JP2004016451A - ボール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】与えられた衝撃を検知する衝撃検知部と、衝撃検知部が衝撃を検知した検知回数を計数するカウンタと、発光する発光部と、カウンタが計数した検知回数と、予め定められた検知回数とに応じて、発光部の発光を制御する制御部と、衝撃検知部、カウンタ、及び制御部を格納し、略球形状を有する弾性部材とを備え、予め定められた回数の衝撃が与えられた場合に、衝撃の回数に応じた発光を行うボール。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技、競技、練習等に用いるボールに関する。特に、本発明は、発光するボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
球技等の練習には、いわゆる試合形式の練習と、個々の技術向上をはかる反復練習がある。試合形式の練習と反復練習とを繰り返すことにより、総合的な技術の向上を図ることができる。反復練習には例えばサッカーにおいて、ボールを扱う技術を向上させるリフティング練習等がある。リフティングとは、足又は頭を用いて、ボールを落とさずに打ち上げ続ける動作を指す。
【0003】
しかしながら、試合形式の練習に比べ、反復練習では単調な練習を繰り返す必要がある。このため、従来のボールを用いた反復練習は変化が乏しく、継続して練習を行うことが困難であった。例えば、リフティング練習等においても、達成度に関わらずボールを蹴り続けるという単調な練習となってしまう。
【0004】
また、多人数で行う遊技等においても、従来のボールを用いた遊技は単調であり、面白みに欠けるものであった。例えば多人数でボールを落とさずに順に打ち返すような遊技等においても、従来のボールも用いたものは単調であり、面白みに欠けるものであった。
【0005】
ここで、実用新案第3058122号公報には、壁や地面に接触して衝撃を受けた場合に発光する弾性ボールが開示されている。この弾性ボールは、衝撃による振動力により発光体と電池とを通電させ、発光させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この弾性ボールも衝撃を受ける毎に単調な発光しかしない。つまり、衝撃を受ける毎に、単一の発光体が発光するのみである。このため、例えばリフティング練習に用いた場合であっても、練習の達成度に関わらず単調な発光しかしないため、練習が単調なものとなってしまい継続して行うことが困難であった。
【0007】
また、この弾性ボールは、光源を一様に透明な弾性部材で覆っているため、ボール表面において所望の形状で発光させることが困難であり、またボール表面において、ボールの用途に応じた模様を付することが困難であり、通常のボールと同様な模様を付して使用することが困難であった。また、一様に透明な弾性部材で光源を覆っているため、弾性ボールが見える角度が変わっても、変化の無い発光パターンしか視覚することができなかった。
【0008】
また、この弾性ボールは、光源を一様に透明な弾性部材で覆っているため、発光する領域を分割することができなかった。例えば、ボール100の表面の異なる領域を順に発光させることができなかった。また、発光しない領域を設けることが困難であった。これらのため、前述したように、従来の弾性ボールは、単調な発光しか行うことができなかった。
【0009】
そこで、本発明は、上記課題を解決することのできるスポーツ訓練用ボールを提供することを目的とする。この目的は、特許請求の範囲における独立項に記載の新規な構成の採用により達成される。又、下位概念の請求項は、本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の実施の形態においては、予め定められた回数の衝撃が与えられた場合に、衝撃の回数に応じた発光をするボールを提供する。
【0011】
ボールは、与えられた衝撃を検知する衝撃検知部と、衝撃検知部が衝撃を検知した検知回数を計数するカウンタと、発光する発光部と、カウンタが計数した検知回数と、予め定められた検知回数とに応じて、発光部の発光を制御する制御部とを備える。
【0012】
また、ボールは、衝撃検知部、カウンタ、及び制御部を格納し、略球形状を有する弾性部材を更に備えてもよい。弾性部材は、実質的に不透明な材質により形成されることが好ましい。また、弾性部材の表面には、使用目的に沿った形状の模様が設けられていてよい。衝撃検知部が、使用者がボールをリフティングした場合に生じる衝撃を検出することにより、制御部は、リフティングの回数に応じた発光を発光部に行わせてもよい。
【0013】
また、制御部は、カウンタにおける検知回数が、予め定められた検知回数に達した場合に、予め定められた点滅回数、発光部の発光を点滅させてよい。制御部は、カウンタが計数した検知回数が大きくなるにつれ、発光部における発光の点滅回数を多くすることが好ましい。また、制御部は、カウンタが予め定められた検知回数を計数した場合に、点滅を予め定められた時間繰り返してもよい。制御部は、衝撃検知部が予め定められた時間、衝撃を検出しない場合、カウンタが計数した検知回数を零にしてもよい。
【0014】
また、発光部は、光を射出する発光素子と、発光素子が射出した光を、弾性部材の表面に沿って導光するチューブとを有してよい。発光部は、異なる色で発光する複数の発光素子を有し、制御部は、カウンタが計数した検知回数が大きくなるにつれ、多くの発光素子を用いて発光部の発光を点滅させてもよい。
【0015】
また、発光部は、チューブの両端に発光素子を設けてよい。チューブの射出光面は、弾性部材の表面より窪んでいることが好ましい。チューブは、弾性部材と接する面に、離間的に設けられた複数の突起部を有し、突起部は弾性部材に固定されていることが好ましい。
【0016】
また、弾性部材は、表面にチューブを保持する溝部を有し、チューブは、弾性部材の中心に向かって広がりを有し、溝部に保持されてよい。チューブは、ループ状の形状を有し、発光部は、ボール表面の対向する2つの点のそれぞれを中心として、放射状に設けられた複数のチューブを有してよい。
【0017】
また、ボールを任意の方向から見た場合に、少なくとも1つのチューブの、少なくとも一部が視認されるように、複数のチューブが設けられることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0019】
図1は、本発明の実施形態に係るボール100の一例を示す図である。ボール100は、予め定められた回数の衝撃が与えられた場合に、衝撃の回数に応じた発光をする。このため、従来のボールとくらべて多様な発光パターンを提供でき、面白みのある発光を行うことができる。
【0020】
図1(a)は、ボール100の正面図を示し、図1(b)は、ボール100の上面図を示す。ボール100は、内部に設けられた電子部品(図示せず)と、電子部品を格納する弾性部材10と、弾性部材10の表面に設けられた複数のチューブ24を備える。電子部品は、与えられた衝撃を検知する衝撃検知部と、衝撃検知部が衝撃を検知した検知回数を計数するカウンタと、発光する発光部と、カウンタが計数した検知回数と、予め定められた検知回数とに応じて、発光部の発光を制御する制御部とを備える。発光部は、光を射出する発光素子を有し、チューブ24は、発光素子が射出した光を、弾性部材10の表面に沿って導光する。
【0021】
弾性部材10は、実質的に不透明な材質により形成される。また、弾性部材10の表面には、使用目的に沿った形状の模様が設けられている。弾性部材10が不透明な材質による形成されることにより、弾性部材10の表面に所望の形状の模様を付すことができる。例えば、通常のサッカーボールの模様のような、使用目的に応じた模様を付すことができる。また、ボール100は、チューブ24を用いて弾性部材10の表面に沿って光を導光するため、弾性部材10が不透明な材質であり、且つ発光素子が弾性部材10の中に格納されていても、ボール100を発光させることができる。これらにより、通常のボールと同様の模様を有し、且つ所望の形状の発光を行うボール100を実現できる。
【0022】
複数のチューブ24のそれぞれは、略透明であって、弾性を有する材料で構成される。また、複数のチューブ24のそれぞれは、ループ状の形状を有し、ボール表面の対向する2つの点のそれぞれを中心として、放射状に設けられる。本例において、ボール100は、サッカーボール状のボールであり、弾性部材10の表面に五角形及び六角形からなる模様を有する。弾性部材10は、対向する2つの六角形の領域において、取り外し可能な蓋部70を有する。弾性部材10は、内部に電子部品を格納するための空洞を有し、蓋部70は、当該空洞の開口部を覆う。
【0023】
また、それぞれのチューブ24は、弾性部材10の内部に設けられた発光素子と、蓋部70の裏面近傍において光学的に接続され、それぞれの蓋部70における六角形の一の頂点から、弾性部材10の表面に沿って光を導光し、当該一の頂点に隣接する他の頂点までループするように設けられる。本例において、ボール100は、それぞれの蓋部70を中心として、放射状に設けられた3つずつのチューブ24を有する。このように、対向する2つの点を中心に放射状にチューブ24を設けることにより、ボール100の重心を略ボール中心とすることができる。
【0024】
また、ボール100を任意の方向から見た場合に、少なくとも1つのチューブ26の、少なくとも一部が視認されるように、複数のチューブ26を設けることが好ましい。これにより、ボール100を使用している場合に、ボール100が見える角度が変化しても、ボール100の発光を視認することができる。
【0025】
また、複数のチューブ24は、弾性部材10と接する面に、離間的に設けられた複数の突起部82を有し、突起部82は弾性部材10に固定されている。複数のチューブ24を離間的に固定することにより、チューブ24全体を接着する場合に比べ、光の吸収及び散乱を低減し、発光素子から離れた箇所まで効率よく光を導光することができる。このため、チューブ24全体を効率よく光らせることができる。また、弾性を有するチューブ24を用いてボール100の表面を発光させるため、容易に所望の形状に曲折させたチューブ24をボール100の表面に設けることができる。このため、ボール100の表面において、所望の形状の発光を容易に行うことができる。また、分割して設けられた複数のチューブ24を発光させることにより、より多様な発光パターンを生成することができる。
【0026】
図2は、ボール100の断面図の一例を示す。ボール100は、略球状の弾性部材10の内部に空洞44を有する。電子部品50は空洞44に設けられ、弾性部材10の略中心に載置される。蓋部70は、表層部72と、突出部74と、挿入部76とを有する。表層部72は、空洞44の開口部40と略同一の形状を有し、開口部40に嵌合する。また、挿入部76は、表層部72から弾性部材10の中心方向に突出して設けられ、空洞44の内部に挿入され電子部品50を弾性部材10の略中心に載置する。突出部74は、表層部72から挿入部76に沿って設けられる。二つの蓋部70の挿入部76によって電子部品50を載置することにより、電子部品50を弾性部材10の略中心に固定することができる。このため、電子部品50を、ボール100に与えられる衝撃から保護することができる。
【0027】
また、電子部品50は、発光及び発光制御を行うための電源を有する。本例において、電子部品50は、電源としての電池を載置する電池ボックスを有する。図4において後述するように、挿入部76を着脱することにより、使用者が電池を交換することができる。また、ボール100には、用途に合った電池が使用される。例えば、ボール100を軽量化したい場合、電池ボックスは、軽量のリチウム電池を載置し、ボール100の電池交換の頻度を低減したい場合、長寿命のアルカリ電池を載置してよい。また、これらの電池は充電式であってもよい。
【0028】
また、電子部品50のうち、発光部60は、図2に示すように空洞44の開口部40近傍に設けられる。発光部60は、電子部品50の制御部と配線36によって電気的に接続され、当該制御部は発光部60の発光を制御する。発光部60は開口部40近傍において、複数のチューブ24のそれぞれと光学的に接続され、複数のチューブ24のそれぞれは、発光部60が発光した光をボール100の表面に沿って導光する。
【0029】
図3は、開口部40を説明する図である。図3(a)は開口部40の上面図を示す。本例において、開口部40は、弾性部材10の表面において、空洞44の断面より大きい六角形状の開口と、当該開口から空洞44に向かう斜面とを有する。開口部40の斜面には複数の溝部42が設けられ、発光部60及び配線36は、それぞれ溝部42に設けられる。複数のチューブ24は、溝部42において発光部60とそれぞれ光学的に接続される。開口部40に溝部42を設けることにより、開口部40に配置されたチューブ24、発光部60、及び配線36を圧迫することなく、蓋部70を開口部40に嵌合することができる。
【0030】
また、発光部60は、複数のチューブ24のそれぞれの両端に設けられる。チューブ24の両端に発光部60を設けることにより、チューブ24の発光部60から離れた箇所を効率よく光らせることができる。
【0031】
図3(b)は、発光部60の構成の一例を示す。発光部60は、発光素子64、及びカバー62を有する。発光素子64は、例えば発光ダイオード等の発光素子であって、配線36と電気的に接続される。発光素子64は、配線36を介して電子部品50の制御部から発光制御信号を受け取り、発光制御信号に応じて光を射出する。カバー62は、発光素子64を覆い、発光素子64を保護する。チューブ24は、カバー62の内部において発光素子64と光学的に接続され、発光素子64が射出した光を導光する。つまり、発光素子64の射出光面に対向してチューブ24の断面が設けられ、発光素子64が射出した光をチューブ24の内部に取り込む。
【0032】
チューブ24は、対応する発光素子64の射出光面より大きい面積の断面を有することが好ましい。これにより、発光素子64が射出する光を効率よくチューブ24の内部に取り込むことができる。また、それぞれのチューブ24に接続される発光素子64は異なる色を発光してもよい。つまり、それぞれのチューブ24は、異なる色で発光してもよい。
【0033】
図3(c)は、発光部60の構成の他の例を示す。本例において、発光部60は複数の発光素子64を有する。複数の発光素子64は、異なる色の光を発光する。電子部品50の制御部は、複数の発光素子64を順に発光させてよく、また複数の発光素子64を同時に発光させてもよい。発光部60が複数の色に対応する発光素子64を有することにより、より多様な発光を行うことができる。
【0034】
図4は、蓋部70の構造の一例を示す。図4(a)は蓋部70の断面図を示す。空洞44に電子部品50を配置した後、表層部72は弾性部材10に接着される。前述したように、電子部品50は、電池ボックスを更に有する。挿入部76は、表層部72と着脱可能に設けられる。電池ボックスは、挿入部76が空洞44に挿入されている状態で、挿入部76の直下に設けられ、挿入部76を表層部72からはずすことにより、使用者は電池の交換を行うことができる。また、表層部72を弾性部材10に固定することにより、発光部60等の露出を防ぐことができる。
【0035】
また、表層部72の表面には、挿入部76の着脱を容易にするための溝部78が設けられることが好ましい。図4(b)は、蓋部70の上面図を示す。図4(a)及び図4(b)に示すように、溝部78は挿入部76の側面の少なくとも一部を表出させるように設けられる。
【0036】
図4(c)は、蓋部70の下面図を示す。表層部72は略六角錐形状を有するが、表層部72は、表層部72の角部を面取りした斜面80を有することが好ましい。表層部72の角部が面取りされていることにより、図3において説明した溝部42に配置されたチューブ24及び発光部60を圧迫することを防ぐことができる。
【0037】
図5は、ボール100の用途の一例を説明する。ボール100は、例えばサッカーのリフティング練習に用いられる。この場合、ボール100は、リフティングによる衝撃を検知し、リフティングの回数に応じた発光を行う。例えば、所定の回数リフティングが成功する毎に、ボール100は所定の点滅を行う。この場合、リフティングの回数が多くなるにつれ、発光の点滅回数を多くすることや、リフティングの回数が多くなるにつれ、発光に用いる色数を増加させることにより、使用者のリフティング練習に対する意欲を高めることができる。また、所定の回数毎に点滅することにより、使用者にリフティングの回数を容易に通知することができる。また、ボール100の用途は、サッカー等の球技の練習に限定されない。例えば、多人数で行う遊技等に用いることにより、より面白みの有る遊技を行うことができる。
【0038】
例えば、多人数で円陣を組み、ボールを落とさずに、バレーボールにおけるトス等によりボールを順に打ち返す様な遊技や、蹴鞠等に使用することにより、より面白みの有る遊技を行うことができる。また、バスケットボールにおけるドリブルの練習に使用することにより、使用者のドリブル練習に対する意欲を高めることができる。これらのように、ボール100は、多様な用途に使用することができる。ボール100は、それぞれの用途に合った形状及び材質を有することが好ましい。
【0039】
図6は、電子部品50の構成の一例を示すブロック図である。衝撃検知部52は、ボール100に与えられた衝撃を検知する。例えば、衝撃検知部52は、使用者がボール100をリフティングしたことによる衝撃を検出し、制御部56は、使用者のリフティング回数に応じた発光を行わせる。この場合、衝撃検知部52は、使用者がボール100をリフティングすることにより生じる衝撃を検出できる程度に感度が設定される。衝撃検知部52は、ボール100の加速度の変化、振動等によって衝撃を検知する。
【0040】
カウンタ54は、衝撃検知部52が衝撃を検知した検知回数を計数する。制御部56は、カウンタ54が計数した検知回数と、予め定められた検知回数とに応じて、発光部60の発光パターンを制御する。例えば、制御部56は、カウンタ54が計数した検知回数が、予め定められた検知回数に達した場合に、予め定められた点滅回数、発光部60の発光を点滅させる。この場合、制御部56は、カウンタ54が計数した検知回数が大きくなるにつれ、発光部における発光の点滅回数を多くすることが好ましい。制御部56は、複数の発光素子64のそれぞれを制御する。
【0041】
また、制御部56は、衝撃検知部52が所定の時間、衝撃を検出しない場合、カウンタ54が計数した検知回数をリセットする。ここで、リセットとは、カウンタ54が計数した検知回数と、予め定められた検知回数との差を所定の値にする動作を指す。本例において、制御部56は、カウンタ54における検知回数を零にリセットする。
【0042】
図7は、発光パターンの制御の一例を示す。図7(a)及び図7(b)の、検知回数タイミング図においては、1つの矢印が一回の衝撃検知を示す。また、発光タイミング図においては、1つの矢印が一回の点滅を示し、連続した矢印群が一回の群点滅を示す。制御部56は、図7(a)に示すように、カウンタ54が計数した検知回数が、所定の値になる毎に、発光部60に所定の点滅を有する群点滅を、予め定められた繰り返し時間だけ繰り返させてよい。本例においては、検知回数が所定の値ずつ増加する毎に、一の群点滅の中で行う点滅の回数を増加させて、群点滅を繰り返させている。例えば、カウンタ54における検知回数が1となった場合に、1回の点滅を有する群点滅を所定の時間繰り返させ、カウンタ54における検知回数が6となった場合に、2回の点滅を有する群点滅を所定の時間繰り返させる。
【0043】
また、制御部56は、予め定められたリセット間隔の間、衝撃検知部52が衝撃を検知しない場合、カウンタ54の検知回数をリセットする。制御部56は、衝撃検知部52がカウンタ54に与える信号に基づいて、衝撃検知部52が衝撃を検知しているか否かを判定してよく、またカウンタ54の検知回数がリセット間隔の間変化しない場合に、カウンタ54の検知回数をリセットしてもよい。
【0044】
本例において、発光部60におけるそれぞれの群点滅は、所定の時間毎に行われる。また、発光部60における群点滅は、衝撃検知部52が衝撃を検知したタイミングと同期して行われてもよい。
【0045】
また、制御部56は、図7(b)に示すように、カウンタ54が計数した検知回数が所定の値になる毎に、発光部60は、所定の点滅回数を有する群点滅を行ってもよい。本例においても、検知回数が増加するにつれ、点滅の回数を増加させることが好ましい。また、カウンタ54が計数した検知回数が、所定の値になった場合、制御部56は、衝撃検知部52が衝撃を検知しなくなるまで、発光部60に所定の点滅を繰り返させてもよい。例えば、図7(b)に示すように、所定の時間間隔で点滅を繰り返させてもよい。
【0046】
本例において、制御部56は、検知回数が増加するにつれ、点滅の回数を増加させたが、他の例においては、制御部56は、検知回数が増加するにつれ、点滅するチューブ24の数を増加するように、それぞれの発光素子64を制御してもよい。また、検知回数が増加するにつれ、点滅の回数及び点滅するチューブ24の数を増加させるように、それぞれの発光素子64を制御してもよい。また、制御部56は、検知回数が増加するにつれ、発光に用いるべき発光素子の色数を増加させてもよい。
【0047】
また、制御部56は、一の群点滅におけるそれぞれの点滅を異なるチューブ24に対応する発光素子64に行わせてもよい。例えば、制御部56は、複数のチューブ24を順に点滅させてもよい。
【0048】
以上説明したように、衝撃の検知回数が大きくなるにつれて、発光部60における点滅回数、点滅するチューブ24の数、点滅する色数等を増加させることにより、例えばリフティング練習において、使用者の達成度に応じた発光を行うことができる。このため、使用者の練習に対する意欲を高めることができる。
【0049】
図8は、チューブ24の一例を示す。図8(a)は、弾性部材10から取り外したチューブ24及び発光部60を示す。チューブ24は、チューブ24を弾性部材10に固定するための複数の突起部82を有する。また、チューブ24の両端には、発光部60がそれぞれ設けられる。
【0050】
図8(b)は、チューブ24及び弾性部材10の一部の断面図を示す。弾性部材10は、表面にチューブ24を保持する溝部88を有する。チューブ24は、弾性部材10の中心に向かって広がりを有し、図8(c)に示すように溝部88に格納される。溝部88は、略長方形形状の断面を有し、チューブ24が格納されることにより、チューブ24の形状に沿って形状が変化する。チューブ24が広がりを有することにより、チューブ24を弾性部材10の表面に効果的に固定することができる。チューブ24に取り込まれた光は、チューブ24内において反射を繰り返し導光され、チューブ24の全体を光らせる。
【0051】
また、チューブ24の射出光面84において、傷状の切り欠きを設けてもよい。射出光面84の所望の位置に切り欠きを設けることにより、チューブ24の所望の箇所を、他の箇所に比べ明るく光らせることができる。
【0052】
また、チューブ24の射出光面84は、弾性部材10の表面より窪むように設けられることが好ましい。これにより、チューブ24の射出光面84を保護することができる。また、これにより、チューブ24が例えばリフティング練習等の妨げにならない。
【0053】
また、チューブ24は、弾性部材10と接する面86に、離間的に設けられた複数の突起部82を有する。また、溝部88の底面及び側面は、チューブ24に導光された光の一部を乱反射させるために、白くコーティングしておくことが好ましい。また、溝部88の面を白くコーティングすることにより、チューブ24に導光される光が溝部88の面に吸収されることを防ぐことができる。溝部88の底面には、チューブ24のそれぞれの突起部82に対応した切り欠き90が設けられる。突起部82は切り欠き90に嵌合し、チューブ24を弾性部材10に固定する。切り欠き90の側面には接着剤が塗布されていることが好ましい。これにより、チューブ24を弾性部材10に離間的に固定する。この場合、チューブ24の底面全体を弾性部材10に接着する場合に比べ、導光される光の吸収、及び散乱を低減し、効率よく光を導光することができる。
【0054】
また、ボール100は、弾性部材10の表面に、弾性部材10を保護する保護層を備えることが好ましい。保護層は、弾性部材10より弾性率の低い材料で形成されてよい。これにより、チューブ24が溝部88が外れることを更に防ぐことができる。
【0055】
また、本実施形態においては、ボール100の弾性部材10を略球形状として説明したが、他の例においては、弾性部材10は非球形状であってよい。例えば、ラグビーボールのような楕円球形状であってもよい。
【0056】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0057】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、与えられた衝撃の回数に応じた発光を行うボール100を提供することができる。このため、例えばリフティング練習等のような反復練習を行う場合に、練習に対する意欲を高めることができる。
【0058】
つまり、衝撃を検知した回数に応じた発光をすることにより、より面白みのある発光を行うことができ、リフティング練習等に用いた場合、練習に対する意欲を高めることができる。また、弾性部材10に電子部品50を格納することにより、ボール100に与えられた衝撃から電子部品50を保護することができ、ボール100の長寿命化を達成できる。
【0059】
また、制御部56が実施例において説明したように、衝撃の検知回数に応じて様々な発光をさせる場合には、より面白みのある発光を提供できる。また、ボール100をリフティング練習等に用いた場合、練習の達成度に応じた発光を行うことができるため、使用者の練習に対する意欲を更に高めることができる。
【0060】
また、弾性部材10を不透明な材質によって形成し、ボール100の表面に所望の模様を付すこともできる。これにより、ボール100を通常のボールと同様に使用することができる。また、チューブ26によって弾性部材10の表面に光を導光することにより、ボール100の表面を所望の形状に光らせることができる。また、これらにより、ボール100を見る角度によって、異なる発光パターンを使用者に視覚させることができ、より面白みのある発光を提供することができる。
【0061】
また、複数の独立したチューブ26によって光を導光する場合、より多様な発光パターンを提供することができる。例えば、ボール100の表面の所望の複数の領域を光らせることができ、且つボール100の表面に発光しない領域を容易に設けることができる。更に、チューブ26がループ状の形状を有し、チューブ26の両端に発光素子64を設けることにより、チューブ26全体を効率よく発光させることができる。また、ボール100を任意の角度から見た場合に、少なくとも1つのチューブ26の少なくとも一部が視認できるように、複数のチューブ26を配置することにより、リフティング練習等においてボール100の発光の状態を容易に確認することができる。
【0062】
また、チューブ26を離間的に固定する場合、チューブ26を効率よく発光させることができる。また、チューブ26が、弾性部材10の中心に向かって広がりを有する場合、弾性部材10の溝部88に効率的に固定することができる。また、チューブ26の表面を、弾性部材10の表面より窪ませることにより、チューブ26の射出光面を保護することができ、且つチューブ26がリフティング練習等の妨げになることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るボール100の一例を示す図である。図1(a)は、ボール100の正面図を示し、図1(b)は、ボール100の上面図を示す。
【図2】ボール100の断面図を示す。
【図3】開口部40を説明する図である。図3(a)は、開口部40の上面図を示し、図3(b)は、発光部60の構成の一例を示し、図3(c)は、発光部60の他の例を示す。
【図4】蓋部70の構造の一例を示す図である。図4(a)は、蓋部70の断面図を示し、図4(b)は、蓋部70の上面図を示し、図4(c)は、蓋部70の裏面図を示す。
【図5】ボール100の用途の一例を説明する図である。
【図6】電子部品50の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】発光パターンの制御の一例を示す図である。図7(a)は、発光パターンの制御の一例を示し、図7(b)は、発光パターンの制御の他の例を示す。
【図8】チューブ24の一例を示す図である。図8(a)は、弾性部材10から取り外したチューブ24及び発光部60を示し、図8(b)は、チューブ24及び弾性部材10の一部の断面図を示し、図8(c)は、溝部88に挿入されたチューブ24を示す。
【符号の説明】
10・・・弾性部材、24・・・チューブ、36・・・配線、40・・・開口部、42・・・溝部、44・・・空洞、50・・・電子部品、52・・・衝撃検知部、54・・・カウンタ、56・・・制御部、60・・・発光部、62・・・カバー、64・・・発光素子、70・・・蓋部、72・・・表層部、74・・・突出部、76・・・挿入部、78・・・溝部、80・・・斜面、82・・・突起部、84・・・射出光面、86・・・面、88・・・溝部、90・・・切り欠き、92・・・保護層、100・・・ボール
Claims (18)
- 予め定められた回数の衝撃が与えられた場合に、前記衝撃の回数に応じた発光をするボール。
- 与えられた前記衝撃を検知する衝撃検知部と、
前記衝撃検知部が前記衝撃を検知した検知回数を計数するカウンタと、
発光する発光部と、
前記カウンタが計数した前記検知回数と、前記予め定められた検知回数とに応じて、前記発光部の発光を制御する制御部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のボール。 - 前記衝撃検知部、前記カウンタ、及び前記制御部を内部に格納し、略球形状を有する弾性部材を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のボール。
- 前記弾性部材は、実質的に不透明な材質により形成されることを特徴とする請求項3に記載のボール。
- 前記弾性部材の表面には、使用目的に沿った形状の模様が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のボール。
- 前記衝撃検知部が、使用者が前記ボールをリフティングした場合に生じる前記衝撃を検出することにより、前記制御部は、前記リフティングの回数に応じた発光を前記発光部に行わせることを特徴とする請求項4に記載のボール。
- 前記制御部は、前記カウンタにおける前記検知回数が、予め定められた検知回数に達した場合に、前記発光部の発光を予め定められた点滅回数、点滅させることを特徴とする請求項4に記載のボール。
- 前記制御部は、前記カウンタが計数した前記検知回数が大きくなるにつれ、前記発光部における発光の点滅回数を多くすることを特徴とする請求項7に記載のボール。
- 前記制御部は、前記カウンタが前記予め定められた検知回数を計数した場合に、前記点滅回数の点滅を行う群点滅を、予め定められた時間繰り返して行うことを特徴とする請求項7に記載のボール。
- 前記制御部は、前記衝撃検知部が予め定められた時間、前記衝撃を検出しない場合、前記カウンタが計数した前記検知回数を零にすることを特徴とする請求項8に記載のボール。
- 前記発光部は、光を射出する発光素子を有し、
前記ボールは、前記発光素子が射出した前記光を、前記弾性部材の表面に沿って導光するチューブを更に備えることを特徴とする請求項3から10のいずれかに記載のボール。 - 前記発光部は、異なる色で発光する複数の前記発光素子を有し、
前記制御部は、前記カウンタが計数した前記検知回数が大きくなるにつれ、多くの前記発光素子を用いて前記発光部の発光を点滅させることを特徴とする請求項11に記載のボール。 - 前記チューブの両端に前記発光素子を設けることを特徴とする請求項11に記載のボール。
- 前記チューブの射出光面は、前記弾性部材の表面より窪んでいることを特徴とする請求項11に記載のボール。
- 前記チューブは、前記弾性部材と接する面に、離間的に設けられた複数の突起部を有し、前記突起部は前記弾性部材に固定されていることを特徴とする請求項11に記載のボール。
- 前記弾性部材は、表面に前記チューブを保持する溝部を有し、
前記チューブは、前記弾性部材の中心に向かって広がりを有し、前記溝部に保持されることを特徴とする請求項11に記載のボール。 - 前記ボール表面の対向する2つの点のそれぞれを中心として放射状に設けられ、ループ状の形状を有する複数の前記チューブを備えることを特徴とする請求項13に記載のボール。
- 前記ボールを任意の方向から見た場合に、少なくとも1つの前記チューブの、少なくとも一部が視認されるように、前記複数のチューブが設けられたことを特徴とする請求項17に記載のボール。
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