JP2004019348A - 軒樋内曲り部用保護具 - Google Patents

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JP2004019348A JP2002178428A JP2002178428A JP2004019348A JP 2004019348 A JP2004019348 A JP 2004019348A JP 2002178428 A JP2002178428 A JP 2002178428A JP 2002178428 A JP2002178428 A JP 2002178428A JP 2004019348 A JP2004019348 A JP 2004019348A
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JP2002178428A
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Eiji Furukawa
古川 英治
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

【課題】屋根の谷部から滑落する積雪や氷塊などにより内曲り部の継手や軒樋が破損するのを保護し、補強することができる軒樋内曲り部用保護具を提供する。
【解決手段】屋根の谷樋23下端部の裏側に差込み可能な上縁部2aを有する支持面2を形成し、この下方に被覆面3を折曲延設し、この被覆面に複数の通水口4を設け、被覆面の先端辺部3aは内曲りの内側壁26上縁部に位置するようにして保護具1を形成した。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根から滑り落ちてくる積雪や氷塊などによって軒樋の内曲り部付近が破損するのを防止するための保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋根の入隅に軒樋を設置する場合は、図5に示すように、入隅に内曲り継手20を設置し、その両端に軒樋21、21を連結していた。内曲り継手20は軒樋のみに嵌合支持されている場合もあり、屋根側に固定した樋吊り具に支持されている場合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような内曲り位置は、屋根の谷部の下方となるため、屋根の積雪や氷塊などが集中して滑落しやすい位置であり、滑落物が衝突し或いは積もり溜まり、このような衝撃や荷重によって内曲り部の継手や軒樋が破損してしまいやすかった。
本発明は、上記問題に着眼し、屋根の谷部から滑落する積雪や氷塊などにより内曲り部の継手や軒樋が破損するのを保護し、補強することができる軒樋内曲り部用保護具を新規に提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の軒樋内曲り部用保護具は、軒樋内曲り部の上方開口部を被覆する被覆面を有し、被覆面に通水口を形成した構成を有する。例えば、屋根の谷樋下端部の裏側に差込み可能な上縁部を有する支持面を形成し、この下方に被覆面を折曲延設し、この被覆面に複数の通水口を設け、被覆面の先端部は内曲りの内側壁上縁部付近に位置するように形成を有する。
滑落物は、被覆面があるために、内曲り部の上方開口部内に落ち込まず、内曲り部から外方の地面方向に落下させられる。通水口が形成されているので被覆面上には雪などの滑落物は堆積しにくく、雨水は内曲りの樋内に確実に流入する。
【0005】
また、軒樋内曲り部用保護具は、軒樋内曲り部の内側壁の角部両側にわたって該内側壁上縁部に架設する構成を有する。例えば、内曲りの内側壁の上方から角部両側にわたる内側壁部分に被嵌可能な、下向きコの字状材として形成し、内側壁上縁部に固定することができる。
これにより、内曲り部が補強されるので、滑落物の襲撃や荷重に耐えることができ、雨水の内曲りの樋内への流入も何ら阻害されない。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、2は本発明の一実施例を、図3、4は別の一実施例を示している。
【0007】
図1、2において、一般的に屋根22の谷部には谷樋23が敷設され、谷樋下端部は屋根先端部に配設した水切り板24の突出面部分に接するように設置されている。水切り板24の先端は内曲り継手20乃至軒樋21の上方開口部25に臨んでいる。
【0008】
保護具1は、谷樋23の下端部の裏側に差込み固定可能な上縁部2aを有するとともに中間部2bを水切り板24に沿うように折曲させて垂下した支持面2と、その下方に折曲連続し、軒樋内曲り部の上方開口部25を被覆し得る略々水平面状、好ましくは先端側が若干下り傾斜した傾斜面状の被覆面3と、この被覆面3内に該面を適宜に分割する大きさで穿設した複数の通水口4と、内曲り部の内側壁(設置状態で屋根端から離れた側)26上縁部に当接可能に位置するように形成した被覆面の先端辺部3aとを有して形成してある。
【0009】
上記被覆面3は通水口4を区画形成する複数本のリブによって形成されていてもよく、通水口4は角形、丸形など任意の開口形状としてよい。また、先端辺部3aは内曲り継手20の内側壁上縁部に係止するように形成してもよい。
【0010】
上記保護具1は、軒樋21、21を内曲り継手20で連結して設置した上で、支持面2の上縁部2aを屋根の谷樋23の下端部内側に差込み、支持面2を水切り板24に沿わせ、通水口4を形成した被覆面3を軒樋内曲り部の上方開口部25に蓋をするようにして被せ、先端辺部3aを内側壁26の上縁部に臨ませて設置してある。
被覆面3は上方開口部25の上に位置するので、略々水平面でよいが、先端側下がり傾斜面とすることにより、雪などの樋外への落下を一層容易にする。
【0011】
図3、4は上記とは別の一例保護具1Aを示してある。
保護具1Aは、内曲り継手20の内側壁26の交差部分に上方から嵌め付けて架設する構成を有し、角部両側の内側壁の適宜長さ部分に被る上面5と、上面外側中央部から垂下した側面部6aを有し、その左右部に互いに直交面として垂下した側面部6b,6bを有した外側面部6と、上面内側から垂下した内側面部7と、内外側面部6、7の間であって上面の対向端部に形成した開口部8、8と、該開口部内に嵌め込んだ内曲り軒樋の内側壁26、26上縁の上方位置に相当する上面5の所定部位に設けたビス用固定穴9とを有して、断面下向きコの字状に形成してある。
なお、保形強度をより高めるために、外側面部6の高さを高く設定することができる。
【0012】
上記保護具1Aは、軒樋21、21を内曲り継手20で連結して設置した上で、内曲り継手の内側壁26部分を中心にして、内側壁26部分が開口部8、8を通して内外側面部6、7間に嵌入するように、上方から嵌め込み、固定穴9にビス10をねじ込み、内曲り継手20の上縁部下側に差し込まれている軒樋21の上縁部(耳部上縁部)に至るまでねじ込み固着して、架設してある。
【0013】
上記保護具1、1Aは、別々に単独使用することができるが、同時に併用することも可能であり、また、両構成を一体化して一個の保護具としたものを使用することもできる。さらにこれらの変形も可能である。
【0014】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、軒樋内曲り部の開口部に保護具を設置することにより、雪などの塊が軒樋内に溜まることを防ぐことができ、また内曲りに沿って角部両側にわたって補強され、雪などの落下衝撃や大きな荷重に耐えることができるものとなるので、軒樋内曲り部の破損を防ぐことができる。しかも雨水の樋内への流入は円滑に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護具の一実施例を示し、(A)は斜視図、(B)はAの矢視方向側面図である。
【図2】図1の保護具の設置状態を示した斜視図である。
【図3】本発明の別の一実施例の斜視図である。
【図4】図3の保護具の設置状態を示した分解斜視図である。
【図5】軒樋内曲り部の構成例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1、1A 保護具      2  支持面
2a 上縁部        2b 中間部
3  被覆面        3a 先端辺部
4  通水口        5  上面
6  外側面部       6a、6b 側面部
7  内側面部       8  開口部
9  固定穴        10 ビス
20  内曲り継手      21 軒樋
22  屋根         23 谷樋
24  水切り板       25 上方開口部
26  内側壁

Claims (2)

  1. 軒樋内曲り部の上方開口部を被覆する被覆面を有するとともに、被覆面に通水口を形成した構成を有する軒樋内曲り部用保護具。
  2. 軒樋内曲り部の内側壁の角部両側にわたって該内側壁上縁部に架設する構成を有する軒樋内曲り部用保護具。
JP2002178428A 2002-06-19 2002-06-19 軒樋内曲り部用保護具 Pending JP2004019348A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3105798A1 (fr) * 2019-12-27 2021-07-02 Art Home Alu Pièce de raccordement en angle de chéneaux de pergolas.

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