JP2004016995A - 磁気流体処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非磁性体のインナーケーシングを磁気処理室として形成し、インナーケーシングに中間磁極体ユニットを内設し、インナーケーシングを磁性体のアウターケーシングに収容させ、アウターケーシングとインナーケーシングのそれぞれ側板の間に永久磁石を介在させる。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、磁性体のアウターケーシングに、非磁性体の金属板に包囲された永久磁石と、中間磁極体ユニットを収容した非磁性体のインナーケーシングとを内設することによって、永久磁石の磁力漏れや減磁を防止し、永久磁石と中間磁極体ユニットと間に磁力線を効率よく通過させて、処理流体を効果的に磁気処理できる磁気流体処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術による流体磁気処理装置は、磁石を装置の外部側面に取り付け処理室内を通過する磁力線を発生させ、処理室内部に中間磁極体を列設し、その隙間を流れる流体を磁気処理する方法として開示されている(特公平9−99392)。磁石を処理室の外部に取り付ければ、処理流体中の磁性体が磁石に吸着されることを防ぐことができ、中間磁極体を用いれば、それらの間隙の幅を狭め、必要に応じて処理室内において超高磁場が得られ、また中間磁極体の数及び形状を自由に組み合わせて、容易に処理容量を増やすことができるとされている。
【0003】
さらに、従来の技術による流体磁気処理装置の本体をなす角型容器は、その両側板が強磁性体の素材で、他の3面を構成する板が非磁性体で作られており、この両側板の外側に取り付けられた外部磁石の発生する磁力線が容器内の磁気抵抗の低い内部中間磁極体に集中すると開示されている。
【0004】
また、従来の技術による流体磁気処理装置において、流体処理容器の外に磁石が取り付けられているから、磁石と処理流体との接触がまぬかれるので、磁石の熱減磁や腐食が防止される効果が生じるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したとおり、従来の技術によると、磁気装置の本体をなす角型容器は、強磁性体の両側板並びに非磁性体の端板及び底板で構成されており、この両側板の外側に取り付けられた外部磁石の発生する磁力線が容器内の磁気抵抗の低い内部中間磁極体に集中すると開示されているが、両側板が強磁性体で作られているので、磁石から発生した磁束は、強磁性体の側板を容易に貫通することが妨げられて減磁され、すなわち、側板が強磁性体の素材で形成されているため、外部磁石から発生した磁力線は、側板に遮断されて、処理容器内を通過する磁力線の集中する効果は減殺されるおそれがあった。
【0006】
また、従来の磁気処理装置において、流体外部処理容器の外に磁石を取り付け、磁石と処理流体との接触がまぬかれることによって、磁石の熱減磁や腐食が防止される効果はあるが、外部磁石から発する磁力が装置本体の外側に向かって漏洩することを防止するための必要にして十分な技術的配慮を欠くという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明による磁気流体処理装置は、本体から着脱できる天板(4)をもって、パッキング(9)を介し、封止することのできるインナーケーシング の正面(7)と背面(8)のほぼ中央部位において、インナーケーシングをそれぞれ貫通する、処理流体の流入口を形成する管継ぎ手(2)と流出口を形成する管継ぎ手(3)が溶着されたインナーケーシングと、
インナーケーシングに内設され、処理流体の流れ方向に向かって、等間隔に、かつ、複数列に並設された複数の中間磁極体(14)からなる中間磁極体ユニット(13)と、
その両側板(19)のほぼ中央部位において横断、分割して得られる二つの部材(18a、18)から構成され、その正面(20)及び背面(21)のほぼ中央部位に、インナーケーシングに取り付けられた管継ぎ手の受け孔(24)がそれぞれ穿設されたアウターケーシングと、
アウターケーシングに収容され、かつ、アウターケーシングの側板(19)とインナーケーシングの側板(6)との間に、それぞれ対向させて取り付けられた、非磁性体の金属(11)で包囲された複数対の永久磁石(10)と、から構成されていることを特徴としている。
【0008】
さらに、この発明による磁気流体処理装置は、アウターケーシングからインナーケーシングを、挿脱できる構造になっていることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下添付図面によって、この発明による磁気流体処理装置を詳細に説明する。
【0010】
図1は、磁気流体処理装置の側面縦断図、図2は、図1のA−A部分の断面図、図3は、図1のB−B部分の断面図、図4は、インナーケーシングの側面縦断図である。
【0011】
各図において、1はインナーケーシング、2は処理流体の流入口を形成する管継ぎ手、3は処理流体の排出口を形成する管継ぎ手、4はインナーケーシングの天板、5はインナーケーシングの底板、6はインナーケーシングの側板、7はインナーケーシングの正面、8はインナーケーシングの背面、9はパッキング、10は永久磁石、11は永久磁石を包囲する非磁性体の金属、12はヨーク、13は中間磁極体ユニット、14は中間磁極体、15は中間磁極体ユニットの天板、16は中間磁極体ユニットの底板、17は取っ手、18は、アウターケーシング、また18a、18bはアウターケーシングを分割して得られる2部材、19はアウターケーシングの側板、また19a、19bは、アウターケーシングを分割して得られる2部材のそれぞれの両側面、20はアウターケーシングの正面、21はアウターケーシングの背面、22はアウターケーシングに取り付けたフランジ、23は、連結ネジ、24はアウターケーシングの正面及び背面にそれぞれ設けられた受け孔である。
【0012】
この発明による磁気流体処理装置のインナーケーシング1は、図4に示されているように、インナーケーシング1の本体から着脱できる天板4を有し、かつ、パッキング9を介し、天板4をもってインナーケーシング1の本体を封止することができる、非磁性体の金属製中空の、密閉された立方体容器として形成される。天板4は、インナーケーシング1の本体にネジ止めされてインナーケーシング1を封止する。
【0013】
図1、図2又は図4の示すとおり、インナーケーシング1の正面7と背面8とのほぼ中央部位において、処理流体の流入口を形成する管継ぎ手2と流出口を形成する管継ぎ手3がそれ溶着されており、管継ぎ手2、3はインナーケーシング1をそれぞれ貫通して連通し、図中矢印をもって示されている流体の流路を形成する。
【0014】
図1、図2又は図3に示されているように、インナーケーシング1に内設される中間磁極体ユニット13は、図中矢印で示されているような処理流体の流れ方向に向かって、ほぼ等間隔に、かつ、流れ方向に対して、ほぼ直角に、複数列に並設された複数の中間磁極体14から構成されている。
【0015】
上述したように、中間磁極体ユニット13の構成要素をなす各中間磁極体14は、処理流体の流れ方向に向かってほぼ等間隔に、かつ、流れ方向に対してほぼ直角に、複数列に並設された状態において、中間磁極体ユニット13のそれぞれ天板15及び底板16に螺着され固定されており、また、図1、図3に示されているように、天板15の上部のほぼ中央部位に丸棒状の取っ手17が設けられる。
【0016】
請求項1に記載されているように、アウターケーシング18は、磁性体の金属製中空の立方体の形状を有し、図3に示されているように、その両側板19のほぼ中央部位において上下に横断、分割して得られる2部材18a、18bとして形成される。また、このように分割された2部材18a、18bは、連結されて立方体状の容器としてアウターケーシング18が形成される。分割された2部材18a、18bが連結され、立方体状の容器としてアウターケーシング18が形成される一つの実施例が図2及び図3
に示されている。すなわち2部材18a、18bを連結するため、その各側板19a、19bの対向する各端部に当接して、連結ネジ23用孔を設けたフランジ22a、22bがそれぞれ溶着される。もって、これらフランジ22a、22bを介して連結ネジ23をもって、2部材18a、18bを連結する方法を例示したものである。
【0017】
アウターケーシング18に収容され、かつ、アウターケーシング18とインナーケーシング1の両側板(19、6)の間に対向させて取り付けられた複数対の永久磁石10a、10bは、図2に示されているように、ヨーク12に介装された状態で、非磁性体の金属11で包囲されている。
【0018】
永久磁石の製造コスや効率性を考慮して、インナーケーシング1をはさんで、対向して取り付けられる永久磁石10は、通常2対を並列して配設することが好ましい。しかし、装置の容量や磁界の強さを増大させる必要がある場合、2対以上の複数の対の磁石を取り付ける。また、非磁性体の金属11で包囲された永久磁石10は、アウターケーシング18の底板に螺着して固定されるように配設される。
【0019】
アウターケーシング18の正面20及び背面21のほぼ中央部位に、インナーケーシング1に取り付けた管継ぎ手2、3の受け孔24がそれぞれ穿設されている。
【0020】
上述したように、アウターケーシング18に収容されているインナーケーシング1は、 アウターケーシング18の各部材18a、18bの両側板19a、19bに溶着されたフランジ22a、22bを連結している連結ネジ23を外してアウターケーシング18を、その部材18aと18bとに分離することによって、アウターケーシング18から取り出すことができる。同様に、連結ネジ22を介してアウターケーシング18aと18bを連結することによって、インナーケーシング1をアウターケーシング18に収容して内設することができる。
【0021】
また、上述したようにインナーケーシング1に内設された中間磁極体ユニット13は、インナーケーシング1の天板4とパッキング9を取り外し、インナーケーシング1から挿脱することができる。この場合、中間磁極体ユニット13をインナーケーシング1から挿脱するとき中間磁極体ユニット13の天板15に取り付けた取っ手17を利用することができる。
【0022】
同様に中間磁極体ユニット13をインナーケーシング1に内設したのち、その天板4及びパッキング9をインナーケーシング1に再び取り付け、インナーケーシング1を封止することができる。この場合天板4をネジ止めしてインナーケーシング1本体に封着させる。
【0023】
図1、図2、図4に示されているように、それらのほぼ中央部位において、インナーケーシング1の正面7と背面8をそれぞれ貫通するように溶着されている処理流体の流入口を形成する管継ぎ手2と流出口を形成する管継ぎ手3は、インナーケーシング1を収容するアウターケーシング18の正面20及び背面21のほぼ中央部位に穿設された管継ぎ手3の受け孔24(24a,24b)に嵌挿されて、アウアーケーシング18の正面20及び背面21に当接して突設されている。
【0024】
上述した処理流体の流入口を形成する管継ぎ手2と流出口を形成する管継ぎ手3は、密閉されているインナーケーシング1内において連通し、流体の流路を形成する。
【0025】
アウアーケーシング18の正面20及び背面21のほぼ中央部位に穿設された管継ぎ手2,3の受け孔24a、24bにそれぞれ嵌挿された状態において、インナーケーシング1に配設された処理流体の流入口を形成する管継ぎ手2及び流出口を形成する管継ぎ手3は、処理流体の流路たる水道管又は処理流体の配管に、管継ぎ手に加工したフランジなどを介し、それぞれ継合される。
【0026】
上述したように、この発明による磁気流体処理装置においては、図2に示されているように、インナーケーシング1は、永久磁石10a、10bの間に介在してアウターケーシング18に収容されており、かつ処理流体の流れ方向に向かってほぼ等間隔に、かつ、流れ方向に対してほぼ直角に、複数列に並設された中間磁極体14から構成された中間磁極体ユニット13がインナーケーシング1に内設されているので、永久磁石10aから発して、非磁性体のインナーケーシングの側板6を効率よく貫通し各中間磁極体14の間を通過する磁束は、非磁性体のインナーケーシングの他の側板6を通り、対向する永久磁石10bに達する。このような磁束の流れの過程において、インナーケーシング1内においては、処理流体の流れ方向に対して、ほぼ直角に磁力線が発生し、均一で強力な磁界が形成される。この場合、対向する永久磁石10a、10bは、磁気処理室として機能するインナーケーシング1の容量と磁束の強さ、処理流体の流速や処理量との関係によって、上述したように通常2対、又は必要に応じ複数対配設される。
【0027】
処理流体は、流入口を形成する管継ぎ手2からインナーケーシング1内に導入される。インナーケーシング1は上述のように封止されているので、処理流体は、インナーケーシング1内の流路を通って流出口を形成する管継ぎ手3に向かって流れ、インナーケーシング1から漏水することはない。
【0028】
処理流体の流入口を形成する管継ぎ手2から磁気処理室として機能するインナーケーシング1に導入された処理流体は、中間磁極体ユニット13を構成する複数の中間磁極体14の間を通り、処理流体の流出口を形成する管継ぎ手3の方向に流れ、複数の中間磁極体14のすき間を通り過ぎる過程において、強力な磁界をほぼ直角に横切ることによって効率よく磁気処理される。
【0029】
上述したように、流れ方向に対して複数列に並設され中間磁極体ユニット13を構成する各中間磁極体14の列数、及び処理流体の流れ方向に向かってほぼ等間隔に配設される各中間磁極体14の数は、処理流体の流量、流速などと流体磁気処理に必要な磁力線の強さの関係において求められる最適値によって決定され、中間磁極体ユニット13を構成する中間磁極体14の所要数を加減することができる。
【0030】
上述のように中間磁極体14の所要数を加減調整する場合、中間磁極体ユニット13本体をそのまま他のユニットと交換する一つ実施例のほか、中間磁極体ユニット13のそれぞれ天板15及び底板16に螺着されている中間磁極体14を天板15及び底板16から自由に着脱して、中間磁極体14所要数を加減調整して新たに中間磁極体ユニット13を形成して実施することもできる。
【0031】
アウターケーシング18に収容されるインナーケーシング1の容量は、処理流体の流量、流速などに対応する最適値を求めて調整することができる。この場合、アウターケーシング18の容量は、容量調整されたインナーケーシング1を収容できる程度に調整する。
【0032】
上述したように、この発明による磁気流体処理装置においては、アウターケーシング18に収容されるインナーケーシング1は、 アウターケーシング18の両側板19に溶着されたフランジ22a、22bを連結している連結ネジ23を外し、アウターケーシング18を、その各部材(18a、18b)に分離し開放することによって、アウターケーシング18から取り出すことができ、さらにインナーケーシング1から中間磁極体ユニット13を挿脱することができるから、必要に応じて、容易にインナーケーシング1及び中間磁極体ユニット13を清掃し、吸着したスライム、不純物などを除去することができる。この場合、非磁性体の金属11で包囲された永久磁石10は、アウターケーシング18の底板に螺着して固定されているので、アウターケーシング18からインナーケーシング1を挿脱することを妨げない。
【0033】
さらに、上述したように、この発明による磁気流体処理装置においては、非磁性体の金属11で包囲された永久磁石10が、インナーケーシング1をはさんで、それぞれ対向して複数対を形成し、磁性体の金属製中空のアウターケーシング18に内設される構造になっているので、永久磁石10の耐久性、発生させる磁束の強さは顕著に向上し、この装置からの磁気漏れは防止されている。
【0034】
【発明の効果】
この発明による磁気流体処理装置においては、アウターケーシングからインナーケーシングを挿脱することができ、さらにインナーケーシングから中間磁極体ユニットを挿脱することができるから、必要に応じて、流体の磁気処理室として機能するインナーケーシング、及び各中間磁極体表面などに吸着されるスライムや不純物を除去し、インナーケーシング及び中間磁極体ユニットを容易に清掃することができる。
【0035】
また、上述したように、中間磁極体は、中間磁極体ユニットのそれぞれ天板及び底板に螺着され固定されているから、ネジを取り外すことによって中間磁極体を中間磁極体ユニットの天板、底板から自由に着脱することができる。このようにして、必要に応じて各中間磁極体を個別に、かつ、綿密に清掃することができる。
【0036】
この発明の磁気流体処理装置は、中間磁極体ユニットを構成する中間磁極体の、流れ方向に対して並設され複数列を、及び処理流体の流れ方向に向かってほぼ等間隔に配設されている各中間磁極体の数を、処理流体の流量、水質、流速などと流体磁気処理に必要な磁力線の強さの関係において求められる最適値によって加減することができるから、処理流体を効率よく、かつ経済的に処理することができる。
【0037】
この発明の磁気流体処理装置においては、さらに、上述したように、非磁性体の金属で包囲した複数対の永久磁石が、磁性体のアウターケーシングに内設されているので、アウターケーシング及び非磁性体の金属によって永久磁石は、直接外気との接触がほぼ遮断されており、この装置からの磁気漏れ、及び磁石の減磁や腐食が防止され、長期間の使用に耐えられる経済的な構造の磁気処理装置を提供することができる。
【0038】
この発明による磁気流体処理装置においては、そのインナーケーシングの両側板及び底板、処理流体の流入口及び流出口として配水管用管継ぎ手が取り付けられている背面板と正面板は、すべて非磁性体部材で作られているので、磁石からの発生した磁束は、インナーケーシングの側板を貫通し容易にインナーケーシング内を通過することができるから、インナーケーシング内において磁力線の集中する効果が減殺されることがなく、効率的に磁気処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の側面縦断図
【図2】図1のA−A部分断面図
【図3】図1のB−B部分断面図
【図4】インナーケーシングの側面縦断図
Claims (2)
- 本体から着脱できる天板(4)をもって、パッキング(9)を介し、封止することのできる非磁性体の金属製中空の立方体容器(以下「インナーケーシング」という。) の正面(7)と背面(8)のほぼ中央部位において、インナーケーシングをそれぞれ貫通して、処理流体の流入口を形成する管継ぎ手(2)と流出口を形成する管継ぎ手(3)が溶着されたインナーケーシングと、
インナーケーシングに内設され、処理流体の流れ方向に向かって、等間隔に、かつ、複数列に並設された複数の中間磁極体(14)からなる中間磁極体ユニット(13)と、
インナーケーシングを収容する磁性体の金属製中空の立方体容器(以下「アウターケーシング」という。)であって、その両側板(19)のほぼ中央部位において横断、分割して得られる二つの部材(18a、18)から構成され、その正面(20)及び背面(21)のほぼ中央部位に、インナーケーシングに取り付けられた管継ぎ手(3)の受け孔(24)がそれぞれ穿設されたアウターケーシンと、
アウターケーシングに収容され、かつ、アウターケーシングの側板(19)とインナーケーシングの側板(6)との間に、それぞれ対向させて取り付けられた、非磁性体の金属(11)で包囲された複数対の永久磁石(10)と、
からなることを特徴とする磁気流体処理装置。 - アウターケーシングからインナーケーシングを挿脱できることを特徴とする請求項1に記載の磁気流体処理装置。
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