JP2004000054A - 魚釣用リール - Google Patents

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寺内 孝
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Abstract

【課題】本発明は魚釣用リールに関し、糸長計測装置による計測値が釣糸の単位糸長毎の着色や魚探値等に一致しない場合に、計測値がこれらに一致するように調整可能な糸長計測装置を備えた魚釣用リールを提供することを目的とする。
【解決手段】リール本体の側板間に回転自在に支持されたスプールの回転数を検出する回転数検出手段と、リール本体に装着した超音波センサからスプールに巻回された釣糸の糸巻面に超音波を発射してその受信波を受信することにより算出する糸巻径データと、上記回転数検出手段で検出されるスプール回転数とから糸長を計測して、リール本体に装着された表示器に計測値を表示させる糸長計測装置とを備えた魚釣用リールに於て、上記リール本体に外部操作体を装着し、上記糸巻径データを算出する際の基準値となるスプールと超音波センサとの位置関係で決定される定数を外部操作体の操作で変更可能としたことを特徴とする。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体に装着した超音波センサを用いて糸長(釣糸の繰出し量や巻取り量)を計測する糸長計測装置を備えた魚釣用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】
釣果の向上を図るため、従来、多くの魚釣用リールには、糸長を計測してこれを表示器に表示する糸長計測装置が装着されている。
そして、棚取りの精度を高めて釣果の向上を図るため、近年、この種の糸長計測装置として、特許第2940888号公報に開示されるように超音波センサを用いた糸長計測装置が広く知られている。
【0003】
図9は上記公報に開示された糸長計測装置で、この糸長計測装置は、スプール1に巻回される釣糸3の糸巻面5に対し、送信用の超音波センサ7と受信用の超音波センサ9をリール本体に略V字状に装着し、マイクロコンピュータ11のCPUが、超音波センサ7から糸巻面5に発射した超音波Pが超音波センサ9で受信されるまでの時間差tをタイマで測定して、この時間差tを基に、先ず糸巻径データとして糸巻面5と両超音波センサ7,9との間の距離aを、ROMに記憶された
距離a=音速331(m/sec)×1/2×t
の計算式で演算し、次いでスプール1に巻回された釣糸3の糸巻径Dを、ROMに記憶された
糸巻径D=(H−a)×2
の計算式で算出する。
【0004】
尚、この計算式に於て、Hは図示するように両超音波センサ7,9とスプール軸13の軸心L間の距離(理論的基準値)で、この距離Hは魚釣用リールの仕様に応じ、予めROMに設定,記憶されている。
そして、CPUは、スプール1の端面に装着したマグネット15と、これに対向してリール本体のフレーム17に装着したリードスイッチ19からなる回転数検出手段21で計測されたスプール1の実回転数Nと、上記計算式で算出された糸巻径Dを基に、ROMに記憶された
糸長L=π・D・N
の計算式から糸長Lを演算して、この演算結果を表示駆動回路23を介して表示器25に表示させるもので、釣人は斯かる計測値に基づいて所定の棚位置に仕掛けを繰り出すことができることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記糸長計測装置にあっては、リール本体に取り付く超音波センサ7,9自体やリール本体側のセンサ取付部の寸法精度のバラツキ、及び超音波センサ7,9をセンサ取付部に装着した際の取付精度のバラツキにより、超音波センサ7,9とスプール軸13の軸心L間の距離Hに誤差が生じて、正確な糸長計測を行うことができなくなる虞があった。
【0006】
そして、通常、釣糸には、例えば10m毎に色違いの着色が施されたり、1m単位毎のマーキングが施され、釣人はこれらを目安に糸長を把握することができるが、上述の如く超音波センサ等の寸法精度や取付精度のバラツキによって糸長計測に誤差が生ずると、表示器に表示された計測値と釣糸の着色やマーキングとが一致しなくなって、釣人は糸長計測装置が正常に作動していないことを認識することとなるし、また、糸長計測装置が正確性に欠けることで不快感を感じてしまう。
【0007】
また、実釣時に仕掛けは潮流の影響で真下に繰り出されることはなく、このため、魚群探知機(以下、「魚探」という)を使用した場合、魚探の水深と計測値とが一致しないことがある。
そして、釣人は状況に応じ魚探の水深に計測値を補正して、仕掛けの水深を魚探の値に一致させたい場合も生じるが、従来の糸長計測装置にあっては、斯かる補正ができないのが実情であった。
【0008】
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、糸長計測装置による計測値が釣糸の単位糸長毎の着色や魚探値等に一致しない場合に、計測値がこれらに一致するように調整可能な糸長計測装置を備えた魚釣用リールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、リール本体の側板間に回転自在に支持されたスプールの回転数を検出する回転数検出手段と、リール本体に装着した超音波センサからスプールに巻回された釣糸の糸巻面に超音波を発射してその受信波を受信することにより算出する糸巻径データと、上記回転数検出手段で検出されるスプール回転数とから糸長を計測して、リール本体に装着された表示器に計測値を表示させる糸長計測装置とを備えた魚釣用リールに於て、上記リール本体に外部操作体を装着し、上記糸巻径データを算出する際の基準値となるスプールと超音波センサとの位置関係で決定される定数を、当該外部操作体の操作で変更可能としたことを特徴とする。
【0010】
(作用)
請求項1に係る発明によれば、糸長計測装置は、リール本体に装着した超音波センサから釣糸の糸巻面に超音波を発射してその受信波を受信することにより、スプールと超音波センサとの位置関係で予め決定された定数を用いて糸巻径データを算出した後、この糸巻径データと回転数検出手段で検出されたスプール回転数から糸長を算出して表示器に計測値を表示させる。
【0011】
そして、表示器に表示された計測値が使用糸の単位長さ毎の着色やマーキングと一致しない場合、外部操作体の操作で上述した定数を変更すれば、計測値と使用糸の単位長さ毎の着色等とが一致することとなる。
また、上述の如き定数の変更は魚探を用いた場合にも適用でき、潮流の影響で仕掛けが流されて魚探の水深と計測値とが一致しない場合に、計測値が魚探の水深に一致するように補正したいならば、外部操作体の操作で上述した定数を変更することで、計測値が魚探の水深と一致することとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は請求項1の一実施形態に係る魚釣用リールを示し、図中、27はリール本体29のフレーム、31,33は当該フレーム27の左右に取り付く側板で、両側板31,33間にスプール軸35を介してスプール37が回転自在に支持されている。
【0013】
スプール37は、スプールモータ39の駆動やハンドル41の巻取り操作で回転して釣糸43が巻回されるようになっており、スプールモータ39は、スプール37前方の側板31,33間のフレーム27に成形された図示しない略筒状のモータケースに収容されている。
そして、側板31内には、図2に示すようにスプールモータ39のモータ軸39aの一端側に装着された遊星歯車とこれに噛合する太陽歯車や内歯歯車からなる遊星式の減速機構45と、複数枚の歯車47a,47b,47cからなる動力伝達機構47が減速機構45に連結して装着されており、スプールモータ39の駆動力が、減速機構45と動力伝達機構47を介してスプール軸35に伝達されるようになっている。
【0014】
而して、スプール軸35は、スプール37の中央を貫通してその他端側が側板33内に突出しており、その突出端に、ハンドル41の駆動力をスプール37に伝達させる遊星式の動力伝達機構49やクラッチ機構51、また、ハンドル41のハンドル軸53と駆動ギヤ55とを任意のドラグ力で摩擦結合するドラグ装置57等が装着されている。そして、側板33の側部後方に装着したクラッチレバー59のクラッチON/OFF操作で、クラッチ機構51のクラッチプレートが、駆動ギヤ55に噛合するピニオン61と動力伝達機構49の係合部63とのクラッチ係合を係脱して、スプール37へのスプールモータ39やハンドル41の駆動力が伝達,遮断されるようになっている。
【0015】
また、図1に示すようにハンドル41が取り付く側板33の側部前方には、特許第2977978号公報で開示された従来例と同様、スプールモータ39のモータ出力を増減して釣糸の巻取り速度を調節するパワーレバー65が、ハンドル41の回転方向と同方向へ所定の角度に亘って回転操作可能に取り付けられており、図2に示すようにパワーレバー65は側板33に内蔵されたポテンショメータ67に連結されている。
【0016】
そして、リール本体29上部の側板31,33間に装着した制御ボックス69にはマイクロコンピュータ71が組み込まれており、当該マイクロコンピュータ71は、パワーレバー65の操作量に応じたパルス信号のデューティ比としてスプールモータ39への電流通電時間率を可変制御して、パワーレバー65の操作量に従い、モータ駆動回路73に指令を送出してスプールモータ39をモータ停止状態から最大値(0〜100%)まで連続的に制御するようになっており、当該パワーレバー65やハンドル41の操作で釣糸43がスプール37に巻回されることとなる。
【0017】
尚、釣糸43には、従来と同様、10m毎に色違いの着色が施されており、釣人はこの着色を目安に糸長を把握することができるようになっている。
而して、上述したように制御ボックス69は、リール本体29上部の側板31,33間に装着されているが、その表面の操作パネル75上に、糸長計測値や後述する基準値等を表示する表示器77が設けられている。
【0018】
また、図1及び図2に示すように制御ボックス69の底部には、送信用の超音波センサ79と受信用の超音波センサ81が、スプール37に巻回された釣糸43の糸巻面83に対し略V字状に装着され、また、フレーム27とこれに対向するスプール37の一端面には、スプール37の回転数とその回転方向を検出する回転数検出手段85として、一対のリードスイッチ87と複数のマグネット89が装着されている。
【0019】
そして、既述した特許第2940888号公報で開示された糸長計測装置と同様、マイクロコンピュータ71のCPUは、超音波センサ79から糸巻面83に発射された超音波Pが超音波センサ81に受信されるまでの時間差tをタイマで測定して、この時間差tを基に、先ず糸巻面83と両超音波センサ79,81との間の距離aを、ROMに記憶された
距離a=音速331(m/sec)×1/2×t
の計算式で演算し、次いでスプール37に巻回された釣糸の糸巻径D(糸巻径データ)を、ROMに記憶された
糸巻径D=(H−a)×2
の計算式で算出する。
【0020】
尚、この計算式に於て、Hは図2に示すように超音波センサ79,81とスプール軸35の軸心L間の距離で、この距離Hは糸巻径データとしての糸巻径Dを算出する際の基準値となるスプール37と超音波センサ79,81との位置関係で決定される定数であって、魚釣用リールの仕様に応じ予めRAMに設定,記憶されている。
【0021】
そして、CPUは、回転数検出手段85で計測されたスプール37の実回転数Nと、上記計算式で算出された糸巻径Dを基に、ROMにメモリされた
糸長L=π・D・N
の計算式から糸長Lを演算して、その演算結果を表示駆動回路91を介して表示器77に表示させるようになっている。
【0022】
而して、表示器77の糸長表示は、操作パネル75上に装着したリセットスイッチ93の操作でリセットされるが、操作パネル75上には、当該リセットスイッチ93に加え棚メモスイッチ95やモードスイッチ97が装着されており、図2に示すようにこれらはマイクロコンピュータ71に接続されている。
そして、表示器77の表示を見乍ら、釣人が釣糸を所定量(例えば、「水深125m」)繰り出した処で棚メモスイッチ95を操作すると、CPUは水深125mを棚位置としてRAMに記憶,更新させるようになっている。
【0023】
また、モードスイッチ97は、その操作でCPUを「実釣モード」と「補正モード」に交互に切り換えるように構成されており、「実釣モード」では、上述したようにパワーレバー65やハンドル41の操作で釣糸43がスプール37に巻回され、そして、釣糸43の繰出しや巻取りに伴い糸長が計測されて計測値が表示器77に表示される。
【0024】
しかし、図9の従来例で既述したように、リール本体に取り付く超音波センサ自体やリール本体のセンサ取付部の寸法精度のバラツキ、また、超音波センサをセンサ取付部に装着した際の取付精度のバラツキ等により、超音波センサとスプール軸の軸心間の距離に誤差が生じて正確な糸長計測を行うことができなくなる虞があり、また、潮流の影響で仕掛けが流されて、魚探の水深値と糸長計測値とが一致せず、釣人は状況に応じ魚探の水深に計測値を補正して仕掛けの水深を魚探値に一致させたい場合が生じる。
【0025】
そこで、本実施形態は、モードスイッチ97の操作でCPUが「実釣モード」から「補正モード」に切り換わると、図3に示すように表示器77上に、RAMに設定,記憶された定数たる距離Hの記号「H」99と設定値(本実施形態では、20.0mm)101が、夫々、文字で表示されるようになっている。
そして、斯様にCPUが「実釣モード」から「補正モード」に切り換わると、パワーレバー65が斯かる定数(距離H)を変更する外部操作体として機能し、釣人がパワーレバー65を出力増加方向に操作すると、図4の如く設定値101が増加し、また、反対にパワーレバー65を出力低下方向に操作すると、図5の如く設定値101が減少するようになっている。そして、斯様にパワーレバー65の操作で定数を変更した後、リセットスイッチ93を操作すると、変更値がRAMに設定,記憶されて、CPUは自動的に「実釣モード」に切り換わり、以後、変更された距離Hを基に糸長計測が行われるようになっている。
【0026】
尚、上述したパワーレバー65に代え、例えば操作パネル75上にリセットスイッチ93等と同様なボタンスイッチからなる外部操作体を装着して、当該ボタンスイッチの操作で定数を変更させるように構成してもよい。
本実施形態に係る魚釣用リール103はこのように構成されているから、「実釣モード」に於て、ハンドル41やパワーレバー65の操作で釣糸43がスプール37に巻き取られ、このとき、パワーレバー65の操作でモータ出力がモータ停止状態から最大値まで連続的に制御されて、巻取り速度が低速から高速へ連続的に調節されることとなる。
【0027】
また、釣糸43の繰出しや巻取りに伴い糸長が計測されて、計測値が表示器77に表示され、表示器77の表示を見乍ら、釣人が釣糸を所定量(例えば、「水深125m」)繰り出した処で棚メモスイッチ95を操作すれば、水深125mが棚位置としてRAMに記憶されることとなる。
【0028】
ところで、既述したように釣糸43には10m毎に色違いの着色が施されているため、釣人はこの着色を目安に糸長を把握することができる。
しかし、超音波センサ79,81等の寸法精度や取付精度のバラツキ等が原因で、表示器77に表示された計測値と釣糸43の着色とが一致せず、糸長計測装置が正確に糸長計測を行っていないと釣人が認識した場合には、モードスイッチ97の操作でマイクロコンピュータ71のCPUを「実釣モード」から「補正モード」に切り換え、そして、パワーレバー65の操作で、表示器77の表示を見乍ら既述した手順で設定値101を増減調節した後、リセットスイッチ93を操作すれば、変更値がRAMに設定,記憶されてCPUは自動的に「実釣モード」に切り換わり、以後、変更された距離Hを基に糸長計測の演算が行われることとなる。
【0029】
従って、釣人は、表示器77に表示された計測値と釣糸43の着色とを比較することで、糸長計測が正確に行われるようになったか否かを把握することができ、依然として両者間に誤差があれば、再度同様の手順で設定値101を増減調節すればよい。
そして、上述の如き設定値101の増減調節は、魚探を用いた場合にも適用でき、潮流の影響で仕掛けが流されて魚探の水深と計測値とが一致しない場合に、計測値が魚探の水深に一致するように補正したいならば、上述した手順で設定値101をパワーレバー65で増減調節することで、計測値が魚探の水深と一致することとなる。
【0030】
このように本実施形態によれば、表示器77に表示された計測値が使用糸43の単位長さ毎の着色と一致しない場合に、超音波糸長計測を行うに当たって糸巻径データを算出する際の基準値となる定数をパワーレバー65の操作で変更することで、計測値と使用糸の単位長さ毎の着色とを一致させることができるので、釣人の希望通りの使用状態への設定,変更が可能となった。
【0031】
また、本実施形態によれば、実釣時に潮流の影響で仕掛けが流されて魚探の水深値と計測値とが一致しない場合にも、上述の如き手順を行うことで計測値を魚探の水深値と一致させることができるため、仕掛けの水深を正確に確認できるといった利点を有する。
図6乃至図8は、「補正モード」に於ける表示器77の表示形態の変形例を示し、本実施形態は図3乃至図5で示した設定値101の表示形態に代え、CPUが「補正モード」になると、先ず、図6に示すように表示器77の右側中央に、RAMに設定,記憶された定数たる距離Hの設定値が、横線付きの矩形状のマーク105で表示されるようになっている。
【0032】
そして、上記実施形態と同様の手順で釣人がパワーレバー65を操作して設定値を増加調節すると、図7に示すように恰もテレビのコントラスト調整のように上記マーク105を基準に矩形状のマーク107が順次上方へ増加し、また、反対に釣人がパワーレバー65を操作して設定値を減少調節すると、図8に示すようにマーク105を基準にマーク107が順次下方へ表示されるように構成したものである。
【0033】
尚、その他の構成は上記実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態はこのように構成されており、本実施形態によっても、上記実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能で、表示器77に表示される計測値が使用糸の単位長さ毎の着色と一致しない場合に、糸巻径データ算出時の基準値となる定数をパワーレバー65の操作で変更して、計測値と使用糸の単位長さ毎の着色とを一致させることができるため、釣人の希望通りの使用状態への設定,変更が可能となる。
【0034】
そして、実釣時に潮流の影響で仕掛けが流されて魚探の水深と計測値とが一致しない場合にも、計測値を魚探の水深と一致させることが可能となって仕掛けの水深を正確に確認できるといった利点を有する。
【0035】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に係る発明によれば、表示器に表示される糸長計測値が使用糸の単位長さ毎の着色やマーキングと一致しない場合に、糸巻径データ算出時の基準値となる定数を外部操作体の操作で変更して、糸長計測値と使用糸の単位長さ毎の着色等を一致させることができるため、釣人の希望通りの使用状態への設定,変更が可能となった。
【0036】
そして、実釣時に潮流の影響で仕掛けが流されて魚探の水深と計測値とが一致しない場合にも、本発明によれば、計測値を魚探の水深と一致させることが可能となって仕掛けの水深を正確に確認できるといった利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施形態に係る魚釣用リールの平面図である。
【図2】図1に示す魚釣用リールの概略構成図である。
【図3】表示器の表示形態の説明図である。
【図4】表示器の表示形態の説明図である。
【図5】表示器の表示形態の説明図である。
【図6】表示器の他の表示形態の説明図である。
【図7】表示器の他の表示形態の説明図である。
【図8】表示器の他の表示形態の説明図である。
【図9】超音波センサを用いた従来の糸長計測装置の概略図である。
【符号の説明】
29 リール本体
37 スプール
39 スプールモータ
43 釣糸
65 パワーレバー
71 マイクロコンピュータ
77 表示器
79,81 超音波センサ
83 糸巻面
85 回転数検出手段
97 モードスイッチ
103 魚釣用リール

Claims (1)

  1. リール本体の側板間に回転自在に支持されたスプールの回転数を検出する回転数検出手段と、
    リール本体に装着した超音波センサからスプールに巻回された釣糸の糸巻面に超音波を発射してその受信波を受信することにより算出する糸巻径データと、上記回転数検出手段で検出されるスプール回転数とから糸長を計測して、リール本体に装着された表示器に計測値を表示させる糸長計測装置と、
    を備えた魚釣用リールに於て、
    上記リール本体に外部操作体を装着し、
    上記糸巻径データを算出する際の基準値となるスプールと超音波センサとの位置関係で決定される定数を、当該外部操作体の操作で変更可能としたことを特徴とする魚釣用リール。
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