JP2004005279A - タッチパネル付きディスプレイ装置、電子黒板装置、タッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents

タッチパネル付きディスプレイ装置、電子黒板装置、タッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム Download PDF

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JP2004005279A
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Abstract

【課題】意図しない位置にスタンプ画像が表示されることを防ぐと共に、スタンプ画像表示の操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】座標入力面112に対してなされたタッチを検出する座標入力装置1、検出されたタッチに基づいて画像を制御する制御装置3、制御された画像を表示するディスプレイ画面113を備える。また、制御装置3が、停止タッチが検出されたとき、ディスプレイ画面上113にスタンプ貼付カーソルを表示する停止タッチカーソル表示部200を備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タッチパネル付きディスプレイ装置、電子黒板装置、タッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにかかり、特にスタンプ画像をディスプレイ画面に表示する機能を持ったタッチパネル付きディスプレイ装置、電子黒板装置、タッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ディスプレイ画面と座標入力装置とを備え、座標入力装置の座標入力面にタッチしながらディスプレイ画面に表示される画像を制御することができるタッチパネル付きディスプレイ装置が普及しつつある。また、タッチパネル付きディスプレイ装置の特にディスプレイ画面上に座標入力面を設けてディスプレイ画面にタッチしながら画像を制御できるタッチパネル付きディスプレイ装置を、電子黒板装置ともいう。
【0003】
ところで、タッチパネル付きディスプレイ装置には、表示内容のポイントとなる箇所にスタンプ画像と呼ばれる画像を表示する機能(スタンプ機能)を備えるものがある。スタンプ画像は、例えば「重要」、「注意」といった内容をロゴマーク化した画像であって、オペレータが画面にタッチした箇所に表示される。
【0004】
スタンプ機能を備えた従来のタッチパネル付きディスプレイ装置としては、例えば、スタンプ画像を任意の角度に回転させて表示する構成がある。このような構成によれば、例えば矢線のスタンプ画像を回転することによって右向きの矢線としても左向きの矢線としても使用することができる。このため、右方向を指す矢線と左方向を指す矢線とを別個のスタンプ画像として記憶する必要がなく、スタンプ画像として登録すべき画像を少なくすることができる。
【0005】
また、オペレータがタッチした点にスタンプ画像を表示すると共に、タッチに続いてなされたドラッグの方向に矢線を表示する構成も提案されている。このような構成によれば、ポイントから離れた位置にスタンプ画像を表示し、スタンプ画像とポイントとなる内容とを矢線で結んで表示内容がスタンプ画像で隠れることを防ぐことができる。
【0006】
上記した従来技術は、いずれもツールバー上でスタンプモードを選択した後にタッチされたディスプレイ画面上のタッチ点にスタンプ画像を表示している。しかし、特に電子黒板として構成されたタッチパネル付きディスプレイ装置の操作においては、話者がディスプレイ画面上にタッチしながら説明を行うことが多い。このため、スタンプモードを選択した後にディスプレイ画面を説明のためタッチし、意図しない位置にスタンプ画像を表示してしまうという不具合が生じる。このような不具合を防ぐため、スタンプモードの選択後のタッチのうち、タッチから所定の時間以上の時間が経過した後にデタッチされたタッチ点にだけスタンプ画像を表示することもなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術のようにデタッチまでに所定の時間以上かかった停止タッチのタッチ点にスタンプ画像を表示させた場合、オペレータにとって所定の時間を認識し難いという不具合が生じる。すなわち、例えば、タッチからデタッチまでに3秒間(停止タッチ時間)以上かかった停止タッチのタッチ点にスタンプ画像を表示する場合、オペレータは3秒間以上タッチしたと認識した後にデタッチする。このとき、3秒間にわずかに満たない時間でデタッチしてしまった場合、オペレータは、再度停止タッチの操作を行わなければならず、プレゼンテーションの円滑な流れが妨げられる。
【0008】
一方、再操作を防ぐために停止タッチ時間よりも充分長い時間停止タッチを行った場合、スタンプ画像表示の操作に必要以上の時間がかかることになる。このため、オペレータの操作性が低下するばかりでなく、タッチパネル付きディスプレイ装置を使ってなされるプレゼンテーションの流れを妨げることにもなり得る。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、意図しない位置にスタンプ画像が表示されることを防ぐと共に、スタンプ画像表示の操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置、電子黒板装置、タッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、座標入力面に対してなされたタッチを検出するタッチ検出手段、検出されたタッチに基づいて画像を制御する画像制御手段、該制御手段によって制御された画像を表示するディスプレイ画面を備えたタッチパネル付きディスプレイ装置であって、前記タッチ検出手段によって検出されたタッチが所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチであったとき、前記ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示する停止タッチカーソル表示手段を備えることを特徴とする。
【0011】
この請求項1に記載の発明によれば、所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチが検出されたとき、ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示することができる。このため、停止カーソルを表示する意図がないタッチか停止カーソルを表示するためのタッチであるかを停止タッチ時間によって識別し、停止カーソルを表示すべき場合にだけ停止カーソルを表示することができる。また、オペレータは、タッチしながら該タッチが停止タッチとして装置に認識されたか否かを正確なタイミングで認識することができる。このため、停止タッチ時間に達しないうちにタッチをデタッチし、再度停止タッチの操作をしなおすことを防ぐことができる。また、再操作を防ぐため必要以上の時間停止タッチ時間をとることをなくし、タッチパネル付きディスプレイ装置における停止タッチの操作を円滑にすることができる。
【0012】
請求項2に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、前記停止タッチカーソル表示手段が、前記タッチ検出手段が停止タッチを検出したことによってスタンプ画像を表示することが可能になったことを示すスタンプ貼付カーソルを該停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示するものであり、前記停止タッチがデタッチされたときに該デタッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置にスタンプ画像を表示するスタンプ画像表示手段をさらに備えることを特徴とする。
【0013】
この請求項2に記載の発明によれば、検出されたタッチのタッチ点が停止タッチ時間以上デタッチされなかったとき、スタンプ画像を表示することが可能であることを示すスタンプ貼付カーソルをタッチ点に対応するディスプレイ画面上の位置に表示することができる。このため、スタンプ画像を表示する意図がないタッチかスタンプ画像を表示するためのタッチであるかを停止タッチ時間によって識別し、スタンプ画像を表示すべき箇所にだけスタンプ画像を表示することができる。また、スタンプ貼付カーソルの表示によってスタンプ画像を表示する意図を持ってなされたタッチであることをタッチパネル付きディスプレイ装置側が認識したことをオペレータが容易に判断することができる。このため、適切なタイミングでデタッチしてスタンプ画像を表示することができ、スタンプ画像表示の操作ミスをなくし、タッチパネル付きディスプレイ装置によってなされるプレゼンテーションを円滑にすることができる。
【0014】
請求項3に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、前記ディスプレイ画面にスタンプ画像を表示するスタンプモードを起動するスタンプモード起動手段をさらに備え、前記停止タッチカーソル表示手段は、前記スタンプモード起動後に停止タッチが検出された場合、スタンプ貼付カーソルを停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示することを特徴とする。
【0015】
この請求項3に記載の発明によれば、スタンプモード起動後に停止タッチが検出された場合にだけスタンプ貼付カーソルを表示することができる。このため、スタンプ画像の表示の意図がなく停止タッチした場合にスタンプ貼付カーソルが表示されるケースを低減し、タッチパネル付きディスプレイ装置の操作性を高めることができる。
【0016】
請求項4に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、前記スタンプ画像表示手段がスタンプ画像を表示した場合、前記停止タッチカーソル表示手段は、前記ディスプレイ画面に表示されたスタンプ貼付カーソルを消去すると共にスタンプ画像の表示位置と異なる位置に前記スタンプモードの起動を示すスタンプカーソルを表示することを特徴とする。
【0017】
この請求項4に記載の発明によれば、表示されたスタンプ画像がカーソルに隠れることを自動的に防ぎ、スタンプ画像を隠さない位置にカーソルを移動する手間を防ぐことができる。また、スタンプカーソルを表示してスタンプモードの起動中であることをオペレータに示すことによってタッチパネル付きディスプレイ装置の操作性を高めることができる。
【0018】
請求項5に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、前記停止タッチ表示手段が、スタンプ貼付カーソルの表示後、所定の時間以上デタッチが検出されなかったタッチのタッチ点を始点とするドラッグがなされた場合に前記ディスプレイ画面に表示されたスタンプ貼付カーソルを消去することを特徴とする。
【0019】
この請求項5に記載の発明によれば、スタンプ画像を表示する意図がないにも関わらず、スタンプ貼付カーソルが表示されるまで停止タッチをした場合にもスタンプ画像が表示されることを防ぐことができる。このため、いったん意図しないスタンプ画像が表示されること、表示されたスタンプ画像を消去する操作を不用にし、タッチパネル付きディスプレイ装置によってなされるプレゼンテーションを円滑にすることができる。
【0020】
請求項6に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、前記停止タッチ時間を変更する停止タッチ時間変更手段をさらに備えることを特徴とする。
【0021】
この請求項6に記載の発明によれば、オペレータの好みによって停止タッチ時間を変更することができるので、各オペレータにとって最適な停止タッチ時間を設定し、よりタッチパネル付きディスプレイ装置の操作性を高めることができる。
【0022】
請求項7に記載の発明にかかる電子黒板装置は、画像を表示するディスプレイ画面上に設けられた座標入力面に対してなされたタッチを検出するタッチ検出手段、検出されたタッチに基づいて前記ディスプレイ画面に表示された画像を制御する画像制御手段を備えた電子黒板装置であって、前記タッチ検出手段によって検出されたタッチが所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチであったとき、前記ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示する停止タッチカーソル表示手段を備えることを特徴とする。
【0023】
この請求項7に記載の発明によれば、所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチが検出されたとき、ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示することができる。このため、停止カーソルを表示する意図がないタッチか停止カーソルを表示するためのタッチであるかを停止タッチ時間によって識別し、停止カーソルを表示すべき場合にだけ停止カーソルを表示することができる。また、オペレータは、タッチしながら該タッチが停止タッチとして装置に認識されたか否かを正確なタイミングで認識することができる。このため、停止タッチ時間に達しないうちにタッチをデタッチし、再度停止タッチの操作をしなおすことを防ぐことができる。また、再操作を防ぐため必要以上の時間停止タッチ時間をとることをなくし、タッチパネル付きディスプレイ装置における停止タッチの操作を円滑にすることができる。
【0024】
請求項8に記載の発明にかかる電子黒板装置は、前記停止タッチカーソル表示手段は、前記タッチ検出手段が停止タッチを検出したことによってスタンプ画像を表示することが可能になったことを示すスタンプ貼付カーソルを該停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示するものであり、前記停止タッチがデタッチされたときに該デタッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置にスタンプ画像を表示するスタンプ画像表示手段をさらに備えることを特徴とする。
【0025】
この請求項8に記載の発明によれば、検出されたタッチのタッチ点が停止タッチ時間以上デタッチされなかったとき、スタンプ画像を表示することが可能であることを示すスタンプ貼付カーソルをタッチ点に対応するディスプレイ画面上の位置に表示することができる。このため、スタンプ画像を表示する意図がないタッチかスタンプ画像を表示するためのタッチであるかを停止タッチ時間によって識別し、スタンプ画像を表示すべき箇所にだけスタンプ画像を表示することができる。また、スタンプ貼付カーソルの表示によってスタンプ画像を表示する意図を持ってなされたタッチであることを電子黒板装置側が認識したことをオペレータが容易に判断することができる。このため、適切なタイミングでデタッチしてスタンプ画像を表示することができ、スタンプ画像表示の操作ミスをなくし、電子黒板装置によってなされるプレゼンテーションを円滑にすることができる。
【0026】
請求項9に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、座標入力面に対してなされたタッチを検出し、検出されたタッチに基づいてディスプレイ画面に表示された画像を制御するタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法であって、検出されたタッチが所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチであったとき、前記ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示する停止タッチカーソル表示工程を含むことを特徴とする。
【0027】
この請求項9に記載の発明によれば、所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチが検出されたとき、ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示することができる。このため、停止カーソルを表示する意図がないタッチか停止カーソルを表示するためのタッチであるかを停止タッチ時間によって識別し、停止カーソルを表示すべき場合にだけ停止カーソルを表示することができる。また、オペレータは、タッチしながら該タッチが停止タッチとして装置に認識されたか否かを正確なタイミングで認識することができる。このため、停止タッチ時間に達しないうちにタッチをデタッチし、再度停止タッチの操作をしなおすことを防ぐことができる。また、再操作を防ぐため必要以上の時間停止タッチ時間をとることをなくし、タッチパネル付きディスプレイ装置における停止タッチの操作を円滑にすることができる。
【0028】
請求項10に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、前記停止タッチカーソル表示工程が、停止タッチが検出されたことによってスタンプ画像を表示することが可能になったことを示すスタンプ貼付カーソルを該停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示するものであり、前記停止タッチがデタッチしたとき、該デタッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置にスタンプ画像を表示するスタンプ画像表示工程をさらに含むことを特徴とする。
【0029】
この請求項10に記載の発明によれば、検出されたタッチのタッチ点が停止タッチ時間以上デタッチされなかったとき、スタンプ画像を表示することが可能であることを示すスタンプ貼付カーソルをタッチ点に対応するディスプレイ画面上の位置に表示することができる。このため、スタンプ画像を表示する意図がないタッチかスタンプ画像を表示するためのタッチかを停止タッチ時間によって識別し、スタンプ画像を表示すべき箇所にだけスタンプ画像を表示することができる。また、スタンプ貼付カーソルの表示によってスタンプ画像を表示する意図を持ってなされたタッチであることをタッチパネル付きディスプレイ装置側が認識したことをオペレータが容易に判断することができる。このため、適切なタイミングでデタッチしてスタンプ画像を表示することができ、スタンプ画像表示の操作ミスをなくし、タッチパネル付きディスプレイ装置によってなされるプレゼンテーションを円滑にすることができる。
【0030】
請求項11に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、前記ディスプレイ画面にスタンプ画像を表示するスタンプモードを起動するスタンプモード起動工程をさらに含み、前記停止タッチカーソル表示工程は、前記スタンプモード起動後に停止タッチがなされた場合、スタンプ貼付カーソルを停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示することを特徴とする。
【0031】
この請求項11に記載の発明によれば、スタンプモード起動後に停止タッチが検出された場合にだけスタンプ貼付カーソルを表示することができる。このため、スタンプ画像の表示の意図がなく停止タッチした場合にスタンプ貼付カーソルが表示されるケースを低減し、タッチパネル付きディスプレイ装置の操作性を高めることができる。
【0032】
請求項12に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、前記スタンプ画像が表示された場合、前記ディスプレイ画面に表示されたスタンプ貼付カーソルを消去すると共にスタンプ画像の表示位置と異なる位置に前記スタンプモードの起動を示すスタンプカーソルを表示する表示カーソル変更工程を含むことを特徴とする。
【0033】
この請求項12に記載の発明によれば、表示されたスタンプ画像がカーソルに隠れることを自動的に防ぎ、スタンプ画像を隠さない位置にカーソルを移動する手間を防ぐことができる。また、スタンプカーソルを表示してスタンプモードの起動中であることをオペレータに示すことによってタッチパネル付きディスプレイ装置の操作性を高めることができる。
【0034】
請求項13に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、スタンプ貼付カーソルが表示された後、停止タッチ点を始点とするドラッグがなされた場合にスタンプ貼付カーソルを消去するスタンプ貼付カーソル消去工程をさらに含むことを特徴とする。
【0035】
この請求項13に記載の発明によれば、スタンプ画像を表示する意図がないにも関わらず、スタンプ貼付カーソルが表示されるまで停止タッチをした場合にもスタンプ画像が表示されることを防ぐことができる。このため、いったん意図しないスタンプ画像が表示されること、表示されたスタンプ画像を消去する操作を不用にし、タッチパネル付きディスプレイ装置によってなされるプレゼンテーションを円滑にすることができる。
【0036】
請求項14に記載の発明にかかるプログラムは、コンピュータに、前記請求項9〜13のいずれか一つに記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を実行させることを特徴とする。
【0037】
この請求項14に記載の発明によれば、コンピュータに、前記請求項9〜13のいずれか一つに記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を実行させることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置、電子黒板装置、タッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0039】
なお、本実施の形態では、タッチパネル付きディスプレイ装置のうち特に座標入力面がディスプレイ画面上にある電子黒板装置ともいわれる構成を挙げて本発明のタッチパネル付きディスプレイ装置を説明する。タッチパネル付きディスプレイ装置には座標入力面とディスプレイ画面とが離れて設けられる構成もあるが、本発明は、タッチパネル付きディスプレイ装置における座標入力面とディスプレイ画面との位置関係に関係なく同様に適用することができる。
【0040】
また、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置は、所定の時間ごとに座標入力面上に指やペン(座標入力物)が置かれたか否か検出している。以下に述べる本実施の形態では、前回の検出で検出されなかった座標入力物が今回の検出で検出されたことをタッチといい、タッチがなされた点をタッチ点という。また、タッチの開始から所定の時間以上タッチ点の変更がないタッチを停止タッチといい、停止タッチがなされた点を停止タッチ点という。さらに、停止タッチ点において1点にタッチ点がある時間を停止タッチ時間という。
【0041】
また、前回検出されたタッチ点から座標入力物が離れ、今回の検出で検出されないことをデタッチといい、デタッチがなされた点をデタッチ点という。さらに、タッチがデタッチすることなくタッチ点を移動することをドラッグというものとする。
【0042】
図1は、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置の構成を説明するための図である。図示したタッチパネル付きディスプレイ装置は、座標入力面112に対してなされたタッチをするタッチ検出手段である座標入力装置1、検出されたタッチに基づいて画像を制御する制御装置3、制御装置3によって制御された画像をディスプレイ画面113に表示する表示装置2を備えている。なお、座標入力装置1は、後述する座標算出部300を備えていて、検出したタッチの座標をも算出している。
【0043】
制御装置3の画像の制御は画像を生成するための画像データの制御として実行される。また、ディスプレイ画面113は、制御された画像データ(R,G,B)を表示するPDP(PlasmaDisplayPanel)などで構成されている。また、本明細書中では、座標入力装置1をタッチパネルとも記す。
【0044】
なお、本実施の形態でいう座標入力面112とは、制御装置3が座標を検出できる領域である。本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置は、ディスプレイ画面113に直接タッチする構成であって、座標入力面112は仮想的な面である。
【0045】
制御装置3は、座標入力装置1とRS232C、USBなどで接続され、座標入力装置1が算出した座標を入力する座標入力装置I/F101、座標入力装置I/F101を介して入力した座標に基づいて座標に割り当てられた機能(スタンプ画像モードなど)の実行を制御する中央演算装置104、中央演算装置104の制御に使用されるプログラムが格納されるROM105、制御に必要なデータを一時的に保存するRAM106、機能の実行の結果得られる画像の画像データが展開される画像RAM103、画像RAM103に展開された画像データをディスプレイ画面113に出力するための画像出力I/F102を備えている。
【0046】
さらに、図示したタッチパネル付きディスプレイ装置は、中央演算装置104によって読み出される画像データ(スタンプ画像を含む)などのデータを記憶し、また、データが電源のオフによって破壊されることを防ぐために保存するHD(HardDisk)109、HD109にデータを書き込む、あるいはHD109からデータを読み出すためのHDI/F108を備えている。さらに、タッチパネル付きディスプレイ装置は、周期的に時間を計測し、計測結果を中央演算装置104に通知するタイマ(TIMER)107を備えている。中央演算装置104は、タイマ107が計測する時間に基づいてタッチパネル付きディスプレイ装置全般の動作を制御している。
【0047】
図2は、本実施の形態の停止タッチカーソル表示部200を説明するための図である。停止タッチカーソル表示部200は、例えばROM105に格納されたアプリケーションの一つであって、図示するように、スタンプモード起動部204、スタンプ貼付カーソル表示部205、スタンプ画像表示部206、スタンプモード条件設定部207の個々の処理を実行するアプリケーションを含んでいる。
【0048】
以上の構成のうち、スタンプモード起動部204はディスプレイ画面113にスタンプ画像を表示するスタンプモードを起動する。なお、本実施の形態では、スタンプモードが起動されると、ディスプレイ画面113に表示されているカーソルがスタンプモードの起動を示すスタンプカーソルに変更されるものとする。
【0049】
さらに、スタンプ貼付カーソル表示部205は、スタンプモード選択後、座標入力装置1によって検出されたタッチ点が所定の時間(停止タッチ時間)以上デタッチしない停止タッチ点であるか否か判断する。そして、タッチが所定の時間以上の停止タッチであった場合、停止タッチの検出を示すデタッチカーソルを表示する。
【0050】
本実施の形態では、デタッチカーソルを、停止タッチが検出されたことによってスタンプ画像を表示することが可能になったことを示すスタンプ貼付カーソルとする。スタンプ貼付カーソル表示部205は、ディスプレイ画面上の停止タッチ点に対応する位置にスタンプ貼付カーソルを表示する。また、スタンプ画像表示部206は、停止タッチ点がデタッチしたとき、ディスプレイ画面113のデタッチ点に対応する位置にスタンプ画像を表示する。さらに、スタンプモード条件設定部207は、タッチが停止タッチと認識されるまでにかかる停止タッチ時間を変更する停止タッチ時間変更手段としても機能する構成である。なお、スタンプモード条件設定部207によってなされる条件設定については、後に詳述する。
【0051】
なお、ディスプレイ画面113上に座標入力面112が設けられる電子黒板装置として構成された本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置は、座標入力装置1で検出された座標入力面112上のタッチ点とスタンプ貼付カーソルが表示されるディスプレイ画面113上の位置とが一致する。このため、ディスプレイ画面113上のスタンプ画像を表示したい位置にタッチし、停止タッチした後にデタッチすることによってスタンプ画像を表示することができる。このような電子黒板装置は、ディスプレイ画面113上の位置に直接タッチしてスタンプ画像を表示することができるので、座標入力装置1とディスプレイ画面113とを別々に配置したタッチパネル付きディスプレイ装置よりもスタンプ画像をイメージの通りの位置に表示することができるという利点を有する。
【0052】
また、座標入力面とディスプレイ画面とが離れて配置されたタッチパネル付きディスプレイ装置では、座標入力面上の点とディスプレイ画面上の位置とが1対1に対応しており、タッチがなされた座標入力面上の点に対応するディスプレイ画面上の位置にスタンプ画像が表示される。
【0053】
ここで、座標入力装置1によるタッチ点の検出および座標の算出について述べる。図3は、本実施の形態の座標入力装置1のタッチを検出し、タッチ点の座標を算出する構成を示す図である。座標入力装置1は、図中の縦方向の長さがH、横の長さがWの矩形の座標入力面112と、座標入力面の三辺に設けられた再帰性反射部材301と、再帰性反射部材301が設けられていない1辺の両端に設けられた左光学検出器302L、右光学検出器302Rと、左光学検出器302L、右光学検出器302Rが検出した情報に基づいてタッチ点の座標を算出する座標算出部300を備えている。
【0054】
左光学検出器302L、右光学検出器302Rは、いずれも半導体レーザである光源(図示せず)と、例えばCCD(ChargedCoupledDevice)を利用した受光部(図示せず)とを一体化したユニットである。光源は、座標入力面112の全域に光源を要とする扇状に光を照射する。左光学検出器302L、右光学検出器302Rが扇状の光を照射することによって、レーザ光は座標入力面112の全域に照射される。
【0055】
座標入力面112に照射された光は、再帰性反射部材301に反射される。再帰性反射部材301は、光を180度の角度で反射する部材であって、例えば図中に示す照射光P1を反射して照射光P1の光軸に平行な光軸を通る反射光P2とする。座標入力面上112に光を遮るものが存在しない場合、左光学検出器302L、右光学検出器302R、は照射された光のすべての反射光を受光する。しかし、例えば指やペンが座標入力面112にタッチしたとき、タッチ点を通る光が左光学検出器302L、右光学検出器302Rに受光されない。
【0056】
左光学検出器302L、右光学検出器302Rによって検出される光のアナログ情報は、座標算出部300においてディスプレイ画面113の画素数(例えばx軸方向に1024、y軸方向に768)に対応した座標に変換される。このとき、座標算出部300は、扇状に照射された光のうち、受光部の光を受光しなかった位置で本来受光されるはずの光の光軸から左光学検出器302L、右光学検出器302Rの受光部を通る直線と各受光部とタッチ点tとを通る直線との角度(光遮蔽角度)θL、θRとを求め、角度θL、θRを使って以下のようにタッチ点tの座標(x,y)を算出する。
【0057】
x=W×tanθR/(tanθL+tanθR)
y=H−W×tanθL×tanθR/(tanθL+tanθR)
算出されたタッチtの座標(x,y)は、制御装置3に入力される。
【0058】
以上述べた構成は、以下のように動作する。すなわち、座標入力装置1は、光学的にタッチを検出し、タッチ点の座標を算出して制御装置3に入力する。制御装置3においては、中央演算装置104がROM105からプログラムを読み出し、算出されたタッチ点の座標に割り当てられた機能を実行する。実行される機能としては、例えば、ツールバーを表示し、表示されたツールバーで選択できる制御モードのプログラムを起動する機能がある。なお、本実施の形態のスタンプ画像の表示もタッチ点の座標に割り当てられた機能として実行される。スタンプ画像の表示時の動作については、後に述べる。
【0059】
機能の実行の結果形成される画像の画像データは、画像RAM103に展開され、画像出力I/F102を介してディスプレイ画面113に出力される。この結果、ディスプレイ画面113には、表示されていた画像においてタッチ点に割り付けられた機能が実行された結果得られる画像が表示される。
【0060】
図4(a)〜(c)は、スタンプ画像の表示時の動作を説明するための図である。本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置は、ディスプレイ画面113上にスタンプツールバー401を表示することができる。スタンプツールバー401は、スタンプ画像を表示するスタンプモードを起動するスタンプメニュー402、スタンプモードの条件を設定する設定メニュー406、スタンプツールバー401を閉じる、閉じるメニュー407を有している。
【0061】
中央演算装置104は、タッチ点がスタンプツールバー401のスタンプメニュー402上の座標であると認識すると、停止タッチカーソル表示部200を読み出してスタンプモードを起動させる。スタンプモードの起動により、スタンプ候補リストがプルダウンメニューとして表示される。図4では、スタンプ候補として、重要スタンプ選択メニュー402a、矢印スタンプ選択メニュー402bを示す。重要スタンプ選択メニュー402a上にタッチすると、重要スタンプ選択メニュー402aが反転表示されて重要のスタンプ画像が選択される。このとき、HD109からスタンプカーソル403の画像データが読み出され、ディスプレイ画面113に出力する。また、スタンプモード起動以前に表示されていた、例えば矢線で示されるカーソルを消去する。この結果、以前に表示されていたカーソルがスタンプカーソル403に変更される(図4(a))。
【0062】
次に、スタンプ画像表示部206は、座標入力装置1が停止タッチを検出したか否か判断する。そして、停止タッチが検出され、停止タッチの停止タッチ時間が所定の時間に達すると、スタンプ貼付カーソル表示部205にスタンプカーソル403をスタンプ貼付カーソル404に変更させる。スタンプ貼付カーソル表示部205は、HD109からスタンプ貼付カーソル404の画像データを読み出してディスプレイ画面113のタッチ点に表示すると共に、スタンプカーソル403を消去する(図4(b))。
【0063】
スタンプ貼付カーソル表示部205によってスタンプ貼付カーソル404が表示された後、停止タッチがデタッチされると、スタンプ画像表示部206はスタンプ画像を表示する。スタンプ画像表示部206は、HD109から選択されたスタンプ画像(ここでは「重要」を示す画像)405の画像データを読み出す。画像データは、ディスプレイ画面113に出力されてデタッチ点にスタンプ画像405を表示する。
【0064】
このとき、スタンプ画像表示部206は、停止タッチ点(デタッチ点と同一の点)に表示されていたスタンプ貼付カーソル404を消去すると共に、スタンプ画像405の表示位置と異なる位置にスタンプモードの起動を示すスタンプカーソル403を再度表示する(図4(c))。このような処理により、自動的にスタンプ画像405がスタンプカーソル403に隠れることを防ぎ、スタンプカーソル403をスタンプ画像405から離す操作を不用にすることができる。
【0065】
なお、以上の処理におけるスタンプ画像405の表示位置と異なるスタンプカーソル403の表示位置とは、スタンプカーソル403がスタンプ画像405の全部を隠さない位置であって、スタンプカーソル403、スタンプ画像405の一部が接触していてもよく、また、完全に離れる位置であってもよい。
【0066】
また、図4(b)に示したスタンプ貼付カーソル404が表示された後、停止タッチがなされたタッチ点を始点とするドラッグがなされた場合、スタンプ貼付カーソル404をスタンプカーソル403に変更する。
【0067】
このような本実施の形態によれば、停止タッチがスタンプ画像を表示させるためになされたものであるとタッチパネル付きディスプレイ装置に認識されたタイミングをオペレータが正確に認識することができる。そして、オペレータは、スタンプ画像の表示が可能になったタイミングで速やかにデタッチし、スタンプ画像を表示することができる。このため、デタッチのタイミングを誤ってスタンプ画像表示にかかる操作をしなおすことがなくなり、処理効率を高めるとともに円滑にプレゼンテーションを進行することができる。
【0068】
さらに、本実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置は、オペレータがスタンプモードの条件を設定することができる。すなわち、設定メニュー406上の点がタッチされたことが検出されると、中央演算装置104は、ROM105からスタンプモードの条件を設定する画面のデータをHD109から読み出してディスプレイ画面113に表示する。
【0069】
図5は、スタンプモードの条件を設定する画面を示す図である。図示した画面は、図2に示したスタンプモード条件設定部207によって表示される画面であって、スタンプ候補を登録するスタンプ登録部501と、停止タッチ時間を設定する停止時間設定部505、設定された条件を確定するOKボタン506、キャンセルするキャンセルボタン507を有している。
【0070】
スタンプ登録部501では、5つのスタンプ候補(スタンプ502a〜502e)を登録することができる。スタンプ502a〜502eは、スタンプ1、スタンプ2の表示部分にタッチすることによって選択され、反転表示する。スタンプ候補を選択し、続いて開くボタン503上にタッチすることによってスタンプ502a〜スタンプ502eの画像がプレビュー画面504に表示される。
【0071】
また、停止時間設定部505では、スタンプカーソル403をスタンプ貼付カーソル404に変更すると判断する基準となる停止タッチ時間を設定する。停止時間設定部505のスライダ508を「遅く」または「速く」の方向に移動することによって停止タッチ時間を変更することができる。
【0072】
図5に示した画面上で設定された条件は、スタンプモード条件設定部207によってHD109またはRAM106に格納される所定の設定ファイルなどに設定される。
【0073】
このような本願発明によれば、スタンプカーソル403からスタンプ貼付カーソル404に移行するまでの時間を各オペレータにとって好ましい時間に設定することができ、タッチパネル付きディスプレイ装置の操作性をいっそう高めることができる。
【0074】
次に、以上述べたタッチパネル付きディスプレイ装置(電子黒板装置)の制御方法を図6、図7のフローチャートに示して説明する。また、本実施の形態で説明するフローチャートは、中央演算装置104がROM105に格納されたアプリケーションを制御して行う処理を示すものである。
【0075】
制御装置3は、所定の時間ごとに座標入力装置1からタッチ点の座標の信号が入力された(座標入力装置1を介して座標が入力された)か否か判断する(ステップS601)。そして、座標信号が入力されていない場合には(ステップS601:No)、座標信号の入力があるまで待機する。また、座標信号が入力されたと判断した場合(ステップS601:Yes)、この座標がタッチ点を示す座標であるか否か判断する(ステップS602)。
【0076】
タッチ座標であると判断された場合(ステップS602:Yes)、このタッチがスタンプツールバー401上でなされたものか否か判断する(ステップS603)。この結果、スタンプツールバー401上にタッチがなされたと判断した場合(ステップS603:Yes)、スタンプツールバー401上のタッチ点の位置によってスタンプ画像の選択、あるいは登録などのプログラムを起動する、スタンプ画像描画にかかるツールバー制御を実行する(ステップS604)。なお、ツールバー制御の実行中は、例えばフラグを立てておくなどの方法によって制御実行中であることを示している。
【0077】
なお、ステップS604のツールバー制御の実行によってスタンプモード起動部204はスタンプモードを起動する。このとき、ディスプレイ画面113に表示されているカーソルがスタンプカーソル403に変更される。
【0078】
また、ステップS603において、タッチ点がスタンプツールバー401上でないと判断された場合(ステップS603:No)、検出されたタッチ点の座標を例えばRAM106に保存する(ステップS605)。
【0079】
そして、中央演算装置104は、ステップS602において入力された座標信号がタッチを示すものでないと判断された場合(ステップS602:No)、座標がドラッグ操作を示すものであるか否か判断する(ステップS606)。ドラッグ操作がなされたと判断した場合(ステップS606:Yes)、ツールバー制御の実行中であるか否か判断する(ステップS607)。ツールバー制御の実行中であれば(ステップS607:Yes)、ツールバー制御の実行を続ける(ステップS608)。
【0080】
また、ステップS607においてツールバー制御の実行中でないと判断された場合(ステップS607:No)、現在表示されているカーソルがスタンプ貼付カーソル404であるか否か判断する(ステップS609)。カーソルがスタンプ貼付カーソル404であった場合には(ステップS609:Yes)、スタンプ貼付カーソル404の表示をスタンプカーソル403に変更する(ステップS610)。そして、停止タッチの停止タッチ時間が停止時間設定部505で設定された時間に達したか否か監視するカウンタをクリアする(座標停止監視中クリア)(ステップS611)。
【0081】
また、ステップS609においてカーソルがスタンプ貼付カーソル404でないと判断された場合(ステップS609:No)、カーソルの表示を変更することなく停止タッチ時間の監視を中止する(ステップS611)。
【0082】
また、ステップS606において座標がドラック操作を示すものでないと判断された場合(ステップS606:No)、座標が停止タッチを示す停止タッチ座標であるか否か判断する(ステップS612)。そして、停止タッチ座標である場合には(ステップS612:Yes)ツールバー制御の実行中であるか否か判断する(ステップS613)。この結果、ツールバー制御の実行中であった場合(ステップS613:Yes)、ツールバー制御の実行を続ける(ステップS614)。
【0083】
ステップS613においてツールバー制御の実行中でないと判断された場合(ステップS613:No)、停止タッチの停止タッチ時間が現在監視されているか(座標停止監視中)否か判断する(ステップS615)。停止タッチ時間が監視されていないと判断すると(ステップS615:No)、前回停止タッチ時間を計時していたカウンタをクリアする(座標停止時間クリア)(ステップS616)。そして、停止タッチ時間の計時(座標停止監視)を開始する(ステップS617)。なお、座標停止の監視を開始した場合、例えばフラグを立てることによって座標停止の監視中であることが示される。
【0084】
また、ステップS615において停止タッチの停止タッチ時間が計時中であると判断されると(ステップS615:Yes)、停止タッチ中に経過した時間を先に計時されている停止タッチ時間に加算して新たな停止タッチ時間とする(ステップS618)。そして、停止タッチ開始から所定の時間(貼付け時間)が経過したか否か判断する(ステップS619)。貼付け時間が経過した場合(ステップS619:Yes)、スタンプ貼付カーソル表示部205は、スタンプ貼付カーソル404を表示する(ステップS620)。一方、貼付け時間が経過していないと判断された場合(ステップS619:No)、次に入力する座標信号に備えてステップS601に戻る。
【0085】
また、ステップS612において入力座標が停止タッチ座標でないと判断された場合(ステップS612:No)、この座標がデタッチを示すデタッチ座標であるか否か判断する(ステップS621)。デタッチ座標であれば(ステップS621:Yes)、ツールバー制御の実行中であるか否か判断する(ステップS622)。そして、ツールバー制御の実行中であった場合(ステップS622:Yes)、ツールバー制御の実行を続ける(ステップS623)。また、ステップS621でデタッチ座標でないと判断された場合(ステップS621:No)、次に入力する座標信号に備えてステップS601に戻る。
【0086】
さらに、ステップS622においてツールバー制御の実行中でないと判断された場合(ステップS622:No)、ツールバー制御の内容がスタンプ画像の表示(スタンプの貼り付け)であるか否か判断する(ステップS624)。この結果、ツールバー制御の内容がスタンプ貼り付けであった場合(ステップS624:Yes)、スタンプメニュー402で選択したスタンプ画像を表示する(ステップS625)。そして、スタンプ画像表示部206がスタンプカーソル403を表示し、中央演算装置104は次の座標信号の入力に備える(ステップS626)。
【0087】
なお、本実施形態のタッチパネル付きディスプレイ装置(電子黒板装置)で実行されるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(R)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、本実施形態のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、意図しない位置に停止カーソルが表示されることを防ぐと共に、操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置を提供することができるという効果を奏する。
【0089】
請求項2に記載の発明は、意図しない位置にスタンプ画像が表示されることを防ぐと共に、スタンプ画像表示の操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置を提供することができるという効果を奏する。
【0090】
請求項3に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、スタンプ画像の表示の意図がなく停止タッチした場合にスタンプ貼付カーソルが表示されるケースを低減し、タッチパネル付きディスプレイ装置の操作性を高めることができるという効果を奏する。
【0091】
請求項4に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、スタンプ画像を隠さない位置にカーソルを移動する手間を防ぎ、スタンプモードの起動中であることをオペレータに示すことにより操作性の高いタッチパネル付きディスプレイ装置を提供することができるという効果を奏する。
【0092】
請求項5に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、意図しない位置にスタンプ画像が表示されることを防ぐと共に、スタンプ画像表示の操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置を提供することができるという効果を奏する。
【0093】
請求項6に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置は、各オペレータにとって最適な停止タッチ時間を設定し、より操作性の高いタッチパネル付きディスプレイ装置を提供することができるという効果を奏する。
【0094】
請求項7に記載の発明にかかる電子黒板装置は、意図しない位置に停止カーソルが表示されることを防ぐと共に、操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができる電子黒板装置を提供することができるという効果を奏する。
【0095】
請求項8に記載の発明にかかる電子黒板装置は、意図しない位置にスタンプ画像が表示されることを防ぐと共に、スタンプ画像表示の操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができる電子黒板装置を提供することができるという効果を奏する。
【0096】
請求項9に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、意図しない位置に停止カーソルが表示されることを防ぐと共に、操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0097】
請求項10に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、意図しない位置にスタンプ画像が表示されることを防ぐと共に、スタンプ画像表示の操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0098】
請求項11に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、スタンプ画像の表示の意図がなく停止タッチした場合にスタンプ貼付カーソルが表示されるケースを低減し、タッチパネル付きディスプレイ装置の操作性を高めることができるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0099】
請求項12に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、スタンプ画像を隠さない位置にカーソルを移動する手間を防ぎ、スタンプモードの起動中であることをオペレータに示すことにより操作性の高いタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0100】
請求項13に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法は、意図しない位置にスタンプ画像が表示されることを防ぐと共に、スタンプ画像表示の操作性が高く、円滑にプレゼンテーションを進行させることができるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0101】
請求項14に記載の発明にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムは、コンピュータに、前記請求項9〜13のいずれか一つに記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を実行させるプログラムを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置の構成を説明するための図である。
【図2】本発明の実施の形態の停止タッチカーソル表示部を説明するための図である。
【図3】図1に示した座標入力装置のタッチを検出し、タッチ点の座標を算出する構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態のスタンプ画像の表示時の動作を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態のスタンプモードの条件を設定する画面を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法を説明するための他のフローチャートである。
【符号の説明】
1 座標入力装置
2 表示装置
3 制御装置
104 中央演算装置
107 タイマ
112 座標入力面
113 ディスプレイ画面
200 停止タッチカーソル表示部
204 スタンプモード起動部
205 スタンプ貼付カーソル表示部
206 スタンプ画像表示部
207 スタンプモード条件設定部
300 座標算出部
401 スタンプツールバー
402 スタンプメニュー
402a 重要スタンプ選択部
402b 矢印スタンプ選択部
403 スタンプカーソル
404 スタンプ貼付カーソル
405 スタンプ画像
406 設定メニュー
501 スタンプ登録部
504 プレビュー画面
505 停止時間設定部

Claims (14)

  1. 座標入力面に対してなされたタッチを検出するタッチ検出手段、検出されたタッチに基づいて画像を制御する画像制御手段、該制御手段によって制御された画像を表示するディスプレイ画面を備えたタッチパネル付きディスプレイ装置であって、
    前記タッチ検出手段によって検出されたタッチが所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチであったとき、前記ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示する停止タッチカーソル表示手段を備えることを特徴とするタッチパネル付きディスプレイ装置。
  2. 前記停止タッチカーソル表示手段は、前記タッチ検出手段が停止タッチを検出したことによってスタンプ画像を表示することが可能になったことを示すスタンプ貼付カーソルを該停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示するものであり、前記停止タッチがデタッチされたときに該デタッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置にスタンプ画像を表示するスタンプ画像表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
  3. 前記ディスプレイ画面にスタンプ画像を表示するスタンプモードを起動するスタンプモード起動手段をさらに備え、前記停止タッチカーソル表示手段は、前記スタンプモード起動後に停止タッチが検出された場合、スタンプ貼付カーソルを停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示することを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
  4. 前記スタンプ画像表示手段がスタンプ画像を表示した場合、前記停止タッチカーソル表示手段は、前記ディスプレイ画面に表示されたスタンプ貼付カーソルを消去すると共にスタンプ画像の表示位置と異なる位置に前記スタンプモードの起動を示すスタンプカーソルを表示することを特徴とする請求項3に記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
  5. 前記停止タッチ表示手段は、スタンプ貼付カーソルの表示後、停止タッチ点を始点とするドラッグがなされた場合に前記ディスプレイ画面に表示されたスタンプ貼付カーソルを消去することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
  6. さらに、前記停止タッチ時間を変更する停止タッチ時間変更手段を備えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
  7. 画像を表示するディスプレイ画面上に設けられた座標入力面に対してなされたタッチを検出するタッチ検出手段、検出されたタッチに基づいて前記ディスプレイ画面に表示された画像を制御する画像制御手段を備えた電子黒板装置であって、
    前記タッチ検出手段によって検出されたタッチが所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチであったとき、前記ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示する停止タッチカーソル表示手段を備えることを特徴とする電子黒板装置。
  8. 前記停止タッチカーソル表示手段は、前記タッチ検出手段が停止タッチを検出したことによってスタンプ画像を表示することが可能になったことを示すスタンプ貼付カーソルを該停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示するものであり、前記停止タッチがデタッチされたときに該デタッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置にスタンプ画像を表示するスタンプ画像表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の電子黒板装置。
  9. 座標入力面に対してなされたタッチを検出し、検出されたタッチに基づいてディスプレイ画面に表示された画像を制御するタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法であって、
    検出されたタッチが所定の停止タッチ時間以上デタッチされない停止タッチであったとき、前記ディスプレイ画面上に停止タッチの検出を示す停止タッチカーソルを表示する停止タッチカーソル表示工程を含むことを特徴とするタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法。
  10. 前記停止タッチカーソル表示工程が、停止タッチが検出されたことによってスタンプ画像を表示することが可能になったことを示すスタンプ貼付カーソルを該停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示するものであり、前記停止タッチがデタッチしたとき、該デタッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置にスタンプ画像を表示するスタンプ画像表示工程をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法。
  11. 前記ディスプレイ画面にスタンプ画像を表示するスタンプモードを起動するスタンプモード起動工程をさらに含み、前記停止タッチカーソル表示工程は、前記スタンプモード起動後に停止タッチがなされた場合、スタンプ貼付カーソルを停止タッチ点に対応する前記ディスプレイ画面上の位置に表示することを特徴とする請求項10に記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法。
  12. 前記スタンプ画像が表示された場合、前記ディスプレイ画面に表示されたスタンプ貼付カーソルを消去すると共にスタンプ画像の表示位置と異なる位置に前記スタンプモードの起動を示すスタンプカーソルを表示する表示カーソル変更工程を含むことを特徴とする請求項11に記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法。
  13. スタンプ貼付カーソルが表示された後、停止タッチ点を始点とするドラッグがなされた場合にスタンプ貼付カーソルを消去するスタンプ貼付カーソル消去工程をさらに含むことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法。
  14. 前記請求項9〜13のいずれか一つに記載のタッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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