JP2003517222A - Ｐｉｇウィンドウを供給するためのデシメーション方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ＥＰＧ環境のＰＩＧウィンドウにビデオ信号を供給するためのデシメーションシステム及び方法である。１実施例では、そのシステムは、ピクチャーインガイドウィンドウを有するＥＰＧシステムと、ビデオ信号を発生するチューナーと、該チューナーに結合され、ビデオ信号を受信し、該受信信号を基に画素を発生するデコーダと、該デコーダに結合され、実時間加重平均を行い、サブセットの画素を選択するＰＩＧ発生器と、モニター上のＰＩＧウィンドウにサブセットの画素を表示する表示発生器とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 （本発明の背景） 本発明は、一般に、図表／ビデオ表示システム及び方法に関し、特に、ピクチ
ャーインガイド（ＰＩＧ）ウィンドウ及びそれらのメモリの要求のように、図表
／ビデオ表示を最適化するための方法及びシステムに関する。

【０００２】 一般に、テレビのように作動するコンピュータのような、テレビ及びテレビシ
ステムはディスプレイを通してユーザに情報を供給する。１つの例は電子番組ガ
イド（ＥＰＧ）である。ＥＰＧはオンスクリーンの図表表示の形式で更新可能な
テレビの予定情報をユーザ又はテレビ視聴者に供給する。ＥＰＧは特定の番組の
ためのテレビ番組の内容の要約と同様に現在及び将来の放送番組の予定情報を供
給してもよい。ＥＰＧはまた、１以上の領域（ウィンドウ）を供給し、表示され
た予定情報又はテレビ番組の放送と同時に異なるテレビ番組を予告してもよい。
ＥＰＧは表示を異なるサイズ及び解像度の複数の部分又は領域に分割し、複数の
タイプの情報を供給することがある。

【０００３】 従来、ほとんどのテレビシステムは、記憶領域又はプロセッサ帯域幅のような
それらの利用可能な資源を最適に使用しておらず、ＰＩＧウィンドウを介してユ
ーザに有効且つ効率的に情報を供給していない。そのため、最小のメモリの要求
で小さいＰＩＧスクリーンに実時間で高品質のビデオを供給するための方法及び
システムの必要性がある。

【０００４】 （本発明の概要） 本発明は、ＰＩＧウィンドウにビデオデータを供給するためのデシメーション
システム及び方法である。すべての幾つかのビデオ画素のための１個のビデオ画
素は、実時間において、幾つかの（画素）平均アルゴリズムを基にしたＰＩＧウ
ィンドウのため出力される。１実施例では、２つの以前の画素列だけがバッファ
リングされ、全体フレームのバッファリングの必要性を排除する。このシステム
は最小のメモリの要求で小さいＰＩＧスクリーンの実時間で高品質なビデオを作
り出す。

【０００５】 １実施例では、本発明のシステムは、ピクチャーインウィンドウを有するＥＰ
Ｇシステム、ビデオ信号を発生するチューナー、チューナーに結合し、ビデオ信
号を受信すると共に受信した信号に基いて画素を発生するデコーダ、デコーダに
結合し、実時間加重平均を行い、サブセットの画素を選択するＰＩＧ発生器、及
びモニター上のＰＩＧウィンドウのサブセットの画素を表示する表示発生器を含
んでいる。

【０００６】 この発明の多くの特徴は、以下の詳細な説明に関連させることによりよく理解
され、添付図面と関連させて考えると、容易に認識されるだろう。

【０００７】 （好適な実施例の説明） この発明は、ＰＩＧウィンドウ、好ましくはＥＰＧにビデオデータを供給する
ためのデシメーションシステム及び方法に関する。本発明の１実施例では、すべ
ての幾つかのビデオ画素は幾つかの（画素）平均アルゴリズムに基いたＰＩＧウ
ィンドウのため出力される。オンスクリーンＥＰＧの最早版は、テレビ受信機に
接続された電子メモリの番組予定情報の記憶装置のため、及び、一般的にはテレ
ビ画面上の番組予定情報のオンスクリーン形式及び表示のため供給した。早いＥ
ＰＧは、通常、テレビ番組に重ねた。後のＥＰＧはＥＰＧの表示と同時にテレビ
番組のＰＩＧディスプレイを供給した。ＰＩＧ形式では、１つのテレビチャンネ
ルの動く実時間映像は背景の小領域に重ねられたＰＩＧウィンドウのＥＰＧの背
景に表示されている。

【０００８】 本発明の１実施例により、ＰＩＧディスプレイは大きい図表ガイドに挿入され
た小ウィンドウに表示された調整テレビ番組の実時間ビデオ映像を含んでいる。
ＰＩＧディスプレイは視聴者に多くの選択を供給する。視聴者は、ガイドのテレ
ビ予定情報を拾い読みしながら、ガイドを登録する前に見ていたテレビ番組を見
続けてもよい。代わりに、ＰＩＧウィンドウに表示された番組は、ガイドの番組
リストを通る視聴者のカーソルとしてガイドの選択されたチャンネルに対応する
ように変更してもよい。また、視聴者はＰＩＧディスプレイを引き寄せ、挿入さ
れたＰＩＧウィンドウの番組を見続けている間、開始／停止時間又は番組一覧表
のように、現在見ている番組についてもっと情報を見出す。

【０００９】 図１は格子部分２２及び画像ウィンドウ１２を含む電子番組ガイド（ＥＰＧ）
のＰＩＧディスプレイ１０を示している。画像ウィンドウ１２は、ここではＰＩ
Ｇウィンドウと呼ばれているが、フルスクリーンだが、通常、幅及び高さの両方
の３の係数により縮小、すなわちスクリーンの１／９サイズのビデオ画面に表示
されたテレビ番組のビデオ画像を含んでいる。しかし、他の縮小率の可能であり
、本発明の範囲内である。ウィンドウ１２以下は、Panel Adウィンドウ１４及び
１６（「Ad Windows」）である。ウィンドウ１２，１４及び１６は、通常、それ
ぞれ全体のスクリーン領域の約１／９を占めている。ＰＩＧシステムの表示のた
めの別の可能なスクリーンはフルスクリーンのグラフィックディスプレイである
。ＰＩＧウィンドウはまた商品、サービス又はテレビ番組のテキスト及びビデオ
予告を含む広告を表示するために使用されてもよい。

【００１０】 ＰＩＧディスプレイ１０の格子部分２２はスクリーンの大部分を取る。格子部
分は、通常、幾つかの異なる色のテキスト、像、及び背景のグラフィックを含ん
でいてもよい。ＥＰＧシステムでは、視聴者は、通常、ＰＩＧウィンドウ１２に
表示されたテレビ番組を変えることなく異なるガイドを通過することができる。
通常、スクリーン領域の残りの部分は、動作キーバー１８、ナビゲーションバー
２０、及び情報ボックス（「詳細な情報領域」）により（スクリーンの最上部か
ら最下部まで移動して）占められる。

【００１１】 本発明の１実施例では、視聴者が異なるチャンネル名称５２又は格子部分の番
組タイトルにカーソルを置いた時、システムは自動的に関連のチューナーを選択
されたチャンネルに調整し、ＰＩＧウィンドウ１２でそのチャンネルの番組放送
を表示する。

【００１２】 本発明の１実施例によると、ＰＩＧディスプレイ１０を生成するのに必要な構
成要素は、テレビ、ＰＣ／ＴＶ、ＶＣＲ、スタンドアロンユニット、サテライト
受信機等に組込まれた単一チップに供給されている。単一チップにすべての構成
要素を供給することにより、全体のパッケージサイズは、そのチップの全体のゲ
ート数及びバスインターフェースサイズと同様に縮小可能である。

【００１３】 図２は単一チップ２１に供給される本発明の１実施例の構成要素のブロック図
である。これらは、マイクロプロセッサ３０、メモリコントローラ又はダイレク
トメモリアクセス（ＤＭＡ）デバイス３１、同期再生（synch）回路２８及び７
８、ＶＢＩスライサー３７、ＮＴＳＣデコーダ７９、ＰＩＧ発生器３２、画素ク
ロック発生器３８、ディスプレイ発生器３４、色空間変換器６０、デジタルアナ
ログ変換器（ＤＡＣ）３６、デジタルビデオ出力８０を含んでいる。

【００１４】 マイクロプロセッサ３０は、ＤＭＡエンジン３１を介してメモリにＥＰＧデー
タを書き込むＶＢＩスライサー３７のような、データ移動動作に参加することな
く、双方向通信路を介してチップ２１の他の構成要素のすべての動作を形成及び
調整する。マイクロプロセッサ３０は、アドレス情報及び（書き込む場合の）供
給データ又は（読み込む場合の）受取りデータのいずれかを供給することによる
代理としてＤＭＡエンジン３１を使用してＲＡＭ２６にアクセスする。

【００１５】 好ましくは、この発明はかなり多くのＲＡＭで作動するが、たった１個のＲＡ
Ｍがある。このＲＡＭ及びマイクロプロセッサ３０はチップ２１の一部であって
もよく、又は外部にあってもよい。内部に対する外部のＲＡＭ及び又はマイクロ
プロセッサの決定は経済的及び技術的制約によりなされる。ＲＡＭ２６は、マイ
クロプロセッサ３０、ＰＩＧ発生器３２、ＶＢＩスライサー３７、及びディスプ
レイ発生器３４の４個の異なる構成要素によりアクセスされる。これにより、す
べての４個の構成要素が同時にＲＡＭにアクセスするため争う時、ＲＡＭに多く
のアクセス負荷が掛かる。すべてのアクセス要求が（サイクル当りに数バイトア
クセス可能なＲＡＭを使用するか又はチップのサイクル時間より数倍早いサイク
ル時間のＲＡＭを使用することのいずれかにより）満足されることができない場
合には、構成要素間のアービトレーションを解決するために複合デバイスが必要
である。したがって、マイクロプロセッサ３０、ＰＩＧ発生器３２、ＶＢＩスラ
イサー３７、及びディスプレイ発生器３４はそれぞれＤＭＡ３１を介してＲＡＭ
２６にアクセスする。ＤＭＡは４個の構成要素間のアクセスを順番に切換えるこ
とによりＲＡＭ２６の分割を容易にする複合及び仲裁回路である。ＤＭＡはアク
セスサイクル間のアウトオブターン構成要素から入力されたデータを一時的に記
憶するバッファメモリを含んでいてもよい。ＤＭＡ３１はＲＡＭ２６の正確なア
ドレスのテキスト及びビデオデータを記憶し、その後、必要な時にＲＡＭ２６か
ら選択されたアドレスから適当なデータを検索する。

【００１６】 １実施例では、システムは２個の独立したチューナー５０から２個の独立した
ビデオ信号を検索可能である。２個のチューナーを有する装置において、ユーザ
が異なるチャンネルを見るガイドにある間、これによりチップ２１に１個のチャ
ンネルからデータを収集させる。２以上のビデオ信号を受信し、複数のＰＩＧウ
ィンドウを表示するため２個以上のチューナーを有する他の実施例はまた可能で
ある。１個以上のチューナー５０からの画像ビデオ入力７６はＮＴＳＣデコーダ
７９に接続される。ＮＴＳＣデコーダはアナログ入力を取り、所望なＰＩＧ画像
の品質のために十分な解像度のＲ，Ｇ，Ｂ又はＹ，Ｕ，Ｖのいずれかのデジタル
画素を出力する。

【００１７】 ＰＩＧシステムの使用のため低価格のＰＩＧデバイスを実現するため、入って
くるビデオデータはビデオデータがメモリデバイスに記憶される前に除外される
。したがって、結果として生じるＰＩＧは限定された解像度を有している。１実
施例では、加重平均アルゴリズムは９個の画素から１個の画素を選択するために
使用される（９によるデシメーション）。入ってくるデジタル化されたビデオデ
ータは、シフトレジスタのような低価格のメモリにバッファリングされ、平均ア
ルゴリズムを行う。

【００１８】 例えば、即時近傍平均のため、現在の列、２個の前の列のためのスライディン
グウィンドウの近傍画素（９個の画素）はバッファ（シフトレジスタ）に記憶さ
れ、所望の平均関数はそれらで行われ、それぞれの９個の画素のため１個の加重
画素を得る。その後、結果として生じた画素はＰＩＧウィンドウの表示のためビ
デオ信号に変換され、又は、それはメモリに記憶され、ＰＩＧウィンドウの表示
のため使用される。９個の画素スライディングウィンドウのため、２個の以前の
列のビデオデータのみがバッファリングされる必要がある。

【００１９】 図３を参照すると、スライディングウィンドウ１３０は９個の画素を含んでい
る。２個の以前の列ｌ及びｍはバッファリングされる。新しい列ｎの画素Pnj＋
１が届くと、平均アルゴリズムが行われ、結果として生じる（加重）画素は実時
間で出力される。次のPnj＋２が届くと、それはバッファリングされるが、平均
アルゴリズムはPnj＋３及びPnj＋４が届くまで行われない。Pnj＋４が届くと、
スライディングウィンドウは位置１３１まで３画素右へシフトする。平均アルゴ
リズムが行われ、再度、次の（加重）画素が実時間で出力される。列の最後が届
くと、スライディングウィンドウは列の始めＬn＋１，Ｌn＋２，及びＬn＋３ま
で３画素移動する。列Ｌn＋１及びＬn＋２がバッファリングされるまでデシメー
ションは行われない。一度、列Ｌn＋１及びＬn＋２がバッファリングされると、
デシメーションは上述したように続く。

【００２０】 以下は多項式加重平均アルゴリズムの例を示している。 フィールド 列 画素 １ １ １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ ２ １ １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ １ ２ １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ ２ ２ １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ １ ３ １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ ２ ３ １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９

【００２１】 フィールド１のように、列１が受取られ、画素１，２及び３は一緒に合計され
、記憶され、４，５及び６、及び７，８及び９も同様になる。同一の手順が列３
にも使用される。手順はフィールド１のすべての列で繰返される。フィールド２
が受取られると、フィールド２、列１はフィールド１、列１及びフィールド１、
列３に追加される。フィールド２、列２及びフィールド２、列３はフィールド１
、列３等に追加される。

【００２２】 注釈：画素の位置は記録される（フィールド−列−画素）。フィールドは活動
中のビデオ列を含む列１〜２４０を有すると仮定されている。それぞれの列は６
４０画素を有すると仮定されている。

【００２３】 第１フィールドが受取られた後のメモリの位置は、 memory[1]＝（1-1-1）+2^*(1-1-2)+(1-1-3)+(1-2-1)+2^*(1-2-2)+(1-2-3) memory[2]＝（1-1-4）+2^*(1-1-5)+(1-1-6)+(1-2-7)+2^*(1-2-8)+(1-2-9) … … memory[213]＝（1-1-637）+2^*(1-1-638)+(1-1-639)+(1-2-637)+2^*(1-2-638)+(1-
2-639) memory[214]＝2^*(1-3-1)+4^*(1-3-2)+2^*(1-3-3) memory[215]＝2^*(1-3-4)+4^*(1-3-5)+2^*(1-3-6) … memory[426]＝2^*(1-3-637)+4^*(1-3-638)+2^*(1-3-639) … memory[33868]＝2^*(1-240-1)+4^*(1-240-2)+2^*(1-240-3) … memory[34080]＝2^*(1-240-637)+4^*(1-240-638)+2^*(1-240-639) となるだろう。

【００２４】 第２フィールドが受取られると、以下の画素が出力される。 pixel[1]＝{memory[1]+2^*(2-1-1)+4^*(2-1-2)+2^*(2-1-3)}/16 pixel[2]＝{memory[2]+2^*(2-1-4)+4^*(2-1-5)+2^*(2-1-6)}/16 … pixel[213]＝{memory[213]+2^*(2-1-637)+4^*(2-1-638)+2^*(2-1-639)}/16 pixel[214]＝{memory[214]+(2-2-1)+2^*(2-2-2)+(2-2-3)+(2-3-1)+2^*(2-3-2)+(2-
3-3)}/16 …

【００２５】 メモリはフィールド2のみを含む項により更新される。 memory[1]＝2^*(2-1-1)+4^*(2-1-2)+2^*(2-1-3) memory[2]＝2^*(2-1-4)+4^*(2-1-5)+2^*(2-1-6) … memory[213]＝2^*(2-1-637)+4^*(2-1-638)+2^*(2-1-639) memory[214]＝(2-2-1)+2^*(2-2-2)+(2-2-3)+(2-3-1)+2^*(2-3-2)+(2-3-3) …

【００２６】 次のフィールド１が受取られると、出力画素は、 pixel[1]＝{memory[1]+(1-1-1)+2^*(1-1-2)+(1-1-3)+(1-2-1)+2^*(1-2-2)+(1-2-3)
}/16 等となる。

【００２７】 このアルゴリズムは、全体のフレームを記憶する必要なしに、２項係数での多
項加重平均を使用し、すべての９個の画素を１個の画素に変換する。結果として
、元のディスプレイウィンドウの９分の１のサイズのＰＩＧウィンドウが生成さ
れる。画像は平均化の前にはインターレースされず、その後、平均化が完了した
後に再度インターレースされる。

【００２８】 １実施例において、９個の画素のための２項係数が、 ａ，ｂ，ｃ， ｄ，ｅ，ｆ， ｇ，ｈ，ｉ， であると仮定すると、アルゴリズムにより行われる伝達関数は、（ａ＋２ｂ＋ｃ
＋２ｄ＋４ｅ＋２ｆ＋ｇ＋２ｈ＋ｉ）／１６となる。平均アルゴリズムは、ビデ
オデータが記憶される前に実時間で行われる。メモリの最小量は、アルゴリズム
を実行するために十分な各フィールドの２個の以前の列だけが記憶されるので、
必要となる。また、アルゴリズムは中心画素（すなわち、４ｅ）に重みを割当て
ることにより動作効果と釣り合う。

【００２９】 当業者であれば、その広い発明の範囲から逸脱することなく、例示し、上述し
た本発明の他の実施例への各種変更ができることを認識するだろう。そのため、
本発明は開示された特定の実施例又は配列に限定されないが、むしろ添付された
特許請求の範囲により定義された発明の範囲及び精神内の変形、調節又は変更を
包含することを意図していることが理解されるだろう。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の１実施例によるＥＰＧのＰＩＧディスプレイの例である
。

【図２】 本発明の１実施例によるデシメーションを含むテレビシステムの
簡略化された例示ブロック図である。

【図３】 本発明の１実施例による３つの画素列のための例示の平均ウィン
ドウである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ， ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 ング アーサー ワイ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02452 ウォルタム ビショップ フォレ スト ドライヴ 303 Ｆターム(参考） 5C025 BA18 BA25 BA28 BA30 CA06 CA09 CB08 CB09 CB10 DA01 DA05 DA10

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ピクチャーインガイド（ＰＩＧ）ウィンドウを含む電子番組
   ガイド（ＥＰＧ）システムであって、 ディスプレイスクリーンを有するモニターと、 ビデオ信号を発生するチューナーと、 前記チューナーに結合され、前記ビデオ信号を受信すると共に該受信信号に基
   いて画素を発生するデコーダと、 前記デコーダに結合され、実時間加重平均を行い、１列の画素が前記デコーダ
   により発生された時にサブセットの画素を発生するＰＩＧ発生器と、 前記ディスプレイスクリーン上のＰＩＧウィンドウに前記サブセットの画素を
   表示する表示発生器と、 を備えていることを特徴とするＥＰＧシステム。
2. 【請求項２】 ＰＩＧ発生器は実時間加重平均を行い、９個の画素から１個
   の画素を選択する請求項１に記載のＥＰＧシステム。
3. 【請求項３】 前記発生した画素をバッファリングするメモリをさらに備え
   ている請求項２に記載のＥＰＧシステム。
4. 【請求項４】 前記メモリは、現在の列及び以前の２つの列のため３×３の
   スライディングウィンドウの３個の隣接画素をバッファリングし、前記ＰＩＧ発
   生器は前記実時間加重平均を行い、前記スライディングウィンドウからの９個の
   画素から１個の画素を選択する請求項３に記載のＥＰＧシステム。
5. 【請求項５】 前記ＰＩＧ発生器は実時間多項加重平均を２項係数で行う請
   求項１に記載のＥＰＧシステム。
6. 【請求項６】 実時間の前記ＰＩＧ発生器は、（ａ＋２ｂ＋ｃ＋２ｄ＋４ｅ
   ＋２ｆ＋ｇ＋２ｈ＋ｉ）／１６の伝達関数に基いて９個の画素から１個の画素を
   選択し、ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ，ｇ，ｈ及びｉは前記３×３のスライディング
   ウィンドウのそれぞれの画素のための２項係数である請求項４に記載のＥＰＧシ
   ステム。
7. 【請求項７】 テレビ番組についてのＰＩＧウィンドウの情報に表示するた
   めの手段をさらに備えている請求項１に記載のＥＰＧシステム。
8. 【請求項８】 前記スクリーンの第１領域にテレビ番組の一覧表を表示する
   手段と、 前記表示された番組の一覧表の１つを選択的に記録する入力デバイスと、 前記ディスプレイ発生器を制御し、前記記録された番組の番組一覧表のビデオ
   クリップと同時にＰＩＧウィンドウに表示する入力デバイスに対応する手段と、 をさらに備えている請求項１に記載のＥＰＧシステム。
9. 【請求項９】 前記記録された番組は現在テレビで放送しているテレビ番組
   であり、前記ビデオクリップは前記記録された番組の生放送番組である請求項８
   に記載のＥＰＧシステム。
10. 【請求項１０】 前記記録された番組は将来放送されるテレビ番組であり、
    前記ビデオクリップは前記記録された番組の予告である請求項８に記載のＥＰＧ
    システム。
11. 【請求項１１】 ビデオ信号を受信するためのテレビシステムであって、 表示スクリーンを有するモニターと、 ビデオ番組及び該ビデオ番組に関するデータを伝える複数のビデオ信号を発生
    する複数のチューナーと、 前記モニター及びチューナーに結合され、前記複数のチューナーの１個により
    発生されたビデオ信号に基いて前記スクリーンのＰＩＧウィンドウに第１の画像
    を表示するＰＩＧチップであって、実時間加重平均を行い、前記ビデオ信号から
    の９個の画素から１個の画素を選択し、前記スクリーン上のＰＩＧウィンドウに
    それぞれのの番組を表示するＰＩＧチップと、 前記ＰＩＧウィンドウに表示された番組と同時に前記スクリーン上の第２領域
    にデータを表示するように、前記番組関連データを前記ＰＩＧチップに結合する
    ための手段と、 を備えていることを特徴とするテレビシステム。
12. 【請求項１２】 前記発生したビデオ信号のサブセットに対応して画素をバ
    ッファリングするメモリをさらに備えている請求項１１に記載のテレビシステム
    。
13. 【請求項１３】 前記メモリは、前記複数のチューナーの１個により発生さ
    れたビデオ信号の現在の列及び以前の２つの列のため３×３のスライディングウ
    ィンドウの３個の隣接画素をバッファリングし、前記ＰＩＧチップは前記実時間
    加重平均を行い、前記スライディングウィンドウからの９個の画素から１個の画
    素を選択する請求項１２に記載のテレビシステム。
14. 【請求項１４】 実時間の前記ＰＩＧチップは、（ａ＋２ｂ＋ｃ＋２ｄ＋４
    ｅ＋２ｆ＋ｇ＋２ｈ＋ｉ）／１６の伝達関数に基いて９個の画素から１個の画素
    を選択し、ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ，ｇ，ｈ及びｉは前記３×３のスライディン
    グウィンドウのそれぞれの画素のための２項係数である請求項１３に記載のＥＰ
    Ｇシステム。
15. 【請求項１５】 モニター上に表示されたピクチャーインガイド（ＰＩＧ）
    ウィンドウにビデオデータを供給するための方法であって、 ビデオ信号を受信するステップと、 前記受信した信号に基いて画素を発生するステップと、 実時間加重平均を行い、一列の画素が前記デコーダにより発生された時にサブ
    セットの画素を発生するステップと、 前記モニター上のＰＩＧウィンドウに前記サブセットの画素を表示するステッ
    プと、 を備えていることを特徴とする方法。
16. 【請求項１６】 前記発生した画素をバッファリングするステップをさらに
    備えている請求項１５に記載の方法。
17. 【請求項１７】 前記バッファリングステップは、現在の列及び以前の２つ
    の列のため３×３のスライディングウィンドウの３個の隣接画素をバッファリン
    グすることを含み、前記実時間加重平均を行うステップは、前記スライディング
    ウィンドウの９個の画素から１個の画素を選択するために前記実時間加重平均を
    行うことを含んでいる請求項１６に記載の方法。
18. 【請求項１８】 前記実時間加重平均を行うステップは、（ａ＋２ｂ＋ｃ＋
    ２ｄ＋４ｅ＋２ｆ＋ｇ＋２ｈ＋ｉ）／１６の伝達関数に基いて９個の画素から１
    個の画素を選択し、ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ，ｇ，ｈ及びｉは前記３×３のスラ
    イディングウィンドウのそれぞれの画素のための２項係数である請求項１７に記
    載の方法。
19. 【請求項１９】 テレビ番組についてのＰＩＧウィンドウの情報に表示する
    ことをさらに備えている請求項１５に記載の方法。
20. 【請求項２０】 前記スクリーンの第１領域にテレビ番組の一覧表を表示し
    、 前記表示された番組の一覧表の１つを選択的に記録し、 前記ディスプレイ発生器を制御し、前記記録された番組の番組一覧表のビデオ
    クリップと同時にＰＩＧウィンドウに表示する、 ことをさらに備えている請求項１５に記載の方法。
21. 【請求項２１】 前記記録された番組は現在テレビで放送しているテレビ番
    組であり、前記ビデオクリップは前記記録された番組の生放送番組である請求項
    ２０に記載の方法。
22. 【請求項２２】 前記記録された番組は将来放送されるテレビ番組であり、
    前記ビデオクリップは前記記録された番組の予告である請求項２０に記載の方法
    。