JP2003526496A - 揚げ物操作のおける使用済み調理用油脂を処理する吸着濾過方法 - Google Patents

揚げ物操作のおける使用済み調理用油脂を処理する吸着濾過方法

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JP2003526496A
JP2003526496A JP2001508820A JP2001508820A JP2003526496A JP 2003526496 A JP2003526496 A JP 2003526496A JP 2001508820 A JP2001508820 A JP 2001508820A JP 2001508820 A JP2001508820 A JP 2001508820A JP 2003526496 A JP2003526496 A JP 2003526496A
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oil
cooking oil
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JP2001508820A
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バートラム,ブライアン
エイブラムス,クリス
カウフマン,ジェフリー
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ザ ダラス グループ オブ アメリカ,インコーポレイテッド
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    • A23D9/02Other edible oils or fats, e.g. shortenings, cooking oils characterised by the production or working-up
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
    • C11B3/00Refining fats or fatty oils
    • C11B3/008Refining fats or fatty oils by filtration, e.g. including ultra filtration, dialysis
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Abstract

(57)【要約】 使用済み調理用油脂を使用済み調理用油脂源から保持容器に送り、使用済み調理用油脂が第1所定量に達した時点で所定量の精製剤を使用済み調理用油脂に接触させることにより使用済み調理用油脂を処理する方法である。保持容器の使用済み調理用油脂が第2所定量に達した時点で、使用済み調理用油脂及び精製剤を保持容器から濾過装置へ送る。第2所定量は第1所定量よりも大きく設定している。使用済み調理用油脂及び精製剤を保持容器から濾過装置へ送る時点で、精製剤は濾過装置に取り込まれる。次いで、使用済み調理用油脂を濾過装置から調理用油脂源に送る。使用済み調理用油脂を処理した後、濾過装置に気体を吹き込んで残存油脂及び使用済みの精製剤を濾過装置から除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は調理用油脂から遊離脂肪酸のような不純物を除去するため、商業的揚
げ物操作のような揚げ物操作で発生する使用済み油脂を処理方法に関する。本発
明は特に連続的に流れる使用済み調理用油脂を処理する方法、好ましくは自動化
された方法に関するもので、使用済み調理油を効率良く処理する方法を提供する
【0002】
【従来の技術】
通常、調理用油脂は鳥、魚、ポテト、ポテトチップ、野菜およびパイのような
食品を調理あるいは揚げるのに用いる。その場で消費する食品を調理するレスト
ランあるいは大量に包装、出荷及び消費用に調理する商業的揚げ物においてこの
ような揚げ物が行われている。
【0003】 レストランにおける典型的な揚げ物操作では大量の食用調理用油脂をバット内
で華氏約315度から約400度あるいはそれ以上に加熱し食品を油脂中に浸漬
し調理する。繰り返し使用する間に、揚げている食品からの水と結合して遊離脂
肪酸(あるいはFFA)を生成する。油が古くなると、FFAの増加に伴って油
の煙点が下がり、煙が増加する。
【0004】 商業的揚げ物操作は、後で消費する大量の食品を揚げることに関わっている。
時には、食品をコンベヤーで運び、加熱した油を通す連続操作で行うこともある
【0005】 商業的揚げ物業者はFDAの食肉及び家禽検査マニュアルの食品安全及び検査
服務(FSIS)ガイドラインに従う必要がある。以下、マニュアルからの抜粋
を述べる。
【0006】 18.40章(a)食肉、の揚げ物に関する。
【0007】 内部まで揚げるのに使う脂肪及び油の使用期間は温度、日々追加する脂肪の
質及び使用している脂肪の処理により変わってくる。脂肪の使用適性は使用中の
発泡の程度あるいは色、匂い及び香りから判断できる。
【0008】 調理中に容器の縁より上まで発泡するか、あるいは無色のガラス容器を通し
て見てほぼ黒色である場合には、油脂を廃棄しなければならない。
【0009】 18.40章(b)家禽肉の(5)脂肪受容限度に関する。
【0010】 濾過、新脂肪の追加及び設備の定期的清掃により使用済み脂肪は満足すべき
ものとなる。
【0011】 揚げ物用脂肪が不健全となり再生あるいは交換するのは通常、大量の沈積物
及び2%以上の遊離脂肪酸を目安とする。
【0012】 一般的に、商業的揚げ物業者は顧客から任された場合、主な規定として2%以
下の遊離脂肪酸(FFA)を採用している。
【0013】 遊離脂肪酸を生成する加水分解以外に、加熱された油と空気の接触による脂肪
の酸化変性の結果、酸化脂肪酸(あるいはOFA)が生成する。加熱により酸化
された脂肪酸は加熱油及び揚げた食品の香りや匂いを消す原因ともなる二次、三
次の副生物へと変化する。
【0014】 油を使用中にカラメル化も進行し、油が黒ずみ他の副生物と化合し揚げた食品
が黒ずんで食欲をそそるような食品ではなくなる。
【0015】 使用後の食用油脂の交換費用が高いので、食品業界は油脂の使用期間を延ばす
よう油脂の劣化を遅くする効果的及び経済的な方法を探索してきた。
【0016】 Duensingらによる米特許No.4,112,129では使用済み油脂を再生するのに使用で
きる珪藻岩、合成珪酸カルシウム水和物及び合成珪酸マグネシウム水和物から構
成される混合物を開示している。
【0017】 Mulflurらによる米特許No.4,681,768では使用済み調理用油脂を少なくとも3
00平米/グラムの表面積を有する無定形合成珪酸マグネシウムに接触させ処理
する方法を開示している。
【0018】 Munsonらによる米特許No.5,597,600では油脂の遊離脂肪酸を減らすため、珪酸
マグネシウム及び少なくとも一つのアルカリ物質による調理用油脂の処理が開示
されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用済み調理用油脂を処理するこれらの装置では、油脂をフラ
イヤーからバッチタンクへ移すため揚げ物装置を停止し、そこで所定時間精製剤
を混合し濾過して除いている。その後、油脂をフライヤーへ戻す。
【0020】 本発明の目的の一つは揚げ物装置を停止せず、使用済み調理用油脂を連続的に
処理するため、自動化が可能な濾過方法を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、使用済み調理用油脂を処理する方法を提供する。その方法は次のス
テップで構成する。(a)調理用油脂源から使用済み調理用油脂を保持容器へと
送る。(b)第1の所定量に達したら使用済み調理用油脂を所定量の精製剤に接
触させる。(c)保持容器の調理用油脂が第2の所定量に達したら使用済み調理
用油脂及び精製剤を保持容器から濾過装置へと送る。第2の所定量は第1の所定
量の油脂より大きく設定してあり、使用済み調理用油脂及び精製剤を保持容器か
ら濾過装置へ送る際、精製剤は濾過装置に取り込まれる。(d)使用済み調理用
油脂を濾過装置から調理用油脂源に送る。
【0022】 ある実施例ではステップ(a)は次のように構成している。使用済み調理用油
脂は調理用油脂源から第1の輸送配管を通って第1の切換弁へと送られ、次いで
第2の輸送配管を通って第2の切換弁へと送られ、第2の切換弁から第3の輸送
配管を通って濾過装置へと送られ、濾過装置から第4の輸送配管を通って保持容
器へと送られる。
【0023】 別の実施例ではステップ(b)において調理用油脂が第1の所定量に達したら
第2の輸送配管中において使用済み調理用油脂と精製剤とを接触させる。使用済
み調理用油脂が第2の輸送配管中において精製剤に接触した後、使用済み調理用
油脂が調理用油脂源から第1の輸送配管、第1の切換弁、第2の輸送配管、第2
の切換弁及び第2の切換弁からの第5の輸送配管を通って保持容器へと送られ、
保持容器に使用済み調理用油脂が第2の所定量に達するまで第2の切換弁を切換
える。
【0024】 更に別の実施例ではステップ(c)を次のように構成している。使用済み調理
用油脂及び精製剤を保持容器から第6の輸送配管を通り第1の切換弁へと送り、
第1の切換弁から第2の輸送配管を通って第2の切換弁へと送るように第1の切
換弁を切換える。次いで使用済み調理用油脂及び精製剤を第3の輸送配管を通っ
て濾過装置へと送る。使用済み調理用油脂及び精製剤は濾過装置を通り、ここで
精製材は濾過装置に取り込まれる。次に使用済み調理用油脂は第4の輸送配管を
通って保持容器へと送られる。
【0025】 他の実施例ではステップ(d)を次のように構成している。使用済み調理用油
肪が第1の輸送配管、第1の切換弁、第2の輸送配管、第2の切換弁及び第3の
輸送配管を通って濾過装置へ向かうように第1の切換弁を切換える。一般に、油
は約10分から約20分、好ましくは約15分から約20分、更に好ましくは約
20分掛けて濾過装置を通す。次いで、使用済み調理用油脂は濾過装置から第7
の輸送配管を通って調理用油脂源へと向かう。保持容器に収納している使用済み
調理用油脂は第6の輸送配管、第1の切換弁、第2の輸送配管、第2の切換弁、
第3の輸送配管、濾過装置及び第7の輸送配管を通って油脂源あるいは油脂源へ
供給している保持容器へと向かうように、第1の切換弁を切換える。
【0026】 好適な実施例においては、残存している使用済み調理用油脂を濾過装置から保
持容器へと移す。次いで濾過装置から精製剤を取り除く。
【0027】 ある実施例では、気体によって残存油を保持容器へと輸送するために、濾過装
置に気体を導入する。
【0028】 他の実施例では、気体によって精製材を濾過装置から取り除くために、濾過装
置に気体を導入する。
【0029】 残存油及び/あるいは精製剤を濾過装置から取り除くための気体には、これに
限定するものではないが、窒素、圧縮空気を含める。好適な実施態様では窒素を
使う。
【0030】
【発明の実施の形態】
使用する精製剤には、これに限定するものではないが、珪酸マグネシウム、珪
酸カルシウム、活性炭素、シリカゲル、燐酸マグネシウム及びアルカリ土金属水
酸化物、アルカリ土金属酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属重炭酸塩、
セスキ炭酸塩ナトリウム、アルカリ土金属炭酸塩及びアルカリ金属珪酸塩のよう
なアルカリ物質を含む。精製剤は、一つ以上の上記成分を含むこともできる。
【0031】 ある実施例では、精製剤を珪酸マグネシウムで構成している。
【0032】 一般に、この珪酸マグネシウムは食品加工において濾過補助材に使える珪酸マ
グネシウムである。例えば、“Food Chemical Codex”第3版は食品加工及び揚
げ物工程で使用可能な合成珪酸マグネシウムに対し下記の仕様を与えている。
【0033】 乾燥減量 15%以下 強熱減量 15%以下(乾燥基準) MgO量 15%以上(強熱基準) SiO2量 67%以上(強熱基準) 可溶塩量 3%以下 MgO:SiO2のモル比 1:1.36〜1:3.82 ある実施例では、この珪酸マグネシウムは少なくとも300平米/グラム、好ま
しくは約400〜約700平米/グラム、より好ましくは約400〜約600平
米/グラムの表面積を有する無定形の合成珪酸マグネシウムである。更に、珪酸
マグネシウムは400メッシュより大きい粒子を重量で少なくとも75%好まし
くは85%含み、40メッシュより大きな粒子は15%以下、好ましくは5%以
下である。本発明で用いる珪酸マグネシウムの平均粒径はこれに限定されるもの
ではないが通常は20〜75ミクロンである。しかし、珪酸マグネシウムが好ま
しい粒径と異なった粒径を有することも当然、考えられる。
【0034】 本発明の好適実施例で用いる水和した珪酸マグネシウムは通常、嵩密度が15
〜35ポンド/立方フィート、pHが7〜10.8(5%懸濁水)及びMgO対
SiO2比が1:1.8〜1.4である。
【0035】 本発明の好適実施例で用いる珪酸マグネシウムの仕様及び代表値を表1に示す
【0036】
【表1】
【0037】 代表例の少なくとも300平米/グラムの表面積を有する合成珪酸マグネシウ
ムは米国ニュージャージー州ホワイトハウスのAmerica,Inc.社のDallasグループ
の製品Magnesol(R)Polysorb 30/40が入手可能で米国特許No.4,681,768にも記
述されている。
【0038】 別の実施例では珪酸マグネシウムはpHが約9.0以下となるように処理した
無定形で無水の沈降合成珪酸マグネシウムを用いる。ここで「沈降」とは水中で
マグネシウム塩と珪酸塩を接触させて生じた沈殿物から生成した無定形で無水の
沈降合成珪酸マグネシウムことである。
【0039】 本発明での珪酸マグネシウムのpHとは水中5%珪酸マグネシウムスラリーの
pHである。処理された珪酸マグネシウムの5%スラリーのpHは好ましくは約
8.2〜約8.9、より好ましくは約8.5〜約8.8、最も好ましくは約8.
5である。そのように処理された無定形で無水の沈降合成珪酸マグネシウムは米
国ニュージャージー州ホワイトハウスのAmerica,Inc.社のDallasグループの製品
Magnesol(R)XL及びMagnesol(R)Dalsorb(R)Fが入手可能で米国特許No.
5,006,356にも記述されている。
【0040】 また、別の実施例では、珪酸マグネシウムは約50平米/グラム〜約150平
米/グラムの表面積を有する珪酸マグネシウムである。その場合、MgO対Si
2のモル比約2:2.6〜1:3.4、pH(5%懸濁水)約9.5〜約10
.5が好ましい。そのような珪酸マグネシウムの例として、米国ニュージャージ
ー州ホワイトハウスのAmerica,Inc.社のDallasグループの製品Magnesol(R)HM
R-LSが入手可能である。
【0041】 更に、他の実施例ではpH(5%懸濁水)約9.0〜9.5の珪酸マグネシウ
ムを用いる。
【0042】 他の実施例ではタルク状の珪酸マグネシウムもあり得る。
【0043】 本発明は特定の珪酸マグネシウムあるいはその製造方法に限定されないことは
当然である。
【0044】 ある実施例では珪酸マグネシウムに加えてアルカリ土金属水酸化物、アルカリ
土金属酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属重炭酸塩、セスキ炭酸ナトリ
ウム、アルカリ土金属炭酸塩及びアルカリ金属珪酸塩で構成される群から選んだ
少なくとも一つのアルカリ物質を含む精製剤を用いる。
【0045】 ある実施例では、精製剤の珪酸マグネシウムとアルカリ物質の重量比は少なく
とも1.8:1、好ましくは少なくとも9:1で一般に32:1を上回らず、通
常は19:1を上回らない。従って、好適な実施例では、2成分の場合、精製剤
中の珪酸マグネシウムは約65重量%〜約97重量%、好ましくは約90重量%
〜約95重量%となる。
【0046】 ある実施例では少なくとも1つのアルカリ物質はアルカリ土金属水酸化物であ
る。
【0047】 好ましくは、そのアルカリ土金属水酸化物は水酸化カルシウム(Ca(OH) 2 )である。
【0048】 他の実施例では、少なくとも1つのアルカリ物質はアルカリ土金属酸化物であ
る。使用可能なアルカリ土酸化物は、これに限らないが、酸化マグネシウム(M
gO)及び酸化カルシウム(CaO)を含む。
【0049】 他の実施例では、少なくとも1つのアルカリ物質はアルカリ金属炭酸塩である
。使用可能なアルカリ金属炭酸塩は、これに限らないが、炭酸ナトリウム(Na 2 CO3)を含む。
【0050】 他の実施例では、少なくとも1つのアルカリ物質がアルカリ重炭酸塩である。
使用可能なアルカリ重炭酸塩は、これに限らないが、重炭酸ナトリウム(NaH
CO3)及び重炭酸カリウム(KHCO3)を含む。
【0051】 更に他の実施例では、少なくとも1つのアルカリ物質がセスキ炭酸ナトリウム
(Na2CO3・NaHCO3・2H2O)である。
【0052】 他の実施例では、少なくとも1つのアルカリ物質がアルカリ土金属炭酸塩であ
る。使用可能なアルカリ土炭酸塩は、これに限らないが、炭酸カルシウム(Ca
CO3)を含む。
【0053】 他の実施例では、少なくとも1つのアルカリ物質がアルカリ金属珪酸塩である
。使用可能なアルカリ金属珪酸塩は、これに限らないが、メタ珪酸ナトリウム(
Na2SiO3)を含む。
【0054】 他の実施例では少なくとも1つのアルカリ物質が約3重量%〜約35重量%、
好ましくは約5重量%〜約20重量%が含まれ残りが珪酸マグネシウムである2
成分の精製剤を用いることもある。
【0055】 本発明の方法は特に商業的揚げ物操作に適用できる。ある実施例では、使用済
み油脂に対して少なくとも1重量%の精製剤、好ましくは使用済み油脂に対して
少なくとも1.5重量%の精製剤を加える。一般に精製剤の量は使用済み油脂に
対して2重量%を上回らない。
【0056】 他の実施例では精製剤を珪酸カルシウムで構成する。
【0057】 また他の実施例では、精製剤を活性炭で構成する。
【0058】 更に他の実施例では精製剤をシリカゲルで構成する。
【0059】 更に別の実施例では、精製剤を燐酸マグネシウムで構成する。
【0060】 しかし、本発明の範囲は特定の精製剤に限らないことは当然である。
【0061】 最適な精製剤量の選択は、これだけに限定されないが、処理頻度及び油と揚げ
物の条件も含めた様々な要因に依存する。油の使用期間を延ばすために、遊離脂
肪酸、脱色あるいは他の汚染物質レベルを減ずるのに有効な量の精製剤を用いる
。最大使用量は所望の油質、コスト及び操作中の濾過・流れ特性に応じ決める。
【0062】 以下、図面に基づいて発明を説明する。
【0063】 図1は本発明による実施例の工程の構成図である。
【0064】 (粉末ホッパー充填) 粉末状の精製剤を図のホッパー11に入れる。ホッパー11内の粉末が安定す
るように振動機12を起動する。弁14を開き使用済み油脂の処理に用いる所定
量の粉末をホッパー11から配管13へと送り、弁14を通して配管15へ送る
。粉末を配管15に充填したら弁14を閉じる。
【0065】 (装置への油の充填) 商業的フライヤー(不図示)のような油源から使用済み調理用油が引き出され
るように切換弁20設定する。弁32及び弁34も開く。油は配管21、弁20
、ポンプ22、配管23を通り注入噴射器19へと移動する。次いで、油は配管
25、配管27へと切換えできる弁24から配管27を通り濾過装置26へと移
動する。油は濾過装置26及びその内部あるフィルタ28から配管29、弁32
、配管31及び同時に配管43を通り配管33、弁34、配管35を通り保持タ
ンク36に入る。保持タンク36には第1の水準を感知するセンサ37と第2の
水準を感知するセンサ38が備えられている。
【0066】 濾過装置26はフィルタ28も含んでいる。フィルタ28は精製剤がフィルタ
上にケーキが生成するように精製剤を保持できればどのようなフィルタでも良い
。ある実施例では、フィルタは約20ミクロン〜約50ミクロンの開口部を有す
る円筒形の網フィルタである。好適な実施例ではフィルタは(断面)三角あるい
は“楔状”の針金を有し50ミクロン以下の開口部を有する円筒フィルタである
。しかし、本発明の範囲は特定のフィルタに限定されないことは当然である。
【0067】 (油中への粉末の添加) 保持タンク36中の油量が第1水準であるとセンサ37が検出し、配管15中
の粉末をセンサ16で検出したら、弁32及び弁34を閉じ、弁24を切換え、
配管41を通りタンク36へ戻るようにする。次いで、弁17を開き粉末を配管
15から弁17及び配管18を通って注入噴射器19へと送り、そこで粉末は使
用済み油に接触する。粉末と使用済み油の混合物を注入噴射器19から配管25
へ送り、切換弁24及び配管41を通り保持タンク36へと送り込む。
【0068】 (フィルタ上へ粉末の堆積) 保持タンク36中の油量が第2水準に達したことをセンサ38が検出すると、
弁34が開き、供給源から配管21及び切換弁20を通さずに、油が保持タンク
36から配管39及び切換弁20へと通るように切換弁20を切換え、油が配管
41ではなく配管27を流れるように切換弁24を切換える。これにより油が保
持タンク36から配管39、切換弁20、ポンプ22、配管23、注入噴射器1
9、配管25、切換弁24、配管27、濾過装置26、配管43、配管33、弁
34、配管35を流れ保持タンク36に戻るようになる。粉末と油の混合物をポ
ンプ輸送しフィルタ28を通すと、粉末がフィルタ28に接しフィルタ28上に
取り込まれ、ケーキを形成する。
【0069】 (供給源からの油の濾過) 約4分後、弁44を開き、弁33を閉じて保持タンクから油を汲み出す。セン
サ37が油と接触しなくなるまで油を保持タンク36から配管39を通してポン
プ輸送する。この時点では油を保持タンク36ではなく供給源から引き出すよう
に切換弁20を切換えている。油は配管21、切換弁20、ポンプ22、配管2
3、注入噴射器19、配管25、切換弁24、配管27及び濾過装置26を通過
する。油がフィルタ28上に生成したケーキを通過すると粉末が使用済み揚げ物
用油から遊離脂肪酸を除去、脱色および他の不純物を除去する。油はフィルタ2
8を出て、配管43から配管45、弁44を通り配管46を経て供給源あるいは
指定された貯蔵容器へと輸送され、そこから供給源へと戻される。
【0070】 (油及びケーキの装置からの排出) 油を20分間連続して濾過装置26を通過させた後、油が保持タンク36から
引き出され配管39へとポンプ輸送されるように切換弁20切換える。この時点
で、油が配管41を流れ保持タンクへ戻るように切換弁24を切換える。これに
よりポンプ22及び注入噴射器19を通る油の流れが保たれる。さらに、この時
点では送風逆止弁30は開いている。フィルタ28上のケーキを乾燥させるよう
に圧縮空気、あるいは好ましくは窒素ガスを、弁30を通して1分間流した後、
弁44及び弁30を閉じる。送風逆止弁42及び弁48を開く。送風逆止弁42
より空気、あるいは好ましくは窒素ガスを配管45へと吹き込む。空気は配管4
5から濾過装置26のフィルタ28へと延びている配管43へ流れる。粉末より
生成したケーキをフィルタ28から取り除くのに十分な力を有した空気を配管4
3からフィルタ28の内側に放出する。ケーキは重力で濾過装置を下方に通過し
配管47へと放出される。次いで、ケーキは弁48、配管49を経て使用済み粉
末を収納する廃棄物回収容器(不図示)へと送られる。ケーキを廃棄物回収容器
へ送ってから弁44及び弁48を閉じ、再度粉末及び油を装置に充填し、新たな
処理工程を始めるように装置を再設定する。
【0071】 本明細書で引用された公開特許出願を含むすべての特許公開情報の開示は、個
別の特許および公開情報が特異的かつ個別に引用例に組み込まれたのと同じ範囲
内でその全体に引用例として特異的に組み込まれている。
【0072】 しかし、本発明は上述の実施態様に限定されるものではないこと当然である。
本発明は記述した以外の実施態様でも実行可能な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の工程構成図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11B 3/10 B01D 35/02 E 4H059 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 カウフマン,ジェフリー アメリカ合衆国,53523 ウィスコンシン, ケンブリッジ,スコジェン ロード 9524 Fターム(参考) 4B026 DC02 DP10 4B059 BF08 BF10 4D064 AA23 BM25 4D066 BA01 BB02 CA01 CA07 CB11 FA03 4G066 AA16A AA16B AA30A AA30B AA43A AA43B CA43 EA20 4H059 AA11 CA05 CA21 CA32 CA93 DA08 EA21

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済み調理用油脂を処理する方法であって、 (a)前記使用済み調理用油脂を使用済み調理用油脂源から保持容器へ送り、 (b)前記保持容器の前記使用済み調理用油脂が第1の所定量に達した時点で
    前記使用済み調理用油脂を所定量の精製剤に接触させ、 (c)前記保持容器の使用済み調理用油脂が第2の所定量に達した時点で前記
    使用済み調理用油脂及び前記精製剤を前記保持容器から濾過装置へと送り、前記
    第2の所定量は前記第1の所定量の油脂より大きく設定し、前記使用済み調理用
    油脂及び前記精製剤を前記保持容器から前記濾過装置へ送る際、前記精製剤が前
    期濾過装置に取り込まれ、 (d)前記使用済み調理用油脂を濾過装置から前記調理用油脂源に送る 工程を含むことを特徴とする使用済み調理用油脂処理方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(a)が、 (i)前記使用済み調理用油脂を前記使用済み調理用油脂源から第1の輸送配
    管を通して第1の切換弁へと送り、 (ii)前記使用済み調理用油脂を第2の輸送配管を通して前記第1の切換弁か
    ら第2の切換弁へと送り、 (iii)前記使用済み調理用油脂を第3の輸送配管を通して前記第2の切換弁
    から前期濾過装置へと送り、 (iv)前記使用済み調理用油脂を前記濾過装置及び第4の輸送配管を通して前
    記濾過装置から前記保持容器へ送る 操作を含むことを特徴とする請求項1記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(b)において前記保持容器内の前記調理用油脂が
    前記第1の所定量に達した時点で前記第2の輸送配管内において前記使用済み調
    理用油脂と前記精製剤とを接触させ、前記第2の輸送配管内において前記使用済
    み調理用油脂と前記精製剤を接触させた時点で前記使用済み調理用油脂を前記調
    理用油脂源から前記第1の輸送配管、前記第1の切換弁、前記第2の輸送配管、
    前記第2の切換弁及び前記第2の切換弁からの第5の輸送配管を通って前記保持
    容器へ送り、前記保持容器に前記使用済み調理用油脂が前記第2の所定量に達す
    るまで前記第2の切換弁を切換えることを特徴とする請求項2記載の使用済み調
    理用油脂処理方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(c)が、 (i)前記使用済み調理用油脂及び前記精製剤を前記保持容器から第6の輸送
    配管を通り前記第1の切換弁へ送るように前記第1の切換弁を切換え、 (ii)前記使用済み調理用油脂及び前記精製剤を前記第2の輸送配管を通って
    前記第1の切換弁から前記第2の切換弁へ送り、 (iii)前記使用済み調理用油脂及び前記精製剤を前記第3の輸送配管を通っ
    て前記濾過装置へ送り、 (iv)前記使用済み調理用油脂及び前記精製剤は前記濾過装置を通り、それに
    よって前記精製材を前記濾過装置に取り込み、 (v)前記使用済み調理用油脂を前記第4の輸送配管を通って前記濾過装置か
    ら前記保持容器へと送る 操作を含むことを特徴とする請求項3記載の使用済み調理用油脂処理する方法。
  5. 【請求項5】 前記工程(d)が、 (i)前記使用済み調理用油肪を前記第1の輸送配管、前記第1の切換弁、前
    記第2の輸送配管、前記第2の切換弁及び前記第3の輸送配管を通って前記濾過
    装置へ送るように前記第1の切換弁を切換え、 (ii)前記使用済み調理用油脂を前記濾過装置から第7の輸送配管を通って前
    記使用済み調理用油脂源へと送り、 (iii)前記保持容器内の前記使用済み調理用油脂を前記第6の輸送配管、前
    記第1の切換弁、前記第2の輸送配管、前記第2の切換弁、前記第3の輸送配管
    、前記濾過装置及び前記第7の輸送配管を通って前記調理用油脂源へと送るよう
    に、前記第1の切換弁を切換えることを特徴とする請求項4記載の使用済み調理
    用油脂処理方法。
  6. 【請求項6】 前記調理用油脂源がフライヤーであることを特徴とする請求
    項1記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  7. 【請求項7】 前記精製剤が珪酸マグネシウムを含むことを特徴とする請求
    項1記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  8. 【請求項8】 前記珪酸マグネシウムが少なくとも300平米/グラムの表
    面積を有することを特徴とする請求項7記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  9. 【請求項9】 前記珪酸マグネシウムが少なくとも400〜約700平米/
    グラムの表面積を有することを特徴とする請求項8記載の使用済み調理用油脂処
    理方法。
  10. 【請求項10】 前記珪酸マグネシウムの少なくとも75%の粒子が400
    メッシュ以上で、15%以下が40メッシュ以上であることを特徴とする請求項
    8記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  11. 【請求項11】 前記珪酸マグネシウムの大きさが約20〜約75ミクロン
    であることを特徴とする請求項8記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  12. 【請求項12】 前記珪酸マグネシウムが約25〜約32ポンド/立方フィ
    ートの嵩密度を有することを特徴とする請求項8記載の使用済み調理用油脂処理
    方法。
  13. 【請求項13】 前記珪酸マグネシウムが無定形の無水沈降合成珪酸マグネ
    シウムで、前記珪酸マグネシウムのpHを約9.0以下に低くなるよう処理する
    ことを特徴とする請求項7記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  14. 【請求項14】 前記珪酸マグネシウムの5%スラリーが約8.2〜約8.
    9のpHを有することを特徴とする請求項13記載の使用済み調理用油脂処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記珪酸マグネシウムの5%スラリーが約8.5〜約8.
    8のpHを有することを特徴とする請求項14記載の使用済み調理用油脂処理方
    法。
  16. 【請求項16】 前記珪酸マグネシウムが約50〜約150平米/グラムの
    表面積を有することを特徴とする請求項7記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  17. 【請求項17】 前記珪酸マグネシウムが約1:2.6〜約1:3.4のM
    gO対SiO2のモル比を有し、5%懸濁水が約9.0〜10.5のpHを有す
    ることを特徴とする請求項16記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  18. 【請求項18】 前記珪酸マグネシウムが約9.0〜約9.5のpHを有す
    ることを特徴とする請求項7記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  19. 【請求項19】 前記精製剤がアルカリ土金属水酸化物、アルカリ土金属酸
    化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属重炭酸塩、セスキ炭酸ナトリウム、ア
    ルカリ土金属炭酸塩及びアルカリ金属珪酸塩の構成群から選択した少なくとも一
    つのアルカリ物質を含むことを特徴とする請求項7記載の使用済み調理用油脂処
    理方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも一つの前記アルカリ物質に対する前記珪酸マグ
    ネシウムの重量比が少なくとも1.8:1で32:1より大きくないことを特徴
    とする請求項19記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも一つの前記アルカリ物質に対する前記珪酸マグ
    ネシウムの重量比が少なくとも9:1で19:1より大きくないことを特徴とす
    る請求項20記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも一つの前記アルカリ物質がアルカリ土金属水酸
    化物であることを特徴とする請求項19記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  23. 【請求項23】 前記アルカリ土金属水酸化物が水酸化カルシウムであるこ
    とを特徴とする請求項22記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  24. 【請求項24】 少なくとも一つの前記アルカリ物質がセスキ炭酸ナトリウ
    ムであることを特徴とする請求項19記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  25. 【請求項25】 前記使用済み調理用油脂を処理する方法であって更に、 (e)前記濾過装置から残存油脂を除去し、前記残存油脂を前記濾過装置から
    前記保持容器へ送り、 (f)前記濾過装置から前記精製剤を除く 工程を含む請求項1記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  26. 【請求項26】 前記工程(e)には気体を前記濾過装置に導く操作を含み
    、そこで前記気体が前記残存油脂を前記濾過装置から前記保持容器へ輸送するこ
    とを特徴とする請求項25記載の使用済み調理用油脂処理方法。
  27. 【請求項27】 前記工程(f)には気体を前記濾過装置に導く操作を含み
    、そこで前記気体が前記精製剤を前記濾過装置から除去することを特徴とする請
    求項25記載の使用済み調理用油脂処理方法。
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