JP2003522915A - 改良緩衝器 - Google Patents

改良緩衝器

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JP2003522915A
JP2003522915A JP2001558633A JP2001558633A JP2003522915A JP 2003522915 A JP2003522915 A JP 2003522915A JP 2001558633 A JP2001558633 A JP 2001558633A JP 2001558633 A JP2001558633 A JP 2001558633A JP 2003522915 A JP2003522915 A JP 2003522915A
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JP2001558633A
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ナンディアル,スリナス
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ガブリエル ライド コントロール プロダクツ,インコーポレイティド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/512Means responsive to load action, i.e. static load on the damper or dynamic fluid pressure changes in the damper, e.g. due to changes in velocity

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Abstract

(57)【要約】 当該緩衝器(12)の吹出弁(46)と圧縮チャンバ(34)との間に配設された付加的なもしくは更なるスプリング付勢流体制御バルブ(96)を有すると共に、反跳ストローク方向におけるピストン集成体(24)の比較的低速移動の間において、すなわち、当該緩衝器(12)の吹出弁(46)を開成させる速度よりも低い速度にて増進された減衰性能特性を提供する、車両用緩衝器(12)。更なるスプリング付勢流体制御バルブ(96)は、緩衝器(12)に対し、車両操舵に対するロール安定性に関する硬さを与え乍ら消費者に対しては所望の「静粛な」または柔軟に緩衝された乗り心地を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [関連出願への相互参照] 本出願は、2000年2月8日に出願された米国仮出願第60/180,968号の優先
権を主張する。該仮出願の明細書および図面は言及したことにより本出願中に援
用される。
【0002】 [発明の背景] 本発明は油圧緩衝器に関する。より詳細には本発明は、車両用サスペンション
システムに使用されるに適した改良油圧緩衝器であって、反跳もしくは反動スト
ロークもしくは運動の方向におけるピストン集成体の低速移動の間における当該
緩衝器の減衰特性を増進する付加的バルブを含む改良油圧緩衝器に関する。
【0003】 車両駆動中に通常的に道路により引き起こされる不都合な振動を吸収すべく、
車両用サスペンションシステムにおいては油圧緩衝器が長く一般的に使用されて
きた。特に緩衝器は一般的に、車両の車体(バネ上質量)とサスペンション(バ
ネ下質量)との間に接続され、サスペンションから車体へと伝達される振動を減
衰する。
【0004】 油圧緩衝器は通常、筒状の内側キャビティを画成する(多くの場合には内管と
して知られた)筒状管を含む。該内側キャビティ内にはピストン集成体が摺動可
能に配設されて該内側キャビティ内を往復運動可能であり、かつ、該内側キャビ
ティを2個の作動チャンバすなわち両者ともに油圧流体が満たされた圧縮チャン
バおよび反動チャンバへと分割する役割を果たす。上記各作動チャンバに対して
はバルブを介して流体リザーバが連通するが、該流体リザーバは通常は上記内管
と、該内管の回りに同心的に取付けられた外管との間に環状に画成される。
【0005】 上記外管もしくはリザーバ管の一端、すなわち通常は上記圧縮チャンバの近傍
となる端部は、通常は適切な継手により車両サスペンションに対して接続される
端部キャップ集成体により閉塞される。また、上記内管の他端に取付けられたシ
ール集成体および端部キャップを貫通してピストン棒が延在する。このピストン
棒の内端部は上記ピストン集成体に接続されると共に、該ピストン棒の外端部は
適切な継手により車体に接続される。
【0006】 上記ピストン集成体は、該ピストン集成体が上記内部キャビティ内を相対的に
移動しすなわち上記内管に関して移動するときに該ピストン集成体を介して上記
各作動チャンバ間で流体が流れるのを許容するバルブを含むのが典型的である。
より詳細には該バルブは、圧縮ストローク方向または(反動もしくは伸張ストロ
ークとも称される)反跳ストローク方向において上記ピストン集成体が移動する
間に該ピストン集成体を介した上記圧縮チャンバおよび反動チャンバの間の流体
流を制限する。これにより、上記サスペンションから車体に伝達される振動を「
和らげる」または「減衰する」減衰力が提供される。この減衰力は部分的に、当
該緩衝器に付与された外部力に応じて上記ピストン集成体が上記内管内を移動す
る速度もしくは速さにより決定される。
【0007】 而して緩衝器の減衰力特性に影響を与えるべく、ピストン集成体と共に種々の
異なる形式のバルブもしくはバルブ構成要素が使用されてきた。緩衝器のピスト
ン集成体が反跳ストローク方向に移動する場合、これらの要素としては絞りもし
くは絞り開口、吹出弁(blow-off valve)、および、オリフィスもしくはオリフィ
ス開口が挙げられる。上記絞りは通常は上記ピストン集成体のネックに穿孔され
た孔であるが、上記絞りは上記ピストン棒にも穿孔され得る。上記吹出弁は通常
は、弁座に対してスプリング付勢されることで閉成される。上記オリフィスは通
常は、上記吹出弁の弁座に印圧加工(coin)された複数の矩形スロットである。
【0008】 緩衝器の反跳ストロークの間、絞りは反動チャンバからピストン集成体へと流
体が進入する主要手段である。そのときに流体は、オリフィス開口を通り、また
は、吹出弁のスプリング付勢力が克服されたときには該吹出弁を通り、圧縮チャ
ンバへと流れる。サスペンションの低速時には(すなわち上記ピストン集成体の
低い反跳ストローク速度のときには)、上記オリフィス開口が減衰特性に関する
主な寄与体である。而してサスペンションの中位の反跳ストローク速度の場合、
主な寄与体は、基本的に減衰特性を決定する吹出スプリングの付勢力である。比
較的に高速にて、主な寄与体は、減衰特性を決定する絞り開口である。この点、
絞り開口が全ての速度にて機能するのは当然であるが、該絞りの寄与は高速時に
は相当に大きい。これらのバルブもしくはバルブ構成要素の各々の寄与もまた、
上記オリフィス開口のサイズ、上記絞り開口の直径、および、上記吹出弁を閉成
位置へと付勢する上記スプリングに対する付勢力に依存する。
【0009】 これまでも一定の「高級(premium)」緩衝器は、サスペンションの低い作動速
度にて更に「贅沢な」感触を提供すべく付加的なバルブが利用されるというピス
トン集成体を有していた。これらの高級な緩衝器において、吹出弁は弁座に対し
てスプリング付勢されたバルブ部材を含んでおり、この点においてこれらのバル
ブ部材は普通の緩衝器で使用されるバルブ部材と同様であった。しかし高級ブラ
ンドの緩衝器のバルブ部材は、それらが薄寸で撓曲可能な内部ディスクを有する
点で異なっていた。このディスクは通常は平坦位置を取ると共に、この位置に在
る間は、吹出弁がスプリング付勢されて閉成されたときに比較的に少量の流体流
が上記吹出弁部材を通過し得る。上記吹出弁ディスクを通るこの流れは、各オリ
フィスを通る流れに付加されていた。而して大きなピストン集成体速度から帰着
する大きな流体流により、上記撓曲可能な弁ディスクは撓曲されて屈曲もしくは
湾曲された位置を取っていた。その撓曲位置において上記ディスクは、該吹出弁
部材を通るこの更なる流体流を防止していた。上記ディスクは、上記ピストン集
成体速度により該吹出弁がそのスプリング付勢力に抗して開成する以前は、該デ
ィスクの撓曲位置もしくは閉成位置を取っていた。
【0010】 [発明の概要] 主たる見地において本発明の改良緩衝器は、反跳ストローク方向におけるピス
トン集成体の低速移動の間において緩衝器の減衰性能を増進する更なるバルブを
含む。この新規なバルブは言わば、上記ピストン集成体を通過しもしくは介して
吹出弁の下流に向かう流体流、すなわち、流体がオリフィスを介し、かつ/又は
、一定の高級緩衝器で使用されてきた弁ディスクを介して流れた後の流体流を通
常的に遮断する第2スプリング負荷バルブ部材を含む。この更なるバルブは吹出
弁が開成する以前にサスペンション運動に対して初期硬さを提供し、より詳細に
は、車両操舵に対するロール安定性に関する硬さを提供し乍ら、消費者により特
に望まれる所望の「静粛(boulevard)」なまたは柔軟な乗り心地を提供する。
【0011】 本発明の目的は、記述された如く車両の車体と車両のサスペンションとの間に
接続され得る改良緩衝器であって車両が駆動される間にサスペンションから車体
へと伝達される振動を減衰する役割を果たす改良緩衝器を提供することである。
【0012】 本発明の別の目的は、記述された如く更なるバルブを含む改良緩衝器であって
、反跳ストローク方向におけるピストン集成体の低速移動の間において静粛なも
しくは柔軟な乗り心地とともに車両操舵のロール安定性に関する好適な硬さを与
える改良緩衝器を提供することである。本発明の関連目的は、記述された如き改
良緩衝器であって、
【0013】 流体が満たされた第1筒状内部もしくは内側キャビティを有する内管であって
、圧縮および伸張端部を有し、かつ、該圧縮および伸張端部の間に延在する長手
中央軸心を有する内管と、
【0014】 上記内管の長手中央軸心と同軸的な長手中央軸心を有するピストン集成体であ
って、該ピストン集成体は、第2内部チャンバおよび第3チャンバを有し、上記
内部第1キャビティ内に配設されて選択的に反跳ストローク方向および圧縮スト
ローク方向において該内部第1キャビティ内を往復運動可能であり、かつ、上記
内部キャビティを圧縮および反動チャンバへと分割する役割を果たす、ピストン
集成体と、
【0015】 上記反跳ストローク方向における上記ピストン集成体の移動の間において該ピ
ストン集成体の上記反動チャンバと第2チャンバとの間における流体の制限的流
れを許容する絞り開口と、
【0016】 上記反跳ストローク方向における上記ピストン集成体の比較的低速移動の間に
おいて上記第2チャンバおよび上記第3チャンバの間で第1所定体積の流体が流
れるのを許容するオリフィスと、
【0017】 上記第2チャンバと上記第3チャンバとの間において上記ピストン集成体内に
配設された吹出弁であって、開成されたときには上記第1所定体積の流体流と比
較して相対的に大きな体積の流体が上記第2チャンバから上記第3チャンバへと
流れるのを許容し、かつ、第1所定付勢力により通常的に付勢されて閉成される
吹出弁と、
【0018】 上記内管の長手中央軸心と同軸的な長手中央軸心を有し、上記ピストン集成体
が接続される内端部を有し、かつ、上記内管の上記伸張端部の外方に延在する外
端部を有するピストン棒と、
【0019】 上記吹出弁と上記圧縮チャンバとの間において上記ピストン集成体内である更
なるもしくは第2のバルブであって、開成されたときには上記第1所定体積の流
体と比較して相対的に大きな体積の流体が上記第3チャンバから上記圧縮チャン
バへと流れるのを許容し、かつ、上記第1所定付勢力より小さな第2所定付勢力
により閉成位置へと常時付勢されることから、当該第2バルブは上記吹出弁が開
成する以前における緩衝器減衰に対して初期硬さを提供すると共に車両操舵に対
するロール安定性に関する硬さを与え乍ら車両に対して比較的に柔軟に緩衝され
たもしくは静粛な乗り心地を提供する第2バルブとを含む改良緩衝器を提供する
することである。
【0020】 本発明の更なる目的は、記述された如き改良緩衝器であって、上記圧縮チャン
バの近傍にて上記ピストン集成体の上記端部の近傍には第1弁座が画成され、上
記第2バルブは第2バルブ部材を含み、上記バルブ部材は第1圧縮コイルスプリ
ングにより上記第1弁座に対して付勢されて上記第2バルブを閉成し、上記第1
弁座は環状であり、上記第1圧縮コイルスプリングは上記第3チャンバの外側に
配設され、上記第1圧縮コイルスプリングおよび上記内管の長手中央軸心は同軸
的であり、かつ、上記第1弁座は上記ピストン集成体の上記長手軸心の回りに環
状に配設される、改良緩衝器を提供することである。
【0021】 本発明のこれらのおよび他の目的、利点および利益は、添付図面に関する本発
明の好適実施形態の以下の記述から更に明らかとなろう。
【0022】 本発明の好適実施形態の以下の説明においては、緩衝器の各部材が図中に現れ
る場合にこれらの部材を記述すべく「上側」および「下側」ならびに「内側」お
よび「外側」という語句が使用されるが、これは本発明の有効範囲の限定を意図
するものでなく、かつ、緩衝器が実際に使用される場合の配向方法の限定を意図
するものでもない。
【0023】 [好適実施形態の詳細な説明] 図1には、本発明を包含する緩衝器12が示される。緩衝器12は、付加的な
もしくは第2のバルブに関して以下に記述される以外は習用の設計態様および構
造である。より詳細には該緩衝器は、筒状の内部もしくは内側キャビティ16を
画成する筒状内管14を含む。内管14の回りには同心的にかつ外径方向に外管
18が位置されることから、これらの中央長手軸心は同軸的である。管14およ
び16の間の環状空間は、緩衝器12と共に使用される油圧流体もしくはオイル
に対するリザーバ22を画成する。
【0024】 内側キャビティ16内には、以下において更に詳述されるピストン集成体24
が往復運動を行うべく配設される。またピストン集成体24に対し、ピストン棒
26はその下端部もしくは内端部28にて習用の様式で接続される。ピストン棒
26の外端部もしくは上端部30は、習用の様式で内側キャビティ14の外側に
延在する。上記ピストン棒の上端部30は、習用の様式にて緩衝器12を不図示
の車体に接続し得る不図示の継手を有する。内側キャビティ16、管14および
18、ピストン集成体24、ならびにピストン棒26の各中央長手軸心は、同軸
的である。
【0025】 ピストン集成体24は内側キャビティ16を、図1に示された如く該内部キャ
ビティの上端部の近傍である伸張チャンバもしくは反動チャンバと称されること
もあるチャンバ32と、図1に示された如く内側キャビティ16の下端部の近傍
である圧縮チャンバ34とに分割する。
【0026】 図1に示された如く緩衝器12の上端部は習用の様式で閉塞される。より詳細
には、再び図1に示された如く管14および16の上端部は端部キャップ36に
より閉塞される。習用である如く端部キャップ36は、不図示のバルブ、ならび
に、習用の様式でリザーバ22と伸張チャンバ32との間の流体連通を許容する
通路38などの通路を含み得る。ピストン棒26の外周面の回りには、該ピスト
ン棒26およびピストン集成体24が内側キャビティ16内で往復運動するとき
のシールがピストン棒シール集成体42により形成される。これもまた習用であ
る如く、シール集成体42および端部キャップ36をカバー部材44が囲繞して
保護する。
【0027】 同様に、圧縮チャンバ34の下端部46、および、リザーバ22も習用の様式
で閉塞される。より詳細には、内管14の下端部内には圧縮ヘッド46が取付け
られて該下端部を閉塞する。該圧縮ヘッド46内にはリザーバ22と圧縮チャン
バ34との間で流体が流れるのを許容すべく、補充バルブなどの不図示の習用バ
ルブ、および、48で示される圧縮バルブが取付けられる。
【0028】 図1に示された如く外管18の下端部には端部キャップ52が取付けられ、ヘ
ッド46と協働して、圧縮チャンバ34の下端部およびリザーバ22の下端部の
両者を習用の様式で閉塞する。付加的に端部キャップ52の外側面には、当該緩
衝器の下端部をこれもまた不図示の車両サスペンションに接続する不図示の継手
が取付けられ得る。
【0029】 次に図2および図3を参照するとピストン集成体24は、上部56および下部
58を有する略筒状のピストン本体54を含む。ピストン棒26の下端部28に
は、上記ピストン本体の上部56が習用の様式で接続される。
【0030】 上部56はまた、ボアもしくは内部チャンバ62も含んでいる。ピストン本体
54の下部58も同様に、下側のカウンタボアまたはチャンバ64を含んでいる
。上側チャンバ62は、下側チャンバ64の各段状直径部分の平均直径と比較し
て相対的に小寸の直径を有する。図2および図3に示された如く、チャンバ64
の最大直径部分はピストン本体54の下端部の近傍である。
【0031】 上側チャンバ62および下側チャンバ64は、ネック通路68により相互接続
される。チャンバ62および64ならびにネック通路68の中央長手軸心は、ピ
ストン本体54およびピストン集成体24の長手軸心と同軸的である。またチャ
ンバ62および64ならびにネック通路68は、それらの長手軸心に関して対称
的である。
【0032】 ピストン本体54の上部56の回りには、バルブ集成体72が取付けられる。
該アセンブリ72は習用の設計態様および構造であると共に、ピストン集成体2
4が圧縮ストローク方向に移動するときに圧縮チャンバ34から伸張チャンバ3
2への流体の流れを制御すべく使用される。より詳細にはアセンブリ72は、O
−リング74、環状リング76および支持リング部材78を含む。支持部材78
に対しては圧縮コイルスプリング82の下端部が当接すると共に、該下端部はO
−リング74およびリング76と協働し、ピストン本体54の上部56および下
部58の間に画成された外部ショルダ84を付勢する。圧縮コイルスプリング8
2の上端部は、本体部分56の上端部の近傍でピストン棒26の回りに配設され
た環状部材86に当接する。
【0033】 当該絞り開口88のひとつが図1に示された複数の絞り開口88によれば流体
は、伸張チャンバ32から上側チャンバ62内へ、より詳細には、ピストン棒2
6の下端部28の下方の上側チャンバ62の部分内へと流れ得る。上述の如く上
側チャンバ62は、ピストン本体54の中央壁部92により画成されたネック通
路68を介して下側チャンバ64と流体連通される。この中央壁部92の下向き
面は弁座94を画成する。該弁座94に対しては、スプリング付勢された吹出弁
集成体96が当接する。
【0034】 但し習用である如く、弁座94には複数のオリフィス98が印圧加工される(
図2および図3にはその内の2個が示される)。これらのオリフィスによれば特
に、上記ピストン集成体がその反跳ストローク方向に移動されるときに吹出弁集
成体96が閉成されていても比較的に少量の所定体積の流体が上側チャンバ62
から下側チャンバ64へと流れ得る。
【0035】 吹出弁集成体96は任意の習用の構造設計態様であると共に、バルブ部材10
2を含んでいる。図2および図3に示された如くアセンブリ96は、「高級」緩
衝器で使用されると上述された吹出弁集成体と同様である。但し吹出弁集成体9
6は普通の緩衝器で使用されるアセンブリと同様でも良く、その場合にバルブ部
材102は中実であり該バルブ部材自身を通る一切の流体の流れを許容しない。
【0036】 より詳細には、圧縮スプリング104がバルブ部材102を弁座94に対して
付勢する。スプリング104の下端部は閉塞部材106に当接するが、該閉塞部
材106は、ピストン本体54の下部58の下端部に取付けられて下側チャンバ
64の下端部を閉成している。スプリング104の巻線内において閉塞部材10
6の上側表面には、スプリングクリップ部材108が取付けられる。図2および
図3に示された如くスプリング104の上端部は、バルブ部材102の下向き表
面に対して当接される。
【0037】 バルブ部材102は、当該上側部分112の上向き表面に中央円形開口114
を有する上側部分112を含む。部材102の下側部分116は、上側部分11
2の側縁部内に配設されて該側縁部内に取付けられると共に、その下向き表面に
ては中央円形開口118を有する。部分112および116の各中央部分間には
、間隙もしくは空間122が画成される。該空間122内には、当該可撓ディス
ク124の周縁部が部分112および116間に挟持されることで比較的薄寸の
可撓ディスク124が固定される。該ディスクは、その周縁部の近傍に複数の開
孔126を有する。ディスク124の非挟持中央部分は、所定流体圧力下で通常
の平坦配置から撓曲する。図2に示された如くディスク124が通常平坦位置に
在るときに該ディスクに依れば、所定体積の流体は、開口114を通り空間12
2内に流れ、開孔126を通り、かつ、開口118を通り空間122の外へと流
れ得る。増加したピストン集成体速度の故に上記流れの体積が所定量を超えたと
き、ディスク124は撓みもしくは屈曲するとともに、図3に示された如く該デ
ィスクの中央部分が部分116の上向き表面に当接するが故に、上記流体流を遮
断すべく下方へと撓曲される。
【0038】 上記で説明された如く、ピストン集成体24の速度が反跳方向における所定速
さを超えた結果として、ディスク124は撓曲してバルブ部材102を通る流体
流を遮断する。その後、速度が更に増大するとスプリング104の付勢力が克服
されることから、バルブ部材102は弁座94に対する当接状態から離間すべく
移動する。この様に吹出弁集成体96が開成すると、チャンバ62からチャンバ
64に対しては、オリフィス98を通るべく許容される、かつ/又は、ディスク
124により許容される上記所定体積の流体流よりも相当に大きな体積の流体流
が許容される。
【0039】 これもまた上述された如く、ピストン集成体24が内管14に関して反跳スト
ローク方向に移動される場合の該アセンブリ24におけるバルブ構成および流体
流の上記説明は習用のものである。この点に関しては当業者により理解される如
く、図2および図3に示された以外のピストン集成体および/またはその構成要
素部材の他の種々の構造および設計態様の任意のものが使用され得る。
【0040】 本発明のピストン集成体24の主たる新規な特徴は、吹出弁集成体96の下流
に、すなわち上記ピストン集成体の反跳ストローク運動の間における流体流を考
慮した場合の下流に、第2バルブ132を含めたことである。バルブ132は、
バルブ部材の役割を果たす環状で比較的に強靱な(非可撓性の)ディスク134
を含む。この環状ディスク134は、閉塞部材106における複数の開口136
を覆うが故に該開口136を通る流体流を遮断するに十分な外径を有する。各開
口136は、それらの周縁部の回りに弁座を画成すると共に、ピストン本体54
の中央長手軸心から外径方向においてスプリング104から離間され、かつ、バ
ルブ132が開成されたときには下側チャンバ64に流入する流体の全てが該下
側チャンバ64から圧縮チャンバ34内へと容易に流れ得るごときサイズとされ
る。
【0041】 環状ディスク134は圧縮コイルスプリング138により、バルブ部材102
に対してスプリング104が及ぼす力より小さく選択された力を以て閉塞部材1
06の(図2および図3に示された如き)下向き表面に対して付勢される。スプ
リング104および138の長手中央軸心は、ピストン本体54の中央長手軸心
と同軸的である。スプリング138の下端部は、筒状ガイド144の下端部に取
付けられたスプリング保持部材142に当接する。環状ディスク134の中央開
口はガイド144の回りに嵌合するが、これは部材106との当接に対するディ
スク134の接近および離間移動を案内する役割を果たす。
【0042】 上述の如く、ピストン集成体24が反跳ストローク方向において相対的に移動
するときにピストン本体54を通るべき伸張チャンバ32から圧縮チャンバ34
への流体流は、バルブ132により発揮される流体流制御以外は習用の様式で行
われる。特に、反跳ストローク方向におけるピストン集成体24の速度がたとえ
ば0.20FPS以下の如く比較的に低く留まる限りにおいて流体は、絞り開口
88を通り上側チャンバ62に入り、オリフィス94を介して下側チャンバ64
へと流れる。同様に所望であればバルブ部材102は、更に柔軟な乗り心地を提
供すべく付加的流れが該バルブ部材102を通過するのを許容するディスク12
4を含み得る。ディスク124は、流体の流れから該ディスクに対して帰着する
圧力により該ディスクが撓曲して更なる流れを遮断する如く上記ピストン集成体
の速度が(たとえば0.50FPS以上に)増大したときに閉成する。その後に
ピストン集成体24の速度が(たとえば0.50FPSより大きく)更に増大し
たなら、スプリング104の付勢に抗して吹出弁集成体96が開成するが故に該
ピストン集成体を通る大きな体積の流れが許容される。
【0043】 ピストン集成体24に対してバルブ132を付加したことから、吹出弁102
が開成する以前においてサスペンション運動に対しては初期硬さが加えられる。
より詳細には該バルブ132は、ロール安定性に関する硬さを与えると共に車両
操舵に対する「浮動感」を排除し乍ら、一定の消費者により特に望まれる所望の
静粛なまたは柔軟な乗り心地も提供する。
【0044】 スプリング138により及ぼされる力はスプリング104により及ぼされる力
より小さいことから、バルブ132は吹出弁集成体96が開成する以前に完全に
開成する。換言するとバルブ132は、上記ピストン集成体が(たとえば0.2
0FPSより大きな速度にて)反跳ストローク方向に移動する間において吹出弁
集成体96が開成する以前に、チャンバ64から圧縮チャンバ34へと流体が流
れるのを許容する。
【0045】 結論として本発明ならびに本発明を実施して用いる様式およびプロセスは、緩
衝器分野の当業者が本発明を実施して使用し得るべく十分に明瞭、簡潔かつ厳密
な語句にて、好適で最適な形態で記述された。但し上記好適実施形態の本開示内
容は例示的なものに過ぎず、構造および設計態様の詳細においてかつ各部材の組
合せおよび配置においては本発明の精神もしくは有効範囲から逸脱せずに多くの
変更例が利用され得ることは理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の改良緩衝器の中央長手軸心に沿った部分的垂直断面図である。
【図2】 吹出弁および第2バルブが閉成位置で示された本発明のピストン集成体の中央
長手軸心に沿った垂直断面図である。
【図3】 吹出弁および第2バルブが開成位置で示された本発明のピストン集成体の図2
と同様の垂直断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車体と車両のサスペンションとの間を接続すると共に
    上記車両が駆動される間に上記サスペンションから上記車体に伝達される振動を
    減衰する緩衝器であって、 内部に流体が満たされた第1筒状内側キャビティを有する内管であって、圧縮
    端部および伸張端部を有し、かつ、該圧縮端部および伸張端部の間に延在する長
    手中央軸心を有する内管と、 上記内管の長手中央軸心と同軸的な長手中央軸心を有するピストン集成体であ
    って、該ピストン集成体は、上記第1キャビティ内に配設され、第2内部チャン
    バを有し、第3チャンバを有し、選択的に、当該ピストン集成体が上記伸張端部
    に向けて移動するという反跳ストローク方向および当該ピストン集成体が上記圧
    縮端部に向けて移動するという圧縮ストローク方向において上記内管の長手中央
    軸心と平行に上記内側キャビティ内において往復運動可能であり、かつ、上記内
    側キャビティを上記内管の上記圧縮端部の近傍の圧縮作動チャンバおよび上記内
    管の上記伸張端部の近傍の伸張作動チャンバへと分割する役割を果たす、ピスト
    ン集成体と、 上記反跳ストローク方向における上記ピストン集成体の移動の間において該ピ
    ストン集成体の上記伸張チャンバと第2チャンバとの間における流体の制限的流
    れを許容する少なくとも一個の絞り開口と、 上記ピストン集成体における少なくとも一個のオリフィスであって、上記反跳
    ストローク方向における上記ピストン集成体の比較的低速移動の間において上記
    第2チャンバおよび上記第3チャンバの間で第1所定体積の流体が流れるのを許
    容する少なくとも一個のオリフィスと、 上記第2チャンバと上記第3チャンバとの間において上記ピストン集成体内に
    配設された吹出弁集成体であって、開成されたときには上記第1所定体積の流体
    流と比較して相対的に大きな体積の流体が上記第2チャンバから上記第3チャン
    バへと流れるのを許容し、かつ、上記ピストン集成体が第1所定速度を超える速
    度にて上記反跳ストローク方向に移動するときに当該吹出弁が開成し得るべく克
    服される第1所定付勢力により通常的に付勢されて閉成される吹出弁集成体と、 上記内管の長手中央軸心と同軸的な長手中央軸心を有し、上記ピストン集成体
    が接続される内端部を有し、かつ、上記内管の上記伸張端部の外方に延在する外
    端部を有するピストン棒とを有する緩衝器において、 上記吹出弁集成体と上記圧縮チャンバとの間において上記ピストン集成体内に
    配設された第2バルブであって、開成されたときには上記第1所定体積の流体と
    比較して相対的に大きな体積の流体が上記第3チャンバから上記圧縮チャンバへ
    と流れるのを許容し、かつ、上記第1所定付勢力より小さな第2所定付勢力であ
    って上記第1所定速度より小さな第2所定速度にて上記ピストン集成体が上記反
    跳ストローク方向に移動するときに当該第2バルブが開成するのを許容すべく克
    服される第2所定付勢力により閉成位置へと常時付勢されることから、上記ピス
    トン集成体において当該第2バルブは上記吹出弁が開成する以前における緩衝器
    減衰に対して初期硬さを提供すると共に車両操舵に対するロール安定性に関する
    硬さを与え乍ら車両に対して比較的に柔軟に緩衝されたもしくは静粛な乗り心地
    を提供する第2バルブから成る改良。
  2. 【請求項2】 前記ピストン集成体内には絞り開口が配設され、かつ、 前記第3チャンバは上記ピストン集成体内において前記吹出弁集成体と前記第
    2バルブとの間に画成された内部チャンバである、請求項1記載の改良緩衝器。
  3. 【請求項3】 前記ピストン集成体は前記圧縮チャンバの近傍の第1端部を
    有し、 上記ピストン集成体の上記第1端部の近傍には第1弁座が画成され、 前記第2バルブは第2バルブ部材を含み、かつ、 上記第2バルブを閉成すべく第1圧縮コイルスプリングが該第2バルブを上記
    第1弁座に対して付勢する請求項1記載の改良緩衝器。
  4. 【請求項4】 前記第1弁座は環状であり、 前記第1圧縮コイルスプリングは前記第3チャンバの外側に配設され、 上記第1圧縮コイルスプリングの長手中央軸心は前記内管の前記中央長手軸心
    と同軸的であり、かつ、 上記第1弁座は前記ピストン集成体の前記長手中央軸心の回りに環状に配設さ
    れる請求項3記載の改良緩衝器。
  5. 【請求項5】 前記ピストン集成体の前記第2チャンバおよび前記第3チャ
    ンバの間には第2弁座が配設され、 前記吹出弁集成体は該吹出弁集成体を通る流れを阻止すべく第2圧縮コイルス
    プリングにより上記第2弁座に対して付勢され、かつ、 上記第2圧縮コイルスプリングにより及ぼされる付勢力は前記第1圧縮コイル
    スプリングにより及ぼされる付勢力よりも大きい請求項3記載の改良緩衝器。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2圧縮コイルスプリングは同軸的な長手中
    央軸心を有し、 前記ピストン集成体内には絞り開口が配設され、かつ、 前記第3チャンバは上記ピストン集成体内において前記吹出弁集成体と前記第
    2バルブとの間に画成された内部チャンバである、請求項5記載の改良緩衝器。
  7. 【請求項7】 各オリフィスは前記第2弁座に印圧加工されると共に、前記
    吹出弁集成体が前記第2弁座に対して付勢されたときに前記第1所定体積の流体
    が上記第2弁座を通り前記第2チャンバから上記第3チャンバへと流れるのを許
    容する、請求項5記載の改良緩衝器。
  8. 【請求項8】 前記吹出弁集成体は通常的には開成された第3バルブ部材を
    含み、 前記ピストン集成体が前記反跳ストローク方向に移動する速度が、 該反跳ストローク方向における該ピストン集成体の移動の結果として前記第1
    および第2圧縮コイルスプリングの付勢力に抗して前記第2バルブおよび上記吹
    出弁集成体が開成されて前記第1弁座および前記第2弁座から夫々離間移動され
    る前記第1および第2所定速度より小さい第3所定速度、 より小さい限りにおいて、 該第3バルブ部材は、第3所定体積の流体が上記吹出弁集成体を通り前記第2
    チャンバから前記第3チャンバへと流れるのを許容する、請求項1記載の改良緩
    衝器。
  9. 【請求項9】 前記第1弁座は環状であり、 前記第1圧縮コイルスプリングは前記第3チャンバの外側に配設され、 上記第1圧縮コイルスプリングの長手中央軸心は前記内管の前記中央長手軸心
    と同軸的であり、かつ、 上記第1弁座は前記ピストン集成体の前記長手中央軸心の回りに環状に配設さ
    れる請求項8記載の改良緩衝器。
  10. 【請求項10】 前記ピストン集成体は前記圧縮チャンバの近傍の第1端部
    を有し、 上記ピストン集成体の上記第1端部の近傍には第1弁座が画成され、 前記第2バルブは第2バルブ部材を含み、かつ、 上記第2バルブを閉成すべく第1圧縮コイルスプリングが該第2バルブを上記
    第1弁座に対して付勢する請求項9記載の改良緩衝器。
  11. 【請求項11】 前記ピストン集成体の前記第2チャンバおよび前記第3チ
    ャンバの間には第2弁座が配設され、 前記吹出弁集成体は第2圧縮コイルスプリングにより上記第2弁座に対して付
    勢され、かつ、 上記第2圧縮コイルスプリングにより及ぼされる付勢力は前記第1圧縮コイル
    スプリングにより及ぼされる付勢力よりも大きい請求項10記載の改良緩衝器。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2圧縮コイルスプリングは同軸的な長手
    中央軸心を有する、請求項11記載の改良緩衝器。
  13. 【請求項13】 各オリフィスは前記第2弁座に印圧加工されると共に、前
    記吹出弁集成体が閉成されたときに前記第1所定体積の流体が上記第2弁座を通
    り前記第2チャンバから上記第3チャンバへと流れるのを許容する、請求項12
    記載の改良緩衝器。
  14. 【請求項14】 前記ピストン集成体内には絞り開口が配設され、かつ、 前記第3チャンバは上記ピストン集成体内において前記吹出弁集成体と前記第
    2バルブとの間に画成された内部チャンバである、請求項13記載の改良緩衝器
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