る行為とは、この線分1130〜1140
より外側部分を被写体でないとして捨てることである。
この捨てられる部分に対しては、識別するためのフラグ
がセットされる。
【0078】次に、主点を変えながら、上述したよう
に、被写体の輪郭からは主点を通る複数の線分でボクセ
ル空間を切る処理が行われる。本実施の形態では、カメ
ラヘッド1は被写体を中心に順次位置A0から位置An
に向けて所定の移量角度量で円弧上に沿って移動するも
のとし、そのカメラヘッド1の移動断面を見ながら本処
理の説明を行う。
【0079】例えば、図6(a)に示すように、カメラ
ヘッド1が主点をすなわち視点を順に位置1200〜1
203に変えながら撮影することによってセンサ面12
40〜1243に得られた各被写体毎にその輪郭から各
主点1200〜1203を経てボクセル空間1210に
向けて伸びる境界線1220〜1227が引かれ、その
各境界線1220〜1227によって領域1230が規
定される。その領域1230は各境界線1220〜12
27によって囲まれた領域からなり、その領域は切り落
とし処理後に残された領域となる。例えば、センサ面1
240に得られた被写体の輪郭から各主点1200を経
てボクセル空間1210に向けて伸びる境界線122
0,1221が引かれる。
【0080】この多視点からの被写体を用いることによ
って、ボクセル空間1210上には被写体の抽出結果と
してabcdefghで囲まれる領域1230が得られ
る。
【0081】この得られた領域1230は、図6(b)
に示すように、真の被写体形状1231を含む形状にな
り、さらに視点を増すことにより、ボクセル空間上に得
られる形状は真の被写体形状に近く付くことが分かる。
【0082】上述の説明では、処理をかメラヘッド1の
移動が2次元平面に沿って行われるものとしてしている
が、この処理を3次元的に行う場合には、例えば図7に
示すように、ボクセル空間側の位置(X,Y,Z)から
逆に主点を通る線分を計算し、その線分の画像に対する
投影位置を計算し、その投影位置に対する画像のフラグ
を参照して背景を示すか被写体を示すかを判断すること
により、ボクセル空間上に被写体に対する領域が得られ
る。この操作はボクセル空間の原点(0,0,0)から
(X0,Y0,Z0)まで繰り返し行われる。
【0083】ここで、投影される点を(x,y)とする
と、x,yは次の(4),(5),(6)式から求めら
れる。
【0084】
【数4】
【0085】
【数5】
【0086】
【数6】 ただし、(a,b,c)は主点1110の座標を示し、
簡単化するために、X,Y,Zは直交座標系で示してい
る。
【0087】その投影位置(x,y)が背景領域か被写
体領域かの判断は、その投影位置のフラグを参照するこ
とによって行われるが、x,yが整数値でないときに
は、近傍領域のフラグから背景領域か被写体領域かの判
断を行う。
【0088】このようにボクセル空間側から画像に向け
て線分を引く操作を主点を変えながら繰り返し行うこと
によって、被写体の奥行き情報がボクセル空間上に抽出
される。
【0089】さらに処理の高速化を図るために、例えば
まず極座標におけるrで規定され得る外郭すなわち取り
得る最大値を求め、次にθ,φで上述の処理を行う方法
を用いることもできる。
【0090】なお、これまでの奥行き情報を求める説明
は簡単化のために、カメラヘッド1位置とパッドとの相
対的な距離に関しては省略したが、実際には、相対距離
それぞれに応じて精度が異なるから、それに対処した処
理が施される。
【0091】次に、この処理について図8を参照しなが
ら説明する。
【0092】カメラヘッド1で撮像された画像は、図8
(a)に示すように、上述した分離処理によって背景1
102と被写体1101とが分離された背景分離画像1
100になる。
【0093】カメラヘッド1に主点からの距離r1の位
置には、ボクセル空間内における投影面2200が規定
され、距離r0の位置には投影面2201が規定されて
いる。この投影面2200の面積は、距離r1が距離r
0より長いことにより、投影面2201の面積より大き
い。
【0094】例えば、等間隔のボクセル空間の断面23
02においては、図8(b)に示すように、投影面に投
影されるシルエット画像の誤差δx(2304)が生じ
ると、切り落とされるボクセル空間部分は距離が離れる
に従い大きくなる。すなわち、センサ断面2301から
主点2300を経て伸びる線分(境界線)2306が誤
差δxによって線分2307側に近付き、線分2306
によって切り落とされるボクセル空間部分2400は本
来線分2305によって切り落とされるボクセル空間部
分より大きくなる。このように、等間隔のボクセル空間
においては、誤差δxが大きくなるに従い正確なボクセ
ル空間部分を切り落とすことができない。
【0095】これに対し、不等間隔のボクセル空間の断
面2303においては、図8(b)に示すように、投影
面に投影されるシルエット画像の誤差δx(2304)
が生じても、正確なボクセル空間部分2500を切り出
すことができる。すなわち、センサ断面2301から主
点2300を経て伸びる線分(境界線)2308が誤差
δxによって線分2310側に近付くが、ボクセル空間
の間隔は不等間隔に設定されているから、線分2309
によって切り落とされるボクセル空間部分2400は本
来線分2309によって切り落とされるボクセル空間部
分より大きくならず、正確なボクセル空間部分2500
を切り出すことができる。
【0096】不等間隔のボクセル空間では、図9
(a),(b)に示すように、パッドから離れた位置に
おいて間隔を規定するボクセルが小さくなるように設定
され、パッド付近において間隔を規定するボクセルが大
きくなるように設定されている。このボクセル空間の断
面を見ると、図9(c)に示すように、順々にボクセル
が小さくなるように設定されていることが分かる。この
ように、不等間隔のボクセル空間はパッド上に形成され
るから、パッドからカメラヘッド1までの距離に応じて
間隔を変化させるために、パッドから順々にボクセルが
小さくなるように設定されている。
【0097】なお、予め細かなボクセルを設定し、この
ボクセルに対し切り出し処理を行い、後処理で距離に応
じてスムージング処理を行う手法を用いることもできる
が、この手法に比して不等間隔のボクセル空間を用いる
手法のほうが、処理速度の向上、メモリの削減を図るこ
とができる。
【0098】次に、ステレオ画像からの奥行き情報抽出
処理について図10ないし図13を参照しながら説明す
る。図10は輪郭画像から奥行き情報を抽出する処理過
程を示す図、図11は点プレートマッチングを示す図、
図12はステレオ画像からの奥行き情報の算出を概略的
に示す図、図13はステレオ画像からの奥行き情報の算
出時における誤差を示す図である。
【0099】まず、ステレオ画像から奥行き情報を抽出
する処理手順について図10を参照しながら説明する。
【0100】図10を参照するに、画像メモリに格納さ
れている、R画像110R(以下、画像110Rとい
う)と共働してステレオ画像を構成するL画像110L
(以下、画像110Lという)は、エッジ抽出部111
L、特徴点抽出部117L、ステレオ画像対応点抽出部
112に与えられる。同様に、画像110Rは、エッジ
抽出部111R、特徴点抽出部117R、ステレオ画像
対応点抽出部112に与えられる。
【0101】各エッジ抽出部111L,111Rは、対
応する画像からエッジを抽出した画像を生成する。特徴
点抽出部117L,117Rは、背面部の特徴を同定す
る処理を行う。ステレオ画像対応点抽出部112は、各
画像の画素の対応関係を抽出する処理を行う。
【0102】各エッジ抽出部111L,111Rで生成
された画像はエッジ画像対応点抽出部113に与えら
れ、エッジ画像対応点抽出部113は各画像の画素の対
応関係を抽出する処理を行い、この処理では、各画像の
輝度値からそれぞれの画素の対応関係を抽出する。
【0103】エッジ画像対応点抽出部113で抽出され
た対応関係は、ステレオ画像対応点抽出部112で抽出
された対応関係とともに除去処理部114に与えられ
る。除去処理部114は、エッジ画像対応点抽出部11
3で抽出された対応関係と、ステレオ画像対応点抽出部
112で抽出された対応関係との間に矛盾があるか否か
を判定し、その判定結果に応じて各対応関係間における
矛盾箇所を除去する処理を行う。この処理では、エッジ
画像対応点抽出部113で抽出された対応関係と、ステ
レオ画像対応点抽出部112で抽出された対応関係とが
一致しないとき、その対応関係は信頼性が低いとして排
除される。また、各対応関係に重み付けをして判断を行
うようすることもできる。
【0104】除去処理部114の処理結果は、オクルー
ジョン領域判定処理部115および奥行き情報分布算出
処理部116に与えられる。
【0105】オクルージョン領域判定処理部115は、
除去処理部114の処理結果から求められた対応点箇所
と、対応点を求める途中で使用している相関の程度を表
す指数、例えば残差からオクルージョン領域を判断し、
その判断結果に信頼性を付加して出力する。例えば、相
関の程度を表す指数として、相関係数または残差を用い
て、その相関係数が低いときまたはその残差が大きいと
きには、対応関係の信頼が低いと判断し、その低い部分
をオクルージョン領域または対応がない領域として取り
扱う。
【0106】奥行き情報分布算出処理部116は、各対
応関係から三角測量の原理で奥行き情報分布を算出し、
その算出された奥行き情報分布は出力される。この奥行
き情報分布の算出には、後述する補正データ算出処理部
118からの撮影パラメータ、位置検出情報などが用い
られる。なお、この三角測量については(1)式で説明
した通りである。
【0107】各特徴点抽出部117L,117Rで同定
された背面部の特徴点は補正データ算出処理部118に
与えられ、補正データ算出処理部118は撮影パラメー
タを取得するとともに、ジャイロ880で検出された角
度変化などの情報からカメラヘッド1の姿勢、移動関係
を取得する。この取得された撮影パラメータ、およびカ
メラヘッド1の姿勢、移動関係を含む位置検出情報は奥
行き情報分布算出処理部116に与えられる。
【0108】次に、エッジ画像対応点抽出部113にお
ける対応点抽出方法について図11を参照しながら説明
する。
【0109】エッジ画像対応点抽出部113における対
応点抽出方法の代表的なものとしては、テンプレートマ
ッチング法がある。テンプレートマッチング法は、図1
1に示すように、N×N画素のテンプレート画像が左の
撮像レンズから得られた画像から切り出される。この切
り出されたN×N画素は右の撮像レンズから得られた画
像のM×M画素の入力画素内の探索領域範囲RA(以下
の(7)式で表される領域)上で動かされ、残差R
(a,b)(以下の(8)式で求められる)が最小にな
るようにテンプレート画像の位置が求められる。この求
められた位置がN×Nのテンプレート画像の中心画素位
置とされる。
【0110】
【数7】
【0111】
【数8】 次に、エッジ抽出方法について図12を参照しながら説
明する。
【0112】エッジ抽出方法としては、例えばロバート
フィルタなどの手法が用いられ、またこれに代えて、ゾ
ーベルフィルタを用いることもできる。
【0113】ロバートフィルタを用いるとき、入力画像
f(i,j)、出力画像g(i,j)とすると、出力画
像g(i,j)は次の(9)式または(10)式から求
められる。
【0114】
【数9】
【0115】
【数10】 ゾーベルフィルタの場合、次の(11),(12),
(13)式から求められる。
【0116】
【数11】
【0117】
【数12】
【0118】
【数13】 このようにして、エッジ部が強調された画像に対し2値
化処理を行うことによってエッジ成分が抽出される。な
お、2値化処理は、適当な閾値を用いて行われる。
【0119】以上の手法によれば、図12に示すよう
に、○印で示す奥行き情報が得られる。なお、Bは基線
長を示し、図7と同じ部材、線分などには同じ符号を付
してある。
【0120】このステレオ画像からの奥行き情報抽出処
理においては、上述の切り落とし処理において相対距離
に応じてその精度が異なることと同様に、相対距離が大
きくなるほどその精度が悪くなるから、不等間隔のボク
セル空間を用いることによって精度の悪化を未然に防止
することが可能になる。
【0121】次に、ステレオ画像からの奥行き情報抽出
処理における誤差について図13を参照しながら説明す
る。
【0122】まず、図13(a)を参照するに、図中の
左側センサ断面3500の対応点3600に対しカメラ
主点3300を経て伸びる境界線から決定される領域
と、右側センサ断面3500の対応点3601に対しカ
メラ主点3301を経て伸びる境界線から決定される領
域とが重なり合う領域3300が誤差範囲になる。
【0123】これに対し、図13(b)を参照するに、
図中の左側センサ断面3501の対応点3602に対し
カメラ主点3302を経て伸びる境界線から決定される
領域と、右側センサ断面3501の対応点3603に対
しカメラ主点3303を経て伸びる境界線から決定され
る領域とが重なり合う領域3400が誤差範囲になる。
【0124】この図13(a),(b)から明らかなよ
うに、距離が離れるに従い誤差範囲となる領域が大きく
なることが分かる。例えば、抽出した視差が1画素分ず
れた場合、奥行き情報の誤差範囲は、図13(a)に示
すように、拡大した領域3300になる。これに対し、
距離が近いと、図13(b)に示すように、奥行き情報
の誤差範囲は、領域3300により小さい領域3400
になる。
【0125】よって、奥行き情報の誤差範囲は小さくす
るために、相対的に距離が遠いものはボクセルを大きく
すれば良く、すなわち、被写体が置かれたパッドから離
れるに従い間隔を規定するボクセルが小さくなるような
不等間隔のボクセル空間を用いれば良いことになる。
【0126】次に、多視点でのステレオ画像より得られ
た奥行き情報の処理について図14を参照しながら説明
する。図14は多視点ステレオ画像からの奥行き情報を
統合する処理の流れを示す図である。
【0127】多視点で撮像されたステレオ画像のそれぞ
れからは、上述の1視点のステレオ画像からの奥行き情
報抽出処理によって個々の視点の奥行き情報が抽出さ
れ、各奥行き情報を順に加えらることによって統合され
る。
【0128】各視点のステレオ画像から得られた奥行き
情報120は、図14に示すように、対応するカメラヘ
ッドの位置方向情報125とともに、座標系変換手段1
21に供給される。
【0129】座標系変換手段121は、各視点毎に得ら
れた奥行き情報を対応するカメラヘッドの位置方向情報
125に基づき任意の統一された座標系の情報に変換さ
れる。この統一された座標系の一例としては、極座標系
のボクセル空間が用いられる。各視点毎に得られた奥行
き情報を任意の統一された座標系の情報に変換すること
によって、後に行われる多視点の奥行き情報の統合が容
易になる。また、奥行き情報を統一された座標系の情報
に変換する方法としては、アフィン変換などを用いてオ
イラー角を同じにする方法が用いられる。
【0130】統一座標系の奥行き情報は、オクルージョ
ン領域情報送出手段123から送出されたオクルージョ
ン情報とともに、奥行き情報統合手段122に与えら
れ、奥行き情報統合手段122は、オクルージョン情報
に対応する奥行き情報を排除しながら各統一座標系の奥
行き情報を統合する処理を行う。この統合処理では、少
なくとも2つ以上の任意の位置からの被写体の奥行き情
報120に対し局所的なずれ情報を得、そのずれ情報に
基づき同一座標系から見た奥行き情報にするように各奥
行き情報120が位置する点を決めるとともに、その点
の座標間の補間を行い、さらに、少なくとも3つ以上の
複数視点で得られた各奥行き情報の内の、重複する領域
の奥行き情報を多数決する処理を行う。
【0131】奥行き情報統合手段122で統合された奥
行き情報は、オクルージョン領域情報送出手段123か
らのオクルージョン情報とともに表示部124に与えら
れ、表示部124は、統合された奥行き情報とオクルー
ジョン情報とを表示する。
【0132】次に、奥行き情報統合手段122の処理に
ついて図15を参照しながら説明する。図15は図14
の奥行き情報統合手段122における多数決処理の内容
を示す図である。
【0133】各視点における奥行き情報として、図15
に示すように、3つの視点における奥行き情報が得られ
たとし、その1つは△(20000)で示す奥行き情報
であり、その奥行き情報には20020〜20022ま
での情報が含まれている。他の1つは○(20001)
で示す奥行き情報であり、さらに他の1つは□(200
02)で示す奥行き情報である。なお、本例では、簡単
化のために、奥行き情報はr−θの2次元座標で示さ
れ、被写体はφ軸方向に変化がないものとする。
【0134】現在、3視点からの奥行き情報、△(20
000),○(20001)、□(20002)が得ら
れており、その情報が重複領域20010において、複
数求められている。
【0135】しかし、奥行き情報20020〜2002
2は他の視点から得られた情報に比して異なることがあ
る。これは、例えば被写体の表面の鏡面反射成分が強い
場合が考えられる。一般に、鏡面反射が強い場合は、そ
の輝度強度が他に比して突出していたりする。このよう
な場合では、対応点抽出処理はその強い輝度情報に影響
され、視差情報を正確に求めることができない。従っ
て、上述したように、奥行き情報20020〜2002
2が他の視点から得られた情報に比して異なるような状
況が発生する。
【0136】奥行き情報20020〜20022の信頼
性は低いと見做され、この奥行き情報20020〜20
022は他の視点の奥行き情報を利用して除去される。
視点が変わると、別の箇所に強い輝度成分をもたらすか
ら、この奥行き情報20020〜20022は他の場所
本例ではθ軸方向における他の場所という意味で図中が
いに移動している。
【0137】このことから、少なくとも3視点からの奥
行き情報が重複する領域20010で2つ以上が同じ奥
行きを示す場合を採用し、1つだけ大きく異なる奥行き
情報は除去されることになる。本例では、奥行き情報2
0020〜20022が除去される。この除去の基準に
は閾値が用いられ、この閾値を超えた奥行き情報は除去
される。
【0138】信頼性の低い奥行き情報20020〜20
022が除去された後には、奥行き情報、△(2000
0),○(20001)、□(20002)から平均を
取り、その平均した結果として☆(20003)で示す
奥行き情報が得られる。
【0139】奥行き情報は重複領域20010内で得ら
れるから、全体を得るために、他の3視点による重複領
域を用いてその領域の奥行き情報を得る操作が順に行わ
れ、鏡面反射成分の悪影響を取り除いた形で奥行き情報
を得ることが可能になる。
【0140】次に、平均処理、1つの選択処理の他に局
所的なずれを補間する処理があり、この処理について図
16および図17を参照しながら説明する。図16は多
視点ステレオ画像からの奥行き情報の統合の様子を模擬
的に示す図、図17は中間点補間方法を示す図である。
本説明では、説明の簡単化のために、3視点からの情報
を扱わずに、2視点からの情報を扱うものとする。
【0141】多視点ステレオ画像からの奥行き情報の統
合処理において、図16(a)に示すように、1つの視
点(t)で得られた奥行き情報はrt(θ,φ)であ
り、次の視点(t+δt)で得られた奥行き情報rt+
δt(θ,φ)は、図16(b)に示すように、統一さ
れた方向から見ると、r´t+δt(θ,φ)となる。
【0142】次いで、図16(c)に示すように、奥行
き情報rt(θ,φ)とr´t+δt(θ,φ)とがぞ
れぞれ局所的に(i0,j0)ずれていると、図16
(d)に示すように、ずれ(i0,j0)分の移動によ
って奥行き情報rt(θ,φ)とr´t+δt(θ,
φ)とはほぼ重ね合わされた状態になる。
【0143】カメラ姿勢位置検知部(図1に示す)が非
常に高精度であり、ステレオ画像からの奥行き抽出精度
も高精度であるとき、局所的ずれ(i0,j0)は小さ
い値となる。また、既に鏡面反射成分の悪影響は除去さ
れている。
【0144】上述のずれ量は次の(14)式に基づき算
出される。
【0145】
【数14】 この式中のQの内、最小のQを与える(i0,j0)が
導き出され、その(i0,j0)をずれ量として奥行き
情報が移動され、例えば図15(d)に示すように奥行
き情報rt(θ,φ)とr´t+δt(θ,φ)とがほ
ぼ重ね合わされる。
【0146】この重ね合わせが行われた後に、同一点が
存在すれば、その同一点の排除が行われるとともに、中
間点の補間が行われる。
【0147】この同一点の排除では、同一点と判断され
た点の中の1つを取り出し、他の点を排除する。よっ
て、情報量の削減が図られる。この同一点であるか否か
の判断は、次の(15)式または(16)式で示す関係
を満足するか否かによって行われる。
【0148】
【数15】
【0149】
【数16】 ただし、ε1,ε2は基準値、a,b,c,dは適当に
選択された係数である。例えば、b=c=1、a=2と
することによって、距離の違いに対してより敏感に判定
することが可能になる。
【0150】次に求められた点の座標から補間が行われ
る。この補間方法について図17を参照しながら説明す
る。
【0151】奥行き情報rt(θ,φ)は、図17に示
すように、○印で、(i0,j0)シフトされたr´t
+δt(θ,φ)は●印でそれぞれ表され、奥行き情報
rt(θ,φ)とr´t+δt(θ,φ)とは、1次元
平面であるZ−X平面に投影されている。この奥行き情
報rt(θ,φ)とr´t+δt(θ,φ)とに対する
中間補間によって、□印で表される中間データが得ら
れ、この中間データが新たな奥行き情報rnewとな
る。
【0152】この補間方法としては、線形補間、スプラ
イン補間などを用いることができる。
【0153】このように、鏡面反射成分からの悪影響を
取り除き、補間された奥行き情報が得られることになる
が、さらに、撮像系の深度情報からのフラグに基づき奥
行き情報の座標の信頼性を判断することによって、信頼
性がより高い奥行き情報を得ることができる。この処理
では、撮像レンズの焦点深度情報に基づき信頼性が低い
情報を排除する。また、オクルージョン情報によって情
報の取捨選択が行われる。
【0154】次に、輪郭からの奥行き情報とステレオ画
像からの奥行き情報との統合について図18を参照しな
がら説明する。図18は輪郭からの奥行き情報とステレ
オ画像からの奥行き情報との統合処理内容を示す図であ
る。
【0155】輪郭からの奥行き情報とステレオ画像から
の奥行き情報との統合処理では、図18に示すように、
輪郭からの奥行き情報抽出処理#1(図18(a)に示
す)で得られた奥行き情報と、ステレオ画像からの奥行
き情報抽出処理#2(図18(b)に示す)で得られた
奥行き情報とがある断面において単純に組み合わされ、
この組み合わせによってその断面には、図18(c)に
示すように、処理#1で得られた奥行き情報(ハッチン
グ入り矩形で示す)と処理#2で得られた奥行き情報
(白丸で示す)とが単純に並べられる。
【0156】この図18(c)から明らかなように、奥
行き情報10001,10002は輪郭線より外側に位
置することが分かり、奥行き情報10001,1000
2が何らかの誤差により輪郭線より外側に位置すると考
えられるから、奥行き情報10001,10002は採
用されない。これに対し、奥行き情報10003は輪郭
線より外側に位置するから、新たな奥行き情報として採
用され、また奥行き情報1004は削除される。このこ
とは、輪郭からの奥行き情報において、一般に凸部は適
正に抽出可能であるが、凹部は適正に抽出できないとい
う性質に基づくものである。
【0157】したがって、輪郭線の奥行き情報より外側
に位置する情報の除去、輪郭線の奥行き情報より凹部を
表現可能な情報の採用、輪郭からの情報とステレオ画像
かららの情報とを繋ぐ処理に用いる残りの情報の採用な
どを含む統合処理が行われ、その処理結果、図18
(d)に示すように、被写体に忠実で滑らかな奥行き情
報が得られる。
【0158】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について説明する。
【0159】本実施の形態は、実施の第1形態と同じ構
成を有し、本実施の形態では、実施の第1形態と異なる
ボクセル空間を用いる。
【0160】実施の第1形態では、パッドから離れるに
従いボクセルの密度が密になるように設定されている
が、本実施の形態では、ボクセルの空間座標系を予め細
かく設定し、視点に応じて相対的にその祖で扱う部分、
密で扱う部分を決める方式を採用している。
【0161】したがって、距離に応じて適応的にボクセ
ルをさらに柔軟に取り扱うことができる。なお、切り出
し方法は実施の第1形態と同じである。
【0162】ただし、距離に応じて扱う細かさが変わる
ので、同一点を示す情報に対して、視点毎に抽出したボ
クセルの分解能が異なる場合、いずれの分解能を使用し
てその同一点を示すかを考慮する必要があるが、本例で
は、細かいボクセルを採用するように設定している。
【0163】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
画像情報入力装置によれば、奥行き情報抽出手段で、複
数視点から撮像された被写体像を処理し、その処理によ
って奥行き情報を不等間隔のボクセル空間上に得るか
ら、被写体を目的とする画像形態に変換するための処理
に柔軟に対応可能な奥行き情報を得ることができる。
【0164】請求項2記載の画像情報入力装置によれ
ば、不等間隔のボクセル空間が、直交座標系、極座標
系、円筒座標系のいずれかで表される空間からなるか
ら、処理に適した座標系からなるボクセル空間を用いる
ことができる。
【0165】請求項3記載の画像情報入力装置によれ
ば、不等間隔のボクセル空間が、その原点がパッド内に
設けられ、パッドから離れるに従い間隔が狭くなるか
ら、抽出される奥行き情報の誤差を小さく抑制すること
ができる。
【0166】請求項4記載の画像情報入力装置によれ
ば、不等間隔のボクセル空間が、各視点から見た際にそ
の間隔が適応的に変換するから、ボクセル空間に対する
取扱を柔軟にすることができる。
【0167】請求項5記載の画像情報入力装置によれ
ば、間隔が適応的に変化する不等間隔のボクセル空間
が、その原点がパッド内に設けられ、各視点からパッド
までの距離に応じて変化する空間からなるから、ボクセ
ル空間に対する取扱をさらに柔軟にすることができる。
【0168】請求項6記載の画像情報入力装置によれ
ば、各視点から記パッドまでの距離に応じて変化するボ
クセル空間が、撮像手段から離れるに従い間隔が広くな
るから、抽出される奥行き情報の誤差を小さく抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像情報入力装置の実施の第1形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像情報入力装置の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1の画像情報入力装置の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図2のシステムコントローラの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】極座標ボクセル空間を用いた奥行き情報抽出処
理を概念的に示す図である。
【図6】1視点の輪郭画像から奥行き情報を抽出する手
法を概念的に示す図である。
【図7】多視点の輪郭画像から奥行き情報を抽出する手
法を概念的に示す図である。
【図8】等間隔のボクセル空間における誤差を表す図で
る。
【図9】不等間隔のボクセル空間を表す図である。
【図10】輪郭画像から奥行き情報を抽出する処理過程
を示す図である。
【図11】点プレートマッチングを示す図である。
【図12】ステレオ画像からの奥行き情報の算出を概略
的に示す図である。
【図13】ステレオ画像からの奥行き情報の算出時にお
ける誤差を示す図である。
【図14】多視点ステレオ画像からの奥行き情報を統合
する処理の流れを示す図である。
【図15】図14の奥行き情報統合手段122における
多数決処理の内容を示す図である。
【図16】多視点ステレオ画像からの奥行き情報の統合
の様子を模擬的に示す図である。
【図17】中間点補間方法を示す図である。
【図18】輪郭からの奥行き情報とステレオ画像からの
奥行き情報との統合処理内容を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラヘッド 4 カメラ姿勢位置検知部 5a,5b 画像メモリ 6 奥行き情報演算部 7 2次元画像データ演算部 100L,100R 撮像レンズ 101L,101R 絞り 102L,102R イメージセンサ 104L,104R 映像信号処理部 105L,105R 被写体分離部 220 画像処理部 250 記録部 270 合焦検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉橋 直 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの光学系を介して被写体
    を撮像し、その被写体像を出力する撮像手段と、前記撮
    像手段で任意の位置から撮像した被写体像に基づきその
    被写体の奥行き情報を抽出する奥行き情報抽出手段を備
    える画像情報入力装置において、前記奥行き情報抽出手
    段は、複数視点から撮像された被写体像を処理し、その
    処理によって前記奥行き情報を不等間隔のボクセル空間
    上に得ることを特徴とする画像情報入力装置。
  2. 【請求項2】 前記不等間隔のボクセル空間は、直交座
    標系、極座標系、円筒座標系のいずれかで表される空間
    からなることを特徴とする請求項1記載の画像情報入力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記不等間隔のボクセル空間は、その原
    点がパッド内に設けられ、前記パッドから離れるに従い
    間隔が狭くなることを特徴とする請求項2記載の画像情
    報入力装置。
  4. 【請求項4】 前記不等間隔のボクセル空間は、各視点
    から見た際にその間隔が適応的に変換することを特徴と
    する請求項1記載の画像情報入力装置。
  5. 【請求項5】 前記間隔が適応的に変化する不等間隔の
    ボクセル空間とは、その原点がパッド内に設けられ、各
    視点から前記パッドまでの距離に応じて変化する空間か
    らなることを特徴とする請求4記載の画像情報入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記各視点から前記パッドまでの距離に
    応じて変化するボクセル空間は、前記撮像手段から離れ
    るに従い間隔が広くなることを特徴とする請求項5記載
    の画像情報入力装置。
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