JP2004001722A - コンバーチブルトップを有する自動車、特に乗用車 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンバーチブルトップの閉鎖位置にあって、テンションブラケットを問題なく組立て位置へと移行させることができる自動車を提供する。
【解決手段】コンバーチブルトップ2を有する自動車、特に乗用車であって、コンバーチブルトップリンケージ18が、少なくとも1つのリヤ側のU字形のテンションブラケット21を有し、このテンションブラケット21が、コンバーチブルトップ2の閉鎖位置にあって、ほぼ水平な緊張位置及び上に向かってフラップさせられた例えば直立した組立て位置へと運動可能であり、またこのテンションブラケット21が、その自由な端部において、車両横断軸に対してほぼ平行に延在する旋回軸22に支承されている自動車において、テンションブラケット21のそれぞれの脚部24が、解放可能な接続装置28を介して旋回軸22と接続されていることによる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の上位概念によるコンバーチブルトップを有する自動車、特に乗用車に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種を構成する自動車は、独国特許第44 41 666号明細書から公知である。この自動車は、自動車の車室の上に張り渡された閉鎖位置からリヤ側の保管位置へと移行可能であるコンバーチブルトップを有する。コンバーチブルトップはコンバーチブルトップリンケージを備えており、このコンバーチブルトップリンケージは、他のリンケージ部分以外にU字形のテンションブラケットを備え、このテンションブラケットは、コンバーチブルトップの閉鎖位置にあって、ほぼ水平の緊張位置又は上に向かってフラップさせられた例えば直立した組立て位置へと運動可能である。更に、コンバーチブルトップには、コンバーチブルトップカバーが付設されており、このコンバーチブルトップカバーは、コンバーチブルトップリンケージに位置を保持されており、形状剛性の高いリヤウインドを備える。組立て位置は、サービス位置と呼ぶこともでき、特に、テンションブラケットの下に位置する収容空間へのアプローチ性のために、又は、コンバーチブルトップの整備作業及び/又は修理作業のために役立つ。特にミッドシップエンジン配設の自動車のためには、組立て位置へともたらすことのできるテンションブラケットが、残りのコンバーチブルトップ部分が閉鎖位置を占める場合でも、駆動エンジンへのアプローチ性を得るために有効であることが実証されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、コンバーチブルトップの閉鎖位置にあって、テンションブラケットを、問題なく組立て位置へと移行させることができ、その際、形状剛性の高いリヤウインドが組立て位置を遮ることがない冒頭で述べた様式の自動車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1で言及した特徴を有する自動車によって解決される。本発明を形成する更なる特徴は、従属請求項に記載されている。
【0005】
本発明によって主として得られる利点は、解放可能な接続装置によって、テンションブラケットを旋回軸から連結解除することができ、従って、テンションブラケットが所望の組立て位置へと上に向かって、即ち、その水平な緊張位置から走行方向とは反対に旋回することができ、リヤウインドが旋回経路を妨げることがない点に見ることができる。従って、テンションブラケットが組立て位置へと移行させられている場合でも、簡単な方法でリヤ側の収容空間へのアプローチ性を提供することができる。しかしながら、テンションブラケットの組立て位置では、内側に位置するコンバーチブルトップ部分も、例えば調節作業のためにアプローチ可能であり、従って、本発明によるテンションブラケットは、ミッドシップエンジン配設の自動車に限らず使用することができる。
【0006】
請求項2による実施例によれば、U字形のテンションブラケットのそれぞれの脚部は2つの部分から構成されている。従って、それぞれの脚部の両方の脚部分は、接続装置を介して相並んで固定されており、接続装置を介して互いに解放することもでき、これにより、テンションブラケットは、組立て位置へと移行可能である。
【0007】
特に、接続装置は、但しこの装置では脚部の両方の部分が完全には互いに解放されないが、この両方の脚部分の互いの相対運動を与えられている。請求項3によれば、これは、簡単かつ有効な方法で、旋回軸に加えて設けられた旋回軸に対して間隔を置いてほぼ平行に延在するフラップ軸によって得ることができる。このフラップ軸を中心として、テンションブラケットは組立て位置へともたらされる。請求項8に記載されているように、フラップ軸は、特に旋回軸の上に配設される。
【0008】
しかしながら他の実施例によれば、接続装置は、分離可能又は引抜き可能な差込み連結装置として形成することができ、この差込み連結装置は、脚部の脚部分の一方に差込み要素収容部を、また同じ脚部の他方の脚部分に差込み要素を備え、この差込み要素は、接続装置が閉鎖された場合に、差込み要素収容部内に存在する。差込み連結装置が分離された場合は、テンションブラケットが移動させられ、従って、テンションブラケットは、形状剛性の高いリヤウインドを越えて旋回軸を中心として組立て位置へと運動可能である。
【0009】
請求項5に収容された他の実施変形例では、それぞれの脚端部が、脚部の中心長手方向軸の方向に整向された長孔を備え、この長孔内へと、旋回軸が係合するように構成されていることによって、組立て位置にあるテンションブラケットは移動させることができる。従って、この実施変形例でも、脚部の延長が得られる。更に、コンバーチブルトップの確実な機能を保証するため、請求項15によれば、テンションブラケットを、接続装置でもって旋回軸に対して予め与えられた第1のスライドポジションに固定もしくはロックするように構成されており、その際、この第1のスライドポジションは、テンションブラケットの緊張位置に対応させられている。接続装置が解放された場合、テンションブラケットは、長孔に沿って、テンションブラケットの組立て位置に対応させられている第2のスライドポジションへと移動させられる。第2のスライドポジションには、U字形のテンションブラケットのベースが、旋回軸に対して大きな間隔を置いて位置し、従って、組立て位置へとテンションブラケットを移行させる際に、形状剛性の高いリヤウインドは、テンションブラケットの旋回経路内には位置しない。
【0010】
更なる形態は、残りの従属請求項から得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明を、以下で、図面に関連した実施例を基にして詳細に説明する。
【0012】
図1は、部分的に車両ボディのベルトライン1の上に、その中心長手方向平面に対して対称である自動車3、特に乗用車のコンバーチブルトップ2を示す。自動車3は、特に、コンバーチブルトップ2を有するカブリオレとして構成されている。更に、車両ボディは、ベルトライン1の下に車両サイド毎にサイドウインド4bを有するサイドドア4aを、またここでは図示されてないフロント領域に加えてリヤ領域5を備えている。加えて、このボディには、フロントウインドフレーム6内に配設されたフロントウインド7が付設されている。コンバーチブルトップ2は、図1に示された閉鎖位置Stにあっては自動車3の車室8の上に張り渡されている。更に、コンバーチブルトップ2は、ここでは図示されてない保管位置へと移行させることができ、この保管位置では、コンバーチブルトップは、リヤ領域5内で、リヤ側のコンバーチブルトップボックスカバー9の下に位置するコンバーチブルトップボックス内に積み込まれる。自動車3は、優れた実施形にあってはツーシータのスポーツカーであり、このスポーツカーでは、ミッドシップエンジン配設で駆動機械を収容空間10に配設することができ、この収容空間は、特に、コンバーチブルトップ保管ボックスの下で車室8の後に配設されている。
【0013】
コンバーチブルトップ2は、車両ボディに枢着されたコンバーチブルトップリンケージ18を有し(図2)、このコンバーチブルトップリンケージの内、図1では、側方のルーフフレーム11を見ることができる。更に、コンバーチブルトップリンケージ18は、ここでは破線で図示された横断方向に延在する少なくとも1つのコンバーチブルトップボー12及び/又は13を備えており、その際、前方のコンバーチブルトップボー12は特に主コンバーチブルトップボーを、また後方のコンバーチブルトップボー13は、角部のコンバーチブルトップボーを構成することができる。その上、コンバーチブルトップリンケージ18には、コンバーチブルトップカバー14が位置を保持されており、このコンバーチブルトップカバーには、形状剛性の高いリヤウインド15が組み込まれており、特に、もっぱらコンバーチブルトップカバー14と接続されている。コンバーチブルトップ2は、閉鎖位置Stにあってはリヤ領域5からフロントウインドフレーム6のフレーム横断部分16に至るまで延在する。特にフレーム横断部分16に対して隣接して位置する前方のコンバーチブルトップ部分17は、コンバーチブルトップカバー14によって覆われる形状剛性の高い外殻として形成されている。
【0014】
図2には、コンバーチブルトップ2が、そのコンバーチブルトップリンケージ18と共に詳細に再現されている。図1と同じ部分は同じ符号を備えている。コンバーチブルトップリンケージ18は、閉鎖位置Stからリヤ側の保管位置へと移動できるようにするために、車両ボディと接続されたコンバーチブルトップマウント19に運動可能に枢着されている。コンバーチブルトップリンケージ18は、ここでは側方のルーフレール11以外に、更に側方のコントロールアーム対20a,20bを備え、このコントロールアーム対は4点リンクを構成することができる。両方のコントロールアーム20a,20bは、その一方の端部でもってルーフフレーム11に、特に部分17の領域内に、また、その他方の端部でもってコンバーチブルトップマウント19又はコンバーチブルトップリンケージ18の他の部分に旋回可能に枢着されている。主コンバーチブルトップボー12は、旋回可能にコンバーチブルトップマウント19に固定されている。図2には示されてない角部のコンバーチブルトップボー13は、同様に旋回可能に支承することができる。更に、コンバーチブルトップリンケージ18には、リヤ側のテンションブラケット21が付設されており、このテンションブラケットは、コンバーチブルトップリンケージ18又はコンバーチブルトップマウント19に、旋回軸22を中心として旋回可能に支承されており、従って、テンションブラケットは、図2に図示されたほぼ水平な緊張位置Spを占めることができ、この緊張位置では、テンションブラケットは、コンバーチブルトップカバー14をコンバーチブルトップリンケージ18に緊張されるように保持する。その旋回軸22は、特に、主コンバーチブルトップボー12においてはその下の領域内に、例えばコンバーチブルトップマウント19におけるその枢軸23に対して隣接するように設けられている。テンションブラケット21は、−特に図1に図示されているように−U字形に曲げられて構成されており、車両中心長手方向平面に対して対称に形成されている。従って、テンションブラケット21は、その内の1つの脚部24だけを見ることができる2つのテンションブラケット脚部を備え、またテンションブラケットは、脚部24を接続するテンションブラケットベース25を備えている。それぞれの自由な脚端部26において、テンションブラケット21は旋回軸22を中心として旋回可能に保持されており、従って、テンションブラケットは、緊張位置Spから矢印方向27に従ってサービス位置もしくは組立て位置へと上に向かって、即ち走行方向Frとは反対にフラップ可能である。組立て位置へと緊張位置Spからテンションブラケット21を移行させる際にリヤウインド15を妨げないようにするため、テンションブラケット21をその固定の旋回軸22に対する位置割当部から連結を解除する接続装置28が設けられており、従って、この接続装置でもって、U字形のテンションブラケット21のそれぞれの脚部24は、解放可能であり、かつ再接続可能に旋回軸22と接続されている。接続装置28については、種々の実施例を図3〜6を基にして以下で詳細に説明する。
【0015】
図3,4及び5からは、U字形のテンションブラケット21の脚部24が、2つの部分から製造されており、従って2つの脚部分29及び30を有し、これらの脚部分が、接続装置28を介して互いに接続されていることが分かる。接続装置28は、旋回軸22の近傍に設けられており、従って、旋回軸22と接続された脚部分29は、本質的に他方の脚部分30よりも短く構成されている。
【0016】
第1の実施例による接続装置28は、図3によれば、フラップ軸31を装備されており、このフラップ軸は、旋回軸22に対して平行に、しかしながらこの旋回軸に対して間隔Ah及び/又はAlを置いて延在し、この間隔は、車両長手方向軸Flの方向(間隔Al)及び/又は車両高さ方向軸Fhの方向(間隔Ah)に寸法設定されている。特に、フラップ軸31は、旋回軸22の上で、特に脚部24の中心長手方向軸32の上に配設されているが、一方、旋回軸22は、この中心長手方向軸32の下に位置することができる。フラップ軸31の下で、それぞれの脚部分29もしくは30は、ブロックストッパ33もしくは34を備え、これらのブロックストッパは、互いに面するように位置し、従って、矢印方向27の1つのフラップ方向しか許されず、テンションブラケット21が緊張位置Spに位置する場合には、矢印27とは反対の他のフラップ方向をブロックする。テンションブラケット21が望ましくない組立て位置へと移動させられないようにするため、接続装置には、取外し可能なインタロック要素35が付設されており、このインタロック要素は、テンションロープSnを有する引留手段Amとして実現されており、テンションブラケット21を下に向かって、即ち矢印方向27とは反対に、作用を受けている。テンションロープSnは、テンションブラケット21と例えば自動車のボディとの間に解放可能に緊張されており、両方のブロックストッパ33及び34を向かい合うように引張る。
【0017】
図4に図示された第2の実施例による接続装置28では、取外し可能なインタロック要素35が、接続装置28が閉鎖されている場合に、両方の脚部分29及び30内へと係合する運動可能なロックバー36によって構成される。ロックバー36は、例えば中心長手方向軸32に対して平行にバネ37の力に抗して移動可能であり、従って、両方の脚部分29及び30の一方から引き抜かれ、従って、フラップ軸31をフラップ方向27にだけ解放する。ブロックストッパ33及び34は、第1の実施例におけるように設けることができる。端部26は、L字形の突起Lfとして実現されている。
【0018】
図5に示された接続装置28の第3の実施例では、フラップ軸の代わりに脚部24の延長が可能である。接続装置28は、ここでは脚部24を延長する、又は脚部分29及び30を分離する差込み接続装置38として構成されており、この差込み接続装置は、一方の脚部分29には差込み要素収容部39を、また他方の脚部分30には差込み要素40を備える。差込み要素収容部39及び差込み要素40は、本質的に脚部24の中心長手方向軸32に対して平行に整向されている。差込み連結装置38が閉鎖された場合、差込み要素収容部39も、また差込み要素40も、取外し可能なインタロック要素35によって貫通されて係合されており、このインタロック要素は、ここではロックバー36としてネジ又は差込みボルト41を備え、その差込み方向は、主として中心長手方向軸32に対して横断するように延在する。ストッパAsを備える差込みボルト41は、その他方の端部に外ネジを備え、この外ネジに、安全要素42がネジ留め可能であり、従って、差込みボルト41は、脱落に対して保証することができる。両方の脚部分29及び30が延長される場合は、テンションブラケット21を、旋回軸22を中心として組立て位置へともたらすことができるが、しかしながら両方の脚部分29及び30は、完全に互いに分離されており、旋回軸22は、組立て位置を占める場合に機能しない。
【0019】
図6では最後に、接続装置28の第4の実施例が示されている。U字形のテンションブラケット21の脚部24は、1つの部分から構成することができ、この脚部は、自由な端部26に長孔43を備え、この長孔を経て、旋回軸22が貫通して係合する。ステップ部Sfを備える端部26には、インタロック要素35がステップ部Sf上に差し込まれており、このインタロック要素は、ここでは取外し可能なクランプ44として実現されており、このクランプは、脚部24を両側で、また場合によっては主コンバーチブルトップボー12を取り囲む。クランプ44は、脚端部26のステップ部Sfにも、また旋回軸22にも作用し、係止切欠き部45を備えており、これにより、クランプは、係止するように、例えばボルトによって構成される旋回軸22上で保持されている。旋回軸22の側方への脱落を回避するために、リング状の安全要素46は旋回軸上に差し込むことができる。安全要素46と、クランプ44の両方のクランプブラケットKbの一方との間には、付加的にワッシャ47を配設することができる。テンションブラケット21が、その図6に図示された緊張位置Spから組立て位置27へと旋回されるべきであれば、クランプ44が旋回軸22から取り出されるか、又はテンションブラケット21が後(矢印50)に向かって引き抜かれ、これにより、係止切欠き部45の係止が克服される。従って、テンションブラケット21は、その図6に図示された緊張位置Spにある長孔43の第1の端部48における第1のスライドポジションSc1から、長孔43内の車両リヤ領域5の方向に第2のスライドポジションSc2に至るまで移動させることができ、その際、この第2のスライドポジションSc2は、組立て位置に対応させられており、中心長手方向軸32に対して平行に整向することができる長孔43の第2の端部49に位置する。第2のスライドポジションSc2へと第1のスライドポジションSc1からスライドさせることによって、テンションブラケットベース25は、旋回軸22に対して大きな間隔を置いた所にもたらされるか、もしくは脚部24の有効な長さに延長され、これにより、テンションブラケット21は、リヤウインド15によって妨げられることなく、組立て位置へと移動させることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明により、コンバーチブルトップの閉鎖位置にあって、テンションブラケットを、問題なく組立て位置へと移行させることができ、その際、形状剛性の高いリヤウインドが組立て位置を遮ることがない自動車が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分的にコンバーチブルトップを有する自動車を示す。
【図2】コンバーチブルトップを詳細図に示す。
【図3】テンションブラケットの実施例を示す。
【図4】テンションブラケットの実施例を示す。
【図5】テンションブラケットの実施例を示す。
【図6】テンションブラケットの実施例を示す。
【符号の説明】
1  ベルトライン
2  コンバーチブルトップ
3  自動車
4a  サイドドア
4b  サイドウインド
5  リヤ領域
6  フロントウインドフレーム
7  フロントウインド
8  車室
9  コンバーチブルトップボックスカバー
10  収容空間
11  ルーフフレーム
12,13  コンバーチブルトップボー
14     コンバーチブルトップカバー
15     リヤウインド
16     フレーム横断部分
17     コンバーチブルトップ部分
18     コンバーチブルトップリンケージ
19     コンバーチブルトップマウント
20a,20b  コントロールアーム
21  テンションブラケット
22  旋回軸
23  枢軸
24  脚部
25  テンションブラケットベース
26  脚端部
27  矢印方向
28  接続装置
29,30  脚部分
31  フラップ軸
32  中心長手方向軸
33,34  ブロックストッパ
35  インタロック要素
36  ロックバー
37  バネ
38  差込み接続装置
39  差込み要素収容部
40  差込み要素
41  差込みボルト
42  安全要素
43  長孔
44  クランプ
45  係止切欠き部
46  安全要素
47  ワッシャ
48  長孔の第1の端部
49  長孔の第2の端部
50  矢印
Ah  間隔
Al  間隔
Am  引留手段
As  ストッパ
Fh  車両長手方向軸
Fl  車両高さ方向軸
Fr  走行方向
Kb  クランプブラケット
Lf  突起
Sc1  第1のスライドポジション
Sc2  第2のスライドポジション
Sf  ステップ部
Sn  テンションロープ
Sp  緊張位置
St  閉鎖位置

Claims (14)

  1. コンバーチブルトップを有する自動車、特に乗用車であって、このコンバーチブルトップが、自動車の車室の上に張り渡された閉鎖位置から保管位置へと移行可能であり、またこのコンバーチブルトップが、コンバーチブルトップリンケージ、並びにこのコンバーチブルトップリンケージに位置を保持された形状剛性の高いリヤウインドを有するコンバーチブルトップカバーを備え、このコンバーチブルトップリンケージが、少なくとも1つのリヤ側のU字形のテンションブラケットを有し、このテンションブラケットが、コンバーチブルトップの閉鎖位置にあって、ほぼ水平な緊張位置及び上に向かってフラップさせられた例えば直立した組立て位置へと運動可能であり、またこのテンションブラケットが、その自由なブラケットの端部において、車両横断軸に対してほぼ平行に延在する旋回軸に支承されている自動車において、
    U字形のテンションブラケット(21)のそれぞれの脚部(24)が、解放可能な接続装置(28)を介して旋回軸(22)と接続されていることを特徴とする自動車。
  2. テンションブラケット(21)のそれぞれの脚部(24)が2つの部分から構成されており、両方の脚部分(29,30)が、接続装置(28)でもって解放可能に相並んで固定されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車。
  3. 接続装置(28)が、旋回軸(22)に対して間隔(Ah,Al)を置いてほぼ平行に延在するフラップ軸(31)を備えること、そして、テンションブラケット(21)が、フラップ軸(31)を中心として組立て位置へと運動可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車。
  4. 接続装置(28)が、差込み連結装置(38)として形成されており、この差込み連結装置が、脚部(24)の一方の脚部分(29,30)には差込み要素収容部(39)を、また同じ脚部(24)の他方の脚部分(30,29)には差込み要素(40)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車。
  5. それぞれの脚端部(26)が、脚部(24)の中心長手方向軸(32)の方向に整向された長孔(43)を備え、この長孔内へと、旋回軸(22)が係合するように構成されていること、テンションブラケット(21)が、接続装置(28)を介して、旋回軸(22)に対して予め与えられた第1のスライドポジション(Sc1)にロックされており、この第1のスライドポジション(Sc1)が緊張位置(Sp)に対応させられていること、そして、テンションブラケット(21)が、接続装置(28)が解放された場合に、長孔(43)に沿って第2のスライドポジション(Sc2)に移動可能であり、この第2のスライドポジション(Sc2)が組立て位置に対応させられており、この第2のスライドポジションでは、テンションブラケット(21)のベース(25)が、第1のスライドポジション(Sc1)におけるよりも大きな旋回軸(22)に対する間隔を置いて位置することを特徴とする請求項1に記載の自動車。
  6. 接続装置(28)が取外し可能なクランプ(44)を有し、このクランプが、脚端部(26)にも、また旋回軸(22)にも作用し、テンションブラケット(21)を旋回軸(22)に対して相対的なその第1のスライドポジション(Sc1)に保持するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の自動車。
  7. 接続装置(28)が、取外し可能なインタロック要素(35)を備えており、このインタロック要素が、両方の脚部分(29,30)を相並んで保持するように構成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の自動車。
  8. フラップ軸(31)が、テンションブラケット(21)の脚部(29,30)の中心長手方向軸(32)の上に位置することを特徴とする請求項3に記載の自動車。
  9. 緊張位置(Sp)に存在するテンションブラケット(21)から出発して、テンションブラケット(21)が、フラップ軸(31)を中心として組立て位置への方向(矢印27)にのみフラップ可能であり、他方の反対向きのフラップ方向がブロックされていることを特徴とする請求項3又は8に記載の自動車。
  10. 脚部(21)のフラップ軸(31)の下で、ブロックストッパ(33,34)が、脚部分(29,30)のそれぞれに形成されていること、そして、テンションブラケット(21)の緊張位置(Sp)で、ブロックストッパ(33,34)が相並んで位置することを特徴とする請求項9に記載の自動車。
  11. インタロック要素(35)がロックバー(36)を備えており、このロックバーが、脚部(24)の両方の脚部分(29,30)内へと係合するように構成されていることを特徴とする請求項3,4又は7に記載の自動車。
  12. ロックバーが、バネ(37)の力とは反対に、解放位置にある脚部分(29,30)の一方の内へと摺動可能であることを特徴とする請求項11に記載の自動車。
  13. インタロック要素(35)が、テンションブラケット(21)と自動車(3)との間に延在する引留手段(Am)、特にロープ(Sn)によって構成されていること、そして、引留手段(Am)が、両方のブロックストッパ(33,34)を向かい合うように引張るように構成されていることを特徴とする請求項3,7,9又は10に記載の自動車。
  14. インタロック要素(35)が、ロックバー(36)として差込みボルト(41)を備え、この差込みボルトが、差込み要素収容部(39)及び差込み要素(40)を貫通し係合するように構成されていることを特徴とする請求項4又は11に記載の自動車。
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