【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、紅麹のもろみと生ニンニクを素材とした健康補助食品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
紅麹が健康に有効に作用することについて、中国では６００年も前から知られていた。元の時代の人、呉端の著書「日用本草」（１３２９年）には、「紅麹醸酒破血行薬勢」と書かれ血流をよくするものとして記載されている。明の時代に入ると「天工開物下巻」（宗応星著）で詳しい製造法が紹介されているが、その方法は、わが国で現在も生産されている「黄麹」製造ときわめて類似している。また、中国、台湾では３００年以上前からいろいろな用途に使用されているが、現在日本で行われている紅麹の製造法も基本的には同じで、抽出法、培養法の発達により、紅麹の内容成分の中に多くの有効成分が発見され利用される。
【０００３】
ニンニクは人類とのつきあいとして分かっているだけでも６０００年以前からと古く、原産地は中央アジアではないかと見られている。古代エジプトの医学書「エーベルス・パピルス」には、すでに感染症、疲労、衰弱、神経症、循環器系疾患、月経不順等々、ニンニクを用いた２２の処方が紹介されている。その他古代インドの医学書「バヴァー文書」、ギリシャではヒポクラテスや多くの賢人たちがニンニクの有効性について語った文献が残っている。中国では前漢（紀元前１２０年代）の武帝が西域旅行家に、匈奴の国から持ちかえらせたという。日本では崇神天皇のころ、済州島から持ちかえったと伝えられる。
【０００４】
現在では、ガン予防で世界の最先端をいくのはアメリカで、ＮＣＩ（アメリカ国立ガン研究所）が中心になって９０年に研究プロジェクトがくまれ、ガン予防に効果があると見られる食品として約４０種の野菜、果物、香辛料などを計画的に食べようと「デサイナーフーズ・プログラム」をスタートさせている。プログラムの中心人物であるカラゲイ博士がそれらの食品を３つに分けて、重要度の高い順にピラミッドを作成し、上位の食品ほど予防効果が高いとしたが、なんとニンニクがトップだった。
【０００５】
日本とアメリカでは食生活が違うので、日本人のニンニクに対する評価は低く、年間一人当たり４００グラム（約４個）であって、これに比べ韓国では９．６キロ（約１００個）と約２５倍である。この結果は、ちょっと唐突に思えるが、食生活の欧米化がここまで進むとニンニクをもっと摂取するよう心掛ける必要がある。しかし、食べたあとの匂いが嫌われる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記のような実情に鑑みて、紅麹と生ニンニクとの有効成分を余すことなく利用し、しかも気軽に摂取しやすいようにした健康の維持・増進を図り得る健康補助食品を提供することを目的とした。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、長期間熟成させた紅麹のもろみを主素材とし、そのもろみにアルコールを添加して発酵を止める処理をした後、生ニンニクを身体に吸収しやすく処理した超微粉末と／又はエキスを副素材として加え、もろみに添加したアルコールを揮発させる温度で加温しながら攪拌し、その攪拌によりペースト状としたことを特徴とする健康補助食品を提供するものである。
【０００８】
【作用】
培養法による紅麹のうち、生紅麹ともいえるもろみタイプのものは、粉体の紅麹とは違って液体培養により酵素を生産させたものであるが、加えて、上記のように時間をかけ熟成（発酵）をしたので、モナコリンやαアミノ酪酸（ＧＡＢＡ）を呈し、多くの酵素を生きたまま限界まで活動している発酵食品となっている。
【０００９】
また、ニンニクの超微粉末やエキス末は、表面積の増大により消化吸収が良好となり、腸内菌との関係も広範、多様になる結果、難消化性多糖類（食物繊維）も吸収可能となる。また、ほとんどニンニク匂いがしなくなる。
【００１０】
そして、紅麹のもろみ成分とニンニクの成分とが共に身体に有効に活用されるばかりでなく相乗効果が得られる。これについては、表１にラットの運動量について実験した結果を示す。この表に、液体生紅麹とは、この発明におけると同様に液体培養によるものである。また、粉末紅麹とは、固体培養による固型紅麹である。
【００１１】
【表１】
【００１２】
これから紅麹とニンニクとの相乗効果が分かり、通常飼料群に比べ運動量が格段に多くなる。特に、紅麹について、液体培養によるものが固体培養によるものよりも運動量に優れていることが分かり、これで活性があることになる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
この発明の健康補助食品は、時をかけて熟成させた紅麹の「もろみ」そのままを主素材として、それに生ニンニクを身体に吸収しやすく処理した副素材を混入しペースト状とした自然食品である。したがって、もろみは、菌株の成分を含め全て摂取されることになる。
【００１４】
もろみの材料には、米、麦、大豆等の穀類を数日間水煮浸した後、蒸したものを使用する。これに種紅麹を加えて繁殖させて固体培養したものが固型紅麹である。しかし、もろみは、固体培養によらず液内培養を行って酵素を生産させたもので、培養後普通には長くて１週間程度の熟成期間であるが、１ヵ月以上熟成（発酵）させると（請求項２）、モナコリンやαアミノ酪酸がさらに多量に作りだされる。いわゆる発酵食品となり、もろみ中の物質の酵素活動が活発になり人体に対する生理活性効果が粉体に勝る。これについては、ラットでの実験に見た通りである。なお、もろみで培養される菌は、モナコリンＫとαアミノ酪酸の両方の産生能をもった菌である。
【００１５】
製造については、まず、１〜２日程度に液内培養をして液体紅麹の種麹を作るがこれは強い酵素力を有する。次に、その種麹を大量の材料に加え同様にして３０°Ｃで２４時間本格培養をした後、１ヵ月以上熟成させてもろみを得る（請求項２）。しかし、製造形態はこれに限られることなく、例えば、本格培養の前にさらに材料を混入し増量して熟成に臨んでも良い。培養と熟成で紅麹の菌により有効成分がつくり出されるが、同じＭＯＮＡＳＣＵＳの属の一種であるＭ，ｒｕｂｅｒから１９７９年に強力なコレステロール合成阻害剤としてのモナコリンＫが発見されており、このような有効な菌株の選択が望ましい。
【００１６】
生ニンニクについては、普通のニンニクでも良いが、好ましくは無臭ニンニク、より好ましくは大粒無臭性ニンニクを使用する（請求項４）。大粒無臭性ニンニクは、ほとんど無臭であるが、普通のニンニクに劣るどころか優れていると考えられるからである。いずれにせよニンニクは、もろみとの混合を均一化するためと、身体に吸収しやすくするために、１０μｍ以下に超微粉末化することが望ましい（請求項３）。
【００１７】
大粒無臭性ニンニクは、品種改良によるもので、茎の長さが１６０ｃｍ、根の長さが３ｍ、鱗茎の重さが１．２ｋｇと非常に大きく、普通のニンニクと比べ核酸を構成するアデノシンをはじめ活性酸素による障害、貧血、糖尿病、老化疲労などに効果的なミネラル（銅、鉄、亜鉛、マンガン、セレニウム、カルシウム）、ビタミン群の他、繊維も豊富に含まれる。普通のニンニクに比べ、ビタミンについては、Ｂ１が２倍、Ｂ２が約８倍であり、天然カルシウム約４５倍、天然繊維質は６倍、普通のニンニクでは検出されないビタミンＣに至っては１００ｇ中９７ｍｇも検出されている。最大の特徴は、「痛みが取れる」、「不眠症を克服した」という事例があるが、これは、主に血流が良くなることに起因するものと考えられる。また、ニンニクの無臭有効成分（滋養強壮に効く）の中心といわれているスコルジニンが普通の有臭ニンニクの２倍含有している。
【００１８】
ニンニクは粘りがあるので、それを１０μｍ以下の微粒子に超微粉末化するには、湿式または乾式の超微粉砕機を使用する。これには例えば湿式超微粉砕機として特許第２７８８０１０号公報に記載されるような乳化装置が挙げられる。これによれば、凍結粉砕等によってニンニクを粉砕し、粉砕したニンニクが６〜７％程度となるように水との混合液（予備乳化液）を用い、この混合液をノズルより噴射して装置内の壁面に衝突させて乳化させるが、この衝突を繰り返すようにして乳化が促進され、これでほぼ１００％が８μｍ〜５μｍに微粉化される。なお、乾式超微粉砕機においても、ほゞ１００％が８μｍ〜５μｍに微粉砕できる。これには例えば、河本鉄工（株）のミクロ・コロイザー（商品名）がある。
【００１９】
前記のように１カ月程度熟成させた紅麹のもろみは、そのままでは紅麹が生きているので、発酵を止めるためにアルコールを加え殺菌する。この状態で上記のように超微粉化されたニンニクを加えるが、この時には紅麹のもろみとニンニクの微粉末とはほぼ同じ水分となるようにする。例えば、もろみについては水分がアルコールに対して９４〜９０：６〜１０、微粉末については水分に対して９５〜９０：５〜１０程度とする。そして、この水との混合液の状態でもろみの成分が多くなるように混合する。成分的にもろみに対する微粉末の割合は、製品として５〜２０％程度であると（請求項３）、ニンニクの匂いが気にならない程度になり、相乗効果も得られやすい。
【００２０】
紅麹のもろみとニンニクの微粉末との混合液は、８０°Ｃ程度の温度で４〜６時間攪拌しながら混合を促進させるとともに、アルコールを揮発させ、ニンニクの匂いも飛ばす。また、この時に一部発酵が伴い、これによってもニンニク臭が消えるものと考えられる。これで紅麹のもろみとニンニクの超微粉末との混合が完成しペースト状となるが、最後に甘味料等を添加して飲みやすくカビが発生しない製品として調整する。
【００２１】
ニンニクを上記のように酸化を防ぐ湿式により超微粉末化して使用すると、全体面積が大きくなることもあって、消化及び吸収しやすい。また、紅麹のもろみとも相性が合い相乗効果も得られやすい。しかし、ニンニクのエキスも使用できる。これには、生ニンニク破砕物を水蒸気蒸留によって、或いはオイルや水性アルコールで抽出したものが有効に使用できる。しかし、生ニンニクの超微粉末では有効成分が丸ごと摂れて有効である。
【００２２】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の健康補助食品によれば、紅麹と生ニンニクとの有効成分を余すことなく利用したので、血液の循環が良くなるということをベースにして、両方の各種の有効成分が身体に作用するため、疲労回復、体力増強、ガン予防、血糖値の改善、高コレステロールの改善等の様々な健康維持・増進に効能を相乗的に格段に発揮する。しかも、ペースト状であってニンニクの匂いもほとんどなく、吸収しやすく、気軽に摂取しやすくいという優れた効果がある。
【００２３】
【実施例】
次に、実施例について説明する。
▲１▼ 紅麹のもろみ
米を原料とした紅麹の粉末を水に混合し、液体培養（本格培養）を１日程度行ってから１ヵ月の間熟成させる。これにアルコールを添加して発酵を止める。
▲２▼ ニンニクの超微粉末
生の大粒無臭性ニンニクを凍結粉砕し３０μｍにまでに微粉末とする。これをふるい分けして８０μｍ以下が１００％になるようにする。これを湿式粉砕機にかけることにより５μｍ〜８μｍの超微粒子に１００％がなるように粉砕する。なお、湿式粉砕機については、吉田機械工業株式会社が製造したもの（商品名「ナノマイザー」）を使用する。
▲３▼ 製品の素材ないし成分割合を次のようにＡ，Ｂ２通りに調整した。なお、その成分割合には水分は含まれていない。水分はａについて９５％、ｂについて９６％であり、この状態でａ，ｂ両方を混合し練り合わせた。
【００２４】
【００２５】
ａ，ｂそれぞれについて混合し練り合わせてから、ａが２０に対してｂが１になる割合で混合した。したがって、成分的に紅麹の熟成もろみ対、ニンニクの超微粉末とエキス末との割合は、Ａの場合１０：１となる。そして、８０°Ｃの温度で約５時間、攪拌しながら混合し、アルコール分を飛ばす。こうして、ペースト状の最終製品とした。
【００２６】
なお、アガベ天然甘味料は、リュウゼツラン科アガベ属の植物の根より抽出される果糖を主成分としたシロップで、血糖値が急速に上昇しない、甘味は砂糖の１．５倍の、エネルギーは３倍、という特質を有している。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a health supplement using red mash and raw garlic as materials.
[0002]
[Prior art]
It has been known in China that red yeast rice works effectively for health for 600 years. In the book "Nihon Honzo" (1329) written by Kurebata, a person of the original era, it is written as "Red Koji Brewery Blood Breaking Drugs" and is described as improving blood flow. In the Ming Dynasty, the detailed production method was introduced in “Tenko Kaimono Shimaki” (written by Munesei), but the method is very similar to the production of “Koji” currently produced in Japan. are doing. In China and Taiwan, it has been used for various purposes for more than 300 years, but the method of producing red yeast rice currently in Japan is basically the same, and with the development of extraction methods and culture methods, Many active ingredients are found and used in the components of red yeast rice.
[0003]
Even though garlic is known to have been associated with humankind, it has been old since 6000 years ago, and its origin is likely to be in Central Asia. The ancient Egyptian medical book "Ebels Papyrus" has already introduced 22 prescriptions using garlic, including infectious diseases, fatigue, weakness, neuropathy, cardiovascular diseases, irregular menstruation, etc. Other documents include the ancient Indian medical book "Baba Documents", and in Greece, Hippocrates and many other sages talked about the effectiveness of garlic. In China, it is said that the emperor of the Former Han (120s BC) had Western tourists return from the country of Xiongnu. It is reported that he returned from Jeju Island when he was Emperor Sojin in Japan.
[0004]
At present, the United States is at the forefront of cancer prevention in the world, and the NCI (National Cancer Institute, USA) led a research project in 1990. The "Desiners Foods Program" has been launched to systematically eat 40 kinds of vegetables, fruits and spices. Dr. Carragey, the main character of the program, divided the foods into three and created pyramids in order of importance, and said that the higher the food, the higher the preventive effect, but garlic was the top.
[0005]
Japanese and Americans have different dietary habits, so Japanese garlic has a low reputation, weighing 400 grams per person (about 4) per year, compared to 9.6 kg (about 100) per person in Korea. It is twice. The result may seem a bit abrupt, but as the westernization of eating habits progresses to this point, it is necessary to try to consume more garlic. However, they hate the smell after eating.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above-mentioned circumstances, the present invention provides a health supplement that can use the active ingredients of red yeast rice and raw garlic without exhaustion, and that can maintain and promote health by making it easy to ingest easily. The purpose was to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is based on the mash of red koji aged for a long time as a main material, and after adding alcohol to the mash to stop fermentation, the raw garlic is absorbed into the body. Provide a health supplement food characterized by adding easily processed ultrafine powder and / or extract as an auxiliary material, stirring while heating at a temperature at which alcohol added to moromi is volatilized, and then stirring to form a paste. Is what you do.
[0008]
[Action]
Among the red yeast rice obtained by the culture method, the moromi type, which can be called raw red yeast rice, is different from powder red yeast rice in that the enzyme is produced by liquid culture, but in addition, the time is increased as described above. Because it has been aged (fermented), it is a fermented food that exhibits monacholine and α-aminobutyric acid (GABA) and is active to the limit with many enzymes alive.
[0009]
In addition, garlic ultrafine powder and extract powder have good digestion and absorption due to the increase in surface area, and the relationship with intestinal bacteria is wide and diversified. As a result, indigestible polysaccharides (dietary fiber) can also be absorbed. . Also, almost no garlic smell.
[0010]
Then, not only the moromi component of red yeast rice and the component of garlic are effectively utilized for the body, but also a synergistic effect is obtained. For this, Table 1 shows the results of experiments on the amount of exercise of rats. In this table, liquid raw red yeast rice is obtained by liquid culture as in the present invention. The powdered red yeast rice is solid red yeast rice obtained by solid culture.
[0011]
[Table 1]
From this, the synergistic effect of red yeast rice and garlic is understood, and the amount of exercise is remarkably increased as compared with the normal feed group. In particular, with regard to red yeast rice, it was found that the one obtained by liquid culture was superior in momentum to the one obtained by solid culture, indicating that it was active.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The health supplement of the present invention is a natural food made into a paste by mixing the moromi of red yeast rice which has been aged over time as the main material, and mixing it with the auxiliary material which has been processed so that raw garlic can be easily absorbed into the body. is there. Therefore, the moromi will be consumed entirely, including the components of the strain.
[0014]
As the moromi material, cereals such as rice, wheat, soybeans, etc. are used after being boiled in water for several days and then steamed. Solid red yeast rice is obtained by adding the seed red yeast to this and then breeding the solid culture. However, moromi is an enzyme produced by performing submerged culture instead of solid culture, and usually has a long ripening period of about one week after cultivation. (Claim 2), monacolin and α-aminobutyric acid are produced in a larger amount. It becomes a so-called fermented food, and the enzymatic activity of the substance in the mash becomes active, and the bioactive effect on the human body exceeds that of powder. This is as seen in the rat experiment. The bacterium cultured in moromi is a bacterium capable of producing both monacolin K and α-aminobutyric acid.
[0015]
For production, first, liquid koji is grown by submerged culture for about 1 to 2 days, which has a strong enzymatic activity. Next, the seed koji is added to a large amount of the material, and the whole is cultured in the same manner at 30 ° C. for 24 hours, and then mashed for at least one month (claim 2). However, the production form is not limited to this. For example, before the full-scale culturing, materials may be further mixed and the amount may be increased before ripening. The active ingredient is produced by red yeast mold by cultivation and maturation. Monacolin K as a potent cholesterol synthesis inhibitor was discovered in 1979 by M.ruber, a member of the same genus of MONASCUS. It is desirable to select an effective strain.
[0016]
As for the raw garlic, ordinary garlic may be used, but preferably, odorless garlic, more preferably large odorless garlic is used (claim 4). Large odorless garlic is almost odorless, but is considered to be superior to ordinary garlic rather than inferior. In any case, garlic is desirably pulverized to 10 μm or less in order to homogenize the mixing with the moromi and to facilitate absorption into the body (claim 3).
[0017]
Large odorless garlic is a result of cultivar improvement. Its stem length is 160 cm, root length is 3 m, bulb weight is 1.2 kg, which is very large. In addition, it contains minerals (copper, iron, zinc, manganese, selenium, calcium) and vitamins that are effective against disorders caused by active oxygen, anemia, diabetes, aging fatigue, and abundant fiber. Compared to ordinary garlic, for vitamin, B 1 is doubled, B 2 is about 8 times, about 45 times the natural calcium, natural fibrous 6 times, the reached the vitamin C undetected ordinary garlic 100g 97 mg was also detected. The biggest feature is the case of "relieving pain" and "overcoming insomnia", which is thought to be mainly due to improved blood flow. Scordinin, which is said to be the center of garlic's odorless active ingredient (effective for nutrition and tonic), contains twice the amount of ordinary odorous garlic.
[0018]
Since garlic is sticky, a wet or dry ultra-fine pulverizer is used to ultra-pulverize it into fine particles of 10 μm or less. This includes, for example, an emulsifying apparatus as described in Japanese Patent No. 2788010 as a wet type ultra-fine pulverizer. According to this method, garlic is pulverized by freeze-pulverization or the like, and a mixed liquid with water (preliminary emulsified liquid) is used so that the pulverized garlic becomes about 6 to 7%, and the mixed liquid is sprayed from a nozzle. The emulsification is performed by colliding with the inner wall surface, and emulsification is promoted by repeating the collision, whereby almost 100% is pulverized to 8 μm to 5 μm. In addition, about 100% can be finely pulverized to 8 μm to 5 μm even in a dry ultrafine pulverizer. For example, there is a Micro Colloiser (trade name) of Kawamoto Tekko Co., Ltd.
[0019]
As described above, red yeast rice mash aged for about one month is alive as it is, so it is sterilized by adding alcohol to stop fermentation. In this state, garlic which has been micronized as described above is added. At this time, the mash of red yeast rice and the fine powder of garlic are made to have substantially the same water content. For example, the water content of moromi is about 94 to 90: 6 to 10 for alcohol, and the fine powder is about 95 to 90: 5 to 10 for water. Then, even in the state of the liquid mixture with water, the components are mixed so that the components of the mash are increased. When the ratio of the fine powder to the mash is about 5 to 20% as a product (claim 3), the odor of garlic is not noticeable, and a synergistic effect is easily obtained.
[0020]
The mixed liquid of the moromi moromi and the fine powder of garlic promotes mixing while stirring at a temperature of about 80 ° C. for 4 to 6 hours, volatilizes alcohol, and removes the odor of garlic. It is also considered that at this time, some fermentation accompanies, and this also eliminates the garlic odor. This completes the mixing of the moromi mash and the garlic ultra-fine powder to form a paste. Finally, a sweetener or the like is added to prepare a product that is easy to drink and does not generate mold.
[0021]
When garlic is used in the form of ultrafine powder by a wet method for preventing oxidation as described above, the whole area may be large, and garlic is easily digested and absorbed. In addition, the compatibility with the moromi of red yeast rice is also compatible, and a synergistic effect is easily obtained. However, garlic extract can also be used. For this purpose, a raw garlic crushed product extracted by steam distillation or oil or aqueous alcohol can be effectively used. However, in the case of ultra-fine raw garlic powder, the whole active ingredient is ingested and effective.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the health supplement of the present invention, since the active ingredients of red yeast rice and raw garlic are thoroughly used, blood circulation is improved on the basis of improving the blood circulation. Since the active ingredient acts on the body, it exerts synergistic effects on various health maintenance and promotion such as recovery from fatigue, enhancement of physical strength, prevention of cancer, improvement of blood sugar level, and improvement of high cholesterol. Moreover, it has the excellent effect of being paste-like, having almost no odor of garlic, easy to absorb, and easy to ingest easily.
[0023]
【Example】
Next, examples will be described.
{Circle around (1)} Red yeast rice powder made from red rice moromi rice is mixed with water, and liquid culture (full-scale culture) is performed for about one day and then aged for one month. The alcohol is added to this to stop the fermentation.
(2) Ultra-fine powder of garlic Raw large odorless garlic is frozen and pulverized to a fine powder to 30 μm. This is sieved so that 80% or less becomes 100%. This is pulverized by a wet pulverizer so that ultrafine particles of 5 μm to 8 μm are 100%. In addition, about a wet grinding machine, what was manufactured by Yoshida Machinery Co., Ltd. (trade name "Nanomizer") is used.
{Circle around (3)} The materials and component ratios of the product were adjusted in two ways, A and B, as follows. Note that the component ratio does not include moisture. The water content was 95% for a and 96% for b. In this state, both a and b were mixed and kneaded.
[0024]
[0025]
Each of a and b was mixed and kneaded, and then mixed at a ratio of 20 to 1 for b. Therefore, in the case of A, the ratio of the ripened moromi of red yeast rice to the ultrafine powder of garlic and the extract powder is 10: 1. Then, the mixture is mixed with stirring at a temperature of 80 ° C. for about 5 hours to remove alcohol. Thus, a paste-like final product was obtained.
[0026]
Agave natural sweetener is a syrup mainly composed of fructose extracted from the roots of Agave plants of the Agave family. It has the characteristic of double.