JP2003521343A - 滅菌水生成器 - Google Patents

滅菌水生成器

Info

Publication number
JP2003521343A
JP2003521343A JP2001556511A JP2001556511A JP2003521343A JP 2003521343 A JP2003521343 A JP 2003521343A JP 2001556511 A JP2001556511 A JP 2001556511A JP 2001556511 A JP2001556511 A JP 2001556511A JP 2003521343 A JP2003521343 A JP 2003521343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sterile
fluid
sterile water
sterilizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001556511A
Other languages
English (en)
Inventor
ラリー ジェイ. ジョスリン,
Original Assignee
ステリス インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ステリス インコーポレイテッド filed Critical ステリス インコーポレイテッド
Publication of JP2003521343A publication Critical patent/JP2003521343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/02Treatment of water, waste water, or sewage by heating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/022Filtration
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • A61L2/06Hot gas
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/24Apparatus using programmed or automatic operation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 滅菌水生成器(B)は、滅菌水のストリームを必要に応じて生成する。水加熱器(130)は、入来する未滅菌の水を上記水の滅菌を達成する十分な温度まで加熱する。その後、上記滅菌水を、上記滅菌水からの過剰な熱を上記入来水に移動させる熱交換器(110)に送る。その結果、上記水加熱器のエネルギー消費と、利用可能な上記滅菌水の温度とが低下する。上記滅菌水を、上記水が利用される場所である現場(A)に滅菌水送達経路(C)を通じて送達し、これにより、上記水の再汚染を回避する。上記水加熱器によって生成された蒸気または熱湯を上記経路(C)に沿って流すことにより、上記経路の第1の部分(162)を事前滅菌する。上記経路の第2の部分(212)を上記現場からの液状抗菌剤によって滅菌する。上記経路の第1の部分および第2の部分は、少なくとも1つの共通レッグ(164)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、滅菌水の生成および送達に関する。本発明の主な用途としては、医
療用途および除染分野がある。しかし、本発明は滅菌水の供給源を用いる他のシ
ステムにも適用可能であることが理解されるべきである。
【0002】 様々な医療用途、科学用途および製薬用途(例えば、静脈液の調合、手術中の
洗浄、滅菌された機器の洗滌)に望ましいのは、微生物および他の汚染物質を含
まない高純度水である。
【0003】 滅菌水は、他の多くの目的に用いられる様々な溶液を調製する際に病院におい
て用いられている。このような溶液を大量に運搬する必要を無くすためには、滅
菌水を病院内の現場で供給する生成器を設置して、脱水調合物を必要に応じて希
釈できるようにすることが望ましい。現場での救急活動を支援する用途に用いら
れる滅菌水生成器の場合、容易に移動可能でありかつ消費電力が低いものが好ま
しい。
【0004】 歯科での用途の場合、歯科用ハンドピース(例えば、ドリル)または口腔洗滌
デバイスへ水が供給される。このような機器へと繋がる供給ラインは長尺である
場合が多いため、供給ラインが利用されていない間に水を媒介とする病原体が繁
殖する結果が生じる。このような病原体は、特に侵襲性の手技が行われている間
に患者に危険を及ぼし得る。そのため、上記のようなデバイスに供給される水中
に病原体が存在しないことが望まれている。よって、要望に応じて滅菌水を現場
で送達することが可能な滅菌水生成器が望まれている。
【0005】 滅菌処理法および消毒処理法には様々なものがあり、例えば、洗滌対象物(例
えば、医療用デバイスおよび製薬デバイス)を除染した後に洗滌サイクルを行う
方法がある。自動滅菌システムも開発されており、このシステムでは、事前測定
された用量の除染剤(例えば、過酢酸または他の強力な酸化剤)を溶液としてシ
ステム内で循環させる。このようなシステムの例については、米国特許第4,8
92,706号および米国特許第5,217,698号に開示がある。除染対象
物をシステムの受容トレイに挿入し、濃縮された除染剤が入ったカートリッジを
システムの装填口(well)に挿入する。水がシステム内を流れるにつれ、除
染剤は希釈され、受容トレイに運搬される。除染サイクルの最後には、除染剤溶
液を廃棄して、洗滌流体をシステム内に循環させて、除染剤、界面活性剤、鉱物
または他の残渣の痕跡を、システムおよび除染対象物から除去する。
【0006】 除染対象物が再度汚染されるのを防ぐためには、洗滌流体は微生物の無いもの
が好ましい。水道水は10の微生物/mlを含み得るため、除染対象物の洗滌
を水道水で行うと、除染対象物の再汚染に繋がり得る。直径がおよそ0.2ミク
ロンまでの粒子を除去する際には、フィルタが用いられることが多い。このよう
なフィルタは、有害な生物の除去には有用であるが、水道水中に含まれる望まし
くない物質の中には、直径が0.2ミクロン未満の物質(例えば、溶解した鉱物
、生物ベースの物質、揮発性溶媒、および他の毒性を有する可能性があるかまた
はそうでなければ望ましくない物質)が存在し得る。その上、最近では、水を用
いたシステムの中には、サイズが0.2ミクロン未満の生存ウイルス、胞子また
は他の生存生物が存在するシステムもあり得ることが分かっている。
【0007】 フィルタのエレメントには、上記のような粒子を水から濾過するための襞のつ
いた生地が設けられることが多い。細菌の繁殖がフィルタエレメントの襞領域ま
で及んでしまうと、水供給側と濾過水側の化学物質との間には濃度勾配があるた
め、エレメントの濾過側に液状の滅菌剤をかけて滅菌するのは困難になる。濾過
された物質がフィルタ上に溜まると、フィルタ中を通る水の流速が低下するため
、フィルタは定期的に交換される。この交換プロセスの間も、汚染物質は濾過側
に入り込むことが多い。そのため、フィルタ交換後のフィルタとフィルタに関連
付けられた配管とをその場で滅菌することが望まれている。
【0008】 本発明は、上述したような問題などを解消する、新規かつ向上した滅菌水生成
器と、滅菌経路を滅菌および維持する方法とを提供する。
【0009】 (発明の要旨) 本発明の一局面によれば、滅菌水生成器が提供される。上記生成器は、水加熱
器を含む。上記水加熱器は、入来する水を受容し、上記水を滅菌するのに十分な
温度まで上記水を加熱し、上記滅菌水を上記水加熱器から上記滅菌水が用いられ
る場所である現場まで送達する経路を予め滅菌する。上記予め滅菌された経路は
、上記低温滅菌された経路の少なくとも一部に沿って上記水加熱器からの高温水
または蒸気によって滅菌される。
【0010】 本発明の別の局面によれば、滅菌流体経路を通じて滅菌水を供給する方法が提
供される。上記滅菌流体経路の第1の部分に第1の滅菌流体を流して、滅菌を実
行する。流体を加熱して、第2の滅菌流体を生成する。上記第2の滅菌流体を流
体経路の少なくとも第2の部分に流して、上記経路の第2の部分の滅菌を実行す
る。上記第1の部分および上記第2の部分は、上記第1の滅菌流体および上記第
2の滅菌流体の両方を通過させる共通エレメントを少なくとも1つ有する。その
後、上記滅菌流体経路に沿って滅菌水を流す。
【0011】 本発明の別の局面によれば、除染方法が提供される。上記除染方法は、除染対
象物と除染剤流体とを接触させる工程と、上記除染対象物と洗滌流体とを接触さ
せる工程とを含む。上記洗滌流体は、上記水を滅菌するのに十分な温度まで加熱
された水を含む。
【0012】 本発明の別の局面によれば、除染システムが提供される。上記除染システムは
、滅菌対象物を受容する容器を含む。上記容器には、抗菌剤供給源が接続され、
上記容器中の対象物を除染する抗菌剤を上記容器に供給する。上記容器には、熱
滅菌水生成器が接続され、上記除染された対象物を洗滌するための滅菌洗滌水を
上記容器に供給する。
【0013】 本発明の1つの利点は、入来してきた水道水の加熱を開始してからすぐに滅菌
水を生成する点である。
【0014】 本発明の別の利点は、注射液としての利用が可能な品質の(injectio
n quality)滅菌水が得られる点である。
【0015】 本発明の別の利点は、そのエネルギー効率にある。上記水を滅菌する際に用い
られた熱は、上記入来水道水によって再利用される。
【0016】 さらに本発明の別の利点は、上記生成器と上記水を使用するシステムとの間の
流体経路に蒸気または加熱滅菌水による滅菌または低温滅菌を行った後で、上記
滅菌水を上記システムに流す点である。
【0017】 本発明のなおさらなる利点は、水の硬度を示す塩分(water hardn
ess salt)を固体状に変化させて洗滌対象物上への堆積を最小限にする
工程を、上記滅菌水生成システムにおける上記水滅菌プロセスに不可欠なものと
している点である。
【0018】 本発明のなおさらなる利点は、生成された滅菌水の滅菌レベルを確認するため
の滅菌サンプリングポートが得られる点である。
【0019】 本発明のさらなる利点は、当業者が以下の本発明の好適な実施形態の詳細な説
明を読んで理解すれば明らかである。
【0020】 (好適な実施形態の詳細な説明) 本発明は、様々なコンポーネントおよびコンポーネントの構成の形態をとるこ
とができ、また様々な工程および工程の構成をとることができる。本明細書の図
面は、ひとえに本発明の好適な実施形態を例示する目的のためのものであり、本
発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0021】 図1を参照して、自動流体除染システムAは、対象物(例えば、医療デバイス
、歯科デバイスおよび製薬デバイスなど)の浄化、殺菌または消毒を行う。図2
も参照して、滅菌洗滌水を提供するシステムAに滅菌水生成器Bが結合されてい
る。滅菌洗滌水は、除染対象物を洗滌する際に用いられる。水供給源に微生物、
鉱物および他の汚染物質を存在させない(かまたはほとんど存在させない)こと
が望まれている他のシステムに本滅菌水生成器を同様に接続してもよいことが理
解されるべきである。
【0022】 本明細書中、「除染」という用語と、除染に関連する他の用語とを、浄化処理
、滅菌処理、消毒処理、および対象物を汚染する微生物を除去かつ/または破壊
するように設計された他の抗菌処理を指すものとして用いる。
【0023】 本システムは、除染チャンバ12の内部を規定する除染キャビネット10を含
む。滅菌対象物、除菌対象物、浄化対象物または他の場合において微生物除染対
象物を除染チャンバ中に(キャビネットの前面壁部13内の開口部(これがドア
14によって閉鎖されている様子が図示されている)を通じて)装填する。この
チャンバ内にはいくつかのスプレイ噴射部またはスプレイノズル16があり、除
染剤溶液を対象物に噴霧する。任意選択として、内腔または他の内部通路のある
器具の場合、これらのノズルのうちいくつかを流体ポート18として機能させて
もよい。流体ポート18は、内視鏡の内部通路および内腔にある他の物体と相互
接続するように構成されており、除染剤溶液および他の流体を内部通路に供給す
る。
【0024】 収集タンクまたは集水孔20は、キャビネット10のベースを形成し、噴霧さ
れた除染剤溶液が対象物から滴下するのを受容する。高圧ポンプ22は、ノズル
16および流体ポート18に圧力をかけた状態で流体分配システム2〜4を通じ
て除染剤溶液を送達する。
【0025】 除染剤溶液の供給源30には装填口または混合チャンバ34があると好ましい
。装填口は、ある用量の濃縮除染剤(例えば、水と混合されると反応を生じて抗
菌剤を形成する抗菌剤または試薬)を受容する。図1に示すように、装填口はチ
ャンバの収集タンク20と一体形成されているが、装填口を別個に設けることも
考えられる。
【0026】 好適な抗菌剤は過酢酸であり、これは、濃縮流体の様態か、または、粉状試薬
の反応生成物(例えば、アセチルサリチル酸および過ホウ酸ナトリウム)のいず
れかの形態をとる。水の供給は水入口42から行われ、自治体の水系から装填口
へと行われることが多い。水と、界面活性剤、腐食防止剤、濃縮除染剤および他
の装填口において選択された成分とを混合して、洗浄溶液、除染剤または他の溶
液を形成する。
【0027】 濃縮除染剤および他の成分は、除染サイクルを開始する前に事前に装填口34
内に配置された使い捨て式のパッケージまたはカップ44中に供給すると好まし
い。カップ44は、測定された用量の濃縮除染剤を保持する。任意選択として、
濃縮洗剤をカップ中に入れて、対象物に抗菌除染を行う前に当該対象物を洗浄す
るための洗剤溶液を形成する。このカップには複数の小室を設けることができ、
これらの小室は、濃縮洗剤および濃縮除染剤を別々に含み、これらの洗剤を別個
にシステム中に放流できるようになっている。このようにして、対象物に先ず洗
浄を行い、その後微生物除染を行う。
【0028】 好適な実施形態において、このカップは、第1の小室中の濃縮洗剤と、pHを
調節するための緩衝剤などの成分と、界面活性剤と、キレート剤と、システムの
コンポーネントおよび除染対象物を第2の小室中の除染剤による腐食から保護す
るための腐食防止剤と、第3の小室中の濃縮された流体過酢酸溶液(または反応
すると濃縮された流体過酢酸溶液を形成する試薬)とを保持する。選択されたカ
ップ小室を開口させるためのカップカッター46または他の適切な開口部部材が
、装填口34の基部に配置されている。
【0029】 あるいは、固体または流体の濃縮除染剤を別のバルク供給源(図示せず)から
システムに供給するか、または、既に希釈された様態の除染剤溶液としてシステ
ムに供給する。
【0030】 濃縮洗剤および除染剤を希釈する際に用いられる水は、水道水または処理水(
例えば、蒸留水、濾過水、無細菌水など)であればよい。あるいは、濃縮洗剤お
よび濃縮除染剤を希釈する際に用いられる水は、滅菌水生成器Bから供給される
。システムに流入する水の量を調節して、所望の濃度の除染剤溶液を除染チャン
バ12に提供する。汚物粒子および微生物を濾過して除去する水入口ライン42
中の細孔フィルタ50に水を通すと好ましい。選択された量の水が認められると
、水入口42中のバルブ52は閉鎖する。
【0031】 流体供給経路60は、装填口34と、ポンプ22と、流体分配システム24と
に繋がっている。流体供給経路60内には加熱器64が配置される。この加熱器
64は、除染剤溶液ならびに任意選択として洗浄溶液および洗滌流体を、洗浄、
除染および洗滌を有効化させるための好適な温度まで加熱する。経路60の流体
返送部分66は、噴霧された除染剤溶液を集水孔20から返送させる。再循環バ
ルブ68は、使用後の溶液を選択的に流体供給ライン60に返送し、これにより
ノズル16および流体ポート18へと返送する。返送ポンプ70は、噴霧された
除染剤溶液を流体返送ライン66を通じてポンピングして、溶液をチャンバ12
に返送するものが好ましい。あるいは、返送ポンプを用いずに高圧ポンプ22に
よって除染剤溶液を循環させてもよい。噴霧された除染剤溶液の少なくとも一部
を装填口34を介して方向付け、その後、除染チャンバに返送する。このように
すると、濃縮された除染剤および他の成分と溶液とを完全に混合してから、除染
剤溶液をノズル16、18に返送することが確実になる。任意選択として、好適
な実施形態において、流体ラインを通過する1つ以上の除染剤、過酢酸の濃度を
検出器74により検出する。検出器は、電気化学物質モニタリングシステムまた
は導電率測定、化学物質解析などを用いたシステムであればよい。
【0032】 コンピュータ制御システム80は、システムA(これは、ポンプ22、70、
加熱器64、バルブ52などを含む)の動作を制御する。所望であれば、制御シ
ステム80は、1つ以上のさらなるシステムAを制御することができる。
【0033】 図2を参照して、水供給源102は、滅菌水生成器Bに水を供給する。水供給
源は、熱湯入口ライン102Aおよび冷水入口ライン102Bを含むものが好ま
しく、これらの熱湯入口ライン102Aおよび冷水入口ライン102Bは、家庭
用水道水供給システムの熱湯供給部および冷水供給部にそれぞれ接続されると好
ましい。任意選択として、滅菌水生成器用の冷水入口ライン102Bと同じ水供
給源に水入口ライン42を接続する。滅菌水送達経路またはシステムCは、滅菌
水生成器BをシステムAに接続する。滅菌水供給経路Cは、滅菌水生成器からの
液相または気相(蒸気)状態の高温水で滅菌され、滅菌水生成器Bと、システム
Aの流体供給ライン60とを接続させる。
【0034】 熱交換器110を用いて、生成器Bから出てくる滅菌水から熱を取り戻す。具
体的には、入来する未滅菌の水を熱交換器中の内部通路111に通す。熱滅菌さ
れた熱湯を熱交換器に通して、通路111の外面と接触させる。このようにして
、経路Cの下流を通過する高温の滅菌水が冷却されるにつれて、入来水が過熱さ
れる。
【0035】 経路上流にある混合バルブ112は、供給源102Aおよび102Bから入来
する水道水を受容する。制御器114(これは、制御システム80に取り入れる
ことが可能である)は、混合バルブ内または上流経路D内のいずれかの場所に配
置された温度検出器116から温度信号を受信する。1つの実施形態において、
混合バルブ112は自動調整方式である。別の実施形態において、制御器114
は、混合バルブから出てくる水の温度が事前選択された最低温度(好適にはおよ
そ30〜35℃)以上となるように混合バルブを調節する。この調節工程は、混
合バルブ112に入る高温水道水および低温水道水の相対量を調節することによ
り、行われる。混合バルブが規定の温度を確立できなかった場合、制御器は他の
処理変数(これについては後述する)を調節して、低温または高温の入来水にバ
ルブを適合させる。
【0036】 任意選択として、水を混合バルブから1つ以上のフィルタ120に通して、入
来する水から粒径の大きな粒子を除去する。上記に代えてまたは上記に加えて、
これらのフィルタを滅菌水送達経路C内に配置してもよい。任意選択として、こ
れらのフィルタのうちの1つ以上に、不要な溶解した有機物質および無機物質な
らびに生物学的材料を入来水道水から除去するバイオフィルタを設けてもよい。
【0037】 好適には、ポンプ122は、上流ラインを通過する水の流速を事前選択された
レベルまで調節するものが好ましく、流速は生成器中の液状高温水を維持するよ
うに選択された動作温度での蒸気圧を超えると好ましい。圧力計124により、
上流ライン中を通過する水の圧力を検出する。圧力計が制御器に信号を送ると、
制御器はポンプ122の動作を制御し、必要があれば他の処理パラメータを調節
する。一方向チェックバルブ128により、水の逆流が確実になくなる。入来水
は、熱交換器110を通過して、加熱チャンバまたはボイラ130に入る。行き
止まりになった通路を含むため滅菌が困難である圧力計などの計器装備について
は、滅菌水送達経路Cではなく上流ラインに接続するのが好ましい。
【0038】 加熱チャンバ130の壁部132は耐圧材料から形成されているが、これは、
加熱チャンバ中の水への加圧を大気圧を超えるレベルまで行うと好ましいためで
ある。加熱エレメントまたは他の適切な加熱器デバイス136により、ボイラの
下側部分137中の水を、事前選択された温度(好適には150℃を超える温度
)まで加熱する。1つ以上の温度検出器138により、加熱チャンバ中の水の温
度を検出する。水ミキサーの挿入部140により、ボイラ中を通過する水の流れ
るパターンを調節する。加熱エレメント制御部142は、加熱エレメント136
に電力を供給する。センサ138において感知された温度に応答して、ソレノイ
ドバルブ150へのパルスをオンおよびオフにして最低温度を維持し、その結果
、プロセス変化(例えば、加熱器136の電力、ポンプ122の流速および供給
水温度の変化)が自動的に補償される。
【0039】 未滅菌状態の入来水が、加熱チャンバ130の下端部近隣に入り、加熱を受け
て徐々に上昇すると、加熱チャンバ中に第1の入来流路/第1の外出流路が生成
される。加熱された水と未加熱の水との混合が最小限になる。加熱チャンバの高
さと断面とのたてよこ比は、加熱チャンバを通過する第1の入来流体流路/第1
の外出流体流路が得られるくらい十分な大きさのものが好ましい。第1の入来/
第1の外出システムにより、加熱チャンバ中の水を事前選択された時間だけ確実
に存在させることができ、その結果、水滅菌プロセスを一貫して制御することが
可能となる。
【0040】 加熱チャンバの上側部分は、滞留時間小室144を規定する。加熱された水は
、水を十分に滅菌できるくらいの十分な時間をかけて滞留時間小室内に放置され
る。これにより、加熱チャンバ130の下側部分137と滞留チャンバ144と
の両方において水が滅菌される。一実施形態において、滞留チャンバは加熱チャ
ンバと別個に設けられる。滞留時間(加熱された水が滞留チャンバ中に放置され
る時間)は、流速および滞留チャンバのサイズによって支配される。加熱チャン
バ内の水の加熱温度を選択することにより、滞留チャンバのサイズと、入来水の
流速と、水の滅菌とを確実に得ることが可能となる。
【0041】 滅菌水生成器による水の滅菌について述べてきたが、他にもより少数の形態の
除染法が可能であることは明らかである。例えば、水に除菌または低温滅菌を行
ってもよい。好適には、加熱チャンバ130中の水を大気圧よりも高い圧力で維
持して、水の加熱温度において水が液状のままであるようにする。その結果、1
00℃を超える高温を蒸気を圧縮する必要なく用いることが可能になる。
【0042】 加熱チャンバ中のフロートゲージ152は、加熱チャンバ中の水のレベルを検
出する。水レベルが事前選択されたレベルよりも低くなった場合、ソレノイド1
50は加熱エレメント136をオフに切り換える。クイック接続部154、15
6により、加熱チャンバ130を経路の上流および下流に接続して、加熱チャン
バの取り外しおよび取り付けが容易になるようにする。
【0043】 下流に来ると、滅菌水は、滞留チャンバ144から熱交換器110へと送られ
る。このポイントまで来た滅菌水は完全に滅菌されており、洗滌を行うのに適切
な温度(好適にはおよそ50℃)まで低下され得る。熱交換器110は、滅菌水
からの熱を熱交換器の壁部を通じて入来未滅菌の水に移行させ、その際、これら
の2つの流路中の流体は直接接触せず、また、両者間の流体の行き来も無い。冷
却された滅菌水は、経路Cに沿って第1の三路ソレノイドバルブ158へと送ら
れ、その後、循環ライン60へ向かう途中で第2の三路ソレノイドバルブ160
へと送られる。これらの2つのバルブは、熱滅菌サイクルの間に逐次調節され、
これにより、滅菌経路Cの第1の部分162(例えば、バルブ158、160を
含む)と、共通経路164とに熱滅菌を行ってから、滅菌水を滅菌チャンバ12
に送るようになっている。これにより、滅菌水がチャンバへ移動する際に再汚染
されることが確実に無くなる。
【0044】 滅菌洗滌水を滅菌水生成器BからシステムAに供給する前に、経路の第1の部
分162を加熱チャンバ130によって生成された高温水または蒸気を用いて滅
菌する。この熱滅菌手順を行っている間、ソレノイドバルブ158を切り換えて
、ボイラによって生成された熱湯または蒸気が第1の部分162から共通ライン
164を介して第2のバルブ160に移動するようにする。第2のバルブ164
を切り換えて、水または蒸気をドレインライン174に沿ってドレイン176へ
と向かわせる。三路バルブ158、160を互いに近密に配置して、バルブのレ
ッグの無駄を最小限にする。
【0045】 ドレインライン174内のチェックバルブ178により、ドレインから滅菌経
路への逆流を防ぐ。接続配管の滅菌に蒸気が用いられる場合、蒸気サーモスタッ
トトラップ180により、蒸気ラインから水および空気を放出する。蒸気ライン
中の水または空気が過剰になると、サーモスタットトラップが自動的に開く。こ
の種類のバルブは、水がバルブ中を通過して放出される場合に開く。冷却水また
はヒートシンクダムを用いて、放出される水の温度を地域に適用される規則(l
ocal code)によって要求される温度よりも低くする。
【0046】 滅菌水経路の第1の部分162内の圧力調整器182を調節して、ボイラ中に
背圧を発生させて高温水を生成してもよい。さらに、上流ライン中のソレノイド
バルブ150を一時的に閉鎖するかまたは十分な時間にかけて制限して、ボイラ
中の流速を低減してもよい。加熱チャンバ130中の水の温度をおよそ145℃
以上まで上昇させて、生成された水または蒸気の温度が滅菌水送達経路Cの全長
にわたって滅菌を行うことを可能にするだけの十分な温度となるようにすること
が望ましい。水を沸騰させて蒸気を生成するか、または、加熱チャンバから第2
のソレノイドバルブ160(熱交換器110を含む)を通る経路Cの全長を滅菌
するだけの十分な高温まで水を加熱する。経路Cの第1の部分162に接続され
た温度検出器184は、高温の温度を検出し、経路内を流れる水の流れを滅菌し
て、ライン滅菌について事前選択された温度が達成されているか否かを判定する
【0047】 滅菌水送達経路Cの熱滅菌が完了した後は、ボイラに流れる水の流速を増加さ
せてもよいし、ボイラ中の水温を流れている水を滅菌するのに適切な温度まで低
下してもよい。
【0048】 任意選択として、サンプリングポート200は、第2の三路バルブ160とチ
ェックバルブ178との間のドレインライン内で接続されてもよい。このサンプ
リングポートは、水の品質基準が満足されていることを保障するために生成され
た水に試験を行う場所であるポートを提供する。サンプルポートは、ハウジング
204内に収容された滅菌突起部202を含む。熱滅菌工程の間、高温水または
蒸気は、滅菌突起部およびハウジングを通過した後、ドレインを通じてシステム
から出て行く。このようにして、各サイクルごとに滅菌突起部202を滅菌する
。熱滅菌工程が完了し、滅菌水生成器が滅菌水冷却器を提供する準備が整った後
、ハウジング204の接続は解除され、サンプリングコンテナを滅菌突起部20
2に接続する。滅菌水をサンプリングする場合、三路バルブ158および160
を十分な時間をかけて図2の位置に切り換えて、コンテナを滅菌水で満たす。任
意選択として、ハウジング204に多孔性の微生物遮蔽フィルタ206も設けて
もよい。
【0049】 図3を参照して、化学的な第2の滅菌工程の間、三路バルブ158および16
0の位置を切り換える。循環ライン60内のバルブ210を閉鎖して、化学滅菌
剤を流し、経路Cの第2の部分212(三路バルブ158、共通経路164、三
路バルブ160およびレッグセグメント214および216を含む)を滅菌する
。この化学滅菌剤は、滅菌水送達システムCの第2の部分と滅菌チャンバ12中
の対象物との滅菌または除菌を行うのに十分な時間にわたってこの経路中を流れ
る。この化学的滅菌工程の間、滅菌水の温度を所望の送達温度(好適にはおよそ
55℃以下)まで低下させる。このようにして、サイクルの除染部分が完了した
直後に滅菌洗滌水のシステムA中へのポンピング送達を開始することが可能とな
る。好適には、第1の滅菌フェーズおよび第2の滅菌フェーズは、システムAが
使用されるたびに行われ、これにより、システムに入る洗滌水を完全滅菌された
滅菌水送達システムCに沿って確実に流すことが可能となる。
【0050】 システムAに滅菌水が必要となった場合、三路バルブ158および160を図
4に示すように配置する。滅菌水は、経路の第1の部分106から、バルブ15
8、160、共通レッグ164および接続レッグ214を通過して、システムA
へと流入する。
【0051】 理解されるように、加熱チャンバ130とシステムAとの間の経路Cの全長を
滅菌した後に各サイクルの洗滌段階をを行うことで、除染サイクルの合間または
経路が滅菌装置と接続されていないときに微生物が経路に沿ってまたは熱交換器
中に集まって洗滌水が不注意に汚染されることが無くなる。
【0052】 別の実施形態において、加熱チャンバによって加熱された水を用いて、加熱器
130から入口102への上流水ラインを逆流させ滅菌する。微生物が水入口ラ
イン中に溜まるのを防ぐために、この工程は定期的に行うことが好ましい。この
工程は、例えば、フィルタ120のうちの1つがバイオフィルタである場合に特
に重要である。この実施形態において、チェックバルブ128の代わりに、水を
ラインに沿って混合バルブ112に向かって選択的に逆流させるバルブを用いる
【0053】 滅菌水生成器Bは、様々な用途用の滅菌水の連続的流れを生成することができ
る。システムAへ洗滌水を供給する場合、生成器Bは好適には、およそ2〜10
リットル/分の洗滌水フローを生成し、好適な流速は、およそ4リットル/分で
ある。加熱チャンバは好適には、水をおよそ130〜145℃以上の温度まで加
熱する。流速が4リットル/分で加熱チャンバ130から出て行く水の温度がお
よそ130〜145℃である場合、約2リットルの滞留チャンバ144により、
滅菌を行うのに十分な時間にかけて水を保持する。
【0054】 水加熱器は、熱交換器111および加熱小室130において、水の硬度を示す
塩分を沈殿させる。その結果、熱交換器110の表面上またはシステムA内部に
堆積する塩用量が低減する。このような塩分は、通常の処理の間にシステムから
継続的に除去される。
【0055】 任意選択として、沈殿した塩分のうちチャンバ130が除去できなかった塩分
を滅菌水送達経路C中のフィルタ220によって収集する。フィルタは定期的に
取り外して、洗浄または交換すると好ましい。
【0056】 溶解度係数が負の塩分(例えば、カルシウムおよび炭酸マグネシウム)が沈殿
すると、沈殿物が低分子量の内毒素(3000〜6000ダルトン)と同伴する
というさらなる利点が得られる。このような内毒素は、上記のような沈殿が無い
場合、従来の濾過システムでは除去するのは困難である。これらの内毒素が形成
されるのは、グラム陰性細菌および他の生物が入来水中で破壊されるときである
。沈殿した塩分によってこれらの内毒素を除去すると、滅菌水の純度が上昇する
【0057】 任意選択として、さらなる塩分(例えば、カルシウムおよび炭酸マグネシウム
)を溶液状にして入来水に追加してもよい。これらの追加塩分により、沈殿塩分
の量が増加し、滅菌水からの内毒素の除去量もさらに増加する。沈殿した塩分お
よび塩分に同伴した内毒素は、チャンバ130中で除去するかまたはフィルタ2
20によって除去する。
【0058】 典型的な除染サイクルでは、まず、除染対象物をドア14を通じてキャビネッ
ト10に装填し、ドアを閉鎖する。未使用の濃縮除染剤および他の成分からなる
カップ44を、装填口34と、カップ上に配置された拘束部材または蓋部230
との間に装填する。この開口部部材46により、カップの洗剤小室を開く。コン
ピュータ制御80は、水入口ライン42中のバルブ52に信号を送ってバルブ5
2を開口させ、これにより、装填口ならびに流体ライン60および66に水を循
環させる。除染剤濃縮物は水と混合し、ノズル16および内視鏡接続ポート18
へ圧力をかけた状態でポンプ22によって送達される。接続ポートが除染剤溶液
を内部通路に送達している間、これらのノズルは、対象物表面上に除染剤溶液を
噴霧し、これにより内面および外面を同時に除染する。噴霧された除染剤溶液の
うち対象物から滴下した除染剤溶液は、集水孔20に溜まる。返送ポンプ70は
、(好適には、先ずこのような溜まった溶液の一部を装填口34を通じて送って
、濃縮除染剤が溶液中に完全に混合していることを確認してから)溜まった溶液
を集水孔から流体供給ライン60に返送する。
【0059】 サイクルの除染部分の前に、滅菌水生成器を作動させ(図2)、滅菌水送達経
路の第1の部分162、バルブ158、160および共通通路164を上述した
ように熱湯または蒸気を用いて滅菌または細菌を除染する。
【0060】 サイクルの流体汚染部分(図3)の間、除染剤溶液をもバルブ158および1
60ならびに共通通路へと送って、レッグ214および216を除染する。
【0061】 除染剤溶液を対象物を除染するのに十分な循環期間の後、システムA中のドレ
インバルブ232を開けて、除染剤溶液をシステムAからドレインに噴出させる
。ソレノイドバルブ158、160の配置(図4)は、ソレノイドバルブ158
、160が滅菌水生成器Bからの滅菌洗滌水を新規の(now)滅菌経路Cに沿
って供給できるような配置にする。洗滌水は、入口54から、供給ライン60お
よびノズル取り付け具16ならびに除染チャンバ12中の接続ポート18に流入
する。滅菌洗滌水は、除染対象物の内面および外面上を通過して、除染剤溶液お
よび対象物からの汚物または他の汚染物質の痕跡を洗滌する。洗滌水は対象物か
ら滴下して集水孔20へと流れ込み、ライン66に沿ってドレインに向かう。ド
レインバルブ232を開口して、噴霧された洗滌水がドレイン176に流れるよ
うにする。
【0062】 任意選択として、空気ライン240により、微生物を含まない空気の供給源を
システムに供給し、内腔部分に風を吹き付けて、除染対象物から余分な水分を除
去してもよい。空気は微生物フィルタ242を通過させてからシステムに流入さ
せると好ましい。
【0063】 洗滌と、任意選択としての対象物の乾燥との後、除染チャンバ12から対象物
を取り外して、対象物をすぐに用いるかまたは滅菌小袋に入れて必要なときまで
保存しておく。
【0064】 図5を参照して、滅菌水生成器B’の別の実施形態を用いて、滅菌水を滅菌経
路C’を通じて必要に応じて供給する。この生成器は、図2〜図4の生成器Bと
多くの点において類似する。図中、類似の構成部分にはプライム(’)が付して
ある。滅菌水生成器B’は、図2〜図4の生成器Bの場合と同様にボイラ130
’および熱交換器110’を含む。上流経路は、未滅菌の水(例えば、水道水)
をボイラに供給する。この実施形態において、バルブ158および160は省略
しており、滅菌水は熱交換器からサンプルポート200’へと方向付けられる。
滅菌水は、小室204’中の滅菌突起部202’から必要に応じて得られる。I
Vバッグまたは他の充填を要するコンテナを突起部に直接接続する。
【0065】 任意選択として、熱交換器110’と小室200’との間の滅菌水送達経路C
’内にナノフィルタ208を配置してもよい。このフィルタ208を用いて、寸
法がナノメートル単位の微細粒子(例えば、内毒素)を滅菌水から除去する。そ
の結果得られた内毒素の無い水の品質は、注射に適した水(WFI)の品質とな
る。ラインC’を事前滅菌している間、このナノフィルタも所定位置にて滅菌す
ると好ましい。図2〜図4の生成器Bについては、ボイラ130’を用いて高温
水または蒸気を生成して、滅菌経路C’に沿って小室内に流入させて、サーモス
タットトラップ180’およびドレイン176’まで到達させる。この工程の間
、滅菌流体(水または蒸気)をナノフィルタ204’および滅菌突起部202’
に通過させる。ラインの事前滅菌後、ボイラは再び滅菌水を生成し、生成された
滅菌水は滅菌経路C’に沿って突起部に到達し、この突起部において必要に応じ
て水にアクセスする。
【0066】 上記にて好適な実施形態について説明してきた。本発明は、上記のように特許
請求の範囲において述べられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、滅菌水生成器を用いた除染システムの配管図である。
【図2】 図2は、流体経路の内部を滅菌するために、サンプリング蒸気および供給蒸気
に滅菌水を供給するように構成された本発明の滅菌水生成器の配管図である。
【図3】 図3は図2の配管図を示し、これは、流体経路内部の一部に低温流体滅菌を行
うように構成されている。
【図4】 図4は図2の配管図を示し、これは、滅菌水の送達を行うように構成されてい
る。
【図5】 図5は、滅菌突起部(barb)から滅菌水を供給するように構成された滅菌
水生成器の配管図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年4月10日(2002.4.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 (発明の要旨) 本発明の一局面によれば、滅菌水生成器が提供される。上記生成器は、水加熱
器を含む。上記水加熱器は、入来する水を受容し、上記水を滅菌するのに十分な
温度まで上記水を加熱する。滅菌水送達経路により、上記滅菌水を上記水加熱器 から上記滅菌水が用いられる場所である現場に送達する。第1のバルブ手段は、 第1の状態および第2の状態を有する。上記第1のバルブ手段は、上記第1の状 態において上記滅菌水送達経路を上記現場と接続させる。上記第1のバルブ手段 は、上記第2の状態において上記滅菌水送達経路の第1の部分をドレインライン と接続させて、熱滅菌流体を上記滅菌水送達経路の第1の部分から上記ドレイン ラインへと送る。第2のバルブ手段は、第1の状態および第2の状態を有する。 上記第2のバルブ手段は、上記第1の状態において上記該水加熱器を上記第1の バルブ手段と接続させて、上記第1のバルブ手段も上記第1の状態になったとき に滅菌水を上記滅菌水送達経路から上記現場へと流す。上記第2のバルブ手段は 、上記第2の状態において滅菌流体の供給源を上記第1のバルブ手段と接続させ て、上記第1のバルブ手段が上記第2の状態になったときに上記第1のバルブ手 段と上記現場との間の上記滅菌水送達経路の第2の部分を滅菌する。このように して、上記滅菌水送達経路を上記滅菌水送達経路全長のうちの第1の部分に沿っ て水加熱器からの高温水または蒸気によってそして上記滅菌水送達経路全長のう ちの第2の部分に沿って化学的滅菌流体によって滅菌した後、上記滅菌水を上記 現場に送達する。上記第1の部分および上記第2の部分は部分的に重複する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】 本発明の別の局面によれば、滅菌流体経路を通じて滅菌水を供給する方法が提
供される。上記滅菌流体経路の第1の部分に第1の滅菌流体を流して、滅菌を実
行する。流体を加熱して、第2の滅菌流体を生成する。上記第2の滅菌流体を流
体経路の少なくとも第2の部分に流して、上記経路の第2の部分の滅菌を実行す
る。上記第1の部分および上記第2の部分は互いに異なるが、上記第1の滅菌流
体および上記第2の滅菌流体の両方通過させる共通エレメントを少なくとも1つ
有する。その後、上記滅菌流体経路に沿って滅菌水を流す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 本発明の別の局面によれば、除染方法が提供される。上記除染方法は、除染対
象物と除染剤液とを接触させる工程と、上記除染対象物と洗滌液とを接触させる
工程とを含む。上記洗滌液は、上記水を滅菌するのに十分な温度まで加熱された
水を含む。上記洗滌流体は、洗滌液送達経路に沿って上記除染された対象物に送 達され、上記洗滌流体送達経路が、上記洗滌流体送達経路の全長のうちの少なく とも第1の部分に沿って高温水または蒸気によってそして上記洗滌流体送達経路 の全長のうちの少なくとも残りの部分に沿って高温水または蒸気と異なる滅菌流 体によって滅菌された後、上記洗滌液は、上記除染された対象物へと送達される
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】 本発明の別の局面によれば、除染システムが提供される。上記除染システムは
、滅菌対象物を受容する容器を含む。上記容器には、抗菌剤供給源が接続され、
上記容器中の対象物を除染する抗菌剤を上記容器に供給する。上記容器には、熱
滅菌水生成器が接続され、上記除染された対象物を洗滌するための滅菌洗滌水を
上記容器に供給する。滅菌経路(C)は、上記滅菌洗滌水を上記容器に送達する 。手段は、上記滅菌経路の第1の部分を高温水または蒸気で滅菌し、上記滅菌経 路の第2の部分を別の第2の滅菌流体で滅菌する。上記第1の部分および上記第 2の部分は、共通しかつ重複した部分を有し、上記共通しかつ重複した部分は、 上記高温水または上記蒸気および上記第2の滅菌流体によって滅菌される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/44 C02F 1/50 510A 4D050 1/50 510 520B 520 531Q 531 532C 532 540B 540 550C 550 550L 560A 560 560E 1/72 Z 1/72 9/00 502A 9/00 502 502E 502R 503A 503 504B 504 504C A61C 19/00 J (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA, ZW Fターム(参考) 4C052 AA20 LL06 4C058 AA12 AA13 BB07 CC04 EE26 JJ07 JJ08 4C076 BB13 DD21 FF12 GG43 4D006 GA04 GA06 KA31 KA33 KB30 KD03 KD04 KD14 KD22 PB06 PC42 PC43 4D034 CA06 4D050 AA04 AB06 BB09 BB20 BD06 CA01 CA09 CA12

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水加熱器(130)と、滅菌水送達経路(C)とを備える滅
    菌水生成器(B)であって、該水加熱器(130)は、入来水を受容して、該水
    を滅菌するのに十分な温度まで該水を加熱し、該滅菌水送達経路(C)は、該滅
    菌水を該水加熱器から該滅菌水が用いられる場所である現場(A)まで送達させ
    、 第1の状態および第2の状態を有する第1のバルブ手段(160)であって、 a)該第1のバルブ手段は、該第1の状態において該滅菌水送達経路(C)
    を該現場(A)と接続させ、 b)該第1のバルブ手段は、該第2の状態において該滅菌水送達経路の第1
    の部分(162、164)をドレインライン(174)と接続させて、熱滅菌流
    体を該滅菌水送達経路の第1の部分から該ドレインラインへと送る、 第1のバルブ手段(160)と、 第1の状態および第2の状態を有する第2のバルブ手段(158)であって、 a)該第2のバルブ手段は、該第1の状態において該水加熱器(130)を
    該第1のバルブ手段(160)と接続させて、該第1のバルブ手段が該第1の状
    態になったときに滅菌水を該滅菌水送達経路(C)から該現場(A)へと流し、 b)該第2のバルブ手段は、該第2の状態において化学的滅菌流体の供給源
    (30)を該第1のバルブ手段と接続させて、該第1のバルブ手段が該第2の状
    態になったときに該第1のバルブ手段(160)と該現場(A)との間の該滅菌
    水送達経路の第2の部分(164、216)を滅菌する、 第2のバルブ手段(158)と、 を備え、 これにより、該滅菌水送達経路(C)を、該滅菌水送達経路(C)の少なくと
    も第1の部分(162、164)の全長にわたって該水加熱器からの高温水また
    は蒸気によってそして該滅菌水送達経路(C)の少なくとも第2の部分(164
    、216)の全長にわたって化学的滅菌流体によって滅菌した後に、該滅菌水を
    一部該現場に送達し、第2の部分は、該第1の部分と異なり、該第1の部分と部
    分的に重複(164)すること、 によって特徴付けられる、生成器。
  2. 【請求項2】 前記水加熱器(130)および前記滅菌水送達経路(C)と
    接続された熱交換器(110)は、前記滅菌水を受容し、該滅菌水からの熱を該
    入来水に移動させることによってさらに特徴付けられる、請求項1に記載の滅菌
    水生成器。
  3. 【請求項3】 前記水加熱器(130)によって加熱された水を該水を滅菌
    するのに十分な時間だけ保持した後に、該滅菌水を前記熱交換器(110)を通
    じて送るような寸法にされた滞留時間チャンバ(144)によってさらに特徴付
    けられる、請求項1または2のいずれかに記載の滅菌水生成器。
  4. 【請求項4】 前記滞留時間チャンバ(144)は、前記水加熱器(130
    )と一体にされることによってさらに特徴付けられる、請求項3に記載の滅菌水
    生成器。
  5. 【請求項5】 沈殿した塩分と該塩分に同伴する内毒素とを前記滅菌水から
    濾過する前記滅菌水送達経路(C)中のフィルタ(120、208)によってさ
    らに特徴付けられる、請求項1〜4のいずれかに記載の滅菌水生成器。
  6. 【請求項6】 前記滅菌水のサンプルを得るための滅菌サンプルポート(2
    00、200’)によってさらに特徴付けられる、請求項1〜5のいずれかに記
    載の滅菌水生成器。
  7. 【請求項7】 前記滅菌水送達経路(C)は、経路滅菌工程の間に前記滅菌
    水送達経路を通過する水が該滅菌水送達経路を滅菌するのに十分な温度になって
    いることを確実にする温度検出器(184)を備えることによってさらに特徴付
    けられる、請求項1〜6のいずれかに記載の滅菌水生成器。
  8. 【請求項8】 滅菌流体送達経路を通じて滅菌水を供給する方法であって、 a)流体を加熱して第1の熱滅菌流体を生成する工程と、 b)該第1の滅菌流体を少なくとも滅菌流体送達経路(C)の第1の部分(1
    62、164)に沿って送って、該経路の第1の部分の滅菌を実行する工程と、 c)第2の滅菌流体を少なくとも該滅菌流体送達経路(C)の第2の部分(1
    64、216)に沿って送って、該第2の経路部分の滅菌を実行する工程であっ
    て、該第1の部分および該第2の部分は、互いに異なり、該第1の滅菌流体およ
    び該第2の滅菌流体を通過させる共通セグメント(164)を少なくとも1つ有
    する、工程と、 d)水を加熱することにより滅菌水を生成する工程と、 e)該滅菌された滅菌流体送達経路(C)に沿って該滅菌水を送る工程と、 を包含することによって特徴付けられる、方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の滅菌流体は水および蒸気のいずれかであることに
    よってさらに特徴付けられる、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記工程a)は、前記第1の滅菌流体を大気圧よりも高い
    圧力で維持する工程を包含することによってさらに特徴付けられる、請求項8ま
    たは9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記工程c)は、前記滅菌流体送達経路(C)の第2の部
    分(164、216)に沿って抗菌性流体を送ることにより該滅菌流体送達経路
    (C)の該第2の部分(164、216)を滅菌する工程を包含することによっ
    てさらに特徴付けられる、請求項8〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記滅菌流体送達経路(C)の第2の部分(164、21
    6)を通過した前記抗菌性流体を廃棄する工程によってさらに特徴付けられる、
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記抗菌性流体は、過酢酸および過酸化水素からなる群か
    ら選択されることによってさらに特徴付けられる、請求項11または12のいず
    れかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記工程c)は、前記第1の滅菌流体の一部をサンプルポ
    ート(200)を通過させて該サンプルポートを滅菌する工程を包含すること によってさらに特徴付けられる、請求項8〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記工程e)は、 沈殿した塩分に前記滅菌水中の内毒素を同伴させる工程と、 該沈殿した塩分と該内毒素とを該滅菌水から濾過する工程と、 を包含すること、 によってさらに特徴付けられる、請求項8〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記沈殿した塩分を濾過する工程は、前記滅菌水をフィル
    タ(120、208)に通す工程を包含し、前記工程b)は該フィルタを滅菌す
    る工程をさらに包含すること、によってさらに特徴付けられる、請求項15に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 除染対象物と除染液とを接触させる工程と、該除染された
    対象物と洗滌流体とを接触させる工程とを包含する除染方法であって、 該洗滌流体は、水を滅菌するのに十分な温度に加熱された水を含み、洗滌流体
    送達経路(C)に沿って該除染された対象物に送達され、該洗滌流体送達経路が
    滅菌された後、該洗滌流体は、該洗滌流体送達経路の全長のうちの少なくとも第
    1の部分(162、164)に沿って該高温水または蒸気によって該除染された
    対象物へと送達され、該洗滌流体送達経路の全長のうちの少なくとも残りの部分
    (164、216)に沿って該高温水または蒸気と異なる滅菌流体によって送達
    されること によって特徴付けられる、方法。
  18. 【請求項18】 前記流体経路の残りの部分(216)を滅菌する工程は、
    該流体経路の残りの部分を、前記対象物Bを除汚する除汚液によって滅菌する工
    程を包含することによってさらに特徴付けられる、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記洗滌流体を冷水で冷却する工程であって、該冷水は、
    該水を滅菌する際に加熱される、工程によってさらに特徴付けられる、請求項1
    7または18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 除染システムであって、該除染システムは、滅菌対象物を
    受容する容器(12)と、該容器中の対象物を除染する抗菌剤を該容器に供給し
    、該容器に接続された抗菌剤供給源(30)と、該除染された対象物を洗滌する
    ための滅菌洗滌水を該容器に供給する、該容器に接続された熱滅菌水生成器(B
    )と、該滅菌洗滌水を該容器に送達する滅菌経路(C)とを備え、 該滅菌経路の第1の部分(162、164)を該滅菌水生成器からの高温水ま
    たは蒸気で滅菌し、該滅菌経路の第2の部分(164、216)を該第2の滅菌
    流体の供給源からの別の第2の滅菌流体で滅菌する手段であって、該第1の部分
    および該第2の部分は、共通しかつ重複した部分(164)を有し、該共通しか
    つ重複した部分(164)は、該高温水または該蒸気および該第2の滅菌流体に
    よって滅菌される、手段 によって特徴付けられる、システム。
JP2001556511A 2000-02-07 2001-02-05 滅菌水生成器 Pending JP2003521343A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/498,864 US6656423B1 (en) 2000-02-07 2000-02-07 Sterile water generator
US09/498,864 2000-02-07
PCT/US2001/003725 WO2001056613A2 (en) 2000-02-07 2001-02-05 Sterile water generator

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003521343A true JP2003521343A (ja) 2003-07-15

Family

ID=23982820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001556511A Pending JP2003521343A (ja) 2000-02-07 2001-02-05 滅菌水生成器

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6656423B1 (ja)
EP (1) EP1253950B1 (ja)
JP (1) JP2003521343A (ja)
AT (1) ATE242011T1 (ja)
AU (1) AU768401B2 (ja)
CA (1) CA2398906C (ja)
DE (1) DE60100336T2 (ja)
ES (1) ES2201031T3 (ja)
WO (1) WO2001056613A2 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7056477B1 (en) 2000-02-03 2006-06-06 Cellular Process Chemistry, Inc. Modular chemical production system incorporating a microreactor
US7241423B2 (en) * 2000-02-03 2007-07-10 Cellular Process Chemistry, Inc. Enhancing fluid flow in a stacked plate microreactor
US7435392B2 (en) * 2000-02-03 2008-10-14 Acclavis, Llc Scalable continuous production system
US6797178B2 (en) * 2000-03-24 2004-09-28 Ada Technologies, Inc. Method for removing mercury and mercuric compounds from dental effluents
US7413714B1 (en) * 2000-07-16 2008-08-19 Ymc Co. Ltd. Sequential reaction system
DE10036602A1 (de) * 2000-07-27 2002-02-14 Cpc Cellular Process Chemistry Mikroreaktor für Reaktionen zwischen Gasen und Flüssigkeiten
WO2004052770A1 (ja) * 2002-12-12 2004-06-24 Suntory Limited 液体充填方法及び装置
EP1618372A2 (en) * 2003-04-14 2006-01-25 Cellular Process Chemistry, Inc. System and method for determining optimal reaction parameters using continuously running process
US8954420B1 (en) 2003-12-31 2015-02-10 Google Inc. Methods and systems for improving a search ranking using article information
US20060286676A1 (en) * 2005-06-17 2006-12-21 Van Camp James R Fluorometric method for monitoring a clean-in-place system
US20080107561A1 (en) * 2005-08-22 2008-05-08 Bowen John G Apparatus and methods for variably sterilizing aqueous liquids
CA2644628C (en) * 2006-03-06 2011-05-31 American Sterilizer Company Apparatus for deactivating instruments and devices
EP2046398B1 (en) 2006-07-25 2011-06-15 Nestec S.A. Dispenser for preparing a nutritional composition
KR100836570B1 (ko) 2007-05-11 2008-06-10 (주) 시온텍 소형 살균소독수 공급장치
PL213388B1 (pl) * 2007-06-29 2013-02-28 Inst Immunologii I Terapii Doswiadczalnej Pan We Wroclawiu Sposób uzyskiwania preparatów bakteriofagowych obejmujacy namnazanie bakteriofagów w komórkach bakterii, poddawanie lizie komórek z bakteriofagami
WO2010048028A2 (en) * 2008-10-23 2010-04-29 Johnsondiversey, Inc. Apparatus for preparing a sterile composition
AU2010281539B2 (en) * 2009-07-27 2015-02-05 Diversey, Inc. Systems and methods for detecting an H202 level in a cold aseptic filling system that uses a peracetic acid cleaning solution
US9903597B2 (en) * 2010-04-28 2018-02-27 Sharp Kabushiki Kaisha Cooking device including buffer chamber
FI20105757A0 (fi) * 2010-07-02 2010-07-02 Steris Europe Inc Lämmön talteenotto biojätteen steriloinnissa
ITVI20110237A1 (it) * 2011-08-31 2013-03-01 I M S S R L Macchina per la sanificazione a freddo di dispositivi medicali
US20130146541A1 (en) 2011-12-13 2013-06-13 Nxstage Medical, Inc. Fluid purification methods, devices, and systems
ITMI20112334A1 (it) * 2011-12-21 2013-06-22 Absolute Up S R L Sterilizzatrice a vapore
DE102012024730A1 (de) * 2012-12-18 2014-06-18 Torsten Mattke Verfahren zur Herstellung von keimfreiem Trinkwasser
DE102014012690A1 (de) * 2014-09-01 2016-03-03 DüRR DENTAL AG Wasseraufbereitungsvorrichtung für eine dentale Behandlungseinheit
AU2016316834B2 (en) * 2015-08-28 2019-01-17 Michael Papadopoulos System and method for fluid sterilization
US20190276338A1 (en) * 2016-07-27 2019-09-12 Cloudburst Solutions, Llc Combined centrifuge and dynamic heat generator for producing drinking water
EP3615091A2 (de) 2017-04-24 2020-03-04 H. Hoffnabb-La Roche Ag Entnahmevorrichtung zur entnahme von flüssigkeiten zur herstellung parenteraler arzneimittel aus einem leitungssystem
US10343933B1 (en) * 2018-11-17 2019-07-09 John Guy Bowen Self priming and evacuating liquid sterilizing system
CN111320329A (zh) * 2020-03-13 2020-06-23 李海洋 一种生活污水处理装置及处理方法

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5573237A (en) * 1978-11-27 1980-06-02 Olympus Optical Co Method of washing endoscope and its device
US4337223A (en) 1981-02-13 1982-06-29 Ben Venue Laboratories, Inc. Sterilizing apparatus incorporating recirculation of chamber atmosphere
US4637916A (en) 1983-01-28 1987-01-20 Universite Catholique De Louvain Sterilization method employing a circulating gaseous sterilant
US4764351A (en) 1983-01-28 1988-08-16 Universite Catholique De Louvain Sterilization method and apparatus using a gaseous agent
US5209909A (en) 1986-02-06 1993-05-11 Steris Corporation Two compartment cup for powdered sterilant reagent components
US5217698A (en) * 1986-02-06 1993-06-08 Steris Corporation Office size instrument sterilization system
US4731222A (en) 1986-02-06 1988-03-15 Innovative Medical Technologies Automated liquid sterilization system
NL8802714A (nl) 1987-11-24 1989-06-16 Stork Amsterdam Werkwijze voor het in continue doorstroming thermisch behandelen van een produktmengsel bestaande uit een vloeistof met daarin opgenomen vaste delen.
FR2627479B3 (fr) * 1988-02-19 1990-06-15 Equiptechnic Appareil pour la production d'eau sterile a partir d'eau de ville
US5268144A (en) 1989-11-04 1993-12-07 Fresenius Ag Method for sterilizing a medical unit
SE500294C2 (sv) 1989-11-16 1994-05-30 Gambro Ab Sätt respektive system för beredning av en steril dialysvätska
IT1239071B (it) 1990-01-29 1993-09-21 Capsulit Srl Procedimento e dispositivo per la sterilizzazione di impianti di riempimento
DE4003987A1 (de) 1990-02-09 1991-08-22 Bht Hygiene Technik Gmbh Spuelvorrichtung zum reinigen von gegenstaenden, insbesondere von endoskopen, und verfahren zum reinigen derselben
US5279799A (en) 1990-10-23 1994-01-18 Hamo Ag Apparatus for cleaning and testing endoscopes
DE4108538A1 (de) 1991-03-15 1992-09-17 Esser Hans Peter Verfahren zur thermischen desinfektion von oberflaechen
JPH05136114A (ja) 1991-11-08 1993-06-01 Tadahiro Omi 超純水供給装置及び基体洗浄方法並びに超純水製造装置及び超純水製造方法
EP0583465A1 (en) 1992-03-13 1994-02-23 American Sterilizer Company Sterilization apparatus and method for multicomponent sterilant
US5558841A (en) 1993-04-26 1996-09-24 Olympus Optical Co., Ltd. Washing/sterilizing apparatus for an endoscope and method for washing/sterilizing its water supplying system
US5348711A (en) * 1993-07-21 1994-09-20 Mdt Corporation Dental handpiece sterilizer
GB9325667D0 (en) 1993-12-15 1994-02-16 Total Process Containment Ltd Aseptic liquid barrier transfer coupling
JP3453623B2 (ja) * 1994-03-30 2003-10-06 サンスター株式会社 エンドトキシン吸着除去剤および除去方法
US5753195A (en) 1996-01-02 1998-05-19 Kew Import/Export Inc. Cleaning and sterilizing mechanism
US5830409A (en) 1996-01-04 1998-11-03 American Sterilizer Company Method to shorten aeration after a sterilization cycle
US5858305A (en) 1997-06-25 1999-01-12 Steris Corporation Apparatus and method for sterilizing medical devices
US6013227A (en) 1997-12-17 2000-01-11 Johnson & Johnson Medical, Inc. Lumen device reprocessor without occlusion
EP1126927A4 (en) 1998-10-01 2003-02-05 Minntech Corp DEVICE AND METHOD FOR REVERSE FLOW STERILIZATION AND CLEANING

Also Published As

Publication number Publication date
DE60100336T2 (de) 2004-06-24
US6656423B1 (en) 2003-12-02
CA2398906A1 (en) 2001-08-09
CA2398906C (en) 2007-11-20
EP1253950B1 (en) 2003-06-04
DE60100336D1 (de) 2003-07-10
ES2201031T3 (es) 2004-03-16
AU768401B2 (en) 2003-12-11
AU3667901A (en) 2001-08-14
WO2001056613A3 (en) 2002-03-07
ATE242011T1 (de) 2003-06-15
WO2001056613A2 (en) 2001-08-09
EP1253950A2 (en) 2002-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003521343A (ja) 滅菌水生成器
JP5685271B2 (ja) モリブデン酸塩非含有の過酢酸含有滅菌組成物
WO1999008719A2 (en) Sterilization apparatus utilizing catholyte and anolyte solutions
CN107921162B (zh) 洗消设备和洗消在洗消设备中的装载物的方法
ES2231446T3 (es) Sistema y metodo de limpieza y esterilizacion por liquidos.
JP5885815B2 (ja) 管腔を有する器具を再処理するための方法及び装置
JP5204995B2 (ja) 透析治療用セントラルシステム及びその消毒方法
JPH0430865B2 (ja)
CA2481148C (en) Cartridge holder for automated reprocessor
US20090178981A1 (en) Method and apparatus for treating rinse water in decontamination devices
US6797681B2 (en) Environmentally friendly peracetic acid decontamination formula with increased performance and chemical stability
EP0890337A2 (de) Vorrichtung zum Reinigen, Sterilisieren, Transportieren und Lagern von medizinischen Geräten, insbesondere von Endoskopen
US6555054B1 (en) Flow through rack for contact point sterilization of rack supported medical devices
US20100294322A1 (en) Method for the mechanical treatment of a re-usable medical product
TW200302113A (en) Cleaning and sterilizing treatment of used medical appliance

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090715