JP2004002715A - 顔料分散液およびそれを用いたインクジェット用インク - Google Patents

顔料分散液およびそれを用いたインクジェット用インク Download PDF

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Abstract

【課題】彩度、吐出安定性、液安定性に優れた顔料分散液、顔料系インクジェット用インク、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェットプリント装置、画像形成方法および画像形成物を提供する。
【解決手段】少なくとも顔料、分散剤および水を含有してなる顔料分散液において、前記顔料の平均粒子径(D50)が50nm以下であり、かつ前記顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が前記平均粒子径(D50)より小さいことを特徴とする顔料分散液、これを用いた顔料系インクジェット用インク、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェットプリント装置、画像形成方法および画像形成物。
【選択図】    なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顔料分散液およびインクジェット用インクに関するものであり、詳しくは彩度、吐出安定性、液安定性に優れた顔料分散液およびそれを用いた顔料系のインクジェット用インクに関するものである。また本発明は、前記インクジェット用インクを用いたインクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェットプリント装置、画像形成方法、画像形成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録方式は他の記録方式に比べてプロセスが簡単であるためフルカラー化が容易であり、簡略な構成の装置であっても高解像度の画像が得られる利点がある。インクジェット用インクとしては各種の水溶性染料を水、又は水と有機溶剤との混合液に溶解させた染料系インクが使用されているが、染料系インクは色調の鮮明性は優れているものの耐光性に劣る欠点があった。一方カーボンブラックや各種の有機顔料を分散させた顔料系インクは染料系インクと比較して耐光性に優れるため盛んに研究されている。
しかし顔料系インクは染料系インクと比べてノズルの目詰まりが生じやすく、色域が狭い傾向がある。
一方、近年においては 画像の精細性向上のためにインクの粒子径を小さくすることが望まれるが、小粒径となると液が凝集しやすく、吐出安定性が保証できなくなり、いまだこの課題を十分解決したものはない。
【0003】
ノズルの目詰まりや色域を改善するには顔料の平均粒子径を小さくする必要があるが、現在多く用いられているスチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体(例えば特許文献1)、ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物(例えば特許文献2)等の高分子分散剤を用いたインク、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテル(例えば特許文献3)、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテル硫酸塩(例えば特許文献4)、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテルリン酸塩(例えば特許文献5)等の界面活性剤を用いたインクのいずれにおいても顔料の平均粒子径が大きく、色調の鮮明性、吐出安定性、液安定性に劣るものであった。
【0004】
【特許文献1】
特開昭56−147863号公報
【特許文献2】
特開昭61−083267号公報
【特許文献3】
特開平5−105837号公報
【特許文献4】
特開平10−168367号公報
【特許文献5】
特開平10−880507号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、彩度、吐出安定性、液安定性に優れた顔料分散液、それを用いた顔料系のインクジェット用インク、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェットプリント装置、画像形成方法、画像形成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、顔料の分散状態を特定し、好ましくは分散剤の使用量を従来より増量することにより上記課題が解決されることを見出し本発明に至った。
請求項1の発明は、少なくとも顔料、分散剤および水を含有してなる顔料分散液において、前記顔料の平均粒子径(D50)が50nm以下であり、かつ前記顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が前記平均粒子径(D50)より小さいことを特徴とする顔料分散液である。
請求項2の発明は、分散剤が、重量基準として顔料1に対し0.3以上2以下の割合で含まれる請求項1に記載の顔料分散液である。
請求項3の発明は、分散剤として下記一般式(1)で示される化合物の、少なくとも一種を使用することを特徴とする請求項2に記載の顔料分散液である。
【0007】
【化2】
Figure 2004002715
【0008】
(式中、nは20以上100以下の整数である)
【0009】
請求項4の発明は、一般式(1)において、nが40である請求項3に記載の顔料分散液である。
請求項5の発明は、顔料としてピグメントレッド122を使用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顔料分散液である。
請求項6の発明は、顔料としてピグメントブルー15:3を使用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顔料分散液である。
請求項7の発明は、顔料としてピグメントイエロー138を使用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顔料分散液である。
請求項8の発明は、顔料と、重量基準として前記顔料1に対し0.3以上2以下の分散剤と、水とを混合し、得られた混合物を湿式分散処理することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の顔料分散液を製造する方法である。
請求項9の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の顔料分散液を含有してなる顔料系インクジェット用インクである。
請求項10の発明は、顔料系インクジェット用インクがフッ素系界面活性剤をさらに含有することを特徴とする請求項9に記載の顔料系インクジェット用インクである。
請求項11の発明は、カラー画像を形成するために複数の異なる色相のインクを重ねて画像支持体に画像形成するインクジェト記録用インクセットにおいて、前記インクセットの少なくとも一つの色相のインクに請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを用いることを特徴とするインクジェト記録用インクセットである。
請求項12の発明は、請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを収容したことを特徴とするインクカートリッジである。
請求項13の発明は、請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを画像支持体に吐出させ記録を行うことを特徴とするインクジェットプリント装置である。
請求項14の発明は、請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを用いてインクジェットプリント装置で画像支持体に印字することを特徴とする画像形成方法である。
請求項15の発明は、請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを備えたインクジェットプリント装置を用いて画像支持体に印字された画像形成物である。
請求項16の発明は、画像支持体が紙であることを特徴とする請求項15に記載の画像形成物である。
【0010】
前記構成によれば、彩度、吐出安定性、液安定性に優れた顔料分散液、顔料系インクジェット用インク、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェットプリント装置、画像形成方法、画像形成物を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
前記のように本発明の特徴は、顔料粒子の平均粒子径(D50)が50nm以下であり、かつ顔料粒子の粒度分布に於ける粒子径標準偏差が平均粒子径(D50)より小さいことにある。顔料粒子の平均粒子径(D50)は、さらに好ましくは30nm以下である。平均粒子径(D50)が50nmを超えると彩度が劣る。なお、本発明における平均粒子径(D50)は、常法により測定することが可能であるが、例えば日機装(株)製の粒度分析計UPA150を使用して測定することができる。また、本発明でいう粒子径標準偏差も常法により測定することが可能であるが、これも例えば日機装(株)製の粒度分析計UPA150を使用して測定して得た測定値sdであることができる。
【0012】
平均粒子径(D50)および粒子径標準偏差は、分散機を用いて顔料を分散する際、分散時間などによって制御することが可能である。また下記で説明する分散機としてビーズミルを用いる場合は、分散媒体(ビーズ)の大きさを調節することによって制御可能である。この場合、平均粒子径(D50)を50nm以下にするにはビーズを0.1mm〜1.0mm、分散時間を分散液1リットルあたり1時間〜100時間として分散すればよい。また、この手法によって本発明における粒子径標準偏差を平均粒子径(D50)より小さくすることができる。
【0013】
また本発明の顔料分散液は、分散剤が、重量基準として顔料1に対し0.3以上2以下の割合で含まれるのが好ましい。さらに好ましくは前記割合は顔料1に対し0.5〜2である。このような分散剤の使用量を採用することにより、平均粒子径(D50)が小さく、かつ粒子径標準偏差も小さくすることができ、これにより彩度、吐出安定性、液安定性に一層優れた顔料分散液を提供することができる。なお、前記分散剤の使用量が0.3未満では前記効果が達成されにくいことのほか、顔料分散液およびインクの保存安定性が劣り、その結果ノズルの目詰まりが発生しやすい傾向があり、2より大きいと顔料分散液およびインクの粘度が高すぎてインクジェット方式での印字が困難になる傾向がある。
【0014】
本発明の顔料分散液に使用される分散剤は、とくに制限されないが、下記一般式(1)で示される化合物の少なくとも一種を使用することにより平均粒子径(D50)および粒子径標準偏差のいずれも小さい顔料分散液を得ることができ好ましい。
【0015】
【化3】
Figure 2004002715
【0016】
一般式(1)において、nは好ましくは20以上100以下、さらに好ましくは30以上50以下である。nが20未満では分散安定性が低下する傾向があり、nが100より大きいと分散液及びインクの粘度が高くなる傾向がある。中でもnが40である、ポリオキシエチレン(n=40)βナフチルエーテルがさらに好ましい。
【0017】
本発明の顔料分散液に使用される顔料としては、例えばブラック顔料としてはファーネス法あるいはチャネル法で製造されたカーボンブラック等が挙げられる。
また、イエロー顔料としては、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー2、ピグメントイエロー3、ピグメントイエロー12、ピグメントイエロー13、ピグメントイエロー14、ピグメントイエロー16、ピグメントイエロー17、ピグメントイエロー73、ピグメントイエロー74、ピグメントイエロー75、ピグメントイエロー83、ピグメントイエロー93、ピグメントイエロー95、ピグメントイエロー97、ピグメントイエロー98、ピグメントイエロー114、ピグメントイエロー120、ピグメントイエロー128、ピグメントイエロー129、ピグメントイエロー138、ピグメントイエロー150、ピグメントイエロー151、ピグメントイエロー154、ピグメントイエロー155、ピグメントイエロー180等が挙げられる。
またマゼンタ顔料としては、ピグメントレッド5、ピグメントレッド7、ピグメントレッド12、ピグメントレッド48(Ca)、ピグメントレッド48(Mn)、ピグメントレッド57(Ca)、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド112、ピグメントレッド122、ピグメントレッド123、ピグメントレッド168、ピグメントレッド184、ピグメントレッド202、ピグメントバイオレット19等が挙げられる。
またシアン顔料としては、ピグメントブルー1、ピグメントブルー2、ピグメントブルー3、ピグメントブルー15、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー16、ピグメントブルー22、ピグメントブルー60、バットブルー4、バットブルー60等が挙げられる。
中でも、イエロー顔料としてピグメントイエロー138、マゼンタ顔料としてピグメントレッド122、シアン顔料としてピグメントブルー15:3を用いることにより、色調、耐光性が優れ、バランスの取れたインクジェット用インクを得ることができる。
本発明の顔料分散液において、顔料濃度は5重量%以上30重量%以下が好ましい。5重量%未満では生産性が劣り、30重量%より多いと顔料分散液の粘度が高すぎて分散が困難になる傾向がある。
【0018】
また、本発明の顔料分散液には、水の他に各種添加剤を配合することができる。例えば、水溶性有機媒体としてメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール等のアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール、N−メチルピロリドン、2−ピロリドン等のピロリドン誘導体、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられるが、前記水溶性有機溶剤の中でも、特にジエチレングリコール、トリエチレングリコール及び/またはグリセリン等の多価アルコールを含むことがインクの乾燥による目詰まりすなわち水分蒸発による噴射特性不良の防止、及び本発明のインクの保存安定性を向上する上で優れた効果が得られる。
またノニオン、アニオン、カチオン、両性の各種の界面活性剤、防腐剤等が挙げられるが、顔料の分散安定性の観点から、ノニオン系、アニオン系が好ましい。
ノニオン界面活性剤の例としてはポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンステロール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、テトラメチルデシンジオール、テトラメチルデシンジオールエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
またアニオン界面活性剤の例としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルフェニルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、高級アルコールエーテルの硫酸エステル塩、及びスルホン酸塩、高級アルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、ポリスチレンスルホン酸塩、ポリアクリル酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキル硫酸塩、アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体等が挙げられる。その他ポリシロキサンポリオキシエチレン付加物等のシリコーン系界面活性剤やパーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、オキシエチレンパーフルオロアルキルエーテル等のフッ素系界面活性剤、スピクリスポール酸やラムノリピド、リゾレシチン等のバイオサーファクタント等も使用できる。
界面活性剤の添加量は、好ましくは0.1〜5.0重量%、さらに好ましくは、0.5〜3.0重量%である。
【0019】
本発明の顔料分散液は、前記の顔料、分散剤、水、必要に応じて各種添加剤をサンドミル、ボールミル、ロールミル、ビーズミル、ナノマイザー、ホモジナイザー等の公知の分散機で分散することによって得られる。このとき、分散剤の使用量を前記のように重量基準として顔料1に対し0.3以上2以下の割合にするとともに、湿式分散処理を採用するのが好適である。なお、本発明でいう湿式分散処理とは顔料、分散剤、水、必要に応じて水溶性有機溶剤等からなる混合物を前記サンドミル、ボールミル、ロールミル、ビーズミル、ナノマイザー、ホモジナイザー等により、いわゆる湿式分散方式で微粉砕・分散する処理のことである。
【0020】
このようにして得られた本発明の顔料分散液は、特に顔料系インクジェット用インクとして好適に利用することができる。
顔料系インクジェット用インクは、公知の方法、例えば本発明の顔料分散液、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤等を攪拌混合し、フィルター、遠心分離装置等で粗大粒子を濾過し、脱気することによって得られる。なお、インクの顔料濃度は1重量%以上7重量%以下が好ましい。1重量%未満では画像濃度が低いため印字の鮮明さに欠け、7重量%より多いとインクの粘度が高くなる傾向があるばかりでなくノズルの目詰まりが発生しやすくなる。また、インクには、前記顔料分散液への添加剤で記した材料と同様の材料を必要に応じて配合することができる。例えば水溶性有機溶剤の含有量としては、インク全量に対して0重量%以上50重量%以下、好ましくは5重量%〜40重量%、さらに好ましくは10重量%〜35重量%である。
また、本発明のインクには、フッ素系界面活性剤を配合するのが好ましいが、好ましくは、フルオロアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、フルオロアルキルホスホン酸、フルオロアルキルカルボン酸ナトリウム、フルオロアルキルポリオキシエチレンエーテル、フルオロアルキルアンモニウムヨージド、フルオロアルキルベタイン等のフッ素系界面活性剤で、特に好ましくはアニオン系のフルオロアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムで水溶性の高いものが良い。
フッ素系界面活性剤の含有量はインク全量に対しては、0.1重量%〜5.0重量%、更に好ましくは0.5重量%〜3.0重量%である。
【0021】
このようにして得られた本発明の顔料系インクジェット用インクは、例えばカラー画像を形成するために複数の異なる色相のインクを重ねて画像支持体に画像形成するインクジェト記録用インクセット、これを収容するインクカートリッジに好適に用いることができる。
また本発明の顔料系インクジェット用インクは、これを例えば紙のような画像支持体に吐出させ記録(印字)を行って画像形成するインクジェットプリント装置により、画像形成することができる。
印字する方法としては連続噴射型あるいはオンデマンド型が挙げられる。オンデマンド型としてはピエゾ方式、サーマルインクジェット方式、静電方式等が挙げられる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明を実施例および比較例によりさらに説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。なお例中の部は重量基準である。
(実施例1)
処方1
ピグメントレッド122
(大日本インキ社製、FASTOGEN SUPER MAGENTA RG)  150部
一般式(1)の化合物(n=40)  110部
パイオニンD−1107S(竹本油脂社製)  2部
蒸留水  738部
【0023】
上記の混合物をプレミックスした後、ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で2.0時間循環分散し、顔料分散液(A)を得た。
【0024】
(実施例2)
実施例1においてピグメントレッド122を下記の材料に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(B)を得た。
ピグメントブルー15:3
(東洋インキ製造社製、LIONOL BLUE FG−7351) 150部
【0025】
(実施例3)
実施例1においてピグメントレッド122を下記の材料に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(C)を得た。
ピグメントイエロー138
(東洋インキ製造社製、LIONOGEN YELLOW 1010)150部
【0026】
(実施例4)
実施例1において分散時間を3.0時間に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(D)を得た。
【0027】
(実施例5)
実施例1において分散時間を4.0時間に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(E)を得た。
【0028】
(実施例6)
実施例1において一般式(1)の化合物の部数を170部、蒸留水の部数を678部に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(F)を得た。
【0029】
(実施例7)
実施例1において一般式(1)の化合物の部数を60部、蒸留水の部数を788部に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(G)を得た。
【0030】
(比較例1)
実施例1において分散時間を0.7時間に変更する他は実施例1と同様にして顔料分散液(H)を得た。
【0031】
(比較例2)
実施例2において分散時間を0.7時間に変更する他は実施例2と同様にして顔料分散液(I)を得た。
【0032】
(比較例3)
実施例3において分散時間を0.7時間に変更する他は実施例2と同様にして顔料分散液(J)を得た。
【0033】
(比較例4)
処方1を、下記処方2に変更する他は実施例1と同様にして顔料分散液(K)を得た。
処方2
ピグメントレッド122
(クラリアント社製、トナーマゼンタE02)  150部
一般式(1)の化合物(n=130)  110部
パイオニンD−1107S(竹本油脂社製)  2部
蒸留水  738部
【0034】
(比較例5)
実施例1において一般式(1)の化合物の部数を30部、蒸留水の部数を818部に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(L)を得た。
【0035】
(比較例6)
実施例1において一般式(1)の化合物の部数を400部、蒸留水の部数を448部に変更した他は実施例1と同様にして顔料分散液(M)を得た。
【0036】
上記の方法で得られた顔料分散液(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)、(G)を用いて下記インク処方1によりインク液を調製し、30分攪拌後孔径0.8μmのメンブランフィルターでろ過、真空脱気して(a)〜(g)の実施例1〜7の顔料分散液を含むインク液を得た。またこれとは別に顔料分散液(E)を用いて下記インク処方2によりインク液を調製し、30分攪拌後孔径0.8μmのメンブランフィルターでろ過、真空脱気してインク液(h)を得た。このインク液(h)を実施例8のインク液とする。同様に顔料分散液(H)〜(M)を用いてインク処方1によりインク液を調製し、30分攪拌後孔径0.8μmのメンブランフィルターでろ過、真空脱気して(i)〜(n)比較例1〜6のインク液を得た。
【0037】
インク処方1
顔料分散液(顔料濃度15重量%)  40.0部
グリセリン  7.5部
ジエチレングリコール  22.5部
2―エチル−1,3−ヘキサンジオール  3.0部
2−ピロリドン  3.0部
ポリオキシエチレン(3)アルキル(C13)エーテル酢酸ナトリウム 0.45部
蒸留水  73.55部
【0038】
インク処方2
顔料分散液(顔料濃度15%)  40.0部
グリセリン  7.5部
ジエチレングリコール  22.5部
2―エチル−1,3−ヘキサンジオール  3.0部
2−ピロリドン  3.0部
フッ素系界面活性剤((株)NEOS フタージュエント110)  3.0部
蒸留水 71.0部
【0039】
また、上記の分散液(A)〜(M)及びインク(a)〜(n)に含まれる顔料の平均粒子径(D50)および顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差(sd)を測定した。なお、平均粒子径(D50)は、日機装(株)製の粒度分析計UPA150を使用して測定した、また、粒子径標準偏差も日機装(株)製の粒度分析計UPA150を使用して測定した。またEPSON社製インクジェットプリンタMJ−930Cで印字し、吐出安定性および印字画像をXrite濃度計にて評価した。結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
Figure 2004002715
【0041】
なお表1において、画像の鮮明性(彩度)とは画像サンプルのベタ画像の測色をXrite濃度計にて行い、色度図上にプロットし、色度図上の原点からの距離を言う。より詳しくは色度図上のa値、b値について
【0042】
【数1】
Figure 2004002715
【0043】
をいう。
また吐出安定性については、印刷物を印刷した後、プリンタヘッドにキャップした状態でプリンタを40℃の環境下で1ヶ月放置した。放置後のプリンタの吐出状態が初期の吐出状態に回復するか否かを下記のクリーニング動作回数によって評価した。
○:1回の動作により回復した。
△:2回〜3回の動作により回復した。
×:3回以上の動作によっても回復がみられなかった。
【0044】
インク保存性は、各インクをポリエチレン容器に入れ密封し、70℃3週間保存した後の粒子径、表面張力、粘度を測定し初期物性との変化率により下記の様に評価した。
○:10%以内
△:30%以内
×:50%を超える
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、彩度、吐出安定性、液安定性に優れた顔料分散液、顔料系インクジェット用インク、インクジェット記録用インクセット、インクカートリッジ、インクジェットプリント装置、画像形成方法、画像形成物を提供することができた。

Claims (16)

  1. 少なくとも顔料、分散剤および水を含有してなる顔料分散液において、前記顔料の平均粒子径(D50)が50nm以下であり、かつ前記顔料粒子の粒度分布における粒子径標準偏差が前記平均粒子径(D50)より小さいことを特徴とする顔料分散液。
  2. 分散剤が、重量基準として顔料1に対し0.3以上2以下の割合で含まれる請求項1に記載の顔料分散液。
  3. 分散剤として下記一般式(1)で示される化合物の、少なくとも一種を使用することを特徴とする請求項2に記載の顔料分散液。
    Figure 2004002715
    (式中、nは20以上100以下の整数である)
  4. 一般式(1)において、nが40である請求項3に記載の顔料分散液。
  5. 顔料としてピグメントレッド122を使用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顔料分散液。
  6. 顔料としてピグメントブルー15:3を使用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顔料分散液。
  7. 顔料としてピグメントイエロー138を使用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の顔料分散液。
  8. 顔料と、重量基準として前記顔料1に対し0.3以上2以下の分散剤と、水とを混合し、得られた混合物を湿式分散処理することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の顔料分散液を製造する方法。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の顔料分散液を含有してなる顔料系インクジェット用インク。
  10. 顔料系インクジェット用インクがフッ素系界面活性剤をさらに含有することを特徴とする請求項9に記載の顔料系インクジェット用インク。
  11. カラー画像を形成するために複数の異なる色相のインクを重ねて画像支持体に画像形成するインクジェト記録用インクセットにおいて、前記インクセットの少なくとも一つの色相のインクに請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを用いることを特徴とするインクジェト記録用インクセット。
  12. 請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを収容したことを特徴とするインクカートリッジ。
  13. 請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを画像支持体に吐出させ記録を行うことを特徴とするインクジェットプリント装置。
  14. 請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを用いてインクジェットプリント装置で画像支持体に印字することを特徴とする画像形成方法。
  15. 請求項9または10に記載の顔料系インクジェット用インクを備えたインクジェットプリント装置を用いて画像支持体に印字された画像形成物。
  16. 画像支持体が紙であることを特徴とする請求項15に記載の画像形成物。
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