JP2003522687A - エアカーゴコンテナ、エアカーゴコンテナのための冷却ユニット、およびエアカーゴコンテナの製造方法 - Google Patents

エアカーゴコンテナ、エアカーゴコンテナのための冷却ユニット、およびエアカーゴコンテナの製造方法

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JP2003522687A
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ステファン ノレリウス、
ゲラン ウエスターホルム、
トマス ウエスターホルム、
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エンヴァイアテイナー エンジニアリング エイビー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、モジュール型の冷却ユニット(24)が設けられたエアカーゴコンテナ(1)を開示する。冷却ユニット(24)は、コンテナシェル内に、実質的に1部品として取り付け可能である。好ましくは、モジュール型冷却ユニット(24)のための制御ユニット(26)もまた1個の単一のモジュールとして設けられる。冷却ユニット(24)は、アイスボックス周囲の空気流路の全体を密閉する外囲を含み、好ましくは、コンテナ(1)の壁(20)および天井(10)から近い距離に取り付けられる。簡単な位置決め要素により、実際の位置決めおよび取付け手順が容易にされる。冷却ユニット(24)は、好ましくは、冷却ユニットが位置決め要素により自動的に取り付けられるときにコンテナ壁(20)の要素内に嵌め込まれるシーリングフランジを含む。モジュール型ユニット(24,26)をエアカーゴコンテナ(1)のシェルに取り付けることを含む製造方法も開示されている。取付けは、好ましくは、モジュールユニット(24,26)を適切な位置にガイドする位置決め要素を用いることにより行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、概して、エアカーゴコンテナまたは他のULD(ユニットロード(
単位積荷)装置)に関し、詳細には、温度が制御されたエアカーゴコンテナ/U
LD、および、これらの製造に関する。
【0002】 発明の背景 近年、航空貨物で輸送される品物の量がかなり増大している。特に、温度に敏
感な品物、例えば、食品、薬品、電子機器などの輸送がさらに重要になってきた
。航空輸送中でも温度を制御することができるように、温度制御装置を備えた断
熱コンテナが開発された。航空貨物に関する安全規制により、どのようなタイプ
の装置を航空輸送中に用いるかに関する厳しい制限がある。アイスボックス内に
配置される二酸化炭素アイスは、典型的に冷却媒体として用いられる。アイスボ
ックスは周囲空気を冷却し、小型の電池駆動式ファンシステムにより、冷気がコ
ンテナコンパートメント内に配送され得る。
【0003】 概して、例えばエアカーゴコンテナのようなULDの設計において、重量は最
も重要なパラメータの1つである。したがって、先行技術によるコンテナの製造
は、用いられる材料の量を可能な限り減らすことを意図している。したがって、
アイスボックス、ファン装置、制御装置、および、空気流路を画成するためのス
クリーンは、コンテナ内の所定の位置に直接取り付けられる。これらの部品の取
付けは1つずつ行われ、総重量を低減するためにコンテナの壁部および天井面が
利用される。
【0004】 二酸化炭素アイスが蒸発するとき、二酸化炭素ガスが生じる。このガスは、ア
イスボックスから排出されなくてはならない。冷却コンテナに入れて輸送される
品物のうち、二酸化炭素暴露により損傷を受けるものもあろうから、二酸化炭素
ガスは直ちに容器外部に排出されなくてはならず、したがって、アイスボックス
は、通常、コンテナ壁面の1つに近接して配置される。アイスボックスは、また
、コンテナ内部と遮断されるようにシールされなければならない。このようなシ
ールは、ガスの漏れが全く生じないようにコンテナ壁に対して直接施される。
【0005】 エアカーゴコンテナの1つの例が、フリゴテナー エービー(Frigotainer AB
)による国際公開WO97/27128号公報に開示されている。アイスボック
スと周囲空気との温度相互作用を増大するために、空気流路は、アイスボックス
の周囲に、通常は空気流路をアイスボックスと接触させて設けることにより配置
されることが典型的である。典型的な構造は、アイスボックスを、コンテナの壁
および天井面から所定の距離を有して取り付け、コンテナシェルを流路の外側構
造物として用いることである。これは、シール問題をさらに一層増大させる。
【0006】 先行技術によるコンテナには多くの不利な点がある。第1に、取付けにかかる
時間が長い。なぜなら、冷却装置の多数の細部の困難で細かい取付けを、準備の
整ったコンテナシェルにおいて行うからである。コンテナ内の限られた空間は作
業を困難にし、コンテナの全体の容量は、取付けに用いるための広い面積を必要
とする。細密な取り付けは、また、熟練した作業員を必要とし、特別な工具もし
ばしば必要とし、これは、製造プラント以外の場所における最終取り付けおよび
メンテナンスを困難にする。
【0007】 製造プラントから顧客へのコンテナの配送は、通常、航空輸送によって行われ
る。空のコンテナは、少数であれば異なる輸送機関のフリースペースに積め込ま
れ得るが、多量のコンテナのために利用可能な場所はない。したがって、新しい
空のコンテナを配送するための特別な運送を設定せねばならず、それは全体のコ
ストを増大させる。
【0008】 先行技術によるエアカーゴコンテナが有する幾つかの付随的な技術的問題があ
る。アイスボックス周囲の空気流路は、典型的にはコンテナ壁部と直接に接触す
る。したがって、壁部の、冷却の必要性の低い部分が冷却され、二酸化炭素アイ
スの有効な冷却効果が低減する。さらに、この位置においてコンテナ壁部および
天井を冷却することは、コンテナの外側の結露または氷積層の問題を生じること
もある。
【0009】 また、コンテナコンパートメントの冷却が必要でなく、全てのファンがアイス
ボックス周囲の空気流を止めるために停止されている期間に、冷たい空気が、ア
イスボックスから、意図された方向と反対の方向に流れる問題がある。このよう
な冷気の逆流を防止するために、空気流路の入口開口部および出口開口部より上
に配置された空気流路は、冷気を全く生じないように断熱され得る。しかし、こ
のような断熱は、空気とアイスボックスとの有効な熱交換を低減させる。
【0010】 発明の概要 本発明の目的は、エアカーゴコンテナおよび他のULDの、遠隔地における最
終取付けおよびメンテナンスの両方に適した簡単な取付けを促進することにある
。本発明のさらなる目的は、アイスボックスとの熱交換を促進して、冷気をより
効率的に用いることにある。
【0011】 上記の目的は、本発明の特許請求の範囲に従う装置および方法により達成され
る。すなわち、エアカーゴコンテナに、モジュール型の冷却ユニットが設けられ
、冷却ユニットは、コンテナシェル内に1部品として取付け可能である。好まし
くは、モジュール型冷却ユニットのための制御ユニットもまた1個の単一のモジ
ュールとして設けられる。冷却ユニットは、アイスボックス周囲の空気流路全体
を覆う外囲を含み、好ましくは、コンテナの壁および天井から近い距離に取り付
けられる。簡単な位置決め要素が、実際の位置決めおよび取付け手順を容易にす
る。冷却ユニットは、好ましくはシーリングフランジを含み、シーリングフラン
ジは、位置決め要素による冷却ユニットの自動的な取付け中に、コンテナ壁の要
素に嵌め込まれる。冷気の逆流が、空気流路の入口開口部を重量の作用により柔
軟なシートに覆わせることにより防止される。
【0012】 本発明の別の態様に従えば、モジュールユニットをエアカーゴコンテナのシェ
ルに取り付けることを含む製造方法が開示される。この取付けは、好ましくは、
モジュール型ユニットを適切な位置にガイドする位置決め要素を用いて行われる
【0013】 本発明は多くの利点を有する。モジュール型取付けは、離れた最終地点でのコ
ンテナの取付けを可能にする。これは、コンテナが比較的小さいパッケージで配
送されて、エンドユーザにおいて簡単に最終取付けされ得ることを意味する。修
理は、欠陥のあるモジュールを新しいモジュールに交換するだけであり、実際の
修理によってコンテナの残りの部分の使用が停止されないので容易になる。さら
に、アイスボックス周囲の空気流路の全体を冷却ユニットに組み込むことにより
、以前のシーリング問題が解決される。さらに、冷却ユニットを適切に位置決め
することにより、コンテナ壁への/コンテナ壁からの熱伝導が低減される。
【0014】 詳細な説明 本発明、ならびに本発明のさらなる目的および利点が、以下の説明を添付図面
と共に参照することにより最良に理解されよう。
【0015】 本発明に従えば、温度が制御されたエアカーゴコンテナがモジュールの形態で
装備される。床面、天井および壁部を含み、かつエアカーゴコンテナの主要構成
部を成すコンテナシェルが組み立てられる。温度制御をもたらすために、冷却ユ
ニットが設けられて、冷却空気流をもたらす。冷却ユニットの動作を制御する制
御ユニットも設けられる。好ましくは、アイスボックス蓋ユニットも設けられる
。本発明に従えば、冷却ユニット、および、好ましくは制御ユニットおよびアイ
スボックス蓋ユニットもまたモジュールユニットとして設けられる。すなわち、
これらのユニットの各々が、コンテナシェル内に、1部品またはモジュールとし
て、その全ての機能をこのモジュール内に含んで取り付けられる。それぞれのモ
ジュールが、コンテナシェルの適切な位置に、モジュールから分離されることが
できかつ電気的に連結された取付け手段により取り付けられる。好ましくは、こ
の取付けは、例えばモジュールの交換を容易にするために容易に着脱可能である
ように行われる。したがって、取付け手段は、前記モジュールユニットを一体物
として容易に着脱することを可能にするものである。
【0016】 冷却ユニット、および、可能であれば制御ユニットもモジュールとして取り付
けることは、多くの利点を含む。冷却ユニットを組み立てる精密な作業を、コン
テナ全体の最終組立の場所以外で行うことができる。また、冷却ユニットを、コ
ンテナ内部よりもずっと快適な状況において組み立てることができる。モジュー
ルの機能は、最終的なコンテナに対して検査されるのでなく、コンテナへの最終
的な取付けの前に特別なテスト設備において検査され得る。これは、空のコンテ
ナシェルが用意されるときと、温度制御された完全なコンテナが準備されるとき
との間の時間が著しく短縮され、これがコスト面での利益をもたらすことを意味
する。さらに、最終組立は、簡単な工具のみを用いて、専門技術者でない作業者
が行い得る。コンテナを、配送先に複数の部品として輸送して、コンテナシェル
およびモジュールの取付けを最終目的地にて行うこともできる。これにより輸送
コストが大幅に減少する。
【0017】 モジュール組立の概念は、容易な着脱を可能にするための取付け手段と共に、
修理作業を非常に容易にする。欠陥のあるモジュールまたはコンテナシェル部品
は、いずれも非常に短時間で新しい部品に容易に交換されることができ、コンテ
ナの使用を再開することができる。そして、損傷した、または欠陥のある部品ま
たはモジュールは、現場で修理されるか、または、いずれかの修理設備に送られ
るか、あるいは単に廃棄される。また、本発明の組立概念を用いることにより、
コンテナは容易に解体可能になる。すなわち、コンテナは1つの場所にて容易に
取り外され、場所をとらずに他の場所に輸送され、または、かさばらずに簡単に
保管されて最終的に再組立され得る。これは、温度に敏感な品物の入庫と出庫の
量がかなり違う場合、および、コンテナユニットの積み重なりまたは欠乏が生じ
るような場合にかなり有利である。「解体された」コンテナを再分配することは
、空の状態で積まれたコンテナを輸送するよりも安価で容易である。
【0018】 エアカーゴコンテナをモジュールとして製造する概念は、このようなコンテナ
がここ数十年間有用であるにもかかわらず、今まで用いられていなかった。モジ
ュール型取り付けの利点は、この概念が提示されてしまえば非常に明白であるが
、現在の技術分野において、モジュールコンテナは、明確な製造段階には至って
いない。この理由の一部は、エアカーゴコンテナの多くが非常に単純な構造で、
コンテナシェルの内側に複雑な組立がないことによるであろう。現在用いられて
いる、温度制御されたエアカーゴコンテナ、例えば、国際公開WO97/271
28号公報に開示されているようなエアカーゴコンテナにおいては、冷却ユニッ
トの導入により内部部品の数が増えた。しかし、ここでも、シーリングの問題お
よび総重量を最小化することへの関心により、人々の注意は他の取付け原理に向
けられた。
【0019】 冷却ユニットのモジュール型取付けを導入することにより、幾つかの問題が強
調される。部品が1つずつ取り付けられる冷却ユニットにおいて、主要なシーリ
ング問題は、アイスボックス蓋と連通したコンテナコンパートメントに二酸化炭
素ガスが侵入するのを防止することである。しかし、個々の部品はコンテナ壁部
に容易にシールされることができ、所望の空気流路をアイスボックスの周囲にも
たらす。モジュール型の冷却ユニットを導入することにより、このようなシーリ
ング問題は、ユニットの取付けと共に、またはユニット自体において解決されな
ければならない。
【0020】 ここで本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1にエアカーゴコンテ
ナ1が示されている。コンテナ1はコンテナシェルを含み、コンテナシェルは、
この実施形態において、天井10、床面12、2つの端面壁16,20および2
つの側壁14,18から成る。端面壁の一方20に、傾斜部22が、IATA
ULD規格に従って設けられている。また、側壁の一方には、ドアを有する開口
部(図示せず)が、コンテナ1の内部すなわちコンパートメントへのアクセスの
ために設けられている。本発明に従って、冷却ユニット24が、1個の単一モジ
ュールとして設けられている。冷却ユニット24は、コンテナコンパートメント
内の、端面壁の一方20および天井10の付近に取り付けられる。冷却ユニット
24は、この実施形態において、コンテナシェルから近い距離にて取り付けられ
、これについては以下にさらに詳細に説明する。冷却ユニット24はアイスボッ
クス開口部28を含み、開口部28から二酸化炭素アイスを冷却ユニット24内
に入れることができる。これに対応する開口部29が端面壁20に設けられてい
る。
【0021】 冷却ユニット24の動作を制御するための制御ユニット26もモジュールとし
て設けられ、側壁の一方12に、冷却ユニット24の付近にて取り付けられる。
制御ユニット26は冷却ユニット24に電気的に連結されている。制御ユニット
26は、この実施形態において、電池(図示せず)から電力を供給される。温度
センサ27が、コンテナコンパートメント内に、コンテナ内の冷却状況に関する
情報を制御ユニット26に与えるために取り付けられている。冷却ユニット24
の動作の制御は、センサの読みに基づいている。
【0022】 図2は、冷却ユニット24をより詳細に示す。冷却ユニット24の部品の幾つ
かは、図面がより容易に理解されるように図示されていない。冷却ユニット24
はアイスボックス40を含み、アイスボックス内部に二酸化炭素アイスが、冷却
剤として作用するために配置される。この実施形態において、冷却ユニット24
は、矢印30(図示を簡潔にするために矢印の一部のみに参照番号が付されてい
る)により示された、アイスボックス40の周りの空気流路を含み、空気流路の
全体がモジュール内にて完全に覆われている。これは、内部の空気流路が、密閉
手段、例えば、上部プレート32、外側の側部プレート34、底部プレート36
および内側の側部プレート38により画成されることを意味する。密閉された空
気流路は、空気流路の全てをコンテナ壁部および天井から漏らさないようにシー
リングする問題を解決する。
【0023】 空気流路を通る空気流は、入口開口部42から始まる。これについては後に詳
細に説明する。2つの偏向プレート50が空気流の一部を側方に分配する。続い
て、空気流は、アイスボックス開口部28の両側にてアイスボックス40と外側
の側部プレート34との間を流れ、さらに、アイスボックス40の下の、底部プ
レート36より上の位置を流れる。続いて空気流は、アイスボックス40と内側
の側部プレート38との間を流れ、2つの出口開口部44,46を通って外に出
る。空気流は、狭窄プレート48により、入口領域に到達することを防止される
。このようにして、空気流路30は、アイスボックス40の全体を実質的に取り
囲み、空気の冷却を達成する。幾つかの実施形態において、冷却された空気は、
特別な空気分配手段(以下に簡単に論じる)によりコンテナコンパートメント内
を通過する。
【0024】 図3は、コンテナ1に取り付けられたときの冷却ユニット24の、図2の矢印
A−Aに沿った断面図を示す。空気流路はこの図においても容易に認識され得る
。入ってくる空気は、ファン41により、入口フレーム82および入口開口部4
2を通して引き込まれる。ファンは、機械的損傷を受けないように格子76によ
り保護されている。弁58(以下に詳細に論じる)が、ファンが動作していない
ときの冷却された空気の逆流を防止する。空気流はアイスボックス40の周囲を
流れ続け、点線矢印31が、図面の面より前側の、すなわち図面の面の向こう側
の空気流を示す。プレート32,34,36および38ならびにアイスボックス
40が、アイスボックス40の周囲の空気流路を画成する。空気流は、コンテナ
の天井10に配置された分配プレート66より上の出口開口部を通って外に出る
(図示せず)。底部プレート36および外側の側部プレート38は、断熱層52
を有する断熱パネルにより形成されて、コンテナコンパートメントからの熱伝導
を低減する。
【0025】 コンテナシェルの付近での空気流路の密閉、すなわち、プレート32および3
4が、それぞれ、天井10および端面壁20から近い距離73,71にて配置さ
れていることに留意されたい。この分離は、冷却ユニット24とコンテナシェル
の間の熱伝達を低減する。これは、二酸化炭素アイスの冷却能力が、より効率的
に用いられることを意味する。冷却ユニット24をコンテナシェルに対して容易
に位置決めすることを促進するために、位置決め要素68,70,74が設けら
れる。これらの要素68,70,74に関しては後にさらに論じる。
【0026】 アイスボックス開口部28の周囲にシーリング形材56が設けられる。形材5
6はアイスボックス開口部の縁に取り付けられ、この実施形態においては、端面
壁20に向いて開いたキャビティが設けられている。キャビティにはシーリング
材料84が充填される。シーリングフランジ60が、コンテナの端面壁20に、
アイスボックス40に向かって内側へ、端面壁開口部29を通って配置されてい
る。
【0027】 シーリングフランジ60は、シーリング形材56のキャビティの形状に適合す
る突出部を有する。フランジ60の突出部が形材56のキャビティに挿入される
とシーリングがもたらされる。これに関しては後にさらに詳細に説明する。
【0028】 アイスボックスの蓋54がヒンジ78により端面壁20に取り付けられている
。シーリング64がアイスボックス40の内部をコンテナの外側の容積から遮断
する。しかし、二酸化炭素ガスの過剰圧力がアイスボックス40内で蓄積すると
、ガスの過剰圧力はアイスボックス蓋54内の穴55を通って逃げる。あるいは
、形材56内に穴を設けても良い。また別の方法として、ガスにシーリング64
を押出させてガスを幾らか逃がすこともできる。蓋はラッチ80によりロックさ
れている。
【0029】 図4は、端面壁20と冷却ユニット24の間の位置決めおよび取付け手段の詳
細図である。輪郭要素68が冷却ユニット24の下端に取り付けられている。輪
郭要素は、冷却ユニットの外壁に沿った2つの脚部67,69、および、ほぼ鉛
直方向に外側に突出した部分75を有して形成されている。型付きストリップ7
0が、端面壁20に、この実施形態においてはねじ72である取付け手段により
取り付けられている。型付きストリップ70は、開口部が上方に向いたキャビテ
ィ77を形成している。型付きストリップ70は、また、ショルダ部79を含む
。突出部75はキャビティ77内に挿入されることができ、冷却ユニットは突出
部の先端の周りで、突出部75の側部がショルダ部79と接触するまで傾けられ
得る。型付きストリップ70は、輪郭要素68が端面壁20に沿って下方に移動
することを防止し、ショルダ部79およびキャビティ77は、冷却ユニット24
は傾けられて実質的に水平の位置に配置されたときに、輪郭要素68が端面壁2
0に対して垂直に有意距離を移動することを防止する。型付きストリップ70と
輪郭要素68とは協働して、冷却ユニット24の端面壁20に対する位置を画定
し、適切な分離71をもたらす。
【0030】 図5は、コンテナ天井10と冷却ユニット24との位置決めの詳細図を示す。
この実施形態においては、ショルダ要素74が冷却ユニット24の上部に入口開
口部と関連して設けられ、空気流路を密閉する。ショルダ要素74の幅は、上部
プレート32と天井10の内面との距離を画定する。
【0031】 冷却ユニット24を取り付けるとき、冷却ユニット24を幾分傾けて、輪郭要
素68を型付きストリップ70のキャビティ77内に入れる。その後、冷却ユニ
ット24全体を、ショルダ要素74が天井10に接触するまで実質的に水平の位
置に戻す。位置決め要素68,70,74は、要求される程度の位置決め精度を
もたらすように容易に製造される。その後冷却ユニット24は、好ましくは角度
プレート(図示せず)をコンテナの側壁に取り付けることによりコンテナシェル
に固定される。角度プレートは、好ましくは、限定された数のねじまたはリベッ
トにより固定されることができ、これは、取外しを比較的的容易にする。冷却ユ
ニット24の取外しを容易にすることにより、すべての交換作業が容易になり、
これは、迅速なメンテナンス作業を行うために重要である。当分野で知られてい
る容易に取外し可能な他の取付け手段を用いても良い。
【0032】 当業者であれば理解するであろうが、適切な位置決め手段の多くの可能な変型
例および改良が存在する。輪郭要素68は異なる輪郭を有することができ、型付
きストリップ70の実際の形状も、輪郭要素68を端面壁20に沿って下方に移
動させる可能性を有さずに輪郭要素68を突出部の先端の周りにて傾けることが
できる限りにおいて、すなわちヒンジの関係をもたらす限りにおいて変えること
ができる。輪郭要素68は冷却ユニットの縁の全長に沿って延長され得るが、よ
り短い部分として設けられてもよい。型付きストリップ70もこれに準じる。し
かし、取付け要素の機械的強度は輸送および積荷中の予測される力のために設計
されなくてはならないため、連続したストリップおよび輪郭が好ましい。
【0033】 図8aおよび8bに取付け手順が簡単に示されている。製造プロセスはステッ
プ100において開始する。ステップ102において、冷却ユニットが、冷却ユ
ニットを1個のモジュールに組み立てることにより設けられる。制御ユニットも
同様にして組み立てられて、ステップ104において設けられる。ステップ10
6において、床面、天井、壁などを含むコンテナシェルが組み立てられる。ステ
ップ108において、モジュールは、プロセスがステップ118において終了す
る前にコンテナシェル内に取り付けられる。
【0034】 図8bは、図8aにおける取付けステップ108を達成するための好ましい方
法をより詳細に示す。ステップ110において、冷却ユニットの輪郭要素を型付
きストリップのキャビティに挿入する。ステップ112において、冷却ユニット
を要求される位置に傾けて入れ、次にステップ114においてコンテナシェルに
対して固定する。ステップ116において、制御ユニットを取り付け、冷却ユニ
ットと連結し、アイスボックス蓋を取り付ける。この手順は、製造がステップ1
18にて終了するまで続く。
【0035】 図6は、アイスボックス開口部のシーリングの周囲を詳細に示す。シーリング
に関係のない幾つかの詳細な部分は図示されていない。アイスボックス開口部2
8の縁はプラスチックのシーリング形材要素56により覆われ、要素56は、ア
イスボックス40の外囲41および冷却ユニット24の外側部分43に取り付け
られている。シーリング形材要素56にはキャビティ83が設けられており、そ
の開口部は端面壁開口部29に向けられている。キャビティ83の一部が、シー
リング材料84、好ましくは接着剤またはシリコンにより充填されている。端面
壁20内の開口部29は、別のシーリング形材、この場合はフランジ付きプレー
ト60により囲まれている。フランジ付きプレートの内側部分は突出フランジ6
1であり、コンテナの内部に向かって内側に突出している。突出フランジ61は
シーリング形材56のキャビティ83と同一の形状を有し、すなわち、キャビテ
ィに適合されている。突出フランジ61は、冷却ユニット24および突出フラン
ジ61がそれらの最終位置に位置付けられたときにキャビティ83の底部にほぼ
到達するように調節された長さを有する。キャビティ83の開口部はキャビティ
の底部よりもわずかに幅広であるため、突出フランジ61は取り付けられるとき
にキャビティ内にガイドされることになる。キャビティ83の幅および深さは、
異なる部品の3次元的構造許容差に適合することを可能にする。好ましくは、最
初に冷却ユニットが傾けられてその最終位置に入れられ、キャビティ83にシー
リング材料84が充填され、その後アイスボックス蓋54がその所定の位置に嵌
め込まれ、それによりシーリングを、シーリング材料84およびキャビティ83
との相互作用により形成する。このシーリングは、二酸化炭素ガスがコンテナコ
ンパートメントに侵入することを有効に防止する。
【0036】 様々な変型および改良も可能である。シーリング材料を備えたシーリングのキ
ャビティ部を端面壁20に設けて、アイスボックス開口部に突出フランジを設け
ることも可能である。他の形状も、開口部の面に適合する限りにおいて、また、
シーリングフランジの一方の一部が他方のほぼキャビティ形状の部分に嵌り込む
ことができるならば可能である。
【0037】 好ましい実施形態において、冷却ユニット24には、ファンが動作していない
ときに冷気の逆流を防止する弁も設けられる。図7aおよび7bは、それぞれ、
ファンが動作していない状態、および、ファンが空気を冷却ユニットに送り込ん
でいる状態の入口フレーム82を示す。入口フレーム82は、入ってくる空気の
流路を画成し、空気は、実際の密閉された空気流路に、入口開口部42を通って
入る。入口開口部42は幾分上方に向けられている。ファンが停止されていると
き、柔軟な材料でつくられた、例えばゴムまたはプラスチックのシート58が入
口開口部をカバーする。これにより、シート58は、図7aに示されているよう
に重力により入口開口部42上に保持される。ファンが動作して空気を空気流路
に吹き込むと、シート58は曲げられて開口部42を開放し、それにより空気が
空気流路に入ることができる。
【0038】 当業者は、本発明に対する種々の改良および変更が、特許請求の範囲により画
定される本発明の範囲から逸脱せずに行われ得ることを理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従うエアカーゴコンテナの一実施形態である。
【図2】 図2は、本発明に従う冷却ユニットの実施形態の斜視図であり、アイスボック
ス周囲の空気流路を示す。
【図3】 図3は、エアカーゴコンテナ内に取り付けられた、本発明に従う冷却ユニット
の断面図である。
【図4】 図4は、冷却ユニットの好ましい実施形態のための位置決め要素の詳細図であ
る。
【図5】 図5は、冷却ユニットの好ましい実施形態のための別の位置決め要素の詳細図
である。
【図6】 図6は、本発明の好ましい実施形態におけるアイスボックスとコンテナの壁部
との間のシーリングの詳細図である。
【図7】 図7aおよび7bは、それぞれ、冷却ユニットの好ましい実施形態の入口部の
、内部に向かう空気流がない状態、および、空気流が内部に向かって入っている
状態を示す。
【図8】 図8aおよび8bは、本発明の好ましい実施形態に従う製造手順を示すフロー
チャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ウエスターホルム、 トマス スウェーデン国 エス−747 94 アルン ダ ヨンニンゲ (番地なし) Fターム(参考) 3E070 AA25 AA29 BF08 DA07 EA20 EB02 KA01 KA11 KB05 KB06 RA02 WH01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアカーゴコンテナまたは他の単位積荷装置であって、 床(12)、天井(10)、側壁(14,18)および端面壁(16,20)
    を有するコンテナシェルと、 アイスボックス(40)を有して、冷却された空気を前記コンテナシェルの内
    部にもたらす冷却ユニット(24)であって、前記端面壁の第1(20)および
    前記天井(10)に取り付けられ、かつモジュールユニットとして設けられた冷
    却ユニット(24)と、 前記冷却ユニット(24)を制御する制御ユニット(26)と、 アイスボックス蓋ユニット(54,60,78)とを含むエアカーゴコンテナ
    において、 前記冷却ユニット(24)が、前記アイスボックス(40)を取り囲む内部空
    気流路(30)を画成する外囲(32,34,36,38)を含むことを特徴と
    するエアカーゴコンテナ。
  2. 【請求項2】 前記モジュールユニットを1部品として容易に着脱すること
    を可能にする取付け手段により特徴づけられる請求項1に記載のエアカーゴコン
    テナ。
  3. 【請求項3】 前記外囲(32,34,36,38)を前記コンテナシェル
    から所定の距離(71,73)だけ分離する位置決め要素(68,70,74)
    により特徴づけられる請求項1または2に記載のエアカーゴコンテナ。
  4. 【請求項4】 前記位置決め要素の少なくとも第1が、前記冷却ユニット(
    24)の下端の付近にて前記第1端面壁(20)に面して外側に突出した輪郭要
    素(68)であり、 前記位置決め要素の少なくとも第2が、前記第1端面壁(20)にてほぼ水平
    方向に取り付けられた型付きストリップ(70)であり、前記型付きストリップ
    (70)が、上方に向いた開口部を有するキャビティ(77)を形成し、前記開
    口部内に、前記輪郭要素(68)の突出部(75)が回転可能に配置されること
    ができ、 これにより、前記型付きストリップ(70)が、前記輪郭要素(68)が前記
    端面壁(20)に沿って下方に動くことを防止することを特徴とする請求項3に
    記載のエアカーゴコンテナ。
  5. 【請求項5】 前記位置決め要素の少なくとも第3が、前記冷却ユニット(
    24)の上部に、前記コンテナシェルの天井(10)に面して取り付けられたシ
    ョルダ要素(74)であり、かつ前記ショルダ要素(74)が前記冷却ユニット
    (24)と前記コンテナ天井(10)の間の距離(73)を画定することを特徴
    とする請求項4に記載のエアカーゴコンテナ。
  6. 【請求項6】 前記内部空気流路(30)が、ほぼ上方に向けられた入口開
    口部(42)を有し、 前記入口開口部(42)に、前記入口開口部(42)を覆う柔軟な材料のシー
    トにより形成された逆流防止弁(58)が設けられ、これにより、前記入口開口
    部(42)を通って内部に入る空気流が存在しないときに、重力が前記入口開口
    部(42)の閉鎖を維持することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に
    記載のエアカーゴコンテナ。
  7. 【請求項7】 前記冷却ユニット(24)が、さらに、前記アイスボックス
    (40)の内部にアクセスするための、前記第1端面壁(20)に面したアイス
    ボックス開口部(28)と、前記アイスボックス開口部(28)を取り囲むシー
    リング形材(56)とを含み、 前記第1端面壁(20)に、前記アイスボックス開口部に対応する壁開口部(
    29)と、前記冷却ユニット(24)のシーリング形材(56)に適合された、
    前記壁開口部(29)を取り囲むシーリング形材(60)とが設けられており、 前記シーリング形材の第1が、突出フランジ(61)を、前記シーリング形材
    の第2に向かう方向に呈し、 前記シーリング形材の前記第2が、前記突出フランジ(61)に適合されかつ
    シーリング材料(84)が充填されたキャビティ(83)を呈し、それにより前
    記突出フランジ(61)が前記キャビティ(67)内に突き出し、前記シーリン
    グ材料(84)と接触してシーリングを形成することを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれか一項に記載のエアカーゴコンテナ。
  8. 【請求項8】 アイスボックス(40)を含んで、冷却された空気を周囲に
    もたらしかつモジュールユニットとして設けられる、エアカーゴコンテナ(1)
    または他の単位積荷装置のための冷却ユニット(24)において、 前記アイスボックス(40)を取り囲む内部空気流路(30)を画成する外囲
    (32,34,36,38)を含むことを特徴とする冷却ユニット(24)。
  9. 【請求項9】 前記モジュールユニットが1部品として容易に着脱されるこ
    とを可能にする取付け手段により特徴づけられる請求項8に記載の冷却ユニット
  10. 【請求項10】 前記外囲(32,34,36,38)を隣接する面から所
    定の距離(71,13)だけ分離する位置決め要素(68,70,74)により
    特徴づけられる請求項8または9に記載の冷却ユニット。
  11. 【請求項11】 前記位置決め要素の少なくとも第1が、前記冷却ユニット
    (24)の下端の付近にて外側に突出した輪郭要素(68)であることを特徴と
    する請求項10に記載の冷却ユニット。
  12. 【請求項12】 前記位置決め要素の少なくとも第2が、前記冷却ユニット
    (24)の上部に、上方に面して取り付けられたショルダ要素(74)であり、
    前記ショルダ要素(74)が、前記冷却ユニット(24)と、冷却ユニットより
    上のいずれかの面との距離(73)を画定することを特徴とする請求項11に記
    載の冷却ユニット。
  13. 【請求項13】 前記内部空気流路(30)が、ほぼ上方に向けられた入口
    開口部(42)を有し、 前記入口開口部(42)に、前記入口開口部(42)を覆う柔軟な材料のシー
    トにより形成された逆流防止弁(58)が設けられ、これにより、前記入口開口
    部(42)を通って内部に入る空気流が存在しないときに、重力が前記入口開口
    部(42)の閉鎖を維持する請求項8乃至12のいずれか一項に記載の冷却ユニ
    ット。
  14. 【請求項14】 前記アイスボックス(40)の内部へのアクセスを可能に
    するためのアイスボックス開口部(28)と、前記アイスボックス開口部(28
    )を取り囲むシーリング形材であって、前記冷却ユニットから外側に向けられた
    突出フランジを呈するシーリング形材とにより特徴づけられる請求項8乃至13
    のいずれか一項に記載の冷却ユニット。
  15. 【請求項15】 前記アイスボックス(40)の内部にアクセスするための
    アイスボックス開口部(28)と、前記アイスボックス開口部(28)を取り囲
    むシーリング形材(56)であって、シーリング材料(84)が充填されたキャ
    ビティ(83)を呈するシーリング形材(56)とにより特徴づけられる請求項
    8乃至13のいずれか一項に記載の冷却ユニット。
  16. 【請求項16】 エアカーゴコンテナ(1)または他の単位積荷装置を製造
    する方法であって、 床(12)、天井(10)、側壁(14,18)および端面壁(16,20
    )を有するコンテナシェルを組み立てるステップと、 アイスボックス(40)を有する冷却ユニット(24)を設けるステップであ
    って、モジュール型の冷却ユニット(24)を、前記端面壁の第1(20)に取
    り付けるステップをさらに含むステップと、 アイスボックス蓋ユニット(54,60,78)を設けるステップと、 前記冷却ユニット(24)を制御する制御ユニット(26)を設けるステップ
    とを含む方法において、 冷却ユニット(24)を設ける前記ステップが、さらに、 前記アイスボックス(40)を取り囲む内部空気流路(30)を画成する外囲
    (32,34,36,38)を有するモジュール型冷却ユニット(24)を設け
    るステップと、 前記モジュール型冷却ユニット(24)を、前記外囲(32,34,36,3
    8)と前記コンテナシェルとの間の所定の距離(71,73)を有して位置決め
    するステップと、 前記モジュール型冷却ユニット(24)を前記コンテナシェルに固定するステ
    ップとを含むことを特徴とする製造方法。
  17. 【請求項17】 制御ユニット(26)を設ける前記ステップが、モジュー
    ル型制御ユニット(26)を前記コンテナシェルの壁部(18)に取り付けるス
    テップを含むことを特徴とする請求項16に記載の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記位置決めステップが、さらに、 前記冷却ユニット(24)の下端付近に取り付けられ、かつ前記冷却ユニット
    (24)から外側に突出した輪郭要素(68)を、前記第1端面壁(20)にて
    ほぼ水平方向に取り付けられた型付きストリップ(70)により形成されたキャ
    ビティ(77)に差し込むステップと、 前記冷却ユニット(24)を輪郭要素(68)の周りで傾けて所望の位置に配
    置するステップとを含むことを特徴とする請求項16または17に記載の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 前記傾けるステップが、前記冷却ユニット(24)を、前
    記冷却ユニット(24)の上部に取り付けられたショルダ要素(74)が前記コ
    ンテナ天井(10)との機械的接触を生じるまで傾けることを含むことを特徴と
    する請求項18に記載の製造方法。
  20. 【請求項20】 モジュール型の冷却ユニット(24)を設ける前記ステッ
    プが、 アイスボックス開口部(28)、および、前記アイスボックス開口部(28)
    を取り囲むシーリング形材(56)を有するモジュール型冷却ユニット(24)
    を設けるステップと、 前記第1端面壁(20)に、前記アイスボックス開口部(28)に対応した壁
    開口部(29)と、前記モジュール型冷却ユニット(24)のシーリング形材(
    56)に適合された、前記壁開口部(29)を取り囲むシーリング形材(60)
    とを設けるステップと、 シーリング材料(84)を前記シーリング形材の一方(56)のキャビティ(
    83)に充填するステップと、 前記シーリング形材(56,60)を互いに差し込み、それにより前記シーリ
    ング材料(84)がシーリングを形成するステップとを含むことを特徴とする請
    求項16乃至19のいずれか一項に記載の製造方法。
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