JP2003519414A - プログラム可能フレキシブル電源管理ユニット - Google Patents

プログラム可能フレキシブル電源管理ユニット

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Abstract

(57)【要約】 電力管理ユニット(PMU)は、多数の異なる電力状態、すなわち、通常電力状態、ソフトウェア制御スリープ電力状態、ハードウェア制御スリープ電力状態、および2つのレジスタプログラム可能電力状態に対応する。通常電力状態では、集積回路内の全ての回路がイネーブルされる。ソフトウェア制御スリープ電力状態では、集積回路内の回路が、フレームバッファメモリリフレッシュロジック、およびバスインターフェースの一部を除いて、全てディセーブルされる。ハードウェア制御スリープ電力状態では、集積回路内の回路が、メモリインターフェースロジックを除いて、全てディセーブルされる。2つのレジスタプログラム可能電力状態では、回路が、単一の電力配列内で、所望により選択的にパワーアップ/ダウンされることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、概して、コンピュータシステム、より具体的には、回路をディセー
ブルおよびイネーブルする電源シーケンスの管理に関する。
【0002】 (発明の背景) 半導体およびコンピュータ技術の進歩によって、コンピュータシステムは、よ
り速くなり、同時にサイズがより小さくなる。今日では、デスクトップコンピュ
ータシステム、ラップトップコンピュータシステムでさえ、かつて小さい部屋を
一杯にしていたメインフレームコンピュータの処理速度を有する。普及してきて
いる携帯用情報端末(PDA)のような携帯型コンピュータシステムでさえ、よ
り強力になってきている。コンピュータシステムがより小型化し、かつ安価にな
ってきているので、より多くの要求が常に求められている。このような要求の1
つに速度または性能がある。
【0003】 同時に、コンピュータシステムが、より強力になり、かつ小型化するにつれて
、電力を節約することが、克服の困難な問題として現れる。サイズが小さいので
、携帯型コンピュータシステムは、限定された動作時間を有するバッテリーによ
って電力供給される。より速く、より強力なプロセッサに関してより大きい電力
が必要とされるので、電力の節約、およびそれによって延長されるバッテリー動
作時間のために、革新的な解決策が必要とされる。
【0004】 各コンピュータシステム内には、メモリコントローラ、ハードディスクコント
ローラ、グラフィックス/映像コントローラ、通信コントローラ、および他の周
辺コントローラのような、異なる機能を行うように設計された多くの集積回路が
ある。周知であるように、これらの集積回路の各々は、集積回路の動作の同期化
において、タイミング基準として用いられる、クロック信号を供給される。概し
て、電力消費は、より速くクロックされる集積回路の結果として増加する。
【0005】 システム機能性に関する限り、集積回路は、周期的には必要なく、利用されて
いない。他のときは、集積回路においてデータ処理および転送を行うサブ回路(
例えば、ロジックおよびデータ経路の組合せ)が、未だ実行している間、集積回
路において他のサブ回路が利用されていない。これらのサブ回路がクロック信号
を受信し続けるので、それぞれの内部サブ回路が、利用されていないにも関わら
ず実行され、大きい電力を消費し続ける。従って、電力を節約するために、利用
されていないサブ回路へのクロック信号は、ディセーブルされる。これらのサブ
回路へのクロック信号は、その後、必要に応じてイネーブルされる。集積サブ回
路において、選択されたサブ回路のパワーアップ(イネーブル)、およびパワー
ダウン(ディセーブル)は、必要なシーケンスにおいて発生し得る。このような
電源シーケンスは、いくつかのサブ回路が他のサブ回路に依存するので、必要と
なる。例えば、サブ回路は、他のサブ回路のパワーアップされ得る前に、パワー
アップされる必要がある。電源シーケンスは、また、同期ダイナミックランダム
アクセスメモリ(RAM)または液晶表示(LCD)フラットパネルモニタの場
合と同様に、入力信号のシーケンスがオンになったりオフになったりすることを
サブ回路が必要とする場合に必要とされる。電源シーケンスが適切に行われない
場合、いくつかの回路部ブロックが適切にイネーブルされないので、このような
電源シーケンスが重要である。
【0006】 電源管理機器(PMU)は、典型的には、所望の電源シーケンスを提供するた
めに用いられる。しかし、従来のPMUは、1つのシーケンスにおいて、選択さ
れたサブ回路のパワーアップ、パワーダウンしたりすることしかできなかった。
すなわち、従来のPMUは、同じシーケンスにおいて、選択されたサブ回路がパ
ワーアップしたり、他の選択されたサブ回路をパワーダウンしたりする能力を有
していなかった。このように融通がきかないことにより、従来のPMUの電源シ
ーケンス適用例が大幅に限定される。さらに、従来のPMUにおける電源シーケ
ンスは、通常、前もって定められ、従来のPMUの適用例をさらに限定する。
【0007】 従って、1つの電源シーケンスにおいて、パワーアップシーケンス、およびパ
ワーダウンシーケンスを可能にするPMU、ならびに、電源シーケンスにおいて
、選択的に回路のパワーアップ、パワーダウンしたりすることを可能にするPM
Uが必要とされている。
【0008】 (発明の要旨) 本発明は、プログラマブルかつフレキシブルな電源管理機器(PMU)によっ
て、上記の必要性を満たす。PMUは、カウンタ回路、状態装置、デコーダ、お
よび複数のイネーブル回路を備える。カウンタ回路は、間隔制御信号を、入力と
して受信する。カウンタ回路は、間隔制御信号に応答して、電源シーケンス間隔
をモニタリングする。カウンタ回路は、電源シーケンス間隔が終了したかどうか
を示す信号を発生する。状態装置は、電源シーケンス間隔ステータス信号および
状態制御信号を、入力として受信する。状態制御信号に応答して、状態装置は、
PMUの主な電源状態を選択する。主な電源状態の各々は、シーケンスに配列さ
れたN個のサブ状態を有する。電源シーケンス間隔状態信号に応答して、状態装
置は、PMUのサブ状態を選択する。状態装置は、ステートマシンが現在取る主
な電源状態およびサブ状態を示す信号を発生する。
【0009】 デコーダ回路は、状態装置から信号を入力として受信する。状態装置からの信
号に応答して、デコーダ回路は、状態装置が現在取る主な電源状態およびサブ状
態のステータスをモニタリングし、ステータス信号を発生して主な電源状態およ
びサブ状態のステータスを示す。複数のイネーブル回路は、入力として、状態装
置から信号を受信し、デコーダ回路からステータス信号を受信し、信号を選択す
る。複数のイネーブル回路は、信号を発生して、選択された回路をイネーブルす
る。
【0010】 本発明の全ての特徴および利点は、添付の図面を参照しながら、好適な実施形
態についての以下の詳細な説明を考慮することにより、明らかになる。
【0011】 (発明の詳細な説明) 以下の本発明の詳細な説明において、本発明を完全な理解のために、多くの特
定の細部について述べられる。しかし、当業者にとって、本発明がこれらの特定
の細部なしに実施され得ることが明らかである。他の場合において、本発明の局
面を不必要に不明瞭にしないため、周知の方法、手順、構成要素、および回路が
、詳細には説明されない。以下の本発明の詳細な説明において、グラフィックス
/表示コントローラを含む領域における適用例が説明されるが、本発明が、通信
、コアロジック、中央処理装置(CPU)等のような複数のデータ経路を含む任
意の適用例に適用され得ることが理解される。
【0012】 本発明の好適な実施形態によると、電源管理機器(PMU)は、5つの異なる
電源状態を支持する。すなわち、通常電源状態、ソフトウェア制御スリープ電源
状態、ハードウェア制御スリープ電源状態、および2つのレジスタープログラマ
ブル電源状態である。通常電源状態において、集積回路内の全ての回路(例えば
、グラフィックス/表示コントローラ)は、イネーブルされ得る。ソフトウェア
制御スリープ電源状態において、集積回路内の全ての回路は、フレームバッファ
メモリリフレッシュロジック(任意にイネーブルされ得る)、およびバスインタ
ーフェースの一部を除いて、ディセーブルされる。ハードウェア制御スリープ電
源状態において、集積回路内の全ての回路は、任意にイネーブルされ得るフレー
ムバッファメモリリフレッシュロジックを除いて、ディセーブルされる。2つの
レジスタープログラマブル電源状態において、回路は、所望されるように、選択
的にイネーブルまたはディセーブルされ得る。本発明において、さらなる所定の
電源状態、およびプログラマブル電源状態が、上述の5つの電源状態を越えて加
えられ得る。
【0013】 従って、本発明において、プログラマブル電源状態は、どのモジュールがディ
セーブルされ、どのモジュールがディセーブルされないか(すなわち、どのモジ
ュールがイネーブルされ、どのモジュールがイネーブルされ得るか)を、ユーザ
が完全に決定することを可能にする。さらに、本発明によると、電源シーケンス
において、ディセーブルまたはイネーブルされる回路間の間隔も、プログラマブ
ルである。
【0014】 次に、図1を参照すると、例えば、本発明が実現または実施され得るコンピュ
ータシステム100のハイレベル図が示される。より具体的には、コンピュータ
システム100は、ラップトップまたは携帯型コンピュータシステムであり得る
。コンピュータシステム100は、例示に過ぎず、本発明は、デスクトップコン
ピュータシステム、汎用コンピュータシステム、埋め込みコンピュータシステム
を含む複数の異なるコンピュータシステム内で動作し得る。
【0015】 図1に示すように、コンピュータシステム100は、集積プロセッサ回路10
1、周辺コントローラ102、読出し専用メモリ(ROM)103、およびラン
ダムアクセスメモリ(RAM)104を含む高集積システムである。高集積アー
キテクチャは、電力の節約を可能にする。コンピュータシステムアーキテクチャ
100は、また、集積プロセッサ回路101において提供されない、複雑、かつ
/または高いピンカウントの周辺部とインターフェースする必要がある場合、周
辺コントローラを含む。
【0016】 周辺コントローラ102が、集積プロセッサ回路101に、一方の端部で接続
され、ROM103およおびRAM104が、集積プロセッサ回路101に他方
の端部で接続される。集積プロセッサ回路101は、処理機器105、メモリイ
ンターフェース106、グラフィックス/表示コントローラ107、ダイレクト
メモリアクセス(DMA)コントローラ108、ならびに、エンコーダ/デコー
ダ(コーデック)インターフェース109、パラレルインターフェース110、
シリアルインターフェース111、入力機器インターフェース112、およびフ
ラットパネルインターフェース(FPI)113を含むコアロジック機能を備え
る。処理機器105は、命令/データキャッシュと共に、中央処理装置(CPU
)、メモリ管理機器(MMU)を集積する。
【0017】 CODECインターフェース109は、音声ソース、および/またはモデムが
集積プロセッサ101に接続されるためのインターフェースを提供する。パラレ
ルインターフェース110は、ハードディスク、プリンタ等のようなパラレル入
力/出力(I/O)機器が集積プロセッサ回路101に接続されることを可能に
する。シリアルインターフェース111は、ユニバーサル非同期型レシーバート
ランスミッター(UART)のようなシリアルI/O機器が集積プロセッサ回路
101に接続されるためのインターフェースを提供する。入力機器インターフェ
ース112は、キーボード、マウス、およびタッチパッドのような入力機器が集
積プロセッサ回路101に接続されるためのインターフェースを提供する。
【0018】 DMAコントローラ108は、メモリインターフェース106を介して、RA
M104に格納されたデータにアクセスし、CODECインターフェース109
、パラレルインターフェース110、シリアルインターフェース111、または
入力機器インターフェース112に接続された周辺機器にデータを提供する。グ
ラフィックス/表示コントローラ107は、RAM104からメモリインターフ
ェース106を介して、映像/グラフィックスデータをリクエストし、かつ映像
/グラフィックスデータにアクセスする。グラフィックス/表示コントローラ1
07は、その後、データを処理し、処理されたデータをフォーマットし、フォー
マットされたデータを、液晶ディスプレイ(LCD)、陰極線管(CRT)、ま
たはテレビ(TV)モニタのような表示機器に送信する。コンピュータシステム
100において、1つのメモリバスが用いられて、集積プロセッサ回路101を
ROM103およびRAM104に接続する。
【0019】 好適な実施形態において、本発明は、グラフィックス/表示コントローラ10
7の一部として実現される。より正確に言うと、本発明は、グラフィックス/表
示コントローラ107の構成要素であるPMU205の内部で実現される。次に
、図2を参照すると、グラフィックス/表示コントローラ107がより詳細に示
されている。概して、グラフィックス/表示コントローラ107は、CPUイン
ターフェース機器(CIF)201、フレームバッファ202、位相ロックルー
プ(PLL)回路203、発振器204、電源管理機器(PMU)205、グラ
フィックスエンジン(GE)206、メモリインターフェース機器(MIU)2
07、表示コントローラ1および2(DC1およびDC2)208、フラットパ
ネルインターフェース(FPI)209、CRTデジタル−アナログ変換器(D
AC)210、およびマスターモードモジュール211を備える。CIF201
は、処理装置105およびDMAコントローラ108に対するインターフェース
を提供する。従って、CIF201は、処理装置105から受信したリクエスト
およびデータを所望の目的地に転送する。特に、CIF201は、レジスター読
み出し/書き込みリクエスト、およびメモリ読み出し/書き込みリクエストを、
ホストCPU処理装置105およびDMAコントローラ108から、グラフィッ
クス/表示コントローラ107の中の適切なモジュールに送出する。例えば、メ
モリ読み出し/書き込みリクエストは、MIU207に伝達され、MIU207
は、データを、フレームバッファ202から読み出し、フレームバッファ202
に書き込む。CIF201は、システムメモリ(ROM103およびRAM10
4)からデータを取り出すように、DMAコントローラ108との接触部分(l
iaison)として機能し、GE206およびMIU207にデータを提供す
る。さらに、CIF201は、グラフィックス/表示コントローラ107の電源
状態を制御する、中央処理装置105内のホストCPUによってプログラマブル
である、電源モードレジスターPMCSRを有する。
【0020】 フレームバッファ202は、表示画像を格納するために用いられ、様々な目的
の一時的バッファとして機能を果たす。発振器204は、基準クロック信号をP
LL回路203に提供し、PLL回路203は、グラフィックス/表示コントロ
ーラ107の異なるモジュールについて、3つのプログラマブル位相ロックルー
プクロック信号、PLL1、PLL2、およびPLL3を発生する。より具体的
には、クロック信号PLL1が、GE206およびMIU207について用いら
れ、クロック信号PLL2およびPLL3が、表示コントローラ1および2(D
C1およびDC2)208について用いられる。PMU205は、外部信号PD
WNLIと共に、CIF201内のPMCSRレジスターをモニタリングして、
所望の電源状態を決定する。その後、PMU205は、異なるモジュールをイネ
ーブルまたはディセーブルし、特定の電源状態に関して、異なるモジュールの必
要なパワーアップおよびパワーダウンシーケンスを行う。GE206は、ホスト
CPUが発するコマンドに基づいて、フレームバッファ202に格納されている
グラフィックス画像データを処理する。マスターモードモジュール211は、ホ
ストCPUが発する、システムメモリ(ROM103およびRAM104)内の
待ち状態のコマンドを、GE206が取り出すことを可能にする。
【0021】 MIU207は、フレームバッファ202からの、およびフレームバッファ2
02への、読み出しおよび書き込みトランザクションの全てを制御する。このよ
うな読み出しおよび書き込みリクエストは、CIF201、GE206、表示コ
ントローラ1および2(DC1およびDC2)208、FPI209等を介して
、ホストCPUから到達し得る。表示コントローラ208は、フレームバッファ
202から、MIU207を介して、画像データを取り出し、FPI209また
はCRT DAC210に出力する前に、画像データをピクセルにシリアル化す
る。従って、表示コントローラ1および2 208は、必要な水平および垂直表
示タイミング信号を発生する。含まれるディスプレイ機器がLCDである場合、
表示コントローラ208からのピクセルデータが、LCDに伝達される前に、F
PI209に送出される。好適な実施形態において、表示コントローラ1および
2 208は、通常フラットパネルディスプレイ(FPD)用に用いられる表示
コントローラ1(DC1)、および、通常CRT用に用いられる表示コントロー
ラ2(DC2)を備える。FPI209は、表示のために、異なる色相または濃
淡をさらに加えることによって、データをさらに処理する。さらに、薄膜トラン
ジスタ(TFT)LCD(アクティブマトリクスLCDとしても公知である)、
または超ねじれネマチック(STN)LCD(パッシブマトリクスLCDとして
も公知である)が用いられるかどうかに依存して、FPI209は、ディスプレ
イのタイプに適するように、データをフォーマットする。さらに、単色LCDが
用いられる場合、FPI209はカラーデータが単色データに変換されることを
可能にする。反対に、表示機器が陰極線管(CRT)である場合、ピクセルデー
タは、CRTに送出される前に、CRTデジタル−アナログ変換器(DAC)2
10に提供される。CRT DAC210は、表示コントローラ208からのデ
ジタルピクセルデータを、アナログ赤、緑、および青(RGB)信号に変換して
、CRTモニタに表示する。
【0022】 次に、図3を参照すると、本発明を実施するPMU205がより詳細に示され
る。図3に示すように、PMU205は、状態装置回路301、カウンタ回路3
02、デコーダ303、クロックイネーブル回路304、メモリイネーブル回路
305、表示イネーブル回路306、フラットパネルイネーブル回路307、バ
ッファ308〜309、およびインバータ310を含む。チップリセット信号C
CRSTLは、出力信号PMSTLを状態装置をD3状態にリセットするために
用いられるバッファ308によってバッファリングされる。信号PMSTLは、
状態装置回路301およびカウンタ回路302に入力として提供される。電源管
理クロック信号PMCLKIは、バッファ309および310に入力として提供
され、バッファ309および310は、その後、それぞれPMCLKおよびPM
CLKLを出力する。従って、信号PMCLKLは、信号PMCLKIおよびP
MCLKの反転である。本発明において、電源管理クロック信号PMCLKIは
、約16.384kHzである。クロック信号PMCLKLおよびPMCLKは
、入力として、状態装置回路301、およびカウンタ回路302にそれぞれ提供
される。状態装置回路301は、クロック信号の立ち上がりでクロックされる。
状態装置回路301の全ての入来信号は、クロック信号PMCLKの立ち上がり
エッジにおいて発生される。信号PMCLKの立ち上がりエッジは、クロック信
号PMCLKLの立ち上がりエッジより、180°遅れている。このようにして
、状態装置回路301に十分なセットおよび待機時間が提供され、クロックスキ
ューに関連する問題を最小化して、入来信号によって搬送される有効な情報がラ
ッチされることを可能にする。さらに、状態装置回路301の出力信号、および
デコーダ出力303によって発生される復号化された出力信号は、イネーブル回
路304〜307によって、クロックPMCLKの立ち上がりエッジでラッチさ
れる。
【0023】 カウンタ回路302が用いられて、電源シーケンスにおける、2つの回路また
はモジュールのディセーブルまたはイネーブルの間の時間の間隔を決定する。こ
のような時間間隔は、回路/モジュールが適切にイネーブルまたはディセーブル
されることを確実にするために、必要とされる。本発明によると、このような時
間の間隔は、プログラマブルである。好適には、電源シーケンス間隔には、2つ
の主なタイプ、全体電源シーケンス間隔(以下、Tiと呼ばれる)およびフラッ
トパネル電源シーケンス間隔(以下、Tjと呼ばれる)がある。概して、フラッ
トパネル電源シーケンスは、全体電源シーケンス間隔の一部として必要とされる
。フラットパネルディスプレイ(FPD)は、通常、ある特定の順序でイネーブ
ルされる必要のある2つか3つの電源を有するので、このようなフラットパネル
電源シーケンスが必要とされる。例えば、2つの電源を有するFPDについて、
第1の電源はイネーブルされる必要があり、フラットパネル制御信号およびフラ
ットパネルデータ出力信号は、第2の電源がイネーブルされる前に、イネーブル
される必要がある。両方のタイプの電源シーケンス間隔が、異なる時間に起こる
ので、両方について、同じカウンタが用いられ得る。Tiは、16、32、64
、または128PMCLKクロックサイクルの持続時間を有するように、ビット
PM00R[19:18]によって制御される。Tjは、512、1024、2
048、または4096PMCLKクロックサイクルの持続時間を有するように
、ビットPM00R[21:20]によって制御される。好適な実施形態におい
て、カウンタ回路302は、パワーアップ/パワーダウンシーケンスの終了と、
次のパワーアップ/パワーダウンシーケンスとの間の最小限の待ち時間である、
電源シーケンス設定時間を決定するようにさらに用いられる。電源設定時間は、
4PMCLKクロックサイクルに固定される。
【0024】 状態装置回路301は、信号PMCEを発生して、カウンタ回路302をイネ
ーブルまたはディセーブルする。イネーブル信号PMCEがハイでアサートされ
る場合、カウンタ回路302がイネーブルされる。そうではない場合、イネーブ
ル信号PMCEがローでアサートされ、カウンタ回路302は、リセットされた
後、ディセーブルされる。クロック信号PMCLKが用いられて、カウンタ回路
302を駆動する。ビットPM00R[19:18]の値が用いられて、Ti
16、32、64、または128PMCLKクロックサイクルの持続時間を有す
るかどうか判定される。ビットPM00R[21:20]が用いられて、Tj
512、1024、2048、または4096PMCLKクロックサイクルの持
続時間を有するかどうか判定される。従って、状態装置回路301に入力として
提供され、それぞれ、TiおよびTjが終了したことを状態装置回路301に示す
信号PMCIおよびPMCJを、カウンタ回路302がアサートする。カウンタ
回路302は、同様に状態装置回路301に入力として提供され、カウンタ回路
302が3PMCLKクロックサイクルをイネーブルしたことを状態装置301
に示す信号PMC2をさらにアサートし得る。
【0025】 概して、状態装置回路301が用いられて、PMU205について電源状態を
決定およびモニタリングする。状態装置回路301に入力として提供される、電
源状態ビットPMCSR[1:0]および信号PDWNLIは、PMU205が
取る電源状態を命ずる。ビットPMCSR[1:0]および信号PDWNLIは
、状態装置回路301において、復号化され、状態装置回路301への実際の入
力である電源状態信号PMD[4:0]を発生する。PMD[4:0]の値が変
化する場合、電源状態に変化があること示し、結果として、電源シーケンスPM
状態装置は、古い電源状態から新たな電源状態への遷移の電源シーケンスを実行
するようにトリガされる。
【0026】 次に、図3Aを参照すると、状態装置回路301がより詳細に示されている。
図3Aに示すように、状態装置回路301は、PM状態装置351、ANDゲー
ト352〜355、およびインバータ356を備える。状態装置回路301は、
入力信号FPPS、MIUPS、PMCI、PMCJ、PMC2、PMCSR[
1:0]、PDWNLI、PMSTL、およびPMCLKLを受信し、出力信号
PMD[4:0]、PMS[5:0]、PMSQDONE、およびPMSQAC
Tを提供する。ANDゲート352〜355、およびインバータ356は、共に
、ビットPMCSR[1:0]および信号を復号化して、電源状態信号PMD[
4:0]を発生する。より具体的には、ビットPMCSR[0]の反転、ビット
PMCSR[1]の反転、およびビットPDWNLIは、ビットPMD[0]を
出力するANDゲート352への入力として提供される。ビットPMCSR[0
]、ビットPMCSR[1]の反転、およびビットPDWNLIは、ビットPM
D[1]を出力するANDゲート353への入力として提供される。ビットPM
CSR[0]の反転、ビットPMCSR[1]、およびビットPDWNLIは、
ビットPMD[2]を出力するANDゲート354への入力として提供される。
ビットPMCSR[0]、ビットPMCSR[1]、およびビットPDWNLI
は、ビットPMD[3]を出力するANDゲート355への入力として提供され
る。ビットPDWNLIは、ビットPMD[4]を出力するインバータ356に
提供される。PM状態装置351は、信号PMRSTL、PMCLKL、FPP
S、MIUPS、PMCJ、PMCI、PMC2、および電源状態信号PMD[
4:0]を、入力として受信する。以下でより詳細に説明するように、PM状態
装置351は、信号PMCE、PMSQDONE、PMSQACT、およびPM
S[5:0]を出力として発生する。
【0027】 以下の表1に、電源状態ビットPMCSR[1:0]および信号PDWNLI
を復号化することによって発生される異なる電源状態を示す。
【0028】
【表1】
【0029】 図1に示すように、本発明によると、PMU205によって支持される5つの
可能な電源状態D0〜D4がある。好適な実施形態において、D0(すなわち、
PMD[4:0]は00001)は、通常電源状態であり、D1は、第1のレジ
スター制御プログラマブル電源状態(すなわち、PMD[4:0]は00010
)であり、D2は、第2のレジスター制御プログラマブル電源状態(すなわち、
PMD[4:0]は00100)であり、D3は、ソフトウェア制御スリープ電
源状態(すなわち、PMD[4:0]は01000)であり、D4は、ハードウ
ェア制御スリープ電源状態(すなわち、PMD[4:0]は10000)である
。名前が示すように、通常電源状態D0の間、表示/グラフィックスコントロー
ラ107は、回路およびモジュールが全てイネーブルされ得る(パワーアップさ
れ得る)通常動作モードである。電源状態D1は、CIF201およびPMU2
05がイネーブルされ、表示/グラフィックスコントローラ107内の他の回路
およびモジュールが、PM01Rレジスターによって制御されてイネーブルまた
はディセーブルされ得る、プログラマブル省電力モードである。PM01Rレジ
スターが、ユーザによってプログラマブルであるので、本発明によると、この電
源状態に関連する電源シーケンスはフレキシブルである。電源状態D2は、CI
F201およびPMU205がイネーブルされ、表示/グラフィックスコントロ
ーラ107内の他の回路およびモジュールが、PM02Rレジスターによって制
御されてイネーブルまたはディセーブルされ得る、第2のプログラマブル省電力
モードである。本発明によると、PM02Rレジスターが、ユーザによってプロ
グラマブルであるので、この電源状態に関連する電源シーケンスはフレキシブル
である。
【0030】 電源状態D3は、電力の節約を目的としたソフトウェア制御スリープモードで
ある。従って、CIF201内の殆どのサブ回路を含む、表示/グラフィックス
コントローラ107内の殆どの回路およびモジュールは、ディセーブルされる(
パワーダウンされる)。電源状態D3の間イネーブルされたままの回路およびモ
ジュールは、PMSCR[1:0]を含むCIF201内の構成レジスター、お
よびPMU205のみである。さらに、MIU207の一部であるメモリリフレ
ッシュ回路部は、D3状態において、プログラマブルレジスタービットによって
制御されて、任意にイネーブルされ得る。好適には、表示/グラフィックスコン
トローラ107がリセットされる場合、電源状態D3がデフォルト状態である。
電源状態D4は、ハードウェア制御スリープモードであり、最も低い省電力モー
ドである。電力を節約するため、CIF201内の全てのサブ回路を含む、表示
/グラフィックスコントローラ107内の、実質的に全ての回路およびモジュー
ルは、ディセーブルされる(パワーダウンされる)。電源状態D4の間イネーブ
ルされたままのモジュールは、PMU205のみである。さらに、MIU207
の一部であるメモリリフレッシュ回路部は、D4状態において、プログラマブル
レジスタービットによって制御されて、任意にイネーブルされ得る。
【0031】 表1に示すように、入力信号PWDNLIが用いられて、ハードウェア制御ス
リープモードD4を制御する。信号PWDNLIがハイである場合、異なる順列
のビットPMSCR[1:0]と結合されて、4つの異なる電源状態(D0〜D
3)を形成する。信号PWDNLIがローである場合、任意の順列のビットPM
SCR[1:0]と結合され得、残りの電源状態(D4)を形成する。
【0032】 PM状態装置回路351は、入力として、信号MIUPS、FPPS、および
PMRSTLをさらに受信する。それぞれ、MIU207またはFPI209が
イネーブル/ディセーブルされる場合、信号MIUPSおよびFPPSが用いら
れて、電源シーケンスがトリガされる。PM状態装置351は、カウンタ回路3
02の出力である、信号PMCI、PMCJ、およびPMC2をも受信する。ア
クティブローである信号PMRSTLが用いられて、PM状態装置351をリセ
ットする。前述した出力信号PMCEおよび電源状態信号PMD[4:0]に加
えて、PM状態装置351は、信号PMS[5:0]、PMSQDONE、およ
びPMSQACTをさらに出力する。信号PMSQACTは、電流全体電源シー
ケンスが発生していることを示し、信号PMSQDONEは、電流全体電源シー
ケンスが完了したことを示す。状態符号化信号[5:0]が用いられて、PM状
態装置351における全ての状態を示す。表2に、PM状態装置351の装置状
態を示す。
【0033】
【表2】
【0034】 表2に示すように、5つの主な状態S00(D0)、S10(D1)、S20
(D2)、S30(D3)、およびS40(D4)がある。これらは、強調する
ため、強調表示されている。好適な実施形態において、5つの主な状態が、3つ
の最上位PMSビット(すなわち、PMS[5:3])によって表される(符号
化される)。この実施形態において、これらの主な状態について、7つの関連す
るサブ状態Sx1〜Sx7がある。ここで、x=0〜4である。しかし、当業者
にとって、他のサブ状態が主な電源状態の各々に関連し得ることが明らかである
。全てのサブ状態Sx1〜Sx7は、3つの最下位(PMS)ビット(すなわち
、PMS[2:0])によって表される(符号化される)。状態符号化信号PM
S[5:0]によって搬送される、この実施形態における主な状態およびサブ状
態に対応する状態符号化値も、表2に示されている。
【0035】 状態符号化信号PMS[5:0]およびイネーブル信号PCMEが、これらの
信号を復号化して、信号PMP[7:1]、PMD0X、PMD1X、およびP
MD2Xを発生するデコーダに入力として提供される。ステータス信号PMP[
7:1]は、対応するサブ状態Sx1〜Sx7(x=0〜4)の開始を示す1ク
ロックパルス信号である。ステータス信号PMD0Xは、PM状態装置351が
状態S00、S01、S02、S03、S04、S05、S06、およびS07
にある場合、アサートされる。ステータス信号PMD1Xは、PM状態装置35
1が状態S10、S11、S12、S13、S14、S15、S16、およびS
17にある場合、アサートされる。ステータス信号PMD2Xは、PM状態装置
351が状態S20、S21、S22、S23、S24、S25、S26、およ
びS27にある場合、アサートされる。ステータス信号PMP[7:1]は、ク
ロックイネーブル回路304、メモリイネーブル回路305、表示イネーブル回
路306、およびフラットパネルイネーブル回路307に、入力として提供され
る。ステータス信号PMD0X、PMD1X、およびPMD2Xは、表示イネー
ブル回路306に入力として提供される。
【0036】 本発明によると、補助(miscellaneous)制御レジスターPM0
0R、D1制御レジスターPM01R、およびD2制御レジスターPM02Rが
用いられて、パワーシーケンスの間、特定の回路またはモジュールが、イネーブ
ルまたはディセーブルされるかを制御する。概して、これらの制御レジスター内
のビットは、イネーブルされるか、またはディセーブルされる、特定の回路/モ
ジュールに割り当てられている。例えば、補助制御レジスターPM00Rのビッ
ト0〜3が用いられて、それぞれ、クロック発振器(OSCCLK)、PLL1
、PLL2、およびPLL3をイネーブルする(パワーアップする)か、または
ディセーブルする(パワーダウンする)。制御レジスターは、ユーザにとってプ
ログラマブルであり、所望の電源シーケンスにおいて、選択された回路/モジュ
ールがイネーブルまたはディセーブルされることを可能にする。
【0037】 一般的に、クロックイネーブル回路304は、発振器PLL1、PLL2およ
びPLL3用のイネーブル信号を生成する。クロックイネーブル回路304は、
信号PMCLK、PNRSTL、PM00R[17:16、3:0]、PM01
R[3:0]およびPM02R[3:0]を入力として受け取る。加えて、クロ
ックイネーブル回路304はまた、信号PMD[4:0]、PMP[7]および
PMP[l]を入力として受け取る。好適な実施形態において、補助制御レジス
タPM00Rのビット0〜3(すなわち、PM00R[0:3])を用いて、ク
ロック発振器(OSCCLK)、PLL1、PLL2およびPLL3をそれぞれ
イネーブル(パワーアップ)またはディセーブル(パワーダウン)する。レジス
タPM00Rのビット16〜17(すなわち、PM00R[l7:16])を用
いて、状態D3および状態D4のそれぞれの間、フレームバッファ202のメモ
リリフレッシュをイネーブル/ディセーブルする。Dl状態の制御レジスタPM
01Rのビット0〜3を用いて、クロック発振器(OSCCLK)、PLL1、
PLL2およびPLL3をそれぞれDlパワー状態にイネーブル/ディセーブル
する。D2状態の制御レジスタPM02Rのビット0〜3を用いて、クロック発
振器(OSCCLK)、PLL1、PLL2およびPLL3をそれぞれD2パワ
ー状態にイネーブル/ディセーブルする。
【0038】 所望のPMUパワー状態(例えば、主要状態)を表すパワー状態信号PMD[
4:0]と、サブ状態Sx7およびSx1(x=0〜4)の開始部分を表すステ
ータスビットPMP[7、1]とを用いて、クロックイネーブル回路304は、
イネーブル信号PMOSCEN、PMPLL1EN、PMPLL2ENおよびP
MPLL3ENをアサートするかどうかを判定する。さらに、これらのイネーブ
ル信号をアサートする場合、クロックイネーブル回路304は、これらのイネー
ブル信号をアサートする適切なを判定する。信号PMRSTLは、クロックイネ
ーブル回路304をリセットするために用いられる。クロック信号PMCLKは
、クロックイネーブル回路304中の伝搬信号の同期化およびラッチを行うため
に用いられる。
【0039】 メモリイネーブル回路305は、MIU、内部メモリリフレッシュおよび内部
メモリ限定リフレッシュ用のイネーブル信号を生成する。メモリイネーブル回路
305は、信号PMCLK、PMRSTL、PM01R[4]、PM02R[4
]およびMIUENA信号を入力として受け取る。加えて、メモリイネーブル回
路305はまた、信号PMD[2:0]、PMP[6]およびPMP[2]を入
力として受け取る。好適な実施形態において、MIUENAはレジスタビットで
ある。ビットMIUENAがハイの場合、これは、(MIU207が現在のパワ
ー状態においてイネーブル可能な場合に)MIU207がイネーブルされること
を示す。ビットMIUENAがローの場合、これは、MIU207がディセーブ
ルされることを意味する。Dl状態の制御レジスタPM01Rのビット4を用い
て、MIU207をDlパワー状態にイネーブル/ディセーブルする。D2状態
の制御レジスタPM02Rのビット4を用いて、MIU207をD2パワー状態
にイネーブル/ディセーブルする。
【0040】 所望のパワー状態(例えば、主要状態)を表すパワー状態信号PMD[2:0
]ならびにサブ状態Sx6およびSx2(x=0〜4)のステータスを表すステ
ータスビットPMP[6、2]とMIUENA信号とを用いて、メモリイネーブ
ル回路305は、イネーブル信号PMMIUENをアサートするかどうかを判定
する。メモリイネーブル回路305はさらに、信号MIUPSを生成する。MI
U207がイネーブル/ディセーブルされると、信号MIUPSがハイにアサー
トされ、MIUパワーの順序付け(sequencing)が必要であることが
示される。より詳細には、MIU207がイネーブルされると、パワーアップの
順序付けが必要となり、MIU207がディセーブルされると、パワーダウンの
順序付けが必要となる。信号PMRSTLは、メモリイネーブル回路305をリ
セットするために用いられる。クロック信号PMCLKは、メモリイネーブル回
路305中の伝搬信号の同期化およびラッチを行うために用いられる。
【0041】 表示イネーブル回路306は、GE206、表示コントローラ208およびC
RT DAC210用のイネーブル信号を生成する。表示イネーブル回路306
は、信号PMCLK、PMRSTL、PM00R[8]、PM01R[27、2
5、24、19、17、16、8、6]およびPM02R[27、25、24、
19、17、16、8、6]を入力として受け取る。加えて、表示イネーブル回
路306はまた、信号PMD[2:0]、PMP[3、5]、PMD0X、PM
D1XおよびPMD2Xを入力として受け取る。好適な実施形態において、GE
206が現在のパワー状態においてイネーブル可能である場合、補助制御レジス
タPM00Rのビット8(すなわち、PM00R[8])を用いて、GE206
をイネーブル/ディセーブルする。Dl状態の制御レジスタPM01Rのビット
6、8、16、17、19、24、25および27を用いて、GE206、CR
T DAC210、表示コントローラ1、ウィンドウ1のサブモジュール、カー
ソル1のサブモジュール、表示コントローラ2、ウィンドウ2のサブモジュール
およびカーソル2のサブモジュールをDlパワー状態にイネーブル/ディセーブ
ルする。同様に、D2状態の制御レジスタPM02Rのビット6、8、16、1
7、19、24、25および27を用いて、GE206、CRT DAC210
、表示コントローラ1、ウィンドウ1のサブモジュール、カーソル1のサブモジ
ュール、表示コントローラ2、ウィンドウ2のサブモジュールおよびカーソル2
のサブモジュールをD2パワー状態にイネーブル/ディセーブルする。ビットP
MD0X、PMD1XおよびPMD2Xはそれぞれ、アサートされると、状態装
置回路301が主要状態にあるかまたはD0、DlおよびD2の主要状態へ遷移
しているところであるかを示す。
【0042】 所望のPMUパワー状態(例えば、主要状態)を表すパワー状態信号PMD[
2:0]、サブ状態Sx3およびSx5(x=0〜4)の開始部分を表すステー
タスビットPMP[3、5]、信号DCDACENA、信号DC1ENAおよび
信号DC2ENAを用いて、表示イネーブル回路306は、イネーブル信号PM
GEEN、PMDACEN、PMDC1ENおよびPMDC2ENをアサートす
るかどうかを判定する。さらに、ステータス信号PMD0X、PMD1X、PM
D2Xを用いて、表示イネーブル回路306は、イネーブル信号PMDC1WE
N、PMDC1CEN、PMDC2WENおよびPMDC2CENをアサートす
るかどうかを判定する。より詳細には、表示コントローラ208の表示コントロ
ーラ1用のイネーブル信号は、PMDC1ENと、PMDC1WENと、PMD
C1CENとを含む。表示コントローラ208の表示コントローラ2用のイネー
ブル信号は、PMDC2ENと、PMDC2WENと、PMDC2CENとを含
む。上記のイネーブル信号がアサートまたはデアサートされることになると、表
示イネーブル回路306は、これらのイネーブル信号をアサートする適切なシー
ケンスを判定する。CRT DAC210が現在のパワー状態においてイネーブ
ル可能である場合、信号DCDACENAを用いて、CRT DAC210をイ
ネーブルする。信号DC1ENAおよびDC2ENAはそれぞれ、表示コントロ
ーラ1および表示コントローラ2をイネーブルするかどうかを示す。信号PMR
STLは、表示イネーブル回路306をリセットするために用いられる。クロッ
ク信号PMCLKは、表示イネーブル回路306中の伝搬信号の同期化およびラ
ッチを行うために用いられる。
【0043】 フラットパネルイネーブル回路307は、FPI209、フラットパネルパワ
ーの順序付けおよびPWMのイネーブル用のイネーブル信号を生成する。フラッ
トパネルイネーブル回路307は、信号PMCLK、PMRSTL、PM01R
[9]、PM02R[9]、FPIENAおよびDCFPIENAを入力として
受け取る。加えて、フラットパネルイネーブル回路307はまた、信号PMD[
2:0]およびPMP[5:3]を入力として受け取る。好適な実施形態におい
て、Dlの制御レジスタPM01Rのビット9(すなわち、PM01R[9])
を用いて、フラットパネル表示をDlパワー状態においてイネーブル/ディセー
ブルする。同様に、D2の制御レジスタPM02Rのビット9(すなわち、PM
02R[9])を用いて、フラットパネル表示をD2パワー状態においてイネー
ブル/ディセーブルする。FPIENAおよびDCFPIENAは制御ビットで
ある。ビットFPIENAがハイの場合、これは、FPI209が現在のパワー
状態においてイネーブル可能であるときにFPI209がイネーブルされること
を示す。ビットDCFPIENAがハイの場合、これは、FPI209を駆動す
るために選択される表示コントローラ208の1および2のDC1またはDC2
のどちらかがイネーブルされることを示す。
【0044】 所望のパワー状態(例えば、主要状態)、信号FPIENA、信号DCFPI
ENAを示すパワー状態信号PMD[2:0]と、サブ状態Sx3、Sx4およ
びSx5(x=0〜4)の開始部分を表すステータスビットPMP[5:3]と
を用いて、フラットパネルイネーブル回路307は、イネーブル信号PMENV
DD、PMENCTLおよびPMENVEEをアサートするかどうかを判定する
。FPI209用のイネーブル信号はPMENCTLである。フラットパネルの
パワーの順序付け用のイネーブル信号は、PMENVDD、PMENCTLおよ
びPMENVEEを含む。これらのイネーブル信号がアサートされることになる
と、フラットパネルイネーブル回路307は、これらのイネーブル信号をアサー
トする適切なシーケンスを判定する。フラットパネルイネーブル回路307はさ
らに、信号FPPSを生成し、この信号FPPSは、フラットパネル表示がイネ
ーブルまたはディセーブルされると、ハイでアサートされて、フラットパネルの
パワーの順序付けが必要であることを示す。信号PMRSTLは、フラットパネ
ルイネーブル回路307をリセットするために用いられる。クロック信号PMC
LKは、フラットパネルイネーブル回路307中の伝搬信号の同期化およびラッ
チを行うために用いられる。
【0045】 図4は、表2に示すPM状態装置351内の関連する状態のいくつかを示す状
態図である。好適な実施形態において、その時のPM状態装置351がどんな状
態であっても、状態S30(D3)は、リセット信号PMRSTLがローでアサ
ートされるたびにデフォルト状態になる。状態S30から、PM状態装置351
は、パワー状態信号PND[4:0]をモニタリングしてパワー状態が変化した
かどうかを判定する。信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD3である
ことを示すバイナリ値01000を有する場合、PM状態装置351は状態S3
0に留まる。信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD4であることを示
すバイナリ値10000に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEを
デアサートしてカウンタ回路302をディセーブルし、状態S41に切り換わる
。信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD0であることを示すバイナリ
値00001に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサート
してカウンタ回路302をディセーブルし、状態S01に切り換わる。信号PM
D[4:0]が、所望のパワー状態がDlであることを示すバイナリ値0001
0に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウン
タ回路302をディセーブルし、状態Sllに切り換わる。最後に、信号PMD
[4:0]が、所望のパワー状態がD2であることを示すバイナリ値00100
に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ
回路302をディセーブルし、状態S21に切り換わる。
【0046】 現在、PM状態装置351が状態S40(D4)である場合、PM状態装置3
51は、パワー状態信号PMD[4:0]をモニタリングして、パワー状態が変
化したかどうかを判定する。信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD4
であることを示すバイナリ値10000を有する場合、PM状態装置351は、
状態S40に留まる。信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD0である
ことを示すバイナリ値00001に変化すると、PM状態装置351は、信号P
MCEをデアサートしてカウンタ回路302をディセーブルし、状態S01に切
り換わる。信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がDlであることを示す
バイナリ値00010に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデ
アサートしてカウンタ回路302をディセーブルし、状態S11に切り換わる。
信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD2であることを示すバイナリ値
00100に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートし
てカウンタ回路302をディセーブルし、状態S2lに切り換わる。最後に、信
号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD3であることを示すバイナリ値0
1000に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートして
カウンタ回路302をディセーブルし、状態S31に切り換わる。
【0047】 現在、PM状態装置351が状態S00(D0)である場合、PM状態装置3
51は、パワー状態信号PMD[4:0]をモニタリングしてパワー状態が変化
したかどうかを判定し、信号MIUPSおよびFPPSをモニタリングしてMI
Uまたはフラットパネルパワーの順序付けを開始する必要があるかどうかを判定
する。信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD0であることを示すバイ
ナリ値00001を有する場合、PM状態装置351は次いで、信号MIUPS
およびFPPSをモニタリングして、MIUまたはFPIがイネーブル/ディセ
ーブルされ、パワーの順序付けを必要とするのかどうかを判定する。MIUパワ
ーの順序付けまたはフラットパネルパワーの順序付けが必要な場合、PM状態装
置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302をディセーブル
し、状態S01に切り換わる。そうでない場合、信号PMD[4:0]が所望の
パワー状態がD0であることを示すバイナリ値00001を有し、信号MIUP
SおよびFPPSがデアサートされてMIUの順序付けまたはフラットパネルの
順序付けのいずれも必要ないことが示されると、PM状態装置351は状態S0
0に留まる。
【0048】 信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD4であることを示すバイナリ
値10000に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサート
してカウンタ回路302をディセーブルし、状態S41に切り換わる。信号PM
D[4:0]が、所望のパワー状態がD3であることを示すバイナリ値0100
0に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウン
タ回路302をディセーブルし、状態S31に切り換わる。信号PMD[4:0
]が所望のパワー状態がD2であることを示すバイナリ値00100に変化する
と、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302
をディセーブルし、状態S21に切り換わる。最後に、信号PMD[4:0]が
所望のパワー状態がDlであることを示すバイナリ値00010に変化すると、
PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302をデ
ィセーブルし、状態S11に切り換わる。
【0049】 現在、PM状態装置351が状態S10(Dl)である場合、PM状態装置3
51は、パワー状態信号PMD[4:0]をモニタリングしてパワー状態が変化
したかどうかを判定し、信号MIUPSおよびFPPSをモニタリングして、M
IUまたはフラットパネルパワーの順序付けを開始する必要があるかどうかを判
定する。信号PMD[4:0]が所望のパワー状態がDlであることを示すバイ
ナリ値00010を有する場合、PM状態装置351は次いで、信号MIUPS
およびFPPSをモニタリングして、MIUのパワーの順序付けまたはフラット
パネルのパワーの順序付けが必要かどうかを判定する。MIUのパワーの順序付
けまたはフラットパネルのパワーの順序付けのいずれかが必要な場合、PM状態
装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302をディセーブ
ルし、状態S11に切り換わる。そうでない場合、信号PMD[4:0]が所望
のパワー状態がDlであることを示すバイナリ値00010を有し、信号MIU
PSおよびFPPSがデアサートされてMIUの順序付けまたはフラットパネル
の順序付けのいずれも不要であることが示されると、PM状態装置351は状態
Sl0に留まる。
【0050】 信号PMD[4:0]が、所望のパワー状態がD0であることを示すバイナリ
値00001に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサート
してカウンタ回路302をディセーブルし、状態S01に切り換わる。信号PM
D[4:0]が所望のパワー状態がD4であることを示すバイナリ値10000
に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ
回路302をディセーブルし、状態S4lに切り換わる。信号PMD[4:0]
が所望のパワー状態がD3であることを示すバイナリ値01000に変化すると
、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302を
ディセーブルし、状態S31に切り換わる。最後に、信号PMD[4:0]が所
望のパワー状態がD2であることを示すバイナリ値00100に変化すると、P
M状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302をディ
セーブルし、状態S2lに切り換わる。
【0051】 現在、PM状態装置351が状態S20(D2)である場合、PM状態装置3
51は、パワー状態信号PMD[4:0]をモニタリングしてパワー状態が変化
したかどうかを判定し、信号MIUPSおよびFPPSをモニタリングしてフラ
ットパネルのパワーの順序付けを開始する必要があるかどうかを判定する。信号
PMD[4:0]が所望のパワー状態がD2であることを示すバイナリ値001
00を有する場合、PM状態装置351は次いで、信号MIUPSおよびFPP
Sをモニタリングして、MIUのパワーの順序付けまたはフラットパネルのパワ
ーの順序付けが必要かどうかを判定する。MIUのパワーの順序付けまたはフラ
ットパネルのパワーの順序付けが必要な場合、PM状態装置351は、信号PM
CEをデアサートしてカウンタ回路302をディセーブルし、状態S21に切り
換わる。別の場合、信号PMD[4:0]が所望のパワー状態がD2であること
を示すバイナリ値00100を有し、信号MIUPSおよびFPPSがデアサー
トされてMIUの順序付けまたはフラットパネルの順序付けのいずれも必要ない
ことが示されると、PM状態装置351は状態S20に留まる。
【0052】 信号PMD[4:0]が所望のパワー状態がD3であることを示すバイナリ値
01000に変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートし
てカウンタ回路302をディセーブルし、状態S31に切り換わる。信号PMD
[4:0]が所望のパワー状態がD4であることを示すバイナリ値10000に
変化すると、PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回
路302をディセーブルし、状態S41に切り換わる。信号PMD[4:0]が
所望のパワー状態がD0であることを示すバイナリ値00001に変化すると、
PM状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302をデ
ィセーブルし、状態S01に切り換わる。最後に、信号PMD[4:0]が所望
のパワー状態がDlであることを示すバイナリ値00010に変化すると、PM
状態装置351は、信号PMCEをデアサートしてカウンタ回路302をディセ
ーブルし、状態S11に切り換わる。
【0053】 ここで、図5を参照する。図5は、PM状態装置351内の状態の継続状態図
を示す。より詳細には、図5では、図4においてサブ状態S01、S11、S2
1、S3lおよびS4lに達した後の状態を取り上げる。図4〜5中の状態は全
て、PM状態装置351によって実行されることが理解される。しかし、分かり
易くするために、これらの状態を2つの別個の図4および図5に分けて示す。図
5において、変数xは、0〜4の任意の値であり得る。例えば、Sx1は、xの
値に応じて、サブ状態S01、S11、S21、S31およびS41であり得る
。図5に示すように、図5中のサブ状態は、主要状態(Sx0)に戻る前に、順
次的なシーケンス(Sx1〜Sx7)を構成する。すなわち、図5に示すサブ状
態は、対応する主要パワー状態(例えば、S00(D0)、S10(Dl)、S
20(D2)、S30(D3)およびS40(D4))に遷移する際の一般的な
パワーの順序付けを表す。
【0054】 このようなものとして、図4中の状態図による主要状態からサブ状態Sx1に
到達すると、PM状態装置351は、一般的なパワー順序付け間隔Tiが終了し
たかどうかを示す信号PMCIをモニタリングする。PM状態装置351は、パ
ワー順序付け間隔Ti終了するまで、サブ状態Sx1に留まる。上述したように
、一般的なパワー順序付け間隔Tiは、フラットパネルのパワーの順序付けと無
関係の回路/モジュールが適切にディセーブルまたはイネーブルされるために必
要な時間を提供する。信号PMCIがデアサートされてパワー順序付け間隔Ti
がまだ続いていることが示されると、PM状態装置351は、信号PMCEをハ
イに設定してカウンタ回路302をイネーブルすることを確実にし、サブ状態S
x1に留まる。そうでない場合、信号PMCIがアサートされてパワー順序付け
間隔Tiが終了したことが示されると、PM状態装置351は、信号PMCEを
ローに設定してカウンタ回路302をディセーブルおよびリセットし、パワー順
序付けにおいて次のサブ状態Sx2に切り換わる。先行のサブ状態Sx1の場合
と同様に、PM状態装置351は、パワー順序付け間隔Tiが終了するまで、サ
ブ状態Sx2に留まる。ハイでアサートされている信号PMCIで示すようにパ
ワー順序付け間隔Tiが終了すると、PM状態装置351は、信号PMCEをロ
ーに設定してカウンタ回路302をディセーブルおよびリセットし、一般的なパ
ワー順序付け状態において次のサブ状態Sx3に切り換わる。
【0055】 一般的なパワー順序付けの間、フラットパネルのパワー順序付けが必要になり
得る。このようなものとして、サブ状態Sx3において、PM状態装置351は
、信号PMCIに加えて信号FPPSおよびPMCJをモニタリングする。上述
したように、信号FPPSは、ハイにアサートされると、フラットパネルのパワ
ー順序付けが必要であることを示す。信号PMCJは、ハイにアサートされると
、フラットパネルのパワー順序付け間隔Tjが終了したことを示す。信号FPP
Sがハイであるが信号PMCJはローである場合、PM状態装置351は状態S
x3に留まる。同様に、信号FPPSおよびPMCIが両方ともローの場合、P
M状態装置351は状態Sx3に留まる。逆に、信号FPPSおよびPMCJが
両方ともハイの場合、装置状態301は、パワー順序において中の次のサブ状態
Sx4に切り換わる。信号FPPSがローであるが信号PMCIはハイである場
合、PM状態装置351は、サブ状態Sx5にスキップする。信号PMCEは、
PM状態装置351がSx3状態に留まっている場合はハイに設定され、PM状
態装置351が状態Sx3からSx4状態またはSx5状態のいずれかに移動す
る場合、ローに設定される。
【0056】 サブ状態Sx4は、フラットパネルのパワー順序付けのみのために用いられる
。従って、サブ状態Sx4の間、PM状態装置351は、信号PMCJをモニタ
リングしてフラットパネルのパワー順序付け間隔Tjが終了する時期を判定する
。ローの信号PMCJによって示すようにフラットパネルのパワー順序付け間隔
jが終了する前は、PM状態装置351はサブ状態Sx4に留まる。ハイであ
る信号PMCJによって示すようにフラットパネルパワーの順序付け間隔Tj
終了した後、PM状態装置351は、パワー順序付け状態において次のサブ状態
に切り換わる前に、信号PMCEをローにリセットする。サブ状態Sx5におい
て、PM状態装置351は。一般的なパワー順序付けを継続する。PM状態装置
351は、パワー順序付け間隔Tiが終了するまで、サブ状態Sx5に留まる。
ハイにアサートされる信号PMCIによって示すようにパワー順序付け間隔Ti
が終了すると、PM状態装置351は、信号PMCEをローに設定して、一般的
なパワー順序付けにおいて次のサブ状態Sx6に切り換わる前に、カウンタ回路
302をディセーブルおよびリセットする。サブ状態Sx6は、PM状態装置3
51がパワー順序付け間隔Tiが終了するまでサブ状態Sx5に留まる点におい
てサブ状態Sx5と実質的に類似する。ハイにアサートされている信号PMCI
で示すように、パワー順序付け間隔Tiが終了すると、PM状態装置351は、
一般的なパワー順序付け状態において次のサブ状態Sx7に切り換わる前は、信
号PMCEをローに設定してカウンタ回路302をディセーブルする。
【0057】 サブ状態Sx7は、PM状態装置351が対応する主要状態に切り換わって戻
ってくる前に一般的なパワー順序付け状態において最後のサブ状態である。従っ
て、PM状態装置351は、サブ状態Sx7からサブ状態Sx0に戻る遷移のた
めに用いられる信号PMC2をモニタリングする。好適な実施形態において、サ
ブ状態Sx7の継続時間は4クロックであり、この4クロックの長さは、PM状
態装置351がパワー順序付けを終えた後のPM状態装置351が再活性化され
るタイミングが早過ぎないようにすることを確実にするよう、サブ状態Sx7と
サブ状態Sx0との間に十分な間隔を提供し、これにより、関連ステータス信号
を更新する時間を得ることができる。従って、PMC2がローであり、4クロッ
ク間隔が終了していないことが示されると、PM状態装置351はサブ状態Sx
7に留まる。ハイである信号PMC2で示すように4クロック間隔が終了すると
、PM状態装置351は、信号PMCEをローに設定して、カウンタ回路302
および信号PMSQDONEをハイにディセーブルおよびリセットし、主要状態
Sx0に切り換わって戻る前に現在の一般的なパワー順序付けが完了したことを
示す。
【0058】 ここで図6を参照する。図6は、カウンタ回路302の実施形態をより詳細に
示す。カウンタ回路302は、ANDゲート601と、13ビットのカウンタ6
02と、マルチプレクサ603〜604とを含む。ANDゲート601は、PM
状態装置351から、クロック信号PMCLKおよびイネーブル信号PMCEを
入力として受け取る。ANDゲート601の出力は、カウンタ602に接続され
る。カウンタ602のビット4〜7は、マルチプレクサ603に入力として供給
される。カウンタ602のビット9〜12は、マルチプレクサ604に入力とし
て供給される。カウンタ602のビット2は、信号PMC2を提供する。従って
、信号PMCEが3クロックにわたってアクティブのとき、信号PMC2はハイ
である。マルチプレクサ603および604はそれぞれ、信号PMCIおよびP
MCJを出力する。クロック信号PMCLKは、イネーブル信号PMCEがアサ
ートされたときのみにカウンタ602に送られ、これにより、カウンタ602が
トリガされて各クロックサイクルを計数する。カウンタ602は、(1)イネー
ブル信号PMCEがデアサートされるたびに1にリセットされる。ビットPM0
0R[19:l8]およびPM00R[21:20]は、マルチプレクサ603
および604が出力する計数値を制御するために用いられる。
【0059】 図7は、デコーダ回路303の実施形態をより詳細に示す。デコーダ回路は、
インバータ701およびANDゲート703〜719を含む。イネーブル信号P
MCEは、入力としてインバータ701に提供され、インバータ701の出力は
、入力としてANDゲート713〜719にそれぞれ提供される。ビットPMS
[0]と、ビットPMS[1]の反転と、ビットPMS[2]の反転とは、入力
としてANDゲート703に提供される。ANDゲート703の出力は、第2の
入力としてANDゲート713に提供される。そうするうちに、ANDゲート7
03および713は、ビットPMS[2:0]がバイナリ値「001」を有し、
かつイネーブル信号PMCEがデアサートされる場合のみに、結合してビットP
MP[l]をハイに活性化する。ビットPMS[0]の反転と、ビットPMS[
1]と、ビットPMS[2]の反転とは、入力としてANDゲート704に提供
される。ANDゲート704の出力は、第2の入力としてANDゲート714に
提供される。そうするうちに、ANDゲート704および714は、ビットPM
S[2:0]がバイナリ値「010」を有し、かつイネーブル信号PMCEがデ
アサートされる場合のみに、結合してビットPMP[2]を活性化する。ビット
PMS[0]と、ビットPMS[1]と、ビットPMS[2]の反転とが、入力
としてANDゲート705に提供される。ANDゲート705の出力は、第2の
入力としてANDゲート715に提供される。そうするうちに、ANDゲート7
05および715は、ビットPMS[2:0]がバイナリ値「011」を有し、
かつイネーブル信号PMCEがデアサートされる場合のみに結合してビットPM
P[3]を活性化する。ビットPMS[0]の反転と、ビットPMS[1]の反
転と、ビットPMS[2]とが、入力としてANDゲート706に提供される。
ANDゲート706の出力は、第2の入力としてANDゲート716に提供され
る。そうするうちに、ANDゲート706および716は、ビットPMS[2:
0]がバイナリ値「100」を有し、かつイネーブル信号PMCEがデアサート
される場合のみに、結合してビットPMP[4]を活性化する。ビットPMS[
0]と、ビットPMS[1]の反転と、ビットPMS[2]とが、入力としてA
NDゲート707に提供される。ANDゲート707の出力は、第2の入力とし
てANDゲート717に提供される。そうするうちに、ANDゲート707およ
び717は、ビットPMS[2:0]がバイナリ値「101」を有し、かつイネ
ーブル信号PMCEがデアサートされる場合のみに、結合してビットPMP[5
]を活性化する。ビットPMS[0]の反転と、ビットPMS[1]と、ビット
PMS[2]とが、入力としてANDゲート708に提供される。ANDゲート
708の出力は、第2の入力としてANDゲート718に提供される。そうする
うちに、ANDゲート708および718は、ビットPMS[2:0]がバイナ
リ値「110」を有し、かつイネーブル信号PMCEがデアサートされる場合の
みに、結合してビットPMP[6]を活性化する。最後に、ビットPMS[0]
と、ビットPMS[1]と、ビットPMS[2]とが、入力としてANDゲート
709に提供される。ANDゲート709の出力は、第2の入力としてANDゲ
ート719に提供される。そうすうるうちに、ANDゲート709および719
は、ビットPMS[2:0]がバイナリ値「111」を有し、かつイネーブル信
号PMCEがデアサートされる場合のみに、結合してビットPMP[7]を活性
化する。そうするうちに、PMP[l]は、サブ状態Sx1(x=0、1、2、
3および4)における第1のクロックサイクルにおいて生成される1クロックの
パルスとなる。同様に、PMP[2]〜PMP[7]もそれぞれ、サブ状態Sx
2〜Sx7(x=0、1、2、3および4)における第1のクロックサイクルに
おいて生成される1クロックのパルスとなる。
【0060】 ビットPMS[3]、PMS[4]およびPMS[5]の反転が、出力が信号
PMD0XであるANDゲート710に入力として提供される。従って、信号P
MD0Xは、状態S0x(x=0、1、2、3、4、5、6および7)において
アクティブハイである。ビットPMS[3]と、ビットPMS[4]の反転と、
ビットPMS[5]の反転とは、信号PMD1Xを出力するANDゲート711
に入力として提供される。従って、信号PMD1Xは、状態S1x(x=0、1
、2、3、4、5、6および7)においてアクティブハイである。最後に、ビッ
トPMS[3]の反転と、PMS[4]と、ビットPMS[5]の反転とが、信
号PMD2Xを出力するANDゲート712に入力として提供される。従って、
信号PMD2Xは、状態S2x(x=0、1、2、3、4、5、6および7)に
おいてアクティブハイである。
【0061】 図8は、クロックイネーブル回路304の実施形態をより詳細に示す。クロッ
クイネーブル回路304は、発振器イネーブル信号(すなわち、PMOSCEN
、PLL1のイネーブル信号PMPLL1EN、PLL2のイネーブル信号PM
PLL2EN、およびPLL3のイネーブル信号PMPLL3EN)を生成する
ように設計された4つのサブ回路からなる。PLL1イネーブル信号PMPLL
1EN、PLL2イネーブル信号PMPLL2EN、およびPLL3イネーブル
信号PMPLL3ENを生成するために用いられるこれら3つのサブ回路は、構
造上では互いに同一である。このようなものとして、簡潔かつ分かり易くするた
め、本明細書中、PLL1イネーブル信号PMPLL1ENを生成するために用
いられるサブ回路のみについて詳細に説明する。なぜならば、このサブ回路につ
いての説明は、入力が異なる点以外は、PLL2イネーブル信号PMPLL2E
NおよびPLL3イネーブル信号PMPLL3ENを生成するために用いられる
サブ回路にも同様に当てはまるからである。
【0062】 PLL1イネーブル信号PMPLL1ENを生成するサブ回路は、ANDゲー
ト813〜814、ORゲート815、Dタイプのフリップフロップ816、A
NDゲート817〜818、ORゲート819、ANDゲート820、Dタイプ
のフリップフロップ821、およびANDゲート822を含む。ANDゲート8
13は、ビットPMD1およびPM01R[1]を入力として受け取る。ビット
PMD1は、現在PM状態装置351が状態D1であるかまたは状態D1に遷移
しているかを示すために用いられる。ビットPM01R[l]は、PLL1が状
態D1においてイネーブル可能かどうかを示す。従って、PM状態装置351が
現在D1であるかまたはD1に遷移しているところでありかつPLL1が状態D
1においてイネーブル可能である場合のみに、ANDゲート813はハイ信号を
出力する。ANDゲート814は、ビットPMD2およびPM02R[1]を入
力として受け取る。ビットPMD2は、現在PM状態装置351が状態D2であ
るかまたは状態D2に遷移しているかを示すために用いられる。ビットPM02
R[l]は、PLL1が状態D2においてイネーブル可能かどうかを示す。従っ
て、PM状態装置351が現在D2であるかまたはD2に遷移しており、かつP
LL1が状態D2においてイネーブル可能である場合のみに、ANDゲート81
4はハイ信号を出力する。
【0063】 ANDゲート813〜814の出力は、ORゲート815に入力として提供さ
れる。ORゲート815は、ビットPMD0を第3の入力として受け取る。ビッ
トPMD0は、PM状態装置351が現在状態D0であるのかまたは状態D0に
遷移していることを示すために用いられる。従って、現在PM状態装置351が
状態D0であるかまたは状態D0に遷移している場合、もしくは現在PM状態装
置351が状態D1であるかまたは状態D1に遷移しており、かつPLL1が状
態D1においてイネーブル可能である場合、もしくはPM状態装置351が現在
状態D2であるかまたは状態D2に遷移しており、かつPLL1が状態D2にお
いてイネーブル可能である場合、ORゲート815は、クロック信号PMCLK
によってクロックされるDタイプのフリップフロップ816の入力にハイ信号を
出力する。クロック信号PMCLKの各立ち上がりエッジにおいて、フリップフ
ロップ816は、その現在の入力をラッチし、ラッチした入力をその出力に提供
する。従って、ORゲート815の出力がハイになると、フリップフロップ81
6の出力がハイになる。信号PMRSTLは、リセット信号としてフリップフロ
ップ816に提供される。フリップフロップ816の出力は、入力としてAND
ゲート817に提供され、フリップフロップ816の出力の反転は、入力として
ANDゲート818に提供される。
【0064】 ANDゲート817は、ビットPMP1をその第2の入力として受け取る。こ
のビットPMP1は、サブ状態Sx1(x=0、1、2、3および4)の開始部
分を示す。ANDゲート817の出力は、入力としてDタイプのフリップフロッ
プ821およびORゲート819に提供される。ANDゲート818は、ビット
PMP7をその第2の入力として受け取る。このビットPMP7は、サブ状態S
x7(x=0、1、2、3および4)の開始部分を示す。ANDゲート818の
出力は、第2の入力としてORゲート819に提供される。ORゲート819の
出力は、入力としてANDゲート820に提供される。このANDゲート820
は、クロック信号PMCLKを第2の入力として受け取る。ANDゲート820
の出力は、フリップフロップ821をクロックするために用いられる。ANDゲ
ート820は、フリップフロップ821がクロック信号PMCLKの立ち上がり
エッジにおいてその入力をラッチすることを可能にする。ANDゲート820の
出力は、ANDゲート817の出力がハイである場合またはANDゲート818
の出力がハイである場合のみに、イネーブルされる。PMP1およびPMP7が
同時に活性化されることはないため、1つの出力のみがハイになり得る点に留意
されたい。ANDゲート817の出力がハイになると、信号PMCLKの次の立
ち上がりエッジにおいてDタイプのフリップフロップ821の出力が設定される
。ANDゲート818の出力がハイになると、ANDゲート817の出力はロー
となり、信号PMCLKの次の立ち上がりエッジにおいてDタイプのフリップフ
ロップ821の出力がリセットされる。フリップフロップ821の出力は、入力
としてANDゲート822に提供される。このANDゲート822は、ビットP
M00R[l]をその第2の入力として受け取る。ビットPM00R[1]は、
PLL1がイネーブルされるかどうかを示す。信号PMRSTLは、リセット信
号としてフリップフロップ821に提供される。そうするうちに、PLL1イネ
ーブル信号PMPLL1ENは、フリップフロップ806の出力に応じて、ビッ
トPMP1がアクティブのときに活性化され、PMP7がアクティブのときに非
活性化される。
【0065】 PLL2イネーブル信号PMPLL2ENおよびPLL3イネーブル信号PM
PLL3ENを生成するために用いられるサブ回路は、上述したPLL1イネー
ブル信号PMPLL1ENを生成するために用いられるサブ回路と同一である。
しかし、予想されるように、PLL2イネーブル信号PMPLL2ENを生成す
るために用いられるサブ回路は、PLL2が状態D1およびD2においてそれぞ
れイネーブル可能かどうかを示す2つの異なる入力ビットPM01R[2]およ
びPM02R[2]を受け取る。同様に、PLL2イネーブル信号PMPLL3
ENを生成するために用いられるサブ回路は、PLL3が状態D1およびD2に
おいてそれぞれイネーブル可能であるかどうかを示す2つの異なる入力ビットP
M01R[3]およびPM02R[3]を受け取る。
【0066】 発振器イネーブル信号PMOSCENを生成するために用いられるサブ回路は
、PLL1イネーブル信号PMPLL1EN、PLL2イネーブル信号PMPL
L2EN、およびPLL3イネーブル信号PMPLL3ENを生成するために用
いられるサブ回路とほとんど同じである。しかし、発振器イネーブル信号PMO
SCENを生成するために用いられるサブ回路は、2つの別のANDゲートを含
む。従って、ORゲート805は、他のサブ回路の場合はその相対物が3つ(例
えば、ORゲート815、825および835)であるのとは異なり、5つの入
力を有する。その理由は、ORゲート805は、状態S0x〜S4x(x=0、
1、2、3、4、5、6、7)全てにおいて、発振器を選択的にイネーブルする
能力を提供しなければならないためである。D3状態およびD4状態でディセー
ブルされるPLL1、PLL2およびPLL3とは異なり、この実施形態におい
て、発振器は、PM00R[16]およびPM00R[17]による制御通りに
D3状態およびD4状態でイネーブルされ得る。この違い以外は、発振器イネー
ブル信号PMOSCENを生成するために用いられるサブ回路は、上述したサブ
回路とほとんど同じである。この理由のため、本明細書中、発振器イネーブル信
号PMOSCENを生成するために用いられるサブ回路はについてはこれ以上言
及しない。
【0067】 図9Aは、メモリイネーブル回路305の実施形態のより詳細な実施形態を示
す。図9Aに示すように、メモリイネーブル回路305は、ANDゲート900
〜902、Dタイプのフリップフロップ903、ANDゲート904〜905、
ORゲート906、ANDゲート907、Dタイプのフリップフロップ908、
ORゲート909、およびXORゲート910を含む。ANDゲート900は、
ビットPMD1およびPM01R[4]を入力として受け取る。ビットPMD1
は、PM状態装置351が現在状態D1であるかまたは状態D1に遷移している
かどうかを示すために用いられる。ビットPM01R[4]は、MIU207が
状態D1においてイネーブル可能かどうかを示す。従って、現在PM状態装置3
51が状態D1であるかまたは状態D1に遷移している場合でありかつMIU2
07が状態D1においてイネーブル可能である場合にのみ、ANDゲート900
は、ハイ信号を出力する。ANDゲート901は、ビットPMD2およびPM0
2R[4]を入力として受け取る。ビットPMD2は、現在PM状態装置351
が状態D2であるかまたは状態D2に遷移しているところかどうかを示すために
用いられる。ビットPM02R[4]は、MIU207が状態D2においてイネ
ーブル可能かどうかを示す。従って、現在PM状態装置351が状態D2である
かまたは状態D2に遷移している場合でありかつMIU207が状態D2におい
てイネーブル可能である場合にのみ、ANDゲート901は、ハイ信号を出力す
る。
【0068】 ANDゲート900〜901の出力が、ビットPMD0と共にORゲート90
9に入力として提供される。ビットPMD0は、現在PM状態装置351が状態
D0であるかまたは状態D0に遷移しているかどうかを示すために用いられる。
従って、PM状態装置351が状態D0であるかまたは状態D0に遷移している
場合、もしくは現在PM状態装置351が状態D1であるかまたは状態D1に遷
移しており、かつMIU207が状態D1においてイネーブル可能である場合、
もしくは現在PM状態装置351が状態D2であるかまたは状態D2に遷移して
おり、かつMIU207が状態D2においてイネーブル可能である場合、ORゲ
ート909は、ANDゲート902の入力にハイ信号を出力する。ANDゲート
902は、信号MIUENAを第2の入力として受取り、この信号MIUENA
は、MIU207をイネーブル/ディセーブルするプログラム可能なレジスタビ
ットである。ANDゲート902の出力は、Dタイプのフリップフロップ903
の入力として提供される。このDタイプのフリップフロップ903は、クロック
信号PMCLKによってクロックされる。クロック信号PMCLKの各立ち上が
りエッジにおいて、フリップフロップ903は、その現在の入力をラッチし、ラ
ッチした入力をその出力として提供する。従って、信号MIUENAがアサート
されると、ANDゲート902の出力がハイになると、フリップフロップ903
の出力はハイになる。信号PMRSTLは、リセット信号としてフリップフロッ
プ903に提供される。フリップフロップ903の出力は、入力としてANDゲ
ート904およびXORゲート910に提供される。フリップフロップ903の
反転も、ANDゲート905の入力として提供される。
【0069】 ANDゲート904は、第2の入力として、サブ状態Sx2(ここで、x=0
、1、2、3および4である)の始まりを示すビットPMP2を受信する。AN
Dゲート904の出力は、D型フリップフロップ908およびORゲート906
の入力として提供される。ANDゲート905が、第2の入力として、サブ状態
Sx6(ここで、x=0、1、2、3および4である)の始まりを示すビットP
MP6を受信する。ANDゲート905の出力が、第2の入力として、ORゲー
ト906に提供される。ORゲート906の出力は、入力として、クロック信号
PMCLKを第2の入力として受信する、ANDゲート907に提供される。A
NDゲート907の出力は、フリップフロップ908をクロックさせるために用
いられる。ANDゲート907が、フリップフロップ908がクロック信号PM
CLKの立ち上がりエッジで、入力をラッチすることを可能にする。フリップフ
ロップ908の出力は、MIUイネーブル信号PMMIUENとして提供される
。信号PMRSTLが、リセット信号として、フリップフロップ908に提供さ
れる。この間に、MIUイネーブル信号PMMIUENが、ビットPMP2がア
クティブである場合にアクティブ化され、ビットPMP6がフリップフロップ9
03の出力に依存してアクティブである場合にイナクティブ化される。イネーブ
ル信号PMMIUENが、出力が信号MIUPSである、XORゲート910の
第2の入力として提供される。よって、MIU207がイネーブルされている場
合、またはMIU207がディセーブルされて、MIU電力配列(power
sequencing)が必要とされることを示す場合に、信号MIUPSがハ
イにアサートされる。
【0070】 図9Bは、MIU207がイネーブル/ディセーブルされている場合には電力
配列が必要とされないため、図9Aの相対物のメモリイネーブル回路305とは
異なって、信号MIUPSを生成しない、メモリイネーブル回路305’の代替
的な実施形態をより詳細に示す。図9Bにおいて、素子は、図9Aの相対物に対
応する、ダッシュが付された参照番号を有する。図9Aで示したように、メモリ
イネーブル回路305’は、ANDゲート900’〜902’、D型フリップフ
ロップ903’、ANDゲート904’および905’、ORゲート906’、
ANDゲート907’、D型フリップフロップ908’、ならびにORゲート9
09’を含む。メモリイネーブル回路305とは異なって、メモリイネーブル回
路305’は、信号MIUPSを生成するための対応するORゲート910を有
さない。また、入力として、ORゲート900’の出力を受信せずに、ANDゲ
ート902’は、入力として、フリップフロップ908’の出力を受信する。残
りの素子および関連づけられた接続は、図9Aのものと等しい。図9Aに関して
提供されるメモリイネーブル回路305を詳細に説明したので、図9Bの代替的
なメモリイネーブル回路305’の動作および構成は、当業者には明白である。
この理由および簡潔さのために、代替的なメモリイネーブル回路305’の詳細
な説明はしない。
【0071】 図10は、ディスプレイイネーブル回路306の1つの実施形態をさらに詳細
に示す。ディスプレイイネーブル回路306は、グラフィックスイネーブル信号
PMGEEN、DACイネーブル信号PMDACEN、グラフィックスディスプ
レイコントローラ1イネーブル信号PMDC1EN、ディスプレイコントローラ
1に対するウインドーイネーブル信号PMDC1WEN、ディスプレイコントロ
ーラ1に対するカーソルイネーブル信号PMDC1CEN、グラフィックスディ
スプレイコントローラ2イネーブル信号PMDC2EN、ディスプレイコントロ
ーラ2に対するウインドーイネーブル信号PMDC2WEN、およびディスプレ
イコントローラ2に対するカーソルイネーブル信号PMDC2CENを生成する
ように設計された、8個のサブ回路から成る。グラフィックスイネーブル信号P
MGEEN、DACイネーブル信号PMDACEN、グラフィックスディスプレ
イコントローラ1イネーブル信号PMDC1EN、およびグラフィックスディス
プレイコントローラ2イネーブル信号PMDC2ENを生成するために用いられ
る4個のサブ回路は、構成の点において、相互に等しい。よって、簡潔さおよび
明瞭さのために、ここでは、グラフィックスイネーブル信号PMGEENを生成
するために用いられるサブ回路のみを詳細に説明するが、この説明は、入力が異
なる以外は、DACイネーブル信号PMDACEN、グラフィックスディスプレ
イコントローラ1イネーブル信号PMDC1EN、およびグラフィックスディス
プレイコントローラ2イネーブル信号PMDC2ENを生成するために用いられ
るサブ回路にも等しく適用できる。
【0072】 グラフィックスイネーブル信号PMGEENを生成するサブ回路は、ANDゲ
ート1001および1002、ORゲート1003、D型フリップフロップ10
04、ANDゲート1005および1006、ORゲート1007、ANDゲー
ト1008、D型フリップフロップ1009、ならびにANDゲート1010を
含む。ANDゲート1001は、入力として、ビットPMD1およびPM01R
[6]を受信する。ビットPMD1は、PM状態装置351が、現在、状態D1
にあるか、または状態D1に遷移していることを示すために用いられる。ビット
PM01R[6]は、GE206が状態D1でイネーブルされることが可能であ
るかどうかを示す。よって、PM状態装置351が、現在、状態D1にあるか、
または状態D1に遷移しており、且つGE206が状態D1でイネーブルされる
ことが可能である場合、ANDゲート1001は、ハイ信号を出力する。AND
ゲート1002は、入力として、ビットPMD2およびPM02R[6]を受信
する。ビットPMD2は、PM状態装置351が、現在、状態D2にあるか、ま
たは状態D2に遷移していることを示すために用いられる。ビットPM02R[
6]は、GE206が状態D2でイネーブルされることが可能であるかどうかを
示す。よって、状態装置が、現在、状態D2にあるか、または状態D2に遷移し
ており、且つGE206が状態D2でイネーブルされることが可能である場合、
ANDゲート1002は、ハイ信号を出力する。
【0073】 ANDゲート1001および1002の出力が、ビットPMD0を第3の入力
として受信する、ORゲート1003の入力として提供される。ビットPMD0
は、PM状態装置351が、現在、状態D0にあるか、または状態D0に遷移し
ていることを示すために用いられる。よって、PM状態装置351が、現在、状
態D0にあるか、または状態D0に遷移している場合、あるいはPM状態装置3
51が、現在、状態D1にあるか、または状態D1に遷移しており、且つGE2
06が状態D1でイネーブルされることが可能である場合、もしくはPM状態装
置351が、現在、状態D2にあるか、または状態D2に遷移しており、且つG
E206が状態D2でイネーブルされることが可能である場合、ORゲート10
03は、クロック信号PMCLKによってクロックされるD型フリップフロップ
1004に、ハイ信号を出力する。クロック信号PMCLKの各立ち上がりエッ
ジで、フリップフロップ1004が、電流入力をラッチし、出力に提供する。従
って、ORゲート1003の出力がハイである場合、フリップフロップ1004
の出力はハイである。信号PMRSTLが、リセット信号として、フリップフロ
ップ1004に提供される。フリップフロップ1004の出力が、入力として、
ANDゲート1005に提供され、フリップフロップ1004の反転出力が、入
力として、ANDゲート1006に提供される。
【0074】 ANDゲート1005は、第2の入力として、サブ状態Sx3の始まりを示す
ビットPMP3を受信する。ANDゲート1005の出力が、入力として、D型
フリップフロップ1009およびORゲート1007に提供される。ANDゲー
ト1006は、第2の入力として、サブ状態Sx5の始まりを示すビットPMP
5を受信する。ANDゲート1006の出力は、第2の入力として、ORゲート
1007に提供される。ORゲート1007の出力は、入力として、クロック信
号PMCLKを第2の入力として受信する、ANDゲート1008に提供される
。ANDゲート1008の出力が、フリップフロップ1009をクロックさせる
ために用いらる。ANDゲート1008は、フリップフロップ1009がクロッ
ク信号PMCLKの立ち上がりエッジで、入力をラッチすることを可能にする。
フリップフロップ1009の出力は、入力として、ビットPM00R[8]を第
2の入力として受信する、ANDゲート1010に提供される。ビットPM00
R[8]は、GE206がイネーブルされるかどうかを示す。信号PMRSTL
が、リセット信号として、フリップフロップ1009に提供される。この間に、
PM00R[8]がハイである場合、GE206イネーブル信号PMGEENが
、ビットPMP3およびフリップフロップ1004の出力がアクティブである場
合にアクティブ化され、ビットPMP5がアクティブであり、フリップフロップ
1004の出力がイナクティブである場合にイナクティブ化される。
【0075】 DACイネーブル信号PMDACEN、グラフィックスディスプレイコントロ
ーラ1イネーブル信号PMDC1EN、およびグラフィックスディスプレイコン
トローラ2イネーブル信号PMDC2ENを生成するために用いられるサブ回路
は、上述のGEイネーブル信号PMGEENを生成するために用いられるサブ回
路と等しい。しかしながら、予期されることであるが、DACイネーブル信号P
MDACENを生成するために用いられるサブ回路が、異なる入力、すなわち、
DAC210がイネーブルされるかどうかを示すビットDCDACENA、CR
Tディスプレイが状態D1でイネーブルされることが可能であるかどうかを示す
ビットPM01R[8]、およびCRTディスプレイが状態D2でイネーブルさ
れることが可能であるかどうかを示すPM02R[8]を受信する。同様に、グ
ラフィックスディスプレイコントローラ1イネーブル信号PMDC1ENを生成
するために用いられるサブ回路が、異なる入力、すなわち、ディスプレイコント
ローラ1がイネーブルされるかどうかを示すDC1ENA、ディスプレイコント
ローラ1が状態D1でイネーブルされることが可能であるかどうかを示すPM0
1R[16]、およびディスプレイコントローラ1が状態D2でイネーブルされ
ることが可能であるかどうかを示すPM02R[16]を受信する。同様に、グ
ラフィックスディスプレイコントローラ2イネーブル信号PMDC2ENを生成
するために用いられるサブ回路が、異なる入力、すなわち、ディスプレイコント
ローラ2がイネーブルされるかどうかを示すDC2ENA、ディスプレイコント
ローラ2が状態D1でイネーブルされることが可能であるかどうかを示すPM0
1R[24]、およびディスプレイコントローラ2が状態D2でイネーブルされ
ることが可能であるかどうかを示すPM02R[24]を受信する。簡潔さのた
め、これらのサブ回路に関しては、ここではさらには論じない。
【0076】 ディスプレイコントローラ1は、ウインドーコントローラ1サブ回路、および
カーソル1サブ回路からなる。イネーブル信号PMDC1WENがアクティブで
ある場合、ウインドーコントローラ1サブ回路がイネーブルされることが可能で
ある。同様に、イネーブル信号PMDC1CENがアクティブである場合、カー
ソルコントローラ1サブ回路がイネーブルされることが可能である。信号PMD
C1WENおよびPMDC1CENがともに、信号PMDC1ENがアクティブ
であり、且つウインドーコントローラ1およびカーソル1サブ回路が相応してイ
ネーブルされる場合にのみ有効であることに留意されたい。
【0077】 ディスプレイコントローラ1に対するウインドーイネーブル信号PMDC1W
ENを生成するために用いられるサブ回路は、ANDゲート1041および10
42、ORゲート1043、ならびにANDゲート1052から成る。ANDゲ
ート1041は、入力として、状態S1x(ここで、x=1、2、3、4、5、
6および7)に関連する電力配列が発生しているかどうかを示すビットPMD1
X、およびウインドーが状態D1でイネーブルされることが可能であるかどうか
を示すビットPM01R[17]を受信する。ANDゲート1041の出力が、
入力として、ORゲート1043に提供される。ANDゲート1042は、入力
として、状態S2x(ここで、x=1、2、3、4、5、6および7)に関連す
る電力配列が発生しているかどうかを示すビットPMD2x、およびウインドー
が状態D2でイネーブルされることが可能であるかどうかを示すビットPM02
R[17]を受信する。ANDゲート1042の出力が、入力として、ORゲー
ト1043に提供される。ORゲート1043は、第3の入力として、状態S0
x(ここで、x=1、2、3、4、5、6および7)に関連する電力配列が発生
しているかどうかを示すビットPMD0xを受信する。ORゲート1043の出
力が、グラフィックスディスプレイコントローラ1イネーブル信号PMDC1E
Nと共に、入力として、ANDゲート1052に提供される。ANDゲート10
52の出力は、ディスプレイコントローラ1に対するウインドーイネーブル信号
PMDC1WENである。
【0078】 ディスプレイコントローラ1に対するカーソルイネーブル信号PMDC1CE
N、ディスプレイコントローラ2に対するウインドーイネーブル信号PMDC2
WEN、およびディスプレイコントローラ2に対するカーソルイネーブル信号P
MDC2CENを生成するために用いられるサブ回路は、上述のディスプレイコ
ントローラ1に対するウインドーイネーブル信号PMDC1WENを生成するた
めに用いられるサブ回路と等しい。しかしながら、予期されることであるが、デ
ィスプレイコントローラ2に対するウインドーイネーブル信号PMDC2WEN
を生成するために用いられるサブ回路が、異なる入力、すなわち、グラフィック
スディスプレイコントローラ2イネーブル信号PMDC2EN、ならびにウイン
ドーが状態D1でイネーブルされることが可能であるかどうかを示すビットPM
01R[25]、およびウインドーが状態D2でイネーブルされることが可能で
あるかどうかを示すビットPM02R[25]を受信する。同様に、ディスプレ
イコントローラ1に対するカーソルイネーブル信号PMDC1CENを生成する
ために用いられるサブ回路が、異なる入力、すなわち、カーソルが状態1でイネ
ーブルされるかどうかを示すビットPM01R[19]、およびカーソルが状態
D2でイネーブルされることが可能であるかどうかを示すPM02R[19]を
受信する。同様に、ディスプレイコントローラ2に対するカーソルイネーブル信
号PMDC2CENを生成するために用いられるサブ回路が、異なる入力、すな
わち、カーソルが状態D1でイネーブルされることが可能であるかどうかを示す
ビットRM01R[27]、およびカーソルが状態D2でイネーブルされること
が可能であるかどうかを示すPM02R[27]を受信する。簡潔さのため、こ
れらのサブ回路に関しては、ここではさらには論じない。
【0079】 図11は、フラットパネルイネーブル回路307の1つの実施形態をより詳細
に示す。図11に示すとおり、フラットパネルイネーブル回路307は、電源1
イネーブル信号PMENVDD、電源2イネーブル信号PMENVEE、フラッ
トパネルインターフェースイネーブル信号PMENCTL、および信号FPPS
を生成する。信号PMENCTLが、FPI209がイネーブルされるかどうか
を示し、信号FPPSが、フラットパネル電力配列が必要であるかどうか(すな
わち、フラットパネルディスプレイがイネーブルまたはディセーブルされている
場合に)を示し、電源1イネーブル信号PMENVDDが、電源1がイネーブル
されるかどうかを示し、電源2イネーブル信号PMENVEEが、電源2がイネ
ーブルされるかどうかを示す。フラットパネルイネーブル回路307は、AND
ゲート1101および1102、ORゲート1103、ANDゲート1104、
D型フリップフロップ1105、ANDゲート1106および1107、ORゲ
ート1108、ANDゲート1109、D型フリップフロップ1110、AND
ゲート1111および1112、ORゲート1113、ANDゲート1114お
よび1115、ORゲート1116、ANDゲート1117、D型フリップフロ
ップ1118、ANDゲート1119、インバータ1120、ANDゲート11
21、ならびにD型フリップフロップ1122を含む。
【0080】 ANDゲート1101は、入力として、PM状態装置351が、現在,状態D
1にあるか、または状態D1に遷移していることを示すビットPMD1、および
FPI209が状態D1でイネーブルされることが可能であるかどうか示すビッ
トPM01R[9]を受信する。よって、PM状態装置351が、現在、状態D
1にあるか、または状態D1に遷移しており、FPI209が状態D1でイネー
ブルされることが可能である場合にのみ、ANDゲート1101はハイ信号を出
力する。ANDゲート1102は、入力として、ビットPMD2およびPM02
R[9]を受信する。ビットPMD2は、PM状態装置351が、現在、状態D
2にあるか、または状態D2に遷移していることを示すために用いられる。ビッ
トPM02R[9]は、FPI209が状態D2でイネーブルされることが可能
であるかどうかを示す。ANDゲート1101および1102の出力は、入力と
して、ORゲート1103に提供される。ORゲート1103の第3の入力は、
PM状態装置351が、現在、状態D0にあるか、または状態D0に遷移してい
ることを示すビットPMD0である。ORゲート1103は、入力として、AN
Dゲート1104に出力を提供する。信号FPIENAは、FPI209がイネ
ーブル/ディセーブルされることを示し、信号DCFPIENAは、データをF
PI209に提供している、ディスプレイコントローラ1および2 208もイ
ネーブルされることを示す。
【0081】 よって、PM状態装置351が、現在、状態D0にあるか、または状態D0に
遷移している場合、PM状態装置351が、現在、状態D1にあるか、または状
態D1に遷移しており、且つFPI209が状態D1でイネーブルされることが
可能である場合、もしくはPM状態装置351が、現在、状態D2にあるか、ま
たは状態D2に遷移しており、且つFPI209が状態D2でイネーブルされる
ことが可能である場合、ANDゲート1104がハイ信号を、クロック信号PM
CLKによってクロックされるD型フリップフロップ1105に出力する。クロ
ック信号PMCLKの各立ち上がりエッジで、フリップフロップ1105が、電
流入力をラッチし、出力に提供する。従って、信号FPIENAおよびDCFP
IENAが共にハイである場合、ANDゲート1104の出力がハイであるとき
に、フリップフロップ1105の出力はハイである。信号PMRSTLが、リセ
ット信号として、フリップフロップ1105に提供される。フリップフロップ1
105の出力は、入力として、ANDゲート1106に提供され、フリップフロ
ップ1105の反転が、入力として、ANDゲート1107に提供される。
【0082】 ANDゲート1106が、第2の入力として、サブ状態Sx3(ここで、x=
0、1、2、3および4である)の始まりを示すビットPMP3を受信する。A
NDゲート1106の出力は、入力として、D型フリップフロップ1110およ
びORゲート1108に提供される。ANDゲート1107は、第2の入力とし
て、サブ状態Sx5(ここで、x=0、1、2、3および4である)が完了した
かどうかを示すビットPMP5を受信する。ANDゲート1107の出力は、第
2の入力として、ORゲート1108に提供される。ANDゲート1108の出
力は、入力として、クロック信号PMCLKを第2の入力として受信する、OR
ゲート1109に提供される。ANDゲート1109の出力は、フリップフロッ
プ1110をクロックさせるために用いられる。ANDゲート1109は、フリ
ップフロップ1110が、クロック信号PMCLKの立ち上がりエッジで、入力
をラッチすることを可能にする。フリップフロップ1110の出力は、電源1イ
ネーブル信号PMENVDDである。信号PMRSTLは、リセット信号として
、フリップフロップ1110に提供される。この間に、電源1イネーブル信号P
MENVDDは、ビットPMP3およびフリップフロップ1105の出力がアク
ティブである場合にアクティブ化され、ビットPMP5がアクティブであり、且
つフリップフロップ1105の出力がイナクティブである場合にイナクティブ化
される。
【0083】 フリップフロップ1105の出力はまた、入力として、ANDゲート1114
に提供され、フリップフロップ1105の反転は、入力として、ANDゲート1
115に提供される。ANDゲート1114は、第2の入力として、サブ状態S
x5(ここで、x=0〜4である)の始まりを示すビットPMP5を受信する。
ANDゲート1114の出力は、入力として、D型フリップフロップ1118お
よびORゲート1116に提供される。ANDゲート1115は、第2の入力と
して、サブ状態Sx3(ここで、x=0〜4である)の始まりを示すビットPM
P3を受信する。ANDゲート1115の出力は、第2の出力として、ORゲー
ト1116に提供される。ORゲート1116の出力は、入力として、クロック
信号PMCLKを第2の入力として受信する、ANDゲート1117に提供され
る。ANDゲート1117の出力は、フリップフロップ1118をクロックさせ
るために用いられる。ANDゲート1117は、フリップフロップ1118が、
クロック信号PMCLKの立ち上がりエッジで、入力をラッチすることを可能に
する。フリップフロップ1118の出力は、電源2イネーブル信号PMENVE
Eである。信号PMRSTLは、リセット信号として、フリップフロップ111
8に提供される。この間に、電源2イネーブル信号PMENVEEが、ビットP
MP5およびフリップフロップ1105の出力がアクティブである場合にアクテ
ィブ化され、ビットPMP3がアクティブであり、且つフリップフロップ110
5の出力がイナクティブである場合にイナクティブ化される。
【0084】 電源1イネーブル信号PMENVDDは、入力として、フリップフロップ11
05の反転出力を第2の入力として受信する、ANDゲート1111に提供され
る。ANDゲート1111の出力は、入力として、ORゲート1113に提供さ
れる。電源2イネーブル信号PMENVEEの反転は、入力として、フリップフ
ロップ1105の出力を第2の入力として受信する、ANDゲート1112に提
供される。ANDゲート1112の出力は、第2の入力として、ORゲート11
13に提供される。ORゲート1113の出力は、イネーブル信号FPPSであ
る。従って、信号FPPSは、フラットパネルディスプレイがイネーブルまたは
ディセーブルされている場合にアクティブ化される。
【0085】 イネーブル信号FPPSは、入力として、サブ状態Sx4(ここで、x=0、
1、2、3および4である)の始まりを示すビットPMP4を第2の入力として
受信する、ANDゲート1119に提供される。ANDゲート1119の出力は
、入力として、ANDゲート1121に提供される。ANDゲート1121は、
第2の入力として、クロック信号PMCLKを受信する。ANDゲート1121
の出力は、フリップフロップ1122をクロックさせるために用いられる。AN
Dゲート1121は、フリップフロップ1122が、クロック信号PMCLKの
立ち上がりエッジで、入力をラッチすることを可能にする。フリップフロップ1
122の出力は、フラットパネルインターフェースイネーブル信号PMENCT
Lである。フラットパネルインターフェースイネーブル信号PMENCTLの反
転は、フリップフロップ1122の入力に提供される。信号PMRSTLは、リ
セット信号として、フリップフロップ1118に提供される。この間に、フラッ
トパネルインターフェースイネーブル信号PMENCTLは、イネーブル信号F
PPSがアサートされた後に、ビットPMP4がアクティブである場合に反転さ
れる。
【0086】 次に、例として、フラットパネルイネーブル回路307と関連づけられたパワ
ーアップ配列(power−up sequence)のタイミング図を示す図
11A〜11Gを参照する。さらに詳細には、図11A〜11Cは、それぞれ、
信号PMP3〜PMP5に関するタイミング図を示す。図11D〜11Gは、そ
れぞれ、信号PMENVDD、PMENCTL、PMENVEE、およびFPP
Sに関するタイミング図を示す。示されるとおり、信号FPPSがアサートされ
ており、ビットPMP3がアクティブである場合に、イネーブル信号PMENV
DDがアクティブ化される。信号FPPSがアサートされており、ビットPM4
がアクティブである場合に、フラットパネルインターフェースイネーブル信号P
MENCTLがアクティブ化される。信号FPPSがアサートされており、ビッ
トPMP5がアクティブである場合に、イネーブル信号PMENVEEがアクテ
ィブ化される。
【0087】 逆に、図11H〜11Nは、例として、フラットパネルイネーブル回路307
に関連づけられたパワーダウン配列のタイミング図を示す。さらに詳細には、図
11H〜11Jは、それぞれ、信号PMP3〜PMP5に関するタイミング図を
示す。図11K〜11Nは、それぞれ、信号PMENVDD、PMENCTL、
PMENVEE、およびFPPSに関するタイミング図を示す。示されるとおり
、信号FPPSがアサートされており、ビットPMP3がアクティブである場合
に、イネーブル信号PMENVEEがイナクティブ化される。信号FPPSがア
サートされており、ビットPM4がアクティブである場合に、フラットパネルイ
ンターフェースイネーブル信号PMENCTLがイナクティブ化される。信号F
PPSがアサートされており、ビットPMP5がアクティブである場合に、イネ
ーブル信号PMENVDDがイナクティブ化される。パワーダウン配列およびパ
ワーアップ配列は、相互に反対の順序で発生する。例えば、パワーアップ配列で
最初にアクティブ化されるイネーブル信号PMENVDDは、パワーダウン配列
では、最後にイナクティブ化され、パワーアップ配列で最後にアクティブ化され
るイネーブル信号PMENVEEは、パワーダウン配列では、最初にイナクティ
ブ化される。
【0088】 本発明の1つの実施形態において、電力配列内で、選択的に回路をパワーアッ
プおよびパワーダウンすること、および電力配列期間を選択することを可能にす
るPMUが、1つの配列内で、パワーダウン配列およびパワーアップ配列が起こ
ることを可能にするシステム、装置、および方法が提供される。本発明は特定の
実施形態に関して説明されているが、本発明はそのような実施形態によって制限
されるように解釈されるものではなく、以下の請求の範囲に基づいて解釈される
べきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明を実現する、典型的なコンピュータシステムを示すハイレベル
ブロック図である。
【図2】 図2は、図1に示すグラフィックス/表示コントローラ107をより詳細に示
すブロック図である。
【図3】 図3は、図2に示す電源管理機器205をより詳細に示すブロック図である。
【図3A】 図3Aは、図3の状態装置の回路301をより詳細に示す図である。
【図4】 図4は、図3Aに示すPM状態装置351によって行われる、いくつかの関連
状態を示す第1の状態図である。
【図5】 図5は、図3Aに示すPM状態装置351によって行われる、他の関連状態を
示す第2の状態図である。
【図6】 図6は、図3に示すカウンタ回路302の実施形態をより詳細に示すブロック
図である。
【図7】 図7は、図3に示すデコーダ回路303の実施形態をより詳細に示すブロック
図である。
【図8】 図8は、図3に示すクロックイネーブル回路304の実施形態をより詳細に示
すブロック図である。
【図9A】 図9Aは、図3に示すメモリイネーブル回路305の実施形態をより詳細に示
すブロック図である。
【図9B】 図9Bは、図3に示すメモリイネーブル回路305’の代替的な実施形態をよ
り詳細に示すブロック図である。
【図10】 図10は、図3に示す表示イネーブル回路306の実施形態をより詳細に示す
ブロック図である。
【図11】 図11は、図3に示すフラットパネルイネーブル回路307の実施形態をより
詳細に示すブロック図である。
【図11A】 図11Aは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーアップシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11B】 図11Bは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーアップシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11C】 図11Cは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーアップシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11D】 図11Dは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーアップシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11E】 図11Eは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーアップシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11F】 図11Fは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーアップシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11G】 図11Gは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーアップシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11H】 図11Hは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーダウンシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11I】 図11Iは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーダウンシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11J】 図11Jは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーダウンシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11K】 図11Kは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーダウンシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11L】 図11Lは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーダウンシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11M】 図11Mは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーダウンシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。
【図11N】 図11Nは、フラットパネルイネーブル回路307に関連するパワーダウンシ
ーケンスの例示的なタイミング図である。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム可能電源管理ユニット(PMU)であって、 入力として、状態制御信号を受信する状態装置であって、該状態制御信号に応
    答して、該状態装置は、該PMUのための多数の主要電源状態のうちの1つを選
    択し、該選択された主要電源状態がN個のサブ状態を有し、制御信号に応答して
    、該状態装置は、該PMUのための該選択された主要電源状態の該N個のサブ状
    態を完全に配列し、該状態装置は、該状態装置が現在置かれている該選択された
    主要電源状態およびN個のサブ状態を示す信号を生成し、各サブ状態が対応する
    モジュールを制御することにより、該N個のサブ状態が組み合わされて、所望の
    配列に従って、該対応するモジュールを制御する、状態装置と、 該対応するモジュールに結合される複数のイネーブル回路であって、該複数の
    イネーブル回路は、入力として、該状態装置から該信号を受信し、該複数のイネ
    ーブル回路は、該対応するモジュールを制御する信号を生成する、複数のイネー
    ブル回路と、 を含むPMU。
  2. 【請求項2】 前記N個のサブ状態が、前記対応するモジュールがディセー
    ブルされているかどうか、および該対応するモジュールがディセーブルされてい
    ないかどうかを制御する、請求項1に記載のPMU。
  3. 【請求項3】 前記対応するモジュールがディセーブルされるかどうか、お
    よび該対応するモジュールがディセーブルされていないかどうかが、予め決めら
    る、請求項2に記載のPMU。
  4. 【請求項4】 前記対応するモジュールがディセーブルされるかどうか、お
    よび該対応するモジュールがディセーブルされないかどうかが、プログラム可能
    である、請求項2に記載のPMU。
  5. 【請求項5】 前記制御信号が、1つの主要電源状態から別の主要電源状態
    への遷移を示す、請求項1に記載のPMU。
  6. 【請求項6】 前記制御信号が、予め決められたイベントが発生したことを
    示す、請求項1に記載のPMU。
  7. 【請求項7】 前記予め決められたイベントが、特定のモジュールがイネー
    ブルされているときである、請求項6に記載のPMU。
  8. 【請求項8】 前記状態装置が、予め決められた配列に従って、前記N個の
    サブ状態を配列する、請求項1に記載のPMU。
  9. 【請求項9】 前記状態装置が、前記N個のサブ状態を、どのモジュールが
    イネーブルおよびディセーブルされているかによって決定される配列に従って配
    列する、請求項1に記載のPMU。
  10. 【請求項10】 前記状態装置が、前記N個のサブ状態を、どのイベントが
    該N個のサブ状態の配列をトリガーしているかによって決定される配列に従って
    配列する、請求項1に記載のPMU。
  11. 【請求項11】 前記状態装置が、前記N個のサブ状態を、プログラム可能
    レジスタによって決定される配列に従って配列する、請求項1に記載のPMU。
  12. 【請求項12】 前記状態装置に結合された計数回路をさらに含み、該計数
    回路が、入力として、期間制御信号を受信し、該計数回路が、該期間制御信号に
    応答して、電源配列期間を監視し、該計数回路が、該電源配列期間が終了したか
    どうかを示す信号を生成する、請求項1に記載のPMU。
  13. 【請求項13】 前記電源配列期間が固定される、請求項12に記載のPM
    U。
  14. 【請求項14】 前記計数回路および複数のイネーブル回路に結合されたプ
    ログラム可能レジスタをさらに含み、該プログラム可能レジスタが、電源配列期
    間の継続時間に関する期間制御情報を記憶する、請求項12に記載のPMU。
  15. 【請求項15】 入力として、前記状態装置からの信号を受信するデコーダ
    回路をさらに含み、該状態装置からの信号に応答して、該デコーダ回路が、該状
    態装置が現在置かれている前記主要電源状態およびN個のサブ状態の状況を監視
    し、該主要電源状態およびサブ状態の該状況を示す状況信号を生成する、請求項
    12に記載のPMU。
  16. 【請求項16】 前記状態装置が、通常電源状態D0、第1のプログラム可
    能電源状態D1、第2のプログラム可能電源状態D2、ソフトウェア制御電源状
    態D3、およびハードウェア制御電源状態D4の5つの主要電源状態に対応する
    、請求項1に記載のPMU。
  17. 【請求項17】 前記通常電源状態D0の間に、回路およびモジュールがデ
    ィセーブルされない、請求項16に記載のPMU。
  18. 【請求項18】 前記第1のプログラム可能電源状態D1が、第1の省力モ
    ードを表わし、その間は、前記複数のプログラム可能レジスタのうちの第1のレ
    ジスタにより制御されるため、選択された回路およびモジュールがディセーブル
    され、他の回路およびモジュールがディセーブルされない、請求項17に記載の
    PMU。
  19. 【請求項19】 前記第2のプログラム可能電源状態D2が、第2の省力モ
    ードを表わし、その間は、前記複数のプログラム可能レジスタのうちの第2のレ
    ジスタにより制御されるため、選択された回路およびモジュールがディセーブル
    され、他の回路およびモジュールがディセーブルされない、請求項18に記載の
    PMU。
  20. 【請求項20】 前記ソフトウェア制御電源状態D3が、第1のスリープモ
    ードを表わし、その間は、一番最初に決められた回路およびモジュールがディセ
    ーブルされている、請求項19に記載のPMU。
  21. 【請求項21】 前記ハードウェア制御電源状態D4が、第2のスリープモ
    ードを表わし、その間は、一番最初に決められた回路およびモジュールがディセ
    ーブルされている、請求項20に記載のPMU。
  22. 【請求項22】 前記複数のイネーブル回路が、クロックイネーブル回路、
    メモリイネーブル回路、ディスプレイ/グラフィックスエンジンイネーブル回路
    、およびフラットパネルイネーブル回路を含む、請求項21に記載のPMU。
  23. 【請求項23】 コンピュータシステムであって、 中央処理装置(CPU)と、 該CPUに結合されたシステムメモリと、 該CPUおよび該システムメモリに結合されたグラフィックス/ディスプレイ
    コントローラであって、該グラフィックスコントローラが、 該CPUに結合されたCPUインターフェースユニット(CIF)と、 該CIFに結合されたグラフィックスエンジン(GE)と、 該GEに結合されたメモリインターフェースユニット(MIU)と、 該MIUに結合されたフレームバッファと、 該MIUに結合されたディスプレイコントローラと、 該ディスプレイコントローラに結合されたフラットパネルインターフェース
    と、 該ディスプレイコントローラに結合されたCRTデジタル−アナログ変換器
    (DAC)と、 複数の位相ロックループ回路と、 プログラム可能電源管理ユニット(PMU)であって、 入力として、状態制御信号を受信する状態装置であって、該状態制御信号
    に応答して、前記状態装置が該PMUのための多数の主要電源状態うちの1つを
    選択し、該選択された主要電源状態がN個のサブ状態を有し、制御信号に応答し
    て、該状態装置が該PMUのための該選択された主要電源状態の該N個のサブ状
    態を完全に配列し、該状態装置は、該状態装置が現在置かれている該選択された
    主要電源状態およびN個のサブ状態を示す信号を生成し、各サブ状態が対応する
    モジュールを制御することにより、該N個のサブ状態が組み合わされて、所望の
    配列に従って、該対応するモジュールを制御する、状態装置と、 該対応するモジュールに結合される複数のイネーブル回路であって、該複
    数のイネーブル回路が、入力として、該状態装置からの信号を受信し、該複数の
    イネーブル回路が、該対応するモジュールを制御する信号を生成する、複数のイ
    ネーブル回路と、 を含むPMUと、 を含むコンピュータシステム。
  24. 【請求項24】 前記N個のサブ状態が、前記対応するモジュールがディセ
    ーブルされるかどうか、および該対応するモジュールがディセーブルされないか
    どうかを制御する、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  25. 【請求項25】 前記対応するモジュールがディセーブルされるべきかどう
    か、および該対応するモジュールがディセーブルされないべきかどうかが、予め
    決められる、請求項24に記載のコンピュータシステム。
  26. 【請求項26】 前記対応するモジュールがディセーブルされるべきかどう
    か、および該対応するモジュールがディセーブルされないべきかどうかが、プロ
    グラム可能である、請求項24に記載のコンピュータシステム。
  27. 【請求項27】 前記制御信号が、1つの主要電源状態から別の主要電源状
    態への遷移を示す、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  28. 【請求項28】 前記制御信号が、予め決められたイベントが発生したこと
    を示す、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  29. 【請求項29】 前記予め決められたイベントが、特定のモジュールがイネ
    ーブルされているときである、請求項28に記載のコンピュータシステム。
  30. 【請求項30】 前記状態装置が、前記N個のサブ状態を、予め決められた
    配列に従って配列する、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  31. 【請求項31】 前記状態装置が、前記N個のサブ状態を、どのモジュール
    がイネーブルおよびディセーブルされているかによって決定される配列に従って
    配列する、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  32. 【請求項32】 前記状態装置が、前記N個のサブ状態を、どのイベントが
    前記N個のサブ状態の配列をトリガーしているかによって決定される配列に従っ
    て配列する、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  33. 【請求項33】 前記状態装置が、前記N個のサブ状態を、プログラム可能
    レジスタによって決定される配列に従って配列する、請求項23に記載のコンピ
    ュータシステム。
  34. 【請求項34】 前記状態装置に結合された計数回路をさらに含み、該計数
    回路が、入力として、期間制御信号を受信し、該計数が回路が、該期間制御信号
    に応答して、電源配列期間を監視し、該計数回路が、該電源配列期間が終了した
    かどうかを示す信号を生成する、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  35. 【請求項35】 前記電源配列期間が固定される、請求項34に記載のコン
    ピュータシステム。
  36. 【請求項36】 前記計数回路および複数のイネーブル回路に結合されたプ
    ログラム可能レジスタをさらに含み、該プログラム可能レジスタが、電源配列期
    間の継続時間に関する期間制御情報を記憶する、請求項34に記載のコンピュー
    タシステム。
  37. 【請求項37】 入力として、前記状態装置からの信号を受信するデコーダ
    回路をさらに含み、該状態装置からの信号に応答して、該デコーダ回路が、該状
    態装置が現在置かれている前記主要電源状態およびN個のサブ状態の状況を監視
    し、該主要電源状態およびサブ状態の該状況を示す状況信号を生成する、請求項
    34に記載のコンピュータシステム。
  38. 【請求項38】 前記状態装置が、通常電源状態D0、第1のプログラム可
    能電源状態D1、第2のプログラム可能電源状態D2、ソフトウェア制御電源状
    態D3、およびハードウェア制御電源状態D4の5つの主要電源状態に対応する
    、請求項23に記載のコンピュータシステム。
  39. 【請求項39】 回路の電源を管理する方法であって、 状態制御信号に応答し、多数の主要電源状態のうちの1つを選択する工程であ
    って、該選択された主要電源状態がN個のサブ状態を有し、各サブ状態が対応す
    るモジュールを制御することにより、該N個のサブ状態が組み合わされて、所望
    の配列に従って、該対応するモジュールを制御する、工程と、 制御信号に応答して、該選択された主要電源状態の該N個のサブ状態を完全に
    配列する工程と、 現在置かれている該主要電源状態およびサブ状態の状況を監視する工程と、 現在置かれている該選択された主要電源状態およびサブ状態の該状況を示す信
    号を生成する工程と、 該選択された主要電源状態およびサブ状態の該状況を示す信号に応答して、該
    回路内の選択されたサブ回路をイネーブルする信号を生成する工程と、 を包含する方法。
  40. 【請求項40】 請求項39に記載の方法であって、 期間制御信号に応答して、電源配列期間を監視する工程と、 該電源配列期間が終了したかどうかを示す信号を生成する工程と、 をさらに包含する方法。
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