JP2004020799A - 投影用ズームレンズ - Google Patents

投影用ズームレンズ Download PDF

Info

Publication number
JP2004020799A
JP2004020799A JP2002174105A JP2002174105A JP2004020799A JP 2004020799 A JP2004020799 A JP 2004020799A JP 2002174105 A JP2002174105 A JP 2002174105A JP 2002174105 A JP2002174105 A JP 2002174105A JP 2004020799 A JP2004020799 A JP 2004020799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
conditional expression
group
lens group
light valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002174105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4158432B2 (ja
Inventor
Etsuro Kawakami
川上 悦郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2002174105A priority Critical patent/JP4158432B2/ja
Publication of JP2004020799A publication Critical patent/JP2004020799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4158432B2 publication Critical patent/JP4158432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/143Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
    • G02B15/1435Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being negative

Abstract

【課題】DMD等の画像を投影する高性能でコンパクトな投影用ズームレンズを提供する。
【解決手段】スクリーン側から順に第1レンズ群(負)、第2レンズ群(正)及び第3レンズ群(正)で構成され、前記第1レンズ群はスクリーン側に凸のメニスカス負レンズである第1レンズ、スクリーン側に凸のメニスカス負レンズである第2レンズ、スクリーン側に凸のメニスカス正レンズである第3レンズ及び負レンズである第4レンズから構成され、前記第2レンズ群は正レンズである第5レンズ、正レンズである第6レンズ、負レンズで前記第6レンズと接合の第7レンズ、負レンズである第8レンズ、正レンズである第9レンズ及び正レンズである第10レンズから構成され、前記第3レンズ群は正レンズである第11レンズで構成され、前記第1レンズ群,及び前記第2レンズ群の移動により変倍する投影用ズームレンズ。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、主にDMDなどの光の反射方向を変えて画像を形成するライトバルブからの画像をスクリーンその他に投写する投影用ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プロジェクタのライトバルブとしては長い間、液晶パネルが多く用いられてきた。ところが近年、微小なマイクロミラー(鏡面素子)を画素に対応させて平面上に並べ、マイクロマシン技術を用いて、それぞれの鏡面の角度を機械的に制御することによって画像を表示するDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)が実用化されており、液晶パネルより応答速度が速く、明るい画像が得られるという特徴を有するため、携帯可能とした小型で高輝度、高画質のプロジェクタを実現するのに適していることから、広く普及する兆しを見せている。
【0003】
プロジェクタ装置においてライトバルブとしてDMDを使用する場合、その投影レンズにはDMD特有の制限が加わることとなる。
第1の制限は投影レンズのF値に関するものである。現在、DMDにおいて、画像を生成する際にマイクロミラーの旋回する角度は±12°であり、これにより有効な反射光(有効光)と無効な反射光(無効光)とを切り替えている。従って、DMDをライトバルブとしたプロジェクタにおいては有効光をとらえる必要があると共に無効光を捉えないことが条件となり、この条件から投影レンズのF値を導くことが出来、F=2.4となる。実際には少しでも光量を上げたいという要望があるため、実害のない範囲でのコントラストの低下などに配慮した上でF=2.0の投影レンズとする場合が多い。また、この様な条件は投影レンズのライトバルブ側の瞳の位置が一定という条件のもとで成立しているため、ズームレンズなどの瞳位置が移動する場合は、移動した場合には、光量のロスなどが生ずるため、一般的には明るさが問題となりやすい広角端での瞳位置を最適化するなどの配慮が必要となる。
【0004】
第2の制限は光源系との位置関係による制限である。小型化の為には投影レンズのイメージサークルはなるべく小さくしたい為に、DMDに投影用の光束を入力する光源系の配置は限られてしまい、前述のDMDからの有効光をプロジェクタレンズに入力するには、光源系をプロジェクタレンズとほぼ同じ方向(隣り合わせ)に設置することとなる。また投影レンズの最もライトバルブ側レンズとライトバルブとの間(すなわちバックフォーカス)を投影系と光源系との両光学系で使用することとなり、投影レンズにはバックフォーカスを大きく取らなければならないと同時に、光源からの導光スペースを確保するために、ライトバルブ側のレンズ系を小さく設計する必要が生ずる。このことは投影レンズの光学設計の立場から考えると、すなわち投影レンズの後方付近にライトバルブ側の瞳位置が来るように設計することになる。その一方で、投影レンズの性能を向上するためには、多数のレンズを組み合わせる必要があり、多数枚のレンズを配置すると投影レンズの全長は有る程度の長さが必要となり、投影レンズの全長が長くなれば、入射瞳位置が後方にあるレンズでは当然のことながら前方のレンズ径が大きくなってしまうという問題が発生することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この様な状況ではあるが、ライトバルブとしてDMDを採用するプロジェクタ装置は、小型化に有利と考えられており、現在ではデータプロジェクタを中心として、携帯可能なコンパクトなものが広く普及しつつある。装置自体をコンパクトにするためには、当然のことながら使用される投影レンズに関しても、コンパクト化の要望は大きく、また、多機能化という要望もあり、諸収差の性能が使用するDMDの仕様を充分満足することはもちろんのこと、さらに、利便性の点ではズームも可能で、その変倍比も大きい物が要求されるようになってきた。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑み、DMDなどの光の反射方向を変えて画像を形成するライトバルブの特性に適した結像性能が高くコンパクトな投影用ズームレンズを実現し、コンパクトで明るく、高画質のプロジェクタ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の投影用ズームレンズは、投影型表示装置のライトバルブとスクリーン上或いはその他の壁面等に拡大投影する投影用レンズであって、スクリーン側から順に第1レンズ群及び第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、スクリーン側に凸のメニスカス形状で負の屈折力を有するレンズ(以下負レンズ)である第1レンズ、スクリーン側に凸のメニスカス形状で負レンズである第2レンズ、スクリーン側に凸のメニスカス形状で正の屈折力を有するレンズ(以下正レンズ)である第3レンズ、及び負レンズである第4レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、正レンズである第5レンズ、正レンズである第6レンズ、負レンズであり前記第6レンズと接合状態で使用される第7レンズ、負レンズである第8レンズ、正レンズである第9レンズ及び正レンズである第10レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正の屈折力を有し、正レンズである第11レンズを配して構成され、前記第1レンズ群,及び前記第2レンズ群の位置を移動することにより変倍を成している投影用ズームレンズにおいて、前記第1レンズ群のパワーに関して下記条件式(1)を満足しており、前記第2レンズ群を構成する前記第10レンズのライトバルブ側面と前記第3レンズ群を構成する前記第11レンズのスクリーン側面の面間の距離に関して下記件式(2)を満足しており、広角端におけるレンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(3)を満足しており、また前記第2レンズ群の広角端における倍率に関して下記条件式(4)を満足することを特徴とする。(請求項1)
【0008】
(1) 1.3< |fI |/f<2.0 (絶対値はfI <0のため)
(2) 1.5< d20W/f<1.9
(3) 5.0< TL/f<7.0
(4) −0.8< MIIW<−0.5
ただし、
w   :広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
I   :第1レンズ群の合成焦点距離
20W :広角端における第10レンズのライトバルブ側面と第11レンズのスク
リーン側面の面間の距離
TLW :投影距離∞の時の広角端における第1レンズのスクリーン側面からライ
トバルブまでの距離(ただし、カバーガラス部分は空気換算距離)
IIW :広角端における第2レンズ群の合成倍率
【0009】
条件式(1)は、負の屈折力を有する第1レンズ群へのパワーの適切な配分に関するものである。光学系全体の大きさと諸収差を適切に補正するための条件のバランスをとるための必要条件となる。下限を越えると、第1レンズ群の負のパワーが大きいことになり、これに伴い第2レンズ群、第3レンズ群の正のパワーを強めなければならず、諸収差のバランスを取るのが困難となり性能が悪化する。逆に上限を越えると、第2レンズ群との空気間隔を大きくとらなければならず、光学系全体の大きさが大きくなり小型化の目的と相反することとなる。
【0010】
条件式(2)は、バックフォーカスの大きさに関する条件に相当するものである。実際には条件式(2)で表現される間隔のライトバルブ側には第3レンズ群が配置されるので、バックフォーカスとは呼べないが、前述のように投影レンズとDMD等のライトバルブの間には光源からの導光スペースが必要となり、この導光スペースの為に第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を広くとることによって、照明条件を確保している。したがって、第3レンズ群は投影レンズのみならず、導光用の光学系においても共通で使用されるという特徴を持っている。そのため、条件式としては、条件式(2)の上限を越えると、第1レンズ群の負のパワー、第2レンズ群の正のパワー共に大きくなり、諸収差が悪化してしまう。逆に、下限を越えると、導光の為のスペースが確保出来ず。照明光の損失に繋がり、結果として良質なプロジェクタを提供することが出来ない。
【0011】
条件式(3)は、広角端におけるズームレンズの全長を示すものである。広角端におけるレンズ全長が使用時において他のどの焦点距離で使用した場合よりも大きくなる。すなわち本発明のズームレンズの小型化の結果を示すものである。上限を越えると、収差補正では有利となる反面、本発明のズームレンズの特徴となる小型化と相反することとなる。また、逆に下限を越えると、各レンズのパワーを大きくしなければならず、歪曲収差、色収差等の諸収差の悪化、敏感度等の悪化等を招き、実状に適さない。
【0012】
条件式(4)は、第2レンズ群の広角端における合成倍率の適正な選択に関する条件であるが、レンズ全系の小型化の条件となる。最適化されたズームレンズ等の光学系における各群のパワーの配置は各収差補正のバランスの上に成り立っているものであるから、これを大きく変更することは困難である。また単独で操作出来るものでもない。すなわち、本発明の投影用ズームレンズの場合、第2レンズ群の広角端における合成倍率を条件式(4)の範囲で適正に選択することによって、レンズ全系の大きさと各レンズ群のパワーの最適化が図れる。上限を越えた場合レンズ全系が大型化してしまい、逆に下限を越えると第2レンズ群のパワーが過大となり、他のレンズ群とのバランスが崩れ収差補正困難となる。
【0013】
つぎに、本発明の投影用ズームレンズは前記第1レンズ群を構成する前記第2レンズのライトバルブ側面が非球面形状であり、前記第1レンズ群を構成する負の屈折力を有するレンズのアッベ数に関して下記条件式(5)を満足し、また前記第3レンズのパワーに関して下記条件式(6)を満足していることが好ましい。(請求項2)
(5) 45<(ν+ν+ν)/3
(6) 2.5< f/f<5.0
ただし、
ν  :第1レンズのアッベ数
ν  :第2レンズのアッベ数
ν  :第4レンズのアッベ数
 :第3レンズの焦点距離
【0014】
前記第2レンズのライトバルブ側面は歪曲収差を良好に補正するためには非球面形状とすることが好ましい。また、条件式(5)は、第1レンズ群を構成する負レンズのアッベ数の配分に関するものである。第1レンズ群の色収差補正を良好に維持するための条件式であり、第1レンズ群を構成する負レンズを条件式(5)のような条件のもとで設計することにより、適切なパワー配分となり色収差の良好な補正が可能となる。下限を越えると色収差補正のために各レンズのパワーが過大となり、諸収差が悪化する。条件式(6)は、第1レンズ群を構成する唯一の正レンズである第3レンズのパワーに関する条件式である。第1レンズ群を構成するレンズの正パワー、負パワーの配分の適正化の為の条件である。上限を越えた場合は正のパワーが不足している状態であり、逆に下限を越えた場合は正のパワーが強すぎる状態であり、どちらの状態も色収差の補正状態が悪化し、ペッツバール和が適正値からはずれ像面湾曲が補正出来ないなどの弊害となる。
【0015】
つぎに、本発明の投影用ズームレンズは前記第2レンズの材料は樹脂材料で製作されており、かつライトバルブ側面が非球面形状をしており、前記第2レンズのパワーに関して下記条件式(7)を満足していることが好ましい。(請求項3)
(7) 3.0< |f|/f       (絶対値はf<0のため)
ただし、
 :第2レンズの焦点距離
【0016】
歪曲収差を補正する目的からすると非球面形状とするのは前記第1レンズまたは前記第2レンズの非球面形状化が共に有効であると考えられるが、一方で、これらのレンズの有効径はより小径である前記第2レンズでも約φ33.8mm〜φ39.8mmとなってしまい、現在のガラスモールド製法で製作するとコスト的にかなり不利となる大きさである。樹脂材料での非球面レンズを採用すれば、コスト的な問題は解消されるが、表面キズなどを考慮すれば外装表面に露出する前記第1レンズよりも前記第2レンズに樹脂材料の非球面レンズを採用することが好ましい。そこで条件式(7)は、前記第2レンズを樹脂材料で製作した場合の、投影用レンズとして性能を維持するための条件の範囲を示すものである。樹脂材料でレンズを製作する場合に留意しなければならないのは、温度の変化や湿度の変化による屈折率の変化を問題ない範囲に押さえる事と、成形性を高めるために、肉厚を均等にする配慮をすることである。これらの条件を満足するためには、共に樹脂レンズに配分するパワーを小さくすることが必要となる。したがって、条件式(7)の下限値を越えると投影レンズとして性能を維持するためには第2レンズに配分されるパワーが大きすぎ、上記のような弊害を生ずる事になる。
【0017】
つぎに、本発明の投影用ズームレンズは前記第2レンズ群を構成する前記第5レンズのスクリーン側面が非球面形状であり、前記第2レンズ群を構成する正の屈折力を有するレンズの硝材の屈折率に関して下記条件式(8)を満足し、前記第2レンズ群を構成する各レンズのアッベ数の配分に関して下記条件式(9)を満足し、前記第5レンズのパワーに関して下記条件式(10)を満足し、前記第5レンズのスクリーン側面及び前記第10レンズのライトバルブ側面の曲率半径に関して下記条件式(11)を満足し、さらに前記第7レンズのライトバルブ側面及び前記第8レンズのスクリーン側面の曲率半径に関して下記条件式(12)を満足していることが好ましい。(請求項4)
【0018】
(8) 1.65<(n+n+n+n10)/4
(9) 15<(ν+ν+ν+ν10)/4−(ν+ν)/2<22
(10) 1.1< f/f<1.9
(11) 1.0<(r10−r20)/(2*f)<2.0
(12) 0.7<(r14−r15)/(2*f)<1.5
ただし、
 :第5レンズのd線における屈折率
 :第6レンズのd線における屈折率
 :第9レンズのd線における屈折率
10:第10レンズのd線における屈折率
ν  :第5レンズのアッベ数
ν  :第6レンズのアッベ数
ν  :第7レンズのアッベ数
ν  :第8レンズのアッベ数
ν  :第9レンズのアッベ数
ν10:第10レンズのアッベ数
 :第5レンズの焦点距離
10:第5レンズのスクリーン側の面の曲率半径
14:第7レンズのライトバルブ側の面の曲率半径
15:第8レンズのスクリーン側の面の曲率半径
20:第10レンズのライトバルブ側の面の曲率半径
【0019】
前記第5レンズのスクリーン側面は球面収差、コマ収差などを良好に補正するためには、非球面形状とすることが好ましい。また、条件式(8)は、第2レンズ群構成しているレンズの内、正レンズに使用されている硝材の屈折率の選択に関するものである。ペッツバール和を小さく抑えて像面湾曲、非点収差を良好に補正するための条件である。従って、下限を越えた場合は、ペッツバール和が大きくなり、像面湾曲を補正することが困難となる。条件式(9)は、第2レンズ群に使用されている正レンズと負レンズのアッベ数の配分に関する条件式である。色収差を良好に補正しつつ各収差とのバランスを維持するための条件となる。上限を越えると、すなわち正レンズのアッベ数が大きくなった場合には、それぞれの屈折率は逆に低くなり、ペッツバール和が大きくなってしまい像面湾曲の補正に不利となる。逆に下限を越えると、色収差の補正のため各レンズのパワーが大きくなり、球面収差およびコマ収差の補正に不利な状態となる。
【0020】
条件式(10)は、第2レンズ群の最もスクリーン側に配置される第5レンズへ与えられる正パワーの適切な配分に関する条件式である。下限を越えると、第5レンズのパワーが過大であることを示し、上限を越えると、第2レンズ群を構成する他の正レンズである第6レンズ、第9レンズおよび第10レンズへのパワー配分が過大であることを示しており、どちらの場合も球面収差、コマ収差が過大となり補正しきれなくなってしまう。条件式(11)および条件式(12)は条件式(10)と同様に大口径比レンズで発生しやすい球面収差、コマ収差の補正のための条件式である。条件式(11)は第2レンズ群の最もライトバルブ側に位置する第10レンズのライトバルブ側面と、逆に最もスクリーン側に位置する第5レンズのスクリーン側面の面パワーの配分の方法を示している。第10レンズのライトバルブ側面はライトバルブより第3レンズ群をへて入射する発散光束を収束し、第5レンズのスクリーン側面は第2レンズ群内で発散させられた光束を再び集光させるため、共に強い面パワーを有しているが、これらを条件式(11)の条件の範囲で適切に配分することが必要である。条件式(12)は第2レンズ群のほぼ中央に配置される発散面である第7レンズのライトバルブ側面と第8レンズのスクリーン側面の面パワーの配分の方法を示している。第7レンズのライトバルブ側面、第8レンズのスクリーン側面とも強い負の面パワーを与えられており、やはり条件式の範囲でのパワー配分をすることが必要となる。条件式(11)、条件式(12)共に条件式を満足しない場合には良好な球面収差、コマ収差の状態が作ることが出来ない。
【0021】
つぎに、本発明の投影用ズームレンズでは、さらに前記第10レンズのライトバルブ側面が非球面形状であることが好ましく、(請求項5)この事は、主に球面収差、コマ収差の補正に有利となる。コスト的に許される範囲であれば、この部分の非球面化することで、さらに小型化、あるいは高性能化することが可能となる。
【0022】
最後に、本発明の投影用ズームレンズは前記第3レンズ群のパワーに関して下記条件式(13)を満足することが好ましい。(請求項6)
(13) 0.4< d20W/fIII<0.6
ただし、
III :第3レンズ群の合成焦点距離
【0023】
この条件式(13)は、広角端における第2レンズ群を構成する第10レンズのライトバルブ側面と第3レンズ群を構成する第11レンズのスクリーン側面の距離と前記第11レンズの焦点距離との関係を示す条件式となっている。ライトバルブからレンズへの入射光は、ライトバルブを垂直に射出することが理想である。これを第3レンズ群によって第2レンズ群の瞳位置へ入射させる事が必要である。実際には第2レンズが変倍により移動するため、常にこの射出条件を維持することはできないが、大きく変化することは避けなければならない。すなわち、上限を越えた場合、望遠側での瞳条件が不良となり、下限を越えた場合、広角側での瞳条件が不良となる。どちらの状態も、それらの変倍位置において照明光束を充分に取り込むことが出来なくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、具体的な数値実施例について、本発明を説明する。以下の実施例1から実施例6の投影用ズームレンズではスクリーン側から順に、第1レンズ群LG1及び第2レンズ群LG2、第3レンズ群LG3から構成され、前記第1レンズ群LG1は負の屈折力を有し、スクリーン側に凸のメニスカス形状で負の屈折力を有するレンズ(以下負レンズ)である第1レンズL1、スクリーン側に凸のメニスカス形状で負レンズである第2レンズL2、スクリーン側に凸のメニスカス形状で正の屈折力を有するレンズ(以下正レンズ)である第3レンズL3、及び負レンズである第4レンズL4を配して構成され、前記第2レンズ群LG2は正の屈折力を有し、最もスクリーン側にダミー面DSを配し、正レンズである第5レンズL5、正レンズである第6レンズL6、負レンズであり前記第6レンズL6と接合状態で使用される第7レンズL7、負レンズである第8レンズL8、正レンズである第9レンズL9、及び正レンズである第10レンズL10を配して構成され、前記第3レンズ群は正の屈折力を有し、正レンズである第11レンズL11を配して構成され、前記第1レンズ群LG1,及び前記第2レンズ群LG2の位置を移動することにより変倍を成している。また、前記第3レンズ群LG3とライトバルブ面との間には空気間隔をおいてDMD等のライトバルブの構成部品であるカバーガラスCGが配されている。
【0025】
各レンズの屈折面の名称は第1レンズL1のスクリーン側面をS1、ライトバルブ側面をS2、同様に第2レンズL2のスクリーン側面をS3、ライトバルブ側面をS4,第3レンズL3のスクリーン側面をS5、ライトバルブ側面をS6、第4レンズL4のスクリーン側面をS7、ライトバルブ側面をS8、第5レンズL5の直前にはマージナル光線を制限するための仮想面DS(S9)が配置されさらに第5レンズL5のスクリーン側面をS10、ライトバルブ側面をS11、続く第6レンズL6のスクリーン側面をS12、第6レンズL6と第7レンズL7との接合面をS13、第7レンズL7のライトバルブ側面をS14、第8レンズL8のスクリーン側面をS15、ライトバルブ側面をS16、第9レンズL9のスクリーン側面をS17、ライトバルブ側面をS18、第10レンズL10のスクリーン側面をS19、ライトバルブ側面をS20、第11レンズL11のスクリーン側面をS21、ライトバルブ側面をS22とし、さらにカバーガラスCGのスクリーン側面をS23、ライトバルブ側面をS24とする。
【0026】
各実施例において使用している非球面については、周知のごとく、光軸方向にZ軸、光軸と直交する方向にY軸をとるとき、非球面式:
Figure 2004020799
で与えられる曲線を光軸の回りに回転して得られる曲面で、近軸曲率半径:r、円錐定数:K、高次の非球面係数:A、B、C、Dを与えて形状を定義する。尚表中の円錐定数及び高次の非球面係数の表記において「Eとそれに続く数字」は「10の累乗」を表している。例えば、「E−4」は10−4を意味し、この数値が直前の数値に掛ければ良い。
【0027】
[実施例1] 本発明のコンパクトな投影用ズームレンズの第1実施例について数値例を表1に示す。また図1は、そのレンズ構成図、図2はその諸収差図である。
表及び図面中、fはズームレンズ全系の焦点距離、FnoはFナンバー、2ωはズームレンズの全画角、bはバックフォーカスを表す。バックフォーカスbは第3レンズ群を構成する第11レンズのライトバルブ側面から像面までの距離の空気換算距離である。また、Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間隔、Nはd線の屈折率、νはd線のアッベ数を示す。レンズ間隔のうち群間を示すものについては第1レンズL1のスクリーン側面からスクリーンまでの投影距離が2mの時のものを例として示してある。従って、第1レンズ群LG1をフォーカス調整に使用した場合、投影距離が2m以外であれば、第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2の群間の寸法は変化する。諸収差図中のd、g、Cはそれぞれの波長における収差曲線である。またSはサジタル、Mはメリディオナルを示している。
【0028】
【表 1】
Figure 2004020799
【0029】
[実施例2] 第2実施例について数値例を表2に示す。また、図3はそのレンズ構成図、図4はその諸収差図である。
【表 2】
Figure 2004020799
【0030】
[実施例3] 第3実施例について数値例を表3に示す。また、図5はそのレンズ構成図、図6はその諸収差図である。
【表 3】
Figure 2004020799
【0031】
[実施例4] 第4実施例について数値例を表4に示す。また、図7はそのレンズ構成図、図8はその諸収差図である。
【表 4】
Figure 2004020799
【0032】
[実施例5] 第5実施例について数値例を表5に示す。また、図9はそのレンズ構成図、図10はその諸収差図である。
【表 5】
Figure 2004020799
【0033】
[実施例6] 第6実施例について数値例を表6に示す。また、図11はそのレンズ構成図、図12はその諸収差図である。
【表 6】
Figure 2004020799
【0034】
次に実施例1から実施例6に関して条件式(1)から条件式(13)に対応する値を、まとめて表7に示す。
【表 7】
Figure 2004020799
表7から明らかなように、実施例1から実施例6の各実施例に関する数値は条件式(1)から(13)を満足しているとともに、各実施例における収差図からも明らかなように、各収差とも良好に補正されている。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、DMDなどのライトバルブの特性に適した結像性能が高くコンパクトな投影用ズームレンズを実現し、コンパクトで明るく、高画質のプロジェクタ装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンパクトな投影用ズームレンズの第1実施例のレンズ構成図
【図2】第1実施例のレンズの諸収差図
【図3】本発明によるコンパクトな投影用ズームレンズの第2実施例のレンズ構成図
【図4】第2実施例のレンズの諸収差図
【図5】本発明によるコンパクトな投影用ズームレンズの第3実施例のレンズ構成図
【図6】第3実施例のレンズの諸収差図
【図7】本発明によるコンパクトな投影用ズームレンズの第4実施例のレンズ構成図
【図8】第4実施例のレンズの諸収差図
【図9】本発明によるコンパクトな投影用ズームレンズの第5実施例のレンズ構成図
【図10】第5実施例のレンズの諸収差図
【図11】本発明によるコンパクトな投影用ズームレンズの第6実施例のレンズ構成図
【図12】第6実施例のレンズの諸収差図

Claims (6)

  1. 投影型表示装置のライトバルブとスクリーン上或いはその他の壁面等に拡大投影する投影用レンズであって、スクリーン側から順に第1レンズ群及び第2レンズ群及び第3レンズ群から構成され、前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、スクリーン側に凸のメニスカス形状で負の屈折力を有するレンズ(以下負レンズ)である第1レンズ、スクリーン側に凸のメニスカス形状で負レンズである第2レンズ、スクリーン側に凸のメニスカス形状で正の屈折力を有するレンズ(以下正レンズ)である第3レンズ及び負レンズである第4レンズを配して構成され、前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、正レンズである第5レンズ、正レンズである第6レンズ、負レンズであり前記第6レンズと接合状態で使用される第7レンズ、負レンズである第8レンズ、正レンズである第9レンズ及び正レンズである第10レンズを配して構成され、前記第3レンズ群は正の屈折力を有し、正レンズである第11レンズを配して構成され、前記第1レンズ群,及び前記第2レンズ群の位置を移動することにより変倍を成している投影用ズームレンズにおいて、前記第1レンズ群のパワーに関して下記条件式(1)を満足しており、前記第2レンズ群を構成する前記第10レンズのライトバルブ側面と前記第3レンズ群を構成する前記第11レンズのスクリーン側面の面間の距離に関して下記件式(2)を満足しており、広角端におけるレンズ全系の光軸方向の寸法に関して下記条件式(3)を満足しており、また前記第2レンズ群の広角端における倍率に関して下記条件式(4)を満足することを特徴とする投影用ズームレンズ。
    (1) 1.3< |fI |/f<2.0 (絶対値はfI <0のため)
    (2) 1.5< d20W/f<1.9
    (3) 5.0< TL/f<7.0
    (4) −0.8< MIIW<−0.5
    ただし、
    w   :広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
    I   :第1レンズ群の合成焦点距離
    20W :広角端における第10レンズのライトバルブ側面と第11レンズのスク
    リーン側面の面間の距離
    TLW :投影距離∞の時の広角端における第1レンズのスクリーン側面からライ
    トバルブ面までの距離(ただし、カバーガラス部分は空気換算距離)
    IIW :広角端における第2レンズ群の合成倍率
  2. 前記請求項1記載の投影用ズームレンズにおいて、さらに前記第1レンズ群を構成する前記第2レンズのライトバルブ側面が非球面形状であり、前記第1レンズ群を構成する負の屈折力を有するレンズのアッベ数に関して下記条件式(5)を満足し、また前記第3レンズのパワーに関して下記条件式(6)を満足していることを特徴とする投影用ズームレンズ。
    (5) 45<(ν+ν+ν)/3
    (6) 2.5< f/f<5.0
    ただし、
    ν  :第1レンズのアッベ数
    ν  :第2レンズのアッベ数
    ν  :第4レンズのアッベ数
     :第3レンズの焦点距離
  3. 前記請求項2に記載の投影ズームレンズにおいて、さらに前記第2レンズは樹脂材料で製作されており、かつライトバルブ側面が非球面形状をしており、前記第2レンズのパワーに関して下記条件式(7)を満足していることを特徴とする投影用ズームレンズ。
    (7) 3.0< |f|/f   (絶対値はf<0のため)
    ただし、
     :第2レンズの焦点距離
  4. 前記請求項1に記載の投影ズームレンズにおいて、前記第2レンズ群を構成する前記第5レンズのスクリーン側面が非球面形状であり、前記第2レンズ群を構成する正の屈折力を有するレンズの硝材の屈折率に関して下記条件式(8)を満足し、また前記第2レンズ群を構成する各レンズのアッベ数の配分に関して下記条件式(9)を満足し、前記第5レンズのパワーに関して下記条件式(10)を満足し、前記第5レンズのスクリーン側面及び前記第10レンズのライトバルブ側面の曲率半径に関して下記条件式(11)を満足し、さらに前記第7レンズのライトバルブ側面及び前記第8レンズのスクリーン側面の曲率半径に関して下記条件式(12)を満足していることを特徴とする投影用ズームレンズ。
    (8) 1.65<(n+n+n+n10)/4
    (9) 15<(ν+ν+ν+ν10)/4−(ν+ν)/2<22
    (10) 1.1< f/f<1.9
    (11) 1.0<(r10−r20)/(2*f)<2.0
    (12) 0.7<(r14−r15)/(2*f)<1.5
    ただし、
     :第5レンズのd線における屈折率
     :第6レンズのd線における屈折率
     :第9レンズのd線における屈折率
    10:第10レンズのd線における屈折率
    ν  :第5レンズのアッベ数
    ν  :第6レンズのアッベ数
    ν  :第7レンズのアッベ数
    ν  :第8レンズのアッベ数
    ν  :第9レンズのアッベ数
    ν10:第10レンズのアッベ数
     :第5レンズの焦点距離
    10:第5レンズのスクリーン側の面の曲率半径
    14:第7レンズのライトバルブ側の面の曲率半径
    15:第8レンズのスクリーン側の面の曲率半径
    20:第10レンズのライトバルブ側の面の曲率半径
  5. 前記請求項4記載の投影用ズームレンズにおいて、さらに前記第10レンズのライトバルブ側面が非球面形状であることを特徴とする投影用ズームレンズ。
  6. 前記請求項1から前記請求項4に記載の投影用ズームレンズにおいて、前記第3レンズ群のパワーに関して下記条件式(13)を満足することを特徴とする投影用ズームレンズ。
    (13) 0.4< d20W/fIII<0.6
    ただし、
    III :第3レンズ群の合成焦点距離
JP2002174105A 2002-06-14 2002-06-14 投影用ズームレンズ Expired - Fee Related JP4158432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002174105A JP4158432B2 (ja) 2002-06-14 2002-06-14 投影用ズームレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002174105A JP4158432B2 (ja) 2002-06-14 2002-06-14 投影用ズームレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004020799A true JP2004020799A (ja) 2004-01-22
JP4158432B2 JP4158432B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=31173162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002174105A Expired - Fee Related JP4158432B2 (ja) 2002-06-14 2002-06-14 投影用ズームレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4158432B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391578B2 (en) 2005-01-04 2008-06-24 Olympus Imaging Corp. Projection zoom lens system and projector apparatus using the same
JP2011257465A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Olympus Imaging Corp 変倍光学系及びそれを用いた撮像装置
WO2022077598A1 (zh) * 2020-10-14 2022-04-21 诚瑞光学(深圳)有限公司 摄像光学镜头
CN115793361A (zh) * 2023-02-01 2023-03-14 沂普光电(天津)有限公司 一种超短焦投影镜头及系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102129120B (zh) * 2010-01-14 2012-05-16 佛山普立华科技有限公司 投影镜头

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391578B2 (en) 2005-01-04 2008-06-24 Olympus Imaging Corp. Projection zoom lens system and projector apparatus using the same
JP2011257465A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Olympus Imaging Corp 変倍光学系及びそれを用いた撮像装置
WO2022077598A1 (zh) * 2020-10-14 2022-04-21 诚瑞光学(深圳)有限公司 摄像光学镜头
CN115793361A (zh) * 2023-02-01 2023-03-14 沂普光电(天津)有限公司 一种超短焦投影镜头及系统
CN115793361B (zh) * 2023-02-01 2023-05-16 沂普光电(天津)有限公司 一种超短焦投影镜头及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4158432B2 (ja) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4107109B2 (ja) 投影レンズ
JP5513248B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP5275899B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP5701970B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP2008026750A (ja) ズームレンズ及びプロジェクタ装置
JP5152854B2 (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
JP2007140429A (ja) ズームレンズ
JP2013007881A (ja) 投写用変倍光学系および投写型表示装置
JP5415036B2 (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
JPH10186235A (ja) 投映用ズームレンズ
JP4689147B2 (ja) 投射用ズームレンズおよび拡大投射装置
JP4380207B2 (ja) 投影レンズ
JP4380200B2 (ja) 投影レンズ
JP2008309991A (ja) 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP2006065249A (ja) ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置
JP4158432B2 (ja) 投影用ズームレンズ
JP2007219361A (ja) ズームレンズ及びプロジェクタ装置
JP2010085934A (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
JP4380206B2 (ja) 投影レンズ
JP5365086B2 (ja) 口径の小さいレンズ系及びそれを用いたプロジェクタ装置
JP2004138640A (ja) 投射用ズームレンズ
JP4601430B2 (ja) 投射用ズームレンズ及びそれを用いたプロジェクタ装置
JP2010044263A (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
JP2010044264A (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
JP4193888B2 (ja) ズームレンズ及びプロジェクタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees