JP2003522553A - 医用機器 - Google Patents
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Abstract
Description
には手術顕微鏡および/またはその架台に関する。本発明には、侵襲性手術のた
めの医用非光学的器具は含まれない。しかし例えば内視鏡のような光学的機器お
よび器具、例えば外科用メスのようなレーザーメス等、または例えば人工心臓弁
等の医用埋め込み具も含まれる。
要望がある。すなわち、手術を受ける患者および/または研究の対象物はできる
だけ微生物(バクテリア、ウィルス、菌類等)により汚染されないようにしなけ
ればならない。さらにそのような汚染物、とりわけタンパク質を完全に分離保持
することにより、医用機器に意図せずにまたは保護されずに接触する患者のアレ
ルギー反応が回避される。このことは通常、医用機器の表面をきわめて念入りに
クリーニング(汚れをとり)ないし消毒することにより行われる。消毒の困難な
表面は無菌の布またはシートにより覆われる。手術顕微鏡の場合、典型的には滅
菌した布で包むこと“ドレープ”(Drape)により、顕微鏡および架台の表面を
少なくとも患者周囲の無菌領域で完全にカバーするかまたはシールドしなければ
ならない。このようなドレープは、例えばDE−A1−4413920に記載さ
れている。ドレープは通常、使い捨てであり、従ってその使用はコストと環境問
題に直接つながる。手術室からの使い捨て物品の破棄処理にはコストがかかる。
にしても、無菌でない隙間が残る危険性は常に存在する。さらにドレープは通常
、顕微鏡の光学的品質を低減する。なぜなら、顕微鏡は必然的に光学系を含むか
らである。そのために使用されるカバーガラスを蒸気殺菌することは困難である
。なぜなら残った水滴がさらに光学系を妨げるからである。さらにカバーをする
ことにより運動の自由性と無菌領域の視野が制限される。
光学部材は製造中常に、希薄で蒸気状の滅菌ガスにより通流される。この滅菌ガ
スは菌類の成長を3年間、効果的に阻止する。密に封印された双眼顕微鏡の鏡胴
はさらに菌類の浸入に対して保護される。なぜなら汚染物質も湿気も顕微鏡に入
り込むことができないからである。この滅菌処置の際には光学的部材の保護が肝
要である。なぜなら菌類による汚染はしばしば、とりわけ熱帯地方においては顕
微鏡の光学部材の破損につながるからである。しかしこの点でオリンパス社によ
り行われた光学系の滅菌被覆は顕微鏡の無菌性を改善するものではない。これは
単に、光学系の寿命ないしその光学的特性を延長するだけである。患者の保護は
この形式の滅菌処理では製造者の視野に入っていない。
、医用機器のクリーニングおよび/または滅菌を容易にし、ないしは改善する措
置をみつけることである。
たは殺菌性(keimtoetend)に作用するように医用機器の表面ないし器材を特別
に構成および/または被覆することにより、カバー(ドレープ)を省略すること
ができ、無菌条件の下でさえ安全性がさらに改善される。
領域ではすでに公知である。しかしこのそれ自体公知の手段を医用機器、とりわ
け顕微鏡とその架台に適用し、上に述べた所要の、本発明による作用を得ること
は未だ誰も想到し得なかったことである。
り、保護の対象である。
される医用機器の、微生物/汚染物排除性および/または殺菌性の表面は、汚染
の危険性ないしアレルギー反応の危険性を低減する。
防腐性の表面、ないし材料組成、並びに付加的または択一的に、一般的に汚染物
排除性の表面が有利である。汚染物とはこの関連から、菌類の侵入および/また
は無菌性(aseptisch)物質、例えば水、油脂、タンパク質等による表面のすべ
ての汚染と理解されたい。
またはプラスティックにおける材料の作製および選択に対する手段は、本発明に
よれば、金属または金属塩、とりわけ重金属塩、例えば銀塩、銅塩、亜鉛塩、ニ
ッケル塩、マンガン塩、カドミウム塩、プラチナ塩、または半金属、例えばホウ
酸塩を添加することである。これらの物質はそれ自体公知のように、とりわけ殺
細菌性(bakterizid)、殺菌性ないし殺真菌性(fungizid)および殺ウイルス性
に作用する。ここでの作用は、菌類に放出される金属イオン、例えば銀イオンに
よってしばしば達成される。
面の構造は次のように構成される。すなわち、それらが菌性(Septisch)または
無菌性(aseptisch)の汚染物および/または液体の生じうる粘着力または凝集
力に対して可及的に僅かなホールド(よりどころ Halt)しか提供しないように
構成される。耐菌性ないし除(殺)菌性の構成はここでは顕微鏡内部の光学的構
成部材に対しても、それ自体公知のように、例えば熱帯地方での使用に対して有
利である。汚染物排除性の構成はここでは顕微鏡内部の光学的構成部材に対して
も光学的品質の保護のために有利である。これに対する変形実施例として、光学
的ガラス/プラスティックに透明なプラスティック材料ないしセラミック材料の
ごく薄い層を被覆、例えば蒸着することができよう。これには、ケイ素(Si)
、金属セラミックス、金属などの微細システム技術からなる材料、およびフッ素
樹脂ないしテフロン(登録商標)/シリコーン等のプラスティックからなる材料
が考えられる。
セラミックスを顕微鏡シャシとして使用すること自体は公知である。しかしここ
から冒頭に述べた課題への関連性を導き出すことはできない。
ハンマー打ちラッカー被覆、 ・例えばEP−A1−745646に記載されたような、酸化防止剤および光保
護剤による被覆、 ・例えばUS−A−4357142に記載されたような、生物学的処理のため合
成ポリマーによるガラス支持体の被覆、 ・表面強度を向上させるための表面のクロムメッキ、等。
公知である。しかしこれら公知の被覆対物レンズには別の課題がある。ここでは
反転形顕微鏡に対する対物レンズが取り扱われる。この反転形顕微鏡はペトリシ
ャーレ等に浸沈することができ、液体媒体と接触される。そこで行われるテフロ
ン被覆には実質的に3つの役目がある。 1.テフロン被覆は対物レンズの機械的摩耗(ひっかき傷保護)を防止すること
。 2.テフロン被覆は対物レンズに高い腐食耐性を与えること。 3.テフロン被覆は、対物レンズケーシングの生じうる金属イオンが物理化学的
プロセスを介して液体媒体に移動するのを阻止する(浸沈された対物レンズを媒
体に対して保護する)こと。
当然のことである。この種の反転形顕微鏡で使用される技術は、とりわけ“パッ
チ・クランプ技術”と称される。
容易には想到されなかった。
スおよび/または金属セラミックスが考えられ、その表面は微生物および/また
は汚染物排除性(abweisend)に構成される。ここで当業者であれば、細菌性ま
たは無菌性の汚染物の付着ないし浸食(Angriff)に対して有利または不利な特
性を有する所定の幾何形状を考慮しなければならない。どのような微細構造であ
っても表面は所定の構造を有してはいるが、この表面は観察者には何も付着しな
い“滑らかな表面”と見なされるものである。金属セラミックス、Al2O3また
はAlNがとりわけ本発明の蒸着に適する。
とができ、ニッケル、ジルコニウムおよびチタンを含む合金によるグラスメタル
(非晶質金属)のような現代の材料も基本的に適する。このようなグラスメタル
の原子は規則的な結晶格子を有するようには構成されていない。原子は無規則に
配置されており、ここから非晶質構造が得られる。例えばミラー構造に対して使
用されるC/SiC複合(結合)セラミックスも、酸化セラミックスと同じよう
に使用することができる。
が当てはまる。表面が物理的(例えば化学的および/または微細機構的)に、不
所望の物質が付着できないような構造にされている。ここでは、ある可能な形態
が所定の幾何構造(及び寸法)を有する隆起部の所定の配置によって、物質(例
えば液体)がその表面張力のために表面に付着しないように意図されている。従
って物質が表面で付着を生ずることがない。
天然の表面構造またはシルバーマント(植物名)の葉(微細毛)では、接触する
汚染粒子と共に水が滴となって垂れ、濡れることがない。
ことができる。なぜなら、洗浄液体(洗浄液は表面自体と反応することはできな
い)の付着力により、表面に偶々接触する汚染粒子が洗浄液体の水滴と結合し、
これと共に洗い流されるからである。
これらは場合により必ずしも、数学的に正確な構造で存在することは必須ではな
い)。 Sin(x)×Cos(y)
利には1から100μmの間隔、有利には3から60μmの間隔を有する。
含む。
る手段、例えば殺菌処理加工(例えば金属被覆または金属塩被覆)と組み合わせ
ることにより増強される。
れ、これらを場合により相互に電気絶縁すると特に有利な構成が得られる。これ
により、相応の金属の機械的およびそれ自体の殺生物的特性に加えてさらに電気
的ないし電解的作用が生じ、これが所定の微生物に対して特に有毒性ないし排除
性に作用する。
のような支持体材料のマトリクスにより被覆することである。すなわちこの支持
体材料には殺菌性または微生物排除性の物質が導入されている。殺菌性(keimto
etend)の物質とは、従来または将来的に殺菌ないし消毒に使用される全ての物
質であると理解されたい。これは上に述べた金属塩化合物の他に、アルコール、
酸化性物質、細胞膜破壊性の高分子電解質(Polyelektrolyte)、例えば界面活
性剤等、またはそれらの混合物とすることができる。
程度相反するものである。
の材料であると理解されたい。ここでは前記の物質を導入することができるか、
ないしは内的に及び/又は外的に結合することのできる泡または網状構造体(Ge
webe)またはその他の構造体に関するものでありうる。もっとも広義には支持体
材料のマトリクスは、その表面が殺菌性または微生物排除性の物質等を含むよう
に構成することもできる。従ってこのような支持体材料は合成樹脂(プラスチッ
ク)、ゴム、塗料、セラミックス等から作製することができる。例えば現在すで
に造船において使用されている、ある種の微生物および植物の成長を妨げる特性
を有する防汚塗料とすることもできる。
発明の技術思想と組み合わせてでも適用することのできる別の技術思想は、表面
または(例えばその下の)一部を導電性に構成することである。これにより一方
では表面を静電防止性に構成することができ、他方では表面を抵抗発熱原理によ
って人工的に、少なくとも熱に弱い微生物を殺すような殺菌温度にもたらすこと
ができる。本発明の表面を静電加工処理する場合には種々のファクタ、とりわけ
環境内における電圧関係ないし静電電荷関係を考慮しなければならない。電気的
ないし電熱的または静電的特性を得るために、表面に導電材料、例えば炭素を導
入(組込み)結合することができる。ここで場合により抗毒性の点から、比較的
大きな内部表面を有する活性炭を使用することもできる。
3から公知である。種々の顕微鏡、例えばLEICA社 MS5およびMS8が
“ESD仕様”(静電放電)で市販されている。もっともこの公知の静電防止層
により本発明の課題が解決されるわけではないが、偶然にも、電子構成部材を保
護するために設けられた静電防止層が塵および汚染物が機器に堆積するのを低減
する。しかしこのことにより接触無菌性が基本的に改善されるわけではない。
られており、これにより反射器の表面を加熱して、凍結および結露を防止するこ
とができる。WO−A1−96/33428参照。しかしこれには殺菌作用は予
見されていない。
ればならない。例えば雲母のような耐熱性形状強化充填物を備えた、例えばポリ
マーをこの目的で使用することがこの点に関し提案される。種々の充填材料につ
いての概略的刊行物は、“Kunststoffe 87(1997)9,Carl Hanser Verlag, Muench
en, pp.1106-1112”に記載されており、ここに引用しておく。
み合わせも本発明による共生性(Symbiotisch)、防腐性、ないし微生物/汚染
物排除性作用を生ずる。
含むミラーなどの全ての光学的構成部材である。
設けられている。隆起部間の寸法に依存して次のように構成された表面が適する
。すなわち、付着力を排除するように、ないし純粋に機械的に微生物の付着およ
び凝縮(クラスタ生成)を阻止するように構成された表面が適する。しかし本発
明の枠内で、下方に突出した谷を省略することもできる。
。
ないし谷を複数の異なる物質から作製することは本発明の枠内で有利な構成であ
る。例えば所定の格子網線に沿って、または図示しない高度線に沿って異なる材
料、とりわけ異なる金属を使用することが考えられる。
生じ、これがまた防腐性に作用しうる。
には手術顕微鏡および/またはその架台に関する。本発明には、外科用メス又は 例えば人工心臓弁等の医用埋め込み具のような侵襲性手術のための医用非光学的 器具は含まれない。これに対し、例えば内視鏡、レーザーメス等のような光学的 機器および器具は、本発明に含まれる。
要望がある。すなわち、手術を受ける患者および/または研究の対象物はできる
だけ微生物(バクテリア、ウィルス、菌類等)により汚染されないようにしなけ
ればならない。さらにそのような汚染物、とりわけタンパク質を完全に分離保持
することにより、医用機器に意図せずにまたは保護されずに接触する患者のアレ
ルギー反応が回避される。このことは通常、医用機器の表面をきわめて念入りに
クリーニング(汚れをとり)ないし消毒することにより行われる。消毒の困難な
表面は無菌の布またはシートにより覆われる。手術顕微鏡の場合、典型的には滅
菌した布で包むこと“ドレープ”(Drape)により、顕微鏡および架台の表面を
少なくとも患者周囲の無菌領域で完全にカバーするかまたはシールドしなければ
ならない。このようなドレープは、例えばDE−A1−4413920に記載さ
れている。ドレープは通常、使い捨てであり、従ってその使用はコストと環境問
題に直接つながる。手術室からの使い捨て物品の破棄処理にはコストがかかる。
にしても、無菌でない隙間が残る危険性は常に存在する。さらにドレープは通常
、顕微鏡の光学的品質を低減する。なぜなら、顕微鏡は必然的に光学系を含むか
らである。そのために使用されるカバーガラスを蒸気殺菌することは困難である
。なぜなら残った水滴がさらに光学系を妨げるからである。さらにカバーをする
ことにより運動の自由性と無菌領域の視野が制限される。
光学部材は製造中常に、希薄で蒸気状の滅菌ガスにより通流される。この滅菌ガ
スは菌類の成長を3年間、効果的に阻止する。密に封印された双眼顕微鏡の鏡胴
はさらに菌類の浸入に対して保護される。なぜなら汚染物質も湿気も顕微鏡に入
り込むことができないからである。この滅菌処置の際には光学的部材の保護が肝
要である。なぜなら菌類による汚染はしばしば、とりわけ熱帯地方においては顕
微鏡の光学部材の破損につながるからである。しかしこの点でオリンパス社によ
り行われた光学系の滅菌被覆は顕微鏡の無菌性を改善するものではない。これは
単に、光学系の寿命ないしその光学的特性を延長するだけである。患者の保護は
この形式の滅菌処理では製造者の視野に入っていない。
、医用機器のクリーニングおよび/または滅菌を容易にし、ないしは改善する措
置をみつけることである。
たは殺菌性(keimtoetend)に作用するように医用機器の表面ないし器材を特別
に構成および/または被覆することにより、カバー(ドレープ)を省略すること
ができ、無菌条件の下でさえ安全性がさらに改善される。
領域ではすでに公知である。しかしこのそれ自体公知の手段を医用機器、とりわ
け顕微鏡とその架台に適用し、上に述べた所要の、本発明による作用を得ること
は未だ誰も想到し得なかったことである。
り、保護の対象である。
して)新たにできる、金属塩化合物からなるごく薄い層が被覆ないし被層されて おり、例えばスプレー被覆されるかまたは静電的にフロッキング被覆(繊維によ って被覆 beflockt)されることが好ましい。
される医用機器の、微生物・汚染物排除性および/または殺菌性の表面は、汚染
の危険性ないしアレルギー反応の危険性を低減する。
防腐性の表面、ないし材料組成、並びに付加的または択一的に、一般的に汚染物
排除性の表面が有利である。汚染物とはこの関連から、菌類の侵入および/また
は無菌性(aseptisch)物質、例えば水、油脂、タンパク質等による表面のすべ
ての汚染と理解されたい。
またはプラスティックにおける材料の作製および選択に対する手段は、本発明に
よれば、金属または金属塩、とりわけ重金属塩、例えば銀塩、銅塩、亜鉛塩、ニ
ッケル塩、マンガン塩、カドミウム塩、プラチナ塩、または半金属、例えばホウ
酸塩を添加することである。これらの物質はそれ自体公知のように、とりわけ殺
細菌性(bakterizid)、殺菌性ないし殺真菌性(fungizid)および殺ウイルス性
に作用する。ここでの作用は、菌類に放出される金属イオン、例えば銀イオンに
よってしばしば達成される。
面の構造は次のように構成される。すなわち、それらが菌性(Septisch)または
無菌性(aseptisch)の汚染物および/または液体の生じうる粘着力または凝集
力に対して可及的に僅かなホールド(よりどころ Halt)しか提供しないように
構成される。耐菌性ないし除(殺)菌性の構成はここでは顕微鏡内部の光学的構
成部材に対しても、それ自体公知のように、例えば熱帯地方での使用に対して有
利である。汚染物排除性の構成はここでは顕微鏡内部の光学的構成部材に対して
も光学的品質の保護のために有利である。これに対する変形実施例として、光学
的ガラス/プラスティックに透明なプラスティック材料ないしセラミック材料の
ごく薄い層を被覆、例えば蒸着することができよう。これには、ケイ素(Si)
、金属セラミックス、金属などの微細システム技術からなる材料、およびフッ素
樹脂ないしテフロン(登録商標)・シリコーン等のプラスティックからなる材料
が考えられる。
セラミックスを顕微鏡シャシとして使用すること自体は公知である。しかしここ
から冒頭に述べた課題への関連性を導き出すことはできない。
ハンマー打ちラッカー被覆、 ・例えばEP−A1−745646に記載されたような、酸化防止剤および光保
護剤による被覆、 ・例えばUS−A−4357142に記載されたような、生物学的処理のため合
成ポリマーによるガラス支持体の被覆、 ・表面強度を向上させるための表面のクロムメッキ、等。
公知である。しかしこれら公知の被覆対物レンズには別の課題がある。ここでは
反転形顕微鏡に対する対物レンズが取り扱われる。この反転形顕微鏡はペトリシ
ャーレ等に浸沈することができ、液体媒体と接触される。そこで行われるテフロ
ン被覆には実質的に3つの役目がある。 1.テフロン被覆は対物レンズの機械的摩耗(ひっかき傷保護)を防止すること
。 2.テフロン被覆は対物レンズに高い腐食耐性を与えること。 3.テフロン被覆は、対物レンズケーシングの生じうる金属イオンが物理化学的
プロセスを介して液体媒体に移動するのを阻止する(浸沈された対物レンズを媒
体に対して保護する)こと。
当然のことである。この種の反転形顕微鏡で使用される技術は、とりわけ“パッ
チ・クランプ技術”と称される。
容易には想到されなかった。
スおよび/または金属セラミックスが考えられ、その表面は微生物および/また
は汚染物排除性(abweisend)に構成される。ここで当業者であれば、細菌性ま
たは無菌性の汚染物の付着ないし浸食(Angriff)に対して有利または不利な特
性を有する所定の幾何形状を考慮しなければならない。どのような微細構造であ
っても表面は所定の構造を有してはいるが、この表面は観察者には何も付着しな
い“滑らかな表面”と見なされるものである。金属セラミックス、Al2O3また
はAlNがとりわけ本発明の蒸着に適する。
とができ、ニッケル、ジルコニウムおよびチタンを含む合金によるグラスメタル
(非晶質金属)のような現代の材料も基本的に適する。このようなグラスメタル
の原子は規則的な結晶格子を有するようには構成されていない。原子は無規則に
配置されており、ここから非晶質構造が得られる。例えばミラー構造に対して使
用されるC/SiC複合(結合)セラミックスも、酸化セラミックスと同じよう
に使用することができる。
が当てはまる。表面が物理的(例えば化学的および/または微細機構的)に、不
所望の物質が付着できないような構造にされている。ここでは、ある可能な形態
が所定の幾何構造(及び寸法)を有する隆起部の所定の配置によって、物質(例
えば液体)がその表面張力のために表面に付着しないように意図されている。従
って物質が表面で付着を生ずることがない。
天然の表面構造またはシルバーマント(植物名)の葉(微細毛)では、接触する
汚染粒子と共に水が滴となって垂れ、濡れることがない。
ことができる。なぜなら、洗浄液体(洗浄液は表面自体と反応することはできな
い)の付着力により、表面に偶々接触する汚染粒子が洗浄液体の水滴と結合し、
これと共に洗い流されるからである。
これらは場合により必ずしも、数学的に正確な構造で存在することは必須ではな
い)。 Sin(x)×Cos(y)
利には1から100μmの間隔、有利には3から60μmの間隔を有する。
含む。
る手段、例えば殺菌処理加工(例えば金属被覆または金属塩被覆)と組み合わせ
ることにより増強される。
れ、これらを場合により相互に電気絶縁すると特に有利な構成が得られる。これ
により、相応の金属の機械的およびそれ自体の殺生物的特性に加えてさらに電気
的ないし電解的作用が生じ、これが所定の微生物に対して特に有毒性ないし排除
性に作用する。
のような支持体材料のマトリクスにより被覆することである。すなわちこの支持
体材料には殺菌性または微生物排除性の物質が導入されている。殺菌性(keimto
etend)の物質とは、従来または将来的に殺菌ないし消毒に使用される全ての物
質であると理解されたい。これは上に述べた金属塩化合物の他に、アルコール、
酸化性物質、細胞膜破壊性の高分子電解質(Polyelektrolyte)、例えば界面活
性剤等、またはそれらの混合物とすることができる。
程度相反するものである。
の材料であると理解されたい。ここでは前記の物質を導入することができるか、
ないしは内的に及び/又は外的に結合することのできる発泡体状または網状構造
体(Gewebe)またはその他の構造体に関するものでありうる。もっとも広義には
支持体材料のマトリクスは、その表面が殺菌性または微生物排除性の物質等を含
むように構成することもできる。従ってこのような支持体材料は合成樹脂(プラ
スチック)、ゴム、塗料、セラミックス等から作製することができる。例えば現
在すでに造船において使用されている、ある種の微生物および植物の成長を妨げ
る特性を有する防汚塗料とすることもできる。
発明の技術思想と組み合わせてでも適用することのできる別の技術思想は、表面
または(例えばその下の)一部を導電性に構成することである。これにより一方
では表面を静電防止性に構成することができ、他方では表面を抵抗発熱原理によ
って人工的に、少なくとも熱に弱い微生物を殺すような殺菌温度にもたらすこと
ができる。本発明の表面を静電加工処理する場合には種々のファクタ、とりわけ
環境内における電圧関係ないし静電電荷関係を考慮しなければならない。電気的
ないし電熱的または静電的特性を得るために、表面に導電材料、例えば炭素を導
入(組込み)結合することができる。ここで場合により抗毒性の点から、比較的
大きな内部表面を有する活性炭を使用することもできる。
3から公知である。種々の顕微鏡、例えばLEICA社 MS5およびMS8が
“ESD仕様”(静電放電)で市販されている。もっともこの公知の静電防止層
により本発明の課題が解決されるわけではないが、偶然にも、電子構成部材を保
護するために設けられた静電防止層が塵および汚染物が機器に堆積するのを低減
する。しかしこのことにより接触無菌性が基本的に改善されるわけではない。
られており、これにより反射器の表面を加熱して、凍結および結露を防止するこ
とができる。WO−A1−96/33428参照。しかしこれには殺菌作用は予
見されていない。
ればならない。例えば雲母のような耐熱性形状強化充填物を備えた、例えばポリ
マーをこの目的で使用することがこの点に関し提案される。種々の充填材料につ
いての概略的刊行物は、“Kunststoffe 87(1997)9,Carl Hanser Verlag, Muench
en, pp.1106-1112”に記載されており、ここに引用しておく。
み合わせも本発明による共生性(Symbiotisch)、防腐性、ないし微生物・汚染
物排除性作用を生ずる。
含むミラーなどの全ての光学的構成部材である。
設けられている。隆起部間の寸法に依存して次のように構成された表面が適する
。すなわち、付着力を排除するように、ないし純粋に機械的に微生物の付着およ
び凝縮(クラスタ生成)を阻止するように構成された表面が適する。しかし本発
明の枠内で、下方に突出した谷を省略することもできる。
。
ないし谷を複数の異なる物質から作製することは本発明の枠内で有利な構成であ
る。例えば所定の格子網線に沿って、または図示しない高度線に沿って異なる材
料、とりわけ異なる金属を使用することが考えられる。
生じ、これがまた防腐性に作用しうる。
鏡のような顕微鏡および/またはその架台に限定したものであって、何ら新規事
項を追加するものではない。 2.請求項2の補正は、請求項1の補正と同様に「医用機器」を「顕微鏡」に限
定したものであり何ら新規事項を追加するものではない。 3.請求項3の補正は、請求項1の補正と同様に「医用機器」を「顕微鏡」に限
定したものであり、かつ「抗菌性物質」の例示部分「例えば重金属および/また
は半金属の塩類、例えば銀、またはホウ酸塩」を削除したのみであり、何ら新規
事項を追加するものではない。 4.請求項4の補正は、請求項1の補正と同様に「医用機器」を「顕微鏡」に限
定したものであり何ら新規事項を追加するものではない。 5.請求項5の補正は、従前の請求項1および5を結合し、かつ従前の請求項5
の限定事項「有利には微細被包(マイクロカプセル化)されて」の部分を削除し
たのみであり、その他に何ら変更はない。 6.請求項6の補正は、従前の請求項1および6を結合したものであり何ら新規
事項を追加するものではない。尚、「泡」を「発泡体状」とする補正を行ったが
、これは不明瞭な記載の釈明に過ぎない。何故ならこの補正は、明細書翻訳文段
落番号
質を導入することができるか、ないしは内的に及び又は外的に結合することがで
きる泡または網状構造体またはその他の『構造体』」に関するものであるから、
『発泡体状』であるのは明らかであるからである。 7.請求項7から9には変更はない。 8.請求項10の補正は、従前の請求項10および明細書翻訳文段落
】から明らかであり何ら新規事項を追加するものではない。 9.請求項11および12には変更はない。 10.請求項13の補正は、従前の請求項13の限定事項「有利には約60℃の
温度に」の部分を削除したのみであり何ら変更はない。 11.請求項14の補正は、従前の請求項14の例示事項「沃素、硼素のような
」「銀、パラジウムのような」及び「例えば色素等の」、及び限定事項「ここで
該殺菌性物質は有利にはこれらが簡単にイオンを接触する物質に放出することが
できるように構成されている」を削除し、かつ残った文章を再編集したのみであ
り、その他に何ら変更はない。 12.請求項15の補正は、従前の請求項15の例示事項「例えばシリコーン、
フッ素樹脂ないしテフロン(登録商標)またはAlN」を削除したのみであり、
その他に何ら変更はない。 13.請求項16の補正は、従前の請求項16の限定事項「とりわけ洗浄により
(例えば犠牲層Opferschichtとして)新たにできる」、及び例示事項「例えばス
プレー被覆されるかまたは静電的にフロッキング被覆(繊維によって被覆befloc
kt)される」を削除し、かつ残った文章を再編集したのみであり、その他に何ら
変更はない。 14.請求項17の補正は、従前の請求項17の「有利には凡そ、3〜60μm
の間隔、とりわけ凡そ、2〜5μmの間隔を有しており、表面内の間隔は前記領
域内において場合により可変である」の部分を削除し、かつ残った文章を再編集
したのみであり、その他に何ら変更はない。 15.請求項18の補正は、削除された従前の請求項17の後段部分を新たに請
求の範囲に含めたものであり何ら新規事項を追加するものではない。 16.請求項19の補正は、従前の請求項18の限定事項「とりわけ立方体」を
削除して「構造」としたものだが、文脈上明らかなとおり、何ら新規事項を追加す
るものではない。また引用する請求項が1項増えたが、これは従前の請求項17
を分割したためであり形式的なものに過ぎない。 17.請求項20の補正は、従前の請求項19の限定部分「有利にはサイン/コ
サイン形状であり、とりわけ式:sin(x)×cos(y)に従い構成されており、
さらに有利にはx=凡そ、1から100μmまたは凡そ、3から60μmまたは
凡そ、2から5μmであり、y=凡そ、1から100μmまたは凡そ、3から6
0μmまたは凡そ、2から5μmである」を削除し、従前の請求項17の分割に
よる形式的補正を行ったのみであり、その他に変更はない。 18.請求項21の補正は、従前の請求項20の限定事項「とりわけ異なる金属
、半金属、または金属塩から作成され、これらは場合により相互に絶縁されてお
り」を削除し、「金属、半金属、または金属塩の異なる層」を「異なる材料から
なる複数の層」に変更したものだが、変更部分は、明細書翻訳文段落
】1〜2行目より、及び層が異なる材料からできていれば複数あるのは当然であ
るので、新規事項の追加にはならない。また、従前の請求項17の分割による形
式的補正がなされているが、新規事項の追加でないことは言うまでもない。 19.請求項22の補正は、従前の請求項17の分割による形式的補正を行った
のみであり、その他に変更はない。 20.従前の請求項1から明らかな通り、請求の範囲の「医用機器」には「手術
顕微鏡のような顕微鏡」が含まれるのは当然であり、また、単に「顕微鏡」「医
用機器」とある場合でもそれらの「架台」が含まれるのは請求項1、5、6から
当然である。 21.尚、各請求項において削除された例示部分および限定部分は、特許を受け
ることを放棄したものではなく、後に新たにクレームされることがあるのは言う
までもない。 22.明細書翻訳文
光学的器具は含まれない」とあり、レーザーメス等の光学的機器ないし器具では
ない「通常の」外科用メスが、その「侵襲性手術のための医用非光学的器具」で
あることは明らかであり、本発明に含まれないことは明白である。また、明細書
翻訳文段落
工心臓弁、プロテーゼ等の領域では既に公知である。」とある通り、「例えば人工
心臓弁等の医用埋め込み具」は、本発明から排除されていることは明白である。
さらに、内視鏡、レーザーメス等は、光学的機器及び器具であることも明らかで
あり、本発明に含まれることは明白である。 以上より明細書段落
ら新規事項を追加するものではない。 23.明細書段落
増えたための形式的なものであり、何ら新規事項を追加するものではない。 24.明細書段落
何ら新規事項を追加するものではない。 25.明細書段落
たものであり何ら新規事項を追加するものではない。 26.明細書段落
たものであり何ら新規事項を追加するものではない。尚、補正により、「泡」を
「発泡体状」としたが、これは、「補正の説明6」で説明した通り、不明瞭な記
載の釈明に過ぎない。 27.明細書段落
何ら新規事項を追加するものではない。 28.明細書段落
何ら新規事項を追加するものではない。 29.明細書段落
何ら新規事項を追加するものではない。 30.明細書段落
何ら新規事項を追加するものではない。 31.明細書段落
何ら新規事項を追加するものではない。 32.明細書段落
何ら新規事項を追加するものではない。 33.明細書段落
を明細書翻訳文
るものではない。尚、「プラスチック」を「プラスチック(合成樹脂)」とした
が、「プラスチック」が「合成樹脂」であることは明らかであり何ら新規事項を
追加するものではない。更に、「泡」を「発泡体状」としたが、これも「補正の
説明6」で説明した通り不明瞭な記載の釈明に過ぎない。 34.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 35.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 36.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 37.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 38.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 39.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 40.明細書段落
応したものであり何ら新規事項を追加するものではない。 41.明細書段落
新規事項を追加するものではない。 42.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 43.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 44.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 45.明細書段落
り何ら新規事項を追加するものではない。 46.明細書段落
これも「補正の説明6」で説明した通り不明瞭な記載の釈明に過ぎない。 47.明細書段落
例示を削除したため、これを書き出したものに過ぎず、何ら新規事項を追加する
ものではない。 48.尚、補正により明細書の段落が増えたことにより、段落番号の形式的な補
正がなされている。
Claims (21)
- 【請求項1】 とりわけ周囲に向いた表面を有する医用機器、例えば顕微鏡
、有利には手術顕微鏡および/またはその架台において、 該機器の材料および/または表面は、微生物/汚染物排除性、および/または
殺菌性に構成されているかまたは被覆されている、 ことを特徴とする医用機器。 - 【請求項2】 該表面は少なくとも抗菌剤(antiseptisches Agens)を含有
するか、またはこれにより被覆されている、ことを特徴とする請求項1記載の医
用機器。 - 【請求項3】 該表面、とりわけ光学的ガラスまたはプラスチップの材料お
よび/または表面には、抗菌性物質、例えば重金属および/または半金属の塩類
、例えば銀、またはホウ酸塩がドープされている、ことを特徴とする請求項2記
載の医用機器。 - 【請求項4】 該表面は疎水性、および/または油脂およびタンパク質排除
性に構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の医用機器。 - 【請求項5】 該表面は、支持体材料のマトリクスにより被覆されており、
該支持体材料には殺菌性物質が、有利には微細被包(マイクロカプセル化)され
て、結合されている、ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載
の医用機器。 - 【請求項6】 該支持体材料は泡および/または網状構造体(Gewebe)を含
む、ことを特徴とする請求項5記載の医用機器。 - 【請求項7】 該支持体材料はプラスティックからなる、ことを特徴とする
請求項5または6記載の医用機器。 - 【請求項8】 該支持体材料は塗料(Lack)からなる、ことを特徴とする請
求項5から7に記載の医用機器。 - 【請求項9】 該支持体材料はセラミックスからなる、ことを特徴とする請
求項5または6記載の医用機器。 - 【請求項10】 セラミックス若しくはプラスティックまたは塗料の表面は
、これらが微生物および/または汚染物/水排除性に作用するよう選択または機
械的に構造化されている、ことを特徴とする請求項7から9までのいずれか1項
記載の医用機器。 - 【請求項11】 該表面は導電性である、ことを特徴とする請求項1から1
0までのいずれか1項記載の医用機器。 - 【請求項12】 該表面は静電防止性に構成されており、かつ接地されるか
または電圧源と接続されており、 該表面の電位は、周囲からの自由粒子の静電吸着が発生せず、および/または
周囲からの自由粒子を反発するように調整されている、ことを特徴とする請求項
11記載の医用機器。 - 【請求項13】 該表面は電気的に、有利には約60℃の温度に温度制御し
て、抵抗加熱される、ことを特徴とする請求項1から12までのいずれか1項記
載の医用機器。 - 【請求項14】 該殺菌性物質は、以下の元素の少なくとも1つを含有する
化合物を含む; 沃素、硼素のような半金属、銀、パラジウムのような重金属、例えば色素等の酸
化性物質、 ここで該殺菌性物質は有利にはこれらが簡単にイオンを接触する物質に放出す
ることができるよう構成されている、ことを特徴とする請求項5から13までの
いずれか1項記載の医用機器。 - 【請求項15】 該表面は、とりわけ水/汚染物反発性および微生物排除性
物質の合成樹脂、またはセラミックス、例えばシリコーン、フッ素樹脂ないしテ
フロン(登録商標)またはAlNにより被覆されている、ことを特徴とする請求
項1から14までのいずれか1項記載の医用機器。 - 【請求項16】 該表面には、とりわけ洗浄により(例えば犠牲層 Opfersc
hichtとして)新たにできる、金属塩化合物からなるごく薄い層が被覆ないし被
層されており、例えばスプレー被覆されるかまたは静電的にフロッキング被覆(
繊維によって被覆 beflockt)される、ことを特徴とする請求項1から15まで
のいずれか1項記載の医用機器。 - 【請求項17】 表面には多数の隆起部ないし凹部が設けられており、それ
らの頂上ないし谷は相互に凡そ、1から100μmの間隔、有利には凡そ、3か
ら60μmの間隔、とりわけ凡そ、2から5μmの間隔を有しており、表面内の
間隔は前記の領域内において場合により可変である、ことを特徴とする請求項1
から16までのいずれか1項記載の医用機器。 - 【請求項18】 該隆起部ないし谷は、線形エッジを有するとりわけ立方体
、または円筒形、円錐形、または円筒面または円錐面を有する円錐台形の構造を
有する、ことを特徴とする請求項17記載の医用機器。 - 【請求項19】 該表面の隆起部ないし谷は曲線に従って構成されており、
有利にはサイン/コサイン形状であり、とりわけ式:sin(x)×cos(y)に従
い構成されており、さらに有利にはx=凡そ、1から100μmまたは凡そ、3
から60μmまたは凡そ、2から5μmであり、y=凡そ、1から100μmま
たは凡そ、3から60μmまたは凡そ、2から5μmである、ことを特徴とする
請求項17記載の医用機器。 - 【請求項20】 該隆起部は異なる材料、とりわけ異なる金属、半金属、ま
たは金属塩から作製され、これらは場合により相互に絶縁されており、または隆
起部自体が金属、半金属、または金属塩の異なる層を有する、ことを特徴とする
請求項17から19までのいずれか1項記載の医用機器。 - 【請求項21】 表面は蒸着またはスパッタリングされている、ことを特徴
とする請求項1から20までのいずれか1項記載の医用機器。
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