JP2004012191A - 腕時計 - Google Patents

腕時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2004012191A
JP2004012191A JP2002163113A JP2002163113A JP2004012191A JP 2004012191 A JP2004012191 A JP 2004012191A JP 2002163113 A JP2002163113 A JP 2002163113A JP 2002163113 A JP2002163113 A JP 2002163113A JP 2004012191 A JP2004012191 A JP 2004012191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wristband
main body
hole
case
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002163113A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3743826B2 (ja
Inventor
Yukio Funahara
船原 由紀夫
Masato Ueno
上野 正人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2002163113A priority Critical patent/JP3743826B2/ja
Publication of JP2004012191A publication Critical patent/JP2004012191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3743826B2 publication Critical patent/JP3743826B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/14Suspending devices, supports or stands for time-pieces insofar as they form part of the case
    • G04B37/1486Arrangements for fixing to a bracelet
    • G04B37/1493Arrangements for fixing to a bracelet by means of a feather spring (Barette á ressort)

Abstract

【課題】外装ケースの装着用の止めネジを不要とする。
【解決手段】その幅方向に貫通する第一の貫通穴25が形成されたバンド取り付け部24を備える本体ケース20と、この本体ケース20の外側に取り付けられ、バンド取り付け部24を間に挟んで突出すると共にその幅方向に貫通する第二の貫通穴32が形成された突部31を有する外装ケース30と、バンド取り付け部24に取り付けられ、長手方向端部にその幅方向に貫通する第三の貫通穴44を有するリストバンド40と、を備える腕時計において、各貫通穴25,32,44が略同軸となるようにバンド取り付け部24、突部31及びリストバンド40が配置され、略同軸となる各貫通穴25,32,44に同時に挿通される棒状部材51と、棒状部材の移動を規制する固定部材52とを備えている。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、腕時計に係り、特に外装ケースを備える腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の腕時計100は、図6に示すように、ムーブメントや電子モジュール(図示略)を格納する本体ケース120と、本体ケース120の外面の一部又は全部を覆う樹脂や金属等からなる外装ケース130と、本体ケース120を人間の手首に装着するためのリストバンド(図示略)とを備えている。
そして、外装ケース130は、本体ケース120に対してネジ止めにより装着されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記腕時計100では、外装ケース130が止めネジを使用して本体ケース120に固定されていたので、腕時計100の組み立て作業に際してネジ止め作業が不可欠となり煩雑であり、また、部品点数も多くなるので、生産性が低下するという不都合があった。
また、止めネジの占有するスペースを考慮しなければならず、時計全体の形状の設計の自由度が低下するという不都合があった。
本発明は、本体ケースに外装ケースを固定する止めネジを不要とし、生産性の向上を図ることを、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、外方に突出し、その幅方向に貫通する第一の貫通穴(25)が形成されたバンド取り付け部(24)を備える本体ケース(20)と、この本体ケースの外側に取り付けられ、バンド取り付け部を間に挟んで突出すると共にその幅方向に貫通する第二の貫通穴(32)が形成された突部(31)を有する外装ケース(30)と、バンド取り付け部に取り付けられ、長手方向端部にその幅方向に貫通する第三の貫通穴(44)を有するリストバンド(40)と、を備える腕時計(10)において、第一,第二及び第三の貫通穴が略同軸となるようにバンド取り付け部、突部及びリストバンドが配置され、略同軸となる第一,第二及び第三の貫通穴に同時に挿通される棒状部材(51)と、棒状部材の長手方向の移動を規制して固定する固定部材(52)と、を備えるという構成を採っている。
【0005】
請求項1記載の発明によれば、本体ケースに外装ケース及びリストバンドを装着する場合に、各々に設けられた第一〜三の貫通穴を略同軸上に並べ、各貫通穴に同時に挿通された状態となるように棒状部材を挿入する。そして、棒状部材が各貫通穴から抜けてしまわないように、固定部材により棒状部材を移動不能に固定する。このように一つの棒状部材が各貫通穴に同時に挿通状態にあることにより、本体ケース,外装ケース及びリストバンドは一体的に連結されることになる。
その結果、従来使用していた外装ケース用の止めネジを不要とし、部品点数の軽減,ネジ止め作業の解消,ネジ穴スペースの確保,ネジによる外観デザイン性の低下の解消等が図られる。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、棒状部材がその長手方向に沿って弾性的に収縮させることを可能とし、固定部材を棒状部材を収縮させた状態でその両端部を支持する、という構成を採っている。
【0007】
請求項2記載の発明によれば、各貫通穴に棒状部材を挿通させ、各貫通穴の外部に露出する棒状部材の両端部を弾性に抗して押圧してその全長を収縮させ、かかる状態で固定部材を嵌める。棒状部材の両端を支持する固定部材は、収縮状態により生じる弾性により押圧力を受けて固定部材と棒状部材の係合状態は維持される。また、棒状部材はその両端部が固定部材により支持されている状態にあるので、その長手方向に沿った移動が規制され、各貫通穴に挿通された状態が維持される。
このように、棒状部材の収縮と固定部材の嵌め込みという簡易な作業により腕時計の組み立てを工具なしで可能とするので、その生産性の向上に寄与することとなる。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明と同様の構成を備えると共に、リストバンドの本体ケース側端面にバンド取り付け部及び突部を覆い隠すように挿入することが可能な凹状部(42)を設け、凹状部の両側の側壁部(43)の各々に第三の貫通穴を設けている。
【0009】
請求項3記載の発明によれば、本体ケースに外装ケース及びリストバンドを装着する際に、突部がバンド取り付け部に隣接した状態でこれらをリストバンドの凹状部に挿入する。挿入後は、互いに隣接するバンド取り付け部と突部のさらに両側にリストバンドの側壁部が並ぶこととなる。そして、この側壁部には第三の貫通穴が設けられていることから、バンド取り付け部の第一の貫通穴と、突部の第二の貫通穴と、側壁部の第三の貫通穴とを略同軸に並べることができ、かかる状態で棒状部材を全ての貫通穴に挿通すると共に固定部材で固定することにより、本体ケース,外装ケース及びリストバンドが一体的に連結される。
その結果、バンド取り付け部と突部とは、リストバンドにより覆い隠されることとなり、機構的な外観を曝すことなくデザイン性に自由度を持たせることことが可能となる。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の発明と同様の構成を備えると共に、バンド取り付け部に,その突出方向とほぼ直交する方向に突出した突起部(26A)を設け、リストバンドに突起部に嵌合する凹部(46A)を設ける、という構成を採っている。
【0011】
請求項4記載の発明によれば、棒状部材によりリストバンドを本体ケースのバンド取り付け部に連結した場合に、バンド取り付け部の突起部がリストバンド側の凹部に嵌合した状態となる。そして、この突起部はバンド取り付け部の突出方向にほぼ直交する方向に突出していることから、リストバンドに長手方向に沿って外部から張力が加えられた場合でも、突起部が凹部に係止状態となり、リストバンドと本体ケースとの密接状態を維持し、隙間の発生を防止する。また、リストバンドに加えられた張力は、棒状部材のみならず突起部と凹部との間にも分散して作用し、本体ケースとリストバンドとの連結状態の強化が図られると共にリストバンドの連結部位の耐久性の向上が図られる。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1,2,3又は4記載の発明と同様の構成を備えると共に、外装ケースの外面の一部又は全部を覆うカバー(60B)を備え、カバーは、カバーと外装ケースとの間に設けられた凹凸構造(61B,33B)により外装ケースに嵌め込み装着される、という構成を採っている。
【0013】
請求項5記載の発明によれば、一例として突起と係合穴のような凹凸構造の一方をカバーに,他方を外装ケースに設け、かかる突起を係合穴に嵌め込むことによりカバーを外装ケースに連結する。そして、このカバーにより覆われた部分について強度性の向上を図ることができ、特に、凹凸構造によりカバーを装備したことから、ネジ止めと比較して、外部の衝撃が内側に伝わりにくく、時計のムーブメント等の保護がより強化される。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図1(A)は本実施形態たる腕時計10の要部を示す一部を切り欠いた説明図であり、図1(B)は図1(A)における下方から見た部分断面図を示す。
腕時計10は、ムーブメントや電子モジュール(図示略)を格納する本体ケース20と、本体ケース20の文字盤側正面部の周囲を覆う外装ケース30と、本体ケース20を人間の手首に装着するためのリストバンド40と、これらを一体的に連結する連結機構50とを備えている。
【0015】
上記本体ケース20は、文字盤側正面部に配設され,ムーブメントの文字盤その他の表示部を保護する透明板21と、この透明板21をその周囲から保持すると共にその周囲に側壁部を形成する枠体22と、透明板21に対向して枠体に保持された底板23とによりムーブメントを格納する密閉容器を構成している。上記透明板21は強化ガラス又は強化プラスティック等からなり、枠体22はABS樹脂、底板23はステンレス等の金属からなる。
【0016】
さらに、本体ケース20における文字盤側正面部の一端部(アナログの文字盤を採用したとしたならば当該文字盤の中心から12時を指す方向における端部)には枠体22の側壁面上から突出して設けられたバンド取り付け部24が形成されている。かかるバンド取り付け部24は、本体ケース20と外部ケース30とリストバンド40とを一体的に連結するために設けられている。さらに、このバンド取り付け部24には、本体ケース20に連結された状態におけるリストバンド40の幅方向に沿って第一の貫通穴25が設けられている。以下、この第一の貫通穴25の中心線に沿った方向を貫通穴方向Cとする。
【0017】
外装ケース30は、枠体22の外面をほぼ全体に渡って覆うように当該枠体22に装着される。そして、この外装ケース30は、本体ケース20の枠体22よりも弾性を備えたポリウレタン等の素材からなり、枠体22を覆うことにより当該枠体22を保護する緩衝材としての機能を有している。
【0018】
外装ケース30には、外装ケース30を本体ケース20に装着した状態において、バンド取り付け部24の貫通穴方向C側の両側の端面に個別に隣接し、当該バンド取り付け部24と同方向に突出した二つのリブ状の突部31を備えている(一方は図示略)。この突部31は、貫通穴方向Cにおける端面の形状がバンド取り付け部24と等しく形成されており、これらが互いに隣接するときにはズレによる凹凸を生じない。
【0019】
そして、各突部31にも、貫通穴方向Cに沿った第二の貫通穴32が形成されている。これら第二の貫通穴32は、外装ケース30が本体ケース20に装着された状態において、その中心線がバンド取り付け部24の第一の貫通穴25の中心線と同一線上となり、且つ、その内径が第一の貫通穴25と等しく設定されている。従って、外装ケース30を本体ケース20に装着した状態にあっては、第一の貫通穴25と二つの第二の貫通穴32とは、ズレのない状態で一致することとなる。
【0020】
リストバンド40は、外装ケース30と同様に弾性を備えたポリウレタン等の素材からなり、その一端部が本体ケース20のバンド取り付け部24に連結される。そして、連結状態にあっては、リストバンド40の全体的な長手方向が、本体ケース20における文字盤側正面部の一端部に延びる方向(アナログの文字盤を採用したとしたならば当該文字盤の中心から12時を指す方向)に沿った状態となる。
【0021】
上記リストバンド40の連結側端部は、他方の端部と比較してその幅が広く且つその厚さも厚くなっており、かかる端部の端面部41が外装ケース30の側面側に面接触する。さらに、リストバンド40の端面部41には、前述したバンド取り付け部24及び二つの突部31を一体的に挿入し嵌め込むことが可能な凹状部42が形成されている。さらに、この凹状部42に嵌合した状態にある各突部31の貫通穴方向C側に隣接して係合部としての側壁部43が二つ形成されている(一方は図示略)。
【0022】
そして、各側壁部43にも、貫通穴方向Cに沿った第三の貫通穴44が形成されている。また、各側壁部43は、第三の貫通穴44の中心線を通り且つリストバンド40の長手方向に沿った断面における形状が本体ケース20側に突出した凸状となっている。
一方、各貫通穴44は、バンド取り付け部24と各突部31とが凹状部42に嵌合した状態において、その中心線が第一の貫通穴25及び第二の各貫通穴32の中心線と同一線上となり、且つ、その内径がこれら第一及び第二の貫通穴25,32と等しく設定されている。
【0023】
従って、本体ケース20に外装ケース30を装着し、且つ、バンド取り付け部24及び各突部31を凹状部42に挿入させた状態において、各側壁部43と各突部31とバンド取り付け部24とは貫通穴方向Cに沿った一直線上に並び、さらに、第一の貫通穴25と第二の各貫通穴32と第三の各貫通穴44とは、ズレのない状態で一致することとなる。
【0024】
次に、連結機構50について図2,3に基づいて説明する。図2は連結機構50の取り付け方法を示す説明図,図3は後述する棒状部材51の構造を示す断面図である。連結機構50は、本体ケース20に外装ケース30を装着し、且つ、バンド取り付け部24及び各突部31を凹状部42に挿入させた状態において、ズレのない状態で貫通穴方向Cに沿った一直線上に並んだ第一の貫通穴25,第二の各貫通穴32及び第三の各貫通穴44全てに挿通される棒状部材51と、かかる棒状部材51が貫通穴25,32,45から抜けないようにその移動を規制する固定部材としてのストッパ52とを備えている。
【0025】
上記棒状部材51は、図3に示すように、その内径が一様な筒状体53と、筒状体53の一端部と他端部とにおいてそれぞれ筒状体の長手方向に沿って突出と後退とを自在に支持された突出ピン54,54と、双方の突出ピン54,54に常時突出状態を付勢するコイルバネ55とを備えている。
上記筒状体53は両端面の中央に挿通穴が設けられ、これら各挿通穴に突出ピン54,54が係合している。
突出ピン54は、筒状体53の挿通穴を挿通自在の棒状のピン本体54aと、筒状体53の内側となる端部に設けられたピン本体54aよりも大径のバネ受け部54bと、外側となる端部近傍に設けられ,ピン本体54aの筒状体53の内部への入り込み過ぎを防止する移動止め部54cとからなる。
棒状部材51は、上記構造により、通常は各突出ピン54,54がコイルバネ55に付勢されて突出状態にあることから最大長となり、かかるコイルバネ55に抗して各突出ピン54を後退させることにより、より収縮させることが可能である。
また、棒状部材51の自然長は、二つの第三の貫通穴44が設けられた位置におけるリストバンド40の幅よりも長く、且つ当該幅よりも短くなるまで収縮させることができる。
【0026】
ストッパ52は、短冊状の板状体の両端部を屈曲させて立ち上げた略コ字状を呈している。そして、立ち上げられた両端部の対向面にはいずれも棒状部材51の両端にある突出ピン54の先端部が挿入可能な係合穴52aが設けられている。また、立ち上げられた両端部の距離は、棒状部材51の最大長よりも若干短く設定され、当該棒状部材51を一旦収縮させてからはめ込むと、内部のコイルバネ55の弾性により、各突出ピン54の先端部がストッパ52の両方の係合穴にはめ込まれた状態が維持される。なお、前述したリストバンド40には、一方の第三の貫通穴44から他方の第三の貫通穴に渡って、バンドの幅方向に沿ったストッパ52の嵌め込み用の溝47が形成されている。かかる溝47は、リストバンド40の裏面側(腕時計を腕に装着したときに腕に接触する面)において、ストッパ52の形状に応じて設けられており、かかる溝47にストッパ52を嵌め込むことにより当該ストッパ52は完全に溝47内に格納され、外部に突出することはない。従って、腕時計10を人の腕に装着した場合であってもストッパが腕にあたることがない。
【0027】
上記構成からなる腕時計10の組み立て構造を説明する。まず、本体ケース20のバンド取り付け部24と外装ケース30の各突部31が貫通穴方向Cに沿って並ぶように外装ケース30を本体ケース20に装着する。さらに、バンド取り付け部24及び各突部31をリストバンド40の凹状部42に嵌め込むと、バンド取り付け部24,各突部31及び各側壁部44が貫通穴方向Cに沿って一列に並び、各貫通穴25,32,44が一致した状態となる。
そして、一致した状態の各貫通穴25,32,44に棒状部材51を挿入する。さらに、かかる棒状部材51の両方の突出ピン54を各貫通穴44の内側に隠れるまで押し込んでから、リストバンド40に形成されたストッパ用の溝47にストッパ52を嵌め込むと、両方の突出ピン54の先端部がストッパ52の各係合穴52aにはまりこみ、棒状部材51の抜き取り方向の移動が規制される。また、かかる係合によりストッパ52の取り外し方向への移動も同時に規制される。
このように、棒状部材51を各貫通穴25,32,44に同時に挿入することにより、本体ケース20,外装ケース30及びリストバンド40が一体的に連結される。
【0028】
以上のように、腕時計10では、バンド取り付け部24と突部31と側壁部44とを貫通穴方向Cに沿って並べる配置とし、一致する配置でこれらに貫通穴25,32,44を設けたので、棒状部材51とそのストッパ52という簡易な構成で、本体ケース20,外装ケース30及びリストバンド40とを一体的に組み上げることを可能とし、従来必要としていた止めネジを不要とするため、部品点数の軽減を図り、生産性の向上を図ることが可能である。また、止めネジを不要とすることから、ネジ穴の配置及びその占有スペースを考慮する必要がなくなり、設計自由度を確保することからより生産性の向上を図ることが可能となり、同時に、小型化,軽量化や強度の向上にも貢献する。さらに、腕時計の表面に止めネジの頭が曝されることもないので、外観の煩雑さを解消し、よりデザイン性の向上を図ることも可能である。
さらに、連結機構50を伸縮自在の棒状部材51とその収縮により係合可能なストッパ52とから構成したので、棒状部材51を収縮させてストッパ52を嵌め込むという簡易な作業により腕時計の10の組み立てを可能とし、また工具も不要となるので、より生産性の向上を図ることが可能である。
【0029】
なお、この第一の実施形態では、腕時計10のアナログ文字盤の12時方向側における半分の構成についてのみ説明したが、中心から6時方向側における半分についても12時方向側における半分の構成と同様の構成としても良い。但し、その場合でも、リストバンド40については、一方については自由端となる端部にバックルと止めピンを設け、他方については自由端となる端部から長手方向に沿って止めピンが挿入可能な複数の係止穴を設ける構成とすることが望ましい。また、リストバンドについては二本設けることに限定されず、例えば、その長手方向中間部において長さ調節が可能である一本のリストバンドの一端部と他端部とをそれぞれ本体ケース20の一端側と他端側に連結する構成としても良い。
【0030】
また、連結機構は、貫通穴25,32,44に挿入可能で各構成を係止可能な長さを有する棒状のものを含む限り、上記構成に限定されるものではない。所定の長さを有する貫通穴25,32,44に挿入可能なボルトとナットから構成し、入手又は生産の容易性の観点からより生産性の向上を図る構成としても良い。
【0031】
[第二の実施形態]
本発明の第二の実施形態を図4に基づいて説明する。図4(A)は本実施形態たる腕時計10Aの要部を示す一部を切り欠いた説明図であり、図4(B)は図4(A)における下方から見た部分断面図を示す。なお、腕時計10Aについて前述した腕時計10と同一の構成については同符号を付して重複する説明は省略するものとする。
腕時計10Aは、ムーブメント又は電子モジュール(図示略)を格納する本体ケース20Aと、本体ケース20の文字盤側正面部の周囲を覆う外装ケース30と、本体ケース20を人間の手首に装着するためのリストバンド40Aと、これらを一体的に連結する連結機構50とを備えている。
【0032】
腕時計10Aは、本体ケース20Aのバンド取り付け部24Aの先端に当該バンド取り付け部24Aの突出した方向に対して屈曲した方向に突出したリブ状の突起部26Aを設けたことと、リストバンド40Aの凹状部42Aに上記突起部26Aが嵌合可能な凹部としての窪み部46Aを設けたこと、さらに、凹状部42A内の窪み部46Aと対向する位置にリストバンド40Aの表面まで貫通する逃げ穴を設けたことのみが、前述した腕時計10と異なっている。従って、これらの異なる点についてのみ詳細に説明する。
【0033】
上記突起部26Aは、バンド取り付け部24Aの突出方向に対して90[°]に近い角度で屈曲した方向に突出している。また、突起部26Aは、その幅方向(図4(A)紙面上下方向)について当該バンド取り付け部24Aとおおむね同程度の幅に設定され、その形状は矩形状に形成されている。なお、突起部26Aはより幅の小さいものをバンド取り付け部24Aのほぼ全幅に渡って複数並べて設ける構成としても良い。
【0034】
一方、リストバンド40Aの凹状部42A内に設けられた窪み部46Aは、突起部26Aがほぼ隙間なく嵌合するようにその形状及びその寸法が設定されている。
また、窪み部46Aと対向する位置に逃げ穴を設けたので、凹状部42A内にバンド取り付け部24Aを挿入する際に、当該バンド取り付け部24Aの先端部を一端逃げ穴側に向けて逃がすように挿入してから、突起部26Aを窪み部46Aに挿入し嵌合させることにより、突起部26Aが妨げとならずバンド取り付け部24Aを凹状部42Aに円滑に挿入することができる。
【0035】
腕時計10Aは、上述の構成により、腕時計10と同様の効果を有する上に、突起部26Aが凹状部42A内の窪み部46Aに嵌合しているため、リストバンド40Aと外装ケース30との密着性を維持し、これらの間の隙間の発生を有効に防止することが可能となる。また、リストバンド40Aが張力を受けた場合であっても、棒状部材53のみならず突起部26Aと窪み部46Aとにも張力による負担を分散させることが可能となり、リストバンド40の連結部における耐久性の向上を図ることが可能となる。
【0036】
さらに、本体ケース20A,外装ケース30及びリストバンド40Aの組み立ての際に、本体ケース20Aのバンド取り付け部24Aをリストバンド40Aの凹状部42Aに挿入すれば突起部26Aが窪み部46Aに係止され、一定以上の外力を加えない限り、リストバンド40Aが本体ケース20A及び外装ケース30に連結された状態を維持することが可能となる。従って、かかる状態で本体ケース20A側とリストバンド40A側の双方を支えなくとも各貫通穴25,32,44の位置ズレの発生を有効に防止できるため、棒状部材51を各貫通穴25,32,44に挿入する際の作業が容易となり、作業効率を高め、より生産性の向上を図ることが可能となる。
【0037】
なお、この第二の実施形態でも、腕時計10Aの12時方向側における半分の構成についてのみ説明したが、6時方向側における半分についても12時方向側の半分の構成と同様の構成としても良い。また、その場合におけるリストバンド40Aの構成については腕時計10の場合と同様である。
さらに、腕時計10Aの場合も、連結機構については、ボルトとナットのように各貫通穴25,32,44に挿入可能で各構成を係止可能な長さを有する棒状のものを含む他の構成としても良い。
【0038】
[第三の実施形態]
本発明の第三の実施形態を図5に基づいて説明する。図5(A)は本実施形態たる腕時計10Bの要部を示す一部を切り欠いた説明図であり、図5(B)は図5(A)の下方から見た部分断面図を示す。なお、腕時計10Bについて前述した腕時計10と同一の構成につては同符号を付して重複する説明は省略するものとする。
腕時計10Bは、ムーブメント(図示略)を格納する本体ケース20と、本体ケース20の文字盤側正面部の周囲を覆う外装ケース30Bと、この外装ケース30Aの外面のほぼ全体を覆う外カバーとしての被せベゼル60Bと、本体ケース20を人間の手首に装着するためのリストバンド40と、これらを一体的に連結する連結機構50とを備えている。
【0039】
上記腕時計10Bは、新たな構成として被せベゼル60Bを備え、この被せベゼル60Bを装着するための凹凸構造を被せベゼル60Bと外装ケース30Bとの間に設けた点についてのみ腕時計10と異なっている。従って、これらの異なる点についてのみ詳細に説明する。
【0040】
上記被せベゼル60Bは、外装ケース30Bの正面(透明板21の周囲の面)と側面のほぼ全体を隙間なく被覆するステンレス等の金属からなる殻状のカバーである。そして、被せベゼル60Bには、外装ケース30Bの側面に設けられた突起33Bに対応する位置に当該突起33Bが嵌め込まれる係合穴61Bが設けられている。
一方、リストバンド40は腕時計10の説明で前述したように、外装ケース30の側面に面接触する端面部41を備えている。腕時計10Bの場合には、外装ケース30Bの側面は被せベゼル60Bに覆われているので、リストバンド40の端面部41は、被せベゼル60Bの側面に面接触することになる。そして、外装ケース30Bの突起33Bと被せベゼル60Bの係合穴61Bとは、リストバンド40の端面部41が面接触する範囲内に配置設定されている。
【0041】
腕時計10Bは、上述の構成により、腕時計10と同様の効果を有する上に、外装ケース30Bよりも硬質なステンレスからなる被せベゼル60Bにより外部が覆われるので、より強度を向上させることが可能である。
また、被せベゼル60Bは、外装ケース30Bに対し、突起33Bと係合穴61Bとにより装着されているので、ネジ止め等を行う場合と比較して、外部からの衝撃を本体ケース20まで伝えにくく、当該衝撃から本体ケース20やその内部のムーブメントをより効果的に保護することが可能である。
さらに、外装ケース30Bの突起部33B及び被せベゼル60Bの係合穴61Bがリストバンド40の端面部41の接触範囲内に配置としたことにより、被せベゼル60Bの係合穴61Bの周囲が外装ケース30Bの側面から離れて突起33Bと係合穴61Bの係合状態が解かれてしまう事態の発生を有効に防止し、被せベゼル60Bの不慮の脱落を有効に防止することが可能である。
【0042】
なお、この第三の実施形態でも、腕時計10Bの12時方向側における半分の構成についてのみ説明したが、6時方向側における半分についても12時方向側の半分の構成と同様の構成としても良い。また、その場合におけるリストバンド40の構成については腕時計10の場合と同様である。
さらに、腕時計10Bの場合も、連結機構については、ボルトとナットのように各貫通穴25,32,44に挿入可能で各構成を係止可能な長さを有する棒状のものを含む他の構成としても良い。
また、外装ケース30Bの突起33Bと被せベゼル60Bの係合穴61Bの個体数については、一つに限らずより多くとも良い。その場合、突起33B及び係合穴61Bの一部又は全部について、リストバンド40の端面部41により隠れる配置とすることが望ましい。
さらに、被せベゼル60Bについては外装ケース30Bよりも硬質であればその素材はステンレス等の金属に限定されるものではない。
【0043】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、本体ケースと外装ケースとリストバンドとに設けられた各貫通穴に同時に一つの棒状部材を挿通し、固定部材により棒状部材を固定するとにより、本体ケース,外装ケース及びリストバンドを一体的に連結するので、本体ケースと外装ケースとの連結に従来使用されていた止めネジを不要とすることができる。従って、部品点数の軽減を図り、生産性の向上を図ることが可能となる。また、煩雑なネジ止め作業を不要として、組み立てにおける作業効率の向上を図ることが可能とある。また、同様の理由から、ネジ穴の配置及びその占有スペースを考慮する必要がなくなり、設計自由度を確保することからより生産性の向上を図ることが可能となり、同時に、小型化,軽量化や強度の向上にも貢献する。さらに、腕時計の表面に止めネジの頭が曝されることもないので、外観の煩雑さを解消し、よりデザイン性の向上を図ることも可能であ
る。
【0044】
請求項2記載の発明は、棒状部材を収縮自在にとし、収縮時の弾性力を持って係合する固定部材を備えるので、棒状部材を収縮させて固定部材を嵌め込むという簡易な作業により腕時計の組み立てを可能とし、また工具も不要となるので、より生産性の向上を図ることが可能である。
【0045】
請求項3記載の発明は、リストバンドにバンド取り付け部及び突部を挿入可能な凹状部を設け、これにより、バンド取り付け部及び突部を覆っているので、これらの部位の保護を図ることができ、保守性の向上を図ることが可能である。さらに、バンド取り付け部及び突部がリストバンドにより覆われるので、これらによる外観の煩雑さを解消し、デザイン性の自由度を確保することが可能となる。
【0046】
請求項4記載の発明は、突起部が凹部に嵌合しているため、リストバンドと外装ケースとの密着性を維持し、これらの間の隙間の発生を有効に防止することが可能となる。また、リストバンドが張力を受けた場合であっても、棒状部材のみならず突起部と凹部とにも張力による負担を分散させることが可能となり、リストバンドの連結部位における耐久性の向上を図ることが可能となる。
【0047】
さらに、本体ケース,外装ケース及びリストバンドの組み立ての際に、突起部が凹部に係止され、一定以上の外力を加えない限り、リストバンドが本体ケースに連結された状態を維持することが可能となる。従って、かかる状態で本体ケース側とリストバンド側の双方を固定しなくとも相互の貫通穴の位置ズレの発生を有効に防止でき、棒状部材を各貫通穴に挿入する際の作業が容易となり、作業効率を高め、より生産性の向上を図ることが可能となる。
【0048】
請求項5記載の発明は、カバーにより外装ケースの外部が覆われるので、より強度を向上させることが可能である。
また、カバーは外装ケースに対し、凹凸構造により装着されているので、ネジ止め等を行う場合と比較して、外部からの衝撃を本体ケースまで伝えにくく、当該衝撃から本体ケースやその内部のムーブメントをより効果的に保護することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本実施形態たる腕時計の要部を示す一部を切り欠いた説明図であり、図1(B)は図1(A)における下方から見た部分断面図を示す。
【図2】連結機構の取り付け方法を示す説明図である。
【図3】棒状部材の構造を示す断面図である。
【図4】図4(A)は第二の実施形態たる腕時計の要部を示す一部を切り欠いた説明図であり、図4(B)は図4(A)における下方から見た部分断面図を示す。
【図5】図5(A)は第三の実施形態たる腕時計の要部を示す一部を切り欠いた説明図であり、図5(B)は図5(A)における下方から見た部分断面図を示す。
【図6】各電源ピンに接続されるバイパスコンデンサの従来の配置を示す説明図である。
【符号の説明】
10,10A,10B 腕時計
20,20A 本体ケース
24 バンド取り付け部
25 第一の貫通穴
26A 突起部
30,30B 外装ケース
31 突部
32 第二の貫通穴
33B 係合穴(凹凸構造)
40,40A リストバンド
43 側壁部(係合部)
44 第三の貫通穴
46A 窪み部(凹部)
51 棒状部材
52 ストッパ(固定部材)
60B カバー
61B 突起(凹凸構造)

Claims (5)

  1. 外方に突出し、その幅方向に貫通する第一の貫通穴が形成されたバンド取り付け部を備える本体ケースと、
    この本体ケースの外側に取り付けられ、前記バンド取り付け部を間に挟んで突出すると共にその幅方向に貫通する第二の貫通穴が形成された突部を有する外装ケースと、
    前記バンド取り付け部に取り付けられ、長手方向端部にその幅方向に貫通する第三の貫通穴を有するリストバンドと、を備える腕時計であって、
    前記第一,第二及び第三の貫通穴が略同軸となるように前記バンド取り付け部、前記突部及び前記リストバンドが配置され、
    略同軸となる前記第一,第二及び第三の貫通穴に同時に挿通される棒状部材と、
    前記棒状部材の長手方向の移動を規制して固定する固定部材と、
    を備えることを特徴とする腕時計。
  2. 前記棒状部材がその長手方向に沿って弾性的に収縮させることを可能とし、
    前記固定部材は前記棒状部材を収縮させた状態でその両端部を支持することを特徴とする請求項1記載の腕時計。
  3. 前記リストバンドの前記本体ケース側端面に前記バンド取り付け部及び前記突部を覆い隠すように挿入することが可能な凹状部を設け、
    前記凹状部の両側の側壁部の各々に前記第三の貫通穴を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の腕時計。
  4. 前記バンド取り付け部に,その突出方向とほぼ直交する方向に突出した突起部を設け、前記リストバンドに前記突起部に嵌合する凹部を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の腕時計。
  5. 前記外装ケースの外面の一部又は全部を覆うカバーを備え、前記カバーは、前記カバーと外装ケースとの間に設けられた凹凸構造により前記外装ケースに嵌め込み装着されることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の腕時計。
JP2002163113A 2002-06-04 2002-06-04 腕時計 Expired - Fee Related JP3743826B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002163113A JP3743826B2 (ja) 2002-06-04 2002-06-04 腕時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002163113A JP3743826B2 (ja) 2002-06-04 2002-06-04 腕時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004012191A true JP2004012191A (ja) 2004-01-15
JP3743826B2 JP3743826B2 (ja) 2006-02-08

Family

ID=30431671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002163113A Expired - Fee Related JP3743826B2 (ja) 2002-06-04 2002-06-04 腕時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3743826B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009156578A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Casio Comput Co Ltd バンド取付構造
US7584730B2 (en) 2003-05-01 2009-09-08 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Valve train device for engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7584730B2 (en) 2003-05-01 2009-09-08 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Valve train device for engine
JP2009156578A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Casio Comput Co Ltd バンド取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3743826B2 (ja) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010043047A (ko) 손목 시계 케이스
TWI363604B (en) Link element including a casing formed of a plate and a back plate
CN111134428B (zh) 表带以及腕戴式设备
JP3961320B2 (ja) バングルタイプバンドを備えた腕装着型携帯装置
JP6690623B2 (ja) ケースおよび時計
JP3743826B2 (ja) 腕時計
CN210199522U (zh) 设备壳体以及钟表
US7118270B2 (en) Portable watch
JP3556680B2 (ja) 腕時計の側
CN109463859B (zh) 带以及钟表
JP2015173688A (ja) バンドの取付構造及び時計
JP4265192B2 (ja) 腕時計
JP2023029529A (ja) ケースおよび時計
JP7148897B2 (ja) 外装部材、ケースおよび時計
JP2000258560A (ja) 腕時計ケース
JP2000249775A (ja) 腕時計ケース
JP4186469B2 (ja) 装着型機器
JP3203156U (ja) 腕時計バンドの連結具
CN114098243B (zh) 带链节、带及钟表
JP7205777B2 (ja) スイッチ装置および時計
JP2023114254A (ja) ケースおよび時計
JP7141023B2 (ja) スイッチ装置および時計
CN211581801U (zh) 表扣及手表
JP2010032424A (ja) 腕時計ケース
JP2004144536A (ja) バンド取付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3743826

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees