JP2004002227A - 抗菌性組成物及びその製造方法 - Google Patents

抗菌性組成物及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004002227A
JP2004002227A JP2002159800A JP2002159800A JP2004002227A JP 2004002227 A JP2004002227 A JP 2004002227A JP 2002159800 A JP2002159800 A JP 2002159800A JP 2002159800 A JP2002159800 A JP 2002159800A JP 2004002227 A JP2004002227 A JP 2004002227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
solution
concentration
antibacterial composition
phytic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002159800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4303915B2 (ja
Inventor
Tadashi Tsuji
辻 正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002159800A priority Critical patent/JP4303915B2/ja
Publication of JP2004002227A publication Critical patent/JP2004002227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4303915B2 publication Critical patent/JP4303915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

【課題】銀濃度の高い製品を製造容易にし、かつ、製品の取り扱いが容易で、十分抗菌性を発揮させられる希釈溶液を大量に得られる抗菌性組成物を提供すること。
【解決手段】水系溶媒に少なくとも銀のカルボン酸塩及びフィチン酸を溶解させてある。
【選択図】    なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀イオンの抗菌、殺菌効果を利用した抗菌性組成物に関する。
このような抗菌性組成物は、
ハウス・露地栽培等における農作物の病害菌の殺菌除去による病害予防、
農作物の除菌による鮮度保持、
食品加工機器、食品調理室、調理具の除菌、殺菌による食品衛生維持、
浴室、浴場等の除菌、殺菌によるレジオネラ菌対策等の衛生維持、
貯水槽、クーリングタワー、高置水槽、プール、あるいは、ソーラーシステム等の熱交換機の水循環路内の殺菌による水質管理
等に利用され、農作物の収穫向上、衛生管理性の向上等の目的で利用されている。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の抗菌性組成物としては、フィチン酸、硝酸銀、ポリアクリル酸ナトリウムを含有してなるものが知られている(特公平6−43289号公報等参照)。
この抗菌性組成物によると、硝酸銀から生成する一価の銀イオンが、細菌類や藻類の細胞に直接作用し殺菌するとともに、前記フィチン酸が、その銀イオンに配位してキレートを形成するため、銀イオンの安定性が増し、殺菌性を向上させられるものである。また、前記フィチン酸は、食品の保存性を高める作用を有することが知られている。さらに、低分子量ポリアクリル酸ナトリウムは、すぐれた熱安定性、適度なキレート能と分散機能を備え、フィチン酸とともに銀イオンの安定性の向上に寄与するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の抗菌性組成物によれば、製品としての銀濃度を約1700ppm程度に調整しているものの、抗菌、殺菌性が発揮される銀濃度が0.05ppm以上とされている。つまり、このような抗菌性組成物は、高い銀濃度のものを希釈して使用可能とすることにより、その製品を搬送する輸送費、管理費、保管に要する人件費、貯蔵費等を軽減できるため、好ましいと考えられている。そこで、製品の使用者にとっては、銀濃度が十分高くて製品として取り扱えるものが望まれている。
【0004】
しかし、上述の従来の抗菌性組成物によって、銀濃度の高い製品を製造しようとする場合には、製造工程中に溶液が白濁し、連続的な製造に支障をきしたり、均一な溶液が得られにくい。そのため、製造に要する工程が増し、製造作業性が低下するという問題が生じることがあった。また、このようにして得られた銀濃度の高い溶液は、フィチン酸に由来して低pHであって、取り扱いに注意を要するものとなり、そのままでは製品として好ましくないと考えられる。さらに、白濁状態の製品を得たとしても、保管中に沈殿物が生じる等の問題を派生することが予想され、商品価値が乏しいものとなってしまうものと考えられる。
【0005】
従って、本発明の目的は、上記実情に鑑み、銀濃度の高い製品を製造容易にし、かつ、製品の取り扱いが容易で、十分抗菌性を発揮させられる希釈溶液を大量に得られる抗菌性組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、フィチン酸と硝酸銀との高濃度の混合溶液は、低pHでは溶液状態で安定に存在するものの、一般的な取り扱いに適したpH3、あるいはpH4以上に調整すると、白沈を生じやすくなる傾向にあることを見いだした。そこで、本発明者は、この現象を回避すべく鋭意研究の結果、フィチン酸と銀の弱酸塩との混合溶液は、比較的高pHであっても溶液状態で安定に存在し得ることを新たに見出し、本発明に想到した。
即ち、この目的を達成するための本発明の抗菌性組成物の特徴構成は、
水系溶媒に少なくとも銀のカルボン酸塩及びフィチン酸を溶解させてある点にある。
また、前記銀のカルボン酸塩が、酢酸銀、クエン酸銀、乳酸銀から選ばれる少なくとも一種のものであることが好ましく、
ポリアクリル酸ナトリウムを含有することが好ましい。
また、本発明の抗菌性組成物の製造方法の特徴手段は、
フィチン酸水溶液に、弱酸の銀塩を溶解させ、次に重炭酸ナトリウムを添加してpH3以上好ましくは4以上に調整した均一な溶液を得た後、ポリアクリル酸ナトリウムを添加する点にある。
【0007】
〔作用効果〕
つまり、水系溶媒に銀のカルボン酸塩及びフィチン酸を溶解させてあることにより、カルボン酸銀から生成する一価の銀イオンは、細菌類や藻類の細胞に直接作用し殺菌する。また、この作用はフィチン酸のキレート作用により、さらに高められるとともに安定化させられる。ここで、この銀のカルボン酸塩及びフィチン酸の混合溶液は、上述の新知見にしたがって、高濃度でも均一な溶液を作りやすく、後述の実施の形態から、たとえば銀のカルボン酸塩として酢酸銀を用いた場合には、銀濃度が38800ppmと、極めて高濃度の溶液を製品として得ることができる。
【0008】
これは、硝酸銀が強酸の塩であるのに対して、酢酸銀が弱酸の塩であるから、加水分解により酢酸として遊離させられて存在する酢酸イオンが緩衝液として働くことによると考えられる。そのため、上述の混合溶液を中和させる場合には、混合溶液に塩基を加えたとしても、急激なpHの変化が起きにくくなっており、フィチン酸が銀に配位して安定した状態が維持されやすくなっていると考えられる。銀の弱酸塩を用いれば、同様の作用により銀の安定化が図れ、高濃度で比較的pHの高い銀溶液を調製しやすくなるものと考えられる。
尚、ここで用いられる弱酸の塩としては、反応性の面や、人体への影響の面等からカルボン酸塩が好適に用いられる。
【0009】
また、前記カルボン酸塩としては、入手容易な汎用性の高い銀塩として、酢酸銀、クエン酸銀、乳酸銀から選ばれるものが、生体への安全性の面からも特に好適に用いられ、特に酢酸銀が、溶解度が高くかつ安価であるので好適である。
【0010】
さらに、前記フィチン酸と銀のカルボン酸塩との混合溶液に対して、ポリアクリル酸ナトリウムを含有させてあれば、さらに前記混合溶液中における銀イオンの安定性を向上させることができるので好適である。
【0011】
このような抗菌性組成物を製造するには、フィチン酸、弱酸の銀塩を所定の濃度に混合した混合溶液を調整し、その混合溶液をpH調整すればよく、上述の知見から、ポリアクリル酸ナトリウムを添加する場合には、pH調整された混合溶液にポリアクリル酸ナトリウムを添加すればよい。
ここで、pH調整には、銀が酸化されて沈殿するような副反応の生成を抑制する意味から、重炭酸ナトリウムのような弱塩基を徐々に添加して溶液のpHが急激に変化しないように行うことが好ましい。
【0012】
そこで、フィチン酸水溶液に、銀塩を溶解させ、次に重炭酸ナトリウムを添加してpHを調整する。このとき、前記銀塩はpH3以上、さらには、pH4以上になっても均一な溶液を形成可能なものを用いていると、銀濃度の高い抗菌性組成物を製造したとしても、pHが中性に近い製品を容易に得ることができる。このようにして得た溶液にポリアクリル酸ナトリウムを添加すると、製品自体の安定性をさらに向上させた製品を得ることができる。
また、前記ポリアクリル酸ナトリウムが高粘度であるのに対し、ポリアクリル酸ナトリウムを添加する工程以外における溶液の粘度を必要以上に大きくすることなく溶液の混合操作等を行えることとなるため、pHの調整前に加えておくのに較べ、pH調整中における白濁、沈殿の析出、変質等が起こりにくいために予めpHを高く調整してあることが好ましい。また、製品の製造作業性を高くする上でも有効である。
【0013】
従って、銀濃度の高い抗菌性組成物を得ることができたので、その抗菌性組成物を用いた製品は、少量でも十分抗菌性を発揮させられる希釈溶液を大量に得られるために、保存容器にかかるコストや、輸送、保管管理にかかるコストを大幅に低減させることができるようになった。
尚、本発明で水系溶媒と称する場合、単に水のみを溶媒にしたものを指すわけではなく、水とアルコールとの混合溶媒等の水溶性有機溶媒を含んだ溶液を含めるものとする。
【0014】
尚、フィチン酸に対して銀のカルボン酸塩を10〜50%含有すれば、フィチン酸と銀とのキレートが生成しやすいので殺菌性が向上するために好ましく、
さらに、フィチン酸濃度が10〜30%であれば、殺菌・抗菌性が高くかつ溶液の粘性が低いために好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の抗菌性組成物は、
(1)フィチン酸水溶液に、酢酸銀等のカルボン酸の銀塩を溶解した混合溶液を調製する。
(2)前記混合溶液を重炭酸ナトリウムによりpH調整し、pH4.0〜4.5の均一な溶液とする。
(3)この溶液にポリアクリル酸ナトリウムを添加するとともに、水を加え溶液の粘性等を整える。
の三工程から製造される。
【0016】
また、上述の工程は、いずれも常温で行うことができ、このような製造方法によると、下記性状の抗菌性組成物が得られる。
【0017】
フィチン酸濃度;10%〜30%
銀濃度    ;12000ppm〜60000ppm
ポリアクリル酸ナトリウム濃度;5%〜15%
pH     ;4.0〜6.0
色      ;薄いセピア色透明
【0018】
この抗菌性組成物は、たとえば、水耕栽培における病害菌の殺菌剤等として利用される。
【0019】
【実施例】
以下に本発明の実施例を説明する。
(製造例) フィチン酸の25%水溶液80gに酢酸銀6gを溶解し、混合溶液を得た。得られた混合溶液はpH1以下であり、pH調整のために重炭酸ナトリウム粉末を徐々に添加した。ここで、重炭酸ナトリウム粉末を、17.6g添加して得られた溶液は、沈殿物もなくpH4.3の薄いセピア色透明の均一な溶液であった。この溶液にポリアクリル酸ナトリウム10gを加えさらに、水を加えて調製し、100mlの抗菌性組成物を得ることができた。
得られた抗菌性組成物は、
Figure 2004002227
であった。この抗菌性組成物は、先述の従来の技術のもの(1700ppm)に較べて極めて高い銀濃度であることがわかり、従来の製品の液量に比して22倍に希釈したとしても殺菌、抗菌性を発揮するものとなるため、製品としての殺菌剤の原液等として好適であることがわかる。
【0020】
この抗菌性組成物を、9.5倍に希釈して銀濃度4000ppm(実測値対応濃度)の試験液を得た。
【0021】
(比較例) フィチン酸の25%水溶液80gに硝酸銀6gを溶解し、混合溶液を得た。得られた混合溶液に重炭酸ナトリウム粉末を徐々に添加した。ここで、重炭酸ナトリウム粉末を12.0g添加すると、溶液のpHは、まだ3.0であるにもかかわらず、前記混合溶液は白濁し始め、均一に溶解させるのに長時間を要するようになり、作業効率が急激に低下し、容易に均一な溶液が得られず、均一な溶液を生成したとしても白濁した商品価値の低い溶液となってしまった。得られた混合溶液にポリアクリル酸ナトリウム10gを加えさらに、水を加えて調製し、100mlの抗菌性組成物を得た。
得られた抗菌性組成物は、
フィチン酸濃度       ;20%
銀濃度           ;38100ppm
ポリアクリル酸ナトリウム濃度;10%
pH            ;3.4
色・性状          ;白濁、薄いセピア色、沈殿あり
であった。この抗菌性組成物は、硝酸銀を用いていることから、銀濃度の高い液を調製しようとすると、白濁、沈殿を生じ、また、製造作業効率の低いものであったため、製品化が困難であることがわかった。
【0022】
製造例、及び比較例より、銀の弱酸塩を用いた場合、銀の強酸塩を用いた場合に較べ、商品価値の高い製品を製造できるようになったことがわかる。
【0023】
以下前記試験液を用いた殺菌試験例を記述する。
【0024】
(1) 高濃度細菌廃液に対する殺菌試験
浄化槽において殺菌される前の処理水を採取し、均質化して細菌数3〜4万個/mlの試料液を得た。前記試料液9mlに、それぞれ濃度の異なる前記試験液の希釈液を1ml加えて最終の前記銀濃度が0.02〜0.4ppmとなるように調製した複数の検体溶液を用意した。(対照(0ppm)は、試験液の希釈液に代えて水1mlを加えた)
この検体溶液を20℃で保存し、経日的に細菌数の変化を観測したところ、表1のようになった。
【0025】
【表1】
Figure 2004002227
【0026】
表1より、検体に含有される銀濃度が0.1ppm以上である場合には、極めて高濃度(3〜4万個/ml)の菌体を含む処理液を、十分に殺菌できていることが読みとれる。
【0027】
(2)種々の菌種に対する殺菌効果
種々の細菌の菌液に対して前記試験液の希釈液を加えて、殺菌性を調べたところ、表2のようになった。菌液に対する最終試験液濃度は50ppm(銀濃度0.2ppm)、対照は0ppmとし、20℃にて保存した。表2より、何れの菌体に対しても30分以内の短い時間で高い殺菌性を示していることがわかる。
【0028】
【表2】
Figure 2004002227
【0029】
(3)レジオネラ菌に対する殺菌性
先の(1)と同様にレジオネラ菌を4.5×10個/ml含む溶液9mlに、それぞれ濃度の異なる前記試験液の希釈液を1ml加えて最終試験液濃度が10〜100ppmとなるように調製した複数の検体溶液を用意した。(対照(0ppm)は、試験液の希釈液に代えて水1mlとした)
この検体溶液を30℃で保存し、経時的に細菌数の変化を観測したところ、表3のようになった。表3より、本発明の抗菌性組成物を用いた殺菌剤は、レジオネラ菌に対しても高い殺菌性を示すことが読みとれる。
【0030】
【表3】
Figure 2004002227
【0031】
(4)野菜の除菌
前記試験液を希釈して、最終試験液濃度2ppm(銀濃度0.01ppm)の除菌液を調製した。この除菌液1Lに、キュウリを浸漬して、経時的にそのキュウリに含まれる細菌数の変化を調べた。
細菌数の測定は、ホモジナイザーを用いて、前記除菌液に浸漬されたキュウリを、所定時間ごとに100gずつ前記除菌液から取り出し、水滴を除去して、破砕抽出して破砕物1gあたりの細菌数を求めて行った。
その結果、表4のようになり、極めて低銀濃度(0.01ppm)の除菌液であっても20分間作用させると極めて高い除菌効果を奏することがわかる。
【0032】
【表4】
Figure 2004002227
【0033】
(5)野菜の病害防除
ハウス栽培で灰カビ病の発生しているトマトに、250ppmに希釈した前記試験液を3〜7日間隔で散布したところ、灰カビ病の発生を完全に抑制した。従来、トマトの収穫の20〜30%が灰カビ病の被害にあい、収穫量の低下につながっていたのに対して、より確実な収穫が可能になった。
【0034】
(6)調理器具の抗菌加工
前記試験液を希釈して、最終銀濃度40ppmの抗菌加工剤を調製した。木材真空加圧含浸装置により、木製まな板に前記抗菌加工液を加圧含浸させ、抗菌加工まな板を得た。
このまな板に、種々の菌をそれぞれ接種し、ポリエチレン製フィルムで密着・密封し、30℃相対湿度90%の環境下で24時間保存した。
24時間経過後に、フィルムを400cm切り取り、フィルムに付着する菌数を調べたところ、表5のようになった。対照として抗菌加工液を含浸させていない木製まな板に同様に菌を滴下して菌数を調べてある。
【0035】
【表5】
Figure 2004002227
【0036】
表5より、本発明の抗菌性組成物からなる抗菌加工液は、調理器具の抗菌加工に有用であることが読みとれる。

Claims (5)

  1. 水系溶媒に少なくとも銀のカルボン酸塩及びフィチン酸を溶解させてある抗菌性組成物。
  2. 前記銀のカルボン酸塩が、酢酸銀、クエン酸銀、乳酸銀から選ばれる少なくとも一種のものである請求項1に記載の抗菌性組成物。
  3. ポリアクリル酸ナトリウムを含有する請求項1〜2のいずれか一項に記載の抗菌性組成物。
  4. フィチン酸水溶液に、弱酸の銀塩を溶解させ、次に重炭酸ナトリウムを添加してpH3以上に調整した均一な溶液を得た後、ポリアクリル酸ナトリウムを添加する抗菌性組成物の製造方法。
  5. フィチン酸に対して銀のカルボン酸塩を10〜50%含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の抗菌性組成物。
JP2002159800A 2002-05-31 2002-05-31 抗菌性組成物及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4303915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002159800A JP4303915B2 (ja) 2002-05-31 2002-05-31 抗菌性組成物及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002159800A JP4303915B2 (ja) 2002-05-31 2002-05-31 抗菌性組成物及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004002227A true JP2004002227A (ja) 2004-01-08
JP4303915B2 JP4303915B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=30429435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002159800A Expired - Fee Related JP4303915B2 (ja) 2002-05-31 2002-05-31 抗菌性組成物及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4303915B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1658776A1 (en) * 2004-11-23 2006-05-24 Inve Technologies N.V. Method for producing live food water organisms in the presence of an antibacterial
JP2008050276A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Nippon Chem Ind Co Ltd 抗菌剤
FR2905596A1 (fr) * 2006-09-11 2008-03-14 Innoderm Sarl Association de chelatants naturels comme composition et procede de conservation utilises pour la protection de preparations cosmetiques, pharmaceutiques ou dermatologiques a usage topique.
JP2010202561A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Antimicrobial Technology Co Ltd 抗菌剤
JP2010268917A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Meiji Univ 抗菌性医療機器とその製造方法
JP2011167218A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Beru:Kk 複合型殺菌消臭剤組成物
WO2014185551A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 株式会社愛歯 マイクロ波照射によりナノ銀粒子を担持させるナノ銀担持方法、及びその義歯
CN106211756A (zh) * 2014-01-27 2016-12-07 帮助护肤及局部解决方案公司 局部用抗生素制剂

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1658776A1 (en) * 2004-11-23 2006-05-24 Inve Technologies N.V. Method for producing live food water organisms in the presence of an antibacterial
WO2006056570A1 (en) * 2004-11-23 2006-06-01 Inve Technologies Nv Method for producing live food water organisms in the presence of an antibacterial
JP2008050276A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Nippon Chem Ind Co Ltd 抗菌剤
FR2905596A1 (fr) * 2006-09-11 2008-03-14 Innoderm Sarl Association de chelatants naturels comme composition et procede de conservation utilises pour la protection de preparations cosmetiques, pharmaceutiques ou dermatologiques a usage topique.
JP2010202561A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Antimicrobial Technology Co Ltd 抗菌剤
JP2010268917A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Meiji Univ 抗菌性医療機器とその製造方法
US20120064132A1 (en) * 2009-05-20 2012-03-15 Keio University Antibacterial medical equipment and method for producing the same
US8877222B2 (en) 2009-05-20 2014-11-04 Meiji University Antibacterial medical equipment and method for producing the same
JP2011167218A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Beru:Kk 複合型殺菌消臭剤組成物
WO2014185551A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 株式会社愛歯 マイクロ波照射によりナノ銀粒子を担持させるナノ銀担持方法、及びその義歯
JP2014227345A (ja) * 2013-05-17 2014-12-08 株式会社愛歯 マイクロ波照射によりナノ銀粒子を担持させるナノ銀担持方法、及びその義歯
CN106211756A (zh) * 2014-01-27 2016-12-07 帮助护肤及局部解决方案公司 局部用抗生素制剂

Also Published As

Publication number Publication date
JP4303915B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7087190B2 (en) Composition for the production of chlorine dioxide using non-iodo interhalides or polyhalides and methods of making and using the same
US20030235623A1 (en) Aqueous disinfecting compositions with rapid bactericidal effect
JP4681693B2 (ja) 食品用殺菌剤
JP2004502437A (ja) 食物の輸送及び加工用水流中の微生物増殖の抑制方法及び組成物
AU2011254206B2 (en) Rheology modified low foaming liquid antimicrobial compositions and methods of use thereof
AU771148B2 (en) Adduct having an acidic solution of sparingly-soluble group IIA complexes
TW200835450A (en) An improved peracetic acid composition
JP2018506417A (ja) 電解水組成物
US20060075922A1 (en) Controlled-acidity composition
NO743309L (ja)
JP2017522378A (ja) 銀イオンと四級塩とを含む殺菌組成物
JP4303915B2 (ja) 抗菌性組成物及びその製造方法
JP6684567B2 (ja) 殺菌された緑色野菜の製造方法
CA2327738A1 (en) Lemon extract and treatment methods
KR101490291B1 (ko) 살균소독 기능을 갖는 얼음 및 그의 제조방법
JP2011074047A (ja) 腐植抽出液の製造方法
EP1375634A1 (en) Aqueous disinfecting compositions with rapid bactericidal effect
JP2010193877A (ja) 人工栽培された観賞用植物の洗浄方法
JP6603928B1 (ja) 除菌処理後に加熱処理を施すことにより可食および/または可飲性として用いる除菌剤
EP0966195B1 (en) Use of a desinfectant for living fish
JP2009019011A (ja) うどんこ病防除剤及び防除方法
JPH1179924A (ja) 植物用の殺菌処理剤及びその製造方法
JP2006304712A (ja) 可食性除菌剤及び可食性除菌剤の製造方法
CN104094935A (zh) 一种餐馆食具消毒剂的配制方法
JP2005008550A (ja) 農業用液状ポリフェノール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090402

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4303915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140501

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees