JP2004000171A

JP2004000171A - Functional food product containing maca

Info

Publication number: JP2004000171A
Application number: JP2003081157A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Ogawa; 小川　博; Toshiro Mitsunaga; 光永　俊郎; Yukio Kawamura; 河村　幸雄
Original assignee: Towa Corp
Current assignee: Towa Corp
Priority date: 2002-03-22
Filing date: 2003-03-24
Publication date: 2004-01-08

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a functional food product which increases blood levels of growth hormones and stamina and is therefore considered to be effective for preventing the increase of wrinkles or gray hair and decrease in physical strength and reproductive function. <P>SOLUTION: This food product contains a 60-80% water-containing alcohol extract of dried maca root and increases the blood levels of the growth hormones and stamina. When reduced secretion of the growth hormones results in the decreased blood levels, aging may be inhibited by continuously taking the food product for ≥5 weeks. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マカを含有した機能性食品に関する。
【０００２】
【従来の技術】
成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、窒素保持能力を改善し、異化能力が低下した場合に脂肪動員と蛋白合成とを促進させる効果が知られている。そして、成長ホルモンは、各種ホルモンによる分泌調節を受け、脈動的な分泌動態があり、日内変動が認められるものの恒常性が保たれている。しかし、加齢などにより成長ホルモンの分泌低下が起こると、シワや白髪の増加、体力および生殖機能の低下をはじめとする、いわゆる老化現象が出やすくなると考えられている。
【０００３】
そこで、薬剤ではなく、人体に安全で血中成長ホルモン量上昇作用を有する、いわゆる機能性食品の開発が強く望まれているが、この要望を完全に満たすものは未だないのが現状である。
【０００４】
従来、ペルーのアンデス地方の高地原産の根菜であるマカ（レピディウム・メイエニワルプ；Ｌｅｐｉｄｉｕｍ　ｍｅｙｅｎｉｉ−Ｗａｌｐ，Ｃｒｕｃｉｆｅｒａｅ）が、南米アンデスの原住民の間では、永年伝承薬として不妊治療、滋養強壮などに使われており、民間伝承薬として用いられ、栄養不良、貧血症、不妊症、精力減退症などへの有効性が知られている（例えば、特許文献１および２参照。）。
【０００５】
【特許文献１】
特開２０００−３１６５２８号公報（第２−３頁）
【０００６】
【特許文献２】
特開２００１−１３６９２０号公報（第５−６頁）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記マカの乾燥物中には、蛋白質や食物繊維含量が比較的高く、特にリジンやアルギニンの含有量が高く、また特殊成分としてベンジルグルコシレート（ベンジルまたはＰ−メトキシルベンジルイソチオシアネートを生成するグルコシノレート）などのグルコシノレート、ステロイド、フラボノイド、アルカロイド、ポリフェノール、サポニン、テルペン類などの存在が知られているが、これらの成分の生理作用や有効性との関連についてはほとんど知られていないという問題を有している。
【０００８】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、血中成長ホルモン量上昇作用を有するマカを含有した機能性食品を提供する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載のマカを含有した機能性食品は、マカを含有し、血中成長ホルモン量上昇作用を有するものである。
【００１０】
そして、マカを含有した食品を血中成長ホルモン量が低下した場合に摂取することにより、血中成長ホルモン量を適度に上昇できる。
【００１１】
請求項２記載のマカを含有した機能性食品は、マカを含有し、持久力増加作用を有するものである。
【００１２】
そして、マカを含有した食品を摂取することにより、持久力を増加できる。
【００１３】
請求項３記載のマカを含有した機能性食品は、請求項１記載のマカを含有した機能性食品において、５週間以上の継続摂取により、血中成長ホルモン量が上昇するものである。
【００１４】
そして、マカを含有した食品を、５週間以上の継続して摂取することにより、いわゆる老化現象の抑制を期待できる。
【００１５】
請求項４記載のマカを含有した機能性食品は、請求項１ないし３いずれか記載のマカを含有した機能性食品において、マカのアルコール抽出物を含有しているものである。
【００１６】
そして、マカのアルコール抽出物を含有した機能性食品を摂取することにより、マカを含有した食品をより効率良く摂取できる。
【００１７】
請求項５記載のマカを含有した機能性食品は、請求項１ないし４いずれか記載のマカを含有した機能性食品において、マカのアルコール抽出物を含有し、このアルコール抽出物は、６０％以上８０％以下の含水エタノールを含んでいるものである。
【００１８】
そして、６０％以上８０％以下の含水エタノールを含んだマカのアルコール抽出物を含有させることにより、マカを含有した食品をより効率良く摂取できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態のマカを含有した機能性食品を説明する。
【００２０】
まず、マカの根の乾燥物（チップ）を３０メッシュ以上１００メッシュ以下程度に粉砕する。そして、この粉砕したマカの根のチップを、室温（より抽出効率を上げる場合には４０℃程度の温度）で４８時間以上７２時間以下含水アルコールに浸漬してエキス分を抽出する。抽出液は、そのまま減圧下に濃縮乾固してもよく、抽出液にデキストリン、ソルビトールなどの乾燥助剤を加えて噴霧乾燥してもよい。また、抽出した乾燥物を再度水に溶解し、活性炭、イオン交換樹脂処理などにより更に精製して濃縮あるいは乾固してもよい。これら乾燥物は、適宜ブレンダなどで粉砕して使用する。用いられるアルコールは、エタノール、プロパノールなどの低級アルコールであり、通常６０％以上８０％以下の含水エタノールをアルコールとして含んでいることが好ましい。これらの結果、マカのアルコール抽出エキス乾燥物が得られる。
【００２１】
次いで、マカの含水アルコール抽出エキス乾燥物が、これを含有せしめた血中成長ホルモン量上昇作用を有する機能性食品として提供される形態としては、散剤、顆粒、錠剤、糖衣錠、カプセル、液剤、シロップ状のいずれであっても良く、これらは適宜助剤、賦香料とともに賦形されてもよい。用いられる賦形剤、希釈剤としては、ゼラチン、糖類、澱粉類、脂肪酸およびその塩、油脂、タルク、生理食塩水、その他のマスキング剤などが挙げられる。
【００２２】
これらのものをそのまま服用してもよいが、各種料理品、菓子、キャンデなどの食品に混ぜて服用するのも好都合である。服用量は、個人差、個体差が大きいけれども、通常成人一日当たり、水分８．１％、糖質７８．９％を含むアルコール抽出エキス乾燥物として、０．１ｇ以上１０ｇ以下である。
【００２３】
さらに、マカの乾燥物の含水アルコール抽出乾燥物を含有せしめた血中成長ホルモン量上昇作用を有する機能性食品は、常人が毎日食することに問題はないが、特になんらかの原因で成長ホルモンの分泌が減少し、血中成長ホルモン量が低下したようなときには、少なくとも４週間、通常５週間以上の継続した摂取が望ましい。
【００２４】
なお、マカの乾燥物中には、蛋白質や食物繊維含量が比較的高く、特にリジンやアルギニンの含有量が高く、また特殊成分としてグルコシノレート、ステロイド、フラボノイド、アルカロイド、ポリフェノール、サポニン、テルペン類などの有機化合物の存在が知られているため、これら特殊成分が活性酸素消去活性、ホルモン様活性、免疫賦活活性などに関係することが推定される。また、これら有機化合物は、特に、ヒトに対して不妊治療に効果のあることからそのグルコシノレートやフラボノイドにフイトエストロゲン作用が予想される。さらに、これら有機化合物により血糖値を低下させる作用が期待できるとともに、美顔や美肌効果なども期待できる。
【００２５】
【実施例】
以下、本発明のマカのアルコール抽出エキス乾燥物を含有せしめた血中成長ホルモン量上昇作用を有する機能性食品を、実験例を用いて更に詳細に説明する。
【００２６】
（実験例１）
マカ・エキスパウダの調製
まず、洗って乾燥させたペルー産マカ（根）（トワ商事株式会社販売）を裁断しチップとし、これを３０メッシュ以上４０メッシュ以下に粉砕したものを用意した。
【００２７】
次いで、９８％エタノールに、予め活性炭およびイオン交換樹脂処理した純水を加えて６０％に希釈して含水エタノールを調製し、これの６００ｌに、マカの粉砕物１２０ｋｇを加えて室温で７２時間浸漬した。
【００２８】
そして、固形物を濾去して得た抽出液４８０ｌ以上４９０ｌ以下に質量％が３％の食品用デキストリンを添加して混合、これを噴霧乾燥してマカのアルコール抽出噴霧乾燥物（マカ・エキスパウダ）１５ｋｇを得、この後、この乾燥物をブレンダで粉砕して混合した。ここで、このマカ・エキスパウダの分析結果を表１に示す。
【００２９】
【表１】

【００３０】
（実験例２）
カゼインを蛋白源（２０質量％）とするＡＩＮ−９３組成（リーブスなど、ジャーナル・オブ・ニュートリション、１２３巻１９２３頁、１９９３年（Ｊ．Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎ、１２３、１９２３、１９９３））に準拠した半精製飼料を対照食とし、対照食に実験例１で得たマカ・エキスパウダを質量比で０．５％（０．５Ｍ）、５％（５Ｍ）添加し、飼料の一般組成が対照食と同一となるように調整したものを実験食（０．５Ｍ、５Ｍ）とした。これら飼料の組成を表２に示す。なお、ＡＩＮ−９３は、米国国立栄養研究所が１９９３年に発表したマウスおよびラットを用いた栄養研究のための標準精製飼料組成である。
【００３１】
【表２】

【００３２】
そして、７週齢の雄性ウイスターラット（日本エスエルシー株式会社より購入）を各群６匹ずつ使用して、１週間対照食にて予備飼育した後、温度２２．０±２．０℃、湿度５５．０±５．０％、１２時間の明暗切り替え方式（明期は午前８時から午後８時まで、暗期は午後８時から午前８時まで）で、飲み水（水道水）とともに、飼料自由摂取下に５週間飼育した。なお、本動物実験は「近畿大学医学部動物実験の指針」に則って実施した。そして、実験の間、１日置きに体重と飼料摂取量とを測定した。結果として、体重測定値を表３に示し、飼料摂取量動向を表４に示す。
【００３３】
【表３】

【００３４】
【表４】

【００３５】
また、実験開始から２週間後、無絶食条件でエーテルで麻酔下、鎖骨下静脈からヘパリン（１５単位）含有シリコンコートマイクロスピッツに一部採血（約１ｍｌ）し、血清を分離（２５００ｒｐｍ、１５分、４℃）した。また、実験開始より５週間後の採血は、無絶食条件でエーテルで麻酔下、腹部大動脈より行い、上記と同一条件の血漿を得た。
【００３６】
さらに、実験開始から２週間後に得られた血漿、および５週間後に得られた血漿中の成長ホルモン量の測定は、ラット成長ホルモン酵素イムノアッセイ（ＥＩＡ）システム（Ａｍｅｒｓｈａｍ　Ｌｉｆｅ　Ｓｃｉｅｎｃｅ，　Ｅｎｇｌａｎｄ）を用いた。そして、２週間後の血漿中のホルモン量を表５に示し、５週間後に得られた血漿中の成長ホルモン量を表６に示す。
【００３７】
【表５】

【００３８】
【表６】

【００３９】
これらの結果、表３および表４に示すように、マカ・エキスパウダを添加した飼料を投与して飼育したウイスターラットと、対照飼料を投与して飼育したウイスターラットとの成長度（増体量）および飼料摂取量に差は認められず、有害作用も全く認められず、３群とも順調な生育が認められた。
【００４０】
また、表５および表６に示すように、投与２週間後の血漿中の成長ホルモン量は、実験群（マカを投与した群）において若干低い傾向が観られるが、３群間に有意な差は認められなかった。さらに、投与５週間後に得られた血漿中の成長ホルモン量は、実験群（０．５Ｍ、５Ｍ両群）で対照群と比較して高い値が認められた。
【００４１】
したがって、マカの乾燥物の含水アルコール抽出乾燥物を添加した飼料をウイスターラットに５週間継続して供与して飼育したところ、ラットは順調に生育し、これらウイスターラットにおける血漿中の成長ホルモンが増加した。この結果、主成分として、マカの乾燥物の含水アルコール抽出乾燥物を含有せしめた機能性食品を摂取することにより、人体に安全で、副作用なく、血中成長ホルモン量が上昇することが分かった。
【００４２】
（実験例３）
次に、本発明のマカのアルコール抽出エキス乾燥物を含有せしめた機能性食品の経口摂取によるマウスの持久力に及ぼす影響を、実験例を用いて説明する。
【００４３】
まず、最初に生体機能全体に対する作用を評価する目的で、持久力に対するマカの経口摂取の影響について検討した。
【００４４】
持久力の評価対象としては、ほぼ成獣に達したと考えられる１１週令のＤＤＹマウスを使用した。これらＤＤＹマウスは、研究室に到着した後、１週間馴らし飼育をした後に使用した。また、持久力としては、直径１５ｃｍの円筒の内側に各ＤＤＹマウスを入れ、これら各ＤＤＹマウスを一定速度で走らせて円筒を回転させ、これら各ＤＤＹマウスが一定速度で走れなくなるまでの時間（距離）を指標として評価した。なお、走行実験は、一日のうちの同じ時間帯に測定した。
【００４５】
また、マカはマカの根の乾燥物を微粉末にした後、水に０．２５ｍｇ／ｍｌとなるように懸濁し、各ＤＤＹマウスの胃内にゾンデにて０．２５ｍｌを直接単回投与した。
【００４６】
ここで、マウスの選抜に関しては、初めどのようなマウスでも走行動態に大きな差はないであろうと仮定して１０匹のグループに分け測定を始めたが、走行能力あるいは走行意志の欠如などの点で個体差が大きく予備走行テストで選抜しないと単純なグループ分けでは実験に使えないことが判明した。
【００４７】
そこで、同一週令のマウスの中で、走行能力に差はあるが常に比較的安定して走行することを基準に、個体をまず選抜した。ところが、平常の走行能力に大きく差のない２つのマウス群（対照群および摂取群）を作るのが困難であったため、選抜された常に比較的安定して走行する個体群に対して、マカ投与の前後での走行時間を比較した。
【００４８】
次いで、マカの投与容量が食餌の摂取に及ぼす影響に関しては、マカをゾンデで投与する容量（ｍｌ）を変化させてマウスの食餌の摂取量に与える影響を調べた結果、０．５ｍｌ以上投与した場合に食餌の摂取量が減少することが判明し、投与容量が０．１ｍｌと決定した。
【００４９】
さらに、マカの単回投与がマウスの持久走に与える影響に関しては、上記のように選抜したマウス７匹（１匹死亡）につき、マカの投与前の走行時間（距離）と、０．１ｍｇ／ｍｌのマカ懸濁液を０．２５ｍｌ投与した後の３日間走行時間（距離）との変化を測定した。この結果、図１ないし図６に示すように、６匹中４匹で走行時間が、２４時間後においてで２５％以上５０％以下の割合で増加した。なお、後の２匹には変化がなかった。また、２日および３日後でも減少加減であるが少し高い割合を示した。さらに、４日以降は、元の割合に戻ったので、この単回投与量の効果は２日以上３日以下の間持続すると解釈できた。
【００５０】
上述した結果から、マカの経口投与によるマウスの持久力（持久走）に与える影響を検討した。なお、摂取量の正確な量を把握するためゾンデで強制投与する方法を用いて投与した。マウスの食餌摂取量に影響を与えない投与容量（０．１ｍｌ）で１匹当たり０．０２５ｍｇ／日のマカを与えた結果、６匹中４匹（６６．６％）で、持久力の増加が認められ、他の２匹においても持久力の低下は示されなかった。
【００５１】
また、用いたマウス１０匹（雄５匹、雌５匹）中、雌１匹が途中死亡し、雄３匹が衰弱したのではなく走行状態からの逃避のため測定不能になったため、雌４匹および雄２匹の結果であるが、図１ないし図６に示すように、雌では４匹中３匹（７５％）、雄では２匹中１匹（５０％）の割合で効果が認められた。
【００５２】
（実験例４）
次に、本発明のマカのアルコール抽出エキス乾燥物を含有せしめた機能性食品の連続投与によるマウスの持久力に及ぼす効果を、実験例を用いて説明する。
【００５３】
まず、上記実験例３と同様のＤＤＹマウス（雄２匹および雌４匹）を用意し、これら各マウスそれぞれに上記実験例３と同様のマカの乾燥物を複数回数日置きに継続して経口摂取させて連続投与した。
【００５４】
具体的には、まず、図７ないし図１２に示すように、実験開始前３日間の走行時間を測定し、これら３日間における平均走行時間を算出した。なお、これら算出した平均走行時間を、図７ないし図１２中において破線として示した。
【００５５】
この後、実験開始日（０日目）、４日目、１１日目および１３日目のそれぞれにおいて各マウスにマカの乾燥物をそれぞれ所定量投与した。ここで、図７ないし図１２においては、マカの乾燥物を投与した日を矢印にて示した。
【００５６】
この結果、マカの乾燥物を投与させる度に、投与から１日後および２日後に走行距離が延長したマウスが観察された。具体的には、図７ないし図１２に示すマウス６匹中、図７に示すマウス（雄１）、図９に示すマウス（雄３）、図１１に示すマウス（雌５）、図１２に示すマウス（雌６）の４匹のマウスにおいて、マカの乾燥物を投与してから１日目および２日目に走行距離の延長が確認できた。
【００５７】
また、図１０に示すマウス（雌４）は、途中（実験開始６日目から）で走行距離の測定が不可能となったが、実験開始日でのマカの投与では走行距離の延びが確認できた。
【００５８】
以上のことから、６匹中５匹のマウスにおいて、マカを投与する毎に走行距離の延長が確認できたことにより、マカの摂取により持久力の向上が確認できた。また、図８に示すマウス（雌２）以外の各マウスにおいては、Ｐ＜０．０５で統計的に有意差があることが確認できた。
【００５９】
（製剤例１）
実験例１で得たマカ・エキスパウダの粉末１ｇに柑橘フレーバ０．０１ｇと馬鈴薯澱粉１０ｇとを混合し、常法により錠剤（食品）を調製した。
【００６０】
（製剤例２）
実験例１で得たマカ・エキスパウダの粉未０．５ｇに、精製白糖１０ｇと、柑橘フレーバ０．０５ｇとを加えた組成のものに、水を加えて全量１２０ｍｌとし、プラスチックボトル詰めとして飲料製品（ドリンク剤）を調製した。
【００６１】
【発明の効果】
請求項１記載のマカを含有した機能性食品によれば、マカを含有した機能性食品を摂取することにより、血中成長ホルモン量を上昇できる。
【００６２】
請求項２記載のマカを含有した機能性食品によれば、マカを含有した機能性食品を摂取することにより、持久力を増加できる。
【００６３】
請求項３記載のマカを含有した機能性食品によれば、請求項１記載のマカを含有した機能性食品の効果に加え、マカを含有した機能性食品を、５週間以上の継続して摂取することにより、いわゆる老化現象の抑制を期待できる。
【００６４】
請求項４記載のマカを含有した機能性食品によれば、請求項１ないし３いずれか記載のマカを含有した機能性食品の効果に加え、マカのアルコール抽出物を含有した機能性食品を摂取することにより、マカを含有した食品をより効率良く摂取できる。
【００６５】
請求項５記載のマカを含有した機能性食品によれば、請求項１ないし４いずれか記載のマカを含有した機能性食品の効果に加え、６０％以上８０％以下の含水エタノールを含んだマカのアルコール抽出物を含有するので、マカを含有した機能性食品をより効率良く摂取できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のマカを含有した機能性食品をマウス（雄１）に投与した実験例を示すグラフである。
（ａ）　マカ投与前後の体重の変化を示すグラフ。
（ｂ）　マカ投与前後の餌摂取量の変化を示すグラフ。
（ｃ）　マカ投与前後の運動持久力の変化を示すグラフ。
【図２】同上マカを含有した機能性食品をマウス（雌２）に投与した実験例を示すグラフである。
（ａ）　マカ投与前後の体重の変化を示すグラフ。
（ｂ）　マカ投与前後の餌摂取量の変化を示すグラフ。
（ｃ）　マカ投与前後の運動持久力の変化を示すグラフ。
【図３】同上マカを含有した機能性食品をマウス（雄３）に投与した実験例を示すグラフである。
（ａ）　マカ投与前後の体重の変化を示すグラフ。
（ｂ）　マカ投与前後の餌摂取量の変化を示すグラフ。
（ｃ）　マカ投与前後の運動持久力の変化を示すグラフ。
【図４】同上マカを含有した機能性食品をマウス（雌４）に投与した実験例を示すグラフである。
（ａ）　マカ投与前後の体重の変化を示すグラフ。
（ｂ）　マカ投与前後の餌摂取量の変化を示すグラフ。
（ｃ）　マカ投与前後の運動持久力の変化を示すグラフ。
【図５】同上マカを含有した機能性食品をマウス（雌５）に投与した実験例を示すグラフである。
（ａ）　マカ投与前後の体重の変化を示すグラフ。
（ｂ）　マカ投与前後の餌摂取量の変化を示すグラフ。
（ｃ）　マカ投与前後の運動持久力の変化を示すグラフ。
【図６】同上マカを含有した機能性食品をマウス（雌６）に投与した実験例を示すグラフである。
（ａ）　マカ投与前後の体重の変化を示すグラフ。
（ｂ）　マカ投与前後の餌摂取量の変化を示すグラフ。
（ｃ）　マカ投与前後の運動持久力の変化を示すグラフ。
【図７】同上マカを含有した機能性食品を連続投与したマウス（雄１）の走行時間を示すグラフである。
【図８】同上マカを含有した機能性食品を連続投与したマウス（雌２）の走行時間を示すグラフである。
【図９】同上マカを含有した機能性食品を連続投与したマウス（雄３）の走行時間を示すグラフである。
【図１０】同上マカを含有した機能性食品を連続投与したマウス（雌４）の走行時間を示すグラフである。
【図１１】同上マカを含有した機能性食品を連続投与したマウス（雌５）の走行時間を示すグラフである。
【図１２】同上マカを含有した機能性食品を連続投与したマウス（雌６）の走行時間を示すグラフである。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a functional food containing maca.
[0002]
[Prior art]
Growth hormone is secreted from the pituitary gland, is known to have the effect of improving nitrogen retention and promoting fat mobilization and protein synthesis when catabolism is reduced. Growth hormone is regulated by secretion by various hormones, has a pulsatile secretion dynamics, and maintains homeostasis although circadian fluctuation is observed. However, it is considered that when growth hormone secretion decreases due to aging or the like, a so-called aging phenomenon, such as an increase in wrinkles and gray hair, a decrease in physical strength and reproductive function, tends to occur.
[0003]
Thus, there is a strong demand for the development of so-called functional foods that are safe for the human body and have an effect of increasing the amount of growth hormone in blood, not drugs, but there is still no one that completely satisfies this demand.
[0004]
Conventionally, maca (Lepidium meyeniii-Walp, Cruciferae), a root vegetable native to the highlands in the Andes region of Peru, has been used as a fertility treatment, fertility treatment, and the like as a secular tradition among the natives of the South American Andes. It has been used as a folklore medicine and is known to be effective against malnutrition, anemia, infertility, and hypotonia (see, for example, Patent Documents 1 and 2).
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-316528 A (pages 2-3)
[0006]
[Patent Document 2]
JP 2001-136920 A (pages 5-6)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the dried maca has a relatively high protein and dietary fiber content, particularly a high content of lysine and arginine, and produces benzyl glucosylate (benzyl or P-methoxyl benzyl isothiocyanate) as a special component. Glucosinolates), steroids, flavonoids, alkaloids, polyphenols, saponins, terpenes, etc. are known, but little is known about the relationship between these components and their physiological actions and efficacy. Not have the problem.
[0008]
The present invention has been made in view of such a point, and provides a functional food containing maca having a blood growth hormone level increasing action.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The functional food containing maca according to claim 1 contains maca and has a blood growth hormone level increasing action.
[0010]
By ingesting a food containing maca when the blood growth hormone level is reduced, the blood growth hormone level can be increased appropriately.
[0011]
The functional food containing maca according to claim 2 contains maca and has an effect of increasing endurance.
[0012]
The endurance can be increased by ingesting food containing maca.
[0013]
The functional food containing maca according to claim 3 is a functional food containing maca according to claim 1, wherein the amount of blood growth hormone increases by continuous ingestion for 5 weeks or more.
[0014]
And by ingesting the food containing maca continuously for 5 weeks or more, suppression of the so-called aging phenomenon can be expected.
[0015]
The functional food containing maca according to claim 4 is the functional food containing maca according to any one of claims 1 to 3, wherein the functional food contains an alcoholic extract of maca.
[0016]
And by ingesting the functional food containing the alcohol extract of maca, the food containing maca can be ingested more efficiently.
[0017]
The functional food containing maca according to claim 5 is the functional food containing maca according to any one of claims 1 to 4, which contains an alcohol extract of maca, and the alcohol extract is 60% or more. It contains 80% or less of hydrous ethanol.
[0018]
And, by containing an alcoholic extract of maca containing not less than 60% and not more than 80% aqueous ethanol, food containing maca can be ingested more efficiently.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a functional food containing maca according to one embodiment of the present invention will be described.
[0020]
First, a dried maca root (chip) is pulverized to about 30 mesh or more and 100 mesh or less. Then, the crushed maca root chips are immersed in an aqueous alcohol for 48 hours or more and 72 hours or less at room temperature (at a temperature of about 40 ° C. when the extraction efficiency is further increased) to extract the extract. The extract may be directly concentrated to dryness under reduced pressure, or may be spray-dried by adding a drying aid such as dextrin or sorbitol to the extract. Alternatively, the extracted dried product may be dissolved again in water, further purified by treatment with activated carbon, an ion exchange resin, or the like, and then concentrated or dried. These dried products are appropriately pulverized with a blender or the like before use. The alcohol to be used is a lower alcohol such as ethanol or propanol, and preferably contains usually 60% or more and 80% or less of hydrous ethanol as the alcohol. As a result, dried alcohol extract of maca is obtained.
[0021]
Next, as a form in which the dried extract of the aqueous alcoholic extract of maca is provided as a functional food having an effect of increasing the amount of blood growth hormone containing the same, powders, granules, tablets, dragees, capsules, liquids, syrups Any of these may be used, and these may be appropriately shaped together with an auxiliary agent and a flavoring agent. Excipients and diluents used include gelatin, sugars, starches, fatty acids and salts thereof, oils and fats, talc, physiological saline, and other masking agents.
[0022]
These may be taken as they are, but it is also convenient to mix them with food such as various dishes, confections, candies and the like. The dose is generally 0.1 g or more and 10 g or less as an alcohol-extracted extract containing 8.1% water and 78.9% carbohydrate per adult day, though there are large differences between individuals and individuals.
[0023]
In addition, functional foods containing an increase in blood growth hormone level containing a dried extract of maca containing a hydroalcoholic extract are not problematic for ordinary people to eat every day. When the amount of GH decreases and the blood growth hormone level decreases, it is desirable to take the food continuously for at least 4 weeks, usually 5 weeks or more.
[0024]
In addition, dried maca has a relatively high protein and dietary fiber content, particularly a high content of lysine and arginine. It is presumed that these special components are related to active oxygen scavenging activity, hormone-like activity, immunostimulatory activity, and the like, since the presence of organic compounds such as E.g. In addition, since these organic compounds are particularly effective in treating infertility in humans, their glucosinolates and flavonoids are expected to have a phytoestrogenic effect. Furthermore, the action of lowering the blood sugar level can be expected with these organic compounds, and a beautiful face, a beautiful skin effect and the like can be expected.
[0025]
【Example】
Hereinafter, a functional food having a blood growth hormone level increasing effect containing a dried alcohol extract of maca of the present invention will be described in more detail using experimental examples.
[0026]
(Experimental example 1)
Preparation of Maca Extract Powder First, washed and dried Peruvian maca (root) (available from Towa Shoji Co., Ltd.) was cut into chips, which were pulverized to 30 mesh or more and 40 mesh or less.
[0027]
Then, 98% ethanol was diluted with 60% by adding activated carbon and pure water previously treated with an ion-exchange resin to prepare a hydrous ethanol, and 120 kg of ground maca was added to 600 l of the ethanol and immersed at room temperature for 72 hours. did.
[0028]
Then, 3% by weight of dextrin for food is added to 480 l to 490 l of the extract obtained by filtering off the solid matter, and the mixture is spray-dried to obtain a spray-dried product of Maca alcohol extract (Maca extract). Powder) (15 kg) was obtained, and the dried product was pulverized with a blender and mixed. Table 1 shows the results of the analysis of the maca extract powder.
[0029]
[Table 1]

[0030]
(Experimental example 2)
Semi-purified feed based on AIN-93 composition using casein as a protein source (20% by mass) (Reeves et al., Journal of Nutrition, 123, 1923, 1993 (J. Nutrition, 123, 1923, 1993)). Was used as a control diet, and the maca extract powder obtained in Experimental Example 1 was added to the control diet at a mass ratio of 0.5% (0.5M) and 5% (5M), and the general composition of the feed was the same as the control diet. The food thus adjusted was used as an experimental meal (0.5 M, 5 M). Table 2 shows the composition of these feeds. AIN-93 is a standard purified feed composition for nutritional research using mice and rats published by the National Institutes of Nutrition in 1993.
[0031]
[Table 2]

[0032]
After 7 weeks old male Wistar rats (purchased from Japan SLC Co., Ltd.) were preliminarily reared on a control diet for one week using 6 rats in each group. 55.0 ± 5.0%, 12 hours light / dark switching method (light period from 8:00 am to 8:00 pm, dark period from 8:00 pm to 8:00 am), along with drinking water (tap water) They were bred for 5 weeks with free access to feed. This animal experiment was performed in accordance with the “Guidelines for Animal Experiments at Kinki University School of Medicine”. During the experiment, body weight and feed intake were measured every other day. As a result, the measured body weight is shown in Table 3 and the trend of feed intake is shown in Table 4.
[0033]
[Table 3]

[0034]
[Table 4]

[0035]
Two weeks after the start of the experiment, a part of blood was collected (about 1 ml) from a subclavian vein into a heparin (15 units) -containing silicon-coated microspitz under anesthesia with ether under non-fasting conditions, and serum was separated (2,500 rpm, 15 minutes). , 4 ° C). Five weeks after the start of the experiment, blood was collected from the abdominal aorta under anesthesia with ether under non-fasting conditions to obtain plasma under the same conditions as above.
[0036]
Further, the amount of growth hormone in plasma obtained two weeks after the start of the experiment and in plasma obtained five weeks after the start of the experiment was measured using a rat growth hormone enzyme immunoassay (EIA) system (Amersham Life Science, England). Table 5 shows the amount of hormone in plasma after 2 weeks, and Table 6 shows the amount of growth hormone in plasma obtained after 5 weeks.
[0037]
[Table 5]

[0038]
[Table 6]

[0039]
As shown in Tables 3 and 4, as shown in Tables 3 and 4, the growth rate (gain of body weight) of Wistar rats bred by administering a diet to which Maca extract powder was added and Wistar rats bred by administering a control diet was shown. ) And feed intake, no adverse effects were observed, and good growth was observed in all three groups.
[0040]
Also, as shown in Tables 5 and 6, the growth hormone level in the plasma 2 weeks after the administration tended to be slightly lower in the experimental group (the group to which maca was administered), but was significantly different between the three groups. Was not found. Furthermore, a higher value of the amount of growth hormone in plasma obtained 5 weeks after administration was observed in the experimental group (0.5 M and 5 M groups) than in the control group.
[0041]
Therefore, when the feed containing the dried extract of maca and the hydroalcoholic extract was added to Wistar rats for 5 weeks, the rats grew smoothly, and the growth hormone in plasma in these Wistar rats increased. did. As a result, it was found that, by ingesting a functional food containing a dried product of maca and a hydroalcoholic extract dried product as a main component, the blood growth hormone level was increased safely in the human body without side effects. .
[0042]
(Experimental example 3)
Next, the effect of oral ingestion of a functional food containing the dried alcohol extract of maca of the present invention on the endurance of mice will be described using experimental examples.
[0043]
First, the effect of oral intake of maka on endurance was examined in order to evaluate the effects on overall vital functions.
[0044]
For the evaluation of endurance, DDY mice of 11 weeks of age, considered to have almost reached adulthood, were used. These DDY mice were used after arriving at the laboratory for one week after habituation. As the endurance, each DDY mouse was placed inside a cylinder having a diameter of 15 cm, and each DDY mouse was run at a constant speed to rotate the cylinder. ) Was used as an index. In addition, the driving | running | working experiment measured in the same time zone of a day.
[0045]
In addition, maca was prepared by pulverizing dried maca root into fine powder, suspended in water to a concentration of 0.25 mg / ml, and directly administered a single dose of 0.25 ml into the stomach of each DDY mouse using a sonde. .
[0046]
Here, with respect to the selection of the mouse, what has great difference began assumption that measurement divided into groups of 10 animals and would not be in the travel dynamics in mice initially terms of lack of running ability or running will It was found that the individual differences were so large that simple grouping could not be used for experiments unless selected in preliminary running tests.
[0047]
Therefore, among mice of the same age, individuals were first selected on the basis that they always traveled relatively stably despite differences in running ability. However, since it was difficult to create two groups of mice (control group and intake group) that did not significantly differ in normal running ability, maca was administered to the selected relatively constantly running group of individuals. The running time before and after was compared.
[0048]
Next, as for the effect of the administration volume of maca on the intake of food, as a result of examining the effect on the food intake of mice by changing the volume (ml) of administration of the maca by sonde, 0.5 ml or more was administered. Dietary intake was found to decrease in some cases, and the dosing volume was determined to be 0.1 ml.
[0049]
Furthermore, regarding the effect of a single administration of maka on endurance running of mice, the running time (distance) before administration of maka was 0.1 mg / m / m for 7 mice selected as described above (one mouse died). The change with the running time (distance) for 3 days after 0.25 ml of the maca suspension of 0.2 ml was administered was measured. As a result, as shown in FIGS. 1 to 6, the running time of 4 out of 6 animals increased at a rate of 25% or more and 50% or less after 24 hours. The last two animals did not change. In addition, even after 2 days and 3 days, the ratio was slightly increased but slightly higher. Furthermore, since the ratio returned to the original after 4 days, it can be interpreted that the effect of the single dose lasted for 2 days or more and 3 days or less.
[0050]
From the results described above, the effect of oral administration of maca on endurance (endurance running) in mice was examined. In addition, in order to grasp the exact amount of intake, it was administered using a method of gavage with a sonde. Feeding 0.025 mg / day of maca per mouse at a dose volume (0.1 ml) that did not affect the food intake of mice resulted in an increase in endurance in 4 out of 6 mice (66.6%) And no decrease in endurance was shown in the other two animals.
[0051]
In addition, of the 10 mice used (5 males and 5 females), one female died halfway, and three males were not weakened but escaped from the running state and could not be measured. As shown in FIGS. 1 to 6, the effect was observed in three out of four females (75%) and one out of two males (50%) as shown in FIGS. Was done.
[0052]
(Experimental example 4)
Next, the effect of continuous administration of the functional food containing the dried alcohol extract of maca of the present invention on the endurance of mice will be described using experimental examples.
[0053]
First, the same DDY mice (two males and four females) as in the above-mentioned Experimental Example 3 were prepared, and the same dried maca as in the above-mentioned Experimental Example 3 was continuously orally administered to each of these mice every several days. Ingestion and continuous administration.
[0054]
Specifically, first, as shown in FIG. 7 to FIG. 12, the running time for three days before the start of the experiment was measured, and the average running time for these three days was calculated. The calculated average running times are shown as broken lines in FIGS.
[0055]
Thereafter, a predetermined amount of the dried maca was administered to each mouse on each of the experiment start day (day 0), the fourth day, the eleventh day, and the thirteenth day. Here, in FIGS. 7 to 12, the day on which the dried maca was administered is indicated by an arrow.
[0056]
As a result, every time the dried maca was administered, mice whose running distance was extended one day and two days after the administration were observed. Specifically, of the six mice shown in FIGS. 7 to 12, the mouse (male 1) shown in FIG. 7, the mouse (male 3) shown in FIG. 9, the mouse (female 5) shown in FIG. In the four mice (female 6) shown, an increase in the mileage was confirmed on the first and second days after administration of the dried maca.
[0057]
Further, in the mouse (female 4) shown in FIG. 10, it was impossible to measure the mileage on the way (from the sixth day of the experiment), but the administration of maca on the first day of the experiment showed an increase in the mileage. did it.
[0058]
From the above, it was confirmed that the extension of the running distance was confirmed every time the maca was administered to 5 of the 6 mice, and that the endurance was improved by the ingestion of the maca. Further, in each mouse other than the mouse (female 2) shown in FIG. 8, it was confirmed that there was a statistically significant difference at P <0.05.
[0059]
(Formulation Example 1)
1 g of the maca extract powder obtained in Experimental Example 1 was mixed with 0.01 g of citrus flavor and 10 g of potato starch to prepare a tablet (food) by a conventional method.
[0060]
(Formulation Example 2)
Water was added to a composition obtained by adding 10 g of purified sucrose and 0.05 g of citrus flavor to 0.5 g of the maca extract powder obtained in Experimental Example 1 to make a total volume of 120 ml. A product (drink) was prepared.
[0061]
【The invention's effect】
According to the functional food containing maca according to claim 1, the amount of blood growth hormone can be increased by ingesting the functional food containing maca.
[0062]
According to the functional food containing maca according to claim 2, endurance can be increased by ingesting the functional food containing maca.
[0063]
According to the functional food containing maca according to claim 3, in addition to the effect of the functional food containing maca according to claim 1, the functional food containing maca is continuously taken for 5 weeks or more. By doing so, suppression of the so-called aging phenomenon can be expected.
[0064]
According to the functional food containing maca according to claim 4, in addition to the effects of the functional food containing maca according to any one of claims 1 to 3, a functional food containing an alcoholic extract of maca is consumed. By doing so, foods containing maca can be ingested more efficiently.
[0065]
According to the functional food containing maca according to claim 5, in addition to the effect of the functional food containing maca according to any one of claims 1 to 4, a maca containing 60% or more and 80% or less water-containing ethanol. Since it contains the alcohol extract of the above, it is possible to ingest a functional food containing maca more efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a graph showing an experimental example in which a functional food containing maca of the present invention was administered to a mouse (male 1).
(A) Graph showing changes in body weight before and after maca administration.
(B) Graph showing changes in food intake before and after maca administration.
(C) Graph showing changes in exercise endurance before and after maca administration.
FIG. 2 is a graph showing an experimental example in which a functional food containing maca was administered to a mouse (female 2).
(A) Graph showing changes in body weight before and after maca administration.
(B) Graph showing changes in food intake before and after maca administration.
(C) Graph showing changes in exercise endurance before and after maca administration.
FIG. 3 is a graph showing an experimental example in which a functional food containing maca was administered to a mouse (male 3).
(A) Graph showing changes in body weight before and after maca administration.
(B) Graph showing changes in food intake before and after maca administration.
(C) Graph showing changes in exercise endurance before and after maca administration.
FIG. 4 is a graph showing an experimental example in which a functional food containing maca was administered to a mouse (female 4).
(A) Graph showing changes in body weight before and after maca administration.
(B) Graph showing changes in food intake before and after maca administration.
(C) Graph showing changes in exercise endurance before and after maca administration.
FIG. 5 is a graph showing an experimental example in which a functional food containing maca was administered to a mouse (female 5).
(A) Graph showing changes in body weight before and after maca administration.
(B) Graph showing changes in food intake before and after maca administration.
(C) Graph showing changes in exercise endurance before and after maca administration.
FIG. 6 is a graph showing an experimental example in which a functional food containing maca was administered to a mouse (female 6).
(A) Graph showing changes in body weight before and after maca administration.
(B) Graph showing changes in food intake before and after maca administration.
(C) Graph showing changes in exercise endurance before and after maca administration.
FIG. 7 is a graph showing the running time of a mouse (male 1) to which a functional food containing maca was continuously administered.
FIG. 8 is a graph showing the running time of a mouse (female 2) to which a functional food containing maca was continuously administered.
FIG. 9 is a graph showing the running time of mice (male 3) to which a functional food containing maca was continuously administered.
FIG. 10 is a graph showing the running time of mice (female 4) to which a functional food containing maca was continuously administered.
FIG. 11 is a graph showing the running time of mice (female 5) to which the functional food containing maca was continuously administered.
FIG. 12 is a graph showing the running time of mice (female 6) to which the functional food containing maca was continuously administered.

Claims

Contains maka,
A functional food containing maca, which has an effect of increasing blood growth hormone level.

Contains maka,
A functional food containing maca, which has an endurance increasing effect.

2. The maca-containing functional food according to claim 1, wherein the blood growth hormone level is increased by continuous intake for 5 weeks or more.

The functional food containing maca according to any one of claims 1 to 3, further comprising an alcoholic extract of maca.

Contains alcohol extract of maca,
The functional food containing maca according to any one of claims 1 to 4, wherein the alcohol extract contains 60% or more and 80% or less of hydrous ethanol.