JP2004003371A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 平板状加熱手段2に熱的に接触して配され、入水口10と出湯口11を連通し少なくとも1つ以上の屈曲部8を有する蛇行水路9を備えて構成された温水装置本体1と、入水口10に給水する給水部37と、出湯口11と連通する洗浄ノズル38とを備えたもので、長時間連続しての温水での局部洗浄が可能になり、また貯湯槽および貯水部がなく洗浄装置のコンパクト化が図れ、使用時のみ通電すれば出湯が可能なので、貯湯時の放熱ロスがなくなり省エネになり、熱容量も小さくなるので制御応答性も良い。
【選択図】 図1
Description
図1は本発明の実施の形態1の温水装置の概略斜視図であり、図2は左側面断面図、図3は右側面断面図である。図1〜図3において温水装置本体1は、略中央に配された平板状加熱手段であるセラミックヒーター2と、熱伝導をよくするため接触面にシリコン剤3が塗布され、セラミックヒーター2を挟持するように配された一対の金属製の熱交換部4とで構成されている。セラミックヒーター2は、電力を供給することによりジュール熱を発生する金属製の発熱体5をアルミナ等の一対の矩形セラミック板6により挟んで焼成し一体化したもので、発熱体5の両端部に接続されたリード線7を備えている。また、それぞれの熱交換部4のセラミックヒーター2と平行な略中央の断面には、複数の屈曲部8を有する蛇行水路9が形成され、熱交換部4の端面に開口された入水口10と出湯口11とを連通している。そして、一方の熱交換部4の出湯口11と他方の入水口10とは配管12により接続されている。
図4は本発明の実施の形態2の温水装置の概略斜視図であり、図1〜図3と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、一対の熱交換部4はそれぞれ樹脂材料で形成され、蛇行水路9はセラミックヒーター2側の面が開口されて水が直接セラミックヒーター2に接触するように構成されているとともに、熱交換部4に設けられたOリング13により密閉されて水が漏れないように構成されている。
図5は本発明の実施の形態3の温水装置の概略斜視図であり、図6は平面断面図である。図1〜図4と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、14は平板状加熱手段として設けた触媒燃焼バーナーであり、プロパンやブタンあるいはメタノールなどの炭化水素燃料を供給する燃料管15と、燃料管15から供給された燃料を均一に流すために容積部16と、内部に波板状に折り曲げられた2枚の金属板17を備え触媒燃焼バーナー14下方の容積部16から上方へ板状に伸びる扁平な燃料通路18と、金属板17上に触媒(図示せず)を塗布して形成した触媒燃焼部19と、燃焼排ガスを排出する排気口20とで構成されている。燃料通路18の両側には、一対の金属製の熱交換部4が燃料通路18に熱を伝えやすいように接着されて温水装置が構成されている。
図7は本発明の実施の形態4の温水装置の概略斜視図であり、図8は左側面断面図、図9は右側面断面図である。図1〜図6と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、図示しない給水源と一対の樹脂製熱交換部4それぞれの入水口10とは分岐部21を有する給水管22に接続され、2つの出湯口11は合流部23を有する出湯管24に接続されている。熱交換部4それぞれの入水口10と出湯口11とは近接して設けられているとともに、連通する蛇行水路9はセラミックヒーター2側の面が開口し、入水口10近傍の流入路25と出湯口11近傍の流出路26とが隣接して並行に進んだ後、屈曲部8を経て接続する形状に構成されている。この開口した蛇行水路9はOリング13を介して伝熱板である銅板27により水漏れのないように一体に密閉固着され、銅板27と一体化した一対の熱交換部4により、蛇行水路9より面積の一回り小さいセラミックヒーター2を、熱伝導性に優れた薄いゴムシート28を介して圧接し挟持して温水装置を構成している。
図10は本発明の実施の形態5の温水装置の概略斜視図であり、図11は平面断面図、図12は右側面断面図である。図1〜図9と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、温水装置本体1は、一組の入水口10と出湯口11を有する1つの樹脂製熱交換部4と、熱交換部4の略中央にリード線7を有する端部だけが突き出た形で水密に挿入された平板状加熱手段であるセラミックヒーター2とで構成され、熱交換部4の内部には入水口10からセラミックヒーター2の端部を通る流入路25と、流入路25の下流に設けられ水路をセラミックヒーター2の両面に分岐する分岐部21と、セラミックヒーター2の両面に配されセラミックヒーター2側の面が開口されて水が直接セラミックヒーター2に接触するように形成された一対の蛇行水路9と、この2つの蛇行水路9の終端で2つを合流させる合流部23と、セラミックヒーター2の流入路25と対向する端部に設けられ合流部23から出湯口11に温水を導く流出路26とを備えている。そして、温水装置本体1はセラミックヒーター2が略垂直になるよう固定されているとともに、入水口10が最下端で、流入路25、分岐部21、蛇行水路9、合流部23、流出路26と上流に向かうにつれて上方に位置し、出湯口11が最上端に配され、蛇行水路9も下流側が下方に向かうことがないように構成されている。
図13は本発明の実施の形態6の温水装置の概略斜視図であり、図14は概略構成図である。図1〜図12と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、図示しない給水源と一対の樹脂製熱交換部4それぞれの入水口10とは分岐部21を有する給水管22に接続され、2つの出湯口11は合流部23を有する出湯管24に接続され、合流部23下流の出湯管24には出湯温度を検知するサーミスタ29を備えている。温水装置本体1はセラミックヒーター2が略垂直になるよう配されているとともに,それぞれの熱交換部4の入水口10と出湯口11を連通する蛇行水路9は入水口10から出湯口11まで順次上方に向かうように形成され、入水口10は温水装置本体1の略最下端に、出湯口11は略最上端に設けられた構成となっている。そして、セラミックヒーター2内部の発熱体は略同容量の電気ヒーター2回路になるように並列に発熱体30aと発熱体30bとが2回路形成されて,一方の端部は2回路とも1本の共通リード線31に接続され、他方の端部は2回路それぞれ別のリード線32a、リード線32bに接続されている。共通リード線31およびリード線32a、リード線32bは2回路の発熱体30aと発熱体30bのそれぞれへの通電率を制御する制御部33に接続されている。
図15は本発明の実施の形態7の温水装置の要部拡大断面図である。図において、9は矩形断面の蛇行水路の一部であり、その内部にねじり板34が乱流促進体として挿入されている。
図16は本発明の実施の形態8の温水装置の要部拡大断面図である。図において、9は矩形断面の蛇行水路の一部であり、その内部に矩形に巻かれたコイル状の針金35が乱流促進体として挿入されている。
図17は本発明の実施の形態9の温水装置を用いた人体局部洗浄装置の概略構成図である。図1〜図16と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において36は、セラミックヒーター2の両面それぞれに熱的に接触して配された複数の屈曲部8を有する蛇行水路9を備えた瞬間式の温水装置本体1と、給水部37と、洗浄ノズル38とを備えた人体局部洗浄装置であり、給水部37と温水装置本体1とは供給される水の流量を検知する流量検知部39を有する給水管22により接続され、温水装置本体1と洗浄ノズル38とは出湯管24により接続されている。そして、制御部40と流量検知部39は流量信号線41により接続され、制御部40で流量検知部39の流量信号に基づき温水装置本体1のセラミックヒーター2への通電量を可変することができるようになっている。
図18は本発明の実施の形態10の温水装置を用いた人体局部洗浄装置の概略構成図である。図1〜図17と同符号のものは相当する構成要素であり、詳細な説明は省略する。図において、制御部40には第1温度設定部42と、第2温度設定部43と、第1タイマ部44と、第2タイマ部45とを備え、温水装置の加熱量であるセラミックヒーター2への通電量を可変し、第1温度設定部42に決定された第1設定温度の洗浄水を第1タイマ部44に決定された第1設定時間だけ出湯することと、第2温度設定部43に決定された第2設定温度の洗浄水を第2タイマ部45に決定された第2設定時間だけ出湯することができる構成になっている。
2 セラミックヒーター(平板状加熱手段)
4 熱交換部
5 発熱体(発熱部)
6 セラミック板
8 屈曲部
9 蛇行水路
10 入水口
11 出湯口
14 触媒燃焼バーナー(平板状加熱手段)
18 燃料通路
19 触媒燃焼部
25 流入路
26 流出路
29 サーミスタ(温度検知手段)
35 針金(乱流促進体)
37 給水部
38 洗浄ノズル
39 流量検知部
40 制御部
42 第1温度設定部
43 第2温度設定部
44 第1タイマ部
45 第2タイマ部
Claims (11)
- 平板状加熱手段と、入水するための入水口と、平板状加熱手段により加熱された湯を出湯する出湯口と、前記入水口と前記出湯口を連通し、前記平板状加熱手段に熱的に接触して配された少なくとも1つ以上の屈曲部を有する蛇行水路とで構成された温水装置と、入水口に給水する給水部と、出湯口と連通する洗浄ノズルとを備えた人体局部洗浄装置。
- 温水装置の平板状加熱手段を、電力によりジュール熱を発生する発熱体をアルミナ等の一対のセラミック板により挟んで形成したセラミックヒーターにより構成した請求項1記載の人体局部洗浄装置。
- 温水装置の平板状加熱手段を、炭化水素燃料等の燃料を通過させる燃料通路と、燃料を酸化し発熱させる触媒燃焼部とを平板内に設けて構成した請求項1記載の人体局部洗浄装置。
- 温水装置の蛇行水路を、体積当たりの熱容量が小さい材料で形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
- 温水装置の蛇行水路を、入水口と出湯口、および入水口近傍の流入路と出湯口近傍の流出路とを隣接するように形成した請求項2または請求項4記載の人体局部洗浄装置。
- 温水装置の平板状加熱手段を略垂直に配し、蛇行水路を入水口が略最下端で出湯口が略最上端になるよう形成して前記平板状加熱手段の両面それぞれに設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
- 温水装置の蛇行水路を、平板状加熱手段の発熱部の端部より外側にまで設けた請求項1〜6のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
- 温水装置の平板状加熱手段を、1枚の平板の中に2回路またはそれ以上の並列な電気ヒーターで構成されたものとし、出湯温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段により前記電気ヒーターそれぞれへの通電率を制御する制御部とを備えた請求項1または2または4〜7のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
- 蛇行水路の中に、乱流促進体を設けた請求項1〜8のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
- 給水部から入水口に供給される水の流量を検知する流量検知部と、前記流量検知部の流量信号に基づき平板状加熱手段の加熱量を可変する制御部とを備えた請求項1〜9のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
- 平板状加熱手段の加熱量を可変し、第1温度設定部および第2温度設定部と、前記第1温度設定部に決定された第1設定温度の洗浄水を第1設定時間だけ出湯する第1タイマ部と、前記第2温度設定部に決定され第1設定温度より低温の第2設定温度の洗浄水を第2設定時間だけ出湯する第2タイマ部とを有する制御部を備えた請求項1〜10のいずれか1項に記載の人体局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
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JP2003298479A JP2004003371A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 人体局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003298479A JP2004003371A (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 人体局部洗浄装置 |
Related Parent Applications (1)
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Related Child Applications (2)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004003371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016108845A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | アイシン精機株式会社 | 人体局部洗浄装置 |
-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003298479A patent/JP2004003371A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016108845A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | アイシン精機株式会社 | 人体局部洗浄装置 |
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