JP2004005248A - 体内情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【目的】ユーザの健康を監視すると共に、万が一の為に利用されるサービス機関の最適な選択を可能とすると共に、サービス機関のリスクを低減させながら、ユーザの健康をあわせて向上維持させることを目的とする。
【構成】検査情報を、センターに提供するステップ
前記センターにて検査情報に基づいて、診断情報を作成するステップ
前記診断情報において、
送られてきた検査情報から、ユーザの健康状態、かかりやすい疾病の種類等を予測的に決定すると共に、ユーザに対しその予測に基づいた健康管理等を行うプログラムメニューをユーザに提供するステップ。
このプログラムメニューをユーザは、実行すると共に、体内情報を前記センターに提供するステップ、
センターは、その実行結果を判断し、当該ユーザにとって、最適なリスクを決定し、そのリスクにより影響を受ける機関とユーザ間での利益の調整を行うためのアドバイスを行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業状の利用分野】
本発明は、体内情報を管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今般インターネットに代表される双方向ネットワークシステムの普及は、非常に早く、その内容も、高容量、高速度化している。
この様な、ネットワークの普及は、効率の良い様々なサービスを提案するに至り、特開2002−249996号においては、健康保険料を採取した血液の成分情報により決定することが示され、体内情報の効率的な利用が提案されている。
さらに最近では、DNA解析技術と遺伝子機能の解明がともに急速に進展しており、より詳細な体内情報が得られるようになっている。
【0003】
【本発明が解決使用とする課題】
ところで、ユーザは、より可能性のある疾病に対応する保険の選択をしようとし、保険業者は、ユーザの要求にあわせた保険商品の提供し、顧客を増やそうとする。その一方で、保険業者は、より保険料の支払いがされないことを希望するか、リスクの多いユーザには保険料を高くすることを希望する。即ち、ユーザに最適な保険を選択されることは、保険業者にとって、常に好ましいこととは限らないのである。ユーザにDNA診断を受けさせることにより、保険業者のリスクを減少させることは不可能ではないが、これはユーザの差別につながるため、強く非難されているのが現状である。逆に、保険業者の関与しないところでユーザがDNA診断を受けた場合、ユーザがその結果を元に最適な保険を選択することで、保険業者が一方的に高いリスクを背負わされることになる。このような背景があるため、DNA診断はリスク評価の精度を飛躍的に高める可能性をもっているにも関わらず、保険契約において積極的に導入されてはいない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、体内情報を提供するユーザに最適なサービス機関の選択、サービスを受けさせる方法などを提供しながら、プログラムメニューの実行をユーザに勧め、ユーザがこのプログラムメニューの実行を監視し、健康状態を保たせることで、保険業者等のサービス機関が、被るリスクを最小限にすることで、よりサービス料金の低下とユーザの積極的な利用を実現した。
ユーザのプログラムメニューの実行は、主に体内情報の分析で、監視され、リスクの判断をすると共に、実行が十分であれば、保険料の引き下げを行い、不十分であれば、リスクに相当する保険料の引き上げを行うシステムを提案する。
【0005】
センターの様な第3者的な機関を設け、センター経由で、ユーザとサービス機関を結び、ユーザからの体内情報における不要な情報、例えば、目的とする情報以外の情報を削除したり、足りない情報をユーザに要求したりする。
更にセンターは、ユーザの体内情報から、ユーザが、提供を受けるのに適したサービス、或いはサービス機関の情報を提供する。例えば、ユーザにとって適当と思われる保険商品の選択等である。
そして、センターは、利用者に健康を維持させ、予防する為のプログラムメニューを提供する。
サービス機関は、ユーザから送られてくる体内情報から、保険の目的となる疾病にかかる可能性を予測し、その可能性に基づいて、保険料を下げたり、あるいは増やしたりする。更に、保険料が下がる等のリスクが低下した場合は、報償金をセンターに提供しても良い。
ユーザは、プログラムメニューを実行することで、健康の維持がはかられると共に、保険料の低下による経済的負担を低減することができる。ここでいう保険料とは、ユーザが何らかの疾患を発症した場合に、何らかの経済的あるいは福祉的な支援を受けるために、ある機関に支払う料金のことを指すものであって、必ずしも保険料という名目でなくとも、例えば会員料のようなものも含まれる。
なお、このように経済的な利益がユーザ側に発生する場合には、ユーザの不正行為を防止するため、送られてくる体内情報が確実にユーザ自身のものであることを証明できるシステムを備えることが望ましい。例えば、体内情報が体液に基づくものである場合には、その体液の少なくとも一部を含む容器あるいは検査ユニットを保管しておき、不正行為が疑われる場合には、その体液についてDNA鑑定などを行うことによって、ユーザを特定できるようにしておく。あるいは、ユーザがプログラムメニューを実行している様子がわかる映像または画像を、体内情報とともに伝送することにしておいてもよい。また、ユーザの特定は体液検査と同時になされるものであってもよい。
【0006】
本発明における通信手段は、インターネットが好ましいが、体内情報を伝送し得ればその他、公衆電話回線、FAX、テレビ電話、電波、光信号、或いは、フロッピー(登録商標)デイスク、CD、MD等の記録媒体を、郵送する等して、データの伝送を施しても良い。又、伝送される体内情報が、図表、写真として表される場合は、これを郵送、手渡し等の手法も利用可能である。
本発明における、サービス機関は、各種保険機関、年金支払い機関、各種補助金の提供機関等が例示されるが、少なくともユーザとサービス機関間で、ユーザの健康状態に基づいてリスクを生じさせるものを運営する機関であれば、いかなるものの含まれ得る。又、サービス機関が、センターを兼ねる場合もある。その場合、ユーザから送られる体内情報は、目的以外の情報が送られないようにする制限手段が施されることが好ましい場合もある。
【0007】
本発明におけるプログラムメニューは、健康管理に関するものであり、食生活における、食材の選定、一日の運動量の特定、特定の時間における体操のメニュー、睡眠量の特定、体液情報の送信の日時等であり、ユーザの体内情報の内容に応じて、適宜選択されるものであり、その他様々なメニューを含むことができる。又、本発明は、体内情報に価値が備わるため、データの一回限りの伝送手段を採用することが好ましい場合もある。
【0008】
これは例えば、採血後、血液を複数の試薬に展開して発色し、発色データを形成した後、このデータに、時間データに基づく署名、時間データを暗号鍵とした暗号化を施し、これを送信する、といった構成が好適である。
【0009】
時間情報は、ユーザが所有する汎用コンピュータの内部クロックに基づかず、採血データを変換する装置等の特定の装置が持つことが好ましい。例えば電波時計のように、特定の施設から電波、音波、インターネット等の手段によって、ユーザが設定できない時刻データを得ることが考えられる。又、送信の際、受信側が支配する時間情報が付加される様な構成であっても良い。又、汎用コンピュータから送信する場合は、送信するモデムを、採血データを変換する装置と一体化し、モデムが機能する際、その日時がデータに付加するような構成が好ましい。
また、保険契約においてDNA診断の利用が回避されていることについては、将来的に罹患する可能性はある程度判定できるものの、その時期や程度が不明確であるため、ユーザと保険業者の双方で納得できる最適なリスク配分ができないことが問題であると考えられる。仮に、ユーザがある疾患に関連の深い遺伝子型を保有していることがわかっても、それが発現するかどうかはDNA診断だけでは不明であり、その遺伝子型を保有しているというだけで保険料を一律に高価にするのは、明らかにユーザのリスクを過剰にしていることになる。逆に、ユーザだけがDNA情報を知り得る状態で保険を選択すると、明らかに保険業者のリスクが過剰になってしまう。
【0010】
遺伝子情報を用いてリスクを公平に分配するためには、疾患に関連する遺伝子の保有状況だけでなく、その遺伝子が発現するリスクまで評価しなければならない。そのためには、DNA診断に加えて、RNAやタンパク質、関連ウィルス、免疫系細胞等の定量的評価を用いて、遺伝子発現診断を行うことが望ましい。例えば、ある臓器の癌を発症するリスクが高い遺伝子型を保有するユーザならば、内視鏡等によってその臓器の細胞を採取し、細胞からRNAやタンパク質、ウィルス由来の物質等を抽出して、遺伝子発現解析を行う。これにより、将来発症するリスクについて、公平に分配できるようになる。場合によっては、既に発症しているが重症化するリスクの低い人の保険料が、発症していなくとも重症化するリスクの高い人の保険料よりも安くなる可能性もある。
【0011】
さらに、単なる癌という分類だけでなく、胃癌と肝臓癌について別々の保険料を設定するなど、ユーザ個人の体質に合わせた、従来にない細かなリスク分配を行うことができる。ユーザはリスクを正確に知ることで、より発症のリスクを低下させる生活を送る努力をし、その努力によって保険料は安くなるメリットがある。保険業者としても、ユーザが発症のリスクを低下させることで、発症による高価な保険料支払いのリスクを低下させることができる。
【0012】
【実施例】
図1は、本発明の一実施例を示す図である。
11は、ユーザであり、個人の他、社団法人、グループ等の団体を含むものであって、体液を採取する手段、体液成分に関連する情報をデータ化するデータ化手段、データを送信する手段を具備する。パーソナルユースのコンピュータ及び、採取後の血液成分情報を、他の信号に変換する装置を有する。
コンピュータの代わりに、携帯電話、PDA等を利用しても良く、該当するデータを含む書類、パソコン等を持参する場合もある。
体液を採取する手段は、例えば、体液が血液の場合は、ランセットタイプの皮膚損傷装置や、特開平07−51251公報、特開平07−303626号公報に開示される採血装置等があるが、その中で繰り返し使用され、ユーザ側に苦痛をなるべく与えない器具(例えば実開平05−63506公報)が利用されることが好ましい。
【0013】
この体液とは、血液、汗、尿、唾液、分泌液等が例示されるが、その中でも、多数の体内情報を得やすい血液が好ましい。また、DNAやRNA、タンパク質等の分析を行うために、細胞を採取して抽出した液体なども、体液として扱われる。
前記データ化手段は、例えば特開 10−206419号公報 特開平11−127896号公報等に記載された多項目の成分を一度に測定する手段が好ましく、その際、微量の血液を希釈して、これを複数の試験紙に展開し、その発色状態をデータ化すること(例えば特開平11−183475号公報等)が例示される。
その他、酵素電極を利用した方法なども好適に利用可能である。
又、測定する項目は、複数であることが好ましいが、一つの場合であっても良く、心電図データ、脈波データ、万歩計(登録商標)のデータなどが複合的に利用されても良い。
データを送信する手段としては、例えば、伝達媒体14が、インターネット、電話回線、電波、光導波路、電力線等であれば、電子データをモデム等の通信機器を利用して、伝達することを示すものであり、持参する場合は、フロッピー(登録商標)デイスク等のリムーバブルメディアにデータを記録して、これを郵送、宅配、手渡しする事が例示される。その他、色情報だけでよいのであれば、カラー写真を郵送する、手渡しする等の手法を用いるものであっても良い。
【0014】
12は、センターであり、データを収集、分析、予測する機能を有するものであって、例えば、医療機関、各種インストラクターの集合体で形成される場合もある。又、様々な機関から情報の収集が可能な体制を持っている場合もある。
【0015】
13は、サービス機関であり、例えば、生命保険業、損害保険業等の各種保険業、金融機関等である。
センター12、サービス機関13は、いずれも、ユーザ11から送られてくるデータを受信し、閲覧できる機能を有すると共に、ユーザと連絡を行う機能を有する。ユーザが使用した検査ユニットを回収し、保管あるいは廃棄する機能を有してもよく、さらに必要に応じて、回収した検査ユニットについてDNA鑑定等の追加検査を行うこともある。
【0016】
ユーザ11は、自らの体液を、検出し、多項目のデータに変換してセンター12に送信する(101)。この送信は、定期的であることが好ましい。センター12は、この多項目のデータを分析し、各種成分値を算出すると共に、過去のデータを利用して、健康状態を判断すると共に、今後かかる可能性のある疾病を予測する。その予測データと、この予測された疾病にかかった場合の対処の仕方(103)及び対処するためにユーザに課するプログラムメニュー(104)等をユーザに送信する(102)。
体液として細胞抽出液などを用いてDNA診断や遺伝子発現診断等を行う場合には、通常の方法とは別に、センター12、サービス機関13などで実施してもよい。
遺伝子発現診断については、単に遺伝子、タンパク質、RNAおよびウィルス由来の物質、免疫系細胞等(以下、まとめて発症関連因子と呼ぶ)の種類や量を調べるだけでなく、コンピュータや記憶メディア等に保持されている、発症関連因子のデータベースおよびリスク評価アルゴリズムに基づいて、発現リスクまでを評価することを目的とする。ここでいうデータベースには、発症関連因子自身の分子量、電気的特性、光学的特性、3次元構造等に加えて、他の発症関連因子との相互作用パラメータ、疾患への関連性を示すデータ等も含まれる。
【0017】
これらのデータベースは、必ずしも疾患の診断を目的として作成されたものではなく、単にある生体物質と他の生体物質との相互作用や関連性が網羅的に記述されているような、生体物質に主眼をおいたデータベースでもよい。疾患ごとに発症関連因子の種類と数が異なることを考えれば、各疾患に対してデータベースが構築されているか、あるいは、上記の生体物質に主眼をおいたデータベースから、その疾患の発症関連因子を適切に抽出するアルゴリズムが構築されていることが好ましい。
例えば、ある疾患の発症関連因子の集合F={f1,f2,…,fn}を構築する。nは発症関連因子の数である。もし3つ以上の発症関連因子の相互作用が重要である場合、すなわち複数のタンパク質の複合体ができて初めて作用が生じるような場合には、その複合体を発症関連因子群Fの中に含めることもある。ここで、診断によって得られる各発症関連因子の現在の状態を、ベクトルS=(s1,s2,…,sn)で表す。なお、Sの要素si(iは添え字)は単なる診断値であってもよいし、経験的に得られている時間、位置、体温、濃度等をパラメータとする関数に診断値を初期値として代入したものであってもよい。
【0018】
この現在の状態Sが将来どのように変化するかを算出するために、各発症関連因子の相互作用を表すマトリックスIを定義する。相互作用マトリックスIは、発症関連因子数nに応じて、n×nのサイズをもつ。相互作用マトリックスIの (i,j)要素は、発症関連因子fiとfjの相互作用が現在の状態Sに及ぼす影響を示す。対角成分は、発症関連因子fiが単独で及ぼす影響になる。相互作用マトリックスIの要素は、単なる数値や関数であってもよいし、時間、空間、濃度等に関する微分演算子および積分演算子等を含んでいてもよい。相互作用マトリックスIは、これを現在の状態Sに作用させることによって、将来の状態S’が得られるように定義される。なお、相互作用マトリックスIは、発症関連因子f1〜fnをパラメータとする連立方程式として表現されていても、本質的には同じことである。また、相互作用マトリックスIは、時間要素、空間要素、量的要素ごとに別々のマトリックスに分解されて表現されていてもよい。時間要素の例を具体的に挙げれば、タンパク質(因子fpとする)の生成に先立ってmRNA(因子frとする)の生成が行われるため、マトリックスIの(r,p)要素には時間的な演算子が含まれていて、ArがApの変化に作用するということがある。タンパク質の量は現在の症状に直結しており、mRNAの量はこれを変化させるパラメータであるから、将来の症状を予測するために重要な要素となり得る。
【0019】
空間要素の例としては、例えば癌の転移、細胞内外のシグナル伝達などの現象をリスク評価に含める場合が挙げられる。相互作用マトリックスIの要素が全て数値あるいは関数から構成されている場合には、マトリックスIの固有状態および固有値を疾患の診断に利用することもある。
相互作用マトリックスIを現在の状態Sに作用させて得られる将来の状態S’に対し、ここから発症および症状の程度を含むリスクをスカラー値あるいは時間の関数として算出するための演算子Rを定義する。リスク演算子Rは、要素数nのベクトルで示される状態Sに対して直行する形式で、Sに演算すると、発症および症状の程度を含むリスクがスカラー値あるいは関数として得られる。なお、リスク演算子Rは、状態Sの各要素をパラメータとする方程式の形式で表現されていてもよい。また、現在の状態Sから将来のリスクを算出する際には、R×(I×S)をという演算となる(記号×は演算を意味する)。 これを(R×I)×Sとしても問題ない場合には、R×I=R’のみを定義しておいてもよい。いずれにせよ、リスク演算子Rは、疾患の特徴を最もよく反映するものであるから、相互作用マトリックスIとともに、データベースに登録されていることが望ましい。
重要なのは、将来のリスク評価においては、単一の遺伝子の型や発現状態のみで正確な値を算出することは難しく、複数の因子の定量的な組み合わせパターンが必要となることである。現在の状態を定量的に診断する手段としては、電気泳動法、遠心分離法、ハイブリダイゼーション、PCR法、化学発光量測定、試薬による変色反応等、およびこれらの組み合わせが例示される。
【0020】
ハイブリダイゼーションのように、疾患関連因子となる物質の微細な電気特性あるいは構造特性を利用する方法については、人工的に構成した微細な電場のパターンや構造で代用することもある。これらの電場や構造の形成には、DNA配線や光干渉現象、電子線の照射等の方法が利用される。
このように、上記のデータベースとDNA診断、遺伝子発現診断結果を用いて、コンピュータ等により将来の疾患リスクを算出し、保険料を決定することがより望ましい。このようにリスク評価の精度が厳密になるほど、ユーザの健康意識を高めることも可能になるからである。
なお、現在の状態Sに相互作用マトリックスIを作用させる際に、ユーザが取りうる行動をマトリックスBで表現し、これをB×I×S=S’のように演算し、ユーザが何らかの努力をした場合の将来の状態およびリスクを算出する過程を含んでもよい。この方がよりユーザの健康意識を高められると考えられる。
疾病の対処の仕方(103)とは、例えば、薬の情報等も含むものであるが、サービス機関13の選択情報、サービス内容の最適な情報等が含まれる。
サービス機関13の選択情報とは、例えば、この疾病に対する適当な保険商品の種類やそのような保険商品を取り扱っている機関の情報等であり、プログラムメニュー(104)とは、ユーザの食生活に関する制限や、日常生活での留意点などを時間と共に記述したもの等である。そのプログラムメニューの実行の結果与えられる報酬データも含まれている。
ユーザ11はセンター12からそのデータを得ると共に、このデータからサービス機関13またはサービス内容を特定し、契約13すると共に、プログラムメニューを実行する。
【0021】
その課程で、体液情報をセンター12へ送信する。センター12は、その体液情報を分析し、プログラムメニューが実行されているか、或いはそれ以上に実行しているかを判断し、その判断データを記録すると共に、その実行可能性が高くなってきた場合、サービス機関13に対し、ユーザ11との契約における一部肩代わりを行うか、或いは、そのプログラムメニュー達成の情報をサービス機関に与えて(105)、契約内容に基づき負担の軽減を行わせる通知をユーザ11に送信する(107)。すなわち、このプログラムメニューの実行により、その疾病にかかる可能性が少なくなることから、サービス機関のリスクは、低下し、その分保険料の低下がはかれるからである。その反対に、プログラムメニューが十分に実行されていないか、十分な体内情報が得られない場合は、サービス機関にその旨が伝達されてもよく(105)、その場合、保険料の引き上げ等の処置(107)が、サービス機関13で行われても良い。
なお、保険料の更新においては、送られてきたデータだけでなく、過去のデータの推移も加味して算出されることが望ましい。すなわち、2人のユーザの現状のリスクが等しい状態であっても、1人は過去に比べれば改善しており、もう1人は悪化しているような状況であれば、改善傾向にあるユーザの努力を積極的に評価し、保険料を低下させるシステムにすることで、よりユーザの健康意識を高めさせる効果が得られることになる。
【0022】
このプログラムメニュー(104)は、日常生活への指導的内容が例示され、いわゆる生活習慣病予防に好適に対応できる可能性を含むものである。
この様に、ユーザは、体内情報をセンターに提供することで、的確なアドバイスを得る他、センターより提供されるプログラムメニューを実行することで、報酬を得ると共に、健康を維持できるのである。
【0023】
更に他の実施例を図2に示し説明する。
図2で示す実施例は、センター機能を含むサービス機関とユーザ間での動作を説明する為のものである。
11は、ユーザであり、上述と同様のものである。21は、サービス機関であり、送られてくる体内情報データを分析し、解析し、予測する能力を含むものが好ましい。尚、これら能力を関連する機関へ委託することも含まれるものである。
サービス機関21を例えば生命関連保険業者として動作を説明する。
ユーザ11は、希望する保険商品を指定すると共に、体内情報をサービス機関21に送信する(201)。
サービス機関21は、この希望する保険商品と、送信された体内情報データから、最適な保険商品及び、保険料を算定したデータ(203)及び、保険に係る疾病にかからないようにするプログラムメニュー(204)を送信する(202)。
【0024】
これらのデータを受け取った、ユーザ11は、その内容に同意した後、プログラムメニューに従った、生活を送り、定期的に体内情報データを送信する。
サービス機関21は、この送られてくるデータから、プログラムメニューが十分に実行されているかどうかを判定し、十分実行されている場合は、更に保険料を下げ、実行されておらず、更に疾病にかかる恐れが高くなってきた場合は、保険料の引き上げを行う。また、要求する検査頻度を変更する、高価な精密検査を受けるよう勧告する、発症時に支払われる保険金を変更する等の方法で、実質的にユーザの経済的負担を変化させる場合もある。
保険料の引き上げの通知をユーザが受け取った場合、プログラムメニューの実行が、再び果たされる可能性が強く、その結果、本人の健康が維持される可能性が高くなるのである。検査については日時を指定せず、検査間隔が広がるほど自動的に保険料が引き上げられていくシステムにすることで、ユーザの自主性を高める方法を採用することもある。この際の引き上げ額は、過去の履歴を参照することが好ましい。例えば、前回の結果が前々回の結果よりも悪化している場合には、現在も同じペースで悪化しているものと仮定するか、あるいは、少なくともその悪化した状態が現在も持続しているものと仮定して、保険料もその悪化した状態のリスクに見合う金額に引き上げられるものとする。
【0025】
一方、検査結果が改善している場合には、少なくともサービス機関が指定する次の検査までの期間においては、そのペースで改善している、あるいは、少なくともその改善状態を持続しているものと仮定して、保険料の引き下げを行う。もちろん、サービス機関が指定した次の検査日時の前であっても、ユーザが自主的に努力してさらに検査結果を改善させた場合には、保険料はその都度更新される。このシステムでは、直前の検査結果が悪かった場合ほど、ユーザは体調が改善傾向にあることを早く証明するために、必然的に改善努力を行うとともに検査頻度を高めることが期待される。すなわち、発症リスクが高くなればなるほど、ユーザの自主的な努力によって、強力なリスク低減作用が働くことになり、リスク管理システムとしては理想的である。検査結果を用いた保険料の変更は、毎日あるいは毎時間ごとというように、なるべく細かく行われる方が効果が高い。また、現在の保険料について、インターネットや電話などで、ユーザがいつでも簡単に確認できるシステムになっていれば、ユーザの努力を促進したり、達成感を与えてさらに意欲を高めさせるのに効果的である。きめ細かな保険料の更新や、インターネットでの情報公開は、ユーザから送られる検査情報をコンピュータシステムで自動処理することにより、容易に達成できるものである。
【0026】
端末化したユーザ11の構成の一例を図3に示し説明する。
310は、血液情報変換手段であり血液発色チップ311、発色情報を電気信号に変換する変換手段312、外部との送受信をする変調機能を備えた送受信手段313、外部より操作不可能な時間信号等を出力する内蔵クロック310を備えている。
血液発色チップ311は、中央に血液または希釈血液を滴下する滴下部311Aであって、場合により、血球を分離除去する分離手段が配置されている。滴下部311Aの周辺には、6つの試薬発色部311Bが形成され、それぞれ血中(血清中)の尿素、トリグリセリド、コレステロール等と反応し、固有の発色を行う。
変換手段312は、色情報を電気信号に変換する為の手段であって、デジタル電気信号に変換して、出力する為の部分である。
送受信手段313は、データを外部へ、適当な形に変換して送信したり、受信したデータを元に戻したりする機能を有するいわゆる変調、復調機能を備えたモデムの一種である。
更に送受信手段313は、固定クロック310からのクロック信号を、血液関連情報に付加したり、暗号鍵として暗号化したりした、2次変換機能を備えている。
315は、制御手段であり、血液情報変換手段310の行動を制御したり、得られる血液情報を記憶するためのものであって、主に汎用のコンピュータである。
【0027】
発色反応チップ上に滴下した血液または希釈血液は、滴下部311A下で、血球が分離されて、血清状態となり、各試薬部311Bに浸透し、発色反応を行う。
この状態で、変換手段312にセットされ、各試薬部311Bの発色が測定され、電気信号に変換される。
変換された電気信号は、制御手段315で記憶されると共に、送受信手段313に入力される。
送受信手段313は、固定クロック314のデータに基づいて、固有のデータが作成され、センター、サービス機関等に送信する。受信時は、復調して送られてきた信号を、制御手段315へ伝達する。
【0028】
固定クロック314は、外部より操作不可能であり、壊れる迄、動作し続ける。
固定クロック314のデータが、暗号鍵となり、送信するデータを暗号化し、
この暗号データをセンター等に送信する。
センターは、おおよそ、ユーザから連絡を受け暗号鍵を手に入れて復号化したり、センターが、同期して所有する同一の固定クロックからデータを得て復号化する。
この場合、センター等にデータを送信する場合は、必ず313を通過させてデータを送信することとし、制御手段315からデータを送信しないようにする。
316は、出力端であり、センター等に接続されている。
制御手段315は。血液情報データを記録したり、センターなどから送られてきたデータを再現したりし、場合によっては、これらの情報を記録する。
この様な構成において、ユーザがデータを送信する場合は、必ず送受信手段313を通過させ、固有データに変換させることで、一回の固有のデータ送信が可能となる。尚、センター、サービス機関とのデータの送受信は、少なくとも固有の送受信手段314を利用しなければならないものとすることが、同じデータが作成されることがない点で有効である。。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述のごとく本発明は、体内情報の積極的な利用を図ることができると共に、保険業者のリスク低減と保険に対するユーザ負担の低減の両立をはかると共に、健康をより持続させることが可能になるなどの効果を有する。さらにDNA診断や遺伝子発現診断等を含めることにより、ユーザと保険業者の間で公平にリスクを分配することができ、ユーザの健康意識をさらに高めることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図。
【図2】本発明の他の実施例を説明するための図。
【図3】本発明の実施例における一部分を説明するための図。
【符号の説明】
11ユーザ
12センター
13サービス機関

Claims (5)

  1. 体液検査情報を、センターに提供するステップ
    前記センターにて検査情報に基づいて、診断情報を作成するステップ
    前記診断情報において、
    送られてきた検査情報から、ユーザの健康状態を予測的に決定すると共に、ユーザに対しその予測に基づいたプログラムメニューをユーザに提供するステップ。ユーザは、プログラムメニューに対応した体内情報を前記センターに提供するステップ、
    センターは、その実行結果を判断し、当該ユーザにとって、最適なリスクを決定し、そのリスクにより影響を受ける機関とユーザ間での利益の調整を行うためのアドバイスを行う体内情報管理システム。
  2. 検査情報を、ユーザの特別な場合に、ユーザに特定のサービスまたは対価を契約により提供するサービス機関に提供するステップ
    前記サービス機関は、送られてきた検査情報に基づいて、診断情報を作成すると共に、ユーザにとって最適なサービスを決定するステップ
    前記最適なサービスをユーザに提供すると共に、ユーザにプログラムメニューを提供するステップ、
    ユーザは、このプログラムメニューに対応した体内情報を前記サービス機関に提供するステップ、
    前記体内情報に基づいて、ユーザとサービス機関間での契約内容を調整するステップよりなる体内情報管理システム。
  3. 前記プログラムメニューは、食事のメニューの調整、運動の指定、飲酒の程度等の健康管理メニュー、体液情報を送信するスケジュール等である請求項1,2に記載の体内情報管理システム。
  4. 前記体内情報は、試薬部材と体液成分を発色反応させて得られる発色情報である請求項1,2に記載の体内情報管理システム。
  5. 前記体内情報デジタルデータであって、デジタル通信可能な媒体を利用して行われることを特徴とする請求項1,2に記載の体内情報管理システム。
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