JP2003533961A - 電 源 - Google Patents
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Abstract
Description
下で説明される。しかし、この発明は、この特定の用途分野に限定されているわ
けではなく、他の電子装置、特に、ノート型コンピュータ、パームトップコンピ
ュータ、電子手帳、双方向ページャ、遠隔電力供給式の電子装置等の持ち運び可
能な装置にも好適であることが理解される。
は静止電流の何倍にもなり得る。電池がほぼ切れているか、または古い場合、そ
の実効内部抵抗は増大する傾向にあり、装置の停止なしにピーク電流需要を供給
できる可能性がより低くなる。重負荷パルスは一般に、それらが起こるときに大
きな電圧降下を生じさせ、これは電池にとって害となり得る。特に、リチウムイ
オン電池がこのような害の影響を受けやすい。
パルス負荷によって必ず電池の実行時間が減じられる。負荷パルスおよびその電
圧が最小しきい値よりも下に降下すると、電圧調整回路は、主要な回路を動作さ
せるために必要な電圧を供給できないため、電子装置はシャットダウンされなけ
ればならない。しかし、このとき、電池内には有用なエネルギが残っている場合
もある。
定められたしきい値を超える場合に装置をシャットダウンする保護回路を含む。
この回路は電池保護のために設計されているが、これによって、ピーク電流がし
きい値を超えてはいるものの、短期間の間しかそうでなかった場合にも、結果と
して装置のシャットダウンが生じることになる。これにより、装置の再始動、時
には再構成が必要とされる。携帯電話およびパーソナル計算アプリケーションで
は、これは、ユーザにフラストレーションをもたらす種となる。
が公知であるか、またはこの分野での共通の一般的な知識の一部であるというこ
とを認めているものとして考えられるべきではない。
ちの少なくとも1つを克服または実質的に改善することであるか、または少なく
とも有用な代替例を提供することである。
ネルギ蓄積装置は、 予め定められた内部抵抗Rと、電池への電気的接続を可能にするための2つの
端子とを有する電池と、 端子と並列に接続され、さらには予め定められた等価直列抵抗ESRを有する
スーパーキャパシタとを含み、ESR<0.5.Rである。
5.Rである。ESRがRに比例して減少すると、スーパーキャパシタが提供す
るパルス負荷電流は増加する。したがって、スーパーキャパシタが提供するキャ
パシタンスは、パルス化された負荷プロファイルが電池電流を制限するのに十分
であることがまた好まれる。より好ましくは、放電中のスーパーキャパシタ電流
は、実質的に一定である。
運び可能な電子装置のための電源が提供される。
蓄積装置は、 電池電流を提供し、さらには負荷への電気的接続のための2つの端子を有する
電池と、 端子と並列に接続され、さらには、使用時には、電池電流を予め定められたし
きい値に制限する予め定められたキャパシタンスを有するスーパーキャパシタと
を含む。
めの2つの端子を有する電池と、 電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を約1.5よりも下で維持する
ための端子と並列に接続されたスーパーキャパシタとを含む。
との比を約1.3よりも下で維持する。より好ましくは、スーパーキャパシタは
、電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を1.1よりも下で維持する。
蓄積装置は、 電池電流を提供し、さらにはパルス電流を必要とする負荷への電気的接続のた
めの2つの端子を有する電池と、 電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を約1.5よりも下で維持する
ための端子と並列に接続されたスーパーキャパシタとを含む。
との比を約1.3よりも下で維持する。より好ましくは、スーパーキャパシタは
、電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を1.1よりも下で維持する。
と、 電池が提供する瞬時電力の範囲と電池が提供する電力の平均値との比を予め定
められたしきい値よりも下に維持するための端子と並列に接続されたスーパーキ
ャパシタとを含む。
定められたしきい値は1である。さらにより好ましくは、予め定められたしきい
値は0.3である。
蓄積装置は、 パルス電流を必要とする負荷との電気的接続のための2つの端子を有する電池
と、 電池が提供する瞬時電力の範囲と電池が提供する電力の平均値との比を予め定
められたしきい値よりも下に維持するための端子と並列に接続されたスーパーキ
ャパシタとを含む。
定められたしきい値は1である。さらにより好ましくは、予め定められたしきい
値は0.3である。
説明される。
換え可能なように用いられ、持ち運び可能な計算装置、特に、ボード上の充電可
能なエネルギ蓄積装置と、 内部抵抗8と直列な理想電池7と、 等価直列抵抗(ESR)10と直列な理想キャパシタ9とを有する装置を含む
ことが意図される。
、電源1は、負荷2への供給の連続性を促進する。つまり、ピーク需要の間、よ
り低いESRのために、より多くの負荷電流がスーパーキャパシタ4によって供
給される。さらに、より低い負荷電流需要の間は、電池によってスーパーキャパ
シタが充電される。これにより、電池が提供しなければならなかったピーク電流
が減じられ、電池の寿命が向上する。
って、負荷の下での電圧のエクスカーションを減じることができ、大部分の電池
エネルギが消費されるまで、負荷は確実に動作できる。これにより、電池が電圧
降下を損傷するおそれが少なくなり、これは、リチウムイオン電池にとって特に
有利である。
ない。しかし、この実施例で用いられるスーパーキャパシタは高いキャパシタン
スを有し、所与の負荷電流に対して、電池から引き出されるピーク電流は制限さ
れる。
源を用いることにより、電池のみを用いることによって達成され得るよりもずっ
と優れた性能が可能となる。これは、ある程度は、スーパーキャパシタが提供す
るずっと低い実効内部抵抗のためであるが、提供される大きなキャパシタンスの
ためでもある。
る。しかし、数mFから何百ファラドもの非常に高いキャパシタンスと、1mΩ
からの低い等価直列抵抗(ESR)と、わずか数μAの低い漏れ電流とを提供す
るカーボン二重層スーパーキャパシタが用いられることが好ましい。このような
スーパーキャパシタによって、エネルギ蓄積の主な源として電池に依存する持ち
運び可能な装置のための、改良された電源が設計および実現され得る。
ケージングは、利用できるスペースに適するようにさまざまである。1つの特に
好ましい形は、薄いプリズム形である。このようなスーパーキャパシタの例は、
PCT特許出願番号PCT/AU99/01081で提供されており、その開示
は、ここで引用により援用される。
ルより下に降下することなしに、送信または他の大きな負荷の最中での延長され
た電流需要伝達が可能となる。
部抵抗とともに、コストが削減された状態で利用され得るためである。
によって損傷しやすい。これらの高電流パルスは、大きな電圧降下を引き起こし
、これは、供給されている回路の早期シャットダウンにつながる。これらの効果
は両方とも、電池の寿命と電池の実行時間とを減じるため、望ましくない。しか
し、この発明の好ましい実施例は、スーパーキャパシタを用いて、電源組合せの
実効抵抗電圧降下を減じ、さらには容量電圧降下を減じる。したがって、持ち運
び可能な、電池で動く装置の実行時間は向上し、早期シャットダウンを防ぐこと
ができる。
ノキア(Nokia)の携帯電話で用いられるような、かつ近似内部抵抗100mΩ
を有するLiイオン電池であった。放電は、並列のスーパーキャパシタ「あり」
および「なし」の交互で2秒間の持続時間にわたる1Aパルス放電中に行なわれ
、20秒のオフがこれに続いた。電池は、それが残った電荷をほとんど有さない
状態まで、つまり、電位差が約2.6ボルトになるまで、放電された。次に、実
験の準備がされている間、電池は放置され、実質的により高い電圧にまで回復し
た。電池と並列なスーパーキャパシタの存在によって、抵抗電圧降下の現実的な
減少が提供されることが明らかである。
40ファラドのキャパシタンスおよび約5mΩのESRを有した。
池で動く装置で用いられるためのものである。多くの装置、特に携帯電話では、
電話の通常の動作中に、短い時間スケールで変化が起こる。
例することが理解される。したがって、損失は高電流パルス中にかなり増大する
が、これは、たとえこれらのパルスの持続時間が短くてもかなり増大する。しか
し、好ましい実施例は、スーパーキャパシタの導入により、負荷から見た電源の
実効抵抗を減じることによって、これらの損失を減じる。つまり、この実施例で
用いられるようなスーパーキャパシタは、以下の特性を有する。すなわち、 1.電池の内部抵抗に対して低い等価直列抵抗(ESR)、 2.高キャパシタンス、および 3.高電流を伝える能力という特性を有する。
施例では、ESRが、電池の内部抵抗のそれの半分であるときに利点が得られる
ことが認められた。しかし、さらに好ましい実施例では、ESRは好ましくは電
池の内部抵抗の約4分の1である。他の実施例では、ESRは電池の内部抵抗の
10分の1よりも少ない。
高い」とみなされるキャパシタンスの単独の値というものは存在しないが、それ
は典型的には、放電されることなしに、最大で数秒間ピーク負荷電流を供給でき
るのに十分なキャパシタンスであろう。しかし、これは負荷特性にも依存する。
負荷がこのような電流供給を必要としないならば、スーパーキャパシタは、それ
を提供するように構成されなくてもよい。
も電池のそれと同じぐらいの大きさの負荷、通常は何百ミリアンペア(mA)か
ら数アンペア、または何十アンペアもの負荷を供給できるものとして、ここでは
みなされる。
ると、所与の平均値の電流は、電流ピークの間の増大した損失のために、電流内
のばらつきの大きさが大きいほど、より高い損失を作り出す。この発明は、電流
内のばらつきを平滑にしてその電流によって生じた損失を減じることのできるス
ーパーキャパシタを用いてこの原理を適用する。つまり、電池の内部抵抗が、電
流が電池から引き出されるときの損失の源であると考えられ、その電流内のばら
つきは、スーパーキャパシタによって減じられる。電流のばらつきは主に、スー
パーキャパシタによって生成されるが、それはずっと低い抵抗を有するため、発
生する損失もそれ相応により小さい。これを言換えると、スーパーキャパシタは
、スーパーキャパシタが負荷電流内の急峻な変化の大部分を伝えるように、電池
から見た電流波形をフィルタリングする。持ち運び可能な装置の動作中、電池は
、スーパーキャパシタがない場合よりも平均負荷電流にずっと近い値およびばら
つきが大きく減じられた波形を有する電流を伝える。したがって、電池によって
伝えられるピーク電流は大幅に減じられ、電源(導体およびスーパーキャパシタ
)内の損失が減じられ、電池に有害であり得る高電流パルスから電池が保護され
る。
シタの用途を最適化するために、好ましい実施例は、持ち運び可能な装置からの
調整器回路、超伝導体、および電池の間で低い抵抗接続および導体を用いる。基
準として、接続抵抗は、トータルでスーパーキャパシタのESRのうちのごくわ
ずかであるべきである。スーパーキャパシタと負荷との間の導体は、経済的に達
成できるような低い抵抗を有するべきである。当業者には理解されるように、こ
れらのパラメータは、性能とコストとの間での必然的な妥協に対応するように変
化させられる。
学物質を用いる電池等の多くの種類の電池は、それらの電圧が大幅に降下するこ
となしに、それらの負荷によって必要とされる電流ピークを供給することはでき
ない。これによって、電池が実際に消耗される前に、持ち運び可能な装置がオフ
になる。より極端な場合には、完全に充電された電池でさえもこれらの大きな電
圧降下の影響を受けることが確認された。しかし、この発明の好ましい実施例を
用いることにより、電池と並列に接続されるスーパーキャパシタを含む電源が提
供される。上述のスーパーキャパシタの低域フィルタ効果によって結果として、
電池が、減じられたピーク電流にさらされることになる。このようにして、電池
は、比較的一定であり、かつ負荷によって引き出される平均電流とほぼ等しい電
流を提供し、電池が完全に消耗されるまで、または低温でより低い平均電流を供
給できなくなるまで、電池は、持ち運び可能な装置を動作させ続けることができ
る。
する電子保護および制御回路を含む。この回路は負荷の電子部品内に含まれてい
る場合もあり、別の場合には、それは電池のハウジング内に含まれているか、ま
たは電池のハウジングに装着されている。保護および制御回路は一般に、電池を
負荷から切断するために、または電池から引き出されるピーク電流を制限するた
めに、および/または、電池の供給電圧が予め定められた値よりも下に降下した
ときに電池を負荷から切断するために、設計されている。これを想定して、この
発明のいくつかの好ましい実施例は、スーパーキャパシタと並列な上述の種類の
電池を有する電源を含む。この組合せによって、予期しない大きな過渡電流が引
き出されたときに電池がシャットダウンするというリスクが減じられる。
つまり、電池は、システムがシャットダウンされなければならない前に、これ以
外の様態で可能であるよりもより低い電圧に達することができる。
によって、入力減結合コンデンサのための要件が未然に除去される。これによっ
て、供給のこの部分のコストが減じられる。
ンピーダンスおよびより大きな容量を備えた電池が使用できる。これによって、
システムを実行するために利用できるエネルギが増加し、結果として、再び実行
時間が延長される。
パシタは事実上、電池と並列に直接接続される。いくつかの実施例では、供給回
路内には1つ以上のスイッチが存在して電子装置がオンおよびオフで切り換えら
れ得る。これらのスイッチは好ましくは、スーパーキャパシタのESRに対して
低いオン抵抗を有することが理解される。好ましくはまた、スーパーキャパシタ
と電子装置との間にはスイッチは存在しない。なぜならば、これによって、スー
パーキャパシタから得られる利点が少なくなる場合もあるためである。
いる電池へのスーパーキャパシタの接続後、そのスーパーキャパシタを漸進的に
充電/放電する。つまり、その回路は、スーパーキャパシタおよび電池に流れる
充電/放電電流を制限するためのものである。
同じ導体である。これらは、負荷とスーパーキャパシタとの間の導体である。し
たがって、これらの損失を最小にするためには、スーパーキャパシタを負荷にで
きるだけ近く置くことが有利である。電池とスーパーキャパシタとの間の導体は
、負荷電流よりもより安定した電流を伝え、したがって、これらの導体内での損
失は減じられる。一般的な電池で動く装置では、ピーク負荷電流は通常、少なく
とも短期間は、高い。これは特に、デジタル回路を用いるようなパルス負荷装置
に当てはまる。この発明に従った、電池と並列である好適な高電力スーパーキャ
パシタを用いることによって、電力システムおよび電池内での損失が減じられ、
有害であり得る電流パルスから電池が保護される。これは、高価な電子回路を用
いることなしに、さらには同時に追加的なエネルギ蓄積容量を装置に設けること
なしに、達成される。
ピーク電流を供給できないときにも、持ち運び可能な電子装置が通常に機能する
ことが可能となる。つまり、スーパーキャパシタを用いることによって、装置の
供給端子で経験される電圧降下が減じられ、したがって、装置のシャットダウン
からの短い過渡ピーク負荷電流の効果が減じられる。
源はまた、低電池状態の検出精度を向上させる。これによって、早期シャットダ
ウンが防がれ、電池の実行時間が延長される。
る必要なしに、またはデータをディスクにセーブする必要なしに、電池の交換中
にノート型コンピュータのエネルギ要件をサポートする、ノート型コンピュータ
用の電源の一部である。この機能性は、エナジィ・ストーリッジ・システムズ(
Energy Storage Systems)Pty Ltd の名前で、PCT/AU/01...の番号が
付けられた、2001年5月15日にオーストラリア特許庁に提出された同時係
属のPCT出願でより深く考察されている。同時係属の出願の開示は、ここで引
用により援用される。
DC−DCコンバータに対するいくつかの小さな変更を受けた。結果として、コ
ンバータの効率において5%の即座の増加が得られ、これは、83分の全実行時
間のうち、1充電当り3分を超える実行時間の延長になった。測定は、スーパー
キャパシタと並列な7.2Ah容量を備えたリチウムイオン電池を用いたインテ
ル(R)ウィドベイ(Widbey)プラットホーム上で行なわれた。ウィドベイプラ
ットホームは、直列の2つのリチウムイオン単電池と等しい供給電圧上で動作す
ることが理解される。これは一般に、大部分のノート型よりも低く、簡素化され
た電池保護および平衡回路でコストの節約を提供する。コストは、スーパーキャ
パシタの低インピーダンスの結果として、DC−DCコンバータ内でも減じられ
る。つまり、DC−DCコンバータ内での減結合コンデンサの必要性が、なくな
るわけではないが、少なくなる。たとえば、いくつかのパワーボードは、6つも
の減結合コンデンサを用いる。
、主に出力密度を高める方向で進歩した。額面では、これは、電池による装置で
利用可能な実行時間に貢献しない。なぜならば、所与の体積に対して蓄積される
エネルギに関しては妥協があるためである。しかし、電池によって供給される通
常の負荷のパルスの性質のために、負荷の動作に貢献するようなこの電池の有効
性は、その内部抵抗に強く依存する。つまり、たとえ短期間でも高電力を供給す
るような電池の能力は、限られている。これは、たとえばノート型PC内のDC
−DCコンバータの効率および動作に影響を及ぼす。リチウムイオン電池パック
内で用いられる保護回路は、さらにそれらの実効内部抵抗を増大させる。しかし
、この発明の好ましい実施例は、電池と並列な、非常に低いESRを有する高電
力スーパーキャパシタを用いる。これによって、高エネルギ密度および低電源イ
ンピーダンスの組合された属性を利用することのできるハイブリッド供給が提供
される。
エネルギ源および負荷の性質によって影響を及ぼされる。DC−DCコンバータ
の出力負荷は、いくつかの事例では、平均電力消費を減じるためのクロックゲー
ト技術で制御されるマイクロプロセッサである。クロックゲートアーキテクチャ
によって、DC−DCコンバータの出力で大きな過渡電流が生成され、結果とし
て、コンバータの電力入力レール内で大きなリプル電流が生成される。DC−D
Cコンバータは局所的な減結合を有して過渡パルスをフィルタリングして排除す
るが、従来のキャパシタの限界、コストおよびPCBスペース、不十分な、また
は不適切な局所的な減結合によって、多くの場合、大部分の過渡電流が電池およ
びその保護回路に達し得る。結果として、電池−保護回路は、システムを早期に
シャットダウンし、動作可能な電池の寿命の損失がもたらされる。
とを含むこの発明を用いることによって、過渡電流は、電池およびその保護回路
に達する前に「フィルタリング」される。電池端子および保護回路での電圧は、
比較的一定なままであり、保護回路が早期の低電池警告を発することが妨げられ
る。これによって、電源が電池の利用可能な容量を最大にすることが可能となる
。この実施例では、全体的な改善は5%であると認識されたが、これによって結
果として、83分の通常の実行時間で3分を超える電池実行時間の延長が得られ
る。しかし、より大きな容量のスーパーキャパシタを用いた別の実施例では、平
均の増加は、約10%の追加的な実行時間であった。
供する実行時間の実際の向上は、電池、スーパーキャパシタ、および負荷の特性
を含むいくつかの要因に依存する。
の電池のための、修正された充電アルゴリズムが可能となる。つまり、電池は、
スーパーキャパシタの不在下で安全に達成され得たよりも、より速く全容量にま
で充電され得る。
た。プラットホームは、2組の4つのリチウムイオン単電池であって、各組内の
単電池は並列である、2組の4つのリチウムイオン単電池の供給電圧上で動作す
る。他のノート型コンピュータでは、直列接続されたリチウムイオン単電池の3
組または4組の並列な対が、より典型的に用いられる。この発明は、これらの電
池構成および他とともに用いられるのに好適である。
抗を有する。すなわち、これらは、 1.典型的には直列の3つ以上の並列な対を備えた、単一の1800mAh単
電池に対して約50mΩの単電池の内部抵抗と、 2.10mΩ電流センス抵抗器と、 3.出力スイッチとして用いられる20mΩオン抵抗FETとである。
Ωである。これは、2組の並列な3つの単電池の直列組合せ、および上述のセン
ス抵抗器、ならびにFETから構成される。使用時には、電池は、保護回路とと
もに約80mΩの全内部抵抗を提供する直列な2つの並列な対から構成される。
として示されるようなスーパーキャパシタを電池と並列に接続することによって
、電源インピーダンスがさらに減じられる。この実施例では、スーパーキャパシ
タの公称抵抗は5mΩよりも少なく、したがって、電池およびスーパーキャパシ
タの並列の組合せはさらにより低い。スーパーキャパシタのESRは電池の内部
抵抗の約6%のみであるため、すべての電流サージの責任(brunt)を負うのはス
ーパーキャパシタである。結果として、CPU過渡状態の最中等に、負荷電流が
突然増大するたびに、スーパーキャパシタは、最初の電流サージの大部分を提供
することができる。これによって、電池電圧が平滑化され、電池のリプル電流が
減じられ、結果として低電池状態の検出の精度が上がる。
ーキャパシタ自体と電池との間のすべての抵抗内のI2R損失を減じる。なぜな
らば、回路のその部分内の電流ピークが減じられるためである。
い場合と、存在する場合でのインテル(R)ウィドベイノートブックプラットホ
ームの電力システム内の電圧および電流波形の比較サンプルである。図6では、 1.上部のトレースは電池電圧である。
示される。
て、これは電池電圧と電流との積である。
て、図6で見られた大きなリプルが除去され、DC−DCコンバータからの高周
波ノイズがわずかにしか残っていないことが注目される。
で示される。スーパーキャパシタの存在によって、図6内の対応するトレースで
見られた電池電流内の主なばらつきが除去され、ほぼ直線のラインが残されたこ
とが注目される。
、電池電圧と電流との積である。スーパーキャパシタによって、図6で見られた
大きな電力のばらつきが除去された。
電池から引き出される瞬時電力のグラフ比較である。垂直な線は、電池から引き
出される瞬時電力の範囲を示し、各々の上にある水平のマーカーは、テスト中に
引き出される平均電力を示す。
電力である。電池と並列なスーパーキャパシタが存在しない場合での電力消費は
、800mWと9500mWとの間で変化する。最も短い3本の垂直の線は、ス
ーパーキャパシタが電池と並列であったときの電池それ自体からの電力消費の範
囲である。3つの異なるスーパーキャパシタが用いられ、スーパーキャパシタの
ESRの範囲にかかわらず、結果は非常に類似していた。これは、電池の内部抵
抗に対する、すべてのスーパーキャパシタの低いESRのためである。左から右
に向かって、名称Mk2 S/C♯1、Mk1 S/C♯1、およびMk2 S
/C♯2によって識別されるスーパーキャパシタは、近似キャパシタンスおよび
ESR、40ファラドおよび4mΩ、50ファラドおよび7.8mΩ、50ファ
ラドおよび7.6mΩによって特徴付けられた。用いられている電池の近似80
mΩ内部抵抗に基づくと、これによって結果として、ESRと内部抵抗とのそれ
ぞれの比が5.0%、9.8%、および9.5%となる。
シタが用いられる。それにもかかわらず、かなりの利得が得られる。
製造される。いくつかの実施例では、スーパーキャパシタは薄く、軽く、可変形
状因子を備えている。しかし、別の実施例では、スーパーキャパシタは剛性のハ
ウジング内に含まれる。単一のスーパーキャパシタ単電池は定格で、連続的な使
用では2.3ボルト、最大で2.5ボルトとなっているが、より高い電圧での短
い過渡電流も許容できる。より高い電圧で動作する実施例では、スーパーキャパ
シタは、スーパーキャパシタ単電池の直列組合せから構成される。
つかの実施例では、充電、放電、またはリプル電流はミリアンペアのオーダであ
るが、他の実施例では、これらの電流は20アンペア以上のオーダである。
タの2つのさらなる例を提供する表である。
れは最終的に電流が引き出される前の初期の電圧付近にまで回復することが以前
の研究によって示された。この効果は、放電中の電池内の電極面での電気的活性
種の集束空乏のために起こる。一旦放電が終了すると、分子が平衡化されて、放
電中に起こった電子の流れのために最初の集束よりもより低い均一な集束が再び
作られる。放電および平衡は、主に拡散的であり、したがって、時間の平方根に
依存しやすいと考えられる。
つかの局面の考察が可能となる。本出願人は、このようなモデルの研究を依頼し
、これは、1999年7月12日付のJ.G.ラスメル博士(Dr J.G. Rathmell
)による「電池/スーパーキャパシタ放電のPスパイスモデリング(PSPICE MOD
ELLING OF BATTERY/SUPERCAPACITOR DISCHARGE)」と題された公開されていない
論文のテーマであった。この論文のコピーは、この明細書の一部として組込まれ
、付録文書1として示される。付録文書1内で「図1」、「図2」(以下続く)
と呼ばれる図は、この明細書中で図の一部として含まれ、図16、図17(以下
続く)としてそれぞれ示される。
展した。特に、モデリングは、GSM型の携帯電話内で用いられるようなパルス
負荷の場合に関して展開され、それに適合された。電池モデルでは、特徴のある
時定数を備えたRC回路およびルックアップテーブルが用いられて効果が示され
ている。モデリング条件は、内部抵抗0.6オーム、容量1.2Ah、時定数τ
10秒を有するRMS定格損失モデルを備えたAAAアルカリ電池の使用を含ん
だ。IRATIO(IRMS/Iaverage)の2つの値、実用で達成されるような電
池およびスーパーキャパシタの組合せをシミュレートするための値1.02と、
平均電流がGSM波形に基づいた0.3アンペアに等しい、電池のみのための1
.62とが用いられた。
上述のモデリングの結果を含む。つまり、電池と並列なスーパーキャパシタの存
在によって放電の深さが減じられるため、それが有利であることがはっきりと示
されている。加えて、放電サイクルを電池回復レートに一致させる効果が示され
る。使用できる容量は、放電が0.7Vに達するのにかかる時間から計算され、
トータルでの利用可能な時間は、定格容量および平均電流から得られる。結論と
して、エネルギの「大きな部分(bites)」をいくつかとるよりも、エネルギの「
小さな部分」を多くとる方が良いが、たとえ「大きな部分」がとられたとしても
、スーパーキャパシタを用いることからかなりの利点が得られる。
タイム(on-time)効果を示す。再び、電池容量は、定格容量および平均電流から
計算され、電池の時定数は10秒であり、内部抵抗は0.6オームである。これ
らのグラフはより明確に放電の深さを最小にする効果を示している。「スーパー
キャパシタの利点」は、「空乏」効果が明らかになる条件下では少なくなるが、
それでもかなりの利点が得られることも注目に値する。
電力との間の関係を考慮に入れると、ここでの教示から、図8で示される電力消
費特性は、モデル電流特性と完全に一貫していることが明らかとなる。
体化され得ることが当業者によって理解されるであろう。
めに開発された。関連の電池は、鉛蓄、アルカリ、ニッカド、Nimh、および
リチウムイオンである。これらのモデルは、速いパルス下で失われる容量を組込
むように変更された。スーパーキャパシタのインピーダンスおよび位相、スーパ
ーキャパシタを備えた電池寿命/容量の増大、および電池放電を示すシミュレー
ションが行なわれた。
ルス下での電池/スーパーキャパシタ放電のPスパイスシミュレーションの研究
、特に、並列のスーパーキャパシタを用いることによる電池容量の増大を含む。
電池モデルは、鉛蓄、アルカリ(N,AAA,AA,C,D&9V)、ニッカド
、Nimh、およびリチウムイオンである。これらのモデルは、変更例および訂
正例とともに、文献[1−3]から主に集められた。実現されるスーパーキャパ
シタのモデルは、キャップ−XX[4]が提供するRCCPEモデルである。実
験によるモデルの検証は、なされなかった。
ーパーキャパシタのモデルおよびパラメータは、[4]および対応のものの中で
キャップ−XXによって提供されるようなものである。モデルは、単純なR、C
、プラス一定の位相項(RCCPE)であり、周波数従属インピーダンスを示す
。
であり、Pは指数であり、
された。このモデルの3つの形が実現された。すなわち、これらは、式を直接特
定するSUPER1、遅延項を組込むSUPER2、および別個の実数項と虚数
項としてCPE項を分解するSUPER3である。(付録7参照)。これらは、
実験のためのものであり、(遅延以外は)等しい。さらに、モデルRCTEST
も実現され、これは、スーパーキャパシタモデルと比較するための単純な直列R
C回路である。
るものとして、Pスパイスによって解釈されることが注目される。遅延項(e-s a )は、Pスパイスによって提案されてこれを分解する。このような遅延は、実
験的検証を必要とするようなやり方でシミュレーションの結果を変更する。非因
果インパルス応答は、ここで行なわれるacおよび過渡分析にとって問題ではな
いため、この警告は無視される。結局、RCCPEモデルは、場合によっては好
適なフィルタ関数でsモデルをたたみ込むことによって、Pスパイスが関連する
全周波数範囲にわたって適用可能となるように変更されるべきである。
周波数の関数としてのインピーダンスの大きさおよび位相を示す。モデルSUP
ER1および3は同一である。これらの結果は、キャップ−XXが提供するプロ
ットに匹敵する。図2は、図1と同様の結果を備えた、上のモデルの過渡分析を
示す。これらのシミュレーションで用いられるPスパイスソースファイルは、付
録1および2で与えられる。モデルは付録7に含まれる。
られることである。したがって、それらは、印加された電圧およびレート依存の
異常とともに非線形を組込まない。特に、モデルは、ここで扱われる速いパルス
負荷下で実験的に検証されなかった。それにもかかわらず、モデルは妥当である
と想定される。
AA,AA,C,D,&9V)、ニッカド、Nimh、およびリチウムイオンで
ある。これらのモデルは、[1−3]から得られた。いくつかのデバッギング、
訂正、および変更がなされた。6つのアルカリスタイルが、わずかに異なるこれ
らの挙動のために行なわれた。
チウムイオンのモデルは、温度のためのさらなる項を有する。ニッカドおよびN
imhのモデルも、低レート放電のための訂正項を有する。
PUT、−OUTPUT)からなる。V_Sense項は、電池電圧の訂正で用いる
ための電池電流をセンスする(sense)。モデルの残りの部分は、放電レート、温
度、および年数等に関する電池電圧の訂正に関する。すべては、ルックアップテ
ーブルを用いて電池電圧をこれらに関連させる。
学的な減少をモデル化しようとするE_Lost_Rate項である。これは、ルックア
ップテーブルを用いて(RC遅延によって)遅延された放電レートの非線形関数
としてモデル化される。図4は、モデル化された電池のための損失レート対放電
レートを示す。
るものは、主に損失レートである。図4が示すように、放電レートを伴った電池
容量のこの減少は、電池の種類に応じて10%から80%で変化する。したがっ
て、スーパーキャパシタを電池に結合する有効性は、電池の種類および負荷に大
きく依存する。この損失容量は、負荷が除去されるとやがては回復するため、こ
こでは連続的な負荷が主に考察されることも注目される。
hおよびリチウムイオンの3s、アルカリの10sから、鉛蓄の60sまで、大
きく変化する。
まり、1Hzよりもずっと小さな周波数を有する)比較的一定の負荷の下での放
電をモデル化するために設計された。この研究は、100Hzよりも大きな周波
数のパルス電流負荷に関する。これらを用いると、損失レートはrms負荷電流
の関数であるが、これは依然として遅延オンセット[1]を備えている。これら
の周波数では、損失容量の電気化学的な回復は、パルス間では起こらない。
のモデルは、損失レートを平均電流に関連づけるのみである。この研究では、損
失容量テーブルルックアップで用いられる遅延および平均放電レートの変更を通
して、これらのモデルが変更されて損失レートがrms負荷電流に関連づけられ
た。
ODEL_Aを含み、これらは、それぞれrmsおよび平均放電レートを用いて
損失容量を計算する。以下で、_Rモデルが用いられる。
って電池から引出されると考えられるようなパルス電流源である。パルスタイミ
ングは、GSM電話ハンドセットにおいて予期され得るもの、4.615msフ
レーム[5]での送信のための0.577msタイムスロット、つまり、非常に
軽い放電が後に続く送信中の短くて重い放電を反映するように選ばれた。負荷電
流振幅は、損失レート効果を示すために選ばれた。これらは、実験的な検証を必
要とする。
ス化によって電池容量の向上を示すことである。ここで注目される電池の効果は
、損失容量、温度、および電圧ドロップアウトである。ここでは損失容量のみが
研究されるが、3つすべてを取扱うことは、パルス電流のバルクを供給し、さら
にはパルス間で充電されるスーパーキャパシタを用いて電池パルス電流振幅(し
たがって、電圧降下)を減じることを含む。したがって、電池rms電流が減じ
られ、損失容量および内部電力消費(温度)が減じられる。
期間のあいだのスーパーキャパシタを備えたALK_AA_Rモデルを示す。付
録3は、Pスパイスソースファイルを示す。電池電流パルス振幅および電圧降下
の減少は、電池抵抗Rbatと比較したRsupの相対的な大きさに関連する。降下を
決定するのは、Rbat//Rsupである。したがって、最も優れた結果のためには
、Rsupは、Rbatよりもずっと小さい。
ョンを示す。スーパーキャパシタの時定数RsupCsupは、パルスの持続時間の間
スーパーキャパシタの放電を実質的に維持し、かつ負荷期間にわたって充電を広
げるのに十分なほど大きくなければならない。したがって、スーパーキャパシタ
の時定数は、負荷期間よりも大きいか、またはそれと等しくあるべきである。
ャパシタが存在しない場合での、ALK_AA_R電池モデルのための10秒シ
ミュレーションの最後のサイクルのパルス放電を示す。用いられるスーパーキャ
パシタは、キャップ−XX E/クレジットカード(Credit Card)である。
大きな減少が、ここでは注目される。
して、ここで用いられた。用いられたスーパーキャパシタは、この電池を補完す
るためにRCを有するものとして選ばれた。60%の最大損失レートを与えるた
めに、負荷電源振幅(1Arms、0.44Aaverage)が選ばれた。
レベルでは、損失レートは36%である。電池rms電流の限界は、この場合で
は、負荷電流平均値0.44Aであろう。これによって、損失レート35.4%
が与えられる。
ーションは、ペンティアム(R)100(HP Omni800ct)上で約1
000秒を要した。完全な電池放電(数時間)をシミュレートすると、1週間よ
り長くかかるだろう。問題は、シミュレーションの時間は、回路ノードの活動お
よび回路の複雑性と関連していることである。速いパルスでは、ノード状態(電
圧および電流)は、急速に変化する。このとき、シミュレーションのタイムステ
ップは、回路の時定数に対して非常に小さくなければならない。シミュレーショ
ンは、負荷期間当り約0.5秒を要し、完全な放電は、数百万負荷パルスを必要
とする。
る。後者は、図7から決定され得る。電池モデルは変更されてデフォルト1でパ
ラメータIRATIO=Irms/Iaverageが組込まれた。これが用いられて、一
定の負荷電流Iaverage下でシミュレートされるときに、ある特定のrms放電
レートに適用される損失レートが設定される。一定の電流下では、シミュレーシ
ョンは非常に速い。
で適切なrms損失レートが与えられた。
。(スーパーキャパシタあり、スーパーキャパシタなしの)両方のケースは同じ
放電レートを有するが、スーパーキャパシタを備えない電池は、より大きな損失
レートを被ることが注目される。したがって、その放電寿命はかなり短くなる(
36%と比較した60%)。したがって、これによって、スーパーキャパシタが
存在する場合に延長される電池寿命が示される。
間と長い持続時間との両方での速いパルス放電のシミュレーションが可能となる
。
モデルとの両者の実験的検証の欠如である。
善、 ・損失レートを表す区分的に線形な表関数の精度/細分性、および測定とモデ
ルフィッティングとによる、非線形とレート依存性との両者に関してのスーパー
キャパシタモデルの拡大、 ・電池および負荷(スーパーキャパシタR&Cの選択)の範囲での、応用基準
およびスーパーキャパシタ設計の詳細、および ・実負荷電流の測定。
、図1の電源の概略図である。
合での電池の放電を示すチャートの図である。
略図である。
ブックプラットホームの電力システム内の電圧および電流波形のサンプルを示す
図である。
ベイノートブックプラットホームの電力システム内の電圧および電流波形のサン
プルを示す図である。
のノート型コンピュータの電池から引出される瞬時電力のグラフを示す図である
。
タの2つの追加的な例を提供する表を示す図である。
ためのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図
である。
のこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図であ
る。
めのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図で
ある。
めのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図で
ある。
めのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図で
ある。
下で説明される。しかし、この発明は、この特定の用途分野に限定されているわ
けではなく、他の電子装置、特に、ノート型コンピュータ、パームトップコンピ
ュータ、電子手帳、双方向ページャ、遠隔電力供給式の電子装置等の持ち運び可
能な装置にも好適であることが理解される。
は静止電流の何倍にもなり得る。電池がほぼ切れているか、または古い場合、そ
の実効内部抵抗は増大する傾向にあり、装置の停止なしにピーク電流需要を供給
できる可能性がより低くなる。重負荷パルスは一般に、それらが起こるときに大
きな電圧降下を生じさせ、これは電池にとって害となり得る。特に、リチウムイ
オン電池がこのような害の影響を受けやすい。
パルス負荷によって必ず電池の実行時間が減じられる。負荷パルスおよびその電
圧が最小しきい値よりも下に降下すると、電圧調整回路は、主要な回路を動作さ
せるために必要な電圧を供給できないため、電子装置はシャットダウンされなけ
ればならない。しかし、このとき、電池内には有用なエネルギが残っている場合
もある。
定められたしきい値を超える場合に装置をシャットダウンする保護回路を含む。
この回路は電池保護のために設計されているが、これによって、ピーク電流がし
きい値を超えてはいるものの、短期間の間しかそうでなかった場合にも、結果と
して装置のシャットダウンが生じることになる。これにより、装置の再始動、時
には再構成が必要とされる。携帯電話およびパーソナル計算アプリケーションで
は、これは、ユーザにフラストレーションをもたらす種となる。
が公知であるか、またはこの分野での共通の一般的な知識の一部であるというこ
とを認めているものとして考えられるべきではない。
ちの少なくとも1つを克服または実質的に改善することであるか、または少なく
とも有用な代替例を提供することである。
ネルギ蓄積装置は、 予め定められた内部抵抗Rと、電池への電気的接続を可能にするための2つの
端子とを有する電池と、 端子と並列に接続され、さらには予め定められた等価直列抵抗ESRを有する
スーパーキャパシタとを含み、ESR<0.25.Rである。
ーパーキャパシタが提供するキャパシタンスは、電池電流を予め定められた最大
値に制限するのに十分である。より好ましくは、スーパーキャパシタは、エネル
ギ蓄積装置が放電するときに実質的に一定な電流を提供する。
ウジングを含み、端子はハウジングの外側からアクセス可能であって負荷に接続
される。
され、電源は、第1の局面に従ったエネルギ蓄積装置と、エネルギ蓄積装置の端
子に係合するための供給レールとを含む。
供給レールとの係合から外されて同様のエネルギ蓄積装置の同様の端子が供給レ
ールに係合されることが可能となる。
蓄積装置は、 電池電流を提供し、さらには負荷への電気的接続のための2つの端子を有する
電池と、 端子と並列に接続され、さらには、使用時には、電池電流を予め定められたし
きい値に制限する予め定められたキャパシタンスを有するスーパーキャパシタと
を含む。
めの2つの端子を有する電池と、 電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を約1.5よりも下で維持する
ための端子と並列に接続されたスーパーキャパシタとを含む。
との比を約1.3よりも下で維持する。より好ましくは、スーパーキャパシタは
、電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を1.1よりも下で維持する。
蓄積装置は、 電池電流を提供し、さらにはパルス電流を必要とする負荷への電気的接続のた
めの2つの端子を有する電池と、 電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を約1.5よりも下で維持する
ための端子と並列に接続されたスーパーキャパシタとを含む。
との比を約1.3よりも下で維持する。より好ましくは、スーパーキャパシタは
、電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を1.1よりも下で維持する。
と、 電池が提供する瞬時電力の範囲と電池が提供する電力の平均値との比を予め定
められたしきい値よりも下に維持するための端子と並列に接続されたスーパーキ
ャパシタとを含む。
いずれかである。
蓄積装置は、 パルス電流を必要とする負荷との電気的接続のための2つの端子を有する電池
と、 電池が提供する瞬時電力の範囲と電池が提供する電力の平均値との比を予め定
められたしきい値よりも下に維持するための端子と並列に接続されたスーパーキ
ャパシタとを含む。
かである。
蓄積装置は、 予め定められた内部抵抗Rと、電池への電気的接続を可能にするための2つの
端子とを有する電池と、 端子と並列に接続され、さらには予め定められた等価直列抵抗ESRおよびキ
ャパシタンスCを有するスーパーキャパシタとを含み、ESR<0.5.Rであ
り、Cは1ファラドよりも少ない。
蓄積装置は、 予め定められた内部抵抗Rと、電池への電気的接続を可能にするための2つの
端子とを有する電池と、 端子と並列に接続され、さらには予め定められた等価直列抵抗ESRを有する
スーパーキャパシタとを含み、ESR<110ミリオーム<Rである。
Rは約30ミリオームよりも少ない。
ギ蓄積装置は、 予め定められた内部抵抗Rと、電池への電気的接続を可能にするための2つの
端子とを有する電池と、 端子と並列に接続され、さらには予め定められた等価直列抵抗ESR、予め定
められた体積V、および予め定められたキャパシタンスCを有するスーパーキャ
パシタとを含み、ESR<0.5.Rであり、V<14cm3であり、C>1フ
ァラドである。
ギ蓄積装置は、 電池への電気的接続を可能にするための2つの端子を有する電池と、 複数の直列接続のスーパーキャパシタ単電池を有して端子と並列に接続される
スーパーキャパシタとを含み、スーパーキャパシタ単電池の動作電圧は少なくと
も2.3ボルトであり、スーパーキャパシタは約20ミリオームよりも少ない予
め定められた等価直列抵抗ESRを有する。
ギ蓄積装置は、 電池への電気的接続を可能にするための2つの端子を有する電池と、 複数の直列接続のスーパーキャパシタ単電池を有して端子と並列に接続される
スーパーキャパシタとを含み、スーパーキャパシタ単電池の動作電圧は少なくと
も2.3ボルトであり、スーパーキャパシタは、約1.9ファラドよりも大きな
予め定められたキャパシタンスを有する。
説明される。
換え可能なように用いられ、持ち運び可能な計算装置、特に、ボード上の充電可
能なエネルギ蓄積装置を有する装置を含むと意図される。
スで確立される電界内にエネルギを蓄積するエネルギ蓄積装置を指すために用い
られる。
めに用いられる。
の第2のエネルギ蓄積装置と並列である電池3の形の第1のエネルギ蓄積装置を
含む。図2で最もよく表されるように、電池3およびスーパーキャパシタ4はそ
れぞれ、 内部抵抗8と直列な理想電池7と、 等価直列抵抗(ESR)10と直列な理想キャパシタ9としてモデル化される
。
、電源1は、負荷2への供給の連続性を促進する。つまり、ピーク需要の間、よ
り低いESRのために、より多くの負荷電流がスーパーキャパシタ4によって供
給される。さらに、より低い負荷電流需要の間は、電池によってスーパーキャパ
シタが充電される。これにより、電池が提供しなければならなかったピーク電流
が減じられ、電池の寿命が向上する。
って、負荷の下での電圧のエクスカーションを減じることができ、大部分の電池
エネルギが消費されるまで、負荷は確実に動作できる。これにより、電池が電圧
降下を損傷するおそれが少なくなり、これは、リチウムイオン電池にとって特に
有利である。
ない。しかし、この実施例で用いられるスーパーキャパシタは高いキャパシタン
スを有し、所与の負荷電流に対して、電池から引き出されるピーク電流は制限さ
れる。
源を用いることにより、電池のみを用いることによって達成され得るよりもずっ
と優れた性能が可能となる。これは、ある程度は、スーパーキャパシタが提供す
るずっと低い実効内部抵抗のためであるが、提供される大きなキャパシタンスの
ためでもある。
る。しかし、数mFから何百ファラドもの非常に高いキャパシタンスと、1mΩ
からの低い等価直列抵抗(ESR)と、わずか数μAの低い漏れ電流とを提供す
るカーボン二重層スーパーキャパシタが用いられることが好ましい。このような
スーパーキャパシタによって、エネルギ蓄積の主な源として電池に依存する持ち
運び可能な装置のための、改良された電源が設計および実現され得る。
ケージングは、利用できるスペースに適するようにさまざまである。1つの特に
好ましい形は、薄いプリズム形である。このようなスーパーキャパシタの例は、
PCT特許出願番号PCT/AU99/01081で提供されており、その開示
は、ここで引用により援用される。
ルより下に降下することなしに、送信または他の大きな負荷の最中での延長され
た電流需要伝達が可能となる。
部抵抗とともに、コストが削減された状態で利用され得るためである。
によって損傷しやすい。これらの高電流パルスは、大きな電圧降下を引き起こし
、これは、供給されている回路の早期シャットダウンにつながる。これらの効果
は両方とも、電池の寿命と電池の実行時間とを減じるため、望ましくない。しか
し、この発明の好ましい実施例は、スーパーキャパシタを用いて、電源組合せの
実効抵抗電圧降下を減じ、さらには容量電圧降下を減じる。したがって、持ち運
び可能な、電池で動く装置の実行時間は向上し、早期シャットダウンを防ぐこと
ができる。
ノキア(Nokia)の携帯電話で用いられるような、かつ近似内部抵抗100mΩ
を有するLiイオン電池であった。放電は、並列のスーパーキャパシタ「あり」
および「なし」の交互で2秒間の持続時間にわたる1Aパルス放電中に行なわれ
、20秒のオフがこれに続いた。電池は、それが残った電荷をほとんど有さない
状態まで、つまり、電位差が約2.6ボルトになるまで、放電された。次に、実
験の準備がされている間、電池は放置され、実質的により高い電圧にまで回復し
た。電池と並列なスーパーキャパシタの存在によって、抵抗電圧降下の現実的な
減少が提供されることが明らかである。
40ファラドのキャパシタンスおよび約5mΩのESRを有した。
池で動く装置で用いられるためのものである。多くの装置、特に携帯電話では、
電話の通常の動作中に、短い時間スケールで変化が起こる。
例することが理解される。したがって、損失は高電流パルス中にかなり増大する
が、これは、たとえこれらのパルスの持続時間が短くてもかなり増大する。しか
し、好ましい実施例は、スーパーキャパシタの導入により、負荷から見た電源の
実効抵抗を減じることによって、これらの損失を減じる。つまり、この実施例で
用いられるようなスーパーキャパシタは、以下の特性を有する。すなわち、 1.電池の内部抵抗に対して低い等価直列抵抗(ESR)、 2.高キャパシタンス、および 3.高電流を伝える能力という特性を有する。
施例では、ESRが、電池の内部抵抗のそれの半分であるときに利点が得られる
ことが認められた。しかし、さらに好ましい実施例では、ESRは好ましくは電
池の内部抵抗の約4分の1である。他の実施例では、ESRは電池の内部抵抗の
10分の1よりも少ない。
高い」とみなされるキャパシタンスの単独の値というものは存在しないが、それ
は典型的には、放電されることなしに、最大で数秒間ピーク負荷電流を供給でき
るのに十分なキャパシタンスであろう。しかし、これは負荷特性にも依存する。
負荷がこのような電流供給を必要としないならば、スーパーキャパシタは、それ
を提供するように構成されなくてもよい。
も電池のそれと同じぐらいの大きさの負荷、通常は何百ミリアンペア(mA)か
ら数アンペア、または何十アンペアもの負荷を供給できるものとして、ここでは
みなされる。
ると、所与の平均値の電流は、電流ピークの間の増大した損失のために、電流内
のばらつきの大きさが大きいほど、より高い損失を作り出す。この発明は、電流
内のばらつきを平滑にしてその電流によって生じた損失を減じることのできるス
ーパーキャパシタを用いてこの原理を適用する。つまり、電池の内部抵抗が、電
流が電池から引き出されるときの損失の源であると考えられ、その電流内のばら
つきは、スーパーキャパシタによって減じられる。電流のばらつきは主に、スー
パーキャパシタによって生成されるが、それはずっと低い抵抗を有するため、発
生する損失もそれ相応により小さい。これを言換えると、スーパーキャパシタは
、スーパーキャパシタが負荷電流内の急峻な変化の大部分を伝えるように、電池
から見た電流波形をフィルタリングする。持ち運び可能な装置の動作中、電池は
、スーパーキャパシタがない場合よりも平均負荷電流にずっと近い値およびばら
つきが大きく減じられた波形を有する電流を伝える。したがって、電池によって
伝えられるピーク電流は大幅に減じられ、電源(導体およびスーパーキャパシタ
)内の損失が減じられ、電池に有害であり得る高電流パルスから電池が保護され
る。
シタの用途を最適化するために、好ましい実施例は、持ち運び可能な装置からの
調整器回路、超伝導体、および電池の間で低い抵抗接続および導体を用いる。基
準として、接続抵抗は、トータルでスーパーキャパシタのESRのうちのごくわ
ずかであるべきである。スーパーキャパシタと負荷との間の導体は、経済的に達
成できるような低い抵抗を有するべきである。当業者には理解されるように、こ
れらのパラメータは、性能とコストとの間での必然的な妥協に対応するように変
化させられる。
学物質を用いる電池等の多くの種類の電池は、それらの電圧が大幅に降下するこ
となしに、それらの負荷によって必要とされる電流ピークを供給することはでき
ない。これによって、電池が実際に消耗される前に、持ち運び可能な装置がオフ
になる。より極端な場合には、完全に充電された電池でさえもこれらの大きな電
圧降下の影響を受けることが確認された。しかし、この発明の好ましい実施例を
用いることにより、電池と並列に接続されるスーパーキャパシタを含む電源が提
供される。上述のスーパーキャパシタの低域フィルタ効果によって結果として、
電池が、減じられたピーク電流にさらされることになる。このようにして、電池
は、比較的一定であり、かつ負荷によって引き出される平均電流とほぼ等しい電
流を提供し、電池が完全に消耗されるまで、または低温でより低い平均電流を供
給できなくなるまで、電池は、持ち運び可能な装置を動作させ続けることができ
る。
する電子保護および制御回路を含む。この回路は負荷の電子部品内に含まれてい
る場合もあり、別の場合には、それは電池のハウジング内に含まれているか、ま
たは電池のハウジングに装着されている。保護および制御回路は一般に、電池を
負荷から切断するために、または電池から引き出されるピーク電流を制限するた
めに、および/または、電池の供給電圧が予め定められた値よりも下に降下した
ときに電池を負荷から切断するために、設計されている。これを想定して、この
発明のいくつかの好ましい実施例は、スーパーキャパシタと並列な上述の種類の
電池を有する電源を含む。この組合せによって、予期しない大きな過渡電流が引
き出されたときに電池がシャットダウンするというリスクが減じられる。
つまり、電池は、システムがシャットダウンされなければならない前に、これ以
外の様態で可能であるよりもより低い電圧に達することができる。
によって、入力減結合コンデンサのための要件が未然に除去される。これによっ
て、供給のこの部分のコストが減じられる。
ンピーダンスおよびより大きな容量を備えた電池が使用できる。これによって、
システムを実行するために利用できるエネルギが増加し、結果として、再び実行
時間が延長される。
パシタは事実上、電池と並列に直接接続される。いくつかの実施例では、供給回
路内には1つ以上のスイッチが存在して電子装置がオンおよびオフで切り換えら
れ得る。これらのスイッチは好ましくは、スーパーキャパシタのESRに対して
低いオン抵抗を有することが理解される。好ましくはまた、スーパーキャパシタ
と電子装置との間にはスイッチは存在しない。なぜならば、これによって、スー
パーキャパシタから得られる利点が少なくなる場合もあるためである。
いる電池へのスーパーキャパシタの接続後、そのスーパーキャパシタを漸進的に
充電/放電する。つまり、その回路は、スーパーキャパシタおよび電池に流れる
充電/放電電流を制限するためのものである。
同じ導体である。これらは、負荷とスーパーキャパシタとの間の導体である。し
たがって、これらの損失を最小にするためには、スーパーキャパシタを負荷にで
きるだけ近く置くことが有利である。電池とスーパーキャパシタとの間の導体は
、負荷電流よりもより安定した電流を伝え、したがって、これらの導体内での損
失は減じられる。一般的な電池で動く装置では、ピーク負荷電流は通常、少なく
とも短期間は、高い。これは特に、デジタル回路を用いるようなパルス負荷装置
に当てはまる。この発明に従った、電池と並列である好適な高電力スーパーキャ
パシタを用いることによって、電力システムおよび電池内での損失が減じられ、
有害であり得る電流パルスから電池が保護される。これは、高価な電子回路を用
いることなしに、さらには同時に追加的なエネルギ蓄積容量を装置に設けること
なしに、達成される。
ピーク電流を供給できないときにも、持ち運び可能な電子装置が通常に機能する
ことが可能となる。つまり、スーパーキャパシタを用いることによって、装置の
供給端子で経験される電圧降下が減じられ、したがって、装置のシャットダウン
からの短い過渡ピーク負荷電流の効果が減じられる。
源はまた、低電池状態の検出精度を向上させる。これによって、早期シャットダ
ウンが防がれ、電池の実行時間が延長される。
る必要なしに、またはデータをディスクにセーブする必要なしに、電池の交換中
にノート型コンピュータのエネルギ要件をサポートする、ノート型コンピュータ
用の電源の一部である。この機能性は、エナジィ・ストーリッジ・システムズ(
Energy Storage Systems)Pty Ltd の名前で、PCT/AU/01/00554
の番号が付けられた、2001年5月15日にオーストラリア特許庁に提出され
た同時係属のPCT出願でより深く考察されている。同時係属の出願の開示は、
ここで引用により援用される。
DC−DCコンバータに対するいくつかの小さな変更を受けた。結果として、コ
ンバータの効率において5%の即座の増加が得られ、これは、83分の全実行時
間のうち、1充電当り3分を超える実行時間の延長になった。測定は、スーパー
キャパシタと並列な7.2Ah容量を備えたリチウムイオン電池を用いたインテ
ル(R)ウィドベイ(Widbey)プラットホーム上で行なわれた。ウィドベイプラ
ットホームは、直列の2つのリチウムイオン単電池と等しい供給電圧上で動作す
ることが理解される。これは一般に、大部分のノート型よりも低く、簡素化され
た電池保護および平衡回路でコストの節約を提供する。コストは、スーパーキャ
パシタの低インピーダンスの結果として、DC−DCコンバータ内でも減じられ
る。つまり、DC−DCコンバータ内での減結合コンデンサの必要性が、なくな
るわけではないが、少なくなる。たとえば、いくつかのパワーボードは、6つも
の減結合コンデンサを用いる。
、主に出力密度を高める方向で進歩した。額面では、これは、電池による装置で
利用可能な実行時間に貢献しない。なぜならば、所与の体積に対して蓄積される
エネルギに関しては妥協があるためである。しかし、電池によって供給される通
常の負荷のパルスの性質のために、負荷の動作に貢献するようなこの電池の有効
性は、その内部抵抗に強く依存する。つまり、たとえ短期間でも高電力を供給す
るような電池の能力は、限られている。これは、たとえばノート型PC内のDC
−DCコンバータの効率および動作に影響を及ぼす。リチウムイオン電池パック
内で用いられる保護回路は、さらにそれらの実効内部抵抗を増大させる。しかし
、この発明の好ましい実施例は、電池と並列な、非常に低いESRを有する高電
力スーパーキャパシタを用いる。これによって、高エネルギ密度および低電源イ
ンピーダンスの組合された属性を利用することのできるハイブリッド供給が提供
される。
エネルギ源および負荷の性質によって影響を及ぼされる。DC−DCコンバータ
の出力負荷は、いくつかの事例では、平均電力消費を減じるためのクロックゲー
ト技術で制御されるマイクロプロセッサである。クロックゲートアーキテクチャ
によって、DC−DCコンバータの出力で大きな過渡電流が生成され、結果とし
て、コンバータの電力入力レール内で大きなリプル電流が生成される。DC−D
Cコンバータは局所的な減結合を有して過渡パルスをフィルタリングして排除す
るが、従来のキャパシタの限界、コストおよびPCBスペース、不十分な、また
は不適切な局所的な減結合によって、多くの場合、大部分の過渡電流が電池およ
びその保護回路に達し得る。結果として、電池−保護回路は、システムを早期に
シャットダウンし、動作可能な電池の寿命の損失がもたらされる。
とを含むこの発明を用いることによって、過渡電流は、電池およびその保護回路
に達する前に「フィルタリング」される。電池端子および保護回路での電圧は、
比較的一定なままであり、保護回路が早期の低電池警告を発することが妨げられ
る。これによって、電源が電池の利用可能な容量を最大にすることが可能となる
。この実施例では、全体的な改善は5%であると認識されたが、これによって結
果として、83分の通常の実行時間で3分を超える電池実行時間の延長が得られ
る。しかし、より大きな容量のスーパーキャパシタを用いた別の実施例では、平
均の増加は、約10%の追加的な実行時間であった。
供する実行時間の実際の向上は、電池、スーパーキャパシタ、および負荷の特性
を含むいくつかの要因に依存する。
の電池のための、修正された充電アルゴリズムが可能となる。つまり、電池は、
スーパーキャパシタの不在下で安全に達成され得たよりも、より速く全容量にま
で充電され得る。
た。プラットホームは、2組の4つのリチウムイオン単電池であって、各組内の
単電池は並列である、2組の4つのリチウムイオン単電池の供給電圧上で動作す
る。他のノート型コンピュータでは、直列接続されたリチウムイオン単電池の3
組または4組の並列な対が、より典型的に用いられる。この発明は、これらの電
池構成および他とともに用いられるのに好適である。
抗を有する。すなわち、これらは、 1.典型的には直列の3つ以上の並列な対を備えた、単一の1800mAh単
電池に対して約50mΩの単電池の内部抵抗と、 2.10mΩ電流センス抵抗器と、 3.出力スイッチとして用いられる20mΩオン抵抗FETとである。
Ωである。これは、2組の並列な3つの単電池の直列組合せ、および上述のセン
ス抵抗器、ならびにFETから構成される。使用時には、電池は、保護回路とと
もに約80mΩの全内部抵抗を提供する直列な2つの並列な対から構成される。
として示されるようなスーパーキャパシタを電池と並列に接続することによって
、電源インピーダンスがさらに減じられる。この実施例では、スーパーキャパシ
タの公称抵抗は5mΩよりも少なく、したがって、電池およびスーパーキャパシ
タの並列の組合せはさらにより低い。スーパーキャパシタのESRは電池の内部
抵抗の約6%のみであるため、すべての電流サージの責任(brunt)を負うのはス
ーパーキャパシタである。結果として、CPU過渡状態の最中等に、負荷電流が
突然増大するたびに、スーパーキャパシタは、最初の電流サージの大部分を提供
することができる。これによって、電池電圧が平滑化され、電池のリプル電流が
減じられ、結果として低電池状態の検出の精度が上がる。
ーキャパシタ自体と電池との間のすべての抵抗内のI2R損失を減じる。なぜな
らば、回路のその部分内の電流ピークが減じられるためである。
い場合と、存在する場合でのインテル(R)ウィドベイノートブックプラットホ
ームの電力システム内の電圧および電流波形の比較サンプルである。図6では、 1.上部のトレースは電池電圧である。
示される。
て、これは電池電圧と電流との積である。
て、図6で見られた大きなリプルが除去され、DC−DCコンバータからの高周
波ノイズがわずかにしか残っていないことが注目される。
で示される。スーパーキャパシタの存在によって、図6内の対応するトレースで
見られた電池電流内の主なばらつきが除去され、ほぼ直線のラインが残されたこ
とが注目される。
、電池電圧と電流との積である。スーパーキャパシタによって、図6で見られた
大きな電力のばらつきが除去された。
電池から引き出される瞬時電力のグラフ比較である。垂直な線は、電池から引き
出される瞬時電力の範囲を示し、各々の上にある水平のマーカーは、テスト中に
引き出される平均電力を示す。
電力である。電池と並列なスーパーキャパシタが存在しない場合での電力消費は
、800mWと9500mWとの間で変化する。最も短い3本の垂直の線は、ス
ーパーキャパシタが電池と並列であったときの電池それ自体からの電力消費の範
囲である。3つの異なるスーパーキャパシタが用いられ、スーパーキャパシタの
ESRの範囲にかかわらず、結果は非常に類似していた。これは、電池の内部抵
抗に対する、すべてのスーパーキャパシタの低いESRのためである。左から右
に向かって、名称Mk2 S/C♯1、Mk1 S/C♯1、およびMk2 S
/C♯2によって識別されるスーパーキャパシタは、近似キャパシタンスおよび
ESR、40ファラドおよび4mΩ、50ファラドおよび7.8mΩ、50ファ
ラドおよび7.6mΩによって特徴付けられた。用いられている電池の近似80
mΩ内部抵抗に基づくと、これによって結果として、ESRと内部抵抗とのそれ
ぞれの比が5.0%、9.8%、および9.5%となる。
シタが用いられる。それにもかかわらず、かなりの利得が得られる。
製造される。いくつかの実施例では、スーパーキャパシタは薄く、軽く、可変形
状因子を備えている。しかし、別の実施例では、スーパーキャパシタは剛性のハ
ウジング内に含まれる。単一のスーパーキャパシタ単電池は定格で、連続的な使
用では2.3ボルト、最大で2.5ボルトとなっているが、より高い電圧での短
い過渡電流も許容できる。より高い電圧で動作する実施例では、スーパーキャパ
シタは、スーパーキャパシタ単電池の直列組合せから構成される。
つかの実施例では、充電、放電、またはリプル電流はミリアンペアのオーダであ
るが、他の実施例では、これらの電流は20アンペア以上のオーダである。
タの2つのさらなる例を提供する表である。
れは最終的に電流が引き出される前の初期の電圧付近にまで回復することが以前
の研究によって示された。この効果は、放電中の電池内の電極面での電気的活性
種の集束空乏のために起こる。一旦放電が終了すると、分子が平衡化されて、放
電中に起こった電子の流れのために最初の集束よりもより低い均一な集束が再び
作られる。放電および平衡は、主に拡散的であり、したがって、時間の平方根に
依存しやすいと考えられる。
つかの局面の考察が可能となる。本出願人は、このようなモデルの研究を依頼し
、これは、1999年7月12日付のJ.G.ラスメル博士(Dr J.G. Rathmell
)による「電池/スーパーキャパシタ放電のPスパイスモデリング(PSPICE MOD
ELLING OF BATTERY/SUPERCAPACITOR DISCHARGE)」と題された公開されていない
論文のテーマであった。この論文のコピーは、この明細書の一部として組込まれ
、付録文書1として示される。付録文書1内で「図1」、「図2」(以下続く)
と呼ばれる図は、この明細書中で図の一部として含まれ、図16、図17(以下
続く)としてそれぞれ示される。
展した。特に、モデリングは、GSM型の携帯電話内で用いられるようなパルス
負荷の場合に関して展開され、それに適合された。電池モデルでは、特徴のある
時定数を備えたRC回路およびルックアップテーブルが用いられて効果が示され
ている。モデリング条件は、内部抵抗0.6オーム、容量1.2Ah、時定数τ
10秒を有するRMS定格損失モデルを備えたAAAアルカリ電池の使用を含ん
だ。IRATIO(IRMS/Iaverage)の2つの値、実用で達成されるような電
池およびスーパーキャパシタの組合せをシミュレートするための値1.02と、
平均電流がGSM波形に基づいた0.3アンペアに等しい、電池のみのための1
.62とが用いられた。
上述のモデリングの結果を含む。つまり、電池と並列なスーパーキャパシタの存
在によって放電の深さが減じられるため、それが有利であることがはっきりと示
されている。加えて、放電サイクルを電池回復レートに一致させる効果が示され
る。使用できる容量は、放電が0.7Vに達するのにかかる時間から計算され、
トータルでの利用可能な時間は、定格容量および平均電流から得られる。結論と
して、エネルギの「大きな部分(bites)」をいくつかとるよりも、エネルギの「
小さな部分」を多くとる方が良いが、たとえ「大きな部分」がとられたとしても
、スーパーキャパシタを用いることからかなりの利点が得られる。
タイム(on-time)効果を示す。再び、電池容量は、定格容量および平均電流から
計算され、電池の時定数は10秒であり、内部抵抗は0.6オームである。これ
らのグラフはより明確に放電の深さを最小にする効果を示している。「スーパー
キャパシタの利点」は、「空乏」効果が明らかになる条件下では少なくなるが、
それでもかなりの利点が得られることも注目に値する。
電力との間の関係を考慮に入れると、ここでの教示から、図8で示される電力消
費特性は、モデル電流特性と完全に一貫していることが明らかとなる。
体化され得ることが当業者によって理解されるであろう。
めに開発された。関連の電池は、鉛蓄、アルカリ、ニッカド、Nimh、および
リチウムイオンである。これらのモデルは、速いパルス下で失われる容量を組込
むように変更された。スーパーキャパシタのインピーダンスおよび位相、スーパ
ーキャパシタを備えた電池寿命/容量の増大、および電池放電を示すシミュレー
ションが行なわれた。
ルス下での電池/スーパーキャパシタ放電のPスパイスシミュレーションの研究
、特に、並列のスーパーキャパシタを用いることによる電池容量の増大を含む。
電池モデルは、鉛蓄、アルカリ(N,AAA,AA,C,D&9V)、ニッカド
、Nimh、およびリチウムイオンである。これらのモデルは、変更例および訂
正例とともに、文献[1−3]から主に集められた。実現されるスーパーキャパ
シタのモデルは、キャップ−XX[4]が提供するRCCPEモデルである。実
験によるモデルの検証は、なされなかった。
ーパーキャパシタのモデルおよびパラメータは、[4]および対応のものの中で
キャップ−XXによって提供されるようなものである。モデルは、単純なR、C
、プラス一定の位相項(RCCPE)であり、周波数従属インピーダンスを示す
。
であり、Pは指数であり、
された。このモデルの3つの形が実現された。すなわち、これらは、式を直接特
定するSUPER1、遅延項を組込むSUPER2、および別個の実数項と虚数
項としてCPE項を分解するSUPER3である。(付録7参照)。これらは、
実験のためのものであり、(遅延以外は)等しい。さらに、モデルRCTEST
も実現され、これは、スーパーキャパシタモデルと比較するための単純な直列R
C回路である。
るものとして、Pスパイスによって解釈されることが注目される。遅延項(e-s a )は、Pスパイスによって提案されてこれを分解する。このような遅延は、実
験的検証を必要とするようなやり方でシミュレーションの結果を変更する。非因
果インパルス応答は、ここで行なわれるacおよび過渡分析にとって問題ではな
いため、この警告は無視される。結局、RCCPEモデルは、場合によっては好
適なフィルタ関数でsモデルをたたみ込むことによって、Pスパイスが関連する
全周波数範囲にわたって適用可能となるように変更されるべきである。
周波数の関数としてのインピーダンスの大きさおよび位相を示す。モデルSUP
ER1および3は同一である。これらの結果は、キャップ−XXが提供するプロ
ットに匹敵する。図2は、図1と同様の結果を備えた、上のモデルの過渡分析を
示す。これらのシミュレーションで用いられるPスパイスソースファイルは、付
録1および2で与えられる。モデルは付録7に含まれる。
られることである。したがって、それらは、印加された電圧およびレート依存の
異常とともに非線形を組込まない。特に、モデルは、ここで扱われる速いパルス
負荷下で実験的に検証されなかった。それにもかかわらず、モデルは妥当である
と想定される。
AA,AA,C,D,&9V)、ニッカド、Nimh、およびリチウムイオンで
ある。これらのモデルは、[1−3]から得られた。いくつかのデバッギング、
訂正、および変更がなされた。6つのアルカリスタイルが、わずかに異なるこれ
らの挙動のために行なわれた。
チウムイオンのモデルは、温度のためのさらなる項を有する。ニッカドおよびN
imhのモデルも、低レート放電のための訂正項を有する。
PUT、−OUTPUT)からなる。V_Sense項は、電池電圧の訂正で用いる
ための電池電流をセンスする(sense)。モデルの残りの部分は、放電レート、温
度、および年数等に関する電池電圧の訂正に関する。すべては、ルックアップテ
ーブルを用いて電池電圧をこれらに関連させる。
学的な減少をモデル化しようとするE_Lost_Rate項である。これは、ルックア
ップテーブルを用いて(RC遅延によって)遅延された放電レートの非線形関数
としてモデル化される。図4は、モデル化された電池のための損失レート対放電
レートを示す。
るものは、主に損失レートである。図4が示すように、放電レートを伴った電池
容量のこの減少は、電池の種類に応じて10%から80%で変化する。したがっ
て、スーパーキャパシタを電池に結合する有効性は、電池の種類および負荷に大
きく依存する。この損失容量は、負荷が除去されるとやがては回復するため、こ
こでは連続的な負荷が主に考察されることも注目される。
hおよびリチウムイオンの3s、アルカリの10sから、鉛蓄の60sまで、大
きく変化する。
まり、1Hzよりもずっと小さな周波数を有する)比較的一定の負荷の下での放
電をモデル化するために設計された。この研究は、100Hzよりも大きな周波
数のパルス電流負荷に関する。これらを用いると、損失レートはrms負荷電流
の関数であるが、これは依然として遅延オンセット[1]を備えている。これら
の周波数では、損失容量の電気化学的な回復は、パルス間では起こらない。
のモデルは、損失レートを平均電流に関連づけるのみである。この研究では、損
失容量テーブルルックアップで用いられる遅延および平均放電レートの変更を通
して、これらのモデルが変更されて損失レートがrms負荷電流に関連づけられ
た。
ODEL_Aを含み、これらは、それぞれrmsおよび平均放電レートを用いて
損失容量を計算する。以下で、_Rモデルが用いられる。
って電池から引出されると考えられるようなパルス電流源である。パルスタイミ
ングは、GSM電話ハンドセットにおいて予期され得るもの、4.615msフ
レーム[5]での送信のための0.577msタイムスロット、つまり、非常に
軽い放電が後に続く送信中の短くて重い放電を反映するように選ばれた。負荷電
流振幅は、損失レート効果を示すために選ばれた。これらは、実験的な検証を必
要とする。
ス化によって電池容量の向上を示すことである。ここで注目される電池の効果は
、損失容量、温度、および電圧ドロップアウトである。ここでは損失容量のみが
研究されるが、3つすべてを取扱うことは、パルス電流のバルクを供給し、さら
にはパルス間で充電されるスーパーキャパシタを用いて電池パルス電流振幅(し
たがって、電圧降下)を減じることを含む。したがって、電池rms電流が減じ
られ、損失容量および内部電力消費(温度)が減じられる。
期間のあいだのスーパーキャパシタを備えたALK_AA_Rモデルを示す。付
録3は、Pスパイスソースファイルを示す。電池電流パルス振幅および電圧降下
の減少は、電池抵抗Rbatと比較したRsupの相対的な大きさに関連する。降下を
決定するのは、Rbat//Rsupである。したがって、最も優れた結果のためには
、Rsupは、Rbatよりもずっと小さい。
ョンを示す。スーパーキャパシタの時定数RsupCsupは、パルスの持続時間の間
スーパーキャパシタの放電を実質的に維持し、かつ負荷期間にわたって充電を広
げるのに十分なほど大きくなければならない。したがって、スーパーキャパシタ
の時定数は、負荷期間よりも大きいか、またはそれと等しくあるべきである。
ャパシタが存在しない場合での、ALK_AA_R電池モデルのための10秒シ
ミュレーションの最後のサイクルのパルス放電を示す。用いられるスーパーキャ
パシタは、キャップ−XX E/クレジットカード(Credit Card)である。
大きな減少が、ここでは注目される。
して、ここで用いられた。用いられたスーパーキャパシタは、この電池を補完す
るためにRCを有するものとして選ばれた。60%の最大損失レートを与えるた
めに、負荷電源振幅(1Arms、0.44Aaverage)が選ばれた。
レベルでは、損失レートは36%である。電池rms電流の限界は、この場合で
は、負荷電流平均値0.44Aであろう。これによって、損失レート35.4%
が与えられる。
ーションは、ペンティアム(R)100(HP Omni800ct)上で約1
000秒を要した。完全な電池放電(数時間)をシミュレートすると、1週間よ
り長くかかるだろう。問題は、シミュレーションの時間は、回路ノードの活動お
よび回路の複雑性と関連していることである。速いパルスでは、ノード状態(電
圧および電流)は、急速に変化する。このとき、シミュレーションのタイムステ
ップは、回路の時定数に対して非常に小さくなければならない。シミュレーショ
ンは、負荷期間当り約0.5秒を要し、完全な放電は、数百万負荷パルスを必要
とする。
る。後者は、図7から決定され得る。電池モデルは変更されてデフォルト1でパ
ラメータIRATIO=Irms/Iaverageが組込まれた。これが用いられて、一
定の負荷電流Iaverage下でシミュレートされるときに、ある特定のrms放電
レートに適用される損失レートが設定される。一定の電流下では、シミュレーシ
ョンは非常に速い。
で適切なrms損失レートが与えられた。
。(スーパーキャパシタあり、スーパーキャパシタなしの)両方のケースは同じ
放電レートを有するが、スーパーキャパシタを備えない電池は、より大きな損失
レートを被ることが注目される。したがって、その放電寿命はかなり短くなる(
36%と比較した60%)。したがって、これによって、スーパーキャパシタが
存在する場合に延長される電池寿命が示される。
間と長い持続時間との両方での速いパルス放電のシミュレーションが可能となる
。
モデルとの両者の実験的検証の欠如である。
善、 ・損失レートを表す区分的に線形な表関数の精度/細分性、および測定とモデ
ルフィッティングとによる、非線形とレート依存性との両者に関してのスーパー
キャパシタモデルの拡大、 ・電池および負荷(スーパーキャパシタR&Cの選択)の範囲での、応用基準
およびスーパーキャパシタ設計の詳細、および ・実負荷電流の測定。
、図1の電源の概略図である。
合での電池の放電を示すチャートの図である。
略図である。
ブックプラットホームの電力システム内の電圧および電流波形のサンプルを示す
図である。
ベイノートブックプラットホームの電力システム内の電圧および電流波形のサン
プルを示す図である。
のノート型コンピュータの電池から引出される瞬時電力のグラフを示す図である
。
タの2つの追加的な例を提供する表を示す図である。
ためのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図
である。
のこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図であ
る。
めのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図で
ある。
めのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図で
ある。
めのこの発明に従った電源のモデル化されたパフォーマンスのグラフを示す図で
ある。
Claims (25)
- 【請求項1】 エネルギ蓄積装置であって、前記エネルギ蓄積装置は、 予め定められた内部抵抗Rと、電池への電気的接続を可能にするための2つの
端子とを有する電池と、 端子と並列に接続され、さらには予め定められた等価直列抵抗ESRを有する
スーパーキャパシタとを含み、ESR<0.5.Rである、エネルギ蓄積装置。 - 【請求項2】 ESR<0.35.Rである、請求項1に記載の装置。
- 【請求項3】 ESR<0.25.Rである、請求項2に記載の装置。
- 【請求項4】 スーパーキャパシタが提供するキャパシタンスは、パルス化
された負荷プロファイルが電池電流を予め定められた最大値に制限するのに十分
である、請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 スーパーキャパシタは、エネルギ蓄積装置が放電するとき実
質的に一定の電流を提供する、請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 電池とスーパーキャパシタとの両者を含むハウジングを含み
、端子はハウジングの外側からアクセス可能であって負荷に接続される、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項7】 持ち運び可能な電子装置のための電源であって、電源は、請
求項1に記載のエネルギ蓄積装置と、エネルギ蓄積装置の端子に係合するための
供給レールとを含む、電源。 - 【請求項8】 供給レールは選択的に端子に係合する、請求項7に記載の電
源。 - 【請求項9】 端子は、供給レールとの係合から外されて同様のエネルギ蓄
積装置の同様の端子が供給レールと係合されることが可能となる、請求項8に記
載の電源。 - 【請求項10】 エネルギ蓄積装置であって、前記エネルギ蓄積装置は、 電池電流を提供し、さらには負荷に電気的に接続されるための2つの端子を有
する電池と、 端子と並列に接続され、さらには使用中には電池電流を予め定められたしきい
値に制限する予め定められたキャパシタンスを有するスーパーキャパシタとを含
む、エネルギ蓄積装置。 - 【請求項11】 負荷はエネルギ蓄積装置からパルス電流を引出す、請求項
10に記載の装置。 - 【請求項12】 電源であって、 電池電流を提供し、さらにはパルス電流を要求する負荷と電気的に接続される
ための2つの端子を有する電池と、 端子と並列に接続されて電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を約1
.5よりも下に維持するスーパーキャパシタとを含む、電源。 - 【請求項13】 スーパーキャパシタは、電池電流のRMS値と電池電流の
平均値との比を約1.3よりも下に維持する、請求項12に記載の電源。 - 【請求項14】 スーパーキャパシタは、電池電流のRMS値と電池電流の
平均値との比を1.1よりも下に維持する、請求項12に記載の電源。 - 【請求項15】 エネルギ蓄積装置であって、 電池電流を提供し、さらにはパルス電流を要求する負荷に電気的に接続される
ための2つの端子を有する電池と、 端子と並列に接続されて電池電流のRMS値と電池電流の平均値との比を約1
.5よりも下に維持するスーパーキャパシタとを含む、エネルギ蓄積装置。 - 【請求項16】 スーパーキャパシタは、電池電流のRMS値と電池電流の
平均値との比を約1.3よりも下に維持する、請求項15に記載のエネルギ蓄積
装置。 - 【請求項17】 スーパーキャパシタは、電池電流のRMS値と電池電流の
平均値との比を1.1よりも下に維持する、請求項15に記載のエネルギ蓄積装
置。 - 【請求項18】 電源であって、 パルス電流を要求する負荷と電気的に接続されるための2つの端子を有する電
池と、 端子と並列に接続されて電池が提供する瞬時電力の範囲と電池が提供する電力
の平均値との比を予め定められたしきい値よりも下に維持するスーパーキャパシ
タとを含む、電源。 - 【請求項19】 予め定められたしきい値は1.5である、請求項18に記
載の電源。 - 【請求項20】 予め定められたしきい値は1である、請求項18に記載の
電源。 - 【請求項21】 予め定められたしきい値は0.3である、請求項18に記
載の電源。 - 【請求項22】 エネルギ蓄積装置であって、 パルス電流を要求する負荷と電気的に接続されるための2つの端子を有する電
池と、 端子と並列に接続されて電池が提供する瞬時電力の範囲と電池が提供する電力
の平均値との比を予め定められたしきい値よりも下に維持するスーパーキャパシ
タとを含む、エネルギ蓄積装置。 - 【請求項23】 予め定められたしきい値は1.5である、請求項22に記
載のエネルギ蓄積装置。 - 【請求項24】 予め定められたしきい値は1である、請求項22に記載の
エネルギ蓄積装置。 - 【請求項25】 予め定められたしきい値は0.3である、請求項22に記
載のエネルギ蓄積装置。
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