JP2004003058A - 電子機器、適合管理処理プログラム - Google Patents

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湖城 孝
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Abstract

【課題】服装のコーディネートなど商品の組み合わせの適合に関する情報を的確に提供して、商品の販売の拡大を図ることを可能にする。
【解決手段】携帯機器10は、接触通信部29により、商品に装着されている、人体と接触している接触通信タグ12,14から、人体を通じた接触通信によって商品を識別するIDを受信すると、このIDに対応する商品が個人情報(例えばフィットサイズデータ22f)に適合しているか判別する。携帯機器10は、商品が適合していないと判別した場合には、商品と適合する他の商品をID・商品情報テーブル22b及びコーディネートデータ22cを参照して取得し、この商品に関する情報を取得する。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、服装のコーディネートなど商品の組み合わせの適合を管理する電子機器、適合管理処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、服装のコーディネートは、その種の専門書や雑誌等を参考にして個人の好みにより決定するだけに限らず、専門の知識を有する人、例えば服の販売店における販売員からアドバイスを受けて決定することが多い。販売員からアドバイスを受けることで、服に関する種類、デザイン、色、模様、サイズなどの他、天候や季節などを考慮した、個人により似合う適切な服装を決めることができる。従って、販売員が顧客に対して適切なアドバイスを提供することで、商品の販売につなげて売上増加を図ることができる。
【0003】
ところで従来、特開平8−16549において、適切なアドバイス情報を迅速に得ることができる表示装置が開示されている。特開平8−16549の表示装置は、季節情報に関連するアドバイス情報や、季節情報と色情報との組み合わせに関連するアドバイス情報、あるいは季節情報と天候情報との組み合わせに対応するアドバイス情報を複数記憶しておき、指定された季節情報や各組み合わせに対応するアドバイス情報、例えば着て行く服の色や服の種類等のファッション情報を表示させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の特開平8−16549に開示された表示装置では、アドバイス情報が得られるものの、情報を必要とする人が所定のキー入力をしなければならなかった。また、表示装置から得られる情報は、キー入力に応じたアドバイス情報でしかなかった。さらに、表示装置を販売店で利用したとしても、必ずしも商品の販売につなげて売上増加を図ることができない。
【0005】
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、服装のコーディネートなど商品の組み合わせの適合に関する情報を的確に提供して、商品の販売の拡大を図ることが可能な電子機器、適合管理処理プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、人体と接触している機器から商品を識別する識別情報を受信する受信手段と、個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、前記受信手段によって受信した識別情報に対応する商品が、前記個人情報記憶手段によって記憶された個人情報に適合するか判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に応じた情報を出力する出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、ユーザが装着している機器から商品を識別する識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された識別情報が示す商品のうちから、ユーザが着用している商品を検出する商品検出手段と、前記商品検出手段によって検出された商品と適合する商品を判別する商品判別手段と、前記商品判別手段によって判別された商品に関する情報を出力する商品情報出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、服装のコーディネートなど商品の組み合わせの適合を管理するための電子機器(携帯機器10)の使用形態の一例を示している。携帯機器10は、例えば時計型接触通信装置として構成されるもので、人体と直接接触することで、人体の電気伝導性を利用して人体に微弱電流を流し、人体と接触している他の機器、本実施形態では接触通信タグ12,14との間で電子データの送受信を行う接触通信機能が搭載されている。携帯機器10は、例えば腕時計型に構成されており、手首などに装着することで人体と接触した状態で使用することができる。
【0009】
図1に示す例では、組み合わせの適合を管理する商品として、店舗内で販売されている着用品、すなわち服を対象としている。服は、携帯機器10による接触通信機能によって商品の所持を判別するために用いられる接触通信タグ12が装着されて店舗内で展示されるものとする。また、服を掛けるためのハンガーにも接触通信タグ14が装着されている。接触通信タグ12,14は、任意の商品に装着して使用することができ、携帯機器10と接触通信により通信が可能な接触通信機能が設けられている。携帯機器10と接触通信タグ12,14の詳細については後述する。
【0010】
図2は、本実施形態における携帯機器10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯機器10は、接触通信により12,14と通信可能である他、例えばBluetoothなどによる近距離無線通信によって電子機器19と通信が可能である。電子機器19は、携帯機器10と近距離無線通信が可能な通信モジュールが搭載されたもので、例えば服を販売している店舗内の試着室に設置された試着室端末である。また、携帯機器10は、インターネット、公衆回線網などの各種ネットワーク16を通じて、各種サービスを提供するサーバ18と通信することもできる。
【0011】
図2中に示す携帯機器10、接触通信タグ12、電子機器19は、各種の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータと同等の機能が搭載される。
【0012】
図2に示すように、携帯機器10は、CPU20がメモリ22、記録媒体読取部23、通信制御部24、表示部25、入力部26、時計部27、近距離通信部28、及び接触通信部29と相互に接続されている。
【0013】
CPU20は、携帯機器10全体の制御を司るもので、メモリ22に記録されたプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。CPU20は、メモリ22に記録された適合管理処理プログラム22aを実行することにより、接触通信タグ12,14から接触通信により取得したデータをもとに商品の組み合わせの適合を管理する。
【0014】
メモリ22は、CPU20によってアクセスされるプログラムやデータが記録されるもので、本実施形態では例えば適合管理処理プログラム22aなどの各種プログラムや、各プログラムを実行する際に用いられる各種データの他、作業用のデータを一時的に記録するためのワークエリアなどが設定される。適合管理処理プログラム22aの実行に伴って格納される各種データとしては、管理対象とする商品に関する情報が登録されるID・商品情報テーブル22b、ID・商品情報テーブル22bに登録される商品との適切な組み合わせとなる商品を示すデータが登録されるコーディネートデータ22c、携帯機器10を装着しているユーザにより接触された接触通信タグ12,14のデータ(ID)、すなわち商品を示すデータが登録される商品一覧データ22dの他、個人情報として、携帯機器10を装着しているユーザに固有の個人IDデータ22e、ユーザ個人に対する商品の適切なサイズを示すフィットサイズデータ22f、及びユーザの商品に対する好み(例えば、派手好き、地味好き)を示す(商品を特定する)好みデータ22gなどがある。なお、ID・商品情報テーブル22b、コーディネートデータ22cの詳細については後述する(図5)。
【0015】
記録媒体読取部23は、記録媒体23aを有しており、記録媒体23aに対するプログラム、データ等の記録や読み出しを実行する。記録媒体23aは磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体メモリで構成され、記録媒体読取部23に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着するものである。また、記録媒体23aに記録されるプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記録する構成にしても良く、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側に記録媒体を備えた記録装置を設け、この記録媒体に記録されているプログラムやデータを、通信回線を介して使用する構成にしても良い。記録媒体読取部23は、記録媒体23aに対して各種アプリケーションによって使用される各種のデータ等も記録し、必要に応じて読み出してメモリ22に記録させることができる。
【0016】
通信制御部24は、CPU20の制御のもとでネットワーク11を介してサーバ18や他の電子機器との通信を制御する。
表示部25は、各種情報を表示するためのもので、メモリ22に格納された各種プログラムの実行に伴う画面を表示する。
入力部26は、ボタンやポインティングデバイスなどにより構成され、データや各種の指示を入力するために用いられる。
時計部27は、年月日時刻のデータを生成してCPU20に提供する。
【0017】
近距離通信部28は、例えばBluetoothなどによる近距離無線通信を制御するもので、この近距離通信によって電子機器19との間で通信を実行する。
【0018】
接触通信部29は、接触通信を制御するもので、図示せぬ接触電極を通じて人体に微弱電流を流すことによって接触通信タグ12,14との間で接触通信を実行し、この接触通信によって接触通信タグ12,14から商品(服)に関する情報を取得して、適合管理処理プログラム22aの処理に提供する。
【0019】
図3は、本実施形態における電子機器19の構成を示すブロック図である。図3に示すように、電子機器19は、例えばBluetoothなどによる近距離無線通信によって電子機器19と通信が可能である。また、電子機器19は、インターネット、公衆回線網などの各種ネットワーク16を通じて、各種サービスを提供するサーバ18と通信することもできる。
【0020】
図3に示すように、電子機器19は、CPU30がメモリ32、記録媒体読取部33、通信制御部34、表示部35、入力部36、時計部37、近距離通信部38、及び撮影部39と相互に接続されている。
【0021】
CPU30は、電子機器19全体の制御を司るもので、メモリ32に記録されたプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。CPU30は、メモリ32に記録された適合管理処理プログラム32aを実行することにより、携帯機器10から近距離無線通信により取得したデータをもとに商品の組み合わせの適合を管理する。
【0022】
メモリ32は、CPU30によってアクセスされるプログラムやデータが記録されるもので、本実施形態では例えば適合管理処理プログラム32aなどの各種プログラムや、各プログラムを実行する際に用いられる各種データの他、作業用のデータを一時的に記録するためのワークエリアなどが設定される。適合管理処理プログラム32aの実行に伴って格納される各種データとしては、管理対象とする商品に関する情報が登録されるID・商品情報テーブル32b、ID・商品情報テーブル32bに登録される商品との適切な組み合わせとなる商品を示すデータが登録されるコーディネートデータ32c、各携帯機器10から取得される商品を示すデータが個人ID別に登録される個人ID別商品一覧データ32e、各携帯機器10から取得されるユーザ個人に対する商品の適切なサイズを示すデータが個人ID別に登録される個人ID別フィットサイズデータ32f、各携帯機器10から取得されるユーザの商品に対する好みを示す(商品を特定する)データが個人ID別に登録される個人ID別好みデータ32g、好みデータ32gによって示される好みのそれぞれに応じた商品の色(及び柄)の適切な組み合わせを示すデータが登録される色合わせテーブル32hなどがある。なお、ID・商品情報テーブル32b、コーディネートデータ32c、色合わせテーブル32hの詳細については後述する。
【0023】
記録媒体読取部33は、記録媒体33aを有しており、記録媒体33aに対するプログラム、データ等の記録や読み出しを実行する。記録媒体33aは磁気的、光学的記録媒体、もしくは半導体メモリで構成され、記録媒体読取部33に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着するものである。また、記録媒体33aに記録されるプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記録する構成にしても良く、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側に記録媒体を備えた記録装置を設け、この記録媒体に記録されているプログラムやデータを、通信回線を介して使用する構成にしても良い。記録媒体読取部33は、記録媒体33aに対して各種アプリケーションによって使用される各種のデータ等も記録し、必要に応じて読み出してメモリ32に記録させることができる。
【0024】
通信制御部34は、CPU30の制御のもとでネットワーク11を介してサーバ18や他の電子機器との通信を制御する。
表示部35は、各種情報を表示するためのもので、メモリ32に格納された各種プログラムの実行に伴う画面を表示する。例えば、表示部35は、試着室内に設置されたディスプレイ19b(図11参照)において、撮影部39によって撮影された画像と商品の画像との合成画像を表示する。
【0025】
入力部36は、ボタンやポインティングデバイスなどにより構成され、データや各種の指示を入力するために用いられる。
時計部37は、年月日時刻のデータを生成してCPU30に提供する。
【0026】
近距離通信部38は、例えばBluetoothなどによる近距離無線通信を制御するもので、この近距離無線通信によって電子機器19との間で通信を実行する。
【0027】
撮影部39は、画像撮影を制御するもので、例えば試着室内に設置されたディジタルカメラ19a(図11参照)によって試着室内にいる顧客を撮影してディジタル画像データを取り込み、適合管理処理プログラム32aの処理に提供する。
【0028】
図4は、本実施形態における接触通信タグ12,14の主要な構成を示すブロック図である。
図4に示すように、接触通信タグ12,14は、CPU40がメモリ42、接触通信部43と相互に接続されて構成されている。
【0029】
CPU40は、接触通信タグ12,14全体の制御を司るもので、メモリ42に記録されたプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。CPU40は、メモリ42に記録された接触通信制御プログラム42aを実行することにより、携帯機器10との間の接触通信による商品管理のための処理を実現する。
【0030】
メモリ42は、CPU40によってアクセスされるプログラムやデータが記録されるもので、本実施形態では例えば接触通信制御プログラム42aや各接触通信タグ12,14に割り当てられた固有のIDデータ42bなどが設定される。
【0031】
接触通信部43は、接触通信を制御するもので、図示せぬ接触電極にユーザの皮膚が接触された場合に、接触電極を通じて人体に微弱電流を流すことによって携帯機器10などとの間で接触通信を実行する。なお、接触電極は、接触通信タグ12,14の外表面に露出して設けられており、ユーザが手などにより容易に触れることができる。
【0032】
図5は、携帯機器10において管理されるID・商品情報テーブル22bとコーディネートデータ22cのデータ構成の一例を示す図である。
【0033】
ID・商品情報テーブル22bとコーディネートデータ22cは、例えば通信制御部24を通じて、ネットワーク16を介してサーバ18から一括して受信されるものとする。サーバ18は、例えば店舗の経営者が管理しており、店舗において利用される各種データが経営者により登録されて、例えば定期的に携帯機器10に対して各データを送信するものとする。
【0034】
図5に示すように、ID・商品情報テーブル22bは、管理対象とする商品に関する情報が登録されるもので、商品に装着される接触通信タグ12,14を識別するためのIDと対応づけて、商品に関する商品名、規格、サイズ、色、柄の他、店舗内の商品を展示してある場所、この店舗における商品の在庫数を示す各情報が対応づけて登録される。図5において色のデータとして、暖色を示す「暖」と寒色を示す「寒」の2種類のみを示しているが、具体的な色を識別することができるデータが付加されているものとする。
【0035】
コーディネートデータ22cは、ID・商品情報テーブル22bに登録された商品との適切な組み合わせとなる商品を示すデータが登録されるもので、図5に示す例では、各処理に装着された接触通信タグ12,14を示すIDが登録される。また、コーディネートデータ22cは、優先度順に複数のグループが用意されており、各グループに商品を示すデータ(ID)が登録されている。図5に示す例では2つのグループ(第1グループ、第2グループ)が用意され、グループには3つの商品を示すIDが登録できることを示している。なお、グループ数と1つのグループに登録できるID(商品)数は、任意に設定することができる。
【0036】
なお、電子機器19において管理されるID・商品情報テーブル32b及びコーディネートデータ32cは、携帯機器10において管理される図5に示すID・商品情報テーブル22b及びコーディネートデータ22cとそれぞれ同じデータであるものとする。
【0037】
図6は、電子機器19において管理される色合わせテーブル32hのデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、色合わせテーブル32hには、個人ID別好みデータ32gによって示される好み(例えば、派手好き、地味好き)のそれぞれに応じた適合する商品の組み合わせを、商品の特徴的な要素、例えば服の色及び柄の組み合わせによって表すデータが登録される。図6に示す例では、ユーザが現在対象としている商品(対象商品)の色と柄の組み合わせのそれぞれに対して、適切な組み合わせとして提供する商品(コーディネート商品)の色と柄を示すデータとが対応づけて登録されている。例えば、派手好きのユーザに対しては、色が「暖」色系であり、柄が「無地」の服に対しては、「寒」色系で、柄が「無地以外」の服が適していることを示すデータが登録されている。
【0038】
次に、本実施形態における携帯機器10による商品の所持を管理するための動作について、図7乃至図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。図7(a)は、接触通信タグ12,14の動作を説明するためのフローチャート、図7(b)は携帯機器10の動作を説明するためのフローチャート、図8(a)は電子機器19(試着室端末)の動作を説明するためのフローチャート、図8(b)はサーバ18の動作を説明するためのフローチャートである。
【0039】
ここでは、服を販売している店舗内で、ユーザが携帯機器10を利用することによって、自分の好みに合った、組み合わせが適当な(コーディネートされた)服を取得する場合を例にして説明する。
【0040】
サーバ18は、ネットワーク16を通じて、電子機器19に対してID・商品情報テーブル、コーディネートデータ、色合わせテーブルの各データを送信する(図8(b)、ステップD1)。例えば、サーバ18は、定期的にデータの送信を実行する他、データが更新された時、あるいは電子機器19からデータ送信要求があった場合にデータを送信するようにしても良い。
【0041】
なお、サーバ18から送信されるID・商品情報テーブルには、店舗内で販売される各服に関する情報と、服が店舗内で展示される所定の場所を示す情報と、各服に装着される接触通信タグ12,14を識別するためのIDとが対応づけて登録されている。
【0042】
電子機器19は、サーバ18からのデータを受信して、ID・商品情報テーブル32b、コーディネートデータ32c、色合わせテーブル32hとして記憶する(図8(a)、ステップC1)。また、電子機器19は、サーバ18から受信したID・商品情報テーブル32b、コーディネートデータ32cを、それぞれ近距離通信部38を通じて近距離無線通信によって送信する(ステップC2)。
【0043】
携帯機器10は、電子機器19との近距離無線通信が可能な範囲内に存在する場合、例えば店舗内にいるユーザに装着されている場合、電子機器19から送信されたID・商品情報テーブル32bとコーディネートデータ32cのデータを受信して、ID・商品情報テーブル22b、コーディネートデータ22cとしてそれぞれ記憶する(図7(b)、ステップB1)。従って、店舗内に設置された電子機器19と携帯機器10にそれぞれ記憶されるID・商品情報テーブル22b,32b、コーディネートデータ22c,32bがそれぞれ同一の内容となる。
【0044】
ところで、携帯機器10は、店舗内のユーザに人体と接触電極が接触している状態で装着されて使用される。携帯機器10を装着したユーザは、個人の服についての適切なサイズをフィットサイズデータ22fとして予め登録しておく。また、ユーザは、取得しようとしている服に対する希望(商品に対する好み)を好みデータ22gとして予め登録しておく。ユーザは、好みデータ22gを任意に変更することで、購入しようとする服の色や柄などを変更することができる。なお、携帯機器10には、予めユーザに固有の個人IDデータ22eが入力部26を通じてユーザによって登録されているものとする。ただし、携帯機器10が各ユーザ専用で使用される場合、予め登録されている携帯機器10に固有のIDデータを個人IDデータ22eとすることもできる。
【0045】
店舗内では販売している服を所定の場所において展示しており、また展示の形態や服の種類に応じて、服を掛けているハンガーあるいは服に、接触通信タグ12または接触通信タグ14が装着されている。接触通信タグ12,14は、ユーザが商品を手に取る際に、ユーザが特別意識することなく自然に触れられる場所に装着されることが望ましい。
【0046】
携帯機器10は、ユーザが展示されている服を手に取った際に、接触通信タグ12,14の接触電極に接触した場合に、人体を通じて接触通信タグ12または接触通信タグ14(以下、接触通信タグ12,14と表記する)との間で接触通信を実行する。接触通信タグ12,14は、携帯機器10と接触通信が可能な状態となると、メモリに格納されているIDデータ42、すなわちユーザが手に取った服を示す識別情報(商品ID)を送信する(図7(a)、ステップA1)。
【0047】
携帯機器10は、接触通信タグ12,14からIDデータを受信できた場合(図7(b)、ステップB2)、接触通信タグ12,14から取得したIDデータ(商品ID)と予め登録されている個人IDデータ22eを、近距離通信部28から電子機器19に対して近距離無線通信によって送信する(ステップB3)。
【0048】
電子機器19は、携帯機器10から商品IDと個人IDデータを受信すると、この商品ID(IDデータ)をもとにID・商品情報テーブル32bを検索し、該当するIDが登録されていた場合に、このIDに対応して登録されている商品に関する情報をテーブルから取得して、個人ID別商品一覧データ32eに個人IDデータと対応づけて登録する(ステップC3)。
【0049】
一方、携帯機器10は、接触通信タグ12,14から受信したIDデータをもとにID・商品情報テーブル22bを検索し、該当するIDが登録されていた場合に、このIDに対応して登録されている商品に関する情報をテーブルから取得して、商品一覧データ22dとして登録する。ここで取得される商品に関する情報には、図5のID・商品情報テーブル22bに示すように、商品名、サイズを含んでいる(ステップB4)。
【0050】
携帯機器10は、商品一覧データ22dに登録した商品に関する情報のうちサイズのデータが、フィットサイズデータ22fに合っているかを比較する(ステップB5)。ここで、サイズが合っていない場合、携帯機器10は、サイズが合っていない旨の報知を出力する(ステップB7)。例えば、予め決められた音や音声メッセージ(例えば「あなたのサイズに合っていません」)などを出力したり、表示部25において所定のメッセージなどを表示したりする。
【0051】
そして、携帯機器10は、フィットサイズデータ22fとサイズが合っている他の同等品(又は類似品)をID・商品情報テーブル22bから検索し(ステップB8)、この検索された同等品に在庫があるかID・商品情報テーブル22bに登録された在庫数のデータを参照して判別する(ステップB9)。ここで、在庫有りと判別された場合には、携帯機器10は、サイズが合っている商品(同等品)に関する情報、すなわち商品名、規格、場所の情報をID・商品情報テーブル22bから読み出して報知する(ステップB10)。ただし、商品に関する情報としてID・商品情報テーブル22bに登録された全ての情報を報知する必要はなく、特定の情報を利用してメッセージを作成して出力するようにしても良い。以下の説明で商品に関する情報を報知する場合も同じである。
【0052】
なお、サイズが合っている同等品の検索は、例えばID・商品情報テーブル22bに登録されたサイズのデータが同一の商品から、商品名、規格、色、柄のデータをもとにして判別する。例えば、商品名と色が同一の出力を同等品として検索することができる。
【0053】
携帯機器10は、サイズが合っていない旨の報知、あるいはサイズが合っている商品の情報を報知した後、ユーザが新たに別の商品を手に取った場合、前述と同様にして、サイズの確認のための処理を実行する(ステップB5〜B10)。また、電子機器19には、ユーザによって手に取られた商品が順次登録される(ステップC3)。
【0054】
一方、携帯機器10は、ユーザによって手に取られた商品のサイズが合っていると判別できた場合(ステップB5、Yes)、サイズが合っている旨の報知を出力する(ステップB6)。例えば、予め決められた音や音声メッセージ(例えば「あなたにぴったりのサイズです」)などを出力したり、表示部25において所定のメッセージなどを表示したりする。
【0055】
次に、携帯機器10は、コーディネートデータ22cを参照して、先にユーザによって手に取られた商品との組み合わせが適切な商品、すなわちコーディネートされた服に関する情報を提供するための処理を実行する。
【0056】
すなわち、携帯機器10は、ID・商品情報テーブル22bに登録されている、ユーザによって手に取られた商品に関する情報と対応づけられた、コーディネートデータ22cに登録されたデータを参照して情報を提供する。
【0057】
コーディネートデータ22cには、図5に示すように2つのグループが用意されている。携帯機器10は、第1グループとして登録された商品を示すIDを読み出し(ステップB11)、このIDをもとにID・商品情報テーブル22bを参照して、このIDが示す商品の在庫があるか在庫数のデータをもとに判別する(ステップB12)。ここで、在庫無しと判別された場合(ステップB12、No)、携帯機器10は、コーディネートデータ22cに登録された第1グループ中の次のIDを読み出し、同様にして在庫の確認を行う(ステップB11,B12)。
【0058】
一方、在庫有りと判別された場合、携帯機器10は、コーディネートデータ22cに登録されていたIDが示す商品の商品名、規格、場所の情報を、ID・商品情報テーブル22bから読み出して報知する(ステップB14)。
【0059】
ここで、入力部26を通じて他の商品に関する情報の報知が要求された場合、携帯機器10は、前述と同様にして、コーディネートデータ22cに登録された第1グループ中の次のIDを読み出して在庫の確認を行い、在庫があった場合に、該当する商品に関する情報をID・商品情報テーブル22bから読み出して報知する(ステップB11,B12,B14,B15)。
【0060】
例えば、図5に示すID・商品情報テーブル22bに登録されたID「H**00123」の商品(ジャケット、サイズM、暖色系の無地、場所J101)がユーザによって取得されている場合、この商品に対応してコーディネートデータ22cの第1グループに登録されているID「T00226」の商品(スカート、サイズM、暖色系の無地)についての情報を提供できる。また、ユーザから次の商品についての情報の報知が要求された場合には、ID「H**00123」の商品に対応してコーディネートデータ22cの第1グループに登録されている次のID「T00225」の商品(スカート、サイズM、寒色系の無地、場所S201)についての情報を続けて提供できる。
【0061】
同様にして、ID「H**00542」の商品(ブルゾン、サイズM、暖色系のジグザグ柄、場所J102)がユーザによって取得されている場合、この商品に対応してコーディネートデータ22cの第1グループに登録されているID「T00523」の商品(パンツ、サイズM、寒色系の毛皮風柄、場所J204)についての情報を提供できる。
【0062】
このように、コーディネートデータ22cには、ユーザが手に取った商品との適切な組み合わせとなる商品を示すIDが登録されているので、このIDをもとに商品についての情報を報知して、ユーザに商品を選択させることができる。
【0063】
なお、ユーザは、コーディネートデータ22cの第1グループに登録された商品(ID)の他に、さらに組み合わせが可能な別の商品についての情報の報知を要求することができる。
【0064】
コーディネートデータ22cには、第1グループに登録されたIDが示す商品とは異なる、組み合わせが可能な別の商品のIDが第2グループに登録されている。例えば、ID・商品情報テーブル22bのID「H**00542」が示す上半身に身につける上着であるブルゾンに対しては、第1グループにおいて下半身に身につけるID「T00523」が示すパンツが登録され、第2グループにおいて上半身の内側に身につけるID「T00572」が示すTシャツが登録されている。携帯機器10は、別の商品についての情報の報知がユーザから要求された場合には、第2グループに登録された商品についての情報を報知する。なお、商品についての情報を報知するための処理手順(ステップB16〜B20)は、前述した第1グループを対象とした場合(ステップB11〜B15)と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する。
【0065】
例えば、第2グループを対象とした場合、ID「T00572」の商品(Tシャツ、サイズM、暖色系の縞柄)がユーザによって取得されている場合、この商品に対応してコーディネートデータ22cの第2グループに登録されているID「T00523」の商品(パンツ、サイズM、寒色系の毛皮風柄、場所J204)についての情報を提供できる。
【0066】
なお、コーディネートデータ22cに登録されたデータをもとに商品に関する情報を提供することで、新たにユーザによって商品が取得された場合(接触通信によりIDを受信した場合(ステップB2))には、前述と同様の処理が実行される。
【0067】
図10には、携帯機器10により提供される商品に関する情報をもとに、他の商品をユーザが取得する状況を示している。
例えば、携帯機器10を装着したユーザが店舗内のJ101の場所にあったジャケットを手に取ったものとする。これにより、この商品(ハンガー)に装着されている接触通信タグ14から接触通信によってID「H**00123」が取得されたものとする。この商品のサイズがユーザのサイズと合っていた場合、サイズが合っていることを通知するメッセージと共に、コーディネートデータ22cに登録されていた商品についての情報が音声によって報知されている。すなわち、「あなたにピッタリのサイズです。S−201の同色のスカートが似合います」の音声メッセージが出力されている。そこで、ユーザは、音声メッセージによって知り得た場所S−201に移動して、先に取得したジャケットに合うS−201の棚に展示してあるスカートを取得することができる。ユーザによってスカートが手に取られることで、このスカートに装着されている接触通信タグ12からID「T00226」が取得されるため、先に取得されたジャケットのID「H**00123」とスカートのID「T00226」が電子機器19に送信されて登録される。
【0068】
ところで、携帯機器10は、入力部26を通じて、ユーザの好みによるコーディネートの要求が入力された場合(ステップB21、Yes)、個人IDデータ22eと共に、ユーザの好みを示す好みデータ22gと現在取得している商品を示すIDを近距離無線通信によって電子機器19に送信する(ステップB22)。また、携帯機器10は、電子機器19に対して、ユーザの好みにあったコーディネート商品の送信依頼を送信する(ステップB23)。
【0069】
電子機器19は、電子機器19から個人IDデータ、好みデータも商品のIDを近距離無線通信により受信し(図8(a)、ステップC4)、さらにコーディネート商品の送信依頼を受信すると(ステップC5)、商品のIDをもとにID・商品情報テーブル32bを参照して商品名、色(暖/寒)、柄(無地/柄有り)を検知する(ステップC6)。
【0070】
電子機器19は、携帯機器10から取得した好みデータが示すユーザの好み、ここでは派手好きか、あるいは地味好きかを判別する(ステップC7)。
【0071】
ユーザの好みが派手好きである場合、電子機器19は、図6に示す色合わせテーブル32hの派手好きの項目に合致する商品を決定し、商品の商品名、規格、場所の各データ読み出す(ステップC8)。すなわち、携帯機器10から取得した商品のIDが示す商品の色と柄の組み合わせに合致するものを対象商品から検索し、合致するものがあった場合に、その色と柄の組み合わせと対応するコーディネート商品の色と柄を取得する。例えば、派手好きの項目において、対象商品の色と柄の組み合わせが「暖/無地」であった場合、コーディネート商品の色と柄のについては「寒/無地以外」となる。この場合、電子機器19は、コーディネート商品についての色と柄の組み合わせ「寒/無地以外」に合致する商品を、ID・商品情報テーブル32bの色と柄のデータを参照して検索する。
【0072】
一方、電子機器19は、携帯機器10から取得した好みデータが地味好きを示す場合、図6に示す色合わせテーブル32hの地味好きの項目に合致する商品を前述した派手好きの場合と同様にして決定し、商品の商品名、規格、場所の各データを読み出す(ステップC9)。
【0073】
電子機器19は、ID・商品情報テーブル32bから読み出された商品の商品名、規格、場所の各データを、携帯機器10に対して送信する(ステップC10)。
【0074】
携帯機器10は、電子機器19からコーディネート商品とする商品の商品名、規格、場所の各データを受信すると(ステップB24)、この各データを報知する(ステップB25)。
【0075】
ここで、ユーザからコーディネート商品についての情報の報知が続けて要求された場合(ステップB26)、携帯機器10は、電子機器19に対して、前述と同様にして、コーディネート商品の送信依頼を送信する(ステップB23)。以下、前述と同様にして、好みデータ22gが示すユーザの好みに応じたコーディネート商品が電子機器19において求められ、その商品についての情報を受信して報知することができる。
【0076】
なお、前述した説明では、携帯機器10からコーディネート商品の送信依頼を電子機器19に対して送信し、その都度、好みデータに応じたコーディネート商品が電子機器19において求められるとしているが、電子機器19においてID・商品情報テーブル32bから得られる好みデータに応じた全てのコーディネート商品を求め、これらの商品の情報を一括して携帯機器10に送信するようにしても良い。この場合、携帯機器10は、電子機器19から取得した複数のコーディネート商品の情報を、ユーザからの要求に応じて順次報知するものとする。
【0077】
また、前述した説明では、電子機器19に色合わせテーブル32hが登録され、携帯機器10から電子機器19にコーディネート商品を問い合わせるものとしているが、色合わせテーブル32hと同じデータを電子機器19から携帯機器10に対してID・商品情報テーブル32b、コーディネートデータ32cと共に送信して登録させることで、携帯機器10において色合わせテーブルをもとにコーディネート商品を検索して報知するようにしても良い。
【0078】
こうして、予めコーディネートデータ22cに登録された商品だけでなく、ユーザの好みに応じた商品についての情報を報知して、ユーザがその商品を選択するように促すことができる。
【0079】
次に、携帯機器10から報知される情報などを参考にしてユーザが取得した商品(服)が試着される場合の処理について説明する。
携帯機器10を装着したユーザが店舗内に設けられた試着室に入る際、携帯機器10は、これを検知して、個人IDデータ22eを電子機器19に対して、近距離無線通信によって送信する(ステップB27)。
【0080】
電子機器19は、試着室に入ってきたユーザの個人IDデータを受信すると(ステップC12)、この個人IDデータと対応づけられて個人ID別商品一覧データ32eに登録されている商品のIDを読み出す(ステップC13)。すなわちユーザが試着するために試着室に持ち込んだ商品を判別する(ステップC13)。
【0081】
なお、本実施形態における試着室内には、ディジタルカメラ19aとディスプレイ19bが設置されている。電子機器19は、試着室内に入ってきたユーザを撮影部39の制御によりディジタルカメラ19aによって撮影し、この撮影画像を左右反転された上でディスプレイ19bにおいて表示させる(ステップC14)。すなわち、電子機器19は、ユーザの姿が鏡で映される場合と同様の画像をディスプレイ19bに表示させる。
【0082】
電子機器19は、ディジタルカメラ19aによって撮影した画像をもとに、現在、ユーザが上半身に身につけている上着の色を検出し(ステップC15)、ステップC13で読み出した商品IDが示す商品のうち、検出された色に最も近い色の商品(商品のID)を特定する。すなわち、ID・商品情報テーブル32bに登録された商品のうちステップC13で読み出した商品IDが示す商品の色のデータを参照して判別する。なお、色だけでなく、柄を判別して、色と柄の組み合わせによって商品を特定するようにしても良い。こうして、ユーザが現在試着している服(上着)を特定することができる。
【0083】
ここで、電子機器19は、コーディネートされた他の服を実際に試着することなく、試着された場合の姿を表す画像を表示するための擬似試着画像処理を実行する。図9には、擬似試着画像処理を説明するためのフローチャートを示している。
【0084】
まず、電子機器19は、コーディネートデータ32cを参照して、先に特定したユーザが現在着用している上着(商品)との組み合わせが適切な商品、すなわちコーディネートされた服に関する情報を取得する。
【0085】
コーディネートデータ32cには、図5に示すように2つのグループが用意されている。電子機器19は、第1グループとして登録された商品を示すIDを読み出し(ステップE1)、このIDをもとにID・商品情報テーブル32bを参照して、このIDが示す商品の在庫があるか在庫数のデータをもとに判別する(ステップE2)。ここで、在庫無しと判別された場合(ステップE2、No)、電子機器19は、コーディネートデータ32cに登録された第1グループ中の次のIDを読み出し、同様にして在庫の確認を行う(ステップE1,E2)。
【0086】
一方、在庫有りと判別された場合、電子機器19は、コーディネートデータ32cに登録されていたIDが示す商品の商品名、規格、場所の情報を、ID・商品情報テーブル32bから読み出して報知すると共に、この商品の画像をディジタルカメラ19aによって撮影した画像に対して所定の画像処理を施した上で合成してディスプレイ19bにおいて表示する(ステップE4)。なお、商品の画像は、ID・商品情報テーブル32bに登録された各商品(商品のID)と対応づけて、別途、記憶されているものとする。また、商品の画像に対する所定の画像処理としては、例えば、ディジタルカメラ19aによって撮影されたユーザの画像から合成対象とする領域(例えばジャケットの内部に着用されるシャツの部分に該当する領域)を抽出し、この領域に合わせて商品の画像を加工する。
【0087】
ここで、入力部36を通じて他の商品に関する情報の報知が要求された場合、電子機器19は、前述と同様にして、コーディネートデータ32cに登録された第1グループ中の次のIDを読み出して在庫の確認を行い、在庫があった場合に、該当する商品に関する情報をID・商品情報テーブル32bから読み出して報知すると共に、ディジタルカメラ19aによって撮影した画像に商品の画像を合成して表示する(ステップE1,E2,E4,E5)。
【0088】
なお、ユーザは、コーディネートデータ32cの第1グループに登録された商品(ID)の他に、さらに組み合わせが可能な別の商品についての情報の報知を要求することができる。
【0089】
コーディネートデータ32cには、第1グループに登録されたIDが示す商品とは異なる、組み合わせが可能な別の商品のIDが第2グループに登録されている。電子機器19は、別の商品についての情報の報知がユーザから要求された場合には、第2グループに登録された商品についての情報を報知する。なお、商品についての情報を報知するための処理手順(ステップE6〜B10)は、前述した第1グループを対象とした場合(ステップE1〜E5)と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する。
【0090】
例えば、図5に示すID・商品情報テーブル32bに登録されたID「H**00542」の商品(ブルゾン、サイズM、暖色系のジグザグ柄、場所J102)がユーザによって試着されている場合、この商品に対応してコーディネートデータ32cの第2グループに登録されているID「T00572」の商品(Tシャツ、サイズM、暖色系の縞)についての情報が読み出されたものとする。
【0091】
図11には、試着室内のユーザの様子とディスプレイ19bの表示例を示している。この場合、図11中の左側に示すディスプレイ19bにおける画像表示が、右側に示すように「Tシャツ」の画像が合成された画像表示に切り替えられる。従って、ユーザは、実際に着用することなく、着用したときの様子を確認することができる。また、電子機器19は、ユーザが現在着用している服に適した商品(Tシャツなど)を合成して表示することで、商品を的確にアピールして販売につなげることができる。
【0092】
なお、前述した説明では、ユーザが現在着用している上着を検知して、この上着に対して適合する商品をユーザに提示しているが、同様にして、ユーザが現在着用しているパンツ/スカート/ズボンなど、下半身に身につけている商品を検知して、擬似試着画像処理を実行することができる(ステップC18〜C20)。なお、ステップC18〜C20の処理は、前述したステップC15〜C16と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する。
【0093】
こうして、試着室内のユーザが上半身、下半身のそれぞれに、実際に着用している商品に対して、適した他の商品に関する情報を提供することができる。
【0094】
なお、前述した説明では、店舗内において携帯機器10が使用される場合について説明しているが、その他の場所、例えば自宅内で前述と同様にして、所有している服やアクセサリーなどの組み合わせの適合を管理することもできる。
【0095】
また、組み合わせの適合を管理する際に参照されるデータは、前述した実施形態に限るものではなく、例えば天候(晴れ、曇り、雨、雪など)、気温、湿度、行き先(場所)、シチュエーション(会社、出張、デート、スポーツ(テニス、ジョギング)など)に関するデータなどを用意しておくこともできる。これら各データに対応して、組み合わせの適合を管理することができるようにする。
【0096】
また、前述した説明では、好みデータによって示される派手好き、地味好きなどに応じた、服の色と柄のデータが登録された色合わせテーブルが用いられるものとしているが、色と柄の他に、服のデザイン、材質など他の要素についてのデータが登録されたテーブルが用意されていても良い。すなわち、複数の要素の組み合わせのそれぞれに対して、適合する組み合わせとなる複数の要素の組を示すデータを対応づけて登録しておく。
【0097】
また、コーディネートデータ22c,32cは、1つの商品に対して適切な組み合わせとなる商品を示すデータが登録されるものとしているが、複数の商品に対して、適切な組み合わせとなる商品(1つ、あるいは複数)を示すデータが登録されるものであっても良い。
【0098】
また、前述した説明では、携帯機器10にID・商品情報テーブル22b、コーディネートデータ22cを記憶させ、携帯機器10において、接触通信によって取得したIDが示す商品に適合する商品を検索して、その商品の情報を報知するものとしているが、携帯機器10が接触通信によってIDを取得した場合に、IDと共に情報提供要求を電子機器19に送信することで、電子機器19において前述した携帯機器10と同様の処理を実行させるようにしても良い。電子機器19は、ID・商品情報テーブル32b、コーディネートデータ32cを参照して適合する商品を検索し、この商品の情報を携帯機器10に返信して出力させる。
【0099】
また、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、前述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られるので有れば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0100】
また、前述した各実施形態において記載した処理は、コンピュータに実行させることのできる適合管理処理プログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。コンピュータは、記録媒体に記録された適合管理処理プログラムを読み込み、または通信媒体を介して適合管理処理プログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0101】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1によれば、人体と接触している機器から商品を識別する情報を受信し、受信した識別情報に対応する商品が個人情報に適合しているか否かを判別し、その判別結果に応じた情報を出力するので、機器と人体の接触のみで、極めて容易に対応する商品が個人情報に適合しているか否かを確認することができる。
【0102】
また本発明の請求項2によれば、人体と接触している機器が商品に装着されており、人体を通じた接触通信によって識別情報を受信するようにすれば、人体を通じて確実に識別情報を受信できるとともに、対応する商品が個人情報に適合しているかをさらに容易に確認できるようになる。
【0103】
また本発明の請求項3によれば、判別結果に応じて他の商品の情報を出力することができ、個人情報に対応して、商品を判別して適切な商品情報を得ることが可能となる。
【0104】
また本発明の請求項4によれば、識別情報に対応する商品と適合する他の商品を判別して、この商品に関する情報を出力するので、ある商品に装着されている機器と接触するだけで、その商品に適合する他の商品を知ることができ、組み合わせが必要な商品を探す場合の負担を大幅に軽減することができる。
【0105】
また本発明の請求項5によれば、受信した識別情報に対応する商品のサイズと、個人情報に含まれるサイズに関する情報とをもとに商品が適合するか判別されて、その結果に応じた情報が出力されるので、ある商品に装着されている機器と接触するだけで、その商品が自分のサイズに合っているか否かを簡単に知ることができる。
【0106】
また本発明の請求項6によれば、個人情報に含まれる商品を特定する情報、例えば商品に対する好みを表す情報に該当する商品のうちから、識別情報に対応する商品と適合する他の商品が判別されるので、ある商品に装着されている機器と接触するだけで、その商品に適合し、かつ好みにあった他の商品を知ることができ、組み合わせが必要な商品を探す場合の負担をさらに軽減することができる。
【0107】
また本発明の請求項7によれば、機器から取得した識別情報に対応する商品の要素を検知し、この検知した要素と組み合わされた要素を持つ商品のうち、商品と適合する他の商品が判別されるので、ある商品に装着されている機器と接触するだけで、その商品と組み合わせが適当な要素を持つ他の商品を知ることができ、商品を探す場合の負担をさらに軽減することができる。
【0108】
また本発明の請求項8によれば、ある商品と適合する他の商品を判別する際に参照される、商品の適合に関する情報をネットワークを通じて外部から取得するので、扱われる商品の変化や適合する商品の変更などがあっても柔軟に対応することが簡単にできる。
【0109】
また本発明の請求項9によれば、ユーザが着用している商品を検出し、この検出された商品と適合する商品を判別して、この商品に関する情報を出力するので、実際に着用している商品に適合する商品を容易に判別することができる。
【0110】
また本発明の請求項10によれば、ユーザを撮影して得られる画像をもとに着用している商品を検出し、さらに撮影して得られる画像に着用している商品と適合する商品の画像を合成して出力するので、実際に商品を適合する他の商品を着用することなく、着用した時の様子を簡単に把握することができるので、商品を選択する際の手間を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における携帯機器10の使用形態の一例を示す図。
【図2】本実施形態における携帯機器10の構成を示すブロック図。
【図3】本実施形態における電子機器19の構成を示すブロック図。
【図4】本実施形態における接触通信タグ12,14の主要な構成を示すブロック図。
【図5】携帯機器10において管理されるID・商品情報テーブル22bとコーディネートデータ22cのデータ構成の一例を示す図。
【図6】電子機器19において管理される色合わせテーブル32hのデータ構成の一例を示す図。
【図7】接触通信タグ12,14と携帯機器10の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】電子機器19(試着室端末)とサーバ18の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】擬似試着画像処理を説明するためのフローチャート。
【図10】携帯機器10により提供される商品に関する情報をもとに、他の商品をユーザが取得する状況を示す図。
【図11】試着室内のユーザの様子とディスプレイ19bの表示例を示す図。
【符号の説明】
10…携帯機器
12,14…接触通信タグ
16…ネットワーク
18…サーバ
19…電子機器
20,30,40…CPU
22,32,42…メモリ
22a,32a…適合管理処理プログラム
22b,32b…ID・商品情報テーブル
22c,32c…コーディネートデータ
22d…商品一覧データ
22e…個人IDデータ
22f…フィットサイズデータ
22g…好みデータ
32h…色合わせテーブル
32e…個人ID別商品一覧データ
32f…個人ID別フィットサイズデータ
32g…個人ID別好みデータ
23,33…記録媒体読取部
23a,33a…記録媒体
24,34…通信制御部
25,35…表示部
26,36…入力部
27,37…時計部
28,38…近距離通信部
29,33…接触通信部
39…撮影部
43…接触通信部

Claims (12)

  1. 人体と接触している機器から商品を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
    前記受信手段によって受信した識別情報に対応する商品が、前記個人情報記憶手段によって記憶された個人情報に適合するか判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に応じた情報を出力する出力手段と
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記受信手段は、商品に装着された前記機器から人体を通じた接触通信によって前記識別情報を受信する接触通信受信手段であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記判別手段によって商品が前記個人情報に適合しないと判別された場合に、前記受信手段によって受信した識別情報に対応する商品と同等の、前記個人情報に適合する他の商品に関する情報を出力する第1の商品情報出力手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記受信手段によって受信される識別情報に対応する商品と適合する他の商品を判別する商品判別手段と、
    前記商品判別手段によって判別された商品に関する情報を出力する第2の商品情報出力手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記商品が着用品であって、前記個人情報には着用品のサイズに関する情報を含み、
    前記判別手段は、前記受信手段によって受信した識別情報に対応する商品のサイズと、前記個人情報に含まれるサイズに関する情報とをもとに、商品が適合するか判別する手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記個人情報には商品を特定する情報を含み、
    前記商品判別手段は、前記個人情報に含まれる商品を特定する情報に該当する商品のうち、前記識別情報に対応する商品と適合する他の商品を判別する手段を有することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  7. 適合する商品の組み合わせを表す、商品の特徴的な要素の組み合わせのデータが登録されたテーブルを具備し、
    前記商品判別手段は、前記識別情報に対応する商品の要素を検知し、前記テーブルに登録された、検知した要素と組み合わされた要素を持つ商品のうち、前記識別情報に対応する商品と適合する他の商品を判別する手段を有することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  8. ネットワークを通じて情報を受信する受信手段と、
    前記商品判別手段によって他の商品を判別する際に参照される、商品の適合に関する情報を前記受信手段によって外部から取得する情報取得手段と
    を具備したことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  9. ユーザが装着している機器から商品を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された識別情報が示す商品のうちから、ユーザが着用している商品を検出する商品検出手段と、
    前記商品検出手段によって検出された商品と適合する商品を判別する商品判別手段と、
    前記商品判別手段によって判別された商品に関する情報を出力する商品情報出力手段と
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  10. 前記商品検出手段は、ユーザを撮影して得られる画像をもとに着用している商品を検出する手段を有し、
    前記商品情報出力手段は、前記商品検出手段によって撮影して得られる画像に、前記商品判別手段によって判別された商品の画像を合成して出力する手段を有することを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  11. コンピュータを、
    人体と接触している機器から商品を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
    前記受信手段によって受信した識別情報に対応する商品が、前記個人情報記憶手段によって記憶された個人情報に適合するか判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に応じた情報を出力する出力手段とに機能させるための適合管理処理プログラム。
  12. コンピュータを、
    ユーザが装着している機器から商品を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された識別情報が示す商品のうちから、ユーザが着用している商品を検出する商品検出手段と、
    前記商品検出手段によって検出された商品と適合する商品を判別する商品判別手段と、
    前記商品判別手段によって判別された商品に関する情報を出力する商品情報出力手段とに機能させるための適合管理処理プログラム。
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