JP2003528982A - 溶融金属浴から出る物体に金属コーティングを形成する方法および装置 - Google Patents

溶融金属浴から出る物体に金属コーティングを形成する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は溶融金属浴(5)から出る物体(4)に金属コーティングを形成する方法に関する。この物体はワイヤー又は板であり得る。物体の出口点の近傍に磁場を生成する。物体は溶融金属浴のメニスカスを有する出口通路(3)を通って溶融金属浴から出る。金属コーティングの厚さは、メニスカス(6)のカーブの第二次導関数、並びに、毛細管数Ca(溶融金属の粘性力と溶融金属表面における表面張力との比を表す)の関数として調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶融金属浴から出る物体に金属コーティングを形成する方法に関す
る。本発明は、また、斯る方法を実施する装置に関する。
【0002】 本発明は、特に放電加工用電極ワイヤーの製造の分野に利用することができる
。このため、先ず、例えば銅若しくは鋼からなる金属ワイヤー上に例えば亜鉛か
らなる金属コーティングを形成し、次いで、コーティングされたワイヤーを熱処
理炉内に置いて金属ワイヤー中に亜鉛を拡散させる。
【0003】 また、鋼若しくは銅からなる心線上に錫のコーティングを形成することもでき
、得られた製品は伸線工程に付される。
【0004】 本発明は、また、例えば光ファイバのような非金属の心線を保護するための金
属コーティングの形成のような他の分野に利用することもできる。
【0005】
【従来の技術】
放電加工用電極ワイヤーの製造の一般原理は従来技術(特に文献US-A-4,169,4
26およびEP-A-0,811,701)に詳しく記載されており、導線性ワイヤーは溶融金属
浴を垂直に通過し、次いで一連の処理を施して伸線される。文献US-A-4,169,426
に記載された複雑で高価な方法は、金属ワイヤーが溶融金属浴を通過する前でか
つ急冷を受ける前の金属ワイヤーの清掃用の予備処理に関するものである。文献
EP-A-0,811,701には、溶融金属浴の上流および下流において夫々金属ワイヤーと
接触する2本の電極が記載してあり、これらの電極を介して電流を流すことによ
り2本の電極間の金属ワイヤー部分をジュール効果によって加熱するようになっ
ている。
【0006】 コーティング形成の主要な特徴の1つは、得られた外周層の厚さである。コー
ティングの厚さを金属ワイヤーの移動速度並びに溶融金属の流体力学的特性に関
連づける理論的研究は、特にActa Physicochimica U.R.S.S. Vol. XVII, No. 1-
2, 1942の記事「移動プレートによる液体の引きずり」においてランドー(L. La
ndau)およびレビッシュ(B. Levich)によって定立されている。この記事は、
溶融金属が完全に濡れ性の液体であり、かつ、コーティングされる物体が板であ
ることを条件として、コーティング厚さ(一定とみなす)を溶融金属の流体力学
的特性の関数である毛細管数に第1順位で関連づける等式を示している。
【0007】 ところが、前記の理論的研究に基づけば、得られた厚さは、微小な厚さが望ま
しいようなコーティング用途にとっては余りにも大きすぎることが多い。そこで
、空気力式ワイピング技術(液体浴から出る金属製品の自由表面への背圧を形成
するエヤーブレードの作用)や、機械的ワイピング技術(アスベストパッドを用
いて金属製品を“舐める”ローラーの作用)や、磁気的ワイピング技術のような
、種々の形式のワイピング(即ち、形成されたコーティングの厚さの低減)が提
案されており、本発明は前記最後のカテゴリーに属する。
【0008】 磁気的ワイピング技術は磁場(静的又は交番、固定又は摺動)によってコーテ
ィング液体中に生成されるローレンツ力を利用する。液状金属に対する磁場の作
用は公知であり、特に文献US-A-4,324,266に記載されている。この文献には、液
状金属のジェットを囲繞するコイル(これには所定値より小さな周波数の交番電
流を流す)を用いて過圧力を生成することにより液状金属のジェットの閉じ込め
を実現するための装置が開示してある。
【0009】 一般的に、従来技術には多くの磁気的ワイピング技術があり、特に本出願人の
特許EP 0,720,663 B1では、溶融金属浴の出口通路の周りに配置された誘電子は
低周波数の摺動型の横断方向交番電磁場を生成し、メッキされた製品の移動は水
平軸線に沿って行われる。このように構成された装置は、容器内並びに出口通路
内の夫々におけるコーティング用液体の流れに関連するクエット(Couette)長
さが臨界値(これを超えると流れは全く乱流となる)以下に留まるような条件を
決定するのを可能にする。
【0010】 これらの条件は液状金属を入れた容器内における精密な寸法決めを必要とする
と共に、水平排出の場合には、溶融金属を出口通路の内側に維持するのを可能に
する。厚さの制御は、上に引用したランドーおよびレビッシュの流体力学モデル
に使用されているものに類似する式に基づいて行われる。しかし、この文献EP 0
,720,663 B1に記載した方法は微小な厚さの製品に適用することはできない。何
故ならば、構造上、誘電子は当該誘電子によって生成された摺動磁場がこれらの
製品に有効に作用できるには余りにも大きなエアギャップを有するからである。
【0011】 文献US-A-4,228,200には溶融金属浴から垂直に出るワイヤー上の金属コーティ
ングを制御する方法が記載してある。厚さの制御は非常に小さな周波数の固定式
の交番電磁場(この電磁場はワイヤーの出口点のところ又は出口点の下方に印加
される)を生成する独特なボビン型装置により行われる。このように生成された
電磁場は溶融金属を磁束密度の最も高い領域から磁束密度の小さな領域に向かっ
て駆動する。コーティングの厚さを制御するには、電磁装置によって生成された
電磁場によって作用せられる電磁力の強度を調節する。しかし、文献US-A-4,228
,200の図3Aおよび3Bから分かるように、この装置は例えば300ヘルツ以上の周波
数で飽和する。生成された磁場は最早コーティングの厚さに影響を与えない。更
に、この飽和は用いる金属のタイプに強く依存しなければならない。なぜならば
、夫々の金属は異なる飽和レベルを有するからである。
【0012】 リエージュの冶金研究センター(CRM)のM. Malmendier、J-F. Novilleおよび
S. Wilmotteによって開発された磁気的ワイピング方法は知られており、“急冷
メッキプロセスにおける亜鉛の投入の制御の改良”と題する“会議議事録”、19
97年5月27-29日、407-412頁、に開示されている。この方法は、交番電流によっ
て生成され既に形成されたコーティングの厚さに作用する磁場を利用している。
しかし、この方法は大きな電力の使用を必要としており、コーティングの温度の
過大な上昇を伴う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、叙上の不都合を改善し、コーティングの形成に関与するあらゆるパ
ラメータを考慮することにより、コーティングの厚さが精密に制御されるような
コーティング形成方法を提供することを目的としている。
【0014】 本発明の他の目的は、僅かなエネルギを消費しながら、かつ、コーティングの
温度上昇を制限しながら、小さな寸法の物体の上に、典型的にはマイクロメータ
ーのオーダーの、微小な厚さのコーティングを形成することにある。
【0015】 本発明の更に他の目的は、溶融金属浴を収容する容器が物体の排出形式(垂直
、傾斜、或いは水平)の如何を問わずコーティングの厚さの有効な調節を可能に
するべく適当に寸法決めされているような装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的は溶融金属浴から出る物体に金属コーティングを形成する方法により
達成されるもので、この方法では物体の出口点の近傍に磁場を形成する。本発明
によれば、物体は前記溶融金属浴のメニスカスを有する出口通路を通って溶融金
属浴から出るもので、金属コーティングの厚さはメニスカスのカーブの第二次導
関数および毛細管数Ca(溶融金属の粘性力と溶融金属表面における表面張力と
の比を表す)の関数として調節する。
【0017】 この特徴は、等式:
【数1】 の形に表すことができ、 eは厚さであり、ψzzはメニスカスのカーブの第二次導関数であり、zは
送出軸線である。
【0018】 コーティングすべき物体は、好ましくは、金属ワイヤー若しくは光ファイバの
形式の線材又はプレートのような、一定の断面を有する細長い製品であり得る。
微小な厚さのプレートの場合には、長側辺におけるメニスカスの形状を考慮する
【0019】 この方法によれば、本発明は第二次導関数および後述する数Caで表される物
理的要素の関数として厚さを表すので、本発明は従来技術の文献に比して有利で
ある。
【0020】 コーティングの特性(殊にその厚さ)は、主として4種類の力の間の競合から
帰結される: −ρg(ρは溶融金属の密度、gは重力の加速度)に比例する重力の力; −μV(μは溶融金属の動粘性、Vは溶融金属に対する物体の変位に特徴的な
速度)に比例する粘性の力; −γ(γは溶融金属と空気との間の界面張力)に比例する表面張力;および、 −交番電流が流れる誘電子と溶融金属との間の電磁源の反発力。この力は、
【数2】 に比例する。式中、Bは磁場であり、μは溶融金属の磁気透過性であり、C
【数3】 となる係数である(式中、スクリーニングパラメータRω=μσωl。ここで
、σは金属の伝導性、ωはパルス、lは幾何学形状を特徴づける寸法、例えば、
ワイヤーの半径rおよびプレートの毛細管長さ“a” )。
【0021】 毛細管数Caは粘性力と表面張力との比を表す:
【数4】
【0022】 本発明の実施例に従えば、上方へ向けての垂直排出の場合には、出口通路は磁
場の下における毛細管−重力的平衡に近い条件内に溶融金属のメニスカスを維持
するべく寸法決めする。このような条件下では、メニスカスのカーブの第二次導
関数は、表面張力と電磁形成効果に因る力との比を表す電磁形成パラメータkの
関数である:
【数5】
【0023】 上方へ向けての垂直排出の場合で、かつプレートの場合には、第二次導関数の
式は次のようになり得る:
【数6】 式中、“a”は毛細管長さ(既知の値)
【数7】 であり、θeはメニスカスの頂点とコーティングすべき物体の壁との交差部にお
ける鋭角である。
【0024】 ワイヤーの場合には、第二次導関数の式は次のようになり得る:
【数8】 rはワイヤーの半径であり;λはr×λがメニスカスの高さlに等しく
なるようなもので、λ2は好ましくは数値計算により得られ;Bdは重力の力と
表面張力との比を表すボンド数である:
【数9】
【0025】 こうして、コーティングの厚さθを精密に決定することが可能になる。 これらの等式は、上方へ向けての垂直排出の場合において、かつ、重力の力と
電磁形成の力が表面張力によって補償されるような電磁場の下における毛細管−
重力的平衡に近くにいることを条件として、定立されている。
【0026】 出口通路は、環状距離(出口通路の内壁とメニスカスの外に形成された金属コ
ーティングとの距離)がメニスカスの高さのオーダーになるように形成すること
ができる。プレートの場合には、メニスカスの高さlは次式から得られる:
【数10】
【0027】 本発明の変化形に従えば、下方へ向けての垂直排出の場合には、メニスカスの
カーブの第二次導関数は: −当該物体の平均厚さと出口通路の開口との比、および、 −アルフェン速度と当該物体の排出速度との比、 の関数である。
【0028】 アルフェン速度Uは式:
【数11】 によって与えられる。本発明のこの第1変化形においては、例えばワイヤーの場
合のメニスカスのカーブの第二次導関数の式は次のようであり得る:
【数12】 式中、R1はワイヤーの半径、R0は出口通路の開口の半径、Vはワイヤーの
送出速度、αはクエットの流れの影響を反映する項であって、次に等しい:
【数13】
【0029】 本発明の一実施例においては、出口通路は、強力な磁場を展開しないよう、当
該物体の平均厚さと出口通路の開口との比が0.8以上であるように形成する。
【0030】 円形のワイヤーの場合には、平均厚さは直径である。非円形のワイヤーの場合
には、平均厚さは見積もり値である。
【0031】 本発明の一特徴は、重力の影響を回避することである。即ち、既に形成されて
いる層内に作用する磁場を形成する従来技術のある種の方法とは異なり、本発明
では磁場は直接にメニスカスに作用する。
【0032】 本発明によれば、磁場は静的交番型であり、好ましくはこの磁場は平らな誘電
子を用いて生成することができる。“パンケーキ”型の誘電子を使用することが
できる。
【0033】 従って、本発明は、生成された磁場はコーティングを形成する溶融金属の僅か
な高さにしか作用しないという点において注目に値する。即ち、有利なことに、
磁場に因るコーティングの温度上昇は、例えば前述したリエージュの冶金研究セ
ンターが提案した方法に比較して小さい。
【0034】 即ち、比較例として、以下の条件: −目標とする厚さ10μmについて、 −線速度60m/分について、 −完全濡れ性θ=0の場合、 において、冶金研究センターが定立した式を使用すると、磁場の強度はB0=0
.71Tとなり、冶金研究センターの方法による温度上昇はΔT≒100℃とな
る。
【0035】 上記と同じ条件の場合、本発明の方法では、 B0=0.078Tとなり、Δ
T≒7℃となる。
【0036】 好ましくは、磁場は交番電流を用いて生成され、その周波数は毛細管長さと金
属コーティング中の磁気スキンの厚さとの比が3以上となるように選ばれる。
【0037】 本発明の他の変化形によれば、水平排出の場合で、溶融金属浴内で摺動する磁
場を適用することにより得られるメニスカスを出口通路が備えている場合には、
メニスカスのカーブの第二次導関数は、重力の力と表面張力との比を表すボンド
数Bdの関数である:
【数14】 この第2変化形においては、好ましくは文献EP 0,720,663 B1の教示を使用する
【0038】 本発明の有利な特徴に従えば、出口通路内のメニスカスの高さを維持するため
、溶融金属を加圧し若しくは電磁的にポンピングする手段を使用する。これはコ
ーティングの形成中に溶融金属の連続的消費を補償するのを可能にする。
【0039】 本発明は、また、溶融金属浴から出る物体に金属コーティングを形成するため
の装置に関する。この装置は当該物体の出口点の近傍に磁場を形成する手段を有
する。この装置は、当該溶融金属浴のメニスカスを備えた出口通路を有すると共
に、メニスカスのカーブの第二次導関数および毛細管数Ca(溶融金属の粘性力
と溶融金属表面における表面張力との比を表す)の関数として金属コーティング
の厚さを調節するための手段を有することができる。
【0040】 本発明の他の特徴や利点は非限定的な実施例の詳細な説明から明らかとなろう
【0041】
【発明の実施の形態】
より詳しくは図1を参照するに、本発明の装置は、整列した上面を有する2つ
の容積1aおよび1bで構成された容器1を備えている。第1の容積1aは、貯
槽の役割を果たすもので、平行四辺形の矩形の形状を有する。この貯槽1aは、
昇り通路を介して、第1容積の寸法に比して高さがより低く、かつ、長さがより
大きな第2容積1bに供給する。供給通路は第2容積1bの高さよりも大きな高
さの垂直隔壁8によって形成されており、この隔壁は容積1aの底によって第2
容積1bに向かって通路を残すように第1容積1aの上面に固定されている。
【0042】 容器1は例えば亜鉛又は錫のような溶融金属5を収容している。供給通路2は
、供給通路2内に噴射したガスによって溶融金属5の表面7に対して圧力を作用
させるべく第1容積1aの上面に配置されている。供給通路2を通ってガスによ
って作用させた圧力は、溶融金属を容積1aから第2容積1bに向かって押すの
を可能にし、従って、コーティングに使用された溶融金属の損失を補償するのを
可能にする。コーティングは外縁の近くにおいて第2容積1b内に垂直に配置さ
れた例えば鋼からなる金属ワイヤー4に対して行われる。外部送出装置(図示せ
ず)は金属ワイヤー4が上方へ向かって移動するのを可能にし、同ワイヤーは水
平面を介して第2容積1b内に貫入し、この容積1bの上面に配置された出口通
路3を介して出る。
【0043】 出口通路3は環状の形状のもので、溶融金属がメニスカス6を形成しながら或
る高さまで進入するような寸法を有する。金属ワイヤー4は通路3の中心を通過
する。本発明に従い、“パンケーキ”型の平らな誘電子9がメニスカス6のレベ
ルにおいて通路3の周りに配置してある。誘電子9にはメニスカス6のレベルに
おいて溶融金属に影響を与えるような静的交番磁場を生成するべく交番電流が供
給される。メニスカスのレベル(生成された電磁効果が達成されるためには磁場
はここを通過しなければならない)における溶融金属の最小限高さΔzは非常に
小さいので、平らな誘電子を使用する。
【0044】 例示として、以下の構成を想定する: V=1m/s Vは金属ワイヤーの移動速度; B=0.05T Bは磁場の強度; ρ=7×10kg/m ρは溶融金属の密度; R=4.3×10−3は出口通路3の内側半径。
【0045】 次式
【数15】 から、高さ約11.4mmを得る。
【0046】 Δzは極めて小さいので、交番磁場のためには好ましくは平らな誘電子を使用
する。この磁場はメニスカス6のレベルに圧力を誘起する。メニスカスと空気と
の間の圧力差は次式によって与えられる:
【数16】 ここで、“a”は毛細管長さ、 δmは電磁スキンの厚さ、そして、 Fは、 a/δmがゼロに向かう場合にはゼロに向かう連続関数であり、a/δ
mが3以上の場合には1に向かう連続関数である。即ち、メニスカス6に対する
圧力の最大効率を得るためには、少なくともa/δm=3を確保しなければなら
ず、従ってF最大値は1に等しい。
【0047】 このため、表面張力がγ=0.75Nmでρ=6900kg/mの亜鉛について
は、a=3.3mmとなり、δmは1に近づく。 他方、これは磁場の周波数の値を有利に決定(即ち、100 kHzよりも大きな値
)するのを可能にする。
【0048】 本発明は、磁場の作用に因る金属ワイヤーの温度上昇ΔTはここでは最小限に
なるという意味において注目に値するもので、これは、部分的に、熱平衡は磁場
を受ける非常に小さな高さΔzに作用するという事実に因る。
【0049】 一例として、上記の値を用い、かつ、式:
【数17】 を使用し、電気伝導度σ=2×10(Ωm)−1、かつ金属ワイヤーの熱容量
Cp=500 J/kgKとする。 温度上昇ΔTは約2.6°Kとなり、これは非常に小さい。
【0050】 図5はメニスカスのレベルにおけるある種の特徴的なパラメータを可視化する
のを可能にする。即ち、金属ワイヤー4の周りの外周層を形成するコーティング
の厚さeが分かる。メニスカス6が幅eに達したときには、溶融金属の濡れ
の度合いの関数として変化する角度θeがこの点に画定される。メニスカスの高
さはrλで与えられる。金属ワイヤーのコーティング厚さの等式:
【数18】 を用いて、上で定義した無次元数(毛細管数Ca、ボンド数Bd、および電磁形
成パラメータK)の関数として厚さを表すことができる。このカーブは図6に1
/k、Ca、e/rを座標軸とする三次元空間内におけるBdに応じた異なる
シートの形で示してある。このカーブはワイヤー上のコーティング形成のノモグ
ラムとして使用することができる。
【0051】 メニスカスの高さを維持し、かつ、出口通路3内に最早溶融金属が無くなるこ
とを回避するため、供給通路2を介して容積1a内にガスを噴射すると共に、コ
ーティング形成に消費された溶融金属の量に応じてレベル7を下方に向かって押
すための外部装置を設ける。
【0052】 このメニスカス6のレベルの維持は、また、図1の装置に類似する装置(但し
、ガス供給通路2は、垂直隔壁11および12によって画定された容積1a内の
溶融金属5中に潜入するピストン10で置換する)を用いても行うことができる
【0053】 メニスカス6のレベルの維持は、更に、図3に示したような、容器1が2つの
異なる容積13および14(これらは当該2つの容積に比して小さな断面の通路
15によって簡単に連結されている)を備えた装置を用いて行うことができる。
容積14は、容積13の底に連結された通路15が容積14の底に接続されるべ
く上方に向かって傾斜するように、容積13の底よりも高い高さのところに配置
されている。金属ワイヤー4は下方から上方に向かって容積11を垂直に貫通し
ており、容積14の上面に形成された出口通路3を介して出る。溶融金属の消費
を補償するため、容積14に向かって溶融金属をポンピングするべく通路15の
両側に電磁ポンプ16および17が配置してある。
【0054】 最後に、図4は、図1の装置に類似するが出口通路3が容積1bの下面に形成
されている装置を示している。ここでは金属ワイヤー4の移動方向は上方から下
方へ向かう。
【0055】 コーティング厚さを決定するための得られた式は、上方又は下方へ向けての垂
直排出、水平排出、並びに斜め排出の構成に使用することができる。
【0056】 以上に説明した本発明は、従って、非常に小さな直径(又は厚さ)を有し得る
物体上の金属コーティングの厚さを、小さなパワー要求かつ同じく小さな温度上
昇をもって、非常に精密かつ効果的に制御するのを可能にする。コーティングさ
れる物体は、非限定的に、プレート、円形若しくは非円形のワイヤー、又は丸、
卵形、若しくは四角な管であり得る。
【0057】 勿論、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸
脱することなくこれらの実施例に種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、金属ワイヤーが垂直に貫通する、溶融金属の入った容器の簡素化断面
図で、溶融金属はガスによって変位させることができる。
【図2】 図2は、金属ワイヤーが貫通する、溶融金属の入った容器の簡素化断面図で、
溶融金属はピストンによって変位させることができる。
【図3】 図3は、2つのサブ容器で構成された容器の簡素化断面図で、その一方を金属
ワイヤーが貫通し、溶融金属は電磁ポンプによって変位させることができる。
【図4】 図4は、図1と同様の簡素化断面図であるが、出口通路は下方に向けて垂直に
指向している。
【図5】 図5は、出口通路内におけるメニスカスの概略図である。
【図6】 図6は、シートの形の無次元数(Ca、Bd、およびK)の関数としてのコー
ティング厚さを示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4K027 AA02 AA22 AA25 AC26 AC54 AC59 AD29

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属浴(5)から出る物体(4)に金属コーティングを
    形成する方法であって、前記物体の出口点の近傍に磁場を形成し、前記物体は前
    記溶融金属浴のメニスカスを有する出口通路(3)を通って溶融金属浴から出、
    金属コーティングの厚さはメニスカス(6)のカーブの第二次導関数および毛細
    管数Ca(溶融金属の粘性力と溶融金属表面における表面張力との比を表す)の
    関数として調節することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上方へ向けての垂直排出の場合には、出口通路(3)は磁場
    の下における毛細管−重力的平衡に近い条件内に溶融金属のメニスカス(6)を
    維持するべく寸法決めされ、メニスカス(6)のカーブの第二次導関数は電磁形
    成パラメータk(表面張力と電磁形成効果に因る力との比を表す)の関数である
    ことを特徴とする請求項1に基づく方法。
  3. 【請求項3】 出口通路は環状距離(出口通路の内壁とメニスカスの外に形
    成された金属コーティングとの間の距離)がメニスカスの高さのオーダーになる
    ように形成することを特徴とする前記請求項のいづれかに基づく方法。
  4. 【請求項4】 下方へ向けての垂直排出の場合には、メニスカス(6)のカ
    ーブの第二次導関数は: −前記物体の平均厚さと出口通路(3)の開口との比、および、 −アルフェン速度と前記物体の排出速度との比、 の関数であることを特徴とする請求項1に基づく方法。
  5. 【請求項5】 出口通路は、前記物体の平均厚さと出口通路(3)の開口と
    の比が0.8以上であるように形成することを特徴とする請求項1および4のい
    づれかに基づく方法。
  6. 【請求項6】 磁場は静的交番型であり、平らな誘電子(9)を用いて生成
    されることを特徴とする前記請求項のいづれかに基づく方法。
  7. 【請求項7】 磁場は交番電流を用いて生成され、この電流の周波数は毛細
    管長さと金属コーティング中の磁気スキンの厚さとの比が3以上となるように選
    ばれることを特徴とする前記請求項のいづれかに基づく方法。
  8. 【請求項8】 水平排出の場合で、出口通路が溶融金属浴内で摺動する磁場
    を適用することにより得られたメニスカスを備えている場合には、メニスカス(
    6)のカーブの第二次導関数はボンド数Bd(重力の力と表面張力との比を表す
    )の関数であることを特徴とする請求項1に基づく方法。
  9. 【請求項9】 出口通路内のメニスカスの高さを維持するため、溶融金属を
    加圧する手段を使用することを特徴とする前記請求項のいづれかに基づく方法。
  10. 【請求項10】 出口通路内のメニスカスの高さを維持するため、溶融金属
    を電磁的にポンピングする手段(16、17)を使用することを特徴とする前記請求
    項のいづれかに基づく方法。
  11. 【請求項11】 前記物体は一定の断面を有する細長い製品であることを特
    徴とする前記請求項のいづれかに基づく方法。
  12. 【請求項12】 溶融金属浴(5)から出る物体(4)に金属コーティング
    を形成するための装置であって、前記物体の出口点の近傍に磁場を形成する手段
    を備え、この装置は、前記溶融金属浴のメニスカスを備えた出口通路(3)を備
    えていると共に、更に、メニスカス(6)のカーブの第二次導関数および毛細管
    数Ca(溶融金属の粘性力と溶融金属表面における表面張力との比を表す)の関
    数として金属コーティングの厚さを調節するための手段を備えていることを特徴
    とする装置。
  13. 【請求項13】 上方へ向けての垂直排出の場合には、出口通路は環状距離
    (出口通路の内壁とメニスカスの外に形成された金属コーティングとの間の距離
    )がメニスカスの高さのオーダーになるようになっていることを特徴とする請求
    項12に基づく装置。
  14. 【請求項14】 下方へ向けての垂直排出の場合には、出口通路は前記物体
    の平均厚さと出口通路(3)の開口との比が0.8以上であるようになっている
    ことを特徴とする請求項12に基づく装置。
  15. 【請求項15】 磁場は静的交番型であり、それを形成する手段は平らな誘
    電子を備えていることを特徴とする請求項12から14のいづれかに基づく装置
  16. 【請求項16】 出口通路内のメニスカスの高さを維持するべく溶融金属を
    加圧する手段(2、10)を備えていることを特徴とする請求項12から15のい
    づれかに基づく装置。
  17. 【請求項17】 出口通路内のメニスカスの高さを維持するべく溶融金属を
    電磁的にポンピングする手段(16、17)を備えていることを特徴とする請求項1
    2から16のいづれかに基づく装置。
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