JP2004011219A - システムキッチン - Google Patents

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JP2004011219A
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water
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water receiving
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water supply
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Tomonobu Inose
猪瀬 智信
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

【課題】システムキッチンのキャビネット内において引き出し式の収納部を設けたために、水受けトレーがキャビネットの底板上部に設置不可であり、給水管、給湯管及び止水栓が点検口上部で水受けトレーと干渉する場合でも、設置可能な水受けトレー9を備えたシステムキッチンを提供する。
【解決手段】シンク上面にシャワー水栓を備えたシステムキッチンであって、システムキッチンは引き出し式の収納部を備えると共に、収納部がキャビネット内に収納された状態より後面側にシステムキッチンを構成する底板より上方に突出するように点検口を形成し、点検口の上面には給水管、給湯管、排水管等の配管を立ち上げると共に、上面の位置より上方に給水管、給湯管の止水栓を備えると共に、点検口上面の前端部に配管と干渉しないように水受けトレーを設けた。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシステムキッチンに関し、詳しくはシンク上面にシャワー水栓を備え、特にリフォーム等の場合であっても、該シャワー水栓のホースをキャビネット内に好適に収納するシステムキッチンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来図1に示すように、キャビネット101内には点検口102が設けられている。本来、キャビネット101内に設置される給水管112、給湯管113、排水管115等の配管はシンク107直下に設置されるものであるが、リフォーム等の事情により、キャビネット101外に配置された場合、各配管はキャビネット101側面より底板103の上部にてキャビネット101内に配置されることがある。
【0003】
このような場合でも点検口102内で配管の接続を可能せしめるため、キャビネット101内には底板103より上部に配管を配置できる領域を点検口102として確保する必要がある。点検口102を備えたシステムキッチンX内にシャワー水栓105のホースを収納しようとした場合、水受けトレー109は点検口102をよけた形状にする必要がある。このような場合、特開2001−227022や特開平9−273198に示すのように、キャビネット101壁面側の背板110に設置するものが知られている。
【0004】
さらに図1に示すシステムキッチンXは一端にシャワーヘッド104が接続されたシャワーホース106をカウンター108に挿通させたキャビネット101内に引出し可能に収納せしめたものである。カウンター108に挿通させたシャワーホース106はシャワー水栓105の直下領域に開放され、シャワーホース106は点検口102上部及びキャビネット底板103と接触することとなる。このため、シャワー水栓105の使用中に引き出されたシャワーホース106に付着した水がシャワーホース106を伝ってキャビネット101内に持ち込まれることがしばしば起こる。
【0005】
図1、図2に示すようにシャワーホース106が給水管112、給湯管113と止水栓144を避けつつ、水受けトレー109内に収まるように、水受けトレー109をシャワーホース106の直下領域、シャワーホース106の曲率範囲より広い範囲で底板103から点検口102の上部の領域内に設置し、底板103上部に位置する水受けトレー109にシャワーホース106が収納されることで、シャワーホース106から落下する水が確実に水受けトレー109に集められるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の技術においては図1に示すようにシャワー水栓105を挿通するキャビネット101内は開放状態となっているため、水受けトレー109は点検口102前面に突き出した形状を形成することが可能であった。しかしながら、図3に示すように、システムキッチンXのキャビネット101内に引き出し式の収納部111の収納空間を確保するため、キャビネット101内空間限度まで引き出し式の収納部111を形成した場合、引き出し式の収納部111は水受けトレー109設置空間に干渉することとなる。また、給水管112、給湯管113及び止水栓114の取付け位置がシャワーホース106と同軸上のキャビネット101の背板110側にある場合は特開2001−227022や特開平9−273198に示すようなキャビネット壁面側の背板に設置するものは設置不可となり、また、給水管112、給湯管113及び止水栓114の取付け位置がシャワーホース106と同軸上でかつ給水管112と給湯管113が近接してキャビネット101の背板110側にある場合、図2に示す水受けトレー109では、給水管112、給湯管113と水受けトレー9が干渉するため、シャワー水栓105の直下領域への設置が不可となる。
【0007】
本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたもので、システムキッチンXのキャビネット101内において引き出し式の収納部111を設けたために、水受けトレー109がキャビネット101の底板103上部に設置不可であり、給水管112、給湯管113及び止水栓114が点検口102上部で水受けトレー109と干渉する場合でも、設置可能な水受けトレー9を備えたシステムキッチンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び効果】
本発明が上記目的を達成するために、採用したシステムキッチンYの特徴とするところは、シンク7上面にシャワー水栓5を備えたシステムキッチンYであって、前記システムキッチンYは引き出し式の収納部11を備えると共に、前記収納部11がキャビネット1内に収納された状態より後面側に前記システムキッチンYを構成する底板3より上方に突出するように点検口2を形成し、前記点検口2の上面には給水管12、給湯管13、排水管15等の配管を立ち上げると共に、前記上面の位置より上方に前記給水管12、給湯管13の止水栓14を備えると共に、前記点検口2上面の前端部に前記配管と干渉しないように水受けトレー9を設けたことを特徴としている。
【0009】
このような構成とすることで、システムキッチンYに引き出し式の収納部11を備えた場合で、点検口2の上面には給水管12、給湯管13、排水管15等の配管を立ち上げた場合でも、点検口2の上面に水受けトレー9を設けることが可能となり、前記システムキッチンYに設置されたシャワー水栓5におけるカウンター8を挿通してキャビネット1内に収納されるシャワーホース6は水受けトレー9の水受け部23に収納することが可能となるため、シャワーホース6を伝って流れる水を受けることが可能となる。
【0010】
また、前記水受けトレー9の水受け部23にシャワーホース6が収納されるため、キャビネット1内に設置された引き出し式の収納部11にシャワーホース6が干渉することがなくなり、給水管12、給湯管13および止水弁14が点検口2上面で裏板3の方向に移動して設置された場合でも、水受けトレーは点検口2上部前後に移動可能であるため、給水管12、給湯管13および止水弁14に干渉することもない。
【0011】
また、前記水受けトレー9の水受け部23上部にはシャワーホースのガイド部を形成しているため、カウンター8を挿通してキャビネット1内に収納されるシャワーホース6が前記水受けトレー9に収納されるたびに、シャワーホース6が上部に引出された状態でもシャワーホース6はガイド部21と接触しているため、シャワーホース6が引き出し式の収納部11側に移動することはない。よって、シャワー水栓5を使うたびに、シャワーホース6と引き出し式の収納部11が干渉することもない。
【0012】
さらに、水受け部23の上面には大きく切り欠き部22を設けてあるので、給水管12、給湯管13および止水栓14の設置位置が水受けトレー9の設置範囲内限度または、設置範囲外の間口方向に広がっている場合においても、給水管12、給湯管13および止水栓14と水受けトレー9は干渉することなく、本来シャワー水栓5のシャワーホース6が位置する場所に、水受けトレー9の水受け部23を設置することができる。
【0013】
本発明に係る水受けトレー9は上記構成に基づきキャビネットY内に引き出し式の収納部11が設置される場合でも、シャワーホース6から落下する水をガイド部21と水受け部23で確実に受けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の一例を説明する。図4、図5、図6はシャワー水栓5を備え、キャビネット1内に引き出し式の収納部11を備える共に、前記収納部がキャビネット1内に収納された状態より後面側に前記システムキッチンを構成する底板3より上方に突出するように点検口2を形成し、前記点検口2の上面には給水管12、給湯管13、排水管15等の配管が設置されたシステムキッチンYにおいて、本発明に係る水受けトレー9を設けた例を示すものである。
【0015】
図4に示すようにシステムキッチンYは一端にシャワーヘッド4が接続されたシャワーホース6をカウンター8に挿通させたキャビネット1内に引出し可能な状態で収納されている。図6に示すようにキャビネット1内には引き出し式の収納部11の収納空間を最大限確保する等の理由により、引き出し式の収納部11が点検口2に近接して設置されているので、水受けトレー9は引き出し式の収納部11との干渉を避けるために点検口2上部に配置されている。
【0016】
図5に示すようにシャワーホース6はシャワー水栓5の直下領域に開放されているため、シャワーホース6の直下領域で点検口2上部に設置された水受けトレー9の水受け部23内に収納されることとなる。
【0017】
本実施形態の水受けトレー9は図7、図8に示す如き構成を有している。横長の水受けトレー上面20の水受け部23の上部にはガイド部21と切り欠き部22が形成されていると共に、水受け部23にわずかな立ち上がりが形成されており、シャワー水栓5のシャワーホース6をつたわった水が水受け部23にたまるようになされている。
【0018】
前記の如く構成された本発明に係る水受けトレー9は図7に示すように、裏面24と点検口2上面に面ファスナー30,31等を貼り付け、且つ、点検口2上面にビス等を挿通して固定した固定金具32と水受け部23の立ち上がりが嵌合することにより、点検口2上面に取着される。このとき、図4、図5及び図6に示すように、水受けトレー9を点検口2上面手前に位置させることにより、水受けトレー9はシャワーホース6の直下領域に位置するように設定される。このとき、給水管12、給湯管13及び止水栓14が水受けトレー9の取付け位置と重なった場合も水受け部23上部にある切り欠き部22にて干渉をさけながらも、面ファスナー30によって位置を調整することでシャワーホース6の直下領域に設置可能となる。
【0019】
これにより、シャワー水栓5の使用に伴うシャワーホース6の動きは水受けトレー9内で行なわれ、引き出し式の収納部11との干渉を避けることができるから、シャワーヘッド4を上げ下げする等の操作を円滑に行なえる。シャワー水栓5の使用中に付着し、シャワーホース6を伝わってキャビネット1内に流れる水はガイド部21と水受け部23がシャワーホース6と接触することで水受け部23内に落下するか、シャワーホース6を伝わって水受け部23に流れ込む。
【0020】
本発明の水受けトレー9は水受け部23を水受けトレー上面で示すように横長に設けたことにより、シャワーホース6の下方領域の必要十分な範囲をカバーできるから、シャワーホース6に付着してキャビネット1内に持ち込まれる水を全て確実に水受け部23内に集めることが可能である。
【0021】
このようにして、水受けトレー9の水受け部23に集められた水は、面ファスナー30、31と固定金具32を脱着させることで、容易に外部で排出することができる。
【0022】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の実施形態は前述のものに限定されるものではなく、状況に応じて適宜変更することを防げない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシステムキッチンにおける水受けトレーの一例を示すものであって、キャビネットの扉を取外した状態の要部を示す斜視図である。
【図2】従来のシステムキッチンにおける水受けトレーの一例を示すものであって、キャビネットの扉を取外した状態の要部を示す斜視図の水受けトレー拡大図である。
【図3】従来のシステムキッチンにおける水受けトレーの一例を示すものであって、キャビネット内の要部を示す側断面図である。
【図4】本発明に係る水受けトレーを適用したシステムキッチンの一例を示すものであって、キャビネットの扉を取外した状態の要部を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る水受けトレーを適用したシステムキッチンの一例を示すものであって、キャビネットの扉を取外した状態の要部を示す斜視図の水受けトレー拡大図である。
【図6】本発明に係る水受けトレーを適用したシステムキッチンの一例を示すものであって、キャビネット内の要部を示す側断面図である。
【図7】本発明の水受けトレーの一例を示すものであって、図(A)は平面図、図(B)は正面図、図(C)は側面図である。
【図8】本発明の水受けトレーの固定に要する部材の一例を示すものである。
【符号の説明】
X   システムキッチン
101 キャビネット
102 点検口
103 底板
104 シャワーヘッド
105 シャワー水栓
106 シャワーホース
107 シンク
108 カウンター
109 水受けトレー 110 背板
111 引出し式収納部
112 給水管
113 給湯管
114 止水栓
115 排水管
Y システムキッチン
1 キャビネット
2 点検口
3 底板
4 シャワーヘッド
5 シャワー水栓
6 シャワーホース
7 シンク
8 カウンター
9 水受けトレー
10 背板
11 引出し式収納部
12 給水管
113 給湯管
14 止水栓
15 排水管
20 水受けトレー上面
21 ガイド部
22 切り欠き部
23 水受け部
24 裏面
30 面ファスナー
31 面ファスナー
32 固定金具

Claims (3)

  1. シンク上面にシャワー水栓を備えたシステムキッチンであって、
    前記システムキッチンは引き出し式の収納部を備えると共に、前記収納部がキャビネット内に収納された状態より後面側に前記システムキッチンを構成する底板より上方に突出するように点検口を形成し、前記点検口の上面には給水管、給湯管、排水管等の配管を立ち上げると共に、前記上面の位置より上方に前記給水管、給湯管の止水栓を備えると共に、前記点検口上面の前端部に前記配管と干渉しないように水受けトレーを設けたことを特徴とするシステムキッチン。
  2. 前記水受けトレーの水受け部上部に、シャワーホースのガイド部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン。
  3. 前記水受けトレーの開口部に、給水管および止水弁との干渉を防ぐ切り欠き部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン。
JP2002164510A 2002-06-05 2002-06-05 システムキッチン Pending JP2004011219A (ja)

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