JP2004002461A - 表面複合リンホトキシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 N末端部分に(SEQ ID NO:2)Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Gln、または、(SEQ ID NO:3)Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnのアミノ酸配列を有する(6番目の位置における配列はGとLの混合であり、このことは多型性の可能性を示す)、ポリペプチド、またはこのポリペプチドとリンホトキシンとの複合体、またはこれらポリペプチドもしくは複合体に対する抗体、あるいはこれらポリペプチドもしくは複合体により媒介される事象を阻害するインヒビター。
Description
本発明の新規なタンパク質をp33と命名した。このタンパク質は、数種類のリンパ球細胞、すなわちOKT3で刺激された一次T細胞、抗原特異的IL−2依存性CTLクローンおよびPMAで刺激されたヒトT細胞ハイブリドーマであるII−23.D7の表面上に見い出される。それは、新規なLTとの複合体を形成する。
項目1.アミノ末端部分が、(配列番号2)Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnおよび(配列番号3)Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnからなる群より選択されるアミノ酸配列を有する、細胞に結合されていないポリペプチド。
本願に記載された発明を十分に理解し得るように、以下に詳細な説明を述べる。
本発明の発明者らは、まず第一に、流動細胞蛍光分光分析法を用いて、T細胞表面におけるLT関連エピトープの発現を実証した。本発明の発明者らは、OKT3モノクローナル抗体で活性化されたヒト末梢血単核細胞が、抗rLT抗血清と反応することによって、LT関連エピトープの発現を示すことを観察した。抗rLT血清だけがOKT3に刺激された一次T細胞に結合し、抗rTNF血清は結合しなかった。
本発明の発明者らはさらに、これらの表面LT関連タンパク質を次のようにして特性を決定した。すなわちPMAで活性化したII−23.D7の表面ヨウ素化(125I標識化)を行うかまたは代謝標識化(35S−Metもしくは35S−Cys)を行い、次いで細胞膜を界面活性剤で可溶化し、そして標識されたLT関連タンパク質を免疫沈降させた。
さらにアフィニティークロマトグラフィーによって、II−23.D7細胞の表面上のp33とLTのタンパク質の特性決定を行った。我々、本発明の発明者らは、PMAで処理されたII−23.D7細胞の表面上のp33とLTがヒラマメのレクチンに結合することを観察したが、このことは各型の糖タンパク質の構造を示している。従って、ヒラマメレクチン・クロマトグラフィーの工程を抗血清アフィニティークロマトグラフィーの前の精製工程として利用した。我々は、PMAで処理したII−23.D7タンパク質を界面活性剤で可溶化し、これをヒラマメレクチン・セファロースに結合させ、α−メチルマンノシドで溶離した。我々は、抗LT抗血清によって特異的に認識される前記のタンパク質を正確に評価するために、対照のIgGと抗LT−IgGのアフィニティーカラムを調製した。次にヒラマメレクチンに結合したタンパク質をこれらのカラムに塗布した。我々は、これらのカラムを低pHで溶離したところ、抗LTアフィニティーカラムから、p33とLTのタンパク質が放出されることを観察した。その溶出液のSDS−PAGE分析の結果は、表面をヨウ素化したPMA処理II−23.D7細胞由来の免疫沈降タンパク質のSDS−PAGE分析結果とよく似ていた。この比較によって、同様のタンベク質が上記の2つの方法によって精製されることが実証された。
我々は、次の一般的な工程を用いてこれらのLTおよびp33タンパク質を精製した。我々は、最初に、ホルボールミリスチンアセテート(PMA)をII−23.D7細胞に添加した。24時間後、我々はその細胞を収集して、血清を含有しない冷却されたRPMI培地で洗浄した。冷却した細胞のペレットに氷冷溶菌緩衝液(HEPES、NP−40、EDTA、NaClおよびアジ化ナトリウム)を加え、次ぎにべンズアミジン、フェニルメチルスルホニルクロリド(PMSF)およびN−エチルマレイミド(NEM)、ダイズトリプシンインヒビター、ペプスタチンおよびアプロチニンを新たに添加した。細胞をダウンスホモジナイザーでゆるやかに均質化し、得られた細胞溶解物を遠心分離した。上清を遠心分離して上清を集めた。得られた上清を、CaCl2とMnCl2を予め添加した溶菌緩衝剤と平衡化させたヒラマメレクチンセファロースカラムに注入した。CaCl2とMnCl2を含有する溶菌緩衝液でカラムを洗い、次にα−メチルマンノシドを含有する溶菌緩衝液で溶解した。溶出液画分をプールし、ウサギ抗rLTセファロースアフィニティーカラムに直接接続されたウサギ非特異的IgGセファロースアフィニティーカラムに直接注入した。両方のカラムを、EDTAを含有する同じ溶菌緩衝液で洗浄し、次に、NP−40の代わりにMEGA−8(オクタノイル−N−メチルグルカミド、Boehringer−Mannheim社)を用いた溶菌緩衝液で洗浄した。上記の洗浄したカラムを、個々に、MEGA−8、グリシン、NaCl、ベンズアミジンおよびEDTAの溶液で溶離した。pHシフトを行ってから初めての画分をプールし、凍結乾燥し、SDS含有の水に再懸濁させ、HEPESおよびSDSの溶液に対して透析した。得られた透析画分をspeed−vacで乾燥し水に再度懸濁させた。得られた懸濁液の一部をLaemmli充填緩衝液と混合し、SDS−PAGE上で電気泳動を行った。そのタンパク質を銀染色法で目視可能にした。
我々は、その後、下記の一般的な工程を利用してこれらのLTとp33のタンパク質を精製した。II−23.D7細胞をウシ胎児血清を含有するRPMI培地内で増殖させ、50 lのRPMIから細胞を集め、その細胞を培地中に再度懸濁させ、次にホルボールミリストイルアセテート(PMA)を添加した。6時間活性化した後、遠心分離によって細胞を集め、ダルベッコのリン酸緩衝食塩水で洗浄した。この最終の細胞ペレットを冷溶菌緩衝液に懸濁させ、そのペレットを一回、窒素キャビテータ(cavitator)に通過させた。溶解された細胞を遠心分離し上清を排棄した。得られたペレットを、界面活性剤含有の溶菌緩衝液中で一夜抽出し、再度遠心分離に付した。
可溶性LTと、本発明の好ましいp33/LT複合体のLTが見かけ上同等であると考えれば、本発明の複合体は、抗炎症の組成物と方法での用途のみならず、抗腫瘍、T細胞活性化もしくはT細胞抑制の用途を含む多数の可能性をもっていると期待される。また高度に精製されたp33は、本発明のp33および他のタンパク質をコードするDNAを単離するのに有効なプローブを合成するのに有用である。このようなDNA配列、その配列を含有する組換えDNA分子、ならびに、そのDNA配列でトランスフェクトされた、培養中の単細胞宿主および動物もしくはヒトの細胞は、前記の組成物および治療法に使用する、他のヒトタンパク質を実質的に含有していない本発明のポリペプチド類を大量に生産するのに利用し得る。
組換えヒトLT(rLT)を、安定してトランスフェクトされたチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞系によって発現させ、血清を含有しない調整培地に分泌させた。一連のセファロースS,ヒラマメレクチン・セファロースおよびFPLC Mono Qのカラムクロマトグラフィーの工程によって、上記血清なしの調整培地から分泌されたrLTを精製した。CHO細胞由来のrLT調製物の特性はすでに報告されている(J.Browningら,「Studies On The Differing Effects Of Tumor Necrosis Factor And Lymphotoxin On The Growth Of Several Human Tumor Lines」,J.Immun.143巻,1859頁,1989年)。本発明の発明者らは、完全フロイントアジュバント中の25μgの未変性rLTを用い、リンパ節法(M.Sigelら、「Production Of Antibodies By Inoculation Into Lymph Nodes」,Met.Enz.,93巻、3頁、1983年)によって、2匹のウサギ(4と5)を免疫した。第3のウサギ(6)を同じ方法で、完全フロイントアジュバント中の25μgの変性rLTを用いて免疫した。この変性rLTは、SDS−PAGEとこれに続く0.1%SDS−カルボナート緩衝液へのエレクトエリューション(electroelution)によって調製した。
さきに述べたLTでトランスフェクトされたチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞(BrowningとRibolini,「Studies on the Differing Effects Of Tumor Necrosis Factor And Lymphotoxin On the Growth Of Several Human Tumor Lines」,J.Immun.,143巻、1859−1867年)を除き、全細胞をAmerican Type Culture Collection(ATCC)から入手した。
10%ウシ胎児血清(FBS)、0.1%アジ化ナトリウムおよび0.1mg/mlヒトIgGを含有するRPMI 1640培地中に細胞を0℃で再懸濁させた。ヒトIgGとともに予備インキュベーションを行った後、所望の抗血清を含有する追加培地を添加した。典型的には細胞は、抗rLTおよび抗rTNFの血清を1:200の比率で最終的に希釈したものとともに、60〜90分間インキュベートした。次に細胞を、ダルベッコのリン酸緩衝食塩水(PBS)で2回洗浄し、次いで、上記培地中、フルオレセイン標識ヤギ抗ウサギIgG(米国、ノースカロライナ州、ダーハム、Cappel社)の1:500希釈物とともに最低60分間インキュベートした。次に細胞を一回洗浄し、次に直接分析するか、またはいくつかの場合は0.5%パラホルムアルデヒドを用いて0℃にて10分間固定してから分析した。上記の二色分析を行った。但し、第2抗体の段階で、フィコエリトリン標識したLeu−4、Leu−2、Leu−M3もしくはLeu−16もしくはLeu−19(米国、カリフォルニア州、マウンテン・ビュー、Becton−Dickinson社)を添加した。表面に結合したLTとIL−2受容体のレベルとの比較を、フルオレセイン標識した抗IL−2受容体(CD25)抗体(米国、カリフォルニア州、マウンテン・ビュー,Becton−Dickinson社)を用いて、別個の単色分析により行った。分析はFACStarの装置(Becton−Dickinson社)を用いて行った。
II−23.D7とU937前単球細胞(1×106細胞/ml)を、完全RPMI培地中の10ng/mlのPMAによって8時間刺激した。細胞(1×108)を培地中で3回洗浄し、上清を吸引して乾燥ペレットを得た。その細胞を、抗rLT血清(ウサギ4由来)の1:1000希釈物を含有する培地1mlに再度懸濁させ、混合しながら氷上で1.5時間インキュベートした。細胞を遠心分離によって抗血清から除いた。吸収された抗血清(免疫前と免疫後の両方)を、同容積(50μl)の15U/mlのrLT含有培地と混合し、室温で20分間インキュベートした。得られた混合物を培地で順次希釈し、L929細胞(0.1ml)に添加し、さらに24時間インキュベートした。L.Greenら「Rapid Colorimetric Assay For Cell Viability:Application To the Quantitation of Cytotoxic and Growth Inhibitory Lymphokines」Jour.Immun.Meth.,70巻 257〜268頁、1984年に記載されているMTT検定法によって細胞生存度を測定した。
ペニシリン/ストレプトマイシン、グルタミン、10mM HEPES(pH7.5)、10% v/v 透析FBSおよび2% v/vの通常のRPMI(冷担体添加)で補充され、システインを含有していないか、または、メチオニンを含有していないRPMI 1640培地中に細胞を移した。細胞の濃度を2〜3x105細胞/mlに調節し、得られた適切な培地に35S−メチオニンもしくは35S−システインを100〜200μCi/mlのレベルで添加した。新しく活性化されたPBLの場合、上清をゆるやかに除去し、細胞を遠心分離し、標識した培地中に再懸濁させ、元の付着集団に戻した。12〜18時間の標識化時間の後、細胞を下記のようにして洗浄し溶解させた。PBLについては、細胞をピペットで取り出し、付着集団を、5mM EDTA含有PBSで処理して部分的に取り出した。
標識した細胞の溶解物0.2〜0.5mlに、ウサギ血清2〜4μlを添加した。その試料を1〜2時間4℃で放置した。次に洗浄したプロテインAセファロース(ニュージャージー州、ピスカタウェイ、Pharmacia社)の60〜75%懸濁液の60μlを添加し、得られた試料を4℃で6〜18時間振盪した。得られたプロテインAセファロースのペレットを、カルシウム/マグネシウムなしのPBSに1%のNP−40を溶解した溶液で3回洗浄し、Laemmli SDSローディング緩衝液50μl中に再度懸濁させた。典型的には、単一の溶解試料を、免疫前抗rLT血清、抗rTNF血清、および最後に免疫後抗rLT抗血清で順次免疫沈降を行った。一組の実験で、細胞溶解液に5mMのCaCl2とMnCl2を添加し、その細胞溶解液を、洗浄したヒラマメレクチン・セファロースの75%懸濁液の75μlとともに一夜振盪した。そのセファロースをNP−40/PBSで2回洗浄し、次に、0.25M α−メチルマンノシド含有の1%NP−40/PBSの75μlずつで3回続けて溶離した。得られた洗浄液をプールして免疫沈降の手順を実施した。
プロテインAセファロースを用い酸性pHで溶離することによって、抗rLT血清(ウサギ4由来)から免疫グロブリンの画分を精製した。溶出されたIgG含有画分をPBSに対して透析し、アミコン(amicon)濾過によって濃縮した。抗rLT−IgG溶液(6mg/ml濃度のものを15ml)を、8mlのAffi−ge1 10樹脂(カリフォルニア州、リッチモンド、Biorad社)に、説明書どおりに結合させた。非特異的ウサギIgG(ノース・カロライナ州、ダーハム、Cappel社)を使って同一のアフィニティーカラムを製造した。両方のカラムを、PBS、1%NP−40含有1MアセテートpH3.0、および最後にプロテアーゼインヒビターを含有していない溶菌緩衝液で洗浄した。
II−23.D7細胞(15 l)を、5×105細胞/mlの密度まで増殖させ、ホルボールミリスティックアセテート(PMA)を加えて最終濃度を25ng/mlにした。24時間後、細胞を集め、血清を含有しない冷RPMI培地中で洗浄した。7x109の細胞を含有する冷却した細胞ペレットに、氷冷した溶菌緩衝液(50mM HEPES pH7.5、1% v/v NP−40、2mM EDTA、0.15M NaClおよび0.1%アジ化ナトリウム)に新たに5mMベンズアミジン、1mMフェニルメチルスルホニルクロリド(PMSF)と0.25mM N−エチルマレイミド(NEM)、10μg/mlのダイズトリプシンインヒビター、0.7μg/mlペプチスタチンおよび10μg/mlアプロチニンを加えた液100mlを添加した。細胞をダウンスホモジネーターを使って均一化し、得られた溶解細胞液を10,000×gで10分間遠心分離を行った。上清を60,000×gで90分間遠心分離に付して上清を集めた。
対照のII−23.D7細胞もしくはPMAで誘発したII−23.D7細胞を、カルシウム/マグネシウムを含有していないPBS中で充分に洗浄し、1mM PMSFと0.25mM NEMで処理し、ついで2回洗浄した。50μgのiodogen(Pierce社)でコートした12×75mmのガラス管に、0.3mlの細胞(合計1×107)および1〜2mCiの125ヨウ化ナトリウムを入れた。細胞を定期的に撹拌しながら室温で25分間放置し、10%FBS含有PBSで3回洗浄し、次いで上記の溶菌緩衝液に再懸濁させた。エッペンドルフの遠心分離器に2分間かけて核を除去した。得られた上清をさらに15分間遠心分離に付した。透明になった上清を免疫沈降処理に付した。
12%アクリルアミドSDS−PAGE Laemm1iゲル上に、試料を短距離、電気泳動させ、適切なゲルの部分を切取った。そのゲルスライスを、1.0mlの0.1N HC1、0.2%の2−メルカプトエタノール(新しいCNBr 700mg/mlを90%ギ酸1ml当り含有する液15μlを含有)中で1時間すすいだ。次にそのスライスを取出し、0.1M トリス−Cl pH8.0で5分間洗浄し、25mM トリス−Cl pH8.0で5分間洗浄し、最後に1×Laemmli SDS−PAGEローディング緩衝液で10分間洗浄した。得られたスライスを、12%アクリルアミドのスタッキングゲル含有の15%SDS−PAGE Laemmliゲルにロードした。ペプチドのバンドを銀染色もしくは乾燥したゲルのオートラジオグラフィーで目視可能にした。
SDS−PAGEで分離した抗原の再免疫沈降を、標識がついているバンドをゲルから切取り、TBS、0.2%SDS中で10分間再水和し、次にゲルスライスをさいの目の小片に切断した。1ml TBS、0.2%SDS中、室温で8時間、回転させながらインキュベートすることによってタンパク質を溶離した。溶離した後、ゲルの小片を遠心分離によって除き、上清にNP−40を添加して最終濃度を2%にした。溶離されたタンパク質を上記のようにして免疫沈降させ、SDS−PAGEによって再分析した。
二次元IEFを、P.H.O’FarrellがJ.Biol.Chem.,250巻、4007〜4021頁、1975年に報告しているのとほとんど同様に実施した。125Iで標識した抗原をII−23.D7細胞抽出液から免疫沈降させ、その沈降させたタンパク質を、9.5Mの尿素を含有する100μlのオファーレル試料緩衝液中で、100℃にて5分間加熱することによって溶離した。溶離されたタンパク質を、最終濃度2%のアンフォリン(ampholine)(pH範囲3〜10、Sigma社)を含有する14cm×3mmのチューブゲル上に、室温で16時間一定電圧(400V)で等電点電気泳動を行った(ファーストディメンション)。セカンドディメンションの等電点電気泳動は12%SDS−PAGEで行った。
ウシ胎児血清の代わりに10%ヒト同一個体由来血清、1μg/mlのインドメタシンおよび50U/mlのポリミキシンBを使うこと以外、上記と同様の完全RPMIに、PBLを単離して再懸濁させた。MLRの実験では同一個体由来の血清は応答個体の血清であった。異なるドナー由来の刺激細胞(Stimulator cell)に3000ラドの線量を照射した。ウサギ血清を56℃で1時間予熱し、希釈し、減菌濾過を行い、増殖検定に使用した。96の丸底ウエル付プレート中で0.2mlの細胞(合計1×105)を、5μg/mlのフォトヘマグルチニン、1〜2ng/mlのOKT3または1.5〜2×105の被照射刺激細胞を用いて、種々の抗血清もしくはサイトカインの存在下または非存在下にて処理した。3日後(PHAもしくはOKT3の活性化)または5日後(MLR)、細胞を3H−チミジンで短時間標識して、収集し計測した。
上記の条件下でヒト末梢単核細胞(PMN)をOKT3をモノクローナル抗体で活性化し、2日間培養した後、流動細胞蛍光分光分析法を使って、p33/LT複合体関連型の発現について分析した。1つの実験において(結果は図1に示す)、新しいPBLを、OKT3とIL2とともに3日間培養し、ついで抗血清の1:200希釈液で染色して、未変換性rLT(図1の「LT−4」と「LT−5」のパネルはそれぞれウサギ4と5由来のものである)、変性rLT(図1の「LT−6」のパネルはウサギ6由来のものである)および未変換性rTNF(図1の「TNF」パネルはウサギ7由来のものである)を得た。細胞は、各動物由来の免疫後の血清(図1のパネルの実線)または免疫前の血清(図1のパネルの点線)で染色を行った。図1は、ウサギ4と5由来の抗rLT血清だけが、活性化された末梢T細胞上のエピトープを認識したことを示している。
PMAで活性化させたII−23.D7細胞の表面をヨウ素化し、その細胞を溶解し、界面活性剤に可溶化した、標識膜タンパク質を免疫沈降させてSDS−PAGE分析を行った結果、2つのタンパク質が抗rLT抗血清によって認識されることが分かった。図4Aは、免疫前(PRE)もしくは免疫後(POST)の抗rLT血清(ウサギ4由来)で沈降させた、ヨウ素化表面タンパク質のSDS−PAGE分析の結果を示す。
PMAで処理したII−23.D7細胞の表面上のLT関連型をアフィニティークロマトグラフィーを用いて精製した。本発明の発明者らは、免疫沈降法を用いて、p33とLTがともにヒラマメ(lentil)・レクチンセファロースに結合したことを見出した。このことは糖タンパク質の構造を示している。界面活性剤で可溶化されたPMA処理II−23.D7タンパク質をヒラマメ・レクチンセファロースに結合させ、α−メチルマンノシドで溶離し、次いでアフィニティー精製に付した。これらのタンパク質が抗rLT血清によって特異的に認識されることをより正確に評価するために、対照のIgGのカラムと抗IgGのカラムを調製した。これらのカラムを低pHで溶離したところ、抗rLTカラムから約100〜200ngの2つのLT型が放出された。
p33とLTが共沈降するということは、これらのタンパク質が、抗原的に関連しているか、または物理的に結合していることを示唆している。この問題を解決するために、本発明の発明者らは、SDS−PAGEによって分離されたLT(p25)タンパク質とp33タンパク質が免疫沈降することできるか否かを試験した。125Iもしくは35S−Metで標識したLTとp33をまず免疫沈降で部分的に精製し次にSDS−PAGEで分離した。標識バンドを切取り、緩衝液中で再水和し、次いでタンパク質を溶離した。溶離したタンパク質を、ポリクローナルもしくはモノクローナルの抗rLT抗体を用いて第2回目の免疫沈降を行った(図10)。ウサギ抗rLTはLTを再度免疫沈降させたが(「p25」、レーン2)、p33を免疫沈降させなかった(レーン3)。抗rLTmAbはLTを免疫沈降させ(レーン5)、21kDタンパク質(「p21」、レーン4)は以下に示すようにLTの前駆体であるが、p33を沈降させなかった(レーン6)。この結果は、LTとp33がSDS−PAGEで分離された後、ポリクローナとモノクローナルの抗rLT抗体はLTと反応できるがp33と反応できないことを示している。このデータは、p33は抗原的にLTと関連していない証拠を与える。しかし推定上のこのp33の交差反応性エピトープは変性後に失われるが一方LTエピトープは本来の完全なままで残るという可能性を捨てることはできない。
図9と10(各々、オートラジオグラフ(9A,10A)と、泳動距離対pHをグラフにした校正曲線(9B,10B)で構成されている)は、変性条件下(図9)および未変性条件下(図10)での等電点電気泳動分折の結果を示す。II−23.D7細胞の抽出物から免疫沈降させた、125I標識p25とp33について、上記のようにして、二次元ゲル分析を行った。この二次元ゲル分析は、尿素の存在下変性条件下で実施した(図9A)。これに対して、未変性IEFは尿素なしで1%NP−40中で実施した。まず、125I標識II−23.D7細胞の抽出物を4°でチューブゲルに等電点電気泳動を行わせた。この泳動をさせた後、チューブゲルを1cmずつの切片に切断し、泳動させたタンパク質をこれらの切片から溶離し、免疫沈降させ、次いでSDS−PAGEで分析した(図10A)。ゲルレーン1〜12から免疫沈降させた物質はチューブゲルの切片2〜13に相当する。pHの勾配を、変性チューブゲルと未変性チューブゲールの両方について1cmのゲル区分ごとに生成させた。これらの結果は、それぞれ、各々のオートラジオグラムの下方に図9Bと図10Bとして示す。
以下に示す表Iは、LTの表面型の発現について、種々の細胞型の流動細胞蛍光分光分析法を用いて行った試験の結果を要約したものである。
れたLT型(p33/LT複合体)は初期のT細胞活性化抗原のようである。抗T11と同様異系抗原が、クローンニングされた細胞毒性T細胞の表面にLTを出現させることができることが見出された。同様に、II−23.D7ハイブリドーマの表面にLTの出現を誘発するにはPMAによる刺激が必要であった。T細胞活性化によって表面LT型が増大するようである。末梢リンパ球は、II−23.D7ハイブリドーマとは異なり、PMA処理の後、非常に速やかに表面LT型を下方調整する。同様に、OKT3で活性化されたPBL集団のDr+細胞の二色分析において、Dr+細胞は、活性化が進んだ段階ではT細胞を含んでいるはずであるが、表面LT型を欠いていた。
TNFおよびLTのT細胞活性化プロセスに対する機能上の関連を試験するために、本発明の発明者らは、混合リンパ球応答(MLR)検定とOKT3活性化検定にウサギ抗rLTと抗rTNFの血清を用いた。MLRは、個体のT細胞が他人のT細胞を異質として認識し、その存在に対して、増殖で応答する能力を試験する標準的な免疫学的検定法である。以下に示す表IIは種々の応答個体/刺激要因物質の組合わせを用いて行ったMLR試験から得たデータを示す。
b刺激要因物質細胞は、3000ラドの線量の照射を受け「*」印を付けてある。刺激物質集団の増殖のレベルは明かに低い。応答個体:刺激物質の比率は1/1.5であった.
crTNFとrLTは10ng/mlのレベルまで添加した.
d抗血清は56℃で1時間加熱して不活性化し濾過し、最終的に1:250の希釈度で使用した.
eモノクローナル抗TNFは精製マウスIgG2a抗体であり2μg/mlで使用し、この場合の対照は純品のマウスUPC10(IgG2a)であった.
fこれらの場合、免疫グロブリンの画分は、血清から精製し、50μg/mlの最終濃度で使用した。
II−23.D7細胞を、ウシ胎児血清を10%含有するRPMI培地内で増殖させ、50 lのRPMl培地から細胞を集め、これを4×106細胞/mlの濃度で培地内に再懸濁させ、次いで50ng/mlのホルボールミリストイルアセテート(PMA)を添加した。6時間活性化させた後、細胞を遠心分離で集めてダルベッコのリン酸緩衝液で洗浄した。最後の細胞ペレット(4×1010細胞)を、200mlの冷溶菌緩衝液(50mM HEPES緩衝液、pH7.0;0.1MのNaCl、10mMのEDTA、5mMのべンズアミジン、10μg/mlずつのダイズトリプシン阻害剤、アプロチニン、キモスタチン、ロイペプチン、およびアンチパイン、1μg/mlのペプスタチン、ならびに1mMのフェニルメチルスルホニルフルオリド)に懸濁させ、次いでペレットは一回窒素キャビテーターを通過させた。溶解させた細胞を、50.2 Tiローターで、40,000rpmにて60分間遠心分離して上澄み液を排棄した。1% w/vの Nonidet P40界面活性剤含有の溶菌緩衝液120mlで、ペレットを一夜抽出し、次いで上記のようにして遠心分離した。
A:タンパク質の配列によって、そのタンパク質をコードすると考えられる核酸配列を予測することができる。本発明の発明者らは、p33をクローンニングするために、6アミノ酸のセグメントをコードする17量体のオリゴヌクレオチド配列のプールを利用している。原則としてどんなセグメントでも利用できる。PMAで誘発されたII−23.D7とHut−78(PMAなし)(両方ともに、いくつかの非造血系、例えばHT1080、ME−180、MCF−7およびRL−95由来のRNAと同様にp33を発現するはずである)由来のRNAのノーザンブロットをプローブするために、放射能標識したオリゴヌクレオチドのプールを利用する。たとえ他の細胞がLTを分泌することができても(但しLTを細胞表面に誘導しない)、LTはT細胞上にのみ観察されるので、本発明の発明者らは、p33は、T細胞内でのみ発現されると考えている。また本発明の発明者は、T細胞内で優先的に発現される約1.0kbより大きい(30kDのタンパク質をコードするため)mRNAがあると考えている。本発明の発明者らは、正しいプローブのプールを見い出したならば、そのプローブを用いてRMAで誘発されたII−23.D7 cDNAライブラリーをスクリーニングする。その正しいクローンは、安定してrLTでトランスフェクトされ構造的にLTを分泌するCHO細胞系内で、LTに表面を標的にさせるであろう(BrowningおよびRibolini、J.Immunol.,上記文献)。
Claims (9)
- (i)アミノ末端部分に、配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(ii)アミノ末端部分に、配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iii) アミノ末端部分に配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iv)アミノ末端部分に配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(v) 31〜35kDの分子量を有し、かつメチオニン残基およびシステイン残基の両方を有するリンパ球膜ポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと結合し得、かつOKT−3に刺激された一次T細胞および抗原特異的IL−2依存性CTLクローンの表面上に位置づけ可能である、リンパ球膜ポリペプチド;または
(vi)OKT3に刺激された一次T細胞または抗原特異的IL−2依存性CTLクローンのようなT細胞の表面上にLT関連エピトープを発現し、免疫沈降法と組み合わせた表面ヨウ素化により該細胞の表面上に発現された31〜35kDのポリペプチドを単離することによって得られるリンパ球膜ポリペプチド;あるいは
(vii)(i)〜(vi)のいずれかに記載のポリペプチドをコードし発現させるDNA配列または該DNA配列を含む組換えDNA配列で本質的に構成されている、DNA分子でトランスフェクトされた、培養における単細胞宿主、または動物およびヒト細胞の群から選択される宿主を培養する工程、および該ポリペプチドを収集する工程を包含する、方法により生成されたポリペプチド、
により媒介される事象を妨害する、インヒビター。 - 前記妨害される事象がT細胞活性化である、請求項1に記載のインヒビター。
- 前記妨害される事象が、リンホトキシンと結合して、複合体を形成することである、請求項1に記載のインヒビター。
- (i)アミノ末端部分に、配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(ii)アミノ末端部分に、配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iii) アミノ末端部分に配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iv)アミノ末端部分に配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(v) 31〜35kDの分子量を有し、かつメチオニン残基およびシステイン残基の両方を有するリンパ球膜ポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと結合し得、かつOKT−3に刺激された一次T細胞および抗原特異的IL−2依存性CTLクローンの表面上に位置づけ可能である、リンパ球膜ポリペプチド;または
(vi)OKT3に刺激された一次T細胞または抗原特異的IL−2依存性CTLクローンのようなT細胞の表面上にLT関連エピトープを発現し、免疫沈降法と組み合わせた表面ヨウ素化により該細胞の表面上に発現された31〜35kDのポリペプチドを単離することによって得られるリンパ球膜ポリペプチド;
(vii)(i)〜(vi)のいずれかに記載のポリペプチドをコードし発現させるDNA配列または該DNA配列を含む組換えDNA配列で本質的に構成されている、DNA分子でトランスフェクトされた、培養における単細胞宿主、または動物およびヒト細胞の群から選択される宿主を培養する工程、および該ポリペプチドを収集する工程を包含する、方法により生成されたポリペプチド;
(viii)(i)〜(vii)のいずれかに記載のリンパ球膜型ポリペプチド、およびリンホトキシンを含有する、ポリペプチド複合体;あるいは
(ix) (viii)の複合体であって、該リンホトキシンが、ヒトもしくは動物のネイティブリンホトキシン、組換えリンホトキシン、可溶性リンホトキシン、分泌されたリンホトキシン、または上記のいずれかのリンホトキシン活性フラグメントからなる群から選択される、複合体
の活性を阻害するインヒビター。 - 前記妨害される事象がT細胞活性化である、請求項4に記載のインヒビター。
- (i)アミノ末端部分に、配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(ii)アミノ末端部分に、配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iii) アミノ末端部分に配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iv)アミノ末端部分に配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(v) 31〜35kDの分子量を有し、かつメチオニン残基およびシステイン残基の両方を有するリンパ球膜ポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと結合し得、かつOKT−3に刺激された一次T細胞および抗原特異的IL−2依存性CTLクローンの表面上に位置づけ可能である、リンパ球膜ポリペプチド;または
(vi)OKT3に刺激された一次T細胞または抗原特異的IL−2依存性CTLクローンのようなT細胞の表面上にLT関連エピトープを発現し、免疫沈降法と組み合わせた表面ヨウ素化により該細胞の表面上に発現された31〜35kDのポリペプチドを単離することによって得られるリンパ球膜ポリペプチド;
(vii)(i)〜(vi)のいずれかに記載のポリペプチドをコードし発現させるDNA配列または該DNA配列を含む組換えDNA配列で本質的に構成されている、DNA分子でトランスフェクトされた、培養における単細胞宿主、または動物およびヒト細胞の群から選択される宿主を培養する工程、および該ポリペプチドを収集する工程を包含する、方法により生成されたポリペプチド;
(viii)(i)〜(vii)のいずれかに記載のリンパ球膜型ポリペプチド、およびリンホトキシンを含有する、ポリペプチド複合体;あるいは
(ix) (viii)の複合体であって、該リンホトキシンが、ヒトもしくは動物のネイティブリンホトキシン、組換えリンホトキシン、可溶性リンホトキシン、分泌されたリンホトキシン、または上記のいずれかのリンホトキシン活性フラグメントからなる群から選択される、複合体;
(x)上記(i)〜(ix)に対する抗体、
および薬学的に受容可能な担体を含む、HIV感染症の蔓延、重篤度あるいは免疫不全作用を予防、もしくは軽減するための組成物。 - (i)アミノ末端部分に、配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(ii)アミノ末端部分に、配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iii) アミノ末端部分に配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iv)アミノ末端部分に配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(v) 31〜35kDの分子量を有し、かつメチオニン残基およびシステイン残基の両方を有するリンパ球膜ポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと結合し得、かつOKT−3に刺激された一次T細胞および抗原特異的IL−2依存性CTLクローンの表面上に位置づけ可能である、リンパ球膜ポリペプチド;または
(vi)OKT3に刺激された一次T細胞または抗原特異的IL−2依存性CTLクローンのようなT細胞の表面上にLT関連エピトープを発現し、免疫沈降法と組み合わせた表面ヨウ素化により該細胞の表面上に発現された31〜35kDのポリペプチドを単離することによって得られるリンパ球膜ポリペプチド;
(vii)(i)〜(vi)のいずれかに記載のポリペプチドをコードし発現させるDNA配列または該DNA配列を含む組換えDNA配列で本質的に構成されている、DNA分子でトランスフェクトされた、培養における単細胞宿主、または動物およびヒト細胞の群から選択される宿主を培養する工程、および該ポリペプチドを収集する工程を包含する、方法により生成されたポリペプチド;
(viii)(i)〜(vii)のいずれかに記載のリンパ球膜型ポリペプチド、およびリンホトキシンを含有する、ポリペプチド複合体;あるいは
(ix) (viii)の複合体であって、該リンホトキシンが、ヒトもしくは動物のネイティブリンホトキシン、組換えリンホトキシン、可溶性リンホトキシン、分泌されたリンホトキシン、または上記のいずれかのリンホトキシン活性フラグメントからなる群から選択される、複合体;
(x)上記(i)〜(ix)に対する抗体、
および薬学的に受容可能な担体、
を含む、新生物の蔓延、重篤度あるいは作用を予防、治療もしくは軽減するための組成物。 - (i)アミノ末端部分に、配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(ii)アミノ末端部分に、配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iii) アミノ末端部分に配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iv)アミノ末端部分に配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(v) 31〜35kDの分子量を有し、かつメチオニン残基およびシステイン残基の両方を有するリンパ球膜ポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと結合し得、かつOKT−3に刺激された一次T細胞および抗原特異的IL−2依存性CTLクローンの表面上に位置づけ可能である、リンパ球膜ポリペプチド;または
(vi)OKT3に刺激された一次T細胞または抗原特異的IL−2依存性CTLクローンのようなT細胞の表面上にLT関連エピトープを発現し、免疫沈降法と組み合わせた表面ヨウ素化により該細胞の表面上に発現された31〜35kDのポリペプチドを単離することによって得られるリンパ球膜ポリペプチド;
(vii)(i)〜(vi)のいずれかに記載のポリペプチドをコードし発現させるDNA配列または該DNA配列を含む組換えDNA配列で本質的に構成されている、DNA分子でトランスフェクトされた、培養における単細胞宿主、または動物およびヒト細胞の群から選択される宿主を培養する工程、および該ポリペプチドを収集する工程を包含する、方法により生成されたポリペプチド;
(viii)(i)〜(vii)のいずれかに記載のリンパ球膜型ポリペプチド、およびリンホトキシンを含有する、ポリペプチド複合体;あるいは
(ix) (viii)の複合体であって、該リンホトキシンが、ヒトもしくは動物のネイティブリンホトキシン、組換えリンホトキシン、可溶性リンホトキシン、分泌されたリンホトキシン、または上記のいずれかのリンホトキシン活性フラグメントからなる群から選択される、複合体;
(x)上記(i)〜(ix)に対する抗体、
および薬学的に受容可能な担体を含む、炎症あるいは炎症性疾患の蔓延、重篤度あるいは作用を予防、治療もしくは軽減するための組成物。 - (i)アミノ末端部分に、配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(ii)アミノ末端部分に、配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnにおいて1または数個のアミノ酸欠失、置換、および/または付加を有するアミノ酸配列を含む、31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iii) アミノ末端部分に配列番号2のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Gly Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(iv)アミノ末端部分に配列番号3のアミノ酸配列Gly Leu Glu Gly Arg Leu Gln Arg Leu Glnの一部を含むアミノ酸配列を含む31〜35kDの分子量を有するポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと複合体を形成し得る、ポリペプチド;
(v) 31〜35kDの分子量を有し、かつメチオニン残基およびシステイン残基の両方を有するリンパ球膜ポリペプチドであって、該ポリペプチドがリンホトキシンと結合し得、かつOKT−3に刺激された一次T細胞および抗原特異的IL−2依存性CTLクローンの表面上に位置づけ可能である、リンパ球膜ポリペプチド;または
(vi)OKT3に刺激された一次T細胞または抗原特異的IL−2依存性CTLクローンのようなT細胞の表面上にLT関連エピトープを発現し、免疫沈降法と組み合わせた表面ヨウ素化により該細胞の表面上に発現された31〜35kDのポリペプチドを単離することによって得られるリンパ球膜ポリペプチド;
(vii)(i)〜(vi)のいずれかに記載のポリペプチドをコードし発現させるDNA配列または該DNA配列を含む組換えDNA配列で本質的に構成されている、DNA分子でトランスフェクトされた、培養における単細胞宿主、または動物およびヒト細胞の群から選択される宿主を培養する工程、および該ポリペプチドを収集する工程を包含する、方法により生成されたポリペプチド;
(viii)(i)〜(vii)のいずれかに記載のリンパ球膜型ポリペプチド、およびリンホトキシンを含有する、ポリペプチド複合体;あるいは
(ix) (viii)の複合体であって、該リンホトキシンが、ヒトもしくは動物のネイティブリンホトキシン、組換えリンホトキシン、可溶性リンホトキシン、分泌されたリンホトキシン、または上記のいずれかのリンホトキシン活性フラグメントからなる群から選択される、複合体;
(x)上記(i)〜(ix)に対する抗体、
および薬学的に受容可能な担体を含む、患者の免疫応答を調整するための組成物。
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