JP2003524190A - テスト・インターフェースを備えた集積回路 - Google Patents

テスト・インターフェースを備えた集積回路

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JP2003524190A JP2001562222A JP2001562222A JP2003524190A JP 2003524190 A JP2003524190 A JP 2003524190A JP 2001562222 A JP2001562222 A JP 2001562222A JP 2001562222 A JP2001562222 A JP 2001562222A JP 2003524190 A JP2003524190 A JP 2003524190A
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フランシスカス、ジー.エム.デ、ジョング
ロジャー、エフ.シャッタート
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ジェリット、ダブリュ.デン、ベーステン
バーナーダス、エム.ジェイ.クプ
アルバータス、ジェイ.ピー.エム.バン、ユーデン
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2853Electrical testing of internal connections or -isolation, e.g. latch-up or chip-to-lead connections

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給パッドと機能ブロックへの供給間導通接続線をテストするテスト・インターフェースを備えた集積回路を提供する。 【解決手段】 電流テスト回路は導通接続線上の第1、第2の点に接続されたテスト入力を有し、テスト入力間電圧と閾値を比較する。電流テスト回路は閾値シフト回路を備え、これが活性化しているとテスト入力間電圧に応じた値に閾値をシフトする。テストは2ステップで行われる。テスト入力に第1の電圧が与えられると閾値シフト回路を活性化し、テスト入力の第2の電圧を閾値と比較する。集積回路が導通接続線 より電流を引き出すよう設定されていると第1、第2の電圧の一方は導通接続線間電圧降下であり、他方は基準電圧となる。一実施形態において、集積回路はシャント回路を供え、機能ブロックの電流と平行してテスト中の導通接続線に電流を誘発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、テスト・インターフェースを備えた集積回路並びにそのような集
積回路を含む回路の電源供給接続をテストする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
すべての状況において集積回路が正しく動作するかを確認するにはICの電源
供給接続をテストするのが望ましい。原理的には、電源供給接続から電源電圧を
受けるべき機能ブロックからの反応が無いことにより電源供給接続の相補的な誤
動作が検出できる。しかしこのテストではすべての考えられる誤動作は検出でき
ない。例えば、同じ電源電圧を出力する電源供給接続が二つ以上ある場合、ある
電源供給接続の誤動作が確認できない場合がある。これは、他の電源供給接続か
ら供給電流が機能ブロックに流れるからである。これにより、ある状況、例えば
急に大電流を消費しなければいけないような場合では正しく動作しないにも関わ
らず、別の状況では機能ブロックが反応してしまうことがある。
【0003】 上記の方法とは別に電源供給接続の電圧降下をモニタしてもよい。しかしこの
ような集積回路の電源供給接続の誤動作テストは困難である。なぜならば、電源
供給接続では寄生電圧降下以外の電圧降下は許容されないからである。米国特許
番号5、894、224並びに5,963、038には電源供給接続の電流を検
出するコイルが開示されている。しかしこれは大きな寄生効果がないコイルを組
み込むことができる集積回路でのみでしか有効ではない。
【0004】 米国特許番号5、068、604には同じ電源電圧の複数の電源供給接続を備
えた集積回路における電源供給接続の機能テストについて記載されている。これ
は同じ電源電圧の複数の電源供給接続に接続されるべき異なるノード間電圧にお
ける集積回路内部電圧差を測定するものである。複数電源供給接続の一つが正し
く接続されていない場合、これらノード間において集積回路に電流が流れるとい
う考えによるものである。高抵抗が許容されるノード間では測定可能な電圧降下
が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、常にそのような電圧降下が測定可能というわけではない。例えば、同
じ電源電圧に対して三つ以上の電源供給接続が複数ノードに接続されていた場合
、第2のノードが電源供給接続から外れていた場合、並びに第3のノードが電源
供給接続から外れていた場合に、電流は第1、第2ノードに流れることになる。
このような不完全なテストを避けるためにさらなる方法が必要となる。
【0006】 この発明は、誤認のないテストが可能な集積回路並びに集積回路に接続された
電源供給接続をテストする方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る集積回路は電流テスト回路と、この回路のテスト入力間電圧と
この回路の閾値を比較する前に、この閾値を動作範囲にシフトする閾値シフト回
路を備える。閾値シフト回路はテスト・コマンドに応答する内部部分にトリガさ
れる。このテスト・コマンドは好ましくは従来のスキャンチェイン・テスト・イ
ンターフェースに入力するとよい。(ここで、スキャン・テストは内部周辺スキ
ャン・テスト(回路ボードレベルのテスト)と集積回路の内部回路のスキャン・
テストの両方を含む。)。従って、閾値はテスト・コマンドの実行の一部として
ダイナミックに調整される。これにより、精度の高い電流検出が可能となる。
【0008】 この発明に係る集積回路の一実施形態では、所定の入力電圧を電流テスト回路
に与え、この入力電圧と所定の差を有するレベルまで電流テスト回路の閾値をシ
フトする。一実施形態では所定入力電圧は零である。このようにして、所望の閾
値を簡単に制御することができる。好ましくは、閾値は数ステップにて調整され
る。テスト入力に所定の基準電圧が与えられた場合、まず、閾値を入力電圧に等
しいレベルにする。次に閾値を所定量シフトする。
【0009】 このような電流テスト回路は機能ブロックの出力バッファのスイッチングによ
り生ずるサージ電流量の測定に用いられる。集積回路の外部出力ピンのような比
較的大きな容量負荷を構成する端子に出力バッファが接続される。このような負
荷をチャージすると一時的にサージ電流が流れて電源電圧が変化する原因となる
。電源供給接続の電流を閾値シフト又は出力バッファのスイッチング後所定時間
後の閾値比較に用いることにより、この電流が接地電位変化の原因となっている
かを判断することができる。集積回路には出力バッファ電流のスイッチングとそ
の使用時間を制御するタイマを備えるとよい。
【0010】 電流テスト回路はさらに、電源供給接続が実際に電流を流すか等のテストに用
いてもよい。各種テストに対応できるよう、閾値がシフトした場合に電流テスト
回路の入力間電圧から選択的に所定量だけ電流テスト回路の閾値をオフセットす
るように閾値シフト回路を構成してもよい。
【0011】 この発明に係る集積回路の他の実施形態では、十分な検出電流量が得られるよ
うに 機能回路に並列にシャント回路を設ける。シャント回路としては精度高い
電流が得られるようスイッチングされる電流源が好ましい。シャント回路により
、十分大きい電圧降下が得られるように、テストの間、供給電流の増加が精度よ
く制御される。ここで、シャント回路は他の回路に並列に電流を引き出すいかな
る回路を含む。なお、シャント回路は、この回路によりシャントされる回路にお
いて所望の電圧降下を生じさせる短絡回路に限定されるものではない。
【0012】 さらなる実施形態では、集積回路は複数の供給パッドとこれら供給パッドに対
応する複数のシャント回路を備える。供給パッドは電源供給線により集積回路内
において接続され、それらに集積回路も接続される。供給パッドの一つからの電
流に対しテスト・コマンドが実行されると、すべてのシャント回路が活性化して
他の供給パッドからの電流がテストを妨害しないようにする。しかし、これは集
積回路での過大な電力消費を引き起こすこととなる。一実施形態では、活性化さ
れるシャント回路は一つないしそれ以上の近隣供給パッド用シャント回路であり
、テスト中の供給パッドに最も近い電源供給線に接続される。シャント回路にお
いて”further on”は非導通に維持されることを意味する。ある実施形態では、
他の活性化されたシャント回路に対応する供給パッド用電流検出回路が活性化し
て自己テストを行う。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に示す回路は、第1、第2の電源供給線10,11と、機能ブロック12
と、供給線抵抗13と、電流テスト回路として動作する電流検出回路14と、シ
ャント回路15と、制御回路16と、スキャンチェイン回路17とを備える。供
給線10,11は機能ブロックに接続されている。電流検出回路14は第1、第
2の電源供給線10と機能ブロック12間の接続線と2点で接続されている。2
点間の抵抗13は代表的にはランプ抵抗である。実際にはこの抵抗は2点間自身
の寄生抵抗であり、それは非常に小さく、例えば10ミリオーム程度である(供
給線10と機能ブロック12間全体の抵抗は例えば100ミリオームである)。
2点間の供給線長さは接続を構成する導通トラック幅より小さい。シャント回路
15は機能ブロック12と並列に接続されて抵抗13を介して第1の供給線10
からの電流をシンクする。制御回路16は電流検出回路14とシャント回路15
に繋がる制御出力を有する。スキャンチェイン回路17は制御回路16に繋がる
出力と電流検出回路14に繋がる入力を有する。
【0014】 図1に示す回路は通常モードとテストモードで動作する。通常モードでは、第
1、第2の電源供給線10,11からの電源供給により機能ブロック12がこの
回路のある回路機能として動作する。テストモードでは、この回路はスキャンチ
ェイン回路17により制御される。テストモードにおいて回路は、第1の電源供
給線10と機能ブロック12間の接続での動作が正しいかをチェックする。これ
は基本的にはシャント回路15のスイッチングを含む。従って、接続が正しけれ
ば、第1の電源供給線10から抵抗13を介してシャント回路15へ相当な電流
(例えば約200mAでこれは抵抗13で2ミリボルト程度の電圧降下を引き起
こす)が流れる。これはスキャンチェイン回路17により制御される。スキャン
チェイン回路17には制御パターンが用意され、これにより制御回路16がシャ
ント回路15を制御して電流を流す。次に、電流検出回路14により抵抗13で
の電圧降下が閾値と比較される。この比較結果はサンプリングされてスキャンチ
ェイン回路17に記憶される。
【0015】 電圧降下と閾値との比較の前に、制御回路16から電流検出回路14に信号が
送られて閾値が動作範囲にシフトされる。動作範囲は二つの考えられる電圧降下
の間の範囲であり、これらは通常電源供給接続と不良電源供給接続とに各々対応
する。動作範囲へのシフトはいろんな方法で行われる。例えば、制御回路16に
よりシャント回路15が導通する前に生じる電圧降下に閾値を等しくさせ、この
等しくなった閾値に対応して所定量閾値をオフセットしてシフトさせるように回
路をセットする。または、一時的に電流検出回路14の両入力を(抵抗13の両
端2点以外の)共通ノードに接続して、両入力において電流検出回路14が検知
できる電圧降下に閾値を等しくさせ、この等しくなった閾値に対応して所定量閾
値をオフセットしてシフトさせるような状態にスイッチングしてもよい。
【0016】 他の実施形態では、抵抗13の電圧降下がテスト電流に影響を与えた場合に検
出回路の閾値を電圧降下に等しい値とする。その後、このようにして得られた閾
値に対応して所定量閾値をオフセットしてシフトさせる。標準電流を供給するか
又は標準的電圧降下(例えば零)を供給する回路への入力をスイッチングして標
準的な電圧降下を検出回路14の入力に与える。電流検出回路14により、この
標準的電圧降下とシフトされた閾値が比較され、その結果がスキャンチェイン回
路17に与えられる。
【0017】 好ましくは、制御回路16により電流検出回路14を制御して、閾値を動作範
囲にシフト後、所定時間間隔で電流検出結果をサンプリングする。この所定時間
間隔はタイマ18により制御してもよい。従って、スキャンチェイン回路17が
出力をサンプリングした時とは異なる時点で電流検出結果がサンプリングされる
(勿論この時点前でもよい)。閾値がシフトされた後に起こりうる閾値ドリフト
効果がこのサンプリングにより抑制される。
【0018】 電流検出回路14は、機能ブロック12の出力バッファ(図示しない)のスイ
ッチング後の所定時間間隔サージ電流の大きさを算定するのに用いてもよい。出
力バッファは例えば集積回路の外部出力ピン又はバスラインに接続される。サー
ジ電流の大きさが所望の大きさの場合、閾値シフト直後に出力バッファをスイッ
チするよう制御回路16が出力バッファに接続される。これにより、出力バッフ
ァのスイッチングとテスト結果のサンプリング間の時間がタイマ18により制御
される。または、制御回路16からの信号により出力バッファをスイッチ・オン
し、この信号によりタイマをトリガし、そしてサンプリングをトリガしてもよい
。勿論、サージの間の電圧降下を用いて閾値をシフトし、このシフトした閾値を
基準電圧と比較してもよい。
【0019】 図2に電圧検出回路とスイッチング回路を備えた電流検出回路を示す。図2の
入力回路は抵抗13間を接続する入力20a、20bを有する。電流検出回路は
第1ステージ22と、閾値フィードバック回路24と、閾値オフセット回路25
と、比較器26と、フリップ・フロップ27と、自己テスト回路28を備える。
【0020】 第1ステージ22はスイッチ回路220と、このスイッチ回路220と第2の
電源供給線との間に接続される二つのブランチ221、223並びに222、2
24を備える。スイッチ回路220は第1、第2、第3、第4のPMOSスイッ
チング・トランジスタ2201,2202、2203、2204とインバータ2
206を備える。第1PMOSスイッチング・トランジスタ2201のチャネル
が第1のブランチ221、223と第1の入力20aとの間に接続される。第2
PMOSスイッチング・トランジスタ2202のチャネルが第1のブランチ22
1、223と第2の入力20bとの間に接続される。第3、第4PMOSスイッ
チング・トランジスタ2203,2204のチャネルが共に第2のブランチ22
2、224と第2入力20bとの間に接続される。スイッチ回路220のスイッ
チ制御入力がインバータ2206を介して第1、第3PMOSスイッチング・ト
ランジスタ2201,2203のゲートに接続され、そして第2、第4PMOS
スイッチング・トランジスタ2202,2203のゲートに接続される。
【0021】 第1ブランチはその接続点からスイッチ回路220に渡って直列に第1のPM
OSトランジスタ221の主電流チャネルと、第1の電流源223と、テストさ
れる電源供給線とは反する(異なる)第2の電源供給線を備える。第2ブランチ
はその接続点からスイッチ回路220に渡って直列に第2入力20bと、第2の
PMOSトランジスタ222の主電流チャネルと、第2の電源供給線である第2
の電流源224とを備える。スイッチ回路220はさらに第2入力20bに接続
され、そして第1、第22の入力20a、20bのいずれかを第1PMOSトラ
ンジスタ221の主電流チャネルに接続するようになっている。第1PMOSト
ランジスタ221のゲートは第1電流源223の主電流チャネル間のノードに接
続され、そして第2PMOSトランジスタ222のゲートに接続される。第2P
MOSトランジスタ222の主電流チャネルと第2電流源224間のノードが第
1ステージ22の出力となる。
【0022】 閾値フィードバック回路24は制御可能な電流源240と、キャパシタ242
と、調整スイッチ244を備える。電流源240は第1ステージ220の出力と
第2電源供給線11とに接続される。電流源240の制御入力が調整スイッチ2
44を介して第1ステージ220の出力に接続され、さらにキャパシタ242を
介して第2電源供給線11に接続される。
【0023】 閾値オフセット回路25はさらなる制御可能な電流源250とデジタル電流制
御回路252を備える。電流源250は第1ステージ22の出力と第2電源供給
線11との間に接続される。自己テスト回路28は直列接続された第3のPMO
Sトランジスタ280の主電流チャネルと自己テストスイッチ282を備える。
この直列接続は第1ステージ22の出力と電流検出回路の第2入力20bとの間
に接続される。
【0024】 第1ステージ22の出力は比較器26の入力に接続され、この出力がフリップ
・フロップ27のデータ入力に接続される。フリップ・フロップ27の出力が電
流検出回路の出力となる。制御回路16(図2には示していない)の制御供給線
(図示しない)がスイッチ回路220と、自己テストスイッチ282と、調整ス
イッチ244と、デジタル閾値制御回路252と、フリップ・フロップ27に接
続される。
【0025】 動作は次の通りである。通常動作では、テストモード・スイッチ220により
第1PMOSトランジスタ221の主電流チャネルが、第1PMOSスイッチン
グ・トランジスタ2201のチャネルを介して、第1入力20aに接続され、第
2PMOSスイッチング・トランジスタ2202のチャネルが非導通となる。第
1PMOSトランジスタ221が第1電流源223と同じ電流を引き出すように
PMOSトランジスタ221,222が自己のゲート電圧を調整する。第2PM
OSトランジスタ222のゲート電圧は入力20a、20b間の電圧降下分だけ
第1PMOSトランジスタ221のゲート電圧と異なる。従って、第2PMOS
トランジスタ222の電流は第1電流源223からの電流と入力20a、20b
間のいかなる電圧降下にも依存する。
【0026】 第2PMOSトランジスタ222からの電流が、第2電流源224、調整可能
な電流源240、そしてさらなる調整可能な電流源250より大きいか小さいか
により比較器26が論理low又は論理highを出力する。比較器26の出力
は、制御回路16からの信号によりフリップ・フロップ27にサンプリングされ
る。
【0027】 電流源240が無い場合で、入力20a、20b間に電圧降下が無い時には、
第2PMOSトランジスタ222の電流が第2電流源224からの電流と確実に
等しくなるよう、トランジスタ221,222と電流源223、224の寸法が
決められる。しかし、処理変化、温度ドリフト等の要因によるパラメータ拡散に
より精度の高い回路を構成するのは不可能である。この問題は調整可能電流源2
40により解決される。
【0028】 制御回路16によりフリップ・フロップ27を制御して比較器26の出力をサ
ンプリングする前に、制御回路16はこの回路の閾値が動作範囲に入るよう調整
する。制御回路16は閾値オフセット回路25を最小値にセットする。制御回路
16はさらにスイッチ220を制御して、第2PMOSスイッチング・トランジ
スタ2202のチャネルを介して、第1PMOSトランジスタ221の主電流チ
ャネルを第2入力20bに接続させる。制御回路16により、第1PMOSスイ
ッチング・トランジスタ2201が非道通となり、調整スイッチ244が道通と
なる。その結果、第2PMOSトランジスタ222からの電流が第2電流源22
4、電流源240そして電流源250により供給される電流と等しくなるように
電流源240の制御入力電圧が調整される。その上で、制御回路16により、電
流調整スイッチ224が非道通となり、制御可能電流源の制御電圧が固定される
。次に、制御回路16は閾値オフセット回路から異なる電流を選び、閾値にオフ
セットを与える。オフセット変化により電圧降下0と入力20a、20b間の差
が決まり比較器26をトリップさせる。
【0029】 自己テスト・モードでは、制御回路16により、自己テスト・スイッチ282
を導通させて電流検出回路において自己テストを行う。これにより、電圧降下が
生じて第2PMOSトランジスタ222から電流を出力させる。そのような電流
に比較器26が正しく応答するとこの回路は正しく動作する。通常、制御回路1
6により、自己テスト・スイッチ282は非導通であり、第1電源供給線10と
機能ブロック12の間の接続に十分な電流が流れたときのみ十分な電圧降下が検
出される。
【0030】 制御回路16はさらなる制御可能な電流源を異なる電流レベルに設定できるよ
うにしてもよい。これにより、電流検出回路の閾値を選択可能なレベルにシフト
して、各種テストにおいて異なる条件で電流量を検出することができる。例えば
、シャント回路電流による定常状態での電圧降下をテストする第1のレベルに閾
値を設定してもよい。機能回路において多くの出力バッファがスイッチ・オンし
た場合のサージ電流量を測定するには閾値は第2の異なるレベルに設定してもよ
い。
【0031】 サージ電流により接地電位変化に起因する集積回路動作の不安定さが解消され
る。集積回路動作を安定させるにはサージ電流が大きすぎないかをみることが望
ましい。ところが、回路を構成するトランジスタの特性よりこれらの問題におい
て回路をテストするのは困難である。このようなテストを実現するには、最初に
、スイッチ・オフした機能ブロック12の出力バッファ(図示しない)の定常状
態での電流に相当するレベルに検出回路の閾値を設定する。次に、閾値を所定量
シフトし、出力バッファを一つ以上(好ましくはすべて又は半分以上)スイッチ
・オンさせて、機能ブロック12の通常使用状態で起こりうるスイッチイングを
シミュレートする。出力バッファがスイッチ・オンしてから所定時間後、検出回
路の出力をサンプリングして、出力バッファのスイッチ・オンに応じたサージ電
流が集積回路の安定動作に対して大きすぎるかを判定する。勿論、出力バッファ
のスイッチ・オフに起因する突然の電流低下に対して同様なテストを行ってもよ
い。図2の回路によりこの種のテストを行えることができるが、この目的のため
に調整可能な閾値を有する他のタイプの検出回路を用いることができることは明
らかである。
【0032】 この種のテストを行うためのコマンドを受信後、出力バッファのスイッチ・オ
ン/オフと検出回路14の電流検出結果のサンプリングの間の時間間隔制御を制
御回路16はタイマ18を用いて行うとよい。一実施形態では、タイマ18をス
キャンチェイン回路によりプログラムしてスキャンチェイン回路からのコマンド
により時間間隔を制御できる。または、時間間隔におけるタイミングを異なるコ
マンドを制御回路16に与えて制御してもよい。しかし、これは出力バッファの
スイッチ・オンと検出回路の電流検出結果サンプリングの間の時間間隔が非常に
短いと難しい。
【0033】 スキャンチェイン回路17は、活性されるシャント回路15の選択を制御し、
テストを選択し(テストなし、自己テスト、実テスト)、さらに必要であれば、
さらなる制御可能な電流源25による閾値シフトを制御してもよい。これにより
、バイナリ0、1の列がスキャンチェイン回路17にシフトされて、制御回路1
6を制御し、そして制御回路16を介してシャント回路と電流検出回路14を制
御する。この場合、制御回路は少なくとも活性化した電流検出回路14にパルス
信号を与えて、これら電流検出回路の閾値を動作範囲にシフトし、そして検出結
果をサンプリングする。この結果はスキャンチェイン回路17にロードされ、回
路テストにおいてシフトされる。
【0034】 図3にテスト・インターフェースを備えたさらなる回路を示す。この回路は多
くの第1の電源供給端子30a乃至30eと、第2の電源供給端子31と、多く
の機能ブロック32a乃至32eと、多くの電流検出回路34a乃至34eと、
多くのシャント回路35a乃至35eと、制御回路36と、スキャンチェイン回
路37とを備える。電源供給端子30a乃至30eの各々は接続線39a乃至3
9eにより電源供給線38に繋がっている。図では電源供給線38は電源供給リ
ングとして示されている。電源供給線38の末端は互いに接続されている(A)
。電流検出回路34a乃至34eの各々は電源供給端子30a乃至30eと電源
供給線との間の接続線39a乃至39eの各々と2点間で接続されている。機能
ブロック32a乃至32eの各々は電源供給線38と第2の電源供給端子31と
の間のシャント回路35a乃至35eの各々と接続されている。制御回路36は
電流検出回路34a乃至34eとシャント回路35a乃至35eへの接続線(図
示しない)を備える。電流検出34a乃至34eはスキャンチェイン回路に繋が
る出力を備える。
【0035】 第2の電源供給端子31に対しては一つの接続線しか図示していないが、この
第2の電源供給端子に対しては好ましくは多くの電源供給端子が用いられること
は明らかである。これらの端子に対する接続線は、第1の電源供給端子30a乃
至30eへの接続線のテストと同様な方法でテストされる。
【0036】 電流検出回路34a乃至34dの各々は図2の電流検出回路と同様であり、制
御可能であり、他の電流検出回路とは独立に電流検出できる。原理的には、電流
検出回路34a乃至34dは様々な組み合わせで活性化される。一つの組み合わ
せでは、電流検出回路34a乃至34dとシャント回路35a乃至35eのすべ
てが同時に用いられる。これらの閾値は平行にシフトし、そしてシャント回路が
活性中に接続線の電流が検出される。サンプリングされた検出結果はスキャンチ
ェイン回路37を介して読み込まれ。しかし多大なシャント電流が回路に引き込
まれて電力損出が問題となる。
【0037】 他の組み合わせとしては、一つ乃至数個の接続線39a乃至39eが同時にテ
ストされる。例えば、接続線39a乃至39eの一つをテストするには、電源供
給線38に沿う接続線の最も近くに接続されるシャント回路35a乃至35eの
一つを活性化させる。これを他の接続線39a乃至39eについても繰り返す。
これにより、すべてのシャント回路35a乃至35eによる同時電力消費による
過度な電力消費が防止できる。しかしある状況下ではこれは正しいテスト結果を
生まないことがある。例えば、テスト中の接続線以外の接続線39a乃至39e
から多大な電流が活性化しているシャント回路35a乃至35eの一つに流れた
場合、供給電流が正常にテスト中の接続線39a乃至39eに流れても、テスト
中の接続線39a乃至39eでの電圧降下が閾値より低くなる。
【0038】 好ましい変形例としては、接続線39a乃至39eの一つに流れる電流をテス
トする場合にはシャント回路35a乃至35eのうちの少なくとも三つの回路を
活性化させる。活性化したシャント回路35a乃至35eの最初の一つはテスト
中の接続線39a乃至39eに電気的に最も近いシャント回路である(最も近い
接続線:電源供給線38の最小抵抗によりテスト中の接続線39a乃至39eか
ら分離される接続線)。さらなる活性化シャント回路35a乃至35eは、電源
供給線38のいずれかの端の第1の接続線に最も近くの、少なくとも第2、第3
のシャント回路35a乃至35eである。これにより、テスト中の接続線39a
乃至39eに正常な電流が流れた場合に十分な電圧降下がテスト中の接続線に生
じる。なぜならば、この供給電流が近傍のシャント回路35a乃至35eにも引
き込まれるからである。テスト中の接続線39a乃至39c(すべてより少ない
)に近いさらなるシャント回路35a乃至35cも活性化されてもよく、従って
、非活性化シャント回路35a乃至35eが他の活性化シャント回路35a乃至
35eのいずれよりもテスト中の接続線に電気的に近くなる。すべてのシャント
回路35a乃至35eが共に活性化するということがないので過度な電力消費が
防止できる。なぜならば、非活性化シャント回路35a乃至35eは比較的テス
ト中の接続線から(電気的に)遠いので、これら非活性化シャント回路35a乃
至35eの活性化がテスト中の接続線39a乃至39eから引き出される電流に
与える影響が比較的少ないからである。
【0039】 好ましくは、接続線39a乃至39eがテストされると、さらなる活性化シャ
ント回路35a乃至35eに最も近い接続線39a乃至39e用のテスト回路が
同時に自己テストを行う。この自己テストはさらなるテスト時間を必要とせずに
ほぼ通常の状態で行われる。
【0040】 スキャンチェイン回路37は、活性されるシャント回路35a乃至35eの選
択を制御し、テストを選択し(テストなし、自己テスト、実テスト)、さらに必
要であれば、さらなる制御可能な電流源25による閾値シフトを制御してもよい
。これにより、バイナリ0、1の列がスキャンチェイン回路37にシフトされて
、制御回路36を制御し、そして制御回路36を介してシャント回路35a乃至
35eと電流検出回路34a乃至34eを制御する。この場合、制御回路は少な
くとも活性化した電流検出回路34a乃至34eにパルス信号を与えて、これら
電流検出回路の閾値を動作範囲にシフトし、そして検出結果をサンプリングする
。好ましくは、スキャンチェイン回路37の0,1列に応じて活性すべきシャン
ト回路35a乃至35eに対してパルス信号が与えられる。これらの実施形態に
おいて、ある電流検出回路34a乃至34eが活性化するときに、テスタにより
適切なシャント回路35a乃至35eが活性化される。
【0041】 さらなる第1の実施形態では、検出すべき電流検出回路34a乃至34eを示
すスキャンチェイン回路からの情報に応じて活性化すべきシャント回路35a乃
至35eを選択するように制御回路36が構成される。シャント回路35a乃至
35eと電流検出回路34a乃至34eの電源供給線38への接続に関する情報
を用いることにより、どれが最も近いシャント回路35a乃至35eであり、そ
れの近傍シャント回路35a乃至35eであるかが直接的に分かり、これにより
制御回路36をプログラムできる。
【0042】 さらなる実施形態では、スキャンチェイン回路37からの一つのコマンドに応
じて電流検出回路34a乃至34eを一つずつ活性化するよう制御回路36が構
成される。この場合、特にある電流検出回路34a乃至34eを用いるとき、制
御回路36からこの電流検出回路にパルスが与えられてその回路の閾値を動作範
囲にシフトし、電流を検出し、そして検出結果をサンプリングする。この特にあ
る電流検出回路34a乃至34eに最も近いシャント回路35a乃至35eとこ
れらシャント回路の最も近傍のシャント回路に制御回路36から信号が送られて
、対応する接続線39a乃至39eの電流を検出する間、これら回路に電流を流
す。この実施形態において、各検出回路34a乃至34eからのサンプリング結
果が並列にスキャンチェイン回路37にロードされ、そして直列にシフトされて
テストされる。なお、自己テストを実行して電流検出結果と組み合わせて、実際
に電流検出回路34a乃至34eが不良のときに電流が正しいように流れること
を防止してもよい。これは、通常のテスト結果に加えて自己テスト結果をサンプ
リングしてシフトするか、又は通常のテスト結果と自己テスト結果を論理的に組
み合わせて行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テスト・インターフェースを備えた回路を示す図である。
【図2】 電流検出回路を示す図である。
【図3】 テスト・インターフェースを備えたさらなる回路を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランシスカス、ジー.エム.デ、ジョン グ オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 ロジャー、エフ.シャッタート オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 ヨハネス、デ、ワイルド オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 ジェリット、ダブリュ.デン、ベーステン オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 バーナーダス、エム.ジェイ.クプ オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 アルバータス、ジェイ.ピー.エム.バ ン、ユーデン オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 Fターム(参考) 2G132 AA15 AC03 AD01 AG00 AK14 AK29 AL04 5F038 DT04 DT06 DT09 DT10 DT15 EZ20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト・インターフェースを備えた集積回路であって、 供給パッドと、 供給入力を有する機能ブロックと、 前記供給パッドと前記供給入力との間の接続線と、 前記接続線上の第1と第2の点に接続されたテスト入力を有し、前記テスト入
    力間電圧と閾値を比較する電流検出回路であって、該電流検出回路は閾値シフト
    回路を有し、該閾値シフト回路が活性化しているときに前記閾値を前記テスト入
    力間電圧に応じた値にシフトさせる電流検出回路を備え、 前記テスト・インターフェースが前記閾値シフト回路と前記電流検出回路とに
    接続されてテスト・コマンドにより、少なくとも、前記テスト入力間に第1の電
    圧が与えられたときに前記閾値シフト回路を活性化させ、そして前記テスト入力
    における第2の電圧を前記シフトした閾値と比較し、前記第1、第2の電圧の一
    方は、前記集積回路が前記接続線の電流を引き出すよう設定されたときの前記接
    続線間電圧降下であり、前記第1、第2の電圧の他方は基準電圧であることを特
    徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 前記集積回路をスイッチングするスイッチをさらに備え、活性化状態で、前記
    閾値シフト回路が前記閾値を前記テスト入力間電圧に等しいレベルにシフトし、
    そして少なくとも前記比較の間、所定量前記閾値をシフトすることを特徴とする
    請求項1記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 前記テスト・インターフェースが前記所定量を選択することを特徴とする請求
    項2記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 前記シフトと比較の相対的なタイミングを発生するタイマをさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 前記基準電圧が与えられたときに前記テスト入力と共通ノードを接続するスイ
    ッチ・ネットワークをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ・ネットワークは第1、第2、第3そして第4のトランジスタを
    有し、前記テスト入力のいずれか一方が前記第1、第2のトランジスタの主電流
    チャネルを介して前記第1の点と前記共通ノードに接続され、前記第3、第4の
    トランジスタの主電流チャネルを介して前記テスト入力の他方が前記第2の点と
    前記共通ノードに接続され、前記テスト入力が前記共通ノードに接続されたとき
    に前記第2、第4のトランジスタの制御電極が活性化され、前記テスト入力に前
    記電圧降下が与えられたときに前記第1、第3のトランジスタの制御電極が活性
    化されることを特徴とする請求項5記載の集積回路。
  7. 【請求項7】 前記電流検出回路は、 ノードと、 各々が前記ノードに接続される電流出力を有する、前記電源供給線に接続され
    た電流制御入力を有する第1電流検出回路と, 第2、第3の電流検出回路と、 前記ノードに接続された入力と前記集積回路のテスト結果出力に接続された出
    力とを有する比較器と、 前記ノードと前記第2電流源入力との間に接続されたスイッチと、 前記スイッチを導通させて前記閾値をシフトして、前記比較の間前記スイッチ
    を非導通として、前記スイッチ非導通後そして検出結果判定前に前記第3の電流
    原回路により前記ノードに流れる電流を変化させ、前記シフトの間、達したある
    レベルから前記閾値を所定量オフセットさせる制御回路とを備えたことを特徴と
    する請求項6記載の集積回路。
  8. 【請求項8】 テスト・コマンドを入力し、テスト結果を読み込むスキャンチェインをさらに
    備え、該スキャンチェインは前記閾値シフト回路と前記電流テスト回路に接続さ
    れ、供給電流をテストするコマンドに応答して順次前記閾値シフト回路を活性化
    、非活性化し、前記電流テスト回路の検出結果をサンプリングし、前記集積回路
    はさらに前記スキャンチェインからのさらなるコマンドの必要なしに、自動的に
    少なくとも前記非活性化のタイミングを制御するタイマ回路を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の集積回路。
  9. 【請求項9】 前記比較又は前記シフトの前に所定時間間隔前記機能ブロックの出力バッファ
    を活性化するように前記テスト・インターフェースを構成し、前記比較又は前記
    シフトのいずれにおいても前記電圧降下を前記テスト入力に与え、前記接続線上
    の電流を引き出して前記電圧降下を前記テスト入力に与えることを特徴とする請
    求項1記載の集積回路。
  10. 【請求項10】 切り替え可能なシャント回路をさらに備え、該シャント回路の主電流経路が前
    記機能ブロックに並列に接続されて、前記機能ブロックに並列な導通接続を介し
    て前記供給パッドから電流を引き出し、前記テスト・インターフェースは、前記
    集積回路の通常動作の間前記シャント回路を非導通状態に維持し、少なくとも、
    前記テスト入力に前記電圧降下を与えるために前記接続線から電流を引き出すよ
    う前記集積回路を設定したときに前記シャント回路を導通状態にスイッチする構
    成されることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  11. 【請求項11】 電源供給線をさらに備え、前記供給パッドは同じ電源電圧のための複数の供給
    パッドの一つであり、各供給パッドはテスト可能な導通線を介して前記電源供給
    線に接続され、前記シャント回路は複数のシャント回路の一つであり、各シャン
    ト回路は導通線の一つに電気的に最も近い電源供給線に接続され、少なくともテ
    スト中の導通接続線から電流を引き出すよう前記集積回路を設定するある時点で
    、テスト中の導通接続線に電気的に最も近い前記電源供給線に接続されたシャン
    ト回路を導通させて各導通接続線をテストするよう前記テスト・インターフェー
    スは構成され、前記電気的に最も近いシャント回路よりも前記テスト中の導通接
    続線から電気的に遠い電源供給線に接続される少なくとも前記シャント回路の一
    つが前記時点で非活性化を維持するよう前記テスト・インターフェースは構成さ
    れることを特徴とする請求項10記載の集積回路。
  12. 【請求項12】 他のいずれの導通接続線よりもテスト中の導通接続線に電気的に近い少なくと
    も二つのシャント回路のサブセットを前記時点で導通させ、そして前記サブセッ
    トの他のシャント回路を前記時点で非導通とするよう前記テスト・インターフェ
    ースは構成されることを特徴とする請求項11記載の集積回路。
  13. 【請求項13】 前記テスト中の導通接続線ではない前記導通接続線の一つに接続されたさらな
    る電流検出回路を備え、該一つの導通接続線は、その他のシャント回路よりも電
    気的に近い前記少なくとも二つのシャント回路の一つに接続され、前記さらなる
    電流検出回路は自己テストが可能で、前記少なくとも二つのシャント回路が導通
    時に前記さらなる電流検出回路に自己テストを行わせるよう前記テスト・インタ
    ーフェースは構成されることを特徴とする請求項12記載の集積回路。
  14. 【請求項14】 供給パッドと、機能ブロックと、前記供給パッドと前記機能ブロックとの間の
    接続線と、前記接続線に接続されたテスト入力を有し、閾値と前記供給パッドか
    ら前記機能ブロックとへの電流による前記接続線上の電圧降下を比較する電流検
    出回路とを備えた集積回路のテスト方法であって、少なくとも 前記閾値を前記テスト入力間に与えられた第1の電圧に応じた値にシフトさせ
    、 前記テスト入力における第2の電圧を前記シフトした閾値と比較し、前記第1
    、第2の電圧の一方は、前記集積回路が前記接続線の電流を引き出すよう設定さ
    れたときの前記接続線間電圧降下であり、前記第1、第2の電圧の他方は基準電
    圧であることを特徴とする集積回路のテスト方法。
  15. 【請求項15】 前記シフト又は前記比較の前に所定時間間隔出力バッファを活性化するように
    前記電圧降下を与え、前記シフト又は前記比較いずれにおいても前記電圧降下を
    前記テスト入力に与えることを特徴とする請求項14記載の集積回路のテスト方
    法。
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