JP2003522389A - 垂直及び直角モジュラアウトレット - Google Patents

垂直及び直角モジュラアウトレット

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JP2003522389A
JP2003522389A JP2001557121A JP2001557121A JP2003522389A JP 2003522389 A JP2003522389 A JP 2003522389A JP 2001557121 A JP2001557121 A JP 2001557121A JP 2001557121 A JP2001557121 A JP 2001557121A JP 2003522389 A JP2003522389 A JP 2003522389A
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contacts
pair
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マーク ヴィクランド
ディーン ストッダート
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ザ・シーモン・カンパニー
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    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
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    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/242Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
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    • H01R4/2429Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 クロストークを低減し性能を向上させるためにアウトレット200は、ハウジング202と探触子キャリヤ204とから構成される。探触子キャリヤ204は、接触子218,220を備える。接触子218,220間の隣接領域が低減されるように接触子218,220を配置される。また、探触子218,220の接触端末部がそれぞれ干渉しないように配置する。こうすることにより、クロストークを低減し性能を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願へのクロス・リファレンス) 本発明は、1999年3月19日に出願された米国特許出願第09/273,
241号の一部継続出願であり、この文献全体をここに参照し組み入れる。また
上記米国特許出願第09/273,241号は、1998年7月6日に出願され
た米国特許出願第09/110,521号の一部継続出願であり、この文献全体
をここに参照し組み入れる。更に、上記米国特許出願第09/110,521号
は、1998年3月23日に出願された米国特許出願第09/046,396号
の一部継続出願であり、この文献全体をここに参照し組み入れる。
【0002】 (技術分野) 本発明は、性能が向上したコネクタに関し、特に、各々が性能向上のために設
計されたプラグ、アウトレット、及び接続ブロックを含むコネクタに関する。
【0003】 (背景技術) 遠距離通信システムの改善に伴い、送信ラインを通じて音声及び/又はデータ
信号を、より高い周波数で送信することが可能になっている。撚線ペアケーブル
部品に複数の性能レベルを指定するいくつかの工業規格が確立されている。多く
の関係者に、商業に基づく遠距離通信部品及び設備の国際的なベンチマークと考
えられている第1位の基準が、規格ANSI/TIA/EIA-568-A(/568)商業建築物遠隔
通信ケーブル規格(Commercial Building Telecommunications Cabling Standar
d)及び150/IEC11801(/11801)、顧客前提の一般的なケーブル(generic cabling
for customer premises)である。例えば、カテゴリ3、4、及び5のケーブル
及び接続用ハードウェアが、/568及び/11801の両方、そして、他の国内及び地域
の仕様において指定されている。これらの仕様では、カテゴリ3の部品の送信必
要条件は、16MHzまで指定されている。カテゴリ4の部品の送信必要条件は
、20MHzまで指定されている。カテゴリ5の部品の送信必要条件は、100
MHzまで指定されている。新しい規格が継続して開発されており、現在では、
将来の規格が、少なくとも600MHzの送信必要条件を必要とすることが予測
されている。
【0004】 上で参照した送信必要条件はまた、近端クロストーク(near-end crosstalk)
(NEXT)の限界を指定する。しばしば、遠距離通信コネクタは、典型的には
先端及び環状コネクタ(tip and ring connectors)から構成されるペアの集合
としてまとめられる。遠距離通信コネクタが小型化されるにつれ、隣接ペアがお
互いに対してより近くに配置されるようになり、これにより隣接ペアの間でのク
ロストークが発生する。近端クロストークの必要条件に応じるために、この技術
分野では、様々な技法が使われている。
【0005】 現存する遠距離通信製品は、プラグと、アウトレットと、接続用ブロックと、
を含む。これらの装置の各々は、送信速度が増加するに従ってクロストークに苦
しめられる。このクロストークを低減するために、いくつかの異なる方法を用い
て、モジュラプラグが開発されてきた。ハベル(Hubbell)、AT&T(AT&T)
、トーマスアンドベッツ(Thomas & Betts)などによって市販されている、従来
のプラグは、接触子の重複を減らすために、正方形の配線接触子を使う。アンプ
(Amp)やRJエンタープライゼス(RJ Enterprises)などによって市販されて
いる、他の従来のプラグは、列形ロードバー(inline load bar)を使う。スチ
ュワート(Stewart)やセンチネル(Sentinel)などによって市販されている、
他の従来のプラグは、ジグザク配置の非同一平面の機構を有するロードバーを使
う。
【0006】 アウトレットもまた、送信速度が増加するに従ってクロストークを低減するよ
うに設計されている。このクロストークを低減するために、2本の弾性電導体ピ
ンが、プラグの結合領域に、通常の前面からではなく背面から入る弾性電導体ピ
ンを用いるモジュラアウトレットが開発された。スチュワートなどにより市販さ
れている従来装置では、電導体ピン3及び6が、プラグ結合領域に背面から入る
【0007】 接続ブロックもまた、クロストークを低減するよう設計されている。現在の1
10タイプの接続用システムは、配線ブロック、接続用ブロック、及びパッチコ
ード又はジャンパを使用することにより、保護されていない撚線ペア(unshield
ed twisted pair)(UTP)を通じたアナログ/デジタル音声と共に、デジタ
ルデータの送信をサポートするよう設計されている。このシステムは、エンドユ
ーザ又は機器に接続されている回路の移動及び再配置を容易にする。これらの1
10タイプのブロックは、打ち抜き絶縁距離接触子(punch down insulation di
splacement contacts)(IDC)を使い、密度及び使用の簡易性を最大化して
いる。従来装置の制限は、撚線ペアの配線を編みこみ(lacing)穴をあける(pu
nching down)時に生じる問題点である。110タイプのブロックの、IDCペ
ア間の先端は典型的には鈍く、ブロックに編みこむ前に配線の撚りを解く必要が
ある。このため、ペアにおいて余剰に撚りが解かれる場合があり、電気的な性能
の損失につながる場合がある。
【0008】 クロストークを低減し性能を向上させるよう設計されたプラグ、アウトレット
、及び接続用ブロックが存在するが、この技術分野では、送信速度の増加に伴う
、改善されたプラグ、アウトレット、及び接続用ブロックの必要性が理解されて
いる。
【0009】 (発明の開示) 従来技術の上述及び他の欠点及び欠陥は、本発明のモジュラアウトレットによ
って克服又は緩和される。本発明の1つの実施形態は、クロストークが低減され
た90度モジュラアウトレットである。クロストークの低減は、アウトレットハ
ウジング内の接触子の位置を選択することで部分的に達成される。本発明の第2
実施形態は、クロストークが低減された垂直モジュラアウトレットである。クロ
ストークの低減は、干渉を減らすように接触子の接触端末端部を配置することに
より部分的に達成される。
【0010】 本発明の上述及び他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から当業者
には明らかになり理解できるであろう。
【0011】 (発明を実施するための最良の形態) 図1は、本発明の例示実施形態による、性能が向上したプラグの拡大図であり
、該プラグを符号100で示す。プラグ100は、RJ−45アウトレットと結
合するよう設計され、底部ハウジング104と係合する上部ハウジング102を
含む。上部及び底部ハウジングは好適には、弾性プラスチックから構成されるが
、この技術分野で知られるように保護されてもよい。接触子110が上部ハウジ
ング102に取り付けられ、接触子108が底部ハウジング104に取り付けら
れる。ロードバー106が配線を受け、配線を接触子108及び110で終わら
せるために適切な場所に配置するよう機能する。
【0012】 底部ハウジング104は、平坦なベース112と一対の側壁114とを含む。
側壁114からは、2つのラッチ116が伸びる。上部ハウジング102は側壁
118を含み、側壁118には、ラッチ116を受けるための開口部120が設
けられる。上部ハウジング102は、接触子108及び接触子110の遠端部1
30を受けるための、間隔をあけられ隔離された一連のスロット170を有する
。側壁114にはまた、ネック部124を備える円形の開口部122が設けられ
る。ネック部124は、円形開口部122の直径よりも小さな内部寸法を有する
。円形開口部122は、上部ハウジング102上に形成されたヒンジピン126
を受ける。ヒンジピン126は、円形の表面と平坦な平面を有する、柱体の一部
である。ヒンジピン126は1つの方向にその最小の幅を有し、これにより、ヒ
ンジピン126がネック124を通過することを可能にする。ヒンジピン126
は、上部ハウジング102が開き位置にある時にのみ、ネック部124を通過で
きる。上部ハウジング102を底部ハウジング104に対して回転させることに
より、ヒンジピンの最小幅がネック部124と整列しなくなり、ヒンジピン12
6が円形開口部122に保持される。
【0013】 接触子108及び110の各々は、絶縁距離接触子(IDC)端部128と、
遠端部130と、を含む。IDC端部は、ベース132と、ベースから離れる第
1の方向を向くIDCアーム134と、を備える。接触子108に関しては、レ
ッグ部136が第1の方向と垂直な方向にIDC端部128から離れるように伸
び、このレッグ部136は約90度の角度で第1の方向を指すように曲げられ、
レッグ部138を定義する。レッグ部138は、約90度の角度で曲げられ、レ
ッグ部140を定義し、このレッグ部140は、第1の方向に垂直である。
【0014】 同様に、接触子110は、IDCアーム134がベース132から第1の方向
に向かって伸びるIDC端部128を含む。レッグ部140が、第1の方向に垂
直にIDC端部128から伸び、約90度の角度で曲げられ、第1の方向とは逆
方向を指し、レッグ部142を定義する。レッグ部142は約90度の角度で曲
げられ、レッグ部144を形成し、このレッグ部144は、第1の方向に垂直で
ある。接触子110は、第1の方向に対する曲げの方向において、接触子108
と異なる。図1Aに示すように、IDCアーム134が第1の方向に向き基準軸
を定義する場合、接触子108は基準軸に対して半時計回りの方向に曲げられ、
接触子110は基準軸に対して時計回りの方向に曲げられる。
【0015】 底部ハウジング104は、接触子108を受けるための複数のチャネル148
を有する接触子ホルダ146を備える。接触子108は、直線の状態でチャネル
148に設置される。次に接触子108は曲げられ、上述のレッグ部136、1
38、及び140を形成する。一連のポスト150がチャネル148の上に、各
チャネル148の出口端部に向けて配置される。ポスト150は、接触子108
の曲げ処理中及びプラグ100の使用の際に、接触子108の支持を助ける。リ
ップ部149が接触子ホルダ146の上に設けられ、底部ショルダ164と接触
し、ロードバー106の底部ハウジング104に対する配置を助ける。
【0016】 ロードバー106は、上部表面154及び底部表面156を有する、一般的に
長方形のブロック152から構成される。円形チャネル159が上部表面154
に形成され、円形チャネル158が底部表面156に形成される。底部表面15
6のチャネル158は、チャネル159から離れて等間隔に配置される。チャネ
ル159もまた、等間隔に配置される。ブロック152は、寸法(例えば高さ)
が小さな部分160を有し、ロードバー106の長さ方向に沿った上部ショルダ
162及び底部ショルダ164を形成する。底部ショルダ164は、リップ部1
49と接触し、ロードバー106を底部ハウジング104内に配置する。側壁1
14もまた、底部チャネル158とチャネル148を整列させ、これによりチャ
ネル158内に設置された配線が、接触子108のIDC端部128と整列する
。ロードバー106はまた、上部ハウジング102内に形成された孔部168(
図3)と係合する伸張部166を有する。プラグ100は、配線のゆがみ(wire
buckling)を、ロードバー106を使うことにより最小にし、このロードバー
106は、配線がロードバー106内で終わることを可能にする。ロードバー内
部での終端により、配線をロードバーを通じてプラグ端末領域まで押す際のゆが
みの可能性を除去する。
【0017】 図2は、接触子108が取り付けられた底部ハウジング104の斜視図である
。図2に示すように、各チャネル148の上に配置されたポスト150が、接触
子108のレッグ部138及びレッグ部140の両方を支持する。ポスト150
は、接触子108を曲げるための表面を提供することにより、製造を容易にする
。ポスト150はまた、接触子108の遠端部130を支持し、これにより、遠
端部130が、プラグとアウトレットとを結合させた時に反らないようにする。
孔部172が、チャネル148と隣接するように形成され、上部ハウジング10
2が底部ハウジング104に対して回転するための空間を提供する。孔部172
は、三辺を有する領域であり、孔部172を底部ハウジング104の内部105
に対して封をする背面壁を有する。
【0018】 図3は、プラグ100の拡大斜視図であり、上部ハウジング102の内部を示
す。上部ハウジング102は、入ってくるケーブルのジャケットを底部ハウジン
グ104に対して圧縮しひずみの軽減を提供する、ひずみ軽減突出部174を備
える。上部ハウジング102は、接触子110を受けるための、間隔をあけられ
た複数のチャネル178を有する接触子ホルダ176を備える。複数の開口部1
80が上部ハウジング102内に設けられ、接触子108がスロット170に入
ることを可能にする。複数の伸張部182が、接触子ホルダ176から離れるよ
うに突出し、底部ハウジング104の孔部172に係合するよう配置される。伸
張部182は、プラグ100に埃が入ることを防止するために十分な深さである
が、上部ハウジング102の底部ハウジング104に対する回転を妨げない程度
の深さに、孔部172に十分に伸びる。上部ハウジング102は、ロードバー1
06の伸張部166を受ける孔部168を有する。これにより、ロードバー10
6を上部ハウジング102に対して配置する。ロードバー106の設置の際には
、ロードバー106のチャネル159が、チャネル178及び接触子110のI
DC端部128と整列する。
【0019】 図4は、組み立てられたプラグ100の斜視図である。プラグ100を組み立
てるに、配線がチャネル158及び159に編みこまれ、ロードバー106が上
部ハウジング102又は底部ハウジング104に配置される。ヒンジピン126
が円形開口部122に配置され、上部ハウジング102及び底部ハウジング10
4がお互いに向けて回転される。ロードバー106のチャネル158が、底部ハ
ウジング104のチャネル148と整列し、チャネル159が上部ハウジング1
02のチャネル178と整列する。上部ハウジング102が底部ハウジングに向
けて回転されるにしたがって、接触子108及び110のIDC端部128がロ
ードバー106の配線と接触し、各配線の絶縁体を貫通し、配線と接触子108
及び110との間に電気的な接触を確立する。回転が完了した時には、ラッチ1
16が開口部120と係合し、プラグが組み立てられる。配線をロードバー10
6内で終わらせることにより、より簡易な最終的な構造を作り出す。これは、配
線をロードバーを通じてプラグハウジングまで押す必要が無いからである。図4
に示すように、伸張部182が孔部172に配置され、埃及び他の汚染物質がプ
ラグ100に入ることを防止する。
【0020】 接触子108及び110は、隣合う接触子間の隣接領域の量を低減するよう設
計される。接触子108及び110の遠端部は、スロット170内でお互いと隣
接し、したがって、レッグ部144及び140も標準のRJ−45アウトレット
と結合するために、お互いに隣接する必要がある。接触子108及び110は、
スロット170を出た後、お互いから分岐する。したがって、レッグ部142と
レッグ部138との間に存在する隣接領域は最小限であり、レッグ部136とレ
ッグ部140との間には隣接領域が存在しない。隣合う接触子間の隣接領域を低
減することにより、クロストークが低減され、性能が向上される。これに加え、
ロードバー106が、性能の改善を助ける。ロードバーは、配線を異なる平面(
上部チャネル158及び底部チャネル159)に間隔をあけて配置し、これによ
りクロストークの可能性を低減する。これに加え、ロードバーは、各ペアに必要
な、不撚部の量を標準化し最低限にし、これにより更にクロストークを低減する
。クロストークの低減に加え、本発明のプラグは、反射減衰量を改善し、より良
いバランスを達成する。この性能の改善により、隣接ペアからの雑音の少ない、
より高い周波数でのデータ送信が可能になる。
【0021】 図5及び図6は、一般的に符号200で示す、90度の形の、性能が向上した
アウトレットの拡大斜視図である。アウトレット200は、弾性プラスチックか
ら構成されるハウジング202と接触子キャリヤ204とを含む。アウトレット
200はまた、この技術分野に知られるように、保護されたアウトレットとして
構成することもできる。アウトレット200は90度と呼ばれ、これは、ハウジ
ング202の開口部201が、接触子220及び218の端末端部がこれを通っ
て伸びる接触子キャリヤ204の平面と垂直な平面にあるからである。接触子キ
ャリヤは、一般的にL字型をしており、ベース206と、一般的にベース206
と垂直な背面壁208と、を有する。接触子キャリヤ204は、前面エッジ21
4を、背面壁208とベース206がつながる背面エッジ216の反対側に配置
して備える。ベース206上のリブ210が、ハウジング202の側壁に形成さ
れたチャネル212と係合し、接触子キャリヤ204をハウジング202に保持
する。アウトレット200は、2種類の接触子218及び220を含む。これら
の接触子は異なる形状を有し、これにより隣合う接触子間の隣接領域の量を低減
し、よって性能を改善する。接触子218及び220は、金メッキ又はパラジウ
ムニッケルメッキを施された、リン青銅配線から構成される。接触子218及び
220は、接触子キャリヤ204に交互に設けられる。
【0022】 図7は、アウトレット200の正面図である。図8は、図7の線8−8に沿っ
た、アウトレット200の断面図である。図8は、第1接触子218を詳しく示
す。第1接触子218は、回路基板と係合する端末端部222を有する。終端部
222から、接触子218は、接触子キャリヤ204の底部に入り、約90度の
角度で曲げられ、レッグ部224を形成する。接触子218は次に、90度より
大きいが180度より小さな角度で曲げられ、レッグ部226を定義し、このレ
ッグ部226は、前面エッジ214の近くから接触子キャリヤ204を出る。遠
端部228は、背面壁208内で終わり、ハウジング202内部に形成されたリ
ップ部203の下に配置される。接触子218の通路は、接触子キャリヤ204
を通じて形成される第1チャネルによって設けられる。この通路の一部は、ベー
ス206の底部近くに配置された第1部材223と、ベース206の上端部近く
に配置された第2部材225によって設けられる。第1部材223と第2部材2
25との間に、レッグ部224を受けるための間隙が設けられる。
【0023】 図9は、図7の線9−9に沿った断面図である。接触子220が、接触子21
8と交互に、接触子キャリヤ204に設けられる。接触子220は遠端部230
を有し、この遠端部230は、後述するように、回路基板に取り付けられるよう
、接触子キャリヤ204の底部から伸びる。接触子220は、約90度の角度で
曲げられ、レッグ部232を定義し、レッグ部232は約90度の角度で曲げら
れ、レッグ部234を定義する。レッグ部234は約90度の角度で曲げられ、
レッグ部236を定義し、レッグ部236は90度より小さな角度で曲げられ、
レッグ部238を定義する。接触子220の遠端部240は、ハウジング202
上に形成され接触子キャリヤ204の前面エッジ214の上に配置された後向き
リップ部242の下に配置される。図9から明らかなように、接触子220は、
前面エッジ214の反対側の背面壁208において、接触子キャリヤ204から
出る。接触子220の通路の一部は、ベース206の底部近くに配置された第3
部材231と、ベース206と背面壁208との接合部に配置された第4部材2
33によって形成される。第3部材231と第4部材233との間には、レッグ
部232を受けるための間隙が設けられる。図10は、アウトレット200の底
面図である。アウトレット200はまた、接触子218の行と接触子220の行
とを標準のモジュラジャック(典型的には約0.254センチメートル(0.1
00インチ))よりも離れて配置することにより、接触子218及び220と回
路基板との結合領域におけるクロストークも低減する。
【0024】 接触子218及び220が、反対側の端部から接触子キャリヤを出る構成は、
本発明の重要な特徴の1つである。接触子218と接触子220とを接触子キャ
リヤ内で交互に設けることにより、そして、接触子218が接触子キャリヤの1
つの端部から出て、接触子220が接触子キャリヤ204の反対側の端部から出
るようにすることにより、接触子218及び220が隣接する領域を低減できる
。この隣接領域の低減により、クロストークが低減され、性能が向上され、反射
減衰量が向上され、より良いバランスが達成される。
【0025】 図11及び12は、一般的に符号250で示す、垂直型の、性能が向上したア
ウトレットを示す拡大斜視図である。アウトレット250は、弾性プラスチック
から構成されるハウジング252と接触子キャリヤ254とを含む。アウトレッ
ト250はまた、この技術分野で知られているように、保護されたアウトレット
として構成されてもよい。アウトレット250は垂直型と呼ばれ、これは、ハウ
ジング252の開口部251が、これを通じて接触子274及び276の端末端
部が伸びる接触子キャリヤ254の平面と平行な平面にあるからである。接触子
キャリヤは、一般的にL字型をしており、ベース256と、ベース256に一般
的に垂直な背面壁258と、を備える。接触子キャリヤ254は、背面壁258
がベース256と接合する背面エッジ262の反対側にある前面エッジ260を
有する。ベース256上のリブ264が、ハウジング252内部のチャネル26
6と係合し、接触子キャリヤ254をハウジング252に保持する。接触子キャ
リヤ254の側壁267が、開口部270と係合し接触子キャリヤ254をハウ
ジング252に保持するための突出部268を有する。ハウジング252及び背
面壁258の両方が、後述する接続用ブロック300に取り付けられた接触子の
尾部を受けるための孔部272を有する。アウトレット250は、異なる形状を
有する2種類の接触子274及び276を備え、これにより隣合う接触子間の隣
接領域の量を低減し、よって性能を改善する。接触子274及び276は、金メ
ッキ又はパラジウムニッケルメッキを施された、リン青銅配線から構成される。
接触子274及び276は、接触子キャリヤ254に、交互に設けられる。
【0026】 図13は、アウトレット250の正面図である。図14は、図13の線14−
14に沿った、アウトレット250の断面図である。図14は、第1接触子27
4を詳しく示す。第1接触子274は、回路基板と係合する端末端部280を有
する。端末端部280から、接触子274は、接触子キャリヤ254のベース2
56に入り、約90度の角度で曲げられ、レッグ部282を形成する。接触子2
74は次に、約90度の角度で曲げられ、レッグ部284を定義し、このレッグ
部284は、ベース256の底部から第1の高さの位置で、背面壁258と実質
的に垂直に、背面壁258から出る。接触子274は90度より小さな角度で曲
げられ、遠端部286が、ハウジング252に形成され接触子キャリヤ254の
前面エッジ260の上に配置された後向きリップ部288の下で終わる。接触子
274の通路は、接触子キャリヤ254を通じて形成された第1チャネルによっ
て設けられる。この通路の一部は、第1部材293と、ベース256と背面壁2
58との接合部近くに配置された第2部材295によって設けられる。第1部材
293と、第2部材295との間には、レッグ部282を受けるための間隙が設
けられる。
【0027】 図15は、図13の線15−15に沿った断面図である。接触子276が、接
触子キャリヤ254に、接触子274と交互に設けられる。接触子276は、後
述するように回路基板に取り付けるために背面壁258から伸びる端末端部24
4を有する。接触子276は約90度の角度で曲げられ、レッグ部246を定義
し、レッグ部246は90度より大きな角度で曲げられレッグ部248を定義す
る。レッグ部248は、第1接触子274の出口の高さとは異なる、ベース25
6の底部から第2の高さで背面壁258から出る。レッグ部248は、背面壁2
58に対して斜角で出る。接触子276の遠端部249は、ハウジング252に
形成され接触子キャリヤ254の前面エッジ260の上に配置された後向きリッ
プ部288の下に配置される。接触子276の通路の一部は、背面壁258に配
置された第3部材277及び第4部材279によって形成される。第3部材27
7と第4部材279との間には、レッグ部246を受けるための間隙が設けられ
る。図16は、アウトレット250の底面図である。アウトレット250はまた
、接触子274の行と接触子276の行との間の距離を標準モジュラジャック(
典型的には、約0.254センチメートル(0.100インチ))よりも大きく
することで、接触子274及び276が回路基板と結合する領域でのクロストー
クを低減する。
【0028】 接触子274及び276が、接触キャリヤの背面壁から異なる高さ及び異なる
角度で出る構成は、本発明の重要な特徴の1つである。接触子274及び276
を、接触子キャリヤに交互に設けることにより、そして、接触子274及び27
6を異なる高さ及び異なる角度で接触子キャリヤの背面壁から出すことにより、
隣合う接触子274及び276間の隣接領域の量を低減する。この隣接領域の低
減により、クロストークが低減され、性能が向上し、反射減衰量が改善され、よ
り良いバランスが達成される。
【0029】 図17は、本発明の例示実施形態による接続用ブロック300の側面図である
。接続用ブロック300は、端部壁304がベース302から上に向かって離れ
るように伸びる、一般的に長方形のベース302を含む。また、第1の歯306
及び第2の歯308がベース302から伸びる。端部壁304と第1の歯306
との間及び第1の歯306と第2の歯308との間には、間隙324が設けられ
る。第1の歯306は、絶縁距離接触子(IDC)310を分け、第2の歯30
8はIDC310のペア間を分ける。IDC310は、米国特許第5,645,
445号に記載されるように、圧力ばめ尾部(press-fit tail)311を有する
。この技術分野では一般的なように、配線が間隙324内に配置され、IDC3
10まで下に押され、IDC310と配線との間に電気的な接続を作る。
【0030】 本発明の重要な態様によれば、歯308の長手方向の幅が第1の歯306の幅
よりも大きい。したがって、ペア内のIDC間の距離は、ペア間の距離よりも小
さい。このジグザグのペアの間隔により、ペア間のクロストークの可能性を低減
し、性能を改善する。本発明の装置は、ペア内のIDCの距離を近くすることに
より、ペア間のクロストークを更に低減する。この近い間隔は、ブロック内にI
DCを平行な線ではなく、角度を付けて配置することにより達成される。ペア内
での間隔が近いことはまた、各ペアの間に追加の間隔を可能にし、これによって
もクロストークが低減される。本発明のIDC310はまた、従来装置よりも低
い高さ及び狭い幅を有するため、クロストークが更に低減される。
【0031】 端部壁304は、端部壁304の外側に向く傾斜を有する内部表面312を備
える。同様に、第1の歯306は、お互いに向かって傾斜する2つの内部表面3
14と、お互いに向かって傾斜する2つの外側表面316とを有し、第1の歯3
06の遠端部において点318を定義する。先端318は狭く、約0.0254
センチメートル(10/1000インチ)以下、好適には約0.0127センチ
メートル(5/1000インチ)以下の幅を有する。先端318は、配線ペアの
編みこみ及び打ち抜きの前に撚りを解く必要なしに、撚線ペアの配線を簡単に分
ける。この改善された先端318はまた、織り込まれた(webbed)撚線ペアケー
ブル(各撚線ペアが薄い設置ウェブによって接着されている)の終端を改善する
。この改善された先端は、ブロックの打ち抜きを、より早く、より簡易にする。
本発明のもう1つの利点は、ペア間の明瞭な間隔である。これにより、設置及び
サービスの際に、各ペアを容易に目で識別できる。
【0032】 図18に示すように、端部壁304の内部表面312及び歯306の内部表面
314は、各内部表面に形成された、IDC310のエッジを受けるための長方
形の孔部320を含む。IDC310は、接続用ブロック300の長手軸xに対
して斜角である。例示する実施形態では、IDC310は、接続用ブロックの長
手軸に対して45度の角度を有する。同様に、歯308の内部表面322は、I
DC310のエッジを受けるための長方形の孔部320を含む。図19は接続用
ブロック300の底面図であり、IDC310が接続用ブロック300の長手軸
に対して45度であるものを示す。図20及び図21は、接続用ブロック300
の端面図である。図22は、接続用ブロックの拡大斜視図であり、IDC310
を示す。図示しないが、金属製のバリアをペア間に配置し更にクロストークを低
減してもよい。
【0033】 端部壁304の内部表面312は、2つのノッチ326を備える。同様に、歯
306の内部表面314はそれぞれ、2つのノッチ326を間隙324の隣に備
え、歯308の内部表面322はそれぞれ、2つのノッチ326を間隙324の
隣に備える。ノッチ326は、間隙324内で配線と接触する物質量を減らし、
ノッチ326がない場合に比べ、より大きな単位面積辺りの圧力を提供する。単
位面積辺りの圧力の増加により、配線をより効率的に間隙324に保持できる。
【0034】 図23及び図24は、回路基板400に取り付けられた90度アウトレット2
00の斜視図である。接続用ブロック300が、回路基板400の反対側に取り
付けられる。図23及び図24はまた、アウトレット200と整列しているがア
ウトレット200に接続されていないプラグ100も示す。図25及び図26は
、回路基板400に取り付けられた垂直アウトレット250の斜視図である。接
続用ブロック300が、回路基板400の反対側に取り付けられている。図25
及び図26はまた、アウトレット250と整列しているが、アウトレット250
に接続されていないプラグ100も示す。上述のように、プラグ、アウトレット
、及び接続用ブロックの全てが、向上した性能を提供し、これらの部品が共に使
われた時に向上した性能を有するコネクタを提供するよう、設計されている。こ
こに説明する実施形態は、接触子の数が8の形に関するが、アウトレット、プラ
グ、及び接続用ブロックの特徴は、接触子の数(例えば、10、6、4、2)に
関わらず実施できることを理解されたい。
【0035】 コネクタに必要とされる、送信必要条件が高くなるに従って、コネクタはしば
しば、クロストークを補償するための回路を必要とする。これは、回路がしばし
ば、特定のプラグ性能範囲に「調整」されることを意味する。従来のプラグの多
くは性能範囲が広く、よって、「調整」から外れる場合があり、コネクタ内の補
償回路が送信必要条件を満たせない場合がある。送信周波数が増大するに従って
、補償回路によって作り出される補償量が増加し、よって、プラグ性能の許容で
きる範囲が減少する。従来プラグの広い範囲の送信性能に関する可能性のある原
因には、以下のようなものがある。 A.ペアの不撚部の量が異なる。プラグは、個々のペア内の不撚部の量を制御
する機構を含まない。 B.ペアの位置がお互いに対して一定しない。プラグ内の配線の位置を決める
方法がなく、したがって、ペアは、多くの異なる形で、引っ張られたり、曲げら
れたり、よじれたりする場合がある。 C.従来のプラグでは、配線がロードバーを通過してプラグ内へと押される必
要があった。これにより、配線がゆがめられる場合があり、また、これらのプラ
グの組み立てに伴う困難性を増加させていた。 D.使用されるケーブルの2つの端部がペアの鏡像の方向を有し、よって、同
じ方法で作ることができないという事実もまた、不一致を作り出す。
【0036】 図27は、一般的に符号500で示す、より一定した性能を提供するよう設計
された代替プラグの拡大斜視図である。プラグ500は、ハウジング502とロ
ードバー504とを含む。ハウジングは、既存のRJ45アウトレットと結合す
るように設計される(すなわちバックワードコンパチブル)。下により詳しく説
明するように、ロードバー504は配線を受け、クロストークを低減させる適切
な位置に配線を配置する。ロードバー504は、ハウジング502の開口部50
3を通って挿入される。ロードバー504は一般的に長方形であり、ハウジング
502の内部に形成されたショルダ508を受ける孔部506を含む。ロードバ
ー504は、配線受けチャネルの第1の集合510を第1平面上に配置し、配線
受けチャネルの第2の集合512を第1平面とは異なる第2平面上に配置して、
含む。好適な実施形態では、第1平面が第2平面と実質的に平行である。配線受
けチャネル510は、配線を差し込むために十分に広いが、配線が一旦配置され
た後には、装填処理中に配線がその場に保持されるよう十分に狭い。配線受けチ
ャネル512は、配線の設置を容易にするため、傾斜した入口514を有する。
一連の別々のスロット516がハウジング500内に形成され、絶縁距離接触子
が、配線受けチャネル510及び512内に配置された配線と接触するための通
路を設ける。スロット516は別個であり、これにより、隣接する絶縁距離接触
子がお互いに触れることを防止する。3つの隆起部518がハウジング502の
内部に形成される。各隆起部518は、2つの隣接する配線受けチャネル510
の間に配置され、スロット516に対する配線の配置を助ける。図27に示すロ
ードバー504は、第1平面に6本と、第2平面に2本の、8本の配線を受ける
よう設計されている。本発明から逸脱することなく、プラグ500を変更し、こ
れより多い又は少ない本数の配線を受けることもできることを理解されたい。
【0037】 図28は、ハウジング502の斜視図である。隆起部518は、ロードバーに
向かって下に角度を付けられ、その後、ロードバー504内の配線受けチャネル
510に平行に進む。ハウジング502内の、角度を付けられた開口部は、ハウ
ジング502へのロードバー504の挿入を容易にする。
【0038】 図29は、ロードバー504の斜視図である。各配線受けチャネル510は半
円形である。隣接する配線受けチャネル510は、それぞれのペアから先端及び
環状電導体を受け、配線を正確に配置するためのリップ部520をその間に含む
。バリア522が、配線受けチャネル510の隣接ペア間に設けられる。バリア
522は、異なるペアからの先端及び環状電導体が交差しないようにすることを
助け、配線の高さよりも高い高さを有する。バリア522は、第2平面の配線受
けチャネル512の真上に配置される。
【0039】 図29に示すように、配線受けチャネル512は、従来の配線規格に従って、
配線受けチャネル510の中央のペアをまたぐ。バリア522は、バリア522
の上部表面を通じて形成され配線受けチャネル512に入るスロット524を含
む。スロット524によって、絶縁距離接触子が、配線受けチャネル512内に
配置された配線と接触するための、開口部が設けられる。スロット524は、ロ
ードバー504がハウジング内に設置された時に、ハウジング502内のスロッ
ト516と整列される。
【0040】 図30は、ロードバー504がハウジング502内に設置された、プラグ50
0の端面図である。隆起部518は、配線保持チャネル510の半円形表面と同
様の半径を有する、対向半円形表面を含む。対向半円形表面526は、配線が、
ハウジング502のスロット516と整列するよう、配線を配線受けチャネル5
10内に配置することを助ける。第1表面526は、配線受けチャネル510の
1つに向けられ、対向表面526は、隣接する配線受けチャネルペアのもう1つ
の配線受けチャネル510に向けられる。隆起部518は、配線受けチャネル5
10と実質的に平行であり、配線受けチャネル510の長さ全体に沿って伸びる
。絶縁距離接触子は、スロット516内に配置され、配線受けチャネル510及
び512内の配線と係合する。この技術分野では知られているように、配線受け
チャネル512内の配線と係合するために、長い絶縁距離接触子が必要とされる
【0041】 次に、ロードバー504への配線の設置を説明する。図31A及び図31Bは
それぞれ、4つのペアの配線を有するケーブルの側面図及び端面図である。4つ
のペアにはそれぞれ、Gr(緑)、Br(茶)、Bl(青)、Or(オレンジ)
の符号が付されている。各ペアは、1本が先端電導体、もう1本が環状電導体と
して指定される、2本の配線を含む。未設置状態では、各ペアの個々の配線が撚
られている(すなわち、先端及び環状電導体がお互いの周りに撚られている)。
図31Cは、図31Bに示すケーブルの反対側の端面を示す端面図である。
【0042】 図31Bに示すケーブル端面では、ロードバー504は以下のように装填され
る。まず、ケーブルジャケットが、端部から約3.81センチメートル(約1.
5インチ)だけ剥がされる。次に、ペアBr及びペアGrが、図31Bに示すよ
うにその位置を交換される。これを行うには、ペアGrが、ペアBrとペアBl
との間に交差する。これにより、ペアBrとスプリットペアBlとの間に空間を
作り出す。ペアBlは、従来の配線規格内の中間ペア上に分けられるため、スプ
リットペアと呼ばれる。図32に支援すように、ペアBrはスプリットペアBl
の電導体間に配置される。Blペアの先端及び環状配線は、ケーブルジャケット
から最大約1.27センチメートル(約0.5インチ)だけ、ペア内の配線が正
しく方向付けされるように撚りを解かれる。Blペアは次に、図32に示すよう
に、ロードバー504の配線受けチャネル512に編みこまれ、撚線がロードバ
ーと接触するまで引かれる。残りのペアOr、Br、及びGrは、必要最小限の
量だけ撚りを解かれ、ペアが交差しないように、適切な配線受けチャネル510
に配置される。各ペアの先端及び環状電導体は、配線受けチャネル510内で隣
接して保持される。配線は次に、可能な限りロードバー504の端部近くで切り
取られる。
【0043】 一緒に保持されたペア、Or、Br、及びGrは、配線受けチャネル510の
第1平面に配置される。他のペアBrをまたぐスプリットペアBlは、従来の配
線規格にしたがって、配線受けチャネル512の第2平面に配置される。通常、
スプリットペアBlが近端クロストーク(NEXT)に大きく寄与する。このペ
アを、配線受けチャネル510によって定義される第1平面とは別の、配線受け
チャネル512に定義される第2平面に配置することにより、スプリットペアに
よって発生するクロストークが低減される。
【0044】 図31Cに示すケーブル端部では、ロードバーは以下のように装填される。ま
ず、ケーブルジャケットが、端部から約3.81センチメートル(約1.5イン
チ)だけ剥がされる。次に、ペアOr及びペアBlが図31Cに示すようにその
位置を交換される。これを行うには、ペアOrが、ペアBrとペアBlとの間に
交差される。これにより、ペアBrとスプリットペアBlとの間に空間が作られ
る。配線は次に、上述のようにロードバー504内に配置される。
【0045】 次に、ロードバー504がハウジング502に挿入される。ロードバー504
とハウジング502との間には、ロードバー504をハウジング502に保持す
るための、小さな締りばめ(interference fit)が存在する。孔部506がハウ
ジング502のショルダ508を受ける。ロードバー504がハウジング内に適
切に配置されると、配線受けチャネル510がスロット516と整列される。2
つのスロット524及び2つの配線受けチャネル512もまた、2つのスロット
516と整列される。絶縁距離端部を有する接触子ブレードが次に、スロット5
16内に配置され、配線受けチャネル510及び512内の配線と係合するよう
、端が曲げられる。配線受けチャネル512に配置されたスプリットペアの接触
子ブレードが、配線受けチャネル510に配置された配線の接触子ブレードより
も長いことを理解されたい。遠距離通信プラグ500は、いくつかの利点を有す
る。第1に、各ペア内の不撚部の量が最小限にされ、ロードバーによって制御さ
れる。各ペアの位置もまた、ロードバーによって規定され、配線をプラグ内に押
す必要が無いため、ロードバーが配線のゆがみを防止する。よってプラグは、非
常に小さな、そして一貫した範囲の送信性能を有する。これは特に、クロストー
ク補償回路をプラグ性能に対して調整する必要がある場合に、有益である。配線
をロードバー内部で終わらせることにより、より簡易な最終的な組み立てを可能
にする。
【0046】 図33から図36は、一般的に符号600で示す代替90度アウトレットの図
である。アウトレット600は、上述と同様のハウジング及び接触子キャリヤを
含む。接触子602及び604が、アウトレット600に交互に設けられる。
【0047】 図34は、図33の線34−34に沿った、アウトレット600の断面図であ
る。図34は、第1接触子604を詳しく示す。第1接触子604は、回路基板
と係合する端末端部606を有する。端末端部606から、接触子604は、接
触子キャリヤのベースに入り、約90度の角度で曲げられ、レッグ部608を形
成する。接触子604は次に、約90度の角度で曲げられ、レッグ部610を定
義する。接触子604は、90度より大きい角度で曲げられ、レッグ部612を
定義する。レッグ部612は、接触子キャリヤの底部から第1の高さで、背面壁
に対して斜めの角度で、背面壁から出る。接触子604の遠端部614は、ハウ
ジングに形成され接触子キャリヤの前面エッジの上に配置された後向きリップ部
616の下に配置される。接触子604の通路の一部は、接触子キャリヤ内に配
置された第1部材618及び第2部材620によって形成される。第1部材61
8と第2部材620の間には、レッグ部608を受けるための間隙が設けられて
いる。
【0048】 図35は、図33の線35−35に沿った、アウトレット600の断面図であ
る。図35は、第2接触子602を詳しく示す。接触子602は、回路基板に係
合する端末端部622を有する。端末端部622から、接触子602は、接触子
キャリヤのベースに入り、約90度の角度で曲げられ、レッグ部624を形成す
る。接触子602は次に、約90度の角度で曲げられ、レッグ部626を定義す
る。接触子602は更に約90度の角度で曲げられ、レッグ部628を定義する
。このレッグ部628は、接触子キャリヤの底部から第2の高さで、背面壁と実
質的に垂直に、背面壁から出る。接触子602は、90度より小さい角度で曲げ
られ、遠端部630が、ハウジング内に形成され接触子キャリヤの前面エッジの
上に配置された後向きリップ部632の下で終わる。接触子602の通路の一部
は、接触子キャリヤ内に配置された第3部材634及び第4部材636によって
形成される。第3部材634と第4部材636との間には、レッグ部624を受
けるための間隙が設けられる。
【0049】 図36は、アウトレット600の底面図である。アウトレット600はまた、
接触子602及び604が回路基板と結合する領域でのクロストークを、接触子
602の行と接触子604の行とを標準のモジュラジャック(典型的には、約0
.254センチメートル(0.100インチ))よりも離れて配置することによ
り、低減する。
【0050】 接触子602及び604が、接触子キャリヤの背面壁を異なる高さ及び異なる
角度で出る構成は、本発明の重要な特徴の1つである。接触子602及び604
を接触子キャリヤに交互に設けることにより、そして、接触子602及び604
を、接触子キャリヤの背面壁から異なる高さ及び異なる角度で出すことにより、
隣合う接触子602と604との間の隣接領域の量を低減する。この隣接領域の
低減により、クロストークが低減され、性能が向上し、反射減衰量が改善され、
より良いバランスが達成される。
【0051】 図37から図42は、符号700で示す、もう1つの代替アウトレットの図で
ある。アウトレット700は、図11から図16に関して上で延べられたものと
同様の接触子キャリヤ254を含む。アウトレット700は、アウトレットの前
面の数字で示されるように位置1から8に配置された8つの接触子を含む。各接
触子は、図38から図42を参照してここに説明するように、性能を向上しクロ
ストークを低減するように形状を定められる。図38は、図37の線38−38
に沿った断面図であり、接触子274を示す。接触子274は、図13から図1
6に関して上で述べられた接触子274と同一のものである。接触子274は、
アウトレット700の位置1、3、5、及び7に配置される。スロット1の接触
子274は、リン−青銅接触子よりも弾性のあるベリリウム−銅から構成されて
もよい。特定のプラグでは、位置1及び位置8の接触子が無く、アウトレット7
00の接触子1及び8に余剰の力を加える傾向がある。スロット1及び8の接触
子をベリリウム−銅で構成することにより、このようなプラグが使われた時のス
ロット1及び8の接触子の変形を防止する。これに加え、スロット1及び8の接
触子は、スロット3、5、及び7の接触子に比べ、接触子キャリヤ254の背面
壁258のベース256に近い場所から出てもよい。これにより、位置1及び位
置8に接触子が無いプラグがアウトレット700と結合された時に、スロット1
及び8の接触子の反りの量を低減する。
【0052】 図39は、図37の線39−39に沿った断面図であり、接触子276を示す
。接触子276は、図13から図16を参照して上で述べられた接触子276と
同一のものである。接触子276は、アウトレット700の位置45及び6に配
置される。
【0053】 図40は、図37の線40−40に沿った断面図であり、接触子702を示す
。接触子702は、アウトレット700の位置2に配置される。接触子702は
、上述のように、回路基板に取り付けるために接触子キャリヤの背面壁から伸び
る端末端部704を備える。接触子702は約90度の角度で曲げられ、レッグ
部246’を定義し、レッグ部246’は90度より大きい角度で曲げられ、レ
ッグ部248を定義する。レッグ部248は、背面壁258からでて、第1接触
子274が出る高さとは異なる、ベース256の底部から第2の高さで開口部7
06へと伸びる。レッグ部248は、背面壁258に対して斜めの角度で出る。
接触子702の通路の一部は、背面壁258に配置された第3部材277と第5
部材708によって形成される。第3部材277と第5部材708との間には、
レッグ部246’を受けるための間隙が設けられる。接触子702は、接触子2
76と同じ高さ及び同じ角度で背面壁258を出て開口部706に伸びる点で、
接触子276と類似する。接触子702と接触子276との相違点は、レッグ部
246’が図15のレッグ部246よりも長い点である。よって、端末端部70
4は、接触子276及び274のそれぞれの端末端部244及び280とは異な
る高さに配置されている。図42に関して下で説明されるように、この接触子の
配列は、アウトレットの性能を向上させる。
【0054】 図41は、図37の線41−41に沿った断面図であり、接触子730を示す
。接触子730は、アウトレット700の位置8に配置される。接触子730は
、上述のように回路基板に取り付けるために接触子キャリヤの背面壁から伸びる
端末端部734を備える。端末端部734から、接触子730は約90度の角度
で曲げられ、レッグ部282’を形成する。接触子730は次に約90度の角度
で曲げられ、レッグ部284を定義し、このレッグ部284は、ベース256の
底部から第1の高さで、背面壁258と実質的に垂直に、背面壁から出る。接触
子730は、90度よりも小さな角度で曲げられ、遠端部286が、図14に関
して上で述べられたようにハウジングに形成された後向きリップ部288の下で
終わる。接触子730の通路の一部は、第1部材293と第6部材736とによ
って形成される。第1部材293と第6部材736との間には、レッグ部282
’を受けるための間隙が設けられる。接触子730は、接触子274と実質的に
同じ高さ及び同じ角度で背面壁258を出て開口部706に伸びる点で、接触子
274と類似する。接触子730と接触子274との相違点は、レッグ部282
’が図14のレッグ部282よりも短い点である。よって、端末端部734は、
接触子276及び274のそれぞれの端末端部244及び280とは異なる高さ
で配置される。端末端部734は、端末端部704と同じ高さにある。図42に
関して下で説明されるように、この接触子の配列は、アウトレットの性能を向上
させる。
【0055】 スロット1の接触子274に関して上で述べられたように、スロット8の接触
子730は、位置1及び位置8に接触子の無いプラグに適応するために、ベリリ
ウム−銅から構成されてもよい。上述のように、接触子レッグ部284を、スロ
ット3、5、及び7の接触子よりも、ベース256に近い位置で接触子キャリヤ
254の背面壁258から出すようにしてもよい。これにより、位置1及び位置
8に接触子の存在しないプラグがアウトレット700と結合された時に、接触子
730の反りの量を低減する。
【0056】 図42は、アウトレット700の背面図であり、接触子274、276、70
2、及び730の端末端部の位置を示す。図42に示すように、位置1、3、5
、及び7の接触子274の端末端部は、アウトレット700のエッジから第1の
距離d1離れた場所に一列に配置される。接触子702及び730の端末端部は
、位置2及び位置8に、アウトレット700のエッジから第2の距離d2離れた
場所に一列に配置される。位置4及び位置6に配置された接触子276の端末端
部は、アウトレット700のエッジから第3の距離d3離れた場所に一列に配置
される。接触子274、276、702、及び730のアウトレット700内の
位置は、接触子ペア間のクロストークを低減することにより、アウトレット70
0の性能を向上させる。
【0057】 図43から図48は、一般的に符号800で示す90度アウトレットの図であ
る。モジュラアウトレット800は90度アウトレットであり、これは、プラグ
を受けるための開口部802が、接触子がプリント回路基板に接続するためにア
ウトレットから出るベース804に対して、約90度の平面に存在するという意
味である。アウトレット800は、1から8と呼ばれる位置にアウトレット80
0に連続的に配置された接触子を含み、図5から図10に関して上で説明された
アウトレットと類似する。
【0058】 図44は、図43の線44−44に沿った、アウトレット800の断面図であ
る。図44は、図8に関して上で説明された接触子218と同様の接触子218
を示す。接触子218は、モジュラアウトレット800の位置1、3、5、及び
7に配置される。接触子218は、回路基板と係合する端末端部222を有する
。端末端部222から、接触子218は接触子キャリヤの底部に入り、約90度
の角度で曲げられ、レッグ部224を形成する。接触子218は次に、屈曲部8
06(knee)において90度よりも大きいが180度よりは小さな角度で曲げら
れてレッグ部226を定義する。このレッグ部226は、前面エッジ214の近
くで接触子キャリヤから出る。屈曲部806は、アウトレット800の背面エッ
ジ808から第1の距離d1だけ離れた場所に配置される。
【0059】 図45は、図43の線45−45に沿った、アウトレット800の断面図であ
る。図45は、図9に関して上で説明された接触子220と同様の接触子220
を示す。接触子220は、モジュラアウトレット800の位置4及び6に配置さ
れる。接触子220は、回路基板に取り付けるために接触子キャリヤの底部から
伸びる、端末端部230を備える。接触子220は、約90度の角度で曲げられ
、レッグ部232を定義し、レッグ部232は約90度の角度で曲げられ、レッ
グ部234を定義する。レッグ部234は約90度の角度で曲げられ、レッグ部
236を定義し、レッグ部236は、90度よりも小さな角度で曲げられ、レッ
グ部238を定義する。接触子220の遠端部240は、図9に関して上で説明
したように、ハウジング上に形成された後向きリップ部の下に配置される。
【0060】 図46は、図43の線46−46に沿った断面図である。図46は、接触子2
18と形状が類似する接触子810を示す。接触子810は、モジュラアウトレ
ット800の位置2には位置される。接触子810は、回路基板と係合する端末
端部812を備える。端末端部812から、接触子810は接触子キャリヤの底
部に入り、約90度の角度で曲げられ、レッグ部814を形成する。接触子81
0は次に、屈曲部816において、90度よりも大きいが180度よりも小さな
角度で曲げられ、レッグ部818を定義し、レッグ部818は、接触子キャリヤ
を出る。屈曲部816は、アウトレット800の背面エッジ808から第2の距
離d2離れた場所に配置される。屈曲部816を屈曲部806よりも後ろに配置
することにより、第2位置の接触子810を第1及び第3位置の接触子218か
ら距離を置いて設けることができる。典型的には、接触子はペアで配列され、位
置1及び2がペアとなり、位置3及び6がペアとなり、位置4及び5がペアとな
り、位置7及び8がペアとなる。接触子810の屈曲部816を接触子218の
屈曲部806から離れるように移動させることにより、異なるペアの接触子間の
距離を増加させ、クロストークを低減する。
【0061】 図47は図43の線47−47に沿った、アウトレット800の断面図である
。図47は、接触子218と類似した形状を有するが、異なる寸法の接触子82
0を示す。接触子820は、モジュラアウトレット800の位置8に配置される
。接触子820は、回路基板と係合する端末端部822を備える。端末端部82
2から、接触子820は接触子キャリヤの底部に入り、約90度の角度で曲げら
れて、レッグ部824を形成する。接触子820の端末端部822は位置8にあ
るため、レッグ部824は、接触子218のレッグ部224の長さよりも長い長
さを有する。接触子820は次に、屈曲部826において、90度よりも大きい
が180度よりも小さな角度で曲げられ、レッグ部828を定義し、レッグ部8
28は、前面エッジ214の近くで接触子キャリヤから出る。屈曲部826は、
アウトレット800の背面エッジ808から第1の距離d1離れた場所に配置さ
れる。
【0062】 図48は、アウトレット800の底面図である。図48に示すように、位置1
から8の接触子の端末端部は2列に配列される。1列目の接触端末端部は、位置
1、3、5、及び7を含み、接触子218から構成される。2列目の接触子端末
端は、位置2、4、6、及び8を含み、接触子220、810、及び820から
構成される。
【0063】 図49から図55は、一般的に符号900で示す代替垂直アウトレットの図で
ある。モジュラアウトレット900は垂直アウトレットであり、これは、プラグ
を受ける開口部902が、接触子がプリント回路基板に接続するためにアウトレ
ットを出る、アウトレットの背面904におおよそ平行な平面にあることを意味
する。アウトレット900は、1から8と呼ばれるアウトレット900の位置に
接触子を連続的に配置して有し、上で図11から図16及び図37から図42に
関して説明された、アウトレット250及び700と類似する。
【0064】 図50は、図49の線50−50に沿った断面図であり、接触子910を示す
。接触子910は、モジュラアウトレット900の位置3及び位置5に配置され
る。接触子910は、回路基板と係合する端末端部912を備える。端末端部9
12から、接触子910は接触子キャリヤの背面に入り、約90度の角度で曲げ
られ、レッグ部914を形成する。レッグ部914は、アウトレット900の背
面エッジから距離x1の位置に配置される。接触子910は次に、約90度の角
度で曲げられ、レッグ部916を定義し、レッグ部916は前面リップ部214
の下で終わる。
【0065】 図51は、図49の線51−51に沿った断面図であり、接触子920を示す
。接触子920は、モジュラアウトレット900の位置1及び7に配置される。
接触子920は、回路基板と係合する端末端部922を備える。端末端部922
から、接触子920は、接触子キャリヤの背面に入り、約90度の角度で曲げら
れてレッグ部924を形成する。レッグ部924は、アウトレット900の背面
エッジから距離x2の場所に配置される。接触子920は次に、約90度の角度
で曲げられ、レッグ部926を定義し、レッグ部926は、前面リップ部214
の下で終わる。位置1の接触子920は、リン−青銅接触子よりも弾性のある、
ベリリウム−銅から構成されてもよい。特定のプラグでは、位置1及び位置8の
接触子が存在せず、アウトレット900の接触子1及び8に余剰の力を加える傾
向がある。位置1の接触子920をベリリウム−銅から構成することにより、こ
のようなプラグが使われた時の、位置1の接触子の変形を防止する。
【0066】 図52は、図49の線52−52にそった断面図であり、接触子930を示す
。接触子930は、モジュラアウトレット900の位置8に配置される。接触子
930は、回路基板と係合する端末端部932を備える。端末端部932から、
接触子930は接触子キャリヤの背面に入り、約90度の角度で曲げられ、レッ
グ部934を形成する。レッグ部934はアウトレット900の背面エッジから
距離x2の場所に配置される。接触子930は次に、約90度の角度で曲げられ
、レッグ部936を定義し、レッグ部936は、前面リップ部214の下で終わ
る。位置8の接触子930は、リン−青銅接触子よりも弾性のあるベリリウム−
銅から構成されてもよい。特定のプラグでは、位置1及び位置8の接触子が無く
、アウトレット900の接触子1及び8に余剰の力を加える傾向がある。位置8
の接触子930をベリリウム−銅から構成することにより、このようなプラグが
使われた時の位置8の接触子の変形を防止する。
【0067】 図53は、図49の線53−53に沿った断面図であり、接触子940を示す
。接触子940は、モジュラアウトレット900の位置2に配置される。接触子
940は、回路基板と係合する端末端部942を備える。端末端部942から、
接触子940は、接触子キャリヤの背面に入り、約90度の角度で曲げられ、レ
ッグ部944を形成する。レッグ部944は、アウトレット900の背面エッジ
から距離x1の位置に配置される。接触子940は次に、90度より大きい角度
で曲げられ、レッグ部946を定義し、レッグ部946は、前面リップ部214
の下で終わる。
【0068】 図54は、図49の線54−54に沿った断面図であり、接触子950を示す
。接触子950は、モジュラアウトレット900の位置4及び位置6に配置され
る。接触子950は、回路基板と係合する端末端部952を備える。端末端部9
52から、接触子950は接触子キャリヤの背面に入り、約90度の角度で曲げ
られ、レッグ部954を形成する。レッグ部954は、アウトレット900の背
面エッジから距離x2の位置に配置される。接触子950は次に、90度より大
きい角度で曲げられ、レッグ部956を定義し、レッグ部956は前面リップ部
214の下で終わる。
【0069】 典型的には、接触子は、アウトレット900内で、位置1及び位置2がペアと
なり、位置3及び位置6がペアとなり、位置4及び位置5がペアとなり、位置7
及び位置8がペアとなり、ペアとして配列される。図55は、アウトレット90
0の背面図であり、接触子の端末端部を示す。図55に示すように、接触端末端
部は、アウトレットのエッジから様々な距離の場所に配置される。端末端部91
2は、モジュラアウトレットハウジングのエッジから第1の距離d1の位置に配
置される。端末端部922は、モジュラアウトレットハウジングから第2の距離
d2の位置に配置される。端末端部932は、モジュラアウトレットハウジング
のエッジから第3の距離d3の位置に配置される。端末端部942は、モジュラ
アウトレットハウジングのエッジから第4の距離d4の位置に配置される。端末
端部952は、モジュラアウトレットハウジングのエッジから第5の距離d5の
位置に配置される。この接触端末端部の分離により、ペア間のクロストークを低
減し、性能を改善する。
【0070】 好適な実施形態が示され説明されたが、本発明の精神及び範囲からはなれるこ
となく、様々な変更及び置換を行うことができる。したがって本発明は、制限す
る目的ではなく、例示する目的で説明されたことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
図面を参照し、これらの図面では同様の構成要素には同じ符号を付する。
【図1】 本発明によるプラグの拡大斜視図である。
【図1A】 プラグに使われる接触子の側面図である。
【図2】 プラグの底部ハウジングの斜視図である。
【図3】 プラグの拡大斜視図である。
【図4】 プラグの斜視図である。
【図5】 アウトレットの拡大斜視図である。
【図6】 アウトレットの拡大斜視図である。
【図7】 アウトレットの正面図である。
【図8】 図7の線8−8に沿った断面図である。
【図9】 図7の線9−9に沿った断面図である。
【図10】 アウトレットの底面図である。
【図11】 代替アウトレットの拡大斜視図である。
【図12】 代替アウトレットの拡大斜視図である。
【図13】 代替アウトレットの正面図である。
【図14】 図13の線14−14に沿った断面図である。
【図15】 図13の線15−15に沿った断面図である。
【図16】 代替アウトレットの底面図である。
【図17】 本発明による接続用ブロックの図である。
【図18】 本発明による接続用ブロックの図である。
【図19】 本発明による接続用ブロックの図である。
【図20】 本発明による接続用ブロックの図である。
【図21】 本発明による接続用ブロックの図である。
【図22】 接続用ブロックの拡大斜視図である。
【図23】 コネクタの斜視図である。
【図24】 コネクタの斜視図である。
【図25】 代替コネクタの斜視図である。
【図26】 代替コネクタの斜視図である。
【図27】 代替プラグの拡大斜視図である。
【図28】 図27に示すプラグのハウジングの斜視図である。
【図29】 図27に示すプラグのロードバーの斜視図である。
【図30】 図27に示すプラグの端面図である。
【図31A】 ケーブルの側面図である。
【図31B】 ケーブルの1つの端部の端面図である。
【図31C】 ケーブルのもう1つの端部の端面図である。
【図32】 図27に示すロードバーの斜視図である。
【図33】 代替アウトレットの正面図である。
【図34】 図33の線34−34に沿った断面図である。
【図35】 図33の線35−35に沿った断面図である。
【図36】 代替アウトレットの底面図である。
【図37】 もう1つの代替アウトレットの正面図である。
【図38】 図37の線38−38に沿った断面図である。
【図39】 図37の線39−39に沿った断面図である。
【図40】 図37の線40−40に沿った断面図である。
【図41】 図37の線41−41に沿った断面図である。
【図42】 図37に示すアウトレットの底面図である。
【図43】 代替の90度アウトレットの正面図である。
【図44】 図43の線44−44に沿った断面図である。
【図45】 図43の線45−45に沿った断面図である。
【図46】 図43の線46−46に沿った断面図である。
【図47】 図43の線47−47に沿った断面図である。
【図48】 図43に示すアウトレットの底面図である。
【図49】 代替の垂直アウトレットの正面図である。
【図50】 図49の線50−50に沿った断面図である。
【図51】 図49の線51−51に沿った断面図である。
【図52】 図49の線52−52に沿った断面図である。
【図53】 図49の線53−53に沿った断面図である。
【図54】 図49の線54−54に沿った断面図である。
【図55】 図49に示すアウトレットの背面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA10 FB15 FC20 HC09 LA06 5E023 AA13 AA24 BB02 DD22 EE10 EE20 GG10 HH15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラアウトレットであって、 プラグを受けるための開口部及び前記開口部に実質的に垂直な底部を有するハ
    ウジングと、 前記ハウジング内に配置された複数の接触子であって、プリント回路基板への
    接続のために、前記底部を超えて伸びる接触端末端部を有する複数の接触子と、 を含み、 前記複数の接触子が、前記底部に入り約90度の角度で曲げられて第1レッグ
    部を形成する第1接触子であって、第1の屈曲部において、90度より大きいが
    180度より小さな角度で更に曲げられて更なる第1レッグ部を定義する、第1
    接触子を含み、 前記複数の接触子が、前記底部に入り約90度の角度で曲げられて第2レッグ
    部を形成する第2接触子であって、第2の屈曲部において、90度より大きいが
    180度より小さな角度で更に曲げられて更なる第2レッグ部を定義する、第2
    接触子を含み、 前記第1の屈曲部が、ハウジングのエッジから第1の距離の位置にあり、 前記第2の屈曲部が、前記第1の距離とは異なる第2の距離の位置にあること
    を特徴とするモジュラアウトレット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアウトレットであって、 前記接触子が、前記アウトレットに位置1から位置8に配列され、前記第1接
    触子が位置1にあり、前記第2接触子が位置2にあることを特徴とするアウトレ
    ット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のアウトレットであって、 前記底部を超えて伸びる前記接触端末端部が、位置1、3、5、及び7の接触
    端末端部を含む第1列と、位置2、4、6、及び8の接触端末端部を含む第2列
    と、に配列されていることを特徴とするアウトレット。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のアウトレットであって、 位置1の前記接触子と、位置2の前記接触子とがペアを形成することを特徴と
    するアウトレット。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のアウトレットであって、 位置3の前記接触子と、位置6の前記接触子とがペアを形成することを特徴と
    するアウトレット。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のアウトレットであって、 位置4の前記接触子と、位置5の前記接触子とがペアを形成することを特徴と
    するアウトレット。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のアウトレットでって、 位置7の前記接触子と、位置8の前記接触子とがペアを形成することを特徴と
    するアウトレット。
  8. 【請求項8】 モジュラアウトレットであって、 プラグを受けるための開口部及び前記開口部に実質的に平行な背面とを有する
    ハウジングと、 前記ハウジングに配置された複数の接触子であって、プリント回路基板への接
    触のために、前記背面を超えて伸びる接触端末端部を有する複数の接触子と、 を含み、 前記接触子は、第1の接触子と第2の接触子を有する第1のペアと、第3の接
    触子と第4の接触子を有する第2のペアと、第5の接触子と第6の接触子を有す
    る第3のペアと、のペアとして配列され、 前記第1の接触子及び前記第3の接触子の接触端末端部が、前記アウトレット
    のエッジから第1の距離の位置に配置され、 前記第2の接触子及び前記第4の接触子の接触端末端部が、前記アウトレット
    のエッジから第2の距離の位置に配置され、 前記第5の接触子の接触端末端部が、前記アウトレットのエッジから第3の距
    離の位置に配置され、 前記第1の距離、前記第2の距離、及び前記第3の距離が異なることを特徴と
    するモジュラアウトレット。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のアウトレットであって、 前記第6の接触子の接触端末端部が、前記アウトレットのエッジから第4の距
    離の位置に配置され、 前記第1の距離、前記第2の距離、前記第3の距離、及び前記第4の距離が異
    なることを特徴とするアウトレット。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のアウトレットであって更に、 第7の接触子と第8の接触子を有する第4のペアを含み、 前記第7の接触子の接触端末端部が、前記アウトレットのエッジから第5の距
    離の位置に配置され、 前記第1の距離、前記第2の距離、前記第3の距離、前記第4の距離、及び前
    記第5の距離が異なることを特徴とするアウトレット。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のアウトレットであって、 前記第8の接触子の接触端末端部が、前記アウトレットのエッジから前記第3
    の距離の位置に配置されることを特徴とするアウトレット。
  12. 【請求項12】 モジュラアウトレットであって、 プラグを受けるための開口部及び前記開口部に実質的に平行な背面を有するハ
    ウジングと、 前記ハウジング内に配置された複数の接触子であって、プリント回路基板への
    接続のために前記背面を超えて伸びる接触端末端部を有する複数の接触子と、 を含み、 前記接触子が、第1の接触子と第2の接触子を有する第1のペアと、第3の接
    触子と第4の接触子を有する第2のペアと、第5の接触子と第6の接触子を有す
    る第3のペアと、第7の接触子と第8の接触子を有する第4のペアと、のペアに
    配列され、 前記第1の接触子及び前記第3の接触子の接触端末端部が、前記アウトレット
    のエッジから第1の距離の位置に配置され、 前記第2の接触子及び前記第4の接触子の接触端末端部が、前記アウトレット
    のエッジから第2の距離の位置に配置され、 前記第5の接触子及び前記第8の接触子の接触端末端部が、前記アウトレット
    のエッジから第3の距離の位置に配置され、 前記第6の接触子の接触端末端部が、前記アウトレットのエッジから第4の距
    離の位置に配置され、 前記第7の接触子の接触端末端部が、前記アウトレットのエッジから第5の距
    離の位置に配置され、 前記第1の距離、前記第2の距離、前記第3の距離、前記第4の距離、及び前
    記第5の距離が異なることを特徴とするモジュラアウトレット。
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