JP2004013375A - 顧客管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客に対してタイムリーに顧客フォロー動作を自動的に実行できるようにする。
【解決手段】顧客フォロー登録処理11は、顧客フォロー条件と対応する顧客フォロー動作からなる顧客フォロー動作表30を作成する。顧客がWebページ20上で顧客情報を登録すると、この顧客情報は顧客情報登録処理13により顧客DB40に登録され、顧客フォロー処理12が起動される。また、顧客がWebページ20を参照したり、商品を購入するなどした場合、顧客情報更新処理14は顧客DB40の顧客情報を更新するとともに、顧客フォロー処理12を起動する。顧客フォロー処理12は、顧客DB40の内容と顧客フォロー動作表30の顧客フォロー条件とが合致する場合、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を実行する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客管理システムに関し、特に、顧客の行動に応じて顧客フォロー動作を自動的に実行する顧客管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の顧客管理システムは、顧客情報をデータベースに記録し、その顧客情報を利用して、オペレータが顧客に対してキャンペーン商品を案内する電子メールを送信したり、アンケートの電子メールを送信するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の顧客管理システムには、顧客情報をデータベースに記録しても、その顧客情報を利用してタイムリーかつ自動的にフォロー処理を実行することができないという問題点があった。その理由は、顧客情報をデータベースに記録する処理と、フォローを行う処理とが連動していなかったためである。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、顧客情報を顧客データベースに記録する処理と、顧客フォローを行う処理とを連動させ、顧客情報に応じて自動的に顧客フォローを実行することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の顧客管理システムは、顧客フォロー条件を満たすとき顧客フォロー動作を実行する顧客管理システムであって、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録する顧客フォロー登録手段と、顧客フォロー登録手段によって登録された、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を記憶する顧客フォロー動作記憶手段と、顧客の顧客情報を登録する顧客情報登録手段と、顧客情報登録手段によって登録された顧客情報を記憶する顧客データベースと、顧客データベースに登録された顧客情報を更新する顧客情報更新手段と、顧客データベースの内容と、顧客フォロー条件とを参照して、顧客フォロー動作記憶手段によって記憶されている顧客フォロー条件が満たされるとき、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を実行する顧客フォロー処理手段とを備えることを特徴とする。
また、顧客フォロー条件は、1または複数の条件からなり、複数の条件からなるとき、顧客フォロー動作を実行する実施条件を指定する条件式が設定されるようにすることができる。
また、顧客フォロー処理手段は、顧客情報登録手段または顧客情報更新手段によって起動されるようにすることができる。
また、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を作成する顧客フォロー作成手段をさらに備え、顧客フォロー登録手段は、顧客フォロー作成手段によって作成された顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録するようにすることができる。
請求項5に記載の顧客管理方法は、顧客フォロー条件を満たすとき顧客フォロー動作を実行する顧客管理方法であって、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録する顧客フォロー登録ステップと、顧客フォロー登録ステップにおいて登録された、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を記憶する顧客フォロー動作記憶ステップと、顧客の顧客情報を登録する顧客情報登録ステップと、顧客情報登録ステップにおいて登録された顧客情報を顧客データベースに記憶させる記憶ステップと、顧客データベースに登録された顧客情報を更新する顧客情報更新ステップと、顧客データベースの内容と、顧客フォロー条件とを参照して、顧客フォロー動作記憶ステップにおいて記憶された顧客フォロー条件が満たされるとき、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を実行する顧客フォロー処理ステップとを備えることを特徴とする。
また、顧客フォロー条件は、1または複数の条件からなり、複数の条件からなるとき、顧客フォロー動作を実行する実施条件を指定する条件式が設定されるようにすることができる。
また、顧客フォロー処理ステップの処理は、顧客情報登録ステップまたは顧客情報更新ステップにおいて起動されるようにすることができる。
また、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を作成する顧客フォロー作成ステップをさらに備え、顧客フォロー登録ステップにおいては、顧客フォロー作成ステップにおいて作成された顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録するようにすることができる。
請求項9に記載の顧客管理プログラムは、顧客フォロー条件を満たすとき顧客フォロー動作を実行する顧客管理システムを制御する顧客管理プログラムであって、顧客管理システムに、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録する顧客フォロー登録ステップと、顧客フォロー登録ステップにおいて登録された、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を記憶する顧客フォロー動作記憶ステップと、顧客の顧客情報を登録する顧客情報登録ステップと、顧客情報登録ステップにおいて登録された顧客情報を顧客データベースに記憶させる記憶ステップと、顧客データベースに登録された顧客情報を更新する顧客情報更新ステップと、顧客データベースの内容と、顧客フォロー条件とを参照して、顧客フォロー動作記憶ステップにおいて記憶された顧客フォロー条件が満たされるとき、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を実行する顧客フォロー処理ステップとを実行させることを特徴とする。
また、顧客フォロー条件は、1または複数の条件からなり、複数の条件からなるとき、顧客フォロー動作を実行する実施条件を指定する条件式が設定されるようにすることができる。
また、顧客フォロー処理ステップの処理は、顧客情報登録ステップまたは顧客情報更新ステップにおいて起動されるようにすることができる。
また、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を作成する顧客フォロー作成ステップをさらに備え、顧客フォロー登録ステップにおいては、顧客フォロー作成ステップにおいて作成された顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録するようにすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、Webページから得られる顧客情報を活用することにより、顧客管理及び顧客に対する販促活動を有効に実施できる構成を提供するものである。以下、図1を参照して、本発明の概要について説明する。図1は、本発明の顧客管理システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【0007】
図1に示すように、事業者は、顧客フォロー登録処理11により顧客フォロー動作表30を作成する。顧客フォロー動作表30は、フォロー条件となる顧客の行動と、その顧客の行動に対応する動作(フォロー動作)が指定されているものである。
【0008】
顧客が、顧客管理装置10がインターネット上に提供する所定のWebページ20より顧客情報を登録すると、登録された顧客情報は、顧客管理装置10の顧客情報登録処理13により顧客データベース(DB)40に登録される。その後、顧客がWebページ20より商品の購入を行う等の行動毎に、顧客情報更新処理14は、顧客データベース40の顧客情報を更新する。
【0009】
顧客フォロー処理12は、顧客データベース40と顧客フォロー動作表30をつきあわせ、フォロー条件に合致した顧客に対して、顧客フォロー動作表30で指定された動作を実行する。このようにして、Webページ20より得られる顧客情報による顧客フォロー動作の自動化を可能にする。
【0010】
次に、図1を参照して、本実施の形態の構成について詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の顧客管理システムの一実施の形態は、顧客管理装置10と、顧客管理装置10がインターネット上に提供するWebページ20と、顧客情報を保存する顧客データベース(DB)40と、顧客フォロー動作を実施するための顧客フォロー条件と顧客フォロー動作(処理内容)を対応させた顧客フォロー動作表30とから構成されている。
【0011】
顧客管理装置10は、顧客フォロー動作表30を作成する顧客フォロー登録処理11と、顧客情報を登録する顧客情報登録処理13と、顧客情報を更新する顧客情報更新処理14と、顧客データベース40に保存された顧客情報と顧客フォロー動作表30を比較して、顧客フォロー動作表30の顧客フォロー条件に合致する行動を行ったユーザに対して、顧客フォロー動作(処理内容)を実施する顧客フォロー処理12とから構成されている。
【0012】
これらの処理は、それぞれ概略次のように動作する。顧客データベース40には、顧客IDと、登録日と、顧客の氏名及び住所と、E−mailアドレスと、顧客フォロー履歴と、顧客によるWebページ20の参照履歴と、参照した日付と、商品等を購入した履歴と、購入した日付等の顧客情報が記録される。
【0013】
また、顧客フォロー動作表30は、顧客フォロー動作の実施条件(顧客フォロー条件)と、顧客フォロー動作(処理内容)を設定したものである。顧客管理システムを利用する者(事業者等)は、あらかじめ顧客フォロー登録処理11により、前述の顧客フォロー動作の実施条件と顧客フォロー動作(処理内容)を設定しておく。
【0014】
顧客が、Webページ20を参照する際には、顧客情報の登録を行う必要がある。顧客情報の登録は、顧客情報登録処理13により行われ、顧客情報を登録した顧客に対して、顧客IDが割り当てられる。顧客は、次回より顧客IDを指定することにより、Webページ20の参照が可能になる。
【0015】
顧客情報更新処理14は、顧客が参照したWebページ20の参照履歴と参照した日付、Webページ20に掲載している商品の購入履歴(受注履歴)と購入した日付等を顧客データベース40に登録する。顧客フォロー処理12は、顧客データベース40の内容と、顧客フォロー動作表30を比較し、顧客フォロー動作表30の顧客フォロー条件に一致する行動を行った顧客に対して、E−Mail送信等の予め指定された処理内容を実行する。
【0016】
次に、図1及び図2を参照して、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。図1において、まず、本顧客管理システムを利用する者(事業者等)は、予め顧客フォロー登録処理11により、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作(処理内容)を設定する。設定された顧客フォロー条件と顧客フォロー動作(処理内容)とは、顧客フォロー動作表30に反映される。
【0017】
顧客フォロー動作表30は、顧客フォロー条件と、対応する顧客フォロー動作(処理内容)とからなる。顧客フォロー条件には、1または複数の条件の設定が可能である。顧客フォロー条件に複数の条件を設定した場合は、条件式により判定条件の設定を行う。
【0018】
図2に示した顧客フォロー動作表30の例においては、1番の顧客フォロー条件は、顧客情報の登録であり、また、2番の顧客フォロー条件は、条件1として顧客情報の登録、条件2として商品A1の購入があり、条件式が1AND2(条件1と条件2の論理積)であるので、条件1と条件2の両方が満たされた場合となっている。
【0019】
また、顧客フォロー条件を満たした場合の処理内容として、1番には顧客登録記念キャンペーンのE−Mail送付が登録されており、2番には商品A1に関するアンケートのE−Mail送付が設定されている。
【0020】
次に、図1において、顧客が、初めてWebページ20を閲覧した時に、顧客情報の登録を行うと、顧客情報登録処理13は、顧客IDを顧客に割り当てるとともに、顧客データベース40に顧客情報を登録する。図3に示した顧客データベース40の各項目のうち、顧客IDと登録日について登録する。次に、顧客フォロー処理12を起動する。顧客フォロー処理12の動作については後述する。
【0021】
その後、顧客が割り当てられたIDを用いてWebページ20を参照した場合、顧客情報更新処理14は、顧客が参照したWebページ20の履歴情報を顧客データベース40に反映させる。図3に示した顧客データベース40において、参照履歴の項目に参照したコンテンツ(例えば参照してWebページ20のURL等)を書き込み、日付の項目に参照した日付を書き込む。
【0022】
また、顧客がWebページ20で商品を購入した場合も同様に、顧客情報更新処理14は、顧客が購入した購入商品の情報を顧客データベース40に反映させる。図3に示した顧客データベース40において、購入履歴の項目に購入した商品名A1等を書き込み、日付の項目に商品A1を購入した日付を書き込む。
【0023】
顧客情報更新処理14は、顧客情報の更新を行った後、顧客フォロー処理12を起動する。顧客フォロー処理12は、顧客データベース40に登録更新された顧客情報と、顧客フォロー動作表30の顧客フォロー条件とを比較し、顧客データベース40に登録されている顧客が行った行動と、顧客フォロー動作表30に設定されている顧客フォロー条件とが一致する場合、顧客フォロー動作表30によって指定された顧客フォロー動作(処理内容)を実行する。
【0024】
また、顧客フォロー条件が複数の条件で構成されるときには、顧客データベース40に登録されている顧客が行った行動が、条件式で示される判定条件を満たす場合、顧客フォロー動作表30によって指定された顧客フォロー動作(処理内容)を実行する。
【0025】
図2および図3の例では、図3の顧客データベース40にある1つの顧客IDについて、顧客データベース40の参照履歴と購入履歴とに基づいて、図2の顧客フォロー動作表30の各項番に対応する顧客フォロー条件を検索し、参照履歴および購入履歴で示される顧客の行動と一致する顧客フォロー条件があるか否かを判定する。顧客の行動と一致する顧客フォロー条件がある場合、この顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作(処理内容)を実行し、顧客データベース40のフォロー履歴の項目に、いま実行した顧客フォロー動作(処理内容)の番号(図2の顧客フォロー動作表30の項番)を登録する。
【0026】
次に、具体例を用いて説明する。例えば、2002年3月1日に顧客登録をし、コンテンツA,Bを参照し、商品A1を購入した顧客に対しては、顧客情報登録処理13により、顧客IDとして「00001」が割り当てられる。また、同日に顧客登録をし、コンテンツAを参照した顧客に対しては、顧客情報登録処理13により、顧客IDとして、「00002」が割り当てられる。そして、図3に示すように、顧客データベース40に、顧客IDと登録日が登録される。
【0027】
いま、図2に示すような顧客フォロー動作表30が設定されているものとすると、顧客フォロー処理12は、顧客ID00001が割り当てられた顧客については、顧客フォロー動作表30の項番2に対応する各条件を満たすと判定し、項番2の顧客フォロー動作(処理内容)を実行する。即ち、商品A1についてのアンケートのE−Mailを顧客IDが0001の顧客に対して送付する。そして、顧客データベース40の顧客ID00001のフォロー履歴の項目に、顧客フォロー動作表30の、いま実行した顧客フォロー動作に対応する項番2を登録する。
【0028】
また、顧客フォロー処理12は、顧客ID00002が割り当てられた顧客については、顧客フォロー動作表30の項番1に対応する条件(条件1)を満たすと判定し、項番1の顧客フォロー動作(処理内容)を実行する。即ち、顧客登録記念キャンペーンのE−Mail、例えば、顧客登録記念のキャンペーン価格で商品が購入できる旨のE−Mailを顧客ID0002の顧客に対して送付する。そして、顧客データベース40の顧客ID00002のフォロー履歴の項目に、顧客フォロー動作表30の、いま実行した顧客フォロー動作に対応する項番1を登録する。
【0029】
以上説明したように、本実施の形態により次のような効果が得られる。第1の効果は、Webページ20を閲覧したり、商品を購入する顧客に対して、個別に販売促進等の顧客フォロー動作を実施することができることである。その理由は、顧客フォロー動作の実施条件に対して、顧客フォロー動作(処理内容)が設定されている顧客フォロー動作表30により、個々の顧客の行動に応じた顧客フォロー動作(処理内容)の設定が可能なためである。
【0030】
第2の効果は、Webページ20で商品を購入する顧客の情報を自動的に蓄積し、随時、自動的に、顧客フォロー動作(顧客フォロー動作表30で設定された処理内容)を実施することができることである。その理由は、商品受注時等に、顧客情報更新処理14が、自動的に顧客データベース40を更新し、それと連動して顧客フォロー処理12を起動し、顧客フォロー動作を実施するためである。
【0031】
第3の効果は、顧客に対して顧客フォロー動作を実施するときの顧客フォロー条件や、対応する顧客フォロー動作(処理内容)について、自由に設定、変更ができることである。その理由は、顧客フォロー登録処理11により、顧客フォロー動作表30の顧客フォロー動作の実施条件(顧客フォロー条件)と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作(処理内容)の設定、更新が可能であるためである。
【0032】
次に、図4を参照して、本発明の他の実施の形態について説明する。図4は、本発明の顧客管理システムの他の実施の形態の構成例を示すブロック図である。図4を参照すると、本実施の形態は、顧客情報を保存する顧客データベース40と、顧客フォロー動作を実施するための条件(顧客フォロー条件)と、顧客フォロー動作(処理内容)を対応させた顧客フォロー動作表30と、顧客情報から顧客フォロー動作表30を作成する顧客フォロー作成処理15と、顧客情報を登録する顧客情報登録処理13と、顧客情報を更新する顧客情報更新処理14と、顧客フォロー動作表30の各条件に合致する行動を行ったユーザに対して、顧客フォロー動作を実施する顧客フォロー処理12とから構成されている。
【0033】
これらの処理はそれぞれ概略次のように動作する。顧客データベース40には、顧客IDと、登録日と、顧客の氏名および住所と、E−mailアドレスと、顧客フォロー履歴と、顧客が商品を購入した購入履歴と、商品を購入した日付と、Webページ20を参照した参照履歴と、参照した日付等の顧客情報が記録される。
【0034】
また、顧客フォロー動作表30は、顧客フォロー動作の実施条件(顧客フォロー条件)と、顧客フォロー動作(処理内容)が設定されたものであるが、この顧客フォロー動作表30は、顧客データベース40に登録された顧客情報に基づいて、顧客フォロー作成処理15により自動的に作成される。即ち、本システムを利用する者(事業者等)が、予めWebページ20より所定の設定を行うと、顧客フォロー作成処理15は、顧客データベース40に登録された顧客情報に基づいて、顧客フォロー動作表30を作成する。
【0035】
顧客が本システムを利用する際には、顧客情報の登録を行う必要がある。顧客情報の登録は、顧客情報登録処理13により行われ、顧客情報が登録された顧客に対して顧客IDが割り当てられる。顧客は、次回より顧客IDを指定することにより、Webページ20の参照が可能となる。
【0036】
顧客情報更新処理14は、顧客が購入した商品の購入履歴(受注履歴)等を顧客データベース40に登録する。顧客情報登録処理13および顧客情報更新処理14は、顧客フォロー作成処理15を起動する。顧客フォロー作成処理15は、顧客情報登録処理13および顧客情報更新処理14によって登録、更新された顧客データベース40の顧客情報から、顧客フォロー動作表30を作成する。顧客フォロー処理12は、顧客フォロー動作表30に設定された顧客フォロー条件に一致する行動を行った顧客に対して、E−Mail送信等の指定された顧客フォロー動作(処理内容)を実行する。
【0037】
次に、図4を参照して、個人年金の運用システムに適用した場合の本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。まず、本システムを利用する者(顧客)は、Webページ20閲覧時に顧客登録を行うと、顧客情報登録処理13によってこの顧客に対して顧客IDが割り当てられるとともに、顧客データベース40に顧客IDと登録日が登録される。
【0038】
その後、この顧客が、顧客情報登録処理13によって割り当てられた顧客IDを用いてWebページ20を参照し、金融商品を購入すると、顧客情報更新処理14は、顧客が金融商品を購入したことを顧客データベース40に反映させる。顧客情報登録処理13および顧客情報更新処理14は、顧客フォロー作成処理15を起動する。顧客フォロー作成処理15は、顧客データベース40に登録された顧客情報、いまの場合、顧客が金融商品を購入したという情報に基づいて、顧客フォロー条件と顧客フォロー動作を作成する。
【0039】
顧客フォロー作成処理15には、金融商品の運用状況の監視条件を顧客フォロー条件として作成するための所定の作成規則が組み込まれており、顧客フォロー作成処理15は、この作成規則に従って、顧客が購入した金融商品の監視条件を顧客フォロー条件として作成するようになっている。顧客フォロー動作についても同様である。即ち、顧客フォロー作成処理15には、金融商品の運用状況の監視条件として作成した顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を作成するための所定の作成規則が組み込まれており、顧客フォロー作成処理15は、この作成規則に従って、顧客が購入した金融商品の監視条件として作成した顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を作成するようになっている。
【0040】
顧客フォロー動作表30は、顧客フォロー条件と、対応する顧客フォロー動作(処理内容)からなる。顧客フォロー条件としては、1または複数の条件の設定が可能である。顧客フォロー条件として複数の条件を設定した場合、同時に条件式を設定し、条件式により各条件による判定条件の設定を行う。例えば、条件Aと条件Bのいずれか1つを満足する場合、条件Aと条件Bの両方を満たす場合等の判定条件を条件式によって設定することができる。
【0041】
本実施の形態が個人年金の運用システムに適用された場合、顧客が購入した金融商品の株価が、ある一定の値以下となるなどの事態が発生した場合などの顧客フォロー条件と、その場合に、顧客に対してE−Mailにより通知を行うなどの顧客フォロー動作(処理内容)が顧客フォロー動作表30に設定される。顧客フォロー処理12は、常に対象となっている金融商品の運用状況を監視し、顧客フォロー動作表30の顧客フォロー条件と一致する事態が発生した場合、その旨を顧客に対してE−Mailにより通知する等の顧客フォロー動作を実行する。
【0042】
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係る顧客管理システムによれば、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録し、登録された、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を記憶し、顧客の顧客情報を登録し、登録された顧客情報を顧客データベースに記憶させ、顧客データベースに登録された顧客情報を更新し、顧客データベースの内容と、顧客フォロー条件とを参照して、記憶された顧客フォロー条件が満たされるとき、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を実行するようにしたので、顧客情報を顧客データベースに登録、更新する処理と、顧客に対する顧客フォロー動作とを連動させることができ、顧客フォロー動作を顧客に対してタイムリーに実行することが可能となる。
また、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を作成し、作成された顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録するようにすれば、顧客フォロー条件と顧客フォロー動作を自動作成することが可能となり、これに基づいて、顧客フォロー動作を顧客に対してタイムリーに実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の顧客管理システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】顧客フォロー動作表の構成例を示す図である。
【図3】顧客データベースの構成例を示す図である。
【図4】本発明の顧客管理システムの他の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 顧客管理装置
11 顧客フォロー登録処理
12 顧客フォロー処理
13 顧客情報登録処理
14 顧客情報更新処理
15 顧客フォロー作成処理
20 Webページ
30 顧客フォロー動作表
40 顧客データベース(DB)

Claims (12)

  1. 顧客フォロー条件を満たすとき顧客フォロー動作を実行する顧客管理システムであって、
    前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を登録する顧客フォロー登録手段と、
    前記顧客フォロー登録手段によって登録された、前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を記憶する顧客フォロー動作記憶手段と、
    顧客の顧客情報を登録する顧客情報登録手段と、
    前記顧客情報登録手段によって登録された前記顧客情報を記憶する顧客データベースと、
    前記顧客データベースに登録された前記顧客情報を更新する顧客情報更新手段と、
    前記顧客データベースの内容と、前記顧客フォロー条件とを参照して、前記顧客フォロー動作記憶手段によって記憶されている前記顧客フォロー条件が満たされるとき、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を実行する顧客フォロー処理手段と
    を備えることを特徴とする顧客管理システム。
  2. 前記顧客フォロー条件は、1または複数の条件からなり、複数の条件からなるとき、前記顧客フォロー動作を実行する実施条件を指定する条件式が設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客管理システム。
  3. 前記顧客フォロー処理手段は、前記顧客情報登録手段または前記顧客情報更新手段によって起動される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の顧客管理システム。
  4. 前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を作成する顧客フォロー作成手段をさらに備え、
    前記顧客フォロー登録手段は、前記顧客フォロー作成手段によって作成された前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を登録する
    ことを特徴とする請求項1,2、または3に記載の顧客管理システム。
  5. 顧客フォロー条件を満たすとき顧客フォロー動作を実行する顧客管理方法であって、
    顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録する顧客フォロー登録ステップと、
    前記顧客フォロー登録ステップにおいて登録された、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を記憶する顧客フォロー動作記憶ステップと、
    顧客の顧客情報を登録する顧客情報登録ステップと、
    前記顧客情報登録ステップにおいて登録された前記顧客情報を顧客データベースに記憶させる記憶ステップと、
    前記顧客データベースに登録された前記顧客情報を更新する顧客情報更新ステップと、
    前記顧客データベースの内容と、前記顧客フォロー条件とを参照して、前記顧客フォロー動作記憶ステップにおいて記憶された前記顧客フォロー条件が満たされるとき、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を実行する顧客フォロー処理ステップと
    を備えることを特徴とする顧客管理方法。
  6. 前記顧客フォロー条件は、1または複数の条件からなり、複数の条件からなるとき、前記顧客フォロー動作を実行する実施条件を指定する条件式が設定される
    ことを特徴とする請求項5に記載の顧客管理方法。
  7. 前記顧客フォロー処理ステップの処理は、前記顧客情報登録ステップまたは前記顧客情報更新ステップにおいて起動される
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の顧客管理方法。
  8. 前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を作成する顧客フォロー作成ステップをさらに備え、
    前記顧客フォロー登録ステップにおいては、前記顧客フォロー作成ステップにおいて作成された前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を登録する
    ことを特徴とする請求項5,6、または7に記載の顧客管理方法。
  9. 顧客フォロー条件を満たすとき顧客フォロー動作を実行する顧客管理システムを制御する顧客管理プログラムであって、
    前記顧客管理システムに、
    顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を登録する顧客フォロー登録ステップと、
    前記顧客フォロー登録ステップにおいて登録された、顧客フォロー条件と、顧客フォロー条件に対応する顧客フォロー動作を記憶する顧客フォロー動作記憶ステップと、
    顧客の顧客情報を登録する顧客情報登録ステップと、
    前記顧客情報登録ステップにおいて登録された前記顧客情報を顧客データベースに記憶させる記憶ステップと、
    前記顧客データベースに登録された前記顧客情報を更新する顧客情報更新ステップと、
    前記顧客データベースの内容と、前記顧客フォロー条件とを参照して、前記顧客フォロー動作記憶ステップにおいて記憶された前記顧客フォロー条件が満たされるとき、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を実行する顧客フォロー処理ステップと
    を実行させることを特徴とする顧客管理プログラム。
  10. 前記顧客フォロー条件は、1または複数の条件からなり、複数の条件からなるとき、前記顧客フォロー動作を実行する実施条件を指定する条件式が設定される
    ことを特徴とする請求項9に記載の顧客管理プログラム。
  11. 前記顧客フォロー処理ステップの処理は、前記顧客情報登録ステップまたは前記顧客情報更新ステップにおいて起動される
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の顧客管理プログラム。
  12. 前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を作成する顧客フォロー作成ステップをさらに備え、
    前記顧客フォロー登録ステップにおいては、前記顧客フォロー作成ステップにおいて作成された前記顧客フォロー条件と、前記顧客フォロー条件に対応する前記顧客フォロー動作を登録する
    ことを特徴とする請求項9,10、または11に記載の顧客管理プログラム。
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