JP2003533568A - 芳香族ポリウレタンポリオール - Google Patents

芳香族ポリウレタンポリオール

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Abstract

(57)【要約】 本発明はコーティング組成物に使用されるのに適切な芳香族ポリウレタンポリオール類に関するものであり、特に金属基体に施与されるプライマーにおいて有用であり、(A)α,βジオール類、α、γジオール類及びそれらの混合からなる群から選択される少なくとも1つのジオール成分、(B)少なくとも1つのトリイソシアネート、及び(C)少なくとも1つのジイソシアネートの反応生成物を含み、ここでイソシアネートの少なくとも1つは芳香族であり、該ポリウレタンポリオールが約3,000未満の分子量(Mn)を有する。本発明はさらに該コーティング組成物で基体をコーティングする方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーティング組成物において有用な芳香族ポリウレタンポリオール類
に関するものであり、特に金属基体に施与されるプライマーにおいて有用である
。より具体的には、本発明は、ジイソシアネート、トリイソシアネート、及びジ
オールの反応生成物、ただしイソシアネート類の少なくとも1つが芳香族である
反応生成物を含む芳香族ポリウレタンポリオール類に関する。生成する芳香族ポ
リウレタンポリオールは低分子量のオリゴマー(典型的には数平均分子量(Mn
)<3,000)であり、硬化したときに良好な機械的及び化学的性質を有する
コーティングを形成するコーティング組成物の一部をなすように設計されている
【0002】 これらの芳香族ポリウレタンポリオール類は、選択性を与え、低分子量および比
較的低い粘度を有するポリウレタンポリオールを製造するために、特殊なクラス
のジオール(α,β及び/又はα,γ)から合成される。
【0003】 本明細書において使用されているように、「ポリウレタンポリオール」の用語は
、反応物(ジオール成分及びポリイソシアネート成分)が実質的にウレタン結合
を通してのみ結合している反応生成物を意味することをここに記しておく。これ
は、反応物がウレタン結合及びエステル結合により結合しているポリエステル−
ウレタン及びウレタンで変成されたアクリルポリオール類と対照的である。
【0004】 現在、自動車及び車の補修業界は、プライマー、ベースコート、及びクリアコー
トを含むコーティングシステムを常に増大している量で使用している。そのよう
なシステムにおいては、一般的に顔料コーティングが適切なプライマーの上に施
与され、顔料ベースコートの上に顔料のないクリアトップコートを施与すること
によりコーティングシステムは完成される。いくつかの例においては、顔料モノ
コートが使用される。これらのコーティング組成物は一般に「1液型」システム
又は「2液型」システムとして供給される。典型的な1液型システムにおいては
、コーティング成分のすべては1つの保存安定混合物へと混合される。施与され
ると、一般的にアミノプラスト樹脂(例えばメラミン樹脂)又はブロックされた
イソシアネートにより、120℃以上の熱硬化条件下でポリオール成分が架橋さ
れる。典型的な2液型システムではポリオール成分は、架橋剤、一般的にはイソ
シアネートと施与の直前に混合され、常温又は80℃まで高められた温度で硬化
が行われる。
【0005】 典型的な高固形分コーティングシステムにとって許容できる溶液粘度(20〜3
0秒、約25℃におけるフォードカップNo4)を達成するために、フィルム形
成性ポリマーは約5,000未満の重量平均分子量(Mw)を有することが必要
である。そのようなシステムにおいて架橋後に良好なフィルム特性を達成するた
めには、数平均分子量(Mn)は約800を超えること、及び各ポリマーは少な
くとも2つの反応性水酸基官能基を有していることも必要である。これらの一般
原則は、ポリエステルポリオール類、アクリルポリオール類、及びウレタンポリ
オール類にも当てはまる。プライマーシステムにおいては、以下の性質、すなわ
ち良好な密着性、耐腐食性、及び硬さが所望される。ウレタンポリオール類(脂
肪族)の使用は一般的にコスト的に困難であり、プライマーシステムでは滅多に
使用されない。完成したコーティングシステムの耐久性は、ほとんどトップコー
トによりもたらされる。これが、エポキシプライマーがしばしば使用される理由
である。
【0006】 しかし、エポキシド類は典型的には高分子量を有し、従って、高粘度を有する。
上記の議論から明らかであるように、許容できる溶液粘度及び良好なフィルム特
性に対する必要条件は、矛盾する分子量条件をもたらす。なぜなら低溶液粘度に
おいては、分子量は低くなければならないが、良好なフィルム特性の為には、分
子量は高くなければならないからである。
【0007】 現在使用されている高性能、高固形分の自動車及び車の補修用コーティングの多
くは、エポキシ類(プライマーシステムにおいて広く使用されている)又はポリ
エステル又はポリアクリルをベースとするポリオールのいずれか一方を含む重合
体システムに基づいている。我々はアクリル及びポリエステルより優る化学的及
び物理的に有利な性質、例えば優れた密着性、改良された硬さ、及び優れた溶媒
耐性を提供する。我々は高分子量エポキシ類より優るVOC有利性を提供する。
【0008】 ポリウレタンポリオールを含むコーティングに関連して、かなりの量の仕事がな
された。ポリウレタンポリオールを製造する1つの方法は、ジイソシアネート又
は多官能性イソシアネートをかなりの化学量論的過剰のジオールと反応させるこ
とである。反応完了後、過剰のジオールは、好ましくは蒸留により、除去される
。低分子量のポリウレタンポリオール類を製造するこの方法の明らかな欠点は、
ジオールの蒸留が不便であり、実際的ではなく、費用的に困難であることである
。化学量論的に過剰のジオールを用いることによるポリウレタンポリオールの製
造について記載している米国特許は以下の特許を含んでいる:1985年9月2
4日発行のアンブローズ(Ambrose)等に与えられた米国特許第4,54
3,405号、及び1981年9月8日発行のマックシェーン,Jr.(McS
hane,Jr.)に与えられた米国特許第4,288,577号。
【0009】 米国特許第5,155,201号は、n−官能性ポリイソシアネート類(n=2
〜5)と3以下の炭素原子により隔てられた水酸基を有する実質的に単量体のジ
オール類の反応生成物を含むポリウレタンポリオールを開示しており、これは引
用により本明細書に含まれる。
【0010】 米国特許第5,175,227号は、ポリウレタンポリオール類及び水酸基反応性
架橋剤を含む酸エッチング耐性のコーティング組成物を開示している。該ポリウ
レタンポリオール類は、3以下の炭素原子により隔てられた水酸基を有する実質
的に単量体の非対称ジオールとn−官能性ポリイソシアネート(n=2〜5)の
反応生成物を含む。この特許は引用により本明細書に含まれる。
【0011】 さらに、米国特許第5,130,405号は、(1)対称1,3ジオール成分及
びポリイソシアネートから合成されるポリウレタンポリオール類、及び(2)水
酸基反応性架橋剤を含む酸エッチング耐性のコーティングを開示しており、これ
は引用により本明細書に含まれる。
【0012】 国際出願公開第96/40813号は、n−官能性イソシアネートと少なくとも
1つのジオール又はトリオール又はそれらの混合及びイソシアネート反応性官能
基を含む化合物、好ましくはモノ官能性アルコール又はチオールから合成される
フィルム形成性ポリウレタンポリオール組成物、及びそのようなポリウレタンポ
リオール類の合成方法を開示している。国際出願公開第96/40813号は引
用により本明細書に含まれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記の多くの特許において、ポリウレタンポリオール類はα,β及び/又はα,
γジオールとポリイソシアネートから合成される。しかしα,β及び/又はα,
γジオールと芳香族トリイソシアネートだけから合成されたポリウレタンポリオ
ールは極度に高い粘度を有し、低VOCコーティング組成物において使用され得
ないことが確立されている。なぜなら高粘度は高VOCを生じるためである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
従って、所望する範囲の性質を有するばかりでなく、合成するのにたいへん便利
である、高固形分コーティングにおける使用にふさわしい経済的なポリオールを
提供することは有利であろう。α,β及び/又はα,γジオール及び、少なくと
も1つのイソシアネートは芳香族であるようなトリイソシアネートとジイソシア
ネートのブレンドから合成されるポリウレタンポリオールは上述された欠点を有
していないことが今発見された。
【0015】 これらのポリウレタンポリオール類から製造されるプライマーは、高められた性
能を示す。該プライマーは、業界で典型的に使用されている従来のプライマーと
比較して、速い常温硬化、改良された硬さ、優れた溶媒耐性、及び基体、金属基
体にさえも優れた密着性を予想外に示した。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に従い、高固形分コーティング組成物における使用に適切な、特に有利な
芳香族ポリウレタンポリオールが提供され、これは包括的な概念においては (A)α,βジオール、α,γジオール及びそれらの混合から選択される少なく
とも1つのジオール成分、 (B)少なくとも1つのトリイソシアネート、及び (C)少なくとも1つのジイソシアネート の反応生成物を含むポリウレタンポリオールであり、ここでイソシアネートの少
なくとも1つは芳香族であり、該ポリウレタンポリオールは約3,000未満の
分子量(Mn)を有する。
【0017】 本発明の芳香族ポリウレタンポリオール組成物は、芳香族ジイソシアネート又は
脂肪族ジイソシアネートのいずれか一方を使用して合成されることができる。そ
のようなジイソシアネート類の例は、例えばMONDUR TD、又はMOND
UR TDSとしてBayerから入手可能なトルエンジイソシアネート(TD
I);例えばDESMODUR HとしてBayerから入手可能な1,6−ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HDI);例えばCreanovaから入手可能
なイソホロンジイソシアネート(IPDI);例えばCytekから入手可能な
テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI);Creanovaか
ら入手可能な2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート
;例えば、MONDUR M、又はMONDUR MLとしてBayerから入
手可能なジフェニルメタンジイソシアネート;例えばDesmodur Wとし
てBayerから入手可能なメチレン(ビス4−シクロヘキシルイソシアネート
);及びこれらのジイソシアネートのビュウレット及びウレチドンを含むが、こ
れらに限定されるものではない。
【0018】 本発明の芳香族ポリウレタンポリオールに使用されてもよいトリイソシアネート
類は芳香族トリイソシアネート及び脂肪族のトリイソシアネートの両方を含む。
そのようなトリイソシアネートの例は、例えばDesmodur ILとしてB
ayerから入手可能なTDIのイソシアヌレート;例えばDemodur C
B−72としてBayerから入手可能なトリメチロールプロパン(TMP)と
TDIのアダクト、例えばDesmodur N−3300としてBayerか
ら入手可能なHDIのイソシアヌレート、例えばDesmodur Z4470
SとしてBayerから入手可能なIPDIのイソシアヌレートを含むがこれら
に限定されるものではない。
【0019】 本発明の芳香族ポリウレタンポリオールに使用されてもよいα,βジオール及び
/又はα、γジオール類の例は、例えばNESTE Chemicalsから入
手可能な2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール(BEPD);例
えばDixie Chemicalsから入手可能な2−エチル−1,3−ヘキ
サンジオール(EHDO);例えばEastman Chemicalsから入
手可能な1,2−プロパンジオール;例えばAldrichから入手可能な1,
3−ブタンジオール;例えばNeste Corporationから入手可能
な2,2,4−トリメチルー1,3−ペンタンジオール;例えばAldrich
から入手可能な1,2−ヘキサンジオール;例えばAldrichから入手可能
な1,2−オクタンジオール;例えばAldrichから入手可能な1,2−デ
カンジオール;及びNPGとしてEastman Chemicalsから入手
可能な2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオールを含むがこれらに限定され
るものではない。
【0020】 好ましいジオール類は、2〜18の炭素原子を、より好ましくは2〜10の炭素原
子を有するジオールを包含する。
【0021】 また、下記の実施例に示されているように、α,βジオール類及び/又はα、γ
ジオール類の使用は、他のジオール類、例えば1,4ジオール、1,5ジオール
、又は1,6ジオールより、より低い粘度をより高い固形分含有量において与え
る。それら(α,βジオール類及び/又はα、γジオール類)は、特にMwに関
して低分子量値を有し、その結果、より低い多分散度を与える。
【0022】 本発明のより好ましい芳香族ポリウレタン−ポリオール類は、約800〜約2,
000にわたる数平均分子量(Mn)を有しており、重量平均分子量(Mw)対
数平均分子量の比(即ち、分散度)が約1.1から約2の範囲であり、OH価は
約165〜約240mgKOH/gである。
【0023】 本発明の成分は随意的にポリウレタン触媒の存在において反応されてもよい。適
切なポリウレタン触媒は従来のものであり、従来の量で利用されてよい。特定の
触媒選択は多くの要因、例えば使用される特定の成分及び反応条件に基づいて決
定されるだろう。これらの要因及びその他の要因は当業者には周知であり、当業
者は適宜、適切な選択を行うことができる。好ましい触媒のいくつかは、錫及び
3級アミンを含む化合物、例えば有機錫化合物及び3級アルキルアミン類を内包
する。
【0024】 使用され得る架橋剤の種々のタイプは、イソシアネート類、ブロックされたイソ
シアネート類、及び/又はメラミン類及び/又はポリウレタンポリオールの水酸
基に対して反応性のあるその他の架橋剤を含むが、これに限定されるものではな
い。
【0025】 本発明のコーティング組成物は、約1〜約50重量%の樹脂(結合剤)例えばア
クリル、ポリエステル、アルキド、フェノール、エポキシ、ポリエーテル、ポリ
ウレタン、及びそれらの混合も含んでいてもよい。
【0026】 本明細書に記載されたコーティング組成物は、プライマー、ベースコート、トッ
プコート、及びクリアコートに使用されることができるが、好ましくはプライマ
ーとしてである。
【0027】 随意的に、顔料が本発明のコーティング組成物に存在していてもよい。有用な顔
料は、従来技術にとって一般的な種々のタイプのものであり、二酸化チタン、グ
ラファイト、カーボンブラック、酸化亜鉛、硫化カルシウム、酸化クロム、硫化
亜鉛、クロム酸亜鉛、クロム酸ストロンチウム、クロム酸バリウム、クロム酸鉛
、鉛シアナミド、シリコクロム酸鉛(lead silico chromat
e)、黄色ニッケルチタン、黄色クロムチタン、赤色酸化鉄、黄色酸化鉄、黒色
酸化鉄、ナフトールレッド及びブラウン、アントラキノン、ジオキサジンクバイ
オレット、イソインドリンイエロー、アリリドイエロー及びオレンジ、ウルトラ
マリンブルー、フタロシアニン錯体、アマランス、キナクリドン類、ハロゲン化
チオインジゴ顔料、体質顔料(extender pigment)例えばケイ
酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、フ
ュームドシリカ(fumed silica)、硫酸バリウム、及び燐酸亜鉛を
含むが、これらに限定されるものではない。
【0028】 また、本発明のコーティング組成物は、追加成分、例えば溶媒、触媒、安定化剤
、フィラー、レオロジーコントロール剤、フロー剤、レベリング剤、分散剤及び
当業者に公知のその他の成分を含んでもよい。
【0029】 また、本発明は、本発明の芳香族ポリウレタンポリオール及び架橋剤を含むコー
ティング組成物にも関する。
【0030】 本発明のこの芳香族ポリウレタンポリオールのコーティング組成物は、多くの従
来の施与法のいずれにでもより、いかなる数の公知の基体に施与されてもよい。
一つの好ましい基体は金属である。該組成物は自動車補修業界において特に適切
であり、特に、自動車及び輸送車両を修理する修理工場、及び大型輸送車両、例
えば電車、トラック、バス及び飛行機の仕上げに特に適している。上述の2成分
システムの硬化は好ましくは常温条件下、典型的には常温から約60℃で実施さ
れるが、該コーティングの硬化は当業者に公知の種々の条件下で実行されてもよ
い。
【0031】 該組成物は自動車補修業界において特に適切であり、特に、自動車及び輸送車両
を修理する修理工場及び大型輸送車両、例えば電車、トラック、バス及び飛行機
の仕上げに特に適している。本発明の好ましい用途は、車補修のプライマーとし
てである。本発明の前出の一般論は、以下の具体的ではあるが、限定はしない実
施例によりさらに例証される。
【0032】方法 以下に述べる実施例において、ブルックフィールド粘度(Brookfield
viscosity)は25℃、スピンドルNo.4及び20RPMで測定さ
れた。フィルム形成は、ASTM D 1640−95、「室温における有機コ
ーティングの乾燥、硬化、又はフィルム形成のための標準試験方法」に従って試
験された。密着性と硬さは、ASTM D 870−92、「水浸漬を用いるコ
ーティングの耐水性試験のための標準試験方法」を用いて24時間の水浸漬後に
試験された。密着性は、ASTM D 3359−95、「テープ試験による密
着性測定のための標準試験方法」に従って試験された。硬さは、ASTM D
4366−95、「振り子減衰試験による有機コーティングの硬さのための標準
試験方法、試験方法B−ペルゾ(Persoz)振り子硬さ試験」に従って試験
された。
【0033】
【実施例】芳香族ポリウレタンポリオールの合成 実施例1 撹拌機、凝縮器、加熱用マントル、サーモウォッチ(thermowatch)
付き熱伝対、窒素導入口および添加口を装着された5リットルの三口丸底フラス
コに、2−ヘプタノンの233.1g、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロ
パンジオールの1057.7g、及びジブチルチンジラウレート(10%酢酸ブ
チル溶液)の2.2gが装填された。該混合物は、窒素雰囲気下、70℃まで加
熱された。
【0034】 温度が70℃に達し安定したとき、以下の混合物が180分かけて、フラスコの
超表面(supersurface)に添加された:600.0gの2−ヘプタノン、1082
.4gのDesmodur CB−72 [トルエンジイソシアネート(TDI)
とトリメチロールプロパン(TMP)の3官能性イソシアネートアダクト(72
%NVにおける当量重量=328グラム/当量)]、及び293.24gの2,
4−トルエンジイソシアネート(96%NVにおける当量重量=90.71グラ
ム/当量)。この混合物の添加中、反応温度は約70℃に維持された。添加の終
了後、反応温度はさらに2時間70℃に保持され、その時点でフーリエ変換赤外
線分光法−FTIRにより残存イソシアネートが残っていないことが確認された
【0035】 生成する芳香族ポリウレタンポリオール溶液は、65.4%の不揮発性含有量、
3,680cpsのブルックフィールド粘度(25℃、スピンドルNo.4、及
び20RPM)、及び174.0の水酸価(mgKOH/g)を有していた。
【0036】 ポリマーの分子量は、Waters Associatesのゲル浸透クロマト
グラフィー(GPC)及びPhenomenexのポリスチレン標準を用いて測
定された。該ポリウレタンポリオールは、1,109のMn、1,594のMw
、及び1.43の分散度Dを有していた。
【0037】実施例2〜9 実施例2〜9において、実施例1におけるポリウレタンポリオールと同様の方法
で、表1に記載された成分からポリウレタンポリオール類が合成された。
【0038】
【表1】
【0039】 実施例2〜9で生成したポリウレタンポリオールの性質は下記の表IIに記され
ている。この表は、α,βジオール又はα,γジオールから合成された芳香族ポ
リウレタンポリオール類対他のタイプのジオール類から合成されたポリウレタン
ポリオール類の特性決定結果も比較している。
【0040】
【表2】
【0041】性能実施例 下記に述べられるプライマー処方実施例は以下の重量百分率比に従って処方され
た:芳香族ポリウレタンポリオール2.2%;ポリエステルで変成されたアクリ
ル樹脂20.5%;分散剤0.7%;抗沈殿剤1.1%;慣用の溶媒15.5%
;炭酸カルシウム2.1%;タルク8.5%;燐酸亜鉛10%;二酸化チタン2
0%;及びチキソトロピック剤0.5%。
【0042】実施例10 元になるプライマーは、市販のポリエステル変成アクリル(Akzo Nobe
l Resins Inc.のSetalux2152)/ポリエステルの90
/10ブレンドからなる結合剤システムに基づいた。このプライマー組成物は又
、2つの触媒(10%トリエチレンジアミンのイソプロピルアルコール溶液及び
18%ジルコニウムのミネラルスピリッツ溶液をそれぞれ0.9及び0.3重量
%)を含んだ。芳香族ポリウレタンポリオールを評価するために、該ブレンド中
のポリエステルは、実施例1の芳香族ポリウレタンポリオールで置換された。追
加の触媒はシステムに添加されなかった(ジブチルチンジラウレートは硬化剤1
と共に添加される触媒である)。完全に配合された塗料は独立して、2つの異な
る硬化剤で活性化された;硬化剤1は、ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)をベースとするポリイソシアネート(ビュウレット)を固形分40重量%で
、酢酸ブチル溶液中に、10%ジブチルチンジラウレートのエステル/芳香族溶
媒ブレンド溶液0.005重量%とともに含んでいた;そして硬化剤2は、HD
Iベースのポリイソシアネート/IPDIベースのポリイソシアネート(イソシ
アヌレート)の60/40ブレンドを、固形分69重量%で、1.05のNCO
:OH比で含んでいた。各試料は、ケトンをベースとする溶媒ブレンドで希釈さ
れて、4.79ポンド/ガロン(575g/l)のすぐに噴霧できるVOCを達
成した。
【0043】
【表3】
【0044】実施例11 実施例2の芳香族ポリウレタンポリオール(1.0当量のBEPD/0.25当
量のDesmodur CB−72N/0.25当量のIPDI)及び実施例1
の芳香族ポリウレタンポリオール(1.0当量のBEPD/0.25当量のDe
smodur CB−72N/0.25当量TDI)は、元のプライマー処方に
おいて、ポリエステルの代わりとして、百分率固形分ベースで(上記のように10
%)代用された。ノンサンディングプライマー施与は硬化剤1を使用して105
%で架橋され、ケトン溶媒ブレンドを用いて4.65ポンド/ガロン(558g
/l)VOCに希釈された。サンディングプライマー施与は、慣用の溶媒ブレン
ドで固形分42重量%に希釈された2つの、無溶媒脂肪族HDIに基づくポリイ
ソシアネートのブレンドである硬化剤3を用いて105%で架橋され、そしてケ
トン溶媒に基づく希釈剤を用いて4.2ポンド/ガロン(504g/l)VOC
に希釈された。板はベースコート/クリアコート配合物でトップコーティングさ
れ、次に4時間、60℃において熱エージングされた。
【0045】 各システムは、独占的に市販されているウォッシュプライマー(Akzo No
bel Coatings Inc.のウォッシュプライマーEMCF)で処理
された冷延鋼(CRS)上で、単純な常温水浸漬試験において、密着性及び硬さ
について評価された。
【0046】
【表4】
【0047】実施例12 実施例2及び実施例1の芳香族ポリウレタンポリオールを含む2つの処方は、元
のプライマー処方においてポリエステルの代替品(上記のように10%)として
評価された。さらに第一の処方は、Wollastocoat 10ESを含み
、第二の処方はWollastocoat 10ASを含んでいた。ノンサンデ
ィング施与は100部塗料/50部硬化剤1及び30部ケトン溶媒ブレンド(体
積による)により活性化された。サンディング施与は3部塗料/1部硬化剤3+
10%ケトン溶媒ブレンド(体積による)により活性化された。
【0048】 冷延鋼板は市販のウォッシュプライマー(Akz Nobel Coating
s Inc.のウォッシュプライマーEMCF)で処理され、次にベースコート
/クリアコートでトップコーティングされた。板は60℃で4時間熱エージング
された。
【0049】
【表5】
【0050】結論 限定された数の本発明の好ましい実施態様のみが上に記載された。しかし、当業
者は、請求項により限定されるような本発明の精神と範囲から逸脱することなく
なされ得る多くの置換、修飾及び変更を認識するであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 アブ−シャナブ,オマール,ルトフィ アメリカ合衆国,ミシガン州 48326,ア ウバーン ヒルズ,オールド セーレム ロード 2407 (72)発明者 ズニダーシック,ケネス,マーク アメリカ合衆国,ケンタッキー州 40223, ルイスビル,プレインビュー テラス ド ライブ 613 (72)発明者 プライス,ラトスカ,ニキータ アメリカ合衆国,ミシガン州 48034,サ ウスフィールド,ベル ロード 28700 (72)発明者 モース,ヤン,ウィルヘルム,イー. アメリカ合衆国,ミシガン州 48359,オ リオン タウンシップ,ヒドゥン ティン バー コート 2967 Fターム(参考) 4J034 BA02 CA01 CA04 CC01 CC03 HA01 HA07 HA08 HA13 HA14 HC01 HC12 HC16 JA02 KA01 KB02 MA21 RA07 4J038 CG002 DA041 DB002 DD002 DD182 DF002 DG002 DG051 DG281 DG291 DG302 JB36 KA03 MA14 NA12 PB07 PC02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)α,βジオール類、α,γジオール類、及びそれらの混合
    からなる群から選択される少なくとも1つのジオール成分、 (b)少なくとも1つのトリイソシアネート、及び (c)少なくとも1つのジイソシアネート の反応生成物を含み、 ここでイソシアネートの少なくとも1つは芳香族であり、 約3,000未満の分子量Mnを有するポリウレタンポリオール。
  2. 【請求項2】 該α,βジオール類及び/又はα,γジオール類が2−ブチル−
    2−エチル−1,3プロパンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール
    、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、2,2,4−トリメチ
    ル−1,3−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタン
    ジオール、1,2−デカンジオール、及び2,2−ジメチル−1,3−プロパン
    ジオールからなる群から選択される請求項1に記載のポリウレタンポリオール。
  3. 【請求項3】 トリイソシアネートが、トルエンジイソシアネートのイソシアヌ
    レート、トリメチロールプロパンとトルエンジイソシアネートのアダクト、ヘキ
    サメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート、及びイソホロンジイソシアネ
    ートのイソシアヌレートからなる群から選択される請求項1に記載のポリウレタ
    ンポリオール。
  4. 【請求項4】 ジイソシアネートが、トルエンジイソシアネート、1,6−ヘキ
    サメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、テトラメチルキシ
    リレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルー1,6−ヘキサメチレンジ
    イソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、メチレン(ビス−4−シ
    クロヘキシルイソシアネート)、及びこれらのジイソシアネートのビュウレット
    及びウレチドンからなる群から選択される請求項1に記載のポリウレタンポリオ
    ール。
  5. 【請求項5】 請求項1のポリウレタンポリオール及び架橋剤を含むコーティン
    グ組成物。
  6. 【請求項6】 架橋剤が、イソシアネート類、ブロックされたイソシアネート類
    及びメラミン類からなる群から選択される請求項5に記載のコーティング組成物
  7. 【請求項7】 架橋剤がポリウレタンポリオールの水酸基に対して反応性のある
    請求項5に記載のコーティング組成物。
  8. 【請求項8】 さらに樹脂を含む請求項5に記載のコーティング組成物。
  9. 【請求項9】 樹脂が、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フェ
    ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリウレタン樹脂、及びそれら
    の混合からなる群から選択される請求項8に記載のコーティング組成物。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載のコーティング組成物を基体に施与することを
    含む基体をコーティングする方法。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載のコーティング組成物を基体に施与することを
    含む基体をコーティングする方法。
  12. 【請求項12】 請求項5〜9のいずれか1項に記載のコーティング組成物を施
    与することを含む自動車を補修する方法。
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