JP2004005155A - ダイレクトメール情報提供システム及びダイレクトメール情報提供サーバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報提供サーバー30において、ダイレクトメールに掲載される掲載情報を、ダイレクトメールを識別可能な識別情報と対応づけてダイレクトメール情報データベース41に登録するとともに、ダイレクトメールに関する関連情報を識別情報と対応づけてコンテンツ情報データベース42に登録しておき、関連情報を指定するための情報画面を会員端末20−1〜20−Nに提供し、会員端末20−1〜20−Nにおいて関連情報が指定された場合に、関連情報に対応する識別情報と対応づけられた掲載情報をダイレクトメール情報データベース41から検索し、会員端末20−1〜20−Nに提供する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイレクトメールに関する情報を、インターネットを介して提供するダイレクトメール情報提供システム及びダイレクトメール情報提供サーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、商品やサービスを提供する企業等においては、提供する商品やサービスを消費者に紹介したり、消費者の嗜好情報等、消費者に関する情報を収集したりするために、その目的に合った情報が記載されたダイレクトメールを消費者に発送することが行われている。
【0003】
このように、商品やサービスを提供する企業等から消費者に発送されるダイレクトメールとしては、例えば、消費者に提供する商品やサービスに関する情報が記載されたものや、消費者の嗜好情報等、消費者に関する情報を収集するためのアンケート情報が記載されたもの等があるが、それぞれの目的を達成するためには、企業等から発送されたダイレクトメールを消費者に開封させ、ダイレクトメールに記載された情報を閲覧させたり、ダイレクトメールに記載されたアンケート情報に回答させたりしなければならない。
【0004】
そのため、ダイレクトメールを発送する企業等においては、消費者にダイレクトメールを開封させ、ダイレクトメールに記載された情報を閲覧させるために、消費者に発送するダイレクトメールを、消費者が興味をひくような内容あるいは形態とする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、ダイレクトメールを発送する企業等においては、消費者に発送するダイレクトメールの内容や形態を、消費者が興味をひくようなものとする必要があるが、どのようなものが消費者にとって興味をひくものであるかを認識する方法の1つとして、他の企業等が発送するダイレクトメールの内容や形態を参考にする方法が考えられる。
【0006】
しかしながら、他の企業等が発送するダイレクトメールの内容や形態を参考にする場合は、他の企業等が発送するダイレクトメールを何らかの方法で入手しなければならないため、他の企業等が発送するダイレクトメールの内容や形態に関する情報を容易に取得することができないという問題点がある。
【0007】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ダイレクトメールの内容や形態といったダイレクトメールに関する情報を容易に取得することができるダイレクトメール情報提供システム及びダイレクトメール情報提供サーバーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
ダイレクトメールに関する情報を、インターネットを介して提供するダイレクトメール情報提供システムであって、
前記インターネットに接続可能な少なくとも1つの端末と、
前記ダイレクトメールに掲載される掲載情報を、該ダイレクトメールを識別可能な識別情報と対応づけて第1のデータベースに登録するとともに、前記ダイレクトメールに関する関連情報を前記識別情報と対応づけて第2のデータベースに登録し、前記関連情報を指定するための第1の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供し、前記端末にて前記関連情報が指定された場合に該指定された関連情報に対応する前記識別情報に対応づけられて前記第1のデータベースに登録された掲載情報を検索し、該掲載情報が掲載された第2の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供する情報提供手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また、前記情報提供手段は、前記掲載情報の提供に伴う課金条件を設定し、該課金条件が掲載された第3の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提示することを特徴とする。
【0010】
また、ダイレクトメールに関する情報を、インターネットに接続可能な端末に提供するダイレクトメール情報提供サーバーであって、
前記ダイレクトメールに掲載される掲載情報を、該ダイレクトメールを識別可能な識別情報と対応づけて第1のデータベースに登録するとともに、前記ダイレクトメールに関する関連情報を前記識別情報と対応づけて第2のデータベースに登録するダイレクトメール情報管理手段と、
前記関連情報を指定するための第1の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供するサイト管理手段とを有し、
前記ダイレクトメール情報管理手段は、前記端末にて前記第1の情報画面を用いて前記関連情報が指定された場合に該指定された関連情報に対応する前記識別情報に対応づけられて前記第1のデータベースに登録された掲載情報を検索し、
前記サイト管理手段は、前記ダイレクトメール情報管理手段にて検索された掲載情報が掲載された第2の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供することを特徴とする。
【0011】
また、前記掲載情報の提供に伴う課金条件を設定する課金条件設定手段を有し、
前記サイト管理手段は、前記課金条件設定手段にて設定された課金条件が掲載された第3の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供することを特徴とする。
【0012】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、情報提供手段において、ダイレクトメールに掲載される掲載情報が、該ダイレクトメールを識別可能な識別情報と対応づけられて第1のデータベースに登録されるとともに、ダイレクトメールの差出人や送付の目的や発送先条件等のダイレクトメールに関する関連情報が識別情報と対応づけられて第2のデータベースに登録されている。インターネットに接続可能な端末にて所定の操作を行うと、関連情報を指定するための第1の情報画面が情報提供手段からインターネットを介して端末に提供される。その後、端末にて第1の情報画面を用いて関連情報を指定すると、情報提供手段において、端末にて指定された関連情報に対応する識別情報に対応づけられて前記第1のデータベースに登録された掲載情報が検索され、検索された掲載情報が掲載された第2の情報画面がインターネットを介して端末に提供されることになる。
【0013】
このように、インターネットに接続可能な端末に提供された情報画面を用いて、ダイレクトメールに関する関連情報を指定することにより、所望の関連情報を有するダイレクトメールの掲載情報が端末に提供されることになるので、ダイレクトメールに掲載される掲載情報を容易に取得することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明のダイレクトメール情報提供システムの実施の一形態を示す図である。
【0016】
本形態は図1に示すように、予め登録されたダイレクトメールに関する情報を、インターネット50を介して提供する情報提供サーバー30と、インターネット50に接続可能に構成され、情報提供サーバー30から提供されるダイレクトメールに関する情報を評価するためのモニタ端末10−1〜10−nと、インターネット50に接続可能に構成され、情報提供サーバー30から提供されるダイレクトメールに関する情報やダイレクトメールの評価情報を閲覧するための会員端末20−1〜20−Nとから構成されており、さらに、情報提供サーバー30は、ダイレクトメールに掲載された掲載情報を第1のデータベースであるダイレクトメール情報データベース41に登録するとともに、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの差出人等のダイレクトメールに関する関連情報、並びにダイレクトメールに対する評価情報を第2のデータベースであるコンテンツ情報データベース42に登録し、また、ダイレクトメール情報データベース41及びコンテンツ情報データベース42内に登録された情報を検索するダイレクトメール情報管理部31と、ダイレクトメール情報データベース41に登録された情報を評価させるための画面、並びにダイレクトメール情報データベース41及びコンテンツ情報データベース42に登録された情報が掲載された画面を管理するサイト管理部32と、ダイレクトメール情報データベース41に新たなダイレクトメールの掲載情報が登録された場合に、モニタ情報データベース43及び通知メールデータベース44に登録された情報を参照して、モニタ端末10−1〜10−nのうち所定のモニタ端末10−1〜10−nに対して、ダイレクトメール情報データベース41に新たなダイレクトメールに関する情報が登録された旨が記載された電子メールを作成し、送信するメール通知部33と、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報をインターネット50を介して提供する際にそれに伴う課金条件を設定する課金条件設定部34とから構成されている。
【0017】
以下に、上記のように構成されたダイレクトメール情報提供システムにおけるダイレクトメール情報提供方法について説明する。
【0018】
まず、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報をモニタ端末10−1〜10−nにて評価する際の処理について、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報をモニタ端末10−1にて評価する際の処理を例に挙げて説明する。
【0019】
図2は、図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報をモニタ端末10−1にて評価する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【0020】
まず、企業等が差し出すダイレクトメールに関する情報を図1に示したようなダイレクトメール情報提供システムに登録する場合、情報提供サーバー30のダイレクトメール情報管理部31において、ダイレクトメールの掲載情報がダイレクトメール情報データベース41に登録されるとともに、ダイレクトメールの差出人等のダイレクトメールに関する関連情報がコンテンツ情報データベース42に登録される(ステップS1)。ここで、ダイレクトメールの掲載情報のダイレクトメール情報データベース41への登録は、ダイレクトメールの差出人となる企業等から情報提供サーバー30を運営する企業等にダイレクトメールを送付し、情報提供サーバー30のダイレクトメール情報管理部31において、送付されてきたダイレクトメールに掲載された掲載情報が読み込まれ、読み込まれた掲載情報がダイレクトメール情報データベース41に登録されることにより行われる場合や、ダイレクトメールに掲載された掲載情報を、インターネット50を介して情報提供サーバー30に送信し、情報提供サーバー30のデータベース情報管理部31において、送信されてきた掲載情報がダイレクトメール情報データベース41に登録されることにより行われる場合等が考えられる。また、ダイレクトメール情報データベース41に登録される掲載情報は、その掲載情報が掲載されるダイレクトメールを識別可能な識別情報となるダイレクトメールIDに対応づけられてダイレクトメール情報データベース41に登録される。
【0021】
また、ダイレクトメールに関する関連情報のコンテンツ情報データベース42への登録は、ダイレクトメールの差出人となる企業等からダイレクトメールに関する関連情報が情報提供サーバー30に与えられ、ダイレクトメール情報管理部31において、ダイレクトメールの差出人となる企業等から与えられたダイレクトメールに関する関連情報がコンテンツ情報データベース42に登録されることにより行われる。また、コンテンツ情報データベース42に登録されるダイレクトメールに関する関連情報についても、そのダイレクトメールを識別可能なダイレクトメールIDと対応づけられてコンテンツ情報データベース42に登録される。
【0022】
図3は、図1に示したコンテンツ情報データベース42の構造例を示す図である。
【0023】
本形態におけるコンテンツ情報データベース42は図3に示すように、ダイレクトメール情報データベース41に掲載情報が登録されたダイレクトメール毎に、ダイレクトメールを識別可能なダイレクトメールIDと対応づけられて、そのダイレクトメールの差出人の業種や、企業名、受取年月日、郵便物としての種類、送付の目的、発送先条件が登録された構造となっている。なお、送付の目的においては、例えば、アンケートを実施するものや、来店を促進するためのものや、所定の申し込みを行わせるためのもの等、予め決められた目的の中から選択的に登録されており、また、郵便物の種類についても、送付の目的と同様に、予め決められた種類の中から選択的に登録されている。また、発送先条件においては、ダイレクトメールの発送先となる消費者の年齢や、性別、職業、あるいは発送先の地域等がそれぞれ登録されている。
【0024】
また、ダイレクトメール情報データベース41に掲載情報が登録されたダイレクトメール毎に、掲載情報に対する評価情報がダイレクトメールIDと対応づけられて登録されている。
【0025】
また、ダイレクトメールの差出人となる企業等に予め付与された企業IDやパスワードもダイレクトメール毎に登録されている。
【0026】
ダイレクトメール情報データベース41に新たにダイレクトメールの掲載情報が登録されると、情報提供サーバー30のメール通知部33において、コンテンツ情報データベース42及びモニタ情報データベース43が参照され、モニタ端末10−1〜10−nのうち、ダイレクトメール情報データベース41に新たにダイレクトメールの掲載情報が登録された旨を通知すべきモニタ端末が選択され、さらに、通知メールデータベース44が参照され、ダイレクトメール情報データベース41に新たにダイレクトメールの掲載情報が登録された旨を、選択されたモニタ端末に通知するための通知メールが作成され、送信される(ステップS2)。
【0027】
図4は、図1に示したモニタ情報データベース43の構造例を示す図である。
【0028】
本形態におけるモニタ情報データベース43は図3に示すように、ダイレクトメールの掲載情報を評価するモニタとして予め登録された消費者毎に、該消費者を識別可能なモニタIDと対応づけられて、その消費者の年齢や性別、職業、あるいは住んでいる地域、また、その消費者が操作するモニタ端末10−1〜10−nのメールアドレスが登録された構造となっている。
【0029】
メール通知部33においては、ダイレクトメール情報データベース41に新たにダイレクトメールの掲載情報が登録されると、コンテンツ情報データベース42及びモニタ情報データベース43が参照され、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報とモニタ情報データベース43に登録された情報とに基づいて、モニタ端末10−1〜10−nのうち、ダイレクトメール情報データベース41に新たにダイレクトメールの掲載情報が登録された旨を通知すべきモニタ端末が選択される。例えば、最も簡単な例としては、図3に示したようなコンテンツ情報データベース42に登録された発送先条件と図4に示したようなモニタ情報データベース43に登録された地域情報とが照合され、ダイレクトメール情報データベース41に新たに登録されたダイレクトメールの発送先に住んでいるモニタが抽出され、このモニタによって操作されるモニタ端末が選択される。
【0030】
その後、メール通知部33において、通知メールデータベース44が参照され、ダイレクトメール情報データベース41に新たにダイレクトメールの掲載情報が登録された旨を、選択されたモニタ端末に通知するための通知メールが作成され、送信される。
【0031】
なお、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報とモニタ情報データベース43に登録された情報とに基づいて、モニタ端末10−1〜10−nのうちどのモニタ端末を選択するかについては、メール通知部33内に、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報とモニタ情報データベース43に登録された情報とからなるテーブル(不図示)が設けられており、このテーブルを用いてモニタ端末が選択されることになる。
【0032】
情報提供サーバー30のメール通知部33から送信された通知メールはインターネット50を介して、モニタ端末10−1〜10−nのうち、メール通知部33にて選択されたモニタ端末にて受信されることになる(ステップS3)。
【0033】
ここで、本形態においては、メール通知部33から送信された通知メールがモニタ端末10−1にて受信され、モニタ端末10−1においてダイレクトメールの掲載情報が評価されるため、モニタ端末10−1にて、ダイレクトメール評価サイトにアクセスすると(ステップS4)、情報提供サーバー30のサイト管理部32から、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報を評価するためのダイレクトメール評価サイトが送信される(ステップS5)。なお、メール通知部33から送信される通知メールには、ダイレクトメール評価サイトにアクセスするためのアクセス情報が掲載されている。
【0034】
情報提供サーバー30のサイト管理部32から送信されたダイレクトメール評価サイトは、インターネット50を介してモニタ端末10−1にて受信され、モニタ端末10−1の画面上に表示される(ステップS6)。情報提供サーバー30のサイト管理部32から送信され、モニタ端末10−1の画面上に表示されるダイレクトメール評価サイトには、ダイレクトメール情報データベース41に新たに掲載情報が登録されたダイレクトメールを含む、ダイレクトメール情報データベース41に掲載情報が登録されたダイレクトメールを選択するための情報が掲載されている。例えば、ダイレクトメールの差出人とその送付の目的等がダイレクトメール毎に掲載され、モニタ端末10−1を操作する消費者は、モニタ端末10−1に表示された情報を用いて所望のダイレクトメールを選択することになる。なお、モニタ端末10−1の画面上に表示される情報については、ダイレクトメール毎にダイレクトメールを識別可能なダイレクトメールIDが対応づけられている。
【0035】
モニタ端末10−1において、モニタ端末10−1の画面上に表示されたダイレクトメール評価サイトを用いて、所望のダイレクトメールを指定すると(ステップS7)、情報提供サーバー30のダイレクトメール情報管理部31において、指定された情報に対応づけられたダイレクトメールIDが認識され、ダイレクトメール情報データベース41に登録された掲載情報の中から、認識されたダイレクトメールIDに対応づけられたダイレクトメールの掲載情報が検索され、また、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報の中から、認識されたダイレクトメールIDに対応づけられたダイレクトメールに関する情報が検索され、その後、サイト管理部32において、ダイレクトメール情報管理部31にて検索された情報が掲載されたダイレクトメール掲載画面が作成され、送信される(ステップS8)。
【0036】
情報提供サーバー30のサイト管理部32から送信されたダイレクトメール掲載画面は、インターネット50を介してモニタ端末10−1にて受信され、モニタ端末10−1の画面上に表示される(ステップS9)。
【0037】
図5は、図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて情報提供サーバー30から送信され、モニタ端末10−1〜10−nにて受信表示されるダイレクトメール掲載画面の一例を示す図である。
【0038】
図5に示すように、図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて情報提供サーバー30から送信され、モニタ端末10−1〜10−nにて受信、表示されるダイレクトメール掲載画面においては、ダイレクトメール掲載画面に掲載されるダイレクトメールを識別可能なダイレクトメールID1と、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報2と、ダイレクトメール情報データベース41に登録された掲載情報3とが掲載されており、さらに、掲載情報3を評価するための評価情報入力エリア4と、ダイレクトメールの評価情報を閲覧する際に、ダイレクトメールの差出人に予め付与された企業ID及びパスワードを入力するためのキー情報入力エリア5とが設けられている。ここで、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報のうち、ダイレクトメールの評価情報については、ダイレクトメールの差出人に予め付与された企業ID及びパスワードをキー情報入力エリア5に入力した場合にのみ閲覧可能となる。その際の処理については後述する。
【0039】
モニタ端末10−1において、評価情報入力エリア4に評価情報を入力し、送信すると(ステップS10)、送信された評価情報はインターネット50を介して情報提供サーバー30にて受信され(ステップS11)、その後、ダイレクトメール情報管理部31において、受信された評価情報がコンテンツ情報データベース42に登録される(ステップS12)。なお、コンテンツ情報データベース42への評価情報の登録は、ステップS10にて評価情報が入力されたダイレクトメールを識別可能なダイレクトメールIDに対応づけられた評価情報として、コンテンツ情報データベース42に評価情報が登録されることにより行われる。
【0040】
次に、コンテンツ情報データベース42に登録された評価情報を会員端末20−1〜20−Nにて閲覧する際の処理について、コンテンツ情報データベース42に登録された評価情報を会員端末20−1にて閲覧する際の処理を例に挙げて説明する。
【0041】
図6は、図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて、コンテンツ情報データベース42に登録された評価情報を会員端末20−1にて閲覧する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【0042】
ダイレクトメールの差出人が、ダイレクトメールの評価情報を会員端末20−1にて閲覧する場合、まず、会員端末20−1にて、ダイレクトメール評価サイトにアクセスすると(ステップS21)、情報提供サーバー30のサイト管理部32から、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報を評価するためのダイレクトメール評価サイトが送信される(ステップS22)。
【0043】
情報提供サーバー30のサイト管理部32から送信されたダイレクトメール評価サイトは、インターネット50を介して会員端末20−1にて受信され、会員端末20−1の画面上に表示される(ステップS23)。なお、情報提供サーバー30のサイト管理部32から送信され、会員端末20−1の画面上に表示されるダイレクトメール評価サイトには、ダイレクトメール情報データベース41に掲載情報が登録されたダイレクトメールを選択するための情報が掲載されている。
【0044】
会員端末20−1において、会員端末20−1の画面上に表示されたダイレクトメール評価サイトを用いて、所望のダイレクトメールを指定すると(ステップS24)、情報提供サーバー30のダイレクトメール情報管理部31において、指定された情報に対応づけられたダイレクトメールIDが認識され、ダイレクトメール情報データベース41に登録された情報の中から、認識されたダイレクトメールIDに対応づけられたダイレクトメールの掲載情報が検索され、また、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報の中から、認識されたダイレクトメールIDに対応づけられたダイレクトメールに関する関連情報が検索され、その後、サイト管理部32において、ダイレクトメール情報管理部31にて検索された情報が掲載されたダイレクトメール掲載画面が作成され、送信される(ステップS25)。
【0045】
情報提供サーバー30のサイト管理部32から送信されたダイレクトメール掲載画面は、インターネット50を介して会員端末20−1にて受信され、会員端末20−1の画面上に表示される(ステップS26)。
【0046】
情報提供サーバー30から送信され、会員端末20−1にて受信、表示されるダイレクトメール掲載画面は、図5に示したものと同様に、ダイレクトメール掲載画面に掲載されるダイレクトメールを識別可能なダイレクトメールID1と、コンテンツ情報データベース42に登録された関連情報2と、ダイレクトメール情報データベース41に登録された掲載情報3とが掲載されているとともに、掲載情報3を評価するための評価情報入力エリア4と、ダイレクトメールの評価情報を閲覧する際に、ダイレクトメールの差出人に予め付与された企業ID及びパスワードを入力するためのキー情報入力エリア5とが設けられている。
【0047】
ここで、会員端末20−1の画面上に表示されたダイレクトメールの評価情報を閲覧する場合、ダイレクトメールの差出人に予め付与された企業ID及びパスワードをキー情報入力エリア5に入力し、送信する(ステップS27)。
【0048】
会員端末20−1から送信された企業ID及びパスワードが情報提供サーバー30にて受信されると(ステップS28)、情報提供サーバー30のダイレクトメール情報管理部31において、コンテンツ情報データベース42が参照され、受信された企業ID及びパスワードが、ステップS26にて会員端末20−1の画面上に表示されたダイレクトメールに関する情報として登録されているかどうかが判断され(ステップS29)、受信された企業ID及びパスワードが、ステップS26にて会員端末20−1の画面上に表示されたダイレクトメールに関する情報としてコンテンツ情報データベース42に登録されている場合は、ステップS26にて会員端末20−1の画面上に表示されたダイレクトメールの評価情報がコンテンツ情報データベース42から抽出され、サイト管理部32において、抽出された評価情報が掲載された評価情報掲載画面が作成され、送信される(ステップS30)。
【0049】
サイト管理部32から送信された評価情報掲載画面は、インターネット50を介して会員端末20−1にて受信され、会員端末20−1の画面上に表示される(ステップS31)。
【0050】
一方、会員端末20−1から送信され、情報提供サーバー30にて受信された企業ID及びパスワードが、コンテンツ情報データベース42に登録されていない場合や、ステップS26にて会員端末20−1の画面上に表示されたダイレクトメールに関する情報としてコンテンツ情報データベース42に登録されていない場合は、入力された企業ID及びパスワードが登録されていない旨が情報提供サーバー30から会員端末20−1に通知される(ステップS32,S33)。
【0051】
次に、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報を会員端末20−1〜20−Nにて閲覧する際の処理について、ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報を会員端末20−2にて閲覧する際の処理を例に挙げて説明する。
【0052】
図7は、図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて、ダイレクトメール情報データベース41に登録された掲載情報を会員端末20−2にて閲覧する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【0053】
ダイレクトメール情報データベース41に登録されたダイレクトメールの掲載情報を閲覧するために、会員端末20−2にてダイレクトメール閲覧サイトにアクセスすると(ステップS41)、情報提供サーバー30のサイト管理部32から、第1の情報画面であるダイレクトメール閲覧サイトが送信される(ステップS42)。
【0054】
サイト管理部32から送信されたダイレクトメール閲覧サイトは、インターネット50を介して会員端末20−2にて受信され、会員端末20−2の画面上に表示される(ステップS43)。
【0055】
図8は、図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて情報提供サーバー30から送信され、会員端末20−1〜20−nにて受信表示されるダイレクトメール閲覧サイトの一例を示す図である。
【0056】
図8に示すように、図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて情報提供サーバー30から送信され、会員端末20−1〜20−nにて受信、表示されるダイレクトメール閲覧サイトにおいては、閲覧したいダイレクトメールの差出人の業種や、企業名、受取年月日、郵便物の種類、あるいは発送の目的等の条件を指定するための条件指定エリア6が設けられている。
【0057】
会員端末20−2において、ダイレクトメール閲覧サイトに掲載された条件指定エリア6にて所望の条件を指定すると(ステップS44)、情報提供サーバー30のダイレクトメール情報管理部31において、コンテンツ情報データベース42が参照され、ステップS44にて指定された条件に合うダイレクトメールが検索され(ステップS45)、サイト管理部32において、ダイレクトメール情報管理部31にて抽出されたダイレクトメールを選択するための情報が掲載されたダイレクトメール一覧掲載画面が作成され、送信される(ステップS46)。
【0058】
サイト管理部32から送信されたダイレクトメール一覧掲載画面は、インターネット50を介して会員端末20−1にて受信され、会員端末20−2の画面上に表示される(ステップS47)。ここで、サイト管理部32から送信され、会員端末20−2にて受信、表示されるダイレクトメール一覧掲載画面においては、ダイレクトメール情報管理部31にて抽出されたダイレクトメールを選択するための情報が掲載されている。例えば、ダイレクトメールの差出人とその送付の目的等がダイレクトメール毎に掲載され、会員端末20−2を操作する企業等の担当者は、会員端末20−2に表示された情報を用いて所望のダイレクトメールを選択することになる。なお、会員端末20−2の画面上に表示される情報については、ダイレクトメール毎にダイレクトメールを識別可能なダイレクトメールIDが対応づけられている。
【0059】
会員端末20−2において、会員端末20−2の画面上に表示されたダイレクトメール一覧掲載画面を用いて、所望のダイレクトメールを指定すると(ステップS48)、情報提供サーバー30の課金条件設定部34において、指定されたダイレクトメールの閲覧に伴って発生する料金が算出され、この課金条件が掲載された第3の情報画面がサイト管理部32から送信される(ステップS49)。なお、ダイレクトメールの閲覧に伴って発生する料金は、例えば、ダイレクトメール一覧掲載画面上にて指定されたダイレクトメールの数に基づいて算出される。
【0060】
サイト管理部32から送信された情報画面は、インターネット50を介して会員端末20−2にて受信され、会員端末20−2の画面上に表示される(ステップS50)。なお、サイト管理部32から送信され、会員端末20−2にて受信、表示される情報画面には、課金条件設定部34にて算出された料金が掲載されている以外にも、その料金の支払い方法を、ダイレクトメールの掲載情報を閲覧する企業等毎に予め決めておき、ダイレクトメール閲覧サイトにアクセスする際に、ダイレクトメールの掲載情報を閲覧する企業等を識別可能な識別情報を入力し、入力された識別情報によって決められた支払い方法が掲載されることも考えられる。
【0061】
会員端末20−2において、画面上に表示された課金条件を閲覧し、表示された課金条件にてダイレクトメールの掲載情報を閲覧する場合(ステップS51)、会員端末20−2の画面上に表示される閲覧ボタンを押下すると(ステップS52)、情報提供サーバー30のダイレクトメール情報管理部31において、ステップS48にて指定された情報に対応づけられたダイレクトメールIDが認識され、ダイレクトメール情報データベース41に登録された掲載情報の中から、認識されたダイレクトメールIDに対応づけられたダイレクトメールの掲載情報が検索され、また、コンテンツ情報データベース42に登録された情報の中から、認識されたダイレクトメールIDに対応づけられたダイレクトメールに関する情報が検索され、その後、サイト管理部32において、ダイレクトメール情報管理部31にて検索された情報が掲載された第2の情報画面であるダイレクトメール掲載画面が作成され、送信される(ステップS53)。
【0062】
情報提供サーバー30のサイト管理部32から送信されたダイレクトメール掲載画面は、インターネット50を介して会員端末20−2にて受信され、会員端末20−2の画面上に表示される(ステップS54)。
【0063】
その後、情報提供サーバー30を運営する企業等において、ステップS50にて会員端末20−2の画面上に表示された課金条件に基づいて、会員端末20−2の利用者となる企業等からダイレクトメールの掲載情報の閲覧料金が徴収され、ダイレクトメールの差出人となる企業等にロイヤリティーとして料金が支払われる。
【0064】
また、ステップS51において、ステップS20にて会員端末20−2の画面上に表示された課金条件にてダイレクトメールの掲載情報を閲覧しない場合は、会員端末20−2の画面上に表示される戻るボタンを押下すると、サイト管理部32から送信されたダイレクトメール一覧掲載画面が会員端末20−2の画面上に再び表示されることになる(ステップS55)。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、ダイレクトメールに関する情報を、インターネットを介して提供するダイレクトメール情報提供システムにおいて、インターネットに接続可能な少なくとも1つの端末と、ダイレクトメールに掲載される掲載情報を、該ダイレクトメールを識別可能な識別情報と対応づけて第1のデータベースに登録するとともに、ダイレクトメールに関する関連情報を識別情報と対応づけて第2のデータベースに登録し、関連情報を指定するための第1の情報画面を、インターネットを介して端末に提供し、端末にて関連情報が指定された場合に該指定された関連情報に対応する識別情報に対応づけられて第1のデータベースに登録された掲載情報を検索し、該掲載情報が掲載された第2の情報画面を、インターネットを介して端末に提供する情報提供手段とを設けたため、インターネットに接続可能な端末に提供された情報画面を用いて、ダイレクトメールに関する関連情報を指定することにより、所望の関連情報を有するダイレクトメールの掲載情報が端末に提供されることになり、ダイレクトメールに掲載される掲載情報を容易に取得することができる。
【0066】
また、情報提供手段において、掲載情報の提供に伴う課金条件を設定し、設定した課金条件が掲載された第3の情報画面を、インターネットを介して端末に提示するものにおいては、ダイレクトメールの差出人に、ダイレクトメールの掲載情報の提供に伴うロイヤリティを支払う仕組みが構築でき、また、ダイレクトメールの掲載情報の閲覧者に掲載情報の閲覧に伴う課金条件を通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイレクトメール情報提供システムの実施の一形態を示す図である。
【図2】図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて、ダイレクトメール情報データベースに登録されたダイレクトメールの掲載情報をモニタ端末にて評価する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示したコンテンツ情報データベースの構造例を示す図である。
【図4】図1に示したモニタ情報データベースの構造例を示す図である。
【図5】図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて情報提供サーバーから送信され、モニタ端末にて受信表示されるダイレクトメール掲載画面の一例を示す図である。
【図6】図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて、コンテンツ情報データベースに登録された評価情報を会員端末にて閲覧する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて、ダイレクトメール情報データベースに登録された評価情報を会員端末にて閲覧する際の処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図1に示したダイレクトメール情報提供システムにて情報提供サーバーから送信され、会員端末にて受信表示されるダイレクトメール閲覧サイトの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ダイレクトメールID
2 関連情報
3 掲載情報
4 評価情報入力エリア
5 キー情報入力エリア
6 条件指定エリア
10−1〜10−n モニタ端末
20−1〜20−N 会員端末
30 情報提供サーバー
31 ダイレクトメール情報管理部
32 サイト管理部
33 メール通知部
34 課金条件設定部
41 ダイレクトメール情報データベース
42 コンテンツ情報データベース
43 モニタ情報データベース
44 通知メールデータベース
50 インターネット
Claims (4)
- ダイレクトメールに関する情報を、インターネットを介して提供するダイレクトメール情報提供システムであって、
前記インターネットに接続可能な少なくとも1つの端末と、
前記ダイレクトメールに掲載される掲載情報を、該ダイレクトメールを識別可能な識別情報と対応づけて第1のデータベースに登録するとともに、前記ダイレクトメールに関する関連情報を前記識別情報と対応づけて第2のデータベースに登録し、前記関連情報を指定するための第1の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供し、前記端末にて前記関連情報が指定された場合に該指定された関連情報に対応する前記識別情報に対応づけられて前記第1のデータベースに登録された掲載情報を検索し、該掲載情報が掲載された第2の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供する情報提供手段とを有することを特徴とするダイレクトメール情報提供システム。 - 請求項1に記載のダイレクトメール情報提供システムにおいて、
前記情報提供手段は、前記掲載情報の提供に伴う課金条件を設定し、該課金条件が掲載された第3の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提示することを特徴とするダイレクトメール情報提供システム。 - ダイレクトメールに関する情報を、インターネットに接続可能な端末に提供するダイレクトメール情報提供サーバーであって、
前記ダイレクトメールに掲載される掲載情報を、該ダイレクトメールを識別可能な識別情報と対応づけて第1のデータベースに登録するとともに、前記ダイレクトメールに関する関連情報を前記識別情報と対応づけて第2のデータベースに登録するダイレクトメール情報管理手段と、
前記関連情報を指定するための第1の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供するサイト管理手段とを有し、
前記ダイレクトメール情報管理手段は、前記端末にて前記第1の情報画面を用いて前記関連情報が指定された場合に該指定された関連情報に対応する前記識別情報に対応づけられて前記第1のデータベースに登録された掲載情報を検索し、
前記サイト管理手段は、前記ダイレクトメール情報管理手段にて検索された掲載情報が掲載された第2の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供することを特徴とするダイレクトメール情報提供サーバー。 - 請求項3に記載のダイレクトメール情報提供サーバーにおいて、
前記掲載情報の提供に伴う課金条件を設定する課金条件設定手段を有し、
前記サイト管理手段は、前記課金条件設定手段にて設定された課金条件が掲載された第3の情報画面を、前記インターネットを介して前記端末に提供することを特徴とするダイレクトメール情報提供サーバー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097183A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Ntt Data Corp | コンテンツ配信サーバ、及びコンテンツ配信プログラム |
JP2021101397A (ja) * | 2016-12-20 | 2021-07-08 | トッパン・フォームズ株式会社 | 通知方法 |
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2002
- 2002-05-31 JP JP2002159458A patent/JP2004005155A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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