JP2003530600A - リアクター用インサイチュ顕微鏡装置 - Google Patents

リアクター用インサイチュ顕微鏡装置

Info

Publication number
JP2003530600A
JP2003530600A JP2001575136A JP2001575136A JP2003530600A JP 2003530600 A JP2003530600 A JP 2003530600A JP 2001575136 A JP2001575136 A JP 2001575136A JP 2001575136 A JP2001575136 A JP 2001575136A JP 2003530600 A JP2003530600 A JP 2003530600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microscope
tube
situ
sample zone
dip tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001575136A
Other languages
English (en)
Inventor
ヤン−ゲルト フレリックス,
ヴィルヘルム ベーンゼン,
トーマス シェパー,
クラウス ヨリス,
ヨルク シャパー,
Original Assignee
ヤン−ゲルト フレリックス,
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤン−ゲルト フレリックス, filed Critical ヤン−ゲルト フレリックス,
Publication of JP2003530600A publication Critical patent/JP2003530600A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/0016Technical microscopes, e.g. for inspection or measuring in industrial production processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/30Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
    • C12M41/36Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of biomass, e.g. colony counters or by turbidity measurements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0006Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means to keep optical surfaces clean, e.g. by preventing or removing dirt, stains, contamination, condensation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、リアクター、特にバイオリアクターのためにインサイチュ顕微鏡デバイスに関し、このリアクターは、リアクターの内側において試料ゾーンのための入口を有するリアクタ接続ポート内のディップチューブおよび、ディップチューブ内に共軸に配置された顕微鏡外側チューブとを備え、この顕微鏡外側チューブは、内側端において、レンズカバーガラスとその反対側にあるスライドガラス体との間にある試料ゾーンの方に、レンズによって向けられており、そして試料ゾーンの画像を撮影するためのカメラと外側で接続されており、レンズカバーガラスおよびスライドガラス体は、試料ゾーンを開閉することができるようにするために互いに対し可動である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の予め特徴付ける節の特徴を有する、例えば、バイオリア
クターなどのリアクター用のインサイチュ顕微鏡装置に関する。
【0002】 このようなインサイチュ顕微鏡装置を用いる場合、操作続行中(during
ongoing operation)に、リアクターの内側にある材料の試
料に関して検査を行うことができ、例えば、培地内の特定細胞の濃度をモニタリ
ングすることができる。リアクター用のインサイチュ顕微鏡の基本原理は、特許
明細書DE 40 32 002 C2に記載されている。
【0003】 請求項1の予め特徴付ける節の特徴を有するインサイチュ顕微鏡装置は、例え
ば、Dr.Christoph Bittner Hanover,1994の
論文「In−situ−Mikroskopie :Ein neues Ve
rfahren zur Online−Bestimmung der Bi
omasse bei Kultivierungsprozessen」[I
n−situ microscopy : a new process fo
r online determination of biomass in
cultivation processes]に記載されている。
【0004】 生物工学プロセスのモニタリングおよび制御は、例えば、化学および製薬産業
において、近ごろ大きな重要性を得ている。この例として、ヒトタンパク質(例
えば、インターロイキン(IL−2)、組織プラスミノーゲンアクチベーター(
t−PA)、またはアンチトロンビン(AT−III))の合成があるが、有機
合成の助成によりこの合成物を調製することは、達成することがもっぱら困難で
ある可能性があり、その結果、哺乳類細胞の培養の助成によりこれらのタンパク
質を製造することが好ましい。微生物(ここでは特に酵母)は、食品産業の製品
(例えば、ビール、ワイン、チーズ、またはパン)の製造にも用いられている。
さらなる製品または医薬品が、他の生体の培養によって製造されている。インサ
イチュ顕微鏡の場合では、そのようなプロセスをモニタリングおよび制御するた
めに、顕微鏡プローブがファーメンター(fermenter:発酵タンク)(
リアクター)の接続ポートに挿入される。この顕微鏡プローブにより、画像を培
養貯蔵部(culture stock)で直接的に撮影することが可能になる
。撮影される顕微鏡画像は、インサイチュ顕微鏡に接続されたCCDカメラによ
って撮影され、そしてデジタル化される。デジタル化された顕微鏡画像の評価は
、標準コンピュータでの画像処理プログラムの補助を用いて行われる。細胞の大
きさおよびバイオマス(biomass:生物量)、細胞の大きさの分布(ce
ll−size distribution)、細胞濃度、細胞形態、および細
胞活力(cell vitality)についての情報は、インサイチュ顕微鏡
により得られた画像データ素材およびそれに施された分析を用いて得ることがで
きる。操作続行中に、得られた、リアクターに配置された系の状態についての情
報に基づいて、処理パラメータが、系の所望の発達を達成するように影響を受け
制御されることができる。
【0005】 酵母での培養プロセスの観察のためのインサイチュ顕微鏡は、上述したBit
tnerによる論文に記載されている。この顕微鏡は、リアクター接続ポートに
挿入されるディップチューブを有する。リアクターの内側にあるディップチュー
ブの端部セクションには入口が設けられ、この入口を通って培養培地が自由に流
れることができる。顕微鏡外側チューブは、ディップチューブ内で同軸上に配置
され、内端にあるそのレンズによって、このレンズのカバーガラスと対向位置に
あるスライドガラス体との間に画定される試料ゾーンに向けられている。対向端
に接続される、顕微鏡外側チューブは、試料ゾーンの画像を撮影するカメラを有
する。試料ゾーンが開いている場合、レンズカバーガラスおよび対向位置にある
スライドガラス体は、互いからいくらか距離を置かれており、培養培地はリアク
ターの内側からこのスペースを介して、自由に流れることができる。画像を撮影
するために、スライドガラス体を包囲するシールリングがレンズカバーガラスに
あたるようになるまで、レンズカバーガラス上にスライドガラス体を移動させる
ことにより試料ゾーンを閉じ、それによってスライドガラス体とレンズカバーガ
ラスとの間に画定された容積を有する試料ゾーンを形成する。公知の装置では、
試料ゾーンは、試料ゾーンの下にある照明ユニットによりスライドガラス体をレ
ンズに対し引くことによって閉じられる。この動きは、顕微鏡外側チューブと並
んだディップチューブの長手方向に走行し、かつ一端で照明ユニットのスライド
ガラス体に接続され、そして他端でディップチューブの外側の駆動装置に接続さ
れるプルロッド(pull rod:引棒)を介して達成される。さらにワイプ
装置を設け、このワイプ装置により、必要であれば、レンズカバーガラスが、ふ
き取ることにより清浄されることを意図する。培養が進行中である間、ガラスが
急速に汚れ、他の洗浄方法を全く行うことができないときに、このようなワイプ
装置が必要となり、そして培養プロセスを停止した後であっても、相当な労力を
はらい、そして顕微鏡がリアクターから完全に取り外された場合にのみ行うこと
ができる。このワイパは、機械力伝達手段を介して外部の駆動装置によっても駆
動される。
【0006】 既知のインサイチュ顕微鏡装置は、種々の点において不都合である。例えば、
顕微鏡チューブと並んだ機械力伝達手段は、この機械力伝達手段が顕微鏡チュー
ブにとって利用可能なスペースを制限するので、ディップチューブを介して誘導
されなければならないという点が不都合である。さらに、このような機械力伝達
手段は、設計の点で高価であり、かつ事故が起こりやすい。
【0007】 しかしながら、既知のインサイチュ顕微鏡装置の主要な欠点は、リアクターが
、ディップチューブを取り外すことによってまたは顕微鏡を取り出すことによっ
て開かれるのであれば、培養が汚染されるため、培養が進行中の間、顕微鏡にア
クセス可能ではないという点である。さらに、顕微鏡が横向きに設置されるので
あれば、リアクターを最初に空にしておかねばならないであろうし、このことは
、実用的な使用にとっては問題外である。
【0008】 顕微鏡の取り外しが可能なことは、操作中の間の洗浄目的のためだけでなく、
作動する前の、120°C以上の温度を用いるようなリアクターシステムの殺菌
/オートクレーブ滅菌のためにも重要である。
【0009】 インサイチュ顕微鏡の産業規模での用途の場合、剛性であり(robust)
、可撓性であり、かつ操作が容易な顕微鏡装置が必要とされる。
【0010】 したがって、本発明の目的は、培養プロセスを阻害せねばならないことがなく
、あるいは汚染によりインサイチュ顕微鏡装置の感知部を危険にさらさねばなら
ないことがない、その感知部にいつでもアクセス可能である、インサイチュ顕微
鏡装置を作成することである。
【0011】 予め特徴付ける節とともに請求項1を特徴付ける特徴は、この目的を達成する
よう機能する。本発明の有利な形態(version)は、従属の請求項の中に
挙げられている。
【0012】 本発明にしたがって、ディップチューブが、リアクター接続ポートの軸方向に
可動に誘導され、シール可能な開口を有するリンスチャンバがそのディップチュ
ーブに対し外側に接続され、この開口を通して洗浄剤を供給することができる。
このディップチューブは、該ディップチューブの入口がリンスチャンバと連通す
るまで、接続ポートに引き戻すことができる。ディップチューブがリンスチャン
バに引き戻される際にリンスチャンバから完全にシールされたリアクターの内部
スペースを保つために、シール手段がディップチューブに設けられる。このよう
にして、洗浄剤をリンスチャンバに供給することによってディップチューブをリ
ンスチャンバに引き戻した際に試料ゾーンを洗浄することができる。汚染の危険
性なく、培養が進行中に試料ゾーンもまた洗浄することができるように、リアク
ターの内部スペースは、リンスチャンバの内側から完全にシールされたままの状
態である。
【0013】 さらに、顕微鏡外側チューブは、ディップチューブがリンスチャンバに引き戻
された際に、取り出すことができる。したがって、ディップチューブの内側に配
置される顕微鏡装置の全ての部品を取り除くことができ、そして必要であれば、
リアクターの内側に対する滅菌バリヤーを突破されることなく、交換されるか、
あるいは修繕することができる。それによって、顕微鏡の設計および取付け(f
itting:フィッティング)、メンテナンス作業などの変更も、リアクター
内での培養進行が阻害されねばならないことなく、あるいは汚染の危険性なしに
、リアクターの操作続行中に行うことができる。それによって、操作続行中の処
理、作業信頼性、および可変性を、顕微鏡の構成部品を交換することにより圧倒
的に改善することができ、その結果、このインサイチュ顕微鏡装置は、その可撓
性および剛性ゆえに産業の用途に特によく適している。
【0014】 有利な形態では、リアクターの内側に向いたディップチューブの端部には、ス
ライドガラス体を担持し、該スライドガラス体を介して試料ゾーンを照明するた
めに光源を有する照明ユニットが収容されている。
【0015】 有利な形態では、顕微鏡外側チューブは、その一部が顕微鏡ハウジングチュー
ブに収容され、顕微鏡ハウジングチューブは、試料材料のための入口以外、リア
クターの内側に向いた端で閉じられ、かつ後部から試料ゾーンを取り囲んでおり
、そしてここで、照明ユニットは、顕微鏡ハウジングチューブの内側にある端部
に配置される。顕微鏡外側チューブは、有利には、顕微鏡ハウジングチューブの
軸方向に可動的に収容され、そして顕微鏡外側チューブの外側にある端部上で作
動する駆動装置が設けられる。顕微鏡外側チューブは、駆動装置により顕微鏡ハ
ウジングチューブに相対して移動することができ、したがって、この駆動装置に
よって制御される顕微鏡外側チューブを前方に押すことおよび引き戻すことによ
って、顕微鏡外側チューブにあるレンズカバーガラスと照明ユニットのスライド
ガラス体との間の試料ゾーンの開閉ができるようになる。代替的に、照明ユニッ
トを動かすことによって試料ゾーンを開閉することができるようにするために、
顕微鏡ハウジングチューブの内端に、顕微鏡ハウジングチューブの軸方向に可動
に収容された照明ユニットに作動する駆動装置を設けることができる。特に有利
には、ステップモータまたは調整直流モータを駆動装置として用い、それによっ
て、試料ゾーンの非常に詳細な設定を達成することができる。
【0016】 代替的な形態では、照明ユニットおよび顕微鏡外側チューブは、共通の顕微鏡
ハウジングチューブ内に上記のようには収容されない2つの別個のユニットを形
成し、照明ユニットは、ディップチューブの内端に配置され、顕微鏡外側チュー
ブは、ディップチューブ内で軸方向にまっすぐ可動に収容され、したがって、上
記の形態における顕微鏡ハウジングチューブは不要となる。さらに、制御された
方法でディップチューブに相対して顕微鏡外側チューブを移動させるようにする
ために、したがって、顕微鏡外側チューブを前方に押し、引き戻すことによって
、顕微鏡外側チューブにあるレンズカバーガラスと照明ユニットのスライドガラ
ス体との間で試料ゾーンを開閉できるようにするために、リアクターの外側にあ
る、顕微鏡外側チューブの端部で作動する駆動装置が設けられる。
【0017】 すべての形態では、制御された方法で、長手方向に顕微鏡チューブを移動させ
ることができるようにするために、したがって、焦点合わせのために試料ゾーン
に相対して顕微鏡チューブに対してレンズを設定することができるようにするた
めに、顕微鏡チューブを顕微鏡外側チューブ内に可動に収容すること、および駆
動手段を設けることができる。
【0018】 先に記載された形態の場合、駆動伝達はディップチューブを介して誘導される
必要がないので、可能な限り、ディップチューブにおいて利用可能な横断面を利
用することができる。さらに、間に試料ゾーンを形成する、互いに相対したスラ
イドガラス体およびレンズカバーガラスの位置を、駆動装置によって制御された
方法で非常に正確に設定することができる。
【0019】 駆動伝達をディップチューブを介して誘導する必要がないので、ディップチュ
ーブの断面積を十分に利用できるという事実は、中に顕微鏡外側チューブが導入
される、比較的小さな内径を有するディップチューブもまた、使用され得ること
を意味する。このようにして、用いられるプローブの外径が制限されている、従
来の規格化された交換可能なプローブシステムのディップチューブもまた用いる
こともできる。
【0020】 ディップチューブがリンスチャンバに引き戻される場合、洗浄剤(例えば過熱
蒸気)を、リンスチャンバのシール可能な開口を通って供給することができ、こ
のようにして、洗浄剤がディップチューブの入口を介して試料ゾーンに入り、試
料ゾーンを洗浄するようになっている。ディップチューブの入口がリンスチャン
バと連通するまで、ディップチューブを引き戻す(pull back)場合、
リアクターの内側が完全にシールされ(sealed off)、ディップチュ
ーブの入口がリンスチャンバの内側にあるため、リアクターの内側ともはや連通
しない。この状況では、顕微鏡外側チューブまたは顕微鏡ハウジングチューブを
ディップチューブから取り出すことができる。そのため、顕微鏡のすべての基本
部品は、アクセス可能となり、修繕されるか、または構成部品を交換することに
よって変更することができる。例えば試料ゾーンの別の幾何学的画定を得るよう
にするためにスライドガラス体を交換するという理由で、構成部品を交換するこ
とによって顕微鏡の特性を変えるという直前に述べた実現可能性が、試料ゾーン
に適用されることもできる。
【0021】 互いに相対して顕微鏡外側チューブまたは照明ユニットを移動することにより
試料ゾーンを設定するために駆動装置が設けられる場合、試料ゾーンの正確な画
定は、このような精密に制御可能な駆動装置により実現可能である。モータ制御
により、試料ゾーンの可変構造(すなわち、試料ゾーンの高さ)が可変アプロー
チ法により選択されることが可能になる。試料ゾーンの可変構造の補足的または
代替的なオプションを、以下に記載するスライドガラス体の特定の形態によって
提供する。
【0022】 これに関して、スライドガラス体が、平坦な外部領域(a level ex
ternal area)を備えたサファイアガラスプレートを有することが特
に好ましく、このプレートの周縁上には、所定の厚さを有する環状リムが形成さ
れており、この環状リムは、試料ゾーンを閉じるためにスライドガラス体が環状
リムにあたるまでレンズカバーガラスがスライドガラス体に対し移動させられる
場合に、スペーサとして機能する。種々の厚さを有する環状リムを備えたスライ
ドガラス体を準備完了状態に保つことにより、試料ゾーンの高さを、選択された
スライドガラス体を用いることによって変えることができる。環状リムは、例え
ば、サファイアガラスプレートに凹部を有する形に研磨することによって形成さ
れるか、または環状材料層を加えることによって生成され得る。
【0023】 環状スペーサの代わりに、複数の別個のスペーサ体、例えば、両側で開いてい
る溝形状凹部を間に形成する2つの長方形スペーサも、サファイアガラスプレー
ト上に形成することができる。複数の別個のスペーサを、スライドガラス体上の
互いに一定の距離を置かれたところに設ける形態では、細胞が試料ゾーン中を連
続的に流れることができるようにするために、試料ゾーンが周囲培地の反対側で
開いており、それゆえ、顕微鏡により記録された画像が連続的に変化する。した
がって、高い測定周波数が画像シーケンスの撮影により達成され得るが、これは
、試料ゾーンを各画像について開閉する必要がなく、むしろ、試料ゾーン内の培
地の完全な交換が、ある所定の間隔でのみ試料ゾーンを開くことによって達成さ
れるべきものであるからである。試料ゾーンのこの形態は、試料を試料ゾーン内
で固定に保つようにすることに限り機能する、全ての側面で閉じられた試料ゾー
ンとは著しく異なっている。これとは反対であるのが、ここで提案された変形形
態での場合である。照明のために高い光強度のLEDを使用する場合、カメラの
露光時間は、細胞が動いていても鮮明に表現されるように短くすることができる
【0024】 本発明によるインサイチュ顕微鏡装置は、有限レンズまたは無限レンズを用い
て操作することができる。
【0025】 さらに、既述した、光透過明視野顕微鏡法の操作方法のほかに、インサイチュ
顕微鏡装置は、直接光の暗視野顕微鏡法または直接光の明視野顕微鏡法のために
試料ゾーンの下で照明ユニットを使用することもできる。
【0026】 本発明を、図面の実施形態を参照して以下において説明する。
【0027】 図1および図2の断面で概略的に示されたインサイチュ顕微鏡装置の形態は、
リアクターの壁(図示せず)に固定して接続されているリアクター接続ポート6
内に挿入されるディップチューブ2を有する。図2では、図を簡潔にするために
、リアクター接続ポート6が背にしているリンスチャンバ7は図示していない。
図1の上図に示した位置では、リアクターの内側の培地がインサイチュ顕微鏡装
置の試料ゾーン中を、入口4を介して流れることができるようにするために、入
口4を有するディップチューブ2がリアクターの内側にある。リアクター接続ポ
ート6に対し外側に、シールを有するその外端がディップチューブ2の外面に架
かっているリンスチャンバ7が接続されている。ディップチューブ2は、図1の
下図に示すように、入口4がリンスチャンバ7と連通するまで、リアクター接続
ポート6を介して引き戻すことができる。この位置では、リアクター接続ポート
の内壁にあたっている、円周の外周に及んでいるシール9は、リアクターの内側
を完全にシールして、ディップチューブの入口4とリアクターの内側との間にも
はや接続がないようにする。洗浄剤、例えば過熱蒸気を、試料ゾーンを洗浄する
ためにリンスチャンバ7のシール可能開口8を介して供給することができる。
【0028】 顕微鏡ハウジングチューブ20は、ディップチューブ内で可動に収容される。
図1の下図に示した位置では、顕微鏡ハウジングチューブは、ディップチューブ
から取り外され、その結果、中に配置された顕微鏡のすべての部品を、構成部品
のメンテナンスあるいは交換のために取り扱うことができる。同時に、リアクタ
ーの内側は、接続ポート6内のディップチューブ2によって完全にシールされ、
その結果、リアクターの内側は汚染されることがなく、培養プロセスを続行する
ことができる。
【0029】 図2に示すように、顕微鏡ハウジングチューブ20内には、中に可動に収容さ
れる顕微鏡外側チューブ10が配置される。顕微鏡ハウジングチューブ20はま
た、ディップチューブの入口4と連通する入口を有し、その結果、リアクターの
内側にある培地が試料ゾーン12中を流れることができる。
【0030】 リアクターの外側には、顕微鏡ハウジングチューブ20に相対して顕微鏡外側
チューブ10を移動させるために、顕微鏡ハウジングチューブ20と顕微鏡外側
チューブ10との間に駆動を与える駆動装置30(例えばステップモータ)が設
けられる。顕微鏡外側チューブ10の可動性により、この形態では、試料ゾーン
の開閉に用いられる移動が実現され、試料ゾーンは、作動中にディップチューブ
の下方セクションに固定されて配置されるスライドガラス体と、可動な顕微鏡外
側チューブ10の端部に配置されたレンズカバーガラスとの間に規定される。試
料ゾーンを開閉するように顕微鏡外側チューブ10を移動させるために、顕微鏡
外側チューブ10の可動ハウジング、および駆動装置30の備えにより、顕微鏡
ハウジングチューブ20の断面積が顕微鏡外側チューブ10に対し十分に利用さ
れ得るが、これは、試料ゾーンの前部セクションへのいかなる機械的な駆動伝達
も必要とされないからである。
【0031】 駆動装置30は、顕微鏡ハウジングチューブ20および顕微鏡外側チューブ1
0を互いに相対して移動させるようにするために、一方の側で顕微鏡ハウジング
チューブ20のプッシャに係合し、他方の側で顕微鏡外側チューブ10のプッシ
ャに係合する。試料ゾーンの大きさ、すなわち照明ユニットにあるスライドガラ
ス体と顕微鏡外側チューブ10にあるレンズカバーガラスとの間の距離は、顕微
鏡ハウジングチューブ20に相対した顕微鏡外側チューブ10の位置によって規
定される。
【0032】 駆動装置30として、特定の状況での個々の要件に対し可変性が高い試料ゾー
ンを正確に適合させることができる可能性を広げるステップモータが用いられる
ことが好ましい。しかしながら、原理上、任意の駆動手段が駆動装置30として
可能であり、したがって、たとえば空気圧式駆動手段または圧電モジュールを駆
動装置30として使用することもできる。モータ制御は、可変方法(すなわち、
可変アプローチ法を介して選択される試料ゾーンの高さによる)で、試料ゾーン
を設定することが可能である。可変試料ゾーンを実現するさらなる可能性は、図
4と関連して以下にさらに記載するように、レンズカバーガラスからの距離を規
定する選択されたスペーサをスライドガラス体に提供することから成り立つ。
【0033】 顕微鏡外側チューブ10は、外端で、試料ゾーンの顕微鏡画像を記録するカメ
ラ31(たとえばCCDカメラ)に接続される。
【0034】 図1および図2に示した形態は、顕微鏡ハウジングチューブ20を引き戻すこ
とにより、ディップチューブが図1の下図に示した位置に引き戻された場合に、
リアクターの内側の無菌状態に悪影響を及ぼすことなく、顕微鏡全体をディップ
チューブから1つのユニットとして取り外すことができるという利点を有するが
、これは、リアクターの内側が、ディップチューブの内端とシール9、9’によ
って完全にシールされた状態を保持され続けるからである。
【0035】 試料ゾーン12に向いている端部に光源、必要な場合にはレンズ、およびスラ
イドガラス体を有する照明ユニットが、試料ゾーン12の下の顕微鏡ハウジング
チューブに配置される(図2)。
【0036】 図3は、さらなる形態の部分断面図を示し、顕微鏡外側チューブ10のレンズ
端が中に挿入された状態のディップチューブ2のみがここでは示されており、図
を簡潔にするためにリアクター接続ポートおよびリンスチャンバは省略されてい
る。この形態には、顕微鏡ハウジングチューブはない。その代わり、照明ユニッ
トおよび顕微鏡外側チューブ10は、ディップチューブ2に直に収容されている
。照明ユニットは、リアクターの内側にあるディップチューブの端部に配置され
、ディップチューブの基部で磁石18により取り外し可能に保持される。照明ユ
ニットは、可動に収容された接触体(connect body)を中に有し、
この接触体は磁石18上に置かれている。可動接触体は、照明ユニットの内側の
スイッチ19と接触している。スイッチ19は、電源(例えば、蓄電池)に接続
され、スイッチが作動(trigger)された場合に、その電源を、光源、好
ましくは発光ダイオード(LED)に接続する。光源の上にコンデンサ17があ
り、このコンデンサ17の上にサファイアプレートとして設計されたスライドガ
ラス体16がある。
【0037】 試料ゾーン12が閉じられている場合、顕微鏡外側チューブ10は、レンズカ
バーガラス14がスライドガラス体16上に設けられた地点と接触するまで、駆
動装置によって照明ユニットに向かって移動させられる。それによって、照明ユ
ニットが概してディップチューブの基部に向かって押されることにより、可動接
触体がスイッチ19上で作動し、試料ゾーン12が閉じている場合に光源が作動
される。試料ゾーン12が閉じている場合にのみ、光源がスイッチを入れられる
ので、電力消費は最小限である。試料ゾーン12が開いている場合(これは、他
の場合では、レンズカバーガラス14とスライドガラス体16との間で作用する
接着力、およびレンズカバーガラス14とスライドガラス体16によって囲まれ
た液体膜に起因して起こる)、照明ユニットがそれ自体ではディップチューブ2
の基部から取り外れないようにするために、固定器具(たとえば磁石)によって
ディップチューブ2の基部に照明ユニットを固定することが重要である。照明ユ
ニットは、試料ゾーンに向いた端部に凹部を設けて、凹部がディップチューブ2
の断面を完全に満たすわけではないようにする。これらの凹部の結果、照明ユニ
ットは、特定のツール(たとえばトング)により把持され、ディップチューブ2
がリアクター接続ポートおよびリンスチャンバにおいて引き戻し位置にある場合
にはディップチューブ2から取り外されることができ、顕微鏡外側チューブ10
は、ディップチューブ2から取り出される。
【0038】 本発明の結果、進行する培養プロセス中に、ディップチューブをリアクター接
続ポートに引き戻し、顕微鏡の構成部品を取り外すことが可能であり、それよっ
て、特に、試料ゾーンが、構成部品(たとえばスライドガラス体)を交換するこ
とによって変えられ得る。
【0039】 図3では、スライドガラス体16は、単に、サファイアガラスプレートとして
概略的に示されている。レンズカバーガラス14と、平坦な外面と、スライドガ
ラス体16の表面との間に形成される正確に規定された試料ゾーンについて、こ
の試料ゾーンが閉じている場合、スライドガラス体16は、その外面に、レンズ
カバーガラス14にあたるようになるスペーサを設けることができ、その結果、
規定された厚みの中間層が形成される。
【0040】 かかるスペーサを実現するために、たとえば、環状構造をプレート状スライド
ガラス体上に取り付けることができ、このリング体は、生体適合性材料から形成
されるものとし、圧縮性がないものとする。
【0041】 図4では、かかるリング体は参照符号32を有する。所定の厚みを有するこの
ようなリング体32は、たとえば、サファイアガラスプレート33上に材料を蒸
着させることによって形成され得る。リング体32は、凹部を有する形に研磨す
ることによって形成されることもできる。さらに、リング体は、純度の高い鋼箔
またはプラスチック箔から切り抜かれ、ガラスプレート上に取り付けることもで
きる。原理上、サファイアガラスプレート33上にサファイアを蒸着することに
よってリングを形成することも可能である。すべての場合において、所定の厚み
を有するリング体32を形成することができ、その結果、リング体32の厚みに
よってスペーサとして決定される所定の高さの試料ゾーンが規定される。それに
よって、試料ゾーンの任意の高さを予め定めることができ、この高さは、比較的
容易に、(リング体を交換することによって)あるいはスライドガラス体を完全
に交換することによって変更され得る。
【0042】 凹部を有する形に研磨することによって外側リング体を製造する方法は、蒸着
法よりも経済的ではあるが、あまり精確ではない。さらに、凹部を有する形に研
磨する間、画像の撮影を妨げる可能性のあるスクラッチが生じ得る。典型的な場
合では、深さ40μmの凹部が形成される。
【0043】 スペーサとして外側リング体を有する規定された試料ゾーンの場合では、レン
ズカバーガラスがすっかり被さる(brought up)場合、試料ゾーンの
容積は、周囲培養培地から完全に閉め出されるが、これは、レンズカバーガラス
がリング体にあたり、周縁で閉じられるからである。このようにして、培地は、
試料ゾーン内で固定に保たれる。
【0044】 試料ゾーンの別の形態では、試料ゾーンは、図4の下図に示したような複数の
別個のスペーサ34または35によって規定され得る。たとえば、間をスライド
ガラス体33の表面の上の、端部で開いている溝状ゾーンを囲む、2つの直線ス
ペーサ(rectilinear spacer)34を設けることができる。
このようにして、レンズカバーガラスが直線スペーサ34にあたるようになる場
合、開いた試料ゾーンが形成される。培養培地の細胞が、この開いた試料ゾーン
中を流れることができる。したがって、試料ゾーンの内容物(content)
の組成は絶えず変化する。同じことが、サファイアガラスプレート33上のリン
グの周縁に配置されるが複数の切れ目(breaks)のある複数のスペーサ3
5を有する形態にあてはまり、その結果、試料ゾーンは同様に、開いているよう
に設計される。
【0045】 開いた試料ゾーン内で画像シーケンスを撮影することにより、より高い測定周
波数を実現することができ、この測定周波数は、急速に成長する生体を測定する
場合に有意なものであり得る。逐次、画像ごとに試料ゾーンが開閉される必要が
なく、むしろ、特定の長い期間の後にのみ試料ゾーンの開閉によって試料ゾーン
の内容物の完全な交換が行われるため、より高い測定周波数が実現可能である。
試料ゾーンのこの形態は、試料ゾーン内で細胞を固定に保つようにすることに限
り機能する、先に述べた試料ゾーンとは明らかに違っている。開いた試料ゾーン
の場合、これとは反対のことが達成され、これにより、封鎖(blockage
)あるいは堆積を回避し、かつ見本試料を保証するために、試料ゾーンを通る一
定の流れを維持することが可能となる。高い光強度の光源を使用する場合、CC
Dカメラの露光時間を、細胞が動いていても鮮明に表現される程度に短くするこ
とができる。
【0046】 本発明のすべての形態では、その前端部にレンズを担持している顕微鏡チュー
ブは、顕微鏡外側チューブ10内に可動に収容され得、その結果、顕微鏡チュー
ブは、駆動手段によって、顕微鏡外側チューブ10上のレンズカバーガラス14
に相対して移動かつ設定され得、それによって、焦点合わせを可能にするように
する。顕微鏡チューブは、図2において参照符号36を有する。
【0047】 上記した照明ユニットの場合、インサイチュ顕微鏡装置は、光透過明視野顕微
鏡法のために用いられる。代替的に、直接光暗視野顕微鏡法を容易にする照明を
提供することができる。かかる照明は、たとえば、外側光源のディップチューブ
の外側にあることによって実現され得、その光源からの光は、ライトガイドに結
合され、顕微鏡外側チューブ内でレンズの端に対し内側に誘導され、レンズを包
囲する取付リングを介して誘導される。ライトガイドの光放射端面は、放射され
た光がスライドガラス体上に傾斜して送られるように取付リングにおいて整列さ
れ、その結果、暗視野顕微鏡法の場合に必要であるように、直接光または反射光
ではなく、測定対象物により散乱された光のみがレンズに入射する。代替的に、
ライトガイドの光放射端面は、直接光の明視野照明法に必要であるように、現れ
る光が視野を均一に照明するように、その放射角度を設定され得る。さらに、単
色光源および遮断フィルタをカメラの前部に設けることによって、直接光でのエ
ピフロレッセンス(epi−fluorescence)照明も達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、リアクター内の作動位置(上図)と、下方の図では顕微鏡ハウジング
チューブがディップチューブから取り外されている、リアクター接続ポート内の
ディップチューブの引き戻し位置(下図)でのインサイチュ顕微鏡装置の部分断
面図を示す。
【図2】 図2は、顕微鏡外側チューブが顕微鏡ハウジングチューブ内に配置されて示さ
れている、図1による形態の部分断面図を示す。
【図3】 図3は、照明ユニットの部分拡大図を含む、インサイチュ顕微鏡の代替形態の
断面図を示す。
【図4】 図4は、スライドガラス体の種々の形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ヨリス, クラウス ドイツ国 41061 モンヒェングラットバ ッハ, ビスマルクシュトラーセ 103 (72)発明者 シャパー, ヨルク ドイツ国 30449 ハノーファー, ドラ イクロイツェンシュトラーセ 13 Fターム(参考) 2H052 AC05 AC06 AC07 AC18 AC26 AC31 AC32 AC33 AD05 AD25 AD29 AD37 AE02 AE06 AF01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアクター用インサイチュ顕微鏡装置であって、リアクター
    接続ポートに挿入可能であり、試料ゾーンのために、リアクターの内側に向いた
    端部セクションに入口を有するディップチューブと、該ディップチューブ内に共
    軸に配置された顕微鏡外側チューブとを備え、該顕微鏡外側チューブは、該ディ
    ップチューブ内で、内端において、レンズカバーガラスとその反対側にあるスラ
    イドガラス体との間にある該試料ゾーンの方に、レンズによって向けられており
    、対向端において、該ディップチューブの外側にある、該試料ゾーンの画像を撮
    影するためのカメラが接続されており、該レンズカバーガラスと該スライドガラ
    ス体は、該試料ゾーンを開閉することができるようにするために互いに対し可動
    であり、 そこを通って洗浄剤を供給することができるシール可能な開口(8)を有する
    リンスチャンバ(7)が外側で該リアクター接続ポート(6)に接続され、該デ
    ィップチューブ(2)は、該リアクター接続ポート(6)内で軸方向に可動であ
    り、該試料ゾーンを洗浄することができるようにするために、該入口(4)が該
    リンスチャンバ(7)と連通するまで引き戻され得ることができ、シール手段(
    9、9’)は、該ディップチューブが該リンスチャンバ(7)に引き戻される場
    合にリアクターの内部スペースを該リンスチャンバから完全にシールされた状態
    に保つようにするために、該ディップチューブに設けられることを特徴とする、
    リアクター用インサイチュ顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記リアクターの内側に向いた前記ディップチューブの端部
    には、前記スライドガラス体を担持し、該スライドガラス体を介して前記試料ゾ
    ーンを照明するために光源を有する照明ユニットがあることを特徴とする、請求
    項1に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記ディップチューブ(2)内に、前記顕微鏡外側チューブ
    (10)を収容する顕微鏡ハウジングチューブ(20)が配置され、該顕微鏡ハ
    ウジングチューブ(20)は、試料物質のための入口以外、前記リアクターの内
    側に向いた端部で閉じられ、後部から前記試料ゾーンを取り囲み、前記照明ユニ
    ットは、該顕微鏡ハウジングチューブ(20)の内側にある端部に配置されるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記顕微鏡外側チューブ(10)は、前記顕微鏡ハウジング
    チューブ(20)内で軸方向に可動に収容され、前記リアクターの外側にある、
    該顕微鏡外側チューブ(10)の端部上で作動する駆動装置(30)が設けられ
    て、該顕微鏡ハウジングチューブ(20)に対して該顕微鏡外側チューブ(10
    )を移動させ、その結果、前記試料ゾーン(12)は、該顕微鏡外側チューブ(
    10)を前方に押すことおよび引き戻すことによって前記照明ユニットの前記レ
    ンズカバーガラス(14)と前記スライドガラス体(16)との間で開閉され得
    ることを特徴とする、請求項3に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記照明ユニットは、前記顕微鏡ハウジングチューブ(20
    )内で軸方向に可動に収容され、該照明ユニットの下に、該顕微鏡ハウジングチ
    ューブ(20)内に駆動装置が設けられ、その結果、該照明ユニットを動かすこ
    とによって前記レンズカバーガラス(14)と前記スライドガラス体(16)と
    の間で前記試料ゾーン(12)を開閉することができることを特徴とする、請求
    項3に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記照明ユニットは、個別ユニットとして、前記ディップチ
    ューブ(2)の基部に取り外し可能に取り付けられ、前記顕微鏡外側チューブ(
    10)は、該ディップチューブ(2)内でまっすぐ軸方向に可動に収容され、該
    ディップチューブ(2)に対して該顕微鏡外側チューブ(10)を移動させるよ
    うにするために、リアクターの外側にある、該顕微鏡外側チューブ(10)の端
    部上で作動する駆動装置(30)が設けられ、その結果、前記試料ゾーン(12
    )は、該顕微鏡外側チューブ(10)を前方に押すことおよび引き戻すことによ
    って該照明ユニットの前記レンズカバーガラス(14)と前記スライドガラス体
    (16)との間で開閉され得ることを特徴とする、請求項2に記載のインサイチ
    ュ顕微鏡装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動装置(30)は、ステップモータまたは調節された
    直流モータであることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載のイン
    サイチュ顕微鏡装置。
  8. 【請求項8】 前記照明ユニットを前記ディップチューブ(2)の基部に取
    り外し可能に保つ磁石を設けることを特徴とする、請求項6に記載のインサイチ
    ュ顕微鏡装置。
  9. 【請求項9】 前記照明ユニットは、前記試料ゾーンを閉じた場合に、該照
    明ユニットの蓄電池との接続により光をつけるようにするために、該照明ユニッ
    トに対し前記顕微鏡外側チューブを移動させることにより作動されるように配置
    されるプッシュボタン(19)を有することを特徴とする、請求項8に記載のイ
    ンサイチュ顕微鏡装置。
  10. 【請求項10】 前記照明ユニットは、前記スライドガラス体(16)の端
    部では、前記ディップチューブ(2)の断面積を完全に満たすわけではなく、そ
    の結果、該照明ユニットは、該ディップチューブ(2)から該照明ユニットを取
    り外すようにするためにツールによって上から把持され得ることを特徴とする、
    請求項6〜9のいずれか一項に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  11. 【請求項11】 顕微鏡チューブは、前記顕微鏡外側チューブ(10)内に
    可動に収容され、駆動手段は、焦点を合わせるために前記試料ゾーンに相対して
    該顕微鏡チューブに対して前記レンズを設定できるように、制御された方法で長
    手方向に該顕微鏡チューブを移動させるために設けられることを特徴とする、請
    求項1〜10のいずれか一項に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  12. 【請求項12】 前記スライドガラス体(16)は、所定の厚さを有する環
    状リム(32)が周縁に形成される平坦な外面を備えたサファイアガラスプレー
    ト(33)を有し、該環状リム(32)は、前記試料ゾーンを閉じるようにする
    ために、該スライドガラス体(16)が該環状リム(32)にあたるまで前記レ
    ンズカバーガラス(14)が該スライドガラス体(16)に対して移動させられ
    る場合にスペーサとして機能することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか
    一項に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  13. 【請求項13】 前記環状リムは、サファイアガラスプレートに凹部を有す
    る形に研磨することによって形成されることを特徴とする、請求項12に記載の
    インサイチュ顕微鏡装置。
  14. 【請求項14】 前記環状リム(32)は、環状材料層を適用することによ
    り形成されることを特徴とする、請求項12に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  15. 【請求項15】 前記スライドガラス体(16)は、同じ所定の厚さを有す
    る複数のスペーサ(34、35)が形成される平坦な外部領域を備えたサファイ
    アガラスプレート(33)を有し、該複数のスペーサは、前記試料ゾーンを閉じ
    るために、前記スライドガラス体(16)が前記スペーサにあたるまで前記レン
    ズカバーガラス(14)が該スライドガラス体(16)に対して移動させられる
    場合にスペーサとして機能することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一
    項に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  16. 【請求項16】 前記スライドガラス体(16)は、両側で開いている溝状
    凹部を間に形成する2つのスペーサ(34)を外面に有することを特徴とする、
    請求項15に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  17. 【請求項17】 前記照明ユニットは、光源として発光ダイオードを備える
    ことを特徴とする、請求項2〜16のいずれか一項に記載のインサイチュ顕微鏡
    装置。
  18. 【請求項18】 直接光の暗視野顕微鏡法のための顕微鏡を操作するために
    、前記ディップチューブの外側に配置された外部光源ならびにライトガイドを設
    け、該ライトガイドは、直接光または反射光ではなく、前記試料ゾーン内の測定
    対象物により散乱された光のみがレンズに入射するようにして、現れる光を前記
    スライドガラス体の表面上に送るようにするために、該光源から光を受け取り、
    該光を、レンズを包囲し光放射端面が突出している取付リングに誘導するように
    配置されることを特徴とする、請求項1に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  19. 【請求項19】 直接光の明視野顕微鏡法のための顕微鏡を操作するために
    、前記ディップチューブの外側に配置された外部光源ならびにライトガイドを設
    け、該ライトガイドは、前記光源から光を受け取り、該光を、レンズを包囲し光
    放射端面が突出している取付リングに誘導するように配置され、放射角度は、直
    接光の明視野照明法に必要なように、現れた光が視野を均一に照明するように選
    択されることを特徴とする、請求項1に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
  20. 【請求項20】 直接光でエピフロレッセンス照明を可能にするために、単
    色光源が用いられ、ブロックフィルターが前記カメラの前部に配置されることを
    特徴とする、請求項19に記載のインサイチュ顕微鏡装置。
JP2001575136A 2000-04-05 2001-04-04 リアクター用インサイチュ顕微鏡装置 Withdrawn JP2003530600A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10016838A DE10016838B4 (de) 2000-04-05 2000-04-05 In-situ Mikroskopvorrichtung für Reaktoren
DE10016838.8 2000-04-05
PCT/EP2001/003817 WO2001077282A2 (de) 2000-04-05 2001-04-04 In-situ-mikroskopvorrichtung für reaktoren

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003530600A true JP2003530600A (ja) 2003-10-14

Family

ID=7637619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001575136A Withdrawn JP2003530600A (ja) 2000-04-05 2001-04-04 リアクター用インサイチュ顕微鏡装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6809862B2 (ja)
EP (1) EP1269243B1 (ja)
JP (1) JP2003530600A (ja)
AT (1) ATE366424T1 (ja)
AU (1) AU2001246527A1 (ja)
DE (2) DE10016838B4 (ja)
WO (1) WO2001077282A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506144A (ja) * 2004-07-09 2008-02-28 チップマン テクノロジーズ オイ 顕微鏡用照明システム

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2208127B1 (es) * 2002-11-28 2005-09-01 Universitat Politecnica De Catalunya Sistema modular de multiples minibiorreactores automatizados para screenning multifuncional (hts) en biotecnologia.
US7341841B2 (en) * 2003-07-12 2008-03-11 Accelr8 Technology Corporation Rapid microbial detection and antimicrobial susceptibility testing
ES2661168T3 (es) 2003-07-12 2018-03-27 Accelerate Diagnostics, Inc. Biodetección sensible y rápida
US20120077206A1 (en) 2003-07-12 2012-03-29 Accelr8 Technology Corporation Rapid Microbial Detection and Antimicrobial Susceptibility Testing
US7588890B2 (en) * 2004-04-16 2009-09-15 Wei-Sing Chu Device for extracting biological molecules from tissue specimens and methods for preparing the same
US7651869B2 (en) * 2006-03-14 2010-01-26 Research International, Inc. Optical assay apparatus and methods
WO2007124159A2 (en) * 2006-04-21 2007-11-01 Bayer Corporation System and method for in situ measurements
US8211051B2 (en) * 2006-09-24 2012-07-03 Delaporte Stephen E Electroactive polymer actuated cerebrospinal fluid shunt
US8785180B2 (en) 2007-06-18 2014-07-22 Shanghai Guoqiang Bioengineering Equipment Co., Ltd. Biochemical reactor
DE102008036934B4 (de) 2008-08-08 2014-09-25 Sartorius Stedim Biotech Gmbh Bioreaktor mit Fenster
DE102008058785B4 (de) * 2008-11-24 2016-06-02 Helmholtz-Zentrum Dresden - Rossendorf E.V. Prozessmikroskope
JP5703609B2 (ja) * 2010-07-02 2015-04-22 ソニー株式会社 顕微鏡及び領域判定方法
US10254204B2 (en) 2011-03-07 2019-04-09 Accelerate Diagnostics, Inc. Membrane-assisted purification
EP2683831B1 (en) 2011-03-07 2015-09-23 Accelerate Diagnostics, Inc. Rapid cell purification systems
EP2594334A1 (en) 2011-11-21 2013-05-22 Drive O2 Sample vial for digital holographic analysis of a liquid cell sample
KR20140049562A (ko) 2011-07-19 2014-04-25 오비지오 이미징 시스템스 엔.브이. 세포 샘플에서의 암 세포들의 검출 및/또는 분류를 위한 방법 및 시스템
DE102011117228A1 (de) * 2011-10-28 2013-05-02 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Mikroskopiesystem zur Zustandsbestimmung von Zellen
EP2626686A1 (en) 2012-02-13 2013-08-14 Ovizio Imaging Systems NV/SA Flow cytometer with digital holographic microscope
DE102012103874A1 (de) * 2012-05-03 2013-11-07 Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG Wechselarmatur
EP2898310B1 (en) 2012-09-20 2019-05-01 Ovizio Imaging Systems NV/SA Digital holographic microscope with fluid systems
US9677109B2 (en) 2013-03-15 2017-06-13 Accelerate Diagnostics, Inc. Rapid determination of microbial growth and antimicrobial susceptibility
CN103207151A (zh) * 2013-04-18 2013-07-17 上海科源电子科技有限公司 用于生物反应器的在线细胞显微观察仪
WO2015014858A1 (en) * 2013-07-31 2015-02-05 Ovizio Imaging Systems NV/SA Improved cap for monitoring objects in suspension
DE102015103497A1 (de) * 2015-03-10 2016-09-15 Technische Universität Kaiserslautern Körperschaft des öffentlichen Rechts Vorrichtung für Bildaufnahmen eines Messvolumens in einem Behälter
US10253355B2 (en) 2015-03-30 2019-04-09 Accelerate Diagnostics, Inc. Instrument and system for rapid microorganism identification and antimicrobial agent susceptibility testing
KR20170132856A (ko) 2015-03-30 2017-12-04 액셀러레이트 다이어그노스틱스, 아이엔씨. 신속한 미생물 동정 및 항균제 감수성 시험을 위한 기기 및 시스템
EP3196631A1 (en) 2016-01-19 2017-07-26 Ovizio Imaging Systems NV/SA Digital holographic microscope with electro-fluidic system, said electro-fluidic system and methods of use
CN112004590A (zh) * 2018-01-12 2020-11-27 雅泉有限责任公司 系统及用于清洁水过滤系统的方法
CN108387579B (zh) * 2018-03-05 2021-06-22 长春理工大学 一种管件试样的氧化膜变形的试验装置
DE102018108323B4 (de) 2018-04-09 2020-07-09 Schott Ag Vorrichtung zur Halterung einer bilderfassenden Einrichtung an einem Bioreaktor, Bioreaktor mit Vorrichtung zur Halterung einer bilderfassenden Einrichtung sowie Verfahren zur Vermehrung oder Kultivierung biologischen Materials
DE102018108325B4 (de) 2018-04-09 2020-07-09 Schott Ag Sensoraufnahme für einen Bioreaktor sowie Bioreaktor mit Sensoraufnahme und Verfahren zur Vermehrung oder Kultivierung biologischen Materials
DE102019115147B4 (de) 2019-06-05 2021-01-14 Schott Ag Biokompatibles Verbundelement und Verfahren zur Herstellung eines biokompatiblen Verbundelements

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE256867C (ja)
ES148729Y (es) * 1969-05-21 1970-04-16 Manau Chueca Microscopia de bolsillo.
DE2919678C3 (de) * 1979-05-16 1983-03-24 Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim Zusatzobjektive für binokulare Operationsmikroskope
GB2154607B (en) * 1983-12-23 1987-09-23 Nishihara Env San Res Co Ltd Microorganism monitoring apparatus
JPS60244279A (ja) * 1984-05-21 1985-12-04 Mitsubishi Electric Corp 微生物類の自動観察装置
DD256867A1 (de) * 1986-12-30 1988-05-25 Akad Wissenschaften Ddr Anordnung zur messung der partikelkonzentration in fluessigkeiten
DE3822451A1 (de) * 1988-07-02 1990-01-04 Kai Heining Verfahren zur verhinderung des bewuchses der messflaechen von als messwertgebern dienenden sensoren in biotechnologischen anlagen und apparaten und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
FR2642522B1 (fr) * 1989-01-31 1991-05-10 Elf Aquitaine Appareil de mesure de densite optique in situ pour fermenteur
DE4032002C2 (de) * 1989-10-11 1997-05-22 Suhr Hajo Prof Dr In situ Mikroskopsonde und Meßverfahren
US5207213A (en) * 1991-02-01 1993-05-04 Circon Corporation Laparoscope having means for removing image impeding material from a distal lens
US5369525A (en) * 1992-12-02 1994-11-29 United States Surgical Corporation Ring lens assembly for an optical viewing device
US5572370A (en) * 1995-05-26 1996-11-05 Cho; Casey Apparatus for determining fertile periods
JPH0998938A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の挿入部プロテクタ
US6269846B1 (en) 1998-01-13 2001-08-07 Genetic Microsystems, Inc. Depositing fluid specimens on substrates, resulting ordered arrays, techniques for deposition of arrays
JPH11337828A (ja) * 1998-05-28 1999-12-10 Kisutemu Kk 水中顕微鏡

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506144A (ja) * 2004-07-09 2008-02-28 チップマン テクノロジーズ オイ 顕微鏡用照明システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001077282A2 (de) 2001-10-18
DE10016838A1 (de) 2001-10-18
EP1269243A2 (de) 2003-01-02
EP1269243B1 (de) 2007-07-04
US20030147132A1 (en) 2003-08-07
DE10016838B4 (de) 2006-10-19
AU2001246527A1 (en) 2001-10-23
ATE366424T1 (de) 2007-07-15
WO2001077282A3 (de) 2002-01-31
US6809862B2 (en) 2004-10-26
DE50112689D1 (de) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003530600A (ja) リアクター用インサイチュ顕微鏡装置
US20210222110A1 (en) Automated incubator with robotic transport
CN107949835B (zh) 具有集成成像系统的细胞培养培殖器
US20180030397A1 (en) Method and Device for Automated Removal of Cells and/or Cell Colonies
EP1686368B1 (en) Animal cell confluence detection apparatus and method
US5143627A (en) Method and apparatus for preparing cells for examination
EP2182368B1 (en) Methods and apparatus for imaging and processing of samples in biological sample containers
US20230304918A1 (en) Systems and methods for cell dissociation
US7807108B2 (en) Apparatus for receiving biological specimens
US10775397B2 (en) Linear movement type reaction treatment apparatus and method thereof
US20070207450A1 (en) System and method for process automation
CN103649302B (zh) 细胞培养装置、细胞培养长期观察装置、细胞长期培养方法以及细胞培养长期观察方法
JP2008092957A (ja) 細胞を保持する方法及び装置
JP7338870B2 (ja) 液体移送システム
EP3775932A1 (en) Fluidic autosampler and incubator
US20210214665A1 (en) Vessel for culturing cells
US20100178650A1 (en) Capillary-based cell and tissue acquisition system (ctas)
US20230303959A1 (en) Automated apparatus and method for in vitro fertilization
Sachs et al. Automated Stimulation and Long-Term Remote Monitoring of Multi-Plex Microfluidic Organoid Chips
JP3101885U (ja) 試料基板ホルダ
JP2006081432A (ja) 創薬スクリーニングのセルベースドアッセイ系における生体組織細胞の使用方法および創薬スクリーニング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070605

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701