JP2003529171A - ごくわずかに異なる画像を伴う画像セットあるいは一連の画像を生成するための方法、そのためのシステムおよびそのアプリケーション - Google Patents

ごくわずかに異なる画像を伴う画像セットあるいは一連の画像を生成するための方法、そのためのシステムおよびそのアプリケーション

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JP2003529171A
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ダグラス, アール シーフケン,
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アワープレイス エルエルシー
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスプレイ上で再生するための一連(シリーズ)の画像(IT1〜IT11)を生成する方法であって、シリーズにおける各画像はシリーズにおける直ぐに先行する異なる画像からわずかに異なる方法、そのような画像を表示するための方法、画像を生成しおよび/または表示するシステム、およびそのような画像を保持する媒体を提供する。 【解決手段】画像のシリーズは、通常の観察者が遷移あるいは近隣あるいは連続する画像間の差に気が付かないようなタイミングをもって表示され、表示されるシーンはやがて広く共通点のないポイントのように進行し、表示される画像はかなり異なる、つまり、シーンは相違を認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を生成し処理する方法、すなわち、画像を生成等するだけでな
く、画像を保持し(carry)、および/またはそのために符号化するイメー
ジプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
以前に知られている、あるものから異なった別のものに遷移する画像を生成す
るためのシステムおよび/または方法の例としては、いわゆるモーフィングされ
た(morphed)画像等を生成するコンピュータ、プログラムのためのスク
リーンセイバーがある。しかしながら、これらのシステム/方法のすべては、互
いにかなり相違した連続する画像を生成する、すなわち、それらは、比較的短い
時間間隔で見分けが付く遷移をもたらす目的のために画像を生成する。その結果
、与えられた2つの連続する画像は、互いにかなり異なる。したがって、通常の
人間の観察者が、一連の連続する画像あるいはフレーム間の相違に気づき得る。
【0003】 互いの間でかなり相違した連続する画像の再生に関連した少なくとも一つの問
題は、もし注意をそらさなければ、画像間の遷移によって引き起こされる動きお
よび/またはフリッカーとフラッシィングがかなりいらいらさせ得ることである
。多くは、すぐ近くのテレビジョンによって、あるいは単純な近い動きによって
引き起こされるフラッシュにより注意が向けられないと説明し得る。一時的なも
ののみであっても、その動きに関する情報を得るために必要である自然な応答の
ため、なかにはそれらの注意をテレビジョンあるいは動きに向けなおすことによ
って対応できる。あるいは、人間の感覚における光信号を絶えず浴びせることに
よりいらいらするようになる。
【0004】 画像ディスプレイにおける発明の使用に関しては、電子ディスプレイデバイス
に関するいくつかの価値ある考えの発行物がある。フラットパネルディスプレイ
のようなディスプレイは、壁などにそなえつけられ、かつ、使用してないとき、
このディスプレイの近くに設置され、あるいは置換された、アートワークのよう
な他の美術的な対象に対比できる出すぎたブラックスペースとして表現できる。
陰極線管(カソードレイチューブ)デバイスは、これに対して、よくキャビネッ
トに隠蔽されているが、サイズが増大するため、より多くのスペースを使い、よ
り見えないようにすることが困難になる。
【0005】 本発明は、連続する異なる画像が互いにわずかに相違(以下に定義する)する
、遷移パス(transition path) (以下に定義する)に従って画像を生成する方法
/システム、そのような画像を保持する媒体/デバイス、およびそのような画像
を利用する方法/システムを提供する。その結果が相対的に広く共通点のない時
間点を除いて、通常の観察者が、異なる画像間の遷移あるいはそのような遷移に
よって引き起こされる動きに気づかない一連のあるいはセットの画像の表示(デ
ィプレイ)であり、ディスプレイにおける変化によって引き起こされる注意散漫
に陥ったり、いらいらすることがなくなるディスプレイである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
一の観点において、結果としての一連のあるいはセットの画像のディスプレイ
は、時間を超えて注目に値せず、おそらくアート形式タイプと対等の”静止”画
像である。これは、注意散漫を招くことなく画像を表示するディスプレイを許容
できる画像ディスプレイを提供する。また、このようなディスプレイは、芸術的
な表現の手段としての美術的な向上として表現できる。
【0007】 実施形態において、発明は、第1の画像から第2の画像への遷移パスに従って
生成される一連のあるいはセットの画像を生成する方法を提供する。遷移画像は
、わずかに先行する画像とわずかに異なる画像として与えられるように生成され
る。
【0008】 実施形態において、遷移画像は、ディスプレイにおいてある画像から連続する
異なる画像への変化が、通常の人間の観察者に気づかれないような十分な長さの
期間の間に連続して表示され、やがて時間が過ぎると、そのディスプレイは第1
の画像から第2の画像に遷移する。
【0009】 このアプリケーションにおいては、利便性のため、いくつかの定義が採用され
ており、全体を通して適用する。これらの定義は以下の通りである。
【0010】 遷移パス(Transition path) :各ステップにおいて、進行(progress
ion)、展開(evolution)、あるいは第1の画像から第2の画像へ
の変化を描写する一連のあるいはセットの画像である。典型的には、進行は合理
的であり、たとえば線的、幾何学級数的、など、あるいは再生可能である。しか
しながら、進行は無作為(ランダム)であり再生可能でないと予想される。また
、典型的には、空間的に置換された画像のような他のディスプレイが予想された
としても、進行に従った一連のあるいはセットの画像は、年代(世代)順に表示
される。その後直ぐに、一連の遷移画像は、同時だがある空間的な連続体に沿っ
て表示される。
【0011】 遷移パスに組み入れられる一連のあるいはセットの画像は全てが異なる必要は
なく、実際、この発明の少なくとも一つの観点においては、一連の画像は各相違
する画像が同じ画像の複数のコピー(複写)を含むセットとして提供される。こ
の観点は、一連の画像が実質的に再生におけるムービーを含むカレントアプリケ
ーションに帰着し、カレントムービー再生システムは、異なる画像の間の遷移間
により効果的なゆっくりしたタイミングを達成するために、与えられる画像の複
数のコピーが連続して表示されることが必要である。
【0012】 また、セットの画像は、わずかに異なり、生成された順番に再生されないによ
うに形成できる。もし、差が十分に小さいならば、幾つかの画像は、気がつくこ
となく生成の順番を乱して表示できる。
【0013】 前述の事項は、以下により明らかになる。
【0014】 遷移画像:先行する画像に関連する画像差を取り入れた遷移パスに従った画像
である。”遷移パス”の定義で言及した”第2の画像”は、遷移画像であり、典
型的には遷移パスに従った最新(最後)の遷移画像である。
【0015】 画像差:いずれかの画像間の差であり、色調(hue) 、明るさ(brightness)、彩
度(saturation)、色空間成分、あるいは視角の差を含み、ピクセルレベル、サブ
ピクセルレベル、あるいはピクセルレベルの黒かどうかである。
【0016】 わずかな画像差.わずかに異なる画像、その他同種のこと:画像差は、通常の
人間の観察者が気がつくことができない。いずれの通常の人間の観察者も、色空
間のいずれの単一の成分における20パーセントあるいはそれ以下の変化に知覚
することができないことが、一般に受け入れられている。たとえば、通常の人間
の観察者は、色調、輝度、彩度、およびシアン(cyan)、マゼンタ(magenta) 、黄
色(yellow)、赤(red) 、あるいは緑(green) のような色成分のいずれかのひとつ
の20パーセントの変化を知覚することができない。秒につき視角の約0.03
度以下の動きにおける差を知覚できないことが公式に述べられている。視野のア
ークが5秒(セコンド(seconds) )あるいはそれより大きいことを考慮した変化
は、知覚できるものと思われている。最終的に、人間の目のしきい値は、シーン
の明白な角度サイズおよび輝度の相関関係であるということが公式に述べられて
いる。約10アーク−分より大きい最適条件およびスポットにおいては、コント
ラストは0.3%と低く、約5アーク−分で約1.0%に上昇し、約1.0アー
ク−分で約15%に上昇し、通常の視角で0.7アーク−分で最も小さい合理的
なディテールで約30%に上昇する。Blackwell,H.R.,Cont
rast Thresholds Of The Human Eye,J.O
ptical Society of America,Vol.36,pp.
624−43(1946) 参照。
【0017】 与えられる画像が直ぐに先行する異なる画像からわずかに異なる遷移パスに従
った画像の表示において、遷移のタイミングは、知覚できないことを維持するこ
とが考慮される。すなわち、たとえシリーズ(一連の画像)におけるいずれかの
2つの画像間の差が知覚できないとしても、多分、そのような遷移によって表示
される遷移および/あるいは動きが人目を引くように、一連の画像を通して速く
遷移する。したがって、異なる画像を通して知覚できないように遷移することで
、各異なる画像の表示タイミングは、およそ5秒あるいはそれ以上であるべきで
ある。明らかに、表示期間が長くなると、その差に気がつく機会が少なくなる。
【0018】 したがって、本発明の観点は、静止画像として現れる画像であるが、知覚でき
る動きあるいは遷移なしに、キャラクターおよび/またはシーンの展開(evoluti
on) を提供するために、実際は、シーケンスを通して進行する画像の表示に帰着
する。
【0019】 本発明の実施形態においては、遷移パスを生成することは、第1および第2の
画像が比較され、そして知覚できない異なる遷移画像が第1の画像から第2の画
像への変化量として生成される。
【0020】 実施形態においては、第1および第2の画像がデジタルフォーマットで処理さ
れ、ピクセル毎に比較される。対応するピクセルは、遷移画像において生成され
る。遷移画像の生成は、第1の画像の対応するピクセルの値から第2の画像の対
応するピクセルの値に近いあるいは小さい20ステップ(ピクセル値)である。
【0021】 本発明のこれらおよび他の特徴および/または観点は、添付図面に関連付けた
必然的に好適な実施形態の以下の詳細な説明において、下記に説明される。
【0022】
【発明の実施の形態】
必然的に、セットあるいは一連の画像は、通常の人間の観察者の目にとって、
ディスプレイが画像を通してわずかに進行しあるいは展開するような方法におい
て再生のために生成でき格納できる、と予見される。たとえば、十分に長い期間
にわたって、ディスプレイは、シーンにおいて一致するが色空間変化を伴う第1
の画像から第2の画像へ進行しあるいは展開できる。この色空間変化は、明るさ
(brightness)のような特別の色成分あるいは他の特性の値において簡単に変更で
きる。進行する色空間を伴う一連の遷移画像である2つの画像間は、観察者が検
出できないステップを通して変化する。
【0023】 この概念は、典型的なモーフィングプログラムによって生成された遷移をさら
に単にスローダウンすることも含む。その代わりとして、遷移パスに従う個々の
画像は、すぐに先行する異なる画像からわずかに異なるように生成される。すな
わち、連続して異なる画像間の差は、上記定義されたパラメータ内に維持される
。たとえば、20パーセントあるいはそれ以下の色空間成分、あるいはアークの
5秒の観点における変化などである。したがって、いわゆるモーフィングプログ
ラムのような画像処理プログラムは、一般的に、遷移パスの開始及び終了の画像
として使用される画像を生成するために使用できると理解できる。
【0024】 種々の色空間が知られており、画像あるいはその部分を特徴付けるものと考え
られる。いくつかの知られている色空間は:RGB,CMY,YIQ,HSVで
ある。これらは良く知られており、たとえば、http://cs.fit.cdul-wds/classes
/cse5255/davis/text.htm/# RGBでワールドワイドウェブ上で明らかにされて
おり、リファレンスによってここに具体化されている。他の色空間リストは、こ
こでもリファレンスによって取り込まれているが、http://www.cgsd.com/colors
paces.htm1で有効であり、そのプリントアウトは、これにより提供される。
【0025】 非常に低速の動きおよび連続する非常にゆっくりの再生を伴うシーンの非常に
高い速度の動きフォトグラフィーの使用を通して、同様の効果を達成できると考
えられる。しかしながら、本発明は、最終結果を達成するための画像処理に関し
、画像処理を通してフィルムベースの処理を伴う有効でない多数の特徴を提供す
るのとは異なる。すなわち、本発明によれば、遷移画像が、一あるいはそれ以上
の提供された画像から生成される。これに対して、高速度フォトグラフィーにお
いては、一連のオリジナル画像が生成され、これらは、遷移画像を生成するため
に連続して処理されない。
【0026】 もちろん、以下に説明するように、結果として生じる遷移画像は、フィルムに
記憶され、フィルムプロジェクション技術を使って再生される。したがって、た
とえば、高速度リモートの個々のフレームは、一連の遷移パスの境界として使用
される。入力された一連の遷移パスの再生は、フィルムあるいは再生のスローダ
ウンとなり、フレーム間のより段階的な遷移となる。
【0027】 本発明の一つの観点によれば、遷移パスを生成するために、初期画像であって
、それ自体が遷移パスに従った第1の画像、あるいは、そのパスに従った遷移画
像である初期画像は、遷移画像である第2の画像と比較され、その差が書き留め
られる(認識される)。典型的には、第1および第2の画像は、パスに従った初
期および最終画像である。少なくとも、書き留められた差は、選択されたパラメ
ータにより変更できる。たとえば、デジタル画像のピクセル値における差、一ま
たはそれ以上の色空間成分における差、見る角度における差、対象物の空間的位
置における差などが書き留められる。そして、第1および第2の画像間の遷移パ
スに従った遷移画像が生成され、その遷移画像は、第1の画像から第2の画像へ
わずかに展開している。
【0028】 第1および第2の画像間の相違点が大きくなれば、それらの間に引き起こされ
るわずかな進行を必要とする遷移画像の数が大きくなると理解できる。これは、
進行するための値のレンジが大きいだけでなく、遷移画像を引き起こすために変
化を計算することを考慮する必要がある異なる属性の数が大きいからである。
【0029】 知られているように、典型的なハードウェア構成におけるピクセルは、輝度(l
uminance) の点から、0から255の間の値に仮定可能である。これはカラーモ
ニタにおける異なるカラーチャンネルの対応するサブピクセルを含む。ピクセル
および/またはサブピクセルによって仮定される輝度(luminosity)の特定の組み
合わせは、色、コントラスト、シャープネスなどを決定する。したがって、25
6のリニアなステップあるいはレンジの端部間で可能な増加ステップがある。そ
のようなレンジに従った20パーセントの差は、50ステップに類する。
【0030】 前述の遷移画像シーケンス発生のための必然的に好ましい簡単なルーチンにお
いて、2つの画像は、チャンネル毎、ピクセル毎に比較され、遷移画像が生成さ
れる。この場合、ピクセル値は、第1の画像における対応するピクセルの値から
第2の画像における対応するピクセルの値に向かって、20ステップ進行あるい
はあるいはそれ以下(すなわち、10パーセント変化より少ない)を含む。その
進行は、あるポイントにおいて、最終遷移画像と第2の画像が同じであるような
最終値に限定される。
【0031】 もちろん、もし、ディスプレイのピクセルが32ビットレンジあるいは4ビッ
トレンジのように、大きいあるいは小さいレンジに仮定できると、ステップ数は
それぞれ大きくなり、あるいは、少なくなる。しかしながら、認知可能な変化要
因のパーセンテージは同じに維持される。
【0032】 遷移パスを構成する一連の遷移画像が与えられると、画像は、画像間の遷移が
通常の人間の観察者では気がつくことができない第1の画像から第2の画像への
展開(進展)の”ムービー”を生成するタイミングをもって再生でき、表示でき
る。もちろん、観察者は、ディスプレイがやがて2つの十分に異なる点で差が現
れることに気がつくであろう。
【0033】 加えて、与えられる適当なシステムでは、そのような遷移パスは、リアルタイ
ムに”ムービー”が表示されるように、リアルタイムに生成されブロードキャス
トされる。ディスプレイシステムは、ブロードキャストした画像を受信して表示
し、あるいは、連続してブロードキャストした画像を受信し記憶するように、プ
ログラムされ、および/またはブロードキャスト信号に同調される。
【0034】 もちろん、もし第1および第2の画像が大きく異なる場合には、遷移パスに従
うと、認識不可能な画像となる。さらに、第1および第2の画像がより相違する
場合には、それらの間に引き起こされるわずかな進行を必要とする遷移画像の数
が大きくなる。したがって、2つの選択された画像間の遷移パスが望ましい場合
には、2つの類似画像を使うことが良いと思われる。この選択は、古典絵画など
のような画像を認識するのに最も適合する。
【0035】 最後に、ここに説明した方法は、マニュアルにあるいは自動的に実行できるこ
とが理解できる。つまり、唯一の例として、遷移画像を生成するために、異なる
ピクセル値をマニュアルで比較し、周知のコンピュータソフトウェアを用いてピ
クセル値をマニュアルで処理する。もちろん、マニュアルで遷移画像を生成する
ことは、退屈な処理である。また、比較機能および画像生成機能のいずれかある
いは両方を実行させるために、アルゴリズムを書くことができる。
【0036】 マニュアルで遷移画像を生成する場合には、以下のようなマーケットにおいて
有効な種々の画像処理アプリケーションを使うことができる。小数の名を挙げれ
ば、Adobe PhotoShop とAfter EffectsTM;Bl
ue Ice−Ice’d AfterEffects UltraTM;Vid
eo ToasterTM;Media100TM;およびLightwave V
TMである。
【0037】 この発明に含まれる概念をより明らかに例示するために、図面を参照する。
【0038】 図1において、遷移パスに従った一連(シリーズ)の画像が例示されている。
このシリーズは第1の画像I1から始まり第2の画像I2で終了する。画像I1
と画像I2との間には、遷移画像IT1,IT2,...,ITnがある。画像
I1は白い花であり、画像I2は同じ花であるが色は赤である。また、画像I1
は、M.C.Escherの図(たとえば”Day and Night”)の
左上のコーナーにあり、画像I2は、同じ図の右下のコーナーにある。このこと
については図3を参照のこと。
【0039】 この発明によれば、遷移画像IT1〜ITnの数は、通常の観察者が遷移画像
間でその遷移に気づかないようなタイミングで十分に再生可能である。やがて、
画像の表示は、画像I1から画像I2のための期間にわたって進行する。
【0040】 図2においては、10ポイントフォントにおける大文字の”A”と36ポイン
トフォントの大文字の”A”間の一連の遷移画像が例示されている。その画像は
次の通りである。
【0041】
【表1】
【0042】 このレベルでさえ、画像間の差は目立つ。しかし、図2は、画像シリーズ(一
連の画像)が遷移パスに従ってどのように進行するかを単に図解して提供されて
いる。遷移画像の数は、わずかな進行をよりゆるやかに行わせるためには大きく
なる。なぜなら、各文字サイズの増大は、少なくとも完全白から完全黒へのピク
セル値の100パーセントの変化を含むからである。したがって、たとえば、画
像IT7とIT8は直ぐに連続する遷移画像ではなく、むしろ説明の目的のため
に選択された画像である。
【0043】 図3においては、一連の画像がより大きい画像30にわたってどのように転換
するかが例示されている。適当な長さの期間にわたって再生される遷移画像の適
当な数を生成することによって、表示された画像は、より大きい画像30にわた
ってわずかに”動く(ムーブ)”ことができる。したがって、画像I1は遷移の
開始点を表し、一方、画像I2は遷移の最終点を表す。
【0044】 良く知られているM.C.Escherの図は、”Day and Nigh
t”と呼ばれている。この図において、一方の半分領域は昼間のシーンの図を含
み、他方の半分領域は夜間のシーンの図を含む。2つの半分領域間には、一方の
半分領域において一方向に飛んでいる鳥たちが、他方の半分領域において反対方
向に飛ぶように出現する、超現実主義的な視覚の遷移が存在する。そのような図
は、本発明の技術を用いる、そこで交差する視覚的な転換(translation) の理解
に向いている。
【0045】 転換の概念は、360度パノラマビュー(panoramic view)について転換させる
のに特に有効である。現在、そのような幾らかのパノラマ画像が、アップルコン
ピュータのQuickTimeTMムービープレーヤーあるいはマイクロソフト社
のMediaPlayerTMマルチメディアプレーヤーを用いて再生されるワー
ルドワイドウェブ(World Wide Web)上で利用できる。そのよう
な画像は、その画像について非常にゆっくりとパンニングをかけるように本発明
に応じた画像を処理するシステムの入力として使用される。
【0046】 また、そのような転換あるいはパンにおいて、各1ピクセル転換はピクセル値
の全範囲(たとえば0〜255)にわたる100パーセントの変化を表現できる
ことから、各1ピクセル転換は”サブ”遷移パスの始まりと終わりを表す。全て
の”サブ”遷移パスの再生において、全画像にわたって転換あるいはパンする。
【0047】 図4においては、適当なプログラミング言語を通して定義でき、個別に処理で
きる3つのオブジェクトを伴う絵40が例示されている。図示されているオブジ
ェクトは、ビーチ42、水域44、および船46である。本発明によれば、オブ
ジェクト42,44および46は、ディスプレイのための第1の画像を明確にす
るために相互に関係づけることができる。そして、上記に定義されたパラメータ
に応じて、オブジェクトは、遷移画像を生成するために処理され得る。たとえば
、他の2つのオブジェクト42と44に関連する船46の配置は、船46を水域
44を横切って動くように調整できる。しかしながら、ここで説明した原則によ
れば、そのような関連する動きは、通常の観察者にとってほとんど動きのないよ
うに十分に長い期間にわたって行われる。もちろん、広く異なる点でディスプレ
イを見る観察者は、やがて船46の位置の変化に気がつく。しかしながら、進行
の間ディスプレイを見ている者は、動きに気がつかない。
【0048】 また、デジタル画像が与えられると、1ピクセルのオブジェクトの各転換は、
遷移パスの始まりと終わりを表す。与えられた遷移パスのセットの再生において
、オブジェクトは互いに関連して動くことができる。また、遷移パスを重ね合わ
せおよび組み合わせることにより、あるいは少なくともあらかじめ設定された同
時発生のシーンが遷移パスの生成の期間変化することにより、時刻、天気などが
同時に変化するにような他の効果を提供できる。
【0049】 処理可能なシーンのタイプは、数えきれない。他の例として、入り江や港のシ
ーンは、潮の干満ともとの所との間の遷移で処理可能である。
【0050】 このように理解できることから、遷移パスを生成するためのシステムおよび/
またはソフトウェアアプリケーションの的確な構成は、ソフトウェアプログラマ
ーの欲望に開かれている。一般に、しかしながら、そのシステムおよび/または
ソフトウェアアプリケーションは、ここに述べる方法に従う。
【0051】 図5において、遷移画像を生成するためのシステムが図解のフォームで例示さ
れている。適当なインタフェース50を介して、一あるいはそれ以上の画像が遷
移画像の生成のためのコンピュータ52に入力される。コンピュータは、典型的
には、ここで説明した概念を取り入れたアプリケーションソフトウェアをもって
プログラムされた汎用目的のコンピュータである。しかしながら、内部の記憶容
量、ランタイムメモリなどを含むコンピュータの構成の種類は、部分的には生成
される画像のサイズおよび数によって決定される。また、評価され変更される的
確な画像の特性は、その決定に幾らかの影響を及ぼすはずである。
【0052】 画像が入力されるその方法は、いかなる入力の種類にも対応できる。インタフ
ェース50は、スキャナー、フィルムスキャナー、カメラ、ビデオフィード、デ
ジタル画像フィード、ディスクプレーヤーなどの入力手段(機構)の典型である
。コンピュータ52は、広く知られている方法においてそのようなソースから画
像を抽出するための必要なソフトウェアアプリケーションが適当にプログラムさ
れあるいは含まれている。
【0053】 遷移画像が生成された後あるいは生成される間、それらは適当な記憶デバイス
54あるいはターミナル56を介してブロードキャストされる。
【0054】 適当な記憶デバイスは、RAMやプログラマブルROM(PROM)のような
固定メモリに限定されず、光記録デバイス(CD,レーザディスク,DVD)、
磁気−光ディスク、メモリモジュール(たとえば、コンパクトフラッシュ(登録
商標)メモリ、ソニー社のMemoryStickTM)、磁気記録デバイスなど
を含む。ブロードキャストターミナル56は、セルラーシステム、ケーブルシス
テム、テレフォンシステム、周知の900MHzシステムのような無線システム
、BLUETOOTHTMシステム、ネットワークシステム、赤外線システムなど
の無数のブロードキャストあるいは通信チャネルの典型である。要約すれば、ブ
ロードキャストターミナル56は、画像情報を含む信号を転送するすべて周知の
通信システムおよびチャネルに相当する。
【0055】 本発明の実行は、低帯域の状況に特に適している。なぜなら、高リフレッシュ
レートは重要ではなく、画像はスローペースで生成され、スロースピードで転送
される。その転送の要求は、典型的には、増大している転送帯域が、グラフィッ
クスおよび他の高い情報量の変化を調整するために要求される今日に見られる大
多数の他のカレントアプリケーションの丁度正反対になるのは明らかである。も
ちろん、より高帯域は大きいフォーマット画像には要求される。
【0056】 図6においては、本発明の原理を組み入れた大きいディスプレイの一例を示し
ている。ディスプレイ60は、大きい路傍(ロードサイド)のディスプレイのよ
うに、大きい広告掲示において使用される大きなスクリーンが典型的である。デ
ィスプレイ60は、所望する遷移パスの記憶に適応する十分なメモリを備えたコ
ンピュータ62と組み合わされている。たとえば、遷移パスは、昼間から夜間へ
(およびリバースでプレイしているときはもとに戻る)進行するシーンである。
コンピュータは、周知の再生ソフトウェアアプリケーションあるいはその遷移パ
スのファイルフォーマットに適したプレーヤのどれでも使用する遷移パスの再生
のためにプログラムされる。たとえば、ファイルフォーマットはAVIフォーマ
ットである。AVI(オーディオ ビデオ インターリーブ)ファイルは、マイ
クロソフト社のWINDOWS(登録商標)TM Resource Inter
changeFile Format(RIFF)仕様に順応する音および動き
ピクチャーファイルである。AVIファイル(.aviイクステンションで終了する
)。多くの適したプレーヤは、ワールドワイドウェブ(World Wide
Web)を通してダウンロードするために有効であり、なかにはコンピュータシ
ステムのオリジナル機器として備えられる。
【0057】 図解したように、コンピュータ62は、適当なフィード64を介してブロード
キャスト信号を受信するためにプログラムされ装備される。フィード64は、電
話線、あるいは、サテライトピックアップのような、適当な無線フィードである
。この拡張に伴い、新しい遷移パスがディスプレイにおける変化を起こさせるた
めに(つまり、メッセージや広告を変化させるために)あるいはリモートに生成
された遷移画像をリアルタイムに再生できるように、コンピュータにダウンロー
ドできる。
【0058】 このようなディスプレイシステムの利益は、時間を超えて展開できるが、自動
者の運転者が経験する注意散漫を引き起こさない極めて小さい図形(signn
age)を含むことである。
【0059】 図7においては、たとえば演壇でプレゼンテーションを提供するスピーカ72
の背後の、バックグランドスクリーンとしての他のディスプレイ70が例示され
ている。バックグランドスクリーンに画像を投射するのが、適当なLCDプロジ
ェクターである。プロジェクター72は、DVDドライブ76を伴うコンピュー
タ74と結合されている。理解できるように、リーズナブルなタイムフレーム、
たとえば1時間にわたって、コンピュータ74およびプロジェクター72は、あ
る時間の間、気がつかずに展開するバックグラントを表示するために、ここに明
らかにした原理に応じて形成される遷移パスを投射するために使用できる。例と
して、ある時間にわたって、動機付けのメッセージあるいはロゴを表すことがで
きる。
【0060】 図8においては、上述したような遷移パスを実質的に生成する基本的な方法が
例示されている。ステップ80において、第1の画像I1が、遷移パスを開始す
る観点から提供される。ステップ81において、第2の画像I2が提供される。
この画像が遷移パスの進行および終了となる。
【0061】 ステップ82において、画像I1およびI2が比較され、システムにより変更
が許されるパラメータに応じて差が認識される。好適には、上述したように、そ
の変化はピクセル値のおける差として認識される。たとえば、このステップにお
いて、画像におけるすべてのピクセルのための全3チャンネル(RGB)は、サ
ブピクセルの値を用いて比較される。
【0062】 もし、画像I1とI2がすべての点で同じ場合には、遷移パスは完了し、方法
はステップ87に進んで停止する。しかしながら、画像I1とI2との間に未だ
に差が存在する場合には、ステップ84において、遷移画像ITが、I1で指示
されるカレント画像から画像I2へ向かう進行として生成される。たとえば、I
Tは、与えられるI1からI2に向かうサブピクセルの与えられる値(たとえば
10)を増加/減少できる。もちろん、上述したように、画像ITは、上記で定
義されたしきい値内で、画像I2に向かう知覚できないステップとして生成され
る。その進行は、画像I2によって設定される限界内で維持される。つまり、ア
イデアは、進行するが画像I2に達するのために要求される変化を超えてまで画
像を生成しない。
【0063】 その後は、ステップ85において、ほんのいま(丁度)生成された画像ITは
生成される遷移パスにおける次の画像として記憶される。交互に、あるいは同時
に、もし、画像のブロードキャストが要望されると、ステップ85において、ほ
んのいま(丁度)生成された画像ITは、ブロードキャストできる。いずれにし
ても、大部分のために、もし全てのシステムでない場合、画像ITは、少なくと
も一時的にどこかに格納される。
【0064】 また、上述したように、もし、実行された差の増加が十分に小さい、たとえば
5パーセント差が実行されている場合には、生成されたわずかに異なるオーダー
において画像を記憶可能である。その理由は、整列された差は、定義によって気
がつくことができないからである。
【0065】 その後は、ステップ86において、画像I1が画像I2との次の比較のために
画像ITとしてセットされる。I1は、画像I2に向かうより近い進行を表し、
これにより遷移パスの生成を進める。
【0066】 前述のステップを引き受ける代わりに、第1の画像から第2の画像への定めら
れたステップにおいて進行するために必要とされる遷移画像の数に関しての評価
を一度に引き受ける必要な遷移画像の全てを生成できると認識される。このよう
な場合において、繰り返し比較することは必要ない。しかしながら、そのような
システムは、遷移画像がリアルタイムにあるいは”休むひまもなく(on the fly)
生成される条件において十分に動作する必要はなく、生成されながらブローロキ
ャストする。つまり、システムにおいては、遷移画像は記憶されない。
【0067】 図9は、前述の方法の変形であって、第1の画像と第2の画像の比較を行わな
い方法を例示している。むしろ、例示するように、第1の画像I1が提供され、
システムが第1の画像から遷移パスを生成する。これは、色が生み出されている
ような変化のみの場合に有効である。
【0068】 例示するように、そのような方法においては、第1のステップ90において、
初期画像I1は幾つかの適当な手段により提供される。ステップ91において、
遷移画像ITは画像I1から知覚できない進行として生成される。たとえば、色
成分は、20パーセントあるいはそれ以下の変化を引き起こすことができる。ま
た、進行の量は、任意あるいはあらかじめ設定できる。
【0069】 続くステップ92において、丁度生成された遷移画像ITは、遷移パスにおけ
う次の画像として記憶される。もちろん、前述した方法において、一連の画像の
記憶の代わりにあるいは加えて、画像をブロードキャストできる。
【0070】 続くステップ93において、遷移画像の生成が完了したか否かの決定がなされ
る。適当な基準は、遷移パスの長さ、オン/オフスイッチ入力、などである。
【0071】 もし、遷移画像の決定が完了していない場合には、処理は新しい遷移画像を生
成するために繰り返される。そのために、画像I1は、方法が遷移パスに従って
進行するように、最も最近の画像ITがセットされる。
【0072】 この方法において、第1の画像からの進行は、順番にあるいは任意である、と
いうことに留意すべきである。たとえば、もし、第1の画像I1が抽象的な絵の
場合、任意の知覚できない変化が行われることができる。そのとき遷移パスは、
任意の進行する像である。
【0073】 図9において、本発明のための映像あるいは神経学の分野における少なくとも
一つのメディカルアプリケーションが例示されている。例示されたアプリケーシ
ョンにおいて、遷移パスは、時間にわたって展開する画像102を生成するため
の適当なディスプレイ100上に表示される。例示されているケースでは、文字
”A”は、ディスプレイ100上で知覚できるように最終的に発達していく。テ
ストを受ける患者104は、コントローラ/プロセッサ106に結合されたカメ
ラ104を含むアイ反射センサ(eye reflex sensor) のような、適当なシステム
によってモニタできる。このようなアプリケーションにおいて、患者104は、
ディスプレイ100上に表現するその画像あるいは部分に対する患者の反応を理
解するために評価される。本発明に応じた画像変化におけるゆっくりした進行の
ため、ディスプレイ上の他の動きなど、患者におけるいくつかの気の散るような
影響を最に小することが可能である。特定の視覚的刺激に対するアイソレート反
応を良くすることができる。
【0074】 本発明のための他のアプリケーションは、ビジネスプレゼンテーションあるい
は広告のプレゼンテーションにおけるバックグランドとしての画像の生成および
再生である。本発明を使用することにより、道端の掲示は知覚できないように変
化し、運転者の気を散らさないようにでき、広告者が掲示の変更が可能なように
できる。このように、たとえば、広告は昼間と夜間で異なるように表現できる。
【0075】 ビジネスプレゼンテーションなどに関して、バックグランドシーンは、気が散
らないような方法においてプレゼンテーションを展開し、聴衆に影響を与えるこ
とができる。これに関する例は、ロゴあるいは動機付けとなるメッセージの結果
としての表示である。
【0076】 本発明のさらに他のアプリケーションは、LCDライトバルブの領域である。
ライトバルブは、光が通過することが許容される方法において、段階的な変化を
提供するように、知覚できない変化をするようにプログラムできる。たとえば、
大きな窓を覆うLDCを備えた家は、窓に段階的な影をもたらしおよびその逆の
遷移画像を表示するLCDスクリーンディスプレイを持つことが可能である。ま
た、明白なパッチありいは不明瞭なパッチが大きな窓をゆっくり横切るように形
成でき、これにより太陽のような光源を許容し、ブロックする。
【0077】 本発明のさらに他のアプリケーションは、芸術的な理由のために生成された画
像のプレゼンテーションである。プラズマスクリーンあるいはフラットパネルス
クリーンのようなディスプレイは、ニューアートフォームとして新しいタイプの
遷移パスを表示するように使用できる。
【0078】 前述した方法およびシステムは、単一あるいは一連の処理に限定すべきでない
ことが理解される。実際、並列処理の技術を用いて遷移パスを並列に生成するこ
とは極めて容易である。直ちに、各プロセッサは、たとえば第1の画像から20
パーセントの変化を与える遷移パスに従って与えられる遷移画像を生成するよう
にプログラムされあるいはコントロールされる。これは、与えられる遷移パスの
多重コピーをより早く生成できる。
【0079】 また、大部分のケースにおける結果は、ムービーのように再生される遷移パス
の生成である。したがって、画像のファイルフォーマットは、MPEG,MPE
G2,MPEG3,AVI,JPEG,TIFF,ビットマップなどのように適
当なフォーマットのいずれかである。フォーマットのタイプは、画像処理分野に
おいて良く知られている。唯一の要求は、ディスプレイコントローラが適当なソ
フトウェアアプリケーションをランし、あるいは選択されたマルチメディアファ
イルフォーマットに有効にプラグインするように装備されたプロセッサを含みあ
るいは結合することによりそのようなファイルを読むことが可能なことである。
【0080】 前述のことについて、そのようなファイルあるいは動画フォーマットは秒につ
き画像の確かな数の表示を必要とすることに留意される。通常のNTSCテレビ
ジョンフォーマットにおいて、画像は秒につき30画像のレート、つまり、秒に
つき30フレームのフレームレートで再生される。PALテレビジョンフォーマ
ットは、秒につき25フレームディスプレイレートを使用する。そのレートおよ
び知覚できない遷移のために計算された5秒の最小の表示時間が与えられると、
与えられた遷移画像の150のコピーはカレント動画フォーマットを使用するこ
こで説明した原理を実行するために順次再生されあるいは表示される。
【0081】 前述の事項が与えられると、DVDディスクのようなカレント記憶媒体を使用
する本発明を実行することは、再生において、各異なる画像が少なくとも5秒間
表示されるように、各異なる画像の約150のコピーを記憶しなければならない
。したがって、図8に関連付けると、たとえば、ステップ85において、一つの
画像の150のコピーが記憶された一連の画像の次の画像として記憶される。も
ちろん、ブロードキャストの場合、少なくとも5秒間、画像を単に連続してブロ
ードキャストできることから、一度に一つのコピーのみ生成される必要がある。
【0082】 図11においては、本発明に応じて生成される画像を表示するディスプレイが
図解フォーマットで例示されている。図11において、テレビジョンデバイスお
よびモニタデバイス(つまり、テレビジョンチューナーを持たないディスプレイ
)を含む無数のデバイスを代表するディスプレイデバイス100が例示されてい
る。アイテム(item)102は、テレビジョンデバイスのチューナーあるい
はモニタデバイスのための画像生成器のいずれかを表す。アイテム104は、ケ
ーブルテレビジョンボックス、DAVプレーヤー、磁気テーププレーヤー、外部
チューナー、パーソナルコンピュータビデオカードなどのような無数のビデオ信
号生成デバイスを表し、アイテム102と協働して信号を生成でき、ケーブルの
ような媒体を介してあるいは無線技術を介してデバイス102に信号を転送でき
る。信号は、ターミナル108を介して適当な構成デバイス104でも受信でき
る。アイテム104はチューナー102用のアンテナ構成をも表せる。
【0083】 アイデアは、実際のデバイス100は、本発明に応じて生成される遷移パスを
再生するために必要な全ての要素を含むあるいは物理的に含まないことである。
また、特定の構成は、当業者によって簡単に想像され組み立てられ、与えられた
ディスプレイデバイスのためのニーズに依存して、製造者は、ディスプレイデバ
イスに主要点を取り入れて拡張することを決定する。
【0084】 たとえば、現在、マーケットに少なくとも3つの液晶ディスプレイがあり、こ
れらディスプレイは、電子画像フレームのような、テーブル上において、静止画
を表示する静止画ディスプレイデバイスである。そのようなデバイスの一つは、
Ceiva Logicによって利用できる。他の一つは、ソニー社から入手で
きる。第3番目の一つは、Weave Innovationから入手できる。
第1と第3番目のデバイスは、ワールドワイドウェブと接続されて信号を受信し
、一連の画像を表示するように構成されている。ソニー社のデバイスは、”メモ
リスティック”とマークされたメモリモジュールに記憶された画像を表示する。
しかしながら、本発明を使用すると、そのようなデバイスは、インターネットネ
ットワークシステムを通してブロードキャストされる画像を受信する第1の画像
から第2の画像への知覚できない遷移となるように構成された遷移パスを表示で
きる。
【0085】 前述した事項を達成するために、異なる画像が各々の少なくとも5秒間シリー
ズで表示されるタイミングをもって遷移パスを表示するために構成されたサーバ
ーが必要である。遷移パスは、もちろん、上述したように、最後のいずれかの期
間で、所望される開始および終了画像に依存するように構成される。
【0086】 関連する大部分の記憶およびブロードキャスト媒体は、映像ディスプレイに添
えることができる再生、音楽、あるいは声などのようなオーディオ信号を記憶あ
るいはブロードキャストを同時に許容することが理解される。
【0087】 本発明は、デジタル画像について説明してきたが、ビデオフレームのようなア
ナログフォーマットに等しく適応できることが理解できる。画像処理は、アナロ
グ信号をデジタル化すること伴い、上述したようにデジタル化された信号を処理
し、あるいはスペクトル解析、あるいは波形解析および操作技術を使用する。結
果としての遷移パスは、磁気ビデオテープ、フィルム、あるいは他の適当な媒体
にムービーとして記憶され得る。画像を生成する方法は、同様であるが、記録フ
ォーマットは異なる。また、変化がもたらされる方法は、現在のビデオあるいは
静止画処理技術において変化をもたらすことと同様である。主な差は、知覚でき
ないレベルでの変化であることであり、ほとんどの場合、プロセッサに計算し変
化を実行するようにプログラムされることを要求する。
【0088】 本発明は、レーザディスプレイにおけるアプリケーションも有する。レーザデ
ィスプレイにおいて、レーザは、表面を速く動くことにより、表面上の画像を描
画させる。レーザは秒につきフレームレートアプローチ、あるいは30フレーム
を超えて画像を再描画させることができること、および人間の目の潜在的な光保
持力により、全画像は、シングルドットあるいは光のポイントによりも知覚でき
る。いずれにしても、レーザコントローラは、典型的には筐体のサイド側におい
て、レーザあるいはレーザ(群)に画像を描画するように指示するために画像パ
ターンを供給する。本発明によれば、画像パターンは、与えられたいずれの遷移
画像も、直ぐに先行する異なる画像からわずかな差である、定められた遷移パス
における一連の画像である。
【0089】 また、本発明は、ホログラフィーディスプレイの領域にアプリケーションを有
する。
【0090】 ホログラフィーは、波形妨害の振幅および位相分布を記録し、後で復元するた
めの技術である。これは、音響および無線波形をも伴う3次元の光画像情報の方
法として広く使用される。光画像情報において、対象物から反射されたコヒレー
ント光と同じソースあるいはミラーから反射されて直接的にくる光との間の干渉
のパターンをフォトグラフィックプレートに記録することにより達成される技術
である。
【0091】 ホログラムは、ホログラフィーにおいて使用される特別のフォトグラフィック
プレートあるいはフィルムである。この陰画(negative)は、コヒーレ
ントガス−レーザビームによって背後から現像され、彩色され、空間的に3次元
画像を生成する。時には、ホログラム干渉計として知られる。
【0092】 多重ホログラムは、フォトグラフィック情報のホログラフィック記憶装置であ
る。第1のステージにおいて、一連のフォトグラフあるいは被写体のある量の動
画像の場面が露光される。得られる静止画あるいはフレームの数は、完了したホ
ログラムにおいて被写体に所望される視角がどのくらいであるかに依存する。た
とえば、被写体の360度ビユーが所望される場合、被写体(通常はカメラが静
止したままで、被写体が回転する)の回りを動く角度につき3フレームを露光す
る。これにより、1080フレームの露出となる。フィルムが現像された後、一
連の”スリット”ホログラムは、レーザが使用され、ホログラフィーフィルムの
各スリットとしての各フレームあるいはフィルムが使用される。スリットは、通
常約1ミリメータの広さであり、中間に”デッドスペース”がなく、近接してパ
ックされる。また、ホログラムはストリップが見えなくなるように、漂白される
【0093】 通常、多重ホログラムは、水平で垂直でない視差を与える。これは、カメラが
通常被写体の回りを動き(あるいは被写体がカメラの前を動き)、通常被写体を
見落とすことがないからである。また、心理的には、人間には、水平視差がより
望ましく、水平視野の不足は、垂直視野の不足より、より認識できる。多重ホロ
グラムは、通常、常にではないが、フォトグラフィーホログラムプレートとして
同じホログラフィック感光乳剤がコーティングさえれたフレキシブルフィルムに
作成される。
【0094】 手順は、機械が非常に速いペースで各フレーム場面毎にスリットホログラムを
露光できるように総合的に機械化できる。このタイプのホログラムの利益は、パ
ルスルビーレーザの必要なしに普通のフィルム上に捕らえられたほとんどのいず
れのホログラムを持つことができることである。この不利益は、正当のホログラ
ムだけでなく、ホログラフィー的にフォトグラフィック情報が記憶されることで
ある。
【0095】 それにもかかわらず、本発明の原理を使用すると、フォトグラフィック画像の
遷移パスが形成でき、シリーズの第1の画像からシリーズの最後の画像へ知覚で
きないように遷移する一連の多重ホログラムの生成に使用できる。このようにし
て、唯一の例として、3次元画像は、非常にゆっくり回転させあるいは非常にゆ
っくり展開させることができる。たとえば、花は、ゆっくり開花するように表示
できる。
【0096】 変形および変更を当業者によって示唆できるが、発明者の意図は、技術に貢献
するスコープに付随して合理的および適当なすべての変更および変形をここに保
証された特許の範囲内で具体化することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、一連の遷移画像を図解フォーマットで例示する。
【図2】 図2は、遷移画像の具体的な生成を図解フォーマットで例示する。
【図3】 図3は、より大きな画像に従った空間的な置換における変化に関連する遷移パ
スの開始点および終了点を例示する。
【図4】 図4は、ひとつの画像におけるオブジェクト間の関連する動きを説明するため
に有効な画像を例示する。
【図5】 図5は、本発明の原理に応じて画像を生成するシステムを図解フォーマットで
例示する。
【図6】 図6は、本発明の原理に応じて生成される画像を表示するためのシステムを例
示する。
【図7】 図7は、本発明の原理に応じて生成される画像を表示するための他のシステム
を例示する。
【図8】 図8は、本発明の原理に応じて画像を生成する基本的な方法をフローチャート
のフォーマットで例示する。
【図9】 図8は、本発明の原理に応じて画像を生成する他の基本的な方法をフローチャ
ートのフォーマットで例示する。
【図10】 図9は、メディカルテストアプリケーションにおいて本発明を使用する方法を
例示する。
【図11】 図11は、本発明の原理に応じて生成される画像を表示する種々のディスプレ
イ構成を図解フォーマットで例示する。
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月28日(2002.11.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 ごくわずかに異なる画像を伴う画像セットあるいは一連の画像
を生成するための方法、そのためのシステムおよびそのアプリケーション
特許請求の範囲
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、画像を生成し処理する方法、すなわち、画像を生成等するだけでな
く、画像を保持し(carry)、および/またはそのために符号化するイメー
ジプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】 以前に知られている、あるものから異なった別のものに遷移する画像を生成す
るためのシステムおよび/または方法の例としては、いわゆるモーフィングされ
た(morphed)画像等を生成するコンピュータ、プログラムのためのスク
リーンセイバーがある。しかしながら、これらのシステム/方法のすべては、互
いにかなり相違した連続する画像を生成する、すなわち、それらは、比較的短い
時間間隔で見分けが付く遷移をもたらす目的のために画像を生成する。その結果
、与えられた2つの連続する画像は、互いにかなり異なる。したがって、通常の
人間の観察者が、一連の連続する画像あるいはフレーム間の相違に気づき得る。
【0003】 互いの間でかなり相違した連続する画像の再生に関連した少なくとも一つの問
題は、もし注意をそらさなければ、画像間の遷移によって引き起こされる動きお
よび/またはフリッカーとフラッシングがかなりいらいらさせ得ることである。
多くは、すぐ近くのテレビジョンによって、あるいは単純な近い動きによって引
き起こされるフラッシュにより注意が向けられないと説明し得る。一時的なもの
のみであっても、その動きに関する情報を得るために必要である自然な応答のた
め、なかにはそれらの注意をテレビジョンあるいは動きに向けなおすことによっ
て対応できる。あるいは、人間の感覚に光信号を絶えず浴びせることによりいら
いらするようになる。
【0004】 画像ディスプレイにおける発明の使用に関しては、電子ディスプレイデバイス
に関するいくつかの価値ある考えの発行物がある。フラットパネルディスプレイ
のようなディスプレイは、壁などにそなえつけられ、かつ、使用してないとき、
このディスプレイの近くに設置され、あるいは置換された、アートワークのよう
な他の美術的な対象に対比できる出すぎたブラックスペースとして表現できる。
陰極線管(カソードレイチューブ)デバイスは、これに対して、よくキャビネッ
トに隠蔽されているが、サイズが増大するため、より多くのスペースを使い、よ
り見えないようにすることが困難になる。
【0005】 本発明は、連続する異なる画像が互いにわずかに相違(以下に定義する)する
、遷移パス(transition path) (以下に定義する)に従って画像を生成する方法
/システム、そのような画像を保持する媒体/デバイス、およびそのような画像
を利用する方法/システムを提供する。その結果が相対的に広く共通点のない時
間点を除いて、通常の観察者が、異なる画像間の遷移あるいはそのような遷移に
よって引き起こされる動きに気づかない一連のあるいはセットの画像の表示(デ
ィプレイ)であり、ディスプレイにおける変化によって引き起こされる注意散漫
に陥ったり、いらいらすることがなくなるディスプレイである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 一の観点において、結果としての一連のあるいはセットの画像のディスプレイ
は、時間を超えて注目に値せず、おそらくアート形式タイプと対等の”静止”画
像である。これは、注意散漫を招くことなく画像を表示するディスプレイを許容
できる画像ディスプレイを提供する。また、このようなディスプレイは、芸術的
な表現の手段としての美術的な向上として表現できる。
【0007】 実施形態において、発明は、第1の画像から第2の画像への遷移パスに従って
生成される一連のあるいはセットの画像を生成する方法を提供する。遷移画像は
、わずかに先行する画像とわずかに異なる画像として与えられるように生成され
る。
【0008】 実施形態において、遷移画像は、ディスプレイにおいてある画像から連続する
異なる画像への変化が、通常の人間の観察者に気づかれないような十分な長さの
期間の間に連続して表示され、やがて時間が過ぎると、そのディスプレイは第1
の画像から第2の画像に遷移する。
【0009】 このアプリケーションにおいては、利便性のため、いくつかの定義が採用され
ており、全体を通して適用する。これらの定義は以下の通りである。
【0010】 遷移パス(Transition path) :各ステップにおいて、進行(progress
ion)、展開(evolution)、あるいは第1の画像から第2の画像へ
の変化を描写する一連のあるいはセットの画像である。典型的には、進行は合理
的であり、たとえば線的、幾何学級数的、など、あるいは再生可能である。しか
しながら、進行は無作為(ランダム)であり再生可能でないと予想される。また
、典型的には、空間的に置換された画像のような他のディスプレイが予想された
としても、進行に従った一連のあるいはセットの画像は、年代(世代)順に表示
される。その後直ぐに、一連の遷移画像は、同時だがある空間的な連続体に沿っ
て表示される。
【0011】 遷移パスに組み入れられる一連のあるいはセットの画像は全てが異なる必要は
なく、実際、この発明の少なくとも一つの観点においては、一連の画像は各相違
する画像が同じ画像の複数のコピー(複写)を含むセットとして提供される。こ
の観点は、一連の画像が実質的に再生におけるムービーを含むカレントアプリケ
ーションに帰着し、カレントムービー再生システムは、異なる画像の間の遷移間
により効果的なゆっくりしたタイミングを達成するために、与えられる画像の複
数のコピーが連続して表示されることが必要である。
【0012】 また、セットの画像は、わずかに異なり、生成された順番に再生されないによ
うに形成できる。もし、差が十分に小さいならば、幾つかの画像は、気がつくこ
となく生成の順番を乱して表示できる。
【0013】 前述の事項は、以下により明らかになる。
【0014】 遷移画像:先行する画像に関連する画像差を取り入れた遷移パスに従った画像
である。”遷移パス”の定義で言及した”第2の画像”は、遷移画像であり、典
型的には遷移パスに従った最新(最後)の遷移画像である。
【0015】 画像差:いずれかの画像間の差であり、色調(hue) 、明るさ(brightness)、彩
度(saturation)、色空間成分、あるいは視角の差を含み、ピクセルレベル、サブ
ピクセルレベル、あるいはピクセルレベルの黒かどうかである。
【0016】 わずかな画像差.わずかに異なる画像、その他同種のこと:画像差は、通常の
人間の観察者が気がつくことができない。いずれの通常の人間の観察者も、色空
間のいずれの単一の成分における20パーセントあるいはそれ以下の変化に知覚
することができないことが、一般に受け入れられている。たとえば、通常の人間
の観察者は、色調、輝度、彩度、およびシアン(cyan)、マゼンタ(magenta) 、黄
色(yellow)、赤(red) 、あるいは緑(green) のような色成分のいずれかのひとつ
の20パーセントの変化を知覚することができない。秒につき視角の約0.03
度以下の動きにおける差を知覚できないことが公式に述べられている。視野のア
ークが5秒(セコンド(seconds) )あるいはそれより大きいことを考慮した変化
は、知覚できるものと思われている。最終的に、人間の目のしきい値は、シーン
の明白な角度サイズおよび輝度の相関関係であるということが公式に述べられて
いる。約10アーク−分より大きい最適条件およびスポットにおいては、コント
ラストは0.3%と低く、約5アーク−分で約1.0%に上昇し、約1.0アー
ク−分で約15%に上昇し、通常の視角で0.7アーク−分で最も小さい合理的
なディテールで約30%に上昇する。Blackwell,H.R.,Cont
rast Thresholds Of The Human Eye,J.O
ptical Society of America,Vol.36,pp.
624−43(1946) 参照。
【0017】 与えられる画像が直ぐに先行する異なる画像からわずかに異なる遷移パスに従
った画像の表示において、遷移のタイミングは、知覚できないことを維持するこ
とが考慮される。すなわち、たとえシリーズ(一連の画像)におけるいずれかの
2つの画像間の差が知覚できないとしても、多分、そのような遷移によって表示
される遷移および/あるいは動きが人目を引くように、一連の画像を通して速く
遷移する。したがって、異なる画像を通して知覚できないように遷移することで
、各異なる画像の表示タイミングは、およそ5秒あるいはそれ以上であるべきで
ある。明らかに、表示期間が長くなると、その差に気がつく機会が少なくなる。
【0018】 したがって、本発明の観点は、静止画像として現れる画像であるが、知覚でき
る動きあるいは遷移なしに、キャラクターおよび/またはシーンの展開(evoluti
on) を提供するために、実際は、シーケンスを通して進行する画像の表示に帰着
する。
【0019】 本発明の実施形態においては、遷移パスを生成することは、第1および第2の
画像が比較され、そして知覚できない異なる遷移画像が第1の画像から第2の画
像への変化量として生成される。
【0020】 実施形態においては、第1および第2の画像がデジタルフォーマットで処理さ
れ、ピクセル毎に比較される。対応するピクセルは、遷移画像において生成され
る。遷移画像の生成は、第1の画像の対応するピクセルの値から第2の画像の対
応するピクセルの値に近いあるいは小さい20ステップ(ピクセル値)である。
【0021】 本発明のこれらおよび他の特徴および/または観点は、添付図面に関連付けた
必然的に好適な実施形態の以下の詳細な説明において、下記に説明される。
【0022】
【発明の実施の形態】 必然的に、セットあるいは一連の画像は、通常の人間の観察者の目にとって、
ディスプレイが画像を通してわずかに進行しあるいは展開するような方法におい
て再生のために生成でき格納できる、と予見される。たとえば、十分に長い期間
にわたって、ディスプレイは、シーンにおいて一致するが色空間変化を伴う第1
の画像から第2の画像へ進行しあるいは展開できる。この色空間変化は、明るさ
(brightness)のような特別の色成分あるいは他の特性の値において簡単に変更で
きる。進行する色空間を伴う一連の遷移画像である2つの画像間は、観察者が検
出できないステップを通して変化する。
【0023】 画像は、表示された全シーンあるいは、一あるいはそれ以上のその部分を含む ことができる。少なくとも画像が属するシーンの部分内において、画像シリーズ は、一連のフレームであると考えことができる。
【0024】 この概念は、典型的なモーフィングプログラムによって生成された遷移をさら
に単にスローダウンすることも含む。その代わりとして、遷移パスに従う個々の
画像は、すぐに先行する異なる画像からわずかに異なるように生成される。すな
わち、連続して異なる画像間の差は、上記定義されたパラメータ内に維持される
。たとえば、20パーセントあるいはそれ以下の色空間成分、あるいはアークの
5秒の観点における変化などである。したがって、いわゆるモーフィングプログ
ラムのような画像処理プログラムは、一般的に、遷移パスの開始及び終了の画像
として使用される画像を生成するために使用できると理解できる。
【0025】 種々の色空間が知られており、画像あるいはその部分を特徴付けるものと考え
られる。いくつかの知られている色空間は:RGB,CMY,YIQ,HSVで
ある。これらは良く知られており、たとえば、http://cs.fit.cdul-wds/classes
/cse5255/davis/text.htm/# RGBでワールドワイドウェブ上で明らかにされて
おり、リファレンスによってここに具体化されている。他の色空間リストは、こ
こでもリファレンスによって取り込まれているが、http://www.cgsd.com/colors
paces.htm1で有効であり、そのプリントアウトは、これにより提供される。
【0026】 非常に低速の動きおよび連続する非常にゆっくりの再生を伴うシーンの非常に
高い速度の動きフォトグラフィーの使用を通して、同様の効果を達成できると考
えられる。しかしながら、本発明は、最終結果を達成するための画像処理に関し
、画像処理を通してフィルムベースの処理を伴う有効でない多数の特徴を提供す
るのとは異なる。すなわち、本発明によれば、遷移画像が、一あるいはそれ以上
の提供された画像から生成される。これに対して、高速度フォトグラフィーにお
いては、一連のオリジナル画像が生成され、これらは、遷移画像を生成するため
に連続して処理されない。
【0027】 もちろん、以下に説明するように、結果として生じる遷移画像は、フィルムに
記憶され、フィルムプロジェクション技術を使って再生される。したがって、た
とえば、高速度リモートの個々のフレームは、一連の遷移パスの境界として使用
される。入力された一連の遷移パスの再生は、フィルムあるいは再生のスローダ
ウンとなり、フレーム間のより段階的な遷移となる。
【0028】 本発明の一つの観点によれば、遷移パスを生成するために、初期画像であって
、それ自体が遷移パスに従った第1の画像、あるいは、そのパスに従った遷移画
像である初期画像は、遷移画像である第2の画像と比較され、その差が書き留め
られる(認識される)。典型的には、第1および第2の画像は、パスに従った初
期および最終画像である。少なくとも、書き留められた差は、選択されたパラメ
ータにより変更できる。たとえば、デジタル画像のピクセル値における差、一ま
たはそれ以上の色空間成分における差、見る角度における差、対象物の空間的位
置における差などが書き留められる。そして、第1および第2の画像間の遷移パ
スに従った遷移画像が生成され、その遷移画像は、第1の画像から第2の画像へ
わずかに展開している。
【0029】 第1および第2の画像間の相違点が大きくなれば、それらの間に引き起こされ
るわずかな進行を必要とする遷移画像の数が大きくなると理解できる。これは、
進行するための値のレンジが大きいだけでなく、遷移画像を引き起こすために変
化を計算することを考慮する必要がある異なる属性の数が大きいからである。
【0030】 知られているように、典型的なハードウェア構成におけるピクセルは、輝度(l
uminance) の点から、0から255の間の値に仮定可能である。これはカラーモ
ニタにおける異なるカラーチャンネルの対応するサブピクセルを含む。ピクセル
および/またはサブピクセルによって仮定される輝度(luminosity)の特定の組み
合わせは、色、コントラスト、シャープネスなどを決定する。したがって、25
6のリニアなステップあるいはレンジの端部間で可能な増加ステップがある。そ
のようなレンジに従った20パーセントの差は、50ステップに類する。
【0031】 前述の遷移画像シーケンス発生のための必然的に好ましい簡単なルーチンにお
いて、2つの画像は、チャンネル毎、ピクセル毎に比較され、遷移画像が生成さ
れる。この場合、ピクセル値は、第1の画像における対応するピクセルの値から
第2の画像における対応するピクセルの値に向かって、20ステップ進行あるい
はあるいはそれ以下(すなわち、10パーセント変化より少ない)を含む。その
進行は、あるポイントにおいて、最終遷移画像と第2の画像が同じであるような
最終値に限定される。
【0032】 もちろん、もし、ディスプレイのピクセルが32ビットレンジあるいは4ビッ
トレンジのように、大きいあるいは小さいレンジに仮定できると、ステップ数は
それぞれ大きくなり、あるいは、少なくなる。しかしながら、認知可能な変化要
因のパーセンテージは同じに維持される。
【0033】 遷移パスを構成する一連の遷移画像が与えられると、画像は、画像間の遷移が
通常の人間の観察者では気がつくことができない第1の画像から第2の画像への
展開(進展)の”ムービー”を生成するタイミングをもって再生でき、表示でき
る。もちろん、観察者は、ディスプレイがやがて2つの十分に異なる点で差が現
れることに気がつくであろう。
【0034】 加えて、与えられる適当なシステムでは、そのような遷移パスは、リアルタイ
ムに”ムービー”が表示されるように、リアルタイムに生成されブロードキャス
トされる。ディスプレイシステムは、ブロードキャストした画像を受信して表示
し、あるいは、連続してブロードキャストした画像を受信し記憶するように、プ
ログラムされ、および/またはブロードキャスト信号に同調される。
【0035】 もちろん、もし第1および第2の画像が大きく異なる場合には、遷移パスに従
うと、認識不可能な画像となる。さらに、第1および第2の画像がより相違する
場合には、それらの間に引き起こされるわずかな進行を必要とする遷移画像の数
が大きくなる。したがって、2つの選択された画像間の遷移パスが望ましい場合
には、2つの類似画像を使うことが良いと思われる。この選択は、古典絵画など
のような画像を認識するのに最も適合する。
【0036】 最後に、ここに説明した方法は、マニュアルにあるいは自動的に実行できるこ
とが理解できる。つまり、唯一の例として、遷移画像を生成するために、異なる
ピクセル値をマニュアルで比較し、周知のコンピュータソフトウェアを用いてピ
クセル値をマニュアルで処理する。もちろん、マニュアルで遷移画像を生成する
ことは、退屈な処理である。また、比較機能および画像生成機能のいずれかある
いは両方を実行させるために、アルゴリズムを書くことができる。
【0037】 マニュアルで遷移画像を生成する場合には、以下のようなマーケットにおいて
有効な種々の画像処理アプリケーションを使うことができる。少数の名を挙げれ
ば、Adobe PhotoShop とAfter EffectsTM;Bl
ue Ice−Ice’d AfterEffects UltraTM;Vid
eo ToasterTM;Media100TM;およびLightwave V
TMである。
【0038】 この発明に含まれる概念をより明らかに例示するために、図面を参照する。
【0039】 図1において、遷移パスに従った一連(シリーズ)の画像が例示されている。
このシリーズは第1の画像I1から始まり第2の画像I2で終了する。画像I1
と画像I2との間には、遷移画像IT1,IT2,...,ITnがある。画像
I1は白い花であり、画像I2は同じ花であるが色は赤である。また、画像I1
は、M.C.Escherの図(たとえば”Day and Night”)の
左上のコーナーにあり、画像I2は、同じ図の右下のコーナーにある。このこと
については図3を参照のこと。
【0040】 この発明によれば、遷移画像IT1〜ITnの数は、通常の観察者が遷移画像
間でその遷移に気づかないようなタイミングで十分に再生可能である。やがて、
画像の表示は、画像I1から画像I2のための期間にわたって進行する。
【0041】 図2においては、10ポイントフォントにおける大文字の”A”と36ポイン
トフォントの大文字の”A”間の一連の遷移画像が例示されている。その画像は
次の通りである。
【0042】
【表1】
【0043】 このレベルでさえ、画像間の差は目立つ。しかし、図2は、画像シリーズ(一
連の画像)が遷移パスに従ってどのように進行するかを単に図解して提供されて
いる。遷移画像の数は、わずかな進行をよりゆるやかに行わせるためには大きく
なる。なぜなら、各文字サイズの増大は、少なくとも完全白から完全黒へのピク
セル値の100パーセントの変化を含むからである。したがって、たとえば、画
像IT7とIT8は直ぐに連続する遷移画像ではなく、むしろ説明の目的のため
に選択された画像である。
【0044】 図3においては、一連の画像がより大きい画像30にわたってどのように転換
するかが例示されている。適当な長さの期間にわたって再生される遷移画像の適
当な数を生成することによって、表示された画像は、より大きい画像30にわた
ってわずかに”動く(ムーブ)”ことができる。したがって、画像I1は遷移の
開始点を表し、一方、画像I2は遷移の最終点を表す。
【0045】 良く知られているM.C.Escherの図は、”Day and Nigh
t”と呼ばれている。この図において、一方の半分領域は昼間のシーンの図を含
み、他方の半分領域は夜間のシーンの図を含む。2つの半分領域間には、一方の
半分領域において一方向に飛んでいる鳥たちが、他方の半分領域において反対方
向に飛ぶように出現する、超現実主義的な視覚の遷移が存在する。そのような図
は、本発明の技術を用いる、そこで交差する視覚的な転換(translation) の理解
に向いている。
【0046】 転換の概念は、360度パノラマビュー(panoramic view)について転換させる
のに特に有効である。現在、そのような幾らかのパノラマ画像が、アップルコン
ピュータのQuickTimeTMムービープレーヤーあるいはマイクロソフト社
のMediaPlayerTMマルチメディアプレーヤーを用いて再生されるワー
ルドワイドウェブ(World Wide Web)上で利用できる。そのよう
な画像は、その画像について非常にゆっくりとパンニングをかけるように本発明
に応じた画像を処理するシステムの入力として使用される。
【0047】 また、そのような転換あるいはパンにおいて、各1ピクセル転換はピクセル値
の全範囲(たとえば0〜255)にわたる100パーセントの変化を表現できる
ことから、各1ピクセル転換は”サブ”遷移パスの始まりと終わりを表す。全て
の”サブ”遷移パスの再生において、全画像にわたって転換あるいはパンする。
【0048】 遷移パスは、大きな画像を横切る遷移を表現だけでなく、大きな画像あるいは シーンの部分内で遷移を提供できる必要がある。一つの例として、バックグラン ドシーンは知覚できないように遷移させることができるが、シーンの部分は知覚 できる動きを提供するようにできる。活性化部分は、重ね合わせることができ、 あるいは、単純に知覚できる遷移を有する(たとえば早く動くボート)一連の画 像あるいはフレームの部分とできる。
【0049】 図4においては、適当なプログラミング言語を通して定義でき、個別に処理で
きる3つのオブジェクトを伴う絵40が例示されている。図示されているオブジ
ェクトは、ビーチ42、水域44、および船46である。本発明によれば、オブ
ジェクト42,44および46は、ディスプレイのための第1の画像を明確にす
るために相互に関係づけることができる。そして、上記に定義されたパラメータ
に応じて、オブジェクトは、遷移画像を生成するために処理され得る。たとえば
、他の2つのオブジェクト42と44に関連する船46の配置は、船46を水域
44を横切って動くように調整できる。しかしながら、ここで説明した原則によ
れば、そのような関連する動きは、通常の観察者にとってほとんど動きのないよ
うに十分に長い期間にわたって行われる。もちろん、広く異なる点でディスプレ
イを見る観察者は、やがて船46の位置の変化に気がつく。しかしながら、進行
の間ディスプレイを見ている者は、動きに気がつかない。
【0050】 また、デジタル画像が与えられると、1ピクセルのオブジェクトの各転換は、
遷移パスの始まりと終わりを表す。与えられた遷移パスのセットの再生において
、オブジェクトは互いに関連して動くことができる。また、遷移パスを重ね合わ
せおよび組み合わせることにより、あるいは少なくともあらかじめ設定された同
時発生のシーンが遷移パスの生成の期間変化することにより、時刻、天気などが
同時に変化するにような他の効果を提供できる。
【0051】 処理可能なシーンのタイプは、数えきれない。他の例として、入り江や港のシ
ーンは、潮の干満ともとの所との間の遷移で処理可能である。
【0052】 このように理解できることから、遷移パスを生成するためのシステムおよび/
またはソフトウェアアプリケーションの的確な構成は、ソフトウェアプログラマ
ーの欲望に開かれている。一般に、しかしながら、そのシステムおよび/または
ソフトウェアアプリケーションは、ここに述べる方法に従う。
【0053】 図5において、遷移画像を生成するためのシステムが図解のフォームで例示さ
れている。適当なインタフェース50を介して、一あるいはそれ以上の画像が遷
移画像の生成のためのコンピュータ52に入力される。コンピュータは、典型的
には、ここで説明した概念を取り入れたアプリケーションソフトウェアをもって
プログラムされた汎用目的のコンピュータである。しかしながら、内部の記憶容
量、ランタイムメモリなどを含むコンピュータの構成の種類は、部分的には生成
される画像のサイズおよび数によって決定される。また、評価され変更される的
確な画像の特性は、その決定に幾らかの影響を及ぼすはずである。
【0054】 画像が入力されるその方法は、いかなる入力の種類にも対応できる。インタフ
ェース50は、スキャナー、フィルムスキャナー、カメラ、ビデオフィード、デ
ジタル画像フィード、ディスクプレーヤーなどの入力手段(機構)の典型である
。コンピュータ52は、広く知られている方法においてそのようなソースから画
像を抽出するための必要なソフトウェアアプリケーションが適当にプログラムさ
れあるいは含まれている。
【0055】 遷移画像が生成された後あるいは生成される間、それらは適当な記憶デバイス
54あるいはターミナル56を介してブロードキャストされる。
【0056】 適当な記憶デバイスは、RAMやプログラマブルROM(PROM)のような
固定メモリに限定されず、光記録デバイス(CD,レーザディスク,DVD)、
磁気−光ディスク、メモリモジュール(たとえば、コンパクトフラッシュ(登録
商標)メモリ、ソニー社のMemoryStickTM)、磁気記録デバイスなど
を含む。ブロードキャストターミナル56は、セルラーシステム、ケーブルシス
テム、テレフォンシステム、周知の900MHzシステムのような無線システム
、BLUETOOTHTMシステム、ネットワークシステム、赤外線システムなど
の無数のブロードキャストあるいは通信チャネルの典型である。要約すれば、ブ
ロードキャストターミナル56は、画像情報を含む信号を転送するすべて周知の
通信システムおよびチャネルに相当する。
【0057】 本発明の実行は、低帯域の状況に特に適している。なぜなら、高リフレッシュ
レートは重要ではなく、画像はスローペースで生成され、スロースピードで転送
される。その転送の要求は、典型的には、増大している転送帯域が、グラフィッ
クスおよび他の高い情報量の変化を調整するために要求される今日に見られる大
多数の他のカレントアプリケーションの丁度正反対になるのは明らかである。も
ちろん、より高帯域は大きいフォーマット画像には要求される。
【0058】 図6においては、本発明の原理を組み入れた大きいディスプレイの一例を示し
ている。ディスプレイ60は、大きい路傍(ロードサイド)のディスプレイのよ
うに、大きい広告掲示において使用される大きなスクリーンが典型的である。デ
ィスプレイ60は、所望する遷移パスの記憶に適応する十分なメモリを備えたコ
ンピュータ62と組み合わされている。たとえば、遷移パスは、昼間から夜間へ
(およびリバースでプレイしているときはもとに戻る)進行するシーンである。
コンピュータは、周知の再生ソフトウェアアプリケーションあるいはその遷移パ
スのファイルフォーマットに適したプレーヤのどれでも使用する遷移パスの再生
のためにプログラムされる。たとえば、ファイルフォーマットはAVIフォーマ
ットである。AVI(オーディオ ビデオ インターリーブ)ファイルは、マイ
クロソフト社のWINDOWS(登録商標)TM Resource Inter
changeFile Format(RIFF)仕様に順応する音および動き
ピクチャーファイルである。AVIファイル(.aviイクステンションで終了する
)。多くの適したプレーヤは、ワールドワイドウェブ(World Wide Web)を通してダウンロードするために有効であり、なかにはコンピュータシ
ステムのオリジナル機器として備えられる。
【0059】 図解したように、コンピュータ62は、適当なフィード64を介してブロード
キャスト信号を受信するためにプログラムされ装備される。フィード64は、電
話線、あるいは、サテライトピックアップのような、適当な無線フィードである
。この拡張に伴い、新しい遷移パスがディスプレイにおける変化を起こさせるた
めに(つまり、メッセージや広告を変化させるために)あるいはリモートに生成
された遷移画像をリアルタイムに再生できるように、コンピュータにダウンロー
ドできる。
【0060】 このようなディスプレイシステムの利益は、時間を超えて展開できるが、自動 の運転者が経験する注意散漫を引き起こさない極めて小さい図形(signn
age)を含むことである。
【0061】 図7においては、たとえば演壇でプレゼンテーションを提供するスピーカ72
の背後の、バックグランドスクリーンとしての他のディスプレイ70が例示され
ている。バックグランドスクリーンに画像を投射するのが、適当なLCDプロジ
ェクターである。プロジェクター72は、DVDドライブ76を伴うコンピュー
タ74と結合されている。理解できるように、リーズナブルなタイムフレーム、
たとえば1時間にわたって、コンピュータ74およびプロジェクター72は、あ
る時間の間、気がつかずに展開するバックグラントを表示するために、ここに明
らかにした原理に応じて形成される遷移パスを投射するために使用できる。例と
して、ある時間にわたって、動機付けのメッセージあるいはロゴを表すことがで
きる。
【0062】 図8においては、上述したような遷移パスを実質的に生成する基本的な方法が
例示されている。ステップ80において、第1の画像I1が、遷移パスを開始す
る観点から提供される。ステップ81において、第2の画像I2が提供される。
この画像が遷移パスの進行および終了となる。
【0063】 ステップ82において、画像I1およびI2が比較され、システムにより変更
が許されるパラメータに応じて差が認識される。好適には、上述したように、そ
の変化はピクセル値のおける差として認識される。たとえば、このステップにお
いて、画像におけるすべてのピクセルのための全3チャンネル(RGB)は、サ
ブピクセルの値を用いて比較される。
【0064】 もし、画像I1とI2がすべての点で同じ場合には、遷移パスは完了し、方法
はステップ87に進んで停止する。しかしながら、画像I1とI2との間に未だ
に差が存在する場合には、ステップ84において、遷移画像ITが、I1で指示
されるカレント画像から画像I2へ向かう進行として生成される。たとえば、I
Tは、与えられるI1からI2に向かうサブピクセルの与えられる値(たとえば
10)を増加/減少できる。もちろん、上述したように、画像ITは、上記で定
義されたしきい値内で、画像I2に向かう知覚できないステップとして生成され
る。その進行は、画像I2によって設定される限界内で維持される。つまり、ア
イデアは、進行するが画像I2に達するのために要求される変化を超えてまで画
像を生成しない。
【0065】 その後は、ステップ85において、ほんのいま(丁度)生成された画像ITは
生成される遷移パスにおける次の画像として記憶される。交互に、あるいは同時
に、もし、画像のブロードキャストが要望されると、ステップ85において、ほ
んのいま(丁度)生成された画像ITは、ブロードキャストできる。いずれにし
ても、大部分のために、もし全てのシステムでない場合、画像ITは、少なくと
も一時的にどこかに格納される。
【0066】 また、上述したように、もし、実行された差の増加が十分に小さい、たとえば
5パーセント差が実行されている場合には、生成されたわずかに異なるオーダー
において画像を記憶可能である。その理由は、整列された差は、定義によって気
がつくことができないからである。
【0067】 その後は、ステップ86において、画像I1が画像I2との次の比較のために
画像ITとしてセットされる。I1は、画像I2に向かうより近い進行を表し、
これにより遷移パスの生成を進める。
【0068】 前述のステップを引き受ける代わりに、第1の画像から第2の画像への定めら
れたステップにおいて進行するために必要とされる遷移画像の数に関しての評価
を一度に引き受ける必要な遷移画像の全てを生成できると認識される。このよう
な場合において、繰り返し比較することは必要ない。しかしながら、そのような
システムは、遷移画像がリアルタイムにあるいは休むひまもなく(on the fly)生
成される条件において十分に動作する必要はなく、生成されながらブローロキャ
ストする。つまり、システムにおいては、遷移画像は記憶されない。
【0069】 図9は、前述の方法の変形であって、第1の画像と第2の画像の比較を行わな
い方法を例示している。むしろ、例示するように、第1の画像I1が提供され、
システムが第1の画像から遷移パスを生成する。これは、色が生み出されている
ような変化のみの場合に有効である。
【0070】 例示するように、そのような方法においては、第1のステップ90において、
初期画像I1は幾つかの適当な手段により提供される。ステップ91において、
遷移画像ITは画像I1から知覚できない進行として生成される。たとえば、色
成分は、20パーセントあるいはそれ以下の変化を引き起こすことができる。ま
た、進行の量は、任意あるいはあらかじめ設定できる。
【0071】 続くステップ92において、丁度生成された遷移画像ITは、遷移パスにおけ
う次の画像として記憶される。もちろん、前述した方法において、一連の画像の
記憶の代わりにあるいは加えて、画像をブロードキャストできる。
【0072】 続くステップ93において、遷移画像の生成が完了したか否かの決定がなされ
る。適当な基準は、遷移パスの長さ、オン/オフスイッチ入力、などである。
【0073】 もし、遷移画像の決定が完了していない場合には、処理は新しい遷移画像を生
成するために繰り返される。そのために、画像I1は、方法が遷移パスに従って
進行するように、最も最近の画像ITがセットされる。
【0074】 この方法において、第1の画像からの進行は、順番にあるいは任意である、と
いうことに留意すべきである。たとえば、もし、第1の画像I1が抽象的な絵の
場合、任意の知覚できない変化が行われることができる。そのとき遷移パスは、
任意の進行する像である。
【0075】 図9において、本発明のための映像あるいは神経学の分野における少なくとも
一つのメディカルアプリケーションが例示されている。例示されたアプリケーシ
ョンにおいて、遷移パスは、時間にわたって展開する画像102を生成するため
の適当なディスプレイ100上に表示される。例示されているケースでは、文字
”A”は、ディスプレイ100上で知覚できるように最終的に発達していく。テ
ストを受ける患者104は、コントローラ/プロセッサ106に結合されたカメ
ラ104を含むアイ反射センサ(eye reflex sensor) のような、適当なシステム
によってモニタできる。このようなアプリケーションにおいて、患者104は、
ディスプレイ100上に表現するその画像あるいは部分に対する患者の反応を理
解するために評価される。本発明に応じた画像変化におけるゆっくりした進行の
ため、ディスプレイ上の他の動きなど、患者におけるいくつかの気の散るような
影響を最に小することが可能である。特定の視覚的刺激に対するアイソレート反
応を良くすることができる。
【0076】 本発明のための他のアプリケーションは、ビジネスプレゼンテーションあるい
は広告のプレゼンテーションにおけるバックグランドとしての画像の生成および
再生である。本発明を使用することにより、道端の掲示は知覚できないように変
化し、運転者の気を散らさないようにでき、広告者が掲示の変更が可能なように
できる。このように、たとえば、広告は昼間と夜間で異なるように表現できる。
【0077】 ビジネスプレゼンテーションなどに関して、バックグランドシーンは、気が散
らないような方法においてプレゼンテーションを展開し、聴衆に影響を与えるこ
とができる。これに関する例は、ロゴあるいは動機付けとなるメッセージの結果
としての表示である。
【0078】 本発明のさらに他のアプリケーションは、LCDライトバルブの領域である。
ライトバルブは、光が通過することが許容される方法において、段階的な変化を
提供するように、知覚できない変化をするようにプログラムできる。たとえば、
大きな窓を覆うLDCを備えた家は、窓に段階的な影をもたらしおよびその逆の
遷移画像を表示するLCDスクリーンディスプレイを持つことが可能である。ま
た、明白なパッチあるいは不明瞭なパッチが大きな窓をゆっくり横切るように形
成でき、これにより太陽のような光源を許容し、ブロックする。
【0079】 本発明のさらに他のアプリケーションは、芸術的な理由のために生成された画
像のプレゼンテーションである。プラズマスクリーンあるいはフラットパネルス
クリーンのようなディスプレイは、ニューアートフォームとして新しいタイプの
遷移パスを表示するように使用できる。
【0080】 前述した方法およびシステムは、単一あるいは一連の処理に限定すべきでない
ことが理解される。実際、並列処理の技術を用いて遷移パスを並列に生成するこ
とは極めて容易である。直ちに、各プロセッサは、たとえば第1の画像から20
パーセントの変化を与える遷移パスに従って与えられる遷移画像を生成するよう
にプログラムされあるいはコントロールされる。これは、与えられる遷移パスの
多重コピーをより早く生成できる。
【0081】 また、大部分のケースにおける結果は、ムービーのように再生される遷移パス
の生成である。したがって、画像のファイルフォーマットは、MPEG,MPE
G2,MPEG3,AVI,JPEG,TIFF,ビットマップなどのように適
当なフォーマットのいずれかである。フォーマットのタイプは、画像処理分野に
おいて良く知られている。唯一の要求は、ディスプレイコントローラが適当なソ
フトウェアアプリケーションをランし、あるいは選択されたマルチメディアファ
イルフォーマットに有効にプラグインするように装備されたプロセッサを含みあ
るいは結合することによりそのようなファイルを読むことが可能なことである。
【0082】 前述のことについて、そのようなファイルあるいは動画フォーマットは秒につ
き画像の確かな数の表示を必要とすることに留意される。通常のNTSCテレビ
ジョンフォーマットにおいて、画像は秒につき30画像のレート、つまり、秒に
つき30フレームのフレームレートで再生される。PALテレビジョンフォーマ
ットは、秒につき25フレームディスプレイレートを使用する。そのレートおよ
び知覚できない遷移のために計算された5秒の最小の表示時間が与えられると、
与えられた遷移画像の150のコピーはカレント動画フォーマットを使用するこ
こで説明した原理を実行するために順次再生されあるいは表示される。
【0083】 前述の事項が与えられると、DVDディスクのようなカレント記憶媒体を使用
する本発明を実行することは、再生において、各異なる画像が少なくとも5秒間
表示されるように、各異なる画像の約150のコピーを記憶しなければならない
。したがって、図8に関連付けると、たとえば、ステップ85において、一つの
画像の150のコピーが記憶された一連の画像の次の画像として記憶される。も
ちろん、ブロードキャストの場合、少なくとも5秒間、画像を単に連続してブロ
ードキャストできることから、一度に一つのコピーのみ生成される必要がある。
【0084】 ディスプレイシステムにおいて、可変の再生フレームレートを持つことができ ることに留意すべきである。このような場合において、可変の再生フレームレー トを考慮した画像を生成することが望ましい。そのようにすることにおいて、少 なくとも一つのシナリオにおいて、遷移の部分が、異なる再生フレームレートを 仕立てるように、最も速い所望の再生フレームレート、最も遅い所望の再生フレ ームレート、これらの間のいずれのフレームレート、およびいずれのあらかじめ 設定した再生フレームレート変化シーケンス(あるいはコード)を考慮するであ ろう。このことは、たとえば、事実上デコードすることを提供するために、再生 フレームレートにおいて、可変データ転送レートに適応し、あるいは変化性に意 味を持たせることに有効である。可変再生フレームレートは、遷移パスのデコー ドを提供(規定)する。そして、再生フレームレートにおける変化性の情報を伴 ってのみ(つまり、再生フレームレート変化シーケンスあるいはコードの情報を 伴って)意図する結果を見るために遷移パスを修正して再生できる。
【0085】 前述の事項が与えられると、遷移画像の生成における画像間の遷移のあらじめ 設定されたレート(すなわち、あらかじめ設定したフレームレート)の使用は、 単一のスタテッィクフレームレートあるいはフレームレートの変化(すなわち、 可変フレームレート)のいずれかを使用することを意味する。このことは、クレ ームに記載した”画像間における遷移のあらかじめ設定したレート”のフレーズ の意図する意味である。
【0086】 図11においては、本発明に応じて生成される画像を表示するディスプレイが
図解フォーマットで例示されている。図11において、テレビジョンデバイスお
よびモニタデバイス(つまり、テレビジョンチューナーを持たないディスプレイ
)を含む無数のデバイスを代表するディスプレイデバイス100が例示されてい
る。アイテム(item)102は、テレビジョンデバイスのチューナーあるい
はモニタデバイスのための画像生成器のいずれかを表す。アイテム104は、ケ
ーブルテレビジョンボックス、DAVプレーヤー、磁気テーププレーヤー、外部
チューナー、パーソナルコンピュータビデオカードなどのような無数のビデオ信
号生成デバイスを表し、アイテム102と協働して信号を生成でき、ケーブルの
ような媒体を介してあるいは無線技術を介してデバイス102に信号を転送でき
る。信号は、ターミナル108を介して適当な構成デバイス104でも受信でき
る。アイテム104はチューナー102用のアンテナ構成をも表せる。
【0087】 アイデアは、実際のデバイス100は、本発明に応じて生成される遷移パスを
再生するために必要な全ての要素を含むあるいは物理的に含まないことである。
また、特定の構成は、当業者によって簡単に想像され組み立てられ、与えられた
ディスプレイデバイスのためのニーズに依存して、製造者は、ディスプレイデバ
イスに主要点を取り入れて拡張することを決定する。
【0088】 たとえば、現在、マーケットに少なくとも3つの液晶ディスプレイがあり、こ
れらディスプレイは、電子画像フレームのような、テーブル上において、静止画
を表示する静止画ディスプレイデバイスである。そのようなデバイスの一つは、
Ceiva Logicによって利用できる。他の一つは、ソニー社から入手で
きる。第3番目の一つは、Weave Innovationから入手できる。
第1と第3番目のデバイスは、ワールドワイドウェブと接続されて信号を受信し
、一連の画像を表示するように構成されている。ソニー社のデバイスは、”メモ
リスティック”とマークされたメモリモジュールに記憶された画像を表示する。
しかしながら、本発明を使用すると、そのようなデバイスは、インターネットネ
ットワークシステムを通してブロードキャストされる画像を受信する第1の画像
から第2の画像への知覚できない遷移となるように構成された遷移パスを表示で
きる。
【0089】 前述した事項を達成するために、異なる画像が各々の少なくとも5秒間シリー
ズで表示されるタイミングをもって遷移パスを表示するために構成されたサーバ
ーが必要である。遷移パスは、もちろん、上述したように、最後のいずれかの期
間で、所望される開始および終了画像に依存するように構成される。
【0090】 関連する大部分の記憶およびブロードキャスト媒体は、映像ディスプレイに添
えることができる再生、音楽、あるいは声などのようなオーディオ信号を記憶あ
るいはブロードキャストを同時に許容することが理解される。
【0091】 本発明は、デジタル画像について説明してきたが、ビデオフレームのようなア
ナログフォーマットに等しく適応できることが理解できる。画像処理は、アナロ
グ信号をデジタル化すること伴い、上述したようにデジタル化された信号を処理
し、あるいはスペクトル解析、あるいは波形解析および操作技術を使用する。結
果としての遷移パスは、磁気ビデオテープ、フィルム、あるいは他の適当な媒体
にムービーとして記憶され得る。画像を生成する方法は、同様であるが、記録フ
ォーマットは異なる。また、変化がもたらされる方法は、現在のビデオあるいは
静止画処理技術において変化をもたらすことと同様である。主な差は、知覚でき
ないレベルでの変化であることであり、ほとんどの場合、プロセッサに計算し変
化を実行するようにプログラムされることを要求する。
【0092】 本発明は、レーザディスプレイにおけるアプリケーションも有する。レーザデ
ィスプレイにおいて、レーザは、表面を速く動くことにより、表面上の画像を描
画させる。レーザは秒につきフレームレートアプローチ、あるいは30フレーム
を超えて画像を再描画させることができること、および人間の目の潜在的な光保
持力により、全画像は、シングルドットあるいは光のポイントによりも知覚でき
る。いずれにしても、レーザコントローラは、典型的には筐体のサイド側におい
て、レーザあるいはレーザ(群)に画像を描画するように指示するために画像パ
ターンを供給する。本発明によれば、画像パターンは、与えられたいずれの遷移
画像も、直ぐに先行する異なる画像からわずかな差である、定められた遷移パス
における一連の画像である。
【0093】 また、本発明は、ホログラフィーディスプレイの領域にアプリケーションを有
する。
【0094】 ホログラフィーは、波形妨害の振幅および位相分布を記録し、後で復元するた
めの技術である。これは、音響および無線波形をも伴う3次元の光画像情報の方
法として広く使用される。光画像情報において、対象物から反射されたコヒレー
ント光と同じソースあるいはミラーから反射されて直接的にくる光との間の干渉
のパターンをフォトグラフィックプレートに記録することにより達成される技術
である。
【0095】 ホログラムは、ホログラフィーにおいて使用される特別のフォトグラフィック
プレートあるいはフィルムである。この陰画(negative)は、コヒーレ
ントガス−レーザビームによって背後から現像され、彩色され、空間的に3次元
画像を生成する。時には、ホログラム干渉計として知られる。
【0096】 多重ホログラムは、フォトグラフィック情報のホログラフィック記憶装置であ
る。第1のステージにおいて、一連のフォトグラフあるいは被写体のある量の動
画像の場面が露光される。得られる静止画あるいはフレームの数は、完了したホ
ログラムにおいて被写体に所望される視角がどのくらいであるかに依存する。た
とえば、被写体の360度ビユーが所望される場合、被写体(通常はカメラが静
止したままで、被写体が回転する)の回りを動く角度につき3フレームを露光す
る。これにより、1080フレームの露出となる。フィルムが現像された後、一
連の”スリット”ホログラムは、レーザが使用され、ホログラフィーフィルムの
各スリットとしての各フレームあるいはフィルムが使用される。スリットは、通
常約1ミリメータの広さであり、中間に”デッドスペース”がなく、近接してパ
ックされる。また、ホログラムはストリップが見えなくなるように、漂白される
【0097】 通常、多重ホログラムは、水平で垂直でない視差を与える。これは、カメラが
通常被写体の回りを動き(あるいは被写体がカメラの前を動き)、通常被写体を
見落とすことがないからである。また、心理的には、人間には、水平視差がより
望ましく、水平視野の不足は、垂直視野の不足より、より認識できる。多重ホロ
グラムは、通常、常にではないが、フォトグラフィーホログラムプレートとして
同じホログラフィック感光乳剤がコーティングさえれたフレキシブルフィルムに
作成される。
【0098】 手順は、機械が非常に速いペースで各フレーム場面毎にスリットホログラムを
露光できるように総合的に機械化できる。このタイプのホログラムの利益は、パ
ルスルビーレーザの必要なしに普通のフィルム上に捕らえられたほとんどのいず
れのホログラムを持つことができることである。この不利益は、正当のホログラ
ムだけでなく、ホログラフィー的にフォトグラフィック情報が記憶されることで
ある。
【0099】 それにもかかわらず、本発明の原理を使用すると、フォトグラフィック画像の
遷移パスが形成でき、シリーズの第1の画像からシリーズの最後の画像へ知覚で
きないように遷移する一連の多重ホログラムの生成に使用できる。このようにし
て、唯一の例として、3次元画像は、非常にゆっくり回転させあるいは非常にゆ
っくり展開させることができる。たとえば、花は、ゆっくり開花するように表示
できる。
【0100】 変形および変更を当業者によって示唆できるが、発明者の意図は、技術に貢献
するスコープに付随して合理的および適当なすべての変更および変形をここに保
証された特許の範囲内で具体化することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、一連の遷移画像を図解フォーマットで例示する。
【図2】 図2は、遷移画像の具体的な生成を図解フォーマットで例示する。
【図3】 図3は、より大きな画像に従った空間的な置換における変化に関連する遷移パ
スの開始点および終了点を例示する。
【図4】 図4は、ひとつの画像におけるオブジェクト間の関連する動きを説明するため
に有効な画像を例示する。
【図5】 図5は、本発明の原理に応じて画像を生成するシステムを図解フォーマットで
例示する。
【図6】 図6は、本発明の原理に応じて生成される画像を表示するためのシステムを例
示する。
【図7】 図7は、本発明の原理に応じて生成される画像を表示するための他のシステム
を例示する。
【図8】 図8は、本発明の原理に応じて画像を生成する基本的な方法をフローチャート
のフォーマットで例示する。
【図9】 図8は、本発明の原理に応じて画像を生成する他の基本的な方法をフローチャ
ートのフォーマットで例示する。
【図10】 図9は、メディカルテストアプリケーションにおいて本発明を使用する方法を
例示する。
【図11】 図11は、本発明の原理に応じて生成される画像を表示する種々のディスプレ
イ構成を図解フォーマットで例示する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1および第2の画像を比較し、 (b)前記第1の画像から前記第2の画像への遷移パスに従った前記第1の画
    像からの差を表す遷移画像を生成し、前記差は前記遷移画像が前記第1の画像か
    ら通常の人間の観察者に知覚できないわずかに相違するような差であり、 (c)前記遷移画像を格納し、 (d)前記第1の画像を前記遷移画像と置換し、および (e)前記第1の画像から前記第2の画像への遷移パスの範囲をはっきりさせ
    る一連の遷移画像が生成されるまでステップa−dを繰り返す ステップを含む方法。
  2. 【請求項2】 通信チャンネルを通して各遷移画像を通信するステップをさらに有する、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 各遷移画像は、生成された後であるが次の前記遷移パスに従って次の遷移画像
    が生成される前に前記通信チャンネルを通して通信される、請求項2記載の方法
  4. 【請求項4】 前記遷移パスは記録媒体に格納される、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1の画像を提供し、 前記第1の画像から遷移する遷移パスを生成し、前記遷移パスは、与えられた
    いずれの一つも前記パスに従って直ぐに先行する異なる画像からわずかに異なる
    遷移画像を含み、および 前記遷移パスを格納する ステップを含む方法。
  6. 【請求項6】 与えられるいずれの遷移画像も、あらかじめ設定された差をもって、前記遷移
    パスに従ってそれと直ぐに先行する画像と異なる、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 与えられるいずれの遷移画像も、任意な差をもって、前記遷移パスに従ってそ
    れと直ぐに先行する画像と異なる、請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 各遷移画像をブロードキャストするステップを含む、請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 生成された後であるが連続する遷移画像が生成される前に各遷移画像をブロー
    ドキャストするステップを含む、請求項5記載の方法。
  10. 【請求項10】 各画像がわずかに先行する画像からわずかに異なる遷移パスに従って一連の画
    像を生成し、および、 前記画像を格納する ステップを含む方法。
  11. 【請求項11】 前記画像をブロードキャストするステップをさらに含む、請求項10記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 各画像が直ぐに先行する異なる画像からわずかに異なる遷移パスの範囲をはっ
    きさせる一連の異なる画像を受信し、 画像間の遷移がわずかであるタイミングをもって連続する前記異なる画像を表
    示する ステップを含む方法。
  13. 【請求項13】 前記画像は、与えられる画像の複数のコピーがそのようなタイミングに実行す
    るために連続して表示されるように格納される、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記画像はフラットスクリーンディスプレイ上に表示される、請求項12記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 前記画像は陰極線管(カソードレイチューブ)ディスプレイ上に表示される、
    請求項12記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記画像はホログラフィー画像システムに表示される、請求項1記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記画像は画像投射デバイスを用いてスクリーン上に表示される、請求項12
    記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記画像は記録媒体を介して受信され、前記記録媒体から前記画像を読み出す
    ステップを含む、請求項12記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記画像は通信チャンネルを介して受信される、請求項12記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記画像の各々は、前記通信チャンネルを介して受信して表示される、請求項
    19記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記遷移パスは通信チャンネルを介して受信され、前記画像は連続して表示さ
    れる、請求項19記載の方法。
  22. 【請求項22】 与えられるいずれの画像も、直ぐに先行する画像からわずかに異なる遷移パス
    の範囲をはっきりさせる一連の画像を供給し、 前記画像を連続して表示する ステップを含む、ディスプレイスクリーン上に一連の画像を表示する方法。
  23. 【請求項23】 前記一連の画像は画像毎にリアルタイムに生成される、請求項22記載の方法
  24. 【請求項24】 前記一連の画像は記憶媒体に提供される、請求項22記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記記憶媒体は、デジタルビデオディスクである、請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記記憶媒体は、磁気記憶媒体である、請求項24記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記画像はデジタルフォーマットで格納される、請求項24記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記画像はアナログフォーマットで格納される、請求項24記載の方法。
  29. 【請求項29】 ディスプレイを提供し、 与えられるいずれの画像も、異なる直ぐに先行する画像かわずかに異なる遷移
    パスに従う一連の画像を提供し、 前記画像を、異なる画像間の遷移が通常の人間の観察者が気がつかないタイミ
    ングをもって前記ディスプレイに連続して表示する ステップを含む、情報を表示する方法。
  30. 【請求項30】 与えられる遷移画像が直ぐに先行する異なる画像とわずかに異なる遷移画像を
    有する遷移パスに従って画像をディスプレイに表示し、前記画像は、第1の画像
    から異なる第2の画像へわずかに進行するようなタイミングをもって表示される
    、 ステップを含む、情報を表示する方法。
  31. 【請求項31】 記憶された遷移パスを有し、前記遷移パスは、当該遷移パスに従って与えられ
    るいずれの画像も、当該遷移パスに従って、直ぐに異なる画像からわずかに異な
    るような画像を有する、記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記記憶媒体は、デジタルビデオディスクである、請求項31記載の記憶媒体
  33. 【請求項33】 前記記憶媒体は、磁気記録媒体である、請求項31記載の記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記記憶媒体は、光記録ディスクである、請求項31記載の記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記記憶媒体は、磁気記録テープである、請求項31記載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記記憶媒体は、固体メモリモジュールである、請求項31記載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 第1の画像を受信する入力デバイス、 前記画像を評価し、前記第1の画像から進行する一連の画像を生成するために
    プログラムされており、前記一連の各画像は直ぐに先行する異なる画像とわずか
    に異なる、プロセッサ、および 遷移パスとして前記遷移画像を記憶する、前記プロセッサに結合された記憶デ
    バイス を含む、遷移パスを生成するためのシステム。
  38. 【請求項38】 前記プロセッサは、前記第1の画像と第2画像を比較し、前記第1の画像から
    前記第2の画像への遷移パスとして前記遷移画像を生成するようにプログラムさ
    れている、請求項37記載のシステム。
  39. 【請求項39】 遷移パスの範囲をはっきりさせる一連の画像を含む一またはそれ以上の通信信
    号をブロードキャストし、連続する画像は、与えられるいずれの画像も直ぐに先
    行する異なる画像からわずかに異なる ステップを含む方法。
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