JP2004016299A - 自在に回転する椅子 - Google Patents

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畑  清吉
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Abstract

【課題】前後、左右および、水平に回転する揺れを小さい力、あるいは小さい動力にて得られる如くした自在に回転する椅子。
【解決手段】外面が完全な半球状となり、内面に座るための回転バケット1を複数の自在に回転する自在ローラー部8を外面に接する如く支持すると共に、回転バケット1の底部にバケット連結棒部20を結合し、これとネジ係合するスクリューネジ棒21を有する傾斜機構部26を装置しているバケット受6とにより構成され、モーターA、25を回転することにより回転バケット1に揺れを生じさせる。
【選択図】      図6

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、自在に前後または左右、ならびに水平回転する快い揺れを生じる椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動式でない物にあっては、前後のみの揺れを生じさせるものや、電動式にあっては、前後のリクライニングと小刻みな振動を生じる椅子やソファーがほとんどである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電動式でない椅子においては、体の体重を少し移動させるだけで移動した方向の揺れを生じさせ、快適な揺れを得ることと、電動式の椅子にあっては、体重の移動を必要とすることなく、セットした方向の揺れ、すなわち前後あるいは左右、あるいは回転する快適で癒される揺れが得られる回転椅子を比較的安価に得ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の自在に回転する椅子は、半球の断面形状をもつ回転バケットを複数個の自在ローラー部が半球状に位置されて取り付けられているバケット受が支持している為、自在ローラー部は自在に回転するローラーにより、回転バケットはわずかな力を加えることにより、あらゆる方向に回転するので、座った人がわずかに体重を移動することにより、揺れが生じるものである。
【0005】
回転バケットには背面に背もたれ、前面に足載台を、又左右には肘掛を形成し、内部にクッションを装着すれば、さらに快適な座り心地を得ることができる。
【0006】
回転バケットに人が座った時、回転バケットは水平にならないと疲れるので、座った時に重心が中心になるように足載台、背もたれの角度や形状、あるいは回転バケットの底に錘を付ける等の方法を取ることが出来る。
【0007】
背もたれ、足載台を装着した椅子は、場所をとり、使用しない時、邪魔になるので、背もたれ、足載台を回転バケットの内側に折り込める構造とすることにより、面積を少なくすることも出来る。
【0008】
さらに心地よい椅子とするには、回転バケットの下面底部にバケット連結棒部を装置し、これを傾斜機構部に装置したモーターAにより、電動で前後に移動、ならび揺れを与えることが出来る。
【0009】
回転バケットに前後の揺れの他に水平の回転を得る為、前記の傾斜機構部を円形の回転台の上に装置し、これをモーターBにより回転することにより、回転バケットは、水平の回転を生じ、なおかつ前記したモーターAにより前後の揺れを単独あるいは同時に与えることが出来、ゆっくりとした複雑の動きが得られる。
【0010】
座った人に心地よい気分を与えるには、回転バケットは、ゆっくりとした揺れでよく、回転角度もある角度内でよく、このことは回転バケットの回転による惰性の力によるモーター、歯車等に無理な力を与えない。
【0011】
傾斜機構部の前後の揺れを人の好みにより左右の揺れにするには、回転バケットの底部のバケット連結棒部を自在に係合させ、90度方向に回転バケットとバケット連結棒部の結合を予め選定し、セットすることにより実現することも可能である。
【0012】
電動式の回転バケットにあっては、揺れを操作する操作スイッチは、バケット受の内部に設けた制御箱から操作ケーブルを引き出し、操作スイッチは、回転バケットの肘掛等にぶらさげても良いし、制御箱にアンテナを取り付け、無線により操作スイッチを操作しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
自在で心地よい揺れを生じさせる為に、回転バケットとバケット受の係合を複数の自在ローラー部で行い、手動式と電動式のどちらも可能とする構造を出来る限り軽量な回転椅子を実現した。
【0014】
【実施例】
図1は、平面図で、回転バケット1は、半円形をなし、前方には足載台2、後方には、背もたれ3、左右には、肘掛4が固定され、周囲は、保護カバー部5により成り立っている。
【0015】
図2は、最も基本的な一実施例の構造の断面を示し、回転バケット1の外側は、完全な半円形の面を有しており、他方バケット受6は、底部が座7となっており、内部は半円形をなし、複数個の自在ローラー部8が回転バケット1の外側に接するごとく配置されている。
【0016】
図3は、一実施例の自在ローラー部8の構造を示すもので、自在に回転するように、ローラー受9の内側は、半球状をなし、複数の窪み10を有し、これにボール球11を埋め込み、このボール球11を介してローラー12が係合し、カバー13によりカバーされ、取付穴14が施されている。
【0017】
図4は、一実施例の折りたたみ構造の回転バケット1を示すもので、足載台2は、回転バケット1に結合したピン受A、15にピンA、16で係合され、さらに足台17も足載台2とピン結合しており、他方、背もたれ3も同様にピン受B、18、およびピンB、19により結合されている。
【0018】
図5は、足載台2と背もたれ3を回転バケット1の内側に折り込んである状態を示すものである。
【0019】
図6は、回転バケット1が左右に揺れる構造の一実施例を示すもので、回転バケット1の底部にはバケット連結棒部20が装置され、これと係合してスクリューネジ棒21がスクリューネジ棒受22に回転するように係合され、スクリューネジ棒21の一端には歯車A、23が結合され、さらに歯車B、24とかみ合い、歯車B、24は、モーターA、25に連結され、これらは傾斜機構部26となって、バケット受6に取り付けられている。
【0020】
図7は、バケット連結棒部20と傾斜機構部26の詳細を示すもので、回転バケット1と結合されたスライド片27は、中央にスライド溝28が施され、これに自在に係合する自在ナット29がスクリューネジ棒21とネジ係合されており、モーターA、25を回転させることにより歯車A、23、歯車B、24を介してスクリューネジ棒21を回転させるが、この時、自在ナット29は動きがスライド片27に拘束されるので、スライド片27が左右に移動し、回転バケット1に揺れを伝達することが出来、停止にはリミットスイッチA、30で行えるようになっている。
【0021】
図8は、自在ナット29がスライド片27と自在に係合する状態を示し、自在ナット29はスライド片27に挟まれるように係合し、その両端は、ピン31が結合され、ピン31はスライド片27に施されたスライド溝28に上下に移動出来るよう又、任意の角度になるように自在係合されている。
【0022】
図9は、スクリューネジ棒21とバケット連結棒部20の動作を示すもので、自在ナット29は、はじめ29aの位置にあり、スクリューネジ棒21を回転すると自在ナット29は、29bの位置に回転バケット1を移動させるが、自在ナット29はバケット連結棒部20のスライド溝28内でスライドし、なお且つピン31により水平を保ち、回転バケット1に無理な力を加えることなく回転させ、さらに、スクリューネジ棒21を反対方向に回すと、自在ナット29は29cの位置に来る。
【0023】
図10は、回転バケット1に揺れと回転の揺れを単独あるいは同時に生じさせる一実施例を示すもので、傾斜機構部26は、全体を回転台32に搭載し、回転台32は、下部中心に回転軸33が突起し、これをバケット受6に固定した軸受34に係合し、さらに外周部には回転リング35により傾斜しないように支えられ、又軸受34より外れないよう回転台受36が取り付けられている。
【0024】
回転台32の外側は、歯車C、37が施され、これに歯車D、38が係合し、さらに歯車D、38はモーターB、39に係合し、モーターB、39を回すと歯車D、38と歯車C、37を介して回転台32が回転し、これに係合しているスクリューネジ棒21が水平に回転し、さらにバケット連結棒部20を介して回転バケット1を回転させることが出来ると共に、回転台32の下部に絶縁板40を接着し、この絶縁板40には円形のトロリー線41が2本埋め込まれ、これに機械的には自在に、電気的には接続された集電片42によって端子台43よりモーターA、25に電源を供給する。
【0025】
回転台32はその回転が一周動くことは必要ないので回転台受36に取り付けられたリミットスイッチB、44により動作範囲を限定し、これらの制御は制御箱45にて行い、この制御箱45の操作スイッチは、アンテナ46により無線で行うか、リード線を外部にだすかの方法があり、これらのメンテナンスはバケット受6に設けた点検口47により組み立等の作業も行えるようにしてある。
【0026】
図11は、回転バケット1の揺れを前後でなく、左右に生じさせるよう、バケット連結棒部20は回転バケット1に設けた十字窪み48とX軸突起49、Y軸突起50により係合し、とびださないよう押さえ板51で固定し、この上に底部クッション52を装着したものである。
【0027】
図12は、押さえ板51を取り外した状態を示し、取外し穴53より指をいれ、Y軸突起50を持ち上げ、回転バケット1を90度回転させ、Y軸突起50を押し込み、揺れを90度変更できるようにしたもので、バケット連結棒部20は、自身に設けたスライド溝28があるので引き出すことは可能である。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されるので以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】
回転バケットはバケット受に複数の自在ローラー部により係合しているので、摩擦係数が小さく、僅かな力で回転バケットを左右、前後に回転を与え、快適な揺れを生じさせることが出来る。
【0030】
小さい力で揺れを生じさせることが出来るので、電動式にした場合であっても、操作機構は軽量にすることが出来る為、安価に製作することが可能である。
【0031】
足載台と背もたれは、回転バケットに折り込む構造に出来るので、使用しない場合は、場所を取らず、又上部に物を載せることも出来る。
【0032】
回転バケットの揺れは、さまざまなパターンを得ることが出来、マイコン等にインプットすればさらに快適な揺れを得ることが可能である。
【0033】
回転バケット内にバイブレーターをセットすることも可能であり、マッサージ機能をもたせることも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転バケットの平面図である。
【図2】回転バケットとバケット受の一実施例を示す部分断面図である。
【図3】自在ローラー部の断面図である。
【図4】回転バケットに足載台、背もたれを自在に装着した部分断面図である。
【図5】回転バケットに足載台、背もたれを折り込んだ部分断面図である。
【図6】傾斜機構部を装置した部分断面図である。
【図7】傾斜機構部の部分断面図である。
【図8】バケット連結棒部の部分断面図である。
【図9】回転バケットの揺れの説明図である。
【図10】傾斜機構部を回転台に取り付けた部分断面図である。
【図11】バケット連結棒部の一実施例を示すの部分断面図である。
【図12】バケット連結棒部のセットを示す説明図である。
符号の説明
1  回転バケット
2  足載台
3  背もたれ
4  肘掛
6  バケット受
8  自在ローラー部
10 窪み
12 ローラー
20 バケット連結棒部
21 スクリューネジ棒
25 モーターA
26 傾斜機構部
29 自在ナット
32 回転台
39 モーターB
45 制御箱
46 アンテナ
48 十字窪み
49 X軸突起
50 Y軸突起

Claims (5)

  1. 外面が完全な半球形状となる球面を有する回転バケットを、自在ローラー部を適当数配置して取り付けてなるバケット受により支持し、あらゆる方向の自在な揺れを生じさせる自在に回転する椅子。
  2. 回転バケットの前面には足載台、後面には背もたれを、回転バケットとピン結合させて装着し、且つ、これら足載台、背もたれを回転バケットの内側に折り込める如くした請求項1記載の自在に回転する椅子。
  3. 回転バケットの底部にバケット連結棒部を結合させ、これに装置した自在ナットとネジ係合しているスクリューネジ棒と、さらに回転係合しているモーターAよりなる傾斜機構部をバケット受に装置してなる請求項1または2記載の自在に回転する椅子。
  4. 傾斜機構部を回転台の上に装置し、バケット受に回転するように係合させ、この回転台をモーターBにより回転可能とする構造の請求項3記載の自在に回転する椅子。
  5. 回転バケットの底部に結合しているバケット連結棒部を着脱自在となるよう回転バケット側に十字窪み、バケット連結棒部にはX軸突起、Y軸突起を設け、回転バケットの取付方向を自在に結合出来る如くした請求項3または4記載の自在に回転する椅子。
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