JP2003535429A - 平材、特にシートまたはストリップとしての平材およびこの種の平材用書き込み装置 - Google Patents

平材、特にシートまたはストリップとしての平材およびこの種の平材用書き込み装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、情報を記録するための箔片状のシート(1)を製造するための平らなシート材に関する。シート材(2)には、微細な中空室(3)を含んでいる被覆部(4)が被着されている。被覆部(4)には電気的および(または)磁気的に活性可能な粒子(5)が埋設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の前提概念に記載の構成を備えた平らなシート材および請
求項31または請求項35の前提概念に記載の構成を備えた書き込み装置に関す
るものである。
【0002】 箔片状の書き込みシートを製造するための平らなシート材には多種多様の実施
形態が知られている。この種のシートは情報担持体として設けられ、その情報内
容はその表面に被着させたカラー粒子により視覚的に認識できるようになってい
る。情報は通常の場合文字から形成されているテキスト或いはたとえば図面等の
グラフィック要素から構成される。一般にシートは、バインダーの中に埋設させ
たセルロース繊維またはプラスチック繊維を備えた紙から成るか、或いは、たと
えばデイライトプロジェクションに使用されるようなプラスチックフォイルから
成っている。色塗りは適当な書き込み器具を用いて手で行なわれるか、或いはプ
リンタによって行なわれる。この場合1枚のシートにまとめることのできる情報
量は、通常の場合たとえば比較的小さな文字を読み取れるかどうかによって制限
されている。
【0003】 特にオフィス設備においてコンピュータの普及が増すにつれて光学的情報担持
体と電子的情報担持体とが協働することの重要性が増している。コンピュータで
制御される最近のレーザープリンタおよびマグネットグラフィープリンタは10
00dpi(dots per inch ほぼ2.54cmあたりのドット数)以上の解像
度を可能にする。しかしながら人間の眼で認識できるのはこのような多数のドッ
トから構成される符号だけに限られているので、提供される解像度を最大情報量
のために活用することができない。逆に、視覚的に認識可能な情報を電子情報に
変換することが必要な場合がある。このため文書をいわゆるスキャナーの上にお
いて電子光学的に走査する。発生する原稿の電子像に必要なメモリは大きい。下
流側に接続されるOCR(Optical Character Recognition)ソフトウェアまた
はOMR(Optical Mark Reading)ソフトウェアにより、スキャナーによって読み
取られたドット情報を符号または文字情報に変換させることができ、これに伴っ
て必要メモリがかなり減少する。しかしながらこの変換には時間がかかり、今日
の技術水準によれば通常は手で修正する必要がある。
【0004】 視覚的に認識可能なデータを電子データに変換する他の方法はMICR(Magne
tic Ink Charater Recognition)を介して行なう変換である。この場合、符号の
認識は磁気インク内の規格化した磁気フォントを走査することにより行われる。
他の公知の方法では、幅が異なる線または互いに間隔をもって配置される線から
成るシステム形態のいわゆるバーコードで情報が視覚的に認識可能になる。個々
の線はたとえば接着ラベルに固定され、読み取りペン或いは手動スキャナーまた
はロングレンジスキャナーを介して走査することができる。このシステムの欠点
は一度プリントした情報を変えることができない点にある。
【0005】 文書の複写はフォトコピー方式で広く行なわれている。この場合、記入したシ
ート上の色情報が光学的に走査され、ドラムに転写される。その際たとえばいわ
ゆるマグネットグラフィー方式でドラムの一部を磁気的にコンディショニングし
てドラムの適当な個所に粉末状のカラートナーを付着させ、これを別のシート上
に原稿の複製として被着させることができる。しかし汚れが生じるとコピーの品
質に悪影響を及ぼすことがある。
【0006】 本発明の課題は、電子データと視覚的に認識可能なデータとの間でのデータ交
換を改善することである。 本発明は、上記課題を解決するため、請求項1の構成を備えた平らなシート材
、および請求項31の構成または請求項35の構成を備えた書き込み装置を特徴
とするものである。
【0007】 本発明によれば、平らなシート材の少なくとも1つの被覆部に電気的および(
または)磁気的に活性可能な粒子が埋設される。同じ被覆部または他の被覆部は
微細な中空室を有し、中空室はたとえば適当な結晶構造の形態であり、特に複写
紙の製造から知られているようなマイクロカプセルの形態である。特に電気的お
よび(または)磁気的に活性可能な粒子を、中空室を備えた被覆部に埋設するこ
とにより、これら粒子は1回の共通のプロセスで被覆部とともにシート材上に被
着させることができる。このような被覆部は広い面積の大量生産品に適している
ので、安価にしかも大量に箔片状のシートを製造することができ、その上に光学
的情報も電気的または磁気的情報或いは機能をも記録させることができる。平ら
に分布させることによりシート材上には大量の情報を光学的方式でもまたたとえ
ば磁気的方式でも或いはこれらを組み合わせた方式でも固持させることができる
【0008】 視覚的に読み取り可能な情報と磁気的に記憶される情報とを組み合わせること
により、情報をファイルし、変更し、問合せすることのできる対話型製品を製造
することができる。
【0009】 上記粒子を上記中空室のなかに配置して、すでに複写紙の大量生産において知
られているように、中空室の中身にかかわらず被覆部を1つの方法で大きな修正
なしに行なうことができるようにするのが有利である。このようにして平らなシ
ート材を安価に製造することができる。
【0010】 使用例に応じては中空室またはマイクロカプセルを同等に実施するのが合目的
である。たとえばマイクロカプセルを色形成体(Farbbildner)で充填し、電気的
および(または)磁気的に活性可能な粒子とともに被覆部に埋設するのが合目的
である。電気的および(または)磁気的に活性可能な粒子を別個の層に埋設する
ことにより製造プロセスが簡単になる。同様に、上記粒子を固有の中空室または
マイクロカプセルのなかに配置し、たとえば色形成体を充填しているマイクロカ
プセルと混合させて被覆部に挿入するのも合目的である。他の有利な変形実施形
態では、中空室は前記色形成体と電気的および(または)磁気的に活性可能な粒
子とを同時に含んでいる。
【0011】 本発明に従って提案された他の解決法では複写セット(たとえば手書き複写セ
ット)が設けられる。この複写セットでは微細な中空室が色形成体を含んでおり
、色形成体は従来の技術から知られているように破裂するときにカラー現像剤と
ぶつかって見えるようになる。対応する被覆部はさらに電気的および(または)
磁気的に活性可能な粒子を含んでいるので、複写セットにおいては視覚的に認識
可能な情報も磁気的に認識可能な情報も互いに分離させて或いは互いに相互作用
させて保持させることができる。他の有利な構成では複写セットは案内穴縁を備
えたエンドレスセットとして構成され、従って特に中央データ設備のEDV装置
、パーソナルコンピュータ、自動タイプライターおよび自動宛名印刷機のデータ
出力で処理するために適している。この種の装置では低コストで視覚的に認識可
能な情報も磁気的に認識可能な情報も確実に且つ大量に出力させることができる
。他の有利な構成では複写セットは高速引き剥がしセットとして構成され、これ
によっても視覚的に認識可能なデータと磁気的に認識可能なデータとを同様に有
利に記憶させることができる。さらにこのような高速引き剥がしセットは1つの
分離エッジのみを有しているので、引き剥がしセットを引き剥がした後少なくと
も3つのきれいなエッジが個々の薄片に残っており、代表的な使用目的において
特に業務上の通信での使用が可能になる。
【0012】 本発明の他の有利な構成では、被覆部内の中空室の少なくとも一部は芳香剤で
充填されている。たとえば記入される返信用封筒、請求書用の送金担体等との関
連で、書き込み器具を当てると中空室が押しつぶされ、芳香剤が露出する。好ま
しく感じられる適当な匂いは書き手のモチベーションを高めることができる。芳
香剤の露出を、埋設されている電気的な粒子または磁化可能な粒子を活性化させ
ることによって行なってもよい。他の有利な構成では、前記中空室の少なくとも
一部は接着剤で充填されている。特に磁化可能な粒子または電気的に活性可能な
粒子との関連で、このようにして製造した封筒を自動工程で封印させることがで
きる。
【0013】 有利な実施形態では、シート材は複数のゾーンに分割されており、これらのゾ
ーンはそれぞれ充填態様の異なる中空室を備えた異なる被覆部で被覆されている
。これにより、たとえば1つのゾーンに接着剤を充填した自動封印用の中空室を
有する封筒等を製造することができる。中空室に色形成体と磁化可能な粒子とが
配置されている被覆部を備える他のゾーンには、視覚的にも磁気的にも読み取り
可能なアドレスフィールドを設けてよい。これらのゾーンには、アドレスフィー
ルドに記入したときに露出する芳香剤を備えた中空室を設けてもよい。
【0014】 本発明による1つの解決法では、平らなシート材の被覆部に色形成体を充填さ
せた中空室と電気的および(または)磁気的に活性可能な粒子とが埋設されてい
る。後者の磁化可能な粒子は微細な中空室と相互作用して、たとえば磁気的に活
性することにより中空室を破裂させ、色形成体が生じる。これにより、複写セッ
トから知られているようなカラー現像剤と協働して情報が磁気的な方式で視覚化
される。たとえばマグネットグラフィープリンタ等を用いれば文字、符号、バー
コード等を磁気的にシート材上に記載し、同時に視覚化させることができる。し
たがって磁気的に認識可能な態様と視覚的に認識可能な態様とで同時にシート材
上に情報内容が提供され、視覚的な態様でも電子的な態様でも評価が可能である
【0015】 有利な構成では、前記粒子は磁化可能な粒子として構成されている。データ密
度が大きい場合に対しては、磁化可能な粒子の粒径はほぼ2−3マイクロメート
ル以下であるのが合目的である。この場合磁化可能な粒子は、フロッピー(登録
商標)ディスク或いはハードディスクに通常使用される、残留磁気と保磁力が高
い硬質磁性特性を持った材料から成っており、特に二酸化クロム、酸化鉄、多結
晶ニッケル・コバルト合金、コバルト・クロム合金、またはコバルト・サマリウ
ム合金、或いはバリウム・フェライトから成っている。
【0016】 上記粒子を目的に応じて磁化することにより、録音テープ或いはフロッピーデ
ィスクの場合のように情報を2進形態で或いは生文でも記憶させることができる
。特にストリップ材またはシート材が紙層をも有している場合には、紙層は記入
或いはプリントもできるので、磁気的な情報以外にも視覚的に検知可能な情報を
担持することができる。これにより多くの有利な可能性が得られ、特に対話性に
関する可能性が得られる。たとえば所望の情報を磁気的に記憶させ、ストリップ
材またはシート材に手書きでメモを追加させることができる。また、同じ情報を
文字でも磁気的にもストリップ材またはシート材上に記載することもでき、これ
から、使用者が直接読み取る可能性が得られ、またコンピュータに記憶させるた
めの磁気走査装置によって読み取る可能性が得られる。
【0017】 上記すべての構成において使用する材料は耐熱性の材料から成っているのが有
利であり、このように構成すれば、適当なシート材をフォトコピー機、レーザー
プリンタまたはマグネットグラフィープリンタおよび他の高発熱性の機器で品質
を損なうことなく処理することができる。
【0018】 本発明による他の解決法では、電気的および(または)磁気的に活性可能な粒
子を含み、自動接着ストライプを備えたメモ用紙に加工されているシート材が提
案される。このようなメモ用紙にはたとえば磁気先端部を備えた手動操作ペンを
用いて電話のメモ等を書き留めて、視覚的にも磁気的にも認識可能であるように
保存しておくことができる。このようなメモ用紙は自動接着ストライプを用いて
書類または他の任意の個所に一時的に張り付けておくことができ、情報内容は必
要に応じて後で磁気スキャナーを用いてピックアップしてさらに処理することが
できる。
【0019】 特に、簡単な複写はマグネットグラフィープリンタをわずかに修正するだけで
可能である。この修正したマグネットグラフィープリンタを用いると、トナー粉
を用いずに、埋設した粒子を直接磁化することが可能である。同時にトナー粉を
使用すると、所望の情報を1回の工程で磁気的にも視覚的にも認識可能であるよ
うに記録させることができる。磁化可能な粒子と色形成体を充填したマイクロカ
プセルとを備えた構成の場合、これは複写紙において知られている構成であるが
、マイクロカプセルは圧力または熱の影響で破裂して、閉じ込められていた色形
成体を露出させる。その後、当初は無色である色形成体がカラー現像剤とぶつか
る。このカラー現像剤は中空室を備えた被覆部内に設けられたものであり、或い
は下に置かれている複写シートの表面側に設けられたものである。色形成体とカ
ラー現像剤とが協働することにより視認可能なコピーが生じる。これにより、適
当な装置と関連づければ、たとえば適当なシートにまず磁気的にのみ記入し、種
々の問合せ過程、変更過程、或いは修正過程を伴う対話プロセスに引き続いて、
記憶されている情報を視覚化させることができる。
【0020】 本発明によるシート材は、以上述べた書き込みの可能性以外に、通常の書き込
み用ペーパーシートから知られているような操作性も提供する。たとえばペーパ
ーシートの場合のように穴あけ、クリップ留め、ファイル、保管、および接着ま
たは接着製本も可能である。このため、典型的には長尺の形態で製造されてロー
ル状に巻回されているシート材を、基面を規格化したシートの形態、特にDIN
A4判で裁断して、これを従来のプリンタ、コピー機等で処理し、規格化した書
類綴じに保管するのが有利である。この場合この種のシートまたはシート材を複
数の部分領域に分割し、そのうち少なくも1つの部分領域を読み取り・書き込み
領域として構成するのが有利である。他の1つの部分領域はもっぱらペーパーク
リップ、穴、或いは接着結合部を取り付けるためにのみ設けられていてよく、そ
の際記憶されている磁気情報を阻害することはない。この場合読み取り・書き込
み領域を、プリントしたマークによって特徴づけて、利用者がこれを難なく認識
でき、そこに利用者がたとえば適当な穴あけを行なうことができるようにするの
が合目的である。
【0021】 有利な変形実施形態では、シート材は導体軌道を有している。導体軌道は導電
性のインクからプリントされていてよく、合目的には前記被覆部に埋設されてい
る導電性粒子から成っているのがよい。この場合粒子はたとえば金属粉であって
よく、および(または)、前記磁気可能な粒子であってよい。この場合磁気可能
な粒子は磁気データメモリとしての機能と電気転写要素としての機能との二重の
機能を果たす。その際シート材が多数の読み取り・書き込み領域に分割され、こ
れらの読み取り・書き込み領域がそれぞれ導体軌道に接続されているのが合目的
である。このようにして回路のような構成が得られ、たとえば個々の読み取り・
書き込み領域の磁気情報は遠隔地から導体軌道を介して問合せまたは変更を行な
うことができる。
【0022】 被覆部に埋設される粒子としては、たとえばいわゆる"Smart Labels"で使用さ
れるようなマイクロチップも適している。この種のマイクロチップは前記導体軌
道と接続させて、たとえば個々の読み取り・書き込み領域にファイルされている
磁気情報を評価できるようにするのが合目的である。合目的な構成では、シート
材上に活性可能な粒子とのデータ交換をするためのアンテナが特にプリントによ
って被着される。アンテナは電気的に活性可能な粒子によって形成されていても
よい。これによりシート材の使用範囲が拡大し、たとえば記憶させた情報を、仕
上げ工程を通過する際に種々の個所で、状況に応じた種々の手段で読み取りおよ
び(または)変更させることができる。このようなシート材はたとえばスキャナ
ー状の機器を通過させることができ、その際磁気情報を交換することができる。
このような直接のアクセスが不可能な個所では、磁気的に記憶された情報を前記
アンテナを介してたとえばマイクロチップと結合させて問い合わせることができ
、この場合の典型的な受信距離は1メートルの範囲である。工程を通過させる際
により長い問合せ距離が必要な場合は、磁気的な情報をたとえば前記マイクロカ
プセル・色形成体技術により視覚化させ、視覚的に調べることができる。情報は
たとえば磁気的に且つ視覚的にバーコードとして被着されていてよく、この場合
視覚的に認識可能なバーコードはロングレンジスキャナーを介して約10mの距
離範囲内で読み取り可能である。
【0023】 たとえば複写セット、申し込み用紙、ラベル、送り状(委託貨物運送状)、投
票用紙等の本発明によるシート材からなる製品はダイアローグ形式で使用可能で
あり、よって多面的に使用可能である。シート材はノンインパクトプリンタで多
層に印刷可能であり、この場合磁気情報は印刷した情報に対応しており、或いは
これと異なっていてもよい。たとえば「インテリジェントな」送り状の場合には
、磁気情報を搬送過程の段階でおよび付随するダイアローグプロセスの段階でそ
の都度の実際のステータスに適合させることができ、たとえば引渡しの際に視覚
化させることができる。
【0024】 本発明による他の解決法では、電気的および(または)磁気的に活性可能な粒
子を備えた平らなシート材から発送ケース、特に封筒が形成される。たとえばマ
グネットグラフィープリンタ或いは磁気先端部を備えた手動操作ペンのような磁
気書き込み器具と関連づければ、この種の封筒上に郵便配達人が視覚的に認識で
きるように住所を記載することができ、他方同時に磁気的に記載される情報は手
紙の自動配達の改善に寄与することができる。
【0025】 本発明による他の解決法では、電気的および(または)磁気的に活性可能な粒
子を備えた平らなシート材からパンフレットが形成される。同時に視覚的な記載
および磁気的な記載が可能であるので、いわゆるパンフレットの「個人化」が簡
単に可能であり、たとえばデータバンクから個人データまたは住所データを取り
出して、これをコンピュータで制御して磁気的および(または)視覚的に認識で
きるように宣伝パンフレット上に記載することができる。これによりたとえば宣
伝パンフレットのカバーを個々の顧客に個人的に指定することができ、他方同時
に磁気的に利用可能な情報は顧客の管理および配送を簡単にさせる。
【0026】 本発明による他の解決法では、電気的および(または)磁気的に活性可能な粒
子を含んでいる被覆部を備えた平らなシート材から、特に書類用の綴じ込みファ
イルが形成される。銀行、保険会社等はこのような綴じ込みファイルを用いて顧
客別にまとめた情報資料および(または)注文資料を簡単に作成することができ
、この場合綴じ込みファイルは視覚的に認識可能に生文でたとえば差出人を明ら
かにし、他方同時に磁気的に記憶された差出人に関する情報はこの綴じ込みファ
イルの自動管理をその中に含まれている注文資料をも含めて容易にする。
【0027】 本発明による他の解決法では、電気的および(または)磁気的に活性可能な粒
子を備えた平らなシート材はジグザグ状に折畳まれた作表紙に加工される。この
ような作表紙は、特に管理されていない大量のデータを紙にしなければならない
場合にデータ処理装置で有利に使用することができる。ジグザグ状に折畳んだ作
表紙はトラクタ型の適当なプリンタで確実に引き込んで処理することができ、こ
の場合所望の情報は視覚的にも磁気的にも読み取り可能に作表紙上にファイルさ
せることができる。データが大量の場合、磁気的に読み取ることによって支援さ
れる電子的方法で更なる処理を行なうのが合目的である。
【0028】 磁化可能な粒子を埋設したシート材上に磁気情報を記載するには、マグネット
グラフィー書き込みヘッドを有する書き込み装置が適している。マグネットグラ
フィープリンタから知られているようなこの種のマグネットグラフィー書き込み
ヘッドを用いると、その長手軸線に沿って、ドット正確に磁化可能な粒子をコン
ディショニングすることができる。シート材がマグネットグラフィー書き込みヘ
ッドに対しその長手軸線に対し横方向に相対運動することにより、レーザープリ
ンタまたはフォトコピー機に比較しうるようにシート材上のドットを所望の態様
で磁化させることができる。この場合、非常に高速の書き込み速度が非常に高い
データ密度で得られる。
【0029】 書き込み装置の合目的な構成では、シート材を通過させることのできるスリッ
トを介在させて2つのマグネットグラフィー書き込みヘッドが互いに逆方向に指
向している。互いに向き合うことによりスリット内に高い磁場強さが得られ、よ
ってシート材内の磁化可能な粒子の確実な磁気的コンディショニングが得られる
。この場合下流側に、シート材上の磁気情報を読み取ることのできる磁気読み取
りユニットを設けるのが合目的である。これにより書き込みおよび(または)読
み取りのための組合せ装置が提供される。特に適当に構成すれば、磁気的に書き
込まれた情報を、下流側に配置された磁気読み取りユニットにより、磁気データ
ファイルにミスがないかどうかに関し早急に検査することができる。このことは
、特に情報のファイルを当初磁気的な方法でのみ行なって視覚化させなかった場
合、よってチェックが行われなかった場合にデータ安全性に寄与する。
【0030】 上記書き込み装置は、通常のプリンタの拡張ユニットとして構成されているの
が有利である。これにより、既存のプリンタ或いは大量生産される安価な職場の
プリンタをも拡張させて、視覚的に読み取り可能な情報による公知のデータ処理
をわずかな補助コストで、磁気的に記憶された情報のぶんだけ拡張させることが
できる。書き込み装置とシート材の構成との組合せで大量のシートを安価にトナ
ー、インク等を用いずに視覚的に且つ磁気的に読み取り可能に記載することがで
きる。
【0031】 さらに、本発明によれば、書き込み装置は磁気先端部を有する手動操作ペンと
して構成される。たとえば自動着色紙と関連させれば、この種の手動操作ペンを
用いて、鉛筆またはボールペンに比較しうるように視覚的に読み取り可能にこの
紙に書くことができ、この場合同一の情報が自動データ検出のために磁気的にも
記載される。このような書き込み装置を用いれば、たとえば適当なシート材から
なる投票用紙、自動振替用紙等を手で書くことができ、引き続きこれを磁気読み
取り装置を介して大量に確実に且つ高速で評価することができる。ペン状の書き
込み装置は使用例に応じては純粋な磁気先端部を有していてもよいし、或いは、
磁気先端部とたとえばボールペンの芯等との組合せを有していてもよい。
【0032】 適切なシート材の製造は、たとえばカオリン/SBRラテックス層の内部に酸
化鉄を配置し、たとえば49g/mの紙素地の上に敷きつめるようにして行な
う。この場合磁化可能な粒子は典型的にはほぼ0.1ないし0.4g/mの面
密度を有している。通常のCB被覆("Coated Back"=背面被覆)は、シート材
に補助的に公知の複写紙("Carbonless Paper")の特性を付与する。シート材を製
造するための他の変形実施形態では、磁化可能な粒子を、たとえば3マイクロメ
ートル以下の粒径のMn−Znフェライトから、マイクロカプセルを形成させる
ための通常の方法でこの種のマイクロカプセルに沈着させる。マイクロカプセル
の製造はたとえばゼラチンとアラビアゴムとを含んだオイル状エマルジョンで行
なうことができる。エマルジョンはたとえば紙素材に敷きつめ或いはプリントに
より被着させてよい。プリント方法としては公知のすべてのプリント方法、特に
凹版プリントが考えられる。マイクロカプセル内に磁化可能な粒子を配置すると
、前記利点ばかりでなく、シート材の望ましくない変色も避けられる。紙素材上
に被着を行なう際のマイクロカプセルの破裂を防止する手段として、たとえば小
麦でんぷんの形態で保護添加物を添加させることができる。磁気可能な粒子の面
密度は0.1ないし1.2g/mの範囲内であるのが合目的である。マイクロ
カプセル用の被覆部と磁化可能な粒子用の被覆部とが別個の場合には、被覆部の
順番は任意に選定してよい。また、シート材の異なる2つの面に層を配置するの
も合目的である。シート材をさらに加工するため、また磁気情報を記載するため
にも、シート材の更なる加工をロール形状で行なうのが合目的である。
【0033】 図面には本発明の実施形態が図示されており、以下にこれを詳細に説明する。 図1はシート材2から切断したシート1を示している。シート1は担持体層3
0を備え、担持体層30は2つの部分領域10,11に分割されている。部分領
域10は縦縁28に沿って延びており、穴29を有している。他方の部分領域1
1は読み取り・書き込み領域12を形成しており、印刷したマーク13によって
特徴づけられている。シート1は任意のフォーマットを有していてよく、図示し
た実施形態ではDINA4判として構成されている。
【0034】 図2は図1のシート1を備えた複写セット15の部分拡大横断面図で、シート
材2の担持体層30は紙31から成っており、任意の紙質、カートンまたは厚紙
を使用してよい。担持体層30には被覆部4が被着され、被覆部4には中空室3
と電気的および(または)磁気的に活性可能な粒子5とが埋設されている。中空
室3は被覆部4の適当な結晶構成によって形成されていてよく、図示した実施形
態では色形成体7を充填したマイクロカプセル6である。活性可能な粒子5は炭
素粒子或いは他の導電性粒子であり、図示した実施形態では磁化可能な金属粒子
9である。シート1はシート材14から成る他のシートと統合されて1つの複写
セット15を形成している。シート材14はカラー現像剤27で被覆されていて
、カラー現像剤27はマイクロカプセル6内の色形成体7と協働して着色の用を
成す。シート材14はシート材2に対応して補助的に被覆部4で被覆されていて
よい。この場合磁化可能な粒子は、フロッピーディスク或いはハードディスクに
通常使用される、残留磁気と保磁力が高い硬質磁性特性を持った材料から成って
おり、特に二酸化クロムから成っており、そしてたとえば酸化鉄、多結晶ニッケ
ル・コバルト合金、コバルト・クロム合金、またはコバルト・サマリウム合金、
或いはバリウム・フェライトから成っていてもよい。粒子径はほぼ2−3マイク
ロメートルである。使用される材料には耐熱性がある。
【0035】 図3はシート材2の変形実施形態を示しており、この変形実施形態は種々のタ
イプのマイクロカプセル6を混合して被覆部4に埋設したものである。マイクロ
カプセル6の一部は色形成体7で充填され、マイクロカプセル6の他の部分は磁
化可能な粒子9で充填されている。マイクロカプセル6の他の部分は色形成体7
と適当な活性可能な粒子5とで充填されている。マイクロカプセル6のそれぞれ
1つの他の部分は磁化可能な粒子9以外に芳香剤55または接着剤56を含んで
いる。被覆部4にはさらにカラー現像剤27が挿入されている。色形成体7また
は芳香剤55或いは接着剤56は粒子5の活性化により中空室3から露出可能で
ある。この場合色形成体7は埋設されたカラー現像剤27と重合して視認できる
ようになる。粒子5の活性化は磁気的方法または電気的方法により特に熱効果を
利用して行なうことができる。シート材2は前述のマイクロカプセル原理に従っ
て磁気的なデータを記録するために一層で使用することができる。担持体層30
は図2の実施形態の場合と同様に紙31であってよく、図示した実施形態ではP
ET(ポリエチレンテレフタラート)から成るフォイル32である。
【0036】 図3bは図3の変形実施形態であり、担持体層30が2つの他の異なる被覆部
4,4’を備えている。被覆部4はマイクロカプセル6を含んでおり、磁化可能
な粒子9は他の被覆部4’内に配置されている。担持体層30は図示した実施形
態では紙31から成っている。他の特徴および符号は図3の配置構成と同一であ
る。
【0037】 図4はシート1の一部分の概略図で、シート1上には多数の読み取り・書き込
み領域12が設けられている。これら読み取り・書き込み領域12の領域には活
性可能な粒子5が磁化可能な粒子9の形態で設けられている。読み取り・書き込
み領域12はそれぞれ1つの導体軌道16を介してマイクロチップ8と接続され
ている。導体軌道16は接着してもよいし、或いは導電性のインクからプリント
してもよく、図示した実施形態では導電性の活性可能な粒子5から形成されてい
る。マイクロチップ8も被覆部4に埋設された活性可能な粒子5を形成している
。マイクロチップ8はプリンされるアンテナ17の焦点に配置されている。アン
テナ17を介して読み取り・書き込み領域12の情報内容を遠隔の読み取り装置
(図示せず)に伝送することができる。読み取り・書き込み領域12は生文(ク
リアテキスト)でプリントされていてよく、或いはたとえばバーコードをプリン
トしてもよい。この場合たとえばバーコードは磁気的にも磁化可能な粒子9に記
憶され、アンテナ17を介して呼びかけ可能である。公知の一次元のバーコード
以外にも、メモリ密度を適宜増大させた二次元のバーコードでもよい。
【0038】 図5は図1のシート材2からなる封筒40の形態の発送ケース39を示すもの
である。発送ケース39は任意の封筒フォーマットであってよく、或いはカート
ン等をコーティングした小型小包ケース、小包ケースであってもよい。封筒40
のシート材2は2つのゾーン57,58を有し、これらゾーンはそれぞれ異なる
被覆部4を備えている。ゾーン57は封筒40を自動封印するために用い、この
場合その被覆部4は接着剤56と図1の実施形態に対応して磁化可能な粒子9と
を有している。封筒40は裏面に他のゾーン58によって形成されている住所記
載領域を有している。ゾーン58の被覆部4は磁化可能な粒子9と色形成体7お
よび芳香剤55を有している。
【0039】 図6はパンフレットもしくは小冊子41を示したもので、紙31から成る積層
物をカートン49のなかに束ねたものである。カートン49は活性可能な粒子5
を含んだ図1のシート材2として構成されている。さらに紙31も本発明による
シート材2として実施してよい。図7によれば、コーティングしたカートン49
の形態で本発明によるシート材2から注文用、保険書類用等の個人用の綴じ込み
ファイル42が形成されている。図8は本発明によるシート材2から成る剥ぎ取
り式メモ帳51を示すもので、その個々のメモ用紙54は共通のエッジ50にそ
れぞれ自動接着ストライプ44を有しており、この自動接着ストライプ44を用
いて個々のメモ用紙54が一緒に保持されているとともに、必要に応じて個々の
メモ用紙を任意の資料に固定させることができる。
【0040】 図9は図6の複写セット15から形成されているエンドレスセット45を示す
。複写セット15のシート材2,14(図2)の個々の層はプリンタトラクタの
ための案内穴縁の領域においてたとえば圧着(Crimpung)、接着(Verleimung)、或
いはマルチフレックスボンドにより互いに結合されている。文字を記入した後、
案内縁46をパーフォレーション52に沿って切り離すことができる。
【0041】 図10は本発明による図2のシート材2と紙31とから成る上部カバー層とを
備えた多層複写セット15から成っている高速引き剥がしセット47を示すもの
である。個々の層はエッジ50に沿って互いに接着されている。接着されたエッ
ジ50はパーフォレーション52に沿って切り離して個々の層を引き剥がすこと
ができる。
【0042】 図11は、図1のシート材2から成っている作表紙48をジクザク状に積層し
たものである。シート材2はライン部53を有し、側方にはプリンタトラクタ用
の案内穴縁46を有している。
【0043】 図12は、本発明によるシートを光学的および磁気的に組み合わせて処理する
ためのオフィスコンピュータ設備の主要構成要素をまとめて概略的に図示したも
のである。中央要素としてコンピュータ115が設けられ、コンピュータ115
でテキストまたはグラフィックが作成され、表示段階で付属のモニター120で
見ることができる。場合によっては、すでに紙シート上のテキストを電子光学的
スキャナー116で操作して、ケーブル121を介してコンピュータ115に記
憶させ他の処理を行なうことができる。この場合、処理したテキストをプリンタ
24でシートに印刷すれば、利用者は視認することができる。
【0044】 上記光学的処理に比較できる態様で、図示したシステムを用いて磁気情報を磁
気読み取りユニット22と磁気書き込み装置35とを用いて本発明によるシート
1(図1ないし図4)上に処理することができる。磁気読み取りユニット22と
磁気書き込み装置35もケーブル121を介してコンピュータ115に接続され
ている。シート1上の磁気情報は磁気読み取りユニット22によって読み取って
、コンピュータ115で更なる処理を行い、或いはモニター120を介して見る
ことができる。1回の処理過程を行なった後、生じた磁気情報は磁気書き込み装
置35(特に改良型マグネットグラフィープリンタである)を介してシート1上
に磁気的に書き込むことができる。図示した配置構成により、磁気的に認識可能
な情報を視覚的に認識可能な情報へ相互変換することが可能で、またその逆も可
能である。たとえば磁気読み取りユニット22によって読み取った情報をプリン
タ24によりシート1上に認識可能に印刷することができる。補助的に、引き続
き磁気書き込み装置35において、印刷したシート1に対応する磁気情報を備え
させることができる。
【0045】 1つのシステムにまとめられる図示した個々の装置は、必要があれば組合せ装
置としてまとめてもよい。たとえば、本発明によるシート1を読み取るための読
み取り装置は、光学的スキャナー116と磁気読み取りユニット22とをまとめ
たものであるのが合目的であり、この場合2つの情報はこの組合せ装置の構成に
応じてシーケンシャルに或いは同時に読み取られる。プリンタ24も磁気書き込
み装置35とともに組み合わせ装置にまとめてよい。マグネットグラフィー方式
を使用すればたとえば磁気情報を、そしてトナー粉を使用すれば視覚的に認識可
能な情報をも同時に1枚のシート1に書き込むことができる。
【0046】 また、マグネットグラフィープロセスと熱力学的プロセスとを組み合わせて図
3のシート1に磁気的に書き込み、次に色形成体で充填したマイクロカプセル6
(図2、図3)を活性化させることによりシーケンシャルに書き込みを行なう書
き込み装置も有利である。さらに磁気読み取りユニット22と磁気書き込み装置
35との組合せ装置も合目的であり、場合によってはこの組合せ装置を電子光学
的スキャナー116および(または)プリンタ24と接続させてもよい。このよ
うにして公知のフォトコピー機のようなコピー装置が提供される。以上取り上げ
たすべての組合せ装置において、場合によっては制御ユニットを組み込んで、コ
ンピュータ115の接続を省略するようにしてもよい。
【0047】 図13は磁気書き込み装置35の一部分を示す原理説明図であり、磁化可能な
粒子9を埋設したシート材2はマグネットグラフィー書き込みヘッド18に沿っ
て案内される。マグネットグラフィーヘッド18はその長さがほぼシート材2の
幅に対応しているので、搬送方向21に対して横方向においてマグネットグラフ
ィー書き込みヘッド18を用いてシート材2上の各点を正確に磁化させることが
できる。シート材2はドラム19によりマグネットグラフィー書き込みヘッド1
8に対して押圧され、矢印20の方向へ回転搬送される。
【0048】 図14は図13の書き込み装置の変形実施形態の原理を説明する図で、2つの
マグネットグラフィー書き込みヘッド18が互いに逆方向に指向して、これらの
マグネットグラフィー書き込みヘッドの間に幅狭のスリット33が生じている。
このスリット33を通じてシート材2を搬送方向21に貫通させることができる
。互いに逆方向に指向している両マグネットグラフィー書き込みヘッド18はス
リット33内に矢印34の方向に強い磁場を生じさせるので、シート材2内の磁
化可能な粒子9(図2以下を参照)をコンディショニングすることができる。
【0049】 図15は磁気書き込み装置35の主要構成要素を示す原理説明図であり、書き
込みユニット37内にマグネットグラフィー書き込みヘッド18が配置されて、
シート材2はプレート36を用いて搬送方向21においてマグネットグラフィー
書き込みヘッドのそばを通過せしめられる。下流側に設けた読み取りユニット2
2内には読み取りヘッド38が設けられ、該読み取りヘッド38を用いて磁気読
み取りユニット22は単独で使用でき、或いは、書き込みユニット37に磁気的
に書き込まれた情報のためのコントロールユニットとして使用できる。
【0050】 図16はレーザープリンタまたはインクジェットプリンタである通常のプリン
タ24の拡張実施形態としての図15の書き込み装置35を示したものである。
プリンタ24はドットマトリックスプリンタとして構成されていてよく、この場
合たとえば図2および図3のシート材および前記マイクロカプセル着色技術と関
連させれば、インクリボン、トナー等を設ける必要がない。図示した実施形態で
は磁気書き込み装置35はシート材2の搬送方向21に関しプリンタ24の下流
側に接続されているので、プリンタ24内でシート材2の視覚的に認識可能な書
き込みを行なった後、さらに磁気書き込み装置35を介して磁気情報を書き込む
ことができる。磁気書き込み装置を搬送方向21に関しプリンタ24の前方に設
けて、たとえばまずシート材2上の磁気情報を読み取り、必要に応じてプリンタ
24で可視化するのも合目的である。
【0051】 図17は磁気書き込み装置35の他の構成を示すもので、手で操作可能なペン
25の形状に構成されている。ペン25はシート材2(図2以下の図を参照)内
の磁化可能な粒子9を磁気的にコンディショニングするための磁気先端部26を
有している。ペン25は磁気先端部26との関連で組合せ装置として、たとえば
ボールペン或いは鉛筆として構成されてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 磁気的に記載可能なプリントされたシートの概観斜視図である。
【図2】 他のシートと重合させて複写セットを形成している図1のシートの拡大横断面図
である。
【図3】 マイクロカプセル内に磁化可能な粒子を含んでいる図1のシートの変形実施形態
の横断面図である。
【図3b】 別個の被覆部に磁化可能な粒子を含んでいる図3の配置構成の変形実施形態であ
る。
【図4】 マイクロチップと伝送アンテナとを関連させた読み取り・書き込み領域の配置構
成の概略図である。
【図5】 磁化可能な粒子を含んでいる封筒の概略図である。
【図6】 個人化可能なパンフレットの概略図である。
【図7】 個人化された綴じ込みファイルの概略図である。
【図8】 自動接着ストライプと磁気的に活性可能な粒子とを備えたメモ用紙の概略図であ
る。
【図9】 図2のシート材からなるエンドレスセットの概略図である。
【図10】 図2のシート材からなる高速引き剥がしセットの概略図である。
【図11】 磁化可能な粒子を含んでいる、ジグザグ状に折畳んだ作表紙の概略図である。
【図12】 本発明によるシートで情報処理するためのコンピュータシステムの概観図である
【図13】 磁気書き込み装置の原理を説明する図である。
【図14】 図13の書き込み装置の変形実施形態を示す図である。
【図15】 書き込み装置と読み取り装置との組合せの原理を説明する図である。
【図16】 通常のプリンタと関連させた図15の配置構成を示す図である。
【図17】 磁気先端部を備えた書き込みペンの原理を説明する図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年7月8日(2002.7.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 100 58 972.3 (32)優先日 平成12年11月28日(2000.11.28) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録するための箔片状のシート(1)を製造するための
    平らなシート材であって、シート材(2)に被着される少なくとも1つの被覆部
    (4,4’)を備え、被覆部(4,4’)が微細な中空室(3)を含んでいる前
    記シート材において、 被覆部(4)に電気的および(または)磁気的に活性可能な粒子(5)が埋設
    されていることを特徴とするシート材。
  2. 【請求項2】中空室(3)がマイクロカプセル(6)であることを特徴とす
    る、請求項1に記載のシート材。
  3. 【請求項3】粒子(5)が中空室(3)内に配置されていることを特徴とす
    る、請求項1または2に記載のシート材。
  4. 【請求項4】粒子(5)が個々の中空室(3)の間において被覆部(4)に
    埋設されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のシート材。
  5. 【請求項5】中空室(3)が色形成体(7)で充填されていることを特徴と
    する、請求項1から4までのいずれか一つに記載のシート材。
  6. 【請求項6】シート材(2)がカラー現像剤(27)を含んでいる第2のシ
    ート材(14)と重合されて、1つの複写セット(15)にまとめられているこ
    とを特徴とする、請求項5に記載のシート材。
  7. 【請求項7】複写セット(15)が案内穴縁(46)エンドレスセット(4
    5)として構成されていることを特徴とする、請求項5または6に記載のシート
    材。
  8. 【請求項8】複写セット(15)が高速引き剥がしセット(47)として構
    成されていることを特徴とする、請求項5または6に記載のシート材。
  9. 【請求項9】芳香剤(55)で充填した中空室(3)が設けられていること
    を特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載のシート材。
  10. 【請求項10】接着剤(56)で充填した中空室(3)が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一つに記載のシート材。
  11. 【請求項11】シート材(2)が充填態様の異なる中空室(3)を備えた異
    なるゾーン(57,58)に分割されていることを特徴とする、請求項1から1
    0までのいずれか一つに記載のシート材。
  12. 【請求項12】中空室(3)の内部空間が粒子(5)の活性化により露出可
    能であることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つに記載のシー
    ト材。
  13. 【請求項13】粒子(5)に導電性があることを特徴とする、請求項1から
    12までのいずれか一つに記載のシート材。
  14. 【請求項14】電気的に活性可能な粒子(5)がマイクロチップ(8)であ
    ることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載のシート材。
  15. 【請求項15】磁気的に活性可能な粒子(5)が磁化可能な粒子(9)、特
    に酸化クロムであることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか一つに
    記載のシート材。
  16. 【請求項16】磁化可能な粒子(2)がほぼ2マイクロメータないし3マイ
    クロメータ以下の粒径を有していることを特徴とする、請求項1から15までの
    いずれか一つに記載のシート材。
  17. 【請求項17】シート材(2)が部分領域(10,11)に分割され、その
    うち1つの部分領域が読み取り・書き込み領域(12)を形成していることを特
    徴とする、請求項1から16までのいずれか一つに記載のシート材。
  18. 【請求項18】読み取り・書き込み領域(12)がプリントしたマーク(1
    3)によって特徴づけられていることを特徴とする、請求項17に記載のシート
    材。
  19. 【請求項19】シート材(2)が基面を規格化したシート(1)、特にたと
    えばDINA4判のような通常のDINフォーマットで基面を規格化したシート
    (1)の形態で最大されていることを特徴とする、請求項1から18までのいず
    れか一つに記載のシート材。
  20. 【請求項20】ストリップ材またはシート材(1)が紙層(10)を有して
    いることを特徴とする、請求項1から19までのいずれか一つに記載のシート材
  21. 【請求項21】使用する材料に耐熱性があることを特徴とする、請求項1か
    ら20までのいずれか一つに記載のシート材。
  22. 【請求項22】シート材が自動接着ストライプ(44)を備えていることを
    特徴とする、請求項1から21までのいずれか一つに記載のシート材。
  23. 【請求項23】シート材(2)が導体軌道(16)、特に導電性粒子(5)
    からなる導体軌道(16)を有していることを特徴とする、請求項1から22ま
    でのいずれか一つに記載のシート材。
  24. 【請求項24】シート材(2)が多数の読み取り・書き込み領域(12)を
    有し、これらの読み取り・書き込み領域(12)にそれぞれ少なくとも1つの導
    体軌道(16)が接続していることを特徴とする、請求項23に記載のシート材
  25. 【請求項25】読み取り・書き込み領域(12)が導体軌道(16)を介し
    てマイクロチップ(8)と接続されていることを特徴とする、請求項24に記載
    のシート材。
  26. 【請求項26】シート材(2)上に、活性可能な粒子(5)とデータ交換す
    るためのアンテナ(17)が特にプリントにより被着されていることを特徴とす
    る、請求項1から25までのいずれか一つに記載のシート材。
  27. 【請求項27】シート材(2)から発送ケース(39)が特に封筒(40)
    の形態で形成されていることを特徴とする、請求項1から26までのいずれか一
    つに記載のシート材。
  28. 【請求項28】シート材(2)がパンフレット(41)に加工されているこ
    とを特徴とする、請求項1から26までのいずれか一つに記載のシート材。
  29. 【請求項29】シート材(2)から綴じ込みファイル(42)が特に書類(
    43)用の綴じ込みファイル(42)が形成されていることを特徴とする、請求
    項1から26までのいずれか一つに記載のシート材。
  30. 【請求項30】シート材(2)がジグザグ状に折畳んだ作表紙(48)に加
    工されていることを特徴とする、請求項1から26までのいずれか一つに記載の
    シート材。
  31. 【請求項31】磁化可能な粒子(9)を埋設した被覆部(4)を備えるシー
    ト材(2)のための書き込み装置において、 磁化可能な粒子(9)をドット正確に磁気活性化させるためのマグネットグラ
    フィー書き込みヘッド(18)が設けられていることを特徴とする書き込み装置
  32. 【請求項32】2つのマグネットグラフィー書き込みヘッド(18)がシー
    ト材(2)を通過させるための中間スリット(33)を介在させて互いに逆方向
    に指向していることを特徴とする、請求項31に記載の書き込み装置。
  33. 【請求項33】下流側に接続される磁気読み取りユニット(22)が設けら
    れていることを特徴とする、請求項31または32に記載の書き込み装置。
  34. 【請求項34】書き込み装置(35)が通常のプリンタ(24)のための拡
    張ユニット(23)として構成されていることを特徴とする、請求項31から3
    3までのいずれか一つに記載の書き込み装置。
  35. 【請求項35】磁化可能な粒子(9)を埋設した被覆部(4)を備えるシー
    ト材(2)のための書き込み装置において、 書き込み装置が磁気先端部(26)を備える手動操作ペン(25)の形態で構
    成されていることを特徴とする書き込み装置。
JP2002501109A 2000-06-02 2001-05-19 平材、特にシートまたはストリップとしての平材およびこの種の平材用書き込み装置 Pending JP2003535429A (ja)

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