JP2003517248A - ノイズおよび干渉が存在する所で信号を受信するための選択的同時復調システムおよび方法 - Google Patents

ノイズおよび干渉が存在する所で信号を受信するための選択的同時復調システムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】 信号とノイズと干渉間の関係が規準を満たす時に信号を復調し、信号とノイズと干渉間の関係が規準を満たさない時に信号を同時復調することによりノイズおよび干渉が存在する所で信号が受信される。さらに、ノイズと干渉間の関係が第2の規準を満たす場合には信号を復調することができ、ノイズと干渉間の関係が第2の規準を満たさない場合には同時復調することができる。特に、信号対ノイズおよび干渉比が第1の閾値を越える時は復調を実施することができ、信号対ノイズおよび干渉比が第1の閾値よりも小さい時は同時復調を実施することができる。さらに、干渉対ノイズ比が第2の閾値を越える場合には信号を同時復調することができ、干渉対ノイズ比が第2の閾値よりも小さい場合には信号を復調することができる。したがって、希望信号電力がノイズおよび干渉に対して高い場合には、同時復調をスキップして復調を実施することができる。さらに、希望信号電力が干渉およびノイズに比べて大きくない場合には、干渉電力がノイズ電力に対して高い時だけ同時復調を使用することができる。最後に、干渉信号の同期ワードを受信信号内で見つけることができ、ノイズ電力に対する干渉信号の電力を見つけ出された干渉信号同期ワードから決定して干渉対ノイズ比を決定することができる。さらに、検出される干渉信号の同期ワードは干渉信号のチャネル推定値の改善された推定を提供することができ、それはコンポジットチャネル応答に比べて干渉信号の媒体応答に関して推定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術の分野) 本発明はデジタル通信に関し、特に、ノイズおよび干渉が存在する所で受信信
号を同時復調するシステムおよび方法に関する。
【0002】 同時復調(joint demodulation)は干渉信号も含む受信信号から希望信号を検出
するのに広く使用されている。同時復調では、希望信号および干渉信号は共に希
望信号および干渉信号に関する情報に基づいて復調され、希望信号のより良い推
定値を得るようにされている。
【0003】 同時復調は、例えば、ボトムレイの米国特許第5,506,861号 System and Metho
d for Joint Demodulation of CDMA Signals,ウェールの米国特許第5,640,432号
Co-Channel Interference Suppression System,および1998年8月31日に
出願され本発明の譲受人に譲り受けられたファフィーズ等の米国特許出願第09/1
43,821号 Methods and Systems for Reducing Co-Channel Interference Using
Multiple Timings for a Received Signal に記載されている。同時復調は下記
の出版物にも記載されている。ファフィーズ等の Co-Channel Interference Can
cellation for D-AMPS Handsets, Proceedings of the 49th IEEE Vehicular Te
chnology Conference, May 1999, pp.1026-1031、ムラタ等の Joint Frequency
Offset and Delay Profile Estimation Technique for Nonlinear Co-channel I
nterference Canceller, Proceedings of the PIMRC, November 1998, pp.486-4
90、およびロ等の Adaptive Equalization and Interference Cancellation for
Wireless Communication Systems, IEEE Transactions on Communications, Vo
l. 47, No. 4, April 1999, pp.538-545。前記した全ての引用特許、特許出願お
よび出版物はその全体が本開示の一部としてここに組み入れられている。
【0004】 同時復調は干渉信号を含む受信信号から希望信号を検出するのに非常に有効で
はあるが、文中で受信信号の単なる“復調”といわれる標準すなわち従来の復調
よりも一層複雑となることがある。したがって、干渉信号が存在する所で受信信
号を同時に復調する改善されたシステムおよび方法が継続的に必要とされている
【0005】 (発明の開示) 本発明は信号とノイズと干渉間の関係が規準を満たす時に信号を復調し、信号
とノイズと干渉間の関係が規準を満たさない時に信号を同時に復調することによ
りノイズおよび干渉が存在する所で信号を受信する。さらに、信号はノイズと干
渉間の関係が第2の規準を満たす時に復調することができ、ノイズと干渉間の関
係が第2の規準を満たさない時に同時に復調することができる。
【0006】 同時復調は干渉信号が存在すると仮定することを理解することに本発明は由来
する。しかしながら、多くの場合、干渉信号の存在はマルチパスおよび/または
信号伝送パス内に導入される他の歪によって決まる。したがって、干渉信号の強
度は時間にわたって変化することがある。干渉が僅かであるか無い場合に同時復
調が実施されると、同時復調の性能は劣化することがある。さらに、同時復調に
より付加される複雑さはキャンセルすべき干渉信号が僅かであるか無い場合には
無駄になることがある。
【0007】 本発明に従って、標準復調で十分であるかあるいは同時復調を実施すべきであ
るかが考慮される。特に、信号対ノイズおよび干渉比が第1の閾値を超える時は
復調を実施することができ、信号対ノイズおよび干渉比が第1の閾値よりも小さ
い時は同時復調を実施することができる。さらに、干渉対ノイズ比が第2の閾値
よりも小さければ信号を復調することができ、干渉対ノイズ比が第2の閾値を越
える場合には信号を同時復調することができる。したがって、希望信号電力がノ
イズおよび干渉に対して高ければ、同時復調をスキップして復調を実施すること
ができる。さらに、希望信号電力が干渉およびノイズに比べて大きくなければ、
ノイズ電力に対して干渉電力が高い時だけ同時復調を使用することができる。
【0008】 本発明のもう一つの側面に従って、干渉信号は干渉信号同期ワードを含んでい
る。干渉信号同期ワードは受信信号内で見つかり、ノイズ電力に対する干渉信号
の電力は干渉信号同期ワードから決定され、それにより干渉対ノイズ比が決定さ
れる。したがって、干渉信号同期ワードを見つけることにより干渉対ノイズ電力
を測定して同時復調の使用を制御する能力が提供される。さらに、見つけられる
干渉信号同期ワードは干渉信号のチャネル推定値の推定を改善することができ、
それはコンポジットチャネル応答に比べて干渉信号の媒体応答に関して推定する
ことができる。
【0009】 したがって、受信信号を復調して希望信号の推定値および残留信号の推定値を
発生することにより、希望信号同期シーケンスを有する希望信号、および干渉信
号同期シーケンスを有する干渉信号を含む受信信号内で干渉信号同期シーケンス
を見つけることができる。受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が
発生される。次に、受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値に基づい
て受信信号および残留信号の推定値の一方を使用して干渉信号同期シーケンスを
見つけることができる。
【0010】 特に、受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が閾値よりも小さけ
れば干渉信号同期シーケンスは受信信号を使用して見つけることができ、受信信
号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が閾値よりも大きければ残留信号の
推定値を使用して見つけることができる。受信信号のキャリア対干渉およびノイ
ズ比の推定値が第1の閾値を越える場合には、受信信号および残留信号の推定値
の一方を使用して干渉信号同期シーケンスを見つけることができる。受信信号の
キャリア対干渉およびノイズ比の推定値が第2の閾値よりも小さい場合には、受
信信号を使用して干渉信号同期シーケンスを見つけることができ、受信信号のキ
ャリア対干渉およびノイズ比の推定値が第2の閾値よりは大きいが第1の閾値よ
りも小さい場合には、残留信号の推定値を使用することができる。
【0011】 一度見つかると、干渉信号同期シーケンスは干渉信号のチャネル応答を推定す
るのに使用することができる。特に、見つけた干渉信号同期シーケンスを使用し
て、複数の遅延の各々に対して媒体応答を推定することができる。複数の媒体応
答レイを作り出すために推定媒体応答のサブセットが選択される。次に、媒体応
答レイは干渉信号のチャネル応答を推定するのに使用される。
【0012】 したがって、標準復調および同時復調は受信信号内の信号、ノイズおよび干渉
間の関係に基づいて適切な所で選択的に使用される。干渉が低いか存在しない場
合には標準復調を使用することができ、干渉が著しい時には同時復調を使用する
ことができる。
【0013】 (発明を実施するための最良の形態) 次に、本発明の好ましい実施例が示されている、添付図について本発明をより
詳細に説明する。しかしながら、本発明は多くの異なる形式で実施することがで
き、ここに記載されている実施例に限定されるものと解釈すべきではなく、これ
らの実施例は本開示が行き届いた完全なものであり、本発明の範囲を当業者に十
分に伝えるために提供されるものである。全体を通して同じ番号は同じ要素を示
す。
【0014】 図1は本発明に従った選択的同時復調の第1の実施例のブロック図である。図
1において、受信信号がアンテナ102から受信されベースバンドコンバータ1
04によりベースバンド表現に変換される。次に、信号はアナログ/デジタルコ
ンバータに通され、サンプリングされてシンクロナイザ106に送ることができ
る。IS-136標準におけるように、信号はシンボル当たり1回またはシンボ
ル当たり多数回サンプリングすることができる。
【0015】 シンクロナイザ106は信号を同期化し、さらに、シンボル当たり1または数
サンプルとすることができる後述する選択的同時復調器により処理されるレート
で出力信号をサンプリングすることができる。シンクロナイザ106は、好まし
くは、キャリア対干渉およびノイズ比C/(I+N)の推定値も発生し、それはノイズ
プラス干渉信号の結合強度に対する希望信号強度の推定値である。
【0016】 受信した同期化信号yは、次に、選択的同時復調器110に送られる。特に、
同期化信号は復調器または標準復調器とも呼ばれる検出器112に送られ、それ
は第1の検出信号S1を発生し、それはセレクタ114に送られる。検出器11
2は、また、好ましくは干渉信号同期シーケンスを見つけて干渉対ノイズ比(I/N
)値を推定する。干渉信号同期シーケンスに関する情報、I/N推定値および検出器
112から出力される状態情報もコントローラ116に送られる。C/(I+N)推定
値と共にこの情報を使用して、復調または同時復調が実施され続いて選択される
かどうかを決定することができる。さらに、検出器112により与えられる干渉
信号同期シーケンスに関する情報を受信信号yと共に使用してチャネル推定器1
18により干渉信号のチャネル応答が推定される。最後に、同時復調器120は
受信信号y、干渉信号同期情報および干渉信号のチャネル推定値を使用して希望
信号と干渉信号の両方を同時に復調し、第2の検出信号S2を発生してセレクタ
114に送る。後述する規準に基づいて、第1の検出信号S1または第2の検出
信号S2が検出信号として選択される。
【0017】 図2は本発明に従った選択的同時復調の別の実施例のブロック図である。図2
において、ここでは検出プロセッサ112’と呼ばれる検出器が、後述する方法
で、干渉信号同期情報だけでなく希望信号に関する情報を発生する。希望信号に
関する情報は、それぞれ、干渉信号チャネル推定および同時復調を選択するため
に、コントローラ116’、チャネル推定器118’および同時復調器120’
にも与えられる。後述するように、希望信号に関するこの情報は希望信号のチャ
ネル推定値、検出された非符号化ビットまたはシンボル情報および符号化ビット
またはシンボル情報を含むことができる。
【0018】 次に、図2の検出プロセッサ112’の実施例のブロック図を図3に示す。検
出プロセッサ112’は従来の復調技術を使用して希望信号を検出することがで
きる。従来の復調にはプロアキスの教科書 Digital Communications, Second ed
ition, 1989 の171-178頁に記載されているような差動検出、ジャマル等の出版
物 Adaptive MLSE Performance on the D-AMPS 1900 Channel, IEEE Transactio
n on Vehiclar Technology, Vol.46, No.3, August 1997, pp.634-641に記載さ
れているような希望信号しか復調しない等化器、および/またはファフィーズ等
の前記出版物およびファフィーズ等の前記特許出願に記載されているような希望
信号と少なくとも一つの干渉信号の両方を復調するセミブラインド同時復調器を
含むことができる。セミブラインド同時復調器は干渉信号の同期シーケンスの推
定値を使用しないため、本発明に従った同時復調とは見なされないことが理解さ
れるであろう。検出プロセッサ112’は復調および検出の多数の反復パスを使
用して復調および復号を実施するマルチパス検出プロセッサを含むこともできる
。1998年11月30日に出願されたケイララー等の特許出願第09/201,623号 Adaptiv
e Channel Characterization using Decoded Symbols を参照されたい。他の検
出プロセッサを使用することもできる。
【0019】 図3に示すように、検出プロセッサ112’は好ましくは受信信号yおよびC/(
I+N)推定値に応答して残留信号yi,検出シーケンスS1,チャネル推定値および巡回
冗長チェック(CRC)等の検出状態を作り出す復調器および復号器310を含んで
いる。セレクタ320がC/(I+N)推定値および検出状態に基づいて受信信号yまた
は残留信号yiを選択する。次に、選択された信号は干渉信号同期シーケンスファ
インダ330に加えられて干渉同期シーケンス情報およびI/N推定値を作り出す
【0020】 次に、図4に関して、図3の復調器および復号器310の好ましい実施例につ
いて説明する。図4に示すように、受信信号yはブロック402,404および
406において、それぞれ、復調され、デインターリーブされ復号される。復号
されたビットはブロック412,414および416において、それぞれ、復号
され、インターリーブされ残りの非符号化ビットと結合されて第1の信号S1を発
生する。次に、この信号は再復調器418において再復調され希望信号のチャネ
ル推定値がコンボルバ420に加えられて受信信号yの希望信号部ydを発生する
。次に、加算器422において希望信号ydを受信信号yから減じることにより残
留信号yiが発生される。
【0021】 次に、図3のセレクタ320の動作について詳細に説明する。図3は干渉信号
の同期シーケンスを見つける同期シーケンスファインダ330への入力として受
信信号yまたは残留信号yiを選択するC/(I+N)推定値および利用可能な検出状態を
示している。この推定値はyiが選択されず復調からの他の出力は使用されない場
合に復調プロセスを実施するかどうかを制御することもできる。C/(I+N)または
検出状態は単独に、または組み合わせて使用することができる。検出状態が存在
しない場合には(例えば、復号がない)、もちろん、それは使用されない。
【0022】 C/(I+N)の値は次のようにyまたはyiの選択を制御するのに使用することができ
る。C/(I+N)>βであれば、同時復調は実施されず干渉信号同期シーケンスは識別
されない。 であれば、残留信号yiが同期シーケンスファインダ330への入力として選択さ
れる。最後に、C/(I+N)<αであれば、受信信号yが同期シーケンスファインダ3
30への入力として選択される。αおよびβは閾値を示す。巡回冗長チェック(C
RC)情報等の検出状態と同様に、シンクロナイザ106により推定値を発生する
代わりにC/(I+N)の推定値を復号器112/112’内で発生できることが理解
される。
【0023】 次に、選択された信号yまたはyiを使用して干渉信号同期シーケンスを見つけ
る同期シーケンスファインダ330の好ましい実施例について説明する。干渉信
号同期が予め検出されていなければ、全体希望信号スロットプラスその前後の任
意特別のサンプルにわたって探索を実施することができる。残留信号yiは一般的
に希望信号スロットの範囲内でしか使用できず、それは検出データが一般的にこ
の範囲外では検出されないためである。この場合、希望信号のスロット境界外側
の受信信号が使用される。
【0024】 一度干渉信号同期シーケンスが検出されると、干渉信号の同期ワードをどこで
探索するかのサンプル範囲を予め検出された同期ポイント周りの小さなサンプル
範囲に狭めることができる。異なるユーザに対応する多数の可能な同期シーケン
スがあることがある。一つの方法は最強同期ワードを有するユーザを検出するこ
とである。例えば、探索範囲外であるために干渉信号同期ワードが見つからない
場合には、同時復調をターンオフするかあるいはセミブラインド同時復調を使用
することができる(すなわち、干渉信号に関する知識がない同時復調)。
【0025】 図1および2のコントローラ116のブロック図およびフロー図が、それぞれ
、図5および6に示されている。図5に示すように、同時復調コントローラ51
0への入力はC/(I+N)およびI/Nの測定値および干渉信号同期シーケンスの検出状
態を含んでいる。
【0026】 図6に示すように、同時復調コントローラ510は次のように動作することが
できる。希望信号はノイズおよび干渉の両方に比べて強力であるため、C/(I+N)
の値がある値bよりも大きければ(ブロック610)、従来の復調112/11
2’が使用される(ブロック620)。C/(I+N)がbよりも大きくなければ、ブ
ロック630において干渉信号同期シーケンスが見つかっているか調べられる。
ブロック630において干渉信号同期シーケンスが見つかっていなければ、ブロ
ック650において従来の復調が使用される。干渉信号同期シーケンスが見つか
っておれば、ブロック640においてI/Nの測定値が閾値cよりも大きいか調べ
られる。イエスであれば、ブロック660において同時復調112/112’が
使用される。そうでなければ、ブロック670において従来の復調が実施される
【0027】 次に、図7に関して干渉信号チャネル推定器118/118’の詳細な説明を
行う。使用されるコヒーレントな同時復調に対して、好ましくは、干渉信号のチ
ャネルの推定値が得られる。この目的のために三つの異なる技術について説明す
る。
【0028】 第1の技術は干渉信号のコンポジットチャネル応答を推定する。この方法は干
渉信号の見つけられた同期ワードを使用する従来の最小二乗推定方法を使用する
ことができる。第2の技術は干渉信号に対して一つの媒体レイがあると仮定し、
その値および遅延を推定することができる。干渉信号同期ワードを使用して媒体
応答の遅延を推定することができる点を除けば、これは前記したファフィーズ等
の米国特許出願に記載されている方法と同様である。本発明に従った第3の技術
は前記した二つの技術を一般化することができる。特に、媒体応答レイ数が推定
され、各レイに対して遅延および係数値が得られる。
【0029】 第3の技術が図7において説明される。特に、Mの予め定められた遅延値にお
いて、これらMの遅延の各々に対する媒体応答がMタップ推定器710により推
定される。受信信号y、干渉信号同期シーケンスおよび既知のパルス形状応答7
20が結合されて予め定められた各遅延に対する既知の信号を発生する。次に、
例えば最小二乗法を使用して、予め定められた遅延における媒体応答値を推定す
ることができる。遅延値を拘束する必要はなく、それらは受信データに等しいま
たはより高いレートで均一な間隔とするか、あるいは受信信号に対して不均一に
サンプリングすることができる。しかしながら、パルス形状応答は好ましくは対
応する遅延に対して適切にサンプリングされる。
【0030】 次に、Nタップセレクタ730において、Mタップ推定器710からの前記し
たMの予め定められた媒体応答推定値を使用して、Mの媒体応答レイのサブセッ
トNが選択され、 である。Nの選択は下記の方法の中の一つの方法を使用して実施することができ
る。
【0031】 第1に、Nの予め定められた値を使用することができる。前記計算されたMの
媒体応答レイから最善のNレイを選択することができる。最善のNレイは、媒体
応答内に最大エネルギを与えるNレイ等の、ある規準により決定することができ
る。
【0032】 あるいは、希望信号に対しては、γ1が一つのチャネルタップを有する希望信
号をモデル化しγ2が二つのチャネルタップを有する希望信号をモデル化すると
いう仮定の元で、二つのメトリック値γ1およびγ2を比較することにより一つの
コンポジットチャネルタップを使用するか二つのコンポジットチャネルタップを
使用するかを判断することが知られている。これら二つのメトリックは次のよう
に定義される。
【数1】
【数2】 二つのタップはγ21-δである時に選択され、δはある正の閾値である。1997
年7月21日に出願された米国特許出願第08/897,309号 System and Methods for S
electing an Appropriate Detection Technique in a Radiocommunication Syst
em を参照されたい。
【0033】 本発明に従って、干渉信号タップ数は下記の方法により推定することもできる
。例として、シンボル当たり1サンプルでサンプリングされた受信信号の第lサ
ンプルが次のようにモデル化される。
【数3】 受信信号に対するコンポジット応答および干渉信号に対する媒体応答の推定値を
使用することができる。方程式(3)において、Jdは希望信号のコンポジット応
答内のタップ数c(i)であり、それはシンボルレートでサンプリングされる。干渉
信号の媒体応答g(j)はMの利用可能な媒体応答タップ推定値から選択されるnタ
ップを有し、このnタップの集合がΩnとして示される。これらnの媒体応答タ
ップは遅延jTsを有するものと仮定され、TsはシンボルレートTの整数分数であ
る。Sd(l-i)項は希望信号のシンボルデータであり、Sj(l-k)は干渉信号のシンボ
ルデータであり、ρ(-jTs+kT)はパルス形状自己相関関数を表わす。インデック
スkはパルス形状自己相関関数ρ(-jTs+kT)内の非ゼロ値に対応するシンボルを表
わす。実際上、ρ(-jTs+kT)は多数のサンプルに対して非ゼロとすることができ
るため、インデックスkは|ρ(-jTs+kT)|>εに対応するシンボルを表わすことが
でき、εはある小さな正の値である。前記したモデルは分数間隔受信データy(pT s +lT)に対して拡張することができる。
【0034】 干渉信号媒体応答タップの数Nを見つけるために、各nε{1,2,...,M}に対して
メトリック値γnが発生される。Nはγnを最小限に抑えるnとして選択される。
特に、メトリックγnは次式を使用してn=1,...,Mに対して形成される。
【数4】 ここに、 は方程式(3)により記述される。p(n)項はアカイケの A New Look at the Sta
tistical Model Identification, IEEE Transaction on Automatic Control, Vo
l.AC-19 No.6, December 1974, pp.716-723, マーハブ等の On the Estimation
of the Order of a Markov Chain and Universal Data Compression, IEEE Tran
saction on Information Theory, Vol.35, No.5, September 1989, pp.1014-101
9, および/またはシュワルツの Estimating the Dimension of a Model, The A
nnals of Statistics, Vol.6, No.2, 1978, pp.461-464 に記述されている情報
理論的方法等のペナルティ項である。γnを最小限に抑えるnmaxに対して、N= nm ax が選択され対応する媒体応答および遅延推定値が同時復調に使用するために選
択される。
【0035】 最後に、同時復調120/120’について詳細に説明する。同時復調の好ま
しい実施例は、前記したファフィーズ等の米国特許出願に記載されているのと同
様に、ビタビアルゴリズムを使用して希望および干渉信号シンボルシーケンスを
同時に推定する。しかしながら、本発明では干渉信号の同期シーケンスは既知で
あり、たとえ希望信号の同期シーケンスからオフセットされていても検出プロセ
ス内で既知のシンボルとして使用することができる。これは、例えば、復調トレ
リスを拘束して復調プロセスにおいて既知の干渉信号の同期シンボルを許すだけ
にして達成することができる。さらに、干渉信号のチャネル推定値は一般的にセ
ミブラインド同時復調受信機におけるよりも信頼度が高く、このチャネルは復調
中に適応的に更新することができる。別の実施例では、同時復調は希望信号の第
1の検出を利用することができ、この情報を同時復調と一緒に使用することがで
きる。この情報をどのように単独で(同時復調なしで)使用できるかという例が
前記した特許出願第09/201,623号に記載されている。
【0036】 ブロック図およびフロー図を含む図面で本発明のさまざまな側面が詳細に説明
された。図面の個別のブロック、および図面のブロックの組合せはコンピュータ
プログラム命令により実現できることが理解される。これらのコンピュータプロ
グラム命令はプロセッサその他のプログラマブルデータ処理装置に与えて、プロ
セッサその他のプログラマブルデータ処理装置上で実行する命令がブロック内で
指定された機能を実現するための手段を生成するようなマシンを作り出すように
することができる。これらのコンピュータプログラム命令はプロセッサその他の
プログラマブルデータ処理装置を特定の方法で機能するように指令することがで
きるコンピュータ読取可能メモリ内に格納して、コンピュータ読取可能メモリ内
に格納された命令がブロック内で指定された機能を実現するための命令を含む製
作品を作り出すようにすることができる。
【0037】 したがって、図面のブロックは指定された機能を実施する構造の組合せ、指定
された機能を実施する手段の組合せ、指定された機能を実施するステップおよび
/または指定された機能を実施するプログラム命令の組合せをサポートする。ま
た、図面の個別のブロック、およびフロー図内のブロックの組合せは指定された
機能やステップを実施する特殊目的ハードウェアベースコンピュータシステム、
または特殊目的ハードウェアとコンピュータ命令の組合せにより実現することが
できる。
【0038】 図面および明細書に本発明の典型的な好ましい実施例が開示され、特定の用語
が利用されたが、それらは一般的かつ記述的感覚だけで使用されるものであって
制限する目的ではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った選択的同時復調のブロック図である。
【図2】 本発明に従った選択的同時復調のブロック図である。
【図3】 図2の検出プロセッサのブロック図である。
【図4】 図3の復調器および復号器のブロック図である。
【図5】 図1および2のコントローラのブロック図である。
【図6】 図5のコントローラの動作フロー図である。
【図7】 図2の干渉信号チャネル推定器のブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年1月7日(2002.1.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW 【要約の続き】 で見つけることができ、ノイズ電力に対する干渉信号の 電力を見つけ出された干渉信号同期ワードから決定して 干渉対ノイズ比を決定することができる。さらに、検出 される干渉信号の同期ワードは干渉信号のチャネル推定 値の改善された推定を提供することができ、それはコン ポジットチャネル応答に比べて干渉信号の媒体応答に関 して推定することができる。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノイズおよび干渉が存在する所で信号を受信する方法であっ
    て、 信号とノイズと干渉間の関係が規準を満たす時に信号を復調するステップと、 信号とノイズと干渉間の関係が規準を満たさない時に信号を同時復調するステ
    ップと、 を含む方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、前記規準は第1の規準であり
    同時復調ステップは、 ノイズと干渉間の関係が第2の規準を満たす場合に信号を復調するステップと
    、 ノイズと干渉間の関係が第2の規準を満たさない場合に信号を同時復調するス
    テップと、 を含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、 復調ステップは信号対ノイズおよび干渉比が閾値を越える時に信号を復調する
    ステップを含み、 同時復調ステップは信号対ノイズおよび干渉比が閾値よりも小さい時に信号を
    同時復調するステップを含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法であって、閾値は第1の閾値であり同時
    復調ステップは、 干渉対ノイズ比が第2の閾値よりも小さい場合に信号を復調するステップと、 干渉対ノイズ比が第2の閾値を越える場合に信号を同時復調するステップと、
    を含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法であって、前記干渉は干渉信号同期ワー
    ドを含む干渉信号を含み、同時復調ステップは、 受信信号内の干渉信号同期ワードを見つけ出すステップと、 見つけ出された干渉信号同期ワードからのノイズ電力に対する干渉信号の電力
    を決定して、干渉対ノイズ比を決定するステップと、 を含む方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法であって、同時復調ステップは見つけ出
    された干渉信号同期ワードに応答して信号を同時復調するステップを含む方法。
  7. 【請求項7】 干渉信号同期シーケンスを有する干渉信号を含む受信信号か
    ら希望信号同期シーケンスを含む希望信号を検出する方法であって、希望信号検
    出方法は、 受信信号を同期化するステップと、 同期化された受信信号から第1の希望信号、受信信号の干渉対イズ比の推定値
    および干渉信号同期シーケンスの識別を発生するステップと、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値を発生するステップと、 干渉信号同期シーケンスの識別に応答して受信信号を同時復調して第2の希望
    信号を発生するステップと、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値および受信信号の干渉対ノ
    イズ比の推定値に基づいて第1の希望信号および第2の希望信号の一方を選択す
    るステップと、 を含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法であって、 同時復調ステップは、さらに、第1の希望信号に応答して第2の希望信号を発
    生する方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の方法であって、さらに、 同期化された受信信号および干渉信号同期シーケンスの識別に応答して干渉信
    号チャネルを推定し、干渉信号に対するチャネル推定値を発生するステップを含
    み、同時復調ステップは干渉信号に対するチャネル推定値にも応答する方法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の方法であって、選択ステップは信号対ノイ
    ズおよび干渉比が第1の閾値よりも小さい時に第2の希望信号を選択し、干渉対
    ノイズ比が第2の閾値よりも大きい時に第1の希望信号を選択するステップを含
    む方法。
  11. 【請求項11】 希望信号同期シーケンスを有する希望信号および干渉信号
    同期シーケンスを有する干渉信号を含む受信信号内の干渉信号同期シーケンスを
    見つけ出す方法であって、前記方法は、 受信信号を復調して希望信号の推定値および残留信号の推定値を発生するステ
    ップと、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値を発生するステップと、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値に基づいて受信信号および
    残留信号の推定値の一方を選択するステップと、 受信信号および残留信号の推定値の選択された一方に応答して干渉信号同期シ
    ーケンスを見つけるステップと、 を含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法であって、選択ステップは、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が閾値よりも小さい場合に
    受信信号を選択するステップと、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が閾値よりも大きい場合に
    残留信号の推定値を選択するステップと、 を含む方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の方法であって、選択ステップは受信信号
    のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が閾値を越える場合に受信信号および
    残留信号の推定値の一方を選択するステップを含む方法。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の方法であって、復調ステップは、 受信信号を復調して希望信号の推定値を発生するステップと、 希望信号の推定値を受信信号から減じて残留信号の推定値を発生するステップ
    と、 を含む方法。
  15. 【請求項15】 請求11項記載の方法であって、見つけ出すステップは、 見つけ出された干渉信号同期シーケンスから干渉信号応答を推定するステップ
    を含む方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の方法であって、閾値は第1の閾値であり
    選択ステップは、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が第2の閾値よりも小さい
    場合に受信信号を選択するステップと、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が第2の閾値よりも大きく
    第1の閾値よりも小さい場合に残留信号の推定値を選択するステップと、 を含む方法。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の方法であって、受信信号を復調して希望
    信号の推定値を発生するステップは、 受信信号を復調して非符号化ビットを発生するステップと、 復調信号を復号するステップと、 復号信号を再符号化して符号化ビットを発生するステップと、 符号化ビットおよび復号に使用されない非符号化ビットのセットを結合して検
    出シーケンスを発生するステップと、 検出シーケンスを再変調するステップと、 希望信号チャネル推定値を有する再変調検出シーケンスを適用して希望信号の
    推定値を発生するステップと、 を含む方法。
  18. 【請求項18】 請求項15記載の方法であって、推定ステップは、 見つけられた干渉信号同期シーケンスに応答して、複数の遅延の各々に対する
    媒体応答を推定するステップと、 推定された媒体応答のサブセットを選択して複数の媒体応答レイを作り出すス
    テップと、 媒体応答レイに応答して干渉チャネル応答を推定するステップと、 を含む方法。
  19. 【請求項19】 ノイズおよび干渉が存在する所で信号を受信するシステム
    であって、 信号とノイズと干渉間の関係が規準を満たすことに応答する復調器と、 信号とノイズと干渉間の関係が規準を満たさないことに応答する同時復調器と
    、 を含むシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のシステムであって、 前記規準は第1の規準であり、 復調器はノイズと干渉間の関係が第2の規準を満たすことにも応答し、 同時復調器はノイズと干渉間の関係が第2の規準を満たさないことにも応答す
    る、 を含むシステム。
  21. 【請求項21】 請求項19記載のシステムであって、 復調器は信号対ノイズおよび干渉比が閾値を越えることに応答し、 同時復調器は信号対ノイズおよび干渉比が閾値よりも小さいことに応答する、
    システム。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のシステムであって、 閾値は第1の閾値であり、 復調器は第2の閾値よりも小さい干渉対ノイズ比がにも応答し、 同時復調器は第2の閾値を越える干渉対ノイズ比がにも応答する、システム。
  23. 【請求項23】 請求項22記載のシステムであって、干渉は干渉信号同期
    ワードを含む干渉信号を含み、同時復調器は受信信号内の干渉信号同期ワードを
    見つけ出し、見つけ出された干渉信号同期ワードからのノイズ電力に対する干渉
    信号の電力を決定して、干渉対ノイズ比を決定するシステム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のシステムであって、同時復調器は見つけ
    出された干渉信号同期ワードに応答して信号を同時復調するシステム。
  25. 【請求項25】 干渉信号同期シーケンスを有する干渉信号を含む受信信号
    から希望信号同期シーケンスを含む希望信号を検出するシステムであって、希望
    信号検出システムは、 受信信号を同期化するシンクロナイザと、 シンクロナイザに応答して第1の希望信号、受信信号の干渉対イズ比の推定値
    および干渉信号同期シーケンスの識別を発生する検出器であって、シンクロナイ
    ザおよび検出器の少なくとも一方は受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の
    推定値も発生する検出器と、 シンクロナイザおよび干渉信号同期シーケンスの識別に応答して第2の希望信
    号を発生する同時復調器と、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値および受信信号の干渉対ノ
    イズ比の推定値に基づいて第1の希望信号および第2の希望信号の一方を選択す
    るセレクタと、 を含むシステム。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のシステムであって、 同時復調器は、さらに、第1の希望信号に応答して第2の希望信号を発生する
    システム。
  27. 【請求項27】 請求項25記載のシステムであって、さらに、 同期化された受信信号および干渉信号同期シーケンスの識別に応答して干渉信
    号に対するチャネル推定値を発生する干渉信号チャネル推定器を含み、同時復調
    器は干渉信号に対するチャネル推定値にも応答するシステム。
  28. 【請求項28】 請求項25記載のシステムであって、セレクターは信号対
    ノイズおよび干渉比が第1の閾値よりも小さい場合に第2の希望信号を選択し、
    干渉対ノイズ比が第2の閾値よりも大きい場合に第1の希望信号を選択するシス
    テム。
  29. 【請求項29】 希望信号同期シーケンスを有する希望信号および干渉信号
    同期シーケンスを有する干渉信号を含む受信信号内の干渉信号同期シーケンスを
    見つけ出すシステムであって、前記システムは、 受信信号に応答して希望信号の推定値および残留信号の推定値を発生する復調
    器と、 キャリア対干渉およびノイズ比推定値発生器と、 受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値に基づいて受信信号および
    残留信号の推定値の一方に応答する干渉信号同期シーケンスファインダと、 を含むシステム。
  30. 【請求項30】 請求項29記載のシステムであって、干渉信号同期シーケ
    ンスファインダは受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が閾値より
    も小さい場合には受信信号に応答し、受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比
    の推定値が閾値よりも大きい場合には残留信号の推定値に応答するシステム。
  31. 【請求項31】 請求29項記載のシステムであって、干渉信号同期シーケ
    ンスファインダは受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が閾値を越
    える場合に受信信号および残留信号の推定値の一方に応答するシステム。
  32. 【請求項32】 請求29項記載のシステムであって、復調器は受信信号を
    復調して希望信号の推定値を発生し、希望信号の推定値を受信信号から減じて残
    留信号の推定値を発生システム。
  33. 【請求項33】 請求29項記載のシステムであって、さらに、 見つけられた干渉信号同期シーケンスに応答する干渉チャネル応答推定器を含
    むシステム。
  34. 【請求項34】 請求項31記載のシステムであって、 閾値は第1の閾値であり、干渉信号同期シーケンスファインダは受信信号のキャ
    リア対干渉およびノイズ比の推定値が第2の閾値よりも小さい場合には受信信号
    に応答し、受信信号のキャリア対干渉およびノイズ比の推定値が第2の閾値より
    も大きく第1の閾値よりも小さい場合に残留信号の推定器に応答するシステム。
  35. 【請求項35】 請求項32記載のシステムであって、復調器は受信信号を
    復調して非符号化ビットを発生し、復調信号を復号し、復号信号を再符号化して
    符号化ビットを発生し、符号化ビットおよび非符号化ビットを結合して検出シー
    ケンスを発生し、検出シーケンスを再変調し希望信号チャネル推定値を有する再
    変調検出シーケンスを適用して希望信号の推定値を発生するシステム。
  36. 【請求項36】 請求項33記載のシステムであって、干渉チャネル応答推
    定器は、 見つけられた干渉信号同期シーケンスに応答して、複数の遅延の各々に対する
    媒体応答を推定する媒体応答推定器と、 推定された媒体応答のサブセットを選択して複数の媒体応答レイを作り出すセ
    レクターと、を含み、 干渉チャネル応答推定器は媒体応答レイに応答して干渉チャネル応答を推定す
    るシステム。
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