JP2004015648A - 画像投射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶パネルに表示される画像を光を利用して略鉛直面に沿って配置された投射面に投射し、かつ、投射面に対する画像の投射角度に応じて発生する当該投射面に投射された画像の台形歪みを補正可能な画像投射装置であって、水平面に対する画像の投射方向の傾きを検出する傾き検出センサー52と、与えられた補正値Mに応じた台形歪みを液晶パネル20に表示される画像に発生させるスケーラ42と、傾き検出センサ52の検出した傾きに応じた補正値Mを特定し、かつ、零近辺の特定範囲の傾きに対して液晶パネル20に表示される画像に台形歪みを発生させない補正値Mを特定するプロセッサ50,ROM55とを有する。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像投射装置としての液晶プロジェクターでは、スクリーン等の投射面に対する液晶プロジェクターからの画像の投射角度が斜めであると、本来、矩形状であるはずの画像がスクリーン上で台形状に歪む。
このため、液晶パネル上での画像を逆に歪ませてスクリーン上の画像の台形歪みを補正するいわゆるオートキーストーン補正機能を備えた液晶プロジェクターが知られている。たとえば、傾きを検出するセンサを液晶プロジェクターに内蔵させ、当該センサにより検出した液晶プロジェクターの傾きに応じた台形歪みを液晶パネル上の画像に自動的に発生させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなキーストーン補正を行うと、スクリーン上の画像の台形歪みは補正されるが、液晶パネルのような固定画素デバイスでは画質が低下する。特に、スクリーン上の画像の台形歪みの程度が小さい場合に、キーストーン補正を行うと、キーストーン補正を行わない場合と比べて著しく画質が低下する。したがって、このような場合には、スクリーン上の画像の形状を犠牲にしても、画質の低下を防ぐほうが好ましい。
一方、スクリーンは常に鉛直方向に正しく設置されているとは限らない。このため、オートキーストーン補正が機能した場合、オートキーストーン補正によって得られるスクリーン上での画像が正しく補正されているとは限らない。
【0004】
本発明は、上述した従来の問題に鑑みて成されたものであって、その目的は、自動キーストーン補正機能をもつ画像投射装置において、自動キーストーン補正機能により発生する不具合が改善された画像投射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像表示手段に表示される画像を光を利用して略鉛直面に沿って配置された投射面に投射し、かつ、前記投射面に対する画像の投射角度に応じて発生する当該投射面に投射された画像の台形歪みを補正可能な画像投射装置であって、水平面に対する画像の投射方向の傾きを検出する傾き検出手段と、与えられた補正値に応じた台形歪みを前記画像表示手段に表示される画像に発生させる画像変換手段と、前記傾き検出手段の検出した傾きに応じた前記補正値を特定し、かつ、零近辺の特定範囲の傾きに対して前記画像表示手段に表示される画像に台形歪みを発生させない補正値を特定する補正値特定手段とを有する。
【0006】
好適には、本発明は、前記補正値特定手段の特定した補正値に調整値を加算し、新たな補正値として前記画像変換手段に与える調整手段と、前記調整値を入力する入力手段とをさらに有する。
【0007】
本発明では、傾き検出手段によって検出された水平面に対する画像の投射方向の傾きが特定範囲の傾きである場合には、補正値特定手段は画像に台形歪みを発生させない補正値を特定するため、画像表示手段に表示される画像の台形歪み補正は行われない。
また、本発明では、入力手段により入力された調整値を、傾き検出手段によって検出された水平面に対する画像の投射方向の傾きに応じて特定された補正値に加算して新たな補正値として補正値特定手段に与え、補正値特定手段によって特定された補正値が入力手段によって入力された調整値によって微調整される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明が適用される画像投射装置としての液晶プロジェクターの概略構成を示す図である。
図1に示す液晶プロジェクター1は、光源2、インテグレータ光学系5、反射ミラー4,9,11,12、集光レンズ10、ダイクロイックミラー6,7、液晶パネル20R,20G,20B、偏光板21R,21G,21B,22R,22G,22B、ダイクロイックプリズム30、投写光学系25等から構成される。
【0009】
光源2は、放電ランプ2aおよび反射集光鏡2bから構成されており、この放電ランプ2aから出射された光を反射集光鏡2bが集光して反射ミラー4に出射する。
【0010】
反射ミラー4は、光源2からの照明光Lをインテグレータ光学系5に向けて反射する。
インテグレータ光学系5は、光源2からの照明光Lを全体としてS偏光成分を多く含む偏光方向の揃えられた照明光に変換して出力する。
集光レンズ10は、インテグレータ光学系5を通過した照明光Lが液晶パネル22R,22G,22Bにおいて重ね合わさるように集光する。
【0011】
ダイクロイックミラー6は、インテグレータ光学系5を通過した照明光Lの光軸に対して45度傾斜しており、照明光Lのうち赤色の波長領域の光LR のみ反射ミラー12に向けて反射し、その他の波長域の光LGBを透過する。
【0012】
反射ミラー11は、ダイクロイックミラー6で反射された光LR の光軸に対して45度傾斜しており、光LR を液晶パネル20Rに向けて反射する。
【0013】
ダイクロイックミラー7は、ダイクロイックミラー6を透過した光LGBの光軸に対して45度傾斜しており、光LGBのうち緑色の波長域の光LG のみを液晶パネル20Gに向けてインテグレータ光学系5を通過した照明光Lの光軸に対して45度傾斜しており、照明光Lのうち緑色の波長領域の光LG のみ液晶パネル20Gに向けて反射し、その他の波長域の光LB を透過する。
【0014】
反射ミラー9および11は、青色の波長域の光LB を液晶パネル20Bに向けて反射する。
【0015】
液晶パネル20R,20G,20Bは、立方体形状のダイクロイックプリズム30の3つの側面に対して所定の位置にそれぞれ配置されている。
液晶パネル20R,20G,20Bの入射側と出射側には、偏光子としての偏光板21R,21G,21Bと、検光子としての偏光板22R,22G,22Bがそれぞれ平行に配置されている。
【0016】
液晶パネル20R,20G,20Bは、各光LR ,LG ,LB が全面的に入射され、当該液晶パネル20R,20G,20Bに印加される赤色、緑色、青色の三原色に対応する映像信号によって各光LR ,LG ,LB の強度を変調する。偏光板21R,21G,21Bを透過した所定の偏光方向の色光LR ,LG ,LBは、液晶パネル20R,20G,20Bに印加された映像信号に基づき、偏光面が回転する偏光面の回転を受けた光の所定の偏光成分が、偏光板22R,22G,22Bを透過し、ダイクロイックプリズム30に入射される。
【0017】
ダイクロイックプリズム25は、たとえば、複数のガラスプリズムを接合することによって構成されており、各ガラスプリズムの接合面には、所定の光学特性を有する干渉フィルタ30a,30bが形成されている。
干渉フィルタ30aは、青色光LB を反射し、赤色光LR および緑色光LG を透過する。干渉フィルタ30bは、赤色光LR を反射し、緑色光LG および青色光LB を透過する。
したがって、液晶パネル20R,20G,20Bによって変調された各色光LR ,LG ,LB は、合成されて投写光学系28に入射する。
【0018】
投写光学系25は、たとえば、ダイクロイックプリズム30から入射された映像光をスクリーンScに向けて投写する。スクリーンScには、カラー映像が映し出される。
【0019】
図2は、本発明の一実施形態に係る液晶プロジェクター1の信号処理系の構成図である。
液晶プロジェクター1の信号処理系は、信号処理回路40と、フレームメモリオ41と、スケーラ42と、3Dγ回路43と、パネル駆動回路44と、プロセッサ50と、ROM(Read Only Memory)55と、入力部51と、傾き検出センサ52とを有する。なお、スケーラ42は本発明の画像変換手段の一実施態様であり、傾き検出センサ52は本発明の傾き検出手段の一実施態様であり、入力部51は本発明の入力手段の一実施態様である。また、プロセッサ50、ROM55、このROM55に記憶されたソフトウエアおよびデータにより本発明の補正値特定手段および調整手段が構成される。
【0020】
信号処理回路40は、ビデオ信号入力部40aから入力されるビデオ信号およびグラフィック信号入力部40bから入力されるグラフィック信号に所定の処理を施し、R,B,Gのカラー信号に変換し、この信号を画像データとしてフレームメモリ41に出力する。
【0021】
フレームメモリ41は、信号処理回路40からフレーム毎の画像データが入力され、これを記憶する。
【0022】
スケーラ42は、プロセッサ50からの補正値Mに基づいて、フレームメモリ41に記憶された画像データに台形歪み補正を施し、3Dγ回路43へ出力する。
ここで、スケーラ42における台形歪み補正の方法を図3を参照して説明する。
図3(a)は1フレーム分の画像データを示しており、図3(b)は1ライン分の画像データを示している。
フレーム内の台形の上辺に沿ったラインLに着目すると、ラインLに相当するラインL0 の画像データを原画像データを記憶したフレームメモリ41からスケーラ42に読み出す。読み出した画素リニアリティを確保しつつ補間処理を行って圧縮した画像データを生成する。すなわち、見た目が同じ画像としながら画素数を削減する。この圧縮により発生した画像データの左右の領域を黒表示とすることにより新たなラインLが生成される。
【0023】
このようなライン毎の画素数変換処理を圧縮率を徐々に変化させながらすべてのラインに対して行うことにより、台形状の画像を生成する。
この画素数変換処理における圧縮率は、プロセッサ50からスケーラ42に与えられる補正値Mによって決まる。
【0024】
3Dγ回路43は、スケーラ42において台形歪み補正された画像データのゲイン調整を行い、これをパネル駆動回路44に出力する。
パネル駆動回路44は、3Dγ回路43から入力された画像データを各液晶パネル20R,20G,20Bを駆動する駆動信号に変換し、当該各液晶パネル20R,20G,20Bへ出力する。
【0025】
プロセッサ50は、バスBを介してROM55に接続されている。また、プロセッサ50には、入力部51および傾き検出センサ52が接続されている。このプロセッサ50は、ROM55に記憶されたソフトウエアにしたがって、各種の演算および各種回路の制御を行う。なお、プロセッサ50はスケーラ42に与える補正値Mを傾き検出センサ52の検出した信号52sに応じて特定する。
【0026】
入力部51は、液晶プロジェター1に外部から各種データを入力するためのヒューマンインターフェースである。この入力部51は、たとえば、液晶プロジェクター1において行われる各種画像調整の中から所望の調整を選択するための信号51sを入力するのに用いられる。また、信号51sには、後述するマニュアルモードにおけるスケーラ42に与える補正値や暫定マニュアルモードにおける調整値が含まれる。
【0027】
傾き検出センサ52は、液晶プロジェクター1に内蔵されており、液晶プロジェクター1の水平面に対する画像の投射方向の傾きを検出する。
具体的には、図4(a)に示すように、液晶プロジェクター1から投射される画像光Lの下端Leを投射方向とすると、液晶プロジェクター1が水平面HPに置かれた場合には、鉛直方向に置かれたスクリーンSCに対して画像光Lは垂直に投射され、傾きは零である。一方、図4(b)に示すように、液晶プロジェクター1の底面から突出するアジャスタadにより液晶プロジェクター1を傾けときの、画像光Lの下端Leの水平面HPに対する傾きをθとすると、傾き検出センサ52はこの傾きθを検出する。傾き検出センサ52には、たとえば、加速度センサ等が用いられる。
【0028】
次に、スケーラ42に与える補正値Mの特定方法について説明する。
図5は、台形補正をした、スクリーンSc上の画像と液晶パネル20上での画像を示す図である。また、(a)は傾きθが比較的大きい場合、(b)は傾きθが小さい場合を示している。なお、傾きθが小さい場合とは、たとえば、±2°程度以内である。
図5に示すように、液晶パネル20上での画像IMを台形状に補正すると、スクリーンSc上には、矩形状に補正された画像IMsとその外周に台形状の光の領域が形成される。
ところで、図5からわかるように、傾きθが比較的大きい場合は、液晶パネル20上の画像IMは、垂直方向の左右の全域で画素数が削減されるが、傾きθが小さい場合は、垂直方向の上側の左右は画素数が削減されるが、下側部分では画素数が削減されない。このため、傾きθが小さい場合は、台形補正を行うとスクリーンSc上の画面IMsの垂直方向上側の画質が下側に比べて著しく低下してしまう。
【0029】
図6は、本実施形態において、プロセッサ50からスケーラ42に与える補正値Mと傾きθとの関係の一例を示すグラフである。
図6に示すように、本実施形態では、傾きθが零近辺の特定の範囲Rにおいては、補正値Mが零となっており、それ以外の領域では補正値Mは傾きθに応じて増減する。
特定の範囲Rは、たとえば、−2°〜2°の範囲である。
傾きθが特定の範囲Rの場合には、スケーラ42には、常に零の補正値Mが与えられるため、スケーラ42において台形歪み補正は行われない。
【0030】
上記の補正値Mと傾きθの関係は、たとえば、ROM55にテーブルとして記憶されている。プロセッサ50は、傾き検出センサ52から傾きθを検出すると、傾きθに対応する補正値Mを読み出し、これをスケーラ42に与える。
これにより、自動的に台形歪み補正が行われる。
【0031】
次に、上記構成の液晶プロジェクター1の台形歪み補正の処理手順の一例について説明する。
まず、プロセッサ50においては、入力部51の入力状態がオートモードとマニュアルモードのいずれに設定されているかを判断する(ステップS1)。
ここで、オートモードは、上記の傾き検出センサ52の検出した傾きθから自動的にこの傾きθに対応する補正値Mを特定し、スケーラ42に与えるモードとする。マニュアルモードは、入力部51からの補正値Mの入力により、ユーザが任意に台形歪み補正を行うモードとする。
【0032】
オートモードの場合には、プロセッサ50は傾き検出センサ52から傾きθを取得し(ステップS2)、この傾きθから補正値Mを特定し(ステップS3)、この補正値Mをスケーラ42に設定する(ステップS4)。
【0033】
次いで、プロセッサ50は、オートモードか暫定マニュアルモードかを判断する(ステップS5)。
暫定マニュアルモードとは、オートモードによって得られた補正値Mの値を入力部51からの調整値Kによって調整可能なモードである。すなわち、オートモードによって得られた補正値Mで台形歪み補正を行った場合に、この補正値Mを調整することにより、画像の微調整を可能にするモードである。
【0034】
暫定マニュアルモードの場合には、プロセッサ50は、オートモードにおいて特定した現在の補正値Mを取得する(ステップS6)。
次いで、プロセッサ50は、入力部51から入力された調整値Kを取得する(ステップS7)。
【0035】
プロセッサ50は、現在の補正値Mに調整値Kを加算し、新たな補正値とし(ステップS8)、これをスケーラ42に設定する(ステップS9)。
これにより、オートモードで台形歪み補正された画像の微調整が行われる。
【0036】
次いで、暫定マニュアルモードが終了されたかを判断し(ステップS10)、終了された場合には、ステップS1の処理に再び戻る。
【0037】
以上のように、本実施形態によれば、オートモードで台形歪み補正を行った際に、傾きθが小さくスクリーンSc上の画像の台形歪みがそれほど意識されない程度に小さい場合には、積極的に台形歪み補正を行わない。これにより、このような小さな傾きθにおいて台形歪み補正を行った場合に発生するスクリーン上での画像の画質の低下を防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、台形歪み補正を自動的に行うオートモードにおいて得られた補正値Mを調整するための暫定マニュアルモードを設けることにより、画像の調整作業を非常に簡易にすることができる。たとえば、台形歪み補正をマニュアルモードで行った場合には、補正値Mを一から設定しなければならず、手間や時間がかかるが、オートモードによって得られた補正値Mを調整する場合には、速やかな調整が可能となる。
また、本実施形態によれば、オートモードで傾きθが小さく台形歪み補正が自動的に行われない場合に、台形歪み補正をしたい場合には、暫定マニュアルモードを使って調整を行えば速やかな調整が可能となる。
【0038】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態では、補正値Mは、予めROM55に傾きθと補正値Mとのテーブルを用意しておくことにより特定したが、所定の演算式により演算により特定することも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、不要なキーストーン補正による画質の低下を防止できる。
また、本発明によれば、オートキーストーン補正による画像の微調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像投射装置としての液晶プロジェクターの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る液晶プロジェクター1の信号処理系の構成図である。
【図3】スケーラ42における台形歪み補正の方法を説明するための図である。
【図4】液晶プロジェクター1の傾きθを説明するための図である。
【図5】台形補正をした、スクリーンSC上の画像と液晶パネル20上での画像を示す図である。
【図6】傾きθと補正値Mとの関係の一例を示すグラフである。
【図7】液晶プロジェクター1の台形歪み補正の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…液晶プロジェクター、2…光源、4…反射ミラー、5…インテグレータ光学系、6,7…ダイクロイックミラー、20R,20G,20B…液晶パネル、30…ダイクロイックプリズム、25…投写光学系、40…信号処理回路、41…フレームメモリ、42…スケーラ、43…3Dγ回路、44…パネル駆動回路、50…プロセッサ、51…入力部、52…傾き検出センサ、55…ROM、Sc…スクリーン
Claims (2)
- 画像表示手段に表示される画像を光を利用して略鉛直面に沿って配置された投射面に投射し、かつ、前記投射面に対する画像の投射角度に応じて発生する当該投射面に投射された画像の台形歪みを補正可能な画像投射装置であって、
水平面に対する画像の投射方向の傾きを検出する傾き検出手段と、
与えられた補正値に応じた台形歪みを前記画像表示手段に表示される画像に発生させる画像変換手段と、
前記傾き検出手段の検出した傾きに応じた前記補正値を特定し、かつ、零近辺の特定範囲の傾きに対して前記画像表示手段に表示される画像に台形歪みを発生させない補正値を特定する補正値特定手段と
を有する画像投射装置。 - 前記補正値特定手段の特定した補正値に調整値を加算し、新たな補正値として前記画像変換手段に与える調整手段と、
前記調整値を入力する入力手段と
をさらに有する請求項1記載の画像投射装置。
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