JP2004007816A - 接続制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1394バス等のパケット方式によるシリアル双方向通信が可能であり且つAV機器を複数台接続可能なバス上に複数台の接続制御装置が接続された場合であっても、各接続制御装置の制御状態に関する情報を収集して当該バス上に接続された機器の制御権がどの接続制御装置に属するのかを知ることができ、バス上の接続及び制御の管理を高度に行うことができる接続制御装置を提供する。
【解決手段】 パケット方式によるシリアル双方向通信が可能であり且つ機器を複数台接続可能なバス上に接続された接続制御装置であって、自機のバスを介した他の機器との接続状況を記憶するとともに、バスを介した他機同士の接続状況を記憶する制御フラグレジスタ44及び制御情報レジスタ46を備える。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、接続制御装置に係り、特にパーソナルコンピュータやその周辺機器又はオーディオ/ビジュアル機器(以下、AV機器と称する)等を接続することが可能なバス、例えば高速シリアルバスIEEE1394(“IEEE Standard for a High Performance Serial Bus”, IEEE Std. 1394-1995に記載)を用いたネットワークにおいて、当該バスに接続された機器の制御を行う接続制御装置に関する。
 近年、パーソナルコンピュータの一般家庭への普及率が高まり、一般利用者の利用率向上を図る技術が種々開発されている。また、画像、音声等をディジタルデータで扱うことが一般的になっており、例えばディジタルビデオカメラのデータをパーソナルコンピュータで加工することも一般家庭で行われつつある。このような背景の下、コンピュータとプリンタやイメージスキャナ等の周辺機器との接続性を向上させる技術としてUSB(Universal Serial Bus)や、IEEE1394が案出され、一部では実用化されている。
 USBは、周辺機器を接続するためにコンピュータを介在させなければならないのに対し、IEEE1394は接続にコンピュータの存在を必要としないため、パーソナルコンピュータとプリンタ、ハードディスク、又はイメージスキャナ等の周辺機器とを接続する場合のみならず、ディジタルビデオカメラ等の映像機器やオーディオ機器間の主信号転送や制御信号転送を行うこともできる。よって、IEEE1394に適合した機器(以下、1394機器と記す)を複数接続することにより、ネットワークを構成することができるため、例えば家庭内LAN(Local Area Network)に用いられる規格として有望視されている。
 図9は、IEEE1394バスを用いて1394機器たるAV機器のネットワークを構築した例を示す図である。図9に示した例では、IEEE1394バスB10に5台の1394機器たるAV機器80a〜80eが接続されている。AV機器間でのデータ転送時にアイソクロナス(Isochronous)チャンネルの関連付けをするために、各AV機器にはIEC61883規格(“Consumer Audio/Video equipment - Digital interface - Part 1: General”, Reference number CEI/IEC 61883-1:1998)で定められているマスタープラグレジスタ(Master Plug Register:MPR)とプラグ制御レジスタ(Plug Control Register:PCR)とが装備されている。
 これらのレジスタには、それぞれオーディオデータ及びビデオデータの入力用レジスタと出力用レジスタがあり、マスタープラグレジスタには、入力マスタープラグレジスタ(iMPR)と出力マスタープラグレジスタ(oMPR)が設けられ、プラグ制御レジスタには、入力プラグ制御レジスタ(iPCR)と出力プラグ制御レジスタ(oPCR)が設けられる。
 図9に示した例では、AV機器80a〜80dはそれぞれiMPR82a〜82dを備え、AV機器80eはoMPR84を備えている。iMPR82a〜iMPR82dは、iPCR86,88、iPCR90、iPCR92、iPCR94,96をそれぞれ備えており、oMPR84はoPCR98を備えている。図9において、C10は、アイソクロナスチャンネルを示しており、IEEE1394バスB10に接続されたAV機器の間でアイソクロナス転送が行われるときは、アイソクロナスチャンネルC10が確立されてデータの送受信が行われる。
 図10は、上述したレジスタの詳細なフォーマットを示す図であり、(a)は出力マスタープラグレジスタ(oMPR)のフォーマットを示し、(b)は入力マスタープラグレジスタ(iMPR)のフォーマットを示し、(c)は出力プラグ制御レジスタ(oPCR)のフォーマットを示し、(d)は入力プラグ制御レジスタ(iMPR)のフォーマットを示している。これらのフォーマットは規格化されている。尚、各フォーマットの図中下部に付された数字は、フォーマットを形成する各データのビット数である。
 oMPR84とiMPR82a〜82dはAV機器80a〜80e内に1つだけ存在し、AV機器内のoPCR98とiPCR86〜96の数を管理している。1つのAV機器内に存在できるoPCRとiPCR数は、それぞれ最大31個である。oPCRとiPCRには、接続を確立するために必要な情報として、ブロードキャスト接続(Broadcast connection)の有無を示す情報を格納するフィールドFC2,FD2、ポイントツーポイント接続(Point-to-point connection)数を示す情報を格納するフィールドFC3,FD3、アイソクロナスチャンネル番号を示す情報を格納するフィールドFC5,FD5等が設けられ、oPCRには更にアイソクロナスデータフローの転送速度を示す情報を格納するフィールドFC6と帯域を示す情報を格納するフィールドFC8が設けられる。MPR及びPCRが記述されているレジスタアドレスは、図11に示されている様に、IEEE1394規格で定められているCSR(Command and Status Register)空間のアドレス中のFF FF F0 09 00 h(ここで、hは16進数を表す)番地から FF FF F0 09 FF h番地までに記述されている。図11は、IEEE1394CSR空間の構造を説明する図である。
 AV機器が出力するアイソクロナスデータは、これらのPCRを適切に設定することにより、AV機器間でアイソクロナスデータフローのパスを設定することができ、任意のAV機器間でのデータ転送を可能としている。再び図9を参照してPCRを用いた接続の概念を説明する。
 PCRを用いた接続には、ポイントツーポイント接続とブロードキャスト接続との2種類がある。
 まず、ポイントツーポイント接続は、あるAV機器の1つのoPCRと別のAV機器の1つのiPCRとを1つのアイソクロナスチャンネルで結び付ける接続である。例えば図9では、AV機器80eのoPCR98とAV機器80bのiPCR90との間のデータフローが相当する。この接続は、接続を確立した機器又は制御アプリケーションのみによってしかレジスタを書き換えることはできないようにプロテクトがかけられる。
 また、同じ1つのPCRに、複数のポイントツーポイント接続を存在させることができる。例えば図9に示した例では、AV機器80eのoPCR98とAV機器80dのiPCR94との間の接続である。この場合には、図示したように同じアイソクロナスデータフローを用いた3つのポイントツーポイント接続が存在する。
 次に、ブロードキャスト接続は、あるAV機器の1つのoPCRと1つのアイソクロナスチャンネルのみを結び付けたブロードキャストアウト接続と、別のAV機器の1つのiPCRと1つのアイソクロナスチャンネルのみを結び付けたブロードキャストイン接続の2つの接続とからなる。
 例えば、図9中のAV機器80eのoPCR98とアイソクロナスデータのブロードキャストチャンネル番号(通常「63」に設定される)を結びつけるのがブロードキャストアウト接続となり、AV機器80c内のiPCR92とアイソクロナスデータのブロードキャストチャンネル番号を結びつけるのがブロードキャストイン接続となる。
 この2つのブロードキャスト接続においては、送り手と受け手は互いの状態に依存せず、それぞれ独立に設定される。また、ブロードキャスト接続を確立した機器又は制御アプリケーション以外のどの機器からでもPCRを書き換えられることができ、接続を切断することができるだけでなく、送信中の機器からのブロードキャスト用アイソクロナスチャンネルを奪い取ることもできる。
 AV機器間で接続が設定された後のデータ送信・受信の開始は、送信側のAV機器及び受信側のAV機器を、AV/C(Audio Video Control)コマンド(“AV/C Digital Interface Command Set version 3.0”, 1394 Trade Association, April 15, 1998や“AV/C Tape Recorder/Player Subunit Specification version 2.1”, 1394 Trade Association, January 11, 1998)を用いて制御することにより可能としている。AV/Cコマンドには、再生、停止、早送り、巻戻し、録画、一時停止、スロー等のコマンドが用意されている。また、AV/Cコマンドの1394バス上への送信・受信方法は、IEC61883規格記載のファンクション制御プロトコル(Function Control Protocol)を用いて行われる。アイソクロナス転送を終了する場合は、送受信AV機器のPCRの設定を解除することにより、接続が解放される。尚、本発明に関する先行技術としては、例えば以下の特許文献1〜5がある。
特開平08−149428号公報 特開平09−027814号公報 特開平09−116819号公報 特開平10−224353号公報 特開平11−145995号公報
 上述のPCRの設定により、コントローラ(接続制御装置)が1394規格に準拠したAV機器間の接続の設定や解放ができる。ここで、AV機器間の接続の設定や解放の一例について説明する。
 図12は、従来の接続制御を説明するための図である。図12に示すように4台の1394機器100a〜100dと1台のコントローラ102とが1394バスB12に接続されている場合を考える。簡単化のため、1394機器100a〜100dには接続の制御機能は備えていないこととする。
 コントローラ102は、1394機器100a及び1394機器100cの間の接続と、1394機器100b及び1394機器100dの間の接続との2対の接続を、1394機器100a及び1394機器100dの間の接続と、1394機器100bと1394機器100cの間の接続との2対の接続に切り替えることができる。またこの逆も然りである。
 この場合は、1394バスB12上には、1台のコントローラ102しか存在せず、且つ1台の1394機器には1つの接続設定しかないため、各1394機器100a〜100dのAV/Cコマンドによる再生、録画等の機器の制御が競合することは無い。
 一方、図13に示すように、6台の1394機器104a〜104fと、3台のコントローラ106a〜106cとが1394バスB14に接続されている場合を考える。図13は、従来技術の課題を示すバス構成及び接続例を説明する図である。ここで、簡単化のため、1394機器104a〜104fには接続の制御機能は備えていないこととする。
 いま、コントローラ106aによって1394機器104aと1394機器104dとが接続され、1394機器104bと1394機器104cとが接続されており(これらの接続は図13中実線矢印で示してある)、コントローラ106bにより1394機器104aと1394機器104eとが接続され(この接続は図13中破線矢印で示してある)、コントローラ106cにより1394機器104aと1394機器104fとが接続されている(これらの接続は図13中一点鎖線矢印で示してある)場合を考える。
 1394機器104aには、3つの接続が重ねられている。図13に示した状況にある場合、同一の1394バスB14上に複数台のコントローラ106a〜106cが存在している。コントローラ106aが設定した1394機器104aと1394機器104dとの間の接続がポイントツーポイント接続は前述したように保護される。しかし、これらの機器の間の接続が保護されていても、1394機器の制御に関しては他のコントローラ106b,106cも行うことができる。これは、ポイントツーポイント接続においては、1394機器間の接続に関してのみ保護されており、1394機器の制御に関しては保護されていないからである。
 例えば1394機器104aと1394機器104dとの間でダビングが行われる場合を考える。この例では、1394機器104a,104dがビデオ機器である場合を想定している。
 まず、コントローラ106aが1394機器104aと1394機器104dと間の接続を制御して接続を保護したとする。この保護によって1394機器104aと1394機器104dとの間の接続は確かに保護される。しかしながら、上述のように、1394機器の制御に関しては保護されていないため、例えばコントローラ106bから1394機器104a,104dへ再生、録画、停止等のAV/Cコマンドが発行された場合にダビングの動作が妨害されてしまうという問題がある。
 また、あるコントローラによって1394機器の接続が制御された場合に、その接続を制御したコントローラに送信動作、受信動作等の制御権を与えるという保護の考え方を1394機器の制御に適用した場合には上述の問題が解決されるように思われる。しかしながら、図13に示すように1394機器104aに3つもの接続が設定されている場合には、1394機器104aの制御権がどのコントローラに属するのが不明であり、結局のところ1394機器104aの制御権がどのコントローラに属するのか確定しないという問題がある。
 更に、1394バスにコントローラが2台のみ接続されている場合は、自コントローラが設定した接続以外は、他のコントローラが設定した接続であると極めて容易に分かるが、コントローラが3台以上ある場合は、1394機器104b,104c,104d,104e,104fのように一つだけの接続が設定されているとき、コントローラにとって自身が設定した以外の接続に関しては、どのコントローラが設定した接続であるのかが判らないという問題がある。
 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、1394バス等のパケット方式によるシリアル双方向通信が可能であり且つAV機器を複数台接続可能なバス上に複数台の接続制御装置が接続された場合であっても、各接続制御装置の制御状態に関する情報を収集して当該バス上に接続された機器の制御権がどの接続制御装置に属するのかを知ることができ、バス上の接続及び制御の管理を高度に行うことができる接続制御装置を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するために、第1の発明は、パケット方式によるシリアル双方向通信が可能であり且つ機器を複数台接続可能なバス上に接続された接続制御装置であって、自機の前記バスを介した他の機器との論理的接続状況を記憶するとともに、前記バスを介した他機同士の論理的接続状況を記憶する記憶手段を具備することを特徴とする。
 また、第1の発明は、前記バスに接続された他機の記憶手段に記憶された接続状況を前記バスを介して読み出す読出手段を更に具備することを特徴とする。
 また、第1の発明は、前記接続状況が、接続先の機器の識別子を含むことを特徴とする。
 また、第1の発明は、前記接続状況が、接続の優先度を示す情報を含むことを特徴とする。
 また、第1の発明は、前記バスがIEEE1394バスに準拠したバスであることを特徴とする。
 また、第1の発明は、前記接続状況が、前記接続状況の更新履歴情報を含み、前記読出手段によって読み出された接続状況と自機に記憶されている接続状況とを比較し、自機に記憶されている接続状況が古い場合には自機に記憶されている接続状況を更新する更新手段を具備することを特徴とする。
 また、第1の発明は、前記接続状況が、自機が設定した接続を解除した他機の情報を含むことを特徴とする。
 また、第1の発明は、前記優先度を示す情報に基づいて前記バスに接続された機器各々の制御権を決定する決定手段を具備することを特徴とする。
 上記課題を解決するために、第2の発明は、IEEE1394バスに接続され、プラグ制御レジスタを備えた機器間の接続制御を行う接続制御装置であって、前記1394バスを介してパケット送受信を行い、他機のプラグ制御レジスタを制御するとともに、機器間の接続情報を生成するプラグ制御レジスタ制御部と、前記プラグ制御レジスタ制御部で生成された接続情報を格納する制御情報レジスタと、前記制御情報レジスタの更新の有無と前記制御情報レジスタの情報量を示す制御フラグレジスタと、前記1394バスを介してパケット送受信を行い、前記1394バスに接続された機器の動作を制御する機器制御部と、同一バス上に接続された機器全ての前記制御情報レジスタの値と前記制御フラグレジスタの値とを取得し、制御を許可する機器を決定し、前記機器制御部に通知する機器制御権判定部とを具備することを特徴とする。
 また、第2の発明は前記制御フラグレジスタが、前記制御情報レジスタの情報量を表すデータ長フィールドと、前記制御情報レジスタの更新の有無を示し、更新される毎にその値がインクリメントされる履歴情報フィールドとを有することを特徴とする。
 また、第2の発明は、前記制御情報レジスタが、前記プラグ制御レジスタの入出力を表すフィールドと、前記機器に備えられているプラグ制御レジスタの番号を表すフィールドと、前記プラグ制御レジスタのポイントツーポイント接続カウンタの値を表すフィールドと、前記制御情報レジスタの種類を表すフィールドと、前記プラグ制御レジスタが備えられた機器のバスID及び物理IDを示す対象バスIDフィールド及び対象物理IDフィールドとを有することを特徴とする。
 また、第2の発明は、前記制御情報レジスタの種類を表すフィールドが、自機が設定したプラグ制御レジスタの情報を格納したことを示す値と他の接続制御装置が設定したポイントツーポイント接続を自機が解放したプラグ制御レジスタの情報を格納したことを示す値を格納するフィールドであることを特徴とする。
 また、第2の発明は、前記制御フラグレジスタ及び前記制御情報レジスタは、IEEE1212で規定される制御ステータスレジスタ空間に配置されることを特徴とする。
 本発明によると、1つの機器に対して、複数の接続制御装置により複数の接続が設定された場合、ある特定の1台の接続制御装置のみに機器の制御権を与えることができるため、他の接続制御装置に妨害されることなく機器の制御ができるという効果がある。
 また、3台以上の接続制御装置がバス上に存在する場合、機器間に設定された接続がどの接続制御装置により設定されたものかを知ることができ、バス上に存在する機器の接続管理を高度に行うことができるという効果がある。
 以下、図面を参照して本発明の一実施形態による接続制御装置について詳細に説明する。
 図1は、本発明の一実施形態による接続制御装置の構成を示すブロック図である。尚、図1に示した例では、本発明を1394バスに適用した場合について図示している。
 図1において、本発明の一実施形態による接続制御装置10は、大別すると接続制御部20、1394トランザクション層30、1394リンク層32、1394物理層34、シリアルバスマネージメント40から構成される。
 上記接続制御部20は、PCR制御部22、AV機器制御部24、及びAV機器制御権判定部26から構成される。また、シリアルバスマネージメント40には図11を用いて説明した1394CSR空間42が設けられ、この1394CSR空間42には、制御フラグレジスタ(Control Flag Register:以下、CFRと称する)44、制御情報レジスタ(Control Iinformation Register:以下、CIRと称する)46が設けられている。これらのレジスタは概略すると、1394バスに接続された各機器の状態、例えばAV機器間の接続状況等を記憶するためのものである。
 図2は、CFR44及びCIR46のレジスタアドレスを示す図である。CFR44は1394CSR空間内の1quadlet(4バイト)のみとし、CIR46は1394CSR空間にある幅を持った空間を確保して設けられる。CFR44及びCIR46は図11に示した1394CSR空間の空き空間(例えば、アドレス中のFF FF F0 30 00 h番地以降)に設けられる。図2では、CFRアドレスに続く、128quadletをCIR46としている。
 図3は、CFR44及びCIR46のフォーマットを示す図であり、(a)はCFRフォーマットであり、(b)はCIRフォーマットである。
 まず、CFRフォーマットの各フィールドを説明する。フィールドF1は接続制御装置であることを示すフラグが格納されるフィールドであり、図3中ではこのフィールドF1に「c」が記されている。フィールドF2はCFR44に続くCIR46のquadlet長が格納されるフィールドであり、図3中ではこのフィールドF2に「データ長」が記されている。フィールドF3はCIR46が追加・削除により更新された情報を格納するフィールドであり、図3中ではこのフィールドF3に「履歴情報」が記されている。フィールドF4は予約フィールドであり、図3中ではこのフィールドF4に「予約」が記されている。フィールドF3に格納される履歴情報はCIR46が更新される毎に値が1増加(インクリメント)される。
 次に、CIRフォーマットの各フィールドを説明する。フィールドF5はPCRの入出力を表す情報が格納されるフィールドであり、oPCRならば「1」、iPCRならば「0」が格納される。尚、図3ではではこのフィールドF5に「p」が記されている。フィールドF6はAV機器に実装されているPCR番号が格納されるフィールドであり、図3中ではこのフィールドF6にPCR[i]が記されている。フィールドF7は予約領域であり、図3中ではこのフィールドF7に「rsv」が記されている。フィールドF8は、PCRのポイントツーポイント接続カウンタ値が格納されるフィールドであり、図3中ではこのフィールドF8に「P−Pカウンタ」が記されている。このフィールドF8には複数の接続がなされた場合の接続された順番を示す情報が格納される。
 フィールドF9は、CIR46の種類を格納するフィールドであり、その値が「00」である場合は自接続制御装置が設定したPCRの情報を格納したものであることを示し、値が「01」である場合は他の接続制御装置が設定したポイントツーポイント接続を解放したときの接続制御装置が設定したPCRの情報を格納したものであることを示す。上記フィールドF8に記憶される値及びフィールドF9に格納される情報は接続の優先度を示す。
 尚、値「10」と「11」は予約コードとして使用しない。図3中ではこのフィールドF9に「Info」が記されている。フィールドF10及びフィールドF11は、PCR制御部22がPCRを設定したAV機器のノードIDの上位10ビットバスIDと下位6ビット物理IDとを格納するフィールドであり、図3中ではこのフィールドF10及びF11に「対象バスID」及び「対象物理ID」がそれぞれ記されている。1394バスに接続された機器はノードと称され、各機器を識別するためこれらのIDが必要となる。つまり、p、PCR[i]、対象バスID、及び対象物理IDを記憶することにより接続先の機器を特定することができる。
 図3(b)に示したように、1394バスに接続された機器間の接続に関する情報を記憶するには1quadletのデータ量が必要であり、前述したようにCIR46は128quadletだけ設けられているので、CIR46には接続数128までの情報を格納することができる。
 図1に戻り、PCR制御部22は、1394バス上の任意のAV機器の任意のPCRを書き換えるためにパケットを1394トランザクション層30、1394リンク層32、1394物理層34を介して送出する。また、PCRの書き換えと同時に、書き換え情報に基づき、CFR44の更新を行う同時に、CIR46の追加、削除を行う。CFR44及びCIR46の書き換えルールの詳細は後述する。
 AV機器制御部24は、AV機器制御権判定部26で許可されたAV機器に対して、1394トランザクション層30、1394リンク層32、1394物理層34を介して、1394バス上に接続されているAV機器に対してAV/Cコマンドを発行し、AV機器の再生、停止、巻戻し、録画等の制御を行う。
 AV機器制御権判定部26は、自接続制御装置内のCSR空間42に配置されたCFR44とCIR46内の情報を読み込み、また1394バス上に存在する他の接続制御装置内のCSR空間に配置されたCFRとCIR内の情報を読み込み、これらの情報を基に、各AV機器の制御権を有する接続制御装置を判定し、自接続制御装置が制御可能なAV機器をAV機器制御部24に通知する。
 次に、上記構成における本発明の一実施形態による接続制御装置の動作の概略について説明する。
 図4は、本発明の一実施形態による接続制御装置の全体処理の概略を説明する図である。
 まず、PCR制御部22での処理が行われる(ステップS10)。この処理では、まず1394バスの上の1394機器たるAV機器のPCR更新処理(ステップS12)が行われた後、CFR44とCIR46との更新(ステップS14)が行われる。この処理によって1394バスに接続された1394機器の接続状況等の情報が収集され、以前収集した情報が更新される。
 次に、AV機器制御権判定部26にて、自接続制御装置のCFR44とCIR46内の情報を全て読み込み、1394バス上の全ての他接続制御装置のCFR44及びCIR46内の情報を全て読み込むことにより、AV機器制御権情報表作成が行われる(ステップS20)。この処理では、まずAV機器制御権情報表が作成される(ステップS22)。この、AV機器制御権情報表を簡単に説明すると、1394バスに接続されている全ての接続制御装置のCFR情報及びCIR情報を一覧表にしたものである。次に、ステップS22で作成されたAV機器制御権情報表に基づいてAV機器制御権判定が行われる(ステップS24)。この処理によって1394バスに接続されている機器の接続状況が解析され、制御権の決定が行われる。
 最後に、AV機器制御部24にて、AV機器制御権判定の処理(ステップS24の処理)で制御が許可されたAV機器に対して、AV/Cコマンドを用いてAV機器制御を行う処理が行われる(ステップS30、S32)。
 次に、図4に示した各処理の詳細について説明する。
 図5は、図4中のCFR44とCIR46との更新処理(ステップS14)の詳細を示すフローチャートである。この処理は、接続制御装置が行ったある1つのAV機器に関してある1つのPCR更新処理が終了した時点で行われる。
 処理が開始されると、接続制御装置が行ったある1つのAV機器に関してある1つのPCR更新処理が接続確立(establishing)又は追加接続(overlaying)処理であったかの判定が行われる(ステップSA10)。ここで、接続確立(establishing)とは、接続がなされていないある機器間の接続を新たに確立することをいい、追加接続(overlaying)とは、ある機器間で既に接続が確立されている場合にそれらの機器間の接続を更に追加する場合や、これらの機器と他の機器との接続を確立することをいう。
 理解を容易にするため、図9を用いて説明する。
 図9中のAV機器80a〜AV機器80eの間で全く接続がなされていない場合に、例えばAV機器80aとAV機器80eとの間の接続を確立するときが接続確立である。また、図9に示したように、既にAV機器80eとAV機器80dとの間で接続が確立されている場合に、更にこれらの機器間の接続を確立するときや、AV機器80eとAV機器80dとの間の接続が既に確立している場合に、AV機器80eとAV機器80bとを接続するときが追加接続である。
 上記ステップSA10の判断結果が「YES」の場合、つまり新たな接続(ここでは追加接続を含む)がされた場合には処理はステップSA12へ進む。
 ステップSA12ではCFR44のデータ長フィールドF2の値及び履歴情報フィールドF3の値を1だけ増加させる処理、つまりインクリメント処理が行わる。データ長フィールドF2の値をインクリメントさせるのは、新たな接続が追加されたことを記憶するためであり、履歴情報フィールドF3の値をインクリメントさせるのはCIR46が更新されたことを記憶するためである。つまり、1394バスに接続された機器の履歴情報フィールドF3の数が大きい方が新しい情報を記憶していることとなる。
 ステップSA12の処理が終了すると、ステップSA14へ進み、実際に行ったPCR更新処理の情報をCIR情報に追加する処理が行われる。ただし、この処理ではInfoフィールド値が“00”に設定される。つまり、CIRを自接続制御装置が設定したPCRの情報を格納したものであることを示す情報とする。ここで、CIR46に格納する情報は、図3に示してある通りである。ステップSA14の処理が終了すると、CFRとCIRの更新処理は終了する。
 一方、ステップSA10の判断結果が「NO」である場合には処理はステップSA16へ進む。ステップSA16ではPCR更新処理が接続解除(breaking)処理であったかの判定が行われる。ここで、接続解除(breaking)とはある機器間で確立されていた接続を解除することをいう。この判断結果が「YES」である場合には処理がステップSA18へ進む。ステップSA18では、自ノード(自接続制御装置)が設定した接続の接続解除(breaking)であるか否かの判定が行われる。この判断結果が「YES」である場合には、ステップSA20へ進み、CFR44のデータ長フィールド値F2が1だけ減らされ(デクリメントされ)、履歴情報フィールド値F3がインクリメントされる処理が行われる。つまり、自接続制御装置が制御している接続の数が1つ減少したので、データ長フィールドF2の値をデクリメントし、CIR46が更新されるため履歴情報フィールドF3の値をインクリメントする。
 ステップSA20の終了後、処理はステップSA22へ進み、接続解除(Breaking)されたPCRに対応するCIR情報の中で、P−Pカウンタ値が最大のCIR46を削除する処理が行われる。ここで、接続解除(Breaking)されたPCRに対応するCIR情報とは、CIR46のフィールドF5(p)、フィールドF6(PCR[i])、フィールドF10(対象バスID)、フィールドF11(対象物理ID)に格納された値の全てが一致するCIR情報のことをいう。この処理が終了するとCFRとCIRの更新処理が終了する。
 一方、ステップSA16における判断結果が「NO」である場合には、ステップSA24へ進み、この場合は接続確立(establishing)及び追加接続(overlaying)処理でも無く、接続解除(Breaking)処理でも無いため、読み出しエラーとする処理が行われる。
 また、ステップSA18における判断結果が「NO」である場合にはステップSA26へ進む。この場合は、他ノード(他の接続制御装置)によって設定された接続が自ノード(自分自身の接続制御装置)によって接続解除されたことになる。ステップSA26では、CFR44のデータ長フィールド値と履歴情報フィールド値をインクリメントする処理が行われる。ステップSA26の処理が終了した後、ステップSA28において、実際に行ったPCR更新処理の情報をCIR情報に追加する処理が行われる。ただし、この処理においては、Infoフィールド値が"01"に設定される。CIR46に格納する情報は、図3に示した通りである。ステップSA28の処理が終了すると、CFR44とCIR46の更新処理が終了する。
 次に、図4中のAV機器制御権情報表作成(ステップS22)の処理の詳細について説明する。
 図7は、図4中のAV機器制御権情報表作成処理(ステップS22)の詳細を示すフローチャートであり、図6はステップS22の処理によって作成されるAV機器制御権情報表の一例を示す図である。
 図6に示されたように、CFR情報T1は接続制御装置0から順番にn(nは自然数)までの情報が格納され、それぞれCFR情報T1にぶら下がる格好でCIR情報T10〜T1nが格納される。つまり、CIR情報T10〜T1nは、制御装置0〜nそれぞれに属する情報である。
 次に、図7を参照して、AV機器制御権情報表作成処理の詳細について説明する。この処理は、図5に示したCFR44とCIR46の更新終了後に行われる。
 処理が開始すると、まずバス上のある1つの接続制御装置に格納されているCFR44を読み込む処理が行われる(ステップSB10)。次に、以前に読み込んだCFR44があれば、同一の接続制御装置において、CFR44の履歴情報フィールド値を比較する処理が行われる(ステップSB12)。
 ステップSB12の処理が終了すると、ステップSB14へ進み、履歴情報値が異なるか否かを判定する処理が行われる。つまり、読み込んだCFR44の情報が更新されているか否かを判断する処理が行われる。この判断結果が「YES」である場合には、処理はステップSB16へ進む。ステップSB16ではCFR44のデータ長フィールド値をセットする処理が行われる。ステップSB16の処理の後には、ステップSB16の処理でセットしたデータ長フィールドF2の値の分だけ、CIR46を読み込む処理が行われる(ステップSB18)。
 ステップSB18の処理が終了すると、ステップSB10の処理及びステップSB18の処理で得たCFR44とCIR46とをAV機器制御権情報表に格納する処理が行われる(ステップSB20)。その後、ステップSB22において、バス上の全ての接続制御装置についてCFR44の読み込みを完了したかを判定する処理が行われ(ステップSB22)、この判断結果が「NO」の場合には処理はステップSB10へ戻る。一方、ステップSB22における判断結果が「YES」の場合にはAV機器制御権情報表の作成処理が終了する。
 また、ステップSB14における判断結果が「NO」の場合にはステップSB22の処理へ進み、上述の処理が行われる。
 次に、図4中のAV機器制御権判定処理(ステップS24)の詳細について説明する。図8は、図4中のAV機器制御権判定処理(ステップS24)の詳細を示すフローチャートである。この処理は、上述した処理によって作成された図6に示すAV機器制御権情報表に基づいてAV機器制御権判定部26(図1参照)によって行われる。
 処理が開始すると、AV機器制御権情報表内において、同一PCRのCIR情報を抽出する処理が行われる(ステップSC10)。ここで、同一PCRとは、CIR情報中、p、PCR[i]、対象バスID、対象物理IDの各フィールド値が全て一致しているPCRのことをいう。ステップSC10の処理が終了すると、ステップSC10での処理で抽出されたCIR情報のうち、Infoフィールド値が“01”であるCIR情報の数分だけ、P−PカウンタフィールドF8の値が大きいCIR情報から順に削除する処理が行われる。ただし、抽出された同一PCRのCIR情報の中で、P−PカウンタフィールドF8の値が重複する場合は、InfoフィールドF9に格納された値が“01”により削除されるCIR情報は、ノードID番号が最も大きい接続制御装置に属するCIR情報とする(ステップSC12)。
 ステップSC12の処理が終了すると、InfoフィールドF9の値が“01”であるCIR情報を削除する処理が行われる(ステップSC14)。ステップSC14の処理が終了した時点で、CIR情報が残っているか判定する処理が行われる(ステップSC16)。ステップSC16における判断結果が「YES」の場合は処理がステップSC18へ進む。
 ステップSC18では、ステップSC14で残されたCIR情報の中で、P−PカウンタフィールドF8に格納された値が最小であるCIR情報を抽出する処理が行われる。ステップSC18の処理が終了すると、ステップSC18の処理で抽出されたCIR情報が属するAV機器制御権情報表内の接続制御装置のバスIDと物理IDを抽出し、記憶する処理が行われる(ステップSC20)。この処理により、AV機器の制御権が決定される。
 ステップSC20の処理が終了すると、AV機器制御権情報表中の全てのCIR情報についてAV機器制御権判定を行ったか否かを判定する処理が行われ(ステップSC22)、この判定結果が「NO」の場合には処理がステップSC10へ戻り、判断結果が「YES」の場合にはAV機器制御権判定処理が終了する。また、ステップSC16の判断結果が「NO」である場合には、ステップSC22へ進み、上記判断処理がなされる。
 以上、本発明の一実施形態による接続制御装置について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に設計変更が可能である。例えば上記実施形態では、本発明をIEEE1394規格に適用した場合について説明したが、本発明はパケット方式によるシリアル双方向通信が可能であり且つAV機器を複数台接続可能なバスに接続される接続制御装置であれば適用することができる。
本発明の一実施形態による接続制御装置の構成を示すブロック図である。 CFR44及びCIR46のレジスタアドレスを示す図である。 CFR44及びCIR46のフォーマットを示す図であり、(a)はCFRフォーマットであり、(b)はCIRフォーマットである。 本発明の一実施形態による接続制御装置の全体処理の概略を説明する図である。 図4中のCFR44とCIR46との更新処理(ステップS14)の詳細を示すフローチャートである。 ステップS22の処理によって作成されるAV機器制御権情報表の一例を示す図である。 図4中のAV機器制御権情報表作成処理(ステップS22)の詳細を示すフローチャートである。 図4中のAV機器制御権判定処理(ステップS24)の詳細を示すフローチャートである。 IEEE1394バスを用いて1394機器たるAV機器のネットワークを構築した例を示す図である。 上述したレジスタの詳細なフォーマットを示す図であり、(a)は出力マスタープラグレジスタ(oMPR)のフォーマットを示し、(b)は入力マスタープラグレジスタ(iMPR)のフォーマットを示し、(c)は出力プラグ制御レジスタ(oPCR)のフォーマットを示し、(d)は入力プラグ制御レジスタ(iMPR)のフォーマットを示している。 IEEE1394CSR空間の構造を説明する図である。 従来の接続制御を説明するための図である。 従来技術の課題を示すバス構成及び接続例を説明する図である。
符号の説明
 20             接続制御部
 22             PCR制御部(読出手段)
 24             AV機器制御部
 26             AV機器制御権判定部
 30             1394トランザクション層
 32             1394リンク層
 34             1394物理層
 40             シリアルバスマネージメント(読出手段)
 42             CSR
 44             制御フラグレジスタ(記憶手段)
 46             制御情報レジスタ(記憶手段)
 F5,F6,F10,F11  フィールド(接続先の機器の識別子)
 F8,F9          フィールド(接続の優先度)
 F3             履歴情報(更新履歴情報)

Claims (13)

  1.  パケット方式によるシリアル双方向通信が可能であり且つ機器を複数台接続可能なバス上に接続された接続制御装置であって、
     自機の前記バスを介した他の機器との論理的接続状況を記憶するとともに、前記バスを介した他機同士の論理的接続状況を記憶する記憶手段を具備することを特徴とする接続制御装置。
  2.  前記バスに接続された他機の記憶手段に記憶された接続状況を前記バスを介して読み出す読出手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の接続制御装置。
  3.  前記接続状況は、接続先の機器の識別子を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の接続制御装置。
  4.  前記接続状況は、接続の優先度を示す情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の接続制御装置。
  5.  前記バスはIEEE1394バスに準拠したバスであることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の接続制御装置。
  6.  前記接続状況は、前記接続状況の更新履歴情報を含み、
     前記読出手段によって読み出された接続状況と自機に記憶されている接続状況とを比較し、自機に記憶されている接続状況が古い場合には自機に記憶されている接続状況を更新する更新手段を具備することを特徴とする請求項2記載の接続制御装置。
  7.  前記接続状況は、自機が設定した接続を解除した他機の情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の接続制御装置。
  8.  前記優先度を示す情報に基づいて前記バスに接続された機器各々の制御権を決定する決定手段を具備することを特徴とする請求項4記載の接続制御装置。
  9.  IEEE1394バスに接続され、プラグ制御レジスタを備えた機器間の接続制御を行う接続制御装置であって、
     前記1394バスを介してパケット送受信を行い、他機のプラグ制御レジスタを制御するとともに、機器間の接続情報を生成するプラグ制御レジスタ制御部と、
     前記プラグ制御レジスタ制御部で生成された接続情報を格納する制御情報レジスタと、
     前記制御情報レジスタの更新の有無と前記制御情報レジスタの情報量を示す制御フラグレジスタと、
     前記1394バスを介してパケット送受信を行い、前記1394バスに接続された機器の動作を制御する機器制御部と、
     同一バス上に接続された機器全ての前記制御情報レジスタの値と前記制御フラグレジスタの値とを取得し、制御を許可する機器を決定し、前記機器制御部に通知する機器制御権判定部と
     を具備することを特徴とする接続制御装置。
  10.  前記制御フラグレジスタは、前記制御情報レジスタの情報量を表すデータ長フィールドと、
     前記制御情報レジスタの更新の有無を示し、更新される毎にその値がインクリメントされる履歴情報フィールドと
     を有することを特徴とする請求項9記載の接続制御装置。
  11.  前記制御情報レジスタは、前記プラグ制御レジスタの入出力を表すフィールドと、
     前記機器に備えられているプラグ制御レジスタの番号を表すフィールドと、
     前記プラグ制御レジスタのポイントツーポイント接続カウンタの値を表すフィールドと、
     前記制御情報レジスタの種類を表すフィールドと、
     前記プラグ制御レジスタが備えられた機器のバスID及び物理IDを示す対象バスIDフィールド及び対象物理IDフィールドと
     を有することを特徴とする請求項9又は請求項10記載の接続制御装置。
  12.  前記制御情報レジスタの種類を表すフィールドは、自機が設定したプラグ制御レジスタの情報を格納したことを示す値と他の接続制御装置が設定したポイントツーポイント接続を自機が解放したプラグ制御レジスタの情報を格納したことを示す値を格納するフィールドであることを特徴とする請求項11記載の接続制御装置。
  13.  前記制御フラグレジスタ及び前記制御情報レジスタは、IEEE1212で規定される制御ステータスレジスタ空間に配置されることを特徴とする請求項9記載の接続制御装置。
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