JP2003522683A - 本体と蓋を備えた容器 - Google Patents

本体と蓋を備えた容器

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JP2003522683A
JP2003522683A JP2001558339A JP2001558339A JP2003522683A JP 2003522683 A JP2003522683 A JP 2003522683A JP 2001558339 A JP2001558339 A JP 2001558339A JP 2001558339 A JP2001558339 A JP 2001558339A JP 2003522683 A JP2003522683 A JP 2003522683A
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アルベルト ズルツバッハ ラインハルト
クライン アードルフ
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ズロー アイゼンヴェルク シュトロイバー ウント ローマン ゲーエムベーハー
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D45/00Clamping or other pressure-applying devices for securing or retaining closure members
    • B65D45/32Clamping or other pressure-applying devices for securing or retaining closure members for applying radial or radial and axial pressure, e.g. contractible bands encircling closure member

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、バレル状の本体とぴったり合う密封蓋を備えた容器に関し、その容器は輸送及び保管中に内容物の汚染を防止し、その容器は密封の完全性を喪失することなく多重回数の開閉に耐え、その容器は追加的な材料構成部品としてのエラストマーシールなしで済み、更にその容器は少なくとも固定された状態において蓋が少なくとも二つの互いに間隔をおいた密封位置において本体に対して密封的に当接し、その密封位置は周縁方向に連続で容器の対称軸のまわりに環状をなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 I. 利用分野 本発明は、バレル状の本体とぴったり合う密封蓋を備えた容器に関する。
【0002】 II. 技術背景 現在では、粉状のテトラフルオロエチレン(TFE)の単独重合体及び共重合
体は、バレル状のプラスチック容器又はファイバードラムに、望ましくはポット
様の本体とそれに装着する蓋を備えたものに詰めることが一般に行われている。
容器の機能は、クリーンルームの条件下で製造・処理されることが多い上記の重
合体を圧力の載荷のみならず、粉塵及び湿気から保護することにある。TFE重
合体の処理の際に圧力の載荷によって圧縮される各種の異物、湿気及び重合体粒
子は、製造される押出品又は成形品に欠陥を生じ、このような欠陥は、特に、電
線被覆又はフィルムなどの厚みの薄い製品を取り扱う際に許容できない。
【0003】 高品質最終用途においては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粉末の
包装には、ファイバードラムよりも、例えばポリプロピレンからなるプラスチッ
ク容器が好まれるが、その理由は、プラスチック容器がより良質の表面をもたら
すことと、粉末を保護するための内側フィルム又はフォイルバッグを挿入する作
業を省けるからである。
【0004】 プラスチック容器は、様々な種類の高度な要求を満たすことが求められる。プ
ラスチック容器は、複数回の開閉が行われた場合にも、十分に密封性が保全され
なければならない。更には、DE−U−9408630によれば、プラスチック
容器は、中味が充填された状態において互いに積み重ねられた時に個々の包装単
位に生じる載荷圧力に耐えねばならない。実際においては、二つ乃至四つのパレ
ットスタックが積み重ねられ、各パレットには、容器が二層乃至三層積まれる。
容器には、20kgから50kgの粉末が充填される。充填手順においては、容
器内において、一定の充填高さを超過しないようにすべきである。そうしないと
、粉末が固結する可能性があり、粉末の無欠陥処理が保証されないからである。
【0005】 技術的に複雑な高品質の形状を備えたPTFE粉末用容器は、射出成形によっ
て製造されることが望ましい。その場合に、価格上の理由から、ポリプロピレン
又はポリエチレンなどの汎用プラスチック材料が使用される。輸送及び貯蔵用の
容器には、−20℃から60℃の温度においても高レベルの強度が必要とされる
ので、ここではその材料として化学的に変性されたプロピレン共重合体を用いる
ことが望ましい。包装システムは高価であるので、目的は、例えば清浄化と再充
填によって再利用を達成することにある。
【0006】 PTFE粉末用の密封システムは、極めて特別な要求を満たすことが求められ
る。例えばペイント用の既知の蓋一つのシステムとは対照的に、EP−B−36
2959に開示された包装システムは、容器本体、蓋、及び締め輪からなる円形
の三部材システムである。その密封原理は、本体の上部が外方に向かって下向き
に傾いた形状に終端し、一方、蓋の内側縁の薄い周縁突出部が締め輪によって本
体の上方部分に押圧されるようにするものである。しかしながら、これらの周縁
突出部の復元モーメントは僅かなので、容器が最初に開閉された後は、密封度は
甚だしく低下する。蓋の再利用と容器の再生利用は実際的に不可能である。
【0007】 更に、射出成形工程を用いた薄い密封縁の製造は、技術的に非常に高価であり
、故障を生じやすい。なぜなら、射出成形によって薄い密封縁を完全に成形する
ためには、射出成形ツールに複雑且つ高価な脱気手段を備えねばならないからで
ある。射出成形工程において、例えば、重合体堆積物は、脱気領域の全面的な又
は部分的な目詰まりを引き起こす可能性があり、この目詰まりが生じると、射出
成形によって薄い周縁突出部が完全には成形されなくなり、従って密封機能はも
はや保証されない。
【0008】 同様に、蓋の内側縁に薄い周縁突出部を備えた密封装置のこの形は、四角いプ
ラスチック容器について、WO−A−96/37410に記載されている。
【0009】 US−A−4674650には、容器本体、蓋、及び締め輪からなるプラスチ
ック材料製の丸い容器のための密封装置が記載されている。密封は、シールリン
グによって達成され、このシールリングは、蓋に追加的に装着され、外方に配置
され且つ内向きの本体を密封する。弾性材料からなる追加的なシールリングを導
入することには様々な短所がある。まず、シールリングはシステムをより高価な
ものとする。シールリングは、使用に先立って包装システムを自動的に清浄する
ことの困難さを増す上、包装システムを処分する際には、容器材料を再生利用工
程に供給するならば、シールリングを追加材料要素として分離する必要がある。
【0010】 Sulo Plast GmbH & Co KG から商業的に入手可能な
、容器本体、蓋、及び締め輪からなる包装システムの場合、密封は、蓋に設けた
溝により成型された、例えばポリウレタン製のエラストマーシールによってなさ
れる。このエラストマーシールは、本体の上縁に密着する。このシステムの本質
的な短所は、輸送及び保管の際に、エラストマーシールに加わる載荷圧力によっ
てエラストマーシールが損傷を受ける可能性があることである。シールの一部分
が脱離して、保護されるべきPTFE粉末中に混入する可能性がある。この場合
においても、包装システムの利用後に、容器の蓋を再生利用工程に供給するので
あれば、エラストマー構成部品は分離する必要がある。
【0011】 III. 発明の要約 a) 技術的目的 本発明の目的は、輸送及び保管中に内容物の汚染を防止し、密封の完全性を喪
失することなく多数回の開閉に耐え、且つ追加的な材料構成部品としてのエラス
トマーシールなしで済ます密封手段を備えた容器を提供することにある。
【0012】 b) 目的の達成
【0013】 上記の目的は、請求項1の特徴によって達成される。好適な実施例を従属請求
項に述べる。
【0014】 空間的に互いに分離され且つ特に互いに対して可動である少なくとも二つの密
封位置が、一方において、より高度な密封信頼性をもたらし、また他方において
、密封位置の互いに対する、すなわち密封位置において機能する密封脚又はそれ
に対して押圧する密封面の何れかの、相対的な可動性によって、密封の完全性が
双方の密封位置において達成される高い可能性をもたらす。
【0015】 一端開口のポット状の容器とそれにうまく合う蓋によって、容器の基本形が丸
いか多角形であるかに関わらず、密封位置は常に周方向に設けられた閉じた形状
となる。
【0016】 更に以下において、第一の密封位置は、密封面(溝)が蓋に設けられ且つ密封
脚又はアーム(本体の壁の上縁)が容器に設けられるものと記述されるが、第二
の密封位置(フランジ)についてはその関係が完全に逆になる。
【0017】 二つの密封位置の一つ又は全てに関して、密封面及び密封脚の本体及び蓋に対
するそれぞれの関係も逆にすることができる。すなわち、例えば、本体の縁の自
由な上端は、V形の溝を設けることができ、そして、この溝には、蓋の適切な突
出部が係合することになる。
【0018】 それぞれの密封位置の密封可能度が高く、また、別々の密封位置が複数存在し
且つ互いに対して可動であることにより容器の密封確実度が高いレベルにあるた
めに、あえて、本体と蓋が密封位置において直接に、すなわち、特別な、より弾
性の高い密封材料を中間に設けずに、接するようにすることが可能であり、この
場合には、再生利用が極めて容易になり、脱離した密封材料の構成物質によって
内容物が汚染されるリスクが低くなるという利点がある。
【0019】 密封位置を適切に軸方向に間隔を開けて配置することによって、この距離を長
さ補償目的に用いることができ、それによって、両密封位置における密封可能度
を高めることができる。更に、密封位置の少なくとも一つが、複数の部分密封位
置に分割されると、たとえ、例えば部分密封位置の密封脚が互いに相対的に全く
又はほとんど可動でない場合であっても、上記の分割は密封可能度を更に高める
ことになる。
【0020】 以下の説明は、蓋と本体それぞれの対応する位置の横断面の形状にのみ言及す
る。これらは、しかしながら、常に周方向に設けられた環状の形状であり、周方
向に設けられた環状の−−円形の又は多角形の又は任意形状の−−本体の形状、
すなわち、平面視における本体の周縁壁に対応する。
【0021】 一つの望ましい実施形態において、第一の密封位置は、本体の縁の自由上端を
有してなり、その自由上端は密封アーム又は脚の形を有し、この上に、好ましく
はV字状の横断面を有する、蓋の下側に設けられた溝が嵌合するものである。溝
を形成する蓋のその溝領域は、半径方向内向きに、蓋の主な部分である中央領域
に達し、また、外側においては、接続領域に達する。この接続領域は、壁の外側
において、壁に平行か又は、例えば、外方下向きに傾き、間隔が増加する。
【0022】 接続領域は、下端において、蓋の縁への過渡部を形成し、この過渡部は、下向
きの自由端を有する二股の或いはU字状の横断面であり、それらは密封脚をなす
【0023】 これらの密封脚は、締め具を用いて、それらの自由端を上向きの密封面に対し
て押圧することが可能であり、その上向きの密封面は、本体の壁から外向きに突
出するフランジの上面である。
【0024】 この場合、周方向に環状に設けられ且つ単数又は複数の密封脚が当接する密封
面は、水平に、すなわち、容器の縦方向、一般に本体と蓋の対称軸、に対し、正
確に垂直となるように、又は、対称軸に対して傾くように、例えば、半径方向内
向きに下降傾斜するように、すなわち、縦方向において本体の自由端縁に対する
間隔が増すように、設けられているものとすることができる。
【0025】 蓋と本体は、締め具によって、特に二つの密封位置において、互いに押圧され
るが、この締め具は、蓋の縁と、隣接する本体のフランジの双方を半径方向内向
きに抱き締める締め輪であるものとすることが多い。
【0026】 この場合、締め輪は、半径方向内向きに開口する溝を有し、この溝は傾いた複
数の側面を備え、それらの内側面は、溝の底から溝の開口端に向かって、すなわ
ち、締め輪を組み立てた状態において半径方向内向きに、次第に間隔が増す。
【0027】 同様に、蓋の縁の裏側とフランジの裏側は双方とも、密封面から離れているが
、傾いた形状をなす。
【0028】 蓋の縁の上向き裏面は、内側から外方に下降傾斜し、一方フランジの下向き裏
面は、内側から外方に上向き傾斜し、それぞれに関係する締め輪の内側面の傾き
に対応している。
【0029】 その場合、二つの密封位置が互いに密封的に当接する可能度は、蓋の側であれ
、本体の側であれ、二つの密封位置を形成する要素の可動性によって大きく増大
する。
【0030】 実際においては、環状フランジは、本体の縁から10mmから100mmの間
、特に30mm下方に設けられ、半径方向外向きに、10mmから50mmの間
、特に20mm突出するものとされる。本体の環状フランジ上に又は蓋の縁に設
けることが可能な周方向に設けられた密封脚は、1mmから15mm、特に3.
5mmの高さであり、1mmから10mm、特に3mmの幅である。
【0031】 c) 実施の形態 蓋と本体の縁との間の寸法関係が異なる本発明の実施例を、図を参照しながら
より詳細に説明する。
【0032】 図1は、本体に置かれた蓋を非固定状態と固定状態で示す。蓋については、軸
方向長さが大きい。
【0033】 図2は、本体に置かれた蓋を非固定状態と固定状態で示す。蓋については、軸
方向長さが小さい。
【0034】 図3は、容器の第三の変形例を示す。
【0035】 図1及び図2は、それぞれ、本体1及び蓋2の縦軸、すなわち対称軸10に沿
った断面で、本体1及び蓋2の互いに対する接触を示し、より具体的には、図1
a及び図2aにおいては、蓋は本体にゆるく装着され、図1b及び図2bにおい
ては、蓋は本体に固定され、締め輪3が締め具として働いている。
【0036】 図1と図2の両デザインに共通なものは、蓋、特に蓋の縁と、本体1の壁の上
部領域の横断面形状の基本構成である。蓋と本体は、平面視において、縦方向を
定めるものでもある対称軸10に関して対称であり、それによって、本体の単一
の開口端が蓋によって密封的に閉止できる限り、周縁が閉止される容器を形成す
る。一般に、本体及び蓋は回転対称である。
【0037】 本体1の壁7は、容器の内部の充填、排出、清浄がより容易となるように、内
側が滑らかな表面のものとすることが望ましい。
【0038】 本体は、外側において、本体の自由終端縁1aから離れて、半径方向外向きに
突出し、周縁方向に設けられた環状フランジ8を有する。
【0039】 本体の縁1a、すなわち、特に環状フランジよりも上方の壁は、環状フランジ
よりも下方と比較して幾分か厚くすることができるが、一般に3mmよりも厚い
ものとはしない。
【0040】 本体縁1aの径方向領域の横断面において、蓋2はU字形又はV字形で、下向
きに、すなわち本体に向かって開口する環状溝6を有し、この環状溝6において
蓋2を本体の縁1に置くことができる。
【0041】 前述のU字形又はV字形の溝領域2cにおいて半径方向に、蓋は、中央領域2
dへの一体過渡部を形成し、従って中央領域2dは溝領域2cよりも下方に位置
する。溝領域2cの半径方向外側縁は、接続領域2bによって、軸方向に延長さ
れるか、傾斜して外向きに拡大する構成とする。蓋の縁2aは、接続領域2bの
下方外側自由端に一体に設けられる。それゆえ、蓋の縁2aは、装着状態では、
軸方向において中央領域2dのなお下方に位置する。
【0042】 蓋の縁2aは、密封脚11b、11cを有し、密封脚11b、11cは、下方
を向き、自由端をなし、また周縁方向に設けられた閉じた形状をなす。
【0043】 蓋が本体に対して固定されると、二つの異なる密封位置4、5において密封作
用が働く。
【0044】 自由端をなす本体縁1aは、蓋の溝6内において蓋に当接し、第一密封位置4
をなす。蓋縁2aの密封脚11b、11cは、本体の環状フランジ8の上面に当
接し、第二密封位置をなす。この第二密封位置は、互いに同心的な関係で設けら
れた密封脚11b、11cによって、二つの部分密封位置5a、5bに更に分け
られる。
【0045】 固定する作用は、第二密封位置5において、それぞれが密封位置とは反対側を
向いた裏面、より具体的には、蓋の縁2aの上向き裏面13及びフランジ8の下
向き裏面14が、鋭角をなして設けられ、半径方向外方に向かうにつれて互いに
接近することによって達成される。
【0046】 蓋2は、適切な円錐形の締め溝19を備えた締め輪3を押し嵌めることによっ
て、本体1に固定され且つ密封される。締め溝19は、半径方向内向きに開口し
ており、締め輪3が押し嵌められると、締め溝が内向きに蓋の縁2aとフランジ
8の裏面13、14に当接するだけでなく、それらを互いに軸方向に押し付け合
うように、寸法が定められている。
【0047】 その点に関して、密封脚11b、11cを有する蓋の縁2a自体が比較的に強
度がありかつ安定していることが、とりわけ大切である。同じことが溝領域2c
についても当てはまり、その目的のために、溝領域2cは、特に溝の底の領域に
おいて、例えば中央領域2dなどの通常の壁の厚さの少なくとも二倍の壁厚とし
てもよく、これに加えて、溝の裏面側において、すなわち上を向いて、更なる安
定化効果をもたらす延長部2eを有する。
【0048】 対照的に、蓋の縁2aは、溝領域2cに対して、例えば、両者間の構成におけ
る材料の厚さを低減すること、特に溝領域2cと接続領域2bの間及び接続領域
2bと蓋の縁2aの間のそれぞれの過渡部における材料の厚さを低減することに
よって、確実に可動となっている。
【0049】 このようにして、例えば、蓋縁2aは、接続領域に対して幾分か下向きに旋回
可能であり、又は、接続領域全体は溝領域に対して幾分か半径方向内向きに旋回
可能である。
【0050】 本体の縁1a、特にフランジ8から自由端までの壁7の部分全体が、十分に強
度があり且つ安定であること、特に、壁7の残り部分よりも肉厚が厚く、比較的
に大きな力が加えられた場合に限って、その自由端において半径方向に内向き又
は外向きに確かに曲がることが可能であることも重要である。
【0051】 外向きのフランジ8も非常に強く安定であり、特に、下側において半径方向外
向きに設けられた脚15によって安定化されている。
【0052】 締め輪3は、例えば、金属又はプラスチック材料からなり、接線に沿って設け
た締めねじ、レバーファスナー又はその他の既知の可能な選択肢を用いて直径を
縮小することができる。
【0053】 図1と図2は、蓋及び本体に関連して以下に定義する間隔A及び間隔Bの関係
によって相違する。
【0054】 これらの間隔は、縦方向に、すなわち対称軸10に平行に計測されるべきもの
で、本体及び蓋が固定されていない静止状態において、それぞれ下記のように定
義される。蓋の間隔Aは、溝6の底と蓋の縁2aの最も下まで突出する密封脚1
1b、11cとの間の軸方向長さである。
【0055】 本体の間隔Bは、本体の縁1aの自由上端とフランジの上向き密封面12bと
の間隔である。
【0056】 図1において、間隔Bは、間隔Aよりも幾分か大きいが、これは図2aにおい
ては全く逆である。これらの異なる関係及びそれらから生じる状況は、意図的に
選択することも可能であり、また、一般に射出成形工程によって実施される蓋と
本体の製造における製造公差によって生じる可能性もある。
【0057】 図1aのように、蓋間隔Aが本体間隔Bよりも小さい場合は、蓋が本体に緩く
嵌められると、蓋の溝領域2cは、溝6の側面又は底が本体の縁1aの上向自由
端に当り、蓋の縁2aの下向き密封脚11b、11cはフランジ8の上向き密封
面12bに達することはない。密封面12bは一般に対称軸10に対し垂直に設
けられる。
【0058】 その場合に、直径の違いから、本体の縁1aが蓋2の溝6の底にあらず、底か
ら間隔をおいて、半径方向内向きに、又は望ましくは外向きに溝6の側面の一つ
に当接するならば、第二密封位置5における蓋の縁2aとフランジ8の間隔はよ
り大きくなる。
【0059】 図1aに示すように、この場合には、同心的に設けられた密封脚11b、11
cの下方自由端は同一高さに位置せず、蓋の縁2aの僅かに外向きに上る傾斜姿
勢と蓋2の接続領域2bの僅かに下向き且つ外向きの傾斜姿勢によって、半径方
向内側に配置された密封脚11bは、幾分か、より密封面12の方に位置してい
る。
【0060】 締め輪3を装着することによって、すなわち、締め輪3を半径方向内向きに動
かし、締め輪3の締め溝19の円錐形の内側面を、締め位置5から外向きの、蓋
の縁2aと本体1のフランジ8の裏面13及び14に当接させることによって、
一方では、蓋の縁2aが半径方向内向きに動かされ、他方では、同時におよび/
またはその代わりに、蓋の縁2aはフランジの密封面12bに軸方向、すなわち
下向きに押しつけられる。それは、蓋2の残り部分に対する、特に溝領域2cに
対する蓋の縁2aの可動性によって、そして特に、接続領域2bの両側において
、肉厚の薄い過渡部17及び18のまわりにおける蓋の個々の部分の曲がり又は
旋回によって達成される。
【0061】 蓋の縁2aの半径方向内向きの動きと過渡領域2bの軸方向に対する傾斜姿勢
から平行姿勢への接近のみによって、密封脚11b、11cの少なくとも一つは
、その自由端がフランジ8の密封面12bに達し、それによって、第二密封位置
5において密封作用が生じる。図1bに示すように、その場合、半径方向外側に
ある密封脚11cは、その端面全体が密封面12bに当接し、半径方向内側にあ
る密封脚11bは密封面12bと線接触しかしていない。
【0062】 蓋の縁2aの軸方向の動きによっても、第一密封位置4において、溝6が、そ
して特に側面における溝6の接点が本体の縁1aに押しつけられ、第一密封位置
4における密封の完全性が高められる。
【0063】 更に、密封面12bが、対称軸10に対し垂直に設けられず、本体の縁1aの
上部自由端からの間隔が半径方向内向きに増加するならば、ある状況において接
点が溝の底の方向に動き、縁1aは僅かに半径方向に変形することになり、図2
bの破線に示すように、傾斜姿勢によって、前述の軸方向における固定効果は更
に増加する。
【0064】 これとは対照的に、図2aにおいて、蓋2の間隔Aは本体1の間隔Bよりも大
きい。したがって、蓋2が本体にゆるく合わせられると、蓋の縁2aはフランジ
8の密封面12b上に位置し、そして、蓋の重量によって、蓋の縁2aは、接続
領域2bへの過渡部18のまわりに幾分か曲げられるので、半径方向内側の密封
脚11bのみが密封面上に位置し、半径方向外側の密封脚11cは密封面12b
から幾分か持ち上げられる。
【0065】 更に、第一密封位置4においては、本体の縁1aの自由端が半径方向において
溝の底に位置合わせされておらず半径方向外向き又は内向きに移動させられて溝
6の側面の一つに当接しているのでない限り、溝6の底が本体の縁1aの自由端
に達することはない。
【0066】 半径方向内向きに装着される締め輪3により、蓋の縁2aは最初に半径方向内
向きに密封面12bに沿って移動され、そして、その移動が生じると、それによ
って更に、蓋の縁2aの両密封脚11b、11cが本体1のフランジ8の密封面
12bに当接する。
【0067】 前述の半径方向内向きの変位により、蓋の縁2aに隣接する接続領域2bも半
径方向内向きに変位させられ、それによって本体の縁1aを少なくとも溝6の半
径方向外側側面に当接させる。それゆえ、第一密封位置4においても密封効果が
発生する。
【0068】 更に可能な選択肢を図3a及び図3bに示す。
【0069】 図1及び2に示す構造における本体の縁1aの肉厚は、蓋における溝6の底の
幅よりも顕著に小さい。図3に示す構造は逆の場合である。
【0070】 本体の縁1aの肉厚は、少なくともその自由端において、非常に厚いので、縁
1aはどのようにしても溝の底に達するまで溝6に侵入することはできない。
【0071】 それゆえ、蓋がゆるく装着されると、本体の縁1aはその端領域が溝6の両側
面に既に当接しているが、蓋の縁2aの密封脚11はフランジ8の密封面12b
に達していない。図3bに示すように締め輪を押し嵌めることによってのみ、蓋
の縁2aは半径方向内向きに、しかしながら、特に軸方向下向きに、密封脚11
b、11cが当接する密封面12bに対しても、引っ張られる。この軸方向の固
定効果は、溝領域2cの安定性に依存するが、本体の縁1aの自由端が更に溝6
内に押し込まれ、わずかに拡張する原因ともなる。半径方向内側においては、そ
れは蓋の中央領域2dにわずかな変形を生じて少し上反りの形状を生じ、半径方
向外側においては、溝領域2cの外側縁及び接続領域2bに傾斜姿勢を生じる。
【0072】 それは、しかしながら、締め輪3による蓋の縁2aの半径方向内向きの移動、
及び接続領域2bの縦方向の長さに基づく、溝領域2cに対する蓋の縁の既存の
可動性および/または減肉厚過渡部17および/または18がもたらす隣接領域
に対する接続領域2bの可動性によって補償される。
【図面の簡単な説明】 【符号の説明】
1 本体 1a 本体の縁 2 蓋 2a 蓋の縁 2b 接続領域 2c 溝領域 2d 中央領域 2e 延長部 3 締め輪 3a 溝 4 密封位置 5a,b 部分密封位置 6 環状溝 7 壁 8 環状フランジ 9 10 対称軸 11a,b,c 密封脚 12a,b 密封面 13 裏面 14 裏面 15 脚 16 底 17 過渡部 18 過渡部 19 締め溝 A=蓋間隔 B=本体間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 アードルフ クライン ドイツ連邦共和国,32049 ヘルフォルト, オルトズィーカー ベック 72エー Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA24 BA01 CA01 CC03 DA01 DB14 DC03 FA09 FD02 GA08 GA10 GB12 GB13 GB21 HA03 HB01 HC03 HD01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)及び蓋(2)、並びに本体(1)に対して蓋(2)を密封的に固定
    するための締め具を備えてなる容器であって、少なくとも固定された状態におい
    て蓋(2)が少なくとも二つの互いに間隔をおいた密封位置(4,5)において
    本体(1)に対して密封的に当接し、前記密封位置は周縁方向に連続で容器の対
    称軸(10)のまわりに環状であることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 本体(1)及び蓋(2)のそれぞれが単一材料、特にプラスチック材料、特に
    同一プラスチック材料のみからなるものである請求項1記載の容器。
  3. 【請求項3】 密封位置(4)及び(5)が互いに軸方向に間隔をおいて配置されていること
    を特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  4. 【請求項4】 密封位置(4)および/または(5)が部分密封位置(5a,5b)に分割さ
    れていることを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  5. 【請求項5】 密封位置(4)及び密封位置(5)若しくは部分密封位置(5a,5b)のそ
    れぞれにおいて、密封脚(11)が、その外表面で、特に線接触の状態で、密封
    面(12)を押圧し、且つ締め具による固定効果により、前記密封面(12)に
    沿って可動であることを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  6. 【請求項6】 第一密封位置(4)において密封脚(11a)は本体の自由端縁(1a)であ
    り、密封面(12a)は蓋(2)の下側にあるV字状横断面の環状溝(6)であ
    ることを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  7. 【請求項7】 密封位置(5)において、密封面(12)は、半径方向外向きの環状フランジ
    (8)上の環状面であり、この環状面は対称軸(10)に対して横方向に設けら
    れ、且つ本体(1)の壁(7)の外側に設けられ、密封脚(11b)は、周縁方
    向に環状に設けられ且つ蓋の外側縁(2a)と一体に設けられた密封脚であるこ
    とを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  8. 【請求項8】 蓋の縁が、半径方向に間隔をおいて互いに同心的に配置され、固定された状態
    において同じ密封面(12b)に当接する二つの密封脚(11b,11c)を有
    することを特徴とする請求項7記載の容器。
  9. 【請求項9】 蓋の縁(2a)が、少なくとも密封脚(11b,11c)間の接続領域におい
    て、締め具による締め付けによって蓋の縁(2a)の環状形状に実質的な逸脱が
    生じ得ないような安定性を有するものであることを特徴とする前記請求項の何れ
    かに記載の容器。
  10. 【請求項10】 密封面(12b)が対称軸(10)に垂直に設けられたものであることを特徴
    とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  11. 【請求項11】 密封面(12b)が、特に本体(1)の開放端側を向く密封面(12b)の場
    合に、本体(1)の底側に向かって半径方向内向きに下降するように、鋭角に配
    置されていることを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  12. 【請求項12】 横断面において、蓋(2)が、半径方向外向きに、中央領域(2d)、軸方向
    外向きにU字状に曲がり上がった溝領域(2c)、溝領域の半径方向外側自由端
    に隣接する環状接続領域(2b)、及び、隣接する蓋縁(2a)を有してなり、
    それらが互いに一体に設けられ、且つ接続領域(2b)と少なくとも一つの隣接
    領域との間の過渡部が他の領域よりも肉厚が薄いことを特徴とする前記請求項の
    何れかに記載の容器。
  13. 【請求項13】 蓋の縁(2a)が接続領域(2b)の半径方向外側に配置されていることを特
    徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  14. 【請求項14】 接続領域(2b)が軸方向に設けられていることを特徴とする前記請求項の何
    れかに記載の容器。
  15. 【請求項15】 環状溝(6)が半円形の底を有し、その溝の底が、同じく丸い本体縁(1a)
    の肉厚よりも幅が広いことを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  16. 【請求項16】 第一密封位置(4)における密封脚(11a)の形を取る本体の縁(1a)の
    自由端の、第二密封位置(5)の密封面(12b)からの軸方向高さが、蓋が応
    力を受けていない状態における密封脚(11)又は(11b)及び(11c)の
    自由端から環状溝(6)の底までの高さよりも僅かに大きいことを特徴とする前
    記請求項の何れかに記載の容器。
  17. 【請求項17】 自由端すなわち本体の縁(1a)における壁中心間において測った本体(1)
    の直径が、溝の底の中心から溝の底の中心まで測った蓋(2)の環状溝(6)の
    直径と異なり、その点に関して、本体の直径が望ましくは環状溝(6)の直径よ
    りも大きく、固定されずに蓋が装着された場合に、その蓋が環状溝の外側面にお
    いて本体の縁(1a)に支持されることを特徴とする前記請求項の何れかに記載
    の容器。
  18. 【請求項18】 締め具が、側面が自由内側端に向かうにつれて互いに離隔する半径方向内向き
    の溝(3a)を備えた締め輪(3)であることを特徴とする前記請求項の何れか
    に記載の容器。
  19. 【請求項19】 フランジ(8)とは反対向きの蓋の縁(2a)の裏面(13)、及び蓋とは反
    対向きのフランジ(8)の裏面(14)が、締め輪(3)の環状溝(3a)の内
    側面に対応する円錐形状をなすことを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容
    器。
  20. 【請求項20】 本体(1)のフランジ(8)の円錐形状の裏面が少なくともフランジ(8)の
    脚(15)によって形成され、脚(15)は周縁に分布するように配置されてい
    ることを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  21. 【請求項21】 本体の縁(1a)における、特にフランジ(8)から自由端までの、本体(1
    )の壁の厚さが、本体のフランジ(8)と底(16)との間の壁の厚さよりも大
    きいことを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  22. 【請求項22】 環状溝(6)の外側側面(6a)と内側側面(6b)の間に介在する角度が5
    −50°、特に10−30°であることを特徴とする前記請求項の何れかに記載
    の容器。
  23. 【請求項23】 蓋(2)の環状溝(6)が自由端における本体の縁(1a)の壁厚よりも幅が
    狭い底を有することを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
  24. 【請求項24】 蓋の接続領域(2b)が、溝領域(2c)から蓋の縁(2a)まで円錐状に大
    きくなることを特徴とする前記請求項の何れかに記載の容器。
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