JP2004014751A - 走行路 - Google Patents

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Akihito Tai
田井 彰人
Eiji Sakata
佐方 英次
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Abstract

【課題】走行路の上で物品を保持して走行するとともに、該物品を走行路の下方の物品載置箇所に受け渡す搬送車において、走行路上の搬送車から、その下方の処理装置の物品載置箇所に物品を受け渡す際には、昇降装置を走行経路の走行方向に対して左右方向に大きく水平移動させて支持するとともに、カウンタウェイトを、該昇降装置を水平移動させた方向とは左右反対方向に移動させていた。このような機構は大仕掛けとなり、本発明では、物品載置部を走行路の上方に配置した搬送車であっても、その下方に設けられた物品載置箇所への物品の受け渡しが搬送車の安定した状態で行えるようにした走行路を提供することを課題とする。
【解決手段】走行経路2における、その下方に設けられるステーション41(又は51、52)に対応した位置に、該ステーション41(又は51、52)に物品9を受け渡すための通過口20を形成する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリーンルームで用いられる無人搬送車システム等の走行路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体製造工場等のクリーンルームでは、処理装置等に沿って敷設された走行路上に無人搬送車を走行させて、該搬送車により物品を該処理装置等に搬送する無人搬送車システムが知られている。
走行路は、複数の第1閉ループ路と、該第1閉ループ路間を接続する第2閉ループ路とを備え、該第1閉ループ路は処理装置に沿って敷設される工程内搬送用のループとして、該第2閉ループ路は第1閉ループ路間を連絡する工程間搬送用の長距離ループとして構成され、搬送車を介して第1閉ループ路の下方の処理装置から、別の第1閉ループ路の下方の処理装置へと物品が移送される。
また、従来の搬送車は、搬送する物品を載置する物品載置部を走行車の上側に設け、走行路の下に設けられた物品載置箇所との間で、物品を受け渡しするための昇降装置が設けられている。そして物品を移載するには、この昇降装置を水平移動させ、搬送車本体及び走行路から外れるようにして、該昇降装置を昇降可能にする水平移動機構が備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、第1閉ループ路上の搬送車から、その下方の処理装置の物品載置箇所に物品を受け渡す際には、走行経路が邪魔になるために、前記水平移動機構により前記物品の昇降装置を走行経路の走行方向に対して左右方向に大きく水平移動させた上で、物品を昇降させて受け渡しを行う。このため、この状態では機体のバランスが悪く、搬送車が第1閉ループ路上から落下する恐れがあり、搬送車にはカウンタウェイトが搭載されて、該カウンタウェイトを、該昇降装置を水平移動させた方向とは左右反対方向に移動させ、機体のバランスを保っていた。
以上のような機構は大仕掛けとなり、そこで、本発明では、物品載置部を走行路の上方に配置した搬送車であっても、その下方に設けられた物品載置箇所への物品の受け渡しが搬送車の安定した状態で行えるようにした走行路を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段は、以下に示すとおりである。
まず、請求項1に記載のように、物品搬送車の走行路であって、その下方に設けられる物品載置箇所に該搬送車との間で物品を受け渡すために、物品が通過する通過口を形成する。
【0005】
そして、請求項2に記載のように、前記走行路は、天井から吊り下げられる。
【0006】
また、請求項3に記載のように、前記走行路は、所定間隔を空けて配置される2本のレールと、前記通過口以外の位置で該2本のレールを連結する繋ぎ部材とを備える。
【0007】
そうして、請求項4に記載のように、前記繋ぎ部材は走行路の走行方向に間隔を空けて配置され、該繋ぎ部材の該走行方向に対する左右両端部が吊り下げ部材を介して天井から吊設される。
【0008】
また、請求項5に記載のように、前記走行路には分岐部又は合流部が設けられ、該分岐部又は合流部付近におけるレールの間に乗り移り部材が介設される。
【0009】
さらに、請求項6に記載のように、前記走行路の通過口以外の位置におけるレール間に、落下防止部材が配設される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は無人搬送車システム1の走行経路2の分岐部を示す斜視図、図2は無人搬送車システム1の概略構成を示す平面図、図3は自動倉庫5付近の平面図、図4は自動倉庫5付近の正面図、図5は第1搬送車10Aから自動倉庫5への物品9の受け渡しを説明する図、図6は走行経路2上の第1搬送車10Aの斜視図、図7は第2搬送車10Bの斜視図、図8は搬送車10A・10Bの底面図、図9は走行経路2の一部平面図、図10は走行経路2の正面断面図である。
なお、以下の説明では、搬送車10(10A・10B)については、その進行方向を前方として各構成部材の前後左右位置を説明し、走行経路2(21・22・23)については、その走行方向を前方として各構成部材の前後左右位置を説明するものとする。
【0011】
まず、半導体製造工場等のクリーンルーム内での無人搬送車システムに適用される無人搬送車システム1について説明する。
図1及び図2に示すように、無人搬送車10の移動経路となる走行経路2がクリーンルームの天井から吊り下げ部材30・30・・・を介して吊設されており、この走行経路2に沿って複数の作業場3・3・・・が配置されている。この走行経路2は大別して、図2に示されるように、複数の第1閉ループ路21・21・・・と、該第1閉ループ路21・21・・・間を接続する第2閉ループ路22とから成り、該第1閉ループ路21は作業場3の処理装置4・4・・・に沿って敷設される工程内搬送用のループとして、該第2閉ループ路22は各作業場3・3・・・間を連絡する工程間搬送用の長距離ループとして構成されている。この第1閉ループ路21と第2閉ループ路22とは連結路23・23を介して連結されており、該連結路23・23と、該第1閉ループ21の曲線部と、該第2閉ループ22の直線部とで囲われるスペースには物品9を保管する自動倉庫5が配置されている。詳細は後述するが、この第1閉ループ21路の外側方であり、且つ第2閉ループ22路の外側方に配置される自動倉庫5・5・・・では、該第1閉ループ路21上の第1搬送車10A、及び該第2閉ループ路22上の第1搬送車10Aの両方から、物品9の移載が可能である。ここで言う物品9とは、例えば、半導体ウエハを収納したカセット等のことである。
【0012】
図3に示すように、処理装置4の入出庫口にはそれぞれ物品9の載置箇所としてのステーション41・41が設けられており、該ステーション41・41は処理装置4から突設されて、第1閉ループ路21の下方に配置されている。第1閉ループ路21の外側に配置された処理装置4は移載装置を備え、該移載装置によって物品9がステーション41と処理装置4内との間で移載される。詳細については後述するが、このステーション41・41上方の第1閉ループ路21には、物品9が上下に通過可能な通過口20・20が形成されている。
【0013】
また、図3及び図4に示すように、自動倉庫5には、第1閉ループ路21に対向する側面の下部、及び第2閉ループ22路に対向する側面の上部と下部に、それぞれ入出庫口が設けられている。自動倉庫5下部の2箇所の入出庫口にはそれぞれ物品9の載置箇所としてのステーション51・51と52・52とが1組ずつ設けられ、該ステーション51・51、52・52は自動倉庫5から突設されて、それぞれ第1閉ループ路21の下方と、第2閉ループ路22の下方とに配置されている。このステーション51(52)はローラコンベア等の搬送コンベアを備え、該搬送コンベアによって物品9が自動倉庫5に入出庫される。
なお、このステーション51・51上方の第1閉ループ路21、及びステーション52・52上方の第2閉ループ路22についても、物品9が上下に通過可能な通過口20・20が形成されている。
【0014】
一方、自動倉庫5上部の入出庫口にはそれぞれ物品9の受け渡し口となるステーション53・53が、第2閉ループ路22の外側方まで突設されている。このステーション53は、入出庫コンベアとして一対のローラコンベア54・54を備え、該ローラコンベア54・54は、搬送車10の進行方向に対して前後に並設されて、第2閉ループ路22を走行する第2搬送車10Bのローラコンベア8・8と同じ高さで配置されている。この1対のローラコンベア54・54で物品9下面の前後両端部を転支して、搬送車10の進行方向に対して左右方向に横送りする構成である。このローラコンベア54・54の外側端部(第2閉ループ路22側端部)には、第2搬送車10Bへ物品9を受け渡す時以外に、ローラコンベア54・54の搬送面から上方に突出した状態で物品9を係止し、物品9を受け渡す時に搬送面から下降する上下動自在なストッパ55が設けられており、ローラコンベア54・54上の物品9の落下が防止されている。
【0015】
次に、前記搬送車10について説明する。
本実施例では、走行経路2上に2種類の搬送車10A・10Bを、図2中の矢印の方向に一方向に走行させており、第1搬送車10A・10A・・・は工程間搬送と工程内搬送の兼用タイプとして、第2搬送車10B・10B・・・は工程間搬送専用のタイプとして構成されている。
【0016】
図6及び図7に示すように、この第1搬送車10A及び第2搬送車10Bの車体本体10a・10aは略同じ構造であり、車体本体10aの中央部には物品収納空間10bが形成されて、該物品収納空間10bの下側部と一側部とは、物品9が通過可能なように外部へ開口され、該車体本体10aの下側部及び一側部が「門」字型に形成されている。
なお、この車体本体10aの一側部の開口部については、第1閉ループ路21及び第2閉ループ路22上で外側に向くように配置される。
【0017】
図8に示すように、車体本体10aの前記一側部の反対側部の下部にはブラケット16が突設され、該ブラケット16から、一対のガイドローラ12・12が垂設されている。このガイドローラ12・12は、これらの車軸が鉛直方向に向けられ、車体の前後中央で前後に並設されている。
【0018】
また、車体本体10aの前記反対側部には、駆動輪11が車軸を左右水平方向に向けて配置されている。平面視で、この駆動輪11の車軸は、前記ガイドローラ12・12を結ぶ直線の垂直2等分線上に配置されており、該駆動輪11の一部分は車体本体10aの下面から下方に突出して、後述するレール24Lの走行部24bと当接するように構成されている。
【0019】
そして、車体本体10aの下面における、駆動輪11の前後に、一対の補助輪13・13が設けられている。該補助輪13・13は方向転換自在なキャスター輪で構成され、車軸を左右水平方向に向けて配置されており、この補助輪13・13は、通常、レール24Lの走行部24bとは接触しないように、該走行部24bとの間に若干(例えば数ミリ程度)の間隙を開けて配置されている。この補助輪13・13はこれらの車輪を走行部24bから浮かせて、駆動輪11が常に前記走行部24bと接するようにしており、車体本体10aが傾くと該車輪が走行部24bに接触して、それ以上傾かないようにしている。
【0020】
さらに、車体本体10aの下面の一側部端には、一対の従動輪14・14が垂設されている。この従動輪14・14は方向転換自在なキャスター輪で構成され、車体本体10a下面における前後端部に、車軸を左右水平方向に向けて配置されている。
【0021】
一方、図6及び図7に示すように、車体本体10aの上面における前部と後部には1対の分岐装置17・17が設けられている。該分岐装置17は車体本体10aの上面の左右方向中央部に配置されるガイドローラ18と、その左右両側方に配置される分岐ローラ19・19とを備え、該ローラ18・19・19は車軸を鉛直方向に向けて配置されて、分岐ローラ19・19については上下動自在に構成されている。
【0022】
また、車体本体10aの左右両側の上部には、給電線6・6から電力を得るためのピックアップユニット60・60が配設されている。このピックアップユニット60・60は、車体に占める重量比が多いため、車体の前後両側に配置することで、車体全体の重量バランスを保ち、例えば、曲線部をなめらかに走行することを可能にしている。また、走行経路2は分岐路を有するため、該走行経路2の一側に敷設される給電線6・6は、分岐路等、所により、該走行経路2のこれとは反対側に敷設される箇所もあり、該ピックアップユニット60・60を車体本体10aの左右両側部に配置することで、このような分岐路等においても、走行する搬送車10へ、瞬断することなく電力を供給することができる。
【0023】
前記ピックアップユニット60には、断面が略「E」字型をしたフェライト製のコア61が固定されており、該コア61の上下中央の突出部にピックアップコイル62が巻回されている。該コア61は、上下の突出部とその間の中央の突出部との間に形成された2つの凹部スペース内に、後述する給電線ホルダ65・65・・・の先端部に保持された給電線6・6が、それぞれ一本ずつ位置するように配置されている。この給電線6・6に高周波電流を流すことによって発生する磁界を、ピックアップコイル62で受けるようにしている。そして、電磁誘導現象を利用し、ピックアップコイル62に発生する誘導電流から電力を取り出す。このようにして、給電線6・6からピックアップユニット60に非接触で電力が供給され、駆動輪11のモータを駆動したり、制御機器に電力を供給したりしている。
【0024】
以上、車体本体10aの構成であり、図6に示すように、第1搬送車10Aには、物品9の保持装置として、物品収納空間10b内に、チャックを備えたホイスト7が搭載されている。物品収納空間10b上方の天井面には横移動装置70が垂設されたホイスト本体71が設けられている。ホイスト本体71には、チャックを昇降させるための昇降手段が設けられており、横移動装置70で、ホイスト本体71を車体進行方向に対して左右横方向(直交する方向)に移動させることができる。このため、ホイスト7の真下からずれた位置にステーション41(又は51、52)上の物品載置部が位置していた場合、該ホイスト7を左右方向に移動させて、該ステーション41(又は51、52)の物品載置部の真上に位置合わせが行われる。
【0025】
このホイスト7の本体71には4組の巻取ドラムが取り付けられており、図4、図5に示されるように、該巻取ドラムにはそれぞれベルト73・73・・・が巻回されて、該ベルト73・73・・・を介して昇降部72が昇降自在に吊設されている。このように昇降部72が昇降自在に構成されており、該昇降部72の下部に物品9を保持するためのチャックが設けられている。チャックは、物品9の上部に形成されている図示されない上部フランジを把持するようになっている。
【0026】
次に、この第1搬送車10Aによる物品9の移載について説明する。
第1搬送車10Aは、第1閉ループ路21又は第2閉ループ路22を走行しており、目的の処理装置4のステーション41(又は自動倉庫5のステーション51、若しくはステーション52)の上方で停止させる。このとき、第1搬送車10Aの下方に前記の第1閉ループ路21の通過口20(又は第2閉ループ路22の通過口20)が位置し、ホイスト7を保持する横移動装置70で左右方向の位置の調節を行い、該ホイスト7を該ステーション41(又は51、52)上の物品9の直上方に位置させる。
【0027】
そして、図5に示すように、前記ホイスト7の昇降部72を通過口20から下降させ、ステーション41(又は51、52)上の物品9をチャックで把持して、該昇降部72を上昇させ、再び該通過口20を通過させて、該物品9を物品収納空間10b内に収納する。この物品9を保持した状態で第1搬送車10Aを走行させ、搬送先のステーション41(又は51、52)の上方で停止させて、横移動装置70で左右方向の位置を調節し、通過口20より物品9を把持したホイスト7の昇降部72を下降させて、該物品9を搬送先のステーション41(又は51、52)上に載置する。このように第1搬送車10Aによって、物品9は、主に処理装置4・4間、及び処理装置4と自動倉庫5の間で移送され、また、自動倉庫5・5間でも移送される。
【0028】
このように第1搬送車10Aは走行経路2の上で物品9を保持して搬送する搬送車でありながら、ホイスト7により走行経路2に開口された通過口20から、その下方のステーション41(又は51、52)へ容易に物品9を受け渡すことができる。該第1搬送車10Aによれば、仮に第1閉ループ路21と第2閉ループ路22とで、ステーション41・51・52の高さ位置が異なる場合であっても、容易に物品9を受け渡すことができ、その上、受け渡しの際には走行経路2の通過口20を上下に通過させて物品9を昇降させれば良いので、第1搬送車10Aは安定した状態で物品9を移載することができ、従来のように、移載装置を走行経路2と直交した方向(左右方向)に、しかも物品9を走行経路から外れた位置まで一旦移動させる場合に比し、安定した移載作業ができ、しかも、移載に要する経路が短くなって、移載時間も短縮することができる。
【0029】
一方、図7に示すように、第2搬送車10Bには、移載装置として、物品収納空間10bを形成する前後の内側面下部に、一対のローラコンベア8・8が突設されている。ローラコンベア8・8の下面には落下防止プレート82が渡設され、車体本体10a下方の開口部が塞がれている。ローラコンベア8・8は物品9下面の前後両端部を転支して、左右方向に横送りするように構成されている。また、車体本体10aの一側方の開口部にはストッパ80が開閉自在に設けられ、ローラコンベア8・8の先端には、上下動自在なストッパ80が設けられ、物品9の搬送中には、ローラコンベア8・8の搬送面より上に突出して物品9が落下しないように物品9を係止するようになっており、物品9をステーション53のローラコンベア54・54との間で受け渡す時には、搬送面より下降するようになっている。
【0030】
次に、この第2搬送車10Bによる物品9の移載について説明する。
この第2搬送車10Bは第2閉ループ路22を周回しており、図4に示すように、自動倉庫5上部の入出庫口と対向する位置で停止させ、このとき、第2搬送車10Bのローラコンベア8・8と自動倉庫5のローラコンベア54・54とがそれぞれ接近対向し、同じ高さで一直線状に並んでいる。そして、第2搬送車10B及び自動倉庫5のストッパ80及びストッパ55が解除されて、物品9が自動倉庫5のローラコンベア54・54から第2搬送車10Bのローラコンベア8・8へと搬送される。物品9が第2搬送車10Bに積み込まれると、ストッパ80により該物品9の落下を防止し、この状態で第2搬送車10Bを走行させる。そして、搬送先の自動倉庫5上部の入出庫口と対向する位置で停止させ、ストッパ80及びストッパ55が解除された後、物品9は第2搬送車10Bのローラコンベア8・8から自動倉庫5のローラコンベア54・54へと搬送される。
【0031】
このように第2搬送車10Bは、自動倉庫5・5間で物品9を搬送する専用の搬送車として構成されている。この第2搬送車10Bによれば、第1搬送車10Aのような昇降装置が搭載された移載装置により物品9を移載する場合に比し、自動倉庫5・5間で物品9をより一層短時間で搬送することができる。
【0032】
以上、2種類の搬送車10A・10Bについての説明であるが、コストの面では、ホイスト7を搭載する第1搬送車10Aよりもローラコンベア8・8を搭載する第2搬送車10Bの方が安価に製作できる。このため、システム全体に存在する第1搬送車10A・10A・・・の台数を極力少なくして、その分、第2搬送車10B・10B・・・を導入し、自動倉庫5・5間の搬送には、第2搬送車10B・10B・・・を、それ以外の搬送には、第1搬送車10A・10A・・・を用いるように搬送制御して、無人搬送車システム1を構築するコストの低減化を図ることができる。
【0033】
なお、第2搬送車10B・10B・・・を用いる場合には、自動倉庫5の上部に、第2搬送車用のステーション53・53を設ける必要があり、事情に応じて、全ての走行経路2に渡って、第1搬送車10A・10A・・・だけを走行させる構成としてもよい。
【0034】
次に、前記走行経路2(21・22・23)について説明する。
図1及び図9に示すように、走行経路2は、一対のレール24L・24Rと、該レール24L・24Rの下面間を連結する繋ぎ部材25・25・・・と、該レール24L・24Rの直線部の間に配設される落下防止部材26・26と、該レール24L・24Rの曲線部に配設される落下防止部材27と、分岐部又は合流部に配設される乗り移り部材28等を備え、クリーンルームの天井付近に敷設されている。
【0035】
前記吊り下げ部材30は、一対の吊り下げロッド31・31と、吊り下げフレーム32とを備え、該吊り下げフレーム32は上部フレーム32aと側部ロッド32b・32bとにより「門」字型に構成されている。
吊り下げロッド31・31はクリーンルームの天井から垂設され、該吊り下げロッド31・31の下端部に上部フレーム32aの左右両側部が締結固定され、該上部フレームの左右両端部に側部ロッド32b・32bの上端部が締結固定され、該側部ロッド32b・32bの下端部に繋ぎ部材25の左右両端部が締結固定されている。
【0036】
このように繋ぎ部材25・25・・・は吊り下げ部材30・30・・・によって懸吊されており、該繋ぎ部材25・25・・・の上面の左右両側部にレール24L・24Rの下面が載置固定されている。この繋ぎ部材25・25・・・は走行経路2の走行方向に間隔を開けて多数配置され、該繋ぎ部材25・25・・・により、2本のレール24L・24Rの間隔が、一定幅に保たれている。
また、必要に応じ、単にレール24L・24Rをその下面にて連結するのみで吊り下げ部材30・30・・・に懸吊されない繋ぎ部材25・25を適宜設けても良い。
【0037】
なお、上記の繋ぎ部材25・25・・・は、前記処理装置4のステーション41の上方位置、及び前記自動倉庫5のステーション51・52の上方位置には配置されず、この処理装置4のステーション41の上方位置と、自動倉庫5のステーション51・52の上方位置とにおける、レール24L・24Rの下面間には図5に示されるような繋ぎ部材29・29が架設されて、該繋ぎ部材29・29と、レール24L・24Rとに包囲されて前記した通過口20が形成されている。
【0038】
このように簡単な構成で、レール24L・24Rは吊り下げ部材30・30・・・を介して吊設された繋ぎ部材25・25・・・によって吊られることとなる。しかも、該レール24L・24Rの間隔は繋ぎ部材25・25・・・によって広がらないように補強されるので、走行経路2上を走行する搬送車10の駆動輪11又は従動輪14・14のレール24L・24Rからの脱輪が確実に防がれ、搬送車10の落下が防止されて、安全性が向上する。
また、前述のようなレール24L・24Rを補強する繋ぎ部材25・25・・・を吊り下げ部材30・30・・・で吊り下げる構成としたため、レール24L・24Rを吊るためのハンガーを別途設ける必要がなくなり、コストの削減を図ることができる。
【0039】
図9に示すように、前記レール24L(24R)は、適宜長さに形成された、複数のレール体24l・24l・・・(24r・24r・・・)から成り、少なくとも該レール体24l(24r)の長手方向両端部が繋ぎ部材25・25に支持固定されている。このレール体24l・24l・・・(24r・24r・・・)が走行経路2の走行方向に継ぎ足されて、レール24L(24R)が連綴されている。
レール体24l・24rは、図10に示すように、断面「L」字型の形状で、水平な走行部24b・24dを対向させて配置されており、一方のレール体24lの外側部にはガイド溝24cが形成されて、該ガイド溝24cに前記搬送車10のガイドローラ12・12が緩挿される。
【0040】
図1に示すように、前記落下防止部材26・26は棒状の部材であり、走行経路2おける処理装置4のステーション41の上方位置、自動倉庫5のステーション51・52の上方位置、分岐部、合流部、及び曲線部以外の箇所のレール24L・24Rの間に架設されている。
この落下防止部材26は、適宜長さに形成された、複数の落下防止バー26a・26a・・・から成り、図9に示すように、繋ぎ部材25(29)の上面に支持固定されながら、走行経路2の走行方向に沿って継ぎ足され、こうしてレール24L・24R間に平行な2筋の落下防止部材26・26が架設されている。
なお、この実施例においては落下防止部材26・26の長さは繋ぎ部材25(29)の間隔と同じ長さにしている。
ただし、このとき落下防止バー26a・26a・・・によって前記通過口20・20・・・は塞がない(図5参照)。
【0041】
前記繋ぎ部材25(29)の上面には、左右に一定間隔を開けて、断面「凹」字型のブラケット38・38が固設されており、該ブラケット38の凹部に上方から、該落下防止バー26aを着脱自在に嵌合保持させている。このようにして落下防止バー26a・26a・・・をブラケット38・38・・・に嵌合させながら、走行経路2の走行方向に継ぎ足していき、繋ぎ部材25・25・・・、29・29・・・間に架設していく。
なお、実施例では該落下防止バー26aの終端部が上記ブラケット38・38に保持されている。
【0042】
このような構成で、落下防止バー26a・26a・・・は、繋ぎ部材25・25・・・、29・29・・・上のブラケット38・38・・・で効果的に支持されて、落下防止バー26a・26a・・・自体が落下することはなく、搬送車10等から物品9がレール24L・24Rの間に落下したときには、落下した物品9は落下防止部材26・26によって、確実に落下が防止される。
【0043】
また、図1に示すように、曲線部に設けられた前記落下防止部材27はプレート状の部材であり、走行経路2の曲線部におけるレール24L・24R間に介設されている。この落下防止部材27の上面は水平面に形成されており、前記レール体24l・24rの走行部24b・24dの上面と同じ高さ位置に配置されている。
なお、この落下防止部材27と、走行経路2の曲線部のレール体24l・24rとを一体的に成形してもよい。
このように、本実施例では、レール24L・24R間に落下防止部材26・26・27が配設されているが、その形状や配置数等については特に限定するものではない。
【0044】
分岐部又は合流部に設けられた前記乗り移り部材28は、プレート状の部材であり、走行経路2の分岐部又は合流部に配設されている。本実施例では、分岐部又は合流部で、レール24L・24R、24L・24Rを交錯させずに、該分岐部又は合流部の始端部と終端部との間でレール24L・24Rの何れか一方を間断して、分岐部又は合流部の全域にわたりレール24L・24Rの間を塞いで走行面として機能する乗り移り部材28を介設している。この乗り移り部材28の上面は水平面に形成されており、前記レール体24lの走行部24bの上面と同じ高さ位置に配置されている。
この構成では、該分岐部又は合流部の始端部と終端部との間では、レール24のガイド溝24cによる案内がなくなるが、替わりに、後述するガイドレール35によって案内がなされる。
【0045】
詳細については後述するが、搬送車10は分岐部の始端部手前で分岐装置17・17が作動し、進行方向に搬送車10を案内するガイドレール35により案内され始めた後、搬送車10が走行していたレール24が途絶えるようになっている。その結果、ガイドローラ12・12とガイド溝24cとによる搬送車10の案内がなくなるが、分岐部の始端部と終端部との間では、搬送車10は上方で該ガイドレール35によって案内されながら、該分岐部におけるレール24L・24R間を塞いだ乗り移り部材28の上面をスムースに走行する。このとき、搬送車10の駆動輪11及び従動輪14・14は乗り移り部材28の上面で確実に支持されており、搬送車10が旋回するときには、搬送車10は、ガイドレール35に案内されながら駆動輪11によって推進するが、従動輪14・14がキャスター輪であるため、その方向を自在に変更することができ、従動輪14・14が搬送車10のガイドレール35に沿った進行方向に追随していき、搬送車10はガイドレール35に沿ってスムーズに旋回する。そうして、該分岐部の終端部で間断していたレール24L・24Rの一方が敷設されているのでガイドローラ12・12がレール24のガイド溝24cに再び緩挿される。そして、ガイドレール35は、ガイドローラ12・12が前記のようにガイド溝24cに緩挿されるまで搬送車10を案内するように設けられて、一時的に両者によって搬送車10は案内されるが、その後、ガイドレール35による案内がなくなり、搬送車10は該ガイド溝24cによって案内される。
【0046】
このような構成で、乗り移り部材28は、搬送車10が間断されたレール24L・24R、24L・24R間で乗り移るまでの間の走行面となるとともに、走行経路2の分岐部又は合流部で、搬送車10の脱輪及び物品9の落下を防止する役割も果たしている。
【0047】
前記ガイドレール35・35は、分岐部又は合流部における搬送車10の走行経路2に沿って架設されており、前記吊り下げフレーム32を構成する上部フレーム32aの左右方向の中央部から垂設されて、走行方向に沿って該複数の上部フレーム32a・32a・・・間に架設されている。ガイドレール35・35は、それぞれ分岐前(合流後)の1本の経路から分岐後(合流前)の2本の経路へとそれぞれ2本架設されており、該分岐前(合流後)の1本の経路において、該2本のガイドレール35・35の端部は平行に配設され、該ガイドレール35が搬送車10の分岐装置17のガイドローラ18・19の間に挟み込まれるように構成されている。
【0048】
搬送車10が分岐部に差し掛かると、該分岐部の始端部で分岐装置17を作動させて、一方の分岐ローラ19を上昇させ、該分岐ローラ19とガイドローラ18とで一方のガイドレール35を挟み込み、搬送車10は該一方のガイドレール35によって案内されるようになる。この後、該搬送車10の下方のレール24L・24Rの一方が途絶え、ガイドローラ12・12とガイド溝24cとによる案内がなくなるが、搬送車10は上方で該一方のガイドレール35で案内されながら、乗り移り部材28の上面を走行する。そして、該分岐部の終端部で途絶えていた一方のレール24L・24Rが敷設されることにより、再びガイドローラ12・12がレール24Lのガイド溝24cに係合される。そして、前述のようなガイドレール35によって案内されていた搬送車10は、ガイド溝24cによって案内されることになる。
【0049】
同様に、搬送車10が合流部に差し掛かると、該合流部の始端部で分岐装置17・17を作動させて、一方の分岐ローラ19を上昇させ、該分岐ローラ19とガイドローラ18とで合流部始端部のガイドレール35を挟み込み、搬送車10は該ガイドレール35に案内されながら合流部を通過する。
その際の、搬送車10を案内するガイドレール35と前記ガイド溝24cの関係は前述した分岐部の場合と同様で自明であるので省略する。
【0050】
また、図1に示すように、前記吊り下げフレーム32における、前記上部フレーム32aの少なくとも左右の一方側に、取付部材36が支持固定されている。図6及び図10に示すように、この取付部材36は、断面「コ」字型の長手部材で、内側に取付溝36bが形成されており、該取付溝36bに所定間隔を開けて多数の給電線ホルダ65・65・・・が取り付けられている。
【0051】
なお、下方が開口した「コ」字形状の取付部材を上部フレーム32aに取り付け、取付部材から給電線ホルダが垂下するようにしても良い。このように、吊り下げフレーム32を天井から吊り下げられる上部フレーム32aと、該上部フレーム32aに吊り下げられる一対の側部ロッド32b・32bと、該一対の側部ロッド32b・32bに支持される繋ぎ部材25とを備え、上部フレーム32aに給電線ホルダ65(取付部材36)とガイドレール35とを取り付け、繋ぎ部材25にレール24L・24Rと落下防止部材26とを取り付け、側部ロッド32b・32bを上部フレーム32aに対して着脱自在とし、走行レール24L・24Rを多数のレール体24l・24rから成るものとする。そして、側部ロッド32b・32bを上部フレーム32aから取り外すことで、給電線6・6やガイドレール35など部分的に取り外すのが困難な部材は残したまま、レール24L・24R、落下防止部材26及び吊り下げ部材30を部分的に取り外すことができる。この結果、上部フレーム32aより下方に空間を形成することができ、例えば、そのままではレール24L・24Rが邪魔になって搬送できないような背の高い処理装置でも、容易に搬送することができる。
【0052】
給電線ホルダ65は、断面「コ」字型のブロック状の部材で、上下の突出部の先端で給電線6・6が保持され、該上下の突出部を繋ぐ垂直部には外方向に凸部65aが形成されて、該凸部65aを前記取付部材36の取付溝36bに嵌合させて取り付けるように構成している。
このような構成で、給電線6・6は多数の給電線ホルダ65・65・・・に保持されて、走行経路2に沿って架設されている。
【0053】
以上、本発明に係る無人搬送車システム1の一実施例であり、別実施例として、第1搬送車10Aには昇降装置であるホイスト7及び横移動装置70を搭載せずに、処理装置4のステーション41や自動倉庫5のステーション51・52等、物品の載置箇所にマスト付きのリフターを設け、該リフターを介して物品9の搬送車10とステーションの載置箇所との間の受け渡しをする構成としてもよい。
【0054】
この別実施例では、第1閉ループ路21又は第2閉ループ路22を走行する第1搬送車10Aを、目的の処理装置4のステーション41(又は自動倉庫5のステーション51、若しくはステーション52)の上方で停止させた後、ステーション41(又は51、52)上に載置されている物品9をリフターですくい、該リフターを上昇させて、該物品9を第1搬送車10Aの下方のレール24L・24R間に設けられた通過口20から物品収納空間10b内に収納し、該物品9を第1搬送車10Aに設けられた保持機構によって保持する。この状態で第1搬送車10Aを走行させて、搬送先のステーション41(又は51、52)の上方で停止させ、該物品9の保持を解除して、該ステーション41(又は51、52)から上昇してきたリフターに載せ、該リフターを下降させて、通過口20を通過させ、該物品9を搬送先のステーション41(又は51、52)上に載置する。
【0055】
【発明の効果】
以上のように構成した本発明では、次のような効果を奏する。
まず、請求項1のように、物品搬送車の走行路であって、その下方に設けられる物品載置箇所に該搬送車との間で物品を受け渡すために、物品が通過する通過口を形成したことで、下方の物品載置箇所へ容易に物品を受け渡すことができ、作業性が向上する。
【0056】
そして、請求項2のように、前記走行路は、天井から吊り下げられたことで、床面に設置されている処理装置などの物品載置箇所に対して、容易に物品を受け渡すことができる。
【0057】
また、請求項3のように、前記走行路は、所定間隔を空けて配置される2本のレールと、前記通過口以外の位置で該2本のレールを連結する繋ぎ部材とを備えたことで、該繋ぎ部材によってレール間隔が広がらないように一定幅に保持される結果、走行路上を走行する搬送車の走行輪のレールからの脱輪が確実に防がれ、搬送車の落下が防止されて、安全性が向上する。
【0058】
そうして、請求項4のように、前記繋ぎ部材は走行路の走行方向に間隔を空けて配置され、該繋ぎ部材の該走行方向に対する左右両端部が吊り下げ部材を介して天井から吊設されたことで、簡単な構成でレールを補強することができ、また、レールを吊るためのハンガーを別途設ける必要がなくなり、コストの削減が図られる。
【0059】
また、請求項5のように、前記走行路には分岐部又は合流部が設けられ、該分岐部又は合流部付近におけるレールの間に乗り移り部材が介設されたことで、該分岐・合流部が該乗り移り部材で塞がれ、該分岐・合流部において搬送車が直進又は旋回するときも、該乗り移り部材によって搬送車の進行方向に対する左右の走行輪を確実に支持され、搬送車をスムースに走行させることができる。また、分岐・合流部において、走行輪の軌跡に対応する位置にのみ乗り移りレールを敷設する場合に比べ、簡単な構成とすることができ、該乗り移リ部材により物品の落下を防止することもできる。
【0060】
さらに、請求項6のように、前記走行路の通過口以外の位置におけるレール間に、落下防止部材が配設されたことで、走行中の搬送車から物品が落下するのを防ぐことができ、安全性が向上する。また、この落下防止部材は繋ぎ部材間に容易に取り付け、取り外しができて、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人搬送車システム1の走行経路2の分岐部を示す斜視図。
【図2】無人搬送車システム1の概略構成を示す平面図。
【図3】自動倉庫5付近の平面図。
【図4】自動倉庫5付近の正面図。
【図5】第1搬送車10Aから自動倉庫5への物品9の受け渡しを説明する図。
【図6】走行経路2上の第1搬送車10Aの斜視図。
【図7】第2搬送車10Bの斜視図。
【図8】搬送車10A・10Bの底面図。
【図9】走行経路2の一部平面図。
【図10】走行経路2の正面断面図。
【符号の説明】
1  無人搬送車システム
2  走行経路
4  処理装置
5  自動倉庫
7  ホイスト
9  物品
10  搬送車
10A 第1搬送車
10B 第2搬送車
20  通過口
21  第1閉ループ路
22  第2閉ループ路
24L レール
24R レール
25  繋ぎ部材
26  落下防止部材
27  落下防止部材
28  乗り移り部材
29  繋ぎ部材
30  吊り下げ部材
31  吊り下げロッド
32  吊り下げフレーム
38  ブラケット
41  ステーション
51  ステーション
52  ステーション

Claims (6)

  1. 物品搬送車の走行路であって、その下方に設けられる物品載置箇所に該搬送車との間で物品を受け渡すために、物品が通過する通過口を形成したことを特徴とする走行路。
  2. 前記走行路は、天井から吊り下げられたことを特徴とする請求項1に記載の走行路。
  3. 前記走行路は、所定間隔を空けて配置される2本のレールと、前記通過口以外の位置で該2本のレールを連結する繋ぎ部材とを備えたことを特徴する請求項1又は請求項2に記載の走行路。
  4. 前記繋ぎ部材は走行路の走行方向に間隔を空けて配置され、該繋ぎ部材の該走行方向に対する左右両端部が吊り下げ部材を介して天井から吊設されたことを特徴とする請求項3に記載の走行路。
  5. 前記走行路には分岐部又は合流部が設けられ、該分岐部又は合流部付近におけるレールの間に乗り移り部材が介設されたことを特徴とする請求項3に記載の走行路。
  6. 前記走行路の通過口以外の位置におけるレール間に、落下防止部材が配設されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の走行路。
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JP2021080080A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 株式会社ディスコ 搬送車
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