JP2003517350A - 歯内治療器具及び汚染物の破砕方法 - Google Patents

歯内治療器具及び汚染物の破砕方法

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JP2003517350A
JP2003517350A JP2001514859A JP2001514859A JP2003517350A JP 2003517350 A JP2003517350 A JP 2003517350A JP 2001514859 A JP2001514859 A JP 2001514859A JP 2001514859 A JP2001514859 A JP 2001514859A JP 2003517350 A JP2003517350 A JP 2003517350A
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セニア・イー,スチーブ
セニア,スチーブン・エス
ウイルデイ,ウイリアム・エル
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ライトスピード・テクノロジー・インコーポレーテツド
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
    • A61C5/42Files for root canals; Handgrips or guiding means therefor

Abstract

(57)【要約】 根管を清掃し整形するための歯内治療器具(10)は、近い方の端部(14C)に取り付けられたハンドル(14)、シャフト(14)とともに回転するように遠い方の端部(14A)と協動するヘッド(12)を持つ。スリーブ(218)は、シャフト(14)を受け入れてこれを実質的に囲むことができる。スリーブ(218)はコイル状に巻かれたバネとすることができる。この器具(10)を製造する方法が明らかにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【発明の分野】
歯内治療器具、より特別には、ヘッドとシャフトとが別々に作られ、次いで連
結された器具であり、この器具は第1の組成によるシャフト及びシャフトの遠い
方の端部に置かれた第2の組成によるヘッドを有し、そして一体の回収手段のあ
る器具である。
【0003】
【背景情報】
歯内治療器具は、後続する充填のために根管を清掃しかつ整形するために使用
される。従来技術の歯内治療器具は、同じ材料から、長い作業部材が根管を切削
する切削部分とハンドル内に挿入される非切削部分とを有する一体のユニットと
して一段階で作られることが普通である。シャフトの第1の端部又は近い方の端
部に取り付けられるハンドルは、装置が根管内に挿入される間に回され、歯の根
管の壁に対する切削用ヘッド又は切削部分の回転により根管の拡大又は清掃を行
う。
【0004】 出願人は、従来技術の歯内治療器具又は洗浄器具における多くの改良を提供す
る。第1に、出願人は、別個のシャフト(非切削部分)とヘッド(切削部分)と
の連結により作られた作動部分を有する歯内治療器具を提供する。これは、端部
に切削部分を有する一体の作動部分という従来技術の教示に代わって提供された
。出願人の歯内治療器具は、以下、より完全に説明されるような従来技術に勝る
多くの利点を提供する。
【0005】 更に、出願人は、シャフトが破損した場合に、器具のシャフトを保持するため
の手段を有する歯内治療器具を提供する。
【0006】 更に、出願人は、駆動用器械と組み合うための摩擦グリップハンドルを有する
歯内治療器具を提供する。
【0007】 シャフトの目的は、器具のヘッドを根管内に位置決めしそしてこれを戻すこと
である。更に、シャフトは、ヘッドを駆動するために使用される。従来は、一体
型のヘッドとシャフトの材料は同じであり(典型的に金属)、このため、ヘッド
とシャフトの諸要求を最適にすることはできなかった。シャフトは、ヘッドを根
管内の中央に維持しかつ根管内にヘッドを出入させることができるように可撓性
でなければならないが、シャフトのヘッドは、効果的に切削する形にすべきであ
り、更に根管の壁を迅速かつ効果的に切削するであろう材料より作られるべきで
ある。
【0008】 出願人は、シャフトとヘッドとが別々に作られそれから連結される歯内治療器
具であって、典型的にはシャフト上のヘッドの反対側の端部にハンドルが取り付
けられた前記器具を提供する。シャフトとヘッドとは、同じ材料から、又は異な
る材料から作ることができる。
【0009】 過去においては、シャフトとヘッドとは、同じ材料、即ち、ステンレス鋼、ニ
ッケルチタニウムなどから作られた一体の部材であった。出願人は、2種以上の
異なる材料を有する新規な器具、即ち、(最適に柔軟でかつ耐久性のある)第1
の材料のシャフト、及び歯の根管の物質を効果的に切削するための(最適に硬く
かつ切削用の縁を有し形成された)第2の材料のヘッドを備える器具も提供する
【0010】 ヘッドの機能は、切削し、清掃し、更に根管の中央に止まりかつ研磨された物
質を除去することである。これは、シャフトの機能、即ち、可撓性で、耐久性が
あり、更にヘッドを根管内に置きそして出し得る機能とは異なる特性の材料によ
り最もよく行われる。
【0011】 根管内における器具の破損は明白な問題を生ずる。かかる問題を避けるための
従来技術の方法は、ある使用回数後にその使用を中断するように器具の使用回数
を周到に追跡することを含む。このため、破損したときに回収し得る器具が、歯
科医に大きい実用性を提供するであろうことは明らかである。
【0012】 回転式の歯内治療器具は、歯科医が根管内の整形及び清掃をしてる間、典型的
に急速に回転しかつ撓む。繰返し撓みにより、最終的には、通常は器具のハンド
ルとヘッドとの間でシャフトに沿ったその破損が生じる。使用中に破損が生ずる
と、歯科医は、破片の回収又は歯の中の破片の取出しの面倒な仕事に直面させら
れることが多い。
【0013】 出願人は、器具の破片の回収に焦点を合わせることにより破損の問題の解決法
を提供する。歯から破片を回収する構造的手段の提供により、出願人の歯内治療
器具は、ステンレス鋼、ニッケルチタニウム又はその他の適切な材料で作り又は
構成することができる。回収手段を提供する構造手段が提供されたとき、シャフ
トの破損についての歯科専門家の懸念が小さくなる。
【0014】 器具の破損が歯の内部で発生した場合は、器具の破片を取り出さねばならない
。組込み式の回収装置を有する本発明は、かかる状況において明らかに有利であ
る。出願人は、以下の説明及び請求範囲においてかかる器具のための設計を提供
する。
【0015】 第1の材料組成で作られたヘッドの有利な特性を最適化し、かつ第2の材料組
成で作られたシャフトの有利な特性を最適化する歯内治療器具を提供するること
が本発明の目的である。
【0016】 組込みの破損器具回収装置を有するドリルのような歯内治療器具を提供するこ
とが本発明の別の目的である。
【0017】 これら及びその他の目的は、以下述べられ、付属図面を参照し説明される本発
明において提供される。
【0018】 出願人は、歯の根管を清掃するためのなお別の特有の歯内治療器具及びこれを
製造する方法も提供する。この器具は、個別のシャフトを備え、これに別のヘッ
ドが連結される。出願人の新規性は、ヘッドとは別にシャフトを製造し、次いで
ヘッドを別に製造し、そしてこの2部品を連結する方法の提供にある。これは、
2個の独立した部品の性能を最適化することを含む利点を提供する。出願人のこ
の発明のこの実施例においては、シャフト及びヘッドを製造する分離した製造段
階が提供され、この方法においては、シャフトとヘッドの材料は同じ組成のもの
であり、或いはシャフトとヘッドの材料が異なる組成のものであることが注意さ
れる。
【0019】 第1の場合、例えば、シャフト及びヘッドは、ステンレス鋼、ニッケルチタニ
ウム、プラスチック又は同等材料から作ることができる。シャフトは、別に製造
されかつ切削と清掃とを行うような形状にされたヘッドを有する長くて典型的に
円筒状の中空管又は固体ワイヤー、コイル巻回部分、又は一連のギヤ、又はワイ
ヤーメッシュとして製造され形成される。次いで、部品は、接着、溶接、糊付け
など(連結方法)により連結される。
【0020】 一方、シャフトは、前述されたように作ることができ、ヘッドは上述された材
料のような異なった材料のものを提供することができる。互いに異なる2個の部
品(シャフト及びヘッド)を製造する別個の製造段階のため、器具設計者は、シ
ャフトとヘッドとを一体部品として1回の製造工程で形成する従来技術の方法よ
り、個別部品の寸法及び形状におけるより大きい変化が許される。即ち、従来技
術においては、半製品が提供され、これから一体のヘッド及びシャフトが加工さ
れた。
【0021】
【発明の概要】 出願人は、この目的及びその他の目的のために、シャフトに取り付けるための
ハンドルを有する回転可能な歯内治療器具であって、シャフトは近い方の端部と
遠い方の端部とを有し、ハンドルはシャフトの近い方の端部にあり、更にヘッド
はシャフトと共に回転するようにその遠い方の端部にあってシャフトと協動する
前記歯内治療器具を提供する。出願人は、更にシャフトのハンドルとヘッドとの
間でシャフトを実質的に囲むようにシャフト上に受け入れられる寸法にされたス
リーブであって、スリーブとシャフトとは接着され、半田付けされ又はその他で
互いに取り付けられているスリーブを更に提供する。このため、シャフトが破損
しても、スリーブがなおその一体性を維持し、破損した部品を実質的に囲み、こ
れが器具から逃げ出すことを典型的に防ぎ、根管内に残すであろう。
【0022】 出願人は、更に、この目的及びその他の目的のために、シャフトとコイルバネ
とが一緒に回転するように、コイルバネにより囲まれかつコイルバネに取り付け
られたシャフトを備えた歯内治療器具を提供することを目的とする。シャフトの
一方の端部にヘッドがあり、そしてシャフトの他方の端部にハンドルがある。ヘ
ッドは、ハンドルによる急速回転により、歯におけるその切削作業をすることが
できる。しかし、シャフトが破損しても、コイルバネが破片をコイルバネ内に保
持するであろう。
【0023】
【好ましい実施例の詳細な説明】
図1、1A、2及び3は、3個の部品より構成される歯内治療器具10を表し
、ヘッド12はシャフト14の遠い方の端部に取り付けられ、シャフトの近い方
の端部はハンドル16を持つ。ハンドルは、歯科用ハンドピースにハンドルを取
り付けるためのラッチインデント18を選択的に持つことができる。
【0024】 図1及び1Aの2種のハンドルは、図1のハンドルがハンドルにラッチインデ
ント18を有し、図1Aではハンドル161が小直径であって、NSKにより製
造されたもののように、穿孔器械の摩擦グリップ機構内に受け入れられるように
設計された点が異なる。出願人の新規な摩擦グリップハンドルは、直径が小さく
(典型的に約4mm、好ましくは約1.6mmであり、かつ典型的に長さは5か
ら20mmの間、好ましくは10から11mmである)、図1に示されたハンド
ルのように駆動装置との整列を必要としない。その他の形式の適切なハンドルを
使うことができる。ハンドルは、アルミニウム、黄銅、プラスチック、ステンレ
ス鋼等から作ることができる。
【0025】 切削用ヘッド12は、縦溝又は溝20(図2参照)、隆起22(図3参照)、
或いはその他の適切な形状に形成された適宜の硬い耐久性のある材料で作ること
ができる。ヘッドは、Unison(商標名)から入手可能なもののような5軸
研磨機を使用して機械作業員が研磨することができる。これは、固体又は空洞と
することができる。
【0026】 さてシャフトについて説明すれば、シャフト14は、金属(例えばステンレス
鋼又はニッケルチタニウム)、プラスチック、ゴム、カーボン繊維、合成物、又
は同等品のような適宜の可撓性の耐久性材料から作ることができる。更に、シャ
フトは中空体、固体とすることができ、或いはコイルバネ24(図1、1A、及
び2参照)、編まれたワイヤーメッシュ又は一連の小さいギヤより形成すること
ができる。シャフトを作る中空の筒状材料又は固体材料は、多くの供給業者から
の在庫品から入手可能である。ギヤ(図10B)、ワイヤーメッシュ(図11)
、きつく巻かれたワイヤーコイル(図13及び14)を含む出願人の種々の駆動
シャフトを示す図10B、11、13及び14を参照されたい。歯科医が根管内
の器具の深さを判定できるように、深さゲージ30(又は測定用リング又はその
他の手段)を、シャフト又はハンドルに沿って設けることができる。
【0027】 ヘッド12の形状は器具の中心合わせの目的達成に有用な丸い又は尖った先端
12Aを有することが注意される。しかし、ヘッドの形状は適宜適切な形にする
ことができる。第2に、ヘッドの表面は、切削用の縁、ここでは溝20又は出願
人の新規な隆起22のいずれかを有することが見られる。溝又は隆起は、器具の
長手方向軸線を有する螺旋形を取ることができ、これにより、効果的な切削及び
根管の口に向かう(ハンドルに向かう)切削の破片の追出しの両方の作用ができ
る。溝及び隆起の両者は、典型的に、ヘッドが歯の中に押し込まれたとき、根管
の壁面内に切り込むであろう縁12Bを持つ。隆起は、電気機械的電気接着又は
商業的に知られたその他の方法により、ヘッドのボデー上で層にされたダイヤモ
ンドで形成することができる。
【0028】 ヘッドは、歯の内部の象牙質を切削するであろう材料を意味する硬い材料で作
られ、かつ金属(例えば、ステンレス鋼及びニッケルチタニウム)、セラミック
、ダイヤモンド、又はその他の鉱物、ゴム、合成物、炭素繊維、又は他の硬い適
宜なものの1種又は複合物とすることができる。これに反して、シャフトは可撓
性かつ耐久性のものとすべきであり、ヘッドと同じ特性の全てを持つことは不要
である。
【0029】 さて、図4及び5を参照すれば、出願人は回転切削用部材又はヘッド102の
ある遠い方の端部100を有する歯内治療器具を提供し、この回転切削用部材が
切削用部分102Aと非切削用部分102Bとを有することが見られる。切削用
部分は切削用の縁のある溝又は隆起を有し、かつ(歯の材料よりも硬く)象牙質
を切削できるように螺旋状にされ更にこの螺旋状の形により、切削された破片を
ヘッドから器具の長手方向軸線に沿って運び出せることが注意される。しかし、
回転切削用部材は長手方向軸線でかつ長手方向の穴106Aを有し、そして保持
ワイヤー104上に乗ることが見られる。更に、回転部材の切削用部分の端部の
先に保持ワイヤーの遠い方の端部の停止用部材106が見いだされ、この停止用
部材は、ここでは、円錐状(又は円形又は丸められ又はその他の適宜適切な形状
)にされ、円錐の底部は、保持ワイヤー104の均一な直径より大きい直径を持
つ。従って、図4のA(又は部材102の回転軸線に沿った何処か)において破
損が生じ、そして保持用部材102が1個の部片の代わりに2個の部片になった
場合は、保持ワイヤー104を有する効果は、回転部材102の破損した部片の
紛失を防止することである。即ち、ヘッド又はシャフトが可損した場合、根管か
ら単にシャフト104を取り出すと、これと一緒に保持用ワイヤー104上の破
損した回転部材が取り出される。保持ワイヤーはシャフト及びヘッドから分離さ
れ、そしてこれをハンドルに取り付けることができ或いは取り付けないことがで
きる。
【0030】 根管の清掃中に壊れた破片が残される潜在的な重要な結果が有り得ることを認
めることができる。これは、設計された回収器具の準備により避けることができ
る。
【0031】 図6−9は、出願人の歯内治療器具10の更なる実施例を示す。図6を参照し
て認識されるように、出願人の歯内治療器具10は、遠い方の端部14A、ボデ
ー14B及び近い方の端部14Cのあるシャフト14を持つ。シャフトは典型的
に円筒状でありかつ厚さは典型的に0.001mmから2.0mmの間の寸法に
され、そして長さは典型的に1.0mmから100mmの間である。シャフトは
、ニッケルチタニウム、ステンレス鋼、プラスチック又はその他の適切な材料か
ら作ることができる。
【0032】 出願人のシャフト14の近い方の端部14Cにハンドル16が連結され、これ
は摩擦グリップと組み合うか又はモーター駆動装置と組み合うためのラッチハン
ドルであるかのいずれかとすることができる。ハンドルは、典型的に円筒状であ
り、そしてアルミニウム、黄銅、プラスチック又はその他の適宜適切な材料から
作られる。
【0033】 出願人のシャフトの遠い方の端部14Aにヘッド12があり、このヘッドは、
その上に切削用の刃又は切削用手段12Aを有し、さらに選択的にその上に切削
又は非切削の案内部分12Bを持っている。ヘッドは、シャフトと同じ材料から
形成され、又はステンレス鋼、ニッケルチタニウム、炭素鋼、又はその他の適宜
適切な材料のような異なる材料から形成することができる。図6は、シャフトに
沿った深さゲージ又はリング30の使用を示し、一方、図6Aは、ハンドルの細
い部分に沿ったものを示す。
【0034】 図7、8、15及び16において、出願人は、シャフト上に掛けられて受け入
れるような寸法にされ更にシャフトの遠い方の端部における切削用ヘッドの基部
からシャフトの近い方の端部に伸びる新規なスリーブ218を提供する。このス
リーブは、コイルの隣接巻回間に少しの空間しかなく又は空間なしにきつく巻か
れ、そして典型的にはステンレス鋼又はその他の適切な生体親和性材料より作ら
れたコイルバネとすることができる。典型的にコイルバネであるスリーブは、曲
がり又は撓むことができ、そしてヘッドと共に回転するようにヘッドの近くでシ
ャフトに取り付けられ、又はヘッド自体に取り付けられる。典型的には、ヘッド
がスリーブと繋がる場所の近くで、溶接、接着又は鑞付けのような機械的又は接
着手段220による取付けがなされる。
【0035】 コイルバネスリーブの目的は、シャフトが破損したときに、コイルバネのコイ
ル内に破片を収容するためにシャフトに撓みを許すことである。これにより、破
片を歯から回収することができる。出願人の試験は、小直径のステンレス鋼ワイ
ヤーから作られたバネがシャフトの破損寿命サイクルを越すであろうことを示し
た。言い換えれば、シャフトはバネより前に破損するであろうため、及びシャフ
トとバネとは少なくもその遠い方の端部近くで連結されるため、連続した撓みと
回転との結果としてのシャフトに沿ったいかなる破損物もコイルバネ内に収容さ
れるであろう。
【0036】 図7は固体シャフト14の使用を示し、図6は中空管シャフト14を示し、こ
れら両者はコイルバネのスリーブで被覆することができる。図7は、シャフトと
一体のヘッドを示すが、これらは(図6におけるように、220は接着又は溶接
である)2個の個別部品とすることができる。
【0037】 図8は、図7の歯内治療器具のボデーの断面図であり、固体シャフト上のスリ
ーブを示している。
【0038】 図9は、接着剤220が、ヘッドの近くで、ヘッドをシャフトに保持しかつシ
ャフトにスリーブを保持しているコイルバネスリーブを示す。
【0039】 スリーブは典型的にヘッドの付近においてのみシャフトに取り付けられ、更に
この実施例においては、スリーブは、(シャフトを回転させる)回転ハンドルに
は取り付けられないため、シャフトが破損したときは、ヘッド及び破損点に近い
スリーブの部分は回転を止め、そして歯科医は、(なお回転している)近いシャ
フトをスリーブから滑らし、そしてスリーブをその手元側端部において適切な工
具で掴むことにより、スリーブとシャフトの破損部分とヘッドとを回収すること
ができる。
【0040】 図10A−Cは、保持ワイヤー、ここでは中央に置かれた保持ワイヤー224
の更なる実施例を示し、これにおいては、保持ワイヤーは、末端のボス225が
切削用ヘッド227を定位置に保持している状態で静止(又は回転)することが
できる。この場合、シャフト226(図10B)は、保持ワイヤーに沿って並び
かつボスと保持ワイヤーの手元側端部との間に保持された一連の同様な形の離散
ギヤ228より作られる。歯230が連結された多数の分離ギヤの使用は、ギヤ
がヘッドを駆動するが保持ワイヤーのため離れて落ちることがないため、破損前
におそらく「歯が欠け」るであろうため、シャフトが破損して離れることを防ぐ
に違いない。更に、この設計の使用は、金属を「伸ばす」ことなくシャフトが容
易に撓むことを許すであろう。
【0041】 図11は、互いに織られた細いワイヤーより作られたワイヤーメッシュスリー
ブ218Aを示す。このスリーブは、図6ないし9に示された実施例におけるス
リーブ218の代わりに使用することができる。
【0042】 図12A及び12Bは、破損したシャフトの回収器具を提供するために、図6
ないし9に示された実施例において使用するように、その外部の周りにワイヤー
218Bを有する固体シャフト14の使用を示す。
【0043】 出願人の提供する更に別の発明は、歯内治療器具のシャフトが寸法に研磨する
ことにより作られるものでない歯内治療器具及び歯内治療器具を作る方法である
。即ち、従来技術は、シャフトを研磨することによりシャフトが適切な直径に減
らされる歯内治療器具用のシャフト及びシャフトの製造方法を提供する。これは
小さい応力破壊を生じ、シャフトの寿命サイクルを減らす。しかし、出願人は、
牽引され又は成型されたシャフト(例えば、図16のシャフト14を参照)(又
は研磨されたシャフトを除く適宜のその他のシャフト)を提供し、従って現在入
手可能でありかつ従来技術において提供されたものよりも大きい寿命サイクルを
有する歯内治療器具のシャフトの製作方法を提供する。
【0044】 図13は、出願人の歯内治療器具10のなお別の実施例を提供する。この実施
例は、シャフト212として、きつくコイルに巻かれたバネであって、ヘッド2
16に取り付けられこれを回転するために使用されるコイルバネを提供する。コ
イルバネシャフト212は、ハンドル214及びヘッド216に取り付けられヘ
ッドを回転させる。コイル巻回、即ちステンレス鋼、MP35M、白金、又はそ
の他の多くの合金とすることのできる単線又は多線式のいずれのコイル巻回も、
図13に示されたシャフト、又は図7、8及び9に示されたコイルバネスリーブ
218に使用できる。事実、単線又は多線式のコイル巻回は、図11、12A及
び12Bに示されたメッシュ巻回において使用することができる。かかる巻回は
、Star Guide Corporation,5000 Independence Street,Arvada,Coloradoより入
手できる。
【0045】 図14は、出願人の歯内治療器具10の更に別の実施例を示す。この実施例に
おいては、コイル巻回シャフト14が使用され、そしてハンドル及び切削用ヘッ
ド216に取り付けられる。この実施例は、保持ワイヤー104、及び切削用ヘ
ッド216駆動用のコイル巻回駆動シャフトを使用する。ここに、保持ワイヤー
はシャフト14内に囲まれる。シャフト14は、保持ワイヤーに取り付けられな
い。シャフト14は、ハンドル及び切削用ヘッドに取り付けられて切削用ヘッド
を回転させる。前の実施例におけるように、シャフト14のいかなる破片も保持
ワイヤー104上に保持されるであろう。多線式シャフトの使用は、現在の器具
が提供するより長い寿命を器具に与える。
【0046】 図15は、器具が一体のシャフト/切削用ヘッド部材217を有する歯内治療
器具10を示す。ハンドルとシャフトとが適合するように、選択的に一体の切削
用ヘッドシャフト217の近い方の端部がハンドル16内に挿入される部分にス
ペーサー219を使うことができる。この一体部品式の設計は、単線式又は多線
式のコイル巻回がステンレス鋼、MP35N、白金含有物及びその他の合金から
作られたスリーブ218と共に使用することができる。スリーブは、Aにおいて
部材217のシャフト及びヘッドに接合され、溶接され或いはその他により取り
付けられる。Star Guide Corporationは、適切な寸法のかかるスリーブを提供す
る。
【0047】 図16は、ヘッド12が遠い方の端部に挿入された筒状シャフト14の使用を
示す。筒は、ニッケルチタニウム、ステンレス、プラスチック鋼、ガラス繊維又
はその他の適宜適切な材料のものとすることができる。スリーブはシャフト上を
摺動し、かつ切削用ヘッドの近くでシャフトに取り付けられるであろう(ここで
は、切削用ヘッドは遠い方の端部で筒状シャフト内に挿入されている)。溶接、
接着その他で回収用スリーブ218をシャフトのヘッド付近において(Aにおい
て)のみシャフトに保持し、そして、取付け点とハンドルとの間のシャフト内の
いかなる破片もスリーブの回転を停止させるであろう。このとき、歯の根管内か
らヘッド及びスリーブを取り出すことができる。
【0048】 纏めると、出願人は、器具の作動部分(シャフト及び切削用ヘッド)が1個の
ではなくて2個以上の部品から作られた歯内治療器具を提供する。構成部品は、
同じ材料又は異種材料で作ることができる。切削用ヘッド部分は、接着、溶接、
半田付け又は2個以上の部品を取り付けるその他の適宜の信頼し得る手段により
シャフトに取り付けることができる。各構成部品は、同じ材料又は異なった材料
の1個又はそれ以上の部品から作ることもできる。
【0049】 切削用ヘッド構成部品は1個又はそれ以上の部品から作ることができ、固体又
は中空のシャフトは同じ材料又は異なった材料から作ることができる。切削用ヘ
ッドはこれに切り込まれた溝を持つことができる。切削用ヘッドは、その表面上
に、層にされた(ダイヤモンドのような)隆起を持つこともできる。切削用ヘッ
ドは、シャフト又は保持ワイヤーの挿入のために、その長さのある部分に又は全
長を通しての貫通穴を持つことができる。
【0050】 非切削用のシャフトも1個以上の部品で作ることができ、固体又は中空のシャ
フトは同じ材料又は異なった材料から作ることができる。非切削用のシャフトは
、固体ワイヤー、ワイヤーメッシュ、中空管、コイル、又は多線式ケーブルで作
ることができる。非切削用のシャフトは、一連のギヤ、ワイヤーメッシュの外側
部分、中空管、コイル、多線式ケーブル及び固体ワイヤーのコイル又は管の内側
部分のような2個以上の部品で作ることができる。
【0051】 出願人は、シャフトが新規な摩擦グリップハンドルに取り付けられた歯内治療
器具も提供する。
【0052】 出願人は、組込み式の回収装置が設計の一体部品である歯内治療器具も提供す
る。出願人の器具は、1個以上の構成部品が故障したとき、故障部品を含む全て
の部品を回収できる。出願人は、故障部品を含んだ全ての部品を回収できる器具
を提供し、これにより、諸部品は、伝達し得る力を限定するように設計された駆
動機構により、加えられた力の下で故障しないように特に設計される。出願人は
、器具が故障したとき、壊れた器具の破片を1個の部片として回収するような組
込み式の物理的回収機構を有する歯科用器具を提供する。回収機構は、シャフト
及び切削用ヘッドを通して掛けられ、端部にボスを有する回収ワイヤーよりなる
。回収ワイヤーは静止又は回転するものとすることができる。
【0053】 出願人は、1個以上の構成部品が他の部品より前に破損するように設計された
早期警告機構のある器具を提供する。内側部分又は外側部分が破損したとき、こ
れが歯科医に器具をもう使用すべきでないことを警告する。早期警告機構は、外
側スリーブ及び内側芯線よりなる。内側芯線は、固体ワイヤーとして設計され、
そして外側スリーブより前に破損するように設計されたステンレス鋼のような材
料で作られる。外側スリーブは、これが内側芯線より後で破損するように設計さ
れたものであり、そしてワイヤーメッシュ、中空管、コイル、多線式ケーブルの
ような材料で作られる。
【0054】 本発明は特別な実施例を参照して説明されたが、この説明は限定する趣旨でな
されたものではない。本発明の説明を参照した本技術熟練者には、開示された実
施例の種々の変更、並びに本発明の別の実施例が明らかとなるであろう。従って
、特許請求の範囲は本発明の範囲内におけるかかる変更を含むであろうことが意
図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハンドル、シャフト、及びヘッドを有する3部品型の歯内治療器具の側面図で
あり、シャフトはコイル状にされた金属線で作られている。
【図1A】 図1の歯内治療器具の側面図であるが、ハンドルは摩擦グリップ機構を受け入
れるようにされる。
【図2】 図1の部分的側面図であり、ハンドル、シャフト、及びヘッドを有する3部品
型の歯内治療器具の側面図であり、シャフトはコイル状にされた金属線で作られ
ている。
【図3】 内部に別のヘッドを受け入れる筒状のシャフトを示している歯内治療器具の部
分的側面図であり、ヘッドは切削用要素として溝の代わりに隆起を持つ。
【図4及び5】 出願人の歯内治療器具の別の好ましい実施例の遠い方の端部の部分的に切り取
られた側面図である。
【図6及び6A】 スリーブなしの出願人の歯内治療器具の側面図である。
【図7】 出願人の歯内治療器具の(切除された)側面図である。
【図8】 シャフトの近い方の端部と遠い方の端部との間における出願人の歯内治療器具
の長手方向軸線に直角方向の側面図である。
【図9】 長手方向軸線に平行な出願人の歯内治療器具の部分図であり、出願人の歯内治
療器具の遠い方の端部、スリーブ及びヘッドを示す。
【図10A、B及びC】 出願人の本発明のなお別な好ましい実施例を示す。
【図11】 メッシュスリーブを特徴とする出願人の本発明のなお別な好ましい実施例を示
す。
【図12A及び12B】 シャフトが丸いワイヤーストランド内に収められることを特徴とする出願人の
本発明の更に別な好ましい実施例の断面図及び側面図を示す。
【図13】 シャフトとしてコイル状にされたバネを有する出願人の本発明の別の実施例の
側面図を示す。
【図14】 ハンドルに取り付けられた巻回シャフト及び切削用ヘッドを使用する出願人の
歯内治療器具のなお別の実施例の分解立面図を示す。
【図15】 一体のシャフト/切削用ヘッド部材を有する本発明の歯内治療器具の分解側面
図を示す。
【図16】 筒状シャフトの使用を示している本発明の分解側面図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイルデイ,ウイリアム・エル アメリカ合衆国テキサス州76248ケラー・ ブルースプルースコート803 Fターム(参考) 4C052 AA06 AA16 AA17 DD01 HH07

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近い方の端部と遠い方の端部とを有するシャフト、 シャフトの近い方の端部に取り付けるハンドル、 シャフトと共に回転するようにその遠い方の端部と協動するヘッド、 シャフトの遠い方の端部にヘッドを取り付ける手段 を備えた歯内治療器具。
  2. 【請求項2】 ハンドルとシャフトとの間でシャフトを実質的に囲むように
    シャフトを受け入れるような寸法にされたスリーブ、及び シャフトをスリーブに組み合わせるための手段 を更に有する請求項1の歯内治療器具。
  3. 【請求項3】 スリーブがコイルバネで構成される請求項2の歯内治療器具
  4. 【請求項4】 ヘッド及びシャフトが単一の部材より形成される請求項2の
    歯内治療器具。
  5. 【請求項5】 ヘッド及びシャフトが別の部材より形成され、そして後で互
    いに連結される請求項2の歯内治療器具。
  6. 【請求項6】 取り付ける手段が、半田付け、接着、溶接又はその他の適切
    な材料又は技術による請求項1の歯内治療器具。
  7. 【請求項7】 シャフトをスリーブに組み合わせる手段が、シャフトの遠い
    方の端部に置かれる請求項2の歯内治療器具。
  8. 【請求項8】 組み合わせる手段が、シャフトに沿って塗布された接着剤を
    含む請求項2の歯内治療器具。
  9. 【請求項9】 更に摩擦グリップハンドルを有する請求項1の歯内治療器具
  10. 【請求項10】 シャフトがコイルバネよりなる請求項1の歯内治療器具。
  11. 【請求項11】 歯の切削用部材を形成し、 シャフトを形成し、そして 歯の切削用部材とシャフトとを連結する 諸段階を含む歯内治療器具の製造方法。
  12. 【請求項12】 歯の切削用部材とシャフトとが同じ材料より形成される請
    求項11の方法。
  13. 【請求項13】 歯の切削用部材とシャフトとが異なった材料より形成され
    る請求項11の方法。
  14. 【請求項14】 スリーブを形成し、そしてスリーブを通してシャフトを挿
    入する 諸段階を更に含む請求項11の方法。
  15. 【請求項15】 ハンドルとヘッド、及びハンドルとヘッドとの間のシャフ
    トを有し、シャフトは多数の離散ギヤよりなり、ギヤは互いに噛み合っている歯
    を有し、ギヤがヘッドを一緒に回転させるようにヘッドに連結されている歯内治
    療器具。
  16. 【請求項16】 第1の端部と第2の端部とを有するシャフトであって、第
    1の組成よりなる前記シャフト、及び シャフトの第1の端部に置かれたヘッドであって、第2の組成よりなる前記ヘ
    ッド を備える歯内治療器具。
  17. 【請求項17】 シャフト及びヘッドであって、シャフトは中空であってか
    つ長手方向に揃えられた貫通穴を有し、 シャフトが破損した場合に、これが長手方向保持部材上に保持されるであろう
    ように、長手方向に揃えられかつシャフトの長手方向穴の中に受け入れられるよ
    うな形にされた長手方向保持部材 を備える歯内治療器具。
  18. 【請求項18】 シャフト部分を製造し、切削用の縁をその上に有するヘッ
    ド部分を製造し、そしてヘッド部分をシャフトの遠い方の端部に連結する 諸段階を含む歯内治療器具の製造方法。
  19. 【請求項19】 シャフト部分とヘッド部分とが同じ材料で作られる請求項
    17の方法。
  20. 【請求項20】 材料がステンレス鋼である請求項18の方法。
  21. 【請求項21】 シャフト部分とヘッド部分とが異なった材料で作られる請
    求項17の方法。
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