JP2003520468A - コヒーレント信号干渉減少のための符号化/復号システム - Google Patents

コヒーレント信号干渉減少のための符号化/復号システム

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    • GPHYSICS
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    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
    • G07C9/28Individual registration on entry or exit involving the use of a pass the pass enabling tracking or indicating presence

Abstract

(57)【要約】 共通クロック信号でフレーミングされる少なくとも2つのビット・ストリーム間のコヒーレント信号干渉を減少するための装置が説明される。この装置は、共通クロック信号から生成される内部クロック信号及び一意のシグニチャーにより内部クロック信号を符号化するためのマンチェスター符号器を含む。また、符号化された出力信号を作るために2つのビット・ストリームの内、1つのビット・ストリームを符号化されたクロック信号と結合するための論理ANDゲートも含まれる。符号化出力信号が伝送中に2つのビット・ストリームの内、別の1つのビット・ストリームと結合されるとき、結合されたビット・ストリームの個々のビットは、受信端で識別可能である。受信端は、結合されたビット・ストリームを復号して、ONEとZEROを適切に弁別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、一般的に言ってデータを送受信するシステムに関するものであり、
より明確に言うとコヒーレント信号干渉を減少するためにデータを符号化/復号
するためのシステム及び方法に関するものである。
【0002】 〔従来の技術〕 質問/識別(I/I)システムにおけるデータ通信リンクとして無線周波数を
使用することは周知である。米国特許第 5,491,482号は、銀行クレジットカード
、従業員識別(ID)バッジ、符号化タグなど、質問/読み取り器(I/R)に
よって数フィート離れたところから移動中に読み取ることのできる符号化された
物品について説明している。前記特許におけるI/Iシステムについての説明の
一部が、以下に含まれている。
【0003】 図1を参照すると、1台またはそれ以上のI/Rユニット12、1つまたはそ
れ以上のバッジ14、それぞれの送信及び受信アンテナ18及び19、及び中央
コンピュータ22を含むI/Iシステム10が示されている。I/Rユニット1
2は、適切な無線周波数またはマイクロ波周波数(例えば、915MHzまたは
5.8GHz)で動作し、マイクロ波(無線周波数)ビーム16を伝送する。(
個々の従業員を一意に識別する)バッジ14は、内部電源を有し、選択された場
所に配置されるI/Rユニット12の指向性アンテナ18から送られるそれぞれ
のビーム16の質問を受ける。各I/Rユニット12は、送信アンテナ18と非
常に類似する受信アンテナ19を有する。I/Rユニット12は、それぞれのケ
ーブル20を通じてデスクトップ・コンピュータ22に接続される。I/Rユニ
ット12からマイクロ波ビーム16を通じて質問を受ける過程で、単数又は複数
のバッジ14は、このビーム16の一部を反射してI/Rユニット12の受信ア
ンテナ19に返すことによって電子的に応答する。バッジ14は、このようにし
て、それぞれに符号化され電子的に記憶されるID番号に従って自身を一意に識
別する。
【0004】 各バッジは、600億を超える、異なる数の内、任意の1つで符号化すること
ができる。例えば、5個ほどの異なるバッジが、同時に20ミリ秒未満でそれぞ
れのI/Rユニット12による質問を受け、(検出範囲内にある場合)これによ
って識別される。バッジ14が識別されたら、その電子回路は、非活動または「
パワー・ダウン」状態になるので、このバッジ14は、(ひとたび識別されたら
)それぞれのビーム16の範囲内にとどまる限りI/Rユニット12に対する応
答を継続することはない。バッジ14がビーム16の範囲から外れると、バッジ
14の電子回路は、自動的に、内部電源からごくわずかな電流を引き出す静止状
態に戻る。しかし、静止状態においても、バッジ14は、充分な入力感度を持つ
ので、バッジは、依然としてビーム16の非常に低い出力密度を検出しこれに応
答することができる。例として、I/Rユニット12の送信アンテナ18のすぐ
前のビーム16の出力密度は、わずか0.3mW/cmであり、これは、健康
安全基準が定めるレベルの10分の1である。バッジ14の位置でのビーム16
の出力密度は、これよりかなり低い。
【0005】 典型的なバッジは、小型絶縁PC板に配置されるバッジ集積回路(BIC)、
アンテナ及び極薄電池を含む。BICは、単一のICチップとして相補型金属酸
化膜半導体(CMOS)技術で完全に実現することができる。バッジの厚みは電
池の厚みよりわずかに大きいだけである。例えば、電池は、厚み約0.76ミリ
(30mil)、定格3ボルト、容量50mA−hrのリチウム電池とすること
ができる。BICの平均電流ドレインは1マイクロアンペア未満であり、電池の
耐用寿命は、事実上その貯蔵寿命(例えば、4年またはそれ以上)である。
【0006】 次に図2を参照すると、I/Iシステム10の単純化された略図が示されてい
る。このシステムは、ビーム16を有するI/Rユニット12、送信アンテナ1
8、受信アンテナ19、BIC30、アンテナ32及び電池34を含む。ビーム
16はアンテナ32によって受信され、RF電圧がBIC30の端子42に対す
る入力信号として与えられる。電池34のプラス端子は、端子+VDDに結合さ
れるリード線48に接続され、電池34のマイナス端子は、図において地電位に
結合されている基準端子(REF)に結合されるリード線49に接続される。B
ICの回路構成は、検出/復調器ブロック50、リセット/ウェイクアップ・ブ
ロック52、制御/ロジック、データ・メモリ及びデータ・レジスタ・ブロック
54、及び変調器56を含む。
【0007】 ビーム16上の着信符号化信号(米国特許第 5,491,482号において詳しく説明
されている)は、ブロック50において検出されて復調される。ブロック50は
、常にオンにされる。BIC30の他の部分は、ビーム16の範囲にないときオ
フにされる。I/Rユニット12からの「リセット」命令がブロック50によっ
て検出され復調されると、ブロック50は、パス60を通じてリセット/ウェイ
クアップ・ブロック52に「リセット」データ・ワードを送る。一方、リセット
/ウェイクアップ・ブロックは、パス62を通じて制御/ロジック、データ・メ
モリ及びデータ・レジスタ・ブロック54にパワーオン信号を送る。I/Rユニ
ット12からBIC30が受信する命令及び符号化ワードに応答して、ブロック
50からのビット・データ及びクロック信号が、パス64及び66を通じてブロ
ック54に与えられる。
【0008】 例として、特定のバッジ14が割り当てられるある従業員の識別番号は、BI
C30のブロック54の6つのメモリ・レジスタ(AからFとして識別される)
に記憶される6つの6ビット・ワードの形式である。この36ビットの番号を識
別するために、I/Rユニット12は、各バッジ14に1ワードずつ質問する。
BIC30は、バッジ14が完全に自身を識別するまで、パス69を通じてその
変調器ブロック56の動作によって適切な間隔でI/Rユニット12に応答する
。この反復的プロシージャについては、米国特許第 5,491,482号に詳しく説明さ
れている。
【0009】 I/Rユニットは、適切な周波数で命令及びデータ・ワードのバイナリ・ビッ
トのストリームをタグに送信し、各タグから応答を受信する。タグは各々識別コ
ード番号をデジタル・ビットとして記憶するための回路構成を有する。各タグの
回路構成は、I/Rユニットからの着信ビット・ストリームを検出し復調して、
ビット・ストリームに従属するクロック信号及びタイミング信号を生成すること
によって、着信デジタル・ワードをフレーミングする。回路構成は、ビット・ス
トリームの命令及びデータ・ワードに内部的に応答するため及びあるタグのコー
ド番号が一意に識別されて、そのように識別されるときだけ多くの中でそのタグ
だけがI/Rユニットと通信するように選択されたときにI/Rユニットに外部
的に応答するためのロジックを有する。
【0010】 タグが一意に識別されるためにはいくつかのステップが必要である。第一のス
テップは、少なくとも1つのタグの有無を判定するために、存在する各々全ての
タグに命令及びデータ・ワードのビット・ストリームを送信することを含む。次
のステップは、各々全てのタグに記憶される複数の符号化ワードの可能な全ての
組み合わせを順次ソートすることである。次のステップは、各々全てのタグの送
信されたワードと記憶されるワードの間に見つかった一致を作表し、一致が見つ
かった場合にはタグが応答することである。次のステップは、少なくとも1つの
タグがその記憶されるワードの全てとの一致を有するか否かを判定することであ
り、次のステップは、応答したタグのすべてにおいて一致したワードの可能な全
ての組み合わせをソートするために命令及びデータ・ワードをタグに送信するこ
とである。最後のステップは、各タグが一意に識別される場合に1つずつタグが
応答することである。
【0011】 米国特許第 5,491,482号において説明されるタグは、I/Rが送信する搬送波
信号と一切関係のない内部クロック信号を独自に生成する。しかし、他の従来の
I/Iシステムは、I/R送信の搬送波信号から内部クロック信号を生成する。
例えば、I/Iシステム10の各タグ(またはカード)は、I/R12からの搬
送波信号を固定数で割ることによって、I/R送信の搬送波信号から自身のクロ
ック信号66を生成することができる。各タグが質問器の搬送波信号から自身の
内部クロック信号を生成するとき、タグの内部クロック信号は搬送波信号と「コ
ヒーレント(整合的)」である。I/Rは同時に複数のタグに質問する場合があ
るので、コヒーレント信号は相互に干渉する可能性がある。
【0012】 コヒーレント信号干渉の問題については、図3(a)−(f)及び4(a)−
(f)を参照して説明する。これらの図は、80−85のラベルが付けられる各
種の波形を図解している。第一の波形80は、共通クロック信号(質問器の搬送
波)である。波形81及び82は、内部生成されるクロック信号であり、それぞ
れタグA及びBにおけるクロックA及びBである。クロックAまたはクロックB
は、図2に示される通りブロック50からパス66により出力できる。I/Iシ
ステムにおける各タグは、共通質問器搬送波信号を予め決められた数で割ること
によってそのクロック信号を生成することができる。図3及び4に示される例に
おいては、予め決められた数は2である。
【0013】 図には示されていないが、各タグは、論理ONE及びZEROのデータ・スト
リームで応答すると理解するものとする。論理ONEまたはZEROのビット時
間周期は、一般にクロック・サイクルより長い。例えば、1ビット時間周期に3
6のクロック・サイクルがある。例えば、図3及び4において、1ビット時間周
期の持続時間は、各図に示される結合クロック・パルス全ての持続時間より長い
【0014】 タグ間の許容差の変化に応じて、各タグは、異なる時点で搬送波信号の分割を
開始するかも知れない。例えば、図3において、タグAのクロックAとタグBの
クロックBは、同位相である。しかし、図4においては、クロックAとクロック
Bは、位相が不一致である。
【0015】 タグは、予め決められたクロック・ピリオド数の間、オン/オフ・キー変調に
よってブロック54(図2)によって作られる応答を生成することができる。タ
グA及びタグBからの応答は、それぞれ83及び84で示されている。前述の通
り、タグA応答83及びタグB応答84は、実際には1ビット時間周期内のクロ
ック変調である。応答信号がI/Rに向かって伝搬するとき、信号は相互に干渉
する。図3に示される通り応答信号が同位相のとき、応答信号は、結合して、結
果85として示される強力な信号を作る。しかし、応答信号の位相が不一致の場
合、結果は図4に示される通りであり、I/Rは全く信号を受信しない。
【0016】 〔発明が解決しようとする課題〕 このように、いくつかのタグが同時に質問器の質問に応答するとき、コヒーレ
ント信号干渉が存在する。タグからの応答信号間の位相シフトに応じて、結果と
してI/Rが受信する信号の振幅は変動する。場合によっては、振幅はゼロに近
づいて、I/Rによる検出が不可能であるかも知れない。いくつかのカードから
の同時応答を防止するためのアルゴリズムを開発することは可能であるが、この
種のアルゴリズムは時間が掛かり、タグ母集団全体(アドレス・スペース)にお
けるタグの数が増大するにつれてさらに時間が掛かることになる。
【0017】 コヒーレント信号干渉の問題は、コヒーレント信号間の信号干渉を減少するた
めの装置及び方法を提供する必要があることを示している。
【0018】 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、共通クロック信号でフレーミングされる少なくとも2つのビット・
ストリーム間のコヒーレント信号干渉を減少するための装置を提供する。この装
置は、共通クロック信号からローカル・クロック信号を生成するものであり、一
意のシグニチャーでクロック信号を符号化するためのマンチェスター符号器を含
んでいる。また、符号化された出力信号を作るために、前記の2つのビット・ス
トリームの内、一方のビット・ストリームを符号化されたクロック信号と結合す
るための論理ANDゲートも含む。符号化された出力信号が送信中に2つのビッ
ト・ストリームの内、別の1つと結合されると、結合されたビット・ストリーム
の個々のビットは受信端で識別可能である。
【0019】 例示される符号器は、直列出力、直列入力、並列入力及びクロック入力を有す
る再循環シフト・レジスタを含む。シフト・レジスタの直列出力は、直列入力に
フィードバックされる。クロック信号は、シフト・レジスタのクロック入力に送
られ、一意のシグニチャーが並列入力に送られる。排他的OR回路は、シフト・
レジスタの直列出力信号とクロック信号を結合して、符号化クロック信号を作る
。一意のシグニチャーは、ユーザーが選択するビット・パターンであり、タグ母
集団の各タグに一意であり、初期化中に1回シフト・レジスタの並列入力にロー
ドされる。シフト・レジスタは、ユーザー選択ビット・パターンの長さに等しい
長さを有し、ビット・パターンは、各ビット時間周期中に1回再循環される。ビ
ット時間周期は、n=F/DPとして定義され、ここで、Fはクロック信号の周
波数(単位、Hz)であり、DPはビット・ストリームのビット転送速度(単位
、ビット/秒)である。
【0020】 別の実施態様においては、ONE及びZEROを含むビット・ストリームを復
号するための弁別器回路が開示される。各ONEまたはZEROはビット時間周
期を有する。この弁別器回路は、ビット・ストリームを受信し、ビット・ストリ
ームは共通クロック信号でフレーミングされるパルス、及び共通クロック信号か
ら生成されるローカル・クロック信号を含む。第一のカウンタはこのビット・ス
トリームを受信し、クロック信号によって刻時される。第一のカウンタは、ビッ
ト時間周期中に少なくとも1つのパルスが検出される場合、ビット・ストリーム
にONEが存在すると判定する。第二のカウンタはビット・ストリームを受信し
、クロック信号によって刻時される。第二のカウンタは、ビット時間周期中、パ
ルスが検出されない場合は、ZEROが存在すると判定する。
【0021】 上記の一般的説明及び以下の詳細な説明は、本発明の例示的説明であって、制
限的説明ではないことを理解されたい。
【0022】 〔発明の実施の形態〕 本発明は、添付図面と関連して以下の詳細な説明を読むことにより最も良く理
解できる。
【0023】 本発明の実施態様において、図5は、全体が90で指定されるシグニチャー生
成器を示している。シグニチャー生成器は、保持レジスタ92、シフト・レジス
タ93及び排他的ORロジック・ブロック94を含む。シグニチャー生成器90
への入力信号としてシグニチャーパターン91、クロック信号66及びビット・
データ64が与えられる。シグニチャー生成器からの出力信号として符号化され
た出力信号68が与えられる。
【0024】 タグ母集団の各タグ(またはカード)がシグニチャー生成器を含むことが理解
される。例えば、図6に示されるタグ14にシグニチャー生成器を含むことがで
きる。図に示される通り、シグニチャー生成器90は、制御/ロジック、データ
・メモリ及びデータ・レジスタ・ブロック54に含まれる。シグニチャーパター
ン91はシグニチャーパターン選択器92によって与えられ、ユーザーによって
制御される。例えば、ユーザーは、認可されるプログラミング・シーケンスを通
じて一意のシグニチャーを選択することができる。シグニチャーパターン91は
、36ビットIDコードとしてもよいし、他のどのような長さのコードでもよい
。このように、任意のI/Rユニットが検出できるタグ母集団の中の各タグには
一意のシグニチャーパターンを示す2進数が割り当てられる。
【0025】 図6には、それぞれシグニチャー生成器90への入力信号及びシグニチャー生
成器からの出力信号であるクロック信号66及び符号化出力信号68も示されて
いる。上記の信号は、図2に示される信号と同じであるので、同様の番号で示さ
れている。下に説明する通り、クロック信号66は、符号化出力信号68を作る
ために、マンチェスター(二相)符号化方式を使って、シグニチャーパターン9
1により変調される。符号化出力信号は、その後、従来どおり変調器56によっ
て変調されて、アンテナ32から質問器/読み取り器に送信される。このように
、各タグの応答は一意のパターンを有する。
【0026】 次に図5を参照すると、タグまたはカードによる応答の符号化は、シグニチャ
ー生成器90によって行なわれる。シグニチャーパターン91は、例えばEPR
OMなどの保持レジスタ92に記憶される。保持レジスタ92の出力端子は、並
列相互接続97によってシフト・レジスタ93の入力端子101に接続される。
シフト・レジスタ93の直列出力端子100は、ライン98によってシフト・レ
ジスタ93の直列入力端子102に戻り接続される。ライン98は、また、排他
的OR回路94の入力端子Aにも接続される。クロック信号66は、シフト・レ
ジスタ93のクロック入力端子CK及び排他的OR回路94の入力端子Bに与え
られる。最後に、排他的OR回路94の出力端子Cは、ライン96によってマン
チェスター方式で符号化されたクロック信号を与える。符号化クロック信号及び
ビット・データ64は、符号化出力信号68を作るために、ANDゲート103
によってAND演算される。変調後、符号化出力信号は、タグの応答信号となる
【0027】 動作において、タグの初期化中、シグニチャーパターンはシフト・レジスタ9
3に一度ロードされる。シグニチャーパターンは、その後タグの応答時間周期ご
とに一度再循環する。クロック信号66の周波数は、応答搬送波信号の周波数と
等しい場合がある。例えば、搬送周波数がFc[Hz]であり、ビット転送速度が
DP[bps]である場合、ビット時間周期は、クロック信号66のn=Fc/D
Pサイクルである。1回のビット時間周期内にnクロック・サイクルがあること
が理解されるだろう。例えば、論理ONE又はZEROで応答するためにタグが
使用する1ビット時間周期内に36クロック・サイクルがある。さらに、シグニ
チャーパターンの長さは、再循環シフト・レジスタ93の長さに等しく、それは
k≦である。k<nが選択される場合、クロック信号66はp=n−kサイクル
の間、オフに切り替えられなければならない。
【0028】 タグの一意のシグニチャーパターンによりタグの応答をマンチェスター方式で
符号化することによって、I/Rに同時に応答するタグ間のコヒーレント信号干
渉の問題は減少する。図7(a)−(f)及び8(a)−(f)は、2つの応答
信号が空中で結合するとき、マンチェスター符号化方式を使用することによって
干渉が減少することを示している。図7及び8は、それぞれ図3及び4に示され
るのと同じ信号を示している。タグAのクロックA及びタグBのクロックBは、
質問器の搬送波信号80から生成される。クロックA及びクロックBは、搬送周
波数の可分数とすることができる。図7及び8において、タグのクロック信号は
、搬送波信号を固定数例えば2で割ることによって得られる。
【0029】 一意のシグニチャーパターンによりタグAのクロックA及びタグBのクロック
Bをマンチェスター方式で符号化することによって、その結果得られる空中の結
合信号は存続する。例えば、タグAのシグニチャーパターン91が123456 HEX で、タグBのシグニチャーパターン91が789ABCHEXであるとする。図
7は、クロックA信号81及びクロックB信号82が同位相であり、それぞれの
シグニチャーパターンを使って符号化されている場合の、タグA応答信号83及
びタグB応答信号84を示している(1応答ビット時間周期の一部だけが図解さ
れている)。同様に、図8は、クロックA信号81及びクロックB信号82の位
相が不一致の場合の同じ応答信号を示している。結果として得られる信号85は
、タグA及びタグBの一意のパターンに依存し、2つのタグが同位相で動作する
か異なる位相で動作するかによって異なるが、結果として得られる信号は質問器
によって検出でき、認識できる。この信号を正確に検出し認識するための回路構
成については、図9を参照して、以下に説明する。
【0030】 図7及び8に示されるタグA応答83及びタグB応答84は、実際には、1回
のビット時間周期未満における符号化クロック信号変調を表す(ビット時間周期
はタグA応答83及びタグB応答84として示される符号化より長い)。このこ
とは図5を参照することによっても理解できる。ビット・データ64が単一のビ
ット時間周期中に論理ONEであるとき、符号化出力信号68(タグA応答83
またはタグB応答84)は、符号化クロック信号96の変調である。
【0031】 図8のタグB応答84が図7のタグB応答84と同一であることも認められる
であろう。しかし、クロックが180度シフトされるので、図8のタグA応答8
3は、図7のタグA応答83の逆である。
【0032】 図9には復号回路構成が示されており、全体が200で示されている。図に示
される通り、復号器200は、3つの入力信号、すなわち符号化応答信号202
、トリガー信号203及びクロック信号204を有する。復号器200を離散コ
ンポーネントによって構成するか、またはプログラマブル・ゲート配列の一部と
することができ、質問/読み取り(I/R)ユニット12(図1)に含まれるこ
とが理解できるだろう。符号化された応答202は、受信され増幅された後、R
Fセクション(図には示されていない)によって与えることができる。当然、符
号化応答信号は、ここにおいては1つまたはそれ以上のタグによって送信される
結合信号である。第二の入力信号であるトリガー信号203は、プロセッサ(図
には示されていない)によって与えられ、第三の入力信号であるクロック信号2
04はクロック生成器(図には示されていない)によって与えられることができ
る。本発明の実施態様において、クロック信号204は、符号化応答信号202
とコヒーレントである。
【0033】 再び図9を参照すると、閾値比較器201は、受信した符号化応答信号202
をロジックと両立する電圧レベルに変換する。変換済みまたは成形済み信号は、
信号205として閾値比較器によって出力され、例えば図10(b)において信
号205として示される。図には示されていないが、比較器の閾値は、信号雑音
レベルのわずかに上に設定することができる。
【0034】 制御シーケンサ214は、復号器の動作を符号化応答信号の予期される着信に
同期化する。図10(b)、(c)、(d)及び(e)は、それぞれ制御シーケ
ンサ214の入力信号として与えられる変換済み信号205、トリガー信号20
3及びクロック信号204、及び制御シーケンサ214の出力信号であるシーケ
ンサ出力信号212の間の関係を示す。制御シーケンサ214の機能は、符号化
された応答が予期されないときに、復号器200を初期化(またはリセット)す
ることである。別の実施態様においては、制御シーケンサ214の機能は、符号
化された応答が予期される直前に復号器200を初期化することである。
【0035】 後述する通り、復号器200は、符号化応答信号においてONEとZEROを
弁別し、各ONE又はZEROはビット時間周期を有する。ランプ・カウンタ2
06及びアップ・カウンタ207は、第一の復号出力信号210を与える。第一
の復号出力信号は、図10(i)に示されており、符号化応答信号202の少な
くとも1つのパルスがビット時間周期(図10a)内にある場合アクティブであ
る。アップ・カウンタ211は、第二の復号出力信号213を与える。第二の復
号出力信号は図10(k)に示されており、ビット時間周期中に符号化応答信号
202にパルスが存在しない場合アクティブである。
【0036】 ランプ・カウンタ206及びアップ・カウンタ207は、ここでは、合わせて
第一のカウンタと呼ばれ、アップ・カウンタ211はここでは第二のカウンタと
も呼ばれる。
【0037】 図に示される通り、変換済み信号205は、ランプ・カウンタ206、アップ
・カウンタ211及び制御シーケンサ214に入力信号として与えられる。クロ
ック信号204は、ランプ・カウンタ206、アップ・カウンタ207、アップ
・カウンタ211及び制御シーケンサ214に入力信号として与えられる。トリ
ガー信号203は、制御シーケンサ214に入力信号として与えられる。制御シ
ーケンサ214の出力信号は、ランプ・カウンタ206、アップ・カウンタ20
7及びアップ・カウンタ211のリセット(RST)入力端子に入力信号として
与えられる。閾値比較器201の出力信号は、ランプ・カウンタ206及びアッ
プ・カウンタ211の他方のリセット(RST)入力端子に入力信号として与え
られる。最後に、ランプ・カウンタ206の出力信号209は、アップ・カウン
タ207の他方のリセット(RST)入力端子に入力信号として与えられる。カ
ウンタの内、任意の1つが単一のリセット入力端子しか持たない場合、図9に示
される2つのリセット入力端子に与えられる信号を論理的にOR演算して、単一
のリセット信号を生成することができる。
【0038】 アップ・カウンタ211は、2つの同期リセット入力端子を有する自走ラップ
アラウンド・バイナリ・カウンタである。第一のリセット入力信号は、変換済み
符号化応答信号205によって与えられる。第二のリセット入力信号は、シーケ
ンサ出力信号212によって与えられる。カウント値は、リセット入力信号の一
方または両方がアクティブのときリセットされ、ゼロ値に保持される。アップ・
カウンタ211の出力信号は、カウント値がターミナル・カウント(後述)に等
しいときアクティブである。
【0039】 ランプ・カウンタ206は、ターミナル・カウント値に達したときカウントを
停止する自走バイナリ・カウンタである。ランプ・カウンタは、2つの同期リセ
ット入力端子を有する。ランプ・カウンタ値は、リセット入力信号の一方または
両方がアクティブのときリセットされ、ゼロ値に保持される。出力信号209は
、図10(g)に示され、カウント値がターミナル・カウントに等しいときアク
ティブである。
【0040】 最後に、アップ・カウンタ207は、2つの同期リセット入力端子を有する自
走ラップアラウンド・バイナリ・カウンタである。リセット入力信号の一方又は
両方がアクティブのときカウント値はリセットされ、ゼロ値に保持される。この
場合にも、カウント値がターミナル・カウントに等しいとき、出力信号はアクテ
ィブである。
【0041】 ランプ・カウンタ206、アップ・カウンタ207及びアップ・カウンタ21
1のターミナル・カウント値は同一であり、クロック信号204の周波数及び応
答ビット時間周期によって左右される。例えば、クロック信号204の周波数が
タグのクロック信号66の周波数の2倍に等しく、応答ビット時間周期がタグの
クロック信号66のnサイクルに等しい場合、ターミナル・カウント値は、2n
−1に等しい。図10(a)に示される例において、ビット時間周期は、クロッ
ク信号66の4サイクルに等しい。これは、図10(b)の変換済み信号205
(符号化応答信号から生成される)が1ビット時間周期に丸4サイクルを持つこ
とから分かる。従って、ターミナル・カウントは2・4−1=7である。また、
クロック信号204(図10(d))が変換済み信号205(即ちタグのクロッ
ク信号66)の周波数の2倍であることも分かる。
【0042】 ランプ・カウンタ206によるカウントは図10(f)に示される通りである
。アップ・カウンタ207によるカウントは図10(h)に示される通りであり
、アップ・カウンタ211によるカウントは図10(j)に示される通りである
。各カウンタは0から7までカウントする。信号209(図10(g))は、ラ
ンプ・カウンタ206が7までカウントすると、アクティブになる。第一の復号
出力(図10(i)の信号210)は、アップ・カウンタ207が7までカウン
トするとアクティブになる。最後に、第二の復号出力(図10(k)の信号21
3)は、アップ・カウンタ211が7までカウントするとアクティブになる。
【0043】 図10(a)に示される例において、タグの結合応答は、“1001100”
である。図10(i)に示される第一の復号出力信号は、“1−−11−−”で
あり、結合応答において3つのONEが検出されたことを表す。図10(k)の
第二の復号出力信号は、“−11−−11”であり、結合応答において4つのZ
EROが検出されたことを表す。
【0044】 動作中、出力信号212(図10e)は、3台の自走カウンタをリセットする
。変換済み信号205(図10b)によってリセットされない限り、3台のカウ
ンタは各自0から7(ターミナル・カウント)までクロック・パルス204をカ
ウントする。クロック・パルス204はビット・データ・ストリームによってフ
レーミングされるかこれとコヒーレントなので、例えば、各ビット時間周期(図
10a)には8クロック・パルスあるはずである。アップ・カウンタ211(図
10j)は、第一のビット時間周期(ONE)中変換済み信号205によって連
続的にリセットされるが、第二のビット時間周期(ZERO)中7までカウント
し、第三のビット時間周期(ZERO)中再び7までカウントする。従って、第
二の復号出力信号213(図10k)は、アップ・カウンタ211がカウント7
に達するたびに論路ONEになる。
【0045】 ランプ・カウンタ206(図10f)は、第一のビット時間周期(ZERO)
中変換済み信号205によって連続的にリセットされ、第二のビット時間までカ
ウント7に達しない。その間、アップ・カウンタ207(図10h)はランプ・
カウンタ206によってリセットされていないので、アップ・カウンタ207は
カウント7に達し、第一のビット時間周期をONEとして認識する。しかし、第
二及び第三のビット時間周期中、ランプ・カウンタはカウント7に達して、出力
信号209(図10g)でアップ・カウンタ207をリセットでする。従って、
第二及び第三のビット時間周期中、アップ・カウンタ207は、第一の復号出力
信号210(図10i)をアクティブにしない。
【0046】 図には示されていないが、第一及び第二の復号出力信号が、応答を識別するた
めにI/RのCPUに与えられることができることが理解できるであろう。図9
に示される実施態様においては、2つの復号出力信号はCPUに送られる。出力
信号は相互に排他的ではないので(第一の復号出力信号の不在が第二の復号出力
信号の存在を意味しないので)、2つの出力信号が必要である。別の実施態様に
おいては、出力信号を修正することができる。例えば、第一の復号出力信号は、
ONEまたはZEROを表すのに対して、第二の復号出力信号は、「第一の復号
出力信号が現在有効である」ことを表すことができる。このようにして、復号器
200は、ONEとZEROの間を弁別することができる。
【0047】 本出願においては特定の実施態様を参照して図解され説明されているが、本発
明は、示される詳細に限定されるものではない。そうではなく、本発明の精神か
ら逸脱することなくクレームの同等物の範囲内で各種の修正を加えることができ
る。例えば、本発明は図2に示されるI/Iシステムに限定されないものと理解
されたい。そうではなく、本発明は、電波、ワイヤ・リンクまたは光ファイバー
・リンクなどの通信媒体を通じて伝搬する複数の応答信号を有するどのようなシ
ステムにも拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 I/Rユニット及び複数の電子的に符号化されたタグを採用する従来のI/I
システムの略図である。
【図2】 図1のシステムの従来のI/Rユニット及び単一のタグを部分的に略図で示す
ブロック図である。
【図3】 I/R搬送波信号に応答する2つの従来のタグの結果を示し、2つの応答は同
位相であるタイミング図である。
【図4】 I/R搬送波信号に応答する2つの従来のタグの結果を示し、2つの応答の位
相が不一致であり結合されてゼロ信号となっているタイミング図である。
【図5】 本発明の実施態様における符号器を示す略図である。
【図6】 図2のタグにおいて実施される図5の符号器を示す略図である。
【図7】 I/R搬送波信号に応答する、各自図5の符号器を含む2つのタグの結果を示
し、2つの応答は同位相であるタイミング図である。
【図8】 I/R搬送波信号に応答する、各自図5の符号器を含む2つのタグの結果を示
し、2つの応答の位相は不一致であるタイミング図である。
【図9】 本発明の別の実施態様における弁別復号器を示す略図である。
【図10】 図9の弁別復号器の動作を示すタイミング図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リン,ミン−ロン アメリカ合衆国,ニュージャージー 08540,プリンストン,セイア ドライブ 500 (72)発明者 シェップス,ジョナサン アメリカ合衆国,ニュージャージー 08550,プリンストン ジャンクション, マーブルヘッド ドライブ 10 (72)発明者 ザルード,ピーター アメリカ合衆国,ニュージャージー 08648,ウエスト ウインザー,トラビス コート 17232 Fターム(参考) 5K014 CA03 EA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのビット・ストリーム間のコヒーレント信号
    干渉を減少するための装置であり、各ビット・ストリームが共通クロック信号で
    フレーミングされた装置において、 共通クロック信号から生成される内部クロック信号と、 一意のシグニチャーにより内部クロック信号を符号化するための符号器と、 符号化された出力信号を作るために、前記少なくとも2つのビット・ストリー
    ムの内、1つのビット・ストリームを前記符号化された内部クロック信号と結合
    するための論理ANDゲートと、 を備え、 前記符号化出力信号が伝送中前記少なくとも2つのビット・ストリームの内、
    別の1つのビット・ストリームと結合されるとき、前記結合されたビット・スト
    リームの個々のビットが受信端で識別可能であること、 を特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記符号器が、前記内部クロック信号を符号化するためのマ
    ンチェスター符号器を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記符号器が、直列出力端子、直列入力端子、並列入力端子
    及びクロック入力端子を有する再循環シフト・レジスタを含み、 前記シフト・レジスタの前記直列出力端子の直列出力信号が、前記直列入力端
    子にフィードバックされ、 前記内部クロック信号が前記クロック入力端子に与えられ、 前記一意のシグニチャーが前記並列入力端子に与えられ、 排他的OR回路が、符号化されたクロック信号を作るために、前記シフト・レ
    ジスタの前記直列出力信号と前記内部クロック信号を結合する、請求項1に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 複数の符号化されたタグを質問/識別するための装置におい
    て、 搬送周波数でタグにデータのビット・ストリームを送信し、前記タグからデー
    タの応答ビット・ストリームを受信するための質問/読み取り器(I/R)と、 前記複数の符号化されたタグであり、各タグが、(a)一意のシグニチャーパ
    ターンを記憶し、(b)I/Rに応答するためにデータのビット・ストリームを
    生成する、複数のタグと、 各タグによって搬送周波数から生成されるクロック信号と、 前記一意のシグニチャーパターンにより前記クロック信号を符号化するための
    各タグの中の符号器と、 各タグからの応答ビット・ストリームを作るために前記生成されたビット・ス
    トリームにより前記符号化クロック信号を変調するための各タグの中の回路と、 を備えることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 前記符号器が、前記クロック信号を符号化するためのマンチ
    ェスター符号器を含む、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記符号器が、直列出力端子、直列入力端子、並列入力端子
    及びクロック入力端子を有する再循環シフト・レジスタを含み、 前記シフト・レジスタの前記直列出力端子の直列出力信号が、前記直列入力端
    子にフィードバックされ、 前記クロック信号が前記クロック入力端子に与えられ、 前記シグニチャーパターンが前記並列入力端子に与えられ、 排他的OR回路が、前記符号化されたクロック信号を作るために前記シフト・
    レジスタの前記直列出力信号及び前記クロック信号を結合する、請求項4に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記シフト・レジスタが、前記シグニチャーパターンの長さ
    に等しい長さを有し、 前記シグニチャーパターンが各ビット時間周期に1回再循環される、請求項6
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 共通クロック信号でフレーミングされるパルスのビット・ス
    トリームを復号するための弁別器回路において、 前記パルスのビット・ストリームを受信するための受信器であり、前記パルス
    のビット・ストリームの予め決められた数のパルスがONE及びZEROの1ビ
    ット時間周期に含まれる受信器と、 前記共通クロック信号から生成され、前記共通クロック信号の周波数の倍数値
    である周波数値を有するクロック・パルスと、 前記パルスのビット・ストリームを受信しかつ前記クロック・パルスをカウン
    トする第一のカウンタであり、該第一のカウンタが、予め決められた値までカウ
    ントすると前記パルスのビット・ストリームにONEが存在すると判定する、第
    一のカウンタと、 前記パルスのビット・ストリームを受信しかつ前記クロック・パルスをカウン
    トする第二のカウンタであり、該第二のカウンタが、予め決められた値までカウ
    ントすると前記パルスのビット・ストリームにZEROが存在すると判定する第
    二のカウンタと、 を備えることを特徴とする回路。
  9. 【請求項9】 前記受信器が、前記パルスのビット・ストリームを前記第一
    及び第二のカウンタに適合するロジック・レベルに変換するための閾値比較器を
    含む、請求項8に記載の回路。
  10. 【請求項10】 搬送周波数でデータのビット・ストリームをタグに送信し
    、各タグからデータの応答ビット・ストリームを受信するための質問/読み取り
    器(I/R)を含む、符号化されたタグを質問/識別するための装置であり、前
    記データの応答ビット・ストリームがONE及びZEROを含む装置において、 前記データの応答ビット・ストリームを受信するための受信器であり、前記応
    答ビット・ストリームが共通クロック信号でフレーミングされるデータを含む受
    信器と、 前記共通クロック信号から生成され、前記共通クロック信号の周波数の倍数値
    である周波数値を有する内部クロック信号と、 前記データの応答ビット・ストリームを受信しかつ前記クロック信号に応答す
    る第一のカウンタであり、予め決められたインターバル中前記データの応答ビッ
    ト・ストリームに少なくとも1つのデータ・ビットが存在するとき出力信号を送
    出する、第一のカウンタと、 前記データの応答ビット・ストリームを受信しかつ前記クロック信号によって
    刻時される第二のカウンタであり、前記予め決められたインターバル中前記デー
    タの応答ビット・ストリームにデータ・ビットが存在しないとき出力信号を送出
    する、第二のカウンタと、 を備え、 前記第一のカウンタが前記出力信号を送出するとき、前記データのビット・ス
    トリームにONEが存在し、前記第二のカウンタが前記出力信号を送出するとき
    、前記データのビット・ストリームにZEROが存在すること、 を特徴とする装置。
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