JP2004006764A - デバイスの製造方法、デバイス製造装置、デバイス及び電子機器 - Google Patents

デバイスの製造方法、デバイス製造装置、デバイス及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】液滴吐出装置を用いて基板上に異なる形態のパターンそれぞれを混在して形成する際、所望の精度でパターン形成をするとともに、製造時間を短縮する。
【解決手段】基板上に格子状の複数の単位領域(第1ビットD1、第2ビットD2)を設定し、単位領域それぞれにインクジェット装置より液滴を吐出する工程を有するデバイスの製造方法であって、基板上に、複数の第1ビットD1からなる第1ビットマップと、第1ビットD1とは異なる大きさの複数の第2ビットD2からなる第2ビットマップとが設定されたときに、第1ビットD1の大きさと第2ビットD2の大きさとの最大公約数を算出し、その最大公約数を第3ビットD3の大きさとして第1ビットマップ及び第2ビットマップを第3ビットで再設定し、第3ビットマップで規定される位置に液滴を吐出する。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液滴吐出装置を用いて基板上にパターンを形成するデバイスの製造方法、デバイス製造装置、デバイス及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体集積回路など微細な配線パターンを有するデバイスの製造方法としてフォトリソグラフィー法が多用されている。一方、下記特許文献1、特許文献2などに開示されているような液滴吐出方式を用いたデバイスの製造方法が注目されている。上記公報に開示されている技術は、パターン形成面にパターン形成用材料を含んだ液体材料を液滴吐出ヘッドから吐出することによって基板上に材料を配置し、配線パターンを形成するものであり、少量多種生産に対応可能である点などにおいて大変有効である。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−274671号公報
【特許文献2】
特開2000−216330号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、デバイスに形成される配線パターンにおいて、一般に、直線パターンとこの直線パターンに傾斜する傾斜線パターンとが混在しており、あるいは異なる線幅を有する配線パターンが混在している。これらの異なる形態の配線パターンを同一の吐出条件で液滴吐出装置で形成しようとすると、所望のパターン精度が得られなくなる場合がある。例えば、直線パターンを形成する際に粗いドットで吐出動作を行っても直線パターンは所望のパターン精度で形成できるが、直線パターンを形成したときと同じドットで傾斜線パターンを形成しようとすると、傾斜線パターンの縁部が階段状となって所望の形状を得ることができず、デバイス性能を低下させてしまうといった問題が生じる。
【0005】
この問題に対処するために、例えば、直線パターンを形成するエリアにおいては粗いドットで吐出動作を行い、斜線パターンを形成するエリアにおいては細かいドットで吐出動作を行うという製造方法を用いることが考えられる。
【0006】
しかしながら、上記製造方法を実施するうえでは、液滴吐出装置において、粗いドットで吐出動作を行うエリアは、粗いビットマップを形成してそのビットマップに基づいて吐出位置を制御しなければならず、細かいドットで吐出動作を行うエリアは、細かいビットマップを形成してそのビットマップに基づいて吐出位置を制御しなければならないので、配線パターンの製造時間が長くなってしまうという問題点がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、液滴吐出装置を用いて基板上に異なる形態のパターンそれぞれを混在して形成する際、所望の精度でパターン形成をすることができるとともに、製造時間を短縮することができるデバイスの製造方法、デバイス製造装置、デバイス及び電子機器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明のデバイスの製造方法は、基板上に複数の単位領域を設定し、前記単位領域のそれぞれに対して液滴吐出装置より液体材料の液滴を吐出し、前記基板上に所定のパターンを形成するデバイスの製造方法であって、前記基板上に、第1の単位領域からなる第1のエリアと、前記第1の単位領域とは異なる大きさの第2の単位領域からなる第2のエリアとが設定し、前記第1の単位領域の大きさと前記第2の単位領域の大きさとの最大公約数を算出し、該最大公約数を第3の単位領域の大きさとして、前記第1のエリア及び前記第2のエリアを該第3の単位領域として再設定し、該第3の単位領域として規定される位置に前記液滴を吐出することを特徴とする。
このような方法によれば、第1のエリアに設定されたパターン及び第2のエリアに設定されたパターンを、液滴吐出装置を用いて一括して形成することが可能となるので、基板上に異なる形態のパターンそれぞれを混在して形成する際、所望の精度でパターン形成をすることができるとともに、製造時間を短縮することができる。
【0009】
また、本発明のデバイスの製造方法は、前記第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域は、ほぼ正方形の形状であることが好ましい。
このような方法によれば、最大公約数の算出が容易になり、さらに製造時間を短縮することが可能となる。
【0010】
また、本発明のデバイスの製造方法は、前記第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域の形状をほぼ正方形とし、各単位領域をなす正方形の一辺の長さを基準として前記最大公約数を算出することが好ましい。
このような方法によれば、最大公約数の算出がさらに容易になり、さらに製造時間を短縮することが可能となる。
【0011】
また、本発明のデバイスの製造方法は、第1のパターンと、前記第1のパターンに対して異なる方向に延在する第2のパターンを形成する際に、前記第1のパターンと前記第2のパターンの接続箇所においては、前記第3の単位領域の略中心からずれた位置に、前記液滴吐出装置より液滴を吐出することが好ましい。
このような方法によれば、第3の単位領域で再設定したエリアの全体について、基板上に吐出された液滴相互の間隔を均一化することができ、パターンの接続箇所など断線などの不具合が生じ易い箇所についても、均一な膜厚を持たせた良好なパターンを形成することができる。
【0012】
また、本発明のデバイスの製造方法は、前記第3の単位領域の略中心からずれた位置は、前記第1のパターン及び前記第2のパターンを形成するときの吐出間隔と前記接続箇所を形成するときの吐出間隔とが略同一になる位置であることが好ましい。
このような方法によれば、パターンの接続箇所を含む基板上の被吐出面全体について、液滴相互の間隔を均一化することができ、パターンの接続箇所など断線などの不具合が生じ易い箇所についても、均一な膜厚を持たせた良好なパターンを形成することができる。
【0013】
また、本発明のデバイスの製造方法は、前記第3の単位領域の大きさに応じて前記液滴の吐出液量を制御することが好ましい。
【0014】
また、本発明のデバイスの製造方法は、前記液滴の吐出液量の制御は、前記第3の単位領域の大きさに比例した制御とすることが好ましい。
このような方法によれば、形成可能な線幅をより狭めながら、高速にパターンを製造することが可能となる。
【0015】
また、本発明のデバイスの製造方法は、前記第2のパターンを形成するときの液滴の吐出液量を、前記第1のパターンを形成するときの液滴の吐出液量より多くして吐出することが好ましい。
このような方法によれば、第1のパターンである直線形状パターンに比べて液滴の吐出間隔が広くなりがちな第2のパターンである傾斜形状パターンの形成において、十分な量の液滴を吐出することができ、斜線形状パターン部など断線などの不具合が生じ易い箇所についても、均一な膜厚を持たせた良好なパターンを形成することができる。
【0016】
また、本発明のデバイス製造装置は、液体材料の液滴を吐出する液滴吐出装置を備えたデバイス製造装置であって、
液滴を吐出する第1の単位領域からなる第1のエリアと、前記第1の単位領域とは異なる大きさの第2の単位領域からなる第2のエリアとを設定し、前記第1の単位領域の大きさと前記第2の単位領域の大きさとの最大公約数を算出し、該最大公約数を第3の単位領域の大きさとして、前記第1のエリア及び前記第2のエリアを該第3の単位領域として再設定し、該第3の単位領域で規定される位置に前記吐出をするように制御する制御装置を備えることを特徴とする。
このような装置によれば、第1のエリアに設定されたパターン及び第2のエリアに設定されたパターンを、液滴吐出方式で一括して形成することが可能となるので、所望の精度で各種パターンを形成することができるとともに、製造時間を短縮することができる。
【0017】
また、本発明のデバイス製造装置は、前記制御装置は、前記第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域を正方形の形状として規定し、該第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域それぞれの前記大きさを、各単位領域をなす正方形の一辺の長さで識別し、該長さを用いて前記最大公約数を算出することが好ましい。
このような装置によれば、最大公約数の算出が容易になり、さらに製造時間を短縮することが可能となる。
【0018】
また、本発明のデバイスは、前記デバイス製造装置で製造されたことを特徴とする。
このようなデバイスによれば、所望のパターン精度を有するパターンを備え、断線などの不具合が生じにくくなる。
【0019】
また、本発明の電子機器は、前記デバイスを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、優れたデバイス性能を有し、製造時間を短縮することができる電子機器が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のデバイスの製造方法及びデバイス製造装置について説明する。図1は本発明のデバイス製造装置の一実施形態を示す概略斜視図である。本発明のデバイス製造装置は、液滴吐出ヘッドから基板に対して液滴を吐出(滴下)することによりデバイスを製造するインクジェット装置(液滴吐出装置)である。
【0021】
図1において、インクジェット装置IJは、インクジェットヘッド1と、X軸方向駆動軸4と、Y軸方向ガイド軸5と、制御装置CONTと、ステージ7と、クリーニング機構8と、基台9と、ヒータ15とを備えている。
【0022】
ステージ7は、このインクジェット装置IJによりインク(液体材料)を設けられる基板Pを支持するものであって、基板Pを基準位置に固定する不図示の固定機構を備えている。
【0023】
インクジェットヘッド1は、複数の吐出ノズルを備えたマルチノズルタイプのインクジェットヘッドであり、長手方向とY軸方向とを一致させている。複数の吐出ノズルは、インクジェットヘッド1の下面にY軸方向に並んで一定間隔で設けられている。インクジェットヘッド1の吐出ノズルからは、ステージ7に支持されている基板Pに対して、例えば導電性微粒子を含むインク(液体材料)が吐出される。
【0024】
X軸方向駆動軸4には、X軸方向駆動モータ2が接続されている。X軸方向駆動モータ2はステッピングモータ等であり、制御装置CONTからX軸方向の駆動信号が供給されると、X軸方向駆動軸4を回転させる。X軸方向駆動軸4が回転すると、インクジェットヘッド1はX軸方向に移動する。
【0025】
Y軸方向ガイド軸5は、基台9に対して動かないように固定されている。ステージ7は、Y軸方向駆動モータ3を備えている。Y軸方向駆動モータ3はステッピングモータ等であり、制御装置CONTからY軸方向の駆動信号が供給されると、ステージ7をY軸方向に移動する。
【0026】
制御装置CONTは、インクジェットヘッド1に液滴の吐出制御用の電圧を供給する。また、X軸方向駆動モータ2にインクジェットヘッド1のX軸方向の移動を制御する駆動パルス信号を、Y軸方向駆動モータ3にステージ7のY軸方向の移動を制御する駆動パルス信号を供給する。
【0027】
クリーニング機構8は、インクジェットヘッド1をクリーニングするものである。クリーニング機構8には、図示しないY軸方向の駆動モータが備えられている。このY軸方向の駆動モータの駆動により、クリーニング機構は、Y軸方向ガイド軸5に沿って移動する。クリーニング機構8の移動も制御装置CONTにより制御される。
【0028】
ヒータ15は、ここではランプアニールにより基板Pを熱処理する手段であり、基板P上に塗布された液体材料に含まれる溶媒の蒸発及び乾燥を行う。このヒータ15の電源の投入及び遮断も制御装置CONTにより制御される。なお、熱処理の手段としてはホットプレート、熱風送風機、電気炉などを用いても構わない。
【0029】
本実施形態において、インクジェット装置IJは基板P上に配線パターンを形成する。したがって、インクには、配線パターン形成用材料である導電性微粒子(金属微粒子)が含まれている。インクは、金属微粒子を所定の溶剤及びバインダー樹脂を用いてペースト化したものである。金属微粒子としては、例えば、金、銀、銅、鉄等が挙げられる。金属微粒子の粒径は5〜100μmであることが好ましく、可能な限り小さい(例えば5〜7μm)ことが好ましい。インクジェットヘッド1から基板Pに吐出された液体材料は、ヒータ15で熱処理されることにより導電性膜に変換(製膜)される。またこれ以外の例として、配線パターン形成に用いられる導電性微粒子のほかに、絶縁性微粒子を含む液状体を液滴吐出装置により吐出して絶縁パターンの形成に応用してもよい。
【0030】
なお、配線パターンを形成するインクとしては、有機金属化合物、有機金属錯体、及びそれに類するものを含むインクを用いることができる。有機金属化合物としては、例えば有機銀化合物が挙げられ、有機銀化合物を所定の溶媒に分散(溶解)した溶液を配線パターン形成用のインクとして用いることができる。この場合、溶媒としては例えばジエチレングリコールジエチルエーテルを用いることができる。インクとして有機銀化合物(有機金属化合物)を用いた場合、インクを熱処理又は光処理することで有機分が除去され、銀粒子(金属粒子)が残留して導電性が発現される。
【0031】
インクジェット装置IJは、インクジェットヘッド1と基板Pを支持するステージ7とを相対的に走査しつつ基板Pに対して液滴を吐出する。ここで、以下の説明において、X軸方向を走査方向(所定方向)、X軸方向と直交するY軸方向を非走査方向とする。したがって、インクジェットヘッド1の吐出ノズルは、非走査方向であるY軸方向に一定間隔で並んで設けられている。
【0032】
次に、上述したインクジェット装置IJを用いて配線パターンを形成する方法について説明する。以下の説明では、インクジェット装置IJを用いてプラズマ表示装置の配線パターンを形成する例について説明する。
【0033】
図2はプラズマ表示装置のブロック図の一例を示す図である。図2において、プラズマ表示装置52は、マトリクス形式のカラー表示デバイスであるAC型のプラズマディスプレイパネル51と、画面(スクリーン)を構成する多数のセルを選択的に点灯させるための駆動ユニット53とからなる。プラズマディスプレイパネル51は、一対のサステイン電極Xd、Ydが平行配置された面放電形式のプラズマディスプレイパネルであり、各セルにサステイン電極Xd、Ydとアドレス電極Aとが対応する3電極構造の電極マトリクスを有している。サステイン電極Xd、Ydは画面のライン方向(水平方向)に延び、一方のサステイン電極Ydはアドレッシングに際してライン単位にセルを選択するためのスキャン電極として用いられる。アドレス電極Aは列単位にセルを選択するためのデータ電極であり、列方向(垂直方向)に延びている。駆動ユニット53は、コントローラ54、フレームメモリ55、Xドライバ回路56、Yドライバ回路57、アドレスドライバ回路58、及び図示しない電源回路を有している。駆動ユニット53には外部装置から各ピクセルのRGBの輝度レベル(階調レベル)を示す多値の映像データDR、DG、DBが、各種の同期信号とともに入力される。映像データDR、DG、DBは、フレームメモリ55に一旦格納された後、コントローラ54により各色毎にサブフレームデータDsfに変換され、再びフレームメモリ55に格納される。サブフレームデータDsfは、階調表示のために1フレームを分割した各サブフレームにおけるセルの点灯の要否を示す2値データの集合である。Xドライバ回路56はサステイン電極Xdに対する電圧印加を担い、Yドライバ回路57はサステイン電極Ydに対する電圧印加を担う。アドレスドライバ回路58は、フレームメモリ55から転送されたサブフレームデータDsfに応じて、アドレス電極Aに選択的にアドレス電極を印加する。
【0034】
図3は、図2に示したプラズマ表示装置の配線のうちの一部を示した拡大模式図である。図3に示す模式図において、基板P上には、X軸方向(第1の方向)に延在する直線パターン(第1のパターン)31と、この直線パターン31に接続し、直線パターン31の延在方向に対して傾斜する方向(第2の方向)に延在する傾斜線パターン(第2のパターン)32とが形成されている。傾斜線パターン32は、例えば図2におけるドライバ回路とサステイン電極とを接続する引き出し線である。一方、直線パターン31は、例えばサステイン電極である。以下の説明では、図3に示した直線パターン31と傾斜線パターン32とを有する配線パターン30を形成する場合の手順を例に説明する。
【0035】
まず、インクジェット装置IJの制御装置CONTは、図4に示すように、基板P上に格子状の複数のビット(単位領域)からなるビットマップを設定する。ここで、制御装置CONTは、直線パターン31を形成するために、所定の大きさD1を有する第1ビット(第1の単位領域)からなる第1ビットマップ(第1のエリア)BM1と、傾斜線パターン32を形成するために、第1ビットとは異なる大きさD2を有する第2ビット(第2の単位領域)からなる第2ビットマップ(第2のエリア)BM2とを基板P上に設定する。本実施形態において、ビットは正方形状に設定されている。ここで、傾斜線パターン32を形成するための第2ビットの大きさD2は、直線パターン31を形成するための第1ビットの大きさD1より小さく設定されている。第2ビットを第1ビットより細かく設定することにより、傾斜線パターン32を所望の形状に設定できる。すなわち、傾斜線パターンを粗い第1ビットで形成するより、傾斜線パターンを細かい第2ビットで形成するほうが、傾斜線パターンの縁部で生ずる階段形状などの凸凹を小さくすることができ、より細い傾斜線パターンについて良好な形状に形成することができる。
【0036】
しかしながら、上記の第1ビットマップBM1及び第2ビットマップBM2を用いて配線パターンを形成すると、先ず、第1ビットマップBM1を用いて直線パターン31を形成し、次いで第2ビットマップBM2を用いて傾斜線パターン32を形成しなければならないので(換言すれば直線パターン31及び傾斜線パターン32を同時に形成することができないので)、製造時間が長くなるという問題点が生ずる。
【0037】
すなわち、制御装置CONTは、第1ビットマップBM1を用いて直線パターン31を形成した後に、基板Pに対するビットマップの設定を第1ビットマップBM1から第2ビットマップBM2に変更しなければならない。具体的には、基板P上には不図示のアライメントマークが形成されており、インクジェット装置IJにはアライメントマークを用いて基板Pの位置を検出するアライメント装置が設けられている。制御装置CONTは、アライメント装置を用いて基板Pの位置を検出し、この検出結果に基づいて、直線パターン31に対して第2ビットマップBM2を所定位置に設定しなければならない。これらの位置設定を高精度に行うために、第1ビットマップBM1から第2ビットマップBM2への設定変更には長時間が必要となる。
【0038】
そこで、本実施形態では、上記製造時間が長くなるという問題点が発生することを回避すべく、以下に説明するように、インクジェット装置IJの制御装置CONTが動作する。
まず、制御装置CONTは、第1ビットマップBM1をなす第1ビット(第1の単位領域)の大きさD1と、第2ビットマップBM2をなす第2ビット(第2の単位領域)の大きさD2との最大公約数を算出する。ここで、第1ビットの大きさD1は、第1ビットをなす正方形の一辺の長さであり、例えば6μmとする。第2ビットの大きさD2は、第2ビットをなす正方形の一辺の長さであり、例えば4μmとする。すると、制御装置CONTは、「6」と「4」の最大公約数である「2」を算出する。
【0039】
次いで、制御装置CONTは、算出した最大公約数「2」を新たな単位領域(第3の単位領域)である第3ビットの大きさD3とする。そして、制御装置CONTは、図4に示す第1のエリア及び第2のエリアを、図5に示すような第3ビットの大きさD3を単位領域とするビットマップに再設定する。したがって、第3ビットの大きさD3をなす正方形の一辺の長さは、上記最大公約数である2μmとなる。図5は、図4における直線パターン31と傾斜線パターン32の接続箇所について、ビットマップを再設定した状態を示した拡大模式図である。
【0040】
次いで、制御装置CONTは、第3ビットの大きさD3で基板P上に再設定したビットマップに基づいて、基板Pに対してX軸方向に走査しつつ、その再設定したビットマップの複数のビットのうち、直線パターン31及び傾斜線パターン32の形成位置に該当するビットに対して、吐出動作を行わせる。これにより、基板P上には、直線パターン31及び傾斜線パターン32が同時に形成される。
【0041】
これらにより、本実施形態によれば、第1ビット(第1の単位領域)からなる第1ビットマップBM1(第1のエリア)と、第1ビットの大きさD1とは異なる大きさD2の第2ビット(第2の単位領域)からなる第2ビットマップBM2(第2のエリア)とが設定されたときに、第1ビットの大きさD1と第2ビットの大きさD2の最大公約数を第3の単位領域(第3ビット)の大きさD3として、その第3ビットの大きさD3で第1のエリア及び第2のエリアを再設定し、第3ビットで規定される位置に液滴を吐出するので、第1のエリアに設けるパターンと第2のエリアに設けるパターンを一括して同時に形成することができ、高精度のパターンを高速に製造することができる。したがって、断線などの不具合の発生を抑えた高性能なデバイスを高速に製造できる。
【0042】
上記実施形態では、第3ビットで再設定したビットマップにおける各ビットの略中心に、液滴の中心が位置するように吐出する。本発明はこれに限定されるものではなく、所望のビットについて吐出するときに、そのビットの中心からずれた位置に液滴を吐出させてもよい。
【0043】
図6は、図4又は図5における直線パターン31と傾斜線パターン32の接続箇所における各液滴の吐出位置を示す拡大模式図である。原則として、ビットマップにおける各ビットの中心Cに、液滴の中心M1が位置するように吐出する。例えば、直線パターン31と傾斜線パターン32の接続箇所では、その接続箇所のビットの中心Cから少しずれた位置に、液滴の中心M2が位置するように吐出する。
【0044】
ここで、液滴の中心M2の位置は、例えば、全ての液滴相互間の間隔が略同一となるような位置とする。すなわち、直線パターン31及び傾斜線パターン32を形成するときの吐出間隔と接続箇所を形成するときの吐出間隔とが略同一となる位置とする。
このように液滴の吐出位置を制御することで、パターンの接続箇所など断線などの不具合が生じ易い箇所についても、均一な膜厚を持たせた良好なパターンを形成することができる。
【0045】
上記実施形態では、液滴の吐出液量は特に制御しなかったが、再設定されたビットマップをなす第3ビットの大きさD3に応じて液滴の吐出液量を制御してもよい。この制御をする場合は、第3ビットの大きさD3に比例させて液滴の吐出液量を制御することが好ましい。このように制御することで、形成可能な線幅をより狭めながら、高速にパターンを製造することが可能となる。
【0046】
また、液滴の吐出液量を制御するときは、傾斜線パターン32のような斜線形状パターンを形成するときの液滴の吐出液量を、直線パターン31のような直線形状パターンを形成するときの液滴の吐出液量よりも大きくすることが好ましい。このように制御することで、直線形状パターンに比べて液滴の吐出間隔が広くなりがちな傾斜形状パターンの形成において十分な量の液滴を吐出することができ、斜線形状パターン部など断線などの不具合が生じ易い箇所についても、均一な膜厚を持たせた良好なパターンを形成することができる。
【0047】
上記実施形態のデバイスの製造方法で製造した表示装置(デバイス)を備えた電子機器の例について説明する。
図7は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図7において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記の表示装置を用いた表示部を示している。
【0048】
図8は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図8において、符号1100は時計本体を示し、符号1101は上記の表示装置を用いた表示部を示している。
【0049】
図9は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図9において、符号1200は情報処理装置、符号1202はキーボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本体、符号1206は上記の表示装置を用いた表示部を示している。
【0050】
図7から図9に示す電子機器は、上記実施形態の表示装置を備えているので、表示品位に優れ、明るい画面であって不具合の発生が少ない表示部を備えた電子機器を実現できるとともに、製造期間を短縮することができる。
【0051】
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能であり、実施形態で挙げた具体的な材料や層構成及び製造方法などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
【0052】
例えば、上記実施形態では、本発明のデバイスの製造方法をプラズマ表示装置の製造に適用した例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数の形態を有する配線パターンを備えたデバイス、例えば、有機エレクトロルミネッセンス装置の構成要素となる配線パターンの製造、又は液晶表示装置の構成要素となる配線パターンの製造に適用することも可能である。また、その他のデバイスの例としては、電気泳動装置の配線パターン形成にも適用できる。以下、本発明の製造方法の適用例について説明する。
【0053】
本発明は、図10に示す電気光学装置としてのプラズマ型表示装置を製造する際に適用することができる。図10に示すプラズマ型表示装置500は、互いに対向して配置された(ガラス)基板501及びガラス基板502と、これらの間に形成された放電表示部510とから概略構成される。放電表示部510は、複数の放電室516が集合されてなり、複数の放電室516のうち、赤色放電室516(R)、緑色放電室516(G)、青色放電室516(B)の3つの放電室516が対になって1画素を構成するように配置されている。基板501の上面には所定の間隔でストライプ状にアドレス電極511が形成され、それらアドレス電極511と基板501の上面とを覆うように誘電体層519が形成され、更に誘電体層519上においてアドレス電極511、511間に位置して各アドレス電極511に沿うように隔壁515が形成されている。なお、隔壁515においてはその長手方向の所定位置においてアドレス電極511と直交する方向にも所定の間隔で仕切られており(図示略)、基本的にはアドレス電極511の幅方向左右両側に隣接する隔壁と、アドレス電極511と直交する方向に延設された隔壁により仕切られる長方形状の領域が形成され、これら長方形状の領域に対応するように放電室516が形成され、これら長方形状の領域が3つ対になって1画素が構成される。また、隔壁515で区画される長方形状の領域の内側には蛍光体517が配置されている。蛍光体517は、赤、緑、青の何れかの蛍光を発光するもので、赤色放電室516(R)の底部には赤色蛍光体517(R)が、緑色放電室516(G)の底部には緑色蛍光体517(G)が、青色放電室516(B)の底部には青色蛍光体517(B)が各々配置されている。ガラス基板502側には、先のアドレス電極511と直交する方向に複数のITOからなる透明表示電極512がストライプ状に所定の間隔で形成されるとともに、高抵抗のITOを補うために、金属からなるバス電極512aが形成されている。また、これらを覆って誘電体層513が形成され、更にMgOなどからなる保護膜514が形成されている。そして、前記基板501とガラス基板502との基板が、前記アドレス電極511…と表示電極512…を互いに直交させるように対向させて相互に貼り合わされ、基板501の隔壁515とガラス基板502側に形成されている保護膜514とで囲まれる空間部分を排気して希ガスを封入することで放電室516が形成されている。なお、ガラス基板502側に形成される表示電極512は各放電室516に対して2本ずつ配置されるように形成されている。上記アドレス電極511と表示電極512は図示略の交流電源に接続され、各電極に通電することで必要な位置の放電表示部510において蛍光体517を励起発光させてカラー表示ができるようになっている。
【0054】
本実施形態では、表示電極512やバス電極512aが本発明の製造方法に基づいて形成される。なお、表示電極512やバス電極512a以外のその他の部分、例えば不図示の両端の引き出し電極などを形成する場合にも本発明を適用できる。
【0055】
本発明は、図11に示す液晶装置を製造する際にも適用できる。図11は、液晶装置の第1基板上の信号電極等の平面レイアウトを示すものである。この液晶装置は、この第1基板と、走査電極等が設けられた第2基板(図示せず)と、第1基板と第2基板との間に封入された液晶(図示せず)とから概略構成されている。図11に示すように、第1基板300上の画素領域303には、複数の信号電極310…が多重マトリクス状に設けられている。特に各信号電極310…は、各画素に対応して設けられた複数の画素電極部分310a…とこれらを多重マトリクス状に接続する信号配線部分310b…とから構成されており、Y方向に伸延している。また、符号350は1チップ構造の液晶駆動回路で、この液晶駆動回路350と信号配線部分310b…の一端側(図中下側)とが第1引き回し配線331…を介して接続されている。また、符号340…は上下導通端子で、この上下導通端子340…と、図示しない第2基板上に設けられた端子とが上下導通材341…によって接続されている。また、上下導通端子340…と液晶駆動回路350とが第2引き回し配線332…を介して接続されている。
【0056】
本実施形態では、上記第1基板300上に設けられた信号配線部分310b…、第1引き回し配線331…、第2引き回し配線332…が、各々本発明の製造方法に基づいて形成される。
【0057】
本発明は図12〜図14に示す液晶表示装置を製造する際に適用できる。本実施形態の液晶表示装置は、スイッチング素子としてTFT(ThinFilm Transistor)素子を用いたアクティブマトリクスタイプの透過型液晶装置である。図12は該透過型液晶装置のマトリクス状に配置された複数の画素におけるスイッチング素子、信号線等の等価回路図である。図13はデータ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の構造を示す要部平面図である。図14は図13のA−A’線断面図である。なお、図14においては、図示上側が光入射側、図示下側が視認側(観察者側)である場合について図示している。また、各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
【0058】
本実施形態の液晶表示装置において、図12に示すように、マトリクス状に配置された複数の画素には、画素電極109と当該画素電極109への通電制御を行うためのスイッチング素子であるTFT素子130とがそれぞれ形成されており、画像信号が供給されるデータ線106aが当該TFT素子130のソースに電気的に接続されている。データ線106aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給されるか、あるいは相隣接する複数のデータ線106aに対してグループ毎に供給される。また、走査線103aがTFT素子130のゲートに電気的に接続されており、複数の走査線103aに対して走査信号G1、G2、…、Gmが所定のタイミングでパルス的に線順次で印加される。また、画素電極109はTFT素子130のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT素子130を一定期間だけオンすることにより、データ線106aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。画素電極109を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、後述する共通電極との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能にする。ここで、保持された画像信号がリークすることを防止するために、画素電極109と共通電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量170が付加されている。
【0059】
次に、図13を参照しながら、本実施形態の液晶表示装置の要部の平面構造について説明する。図13に示すように、TFTアレイ基板上に、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透明導電性材料からなる矩形状の画素電極109(点線部109Aにより輪郭を示す)が複数、マトリクス状に設けられており、画素電極109の縦横の境界に各々沿ってデータ線106a、走査線103aおよび容量線103bが設けられている。各画素電極109は、走査線103aとデータ線106aとの各交差部に対応して設けられたTFT素子130に電気的に接続されており、各画素毎に表示を行うことが可能な構造になっている。データ線106aは、TFT素子130を構成する例えばポリシリコン膜からなる半導体層101aのうち、後述のソース領域にコンタクトホール105を介して電気的に接続されており、画素電極109は、半導体層101aのうち、後述のドレイン領域にコンタクトホール108を介して電気的に接続されている。また、半導体層101aのうち、後述のチャネル領域(図中左上がりの斜線の領域)に対向するように走査線103aが配置されており、走査線103aはチャネル領域に対向する部分でゲート電極として機能する。容量線103bは、走査線103aに沿って略直線状に伸びる本線部(すなわち、平面的に見て、走査線103aに沿って形成された第1領域)と、データ線106aと交差する箇所からデータ線106aに沿って前段側(図中上向き)に突出した突出部(すなわち、平面的に見て、データ線106aに沿って延設された第2領域)とを有する。
【0060】
次に、図14を参照しながら、本実施形態の液晶表示装置の断面構造について説明する。図14は上述した通り、図13のA−A’線断面図であり、TFT素子130が形成された領域の構成について示す断面図である。本実施の形態の液晶表示装置においては、TFTアレイ基板110と、これに対向配置される対向基板120との間に液晶層150が挟持されている。TFTアレイ基板110は、透光性の基板本体110A、その液晶層150側表面に形成されたTFT素子130、画素電極109、配向膜140を主体として構成されており、対向基板120は透光性のプラスチック基板(基板本体)120Aと、その液晶層150側表面に形成された共通電極121と配向膜160とを主体として構成されている。そして、各基板110,120は、スペーサ115を介して所定の基板間隔(ギャップ)が保持されている。TFTアレイ基板110において、基板本体110Aの液晶層150側表面には画素電極109が設けられ、各画素電極109に隣接する位置に、各画素電極109をスイッチング制御する画素スイッチング用TFT素子130が設けられている。画素スイッチング用TFT素子130は、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、走査線103a、当該走査線103aからの電界によりチャネルが形成される半導体層101aのチャネル領域101a’、走査線103aと半導体層101aとを絶縁するゲート絶縁膜102、データ線106a、半導体層101aの低濃度ソース領域101bおよび低濃度ドレイン領域101c、半導体層101aの高濃度ソース領域101dおよび高濃度ドレイン領域101eを備えている。上記走査線103a上、ゲート絶縁膜102上を含む基板本体110A上には、高濃度ソース領域101dへ通じるコンタクトホール105、及び高濃度ドレイン領域101eへ通じるコンタクトホール108が開孔した第2層間絶縁膜104が形成されている。つまり、データ線106aは、第2層間絶縁膜104を貫通するコンタクトホール105を介して高濃度ソース領域101dに電気的に接続されている。さらに、データ線106a上および第2層間絶縁膜104上には、高濃度ドレイン領域101eへ通じるコンタクトホール108が開孔した第3層間絶縁膜107が形成されている。すなわち、高濃度ドレイン領域101eは、第2層間絶縁膜104および第3層間絶縁膜107を貫通するコンタクトホール108を介して画素電極109に電気的に接続されている。
【0061】
本実施形態では、ゲート絶縁膜102を走査線103aに対向する位置から延設して誘電体膜として用い、半導体膜101aを延設して第1蓄積容量電極101fとし、更にこれらに対向する容量線103bの一部を第2蓄積容量電極とすることにより、蓄積容量170が構成されている。また、TFTアレイ基板110Aと画素スイッチング用TFT素子130との間には、画素スイッチング用TFT素子130を構成する半導体層101aをTFTアレイ基板110Aから電気的に絶縁するための第1層間絶縁膜112が形成されている。さらに、TFTアレイ基板110の液晶層150側最表面、すなわち、画素電極109および第3層間絶縁膜107上には、電圧無印加時における液晶層150内の液晶分子の配向を制御する配向膜140が形成されている。したがって、このようなTFT素子130を具備する領域においては、TFTアレイ基板110の液晶層150側最表面、すなわち液晶層150の挟持面には複数の凹凸ないし段差が形成された構成となっている。他方、対向基板120には、基板本体120Aの液晶層150側表面であって、データ線106a、走査線103a、画素スイッチング用TFT素子130の形成領域(非画素領域)に対向する領域に、入射光が画素スイッチング用TFT素子130の半導体層101aのチャネル領域101a’や低濃度ソース領域101b、低濃度ドレイン領域101cに侵入することを防止するための第2遮光膜123が設けられている。さらに、第2遮光膜123が形成された基板本体120Aの液晶層150側には、その略全面にわたって、ITO等からなる共通電極121が形成され、その液晶層150側には、電圧無印加時における液晶層150内の液晶分子の配向を制御する配向膜160が形成されている。
【0062】
本実施形態では、データ線106a、ゲート電極を構成する走査線103a、容量線103b、及び画素電極109等が、本発明の製造方法に基づいて形成される。
【0063】
本発明は、有機EL装置を製造する場合にも適用できる。図15〜図17を参照しながら有機EL装置の製造方法について説明する。なお、図15〜図17には、説明を簡略化するために単一の画素についてのみが図示されている。
まず、基板Pが用意される。ここで、有機EL素子では後述する発光層による発光光を基板側から取り出すことも可能であり、また基板と反対側から取り出す構成とすることも可能である。発光光を基板側から取り出す構成とする場合、基板材料としてはガラスや石英、樹脂等の透明ないし半透明なものが用いられるが、特に安価なガラスが好適に用いられる。本例では、基板として図15(a)に示すようにガラス等からなる透明基板Pが用いられる。そして、基板P上にアモルファスシリコン膜からなる半導体膜700が形成される。次いで、この半導体膜700に対してレーザアニールまたは固相成長法などの結晶化工程が行われ、半導体膜700がポリシリコン膜に結晶化される。次いで、図15(b)に示すように、半導体膜(ポリシリコン膜)700をパターニングして島状の半導体膜710が形成され、その表面に対してゲート絶縁膜720が形成される。次いで、図15(c)に示すようにゲート電極643Aが形成される。次いで、この状態で高濃度のリンイオンが打ち込まれ、半導体膜710に、ゲート電極643Aに対して自己整合的にソース・ドレイン領域643a、643bが形成される。なお、不純物が導入されなかった部分がチャネル領域643cとなる。次いで、図15(d)に示すように、コンタクトホール732、734を有する層間絶縁膜730が形成された後、これらコンタクトホール732、734内に中継電極736、738が埋め込まれる。次いで、図15(e)に示すように、層間絶縁膜730上に、信号線632、共通給電線633及び走査線(図15に示さず)が形成される。ここで、中継電極738と各配線とは、同一工程で形成されていてもよい。このとき、中継電極736は、後述するITO膜により形成されることになる。そして、各配線の上面を覆うように層間絶縁膜740が形成され、中継電極736に対応する位置にコンタクトホール(図示せず)が形成され、そのコンタクトホール内にも埋め込まれるようにITO膜が形成され、さらにそのITO膜がパターニングされて、信号線632、共通給電線633及び走査線(図示せず)に囲まれた所定位置に、ソース・ドレイン領域643aに電気的に接続する画素電極641が形成される。ここで、信号線632及び共通給電線633、さらには走査線(図示せず)に挟まれた部分が、後述するように正孔注入層や発光層の形成場所となっている。
【0064】
次いで、図16(a)に示すように、前記の形成場所を囲むようにバンク650が形成される。このバンク650は仕切部材として機能するものであり、例えばポリイミド等の絶縁性有機材料で形成するのが好ましい。また、バンク650は、液滴吐出ヘッドから吐出される液状体組成物に対して非親和性を示すものが好ましい。バンク650に非親和性を発現させるためには、例えばバンク650の表面をフッ素系化合物などで表面処理するといった方法が採用される。フッ素化合物としては、例えばCF、SF、CHFなどがあり、表面処理としては、例えばプラズマ処理、UV照射処理などが挙げられる。そして、このような構成のもとに、正孔注入層や発光層の形成場所、すなわちこれらの形成材料の塗布位置とその周囲のバンク650との間に、十分な高さの段差611が形成される。次いで、図16(b)に示すように、基板Pの上面を上に向けた状態で、正孔注入層形成用材料を含む液状体組成物614Aが液滴吐出ヘッドによりバンク650に囲まれた塗布位置、すなわちバンク650内に選択的に塗布される。次いで、図16(c)に示すように加熱あるいは光照射により液状体組成物614Aの溶媒を蒸発させて、画素電極641上に、固形の正孔注入層640Aが形成される。
【0065】
次いで、図17(a)に示すように、基板Pの上面を上に向けた状態で、液滴吐出ヘッドより、発光層形成用材料(発光材料)を含む液状体組成物614Bがバンク650内の正孔注入層640A上に選択的に塗布される。発光層形成用材料を含む液状体組成物614Bを液滴吐出ヘッドから吐出すると、液状体組成物614Bはバンク650内の正孔注入層640A上に塗布される。ここで、液状体組成物614Bの吐出による発光層の形成は、赤色の発色光を発光する発光層形成用材料を含む液状体組成物、緑色の発色光を発光する発光層形成用材料を含む液状体組成物、青色の発色光を発光する発光層形成用材料を含む液状体組成物を、それぞれ対応する画素に吐出し塗布することによって行う。なお、各色に対応する画素は、これらが規則的な配置となるように予め決められている。このようにして各色の発光層形成用材料を含む液状体組成物614Bを吐出し塗布したら、液状体組成物614B中の溶媒を蒸発させることにより、図17(b)に示すように正孔層注入層640A上に固形の発光層640Bが形成され、これにより正孔層注入層640Aと発光層640Bとからなる発光部640が得られる。その後、図17(c)に示すように、透明基板Pの表面全体に、あるいはストライプ状に反射電極654が形成される。こうして、有機EL素子が製造される。
【0066】
上述したように、本実施形態では、正孔注入層640A及び発光層640Bが液滴吐出法に基づいて形成され、本発明の製造方法が適用される。また、信号線632、共通給電線633、走査線、及び画素電極641等も、本発明の製造方法に基づいて形成される。
【0067】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、液滴吐出装置を用いて基板上に異なる形態のパターンそれぞれを混在して形成する際、各パターンを一括して形成することが可能となるので、所望の精度でパターン形成しながら製造時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバイス製造装置の一例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明のデバイスの製造方法が適用されるデバイスの一例であってプラズマ表示装置のブロック図である。
【図3】配線パターンの模式図である。
【図4】本発明のデバイスの製造方法を説明する図であって、基板上に設定されるビットマップを説明するための図である。
【図5】本発明のデバイスの製造方法を説明する図であって、基板上に設定されるビットマップを説明するための図である。
【図6】本発明のデバイスの製造方法を説明する図であって、ビットマップおける各液滴の吐出位置を示す拡大模式図である。
【図7】本発明のデバイスを備えた電子機器の一例を示す図である。
【図8】本発明のデバイスを備えた電子機器の一例を示す図である。
【図9】本発明のデバイスを備えた電子機器の一例を示す図である。
【図10】本発明のデバイスの製造方法が適用されるプラズマ型表示装置を示す分解斜視図である。
【図11】本発明のデバイスの製造方法が適用される液晶表示装置を示す平面図である。
【図12】本発明のデバイスの製造方法が適用される液晶表示装置のスイッチング素子及び信号線等の等価回路図である。
【図13】本発明のデバイスの製造方法が適用される液晶表示装置のTFTアレイ基板の構造を示す平面図である。
【図14】本発明のデバイスの製造方法が適用される液晶表示装置の要部断面図である。
【図15】本発明のデバイスの製造方法が適用される有機EL装置の製造工程を示す模式図である。
【図16】本発明のデバイスの製造方法が適用される有機EL装置の製造工程を示す模式図である。
【図17】本発明のデバイスの製造方法が適用される有機EL装置の製造工程を示す模式図である。
【符号の説明】
1…インクジェットヘッド、2…X軸方向駆動モータ、
3…Y軸方向駆動モータ、4…X軸方向駆動軸、5…Y軸方向ガイド軸、
7…ステージ、8…クリーニング機構、9…基台、15…ヒータ、
30…配線パターン、31…直線パターン(第1のパターン)、
32…傾斜線パターン(第2のパターン)、
BM1…第1ビットマップ(第1のエリア)、
BM2…第2ビットマップ(第2のエリア)、
C…ビットの中心、CONT…制御装置、D1…第1ビットの大きさ、
D2…第2ビットの大きさ、D3…第3ビットの大きさ、
IJ…インクジェット装置(液滴吐出装置)、M1、M2…液滴の中心、
P…基板

Claims (12)

  1. 基板上に複数の単位領域を設定し、前記単位領域のそれぞれに対して液滴吐出装置より液体材料の液滴を吐出し、前記基板上に所定のパターンを形成するデバイスの製造方法であって、
    前記基板上に、第1の単位領域からなる第1のエリアと、前記第1の単位領域とは異なる大きさの第2の単位領域からなる第2のエリアとが設定し、
    前記第1の単位領域の大きさと前記第2の単位領域の大きさとの最大公約数を算出し、
    該最大公約数を第3の単位領域の大きさとして、前記第1のエリア及び前記第2のエリアを該第3の単位領域として再設定し、該第3の単位領域として規定される位置に前記液滴を吐出することを特徴とするデバイスの製造方法。
  2. 前記第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域は、ほぼ正方形の形状であることを特徴とする請求項1記載のデバイスの製造方法。
  3. 前記第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域の形状をほぼ正方形とし、各単位領域をなす正方形の一辺の長さを基準として前記最大公約数を算出することを特徴とする請求項2記載のデバイスの製造方法。
  4. 第1のパターンと、前記第1のパターンに対して異なる方向に延在する第2のパターンを形成する際に、
    前記第1のパターンと前記第2のパターンの接続箇所においては、前記第3の単位領域の略中心からずれた位置に、前記液滴吐出装置より液滴を吐出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のデバイスの製造方法。
  5. 前記第3の単位領域の略中心からずれた位置は、前記第1のパターン及び前記第2のパターンを形成するときの吐出間隔と前記接続箇所を形成するときの吐出間隔とが略同一になる位置であることを特徴とする請求項4記載のデバイスの製造方法。
  6. 前記第3の単位領域の大きさに応じて前記液滴の吐出液量を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のデバイスの製造方法。
  7. 前記液滴の吐出液量の制御は、前記第3の単位領域の大きさに比例した制御とすることを特徴とする請求項6記載のデバイスの製造方法。
  8. 前記第2のパターンを形成するときの液滴の吐出液量を、前記第1のパターンを形成するときの液滴の吐出液量より多くして吐出することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項記載のデバイスの製造方法。
  9. 液体材料の液滴を吐出する液滴吐出装置を備えたデバイス製造装置であって、
    液滴を吐出する第1の単位領域からなる第1のエリアと、前記第1の単位領域とは異なる大きさの第2の単位領域からなる第2のエリアとを設定し、前記第1の単位領域の大きさと前記第2の単位領域の大きさとの最大公約数を算出し、該最大公約数を第3の単位領域の大きさとして、前記第1のエリア及び前記第2のエリアを該第3の単位領域として再設定し、該第3の単位領域で規定される位置に前記吐出をするように制御する制御装置を備えることを特徴とするデバイス製造装置。
  10. 前記制御装置は、前記第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域を正方形の形状として規定し、該第1の単位領域、第2の単位領域及び第3の単位領域それぞれの前記大きさを、各単位領域をなす正方形の一辺の長さで識別し、該長さを用いて前記最大公約数を算出することを特徴とする請求項9記載のデバイス製造装置。
  11. 請求項9又は10記載のデバイス製造装置で製造されたことを特徴とするデバイス。
  12. 請求項11記載のデバイスを備えたことを特徴とする電子機器。
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