JP2003517699A - 真っ直ぐな燃料電池用管体を製造する方法 - Google Patents
真っ直ぐな燃料電池用管体を製造する方法Info
- Publication number
- JP2003517699A JP2003517699A JP2000530955A JP2000530955A JP2003517699A JP 2003517699 A JP2003517699 A JP 2003517699A JP 2000530955 A JP2000530955 A JP 2000530955A JP 2000530955 A JP2000530955 A JP 2000530955A JP 2003517699 A JP2003517699 A JP 2003517699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- fuel cell
- shaped tube
- molded
- dried
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/88—Processes of manufacture
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/88—Processes of manufacture
- H01M4/8878—Treatment steps after deposition of the catalytic active composition or after shaping of the electrode being free-standing body
- H01M4/8882—Heat treatment, e.g. drying, baking
- H01M4/8885—Sintering or firing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B11/00—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
- B28B11/24—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for curing, setting or hardening
- B28B11/243—Setting, e.g. drying, dehydrating or firing ceramic articles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/1231—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte with both reactants being gaseous or vaporised
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M2008/1293—Fuel cells with solid oxide electrolytes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2300/00—Electrolytes
- H01M2300/0017—Non-aqueous electrolytes
- H01M2300/0065—Solid electrolytes
- H01M2300/0068—Solid electrolytes inorganic
- H01M2300/0071—Oxides
- H01M2300/0074—Ion conductive at high temperature
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/90—Selection of catalytic material
- H01M4/9016—Oxides, hydroxides or oxygenated metallic salts
- H01M4/9025—Oxides specially used in fuel cell operating at high temperature, e.g. SOFC
- H01M4/9033—Complex oxides, optionally doped, of the type M1MeO3, M1 being an alkaline earth metal or a rare earth, Me being a metal, e.g. perovskites
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Inert Electrodes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
真っ直ぐな燃料電池用管体を製造する方法及び装置。燃料電池材料の粉末と溶剤とより成る押出し成形済み管体を、回転させながら乾燥させる。この回転により円周方向において均等な乾燥が行われる結果、管体の線収縮が均等となる。その結果得られた乾燥済み管体は極めて真っ直ぐであるため、従来法による管体を真っ直ぐにするステップを後で施すことが不要である。この方法は、固体酸化物燃料電池の内側空気電極の形成に特に有用である。
Description
【0001】
本発明は、アメリカ合衆国エネルギー省との間に締結された契約第DE−FC
21−91MC28055号に基づく政府助成の結果生まれたものである。アメ
リカ合衆国政府は、本発明についてある特定の権利を享有する。
21−91MC28055号に基づく政府助成の結果生まれたものである。アメ
リカ合衆国政府は、本発明についてある特定の権利を享有する。
【0002】
本発明は、燃料電池に関し、さらに詳細には、固体酸化物燃料電池に用いる真
っ直ぐな管体を製造する方法に関する。
っ直ぐな管体を製造する方法に関する。
【0003】
燃料電池は、最も効率の良い発電装置の1つである。固体酸化物燃料電池(S
OFC)発電装置の1つのタイプは、タービン燃焼器の代わりにSOFCを用い
る一体型SOFC−燃焼タービン発電システムに使用される場合の予想正味効率
が70%である。
OFC)発電装置の1つのタイプは、タービン燃焼器の代わりにSOFCを用い
る一体型SOFC−燃焼タービン発電システムに使用される場合の予想正味効率
が70%である。
【0004】
幾つかの異なる設計の燃料電池が知られている。例えば、固体酸化物燃料電池
の1つのタイプとして、開端部及び閉端部を有し、ドーピングを施した亜マンガ
ン酸ランタンの多孔質内側管が個々の電池の支持体としてだけでなく電池のカソ
ード又は空気電極としての働きをするものがある。この空気電極は、イットリア
安定化ジルコニアの薄く気密の電解質により、比較的薄いストリップ状の相互接
続部を除き覆われている。この相互接続部は、ドーピングを施した亜クロム酸ラ
ンタンの緻密で気密の層である。このストリップは、隣接する電池又は電力接点
との電気接触領域として働く。アノード又は燃料電極である多孔質のニッケル−
ジルコニア・サーメット層はこの電解質を覆うが、相互接続用のストリップは覆
わない。
の1つのタイプとして、開端部及び閉端部を有し、ドーピングを施した亜マンガ
ン酸ランタンの多孔質内側管が個々の電池の支持体としてだけでなく電池のカソ
ード又は空気電極としての働きをするものがある。この空気電極は、イットリア
安定化ジルコニアの薄く気密の電解質により、比較的薄いストリップ状の相互接
続部を除き覆われている。この相互接続部は、ドーピングを施した亜クロム酸ラ
ンタンの緻密で気密の層である。このストリップは、隣接する電池又は電力接点
との電気接触領域として働く。アノード又は燃料電極である多孔質のニッケル−
ジルコニア・サーメット層はこの電解質を覆うが、相互接続用のストリップは覆
わない。
【0005】
燃料電池の例として、米国特許第4,431,715号(発明者:Isenberg)
;第4,490,444号(発明者:Isenberg);第4,562,124号(発
明者:Ruka);第4,631,138号(発明者:Ruka);第4,748,09
1号(発明者:Isenberg);第4,791,035号(発明者:Reichner);第
4,833,045号(発明者:Pollack et al.);第4,874,678号(
発明者:Reichner);第4,876,163号(発明者:Reichner);第5,1
08,850号(発明者:Carlson et al.);第5,258,240号(発明者
:Di Croce et al.);第5,273,828号(発明者:Draper et al.)に開
示されたものがあるが、これらの特許を本明細書の一部として引用する。
;第4,490,444号(発明者:Isenberg);第4,562,124号(発
明者:Ruka);第4,631,138号(発明者:Ruka);第4,748,09
1号(発明者:Isenberg);第4,791,035号(発明者:Reichner);第
4,833,045号(発明者:Pollack et al.);第4,874,678号(
発明者:Reichner);第4,876,163号(発明者:Reichner);第5,1
08,850号(発明者:Carlson et al.);第5,258,240号(発明者
:Di Croce et al.);第5,273,828号(発明者:Draper et al.)に開
示されたものがあるが、これらの特許を本明細書の一部として引用する。
【0006】
固体酸化物燃料電池に用いる空気電極用管体は、極度に真っ直ぐでなければな
らない。例えば、その最大許容そりは1.81mの長さに亘って2.0mmであ
る。管体としての最終製品の製造方法には、幾つかのステップがある。第1のス
テップは、有機結合剤、無機粉末及び水を高いせん断力の作用下で混合すること
により適当なレオロジー特性を有するペーストを形成するステップである。この
混合物を、その後、高圧をかけて型により押出し成形して、所望の横断面形状を
有する管体を形成する。管体は、乾燥するにつれて剛性を増し、取り扱い可能と
なる。従来型空気電極用管体は、2つの加熱ステップを経験する。押出し成形し
た管体は、最初に、水平な姿勢で加熱することにより、有機結合剤を焼去し、取
り扱い強度を得る。その後、これらの管体を垂直に吊るして焼成することにより
所望の密度にする。
らない。例えば、その最大許容そりは1.81mの長さに亘って2.0mmであ
る。管体としての最終製品の製造方法には、幾つかのステップがある。第1のス
テップは、有機結合剤、無機粉末及び水を高いせん断力の作用下で混合すること
により適当なレオロジー特性を有するペーストを形成するステップである。この
混合物を、その後、高圧をかけて型により押出し成形して、所望の横断面形状を
有する管体を形成する。管体は、乾燥するにつれて剛性を増し、取り扱い可能と
なる。従来型空気電極用管体は、2つの加熱ステップを経験する。押出し成形し
た管体は、最初に、水平な姿勢で加熱することにより、有機結合剤を焼去し、取
り扱い強度を得る。その後、これらの管体を垂直に吊るして焼成することにより
所望の密度にする。
【0007】
真っ直ぐな管体を製造する際の主な難点は、有機結合剤及び空気電極材料より
成る真っ直ぐな生の管体の形成である。管体が焼結前の段階で真っ直ぐか否かが
、主として、焼結済み管体が結果的に真っ直ぐになるか否かを決定する。過去に
おいて、管体をV字形ラック上に押出し成形した後、温度と湿度を制御した室内
で乾燥させていた。これは、管体の乾燥速度を緩和且つ制御してそりが生じない
ようにする目的で実施されていた。しかしながら、この方法でうまくいくことは
少なく、管体に大きなそりが生じることが多かった。乾燥済み管体にそりがある
と、空気電極用管体を真っ直ぐにしてこの問題を解消するために、従来は垂直焼
結を行う必要がある。空気電極の典型的な焼結温度である1500℃乃至160
0℃では、高温クリープ及び重力が共に作用して、そりのあった管体を許容限界
内の真っ直ぐなものにする。しかしながら、垂直焼結は別の処理ステップを付加
することになり、所望公差内の真っ直ぐな管体が常に得られるわけではない。従
って、後で真っ直ぐにする工程が不要となるような十分に真っ直ぐな乾燥済み空
気電極用管体を形成できると有利である。
成る真っ直ぐな生の管体の形成である。管体が焼結前の段階で真っ直ぐか否かが
、主として、焼結済み管体が結果的に真っ直ぐになるか否かを決定する。過去に
おいて、管体をV字形ラック上に押出し成形した後、温度と湿度を制御した室内
で乾燥させていた。これは、管体の乾燥速度を緩和且つ制御してそりが生じない
ようにする目的で実施されていた。しかしながら、この方法でうまくいくことは
少なく、管体に大きなそりが生じることが多かった。乾燥済み管体にそりがある
と、空気電極用管体を真っ直ぐにしてこの問題を解消するために、従来は垂直焼
結を行う必要がある。空気電極の典型的な焼結温度である1500℃乃至160
0℃では、高温クリープ及び重力が共に作用して、そりのあった管体を許容限界
内の真っ直ぐなものにする。しかしながら、垂直焼結は別の処理ステップを付加
することになり、所望公差内の真っ直ぐな管体が常に得られるわけではない。従
って、後で真っ直ぐにする工程が不要となるような十分に真っ直ぐな乾燥済み空
気電極用管体を形成できると有利である。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたもので、従来技術の他の欠点の解消
を図っている。
を図っている。
【0009】
本発明は、押出し成形した燃料電池用管体を乾燥時に連続して回転することに
より、周回乾燥させて均等な線収縮が得られるようにしたものである。その結果
、セラミックの管体は、従来法で乾燥させた管体と比べると格段に真っ直ぐな性
質を有する。さらに、後で真っ直ぐにするステップが製造工程から除かれるため
、その関連の装置が不要になる。本発明方法は、単一ステップによる水平焼結に
適当なセラミックの管体を製造できるため、空気電極用管体のコストがさらに減
少する。
より、周回乾燥させて均等な線収縮が得られるようにしたものである。その結果
、セラミックの管体は、従来法で乾燥させた管体と比べると格段に真っ直ぐな性
質を有する。さらに、後で真っ直ぐにするステップが製造工程から除かれるため
、その関連の装置が不要になる。本発明方法は、単一ステップによる水平焼結に
適当なセラミックの管体を製造できるため、空気電極用管体のコストがさらに減
少する。
【0010】
本発明方法によると、空気電極用管体の製造歩留まりが増加し、装置にかける
投下資本が減少し、製造サイクル時間が短縮され、製造施設の生産能力が増加す
るため、SOFC発電装置用の固体酸化物燃料電池の製造コストが減少する。
投下資本が減少し、製造サイクル時間が短縮され、製造施設の生産能力が増加す
るため、SOFC発電装置用の固体酸化物燃料電池の製造コストが減少する。
【0011】
本発明の目的は、燃料電池用管体の乾燥方法を提供することにある。この方法
は、燃料電池セラミック粉末と溶剤の混合物を用いて管体を成形し、この成形済
み管体をその軸を中心として回転させることにより管体から溶剤を除去して乾燥
済み燃料電池用管体を形成するステップを含む。
は、燃料電池セラミック粉末と溶剤の混合物を用いて管体を成形し、この成形済
み管体をその軸を中心として回転させることにより管体から溶剤を除去して乾燥
済み燃料電池用管体を形成するステップを含む。
【0012】
本発明の別の目的は、燃料電池用管体の乾燥装置を提供することにある。この
装置は、成形済み燃料電池用管体をその軸を中心として回転させながら溶剤を管
体から除去する手段を含む。
装置は、成形済み燃料電池用管体をその軸を中心として回転させながら溶剤を管
体から除去する手段を含む。
【0013】
本発明の上記及び他の目的は、以下の説明からより明らかになるであろう。
【0014】
本発明によると、押出し成形した燃料電池用管体を極めて真っ直ぐになるよう
に乾燥させる。本明細書中の用語「燃料電池用管体」は、燃料電池の製造に使用
できる成形済みの燃料電池用部品を意味する。例えば、典型的な燃料電池用管体
として、固体酸化物燃料電池のほぼ円筒形の空気電極または燃料電極がある。
に乾燥させる。本明細書中の用語「燃料電池用管体」は、燃料電池の製造に使用
できる成形済みの燃料電池用部品を意味する。例えば、典型的な燃料電池用管体
として、固体酸化物燃料電池のほぼ円筒形の空気電極または燃料電極がある。
【0015】
従来、押出し成形したままの燃料電池用管体は、乾燥速度を緩やかになるよう
制御して管体のそりを予防するため、温度と湿度が制御された室内で乾燥させて
いた。しかしながら、管体のそりの主因は不均等な乾燥であることが判明してい
る。図1に略示するように、押出し成形した管体10を従来技術のV字形乾燥ラ
ック11上に静置すると、矢印12で示すように管体の頂部の方が優先的に乾燥
する。このため、線収縮は支持側よりも管体頂部の方が大きくなり、図2の矢印
14で示すような管体のそりが生じる。
制御して管体のそりを予防するため、温度と湿度が制御された室内で乾燥させて
いた。しかしながら、管体のそりの主因は不均等な乾燥であることが判明してい
る。図1に略示するように、押出し成形した管体10を従来技術のV字形乾燥ラ
ック11上に静置すると、矢印12で示すように管体の頂部の方が優先的に乾燥
する。このため、線収縮は支持側よりも管体頂部の方が大きくなり、図2の矢印
14で示すような管体のそりが生じる。
【0016】
本発明の燃料電池用管体の改良型乾燥方法は、管体を乾燥させる際該管体を連
続して回転させる。本発明の一実施例を図3に略示する。燃料電池用管体20は
2つのローラ21、22上に置かれている。ローラ21、22を矢印23、24
で示す方向に回転させると、燃料電池用管体20はその軸を中心として矢印25
で示す方向に回転する。燃料電池用管体20は管体の周面に沿って実質的に均等
に乾燥するため、図4の上の矢印26及び下の矢印27で示すように、管体の線
収縮も均等となる。その結果、乾燥済みであるが真っ直ぐな生の管体が得られる
。
続して回転させる。本発明の一実施例を図3に略示する。燃料電池用管体20は
2つのローラ21、22上に置かれている。ローラ21、22を矢印23、24
で示す方向に回転させると、燃料電池用管体20はその軸を中心として矢印25
で示す方向に回転する。燃料電池用管体20は管体の周面に沿って実質的に均等
に乾燥するため、図4の上の矢印26及び下の矢印27で示すように、管体の線
収縮も均等となる。その結果、乾燥済みであるが真っ直ぐな生の管体が得られる
。
【0017】
ローラ21、22は、ステンレス鋼、ポリ塩化ビニル又はナイロンのような任
意適当な材料で製造できる。ローラ21、22の直径は、乾燥させる燃料電池用
管体の直径の約25乃至焼く200%であるのが好ましい。別の乾燥方法として
、管体を空気床上に支持しながら管体自身を駆動機構に接続して連続して回転さ
せてもよい。
意適当な材料で製造できる。ローラ21、22の直径は、乾燥させる燃料電池用
管体の直径の約25乃至焼く200%であるのが好ましい。別の乾燥方法として
、管体を空気床上に支持しながら管体自身を駆動機構に接続して連続して回転さ
せてもよい。
【0018】
本発明の方法によると、燃料電池のセラミック粉末と溶剤より成る混合物から
管体を成形する。この混合物は、好ましくはペースト状である。燃料電池のセラ
ミック粉末は、燃料電池用部品を形成する任意適当な組成を有する。例えば、燃
料電池の空気電極の場合、セラミック粉末は、La1-X(M1)XMn1-Y(M2
)YO3であり、M1はカルシウム、ストロンチウム、イットリウム、セリウム、
他の適当なドーパント又はそれらの組み合わせ、M2はニッケル、クロム、亜鉛
、コバルト、他の適当なドーパント又はそれらの組み合わせ、Xは0乃至約0.
5、Yは0乃至約0.5である。溶剤は水、プロパノル、ブチルアセテート又は
ブトキシエタノールより成り、多くの用途では水が好ましい。燃料電池のセラミ
ック粉末及び溶剤だけでなく、混合物は、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラル樹脂又はアク
リルポリマーのような有機結合剤を含み、そして、/又はポリエチレングリコー
ル、フタル酸ブチルベンジル又は高分子脂肪酸のような可塑剤を含むようにして
もよい。
管体を成形する。この混合物は、好ましくはペースト状である。燃料電池のセラ
ミック粉末は、燃料電池用部品を形成する任意適当な組成を有する。例えば、燃
料電池の空気電極の場合、セラミック粉末は、La1-X(M1)XMn1-Y(M2
)YO3であり、M1はカルシウム、ストロンチウム、イットリウム、セリウム、
他の適当なドーパント又はそれらの組み合わせ、M2はニッケル、クロム、亜鉛
、コバルト、他の適当なドーパント又はそれらの組み合わせ、Xは0乃至約0.
5、Yは0乃至約0.5である。溶剤は水、プロパノル、ブチルアセテート又は
ブトキシエタノールより成り、多くの用途では水が好ましい。燃料電池のセラミ
ック粉末及び溶剤だけでなく、混合物は、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラル樹脂又はアク
リルポリマーのような有機結合剤を含み、そして、/又はポリエチレングリコー
ル、フタル酸ブチルベンジル又は高分子脂肪酸のような可塑剤を含むようにして
もよい。
【0019】
この管体は、好ましくは押出し成形にような任意適当な方法で成形する。例え
ば、上記の化合物を混合して適当な混合物を調製し、それらを高いせん断力の作
用下で混合することによりペーストを調製する。その後、ペーストを、例えば8
00乃至5000psiの高圧で型により押出して押出し成形する。型の形状に
より押出し成形される管体の横断面形状が決定する。
ば、上記の化合物を混合して適当な混合物を調製し、それらを高いせん断力の作
用下で混合することによりペーストを調製する。その後、ペーストを、例えば8
00乃至5000psiの高圧で型により押出して押出し成形する。型の形状に
より押出し成形される管体の横断面形状が決定する。
【0020】
その結果得られる成形済み管体は、任意所望の形状を有する。その成形済み管
体は、好ましくは中空で、環状の断面を有する。中空の管体は、両端が開いてい
るか、両端が閉じているか、又は一端が開き他端が閉じたものがあろう。
体は、好ましくは中空で、環状の断面を有する。中空の管体は、両端が開いてい
るか、両端が閉じているか、又は一端が開き他端が閉じたものがあろう。
【0021】
好ましい実施例によると、この成形済み管体をほぼ水平の軸を中心として回転
させる。この成形済み管体はほぼ一定の速度で回転させるのが好ましい。例えば
、図3に示すように、1組のローラ21、22を設け、その上に押出し成形済み
の燃料電池用管体を配置し、好ましくは約0.1乃至20rpm、さらに好まし
くは約1乃至2rpmの速度で回転させる。
させる。この成形済み管体はほぼ一定の速度で回転させるのが好ましい。例えば
、図3に示すように、1組のローラ21、22を設け、その上に押出し成形済み
の燃料電池用管体を配置し、好ましくは約0.1乃至20rpm、さらに好まし
くは約1乃至2rpmの速度で回転させる。
【0022】
管体を回転する際、周りの雰囲気は任意適当なものでよい。好ましい実施例の
周りの雰囲気は周囲空気である。別の方法として、乾燥を加速するべく回転中の
管体にガスを吹き付けてもよい。このように強制的に吹き付けるガスは空気又は
他の任意適当な気体であろう。空気は、所望であれば除湿したものを用いる。 典型的な乾燥時間は、約48時間以下、好ましくは約36時間以下である。さら
に好ましくは、約16時間乃至約24時間とする。
周りの雰囲気は周囲空気である。別の方法として、乾燥を加速するべく回転中の
管体にガスを吹き付けてもよい。このように強制的に吹き付けるガスは空気又は
他の任意適当な気体であろう。空気は、所望であれば除湿したものを用いる。 典型的な乾燥時間は、約48時間以下、好ましくは約36時間以下である。さら
に好ましくは、約16時間乃至約24時間とする。
【0023】
その結果得られる乾燥済み燃料電池用管体は、ほぼ真っ直ぐである。例えば、
乾燥済み燃料電池用管体の軸方向のそりは、1mにつき0.15mm以下、さら
に好ましくは1mにつき約0.10mm以下である。特定の例として、長さ2m
、内径1.95cm、外径2.45cmの10個の最近押出し成形した管体を、
ローラーシステム上において、約25℃の周囲空気中で24時間乾燥させた。そ
の結果得られた乾燥済み管体は全て、そりが0.25mm以下であった。これは
、2cm以上のそりを発生させることが多い図1に示す従来法による乾燥済み管
体とは対照的である。
乾燥済み燃料電池用管体の軸方向のそりは、1mにつき0.15mm以下、さら
に好ましくは1mにつき約0.10mm以下である。特定の例として、長さ2m
、内径1.95cm、外径2.45cmの10個の最近押出し成形した管体を、
ローラーシステム上において、約25℃の周囲空気中で24時間乾燥させた。そ
の結果得られた乾燥済み管体は全て、そりが0.25mm以下であった。これは
、2cm以上のそりを発生させることが多い図1に示す従来法による乾燥済み管
体とは対照的である。
【0024】
燃料電池用管体を乾燥させた後、オプションとして、約1500℃乃至約16
00℃の典型的な温度で焼結を行ってもよい。乾燥済み管体の焼結は水平にして
行うのが好ましい。オプションとして、焼結プロセス時水平にした燃料電池用管
体を回転させてもよい。
00℃の典型的な温度で焼結を行ってもよい。乾燥済み管体の焼結は水平にして
行うのが好ましい。オプションとして、焼結プロセス時水平にした燃料電池用管
体を回転させてもよい。
【0025】
本発明は従来技術にない幾つかの利点を有する。例えば、格段に真っ直ぐで、
単一ステップによる水平焼結に適した空気電極用管体を製造できる。本発明によ
ると、生産量の大きい空気電極製造用施設では高コストで大きなスペースを必要
とする、相対的な湿度と温度を制御したチェンバを設けることが不要になる。本
発明はまた、乾燥速度を制御しなくても管体の乾燥を均等に制御できる。その結
果、例えば、湿度/温度チェンバ内で48時間かけて乾燥するのとは対照的に、
周囲空気中でも24時間あれば管体を完全に乾燥することができる。また、乾燥
時空気を管体に送ることにより、真っ直ぐな性質に悪影響を与えることなく乾燥
を加速できる。
単一ステップによる水平焼結に適した空気電極用管体を製造できる。本発明によ
ると、生産量の大きい空気電極製造用施設では高コストで大きなスペースを必要
とする、相対的な湿度と温度を制御したチェンバを設けることが不要になる。本
発明はまた、乾燥速度を制御しなくても管体の乾燥を均等に制御できる。その結
果、例えば、湿度/温度チェンバ内で48時間かけて乾燥するのとは対照的に、
周囲空気中でも24時間あれば管体を完全に乾燥することができる。また、乾燥
時空気を管体に送ることにより、真っ直ぐな性質に悪影響を与えることなく乾燥
を加速できる。
【0026】
本発明の特定の実施例を例示の目的で説明したが、当業者にとっては頭書の特
許請求の範囲に定義された本発明の範囲から逸脱することなく本発明の種々の変
形例及び設計変更が可能であることが明らかであろう。
許請求の範囲に定義された本発明の範囲から逸脱することなく本発明の種々の変
形例及び設計変更が可能であることが明らかであろう。
【図1】
図1は、押出し成形済み燃料電池用管体を乾燥させる従来法を説明する概略的
断面図である。
断面図である。
【図2】
図2は、不均等収縮により実質的なそりが生じた従来法により乾燥させた燃料
電池用管体の立面図である。
電池用管体の立面図である。
【図3】
図3は、本発明の一実施例に従って燃料電池用管体を乾燥させる方法を示す断
面図である。
面図である。
【図4】
図4は、本発明の一実施例に従って製造した真っ直ぐな乾燥済み燃料電池用管
体の立面図である。
体の立面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月4日(2001.4.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 燃料電池の例として、米国特許第4,431,715号(発
明者:Isenberg);第4,490,444号(発明者:Isenberg);第4,56
2,124号(発明者:Ruka);第4,631,138号(発明者:Ruka);第
4,748,091号(発明者:Isenberg);第4,791,035号(発明者
:Reichner);第4,833,045号(発明者:Pollack et al.);第4,8
74,678号(発明者:Reichner);第4,876,163号(発明者:Reic
hner);第5,108,850号(発明者:Carlson et al.);第5,258,
240号(発明者:Di Croce et al.);第5,273,828号(発明者:Dra
per et al.)に開示されたものがある。
明者:Isenberg);第4,490,444号(発明者:Isenberg);第4,56
2,124号(発明者:Ruka);第4,631,138号(発明者:Ruka);第
4,748,091号(発明者:Isenberg);第4,791,035号(発明者
:Reichner);第4,833,045号(発明者:Pollack et al.);第4,8
74,678号(発明者:Reichner);第4,876,163号(発明者:Reic
hner);第5,108,850号(発明者:Carlson et al.);第5,258,
240号(発明者:Di Croce et al.);第5,273,828号(発明者:Dra
per et al.)に開示されたものがある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】 この管体は、好ましくは押出し成形にような任意適当な方法
で成形する。例えば、上記の化合物を混合して適当な混合物を調製し、それらを
高いせん断力の作用下で混合することによりペーストを調製する。その後、ペー
ストを、例えば56.26乃至351.65kg/cm2(800乃至5000
psi)の高圧で型により押出して押出し成形する。型の形状により押出し成形
される管体の横断面形状が決定する。
で成形する。例えば、上記の化合物を混合して適当な混合物を調製し、それらを
高いせん断力の作用下で混合することによりペーストを調製する。その後、ペー
ストを、例えば56.26乃至351.65kg/cm2(800乃至5000
psi)の高圧で型により押出して押出し成形する。型の形状により押出し成形
される管体の横断面形状が決定する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM
,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM)
,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,
BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D
K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM
,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,
KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L
T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX
,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,
SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U
A,UG,UZ,VN,YU,ZW
Fターム(参考) 5H018 AA06 AS03 BB06 BB12 CC03
EE13 HH00 HH05
5H026 AA06 BB03 BB08 CV02 EE13
HH00 HH05
Claims (25)
- 【請求項1】 燃料電池のセラミック粉末と溶剤より成る混合物から管体を
成形し、 成形済み管体を実質的にその軸を中心として回転して成形済み管体から溶剤を
少なくとも部分的に除去することにより、乾燥した燃料電池用管体を得る、燃料
電池用管体の乾燥方法。 - 【請求項2】 管体は前記混合物を押出し成形することにより行う請求項1
の方法。 - 【請求項3】 成形済み管体は中空である請求項1の方法。
- 【請求項4】 成形済み管体は開端部と閉端部とを有する請求項3の方法.
- 【請求項5】 燃料電池のセラミック粉末は、La1-X(M1)XMn1-Y(
M2)YO3であり、M1はカルシウム、ストロンチウム、イットリウム、セリウ
ム、他の適当なドーパント又はそれらの組み合わせ、M2はニッケル、クロム、
亜鉛、コバルト、他の適当なドーパント又はそれらの組み合わせ、Xは0乃至約
0.5、Yは0乃至約0.5である請求項1の方法。 - 【請求項6】 溶剤は水、プロパノル、ブチルアセテート又はブトキシエタ
ノールより成り、多くの用途では水が好ましい請求項1の方法。 - 【請求項7】 溶剤は水である請求項1の方法。
- 【請求項8】 実質的に全ての水が成形済み管体から除去される請求項7の
方法。 - 【請求項9】 前記混合物はさらに、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラル樹脂又はアク
リルポリマーより成る群から選択した少なくとも1つの有機結合剤を含む請求項
1の方法。 - 【請求項10】 前記混合物は、ポリエチレングリコール、フタル酸ブチル
ベンジル又は高分子脂肪酸より成る群から選択した少なくとも1つの可塑剤を含
む請求項1の方法。 - 【請求項11】 成形済み管体を実質的に水平な軸を中心として回転させる
ステップをさらに含む請求項1の方法。 - 【請求項12】 成形済み管体を連続して回転させるステップをさらに含む
請求項1の方法。 - 【請求項13】 成形済み管体を約0.1乃至約20rpmの速度で回転さ
せる請求項12の方法。 - 【請求項14】 成形済み管体を2つの対向するローラの上で回転させる請
求項1の方法。 - 【請求項15】 各ローラの直径は成形済み管体の外径の約25乃至約20
0パーセントである請求項15の方法。 - 【請求項16】 成形済み管体を周囲空気の中で回転させる請求項1の方法
。 - 【請求項17】 成形済み管体の乾燥を加速するため該管体に気体を差し向
ける請求項1の方法。 - 【請求項18】 気体は空気である請求項17の方法。
- 【請求項19】 空気は除湿してある請求項18の方法。
- 【請求項20】 乾燥済み燃料電池用管体は実質的に真っ直ぐである請求項
1の方法。 - 【請求項21】 乾燥済み燃料電池用管体の軸方向のそりは1mにつき約0
.15mm以下である請求項20の方法。 - 【請求項22】 乾燥済み燃料電池用管体を焼結するステップをさらに含む
請求項1の方法。 - 【請求項23】 成形済み管体を実質的に水平な軸を中心として回転させ、
該管体を実質的に水平な軸の周りで焼結するステップをさらに含む請求項22の
方法。 - 【請求項24】 燃料電池用管体は固体酸化物燃料電池の空気電極である請
求項1の方法。 - 【請求項25】 成形済み燃料電池を実質的にその軸を中心として回転させ
て成形済み管体から溶剤を少なくとも部分的に除去することにより、乾燥した燃
料電池用管体を得る手段を有する燃料電池用管体の乾燥装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/021,054 | 1998-02-09 | ||
US09/021,054 US6217822B1 (en) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | Method of making straight fuel cell tubes |
PCT/US1999/002135 WO1999040641A1 (en) | 1998-02-09 | 1999-02-01 | Method of making straight fuel cell tubes |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003517699A true JP2003517699A (ja) | 2003-05-27 |
Family
ID=21802084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000530955A Pending JP2003517699A (ja) | 1998-02-09 | 1999-02-01 | 真っ直ぐな燃料電池用管体を製造する方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6217822B1 (ja) |
EP (1) | EP1055261B1 (ja) |
JP (1) | JP2003517699A (ja) |
KR (1) | KR20010040721A (ja) |
AU (1) | AU2760399A (ja) |
DE (1) | DE69900388T2 (ja) |
WO (1) | WO1999040641A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6379485B1 (en) * | 1998-04-09 | 2002-04-30 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Method of making closed end ceramic fuel cell tubes |
GB2375501B (en) * | 2001-05-03 | 2003-07-09 | Morgan Crucible Co | Extrusion of graphitic bodies |
US6846588B2 (en) | 2002-01-16 | 2005-01-25 | Alberta Research Council Inc. | Hollow inorganic membranes produced by metal or composite electrodeposition |
US6824907B2 (en) | 2002-01-16 | 2004-11-30 | Alberta Reasearch Council, Inc. | Tubular solid oxide fuel cell stack |
US6893762B2 (en) * | 2002-01-16 | 2005-05-17 | Alberta Research Council, Inc. | Metal-supported tubular micro-fuel cell |
US7736772B2 (en) * | 2002-02-14 | 2010-06-15 | Alberta Research Council, Inc. | Tubular solid oxide fuel cell stack |
US7922878B2 (en) * | 2004-07-14 | 2011-04-12 | The Penn State Research Foundation | Electrohydrogenic reactor for hydrogen gas production |
US8962165B2 (en) * | 2006-05-02 | 2015-02-24 | The Penn State Research Foundation | Materials and configurations for scalable microbial fuel cells |
US7491453B2 (en) * | 2004-07-14 | 2009-02-17 | The Penn State Research Foundation | Bio-electrochemically assisted microbial reactor that generates hydrogen gas and methods of generating hydrogen gas |
US20080292912A1 (en) * | 2006-05-02 | 2008-11-27 | The Penn State Research Foundation | Electrodes and methods for microbial fuel cells |
US8277984B2 (en) * | 2006-05-02 | 2012-10-02 | The Penn State Research Foundation | Substrate-enhanced microbial fuel cells |
US8709674B2 (en) * | 2005-04-29 | 2014-04-29 | Alberta Research Council Inc. | Fuel cell support structure |
US8389180B2 (en) * | 2006-09-11 | 2013-03-05 | Battelle Energy Alliance, Llc | Electrolytic/fuel cell bundles and systems including a current collector in communication with an electrode thereof |
US8007859B2 (en) * | 2006-12-28 | 2011-08-30 | Boditechmed Inc. | Manufacturing method of electrolyte filled cathode for molten carbonate fuel cell |
EP2382681A2 (en) * | 2008-12-30 | 2011-11-02 | The Penn State Research Foundation | Cathodes for microbial electrolysis cells and microbial fuel cells |
CN102675788B (zh) * | 2012-05-03 | 2016-04-20 | 浙江圣瑞塑胶有限公司 | 一种光伏级聚乙烯醇缩丁醛的加工助剂 |
US9546426B2 (en) | 2013-03-07 | 2017-01-17 | The Penn State Research Foundation | Methods for hydrogen gas production |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4490444A (en) | 1980-12-22 | 1984-12-25 | Westinghouse Electric Corp. | High temperature solid electrolyte fuel cell configurations and interconnections |
US4431715A (en) | 1982-03-24 | 1984-02-14 | Westinghouse Electric Corp. | Electrical contact structures for solid oxide electrolyte fuel cell |
US4631238A (en) | 1985-01-18 | 1986-12-23 | Westinghouse Electric Corp. | Cobalt doped lanthanum chromite material suitable for high temperature use |
US4562124A (en) | 1985-01-22 | 1985-12-31 | Westinghouse Electric Corp. | Air electrode material for high temperature electrochemical cells |
US4748091A (en) | 1985-03-21 | 1988-05-31 | Westinghouse Electric Corp. | Bipolar plating of metal contacts onto oxide interconnection for solid oxide electrochemical cell |
US4791035A (en) | 1987-12-10 | 1988-12-13 | Westinghouse Electric Corp. | Cell and current collector felt arrangement for solid oxide electrochemical cell combinations |
US4874678A (en) | 1987-12-10 | 1989-10-17 | Westinghouse Electric Corp. | Elongated solid electrolyte cell configurations and flexible connections therefor |
US4833045A (en) | 1987-12-10 | 1989-05-23 | Westinghouse Electric Corp. | Porous electronic current collector bodies for electrochemical cell configurations |
US4876163A (en) | 1987-12-18 | 1989-10-24 | Westinghouse Electric Corp. | Generator configuration for solid oxide fuel cells |
US5227105A (en) | 1989-03-10 | 1993-07-13 | The Carborundum Company | Process for manufacturing ceramic tubes |
JPH0669907B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1994-09-07 | 日本碍子株式会社 | 電子伝導性多孔質セラミックス管の製造方法 |
US5108850A (en) | 1990-08-01 | 1992-04-28 | Westinghouse Electric Corp. | Thin tubular self-supporting electrode for solid oxide electrolyte electrochemical cells |
US5258240A (en) | 1991-10-11 | 1993-11-02 | Westinghouse Electric Corp. | Solid oxide fuel cell generator |
US5273838A (en) | 1992-10-07 | 1993-12-28 | Westinghouse Electric Corp. | Double interconnection fuel cell array |
US5686198A (en) * | 1996-02-29 | 1997-11-11 | Westinghouse Electric Corporation | Low cost stable air electrode material for high temperature solid oxide electrolyte electrochemical cells |
WO1998045654A1 (en) * | 1997-04-10 | 1998-10-15 | Nucon Systems, Inc. | Process and apparatus for the preparation of thick-walled ceramic products |
-
1998
- 1998-02-09 US US09/021,054 patent/US6217822B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-02-01 KR KR1020007008603A patent/KR20010040721A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-02-01 DE DE69900388T patent/DE69900388T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-01 AU AU27603/99A patent/AU2760399A/en not_active Abandoned
- 1999-02-01 EP EP99908088A patent/EP1055261B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-02-01 JP JP2000530955A patent/JP2003517699A/ja active Pending
- 1999-02-01 WO PCT/US1999/002135 patent/WO1999040641A1/en not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1999040641A1 (en) | 1999-08-12 |
DE69900388T2 (de) | 2002-05-29 |
KR20010040721A (ko) | 2001-05-15 |
US6217822B1 (en) | 2001-04-17 |
EP1055261A1 (en) | 2000-11-29 |
DE69900388D1 (de) | 2001-11-29 |
AU2760399A (en) | 1999-08-23 |
EP1055261B1 (en) | 2001-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003517699A (ja) | 真っ直ぐな燃料電池用管体を製造する方法 | |
JP2002512427A (ja) | 燃料電池用管体及びその製造方法 | |
JP2002512428A (ja) | 閉端部を有するセラミック燃料電池用管体の製造方法 | |
JP3090726B2 (ja) | 固体酸化物電解質電気化学的セルの自立型空気電極管及びその製造方法 | |
RU2362239C2 (ru) | Способ изготовления твердого топливного элемента на основе оксида | |
US6974516B2 (en) | Method of making laminate thin-wall ceramic tubes and said tubes with electrodes, particularly for solid oxide fuel cells | |
CN105355947B (zh) | 三维打印具有立体通道蜂窝型固体氧化物燃料电池的方法 | |
US20020146523A1 (en) | Laminate thin-wall ceramic tubes, including with integral stress wrappings, thickened ends and/or internal baffles, particularly for solid oxide fuel cells | |
JPH0669907B2 (ja) | 電子伝導性多孔質セラミックス管の製造方法 | |
JP3636406B2 (ja) | 固体電解質型燃料電池用支持体、固体電解質型燃料電池の単電池および固体電解質型燃料電池用支持体の製造方法 | |
CN115395025A (zh) | 一种基于静电纺纳米纤维的固体氧化物燃料电池阴极膜及其原位制备方法 | |
Borglum | Method of making straight fuel cell tubes | |
CN111384408B (zh) | 一种固体氧化物燃料电池多孔阳极支撑体及其制备方法 | |
US3976554A (en) | Method of forming beta-alumina articles | |
JPS589782B2 (ja) | 耐火物製品および製法 | |
JPH05251094A (ja) | 固体電解質セルの製造法 | |
JP3935700B2 (ja) | 円筒型製品の支持装置および円筒型製品の製造方法 | |
JP3383400B2 (ja) | 有底セラミックス管の製造方法及び製造用金型 | |
CN113381047A (zh) | 一种高温氧化物离子导体电池及其制备方法 | |
JPH0740322A (ja) | 押出成形装置 | |
JP2023542002A (ja) | 焼結カソード活物質要素およびその方法 | |
JPH07272733A (ja) | 多孔質焼結体の製造方法 | |
CN117638175A (zh) | 一种管状固体氧化物燃料电池的制备方法 | |
JP2003331864A (ja) | 燃料電池の製造方法 | |
JP2000176991A (ja) | 押し出し成形方法及び押し出し成形機 |