JP2003529022A - 流体ブレーキ - Google Patents
流体ブレーキInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D57/00—Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders
- F16D57/04—Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders with blades causing a directed flow, e.g. Föttinger type
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Abstract
Description
テータはいずれもトーラス室内に配置されていて、アイドリング運転時における
通気損失の減少のために可動の流れ抵抗部材を有している請求項1中の上位概念
に示す構成のものに関する。
変換するという長所を有している。しかし、特別な問題としてアイドリング中で
の損失出力をあげることができる。即ち、この損失出力はブレーキの作業室から
作動油が排出されたとしても空気流循環及びその他の影響の結果依然として支障
となる。
状態で働く絞り部材のような流れ抵抗部材を羽根リングを備えたステータとロー
タとの間に配置することが知られている。
気損失を避けるための装置を備えた流体ブレーキについて記載されている。この
流体ブレーキの場合ほぼ四角形の横断面を有する弾性的なばねリングが使われる
。ばねリングはブレーキ作動時にトーラス輪郭線の背後へ引き込まれ、アイドリ
ング運転時にステータトーラスとロータトーラスとの間の間隙へ入り込む。半径
方向で外方のリミット位置及び内方のリミット位置への前後移動は圧力ピストン
によって操作されるトグルレバー機構を介してなされる。この装置は構造的には
比較的簡単であるが、実施されるに至ってない。と言うのは、弾性的なばねリン
グの幅が著しく限定されていて、アイドリング運転時の損失の減少が不十分だか
らである。
キの場合、通気損失の防止のために、共通のトーラス室を縮小する位置可変の隔
壁が設けられており、この隔壁は半径方向で内方へ突出するリング状の脚部と軸
線方向に延びた円筒状の脚部とを有しており、この隔壁の両方のリミット位置は
1つの操作機構によって与えられる。単一部材である隔壁の外方及び内方のスト
ッパの間の必要な弾性及びこれに起因する両方の位置の直径差は隔壁の外周部の
内方に突出したリング状の脚部に分配されたスリットを介して与えられる。隔壁
の操作機構は2つの対向式に作用してばねを介して中央位置へ戻されるピストン
を有するピストン・シリンダユニットから成っている。両方のピストン間に形成
される室は圧力室として利用され、1つの通路を介して圧力媒体源に接続されて
いる。両方のピストンが圧力液による負荷を受けるのに伴い、隔壁が隔壁自体に
形成されたスリットに基づいて半径方向に拡開されて、ブレーキ内の流れに影響
を与えない位置を占め、この位置でブレーキ内へ導入された液体、即ち油がブレ
ーキ作動を可能にする。
ット位置における良好な案内並びに正確なストッパ面を保証する。しかしながら
、折り曲げたリング並びに正確に形成して弾性を保証する多数のスリットにより
、著しい構造費を要する。
ーキを提供することである。
項1の特徴事項に示す構成によって解決した。有利な実施形態については請求項
2以降に示す通りである。
構成されており、各リングセグメントの一端がトーラス内壁の近くに旋回軸を介
して旋回可能に支承されており、各リングセグメントの他端は1つの調節機構に
結合されていて、この調節機構はブレーキに作動油が充填された際にトーラス内
壁への方向もしくはブレーキから作動油が排出された際にブレーキ縦軸線への方
向の旋回を可能にする。
の代わりに、平板な横断面の1つ又は複数の部分円形の平板なリングセグメント
が使われる。リングセグメントはせき止め板として作用し、その一方の端部は旋
回軸を介して旋回可能に支承されていることに基づいて流体ブレーキの作動状態
のみならず開放状態においても同一の位置を占め、他方の端部は調節機構によっ
て流体ブレーキの作動状態又は解除状態に応じて旋回される。これによって、変
速機のタイプ次第で種々のブレーキへ適合させることが可能であり、その場合リ
ングセグメントの形状も必要条件に相応に可変に構成することができる。
は本発明の理解のために重要な部分についてのみ符号が付けられている。図1で
は符号1でリターダケーシングが示されており、その内部には変速機被動軸に結
合されたロータ3と不動のステータ5とが配置されていて、いずれも周知の形式
で羽根リングを有している。符号4はロータ3のトーラス室を、符号2はステー
タ5のトーラス室をそれぞれ示している。
えた本発明の流体ブレーキの構成は特にいわゆるセカンダリーリターダ、即ち増
大した制動トルク経過を有し、ひいては流れ抵抗部材なしで増大したアイドリン
グ損失を有することになるセカンダリーリターダにとって適している。流れ抵抗
部材を設けることによって、作動油を排出された流体ブレーキ内の空気流循環が
持続的に阻止されることにより約90%の損失減少を達成することができる。こ
れを目的として、図2から図4までに示すように、流れ抵抗部材は1つ又は複数
のリングセグメント7、7’として構成されており、例えば図2においては長さ
の異なる2つのリングセグメントがブレーキ内に装着されている。
旋回軸8を介して支承されており、他方の端部は連行突起9を介して1つの調節
可能なピストン10に結合されていて、このピストン10はリングセグメント7
の他方の端部を旋回させる。リングセグメント7はほぼ半円形を呈している。第
2のほぼ四分円形のリングセグメント7’は、旋回軸8’を介してトーラスの内
壁近くに旋回可能に支承されていて、連行突起9’を介して第2の調節可能なピ
ストン10’に結合されている。
、従ってリングセグメント7、7’は流体ブレーキが解除されている際にはブレ
ーキの縦軸線への方向で押し出されており、ブレーキが作動された際には図2に
示すように互いに離されている両方のピストン10、10’が相応の給圧によっ
てトーラス内壁への方向で押し込まれ、これによって、ブレーキに作動油が充填
された際には流れ抵抗を生じない。
置されて、それぞれ一方の端部が旋回軸8、8’に支承されている。従って、両
方のリングセグメント7、7’は、連行突起9、9’を介して連結されている調
節可能な両方のピストンによって旋回軸を中心として互いに逆向きに旋回可能で
ある。この図3においても両方のリングセグメント7、7’はトーラス内壁に近
接した位置で示されており、要するに両方のピストンが互いに離れる方向で周知
形式での給圧を受けている状態で示されている。
ングセグメント7も一端が旋回軸8に支承され、他端は連行突起9を介して調節
可能なピストン10にに連結されている。ピストン10はこの図4においてもス
トッパ11の近く、即ち流体ブレーキの作動油が排出された際リングセグメント
7が半径方向でブレーキの縦軸線へ向かって旋回された位置で示されている。こ
の実施例の場合たんに1つのピストン10を必要とするだけである。
圧縮機その他の流体機械用としても適している。
断面図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ロータ及びステータを備えた流体ブレーキであって、ロータ及びステータはそ
れぞれトーラス室内に配置されていて、アイドリング運転時における通気損失の
減少のために可動の流れ抵抗部材を有しており、流れ抵抗部材はトーラス内壁か
ら半径方向でブレーキ縦軸線への方向に延びている隔壁として設けられている形
式のものにおいて、流れ抵抗部材は1つ又は複数の平板なリングセグメント(7
、7’)として構成されており、各リングセグメント(7、7’)の一端がトー
ラス内壁の近くに旋回軸(8、8’)を介して旋回可能に支承されており、各リ
ングセグメント(7、7’)の他端は1つの調節機構(10、10’)に結合さ
れていて、調節機構はブレーキに作動油が充填された際にトーラス内壁への方向
もしくはブレーキから作動油が排出された際にブレーキ縦軸線への方向でリング
セグメントの旋回動を可能にすることを特徴とする、流体ブレーキ。 - 【請求項2】 流れ抵抗部材はほぼ半円形の1つのリングセグメント(7)から成っており、
リングセグメントの他端は連行突起(9)を介して1つのばね負荷された調節可
能のピストン(10)に結合されていることを特徴とする、請求項1に記載の流
体ブレーキ。 - 【請求項3】 流れ抵抗部材はほぼ半円形の2つのリングセグメント(7、7’)から成って
おり、各リングセグメントの他端はそれぞれ連行突起(9、9’)を介してばね
負荷された調節可能のピストン(10、10’)に結合されていて、両方のピス
トンは互いに対向させて配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の流
体ブレーキ。 - 【請求項4】 流れ抵抗部材はほぼ半円形の1つのリングセグメント(7)とほぼ四分円形の
1つのリングセグメント(7’)とから成っており、各リングセグメントの他端
は連行突起(9、9’)を介して調節可能のピストン(10、10’)に結合さ
れていて、両方のピストンは互いに対向させて配置されていることを特徴とする
、請求項1に記載の流体ブレーキ。
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